JP2018034672A - ハイブリッド車両およびその制御方法 - Google Patents

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Yukimasa Kai
志誠 甲斐
三好 秀和
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秀和 三好
堅治 森川
Kenji Morikawa
堅治 森川
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Abstract

【課題】エンジンの目標回転数とモータの目標回転数が異なる場合でも好適に回転数制御を行うことができるハイブリッド車両およびその制御方法を提供する。
【解決手段】エンジンの駆動軸と接続された駆動軸を有するモータと、モータの回転数を制御するモータ制御部と、を有するハイブリッド車両であって、モータ制御部は、モータの目標回転数が所定のしきい値以下であるとき、モータの実回転数とモータの目標回転数との差分量に基づくフィードバック制御によって算出した算出トルク値がモータの最小トルクより小さい場合に、モータに付与すべきトルクがマイナストルクとならないように設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばエンジンとモータの2つの動力を有するハイブリッド車両およびその制御方法に関する。
エンジンとモータの2つの動力を有するハイブリッド車両として、エンジンの駆動軸とモータの駆動軸とが同軸上に配置されているものがある。このようなハイブリッド車両において、エンジンやモータの回転数を制御する方法として、現在の回転数と目標回転数との差分量に基づいて回転数のフィードバック制御を行う方法がある。このような方法を採用した技術として、例えば特許文献1に開示された技術がある。
特開2012―240546号公報
エンジンの回転数制御とモータの回転数制御とが独立して行われる場合に、エンジンの目標回転数とモータの目標回転数とが異なる回転数となってしまうことがある。このような事態は、例えば、クリープ走行中に冷却水温等の影響によりエンジンの目標回転数が変更された場合や、エンジン停止状態からモータの回転制御によりエンジン始動される場合等に生じうる。
例えばエンジンの目標回転数がモータの目標回転数より高く設定された場合、エンジンの回転数を高く維持するためにエンジンには燃料が供給され、エンジンおよびモータの実回転数が上昇する。しかし、モータの回転数を低くするために、モータにはマイナストルクが与え続けられる。その結果として、エンジンおよびモータの実回転数はそれぞれの目標回転数の間の回転数となり、エンジン、モータ共に多大なエネルギーロスが生じる。このため、エンジンの目標回転数とモータの目標回転数とが異なる回転数となってしまった場合でも、エネルギーロスを生じない回転数制御が要望されている。
本発明は、エンジンの目標回転数とモータの目標回転数が異なる場合でも好適に回転数制御を行うことができるハイブリッド車両およびその制御方法を提供することを目的とする。
本発明のハイブリッド車両は、エンジンの駆動軸と接続された駆動軸を有するモータと、前記モータの回転数を制御するモータ制御部と、を有するハイブリッド車両であって、前記モータ制御部は、前記モータの目標回転数が所定のしきい値以下であるとき、前記モータの実回転数と前記モータの目標回転数との差分量に基づくフィードバック制御によって算出した算出トルク値が前記モータの最小トルクより小さい場合に、前記モータに付与すべきトルクがマイナストルクとならないように設定する。
本発明の制御方法は、エンジンと、エンジンの駆動軸と接続された駆動軸を有するモータと、を有するハイブリッド車両において、前記モータの回転数を制御する制御方法であって、前記モータの目標回転数が所定のしきい値以下であるとき、前記モータの実回転数と前記モータの目標回転数との差分量に基づくフィードバック制御によって算出した算出トルク値が前記モータの最小トルクより小さい場合に、前記モータに付与すべきトルクがマイナストルクとならないように設定する。
本発明によれば、エンジンの目標回転数とモータの目標回転数が異なる場合でも好適に回転数制御を行うことができる。
本実施の形態におけるハイブリッド車両の構成を示す図 低回転数状態におけるモータ制御部のモータの回転数制御処理について説明するためのフローチャート モータの実回転数Sと、図2の回転数制御処理においてモータに付与されるトルクTとの関係との関係を示す図 モータの実回転数Sと、図2の回転数制御処理においてモータに付与されるトルクTとの関係との関係を示す図
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態におけるハイブリッド車両1の構成を示す図である。
ハイブリッド車両1は、図1に示すように、制御装置10、エンジン11、モータ12、バッテリ13、インバータ14、クラッチ15、トランスミッション16、プロペラシャフト17、ディファレンシャルギア18、駆動輪19を有する。
制御装置10は、エンジン11、モータ12、バッテリ13、インバータ14、クラッチ15およびトランスミッション16の動作を制御する。なお、エンジン11、モータ12、バッテリ13、インバータ14、クラッチ15、およびトランスミッション16のそれぞれの制御は、例えば個別に設けられたECU(Electric Control Unit)が互いにCAN(Control Area Network)通信を行いながら協働して制御を実施していてもよいが、本実施の形態では、制御装置10がエンジン制御部101およびモータ制御部102を有し、エンジン11の制御はエンジン制御部101が行い、モータ12の制御はモータ制御部102が行っている。すなわち、エンジン11の制御とモータ12の制御とは互いに独立して行われている。
なお、制御装置10は、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、および、RAM(Random Access Memory)等の作業用メモリ等を備える。CPUは、ROMから制御プログラムを読み出してRAMに展開し、展開した制御プログラムと協働してエンジン11、モータ12、バッテリ13、インバータ14、クラッチ15およびトランスミッション16の動作を集中制御する。
エンジン11は、例えばガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等の内燃機関であり、エンジン制御部101の制御に応じて回転し、駆動力を出力する。モータ12は、モータ制御部102の制御に応じて、バッテリ13から供給される電力を用いて回転し、駆動力を出力する。図1に示すように、エンジン11の駆動軸は、クラッチ15を介してモータ12の駆動軸と同軸上で接続されている。
エンジン11および/またはモータ12の出力は、プロペラシャフト17およびディファレンシャルギア18を介して駆動輪19に伝達される。ハイブリッド車両1は、このような構成により、エンジン11による走行(エンジン走行モード)、モータ12による走行(モータ走行モード)、エンジン11とモータ12とが協働する走行(アシスト走行モード)のように、複数の走行モードのいずれかを選択して走行することができる。
バッテリ13は、制御装置10によりモータ12の駆動が要求された場合に、モータ12に対して電力を供給する。インバータ14は、制御装置10によりモータ12の駆動が要求された場合に、バッテリ13の直流電力を3相交流電力に変換してモータ12に供給する。
クラッチ15は、制御装置10の制御に応じて、エンジン11の駆動軸とモータ12の駆動軸とを接続あるいは切断する。クラッチ15が接続されている場合には、ハイブリッド車両1は、モータ12によってエンジン11を始動させることができる。また、クラッチ15が接続されている場合には、ハイブリッド車両1は、エンジン11のみによるエンジン走行モード、および、エンジン11とモータ12とが協働するアシスト走行モードのいずれかを選択することができる。
一方、クラッチ15が切断されている場合には、ハイブリッド車両1は、モータ12のみによるモータ走行モードに際し、エンジン11のフリクションを受けることなく効率よく走行することができる。
トランスミッション16は、例えばAMT(Automated Manual Transmission)、トルコンAT(Automatic Transmission)やMT(Manual Transmission)であり、モータ12の駆動軸とプロペラシャフト17とを接続あるいは切断するクラッチ機構および変速機構を有する。本実施の形態では、クラッチ機構および変速機構の図示は省略する。ハイブリッド車両1の走行中には、制御装置10が車速や要求トルク等に基づいてトランスミッション16のクラッチ機構および変速機構を動作させることにより、スムーズな走行が可能となっている。
次に、エンジン制御部101およびモータ制御部102による、エンジン11とモータ12の回転数のフィードバック制御について説明する。エンジン制御部101およびモータ制御部102は、例えばPI(Proportional-Integral)制御を用いて、それぞれ独立にエンジン11およびモータ12のフィードバック制御を行う。
すなわち、エンジン制御部101は、ハイブリッド車両1に搭載された各種センサ(図示は省略)から得られた各種情報に基づいて、エンジン11の目標回転数を随時設定し、エンジン11の実際の回転数(以下、実回転数と称する)を設定した目標回転数に近づけるようなフィードバック制御を行う。モータ制御部102もエンジン制御部101と同様に、各種センサから得られた各種情報に基づいて、モータ12の目標回転数を随時設定し、モータ12の実回転数を設定した目標回転数に近づけるようなフィードバック制御を行う。
ここで、エンジン11の駆動軸とモータ12の駆動軸とが接続されているため、エンジン11とモータ12の実回転数は同じ回転数となる。しかしながら、エンジン制御部101とモータ制御部102とは互いに独立してエンジン11およびモータ12の制御を行うので、エンジン11の目標回転数とモータ12の目標回転数とが異なる値となる場合がある。特にエンジン11およびモータ12が無負荷で最小回転数の維持が必要である場合、すなわち例えばエンジン11の始動時、あるいはアイドリングのようにトルクベースではなく、回転数ベースの制御が必要なときには、に目標回転数の差異に基づいて多大なエネルギーロスが生じることがある。
本実施の形態では、このようなエネルギーロスを低減するために、モータ制御部102が以下のようなモータ12の回転数制御を行う。以下では、低回転数状態におけるモータ制御部102によるモータ12の回転数制御処理について詳細に説明する。
図2は、低回転数状態におけるモータ制御部102のモータ12の回転数制御処理について説明するためのフローチャートである。
ステップS1において、モータ制御部102は、モータ12の実回転数Sが所定の回転数Sth以下であるか否かについて判定する。所定の回転数Sthとは、例えばエンジン11のアイドリング回転数である。モータ制御部102は、モータ12の実回転数Sが所定の回転数Sth以下であると判定した場合(ステップS1:YES)、処理をステップS2に進め、そうでない場合(ステップS1:NO)、通常の回転数制御を行う。通常の回転数制御については、従来普及しているフィードバック制御を適用すればよく、本実施の形態では詳細な説明を省略する。
ステップS2において、モータ制御部102は、モータ12の実回転数Sおよび目標回転数Sに基づいて、PI制御によりモータ12に与えるべきトルクTを算出する。具体的には、モータ制御部102は、例えば下記の数式(1)に基づいてトルクTを算出する。
Figure 2018034672
ただし、上記数式(1)において、Kpgainはモータ制御部102のPI制御における定数(Pゲイン)であり、目標回転数Sと実回転数Sとの差分量に応じた2次元量である。KigainはPI制御における定数(Iゲイン)であり、目標回転数Sと実回転数Sとの差分量に応じた2次元量である。αはPI制御のI項の初期値(所定値)である。Kpgain、Kigain、およびαの各値については、目標回転数Sと実回転数Sとの差分量、およびモータ12の特性等に基づいて、例えばステップ応答法や限界感度法等を用いて予め設定されればよい。なお、数式(1)に基づいて算出されたトルクTは、本発明の算出トルク値に対応する。
ステップS3において、モータ制御部102は、算出したトルクTがモータ12の出力できるトルクの最大値(最大トルク)TMAXより大きいか否かを判定する。モータ制御部102は、トルクTがTMAXより大きいと判定した場合(ステップS3:YES)、処理をステップS4に進め、そうでない場合(ステップS3:NO)、ステップS5に進める。
ステップS4において、モータ制御部102は、モータ12に与えるトルクを最大トルクTMAXに設定する。なお、本実施の形態において、モータ制御部102がモータ12に与えると設定したトルクを、付与トルクTと称する。
一方、ステップS5において、モータ制御部102は、トルクTがモータ12の出力できるトルクの最小値(最小トルク)Tminより小さいか否かを判定する。モータ制御部102は、トルクTが最小トルクTminより小さいと判定した場合(ステップS5:YES)、処理をステップS6に進め、そうでない場合(ステップS5:NO)、ステップS8に進める。
ステップS6において、モータ制御部102は、モータ12の実回転数Sと目標回転数Sとを比較し、実回転数Sが目標回転数Sより大きいか否かを判定する。実回転数Sが目標回転数Sより大きいと判定した場合(ステップS6:YES)、処理をステップS7に進め、そうでない場合(ステップS6:NO)、ステップS9に進める。
ステップS7において、モータ制御部102は、付与トルクTを0に設定する。
一方、ステップS8において、モータ制御部102は、付与トルクTをステップS2において算出したTxに設定する。
また、ステップS9において、モータ制御部102は、付与トルクTをTminに設定する。
そして、ステップS10において、モータ制御部102は、ステップS4、S7、S8、およびS9において設定された付与トルクTをモータ12に付与して処理を終了する。
なお、図2にて説明した、モータ制御部102によるモータ12の回転数制御処理は、モータ12の実回転数を常に最適な回転数に近づけるように所定の周期(例えば回転に同期した周期)で繰り返し行われることが望ましい。
次に、図2にて説明した、モータ制御部102によるモータ12の回転数制御処理の効果について説明する。
図3Aおよび図3Bは、モータ12の実回転数Sと、図2の回転数制御処理においてモータ12に付与されるトルクTとの関係との関係を示す図である。図3Aおよび図3Bにおいて、付与トルクTは実線で表されている。
図3Aおよび図3Bにおいて、曲線Tが図2のステップS2において算出されたトルクTである。図3Aおよび図3Bにおいて、トルクTが最大トルクTMAXより大きい領域を領域A、トルクTが最大トルクTMAX以下であり最小トルクTminより大きい領域を領域B、トルクTxが最小トルクTmin以下である領域を領域Cとしている。図3Aおよび図3Bにおいて、トルクTxを示す曲線は、領域Aおよび領域Cでは点線で、領域Bでは実線で、それぞれ表されている。
なお、図3Aは、Tがモータ12の最低トルクTmin以下であるとき、実回転数Sが目標回転数Sより大きい場合の付与トルクTを示している。
図3Aに示すように、モータ制御部102は、領域A(T>TMAX)では、付与トルクTを最大トルクTMAXに設定する(図2のステップS4に対応)。そして、モータ制御部102は、領域B(TMAX≧T>Tmin)では、付与トルクTを算出したトルクTに設定する(図2のステップS9に対応)。さらに、モータ制御部102は、領域C(Tmin≧T)では、図3AにおいてはS>Sなので、付与トルクTを0に設定する(図2のステップS7に対応)。
一方、図3Bは、Tがモータ12の最低トルクTmin以下であるとき、実回転数Sが目標回転数S以下である場合の付与トルクTを示している。
図3Bに示すように、モータ制御部102は、領域A(T>TMAX)では、付与トルクTを最大トルクTMAXに設定する(図2のステップS4に対応)。そして、モータ制御部102は、領域B(TMAX≧T>Tmin)では、付与トルクTを算出したトルクTに設定する(図2のステップS8に対応)。さらに、モータ制御部102は、領域C(Tmin≧T)において、S≦Sの領域C1では、付与トルクTをTminに設定し(図2のステップS9に対応)、S>Sの領域C2では、付与トルクTを0に設定する(図2のステップS7に対応)。
図3Aおよび図3Bに示すように、モータ12の実回転数Sが所定の回転数Sth以下である場合に、モータ制御部102がモータ12に対して付与する付与トルクTは、PI制御において算出されるトルクTの値にかかわらず、負の値となることがない。このため、モータ12の実回転数が目標回転数より高くなっても、モータ12にマイナストルクを与えることによるエネルギーロスを回避することができる。
また、図3Bに示すように、モータ制御部102は、S≦Sの場合(領域C1)、付与トルクTをTminに設定し、S>Sの場合(領域C2)、付与トルクTを0に設定する。このため、モータ12の実回転数を目標回転数にできるだけ近づけつつ、モータ12のエネルギーロスを回避することができる。
以上説明したように、本発明のハイブリッド車両は、エンジン(エンジン11)の駆動軸と接続された駆動軸を有するモータ(モータ12)と、モータ12の回転数を制御するモータ制御部(制御装置10のモータ制御部102)と、を有するハイブリッド車両であって、モータ制御部102は、モータ12の目標回転数が所定のしきい値以下であるとき、モータ12の実回転数とモータ12の目標回転数との差分量に基づくフィードバック制御によって算出した算出トルク値がモータ12の最小トルクより小さい場合に、モータ12に付与すべきトルクがマイナストルクとならないように設定する。
このような構成により、例えエンジン11の目標回転数とモータ12の目標回転数とが異なる回転数に設定されたとしても、実回転数とモータ12の目標回転数とが異なる場合に生じうるエネルギーロスを低減することができる。
また、本発明のハイブリッド車両において、モータ制御部102は、算出トルク値が最小トルクより小さいとき、モータ12の実回転数がモータ12の目標回転数より大きい場合には、付与すべきトルクを0に設定し、モータ12の実回転数がモータ12の目標回転数以下である場合には、付与すべきトルクを最小トルクに設定する。
このような構成により、例えエンジン11の目標回転数とモータ12の目標回転数とが異なる回転数に設定されたとしても、モータ12の実回転数が目標回転数以下である場合、付与すべきトルクを最小トルクに設定し、モータ12の実回転数が目標回転数より大きい場合、付与すべきトルクを0に設定する。このため、モータ12の実回転数を目標回転数にできるだけ近づけつつ、モータ12のエネルギーロスを回避することができる。
本発明は、エンジンおよびモータの回転数をフィードバック制御するハイブリッド車両に有用である。
1 ハイブリッド車両
10 制御装置
101 エンジン制御部
102 モータ制御部
11 エンジン
12 モータ
13 バッテリ
14 インバータ
15 クラッチ
16 トランスミッション
17 プロペラシャフト
18 ディファレンシャルギア
19 駆動輪

Claims (7)

  1. エンジンの駆動軸と接続された駆動軸を有するモータと、
    前記モータの回転数を制御するモータ制御部と、
    を有するハイブリッド車両であって、
    前記モータ制御部は、前記モータの目標回転数が所定のしきい値以下であるとき、前記モータの実回転数と前記モータの目標回転数との差分量に基づくフィードバック制御によって算出した算出トルク値が前記モータの最小トルクより小さい場合に、前記モータに付与すべきトルクがマイナストルクとならないように設定する、
    ハイブリッド車両。
  2. 前記所定のしきい値は、前記エンジンのアイドリング回転数である、
    請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. 前記エンジンの回転数を制御するエンジン制御部をさらに有し、
    前記モータ制御部と、前記エンジン制御部は、前記モータの目標回転数と前記エンジンの目標回転数を互いに独立して設定する、
    請求項1または2に記載のハイブリッド車両。
  4. 前記フィードバック制御は、PI(Proportional-Integral)制御である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のハイブリッド車両。
  5. 前記モータ制御部は、前記算出トルク値が前記モータの最小トルク以上である場合、前記付与すべきトルクを前記算出トルク値に設定する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のハイブリッド車両。
  6. 前記モータ制御部は、前記算出トルク値が前記最小トルクより小さい場合、前記モータの実回転数が前記モータの目標回転数より大きいときには前記付与すべきトルクを0に設定する一方、前記モータの実回転数が前記モータの目標回転数以下であるときには前記付与すべきトルクを前記最小トルクに設定する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のハイブリッド車両。
  7. エンジンと、エンジンの駆動軸と接続された駆動軸を有するモータと、を有するハイブリッド車両において、前記モータの回転数を制御する制御方法であって、
    前記モータの目標回転数が所定のしきい値以下であるとき、前記モータの実回転数と前記モータの目標回転数との差分量に基づくフィードバック制御によって算出した算出トルク値が前記モータの最小トルクより小さい場合に、前記モータに付与すべきトルクがマイナストルクとならないように設定する、
    制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110293954A (zh) * 2019-06-28 2019-10-01 潍柴动力股份有限公司 电机控制方法、装置、存储介质以及车辆

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