JP2018038016A - 基地局及び測定指示方法 - Google Patents

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隆介 松川
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Abstract

【課題】同一周波数バンド内の異なる周波数キャリアのセルの品質情報を取得する場合に、測定する周波数キャリアの数を削減することを目的とする。【解決手段】本発明の一形態に係る基地局は、同一周波数バンド内に存在するセルのうち、同一アンテナにより形成されているセルのグループを管理するセル構成管理部と、移動機に測定を指示する1以上の周波数キャリアを選択する際に、前記セル構成管理部において管理されている、同一周波数バンド内に存在する同一グループのセルの複数の周波数キャリアについては、前記複数の周波数キャリアの一部を測定対象から除外した上で、周波数キャリアの測定を前記移動機に指示する測定キャリア選択及び指示部とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、無線通信システムにおける基地局及び測定指示方法に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)で標準化されているLTE(Long Term Evolution)方式の移動通信システムは、移動機(UE:User Equipment)の移動などによって受信品質が劣化した際に、受信品質の良い他のセルへ通信先の基地局(eNB:Evolved Node B)を切替えるハンドオーバ制御が利用されている。また、高速、大容量の通信を実現するために、各周波数帯のセルの負荷分散を目的とするバンド分散ハンドオーバ制御(「バンド分散制御」とも表記する)も利用されている。また、LTEを進化させたLTE−Advancedでは、複数の周波数バンドを用いて移動機と通信するためのCA(Carrier Aggregation)制御が導入されている。
ハンドオーバ制御、バンド分散制御、及びCA制御では、基地局は移動機に1以上の周波数キャリアの測定を指示し、移動機は各周波数キャリアの品質に関する測定結果を取得する。基地局は、移動機が取得した各周波数バンドの品質測定結果に基づき、ハンドオーバ制御及びバンド分散制御において移動機が在圏すべきセルを決定したり、あるいは、CA制御において移動機に設定するセカンダリセルを決定したりする(特許文献1参照)。
特開2016−96373号公報
3GPP TS36.133 V13.3.0(2016−03)
LTEシステムでは、移動機が1つの周波数キャリアを測定し、測定結果を基地局へ報告するまでの最大時間が規定されている(非特許文献1参照)。なお、LTEシステムでは、単一の周波数バンド内であっても中心周波数の異なる複数のセルが存在し得る。図1は、LTEシステムにおける周波数バンドと周波数キャリアの関係を示す図である。周波数バンドXX内において、中心周波数が異なる2つの周波数キャリア#A及び#Bが設定されており、セル#1内では周波数キャリア#Aにて通信可能であり、セル#2内では周波数キャリア#Bにて通信可能である。このように、中心周波数が異なれば別の周波数キャリアと見なされるため、移動機はセル#1の品質とセル#2の品質を別々に測定し、測定結果を基地局へ報告する必要がある。このようにセルの品質を別々に測定する場合、移動機が測定する周波数キャリアの数が増え、基地局に品質測定結果を報告するまでに要する時間が増大する。また、移動機の消費電力も増大する。
本発明は、同一周波数バンド内の異なる周波数キャリアのセルの品質情報を取得する場合に、測定する周波数キャリアの数を削減することを目的とする。
本発明の一形態に係る基地局は、
同一周波数バンド内に存在するセルのうち、同一アンテナにより形成されているセルのグループを管理するセル構成管理部と、
移動機に測定を指示する1以上の周波数キャリアを選択する際に、前記セル構成管理部において管理されている、同一周波数バンド内に存在する同一グループのセルの複数の周波数キャリアについては、前記複数の周波数キャリアの一部を測定対象から除外した上で、周波数キャリアの測定を前記移動機に指示する測定キャリア選択及び指示部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、同一周波数バンド内の異なる周波数キャリアのセルの品質情報を取得する場合に、測定する周波数キャリアの数を削減することが可能になる。
LTEシステムにおける周波数バンドと周波数キャリアの関係を示す図 本発明の一実施形態による無線通信システムを示す概略図 本発明の一実施形態におけるCA制御のシーケンス図 本発明の一実施形態における基地局の構成例を示す概略ブロック図 セル構成管理部において保持されているセル情報の一例を示す図(その1) セル構成管理部において管理されているセル情報の一例を示す図(その2) 本発明の一実施形態における部分キャリア測定制御のフロー図 部分キャリア測定が実施できない周波数キャリアが存在する例を示す概略図 セル構成管理部において保持されているセル情報の一例を示す図(その3) 本発明の一実施形態におけるメジャメントレポート取得制御のフロー図 基地局間での情報交換によりセル情報を生成する例を示す概略図 本発明の一実施形態による基地局のハードウェア構成の一例を示す図
本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
<無線通信システムの構成>
まず、図2を参照して、本発明の一実施形態による無線通信システムを説明する。図2は、本発明の一実施形態による無線通信システムを示す概略図である。
図2に示されるように、無線通信システムは、1以上のアンテナ20−1及び20−2を有する基地局10と、移動機30とを有する。図2の例では、基地局10及び移動機30が1つずつ図示されているが、複数の基地局10を有していてもよいし、複数の移動機30を有していてもよい。
基地局10は、1つ又は複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局eNBが複数のセルを収容する場合、基地局10のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び/又は基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部又は全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、及び「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局eNBは、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
移動機30は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局10は、1以上のセルを提供し、当該セルを介し移動機30と無線通信を実施する。アンテナ20−1は同一周波数バンドXX内の異なる周波数キャリア#A及び#Bのセル#1及びセル#2を提供し、アンテナ20−2は同一周波数バンドXX内の異なる周波数キャリア#A及び#Bのセル#3及びセル#4を提供する。
基地局10は、発着信時、通信中、終話時などの何れかのタイミングで他の1以上のセルの無線品質を測定させるためのメジャメントを移動機30に指示し、移動機30から各セルの測定結果に関するメジャメントレポートを取得する。基地局10は、移動機30から報告されたメジャメントレポートに基づき、移動機30を他のセルに遷移させる(ハンドオーバ制御、バンド分散制御)、あるいは移動機30に対してセカンダリセルを設定する(CA制御)、などの制御を実施する。
本実施形態は、基地局10の有している複数セルが異なる周波数キャリアのセルであっても、当該セルのグループが同一周波数バンド内、かつ同一アンテナによって形成されている場合、同一グループのセルの無線品質が同等となることを利用している。すなわち、同一グループのセルの複数の周波数キャリアの中から一部の周波数キャリアのメジャメントを実施し、移動機から報告される周波数キャリアの品質測定結果を、メジャメントを実施していない周波数キャリアの品質測定結果としても用いることで、移動機にメジャメントを指示する周波数キャリアの数を削減することが可能になる。更に、削減した周波数キャリアの代わりに、他の周波数キャリアにおけるセルの品質情報を取得することも可能となる。以降、このような周波数キャリアの一部を測定対象から除外してメジャメントを実施する制御を部分キャリア測定とよぶ。
続いて、図3〜図11を参照して、本発明の一実施形態による基地局を説明する。
図3は、本発明の一実施形態におけるCA制御のシーケンス図である。本実施形態では、無線通信において、移動機(UE)30がアイドル状態から発信する場合におけるCA制御の実施形態を説明する。
基地局(eNB)10と移動機30の間でRRC(Radio Resource Control)の設定を行った後(S101)、基地局10は、任意のロジックを用いて、セカンダリセルの候補となり得るセル及び当該セルの周波数キャリアを選択する(S103)。このとき、選択した周波数キャリア及びその周波数バンドを参照し、後述する図7の説明にて示す論理により部分キャリア測定が可能な周波数バンドが存在するかどうかを判定する。部分キャリア測定が可能な周波数バンドが存在する場合、当該周波数バンドにおける周波数キャリアの一部を測定対象から除外した上で、移動機にメジャメントを指示する。例えば図3では、測定キャリアとして800MHzバンドの周波数キャリア#a、1.5GHzバンドの周波数キャリア#b、3.5GHzバンドの周波数キャリア#c及び周波数キャリア#dを選択した後、3.5GHzバンドを部分キャリア測定可能であると判定し、周波数キャリア#dを測定対象から除外している。
基地局10は、測定対象として残った周波数キャリアのメジャメントを、RRC Connection Reconfigurationにて移動機30に指示し(S105)、メジャメントの設定完了をRRC Connection Reconfiguration Completeにて移動機30から受信する(S107)。移動機30は、指示された周波数キャリアのメジャメントを実施し、各周波数キャリアにおける各セルの品質測定結果をメジャメントレポートにて基地局10に報告する(S111、S113、S115)。
基地局10は、受信したメジャメントレポートを参照し、部分キャリア測定を実施したバンドの周波数キャリアのセルが報告されている場合、後述する図10の説明にて示す論理にて、部分キャリア測定により除外した周波数キャリア(3.5GHz帯の周波数キャリア#d)のセルの品質情報を生成する(S117)。基地局10は、取得した各周波数キャリアのセル品質情報等を参照し、CA制御にてセカンダリセルとして用いるセルを決定する(S119)。
このように、図3の例では、基地局10は3周波数キャリア分のみのメジャメントしか移動機30に指示していないにもかかわらず、4周波数キャリア分のセルの品質情報を取得することが可能となる。
なお、図3には、CA制御の例が示されているが、ハンドオーバ制御及びバンド分散制御も同様の手順にて実施可能である。
図4は、本発明の一実施形態における基地局10の構成例を示す概略ブロック図である。
基地局10は、無線通信制御部101と、セル構成管理部103と、測定キャリア選択及び指示部105と、メジャメントレポート取得部107とを有する。
無線通信制御部101は、移動機30と無線通信を行う機能部である。無線通信制御部101は、基地局10から送信されるべき各種の下り信号を生成し、移動機30に送信する。例えば、無線通信制御部101は、移動機30に対してメジャメントを指示するためのRRC Connection Reconfigurationを送信する。また、無線通信制御部101は、移動機30から各種の上り信号を受信する。例えば、無線通信制御部101は、移動機30からメジャメントの設定完了を示すRRC Connection Reconfiguration Completeを受信し、また、移動機30からメジャメントレポートを受信する。
セル構成管理部103は、同一周波数バンド内に存在するセルのうち、同一アンテナにより形成されているセルのグループを、部分キャリア測定が可能なセルのグループとして管理する機能部である。例えば図5又は図6に示すように、セル構成管理部103は、部分キャリア測定が可能な周波数バンド、当該周波数バンドにて運用している周波数キャリア、及びセルの品質が同等となるセルのグループを管理する。例えば図5において、周波数キャリア#Aのセル#1と周波数キャリア#Bのセル#2の品質が同等であり、周波数キャリア#Aのセル#3と周波数キャリア#Bのセル#4の品質が同等であり、それぞれが一つのグループとして管理されている。同様に図6において、周波数キャリア#Cのセル#5と周波数キャリア#Dのセル#6と周波数キャリア#Eのセル#7の品質が同等であり、同様に周波数キャリア#Cのセル#8と周波数キャリア#Dのセル#9と周波数キャリア#Eのセル#10の品質が同等であり、それぞれが一つのグループとして管理されている。セルの品質が同等であることの判定は、例えば図2のように、同一周波数バンド内であること、かつ同一アンテナにより形成されているセルであること、により行うことができる。図5又は図6のような管理テーブルは、基地局10に予め手動で設定しておいても良いし、基地局10が各セルの周波数バンド情報又はアンテナ情報を基に自動で作成しても良い。
測定キャリア選択及び指示部105は、移動機30にメジャメントを実施させる周波数キャリアを選択する機能部であり、セル構成管理部103において管理されているセルの情報を基に、部分キャリア測定の実施可否判定、及び周波数キャリアの除外処理を実施する。具体的には、測定キャリア選択及び指示部105は、移動機30に測定を指示する1以上の周波数キャリアを選択する際に、セル構成管理部103において管理されている、同一周波数バンド内に存在する同一グループのセルの複数の周波数キャリアについては、部分キャリア測定が実施可能であると判断し、当該複数の周波数キャリアの一部を測定対象から除外した上で、周波数キャリアの測定を移動機30に指示する。
メジャメントレポート取得部107は、移動機30から取得したメジャメントレポートの情報を管理する機能部であり、セル構成管理部103が保持するセルの情報を基に、部分キャリア測定により除外された周波数キャリアのセルの品質情報を生成する。具体的には、メジャメントレポート取得部107は、移動機30から測定を指示した周波数キャリアに関するメジャメントレポートを取得し、当該メジャメントレポートにおいて測定されたセルと同一グループのセルをセル構成管理部103から取得し、同一グループのセルの品質情報をメジャメントレポートにおいて測定されたセルの品質情報と同等と見なす。
図7は、本発明の一実施形態における部分キャリア測定制御のフロー図である。本制御は測定キャリア選択及び指示部105が実施する。まず測定キャリア選択及び指示部105は、ハンドオーバ制御、バンド分散制御、CA制御など各種制御における任意の方法で測定キャリアを選択する(S201)。その後、セル構成管理部103が保持するセルの情報を取得し、部分キャリア測定が可能なバンドが存在するかどうかを判定する(S203)。部分キャリア測定が可能なバンドが存在する場合には、一部の周波数キャリアを測定対象から除外する(S205)。除外する周波数キャリアの選択は、任意の周波数キャリアを選択しても良いし、ある周波数キャリアを固定的に選択しても良いし、又は何らかの判定論理に基づいて選択しても良い。
例えば、セル構成管理部103から図5のセル情報を取得した場合、測定キャリア選択及び指示部105は、周波数キャリア#Aのセル#1と周波数キャリア#Bのセル#2は同一グループのセルとして管理されており、同様に周波数キャリア#Aのセル#3と周波数キャリア#Bのセル#4は同一グループのセルとして管理されていることが認識できる。従って、測定キャリア選択及び指示部105は、周波数バンドXXは部分キャリア測定が可能であると判断し、周波数バンドXXのうち一方の周波数キャリアを測定対象から除外することができる。
例えば、セル構成管理部103から図6のセル情報を取得した場合、測定キャリア選択及び指示部105は、周波数キャリア#Cのセル#5と周波数キャリア#Dのセル#6と周波数キャリア#EのセルE7は同一グループのセルとして管理されており、同様に周波数キャリア#Cのセル#8と周波数キャリア#Dのセル#9と周波数キャリア#Eのセル#10は同一グループのセルとして管理されていることが認識できる。従って、測定キャリア選択及び指示部105は、周波数バンドYYは部分キャリア測定が可能であると判断し、周波数バンドYYのうち1つ又は2つの周波数キャリアを測定対象から除外することができる。
図8は、部分キャリア測定が実施できない周波数キャリアが存在する例を示す概略図である。例えば、図8のような場合には、同一周波数バンドZZ内に存在する周波数キャリア#F及び#Gの中で、基地局10のアンテナ20−3はセル#15のみを形成しており、無線品質が同等とみなされるセルのグループを形成していない。このような場合、測定キャリア選択及び指示部105は、セル構成管理部103から図9のようなセル情報を取得する。仮に図8における移動機30に周波数キャリア#Gのみのメジャメントを指示した場合、移動機30はセル#15に対応する周波数キャリア#Gのセルを検出しないため、メジャメントレポートも報告しない。このように、周波数キャリア#Gのセルを含まないセルのグループが存在するため、測定キャリア選択及び指示部105は、同一アンテナにより形成されたセルが存在しない周波数キャリア#Gを測定対象から除外してもよい。その結果、図8のようなケースで周波数キャリア#Fのメジャメントを指示することで、移動機30はセル#15の品質を測定できる。
或いは、図8のように同一アンテナにより形成されたセルが存在しない周波数キャリア#Gが存在する場合、周波数キャリア#F及び#Gを測定対象から除外不可と判定してもよい。
ここで、周波数キャリアの一部を測定対象から除外した後に、他の周波数バンドの周波数キャリアを新たに測定対象として追加しても良い。新たに測定対象として追加する周波数キャリアの数は、以上の部分キャリア測定処理で削減した周波数キャリアの数に限らず、削減した周波数キャリアの数より少なくしてもよく、削減した周波数キャリアの数より多くしてもよい。この場合、周波数キャリア数削減の効果は見込めない代わりに、より多数の周波数キャリアの情報を得ることができ、ハンドオーバ、バンド分散、及びCAなど各制御の実施効果を高めることができる。特にLTEシステムでは、移動機が一度に測定できる周波数キャリア数には上限が規定されているため(非特許文献1参照)、このような処理は有効である。
測定キャリア選択及び指示部105は、以上の処理により選択した周波数キャリアのメジャメントを、無線通信制御部101を介して移動機30に指示する(S207)。
図10は、本発明の一実施形態におけるメジャメントレポート取得制御のフロー図である。本制御はメジャメントレポート取得部107が実施する。まずメジャメントレポート取得部107は、移動機30からメジャメントレポートを受信し(S301)、メジャメントレポートに含まれている各セルが、部分キャリア測定を実施したバンドのセルであるかどうかを判定する(S303)。上記がYESの場合、メジャメントレポート取得部107は、セル構成管理部103が保持するセル情報を取得し、メジャメントレポートに含まれている当該セルと同一のグループに属するセルが存在するかどうかを判定する(S305)。上記がYESの場合、メジャメントレポートに含まれている当該セルの品質情報を利用して、同一グループに属するセルの品質情報を生成する(S307)。品質情報の生成は、例えばメジャメントレポートにて報告された当該セルの品質と同一の情報を生成しても良いし、報告された品質に何らかの補正を加えても良い。
例えば図5において、周波数キャリア#Bが測定対象から除外され、周波数キャリア#Aのメジャメントレポートが取得された場合、メジャメントレポート取得部107は、周波数キャリア#Bのセル#2の品質情報を、メジャメントレポートにおいて測定されたセル#1の品質情報と同等と見なし、周波数キャリア#Bのセル#4の品質情報を、メジャメントレポートにおいて測定されたセル#3の品質情報と同等と見なす。
同様に図6において、周波数キャリア#D及び#Eが測定対象から除外され、周波数キャリア#Cのメジャメントレポートが取得された場合、メジャメントレポート取得部107は、周波数キャリア#Dのセル#6及び周波数キャリア#Eのセル#7の品質情報を、メジャメントレポートにおいて測定されたセル#5の品質情報と同等と見なし、周波数キャリア#Dのセル#9及び周波数キャリア#Eのセル#10の品質情報を、メジャメントレポートにおいて測定されたセル#8の品質情報と同等と見なす。
メジャメントレポートに含まれる全てのセルについて以上の処理を実施した後(S309)、取得した全てのセルの品質情報を用いてハンドオーバ制御、バンド分散制御、CA制御などの各種制御を実施する。
続いて、基地局間でのセル情報の交換により、セル構成管理部103においてセル情報を生成する例について説明する。図11は、基地局間での情報交換によりセル情報を生成する例を示す概略図である。移動機30の周辺に異なる基地局10−1及び10−2のセルが存在した場合の例を示している。基地局10−1は同一周波数バンド内XX内で同一アンテナ20−1により形成されているセル#1及び#2のセル情報を生成することができ、基地局10−2は同一周波数バンドXX内で同一アンテナ20−4により形成されているセル#3及び#4のセル情報を生成することができる。その後、基地局10−1及び10−2間で協調してセル情報を管理することにより、図11のような例においても部分キャリア測定を実施することが可能となる。すなわち、本実施形態では、基地局10−1のセル構成管理部103が他の基地局10−2のセル情報を取得し、当該セル情報も含めて部分キャリア測定を実施する。同様に、他の基地局10−2のセル構成管理部103も基地局10−1のセル情報を取得し、当該セル情報も含めて部分キャリア測定を実施する。これにより、異なる基地局のセルについても、部分キャリア測定によって品質情報を生成することが可能となる。本実施形態により、異なる基地局のセルへハンドオーバ、バンド分散をする際、もしくは、DC(Dual Connectivity)制御によって異なる基地局のセルをセカンダリセルとして設定する際にも部分キャリア測定を実施でき、本発明の適用範囲を拡張することが可能となる。
<ハードウェア構成>
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施形態における基地局などは、本発明の方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図12は、本発明の一実施形態に係る基地局10のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局10は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局10のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局10における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、及び/又は、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述のセル構成管理部103の一部、測定キャリア選択及び指示部105、メジャメントレポート取得部107などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール及び/又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、上述のセル構成管理部103の一部、測定キャリア選択及び指示部105、メジャメントレポート取得部107などは、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の無線通信制御部101などは、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び/又はメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局10は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
<本発明の実施形態の効果>
本発明の実施形態によれば、同一周波数バンド内の異なる周波数キャリアのセルの品質情報を取得する場合に、測定する周波数キャリアの数を削減することが可能になる。また、削減した周波数キャリアのメジャメントレポートも、同一周波数バンド内で同一アンテナにより形成されているセルの品質は同等と見なすことで、ハンドオーバ制御、バンド分散制御、CA制御などの各種制御を実施することができる。
このため、ハンドオーバ、バンド分散、又はCA制御が完了するまでに要する時間が増大してしまい、ハンドオーバ制御が完了する前に品質が劣化し接続が切断されてしまう、又は、バンド分散又はCA制御において高速、大容量な通信を実施するまでに遅延が生じてしまうといった状況を回避することができる。また、測定するキャリア数の削減により、移動機における消費電力を節約することができる。
また、削減した周波数キャリアの数を上限に、他の周波数バンドの周波数キャリアを測定対象として追加することにより、周波数キャリア数削減の効果は見込めない代わりに、より多数の周波数キャリアの情報を得ることができ、ハンドオーバ、バンド分散、及びCAなど各制御の実施効果を高めることができる。
また、基地局間でのセル情報の交換により、異なる基地局のセルへハンドオーバ、バンド分散をする際、もしくは、DC制御によって異なる基地局のセルをセカンダリセルとして設定する際にも部分キャリア測定を実施でき、本発明の適用範囲を拡張することが可能となる。
<補足>
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本明細書において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び/又は基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS−GW)であってもよい。
情報等は、上位レイヤ(又は下位レイヤ)から下位レイヤ(又は上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10,10−1,10−2 基地局
20−1,20−2,20−3,20−4 アンテナ
30 移動機
101 無線通信制御部
103 セル構成管理部
105 測定キャリア選択及び指示部
107 メジャメントレポート取得部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (6)

  1. 同一周波数バンド内に存在するセルのうち、同一アンテナにより形成されているセルのグループを管理するセル構成管理部と、
    移動機に測定を指示する1以上の周波数キャリアを選択する際に、前記セル構成管理部において管理されている、同一周波数バンド内に存在する同一グループのセルの複数の周波数キャリアについては、前記複数の周波数キャリアの一部を測定対象から除外した上で、周波数キャリアの測定を前記移動機に指示する測定キャリア選択及び指示部と、
    を備える基地局。
  2. 前記移動機から前記測定を指示した周波数キャリアに関するメジャメントレポートを取得し、当該メジャメントレポートにおいて測定されたセルと同一グループのセルを前記セル構成管理部から取得し、前記同一グループのセルの品質情報を前記メジャメントレポートにおいて測定されたセルの品質情報と同等と見なすメジャメントレポート取得部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記測定キャリア選択及び指示部は、前記周波数キャリアの一部を測定対象から除外した後に、他の周波数キャリアを測定対象として追加する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の基地局。
  4. 前記測定キャリア選択及び指示部は、
    同一周波数バンド内に存在する複数の周波数キャリアの中で、同一アンテナにより形成されたセルが存在しない周波数キャリアを測定対象から除外する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の基地局。
  5. 前記セル構成管理部は、
    自基地局において同一アンテナにより形成されているセルのグループの情報を他の基地局へ通知し、また、他の基地局において同一アンテナにより形成されているセルのグループの情報を当該他の基地局から取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の基地局。
  6. 基地局における周波数キャリアの測定指示方法であって、
    同一周波数バンド内に存在するセルのうち、同一アンテナにより形成されているセルのグループを管理するステップと、
    移動機に測定を指示する1以上の周波数キャリアを選択する際に、前記管理されている、同一周波数バンド内に存在する同一グループのセルの周波数キャリアについては、当該周波数キャリアの一部を測定対象から除外した上で、周波数キャリアの測定を前記移動機に指示するステップと、
    を備える測定指示方法。
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