JP2018025032A - 海岸・河岸保全工法 - Google Patents
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Abstract
Description
従来技術では、袋に土を充填して土嚢を作製し、土嚢を積み上げて海岸・河岸侵食の防止もしくは水害防止用の構造物(例えば侵食防止用堤)を築造し、浸水を防止するのが一般的である。そして、長い布製の袋に現地砂を充填して、海岸、砂浜を長距離に亘って保全する技術は、特に海外では広く実施されている。
しかし、波の荒い場所やゴミが多い海岸・河岸では、袋が破損して充填した土或いは現地砂が流出してしまい、その結果、土嚢或いは砂を充填した袋を積み上げて築造した構造物が崩壊してしまうという問題が存在する。
これに対して、強度及び耐久性が非常に高い袋を使用して、袋の破損による充填された砂の流出を防止する提案もなされているが、当該袋(強度及び耐久性が非常に高い袋)は製造コストが高いため、その様な袋を使用した施工のコストが高騰化してしまうという問題を生じる。
また、微生物の生化学反応により、炭酸ガスとカルシウムの反応、或いはアルカリ土金属化合物の反応により、地盤を固結する地盤固結方法が提案されている(特許文献2)。しかし、この技術(特許文献2)も地盤改良工法に関する技術であり、海岸・河岸保全工法を対象としてはいない。
砂(3:本発明では土を含む)を固化する性質を持つ微生物(1:例えば尿素分解菌等)と当該微生物(1)が砂(3)を固化するのに必要な栄養源(例えば尿素)或いはカルシウム源(2)を砂(3)に混入する工程と、
当該砂(3)を用いて(水害防止用の)構造物(10:例えば侵食防止用堤)を築造する工程を含むことを特徴としている。
採取された微生物(1)を(施工に必要な量を)培養する工程を含むのが好ましい。
そして、微生物と栄養源或いはカルシウム源(2)が混入された前記砂を袋に充填する工程を含むのが好ましい。前記砂を充填された袋は、(敷設、布設或いは積み上げて)(水害防止用の)構造物(10:例えば侵食防止用堤)を築造するのに用いられる。
或いは、微生物と栄養源或いはカルシウム源が混入された前記砂を覆土(20)として用いられるのが好ましい。この場合、当該覆土(20)は、微生物と栄養源或いはカルシウム源が混入された前記砂を充填した袋を敷設、布設或いは積み上げた上に被せられる。
ただし、微生物と栄養源或いはカルシウム源が混入されていない砂を充填した袋を敷設、布設或いは積み上げた場合においても、微生物と栄養源或いはカルシウム源が混入された前記砂を、覆土(20)として被せることが出来る。
袋(4)を積み上げて覆土(20)を被せるのみならず、袋(4)を所謂「平置き」にして覆土(20)を被せても良い。
ここで、当該所定時間(T)は、袋(4)に充填された砂(3)の種類、砂(3)に混入された微生物(1)の種類及び量、砂(3)に混入された栄養源或いはカルシウム源(2)の種類及び量により、ケース・バイ・ケースに決定されるのが好ましい。
そのため、袋(4)が破損しても袋(4)内で固化した砂(3)は流出せず、土砂の侵食防止用の構造物(10:例えば侵食防止用堤)を構成する状態を維持することが出来る。そして、築造してから長期間に亘って侵食防止用の構造物(10:例えば侵食防止用堤)が維持され、例えば海岸や河岸における波浪や水流による侵食が防止され、当該海岸や河岸が保全され、景観・地形の保全や水害を防止することが出来る。
また、袋(4)が破損しても袋(4)内で固化した砂(3)は流出せず、土砂の侵食防止用の構造物(10:例えば侵食防止用堤)を維持することが出来るので、高強度ではあるが高価な材料製の袋を使用する必要がない。
或いは、袋(4)自体の耐久力が低くても、土砂の侵食防止用の構造物(10:例えば侵食防止用堤)を長期間に亘って維持することが出来る。
さらに、自然分解材料製の袋(4)や紫外線により分解してしまう材料製の袋(4)も使用可能である。
そして、セメント等により固化する場合とは異なり、環境に与える影響が非常に小さく、環境破壊を惹起する恐れが少ない。特に、自然分解材料製の袋(4)や紫外線により分解してしまう材料製の袋(4)を使用した場合には、その様な袋(4)が放置されてしまっても時間経過と共に分解するので、放置された袋に起因した自然環境への悪影響が防止される。
それに加えて、施工現場由来の微生物(1)を使用するので、施工現場における生物環境を乱してしまう恐れもない。
換言すれば、生物学的な意味からも、本発明によれば施工現場の環境を保全することが出来る。
図1〜図8において、図8で示す各ステップが図1〜図7に示されている。以下、図8の各ステップについて、図1〜図7を参照して説明する。
本発明の実施形態に係る海岸・河岸保全工法では、最初に、図8のステップS1において、海岸・河岸保全工法を施工する場所(海岸或いは河岸等における施工場所)、施工仕様(施工条件)等が設定される。
上述した様に、本発明では「砂」という文言は「土」を包含する意味で用いられている。そのため図示の実施形態において、砂3は土を包含する。
微生物1については、当該施工現場(海浜、海中、河川)に生息する微生物を調査し、砂3を固化させる性質を持つ微生物1を選択する。
なお、図8のステップS1は、図1〜図7では図示されていない。
後述するが、図示の実施形態では、砂3を固化する性質を有する微生物1と、当該微生物が砂3を固化するのに必要な栄養源(或いはカルシウム源)2を、砂3に混入し、当該微生物1の生化学的な活動或いは代謝により袋4に充填した砂3を固化させる。
1つ目の態様としては、微生物1として尿素分解菌を選択し、栄養源(或いはカルシウム源)2として尿素(CO(NH2)2)とカルシウム(Ca)を使用する。そして、尿素分解菌による尿素の加水分解作用を利用して、炭酸カルシウム(CaCO3)を(袋4に充填した)砂3の粒子間に析出させて、砂粒子を接着・間隙充填させることにより、固化させる方法である。
以下に示す式(1)〜(6)は尿素分解菌による一連の尿素の加水分解反応を示す。式(1)〜(6)で示す化学反応を経て、炭酸カルシウムが析出する。
CO(NH2)2+H2O → NH2COOH+NH3 ・・・ (1)
NH2COOH+H2O → NH3+H2CO3 ・・・ (2)
NH3+H2O → NH4 ++OH− ・・・ (3)
H2CO3 → H++HCO3 − ・・・ (4)
HCO3 − → H++CO3 2− ・・・ (5)
Ca2++CO3 2− → CaCO3 ・・・ (6)
式(3)のpH上昇反応により炭酸カルシウムが析出しやすい弱アルカリ性の環境下に整えられ、式(6)で炭酸カルシウム(CaCO3)が析出する。
以下に示す式(7)〜(10)は、グルコース(C6H12O6、栄養源)の微生物代謝により、シリカコロイドの網目状構造を形成させるまでの化学反応を示している。
C6H12O6+6O2 → 6H2O+6CO2(好気条件下)・・・ (7)
C6H12O6 → 2CO2+C2H5OH (嫌気条件下) ・・・ (8)
CO2+H2O → HCO3 −+H+ ・・・ (9)
‐Si‐OH + HO‐Si‐ → ‐Si‐O‐Si‐ +H2O・・・(10)
式(7)、(8)に示すグルコースの微生物代謝で発生したCO2がシリカコロイド溶液中に溶解すると、式(9)で示す様にH+が生成するためH+濃度が増加し、溶液中のpH値が低下する。その結果、シリカコロイドの粒子表面の電位が変化して凝縮し、粒子同士が近づき、それぞれの粒子表面にあるシラノール基(‐Si‐OH)の間で脱水反応であるシロキサン結合(‐Si‐O‐Si‐)が生じ(式(10))、シリカコロイドの網目状構造が形成される。
ゲル状或いは非晶質のリン酸カルシウム化合物(CPC)は、時間の経過に伴って、結晶形態をゲル状から強度の大きいハイドロキシアパタイトに変化する性質を有する。係る性質を利用して、3つ目の態様では、リン酸カルシウム化合物(CPC)及び微生物1を砂中に浸透させて、時間経過させて固化させる。
ただし、図示の実施形態は上述した3つの態様に限定される訳ではない。
図8のステップS3を示す図2では、研究施設Rの微生物分離装置R1(図1)により、施工現場で採取した砂3から固化に有効な微生物1(例えば、尿素分解菌)を分離する。そして、分離された微生物1を微生物培養装置R2の培養液C(或いは培地)中で培養する。
微生物1(例えば、尿素分解菌)の培養は、ステップS1で設定した施工に必要な量の微生物1が培養されるまで行う。なお、前記分離及び培養に際しては、従来公知の技術を適用出来る。
ステップS4では、ステップS1で設定された施工仕様等を参照して、ステップS3において施工に必要な量の微生物1の培養が完了したか否かを決定する。
施工に必要な量の微生物1が培養されたならば(ステップS4がYes)、ステップS5に進む。
施工に必要な量の微生物1が培養されていなければ(ステップS4がNo)、ステップS3に戻り、微生物1の培養を続行する(ステップS4がNoのループ)。
上述した通り、砂3に微生物1(例えば尿素分解菌)、栄養源(例えば尿素:或いはカルシウム源)2を供給することで、砂3の間隙に満たされた微生物1に固化作用を引き起こさせる。微生物1の固化作用により、砂粒を接着、間隙充填し、砂3を固結させる。
砂3を充填した後の袋4は例えば概略円柱状であり、複数の袋4の積み上げることにより、隣接する袋4と接する面が柔軟に形状を変化させる様に構成されている(いわゆる「土嚢」)。
微生物1と栄養源(或いはカルシウム源)2を充填される袋4の大きさ、個数は、ステップS1で設定された施工仕様に基づいて決定される。
図8のステップS8で後述するように、砂3を充填した袋4の外側から栄養源(例えば尿素:或いはカルシウム源)2、微生物1(例えば、尿素分解菌)を供給する場合があるため(特に図7参照)、袋4の材質として透水性を有するものや、注入管針が貫通するものを使用する。
後述するように時間経過により砂3が固化するため、袋4自体の強度、耐久性については要求条件が緩和される。袋4は、自然分解する材料製であっても良い。
さらに、図示の実施形態では栄養源(或いはカルシウム源)2を予め砂3に混合してから袋4に充填しているが、砂3を袋4に充填した後、袋4の外側から袋4の材質を介して栄養源(或いはカルシウム源)2を砂3に浸透させることを可能である。この場合、袋4は栄養源(或いはカルシウム源)2が浸透可能な材料製であるか、或いは、薬液注入装置(注射器状の部材)により栄養源(或いはカルシウム源)2を供給する。
微生物1と栄養源(或いはカルシウム源)2が混入された砂3を充填した所定個数(ステップS1で決定される個数)の袋4は、出来るだけ相互間の間隙がないように積み上げる。
ここで、複数の袋4を積み上げる際には砂3の固化は進んでおらず、個々の袋4の形状が柔軟性を有しているので、ステップS6の段階では袋4の相互間の間隙がなく積み上げることが可能である。
ここで、微生物1の生化学反応により砂3が固化してしまうと袋4間の隙間が生じてしまうため、ステップS5からステップS6までは長期間に亘らないことが好ましい。
ステップS7における上記「確認」は、微生物1と栄養源(或いはカルシウム源)2が混入された砂3が固化するのに要する時間を考慮し、微生物1と栄養源(或いはカルシウム源)2を砂3に混入してから所定時間Tが経過した後に行う。所定時間Tを「微生物1と栄養源(或いはカルシウム源)2が混入された砂3が固化するのに要する時間」に設定すれば、所定時間T(すなわち固化時間)は、袋4に充填された砂3の種類、砂3に混入された微生物1の種類及び量、砂3に混入された栄養源(或いはカルシウム源)2の種類及び量により異なり、ケース・バイ・ケースに決定される。例えば微生物1が尿素分解菌であり、栄養源2が尿素であった場合は、所定時間Tとして1〜2週間程度が想定される。
或いは、最も新しく微生物1と栄養源(或いはカルシウム源)2が砂3に混入された袋4をサンプルとして抽出し、当該サンプルの袋4について適度に固化しているか否かの確認を行い、当該サンプルと他の袋4は同程度に固化していると推測する。
一方、微生物1と栄養源(或いはカルシウム源)2が混入された砂3を充填した袋4が適度に固化していなければ(ステップS7がNo)、ステップS8に進む。
ステップS8(袋4が適度に固化していない場合)においては、図6で示す様に、侵食防止用堤10の築造後に、袋4内の砂3に栄養源(或いはカルシウム源)2及び/又は微生物1を追加する。
薬液注入装置5を使用することにより、袋4内の深部における砂3が固化していない部分に対して、栄養源(或いはカルシウム源)2及び/又は微生物1を効率的に供給することが出来る。
ここで、ステップS8では、微生物1と栄養源(或いはカルシウム源)2のうちどちらか一方を注入する場合と、双方を注入する場合とが存在する。
そして必要であれば、微生物用の薬液注入装置5と、栄養源(或いはカルシウム源)用の薬液注入装置5とを別個用意して、微生物1と栄養源(或いはカルシウム源)2をそれぞれ別の薬液注入装置を用いて注入することも出来る。
図7において、適度に固化していないことが確認された袋4或いは全ての袋4(例えば、ステップS7でサンプルが適度に固化していないと判断された場合)に対して、薬液散布装置6を使用して、袋4の外側から必要量の栄養源(或いはカルシウム源)2及び/又は微生物1が散布されている。
図7の場合、袋4は透水性材料で構成されている。
図7の態様についても、図6の態様と同様に、薬液散布装置6を使用して微生物1か、栄養源(或いはカルシウム源)2の何れか一方を散布しても良い。また必要であれば、微生物用の薬液散布装置6と、栄養源(或いはカルシウム源)用の薬液散布装置6を用意して、微生物1、栄養源(或いはカルシウム源)2をそれぞれ別の薬液散布装置を使用して袋4に散布することが出来る。
ステップS8で袋4内の砂3に微生物1と栄養源(或いはカルシウム源)2を追加した後、ステップS7に戻り、所定時間Tが経過した後、袋4が適度に固化しているか否かを確認する。
ステップS8においても、「適度に固化」とは例えば海岸・河岸保全に必要な強度を得られる程度に固まっていることを意味しており、均一に固化することを条件にするものではない。ただし、均一に固化しない場合は適度に固化していないと判定することが可能である。
図9(A)で示す従来技術においては、波や河川、風雨、周辺のゴミ、人によるいたずら、或いは経時的劣化の影響により、袋4に亀裂41が発生して、袋4が破損する可能性があった。そして袋4に亀裂41が発生して、破損すると、袋4に充填した砂3が袋4から流出してしまい(矢印F)、その結果、侵食防止用堤10が崩壊してしまう恐れが存在した。
そのため、図9(A)の様に袋4に亀裂41が生じ破損しても、袋4内で固化した砂3は流出せず、侵食防止用堤10を構成する状態を維持することが出来る。そして、築造してから長期間に亘って侵食防止用堤10が維持され、海岸や河岸における侵食が防止され、当該海岸や河岸が保全され、景観を保全し水害を防止することが出来る。
加えて、自然分解材料製の袋4や紫外線により分解してしまう材料製の袋4も使用可能であり、当該材料製の袋4を使用した場合には、さらに環境に与える影響を小さく出来、景観の保全や自然保護に寄与することが出来る。
図10では明示されていないが、袋4に充填される砂は、微生物1と栄養源(或いはカルシウム源)2が混入された砂であっても良いし、或いは、微生物1と栄養源(或いはカルシウム源)2が混入されていない砂(或いは土)であっても良い。
なお、図10で示す様に袋4を積み上げても良いが、袋4を所謂「平置き」にしても良い。
また、強度で高価な材料製の袋を使用する必要がなく、袋4自体の耐久力が低くても良い。この場合においても、自然分解材料製の袋4や紫外線により分解してしまう材料製の袋4も使用可能である。
そして、環境に与える影響を小さくして、景観の保全や自然保護に寄与することが出来る。
図10で示す場合におけるその他の構成や作用効果は、図1〜図9を参照して説明したのと同様である。
2・・・栄養源(例えば、尿素)或いはカルシウム源
3・・・砂
4・・・袋
41・・・亀裂
5・・・薬液注入装置
6・・・薬液散布装置
7・・・採取手段
10・・・侵食防止用堤(構造物)
A・・・海又は河川
B・・・海岸又は河岸
C・・・培養液(或いは培地)
R・・・研究施設
R1・・・微生物分離装置
R2・・・微生物培養装置
Claims (6)
- 砂を固化する性質を持つ微生物と当該微生物が砂を固化するのに必要な栄養源或いはカルシウム源を砂に混入する工程と、
当該砂を用いて構造物を築造する工程を含むことを特徴としている海岸・河岸保全工法。 - 施工現場から前記微生物を採取する工程と、採取された微生物を培養する工程を含む請求項1の海岸・河岸保全工法。
- 微生物及び栄養源或いはカルシウム源が混入された前記砂を袋に充填する工程を含む請求項1、2の何れかの海岸・河岸保全工法。
- 微生物及び栄養源或いはカルシウム源が混入された前記砂を覆土として用いる請求項1、2の何れかの海岸・河岸保全工法。
- 施工現場は海岸或いは河川の岸である請求項1、請求項2の何れかの海岸・河岸保全工法。
- 所定時間が経過しても微生物及び栄養源或いはカルシウム源が混入された前記砂が適度に固化しない場合に、前記栄養源或いはカルシウム源及び/又は前記微生物を供給する工程を有する請求項3〜請求項5の何れかの1項の海岸・河岸保全工法。
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