JP2018046399A - 画像送信装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

画像送信装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置から設定情報を受信した場合におけるユーザの利便性を向上させることを目的とする。【解決手段】外部装置から送信された、画像の送信に係る設定情報を受信する受信手段と、設定情報に対応する設定を行うか否かをユーザに確認する第1の確認画面を表示手段に表示するよう制御する表示処理手段と、第1の確認画面に対するユーザからの入力に応じて、設定情報に基づく画像の送信に関する設定を制御する設定手段とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、端末装置から送信された設定情報に基づいて画像データの送信に関する設定を行う画像送信装置、制御方法及びプログラムに関する。
従来、スキャン機能やプリント機能、コピー機能、画像データの送信機能等複数の機能を備えた画像処理装置がある。これらの画像処理装置を用いて画像データを送信する場合、画像処理装置のアドレス帳に登録されている宛先を選択したり、操作パネルで宛先を直接入力したりすることで、送信先の宛先を指定できる。また、携帯端末内のデータを業務にも活用したいというニーズが増えており、画像処理装置と携帯端末を連携させる機能が登場している(特許文献1参照)。
特開2016−21614号公報
しかしながら、画像処理装置は、複数のユーザで共有して使用するケースが多い。例えば、ユーザが画像処理装置本体の操作部を操作して宛先を設定している最中に、操作部を操作しているユーザとは異なる別のユーザが携帯端末から宛先情報を送信するケースが考えられる。この場合、携帯端末のユーザが宛先情報を送信すると、画像処理装置を使用中のユーザとは無関係な宛先情報が表示され、画像処理装置のユーザの操作を妨害することになる。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、端末装置から設定情報を受信した場合におけるユーザの利便性を向上させることを目的する。
そこで、本発明は、画像送信装置であって、外部装置から送信された、画像の送信に係る設定情報を受信する受信手段と、前記設定情報に対応する設定を行うか否かをユーザに確認する第1の確認画面を表示手段に表示するよう制御する表示処理手段と、前記第1の確認画面に対するユーザからの入力に応じて、前記設定情報に基づく前記画像の送信に関する設定を制御する設定手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、端末装置から設定情報を受信した場合におけるユーザの利便性を向上させることができる。
画像処理ステムの全体図である。 MFPの構成を示す図である。 操作部を示す外観図である。 タッチパネルの画面遷移図である。 受付可能画面の一例を示す図である。 MFPが実行する処理を示すフローチャートである。 セッション判定処理を示すフローチャートである。 設定要求の判定処理を示すフローチャートである。 MFPと携帯端末装置の処理を示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係るタッチパネルの画面遷移図である。 第2の実施形態に係る処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係るタッチパネルの画面遷移図である。 第3の実施形態に係る処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る画像処理システム100の全体図である。ネットワーク107上に、MFP(Multifunction Peripheral)101と、メールサーバ装置103、アクセスポイント104がお互いに通信可能に接続されている。さらに、携帯端末装置102は、アクセスポイント104と無線通信105で接続し、ネットワーク107を経由してメールサーバ装置103、MFP101とお互いに通信可能に接続されている。なお、MFP101は、無線機能も備え、直接、無線106で携帯端末装置102やアクセスポイント104と接続することもできる。MFP101は、スキャンした原稿の画像データを電子メールの添付ファイルとして送信する為、送信先のメールアドレスを送信宛先に指定して、メールサーバ装置103に電子メールを送信する。MFP101は、画像送信装置の一例である。メールサーバ装置103は、受信した電子メールをストレージ(不図示)に設けたメールボックスに格納したり、さらに外のメールサーバに転送したりする。ユーザは後述するMFP101の操作部116を操作して、MFP101が画像データを送信するために必要な設定情報(例えば、送信宛先、電子メールの件名、電子メールの本文、送信する画像データのファイル名の少なくともいずれかを含む)を入力する。また、ユーザはMFP101の外部装置である携帯端末装置102を操作してこれら設定情報を入力することもできる。携帯端末装置102は設定情報をMFP101へ送信する。MFP101は携帯端末102から送信された設定情報を受信して画像データの送信のための設定として用いる。
図2は、MFP101の構成を示す図である。CPU111を含む制御部110は、MFP101全体の動作を制御する。CPU111は、ROM112又はストレージ114に記憶された制御プログラムを読み出して、読取制御や印刷制御等の各種制御を行う。ROM112は、CPU111が実行可能な制御プログラムを格納する。また、ROM112は、ブートプログラムやフォントデータ等も格納する。RAM113は、CPU111のメインメモリであり、ワークエリア、ROM112及びストレージ114に格納された各種制御プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。ストレージ114は、画像データ、印刷データ、各種プログラム、及び各種設定情報を記憶する。本実施形態ではストレージ114としてフラッシュメモリを想定しているが、補助記憶装置を用いるようにしてもよい。補助記憶装置としては、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)、eMMC(embedded Multi Media Card)等が挙げられる。後述するMFP101の機能や処理は、CPU111がROM112又はストレージ114に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
なお、本実施形態のMFP101は、1つのCPU111が1つのメモリ(RAM113)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の様態であっても構わない。例えば、MFP101は、CPU、RAM、ROM、及びストレージを複数有し、これらを協働させて後述するフローチャートに示す各処理を実行することもできる。また、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field−Programmable Gate Array)等のハードウェア回路を用いて一部の処理を実行するようにしてもよい。
操作部I/F115は、操作部116と制御部110を接続する。操作部116は、ユーザに対して情報を表示したり、ユーザからの入力を検出したりする。読取部I/F117は、読取部118と制御部110を接続する。読取部118は、原稿上の画像を読み取って、その画像をバイナリーデータ等の画像データに変換する。読取部118によって生成された画像データは、外部装置に送信されたり、記録紙上に印刷されたりする。
印刷部I/F119は、印刷部120と制御部110を接続する。CPU111は、RAM113に記憶された画像データ(印刷対象の画像データ)を印刷部I/F119を介して印刷部120に転送する。印刷部120は、転送された画像データを給紙カセットから給送された記録紙上に印刷する。
通信部I/F123は、制御部110とネットワーク107を接続する。通信部I/F123は、ネットワーク107上の外部装置に画像データや装置内部の各種情報を送信したり、ネットワーク107上の情報処理装置から印刷データや各種情報を受信したりする。ネットワークを介した送受信の方法としては、前述した電子メールを用いての送受信や、その他のプロトコル(例えば、FTPやSMB、WEBDAV等)を用いたファイル送信を行うことができる。無線通信部I/F121は、無線通信部122を制御する為のI/Fで制御部110と無線106経由で外部の無線機器(ここでは携帯端末装置102)と接続する。
図3は、操作部116を示す外観図である。操作部116は、操作画面を表示するタッチパネル301と、LED310、311を有している。タッチパネル301は、ユーザからの指示(タッチ、ドラッグ、フリック等)を受け付ける受付手段としても機能する。ユーザは、タッチパネル301上に表示される画面の各画像(タッチ画像)を指やスタイラス等のオブジェクトで直接タッチし、表示された画像に基づく各機能の実行を指示する。ここでタッチ画像とは、画像を表示した区切られた領域をタッチする事で、表示エリアに関連付けられたコントローラ制御を実行する為の画像である。
図3に示すタッチパネル301には、ホーム画面が表示され、ホーム画面を示すタイトル302が表示されている。ホーム画面は、コピー、ファクシミリ送信(ファクス)、スキャン、モバイルポータル、メニュー、アドレス帳等MFP101が実行する各機能を選択するための画面である。
スキャンボタン303は、MFP101からスキャン選択画面(不図示)を表示する為のタッチ画像である。スキャン選択画面は、電子メール送信、SMB、FTPによるファイル送信、インターネットファクス(Iファクス)送信等の送信手段の選択表示を行う。さらに、表示された選択表示にタッチする事で各送信設定画面を表示する。モバイルポータルボタン304は、MFP101と携帯端末装置102とを接続するための各種設定情報をユーザに示したモバイルポータル画面を表示する為のタッチ画像である。モバイルポータル画面は、MFP101と携帯端末装置102とが直接接続するダイレクト接続や、LAN経由で接続するLAN接続の為の各種設定情報(SSID/PINコード等)を表示する。
ストップ306は、各種操作のキャンセルを実行するためのタッチ画像で、操作部116に常時表示される常駐ボタンである。ホームボタン307は、ホーム画面を表示するためのタッチ画像で、操作部116に常時表示される常駐ボタンである。EnergySaver(ES)308は、スリープに遷移する為のタッチ画像で、操作部116に常時表示される常駐ボタンである。
LED310、311は、MFP101の状態をユーザに通知するものである。LED310は、電子メールや印刷ジョブの受信中や実行中に点灯し、LED311は、MFP101に何らかのエラーが発生した際に点灯する。
図4は、携帯端末装置102から設定情報として電子メールの送信宛先のデータを受信した際の、タッチパネル301の画面遷移図である。401は、ホーム画面を示している。ホーム画面401は、後で述べる携帯端末装置102からの設定情報を受信することが可能な画面である。ここで、設定情報は、画像やメールの送信設定に関する情報である。
CPU111は、ホーム画面401にて、携帯端末装置102から設定情報を受信し、設定情報の内容が正しいと判定すると、ポップアップ画面402を表示するよう制御する(表示処理)。ここで、ポップアップ画面402は、ホーム画面401に上書きした画面で、ポップアップ画面により上書きされた画面に対する操作はガードされる。ポップアップ画面402の表示時は、CPU111は、ユーザによるホーム画面401の状況確認や各種機能への操作を禁止する。ポップアップ画面402は、携帯端末装置102より無線106又はネットワーク107経由で電子メール宛先や送信設定等の設定情報を受信したことをユーザに知らせるための表示画面である。ポップアップ画面402はまた、設定情報に対応する設定を行うか否かをユーザに確認するための確認画面でもある。
ポップアップ画面402には、ポップアップ画面402を閉じるためのボタンとして、OKボタン403とキャンセルボタン404が表示されている。OKボタン403が押下されると、CPU111は、受信した設定情報に応じて設定を行う旨のOK指示を受け付ける。そして、CPU111は、OK指示に従い、表示を電子メール送信画面405に遷移させ、受信した設定情報に基づいて、画像等の送信に関する設定を行うよう制御する。キャンセルボタン404が押下されると、CPU111は、受信した設定情報に応じた設定を行わない旨のキャンセル指示を受け付ける。そして、CPU111は、キャンセル指示に従い、受信した設定情報を破棄し、表示をホーム画面401に戻す。すなわち、CPU111は、キャンセル指示を受け付けた場合には、受信した設定情報に応じた設定を行わないよう制御する。なお、OKボタン403及びキャンセルボタン404は、それぞれ、設定情報に応じた設定を行う旨の指示を入力するための選択画像及び設定情報に応じて設定を行わない旨の指示を入力するための選択画像の一例である。なお、キャンセルボタン404が押下された場合、キャンセルされた旨を携帯端末装置102へ送信してもよい。
なお、ポップアップ画面402には、携帯端末装置102より受信した設定情報の内容(電子メールアドレス、ファイル名、本文、件名等)を表示してもよい。また、ポップアップ画面402に設定情報の詳細を確認する為の確認ボタンを表示してもよい。この場合、CPU111は、確認ボタンが押下された場合には、携帯端末装置102より受信した設定情報の内容を詳細表示画面にて表示する。設定情報の内容は、電子メールの宛先である電子メールアドレス、電子メールの件名、本文、添付される画像ファイルのファイル名等、電子メール送信時に指定される各種設定である。電子メールアドレスは、携帯端末装置102上のアプリケーションにより、携帯端末装置102のアドレス帳または直接入力で設定される。
電子メール送信画面405は、電子メールを送信する為の設定画面である。図4においては、メールの宛先を1件受信した例として宛先確認406の宛先件数に1が表示されている。複数の宛先を受信した場合、宛先確認406の件数には、受信した宛先数が表示される。宛先確認が押下されると、CPU111は、宛先確認画面407を表示する。なお、電子メール送信画面405にて、リセットボタン409が押下された場合には、CPU111は、設定された情報をクリアする。このとき、CPU111は、受信した設定情報をクリアし、送信元の携帯端末装置102との通信もリセットする。また、電子メール送信画面405にて、白黒スタートボタン410又はカラースタートボタン411が押下されたとする。この場合には、CPU111は、読取部118に原稿をスキャンさせて画像データを生成させ、生成された画像データを電子メールに添付し、電子メールを送信する。この場合も、CPU111は、受信した設定情報をクリアし、送信元の携帯端末装置102との通信もリセットする。
ここで、MFP101と携帯端末装置102との通信のリセット方法について説明する。MFP101は、携帯端末装置102との通信をHTTPプロトコルで行い、HTTPプロトコルのセッションIDで接続状態を管理する。セッションIDは、HTTPの通信プロトコルにて端末側に送信されるIDであり、携帯端末装置102を識別するユニークなIDである。MFP101は、セッションを確立した携帯端末装置102に対してセッションIDを生成して送信し、さらにセッションIDをRAM113に保存する。携帯端末装置102は、接続要求時に受信したセッションIDを用いてMFP101に接続する。本実施形態のMFP101は、HTTPプロトコルにより確立する携帯端末とのセッションの数を1つに制限している。MFP101は、RAM113に保存されているセッションIDと、セッションを確立した携帯端末装置102のセッションIDとが同一である場合に、携帯端末装置102がセッション確立中の携帯端末装置102であると判断する。一方、MFP101は、セッションIDが異なる場合には、携帯端末装置102がセッション確立中の携帯端末装置102ではないと判断し、確立中のセッションIDとは異なるセッションの確立を拒否する。
MFP101による携帯端末装置102との通信のリセットとは、RAM113に保存されているセッションIDを消去し、いずれの携帯端末装置102とも通信中でない状態に遷移することである。MFP101は、この状態に遷移すると、新規の接続要求を受付可能になる。
図5は、携帯端末装置102からの設定情報の受信を受け付ける受付可能画面の一例を示す図である。本実施形態に係るMFP101においては、図5(a)に示すホーム画面501と、図5(b)に示す電子メール送信画面502と、図5(c)に示すモバイルポータル画面503とが、受付可能画面として予め設定されている。MFP101は、操作部116が受付可能画面を表示しているとき携帯端末102からの接続要求を受信した場合には、接続を許可し、携帯端末102から送信される設定情報を受け付ける。一方、MFP101は、操作部116が受信可能画面以外の画面を表示している場合には、携帯端末102からの接続要求を拒否する。このため、MFP101を操作中のユーザにとって、受付可能画面以外の画面表示時には、ポップアップ画面402による操作の中断は生じない。ここで、受付可能画面は、MFP101に予め設定された特定の画面の一例である。
ホーム画面501は、MFP101のデフォルト待機画面である。電子メール送信画面502は電子メール送信を行うときに表示される画面である。MFP101が携帯端末装置102から設定情報を受信すると、まずポップアップ画面402を表示し、その後OKボタン403が押下されると受信した設定情報が設定された状態の電子メール送信画面502が表示される。なお、設定情報の受信時、MFP101は、電子メールアドレスを受信した場合、電子メール送信宛先を追加で設定し、件名、本文、ファイル名等の設定情報を受信した場合、上書きで設定する。
モバイルポータル画面503は、携帯端末装置102とMFP101との無線通信を確立するための設定画面である。ユーザは、モバイルポータル画面503に表示されているSSID、ネットワークキーを携帯端末装置102側に設定し、開始ボタン504を押下することで、ダイレクト接続による無線通信が開始される。QRコード(登録商標)ボタン505が押下された場合、MFP101は、無線接続設定をQRコードで表示する。携帯端末装置102はQRコードを撮影することで無線通信の開始を実行可能にする。無線通信の確立後、電子メールアドレスや電子メールの件名、本文等の設定情報の送信操作が携帯端末装置102で行われる。その後、MFP101は、図4に示したポップアップ画面402を表示し、OKボタン403の押下後、受信した設定情報を電子メール送信画面502に反映する。
図6は、MFP101が実行する処理を示すフローチャートである。図6のフローチャートが示す処理は、CPU111がROM112またはストレージ114に記憶された制御プログラムをRAM113に読み出して実行する。CPU111は、通信部I/F123または、無線通信部I/F121からのデータ受信をネットワークパケットの受信部で監視している。S601において、CPU111は、ネットワーク107又は無線106を介して携帯端末装置102から送信されたデータを受信する。次に、S602において、CPU111は、受信データが設定要求であるか否かを判定する。なお、設定要求は、設定情報を含むものとする。CPU111は、設定要求である場合には(S602でYES)、処理をS608へ進める。CPU111は、設定要求でない場合には(S602でNO)、処理をS603へ進める。
S603において、CPU111は、受信データが能力要求であるか否かを判定する。CPU111は、能力要求である場合(S603でYES)、処理をS605へ進める。CPU111は、能力要求ではない場合(S603でNO)、処理をS604へ進める。S604において、CPU111は、受信データが接続要求であるか否かを判定する。CPU111は、接続要求である場合(S604でYES)、処理をS606へ進める。CPU111は、接続要求ではない場合(S604でNO)、処理をS607へ進める。
S605において、CPU111は、能力応答を携帯端末装置102に送信し、その後処理をS601へ進める。能力応答は、MFP101が受信可能な設定情報の内容を示すデータである。本実施形態に係るMFP101が受信可能な設定情報は、電子メール送信画面に設定されるデータである。設定情報は、送信宛先として電子メールアドレス、電子メールアドレスのTo/Cc/Bcc指定、送信ファイルのファイル名、電子メールの件名、電子メールの本文テキスト等である。MFP101は、能力応答において、自装置が受信可能なデータの内容を携帯端末装置102に通知する。S607において、CPU111は、携帯端末装置102に対して、携帯端末装置102からの要求が不正であることを示す不正アクセス応答を送信し、その後処理をS601へ進める。
S606において、CPU111は、セッション判定処理を行い、その後処理をS601へ進める。セッションが確立した場合、携帯端末装置102には、セッション確立中の携帯端末装置102としてセッションIDが割り当てられる。そして、携帯端末装置102は、MFP101からセッションIDを受信する。セッションIDは、スタートボタン410、411やホームボタン307、リセットボタン409の押下によりクリアされる。
図7は、セッション判定処理(S606)における詳細な処理を示すフローチャートである。S701において、CPU111は、MFP101が携帯端末装置102とのセッション確立中の状態か否かを確認する。CPU111は、具体的には、セッションIDがRAM113に記憶されている場合にはセッション確立中の状態であると判断する。CPU111は、セッション確立中である場合には(S701でYES)、処理をS702へ進める。CPU111は、セッション確立中でない場合には(S701でNO)、処理をS706へ進める。S702において、CPU111は、受信した接続要求にかかるセッションIDを取得する。セッションIDは、初回接続要求時にMFP101にて生成し、携帯端末装置102に接続応答と一緒に送信される。
次に、S703において、CPU111は、接続要求の送信元がセッション確立中の携帯端末装置102であるか否かを確認する。CPU111は、S702において取得したセッションIDと、後述のS708においてRAM113に保存されたセッションIDと、が一致する場合に、接続要求の送信元がセッション確立中の携帯端末装置102であると判断する。CPU111は、接続要求の送信元がセッション確立中の携帯端末装置102である場合には(S703でYES)、処理をS705へ進める。CPU111は、接続要求の送信元がセッション確立中の携帯端末装置102でない場合には(S703でNO)、処理をS704へ進める。S704において、CPU111は、接続要求に対応する応答として、接続を拒否する旨を示すNG応答を携帯端末装置102に送信する。一方、S705において、CPU111は、接続要求に対応する応答として、接続を許可する旨を示すOK応答を携帯端末装置102に送信する。
S706において、CPU111は、RAM113の特定アドレスに設けた初回受信フラグをONに設定する。次に、S707において、CPU111は、セッションIDを生成する。セッションIDは、携帯端末装置102を特定するユニークなIDである。次に、S708において、CPU111は、RAM113の特定のアドレスのセッションIDを保存する領域にS707において生成したセッションIDを保存する。次に、S709において、CPU111は、OK応答と共にセッションIDを携帯端末装置102に送信する。以上のように、MFP101は、保存したセッションIDを携帯端末装置102に接続要求に対する応答と一緒に送信する。携帯端末装置102は、セッションIDを受信すると、このセッションIDを用いて次の要求コマンドを送信する。
図6に戻り、S608において、CPU111は、受信した設定要求を受け付け可能かを判定する。図8は、設定要求の判定処理(S608)における詳細な処理を示すフローチャートである。S801において、CPU111は、タッチパネル301に表示中の表示画面が図5を参照しつつ説明した受付可能画面であるか否かを確認する。CPU111は、表示画面が受付可能画面である場合には(S801でYES)、処理をS802へ進める。CPU111は、表示画面が受付可能画面でない場合には(S801でNO)、処理をS805へ進める。
S802において、CPU111は、受信した設定要求からセッションIDを取得し、携帯端末装置102から受信したセッションIDをRAM113に保存する。次に、S803において、CPU111は、S802で保存されたセッションIDとS708で保存したセッションIDを比較することにより、設定要求の送信元がセッション確立中の携帯端末装置102であるか否かを確認する。CPU111は、設定要求の送信元がセッション確立中の携帯端末装置102である場合には(S803でYES)、処理をS804へ進める。CPU111は、設定要求の送信元がセッション確立中の携帯端末装置102でない場合には(S803でNO)、処理をS805へ進める。
S804において、CPU111は、携帯端末装置102から受信した設定要求を受け付け可能であると判定する。S805において、CPU111は、携帯端末装置102から受信した設定要求を受け付け可能ではないと判定する。そして、CPU111は、設定要求の送信元の携帯端末装置102に対して、設定要求に対する応答として、設定要求を拒否する旨のNG応答を送信する。また、S807において、CPU111は、携帯端末装置102から受信した設定要求を受け付け可能ではないと判定する。そして、CPU111は、設定要求を受け付けない画面を表示中である旨を示すNG応答を携帯端末装置102に送信する。以上のように、MFP101は、受付可能画面を表示していない場合には、セッション確立中の携帯端末装置102以外の他の携帯端末装置102からの設定要求に応じた設定を許可しないよう制御する。
図6に戻り、S609において、CPU111は、設定要求を受け付け可能であると判定した場合には(S609でYES)、処理をS610へ進める。一方CPU111は、設定要求を受け付け可能でないと判定した場合には(S609でNO)、処理をS601へ戻す。S610において、CPU111は、受信した設定情報が設定可能かを判定する。具体的には、CPU111は、設定情報が電子メールアドレスの場合は、MFP101が送信可能な最大宛先数を超えているか、文字列長は設定可能範囲内なのか等を判定する。また、CPU111は、設定情報が電子メールの件名、本文設定の場合、正常な文字列データか、最大文字列長を超えていないか等を判定する。
S611において、CPU111は、S610の判定結果に基づいて、設定情報を電子メール送信設定として設定できるか否かを確認する。CPU111は、設定可能な場合には(S611でYES)、処理をS613へ進める。CPU111は、設定可能でない場合には(S611でNO)、処理をS612へ進める。S612において、CPU111は、携帯端末装置102に対して、設定要求に対する応答として、設定要求を拒否する旨のNG応答を携帯端末装置102へ送信する。これにより、携帯端末装置102は、NG応答を受信することにより、携帯端末装置102に設定できなかったことを確認できる。S612の処理の後、CPU111は、処理をS601へ進める。
S613において、CPU111は、ポップアップ画面402の表示を行う。S614において、CPU111は、ユーザ入力に応じた指示を受け付ける。CPU111は、ユーザによりOKボタン403が押下された場合には、設定情報に応じた設定を行う旨のOK指示を受け付ける。CPU111は、ユーザによりキャンセルボタン404が押下された場合には、設定指示に応じた設定を行わない旨のキャンセル指示を受け付ける。CPU111は、OK指示を受け付けた場合には(S614でOK指示)、処理をS615へ進める。CPU111は、キャンセル指示を受け付けた場合には(S614でキャンセル指示)、処理をS619へ進める。
S615において、CPU111は、受信した設定情報に基づいて、画像等の送信に関する設定を行う。次に、S616において、CPU111は、S615における設定を反映した電子メール送信画面405を表示する。次に、S617において、CPU111は、S706(図7)にて設定された初回受信フラグがONの場合、これをOFFに設定する。次に、S618において、CPU111は、設定要求に応じた設定が正常に完了した旨を示すOK応答を携帯端末装置102へ送信する。S618の処理の後、CPU111は、処理をS601へ進める。
S619において、CPU111は、ポップアップ画面402を閉じてポップアップ画面402の表示前に表示していた画面を表示する。次に、S620において、CPU111は、設定要求に対応する応答として、NG応答を携帯端末装置102へ送信する。次に、S621において、CPU111は、他の携帯端末装置からデータを受信しないように、仮のセッションIDを生成して保存し、MFP101をセッション確立中の状態にする。ステップS613で表示されたポップアップ画面402に対してユーザがキャンセル指示を行った直後の状態は設定情報の受け付けが可能な状態となる。しかし、キャンセル指示を受け付けた直後に携帯端末装置102以外の携帯端末装置から設定情報を受け付けてしまうと、キャンセル指示を行った直後に再びポップアップ画面が表示されることになり、キャンセル指示を行ったユーザを煩わせてしまうことになる。そこで、ステップS613で表示されたポップアップ画面402に対してキャンセルが指示された後は仮のセッションIDをRAM103に記憶することで仮想的にセッションが存在しているようにし、他の携帯端末装置からの接続を受け付けないようにする。なお、CPU111は、電子メール送信画面405の送信設定がクリアされるタイミングで、仮のセッションIDを解放する。送信設定がクリアされるのは、予め定められた条件を満たす場合である。予め定められた条件は、リセットボタン409、白黒スタートボタン410、カラースタートボタン411、ESボタン308、ホームボタン307の何れかのボタンが押下された場合や、一定時間が経過した場合等である。仮のセッションIDが解放されることで他の携帯端末からの接続を受け付けることが可能になる。
以上のように、第1の実施形態に係るMFP101は、携帯端末装置102から設定要求を受信した場合には、ポップアップ画面402を表示し、OKボタン403とキャンセルボタン404を選択可能とした。これにより、MFP101が受信したデータを、MFP101のユーザが容易にキャンセルすることができる。また、キャンセル後も、設定情報受信時のポップアップ表示に邪魔されないように、S621にて仮のセッション確立状態に遷移させることとした。これにより、キャンセル後に続けて携帯端末装置102からデータを受信した場合のポップアップ表示を抑制することができる。
図9は、MFP101に対し、2台の携帯端末装置102から情報が送信される場合のMFP101と携帯端末装置102の処理を示すシーケンス図である。図9においては、2台の携帯端末装置102を装置A及び装置Bとする。S901において、装置Aは、MFP101に接続要求をユーザIDとパスワードPWDと一緒に送信する。次に、S902において、MFP101は、装置Aに接続応答としてOK応答を装置Aに送信する。ここで、MFP101は、セッションIDを生成し、OK応答と共にセッションIDも装置Aに送信する。次に、S903において、装置Aは、MFP101に能力要求を送信する。次に、S904において、MFP101は、電子メールアドレスと件名が設定可能であることを示す情報を含む能力応答を装置Aに送信する。
次に、S905において、装置Aは、電子メールアドレスを宛先に設定する為の設定要求をMFP101に送信する。S906において、MFP101は、受信した設定要求に対し、正常に電子メール送信の宛先に受信した電子メールアドレスが設定されたことを示す情報を含むOK応答を装置Aに送信する。S907において、装置Aは、件名を電子メール送信の電子メールに設定する為の設定要求をMFP101に送信する。S908において、MFP101は、受信した設定要求に対し、正常に件名が設定されたことを示す情報を含むOK応答を装置Aに送信する。
MFP101は、S909において、スタート/HOME/RESET、または、ポップアップ画面402のキャンセルボタン404の押下、一定時間の経過を検知するまで、S905〜S908の処理を繰り返す。S909において、CPU111は、スタート/HOME/RESET、または、ポップアップ画面402のキャンセル404の押下、一定時間の経過を検知したら、受信した設定情報をクリアし、装置Aとの通信をリセットする。
装置Bは、S910において、装置Aの接続要求の送信タイミングよりも後のタイミングにおいて接続要求をMFP101に送信する。装置Aによる接続要求の送信タイミングの後であるため、S911において、MFP101は、接続応答としてNG応答を装置Bに送信する。装置Bは、S912のタイミングにおいて、再度接続要求を送信しても、S913において、同様にNG応答を受信することとなる。一方で、S914のタイミングにおいて接続要求を送信した場合には、S909の処理の後のタイミングであるため、S915において、OK応答を受信する。このように、MFP101は、S901〜S909の期間においては、装置A以外の装置からの接続要求を受け付けないように制御する。以上のように、本実施形態に係るMFP101は、2つの携帯端末装置102からの設定要求を同時に処理することなく、順番に処理する。
以上のように、第1の実施形態に係る画像処理システム100のMFP101は、ポップアップ画面402を表示し、OKボタン403とキャンセルボタン404を表示する。そして、MFP101は、ユーザによりいずれのボタンが選択されるかに応じて、設定を行うか否かを制御することとした。これにより、MFP101を操作中のユーザが意図しない設定が行われるのを防ぐことができる。また、MFP101は、キャンセル指示を受け付けた後、予め定められた条件を満たす状態になるまでの間は、ポップアップ画面402を表示することなく、設定情報の設定を許可しないよう制御する。これにより、MFP101のユーザがポップアップ画面402による作業の中断が繰り返されるのを避けることができる。このように、端末装置から設定情報を受信した場合におけるユーザの利便性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る画像処理システム100について説明する。第2実施形態に係るMFP101は、複数の設定情報を続けて受信した場合において、ポップアップ画面402においてキャンセルボタン404が押下された場合において、一つ前に受信して設定されていた設定情報を破棄しないようにする。
図10は、携帯端末装置102から設定情報として電子メールの送信宛先のデータを受信した際の、タッチパネル301の画面遷移図である。1001は、図4に示す電子メール送信画面405と同じ画面である。電子メール送信画面1001は、設定情報を1つ受信した後に表示される画面である。この状態で続けて携帯端末装置102から設定情報を受信すると、CPU111は、ポップアップ画面1002を表示するよう制御する。ポップアップ画面1002には、OKボタン1003のみが表示され、キャンセルボタンは表示されない。これにより、既に受信している設定情報がキャンセルされるのを防ぐことができる。OKボタン1003を押下すると、電子メール送信画面1001の宛先確認1004に、2件目の宛先が追加されたことが表示される。宛先確認1004を押下すると、CPU111は、さらに宛先確認1006の「Cc:」の宛先1005を表示する。これにより、ユーザは、Ccが追加されたことを確認することができる。
図11は、第2の実施形態においてMFP101が実行する処理を示すフローチャートである。なお、図6に示す処理と同じ処理には同じ番号を付し、説明を省略する。CPU111は、S611において、設定情報を電子メール送信設定として設定可能な場合には(S611でYES)、処理をS1101へ進める。S1101において、CPU111は、S601において受信した情報が最初の設定情報か否かを確認する。CPU111は、初回受信フラグがONの場合には最初の設定情報であると判断し、初回受信フラグがOFFの場合には最初の設定情報でないと判断する。CPU111は、最初の設定情報の場合には(S1101でYES)、処理をS1102へ進める。CPU111は、最初の設定情報でない場合には(S1101でNO)、処理をS1103へ進める。
S1102において、CPU111は、第1のポップアップ画面を表示する。ここで、第1のポップアップ画面は、第1の実施形態において説明したポップアップ画面402と同一の画面である。CPU111は、その後処理をS614へ進める。一方、S1103において、CPU111は、第2のポップアップ画面を表示する。ここで、第2のポップアップ画面は、図10を参照しつつ説明したポップアップ画面1002である。次に、S1104において、CPU111は、第2のポップアップ画面1002におけるOKボタン1003の押下に応じて、設定情報に応じた設定を行う旨のOK指示を受け付ける。CPU111は、その後処理をS615へ進める。なお、第2の実施形態に係る画像処理システム100のこれ以外の構成及び処理は、第1の実施形態に係る画像処理システム100の構成及び処理と同様である。
以上のように、第2の実施形態においては、2回目以降に設定情報を受信した際に表示するポップアップ画面には、キャンセルボタンを表示しないようにすることで、既に受信済みの設定情報がキャンセルされないようにした。これにより、2回目以降の設定情報に対するキャンセル指示により、ユーザの意図に反して初回の設定情報までキャンセルされるのを防ぐことができる。なお、初回は、携帯端末装置102とMFP101で使用ユーザが異なる可能性があるが、2回目以降は、初回の設定情報受信時にOKボタン403を押下していることから同じユーザがMFP101を操作していると考えられる。そこで、2回目以降は、同じ携帯端末装置102からの設定情報を受信した場合、キャンセルボタンを表示しないことで、ユーザフレンドリーな画面表示を行うことができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る画像処理システム100について説明する。第3の実施形態に係る画像処理システム100は、携帯端末装置102から設定情報を送信するユーザが1人しかいないようなケースに適している。
図12は、第3の実施形態において、携帯端末装置102から設定情報として電子メールの送信宛先のデータを受信した際の、タッチパネル301の画面遷移図である。1201は、電子メール送信画面である。CPU111は、携帯端末装置102から電子メールアドレスを宛先として受信すると、電子メール送信画面1201の宛先確認1202の宛先数を1件増加し、さらにステータス1203に宛先が追加されたことを表示する。このように画面を遷移させることで、ポップアップ表示による設定の制御をなくし、ユーザによる使い勝手を向上させる。ポップアップ表示は、宛先をユーザに確認させるための注意喚起の為の表示である一方で、ポップアップを閉じるまでユーザは他の操作ができなくなるという不便もある。そこで、第3の実施形態に係るMFP101においては、ポップアップ表示を行うか否かをユーザによる設定に応じて切り替え可能とする。
図13は、第3の実施形態においてMFP101が実行する処理を示すフローチャートである。図6に示す処理と同じ処理には同じ番号を付し、説明を省略する。CPU111は、S611において、設定情報を電子メール送信設定として設定可能な場合には(S611でYES)、処理をS1301へ進める。S1301において、CPU111は、ポップアップ画面の表示を行うか否かを確認する。なお、ポップアップ画面の表示を行うか否かについては、S1301の処理時点より前のタイミングにおいて、ユーザ操作に応じてMFP101に設定されているものとする。
CPU111は、表示を行う場合には(S1301でYES)、処理をS613へ進める。CPU111は、表示を行わない場合には(S1301でNO)、処理をS615へ進める。なお、本実施形態に係る画像処理システム100のこれ以外の構成及び処理は、他の実施形態に係る画像処理システム100の構成及び処理と同様である。なお、本実施形態においては、S615において、CPU111は、図12において説明したように、ステータス1203を表示することとしてもよい。
以上のように、第3の実施形態に係る画像処理システム100においは、ポップアップ画面を表示するか否かを、ユーザ操作に応じた設定により制御することができる。したがって、MFP101の使用ユーザが1人の場合に、無駄な画面表示を行わないようにすることで、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 画像処理システム
101 MFP
102 携帯端末装置

Claims (17)

  1. 外部装置から送信された、画像の送信に係る設定情報を受信する受信手段と、
    前記設定情報に対応する設定を行うか否かをユーザに確認する第1の確認画面を表示手段に表示するよう制御する表示処理手段と、
    前記第1の確認画面に対するユーザからの入力に応じて、前記設定情報に基づく前記画像の送信に関する設定を制御する設定手段と
    を有することを特徴とする画像送信装置。
  2. 前記設定情報は、宛先を示す情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。
  3. 前記第1の確認画面は、前記設定情報に応じた設定を行う旨の指示を入力するための選択画像と前記設定情報に応じて設定を行わない旨の指示を入力するための選択画像とを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像送信装置。
  4. 前記設定手段は、前記設定情報に応じた設定を行う旨の指示を受け付けた場合に、前記設定情報に基づいて、前記画像の送信に関する設定を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像送信装置。
  5. 前記設定手段による設定が完了した場合に、設定が完了した旨の応答を前記外部装置へ送信する送信手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の画像送信装置。
  6. 前記設定手段は、前記設定情報に応じた設定を行わない旨の指示を受け付けた場合に、前記設定情報に基づく、前記画像の送信に関する設定を行わないよう制御することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像送信装置。
  7. 前記設定情報に応じた設定を行わない旨の指示を受け付けた場合に、設定が拒否された旨の応答を前記外部装置へ送信する送信手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像送信装置。
  8. 前記設定手段は、前記設定情報に応じた設定を行わない旨の指示を受け付けた場合に、前記指示を受け付けた後、予め定められた条件を満たす状態になるまでの間、前記設定情報と異なる他の設定情報の設定を許可しないよう制御することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像送信装置。
  9. 前記設定手段は、前記設定情報の受信時に表示手段に表示されている表示画面に応じて、前記設定情報に基づく設定を制御することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像送信装置。
  10. 前記設定手段は、前記設定情報の受信時に特定の画面が表示されている場合には、前記設定情報に基づく設定を許可することを特徴とする請求項9に記載の画像送信装置。
  11. 前記設定手段は、前記設定情報の受信時に前記特定の画面が表示されていない場合には、前記設定情報に基づく設定を許可しないことを特徴とする請求項9又は10に記載の画像送信装置。
  12. 前記表示処理手段は、前記受信手段が第1の設定情報に応じて設定を行う旨の指示を受け付けた後、前記受信手段が第2の設定情報を受信した場合には、前記第2の設定情報に対応する設定を行うことをユーザに確認する第2の確認画面を表示するよう制御し、
    前記設定手段は、前記第1の設定情報及び前記第2の設定情報に基づく設定を行うよう制御することを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の画像送信装置。
  13. 前記第2の確認画面は、前記設定情報に応じた設定を行う旨の指示を入力するための選択画像を含み、かつ前記設定情報に応じて設定を行わない旨の指示を入力するための選択画像を含まないことを特徴とする請求項12に記載の画像送信装置。
  14. 前記設定情報を受け付けた場合に、前記第1の確認画面を表示するか否かの指示を受け付ける受付手段をさらに有し、
    前記表示処理手段は、前記第1の確認画面を表示する旨の指示を受け付けた場合に、前記第1の確認画面を表示するよう制御することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の画像送信装置。
  15. 前記設定手段は、前記第1の確認画面を表示する旨の指示を受け付けていない場合には、前記設定情報に基づく設定を行うよう制御することを特徴とする請求項13に記載の画像送信装置。
  16. 画像送信装置が実行する制御方法であって、
    外部装置から送信された、画像の送信に係る設定情報を受信する受信ステップと、
    前記設定情報に対応する設定を行うか否かをユーザに確認する第1の確認画面を表示手段に表示するよう制御する表示処理ステップと、
    前記第1の確認画面に対するユーザからの入力に応じて、前記設定情報に基づく前記画像の送信に関する設定を制御する設定ステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
  17. コンピュータを、
    外部装置から送信された、画像の送信に係る設定情報を受信する受信手段と、
    前記設定情報に対応する設定を行うか否かをユーザに確認する第1の確認画面を表示手段に表示するよう制御する表示処理手段と、
    前記第1の確認画面に対するユーザからの入力に応じて、前記設定情報に基づく前記画像の送信に関する設定を制御する設定手段と
    して機能させるためのプログラム。
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