JP2018046565A - 表示装置、表示装置の制御方法、プログラム、およびテレビジョン受像機 - Google Patents

表示装置、表示装置の制御方法、プログラム、およびテレビジョン受像機 Download PDF

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Abstract

【課題】ソース機器が表示装置に直接接続されていないことを考慮した報知を行うことができる表示装置を実現する。
【解決手段】テレビ(1)は、テレビ(1)とソース機器(2)との間に接続されているリピーター機器の数が1以上である場合に、映像データが表示されるまでの期間に、映像データの入力に関してリピーター機器の数に応じた報知を行う表示処理部(124)を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソース機器からHDMI接続を介して受信した映像データを表示する表示装置、表示装置の制御方法、プログラムおよびテレビジョン受像機に関する。
近年、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)端子を標準搭載するテレビおよびAV機器が広く普及し、表示装置(例えば、テレビ)とソース機器(例えば、レコーダ)とをHDMIケーブルにより接続することが一般的となってきている。
例えば、特許文献1には、HDMI接続されているテレビ受信機において、画像が表示されるまでの時間を長くすることなく、乱れた画像が表示されることを回避するための発明が開示されている。詳細には、特許文献1のテレビ受信機は、映像信号(画像データ)の受信時に、表示処理部を制御し、基準時間TSが経過してから出画オンの状態とする。当該テレビ受信機は、映像信号の受信に関連して、画像データの受信が開始された時点から画像データの途切れタイミングまでの時間情報等を取得する。当該テレビ受信機は、その情報に基づいて、内蔵メモリの基準時間TSを調整する。当該テレビ受信機は、基準時間TSを、タイミング情報として取得された各時間情報が表す時間のうち最も長い時間より一定時間だけ長い時間に更新する。
特開2009−77192号公報(2009年4月9日公開)
一方で、表示装置とソース機器との間にAVアンプのようなリピーター機器が接続されていると、表示装置から映像および音が出力されるまでに要する時間が長くなる傾向にある。例えば、表示装置とソース機器との間にリピーター機器が接続されていると、ソース機器の入力切換時等に表示装置側のHPD(Hot Plug Detect)信号が変化するため、リ
ピーター機器側のHPD信号も変化する。したがって、ソース機器による映像データの出力が可能になるまでに要する時間が長くなる。また、表示装置とソース機器とを直接接続している場合に比べ、表示装置とソース機器との間にリピーター機器が接続されている場合、HDCP(High-band width Digital Content Protection)認証に要する時間も長くなる傾向にある。HDCP認証中は、映像信号が不連続になる傾向にある。また、表示装置およびリピーター機器のHPD信号の変化のタイミングによっては、表示装置から映像および音が出力されるまでに要する時間が長くなることもある。この時、表示装置が受信する映像信号は安定していない傾向にある。
結果的に、表示装置とソース機器との間にリピーター機器が接続されていると、ソース機器はリピーター機器とHDCP認証を継続しているが、表示装置が受信する映像が安定しない。このような場合、映像信号が表示装置に入力されているにも関わらず、当該映像信号が安定していないため、表示装置の画面に「信号が入力されていません。機器の電源を確認してください。」、「非対応の信号が入力されています。」等、実際に発生している現象とは異なる内容のコーションが表示されるという問題点がある。
上述の特許文献1に記載の発明は、テレビ受信機における出画オンの状態のタイミングを調整する発明である。そのため、特許文献1は、実際に発生している現象とは異なる内容のコーションが表示されるという問題点を解消することはできない。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、ソース機器が表示装置に直接接続されていないことを考慮した報知を行うことができる表示装置等を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、外部のソース機器からHDMI(High Definition Multimedia Interface)接続を介して受信した映像データを表示する表示装置であって、上記ソース機器のアドレスから、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の数を判定するリピーター機器判定部と、上記リピーター機器判定部が、リピーター機器の数が1以上と判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの上記映像データの入力に関して、上記リピーター機器の数に応じた報知を行う報知部とを備える。
また、本発明の一態様に係る表示装置の制御方法は、外部のソース機器からHDMI接続を介して受信した映像データを表示する表示装置の制御方法であって、上記ソース機器のアドレスから、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の数を判定するリピーター機器判定ステップと、上記リピーター機器判定ステップにてリピーター機器の数が1以上と判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの映像データの入力に関して、上記リピーター機器の数に応じた報知を行う報知ステップとを含む。
また、本発明の一態様に係るテレビジョン受像機は、外部のソース機器からHDMI接続を介して受信した映像データを表示するテレビジョン受像機であって、上記ソース機器のアドレスから、上記テレビジョン受像機と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の数を判定するリピーター機器判定部と、上記リピーター機器判定部が、リピーター機器の数が1以上と判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの上記映像データの入力に関して、上記リピーター機器の数に応じた報知を行う報知部とを備えている。
本発明の一態様によれば、表示装置とソース機器との間に接続されているリピーター機器が有る場合に、映像データの入力に関してリピーター機器が有る状態に応じた報知を行うことができるという効果を奏する。
本実施形態1に係るテレビの要部構成を示すブロック図である。 本実施形態1に係るテレビにおける映像データが表示されるまでの報知処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に1係るテレビにおけるリピーター機器数判定処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は、本実施形態1に係るテレビの外観の例を示す図および当該テレビに表示される表示画像の例を示す図である。(b)は、本実施形態1に係るテレビに表示される表示画像の例を示す図である。 (a)および(b)は、本実施形態1に係るテレビに表示される表示画像の他の例を示す図である。 (a)および(b)は、本実施形態1に係るテレビに表示される表示画像のさらに他の例を示す図である。 (a)および(b)は、本実施形態1に係るテレビに表示される表示画像のさらに他の例を示す図である。 (a)、(b)および(c)は、本実施形態1に係るテレビに表示される表示画像のさらに他の例を示す図である。 (a)は、テレビとソース機器との接続確立シーケンスを示す図である。(b)は、HDMIケーブルにより接続された各機器に割り振られる物理アドレスを示す図である。(c)はCECによる通信処理の一例を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図9に基づいて説明する。
(テレビ1の概要)
はじめに、本実施形態に係るテレビ(テレビジョン受像機)1の概要について説明する。テレビ(表示装置)1は、外部のソース機器2からHDMI接続を介して受信した映像データを表示する。テレビ1は、ソース機器2のアドレスから、テレビ1とソース機器2との間に接続されているリピーター機器の有無を判定する。ここで、ソース機器2とはDVDプレーヤ、録画再生装置であるレコーダ等の映像データをテレビ1に出力することが可能な機器である。リピーター機器とは、例えば、HDMI入力端子を備えたサウンドバーやAVアンプのようなオーディオ機器等を例に挙げることができる。テレビ1は、リピーター機器が有ると判定した場合に、映像データが表示されるまでの期間に、ソース機器2からの映像データの入力に関して、リピーター機器が有る状態に応じた報知を行う。
図9の(a)は、テレビ1とソース機器2であるレコーダとが直接接続された場合(左図)、および、テレビ1とソース機器2であるレコーダとがリピーター機器であるAVアンプを介して接続された場合(右図)の接続確立シーケンスを示す図である。
図9の(a)に示すように、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器が接続されていると、接続確立シーケンスにおけるテレビ1とソース機器2との通信が、リピーター機器を介して行われる。このため、テレビ1とソース機器2とが直接接続された場合に比べ、接続確立および映像出力までに要する時間が長くなる傾向にある。
本実施形態では、「映像データの入力に関するリピーター機器が有る状態に応じた報知」画像表示によって行う例を示す。なお、「映像データの入力に関する、リピーター機器が有る状態に応じた報知」は、表示画像の表示による報知に限定されない。例えば、音声、光等による報知としてもよい。
(テレビ1の構成)
次に、テレビ1の構成について、図1に基づいて説明する。図1は、テレビ1の要部構成を示すブロック図である。図1においては、テレビ1の構成に加え、テレビ1のHDMI入力端子に接続されたソース機器2の構成を示している。ソース機器2は、例えば、テレビ1に映像データ(映像信号)を出力するレコーダである。図1に示すように、テレビ1は、HDMIレシーバ11、制御部12、表示部13および記憶部14を備えている。
テレビ1およびソース機器2は、HDMI−CEC(High Definition Multimedia Interface-Consumer Electronics Control)に対応した機器である。テレビ1はソース機器
2とHDMIケーブル3を介して接続している。HDMIケーブル3は、コンテンツ(映像信号および音声信号)を伝送するTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)ラインと、CECコマンドを伝送するCECラインと、EDIDを伝送するDDC(Display Data Cannel)ラインと、HPD信号を伝送するHPDラインと、接続検知のためにソース機器によって電圧(対グランド電位)が5Vに制御される5V電力ラインとを備えている。
ここで、EDIDは、シンク機器であるテレビ1に関する情報(周波数、解像度、製造メーカ、型式など)と、ソース機器2に割り振るべき物理アドレスとが記述されたデータである。また、HPD信号は、接続検知のために利用される2値信号である。
CECコマンドは、HDMIにおいて規定されたCECプロトコル(以下、HDMI−CECと呼ぶ)に基づく制御コマンドである。HDMIケーブル3により接続された各機器には、CECコマンドによる機器間の連携を実現するために、論理アドレスと物理アドレスとが割り振られる。CECコマンドには、送信元および/または送信先の論理アドレスおよび/または物理アドレスが引数として含まれ、HDMIケーブル3により接続された各機器は、CECコマンドに含まれる論理アドレスおよび/または物理アドレスによって、そのCECコマンドの送信元および/または送信先を特定する。
(論理アドレス)
論理アドレスは、機器種別(テレビ、レコーダ、プレーヤ、チューナ、オーディオ等)を示す自然数によって表現される。例えば、テレビには論理アドレス「0」が割り振られ、1台目のレコーダには論理アドレス「1」が割り振られる、2台目のレコーダには論理アドレス「2」が割り振られる。また、AVアンプなどのオーディオ機器には論理アドレス「5」が割り振られる。
(物理アドレス)
物理アドレスは、「.」で区切られた、0からFまでの4つの16進数で表現される。図9の(b)は、HDMIケーブルにより接続された各機器に割り振られる物理アドレスを示す図である。
図9の(b)に示すように、例えば、シンク機器100の1番目のHDMI入力端子に直接接続した機器であるAVアンプのようなリピーター機器102の場合、物理アドレスは1.0.0.0となる(1はテレビのHDMI端子番号)。また、シンク機器100の2番目のHDMI入力端子に直接接続した機器であるソース機器101cの場合、物理アドレスは2.0.0.0となる(2はテレビのHDMI端子番号)。また、シンク機器100にリピーター機器102を接続し、そこにソース機器101aおよびソース機器101bを接続した場合、ソース機器101aの物理アドレスはX.Y.0.0となる(XはテレビのHDMI端子番号、YはAVアンプのHDMI端子番号)。なお、シンク機器100には物理アドレス0.0.0.0が割り振られる。
すなわち、シンク機器100に直接接続した機器の場合、物理アドレスはX.0.0.0となる(XはテレビのHDMI端子番号)。シンク機器100にAVアンプのようなリピーター機器を接続し、そこにソース機器を接続した場合、ソース機器の物理アドレスはX.Y.0.0となる。このように、シンク機器100とソース機器との間にリピーター機器が接続されると、物理アドレスの左から2番目またはそれ以降(左から3番目、左から4番目)の数値が0以外の数値を持つようになる。
本実施形態に係るテレビ1(後述のリピーター機器数判定部(リピーター機器判定部)122)は、ソース機器2の物理アドレスを解析することでテレビ1とソース機器2との間に何台の機器が接続されているかを判断する。
(CECによる通信処理)
ここで、図9の(c)を用いて、ソース機器2からの映像出力によって、テレビ1が入力切換するときのCECによる通信処理の一例を説明する。図9の(c)は、CECによる通信処理の一例を示す図である。ここでは、ソース機器2(DVDプレーヤ)とテレビ1(TV)との間にAVアンプが接続されている例について説明する。
例えば、DVDプレーヤの再生ボタンが押されAVストリームの再生が開始すると、DVDプレーヤは、自身が「アクティブ機器」であることを示す<Active Source>をブロードキャストにて送信する(S101)。これを受けてTVは、AVアンプが接続されたHDMI入力に入力経路を切り換えたことを示すCECメッセージ<Routing Change>をブロードキャストにて送信する(S102)。そして、これを受けたAVアンプは、DVDプレーヤが接続されているので、AVアンプからDVDプレーヤまでの入力経路を通知するためのCECメッセージ<Routing Information>をブロードキャストにて送信する(S103)。最後にこれを受けたTVは、DVDプレーヤへの入力経路を確定するためのCECメッセージ<Set Stream Path(1.2.0.0)>をブロードキャストにて送信する(S104)。例えば、図9の(b)に示す接続において、物理アドレス1.2.0.0のソース機器101bがActiveになった場合、シンク機器100は入力Aへの切り換えを行う。その際、シンク機器100のHPD信号が変化し、当該HPD信号がHになった(HDMIケーブルのHPDラインが接続されるHPDピンの電圧がHレベルに立ち上がった)時点で、リピーター機器102がシンク機器100のEDIDを読み出す。リピーター機器102は自身のEDIDを更新(しない場合もある)し、入力DのHPD信号をHにする。ここで、ソース機器101bは映像信号を出力し始めると共に、HDCP認証を開始する。
(HDMIレシーバ11)
HDMIレシーバ11は、テレビ1に接続しているソース機器2から送信されるコンテンツを受信する。受信したコンテンツは、表示処理部124に送信される。また、HDMIレシーバ11は、HDMIケーブル3を介してEDIDを送信するためのインターフェースである。また、HDMIレシーバ11は、HDMIケーブル3を介して伝送されたCECコマンドを受信するためのインターフェースである。受信したCECコマンドは、アドレス取得部121に送信される。また、HDMIレシーバ11は、HDMIケーブル3を介してCECコマンドを送信するためのインターフェースでもある。
また、HDMIレシーバ11は、HDMIケーブル3の5V電力ラインが接続される5V電力ピンの電圧をモニタし、その立ち上がりタイミングを検知する。5V電力ピンの電圧が5Vに立ち上がったことを検知すると、HDMIレシーバ11は、HDMIケーブル3のHPDラインが接続されるHPDピンの電圧をHレベルに立ち上げる。HDMI入力端子に接続されたソース機器2のHDMIトランスミッター21は、HDMIケーブル3のHPDラインに接続されるHPDピンの電圧がHレベルに立ち上がると、テレビ1に格納されたEDIDを、DDCラインを介して読み出す。
(制御部12)
制御部12は、アドレス取得部121、リピーター機器数判定部122、リピーター機器種別特定部123および表示処理部(報知部)124を備えている。
(アドレス取得部121)
アドレス取得部121は、ソース機器2、リピーター機器などの外部機器から受信したCECコマンド(HDMI CECの<Active Source>、<Report Physical Address>メッセージ等)から、論理アドレスおよび/または物理アドレスを取得するものである。例えば、アドレス取得部121は、映像を出力している、または出力しようとしている機器(ソース機器)を、<Active Source>メッセージにより確定することができる。
アドレス取得部121は取得した物理アドレスを、リピーター機器数判定部122送信する。また、アドレス取得部121は取得した論理アドレスをリピーター機器種別特定部123に送信する。
(リピーター機器数判定部122)
リピーター機器数判定部122は、HDMI-CEC(High Definition Multimedia Interface-Consumer Electronics Control)に対応したテレビ1とソース機器2との間に接続されているリピーター機器の有無を判定する。詳細には、リピーター機器数判定部122は、アドレス取得部121から受信したソース機器2の物理アドレスからテレビ1とソース機器2との間に接続されているリピーター機器の数を判定する。
リピーター機器数判定部122は判定したリピーター機器の数を、表示処理部124に送信する。
(リピーター機器種別特定部123)
リピーター機器種別特定部123は、テレビ1とソース機器2との間に接続されているリピーター機器の種別を特定する。詳細には、リピーター機器種別特定部123は、アドレス取得部121から受信したテレビ1とソース機器2との間に接続されている機器の論理アドレスを受信する。リピーター機器種別特定部123は当該論理アドレスからリピーター機器の種別を特定する。例えば、リピーター機器種別特定部123は、リピーター機器の論理アドレスが5である場合、テレビ1とソース機器2との間にオーディオ機器が接続していると判定する。リピーター機器種別特定部123は、特定した結果を表示処理部124に送信する。
(表示処理部124)
表示処理部124は、映像データが表示されるまでの期間に映像出力に関する報知を行う。
詳細には、表示処理部124は、リピーター機器数判定部122がテレビ1とソース機器2との間に接続されているリピーター機器が有ると判定した場合、映像データが表示されるまでの期間に、ソース機器2からの映像データの入力に関して、リピーター機器が有る状態に応じた報知を行う。また、表示処理部124は、映像出力に関して、リピーター機器の種別に応じた報知を行う。
詳細には、表示処理部124は、リピーター機器数判定部122から受信したテレビ1とソース機器2との間に接続されているリピーター機器の数、および、テレビ1とソース機器2との間に接続されたリピーター機器の種別に応じた報知のための表示画像データ141を記憶部14から取得する。表示処理部124は、取得した表示画像データを表示部13に送信し、該表示画像データを表示させるように表示部13に指示する。
映像出力に関する表示画像の具体例については、後述の「映像データが表示されるまでの期間の報知処理」にて詳細を説明する。
また、表示処理部124は、HDMIレシーバ11で受信したコンテンツを表示部13に表示する。さらに、表示処理部124は、HDMIレシーバ11から受信したコンテンツ以外に、例えば、アナログチューナー(図示しない)及びデジタルチューナー(図示しない)から供給される映像信号を表示部13に表示することが可能である。
(表示部13)
表示部13は、表示処理部124からの指示に基づいて、映像を表示する。具体的には、表示部13は、LCD、EL(Electroluminescence)ディスプレイ、PDP(Plasma Display Panel)などの表示素子と、受信した映像信号に基づいて表示素子を駆動するドライバ回路とを備える構成である。なお、映像には、絵や図形の他、文字も含まれ、また、静止画および動画も含まれる。
(記憶部14)
記憶部14は、映像データが表示されるまでの期間に表示部13に表示される表示画像データ141を格納している。
また、記憶部14は、各種データおよびプログラムを記憶する。記憶部14として、例えば、制御部12が動作するときに必要なプログラム等の固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリであるROM(Read Only Memory)、演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリとしてのRAM(Random Access Memory)等が挙げられる。
(ソース機器2のHDMIトランスミッター21)
続いて、テレビ1に接続しているソース機器2のHDMIトランスミッター21の構成について説明する。
HDMIトランスミッター21は、HDMIケーブル3を介してコンテンツを送信するためのインターフェースである。また、HDMIトランスミッター21は、HDMIケーブル3を介して伝送されたEDIDを受信するためのインターフェースである。また、HDMIトランスミッター21は、HDMIケーブル3を介して伝送されたCECコマンドを受信するためのインターフェースである。また、HDMIトランスミッター21は、HDMIケーブル3を介してCECコマンドを送信するためのインターフェースである。
また、HDMIトランスミッター21は、ソース機器2とテレビ1とが接続されたことを検知できるよう、HDMIケーブルの5V電力ラインに接続される5V電力ピンの電圧を5Vに制御する。HDMIトランスミッター21は、HDMIケーブル3のHPDラインが接続されるHPDピンの電圧をモニタし、その立ち上がりタイミングを検知する。HPDピンの電圧がHレベルに立ち上がったことを検知すると、HDMIトランスミッター21は、テレビ1からDDCラインを介してEDIDを読み出すように構成されている。
(映像データが表示されるまでの期間の報知処理)
本実施形態における、映像データが表示されるまでの期間に行われる報知処理について、図2を参照して説明する。図2は、テレビ1における映像データが表示されるまでの期間に行われる報知処理の流れを示すフローチャートである。
図2に示すように、テレビ1において、ユーザが入力切換えを操作する、または、ユーザがソース機器2の再生ボタンを操作すると(S1)、ソース機器2のHDMIトランスミッター21は、テレビ1に<Active Source>を送信する(S2)。続いて、リピーター機器数判定部122は、<Active Source>から取得した物理アドレスが、(a.0.0.0)であるか否かを判定する(aは0以外の数値)(S3:リピーター機器判定ステップ)。ソース機器2の物理アドレスが(a.0.0.0)である場合(S3でYES)、テレビ1と直接接続したソース機器2からのストリーミングが開始する(S4)。
(リピーター機器の接続が無い状態に応じた報知の例)
S4に続いて、表示処理部124は、映像データの入力に関して、テレビ1とソース機器2の間にリピーター機器の接続が無い状態に応じた報知を行う(通常のコーションモード)(S5)。ここで、リピーター機器の接続が無い状態に応じた報知の例について、図4を参照して説明する。図4は、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器の接続が無い場合に表示部13に表示される映像データの入力に関する報知に用いられる表示画像の例を示す図である。また、図4の(a)はテレビ1の外観の例を示す図である。
例えば、テレビ1の表示処理部124は、入力切換処理の後に所定の時間の間(例えば、15秒間)、信号が入力されなかった(入力信号が無信号だった)場合に、図4の(a)に示すように、外部機器からの入力が無い旨を示す表示画像I1を表示する。また、表示処理部124は、入力切換処理の後に所定の時間の間(例えば、15秒間)、テレビ1に対応する信号が入力されなかった場合に、図4の(b)に示すように、テレビ1に対応していない信号が入力されている旨を示す表示画像I2を表示する。なお、上記所定の時間の長さについては、適宜、変更可能であり、特に限定されるものではない。
(リピーター機器数判定処理)
一方、ソース機器2の物理アドレスが(a.0.0.0)でない場合(S3でNO)、リピーター機器数判定部122は、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器が存在すると判定し(S6)、リピーター機器数判定処理を開始する(S7)。
本実施形態におけるリピーター機器数判定処理について図3を参照して説明する。図3は、テレビ1におけるリピーター機器数判定処理の流れを示すフローチャートである。
リピーター機器数判定部122は、ソース機器2の物理アドレスが(a.b.0.0)であるか否かを判定する(a,bは0以外の数値)(S71)。ソース機器2の物理アドレスが(a.b.0.0)である場合(S71でYES)、リピーター機器数判定部122は、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器が1台あると判定し(S72)、S8に続く。
また、ソース機器2の物理アドレスが(a.b.0.0)でない場合(S71でNO)、ソース機器2の物理アドレスが、(a.b.c.0)であるか否かを判定する(a,b,cは0以外の数値)(S73)。ソース機器2の物理アドレスが(a.b.c.0)である場合(S73でYES)、リピーター機器数判定部122は、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器が2台あると判定し(S74)、S8に続く。ソース機器2の物理アドレスが(a.b.c.0)でない場合(S73でNO)、リピーター機器数判定部122は、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器が3台あると判定し(S75)、S8に続く。
(リピーター機器が有る状態に応じた報知の例1)
図2に示すよう、リピーター機器数判定処理に続き、リピーター機器種別特定部123は、テレビ1とソース機器2との間に接続されている機器の中に、論理アドレスが5である機器が有るか否かを判定する(S8)。論理アドレスが5である機器が有る場合(S8でYES)、表示処理部124は、テレビ1とソース機器2との間にオーディオ機器の接続がある状態に応じた報知を行う(オーディオ機器が接続されている場合のコーションモード)(S9:報知ステップ)。
ここで、オーディオ機器(リピーター機器)の接続が有る状態に応じた報知の例について、図5を参照して説明する。図5は、テレビ1とソース機器2の間にオーディオ機器の接続が有る場合に表示部13に表示される映像データの入力に関する表示画像の例を示す図である。
例えば、表示処理部124は、入力切換処理の後に、所定の時間の間(例えば、15秒間)、入力信号が無信号だった場合に、図5の(a)に示すように、外部機器からの入力が無い旨、テレビ1とソース機器2との間にオーディオ機器の接続が有る旨および映像が表示されるまで時間がかかる旨を示す表示画像I3を表示する。また、表示処理部124は、入力切換処理の後に、所定の時間の間(例えば、15秒間)、テレビ1に対応していない信号が入力されている場合に、図5の(b)に示すように、対応していない信号が入力されている旨、および、テレビ1とソース機器2との間にオーディオ機器の接続が有る旨を示す表示画像I4を表示する。
また、表示画像I3および表示画像I4には、テレビ1とソース機器2との間に接続されているリピーター機器の数が示されてもよい。なお、上記入力切換処理後の所定の時間の長さについては、適宜、変更可能であり、特に限定されるものではない。
(リピーター機器が有る状態に応じた報知の例2)
論理アドレスが5である機器が無い場合(S8でNO)、表示処理部124は、テレビ1とソース機器2の間にオーディオ機器以外のリピーター機器の接続がある状態に応じた報知を行う(リピーター機器が接続されている場合のコーションモード)(S10:報知ステップ)。
ここで、オーディオ機器以外のリピーター機器の接続が有る状態に応じた報知の例について、図6を参照して説明する。図6は、テレビ1とソース機器2との間にオーディオ機器以外のリピーター機器の接続が有る場合に表示部13に表示される映像データの入力に関する表示画像の例を示す図である。
例えば、表示処理部124は、入力切換処理の後に、所定の時間の間(例えば、15秒間)、入力信号が無信号だった場合に、図6の(a)に示すように、外部機器からの入力が無い旨、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器の接続が有る旨および映像が表示されるまで時間がかかる旨を示す表示画像I5を表示する。また、表示処理部124は、入力切換処理の後に、所定の時間の間(例えば、15秒間)、テレビ1に対応していない信号が入力されている場合に、図6の(b)に示すように、対応していない信号が入力されている旨、および、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器の接続が有る旨を示す表示画像I5を表示する。
また、表示画像I5および表示画像I6には、テレビ1とソース機器2との間に接続されているリピーター機器の数が示されてもよい。図7は、テレビ1とソース機器2との間に接続されているリピーター機器の数が示されている表示画像の例を示す図である。
図7の(a)は、入力切換処理の後に所定の時間の間(例えば、15秒間)、テレビ1に対応していない信号が入力され、リピーター機器の数が1台であった場合の表示画像の例を示している。図7の(a)に示すように、表示画像I7は外部機器からテレビ1が対応していない信号が入力されている旨、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器の接続が有る旨および映像が表示されるまで時間がかかる旨を示す。図7の(b)は、入力切換処理の後に所定の時間の間、テレビ1に対応していない信号が入力され、リピーター機器の数が2台以上であった場合の表示画像の例を示している。図7の(b)に示すように、表示画像I8は、対応していない信号が入力されている旨、および、テレビ1とソース機器2との間に2台以上のリピーター機器の接続が有る旨を示す。
(リピーター機器が有る状態に応じた報知の例3:映像データの入力に関する報知に用いられる他の表示画像の例)
次に、映像データの入力に関する報知を行うための表示画像に、リピーター機器の接続図が含まれている例を、図8を参照して説明する。図8はリピーター機器の接続図が含まれている表示画像の例を示す図である。図8の(a)に示すように、表示画像I9には、テレビとソース機器との間にリピーター機器が接続されており、映像が表示されるまでに時間がかかる旨が示されている。また、表示画像I9は、テレビとソース機器であるレコーダとの間にリピーター機器が接続されていることを示す接続図J1を含んでいる。また、図8の(b)および(c)は、他の接続図の例を示す図である。図8の(b)に示す接続図J2は、テレビとレコーダとの間にオーディオ機器が接続されている場合の接続図の例である。また、図8の(c)に示す接続図J3は、テレビとレコーダとの間にリピーター機器が2台接続されている場合の接続図の例である。表示処理部124は、接続図におけるリピーター機器の表示を点滅させて表示させてもよい。
〔実施形態2〕
本実施形態では、「映像データの入力に関するリピーター機器が有る状態に応じた報知」について、映像データの入力に関する表示画像の表示のタイミングをリピーター機器が有る状態に応じたものとする構成についての例を示す。
本実施形態に係る表示処理部124は、映像出力に関して、テレビ1とソース機器2との間に接続されているリピーター機器の数に応じたタイミングで報知を行う。
(リピーター機器が有る状態に応じた報知の例4:表示画像の表示のタイミングの例1)
次に、実施形態1で説明した表示処理部124とは異なるタイミングで、映像データの入力に関する表示画像を表示させる例について説明する。表示処理部124は、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器の接続が無い状態と、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器の接続が有る状態とでは異なるタイミングで映像データの入力に関する表示画像を表示する。例えば、表示処理部124は、リピーター機器の接続が無い状態に比べ、リピーター機器の接続が有る状態においては、映像データの入力に関する表示画像を表示するまでの時間を長く設定してもよい。より詳細には、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器の接続が無い状態では、入力切換処理の後に10秒間、入力信号が無信号だった場合に、その直後に、外部機器からの入力が無い旨を示す表示画像を表示処理部124は表示させる。一方で、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器の接続がある状態では、入力切換処理の後に15秒間、入力信号が無信号だった場合に、その直後に、外部機器からの入力が無い旨を示す表示画像を表示処理部124は表示させる。なお、上記の入力切換処理の後の無信号である時間は、リピーター機器の接続がある状態の方がリピーター機器の接続が無い状態に比べ、長く設定されていればよく、特に限定されるものではない。
また、表示処理部124は、入力切換処理の後に下記に示す計算式で算出された時間の間、入力信号が無信号だった場合に、その直後に、外部機器からの入力が無い旨を示す表示画像を表示してもよい。
計算式:第1の所定の時間(例えば、10秒)+第2の所定の時間(例えば、5秒)×テレビ1とソース機器2の間のリピーター機器数
(リピーター機器が有る状態に応じた報知の例5:表示画像の表示のタイミングの例2)
次に、上述した表示処理部124とは異なるタイミングで映像データの入力に関する表示画像を表示させる他の例について説明する。
テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器の接続が無い状態では、表示処理部124は、入力切換処理の後に5秒間、入力信号が無信号だった場合に、その直後に、外部機器からの入力が無い旨を示す表示画像(例えば、図4の(a)の表示画像I1等)を表示させる。
一方で、テレビ1とソース機器2との間にリピーター機器の接続が有る状態では、表示処理部124は、はじめに、リピーター機器が接続されている旨を示す第1の表示画像(例えば、図8の(a)の表示画像I9)を表示する、その後、入力切換処理の後に10秒間、入力信号が無信号だった場合に、その直後に、外部機器からの入力が無い旨を示す第2の表示画像(例えば、図4の(a)の表示画像I1等)を表示させる。なお、上記無信号である時間の設定は、リピーター機器の接続がある状態の方がリピーター機器の接続が無い状態に比べ、長く設定されていればよく、特に限定されるものではない。また、上記の無信号である時間を、テレビ1の非対応信号が入力されている時間に変更し、第2の表示画像を非対応信号が入力されている旨を示す表示画像(例えば、図4の(b)の表示画像I2等)としてもよい。
また、本実施形態1および2にて説明したソース機器2からの映像データの入力に関する表示画像の表示のタイミングの設定、表示条件(テレビ1に対応していない信号が入力されている時間の長さ、入力信号が無信号である時間の長さ)の設定および該表示画像の表示のON/OFFの設定を、テレビ1のメニュー画面から設定できる構成としてもよい。
〔実施形態3〕
〔ソフトウェアによる実現例〕
テレビ1の制御ブロック(特にアドレス取得部121、リピーター機器数判定部122、リピーター機器種別特定部123および表示処理部124)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、テレビ1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔付記事項〕
上述の実施形態は以下のように表現することもできる。
上記表示装置は、外部のソース機器からHDMI(High Definition Multimedia Interface)接続を介して受信した映像データを表示する表示装置であって、上記ソース機器のアドレスから、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の有無を判定するリピーター機器判定部と、上記リピーター機器判定部が、リピーター機器が有ると判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの上記映像データの入力に関して、上記リピーター機器が有る状態に応じた報知を行う報知部とを備えている。
また、上記表示装置の制御方法は、外部のソース機器からHDMI接続を介して受信した映像データを表示する表示装置の制御方法であって、上記ソース機器のアドレスから、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の有無を判定するリピーター機器判定ステップと、上記リピーター機器判定ステップにてリピーター機器が有ると判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの映像データの入力に関して、上記リピーター機器がある状態に応じた報知を行う報知ステップとを含む。
また、上記テレビジョン受像機は、外部のソース機器からHDMI接続を介して受信した映像データを表示するテレビジョン受像機であって、上記ソース機器のアドレスから、上記テレビジョン受像機と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の有無を判定するリピーター機器判定部と、上記リピーター機器判定部が、リピーター機器が有ると判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの上記映像データの入力に関して、上記リピーター機器が有る状態に応じた報知を行う報知部とを備えている。
〔構成1〕
外部のソース機器からHDMI(High Definition Multimedia Interface)接続を介して受信した映像データを表示する表示装置であって、
上記ソース機器のアドレスから、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の有無を判定するリピーター機器判定部と、
上記リピーター機器判定部が、リピーター機器が有ると判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの上記映像データの入力に関して、上記リピーター機器が有る状態に応じた報知を行う報知部とを備えることを特徴とする表示装置。
〔構成2〕
上記リピーター機器の種別を特定するリピーター機器種別特定部をさらに備えており、
上記報知部は、上記リピーター機器の種別に応じた報知を行うことを特徴とする構成1に記載の表示装置。
〔構成3〕
上記リピーター機器判定部は、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の数を判定し、
上記報知部は、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の数に応じたタイミングで上記報知を行うことを特徴とする構成1または2に記載の表示装置。
〔構成4〕
上記表示装置および上記ソース機器は、HDMI-CEC(High Definition Multimedia Interface-Consumer Electronics Control)に対応した機器であり、上記アドレスがHDMI-CEC
の物理アドレスであることを特徴とする構成1から3の何れか1項に記載の表示装置。
〔構成5〕
外部のソース機器からHDMI接続を介して受信した映像データを表示する表示装置の制御方法であって、
上記ソース機器のアドレスから、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の有無を判定するリピーター機器判定ステップと、
上記リピーター機器判定ステップにてリピーター機器が有ると判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの映像データの入力に関して、上記リピーター機器がある状態に応じた報知を行う報知ステップとを含むことを特徴とする表示装置の制御方法。
〔構成6〕
構成1に記載の表示装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、上記リピーター機器判定部および上記報知部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
〔構成7〕
外部のソース機器からHDMI接続を介して受信した映像データを表示するテレビジョン受像機であって、
上記ソース機器のアドレスから、上記テレビジョン受像機と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の有無を判定するリピーター機器判定部と、
上記リピーター機器判定部が、リピーター機器が有ると判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの上記映像データの入力に関して、上記リピーター機器が有る状態に応じた報知を行う報知部とを備えていることを特徴とするテレビジョン受像機。
〔まとめ〕
上記態様1に係る表示装置(テレビ1)は、外部のソース機器(2)からHDMI(High Definition Multimedia Interface)接続を介して受信した映像データを表示する表示装置であって、上記ソース機器のアドレスから、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の有無を判定するリピーター機器判定部(リピーター機器数判定部122)と、上記リピーター機器判定部が、リピーター機器が有ると判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの上記映像データの入力に関して、上記リピーター機器が有る状態に応じた報知を行う報知部(表示処理部124)とを備えている。
上記の構成によれば、表示装置とソース機器との間に接続されているリピーター機器が有る場合に、映像データの入力に関してリピーター機器が有る状態に応じた報知を行う。すなわち、ソース機器がテレビに直接接続されていないことを考慮した報知を行うことができる。
上記態様2に係る表示装置は、上記態様1において、上記リピーター機器の種別を特定するリピーター機器種別特定部(123)をさらに備えており、上記報知部は、上記リピーター機器の種別に応じた報知を行ってもよい。
上記の構成によれば、リピーター機器の種別に応じた報知を行うことができる。
上記態様3に係る表示装置は、上記態様1または2において、上記リピーター機器判定部は、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の数を判定し、上記報知部は、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の数に応じたタイミングで上記報知を行ってもよい。
上記の構成によれば、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の数に応じたタイミングで報知を行うことができる。
上記態様4に係る表示装置は、上記態様1から3において、上記表示装置および上記ソース機器は、HDMI-CEC(High Definition Multimedia Interface-Consumer Electronics Control)に対応した機器であり、上記アドレスがHDMI-CECの物理アドレスであってもよい。
上記の構成によれば、HDMI-CECにおける表示装置において、ソース機器がテレビに直接接続されていないことを考慮に入れた報知を行うことができる。
上記態様5に係る表示装置の制御方法は、外部のソース機器からHDMI接続を介して受信した映像データを表示する表示装置の制御方法であって、上記ソース機器のアドレスから、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の有無を判定するリピーター機器判定ステップと、上記リピーター機器判定ステップにてリピーター機器が有ると判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの映像データの入力に関して、上記リピーター機器がある状態に応じた報知を行う報知ステップとを含んでいる。上記の構成によれば、上記態様1と同様の効果を奏する。
上記態様6に係るテレビジョン受像機(テレビ1)は、外部のソース機器(2)から、HDMI接続を介して受信した映像データを表示するテレビジョン受像機であって、上記ソース機器のアドレスから、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の有無を判定するリピーター機器判定部(リピーター機器数判定部122)と、上記リピーター機器判定部が、リピーター機器が有ると判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの上記映像データの入力に関して、上記リピーター機器が有る状態に応じた報知を行う報知部(表示処理部124)とを備えている。上記の構成によれば、上記態様1と同様の効果を奏する。
上記各態様に係る表示装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記表示装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記表示装置をコンピュータにて実現させる表示装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 テレビ(表示装置)
2 ソース機器
122 リピーター機器数判定部(リピーター機器判定部)
123 リピーター機器種別特定部
124 表示処理部(報知部)

Claims (7)

  1. 外部のソース機器からHDMI(High Definition Multimedia Interface)接続を介して受信した映像データを表示する表示装置であって、
    上記ソース機器のアドレスから、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の数を判定するリピーター機器判定部と、
    上記リピーター機器判定部が、リピーター機器の数が1以上と判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの上記映像データの入力に関して、上記リピーター機器の数に応じた報知を行う報知部とを備えることを特徴とする表示装置。
  2. 上記リピーター機器の種別を特定するリピーター機器種別特定部をさらに備えており、
    上記報知部は、上記リピーター機器の種別に応じた報知を行うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記報知部は、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の数に応じたタイミングで上記報知を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 上記表示装置および上記ソース機器は、HDMI-CEC(High Definition Multimedia Interface-Consumer Electronics Control)に対応した機器であり、上記アドレスがHDMI-CECの物理アドレスであることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の表示装置。
  5. 外部のソース機器からHDMI接続を介して受信した映像データを表示する表示装置の制御方法であって、
    上記ソース機器のアドレスから、上記表示装置と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の数を判定するリピーター機器判定ステップと、
    上記リピーター機器判定ステップにてリピーター機器の数が1以上と判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの映像データの入力に関して、上記リピーター機器の数に応じた報知を行う報知ステップとを含むことを特徴とする表示装置の制御方法。
  6. 請求項1に記載の表示装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、上記リピーター機器判定部および上記報知部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  7. 外部のソース機器からHDMI接続を介して受信した映像データを表示するテレビジョン受像機であって、
    上記ソース機器のアドレスから、上記テレビジョン受像機と上記ソース機器との間に接続されているリピーター機器の数を判定するリピーター機器判定部と、
    上記リピーター機器判定部が、リピーター機器の数が1以上と判定した場合に、上記映像データが表示されるまでの期間に、上記ソース機器からの上記映像データの入力に関して、上記リピーター機器の数に応じた報知を行う報知部とを備えていることを特徴とするテレビジョン受像機。
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