JP2018028417A - 空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 サーバ室内の風速を小さくしつつ、必要風量を確保可能な空調システムを提供する。【解決手段】 機械室MRの天井側及び床側のうち少なくとも一方に設けられた冷風導入路13を備える空調システムにおいて、サーバ室SR内の空気を吸引して冷風導入路13に向けて空気を吹き出す遠心式又は斜流式の送風機8と、送風機8に吸入される空気が通過するコア部7Aにて当該空気を冷却する熱交換器7とを備え、冷風導入路13の高さ寸法が送風機8の羽根車高さの0.6倍以上、4倍以下である。【選択図】 図2

Description

本発明は、情報通信技術用機器が設置されたサーバ室内の空調を行う空調システムに関する。
例えば、特許文献1に記載の空調システムは、サーバ室の天井から室内の空気を吸引し、その吸引した空気を冷却した後、当該空気を壁から吹き出してサーバ室内に供給している。サーバ室内には、複数の情報通信技術用機器(以下、ICT機器という。)が搭載された棚状のラックが設置されている。
特許第5263840号明細書
特許文献1に記載の空調システムでは、壁から吹き出された冷風は、各ICT機器から熱を奪った後、天井から吸引されて空調機に戻る。空調機に戻った空気は、空調機にて冷却された後、再び、壁からサーバ室内に吹き出される。
サーバ室には、複数のICT機器に設置されているため、それらICT機器を冷却するに十分な風量(以下、必要風量という。)の冷風をサーバ室内に供給する必要がある。
したがって、壁からサーバ室内に向けて吹き出される冷風の風速は、必要風量を確保可能な風速であって、壁から吹き出された後、天井を経由して空調機に戻るための機外静圧を確保可能な風速とする必要である。
このため、特許文献1に記載の空調システムでは、ICT機器に冷風を供給するコールドアイル等の供給経路の通路断面積が小さいため、壁から吹き出す冷風の風速が大きくならざるを得ない。壁から吹き出す冷風の風速が大きくなると、メンテナンス作業時の作業性が低下するおそれが高い。
つまり、メンテナンス作業時には、作業シート等に記載された作業項目や検査項目等を作業員が確認しながらメンテナンス作業を行う。このとき、風速が大きい場合には、上記作業シートがばたつくとともに、大きな騒音が発生し易いので、作業性が低下するおそれが高い。
本願は、上記点に鑑み、サーバ室内の風速を小さくしつつ、必要風量を確保可能な空調システムの一例を提供する。
本願では、情報通信技術用機器が設置されたサーバ室(SR)、空間を水平方向に区画する壁部(6)を介してサーバ室(SR)と区画された機械室(MR)、並びに機械室(MR)の天井側及び床側のうち少なくとも一方に設けられた冷風導入路(13)であって、冷風をサーバ室(SR)に導くための冷風導入路(13)を備え、サーバ室(SR)内の空調を行う空調システムにおいて、機械室(MR)に設けられ、空気が羽根車(9A、11A)の回転軸線と交差する方向に当該羽根車(9A、11A)を通り抜ける送風機(8)であって、サーバ室(SR)内の空気を吸引して冷風導入路(13)に向けて空気を吹き出す送風機(8)と、送風機(8)の吸入側に配設され、送風機(8)に吸入される空気が通過するコア部(7A)にて当該空気を冷却する熱交換器(7)とを備え、羽根車(9A、11A)のうち回転軸線と平行な部位の外形寸法を羽根車高さとしたとき、冷風導入路(13)の高さ寸法は、羽根車高さの0.6倍以上、4倍以下である。
これにより、天井側全体又は床側全体を冷風導入路(13)として利用可能であるため、「壁吹出方式の空調システム」における冷却風通路の通路断面積に比べて、大きな通路断面積を確保することが可能となる。したがって、風速を大きくすることなく必要風量を確保可能となるとともに、サーバ室(SR)内での風速を「壁吹出方式の空調システム」に比べて小さくでき得る。
なお、送風機(8)が複数の羽根車を有する場合における「羽根車高さ」は、各羽根車の羽根車高さの和が上記の「羽根車高さ」となる。冷風導入路(13)の高さ寸法が一定ではない場合は、冷風導入路(13)の高さ寸法のうち最小高さ寸法が「本願発明の冷風導入路(13)の高さ寸法」となる。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
本発明の実施形態におけるサーバ室SR及び機械室MRの平面図である。 本発明の第1実施形態におけるサーバ室SR及び機械室MRの立面図である。 本発明の第2実施形態におけるサーバ室SR及び機械室MRの立面図である。 本発明の第3実施形態におけるサーバ室SR及び機械室MRの立面図である。 Aは本発明の第4実施形態におけるサーバ室SR及び機械室MRの立面図である。Bは本発明の第4実施形態に係る空調システムのブロック図である。 本発明の第5実施形態におけるサーバ室SR及び機械室MRの立面図である。 本発明の第6実施形態におけるサーバ室SR及び機械室MRの立面図である。 本発明の第7実施形態におけるサーバ室SR及び機械室MRの立面図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「1つの」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、当該部材が2以上設けられていてもよい。
(第1実施形態)
本実施形態は、データセンター用の空調システムに本発明を適用したものである。データセンターには、複数の情報通信技術用機器(以下、ICT機器と記す。)が設置されたサーバ室が設けられている。本実施形態に係る空調システムは、当該サーバ室内の空調を行う。
1.空調システムの概略構成
1台又は複数のICT機器(図示せず。)は、図1に示すラック3に搭載された状態でサーバ室SRに設置されている。当該サーバ室SRには、複数のラック3が列状に並んで設置されている。以下、列状に並んだ複数のラック3をラック列Rともいう。
ラック列Rを挟んで一方には、各ICT機器を冷却するための冷風が供給される冷却風通路(コールドアイル)3Aが設けられている。冷風は、サーバ室SRの天井側に設けられた冷風導入路13(図2参照)を経由して冷却風通路3Aに供給される。
このため、少なくとも冷却風通路3Aの天井側(冷風導入路13側)には、冷風が吹き出す冷風吹出口13A(図2参照)が設けられている。なお、冷却風通路3Aのうちラック列Rの延び方向両端側は閉塞されている。
各ラック列Rの天井側には、冷却風通路3Aと通路3Bとを仕切る仕切部材(図示せず。)が設けられている。このため、冷風導入路13から冷却風通路3Aに供給された冷風は、各ラック列Rを通過して、当該冷却風通路3Aと反対側の通路3Bに流通する。
通路3Bには、冷風吹出口が設けられていない。このため、当該通路3Bには、ICT機器との熱交換を終えて温度が上昇した空気が流通する。つまり、通路3Bは、加熱された空気(温風)が流通する温風通路(ホットアイル)となる。
サーバ室SRに冷風を供給する空調機5は、図1に示すように、機械室MRに設置されている。機械室MRはサーバ室SRに隣接して設けられている。当該機械室MRは、空間を水平方向に区画する壁部6を介してサーバ室SRと区画されている。
壁部6には吸入口6Aが設けられている。吸入口6Aは、サーバ室SRと機械室MRとを連通させる連通口であって、ラック列Rの延び方向一端側(本実施形態では、通路3Bの延び方向一端側)に設けられている。冷却風通路3Aの延び方向両端側等は閉塞されている。このため、吸入口6Aには、サーバ室SRのうち温風通路(ホットアイル)3Bを構成する空間の空気が流入する。
本実施形態に係る吸入口6Aは、壁部6のほぼ全域、つまり壁部6の水平方向略全域及び上下方向略全域で開口している。当該吸入口6Aのサーバ室SR側には、帯板状に形成された複数の羽板(図示せず。)にて構成された鎧窓状のルーバが設けられている。
なお、図1では、1台の空調機5が機械室MRに設置されている。しかし、本実施形態は、これに限定されるものではなく、空調機5の台数は、サーバ室SRにおいて必要とされる空調能力に応じて決定される値である。
空調機5は、吸入口6Aから所定寸法以上離間した位置に設置されている。当該所定寸法は、例えば、空調システムのメンテナンスを行う作業者が作業可能な程度の空間を確保可能な寸法である。
2.空調機及び冷風導入路等の構成
空調機5は、図2に示すように、少なくとも熱交換器7及び送風機8等を有している。本実施形態に係る空調機5では、熱交換器7及び送風機8はケース5A内に収納されてユニット化されたエアーハンドリングユニットを構成している。
熱交換器7は、吸入口6Aに対して機械室MR側に配設され、サーバ室SRから機械室MRに向けて流通する空気を冷却する。本実施形態に係る熱交換器7は、冷水が循環するチューブ(図示せず。)等を有するコア部7Aを備える。
そして、当該コア部7Aを空気が通過する際に冷水と当該空気とが熱交換されて当該空気が冷却される。つまり、コア部7Aとは、冷水と空気とを熱交換させるための部位である。なお、冷水は、蒸気圧縮式冷凍機等のチラーユニットにて生成される。
熱交換器7は、送風機8の吸入側、つまり送風機8より空気流れ上流側に配設されている。送風機8は、サーバ室SR内の空気を吸引して冷風導入路13に向けて空気を吹き出す。冷風導入路13は、熱交換器7にて冷却された空気、つまり冷風をサーバ室SRに導くための空気通路である。
本実施形態に係る冷風導入路13は、機械室MRの天井側とサーバ室SRの天井側とを連通させる。当該冷風導入路13は、サーバ室SRの天井全体に拡がる空間状の空気通路である。
冷風導入路13のうち冷却風通路(コールドアイル)3Aに対応する部位には、冷風吹出口13Aが設けられている。そして、冷風導入路13のうち機械室MRから離間した部位の通路高さH1は、冷風導入路13のうち機械室MRに近接した部位の通路高さH2より大きい。
本実施形態に係る送風機8は、第1送風機9及び第2送風機11により構成されている。第1送風機9及び第2送風機11は、空気が羽根車9A、11Aの回転軸線L1、L2と交差する方向に当該羽根車9A、11Aを通り抜ける遠心ファンや斜流ファン等にて構成されている。
羽根車9Aの回転軸線L1と羽根車11Aの回転軸線L2とは互いに平行である。そして、羽根車9Aの回転軸線L1及び羽根車11Aの回転軸線L2は、サーバ室SRから機械室MRに向かう水平方向と平行である。
以下、羽根車9Aを第1羽根車9Aと記し、羽根車11Aを第2羽根車11Aと記す。第1送風機9及び第2送風機11を総称する際には送風機8と記し、第1羽根車9A及び第2羽根車11Aを総称する際には、送風機8の羽根車と記す。
第1送風機9と第2送風機11とは同一の送風機である。つまり、第1羽根車9Aと第2羽根車11Aとは同一であり、かつ、第1羽根車9Aを収納するスクロールケース9Bは、第2羽根車11Aを収納するスクロールケーシング11Bと同一である。
そして、送風機8の羽根車のうち回転軸線と平行な部位の外形寸法を羽根車高さとしたとき、冷風導入路13の高さ寸法は、羽根車高さの0.6倍以上、4倍以下となっている。本実施形態における「羽根車高さ」とは、第1羽根車9Aの羽根車高さHF1と第2羽根車11Aの羽根車高さHF2との和である。
なお、送風機8が、例えば1つの羽根車で構成されている場合は、当該1つの羽根車の高さ寸法が「羽根車高さ」となる。送風機8が、例えば3つ以上の羽根車で構成されている場合は、それら3つの羽根車の高さ寸法の和が「羽根車高さ」となる。
「冷風導入路13の高さ寸法」とは、冷風導入路13のうち最も高さが低い部位における高さ寸法をいう。このため、本実施形態では、冷風導入路13のうち機械室MRに近接した部位の通路高さH2が「冷風導入路13の高さ寸法」となる。
また、ケース5Aの内のうち熱交換器7が配設される部位におけるケース5Aの内側高さ寸法を配設位置高さHcとしたとき、コア部7Aの高さ寸法Hhは、配設位置高さHcの0.8倍以上、当該配設位置高さHcの1.2倍以下となっている。
因みに、図2はコア部7Aの高さ寸法Hhと熱交換器7の高さ寸法とが一致している。しかし、コア部7Aの高さ寸法Hhと熱交換器7の高さ寸法とが一致していない熱交換器7も存在する。
なお、コア部7Aの高さ寸法Hhが配設位置高さHcより大きい場合には、コア部7A(熱交換器7)が鉛直方向に対して傾斜した状態でケース5A内に収納されていることを意味する。
熱交換器7及びケース5Aのうち少なくとも一方には、送風機8に吸引される空気、つまりケース5Aに流入した空気の少なくとも一部が、コア部7Aを迂回して流通することを抑制する構造が設けられている。当該構造とは、例えば、ケース5Aに導入された空気をコア部7Aに導く導風板や熱交換器7とケース5Aとの隙間を密閉するシール材等である。
第2送風機11(第2羽根車11A)は、第1送風機9(第1羽根車9A)に対して回転軸線方向及び上下方向にずれた位置に配設され、かつ、第1送風機9(第1羽根車9A)は、第2送風機11(第2羽根車11A)に比べて壁部6及び冷風導入路13に近い位置に配設されている。
なお、本実施形態では、コア部7Aの上下方向中央を通る水平方向の仮想線(図示せず。)より上方側に第1送風機9が配設され、当該仮想線より下方側に第2送風機11が配設されている。
そして、第2送風機11からコア部7Aまでの水平方向距離は、第1送風機9からコア部7Aまでの水平距離に比べて、少なくとも羽根車高さHF1より大きい。つまり、第2送風機11は、第1送風機9に対して水平方向及び上下方向に、少なくともスクロールケース9Bの外形寸法以上ずれている。
空調機5から冷風導入路13に至る部位には、第1導風部材15A、第2導風部材15B及び第3導風部材15Cが設けられている。第1導風部材15Aは、第2羽根車11A(第2送風機11)から吹き出す空気を転向させながら冷風導入路13に案内する。
第2導風部材15Bは、第1羽根車9A(第1送風機9)から吹き出す空気(以下、第1吹出空気という。)と第2羽根車11Aから吹き出す空気(以下、第2吹出空気という。)とを分離した状態で当該第1吹出を転向させて冷風導入路13に案内する。
このため、空調機5から上方側に吹き出された第1吹出空気及び第2吹出空気は、第1導風部材15A及び第2導風部材15Bにて、その流通方向が略90度転向させられて冷風導入路13に流入する。
第1導風部材15Aは、略90度転向する第2吹出空気の外側に位置する。第2導風部材15Bは、略90度転向する第1吹出空気の外側に位置する。「吹出空気の外側」とは、吹出空気の流線を挟んで当該流線の曲率中心と反対側をいう。
このため、「吹出空気の内側」とは、吹出空気の流線に対して当該流線の曲率中心と同一側をいう。つまり、第2導風部材15Bは、略90度転向する第2吹出空気の内側に位置する。
第3導風部材15Cは、略90度転向する第1吹出空気の内側に位置する。そして、第3導風部材15Cは、略90度転向する第1吹出空気の内側において、渦の発生等に伴う損失(通風抵抗)の発生を抑制する。
3.本実施形態に係る空調システムの特徴
3.1 壁吸込方式の空調システム
本実施形態では、壁部6に設けられた吸入口6Aからサーバ室SR内の空気が吸い込まれ、天井側に設けられた冷風導入路13から冷却された空気がサーバ室SRに供給される「壁吸込方式の空調システム」が採用されている。
これにより、特許文献1に記載の「壁吹出方式の空調システム」に比べて、サーバ室SR内の風速を小さくしつつ、必要風量、つまりICT機器を冷却するに十分な風量を確保可能な空調システムを得ることが可能となる。
すなわち、「壁吹出方式の空調システム」では、壁から吹き出す冷風は、冷却風通路(コールドアイル)に向けて吹き出される。冷却風通路は、ラックとその他のラック又は壁等に囲まれた経路である。
これに対して、本実施形態に空調システムでは、天井側全体を冷風導入路13として利用可能であるため、「壁吹出方式の空調システム」における冷却風通路の通路断面積に比べて大きな通路断面積を確保することが可能となる。
したがって、本実施形態に空調システムでは、風速を大きくすることなく必要風量を確保可能となるとともに、サーバ室SR内の風速、つまり冷却風通路3A及び通路3B(ホットアイル)の風速を「壁吹出方式の空調システム」に比べて小さくでき得る。
3.2 送風機、及び冷風導入路の高さ寸法と羽根車高さと関係
本実施形態では、サーバ室SRに隣接して機械室MRが設けられ、かつ、冷風は、風導入路13を介してサーバ室SRに供給される。つまり、サーバ室SRから機械室MRに吸い込まれた空気は、その流通方向が、機械室MR内で略180度転向されてサーバ室SRに戻される。
したがって、空気の流通方向が略180度転向する際に発生する損失が大きくなると、必要風量を確保するために風速を大きくせざるを得なくなる。しかし、本実施形態では、冷風導入路13の高さ寸法は、羽根車高さの0.6倍以上、4倍以下となっているので、機械室MRで発生する損失が大きくなることを抑制できる。
すなわち、本実施形態では、遠心式ファン又は斜流ファンにて送風機8を構成しているので、空気の流通方向を送風機8にて略90度転向させることができる。送風機8は、空気を流通させる圧力差を発生させる手段である。
したがって、「機械室MRにて空気の流通方向が略180度転向する際の損失(以下、気流損失という。)」は、送風機8から吹き出された空気、つまり第1吹出空気及び第2吹出空気で発生する損失のみである。
このため、例えば軸流ファンで構成された送風機8に比べて気流損失を小さくできる。なお、送風機8が軸流ファンで構成された場合、送風機8から吹き出した空気は、吹き出し後に略180度転向せざるを得ないので、気流損失が大きくなる。
そして、冷風導入路13の高さ寸法は、羽根車高さの0.6倍以上、4倍以下となっているので、第1吹出空気及び第2吹出空気(以下、吹出空気という。)で大きな気流損失が発生することを抑制でき得る。
つまり、冷風導入路13の高さ寸法と羽根車高さとが同一であれば、気流損失を小さくできる。冷風導入路13の高さ寸法が羽根車高さに比べて過度に小さいと、ベルヌーイの定理により吹出空気の流速が大きくなり、気流損失が大きくなる。
冷風導入路13の高さ寸法が羽根車高さに比べて過度に大きいと、急拡大による損失が発生し、気流損失が大きくなる。したがって、本実施形態では、大きな気流損失が発生することを抑制できる。
3.3 コア部の高さ寸法と配設位置高さとの関係
本実施形態では、コア部7Aの高さ寸法Hhは、配設位置高さHcの0.8倍以上、当該配設位置高さHcの1.2倍以下となっている。
空気がコア部7Aを迂回して流通すること抑制する構造が設けられているので、コア部7Aの高さ寸法Hhが小さくなると、コア部7Aを通過する空気の風速が大きくなるため、気流損失が大きくなる。
コア部7Aの高さ寸法Hhが大きくなると、コア部7A(熱交換器7)が鉛直方向に対して傾斜した状態となる。このため、コア部7Aと送風機8の吸入部との距離をコア部7A全域に亘って均一とすることが難しくなるので、送風機8の吸い込み効率が低下し、ファン効率が低下する。
これに対して、コア部7Aの高さ寸法Hhが、配設位置高さHcの0.8倍以上、当該配設位置高さHcの1.2倍以下であると、送風機8の吸い込み効率及びファン効率が大きく低下することを抑制でき得る。
3.4 その他
第2導風部材15Bは、第1吹出空気と第2吹出空気とを分離した状態で当該第1吹出を転向させて冷風導入路13に案内するので、第1吹出空気と第2吹出空気とが衝突することによる気流の乱れの発生を抑制できる。したがって、気流損失を低減できる。
(第2実施形態)
本実施形態は、図3に示すように、コア部7Aの高さ寸法Hhが配設位置高さHcより大きく、コア部7Aが鉛直方向に対して傾いている。つまり、コア部7Aのうち第2羽根車11Aに対応する部位が、コア部7Aのうち第1羽根車9Aに対応する部位より壁部6から離間するようにコア部7Aが傾いている。
これにより、コア部7Aから第1送風機9の吸入部までの距離と、コア部7Aから第2送風機11の吸入部までの距離との差を小さくできる。つまり、送風機8の吸入部とコア部7Aとの距離をコア部7A全域に亘って略均一化することが可能となる。延いては、送風機8の吸い込み効率及びファン効率が大きく低下することを抑制できる。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号を付したので、重複する説明は省略する。
(第3実施形態)
本実施形態に係る空調システムは、図4に示すように、冷風導入路13内を流通する冷風を整流又は予め設定された部位に導く整流部材17A、17Bを備えている。
整流部材17Aは、冷風導入路13内において通風時に障害物となる部位(例えば、梁)を迂回させて冷風を予め設定された部位に導く。整流部材17Bは、通風時に障害物となる部位等において、気流が乱れることを抑制するように当該気流を整流する。
これにより、本実施形態に係る空調システムは、冷風導入路13内において大きな気流損失が発生することを抑制できる。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号を付したので、重複する説明は省略する。
(第4実施形態)
本実施形態は、第1空間をなす冷却風通路(コールドアイル)3Aの気圧が第2空間をなす温風通路(ホットアイル)3B等の気圧以上となるように送風機8を制御するものである。なお、第2空間は、温風通路3B及び温風通路3Bと直接的に連通する空間、つまり温風通路3Bと同一の気圧とみなすことが可能な空間をいう。
すなわち、図5A及び図5Bに示すように、送風制御部19は、送風機8の作動(回転数等)を制御する。送風制御部19には、冷却風通路3A内の気圧を検出する第1気圧センサPs1、及び温風通路3B等内の気圧を検出する第2気圧センサPs2からの信号が入力されている。
送風制御部19は、第1気圧センサPs1及び第2気圧センサPs2の信号を利用して、冷却風通路3Aの気圧が温風通路3B等の気圧以上となるように送風機8の回転数を制御する。
本実施形態に係る送風制御部19は、CPU、ROM及びRAM等にて構成されたマイクロコンピュータであって、ROM等の不揮発性記憶部に予め記憶されたプログラムに従って送風機8を制御する。
これにより、ICT機器に冷風を確実に送風することができる。さらに、冷却風通路3A内の気圧と温風通路3B等内の気圧との差を調整することにより、ICT機器に供給する冷風量を積極的に制御することができる。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号を付したので、重複する説明は省略する。
(第5実施形態)
本実施形態に係る送風制御部19は、図6に示すように、タスク空調機21が有する送風機(図示せず。)も制御して、冷風通路3Aの気圧が温風通路3B等の気圧以上となるようにするものである。
タスク空調機21は、ラック3に組み込まれて局所的な領域に冷風を供給する空調機である。「空調機21が有する送風機も制御」とは、「タスク空調機21の送風機及び送風機8のうち少なくとも一方の送風機を稼働させて」という意味である。
これにより、冷風通路3Aの気圧を確実に温風通路3B等の気圧以上とすることができるので、ICT機器に冷風を確実に送風することができるとともに、ICT機器に供給する冷風量を積極的に制御することができる。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号を付したので、重複する説明は省略する。
(第6実施形態)
本実施形態は、図7に示すように、第1コア部71〜第4コア部74によりコア部7Aが構成されている。第1コア部71と第2コア部72とが互いに異なる向きに傾き、かつ、第3コア部73と第4コア部74とが互いに異なる向きに傾いている。これにより、熱交換器7の外形寸法を大きくすることなく、総コア面積を大きくできる。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号を付したので、重複する説明は省略する。
(第7実施形態)
本実施形態は、図8に示すように、第1コア部71及び第2コア部72によりコア部7Aが構成され、かつ、第1コア部71から第1送風機9までの距離と第2コア部72から第2送風機11までの距離とが略等しくなる構成となっている。これにより、送風機8の吸い込み効率及びファン効率が大きく低下することを抑制できる。
なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号を付したので、重複する説明は省略する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、天井側に冷風導入路13が設けられていた。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、床側に冷風導入路13が設けられた構成、又は天井側及び床側に冷風導入路13が設けられた構成であってもよい。
上述の実施形態に係る冷風導入路13は、高さ寸法が連続的に変化していた。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、高さ寸法が一定の冷風導入路13、又は高さ寸法が階段状に変化する冷風導入路13等であってもよい。なお、高さ寸法が急激に変化する部位には、整流板等を設けることが望ましい。
上述の実施形態では、送風機8及び熱交換器7がケース5Aに収納されてユニット化されていた。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えばケース5Aを廃止し、送風機8及び熱交換器7それぞれを機械室MRに設置してもよい。なお、上述の実施形態に示された数値は一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
上述の実施形態では、送風機8が第1送風機9及び第2送風機11にて構成されていた。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、1台の送風機、又は3台以上の送風機にて送風機8が構成されていてもよい。
上述の実施形態では、第1送風機9と第2送風機11とが同一の送風機であった。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、第1送風機9と第2送風機11とが異なる送風機であってもよい。
上述の実施形態では、仮想の水平面に第1送風機9及び第2送風機11が投影されたとき、投影された第2送風機11が投影された第1送風機9に対して水平方向にずれた位置に配置されていた。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、例えば、投影された第2送風機11の一部又は全てが、投影された第1送風機9に重なっていてもよい。なお、一部が重なる配置とする場合は、投影された第1羽根車9Aと投影された第2羽根車11Aとは重ならず、投影されたスクロールケース9Bと投影されたスクロールケーシング11Bとは重なる構成が望ましい。
上述の実施形態では、送風機8の上流側に熱交換器7が設置されていた。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、送風機8の下流側に熱交換器7が設置されていてもよい。
上述の実施形態では、第1送風機9と第2送風機11とがコア部7Aから遠ざかる方向にずれていた。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、第1送風機9と第2送風機11と上下方向に重なっていてもよい。
上述の実施形態では、第1導風部材15A〜第3導風部材15Cを設けていた。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、第1導風部材15A〜第3導風部材15Cのうち少なくとも1つを廃止した構成、又は機械室MRの壁を利用して第1導風部材15Aに相当する部位を構成してもよい。
上述の実施形態では、データセンターのサーバ室SRに本発明を適した。しかし、本発明は、その他のサーバ室SRにも適用可能である。
上述の実施形態では蒸気圧縮式冷凍機にて冷水を生成した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ターボ冷凍機や吸収式(吸着式)冷凍機等であってもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
3… ラック 3A… 冷却風通路 3B… 温風通路 5… 空調機
5A… ケース 6… 壁部 6A… 吸入口 7… 熱交換器
7A… コア部 8… 送風機 9… 第1送風機
9A… 第1羽根車 9B… スクロールケース 11… 第2送風機
11A… 第寸法 11B… スクロールケーシング
13… 冷風導入路 13A… 冷風吹出口 13… 風導入路
15A… 第1導風部材 15B… 第2導風部材 15C… 第3導風部材
17A… 整流部材 17B… 整流部材 19… 送風制御部
21… タスク空調機

Claims (10)

  1. 情報通信技術用機器が設置されたサーバ室内の空調を行う空調システムにおいて、
    空間を水平方向に区画する壁部を介して前記サーバ室と区画された機械室と、
    前記機械室の天井側及び床側のうち少なくとも一方に設けられた冷風導入路であって、冷風を前記サーバ室に導くための冷風導入路と、
    前記機械室に設けられ、空気が羽根車の回転軸線と交差する方向に当該羽根車を通り抜ける送風機であって、前記サーバ室内の空気を吸引して前記冷風導入路に向けて空気を吹き出す送風機と、
    前記送風機の吸入側に配設され、前記送風機に吸入される空気が通過するコア部にて当該空気を冷却する熱交換器とを備え、
    前記羽根車のうち前記回転軸線と平行な部位の外形寸法を羽根車高さとしたとき、前記冷風導入路の高さ寸法は、前記羽根車高さの0.6倍以上、4倍以下である空調システム。
  2. 前記熱交換器及び前記送風機は、ケース内に収納されてユニット化されており、
    前記ケースの内のうち前記熱交換器が配設される部位における前記ケースの内側高さ寸法を配設位置高さとしたとき、前記コア部の高さ寸法は、前記配設位置高さの0.8倍以上、当該配設位置高さの1.2倍以下である請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記羽根車の回転軸線方向は、前記サーバ室から前記機械室に向かう水平方向と平行である請求項2記載の空調システム。
  4. 前記送風機は、第1羽根車、及び当該第1羽根車に対して前記回転軸線方向及び上下方向にずれた位置に配設された第2羽根車を有して構成され、
    前記第1羽根車は、前記第2羽根車に比べて前記壁部及び前記冷風導入路に近い位置に配設されており、
    さらに、前記コア部の高さ寸法は、前記配設位置高さより大きく、かつ、
    前記コア部のうち前記第2羽根車に対応する部位が、前記コア部のうち前記第1羽根車に対応する部位より前記壁部から離間するように前記コア部が傾いている請求項3に記載の空調システム。
  5. 前記送風機は、第1羽根車、及び当該第1羽根車に対して前記回転軸線方向及び上下方向にずれた位置に配設された第2羽根車を有して構成され、
    前記第1羽根車は、前記第2羽根車に比べて前記壁部及び前記冷風導入路に近い位置に配設されており、
    前記第2羽根車から吹き出す空気を転向させながら前記冷風導入路に案内する導風部材を備える請求項3又は4に記載の空調システム。
  6. 前記第1羽根車から吹き出す第1吹出空気と前記第2羽根車から吹き出す第2吹出空気とを分離した状態で当該第1吹出を転向させて前記冷風導入路に案内する第2の導風部材を備える請求項5に記載の空調システム。
  7. 前記冷風導入路のうち前記機械室から離間した部位の通路高さは、前記冷風導入路のうち前記機械室に近接した部位の通路高さより大きい請求項1ないし6のいずれか1項に記載の空調システム。
  8. 前記冷風導入路内を流通する冷風を整流又は予め設定された部位に導く整流部材を備える請求項1ないし7のいずれか1項に記載の空調システム。
  9. 前記冷風導入路は、情報通信技術用機器が搭載されたラックを挟んで一方側の第1空間に冷風を導き、かつ、前記送風機は、前記ラックを挟んで他方の第2空間から前記サーバ室内の空気を吸引し、
    さらに、前記第1空間の気圧が前記第2空間の気圧以上となるように前記送風機を制御する送風制御部を備える請求項1ないし8のいずれか1項に記載の空調システム。
  10. 前記ラックに組み込まれ、第2の送風機を有するタスク空調機を備え、
    前記第2の送風機を制御する第2の送風制御部は、前記第1空間の気圧が前記第2空間の気圧以上となるように前記第2の送風機を制御する請求項9に記載の空調システム。
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