JP2018029028A - 表示装置、その制御方法及びその制御プログラム - Google Patents

表示装置、その制御方法及びその制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018029028A
JP2018029028A JP2016161000A JP2016161000A JP2018029028A JP 2018029028 A JP2018029028 A JP 2018029028A JP 2016161000 A JP2016161000 A JP 2016161000A JP 2016161000 A JP2016161000 A JP 2016161000A JP 2018029028 A JP2018029028 A JP 2018029028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
backlight
external device
brightness
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016161000A
Other languages
English (en)
Inventor
創 平野
So Hirano
創 平野
勝之 松井
Masanori Matsui
勝之 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp NEC Display Solutions Ltd
Original Assignee
NEC Display Solutions Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Display Solutions Ltd filed Critical NEC Display Solutions Ltd
Priority to JP2016161000A priority Critical patent/JP2018029028A/ja
Publication of JP2018029028A publication Critical patent/JP2018029028A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】内部電源の増大を抑えつつ、外部機器へ電力を供給することが可能な表示装置を提供する。【解決手段】表示装置10は、画像を表示する表示パネル11と、表示パネル11の背面から光を照射するバックライト12と、外部機器20を接続する外部接続インタフェース13と、バックライト12及び接続された外部機器20へ電力を供給する内部電源14と、外部機器20へ供給が必要な要求電力に基づいて、バックライト12の明るさを制御する制御部15とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置、その制御方法及びその制御プログラムに関し、特に、外部機器を接続する表示装置、その制御方法及びその制御プログラムに関する。
アクセサリー電源として周辺装置などの外部機器へ電源を供給するため、USBなどのオプションの電力供給端子を備える表示装置(映像表示装置、画像表示装置)が知られている。関連する技術として、例えば特許文献1〜6が知られている。
近年、USB機器の機能や必要な電力が多様化しており、USB端子を備える表示装置から外部機器へ大電力を供給したいという要望が出てきている。USBの新規格である、USB Type C規格及び、USB 3.1パワーデリバリー規格は、このような要望を叶えるものである。
特開平10−116139号公報 特開2001−094662号公報 特表2005−524101号公報 特開2008−085935号公報 特開2010−002503号公報 特開2009−153336号公報
しかしながら、USB Type Cなどの新規格を用いたとしても、関連する表示装置では、外部機器へ大電力を供給するためには表示装置の電源の容量を増やす必要がある。そうすると、電源の容量の増加にしたがって電源回路(電源装置)の体積も増えることになる。さらに、電源回路の体積の増大は、表示装置そのものの体積を増やすことにも直結する。表示装置のサイズが大きくなることは、ユーザーにとって好ましいことではない。
例えば、一般的な情報処理用表示装置の消費電力はおよそ40[W]であり、30[W]の電力(USB Type Cの一例)を外部機器へ供給するには、合計70[W]の電源が必要であった。この場合、外部機器を想定しない当初設計の電力容量(40[W])に対して2倍近い電源となる。
したがって、関連する技術では、内部電源の増大を抑えつつ、表示装置から外部機器へ電力を供給することは困難であるという課題がある。
本発明は、このような課題に鑑み、内部電源の増大を抑えつつ、外部機器へ電力を供給することが可能な表示装置、その制御方法及びその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、画像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの背面から光を照射するバックライトと、外部機器を接続する外部接続インタフェースと、前記バックライト及び前記接続された外部機器へ電力を供給する内部電源と、前記外部機器へ供給が必要な要求電力に基づいて、前記バックライトの明るさを制御する制御部とを備えるものである。
本発明に係る表示装置の制御方法は、画像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの背面から光を照射するバックライトと、を備えた表示装置の制御方法であって、外部接続インタフェースに外部機器を接続し、内部電源から前記バックライト及び前記接続された外部機器へ電力を供給し、前記外部機器へ供給が必要な要求電力に基づいて、前記バックライトの明るさを制御するものである。
本発明に係る表示装置の制御プログラムは、画像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの背面から光を照射するバックライトと、を備えた表示装置に実行させるための制御プログラムであって、外部接続インタフェースに外部機器を接続し、内部電源から前記バックライト及び前記接続された外部機器へ電力を供給し、前記外部機器へ供給が必要な要求電力に基づいて、前記バックライトの明るさを制御するものである。
本発明によれば、内部電源の増大を抑えつつ、外部機器へ電力を供給することが可能な表示装置、その制御方法及びその制御プログラムを提供することができる。
実施の形態に係る表示装置の概要構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る表示装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る表示装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る表示装置の動作例を説明するための明るさ設定とバックライト出力の関係を示すグラフである。 実施の形態2に係る表示装置の構成例を示すブロック図である。
(実施の形態の概要)
まず、図1を用いて、実施の形態の概要について説明する。図1に示すように、実施の形態に係る表示装置10は、表示パネル11、バックライト12、外部接続インタフェース13、内部電源14、制御部15を備えている。
表示パネル11は、液晶パネルなど、画像を表示する表示部である。バックライト12は、表示パネル11の背面から光を照射する照射部である。外部接続インタフェース13は、USBなど、外部機器20を接続するためのインタフェースである。内部電源14は、バックライト12及び外部接続インタフェース13に接続された外部機器20へ電力を供給する電力供給部である。制御部15は、外部機器20へ供給が必要な要求電力に基づいて、バックライト12の明るさを制御する。
このような構成により、実施の形態は、USBなどの外部接続インタフェースに大電力の外部機器が接続された場合、外部機器へ電力を供給することを優先し、その電力をまかなうために表示装置のバックライトの明るさを制限することによって電力を融通するという特徴がある。
例えば、関連する技術では、表示装置内部での電力40[W]と外部機器の電力30[W]をまかなうために70[W]が供給できる電源の大きさを必要としたが、実施の形態を用いた場合は、バックライトの電力を制限して電力に余裕を持たせるため、40[W]の電源サイズで外部機器の要求電力を供給できる。
関連する技術の課題であった供給電力を増やしたために表示装置のサイズを増やすといったことをせず、表示装置の大きさを変えることなく、必要なときにUSBなどのポート(インタフェース)側に、関連技術との比で例えば6倍(5[W]->30[W])を超える大電力を分配できるということが、実施の形態の特徴である。
すなわち、実施の形態では、電源の体積を変えることがないため、表示装置の大きさも変わることがない。さらに、実施の形態では、大電力機器の接続が可能になり、表示装置に接続できる機器の幅が広がる効果がある。
例えば、関連するUSBでは駆動することが不可能であったノートパソコン(ラップトップパソコン)を表示装置のUSB端子に接続することによって、ノートパソコンをACアダプタレスで駆動することが可能になる。このとき、電源と信号が同一のケーブルで通信できるために表示装置周りのケーブルの本数を減らすことができ、表示装置の設置環境の改善にもつながる。
さらに、関連する方式ではバックライトの明るさ調整をLEDの点灯個数で行う例もあるが、この場合、LEDの点灯個数を減らすことにより明るさにムラが発生することになる。しかし、実施の形態では明るさを画面全体で制御することにより、画面明るさの均一化を保つことができる。
また、関連する方式ではバッテリーを用いた機器への適用を対象とする例もあるが、この場合、バッテリー減少度合いの抑制のためであり、外部機器が大電力機器であることを想定されていなかった。しかし、実施の形態では、大電力機器の接続も想定し、優先的にUSB外部機器への電力を分配する。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して実施の形態1について説明する。図2は、本実施の形態に係る表示装置(画像表示装置)100の構成例を示している。例えば、表示装置100は、液晶パネルに画像を表示する液晶表示装置である。図2は、USB端子(USBポート)にマウスやノートPCなどの外部機器200が接続されている状態を示している。
表示装置100は、本実施の形態の主要部である電力制御部110とその他画像表示装置に必要なデバイスを備えている。具体的には、図2に示すように、表示装置100は、電源供給部101、USBポート102、USB制御部103、バックライト104、バックライト制御部105、電力検出部111、電力検出部112、分配電力演算部113、明るさ制御部114、明るさ設定部115を備えている。
電源供給部101は、表示装置100の内部電源であり、バックライト104(バックライト制御部105)を含む内部の各構成へ電源を供給し、さらに、USBポート102を介して外部機器200へ電源を供給する。USBポート102は、USB機器である外部機器200を接続するポート(インタフェース)であり、USB規格にしたがって信号の送受信や電力供給などを行うポートである。USB制御部103は、USBポート102に接続された外部機器200との接続制御や、外部機器200が要求する要求電流を取得する。
バックライト104は、不図示の液晶パネル用のバックライトであり、LEDなどのバックライト光源を備えている。バックライト制御部(バックライト駆動部)105は、電源供給部101から供給される電源をもとにバックライト104を駆動する。バックライト制御部105は、例えばDC−DCコンバータで構成され、明るさ制御部114からの電力制御値(明るさ制御値)に応じてバックライト104の駆動電力を生成する。例えば、バックライト制御部105は、PWM(Pulse Width Modulation)信号(周期パルス信号)を生成し、生成したPWM信号によりバックライト104を駆動するため、電力制御値はPWMデューティ(デューティ比)である。
例えば、電力検出部111、電力検出部112、分配電力演算部113、明るさ制御部114は、外部機器200の要求電力に基づいて、バックライト104の電力(明るさ)を制御する電力制御部110を構成する。電力検出部(第1の電力検出部)111は、外部機器200が要求する要求電力を検出する外部機器電力検出部である。例えば、電力検出部111は、USB制御部103から外部機器200の要求電流を取得し、取得した要求電流をもとに外部機器200の要求電力を算出する。要求電力は、外部機器200から要求された電力でもよいし、外部機器200へ供給している電力を検出器(電流検出器や電力検出器)によって検出した電力でもよい。電力検出部(第2の電力検出部)112は、バックライト104の電力(消費電力、駆動電力)を検出するバックライト電力検出部である。例えば、電力検出部112は、バックライト制御部105からバックライト104の電流(消費電流、駆動電流)を取得し、取得した電流をもとにバックライト104の電力を算出する。
分配電力演算部113は、電源供給部101が供給している電力の電源電力情報をもとに、外部機器200とバックライト104に分配する電力を求める。分配電力演算部113は、電力検出部111が検出した外部機器200の要求電力と、電力検出部112が検出したバックライト104の電力とに基づいて、外部機器200とバックライト104の電力を決定する。
明るさ設定部115は、ユーザーが表示画面(バックライト)の明るさ(輝度)を設定する設定部である。明るさ設定部115は、メモリ(記憶部)を含み、メモリに設定された明るさ設定値を記憶する。明るさ制御部114は、分配電力演算部113が求めたバックライト104の電力(要求電力に基づく電力)と明るさ設定部115の明るさ設定値とに基づいて、バックライト104の電力(明るさ)を制御する電力制御値を生成する。
本実施の形態では、一例として、表示装置100は、40[W]の電源(電源供給部101)を搭載している装置であり、外部機器(USB機器)200は最大30[W]の電力を要求し、バックライト104を含む表示装置内部機器は最大30[W]の電力(最大内部電力)を必要とする。電源が供給可能な最大(合計)の電力40[W]から最大内部電力30[W]を引いた電力10[W]を供給余裕電力とする。
次に、図3のフローチャートを用いて、本実施の形態に係る電力制御部110を含む表示装置100の動作について説明する。
図3に示すように、まず、USB側の制御動作として、USB制御部103は、USBポート102より外部機器200との情報通信、または電流検出器(不図示)を用いてUSBの電源ラインを流れる電流値を検出することで、外部機器200の電流を取り込む(S101)。USB制御部103は、外部機器200との通信プロトコル(USB規格)に従った信号の送受信によって、外部機器200が必要とする電流情報を取得する。電流検出器を使用する場合、電流センサによりUSBケーブルの電源ラインを流れる電流値を取得する。
このとき、USB制御部103から要求電流値を次段の電力検出部111へ送り、電力検出部111は、電源からの供給電圧と外部機器200の要求電流の積より要求電力(需要電力)を検出する。なお、外部機器200へ供給する電圧が固定の場合は、所定の電圧と要求電流(または検出電流)とを用いて要求電力を求めてもよいし、供給する電圧が可変の場合は、外部機器200から取得した要求電圧(または検出電圧)を用いて要求電力を求めてもよい。
続いて、分配電力演算部113は、外部機器200の要求電力を判定し(S102、S104)、その後のバックライト104の制御動作を以下のように決定する。
1.外部機器200からの要求電力が10[W]以下の場合
分配電力演算部113は、外部機器200からの要求電力が10[W]以下(供給余裕電力より小さい)の場合(S102でYes)、そのまま要求電力を供給すると判断する。すなわち、外部機器200の要求電力と装置内部の電力の合計電力が電源容量(40[W])以下のため、バックライト104の明るさ制限(電力制限)は行わない(S103)。なお、この場合、USB制御部103は、USBポート102から外部機器200へ要求電力を供給するように制御する。
2.外部機器200からの要求電力が30[W]以上の場合
分配電力演算部113は、外部機器200からの要求電力が30[W]以上(最大内部電力より大きい)の場合(S104でYes)、電源からの供給能力を超えるため、現在供給できる最大電力(30[W])を供給すると判断する(S105)。外部要求電力と内部電力の合計電力が電源容量(40[W])以下となるよう、バックライト104の明るさ制限を行う。すなわち、バックライト104を含む表示装置内部機器は最大10[W]の電力(供給余裕電力)を、外部機器200は30[W]の電力を使えるように制御する。なお、この場合、USB制御部103は、USBポート102から外部機器200へ30[W]の電力を供給するように制御する。
3.外部機器200からの要求電力が10[W]以上かつ30[W]以下の場合
分配電力演算部113は、外部機器200からの要求電力が10[W]以上かつ30[W]以下(供給余裕電力から最大内部電力の範囲内)の場合(S104でNo)、外部機器200からの要求電力情報をもとに、要求された電力(最大30[W])を供給すると判断する(S106)。すなわち、バックライト104を含む表示装置内部機器が、最大で40[W]から要求電力を引いた差分電力を使用するように制御する。なお、この場合、USB制御部103は、USBポート102から外部機器200へ要求電力を供給するように制御する。
一方、バックライト側の制御動作として、USB側と同様に、バックライト制御部105は、例えば電流検出器(不図示)を用いてバックライト104を流れる電流値を検出することで、バックライト104の電流を取り込む(S111)。さらに、バックライト制御部105から電流値を次段の電力検出部112へ送り、電力検出部112は、バックライト104に供給される電源と検出した電流の積よりバックライト104の現在の供給電力(消費電力)を計算する(S112)。
続いて、分配電力演算部113は、S105またはS106で決定した外部機器200への電力と、S112で求めたバックライト104の電力に基づいて、電力分配を演算する(S113)。分配電力演算部113は、電源電力情報(電源が供給可能な電力の総和の情報)、USBの電力検出部111から送られた要求電力の情報、バックライト104の電力検出部112から受信した消費電力の情報からバックライト104へ供給可能な電力値を演算する。具体的には、電源から供給できる電力の情報を受信し、その値より外部機器200が要求する電力値の差を求め、その差分電力をバックライト104が使用可能な電力とする(内部機器の電力をバックライトが優先的に使用できるものとする)。
続いて、明るさ制御部114は、電力が指定値以下となるよう、バックライト104の明るさ制限情報(電力制御値)を生成し、バックライト制御部105へ出力する(S114)。図4は、明るさ設定部115(記憶部内)にユーザーが設定した明るさ設定と、バックライト出力(電力)との関係を示している。すなわち、図4のように、外部機器200の要求電力によって、ユーザーが設定した明るさ設定に制限をかける。ユーザー設定の明るさに基づいて、前段から送られた電力制限情報(バックライト104で使用可能と判断した電力)を補正することにより、外部機器200の要求電力がまかなえるまでバックライト104の明るさを制限する。その時の明るさの設定値(電力制御値)をバックライト制御部105に出力する。
以上のように、本実施の形態では、外部機器の要求電力に基づいてバックライトの明るさ設定が制限され、バックライトの電力が抑えられることにより、その分電力に余裕が生まれ、電力を外部機器へと振り分けることができる。
具体例を用いて説明すると、例えば、表示装置が40[W]の電源を搭載し、USBの外部機器の要求電力が10[W]、バックライトの電力が30[W]だったとする。ここで、外部機器の要求電力が30[W]に増えたとしても、本実施の形態の表示装置では、バックライトの明るさを制限してバックライトの電力を10[W]に抑えることによって、電源の供給電力を増やすことなく、外部機器へ必要な電力を供給することができる。このことによって、関連する技術では70[W]の大きさの電源を表示装置に搭載する必要があったものの、本実施の形態を用いることによって、外部機器への電力供給のために電源容量を増やす必要がなくなり、40[W]の電源の大きさのままで、外部機器へ電力を供給できるようになる。
また、複数の外部機器が接続された場合は、すべての外部機器に要求電力を供給できるようであればバックライトの明るさを制限して供給をする。一方で、すべての外部機器に電力を供給できないのであれば、省電力機器に限って電力を供給するモードと、特定の機器を選択して供給するモードを切り替えられるようにしてもよい。この場合、図2のUSB制御部103で各USBポートに接続されている外部機器を検出し、消費電力が小さい外部機器と、消費電力が大きい外部機器とに分類する。例えば、図3のフローチャートに沿って、機器一台あたりの消費電力が10[W]以下かどうかで、消費電力の小さい機器と大きい機器との分類をする。
消費電力が小さい機器を多数接続するモードを選択した場合は、消費電力が大きい機器には電力を供給せず、使用不可となるが、消費電力の小さい機器は複数接続できるようになる。USB機器には可搬型も多く、省電力で動作する機器も多い。そのため、このモードでは大電力機器の動作は犠牲になってしまうものの、機器を多数接続できることにより、USB外部機器の並列使用が可能になる。
一方で、特定の機器を選択して電力を供給するモードでは大電力機器の使用を可能とする。このモードではUSB制御部で検出したUSB外部機器の一覧を提示(表示)し、その中からユーザーが使用したい機器を選択して電力を供給するモードである。このモードの場合、大電力機器を選択することができる代わりに少数の機器しかつなげられなくなる。なお、電源から供給できる電力範囲内で複数の機器を選択できるモードと、択一的に動作させる機器を選択できるモードとに細分化できるが、前者は消費電力が小さい機器を多数つなげるモードに含まれるので、本実施の形態では、特定の機器を選択して電力を供給するモードでは後者の動作をすることとする。
(実施の形態2)
次に、図面を参照して実施の形態2について説明する。実施の形態1では、表示装置にUSB機器を接続する例について説明したが、USB機器以外に実施の形態を適用してもよい。例えば、本実施の形態では、表示装置のDisplayPort(DP)に外部機器を接続する例について説明する。
例えば、DisplayPort(DP)には3.3[V]の電力が供給されており、外部機器をデイジーチェーン接続する場合、DisplayPort OUTが必要となる。このOUT端子に3.3[V]動作の外部機器を接続することにより、外部機器の動作が可能となる。
現在のDisplayPortは流せる電流は、DisplayPort制御部、およびDisplayPortケーブルによって制限されているが、その制限が緩和された場合、デイジーチェーン機能により数珠繋ぎ状に接続された外部機器を表示装置からの供給電力のみで動作させることが可能になる。
その際、実施の形態1と同様のアルゴリズムを用いることにより、バックライトの明るさを制限することにより、DisplayPortに接続された外部機器に多くの電力を供給することができる。また、USBの様に表示装置から何本ものケーブルを出さずとも外部機器同士で接続ができるので、省スペース化にもなる。
図5は、本実施の形態に係る表示装置100の構成例を示している。図5に示すように、本実施の形態に係る表示装置100は、図2の実施の形態1と比べて、USBポート102及びUSB制御部103の代わりに、DPポート121及びDP制御部122を備えており、その他の構成は実施の形態1と同様である。
DPポート121は、DisplayPort対応の外部機器200を接続するポート(インタフェース)であり、DisplayPort規格にしたがって信号の送受信や電力供給などを行うポートである。DP制御部122は、DPポート121に接続された外部機器200との接続制御や、外部機器200が要求する要求電流を取得する。
本実施の形態に係る表示装置100の大まかな電力フローと信号フローは、実施の形態1の場合と同じであるが、外部機器がデイジーチェーンされている場合は下段の機器の電力情報を上段の機器を通してフィードバックする必要がある。その情報をもとにDP制御部122は、外部機器200aと外部機器200bの電力分配を決定する。そこで、すべての外部機器200に電力を供給できるかできないかで動作が変化する。
1.すべての外部機器200に電力が供給できる場合
バックライト104を調光することによってすべての外部機器200に電力が供給できる場合は、外部機器200へ必要な電力をまかなえるだけバックライト104を調光して、すべての外部機器200を動作させる。
2.すべての外部機器200には電力が供給できない場合
バックライト104を調光してもすべての外部機器200へ電力が供給できない場合は、USBの実施の形態1と同じく、使用できる機器の選択を行う。例えば外部機器200aのみ動作させる場合はDisplayPort制御部より外部機器200aのみ電力を供給して外部機器200bには電力を供給しない動作を行う。
このようにして、DisplayPortを用いても本実施の形態を用いることにより、外部機器への大電力の供給が可能となる。DisplayPortは映像信号ではなく、データ信号も扱えるため、外部機器接続に対してはハードルが低いインタフェースであるため、USB外部機器接続と大きなアルゴリズムの変化なしに発明の実施が可能である。
(その他の実施の形態)
上記実施の形態では、外部機器へ供給する電力に応じてバックライトを調光(明るさ制御)するため、ユーザーが画面の暗さを感じる恐れがある。これを軽減するため、例えば次のような対策を上記実施の形態に適用してもよい。
1.ムラ補正を緩めることにより明るさを向上させる。
上記実施の形態において、バックライト制御部がバックライトのムラ補正を実行している場合、このムラ補正をすることによって画面中心部の明るさを暗くしているため、ムラ補正の補正量を減らすことによって明るさの低下を緩和することができる。
2.暗くなる前に予め、警告画面を表示することによってユーザーへの明るさ低下を通知する。
外部機器を接続した時に、画面が暗くなることはユーザーにとっては不快な現象であるため、上記実施の形態において、バックライト制御部がバックライトの明るさを低下させる場合、表示装置の画面(表示部)に、画面が暗くなることを告知(表示)したうえで明るさを制限する。ユーザーへの通知は表示に限らず、音や振動、その他の手段で通知してもよい。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記実施の形態における各構成は、ハードウェア又はソフトウェア、もしくはその両方によって構成され、1つのハードウェア又はソフトウェアから構成してもよいし、複数のハードウェア又はソフトウェアから構成してもよい。実施の形態における各機能(各処理)を、CPUやメモリ等を有するコンピュータにより実現してもよい。例えば、記憶装置(記憶媒体)に実施の形態における表示方法(制御方法)を行うための表示プログラム(制御プログラム)を格納し、各機能を、記憶装置に格納された表示プログラムをCPUで実行することにより実現してもよい。
このようなプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
10 表示装置
11 表示パネル
12 バックライト
13 外部接続インタフェース
14 内部電源
15 制御部
20 外部機器
100 表示装置
101 電源供給部
102 USBポート
103 USB制御部
104 バックライト
105 バックライト制御部
110 電力制御部
111 電力検出部
112 電力検出部
113 分配電力演算部
114 明るさ制御部
115 明るさ設定部
121 DPポート
122 DP制御部
200、200a、200b 外部機器

Claims (10)

  1. 画像を表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの背面から光を照射するバックライトと、
    外部機器を接続する外部接続インタフェースと、
    前記バックライト及び前記接続された外部機器へ電力を供給する内部電源と、
    前記外部機器へ供給が必要な要求電力に基づいて、前記バックライトの明るさを制御する制御部と
    を備える、表示装置。
  2. 前記要求電力は、前記外部機器から要求された電力、または、前記外部機器へ供給している電力を検出器によって検出した検出値である、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記内部電源は、前記バックライトを含む前記表示装置内部で必要な最大内部電力と供給余裕電力との合計の電力を供給可能であり、
    前記制御部は、前記要求電力が前記供給余裕電力よりも小さい場合、前記バックライトの明るさを制限しない、
    請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記制御部は、前記要求電力が前記最大内部電力を超える場合、前記最大内部電力を前記外部機器へ供給し、前記バックライトの電力が前記供給余裕電力より低くなるように前記バックライトの明るさを制限する、
    請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記制御部は、前記要求電力が前記供給余裕電力から前記最大内部電力の範囲内である場合、前記要求電力を前記外部機器へ供給し、前記バックライトの電力が前記内部電源の合計の電力と前記要求電力との差分の電力より低くなるように前記バックライトの明るさを制限する、
    請求項3または4に記載の表示装置。
  6. 前記バックライトの明るさを設定する明るさ設定部を備え、
    前記制御部は、前記設定された明るさと前記要求電力に基づいて、前記バックライトの明るさを制御する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記バックライトをPWM信号により駆動するバックライト駆動部を備え、
    前記制御部は、前記PWM信号のデューティを制御することで、前記バックライトの明るさを制御する、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記外部接続インタフェースは、USB規格またはDisplayPort規格に準拠したインタフェースである、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の表示装置。
  9. 画像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの背面から光を照射するバックライトと、を備えた表示装置の制御方法であって、
    外部接続インタフェースに外部機器を接続し、
    内部電源から前記バックライト及び前記接続された外部機器へ電力を供給し、
    前記外部機器へ供給が必要な要求電力に基づいて、前記バックライトの明るさを制御する、
    表示装置の制御方法。
  10. 画像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの背面から光を照射するバックライトと、を備えた表示装置に実行させるための制御プログラムであって、
    外部接続インタフェースに外部機器を接続し、
    内部電源から前記バックライト及び前記接続された外部機器へ電力を供給し、
    前記外部機器へ供給が必要な要求電力に基づいて、前記バックライトの明るさを制御する、
    表示装置の制御プログラム。
JP2016161000A 2016-08-19 2016-08-19 表示装置、その制御方法及びその制御プログラム Pending JP2018029028A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016161000A JP2018029028A (ja) 2016-08-19 2016-08-19 表示装置、その制御方法及びその制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016161000A JP2018029028A (ja) 2016-08-19 2016-08-19 表示装置、その制御方法及びその制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018029028A true JP2018029028A (ja) 2018-02-22

Family

ID=61249168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016161000A Pending JP2018029028A (ja) 2016-08-19 2016-08-19 表示装置、その制御方法及びその制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018029028A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019176003A1 (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 Necディスプレイソリューションズ株式会社 映像表示装置および電力供給方法
WO2019176055A1 (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 Necディスプレイソリューションズ株式会社 映像表示装置および電力供給方法
CN110610689A (zh) * 2019-09-20 2019-12-24 合肥惠科金扬科技有限公司 显示器接口的电压分配方法、装置及显示设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019176003A1 (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 Necディスプレイソリューションズ株式会社 映像表示装置および電力供給方法
US11460900B2 (en) 2018-03-14 2022-10-04 Sharp Nec Display Solutions, Ltd. Video display apparatus and method for supplying electric power
WO2019176055A1 (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 Necディスプレイソリューションズ株式会社 映像表示装置および電力供給方法
CN110610689A (zh) * 2019-09-20 2019-12-24 合肥惠科金扬科技有限公司 显示器接口的电压分配方法、装置及显示设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100628721B1 (ko) 디스플레이장치 및 그 제어방법
US20200387211A1 (en) Display device and display system with power-saving mechanism
US9355610B2 (en) Power supply and method for controlling the same
WO2017107265A1 (zh) 背光调节方法、液晶显示装置及电子设备
EP2528052B1 (en) Display apparatus and control method thereof
KR20060051657A (ko) 엘이디 구동 장치와 발광량 제어 방법
JP2008003590A (ja) 自発光型ディスプレイの電力低減のための映像処理装置及び方法
US9852680B2 (en) Projection type display device and method for controlling operation of projection type display device
JP2017501670A (ja) Led昇圧コンバーター及びそれを用いたバックライトledの駆動装置
JP2018029028A (ja) 表示装置、その制御方法及びその制御プログラム
JP2016511438A (ja) バックライト用駆動基板及び液晶表示装置
JP6883254B2 (ja) 表示装置、表示方法及び表示システム
JP2014220200A (ja) 照明装置及びその制御方法
KR102280939B1 (ko) 표시 장치 및 그것의 휘도 제어 방법
JP6383391B2 (ja) 制御装置及び当該制御装置を備えた液晶表示装置
WO2015172535A1 (zh) 背光调节装置、背光模组及显示装置
JP2020509416A (ja) 早期画素リセットのシステム及び方法
JP5495349B2 (ja) 液晶モニタ
JP2013161059A (ja) 液晶表示装置
KR20160089029A (ko) 백라이트 유닛 및 그것을 포함하는 표시 장치
EP3079144A1 (en) Display device and operating method for the same
US20240105118A1 (en) Direct led temperature sensing systems and methods
WO2019203055A1 (ja) 表示装置
JP2009282430A (ja) 車両用表示装置
WO2023159705A1 (zh) 显示面板的调光方法、装置、存储介质及终端设备