JP2018036002A - 空調給湯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】冷房運転時および暖房運転時においても、タンク内の液体を温水化することができる空調給湯システムを提供する。
【解決手段】圧縮機10と、冷媒切換部20と、室外熱交換器30と、室内冷媒調整弁41〜43と、室内熱交換器51〜53と、を備え、圧縮機10の吐出側と冷媒切換部20の第1ポートaとを接続する冷媒流路は、分岐しており、第1冷媒調整弁71およびタンク60内に貯留されるタンク水と熱交換するタンク熱交換器61を介して第1ポートaと接続する第1流路と、第2冷媒調整弁72を介して第1ポートaと接続する第2流路と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調給湯システムに関する。
空調システムは、空調する室内に設置される室内機と、室外に設置される室外機と、を備えている。このような空調システムにおいて、一般に、室外機の置き場所は縮小する方向にある。このため、1台の室外機に対し、2台以上の室内機を接続する方式の空調システムが知られている。
また、地球温暖化の対応のため、冷凍サイクルを採用した給湯システム(または、温水システム)が知られている。このような給湯システムは、水を加熱して温水とするため、冬季、夏季を問わず、一年中、暖房システムとして構成する必要がある。
一般的に、このような空調システムと給湯システムを組み合わせた空調給湯システムは、冷房と暖房を行う際、冷媒の流れを四方弁等により変更し、実現している。この方式については、特許文献1(特開2015−203550号公報)に記載されている。この方式によれば、四方弁により冷媒の流れを逆に流すことにより、冷房と暖房を行っている。したがって、2台以上の室内機を接続した場合、すべての室内機が、冷房運転または暖房運転となる。
特開2015−203550号公報
特許文献1に記載の空調給湯システムでは、四方弁により、冷媒の流れを逆流させることにより、冷房または暖房を行うため、2台以上の室内機は、すべて、冷房運転または暖房運転となる。したがって、特に夏季において、室内機として、給湯システムを接続した場合、貯液タンク内を温水化することが困難となる。
そこで、本発明は、冷房運転時および暖房運転時においても、タンク内の液体を温水化することができる空調給湯システムを提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明に係る空調給湯システムは、圧縮機と、冷媒切換部と、室外熱交換器と、室内冷媒調整弁と、室内熱交換器と、を備え、前記圧縮機の吐出側と前記冷媒切換部の第1ポートとを接続する冷媒流路は、分岐しており、第1冷媒調整弁およびタンク内に貯留されるタンク水と熱交換するタンク熱交換器を介して前記第1ポートと接続する第1流路と、第2冷媒調整弁を介して前記第1ポートと接続する第2流路と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、冷房運転時および暖房運転時においても、タンク内の液体を温水化することができる空調給湯システムを提供することができる。
第1実施形態に係る空調給湯システムの冷凍サイクル図である。 第1実施形態に係る空調給湯システムの冷房・沸き上げ運転における給湯タンク内のタンク水温度と、冷媒調整弁、圧縮機の吐出目標温度および室外送風機の制御と、を説明するタイムチャートである。 第1実施形態に係る空調給湯システムの暖房・沸き上げ運転における給湯タンク内のタンク水温度と、冷媒調整弁、圧縮機の吐出目標温度および室外送風機の制御と、を説明するタイムチャートである。 第2実施形態に係る空調給湯システムの冷凍サイクル図である。 第3実施形態に係る空調給湯システムの冷凍サイクル図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
≪第1実施形態≫
第1実施形態に係る空調給湯システムSの構成について、図1を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る空調給湯システムSの冷凍サイクル図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、圧縮機10と、冷媒切換弁20と、室外熱交換器30と、室外送風機31と、冷媒調整弁41〜43と、室内熱交換器51〜53と、給湯タンク60と、給湯熱交換器61と、冷媒調整弁70〜72と、接続弁81〜88と、制御部90と、各温度検出器91〜94と、を備えている。
圧縮機10は、吸込側から冷媒を吸い込んで、吐出側から高温高圧の冷媒を吐出する。圧縮機10の吸込側は、冷媒切換弁20(後述するポートd)と、冷媒配管で接続されている。圧縮機10の吐出側は、後述する冷媒調整弁72等を介して、冷媒切換弁20(後述するポートa)と、冷媒配管で接続されている。また、圧縮機10から吐出された冷媒の温度(吐出温度)を検出する吐出温度検出器91が設けられている。吐出温度検出器91で検出された検出信号は、後述する制御部90に入力されるようになっている。なお、圧縮機10は、後述する制御部90によって、吐出温度(吐出温度検出器91の検出温度)が所定の吐出目標温度となるように制御される。
冷媒切換弁20は、切換主弁21と、4つのポートa〜dと、を備える四方弁である。冷媒切換弁20は、例えば、通電等の制御により切換主弁21をスライドさせて各ポートの接続関係を切り換えることができる電磁弁(いわゆる、ラッチ式電磁弁)を用いることができる。具体的には、切換主弁21が図1の実線で示す位置にいる場合、ポートaとポートbが連通するとともに、ポートcとポートdが連通する。切換主弁21が図1の破線で示す位置にいる場合、ポートaとポートcが連通するとともに、ポートbとポートdが連通する。なお、冷媒切換弁20は、後述する制御部90によって各ポートの接続関係(切換主弁21の位置)が制御されるようになっている。
室外熱交換器30は、空調給湯システムSの室外機に配置されており、流入する冷媒と室外空気との間で熱交換をすることができるようになっている。室外熱交換器30の一方側は、冷媒切換弁20のポートbと、冷媒配管で接続されている。室外熱交換器30の他方側は、冷媒調整弁41〜43と、分岐する冷媒配管で接続されている。
また、空調給湯システムSの室外機には、室外熱交換器30における冷媒と室外空気との熱交換を促進させるため、室外送風機31を備えている。なお、室外送風機31は、後述する制御部90によって送風量(回転速度)が制御されるようになっている。また、室外送風機31の吸込口付近(室外空気の流れの向き31aにみて、室外熱交換器30の上流側)には、室外空気の温度を検出する室外空気温度検出器92が設けられている。また、室外熱交換器30の温度を検出する室外熱交換器温度検出器93が設けられている。室外空気温度検出器92で検出された検出信号および室外熱交換器温度検出器93で検出された検出信号は、後述する制御部90に入力されるようになっている。
ここで、図1に示す第1実施形態に係る空調給湯システムSは、1基の室外機(室外熱交換器30)に対して、3基の室内機(室内熱交換器51〜53)を備えるいわゆるマルチタイプの空調給湯システムである。
冷媒調整弁41〜43は、開閉および開度調整が可能な弁である。冷媒調整弁41〜43の一方側は、室外熱交換器30と、分岐する冷媒配管で接続されている。冷媒調整弁41の他方側は、室内熱交換器51と、冷媒配管で接続されている。冷媒調整弁42の他方側は、室内熱交換器52と、冷媒配管で接続されている。冷媒調整弁43の他方側は、室内熱交換器53と、冷媒配管で接続されている。なお、冷媒調整弁41〜43は、後述する制御部90によってその開閉および開度が制御されるようになっている。
室内熱交換器51〜53は、空調給湯システムSの室内機に配置されており、流入する冷媒と室内空気との間で熱交換をすることができるようになっている。室内熱交換器51の一方側は、冷媒調整弁41と、冷媒配管で接続されている。室内熱交換器52の一方側は、冷媒調整弁42と、冷媒配管で接続されている。室内熱交換器53の一方側は、冷媒調整弁43と、冷媒配管で接続されている。室内熱交換器51〜53の他方側は、冷媒切換弁20のポートcと、分岐する冷媒配管で接続されている。なお、図示は省略するが、各室内機には、筺体内に室内空気を取り込み、室内熱交換器51〜53で熱交換した(空気調和された)空気を再び室内に吹き出すためのファンを備えている。
なお、冷媒調整弁41と室内熱交換器51とを接続する冷媒配管には接続弁81が設けられており、室内熱交換器51と冷媒切換弁20のポートcとを接続する冷媒配管には接続弁82が設けられている。同様に、冷媒調整弁42と室内熱交換器52とを接続する冷媒配管には接続弁83が設けられており、室内熱交換器52と冷媒切換弁20のポートcとを接続する冷媒配管には接続弁84が設けられている。また、冷媒調整弁43と室内熱交換器53とを接続する冷媒配管には接続弁85が設けられており、室内熱交換器53と冷媒切換弁20のポートcとを接続する冷媒配管には接続弁86が設けられている。このような構成により、各室内機(室内熱交換器51〜53)は、接続弁81〜86を介して取り付け取り外しができるようになっている。
また、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、給湯熱交換器61を有する給湯タンク60を備えている。
給湯タンク60の内部にはタンク水(湯水)が貯留されている。なお、給湯タンク60は、給湯タンク60の下側から水道水を流入させることにより、内部のタンク水を押し上げて、給湯タンク60の上側から湯水を給湯端末(例えば蛇口など)に直接供給する構成であってもよく、給湯タンク60内のタンク水と水道水との間で熱交換する熱交換器(図示せず)を更に備えて、熱交換により加熱された水道水を給湯端末に供給する構成であってもよく、限定されるものではない。また、給湯タンク60内に貯留されているタンク水は、湯水に限定されるものではない。
給湯熱交換器61は、流入する冷媒と給湯タンク60内に貯留されているタンク水との間で熱交換をすることができるようになっている。給湯熱交換器61の一方側は、後述する冷媒調整弁71と、冷媒配管で接続されている。給湯熱交換器61の他方側は、冷媒切換弁20のポートaと、分岐する冷媒配管で接続されている。また、給湯タンク60内に貯留されているタンク水の温度を検出するタンク温度検出器94が設けられている。タンク温度検出器94で検出された検出信号は、後述する制御部90に入力されるようになっている。
なお、給湯熱交換器61は、図1に示す例においては、冷媒配管が給湯タンク60の金属容器の外周に接触しながら巻きつけるようにして構成されている。そして、給湯タンク60および給湯熱交換器61が断熱材(図示せず)で覆われている。これにより、給湯熱交換器61に流入する冷媒は、給湯熱交換器61の冷媒配管および給湯タンク60の金属容器を介して、給湯タンク60内に貯留されているタンク水と熱交換するようになっている。このような構成とすることにより、後述する暖房運転の際、給湯熱交換器61で凝縮熱の全てをタンク水に放出しない構造とすることができ、室内機の暖房能力を構造面から確保することができる。
なお、給湯熱交換器61の構造は、前述の構造に限られるものではない。例えば、給湯熱交換器61の冷媒配管が給湯タンク60の容器側面から貫通して給湯タンク60の容器内部に冷媒配管を配置することにより熱交換部を構成してもよい。これにより、給湯熱交換器61に流入する冷媒は、給湯熱交換器61の冷媒配管を介して、給湯タンク60内に貯留されているタンク水と熱交換するようになっている。なお、給湯タンク60の内部に配置される冷媒配管は二重管として、給湯熱交換器61を構成する冷媒配管を保護するようにしてもよい。
また、給湯タンク60の下部から流出して給湯熱交換器61を通り給湯タンク60の上部へとタンク水が通流可能な流路と、この流路上に設けられたポンプと、を備えて、給湯タンク60の外に給湯熱交換器61を設ける構成であってもよい。
冷媒調整弁71は、開閉および開度調整が可能な弁である。冷媒調整弁71の一方側は、圧縮機10の吐出側と、分岐する冷媒配管で接続されている。冷媒調整弁71の他方側は、給湯熱交換器61と、冷媒配管で接続されている。なお、冷媒調整弁71は、後述する制御部90によってその開閉および開度が制御されるようになっている。
冷媒調整弁72は、開閉および開度調整が可能な弁である。冷媒調整弁71の一方側は、圧縮機10の吐出側と、分岐する冷媒配管で接続されている。冷媒調整弁71の他方側は、冷媒切換弁20のポートaと、分岐する冷媒配管で接続されている。なお、冷媒調整弁72は、後述する制御部90によってその開閉および開度が制御されるようになっている。
即ち、圧縮機10から吐出された冷媒の流路は、冷媒調整弁71および給湯熱交換器61を通って冷媒切換弁20のポートaへと流入する第1流路と、冷媒調整弁72を通って冷媒切換弁20のポートaへと流入する第2流路と、の2系統がある。また、冷媒調整弁71,72の開閉および開度を調整することにより、各流路に流れる冷媒の量を制御することができる。
なお、冷媒調整弁71と給湯熱交換器61とを接続する冷媒配管には接続弁87が設けられており、給湯熱交換器61と冷媒切換弁20のポートaとを接続する冷媒配管には接続弁88が設けられている。このような構成により、給湯タンク60(給湯熱交換器61)は、接続弁87,88を介して取り付け取り外しができるようになっている。
また、接続弁87,88を介して給湯タンク60(給湯熱交換器61)を空調給湯システムSに取り付けた際、制御部90とタンク温度検出器94も接続される構造となっていることが好ましい。このような構成により、制御部90は、タンク温度検出器94の接続の有無を判定することにより、給湯タンク60(給湯熱交換器61)が空調給湯システムSに取り付けられているか否かを判定することができる。
また、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、冷媒調整弁41〜43および室内熱交換器51〜53をバイパスして、室外熱交換器30と冷媒切換弁20のポートcとを接続する流路であるバイパス流路を備え、このバイパス流路に冷媒調整弁70を備えている。
冷媒調整弁70は、開閉および開度調整が可能な弁である。冷媒調整弁70の一方側は、室外熱交換器30と、分岐する冷媒配管で接続されている。冷媒調整弁70の他方側は、冷媒切換弁20のポートcと、分岐する冷媒配管で接続されている。なお、冷媒調整弁70は、後述する制御部90によってその開閉および開度が制御されるようになっている。
即ち、室外熱交換器30から冷媒切換弁20のポートcまでの冷媒の流路は、冷媒調整弁41および室内熱交換器51を通る流路と、冷媒調整弁42および室内熱交換器52を通る流路と、冷媒調整弁43および室内熱交換器53を通る流路と、冷媒調整弁70を通るバイパス流路と、の4系統がある。また、冷媒調整弁41〜43,70の開閉および開度を調整することにより、各流路に流れる冷媒の量を制御することができる。
制御部90は、圧縮機10、冷媒切換弁20、室外送風機31、冷媒調整弁41〜43,および冷媒調整弁70〜72を制御することにより、第1実施形態に係る空調給湯システムSの全体を制御することができるようになっている。また、制御部90は、各温度検出器91〜94で検出した温度信号が入力されるようになっている。
次に、第1実施形態に係る空調給湯システムSにおける各種運転について説明する。第1実施形態に係る空調給湯システムSは、室内機(室内熱交換器51〜53)が設置された室内を冷房する冷房運転と、室内機が設置された室内を冷房するとともに給湯タンク60内のタンク水を加熱する(沸き上げる)冷房・沸き上げ運転と、室内機が設置された室内を暖房する暖房運転と、室内機が設置された室内を暖房するとともに給湯タンク60内のタンク水を加熱する暖房・沸き上げ運転と、給湯タンク60内のタンク水を加熱する沸き上げ運転と、室外熱交換器30の霜取りを行う除霜運転(第1〜第4除霜運転)と、を行うことができるようになっている。
<冷房運転>
冷房運転において、制御部90は、圧縮機10および室外送風機31を運転し、冷媒切換弁20の切換主弁21を図1の実線で示す位置とし、冷媒調整弁70,71を全閉とし、冷媒調整弁72を全開とし、冷媒調整弁41〜43を開度調整する。
圧縮機10から吐出された高温高圧の冷媒は、冷媒調整弁72、冷媒切換弁20のポートa,bを経由して、凝縮器として機能する室外熱交換器30に流入し、室外空気と熱交換することにより放熱する。室外熱交換器30で放熱した冷媒は、膨張弁として機能する冷媒調整弁41〜43に流入し、低温低圧の冷媒となり、蒸発器として機能する室内熱交換器51〜53で室内空気と熱交換することにより吸熱する。この際、冷媒から吸熱され温度が下がった室内空気が室内機から室内に吹き出されることにより、室内を空調(冷房)する。そして、室内熱交換器51〜53で吸熱した冷媒は、冷媒切換弁20のポートc,dを経由して、圧縮機10に吸い込まれる。
このように、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、冷房運転を行うことにより、室内機(室内熱交換器51〜53)が設置された室内を冷房することができる。
<冷房・沸き上げ運転>
冷房・沸き上げ運転において、制御部90は、圧縮機10および室外送風機31を運転し、冷媒切換弁20の切換主弁21を図1の実線で示す位置とし、冷媒調整弁70を全閉とし、冷媒調整弁41〜43,71〜72を開度調整する。
なお、一般に、室内の室温調整において、例えば、室内の冷房空調における温度変動の範囲は27〜35℃であり、サーバルームの冷房空調における温度変動の範囲は約8〜10℃であり、室内の暖房空調における温度変動の範囲は0〜20℃であり、いずれも温度差が30℃以内に収まっている。一方、給湯タンク60のタンク水における温度変動の範囲は、例えば0〜55℃であり、大幅に温度範囲が広がっている。そこで、給湯タンク60内のタンク水を加熱する運転時において、制御部90は、圧縮機10の吐出目標温度を冷房運転や暖房運転時よりも高く設定する。
圧縮機10から吐出された高温高圧の冷媒は、一部が冷媒調整弁72を経由して、凝縮器として機能する給湯熱交換器61に流入し、給湯タンク60内のタンク水と熱交換することにより放熱する。この際、冷媒から放熱されることにより、給湯タンク60内のタンク水が加熱(沸き上げ)される。給湯熱交換器61で放熱した冷媒および冷媒調整弁72を経由する高温高圧の冷媒の残部は、冷媒切換弁20のポートa,bを経由して、凝縮器として機能する室外熱交換器30に流入し、室外空気と熱交換することにより放熱する。室外熱交換器30で放熱した冷媒は、膨張弁として機能する冷媒調整弁41〜43に流入し、低温低圧の冷媒となり、蒸発器として機能する室内熱交換器51〜53で室内空気と熱交換することにより吸熱する。この際、冷媒から吸熱され温度が下がった室内空気が室内機から室内に吹き出されることにより、室内を空調(冷房)する。そして、室内熱交換器51〜53で吸熱した冷媒は、冷媒切換弁20のポートc,dを経由して、圧縮機10に吸い込まれる。
このように、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、冷房・沸き上げ運転を行うことにより、給湯熱交換器61および室外熱交換器30が凝縮器として機能する。即ち、凝縮熱の一部を給湯熱交換器61で放熱してタンク水の加熱に利用し、凝縮熱の残部を室外熱交換器30で放熱するようになっている。これにより、室内機(室内熱交換器51〜53)が設置された室内を冷房するとともに、給湯タンク60内のタンク水を沸き上げることができる。
ここで、第1実施形態に係る空調給湯システムSの冷房・沸き上げ運転における制御について図2を用いて更に説明する。図2は、第1実施形態に係る空調給湯システムSの冷房・沸き上げ運転における給湯タンク60内のタンク水温度と、冷媒調整弁71,72、圧縮機10の吐出目標温度および室外送風機31の制御と、を説明するタイムチャートである。
まず、時間帯P0において、制御部90は、空調給湯システムSの運転として冷房運転を行っているものとする。そして、時間P1において、空調給湯システムSの運転を冷房・沸き上げ運転に切り換えたものとする。この際、制御部90は、タンク温度検出器94の接続の有無を判定することにより、給湯タンク60(給湯熱交換器61)が空調給湯システムSに取り付けられているか否かを判定し、取り付けられていない場合には、冷房・沸き上げ運転に切り換えを禁止するようになっている。なお、図2で説明する例においては、冷房・沸き上げ運転の開始時における給湯タンク60内のタンク水の初期温度T0 は、判定閾値温度T1 よりも低い場合を例に説明する。
時間帯P2に示すように、タンク水温度(タンク温度検出器94の検出温度)が判定閾値温度T1 未満の場合、制御部90は、冷媒調整弁71を全開とし、冷媒調整弁72を全閉とし、室外送風機31のファン回転速度を所定の回転速度(100%)よりも低い回転速度n1 とする。また、圧縮機10の吐出目標温度は、冷房運転の時の吐出目標温度T3 よりも高い吐出目標温度T4 が設定され、制御部90は、吐出温度(吐出温度検出器91の検出温度)が吐出目標温度T4 がとなるように圧縮機10を制御する。
なお、判定閾値温度T1 は、予め設定された温度(例えば、27℃)としてもよく、例えば、室外空気温度(室外空気温度検出器92の検出温度)としてもよい。
そして、時間帯P3に示すように、タンク水温度が判定閾値温度T1 以上かつ判定閾値温度T2 未満の場合、制御部90は、タンク水温度が高いほど冷媒調整弁71の開度が小さくなるように制御し、タンク水温度が高いほど冷媒調整弁72の開度が大きくなるように制御する。ここで、冷媒調整弁71,72の開度を調整する際、流路断面積の和が維持されるように、一方の調整弁の開度を広げると他方の調整弁の開度を狭めるように制御する。また、制御部90は、冷媒調整弁71の開度が小さくなるほど室外送風機31のファン回転速度が速くなるように制御する。なお、圧縮機10の吐出目標温度は、吐出目標温度T4 が設定されたままである。
なお、判定閾値温度T2 は、タンク水の沸き上げ目標温度(例えば、55℃)である。ちなみに、判定閾値温度T1 と判定閾値温度T2 は「T1 <T2 」であり、判定閾値温度T2 と吐出目標温度T4 は「T2 <T4 」である。
そして、時間P4において、給湯タンク60内のタンク水の沸き上げが完了する。沸き上げが完了すると、制御部90は、冷媒調整弁71を全閉とし、冷媒調整弁72を全開とし、室外送風機31のファン回転速度を所定の回転速度(100%)とする。また、圧縮機10の吐出目標温度は、冷房運転の時の吐出目標温度T3 が設定され、制御部90は、吐出温度(吐出温度検出器91の検出温度)が吐出目標温度T3 となるように圧縮機10等を制御する。
そして、時間帯P5に示すように、沸き上げが完了した後にタンク水温度が判定閾値温度T2 未満となる間は、制御部90は、冷媒調整弁71を一部開き、流路断面積の和が等しくなるように冷媒調整弁72を一部閉じ、圧縮機10の吐出目標温度を吐出目標温度T4 に設定する。なお、室外送風機31のファン回転速度を所定の回転速度(100%)を維持する。
以上のように、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、冷房・沸き上げ運転を行うことにより、室内機(室内熱交換器51〜53)が設置された室内を冷房するとともに、一般的な冷房運転の際には室外空気に排熱する凝縮熱を利用して給湯タンク60内のタンク水を沸き上げることができる。
また、室外熱交換器30だけでなく給湯熱交換器61を凝縮器として機能させて凝縮熱を処理するので、室外熱交換器30における熱処理量を低減することができる。換言すれば、図2の時間帯P2,P3に示すように、室外送風機31の回転速度を低減させることができる。これにより、室外送風機31の消費電力を削減することができるので、空調給湯システムSの省エネ化を図ることができる。
また、冷媒調整弁71,72の開度を調整する際、流路断面積の和が維持されるように、一方の調整弁の開度を広げると他方の調整弁の開度を狭めるように制御することにより、流路断面積が狭まることによるサイクルバランスや効率の低下を防ぐことができる。
また、制御部90は、冷媒調整弁71の開度に応じて室外送風機31の回転速度を制御するので、1つのパラメータに応じて制御することができ、制御が容易となる。また、制御部90は、圧縮機出口温度に基づいて圧縮機を制御するので、1つのパラメータに応じて制御することができ、制御が容易となる。
<暖房運転>
暖房運転において、制御部90は、圧縮機10および室外送風機31を運転し、冷媒切換弁20の切換主弁21を図1の破線で示す位置とし、冷媒調整弁70,71を全閉とし、冷媒調整弁72を全開とし、冷媒調整弁41〜43を開度調整する。
圧縮機10から吐出された高温高圧の冷媒は、冷媒調整弁72、冷媒切換弁20のポートa,cを経由して、凝縮器として機能する室内熱交換器51〜53に流入し、室内空気と熱交換することにより放熱する。この際、冷媒から放熱され温度が上がった室内空気が室内機から室内に吹き出されることにより、室内を空調(暖房)する。室内熱交換器51〜53で放熱した冷媒は、膨張弁として機能する冷媒調整弁41〜43に流入し、低温低圧の冷媒となり、蒸発器として機能する室外熱交換器30で室外空気と熱交換することにより吸熱する。そして、室外熱交換器30で吸熱した冷媒は、冷媒切換弁20のポートb,dを経由して、圧縮機10に吸い込まれる。
このように、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、暖房運転を行うことにより、室内機(室内熱交換器51〜53)が設置された室内を暖房することができる。
また、暖房運転の開始時において、給湯タンク60内のタンク水の温度(タンク温度検出器94の検出温度)が所定の第1閾値温度以上の場合、冷媒調整弁71,72の開度を調整して、圧縮機10から吐出される冷媒の一部(全てであってもよい)を給湯熱交換器61に流すようにしてもよい。暖房運転の開始時においては、圧縮機10の吐出温度が低いため、室内熱交換器51〜53に供給される冷媒の温度も低くなっている。これに対し、本制御によれば、給湯タンク60内のタンク水の熱を利用して冷媒を温めることにより、室内熱交換器51〜53に供給される冷媒の温度を速やかに高くすることができ、使用者の暖房運転の要求に対して応答性のよい空調給湯システムSとすることができる。そして、圧縮機10の吐出温度(吐出温度検出器91の検出温度)が所定の第2閾値温度以上となると、制御部90は、冷媒調整弁71を全閉とし、冷媒調整弁72を全開として、通常の暖房運転に移行してもよい。
また、室内の温度が所定の設定温度となり、かつ、給湯タンク60内のタンク水の温度(タンク温度検出器94の検出温度)が所定温度以上の場合、制御部90は、圧縮機10および室外送風機31を停止し、冷媒切換弁20の切換主弁21を図1の破線で示す位置とし、冷媒調整弁41〜43,70〜72を全閉としてもよい。このような状態において、給湯熱交換器61、接続弁88を含む冷媒配管、冷媒切換弁20のポートa,c、接続弁82,84,86を含む冷媒配管、室内熱交換器51〜53が熱的に接続されている。これにより、給湯タンク60のタンク水の熱が室内熱交換器51〜53に供給されるので、室内の温度が低下することを抑制することができる。
<暖房・沸き上げ運転>
暖房・沸き上げ運転において、制御部90は、圧縮機10および室外送風機31を運転し、冷媒切換弁20の切換主弁21を図1の破線で示す位置とし、冷媒調整弁70を全閉とし、冷媒調整弁41〜43,71〜72を開度調整する。
圧縮機10から吐出された高温高圧の冷媒は、一部が冷媒調整弁72を経由して、凝縮器として機能する給湯熱交換器61に流入し、給湯タンク60内のタンク水と熱交換することにより放熱する。この際、冷媒から放熱されることにより、給湯タンク60内のタンク水が加熱(沸き上げ)される。給湯熱交換器61で放熱した冷媒および冷媒調整弁72を経由する高温高圧の冷媒の残部は、冷媒切換弁20のポートa,bを経由して、凝縮器として機能する室内熱交換器51〜53に流入し、室内空気と熱交換することにより放熱する。この際、冷媒から放熱され温度が上がった室内空気が室内機から室内に吹き出されることにより、室内を空調(暖房)する。室内熱交換器51〜53で放熱した冷媒は、膨張弁として機能する冷媒調整弁41〜43に流入し、低温低圧の冷媒となり、蒸発器として機能する室外熱交換器30で室外空気と熱交換することにより吸熱する。そして、室外熱交換器30で吸熱した冷媒は、冷媒切換弁20のポートb,dを経由して、圧縮機10に吸い込まれる。
このように、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、暖房・沸き上げ運転を行うことにより、室内機(室内熱交換器51〜53)が設置された室内を暖房するとともに、凝縮熱の一部を利用して給湯タンク60内のタンク水を沸き上げることができる。
ここで、第1実施形態に係る空調給湯システムSの暖房・沸き上げ運転における制御について図3を用いて更に説明する。図3は、第1実施形態に係る空調給湯システムSの暖房・沸き上げ運転における給湯タンク60内のタンク水温度と、冷媒調整弁71,72、圧縮機10の吐出目標温度および室外送風機31の制御と、を説明するタイムチャートである。
第1実施形態に係る空調給湯システムSの暖房・沸き上げ運転においては、室外熱交換器30のみが蒸発器として機能する。このため、図3に示すように、室外送風機31のファン回転速度は、所定の回転速度(100%)とする点で冷房・沸き上げ運転と異なっている。その他は、同様であり重複する説明を省略する。
<沸き上げ運転>
沸き上げ運転において、制御部90は、圧縮機10および室外送風機31を運転し、冷媒切換弁20の切換主弁21を図1の破線で示す位置とし、冷媒調整弁41〜43,72を全閉とし、冷媒調整弁71を全開とし、冷媒調整弁70を開度調整する。
圧縮機10から吐出された高温高圧の冷媒は、冷媒調整弁71を経由して、凝縮器として機能する給湯熱交換器61に流入し、給湯タンク60内のタンク水と熱交換することにより放熱する。この際、冷媒から放熱されることにより、給湯タンク60内のタンク水が加熱(沸き上げ)される。給湯熱交換器61で放熱した冷媒は、冷媒切換弁20のポートa,cを経由して、膨張弁として機能する冷媒調整弁70に流入し、低温低圧の冷媒となり、蒸発器として機能する室外熱交換器30で室外空気と熱交換することにより吸熱する。そして、室外熱交換器30で吸熱した冷媒は、冷媒切換弁20のポートb,dを経由して、圧縮機10に吸い込まれる。
なお、沸き上げ運転においては、冷媒調整弁41〜43を全閉とし、室内熱交換器51〜53には冷媒が流れないようになっているので、室内の温度の変動を抑制することができる。
このように、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、沸き上げ運転を行うことにより、室内を冷房または暖房することなく、給湯タンク60内のタンク水を沸き上げることができる。
<除霜運転>
暖房運転、暖房・沸き上げ運転および沸き上げ運転において、室外熱交換器30は蒸発器として機能することにより、冷媒が吸熱して、室外空気が冷却される。このため、室外空気の湿度が高く、かつ、室外空気の温度が低いと、室外熱交換器30に霜が付着して室外熱交換器30の熱交換性能を低下させることがある。このため、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、付着した霜を除去する除霜運転(デフロスト運転)を行うことができるようになっている。
なお、制御部90は、室外空気温度検出器92で検出した室外熱交換器30の温度と、室外熱交換器温度検出器93で検出した室外空気の温度と、に基づいて、例えば室外の露点等を算出することにより、室外熱交換器30における着霜量を推定する。そして、制御部90は、例えば推定した室外熱交換器30における着霜量が所定の閾値量を超えたら、除霜運転を行うと判定する。
ちなみに、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、以下に示す4パターンの除霜運転を行うことができるようになっている。
(第1除霜運転)
第1除霜運転において、制御部90は、圧縮機10および室外送風機31を運転し、冷媒切換弁20の切換主弁21を図1の実線で示す位置とし、冷媒調整弁70,71を全閉とし、冷媒調整弁41〜43,72を全開とする。
圧縮機10から吐出された吐出冷媒は、冷媒調整弁72、冷媒切換弁20のポートa,bを経由して、室外熱交換器30に流入し、室外空気と熱交換することにより放熱する。この際、冷媒が室外空気に放熱することにより、室外熱交換器30に付着した霜を融かす。室外熱交換器30で放熱した冷媒は、冷媒調整弁41〜43を経由して、室内熱交換器51〜53で室内空気と熱交換することにより吸熱する。なお、室内空気が吸熱されることにより、室内の温度が低下する。そして、室内熱交換器51〜53で吸熱した冷媒は、冷媒切換弁20のポートc,dを経由して、圧縮機10に吸い込まれる。
このように、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、第1除霜運転を行うことにより、室外熱交換器30に付着した霜を除去することができる。
(第2除霜運転)
第2除霜運転は、給湯タンク60内のタンク水の温度(タンク温度検出器94の検出温度)が所定温度以上の場合、選択される。なお、給湯タンク60内のタンク水の温度(タンク温度検出器94の検出温度)が圧縮機10の吐出温度(吐出温度検出器91の検出温度)以上の場合、選択されるものとしてもよい。
第2除霜運転は、第1除霜運転と比較して、圧縮機10から吐出された冷媒の一部を給湯熱交換器61にも流入させるようになっている。即ち、第2除霜運転において、制御部90は、圧縮機10および室外送風機31を運転し、冷媒切換弁20の切換主弁21を図1の実線で示す位置とし、冷媒調整弁70を全閉とし、冷媒調整弁41〜43を全開とし、冷媒調整弁71〜72を開度調整する。
圧縮機10から吐出された吐出冷媒は、一部が冷媒調整弁72を経由して、加熱源として機能する給湯熱交換器61に流入し、給湯タンク60内の高温のタンク水と熱交換することにより加熱される。なお、タンク水が吸熱されることにより、給湯タンク60内のタンク水の温度が低下する。給湯熱交換器61で加熱された冷媒および冷媒調整弁72を経由する吐出冷媒の残部は、冷媒切換弁20のポートa,bを経由して、室外熱交換器30に流入し、室外空気と熱交換することにより放熱する。この際、冷媒が室外空気に放熱することにより、室外熱交換器30に付着した霜を融かす。室外熱交換器30で放熱した冷媒は、冷媒調整弁41〜43を経由して、室内熱交換器51〜53で室内空気と熱交換することにより吸熱する。なお、室内空気が吸熱されることにより、室内の温度が低下する。そして、室内熱交換器51〜53で吸熱した冷媒は、冷媒切換弁20のポートc,dを経由して、圧縮機10に吸い込まれる。
このように、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、第2除霜運転を行うことにより、室外熱交換器30に付着した霜を除去することができる。また、第1除霜運転では室内の熱を用いて除霜を行うのに対し、第2除霜運転では室内の熱および給湯タンク60内のタンク水の熱を利用して除霜を行うようになっている。これにより、第2除霜運転は、第1除霜運転よりも室内の温度の低下を抑制することができる。
(第3除霜運転)
第3除霜運転は、給湯タンク60内のタンク水の温度(タンク温度検出器94の検出温度)が所定温度以上の場合、選択される。なお、給湯タンク60内のタンク水の温度(タンク温度検出器94の検出温度)が圧縮機10の吐出温度(吐出温度検出器91の検出温度)以上の場合、選択されるものとしてもよい。
第3除霜運転において、制御部90は、圧縮機10および室外送風機31を運転し、冷媒切換弁20の切換主弁21を図1の実線で示す位置とし、冷媒調整弁41〜43を全閉とし、冷媒調整弁70を全開とし、冷媒調整弁71,72を開度調整する。
圧縮機10から吐出された吐出冷媒は、一部が冷媒調整弁72を経由して、加熱源として機能する給湯熱交換器61に流入し、給湯タンク60内の高温のタンク水と熱交換することにより加熱される。なお、タンク水が吸熱されることにより、給湯タンク60内のタンク水の温度が低下する。給湯熱交換器61で加熱された冷媒および冷媒調整弁72を経由する吐出冷媒の残部は、冷媒切換弁20のポートa,bを経由して、室外熱交換器30に流入し、室外空気と熱交換することにより放熱する。この際、冷媒が室外空気に放熱することにより、室外熱交換器30に付着した霜を融かす。室外熱交換器30で放熱した冷媒は、冷媒調整弁70および冷媒切換弁20のポートc,dを経由して、圧縮機10に吸い込まれる。
このように、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、第3除霜運転を行うことにより、室外熱交換器30に付着した霜を除去することができる。また、第1〜2除霜運転では室内の温度が低下するのに対し、第3除霜運転では冷媒調整弁41〜43を全閉とし、室内熱交換器51〜53には冷媒が流れないようになっているので、室内の温度の低下を抑制することができる。これにより、第3除霜運転は、室内環境を乱すことなく好適に除霜運転を行うことができる。
(第4除霜運転:暖房・除霜運転)
第4除霜運転は、室内の暖房を継続しながら除霜を行う運転である。第4除霜運転は、給湯タンク60内のタンク水の温度(タンク温度検出器94の検出温度)が所定温度以上の場合、選択される。なお、給湯タンク60内のタンク水の温度(タンク温度検出器94の検出温度)が圧縮機10の吐出温度(吐出温度検出器91の検出温度)以上の場合、選択されるものとしてもよい。
第4除霜運転において、制御部90は、圧縮機10および室外送風機31を運転し、冷媒切換弁20の切換主弁21を図1の破線で示す位置とし、冷媒調整弁41〜43,70〜72を開度調整する。
圧縮機10から吐出された吐出冷媒は、一部が冷媒調整弁72を経由して、加熱源として機能する給湯熱交換器61に流入し、給湯タンク60内の高温のタンク水と熱交換することにより加熱される。なお、タンク水が吸熱されることにより、給湯タンク60内のタンク水の温度が低下する。給湯熱交換器61で加熱された冷媒および冷媒調整弁72を経由する吐出冷媒の残部は、冷媒切換弁20のポートaに流入する。冷媒切換弁20のポートcから流出した冷媒の一部は、室内熱交換器51〜53に流入し、室内空気と熱交換することにより放熱する。この際、冷媒から放熱され温度が上がった室内空気が室内機から室内に吹き出されることにより、室内を空調(暖房)する。室内熱交換器51〜53で放熱した冷媒は、冷媒調整弁41〜43に流入し、低温低圧の冷媒となり、室外熱交換器30に流入する。また、冷媒切換弁20のポートcから流出した冷媒の残部は、冷媒調整弁70を介して、室外熱交換器30に流入する。ここで、室外熱交換器30に流入する冷媒の温度は、冷媒調整弁70を介して流入する冷媒により、通常の暖房運転の場合と比較して、高温となる。このため、室外熱交換器30に付着した霜を融かすことができる。そして、室外熱交換器30から流出した冷媒は、冷媒切換弁20のポートb,dを経由して、圧縮機10に吸い込まれる。
このように、第1実施形態に係る空調給湯システムSは、第4除霜運転を行うことにより、暖房運転を継続したまま、室外熱交換器30に付着した霜を除去することができる。また、この際、給湯タンク60内のタンク水の熱を利用するので、暖房能力の低下を抑制することができるとともに、除霜能力を向上させることができ、短時間で除霜を完了させることができる。
また、第1〜第3除霜運転から暖房運転に復帰する場合、圧縮機10を一度停止させた後に、冷媒切換弁20の切換主弁21の位置を切り換えてから(図1の実線で示す位置から破線で示す位置)、再び圧縮機10を起動することとなる。これに対し、第4除霜運転から暖房運転に復帰する場合、冷媒切換弁20の切換主弁21の位置を切り換える必要がなく、圧縮機10を停止・再起動する必要もないため、暖房運転への復帰も短時間で行うことができる。
<作用効果>
以上、第1実施形態に係る空調給湯システムSによれば、冷房運転、暖房運転、沸き上げ運転をそれぞれ運転することができる。加えて、冷房運転時および暖房運転時においても、給湯タンク60内のタンク水を沸き上げることができる(冷房・沸き上げ運転、暖房・沸き上げ運転)。また、第1実施形態に係る空調給湯システムSによれば、好適に除霜運転(第1〜第4除霜運転)を行うことができる。
≪第2実施形態≫
第2実施形態に係る空調給湯システムSの構成について、図4を用いて説明する。図4は、第2実施形態に係る空調給湯システムSの冷凍サイクル図である。
図4に示すように、第2実施形態に係る空調給湯システムSは、第1実施形態に係る空調給湯システムS(図1参照)と比較して、冷媒調整弁72に替えて冷媒開閉弁73を備えている点で異なっている。その他の構成は、第1実施形態に係る空調給湯システムSと同様であり、重複する説明を省略する。
即ち、第2実施形態に係る空調給湯システムSにおいて、圧縮機10から吐出された冷媒の流路は、冷媒調整弁71および給湯熱交換器61を通って冷媒切換弁20のポートaへと流入する第1流路と、冷媒開閉弁73を通って冷媒切換弁20のポートaへと流入する第2流路と、の2系統がある。
冷媒開閉弁73は、開閉が可能な弁である。冷媒開閉弁73の一方側は、圧縮機10の吐出側と、分岐する冷媒配管で接続されている。冷媒開閉弁73の他方側は、冷媒切換弁20のポートaと、分岐する冷媒配管で接続されている。なお、冷媒開閉弁73は、制御部90によってその開閉が制御されるようになっている。
制御部90は、冷媒調整弁71の開度制御および冷媒開閉弁73の開閉制御により、給湯熱交換器61を経由する冷媒量を制御する。これにより、第2実施形態に係る空調給湯システムSは、第1実施形態に係る空調給湯システムSと同様に、冷房運転と、暖房運転と、沸き上げ運転と、冷房・沸き上げ運転と、暖房・沸き上げ運転と、除霜運転(第1〜第4除霜運転)と、を行うことができる。
≪第3実施形態≫
第3実施形態に係る空調給湯システムSの構成について、図5を用いて説明する。図5は、第3実施形態に係る空調給湯システムSの冷凍サイクル図である。
図5に示すように、第3実施形態に係る空調給湯システムSは、冷媒調整弁72および冷媒開閉弁73の両方を備えている点で異なっている。その他の構成は、第1実施形態に係る空調給湯システムSと同様であり、重複する説明を省略する。
即ち、第3実施形態に係る空調給湯システムSにおいて、圧縮機10から吐出された冷媒の流路は、冷媒調整弁71および給湯熱交換器61を通って冷媒切換弁20のポートaへと流入する第1流路と、冷媒調整弁72を通って冷媒切換弁20のポートaへと流入する第2流路と、冷媒開閉弁73を通って冷媒切換弁20のポートaへと流入する第3流路と、の3系統がある。
制御部90は、冷媒調整弁71,72の開度制御および冷媒開閉弁73の開閉制御により、給湯熱交換器61を経由する冷媒量を制御する。これにより、第3実施形態に係る空調給湯システムSは、第1実施形態に係る空調給湯システムSと同様に、冷房運転と、暖房運転と、沸き上げ運転と、冷房・沸き上げ運転と、暖房・沸き上げ運転と、除霜運転(第1〜第4除霜運転)と、を行うことができる。
≪変形例≫
なお、本実施形態(第1〜第3実施形態)に係る空調給湯システムSは、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
本実施形態に係る空調給湯システムSは、バイパス流路および冷媒調整弁70を備えているものとして説明したが、これに限られるものではなく、バイパス流路および冷媒調整弁70を備えていなくてもよい。このような構成においても、本実施形態に係る空調給湯システムSは、冷房運転と、暖房運転と、冷房・沸き上げ運転と、暖房・沸き上げ運転と、除霜運転(第1〜第2除霜運転)と、を行うことができる。
第1実施形態に係る空調給湯システムSは、独立した2つの冷媒調整弁71,72で、給湯熱交換器61を経由する冷媒と、給湯熱交換器61を経由せず直接冷媒切換弁20のポートaに導かれる冷媒と、分流させるものとして説明したが、これに限られるものではない。例えば、1つの入口ポート、2つの出口ポートを有し、一方の出口ポートの開度を広げると、他方の出口ポートの開度が狭くなるような3方弁を用いて構成してもよい。
本実施形態に係る空調給湯システムSは、複数の室内機(室内熱交換器51〜53)と、給湯タンク60(給湯熱交換器61)を備えるものとして説明したが、これに限られるものではない。例えば、1つの室内機(室内熱交換器51)と、給湯タンク60(給湯熱交換器61)を備える構成であっても、同様に適用することができる。
本実施形態に係る空調給湯システムSは、冷房・沸き上げ運転の時間帯P3において、制御部90は、冷媒調整弁71の開度が小さくなるほど室外送風機31のファン回転速度が速くなるように制御するものとして説明したがこれに限られるものではない。タンク水温度が高いほど冷媒調整弁71の開度が小さくなるように制御することから、例えば、制御部90は、室外送風機31のファン回転速度を、給湯タンク60内のタンク水の温度(タンク温度検出器94の検出温度)に基づいて制御してもよい。
10 圧縮機
20 冷媒切換弁(冷媒切換部)
21 切換主弁
30 室外熱交換器
31 室外送風機
31a 流れの向き
41〜43 冷媒調整弁(室内冷媒調整弁)
51〜53 室内熱交換器
60 給湯タンク(タンク)
61 給湯熱交換器(タンク熱交換器)
70 冷媒調整弁(バイパス路調整弁)
71 冷媒調整弁(第1冷媒調整弁)
72 冷媒調整弁(第2冷媒調整弁)
73 冷媒開閉弁
81〜88 接続弁
90 制御部
91 吐出温度検出器(冷媒吐出温度検出部)
92 室外空気温度検出器
93 室外熱交換器温度検出器
94 タンク温度検出器(タンク温度検出部)
a ポート(第1ポート)
b〜d ポート

Claims (12)

  1. 圧縮機と、冷媒切換部と、室外熱交換器と、室内冷媒調整弁と、室内熱交換器と、を備え、
    前記圧縮機の吐出側と前記冷媒切換部の第1ポートとを接続する冷媒流路は、分岐しており、
    第1冷媒調整弁およびタンク内に貯留されるタンク水と熱交換するタンク熱交換器を介して前記第1ポートと接続する第1流路と、
    第2冷媒調整弁を介して前記第1ポートと接続する第2流路と、を有する
    ことを特徴とする空調給湯システム。
  2. 前記タンク内に貯留されるタンク水の温度を検出するタンク温度検出部と、
    前記圧縮機、前記冷媒切換部、前記室外熱交換器の室外送風機、前記室内冷媒調整弁、前記第1冷媒調整弁、前記第2冷媒調整弁を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記タンク温度検出部の検出温度に基づいて、前記第1冷媒調整弁の開度を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空調給湯システム。
  3. 前記制御部は、
    前記第1冷媒調整弁の開度を大きくすると前記第2冷媒調整弁の開度を小さくし、
    前記第1冷媒調整弁の開度を小さくすると前記第2冷媒調整弁の開度を大きくする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調給湯システム。
  4. 前記制御部は、
    前記第1冷媒調整弁の開度に基づいて、前記室外送風機の回転速度を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の空調給湯システム。
  5. 前記圧縮機から吐出された冷媒の温度を検出する冷媒吐出温度検出部を備え、
    前記制御部は、
    前記冷媒吐出温度検出部の検出温度が設定された吐出目標温度となるように制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の空調給湯システム。
  6. 前記制御部は、
    前記第1冷媒調整弁を開いて前記タンク熱交換器に冷媒を流す場合の前記吐出目標温度は、前記第1冷媒調整弁を閉じて前記タンク熱交換器に冷媒を流さない場合の前記吐出目標温度よりも高く設定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の空調給湯システム。
  7. 前記タンク熱交換器は、前記タンクの容器の外周に巻きつけられた冷媒配管で構成される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の空調給湯システム。
  8. 前記制御部は、
    デフロスト運転時において、前記第1冷媒調整弁を閉じる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の空調給湯システム。
  9. 前記制御部は、
    デフロスト運転時において、前記タンク温度検出部の検出温度が閾値温度以上の場合、前記第1冷媒調整弁を開く
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の空調給湯システム。
  10. 前記室内冷媒調整弁および前記室内熱交換器をバイパスするバイパス流路と、該バイパス流路に設けられるバイパス路調整弁と、を備え、
    前記制御部は、
    前記タンク内に貯留されるタンク水を加熱する運転において、前記第1冷媒調整弁を全開し、前記室内冷媒調整弁および前記第2冷媒調整弁を全閉し、前記バイパス路調整弁を膨張弁として開度調整し、前記冷媒切換部を前記室外熱交換器が蒸発器として機能するように流路を切り換える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の空調給湯システム。
  11. 圧縮機と、冷媒切換部と、室外熱交換器と、室内冷媒調整弁と、室内熱交換器と、を備え、
    前記圧縮機の吐出側と前記冷媒切換部の第1ポートとを接続する冷媒流路は、分岐しており、
    第1冷媒調整弁およびタンク内に貯留されるタンク水と熱交換するタンク熱交換器を介して前記第1ポートと接続する第1流路と、
    冷媒開閉弁を介して前記第1ポートと接続する第2流路と、を有する
    ことを特徴とする空調給湯システム。
  12. 圧縮機と、冷媒切換部と、室外熱交換器と、室内冷媒調整弁と、室内熱交換器と、を備え、
    前記圧縮機の吐出側と前記冷媒切換部の第1ポートとを接続する冷媒流路は、分岐しており、
    第1冷媒調整弁およびタンク内に貯留されるタンク水と熱交換するタンク熱交換器を介して前記第1ポートと接続する第1流路と、
    第2冷媒調整弁を介して前記第1ポートと接続する第2流路と、
    冷媒開閉弁を介して前記第1ポートと接続する第3流路と、を有する
    ことを特徴とする空調給湯システム。
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