JP2018029932A - バックル - Google Patents
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Abstract
Description
さらに係合孔は筒体の湾曲した側壁部に設けられたスロットから露出するように設けられているため指先で押し込みにくく指を挟みつけるなどの課題を有している。
そこで本発明はこのような従来の構成が有していた課題を解決しようとするものであって脚部の外側への拡がり損傷を回避するとともに連結を解除するための操作を軽く安全で操作性の優れたバックルを提供することを目的とする。
また係止部の外側に連結した押圧部が外向きに突出して形成されているので係合または解除の操作において指先が挟まれるなどの問題が解決できる。
またガイド片の間にあって係止部を係合孔に安定して案内する仕切壁を設けているので操作性に優れている。
また筒体の向き合った側壁の中間に上下方向に上壁の内側と下壁の内側の間に亘って仕切壁が設けられており扁平な筒体の上下方向に圧潰するような力が加えられても内側から支えられるようにしている。
またバックルの挿入完了状態において仕切壁の先端部が雄部材に設けられた凹部に挿入され嵌合されるのでバックルの縦方向の捻れが抑制され結合の安定性が保たれる。
また雄部材の差し込みのされていない分離状態においてガイド片の先端部が互いに突合するように配置されているので脚部の内側方向への変形量を一定にして脚部の過剰な変形、破損を防ぐことができる。
また抑止壁を設けて脚部に外側に拡開する無用な力が加えられた場合の損傷を防げるようにしている。
なお本発明のバックルの各構成については、以下の実施例に限定されるものではなく、使用状況によって適宜変更することができる。また本発明のバックルは弾性部材を利用した金属またはプラスチック等の合成樹脂材を用いている。
また脚部13に外側に拡開する無用な力が加えられた場合の損傷を防ぐためアーム14の外側に沿って突出する一対の抑止壁18をアームの外側に配置している。
図4は本発明にかかるバックルの雌部材の一例を示す正面図。図5は側面図。図6は平面図である。
雌部材20は中空の扁平状を形成する筒体21であって図4に示すように側壁23には挿入端部側から挿入部26、ガイド溝27、係合孔28がそれぞれ一対設けられている。
また雌部20の向かい合う側壁23の中間には図4、図6、図7に示すように向き合った上壁4の内側と下壁25の内側に亘る仕切壁29が設けられている。
以上により本発明にかかるバックルによれば簡単な構造であって操作性と安全性にも優れデザイン的にも自由度が高く製造コストの低減にも寄与するものである。
11.基部
12.孔
13.脚部
14.アーム
15.係止部
16.押圧部
17.ガイド片
18.抑止壁
19.凹部
20.雌部材
21.筒体
22.孔
23.側壁
24.上壁
25.下壁
26.挿入部
27.ガイド溝
28.係合孔
29.仕切壁
30.先端部
A−A.断面の位置
H.係止幅
t.側壁の厚さ
Claims (5)
- 扁平な筒体を形成する雌部材に対して雄部材の一部を所定の方向から前記筒体に挿入することによって両者を結合するバックルであって、前記雌部材は、前記挿入方向に交差する方に対向して位置する側壁のそれぞれに形成されるガイド溝を備えた一対の係合孔を有し、前記雄部材は、前記雌部材と結合した際に、前記雌部材の筒体の側に位置する基部から挿入方向に沿って、前記雌部材に対向する方向に突出する一対の脚部と、前記脚部の前記雌部材側の先端部に、前記挿入方向に対して交差する方向の外側に突出して弾発力を持って前記係合孔に係合する一対の係止部と前記係止部の外側に連結するように形成される一対の押圧部と、前記脚部の先端部から対向する前記脚部が位置する方向に向かって斜めに突出する一対のガイド片を有し、前記脚部は前記基部に接続するアームの断面の厚さが前記雌部材との挿入方向に対して直交する方向に薄い板状であることを特徴とするバックル。
- バックルの挿入操作において、前記ガイド片を間に収めて前記係止部を前記係合孔に安定して案内する仕切壁を筒体の向き合う側壁の中間に上壁と下側の内側に亘って設けていることを特徴とする請求項1に記載のバックル。
- バックルの挿入完了状態において、前記仕切壁の先端部を前記雄部材に設けられた脚部の間に形成された凹部に嵌入させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至2に記載のバックル。
- 脚部が差し入れされてない分離状態において、ガイド片の先端部が互いに突合するように配置したことを特徴とする請求項1乃至3に記載のバックル。
- 前記雄部材は前記基部から挿入方向に沿って、前記アームの外側に突出する一対の抑止壁を有し、前記抑止壁のそれぞれは前記バックルを一体とした際に、前記筒体に設けたガイド溝の間に配置していることを特徴とする請求項1乃至4に記載のバックル。
Priority Applications (1)
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JP2016178988A JP2018029932A (ja) | 2016-08-26 | 2016-08-26 | バックル |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018029932A true JP2018029932A (ja) | 2018-03-01 |
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Family Applications (1)
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JP2016178988A Pending JP2018029932A (ja) | 2016-08-26 | 2016-08-26 | バックル |
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2016
- 2016-08-26 JP JP2016178988A patent/JP2018029932A/ja active Pending
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