JP2018027026A - 農作業機の前後進切換操作装置 - Google Patents

農作業機の前後進切換操作装置 Download PDF

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Abstract

【課題】前後進切換レバーの一つの操作手段で、アクセルレバー位置保持解除と前後進切換を可能とするとともに、操作荷重の減少が図れる連動機構を提供しようとする。【解決手段】操作ハンドル8に、前後進切換装置28に連係されて前後進を切換え操作する前後進切換レバー14を設けた農作業機の前後進切換操作装置20において、前後進切換レバー14の設置位置近傍にエンジン3の回転速度を調節するアクセルレバー15を設け、前後進切換レバー14とアクセルレバー15との間に、前後進切換レバー14の後進操作に連動してアクセルレバー15を低速側に移動させる連動機構30を設け、該連動機構30には、前後進切換レバー14の操作がアクセルレバー15に連動する連動範囲αと、前後進切換レバー14の操作が前後進切換装置28を作動させるがアクセルレバー15には連動しない非連動範囲βとを設ける。【選択図】図6

Description

本発明は、農作業機としての管理機の前後進切換操作を行う前後進切換レバーの操作荷重を軽減する技術に関する。
従来から、管理機のハンドルの後部に前後進切換レバーとアクセルレバーを設けて、前後進切換レバーを操作すると前進から後進に切り換えると同時に、アクセルレバーを低速側に回動するように、連動機構を設け、ハンドルから手を放すことなく後進側へ切り換えができるとともに、後進側への切り換え時にエンジン回転数を低下させて急な後進を防止し、低速側への戻し操作忘れを防止するようにした技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第2605471号公報
しかし、前記従来技術では、前後進切換レバーのストローク中の初期範囲でアクセルレバーの位置保持解除を行い、その後に後進側へ変速する必要があるために、操作アームに長孔を設けているが、連動体のストロークの初めから終わりまでバネの付勢力に抗して握る必要があるため操作荷重は徐々に大きくなり、後進時は大きな荷重で握り続けなければならない。また、実際の量産機では、操作アームの回動基部側をバネ鋼で構成し、アクセルレバーの位置保持解除後は、バネ鋼のみ撓んで連動体はストロークしない構成としていた。しかし、この構成であると、組立時に細かな調節が必要であり、その調整に時間がかかっていた。また、操作時にバネ鋼が撓む構成としていたために耐久性が劣り、前後進切換レバーの握り操作時の操作荷重が重くなるという問題は解消できていなかった。
そこで、前後進切換レバーの一つの操作手段で、アクセルレバー位置保持解除と前後進切換のタイミングをズラせて作動可能とするとともに、操作荷重の減少が図れる連動機構を提供しようとする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、操作ハンドルに、前後進切換装置に連係されて前後進を切換え操作する前後進切換レバーを設けた農作業機の前後進切換操作装置において、前後進切換レバーの設置位置近傍にエンジンの回転速度を調節するアクセルレバーを設け、前後進切換レバーとアクセルレバーとの間に、前後進切換レバーの後進操作に連動してアクセルレバーを低速側に移動させる連動機構を設け、該連動機構には、前後進切換レバーの操作がアクセルレバーに連動する連動範囲と、前後進切換レバーの操作が前後進切換装置を作動させるがアクセルレバーには連動しない非連動範囲とが設けられるものである。
請求項2においては、前記連動範囲と非連動範囲は、前記前後進切換レバーとアクセルレバーとの間に配設された連動機構を構成する操作アームにカム機構として形成されるものである。
請求項3においては、前記カム機構は、前後進切換装置と前後進切換レバーとを連係する連係部材の一端に設けられる係止部材を挿入してガイドする長孔に形成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、従来では前後進切換レバーの全ストロークがアクセルレバーを低速側へ移動させる操作と連動状態となっていたために、アクセルレバーを低速側に作用させる作用位置の調整が面倒であったが、本発明では、カム機構における連動範囲の一端の位置を連動機構に合わせるだけで良いため、組み立て時の調整が簡単に行える。また、非連動範囲ではアクセルレバーの操作力が不要なため操作荷重を軽減できる。
本発明の前後進切換操作装置を備える管理機の全体側面図。 操作ハンドルの前後進切換レバーの連動機構を示す斜視図。 前後進切換レバーの斜視図。 同じく側面図。 操作アームの斜視図。 操作アームとアクセルレバーの連動を示す側面図。 前後進切換レバーのストロークと荷重の関係を示す図。 前後進切換レバーと誤操作防止機構を示す斜視図。 前後進切換レバーと誤操作防止機構の側面図。 牽制部材と解除レバーの斜視図。 第二実施形態の誤操作防止機構の操作を示す図。 第二実施形態の誤操作防止機構の解除レバーの側面図。 第三実施形態の誤操作防止機構の操作を示す図。 第三実施形態の誤操作防止機構の取付部材の側面図。 第四実施形態の牽制部材とその操作を示す平面図と側面図。
農作業機としての管理機1の全体構成から説明する。なお、F方向を前方として説明する。
図1において、管理機1は機体フレーム2上にエンジン3を搭載し、該エンジン3の後部で機体フレーム2の左右中央部にミッションケース4が立設され、該ミッションケース4の上部と前記エンジン3の間に伝動ケース5を配設して、動力を伝達可能としている。該ミッションケース4の下部には耕うん軸6が左右水平方向に横架され、つまり、進行方向となるF方向に直交して耕うん軸6が設けられ、該耕うん軸6上に所定間隔をあけて耕うん爪7・7・・・が放射状に固定されて、耕うん装置10を構成している。なお、耕うん軸6の回転により走行も行う。
前記エンジン3の上部には燃料タンクが配設されて、エンジン3や燃料タンクはボンネット9により覆われている。また、前記機体フレーム2の後部には、抵抗棒11が上下高さ調節可能に取り付けられ、機体フレーム2の前端にバンパ12が取り付けられている。
機体後部となる前記ミッションケース4の上部に操作ハンドル8の基部が固設され、該操作ハンドル8は平面視A字状として斜め後上方に突設されて、図2に示すように、該操作ハンドル8の後部にグリップ8a・8aが設けられ、オペレータが握れるようにしている。進行方向左側のグリップ8aの近傍に走行クラッチレバー13が設けられ、該走行クラッチレバー13はワイヤを介して前記伝動ケース5内に収納されたベルトテンション式の走行クラッチと連結される。該走行クラッチレバー13を握ることにより走行クラッチが「入」とされ、エンジン3からの動力が耕うん軸6に伝達され、走行と耕うんが可能となる。走行クラッチレバー13を放すことにより走行クラッチが「切」となり、動力が絶たれて走行と耕うんが停止される。こうして、作業中に転倒等をしても手を放すだけで走行クラッチが「切」となり管理機1は停止するようにしており、意図せぬクラッチ「入」等を防止できる。
前記操作ハンドル8の右側のグリップ8a近傍には、前後進切換操作装置20とアクセルレバー15と非常停止スイッチ16が配設される。前後進切換操作装置20は前後進切換レバー14と連動機構30と誤操作防止機構40とからなり、非常停止スイッチ16は左右の操作ハンドル8・8の後部を連結する連結杆17上に配設され、押すことによりエンジン3を停止可能としている。
前記前後進切換レバー14は、図2、図3、図4に示すように、前上部が操作ハンドル8のグリップ8a前部に固定される取付部材21に枢支軸22を介して上下回動自在に支持され、手でグリップ8aとともに握って操作する。前後進切換レバー14の前下部には連係部材としてのワイヤ23を介してミッションケース4に配設される切換アーム24と連結されている。該ワイヤ23の後端には、長手方向と直交して(左右方向に)係止部材となるピン状の索端金具26が固設され、該索端金具26は前後進切換レバー14の前下部に左右方向に開口したピン孔に挿入して係止されている。
前記切換アーム24は、図2に示すように、ミッションケース4に一端が枢支され、他端に前記ワイヤ23とバネ27が連結される。バネ27は切換アーム24を前進切換方向に付勢する。そして、切換アーム24に形成される凸部がミッションケース4内に収納される前後進切換クラッチを操作するシフタ軸25の一端に連動連結されている。前後進切換クラッチはシフタ軸25に固定されるシフタを摺動させることで係止爪の咬合を切り換えて、耕うん軸6を正回転または逆回転させるものである。前後進切換クラッチはバネ27の付勢力により通常前進側に切り換えられており、前記前後進切換レバー14を握り回動すると、バネ27に抗してワイヤ23が引っ張られて切換アーム24を回動し、シフタ軸25を摺動させて後進側に切り換えるようにしている。こうして、前後進切換装置28が構成されている。但し、前後進切換クラッチの構成は係止爪の咬合に限定するものではなく、歯車の歯合を切り換えたり、電磁クラッチをオン・オフしたりする構成とすることも可能である。
前記アクセルレバー15は、図2に示すように、ワイヤ31を介してエンジン3のコントロールレバー32と連結される。コントロールレバー32はエンジン3の回転速度(回転数)を変更するレバーであり、燃料及び吸気量が調節される。例えば、ガソリンエンジンの場合、コントロールレバー32はスロットルバルブの開度を変更するようにしている。
また、アクセルレバー15は操作ハンドル8に操作位置保持・解除機構50を介して取り付けられるとともに、アクセルレバー15は連動機構30を介して前後進切換レバー14と連動される。操作位置保持・解除機構50は、図6に示すように、操作ハンドル8に固定される固定部材51と、固定部材51上に摩擦板52を介して回転自在に外嵌されるレバー基部53と、レバー基部53を下方へ押し付ける円筒状の押圧体54と、固定部材51とレバー基部53と押圧体54の軸心部に摺動自在に挿入される解除軸55と、固定部材51に対して解除軸55と押圧体54とレバー基部53を下方へ付勢する押圧バネ56と、レバー基部53と押圧体54の間に介装してアクセルレバー15を低速側へ回動するように付勢するレバーバネ57等からなる。
固定部材51は、円筒状に構成され、中心の軸孔51aに解除軸55が上下方向に貫通される。軸孔51aの下部内で解除軸55との間に押圧バネ56が内装され、押圧バネ56の上端は軸孔51aの内部上面に当接され、押圧バネ56の下端はワッシャ59を介して解除軸55の段部に当接され、解除軸55は固定部材51に対して押圧バネ56により下方へ付勢される。固定部材51の外周縁部51b上に摩擦板52を介してレバー基部53が外嵌され、レバー基部53の中央孔内に押圧体54が内装される。こうして、前記解除軸55が押圧バネ56により下方へ付勢されると、ワッシャ58、押圧体54を介してレバー基部53が下方に押され、レバー基部53の下面と固定部材51の外周縁部51b上面と摩擦板52との摩擦力で、アクセルレバー15を任意位置に回動したときにその位置が保持される。
また、前記レバー基部53は円筒状に構成され、貫通孔の内周段部53a上に円筒状の押圧体54が回転自在に収納される。該押圧体54の軸孔と前記固定部材51の上部に形成した軸部51c外周とはスプライン嵌合され、押圧体54は固定部材51に対して上下摺動可能、かつ、回転不能に嵌合されている。そして、押圧体54の上部とレバー基部53の内周との間にはレバーバネ57が係止されて、アクセルレバー15は低速側へ回動するように付勢されている。更に、解除軸55の下部は操作ハンドル8を貫通して下方に突出され、後述する操作アーム35の上面に当接可能に配置される。
このような構成において、アクセルレバー15を高回転側へ回動すると、レバー基部53は押圧バネ56のバネ力により下方へ付勢され、レバー基部53と摩擦板52と固定部材51との摩擦抵抗により任意の回動位置で保持される。なお、押圧バネ56の押付バネ力はレバーバネ57の戻しバネ力及びコントロールレバー32の低速側への戻し力よりも大きく設定されており、アクセルレバー15は低速側へ戻ることはない。
そして、アクセルレバー15が高回転側へ回動された状態で、前記前後進切換レバー14が握られてその回動により、操作アーム35が上方へ回動され、解除軸55が持ち上げられると、レバー基部53の固定部材51への押付力が解除され、位置保持のための摩擦抵抗が減少して、アクセルレバー15はレバーバネ57の付勢力により低回転側へ回動し、エンジン3は低速回転とされ、前後進切換レバー14の更なる回動により前後進切換装置28が切り換えられて機体は後進する。
次に、連動機構30について、図2乃至図6より説明する。
連動機構30は、前後進切換レバー14の回動に連動してアクセルレバー15を高回転側への回動を解除して低回転側へ回動するようにするものであり、前後進切換レバー14と解除軸55との間に配設される。連動機構30は操作アーム35で構成される。
操作アーム35は、図5に示すように、プレートを正面視略逆U字状に折り曲げ形成され、左右の側板35a・35aと、該左右の側板35a・35aの前上部を連結する連結板35bからなり、側板35a・35aの前端に回動支点孔35c・35cが開口され、側板35a・35aの後部にカムを構成する円弧状の長孔35d・35dが前後方向に長く開口されている。連結板35bは前記操作位置保持・解除機構50の下方に位置し、解除軸55の下端が当接可能とされる当接面としている。
前記回動支点孔35cには枢支軸36が挿入されて、前記固定部材51よりも前方のハンドル8より下方に突設して固定される支持体37に、操作アーム35の前部が枢支軸36により回動自在に支持される。
前記長孔35d・35dには、前記索端金具26が挿入され、前記前後進切換レバー14の回動に連動して、索端金具26が長孔35d・35d内を摺動して、この摺動により操作アーム35を上下回動する。この前後進切換レバー14を回動する力(握る力)は、前記カムを構成する長孔35d・35d形状により従来よりも軽減されるようにしている。
前記長孔35d・35dがカムプロフィールとして形成されており、長孔35d・35dに挿入された索端金具26を摺動ガイドする。図4、図6に示すように、カムプロフィールには、前後進切換レバー14の操作がアクセルレバー15と連動する連動範囲αと、前後進切換レバー14の操作が前後進切換装置28を作動させるがアクセルレバー15とは連動しない非連動範囲βが設定される。
つまり、長孔35dの前部が前長孔35d1として形成され、前長孔35d1は枢支軸22からの距離が後側ほど徐々に長くなる斜め直線状に形成される。この前長孔35d1・35d1内を索端金具26が枢支軸22を中心とした同心円軌跡で摺動する範囲が、操作アーム35を上下方向へ回動するための連動範囲αであり、この前後進切換レバー14の回動前と回動後のストローク差、つまり、半径方向の差は、解除軸55が上昇されてアクセルレバー15の操作位置保持を解除するための長さである。
また、連動範囲αの後部に続き操作アーム35を回動させないための非連動範囲βが、長孔35dの後部に後長孔35d2として形成される。後長孔35d2は、前後進切換レバー14の操作時に解除軸55を上昇させないように、言い換えれば、前後進切換レバー14の更なる回動により操作アーム35を回動させないように、枢支軸22からの距離が同じ、つまり、枢支軸22を中心とした同一半径の円弧となる形状としている。
このような構成において、管理機1を前進走行させながら耕うん作業を行っているときに、前後進切換レバー14を回動する(握る)と、連動範囲αでは、ワイヤ23が引っ張られるとともに、索端金具26を介して操作アーム35は上方へ回動される。この操作アーム35の上昇回動により、解除軸55が持ち上げられ、固定部材51とレバー基部53との間の摩擦保持の解除位置に達するとアクセルレバー15はレバーバネ57の付勢力により低速回転数位置まで戻される。この前後進切換レバー14を握る力は、図7の実線で示すように徐々に大きくなる。
索端金具26の位置が、連動範囲αが終了した後の非連動範囲βでは、前後進切換レバー14を回動しても操作アーム35は回動されず、索端金具26は更に引っ張られて切換アーム24を回動して、前後進切換装置28を前進から後進に切り換える。このときの前後進切換レバー14を握る力は、図7に示すように、更に解除軸55を押し上げる必要がないため、操作力が軽減される。なおこの時、バネ27の力に抗してワイヤ23を引っ張る力と、押圧バネ56に抗して解除軸55の位置を保持する力は必要であるため、少し操作力は上昇する。図7における点線は、操作アームをバネ鋼で構成した従来のストロークと操作力(荷重)の関係を示しており、前後進切換レバー14の全ストロークでバネ鋼を撓ませるため操作力は、本実施形態の操作アーム35とすることよりも、操作荷重が大幅に大きくなっている。
以上のように、操作ハンドル8に、前後進切換装置28に連係されて前後進を切換え操作する前後進切換レバー14を設けた農作業機の前後進切換操作装置20において、前後進切換レバー14の設置位置近傍にエンジン3の回転速度を調節するアクセルレバー15を設け、前後進切換レバー14とアクセルレバー15との間に、前後進切換レバー14の後進操作に連動してアクセルレバー15を低速側に移動させる連動機構30を設け、該連動機構30には、前後進切換レバー14の操作がアクセルレバー15に連動する連動範囲αと、前後進切換レバー14の操作が前後進切換装置28を作動させるがアクセルレバー15には連動しない非連動範囲βとが設けられるので、一つの前後進切換レバー14のみの操作で、連動機構30によりアクセルレバー15を低速側に回動してから後進に切り換えることができ、その前後進切換レバー14の操作力を従来よりも大幅に軽減することができる。
また、前記連動範囲αと非連動範囲βは、前記前後進切換レバー14とアクセルレバー15との間に配設された連動機構30を構成する操作アーム35にカム機構として形成されるので、連動範囲αと非連動範囲βの区分設定が、カムプロフィールを変えることで簡単に設定できる。また、操作アーム35をバネ鋼で構成すると、焼き入れが必要となるため、形状が安定せず、作用位置のバラツキが大きく位置調整が面倒であったが、バネ鋼を無くしカムで連動範囲を設定するため、調整も簡単に行えるようになる。
また、前記カム機構は、前後進切換装置28と前後進切換レバー14とを連係する連係部材となるワイヤ23の一端に設けられる係止部材となる索端金具26を挿入してガイドする長孔35dに形成されるので、前後進切換レバー14と操作アーム35との位置決めが、長孔35dの一端に索端金具26を位置させるだけでよく、操作アーム35の位置決めが簡単に行えるようになる。
次に、誤操作防止機構40について、図2、図8〜図10より説明する。
誤操作防止機構40は、前後進切換レバー14の回動を牽制する牽制部材41と、この牽制を解除操作する解除レバー42とストッパピン43と捩じりバネ44等からなり、操作ハンドル8の同じ側(右側のグリップ8a)に設けられ、牽制部材41は前後進切換レバー14の近傍で操作アーム35を下方から覆う如く配置される。
牽制部材41は、プレートを後面視略U字状に折り曲げて左右の側板41a・41aと、側板41a・41aを連結する底板41bからなり、側板41aと側板41aの間隔は前記操作アーム35の幅よりも大きくして、下方より操作アーム35の外側に被せられるようにしてコンパクトに配置できるようにしている。側板41a・41aの前部には回動支点孔41c・41cが開口され、前記操作アーム35の回動支点孔35c・35cと共に枢支軸36を挿入して、該枢支軸36を中心に回動自在に支持される構成としている。
前記側板41a・41aの回動支点孔41c・41cの後上部にはピン孔41d・41dが開口され、操作アーム35に嵌合して枢支軸36で枢支した後にストッパピン43を挿入して、牽制部材41が下方へ所定角度以上回動しないようにしている。
前記側板41a・41aの後部上には牽制凹部41eが前上方を開放して形成され、操作アーム35に取り付けた状態で前記索端金具26が牽制凹部41e内に位置するようにしている。
そして、機体左右方向中央側の側板41aの前後中途部から後上方に解除レバー42が突出され、該解除レバー42の後上端は操作アーム35に取り付けた状態でグリップ8aの前側部に位置し、グリップ8aを右手で握った状態で親指で操作可能な範囲に配設される。つまり、牽制部材41と解除レバー42は一体的に回動できるように構成されている。なお、一つの部材で一体成形して構成することも可能である。
牽制部材41を操作アーム35とともに取り付けた状態の前記枢支軸36の外側には捩じりバネ44が装着され、該捩じりバネ44の一端は支持体37に係止され、捩じりバネ44の他端はストッパピン43(または牽制部材41)に係止され、捩じりバネ44は牽制部材41を上方へ回動するように付勢している。
このような構成において、作業中に後進するために、前後進切換レバー14を握ると、索端金具26は後方へ移動しようとするが牽制部材41の牽制凹部41eに当たり回動できず、後進操作が牽制された状態となっている。この状態で解除レバー42を親指で押し下げると牽制凹部41eは下方へ移動し牽制が解除された状態となって、前後進切換レバー14を握ることで索端金具26は後方へ移動することができ、前述のように、連動機構30によりアクセルレバー15を低速側へ回動して、エンジン回転数を減少してから、前後進切換装置28を後進側に切り換える。
この解除レバー42を下げたとき、ストッパピン43が操作アーム35の上面(連結板35b)に当たりこれ以上回動できなくなり、親指で牽制が解除されたことを認識できる。また、ロック(牽制)が解除されて前後進切換レバー14を回動してアクセルレバー15が低回転位置まで回動することで、親指を放すタイミングも容易に認識できる。解除レバー42から親指を放すと、捩じりバネ44の付勢力により牽制部材41は上昇回動しようとするが、牽制凹部41eの後上面が索端金具26の下部に当たるため解除状態は維持される。
後進を終了するために、前後進切換レバー14を握った状態から放すと、前後進切換レバー14はワイヤ23を介してバネ27の付勢力により引っ張られて下方へ回動し、索端金具26が前方へ移動して、前後進切換レバー14の下端位置で牽制部材41は捩じりバネ44の付勢力で上昇回動し索端金具26が牽制凹部41eに位置して、操作アーム35は下降して、解除軸55は下がり元の状態に戻る。
以上のように、前後進切換レバー14の操作による後進位置への切換操作を牽制する誤操作防止機構40を前後進切換レバー14の近傍に設け、該誤操作防止機構40には、前後進切換レバー14の回動を牽制する牽制部材41と、この牽制を解除する解除レバー42とが設けられ、該解除レバー42による牽制解除操作と前記前後進切換レバー14の後進切換操作とが片手でほぼ同時に操作可能とするので、作業者は後進するときには、前後進切換レバー14の操作に加えて、意識して解除レバー42を操作するため、誤って前後進切換レバー14を握っても不用意に後進することがなく、農作業機の前後進操作が確実に行える。また、片手で解除レバー42と前後進切換レバー14を操作できるため、持ち替える必要がなく簡単に後進操作ができる。
また、前後進切換レバー14の操作方向が上方とされ、解除レバー42の操作方向が下方とされ、互いに異なる方向としたので、操作間違いが生じ難く、操作ハンドル8を握りながら、片方づつ連続して(ほぼ同時に)容易に操作できるようになる。
また、誤操作防止機構40は、前後進切換レバー14と前後進切換装置28とを連係するワイヤ23の端部に設けられる索端金具26が、前後進切換レバー14と牽制部材41との間で牽制作用を行うので、索端金具26が牽制部材41に対して牽制され、被牽制部材として兼用し、部品点数が少なく、簡単な構成で牽制構造が実現できる。
誤操作防止機構40の第二実施形態を、図11、図12より説明する。
前後進切換レバー14が取り付けられる操作ハンドル8のグリップ8aの近傍には、牽制部材と解除機構を一体的に構成した解除レバー62が設けられており、該解除レバー62は図12に示すように、側面視略V字状に構成されており、一端に枢支孔62aが開口され、操作ハンドル8に固定した取付部材21に枢支軸63を介して回転自在に枢支されている。枢支軸63には捩じりバネ66が外嵌され、一端は解除レバー62に係止され、他端は取付部材21に係止され、解除レバー62は図11(a)において反時計方向のロックする方向に付勢されている。
解除レバー62の中途部には牽制部材を構成するガイド孔64が開口され、該ガイド孔64には前後進切換レバー14の前側部より側方へ突出したロックピン65が挿入される。ガイド孔64は側面視略逆V字状に形成されて、前下端にロック位置64aが設定され、ガイド孔64の前後中央上端に解除位置64bが設定され、後下端に作動位置64cが設定されている。
解除レバー62の他端は上方へ延設されて、グリップ8aを握った時に親指が届く範囲に位置し、端部を押部62bとして形成されている。
このような構成において、前進時には図11(a)に示すように、前後進切換レバー14から突出したロックピン65はガイド孔64のロック位置64aに位置し、前後進切換レバー14を握って回動しようとしても、ガイド孔64のロック位置64aと解除位置64bで形成する長孔が前後進切換レバー14の回動によりロックピン65が移動する方向と直交する方向に配設されているため回動できない。この状態において、親指により操作部62bを下方に押して、解除レバー62を下方に押し下げると、図11(b)に示すようにロックピン65は解除位置64bに位置し、牽制が解除されて、前後進切換レバー14を握ると図11(c)のように作動位置64cまで回動することができ、ワイヤ23を引っ張って前後進切換装置28を切り換えて管理機1を後進させることができる。
また、誤操作防止機構40の第3実施形態を、図13、図14より説明する。
前後進切換レバー14が取り付けられる操作ハンドル8のグリップ8a近傍には、解除レバー72が設けられており、該解除レバー72は、棒状体が後面視略コ字状に折り曲げ形成されている。解除レバー72の一側(下側)の水平部が、前後進切換レバー14の前部に回転自在に枢支されている。解除レバー72の下側水平部に捩じりバネ73が外嵌されて、解除レバー72を後方へ回動するように付勢している。解除レバー72の他側(上側)の水平部は取付部材21に開口したガイド孔74に挿入されている。
前記取付部材21に形成されるガイド孔74は、牽制部材を構成しており、図14に示すように、前後方向の水平部と水平部の前端から上方に延設される円弧部とを備え、その回動端部にそれぞれロック位置74a・解除位置74b・作動位置74cが設定されている。
このような構成において、前進時には図13(a)に示すように、前後進切換レバー14に枢支した解除レバー72の一側はガイド孔74のロック位置74aに位置している。この状態で前後進切換レバー14を握っても、解除レバー72の上側水平部はガイド孔74のロック位置74aにおいて上方へ移動できず、前後進切換レバー14を回動することはできない。この状態において、親指により解除レバー72を前方に押すと、図13(b)に示すように解除レバー72の上部は解除位置74bに位置し、前後進切換レバー14を握ると、図13(c)のように、ガイド孔74の円弧部を移動して作動位置74cまで回動することができ、ワイヤ23を引っ張って前後進切換装置28を切り換えて、管理機1を後進させることができる。
また、誤操作防止機構40の第4実施形態を、図15より説明する。
前後進切換レバー14が取り付けられる操作ハンドル8のグリップ8aの近傍には、解除レバー82が設けられている。該解除レバー82は、平面視略C字状に形成されて、一端(前端)が支持軸81に左右回動自在に支持され、中途部は前後進切換レバー14を枢支する枢支軸22を側方に迂回して取付部材21の後部へ延設する。取付部材21の後部には牽制部材を構成する切欠き21aが形成され、解除レバー82の中途部が挿入され、解除レバー82の他端(後端)は前後進切換レバー14の側方の右手でグリップ8aを握った状態で親指が届く範囲まで延設され、解除レバー82の後端を押部82aとしている。
前記支持軸81は、前記取付部材21の前方に設けられた支持部材80から下方に突設されており、該支持軸81には解除レバー82の前部を左右回転自在に支持するとともに、捩じりバネ83が外嵌されて、解除レバー82を取付部材21側(平面視時計回り方向)へ回動するように付勢している。こうして、前記切欠き21aには解除レバー82の中途部が嵌合され、解除レバー82は前後進切換レバー14の基部の回動軌跡上に位置して、前後進切換レバー14の回動を牽制するようにしている。
このような構成において、前進時には解除レバー82の中途部は取付部材21の切欠き21aに嵌合して前後進切換レバー14は回動できない。この状態において、親指により解除レバー82を側方へ押すと、解除レバー82の中途部が切欠き21aから抜けて牽制が解除され、解除レバー82を回動することができ、ワイヤ23を引っ張って前後進切換装置28を切り換えて、管理機1を後進させることができる。なお、図11、図13、図15において、アクセルレバー15や連動機構30等は省略している。
このように、後進するときには、解除レバー42・62・72・82を一旦押してからでないと前後進切換レバー14を回動できず、無意識に握って不意に後進することを防止している。
以上のように、操作ハンドル8の左右一側に、前後進切換装置28を前後進に切換える前後進切換レバー14を設けた農作業機となる管理機1の前後進切換操作装置20において、前後進切換レバー14の操作による後進位置への切換を牽制する誤操作防止機構40を操作ハンドル8の同じ側に設け、誤操作防止機構40は、前後進切換レバーの回動を牽制する牽制部材41と、牽制を解除する解除レバー42・62・72・82を設け、片手で前後進切換レバー14の操作と、解除レバー42・62・72・82の操作とを同時に操作可能に構成したので、後進するときには、解除レバー42・62・72・82を一旦押してからでないと前後進切換レバー14を回動できず、誤って握って不意に後進することを防止できる。また、片手で解除レバー42・62・72・82と前後進切換レバー14の両方を操作できるので、片方づつ握り替えて順に操作する必要がなく、迅速に後進側に切り換えることができ、作業を停止することなく操縦が確実にできる。
また、前後進切換レバー14の後進操作時のレバー操作方向と、解除レバー42・62・72・82の解除操作時のレバー操作方向とが、互いに異なる方向とするので、解除レバー42・62・72・82を下向きまたは前方または側方に操作した後に、前後進切換レバー14を上向きに握って切り換え、操作ハンドル8を片手で握りながらの操作が容易に行える。また、前後進切換レバー14と解除レバー42・62・72・82の操作は握る方向となるので、力を入れ易く、操作間違いがない。
α 連動範囲
β 非連動範囲
3 エンジン
8 操作ハンドル
14 前後進切換レバー
15 アクセルレバー
20 前後進切換操作装置
28 前後進切換装置
30 連動機構
35 操作アーム

Claims (3)

  1. 操作ハンドルに、前後進切換装置に連係されて前後進を切換え操作する前後進切換レバーを設けた農作業機の前後進切換操作装置において、前後進切換レバーの設置位置近傍にエンジンの回転速度を調節するアクセルレバーを設け、前後進切換レバーとアクセルレバーとの間に、前後進切換レバーの後進操作に連動してアクセルレバーを低速側に移動させる連動機構を設け、該連動機構には、前後進切換レバーの操作がアクセルレバーに連動する連動範囲と、前後進切換レバーの操作が前後進切換装置を作動させるがアクセルレバーには連動しない非連動範囲とが設けられることを特徴とする農作業機の前後進切換操作装置。
  2. 前記連動範囲と非連動範囲は、前記前後進切換レバーとアクセルレバーとの間に配設された連動機構を構成する操作アームにカム機構として形成されることを特徴とする請求項1に記載の農作業機の前後進切換操作装置。
  3. 前記カム機構は、前後進切換装置と前後進切換レバーとを連係する連係部材の一端に設けられる係止部材を挿入してガイドする長孔に形成されることを特徴とする請求項2に記載の農作業機の前後進切換操作装置。
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