JP2018024824A - ポリオレフィン系樹脂組成物の製造法および該ポリオレフィン系樹脂組成物を用いたフィルム - Google Patents

ポリオレフィン系樹脂組成物の製造法および該ポリオレフィン系樹脂組成物を用いたフィルム Download PDF

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浩一 平山
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Abstract

【課題】分散性、フィッシュアイ特性及び透明性に優れたポリプロピレンフィルムの形成に用いるマスターバッチとして好適なポリオレフィン系樹脂組成物の製造法を提供する。【解決手段】メインホッパーとサイドフィード供給口を備えた押出し機において、メインホッパーからプロピレン系重合体(A)を100重量部供給し、サイドフィード供給口より有機リン酸系核剤(B)を1〜50重量部供給する、ポリオレフィン系樹脂組成物(X)の製造法である。【選択図】なし

Description

本発明は、ポリオレフィン系樹脂組成物の製造法及び該製造法により得られるポリオレフィン系樹脂組成物を用いたフィルムに関するものである。
ポリプロピレン樹脂に透明化核剤を配合したポリプロピレン樹脂組成物は、透明性、剛性、耐衝撃性などの機械物性および成形加工性に優れていることから、食品を包装あるいは充填するフィルム、容器または蓋材等、さらに日用品、医療器具等の成形体に用いられる材料として広範囲に利用されているが、それぞれの用途分野ごとに強く求められる性能が異なる。例えば、食品用途向けの場合、特に透明性と低臭気が強く求められる。透明性は、内容物の透質感を高めることで商品価値を向上させることができるためであり、低臭気に関しては、内容物の味や風味が、透明化核剤配合ポリプロピレン樹脂組成物の臭気によって変化することがあり、商品価値が著しく低下してしまうためである。従って、食品用途向けの成形体材料の場合、透明性に優れ、かつ、低臭気で有ることが強く求められている。また、核剤を添加する形態として高濃度の核剤マスターバッチ(MB)を使用することが多く、より高濃度の核剤MBが望まれている。
ポリプロピレン樹脂成形体の透明性を向上させる核剤として、ソルビトール系透明化核剤が広く一般的に使用されてきた(特許文献1参照)。しかし、ソルビトール系透明化核剤を用いた成形体は、透明性に優れるもののソルビトール系透明化核剤から発生する芳香族アルデヒドが特有の強い臭気を有しており、食品用途向けでは内容物の味や風味を変化させる恐れがあった。一方で、低臭気の成形体を得る方法として、有機リン酸系核剤(特許文献2参照)を用いる方法があったが、核剤の分散性が優れていないため、高濃度MBを作製するのに不十分であった。
そのため、食品用途向けでは透明性および臭気に優れ、かつ分散性に優れた核剤が強く求められていたが、これまでは透明性と臭気および分散性を両立させることが困難であった。上記したように、有機リン酸系核剤を配合したポリプロピレン樹脂材料は、透明性と臭気に優れた材料であるものの、分散性に欠点があるため、分散を改善する方法を開発することが望まれていた。
有機リン酸系核剤の高濃度MBを作製する方法として、ポリオレフィン重合時に核剤を添加する方法が提案されているが(特許文献3参照)、重合工程が汚染されるため、重合工程後のMB作製が望まれている。
特開昭53−117044号公報 特開平5−140466号公報 特開2014−95042号公報
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決し、分散性、フィッシュアイ特性及び透明性に優れたポリプロピレンフィルムの形成に用いるマスターバッチとして好適なポリオレフィン系樹脂組成物の製造法を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、有機リン酸系核剤を特定量でプロピレン系重合体と共に押出機に供給することで、分散性、フィッシュアイ特性及び透明性に優れたポリプロピレンフィルムの形成に用いるマスターバッチとして好適なポリオレフィン系樹脂組成物を提供できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本願の第1の発明によれば、メインホッパーとサイドフィード供給口を備えた押出し機において、メインホッパーからプロピレン系重合体(A)を100重量部供給し、サイドフィード供給口より有機リン酸系核剤(B)を1〜50重量部供給する、ポリオレフィン系樹脂組成物(X)の製造法が提供される。
また、本願の第2の発明によれば、プロピレン系重合体(C)100重量部にポリオレフィン系樹脂組成物(X)を0.01〜50重量部配合してなるポリオレフィン系フィルムであって、前記ポリオレフィン系樹脂組成物(X)が、プロピレン系重合体(A)100重量部に対して有機リン酸系核剤(B)を1〜50重量部含有する、ポリオレフィン系フィルムが提供される。
また、本願の第3の発明によれば、多層構造を有する多層ポリオレフィン系フィルムであって、多層構造の表層および/または中間層は、プロピレン系重合体(D)100重量部に対してポリオレフィン系樹脂組成物(X)を0.01〜50重量部配合してなり、ここで、前記ポリオレフィン系樹脂組成物(X)が、プロピレン系重合体(A)100重量部に対して有機リン酸系核剤(B)を1〜50重量部含有する、多層ポリオレフィン系フィルムが提供される。
本発明によれば、分散性、フィッシュアイ特性及び透明性に優れたポリプロピレンフィルムの形成に用いるマスターバッチとして好適なポリオレフィン系樹脂組成物の製造法を提供することができる。
以下、本発明について、項目ごとに詳細に説明する。
1.プロピレン系重合体(A)、(C)、及び(D)
本発明において、プロピレン系重合体(A)は、ポリオレフィン系樹脂組成物(X)を製造する際に有機リン酸系核剤(B)と共に用いられるプロピレン系重合体を指し、プロピレン系重合体(C)は、ポリオレフィン系フィルムを製造する際に上記ポリオレフィン系樹脂組成物(X)と共に用いられるプロピレン系重合体を指し、プロピレン系重合体(D)は、多層ポリオレフィン系フィルムを製造する際に表層および/または中間層として上記ポリオレフィン系樹脂組成物(X)と共に配合されるプロピレン系重合体を指す。後述するプロピレン系重合体は、プロピレン系重合体(A)、(C)及び(D)のいずれとしても使用できる。プロピレン系重合体(A)、(C)及び(D)の形状は、いずれもパウダーであってもペレットであってもよい。
本発明に用いられるプロピレン系重合体は、プロピレン単独重合体、及び/又はプロピレンとプロピレン以外のα−オレフィンとの共重合体(以下、本明細書においては単に、「プロピレン−α−オレフィン共重合体」と称することがある。)である。
プロピレン−α−オレフィン共重合体は、プロピレンとプロピレンを除く炭素数2〜8のα−オレフィンをコモノマーとする共重合体、好ましくはプロピレン含量が97重量%以上、特に好ましくは99重量%以上のプロピレンとα−オレフィンとのランダム共重合体である。ここでは、α−オレフィンの異なるランダム共重合体の混合物であってもよい。
また、プロピレンと共重合させるプロピレンを除く炭素数2〜8のα−オレフィンであるコモノマーは、1種用いてもよいし、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
プロピレン−α−オレフィン共重合体としては、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン−1ランダム共重合体などが好ましい。
プロピレンを除く炭素数2〜8のα−オレフィンとしては、例えば、エチレン、1−ブテン、2−メチル−1−プロペン、1−ペンテン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、2−エチル−1−ブテン、2,3−ジメチル−1−ブテン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、3,3−ジメチル−1−ブテン、1−ヘプテン、メチル−1−ヘキセン、ジメチル−1−ペンテン、エチル−1−ペンテン、トリメチル−1−ブテン、1−オクテン等を挙げることができる。
本発明に用いられるプロピレン系重合体は、JIS K7210に準拠したメルトフローレート(以下、MFRとも記す。)[測定温度230℃、2.16kg荷重]について、特に制限はないが、MFRが1〜20g/10分であるのが好ましく、1〜10g/10分がより好ましい。MFRが1g/10分以上、20g/10分以下であると、押出性や外観の点で好ましい。
本発明に用いられるプロピレン系重合体を得るために用いられる触媒は、特に限定されるものではなく、公知の触媒が使用可能である。例えば、チタン化合物と有機アルミニウムを組み合わせた、いわゆるチーグラー・ナッタ触媒(例えば、ポリプロピレンハンドブック(1998年5月15日 初版第1刷発行)等に記載)、あるいは、メタロセン触媒(例えば、特開平5−295022号公報等に記載)が使用できる。
本発明に用いられるプロピレン系重合体を得るために用いられる重合プロセスは、特に限定されるものではなく、公知の重合プロセスが使用可能である。例えば、スラリー重合法、バルク重合法、気相重合法等が使用できる。また、バッチ重合法や連続重合法のいずれも用いることができ、所望により、二段及び三段等の複数段の連続重合法を用いてもよい。また、2種以上のプロピレン系重合体を機械的に溶融混練することによっても、製造することができる。
2.有機リン酸系核剤(B)
本発明に用いられる有機リン酸系核剤(B)としては、例えば、下記一般式(I)
Figure 2018024824
(式中、Rは単結合、酸素、イオウまたは炭素数1〜10の炭化水素基であり、R、Rは水素または炭素数1〜10の炭化水素基であり、R、Rは同種であっても異種であってもよく、R同士、R同士またはRとRが結合して環状となっていてもよく、Mは1〜3価の金属原子であり、nは1〜3の整数である。)で表される化合物を挙げることができる。一般式(I)において、好ましくは、Rは酸素、イオウ又はメチレン基、R、Rはプロピル基、ブチル基、Mはナトリウム、リチウム又はアルミニウムである。
上記一般式(I)で表される化合物の具体例としては、ナトリウム−2,2’−メチレン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−2,2’−エチリデン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−2,2’−メチレン−ビス(4−キュミル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート、リチウム−2,2’−メチレン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート、リチウム−2,2’−エチリデン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート、リチウム−2,2’−メチレン−ビス(4−キュミル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−2,2’−エチリデン−ビス(4−i−プロピル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート、リチウム−2,2’−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート、リチウム−2,2’−メチレン−ビス(4−エチル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート、カルシウム−ビス[2,2’−チオビス(4−メチル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、カルシウム−ビス[2,2’−チオビス(4−エチル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、カルシウム−ビス[2,2’−チオビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、マグネシウム−ビス[2,2’−チオビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、マグネシウム−ビス[2,2’−チオビス(4−t−オクチルフェニル)ホスフェート]、ナトリウム−2,2’−ブチリデン−ビス(4,6−ジ−メチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−2,2’−ブチリデン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−2,2’−t−オクチルメチレン−ビス(4,6−ジ−メチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−2,2’−t−オクチルメチレン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート、カルシウム−ビス[2,2’−メチレン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、マグネシウム−ビス[2,2’−メチレン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、バリウム−ビス[2,2’−メチレン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、ナトリウム−2,2’−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−2,2’−メチレン−ビス(4−エチル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム(4,4’−ジメチル−6,6’−ジ−t−ブチル−2,2’−ビフェニル)ホスフェート、カルシウム−ビス[(4,4’−ジメチル−6,6’−ジ−t−ブチル−2,2’−ビフェニル)ホスフェート]、ナトリウム−2,2’−エチリデン−ビス(4−s−ブチル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−2,2’−メチレン−ビス(4,6−ジ−メチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−2,2’−メチレン−ビス(4,6−ジ−エチルフェニル)ホスフェート、カリウム−2,2’−エチリデン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート、カルシウム−ビス[2,2’−エチリデン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、マグネシウム−ビス[2,2’−エチリデン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、バリウム−ビス[2,2’−エチリデン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、アルミニウム−トリス[2,2’−メチレン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート]およびアルミニウム−トリス[2,2’−エチリデン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート]およびこれらの二種以上の混合物等を挙げることができる。
また、有機リン酸系核剤(B)としては、下記一般式(II)
Figure 2018024824
(式中、Rは、水素又は炭素数1〜4の炭化水素基であり、R及びRは、同一又は異なって、それぞれ水素又は炭素数1〜12の炭化水素基であり、Mは、周期表第3族又は第4族の金属であり、Xは、Mが周期表第3族の金属である場合には、HO−であり、Mが周期表第4族の金属である場合には、O=又は(HO)−である。)で表される化合物を挙げることができる。一般式(II)において、好ましくは、Rは水素、R、Rはプロピル基、ブチル基、Mはアルミニウムであり、XはHO−である。
上記一般式(II)で表される化合物の具体例としては、ヒドロキシアルミニウム−ビス[2,2’−メチレン−ビス(4,6−ジメチルフェニル)ホスフェート]、ヒドロキシアルミニウム−ビス[2,2’−エチリデン−ビス(4,6−ジメチルフェニル)ホスフェート]、ヒドロキシアルミニウム−ビス[2,2’−メチレン−ビス(4,6−ジエチルフェニル)ホスフェート]、ヒドロキシアルミニウム−ビス[2,2’−エチリデン−ビス(4,6−ジエチルフェニル)ホスフェート]、ヒドロキシアルミニウム−ビス[2,2’−メチレン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、ヒドロキシアルミニウム−ビス[2,2’−エチリデン−ビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、ヒドロキシアルミニウム−ビス[2,2’−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、ヒドロキシアルミニウム−ビス[2,2’−エチリデン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、ヒドロキシアルミニウム−ビス[2,2’−メチレン−ビス(4−エチル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、ヒドロキシアルミニウム−ビス[2,2’−エチリデン−ビス(4−エチル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、ヒドロキシアルミニウム−ビス[2,2’−メチレン−ビス(4−i−プロピル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート]、ヒドロキシアルミニウム−ビス[2,2’−エチリデン−ビス(4−i−プロピル−6−t−ブチルフェニル)ホスフェート]およびこれらの二種以上の混合物等を挙げることができる。
上記一般式(II)で表される化合物は、有機アルカリ金属塩と併用させることが効果的である。
該有機アルカリ金属塩とは、アルカリ金属カルボン酸塩、アルカリ金属β−ジケトナート及びアルカリ金属β−ケト酢酸エステル塩からなる群より選択される少なくとも一種の有機アルカリ金属塩を示すことができる。
該有機アルカリ金属塩を構成するアルカリ金属としては、リチウム、ナトリウム、カリウム等が挙げられる。
上記アルカリ金属カルボン酸塩を構成するカルボン酸としては、例えば酢酸、プロピオン酸、アクリル酸、オクチル酸、イソオクチル酸、ノナン酸、デカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リシノール酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ベヘン酸、モンタン酸、メリシン酸、β−ドデシルメルカプト酢酸、β−ドデシルメルカプトプロピオン酸、β−N−ラウリルアミノプロピオン酸、β−N−メチル−ラウロイルアミノプロピオン酸等の脂肪族モノカルボン酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、マレイン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジ酸、クエン酸、ブタントリカルボン酸、ブタンテトラカルボン酸等の脂肪族多価カルボン酸、ナフテン酸、シクロペンタンカルボン酸、1−メチルシクロペンタンカルボン酸、2−メチルシクロペンタンカルボン酸、シクロペンテンカルボン酸、シクロヘキサンカルボン酸、1−メチルシクロヘキサンカルボン酸、4−メチルシクロヘキサンカルボン酸、3,5−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸、4−ブチルシクロヘキサンカルボン酸、4−オクチルシクロヘキサンカルボン酸、シクロヘキセンカルボン酸、4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸等の脂環式モノ又はポリカルボン酸、安息香酸、トルイル酸、キシリル酸、エチル安息香酸、4−t−ブチル安息香酸、サリチル酸、フタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸等の芳香族モノ又はポリカルボン酸等が挙げられる。
上記アルカリ金属β−ジケトナートを構成するβ−ジケトン化合物としては、例えば、アセチルアセトン、ピバロイルアセトン、パルミトイルアセトン、ベンゾイルアセトン、ピバロイルベンゾイルアセトン、ジベンゾイルメタン等が挙げられる。
また、上記アルカリ金属β−ケト酢酸エステル塩を構成するβ−ケト酢酸エステルとしては、例えば、アセト酢酸エチル、アセト酢酸オクチル、アセト酢酸ラウリル、アセト酢酸ステアリル、ベンゾイル酢酸エチル、ベンゾイル酢酸ラウリル等が挙げられる。
該有機アルカリ金属塩の成分であるアルカリ金属カルボン酸塩、アルカリ金属β−ジケトナート又はアルカリ金属β−ケト酢酸エステル塩は、各々上記アルカリ金属とカルボン酸、β−ジケトン化合物又はβ−ケト酢酸エステルとの塩であり、従来周知の方法で製造することができる。また、これら各アルカリ金属塩化合物の中でも、アルカリ金属の脂肪族モノカルボン酸塩、特に、リチウムの脂肪族カルボン酸塩が好ましく、とりわけ炭素数8〜20の脂肪族モノカルボン酸塩が好ましい。
この様な一般式(II)で表される化合物としては、有機アルカリ金属塩との混合物からなる複合型核剤として市販されているものを用いることができる。具体的には、株式会社ADEKA製、商品名「アデカスタブNA21」を挙げることができる。
また、有機リン酸系核剤(B)としては、下記一般式(III)
Figure 2018024824
(式中、Rは水素または炭素数1〜10の炭化水素基であり、Mは1〜3価の金属原子であり、qは1〜3の整数である。)で表される化合物を挙げることができる。好ましくはRは水素、プロピル基またはブチル基、Mはナトリウム、リチウム又はアルミニウムである。
上記一般式(III)で表される化合物の具体例としては、ナトリウム−ビス(4−t−ブチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−ビス(4−メチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−ビス(4−エチルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−ビス(4−i−プロピルフェニル)ホスフェート、ナトリウム−ビス(4−t−オクチルフェニル)ホスフェート、カリウム−ビス(4−t−ブチルフェニル)ホスフェート、カルシウム−ビス(4−t−ブチルフェニル)ホスフェート、マグネシウム−ビス(4−t−ブチルフェニル)ホスフェート、リチウム−ビス(4−t−ブチルフェニル)ホスフェート、アルミニウム−ビス(4−t−ブチルフェニル)ホスフェートおよびこれらの二種以上の混合物等を挙げることができる。
さらに、本発明に用いられる有機リン酸系核剤(B)は、該当する製品を選択して、使用することができる。有機リン酸系核剤(B)に該当する製品は、例えば、株式会社ADEKA等から入手することができる。
3.ポリオレフィン系樹脂組成物(X)
本発明において、ポリオレフィン系樹脂組成物(X)は、後述する製造法により得ることができる。ここで、ポリオレフィン系樹脂組成物(X)は、プロピレン系重合体(A)及び有機リン酸系核剤(B)を含有するが、ポリオレフィン系樹脂組成物(X)における有機リン酸系核剤(B)の含有量は、プロピレン系重合体(A)100重量部に対し、1〜50重量部である。
[その他の配合成分]
本発明のポリオレフィン系樹脂組成物(X)には、上述した有機リン酸系核剤に加えて、他の付加的成分を、本発明の効果を著しく損なわない範囲で配合することができる。このような任意成分としては、通常のポリオレフィン樹脂材料に使用される酸化防止剤、結晶核剤、透明化剤、滑剤、アンチブロッキング剤、帯電防止剤、防曇剤、中和剤、金属不活性剤、着色剤、分散剤、過酸化物、充填剤、蛍光増白剤を挙げることができる。
4.ポリオレフィン系樹脂組成物(X)の製造方法
本発明のポリオレフィン系樹脂組成物(X)の製造方法は、メインホッパーとサイドフィード供給口を備えた押出機において、メインホッパーからプロピレン系重合体(A)を100重量部供給し、サイドフィード供給口より以下の特徴を有する有機リン酸系核剤(B)を1〜50重量部供給することを特徴とする。このような製造法により得られるポリオレフィン系樹脂組成物(X)を配合してなるポリオレフィン系フィルムは、分散性、フィッシュアイ特性及び透明性などに優れる。ここで、ポリオレフィン系樹脂組成物(X)の製造方法においては、メインホッパーとサイドフィード供給口を備える限り、通常の単軸押出機、二軸押出機等を用いることができる。例えば、押出機に供給するべきプロピレン系重合体(A)のような主成分を投入するための容器(メインホッパーとも記す。)と、有機リン酸系核剤のような付加的成分をプロピレン系重合体(A)とは別に供給できる供給口(サイドフィード供給口とも記す。)とを備えた押出機を使用できる。このような押出機においては、上流にメインホッパーを備え、下流にサイドフィード供給口を備えるものが好ましい。より具体的には、所定量のプロピレン系重合体(A)およびその他の添加剤を、必要に応じてヘンシェルミキサー(商品名)、スーパーミキサー、リボンブレンダー等に投入して混合(ドライブレンド)された後、メインホッパーにより押出機へ投入し、このブレンド物を溶融後にサイドフィード供給口により有機リン酸系核剤(B)を所定量投入して100〜280℃程度の温度範囲でさらに混練することにより、ポリオレフィン系樹脂組成物(X)を得ることができる。
5.プロピレン系樹脂成形品
本発明のポリオレフィン系樹脂組成物(X)は、透明化核剤が必要な用途に適用可能であり、該ポリオレフィン系樹脂組成物(X)を、任意のプロピレン系樹脂またはプロピレン系樹脂組成物に任意の割合で添加した後、公知の射出成形機、押出成形機、フィルム成形機、ブロー成形機、繊維成形機等各種の成形機により成形することが可能である。
このようにして得られた好ましい成形品としては、具体的には、二軸延伸ポリプロピレンフィルムや未延伸ポリプロピレンフィルム、インフレーションポリプロピレンフィルムのようなポリプロピレンフィルムが挙げられる。
本発明のポリオレフィン系フィルムは、プロピレン系重合体(C)100重量部にポリオレフィン系樹脂組成物(X)を0.01〜50重量部、好ましくは0.1〜50重量部配合してなり、公知のフィルム作製方法により得ることができる。
フィルムの層構成としては、単層構成でも多層構成でもよい。多層構成フィルムの場合、該ポリオレフィン系樹脂組成物(X)は表層と中間層のどちらに配合されてもよく、全層に配合されてもよい。なお、中間層とは、2枚の表層の間に位置する層である。
本発明の多層ポリオレフィン系フィルムは、その多層構造の表層および/または中間層が、プロピレン系重合体(D)100重量部に対してポリオレフィン系樹脂組成物(X)を0.01〜50重量部、好ましくは0.1〜50重量部配合してなり、公知のフィルム作製方法により得ることができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
[プロピレン系重合体特性]
(1)MFR(メルトフローレート)
JIS K−7210−1995に準拠し、230℃、2.16kg荷重で測定した。
(2)融解ピーク温度
示差走査型熱量計(セイコー社製DSC)を用い、サンプル量5.0mgを採り、200℃で5分間保持した後、40℃まで10℃/分の降温スピードで結晶化させ、さらに10℃/分の昇温スピードで融解させたときの融解ピーク温度(Tm)を測定した。
(3)エチレン含有量
エチレンコモノマー由来の重合体中のエチレン含有量(単位:重量%)は、重合体をプレスし、シート状に成形したものをIR法により測定した。具体的には730cm−1付近に観測されるメチレン鎖由来のピーク高さから算出した。
[フィルムの評価方法]
(1)透明性(ヘーズ)
ASTM D1003に準拠し、成形したフィルムの透明性をヘーズメータで測定した。得られた値が小さいほど、透明性に優れるものと評価した。
(2)分散性(フィッシュアイ)
得られたフィルム15cm(幅)×20cm(長)に存在するフィッシュアイ(個数/300cm)を、目視でカウントした。
カウントされたフィッシュアイの個数に応じて、その分散性を以下の基準により、評価した。
◎:20個未満。
○:20個以上50個未満。
△:50個以上100個未満。
×:100個以上又は個数が多すぎて測定不可。
[使用材料]
(1)プロピレン系重合体
プロピレン系重合体として、下記のものを使用した。
A−1:日本ポリプロ株式会社製、商品名「WINTEC WFX4」ペレット(プロピレン−エチレンランダム共重合体、MFR=7.0g/10分、Tm=125℃)
A−2:プロピレン−エチレンランダム共重合体パウダー(MFR=7.0g/10分、Tm=145℃、エチレン含有量=2.5重量%)
(2)有機リン酸系核剤(B)
有機リン酸系核剤(B)として、下記のものを使用した。
B−1:株式会社ADEKA製、商品名「アデカスタブNA11UY」
B−2:株式会社ADEKA製、商品名「アデカスタブNA21」
[ポリオレフィン系樹脂組成物(X)(マスターバッチMB)の作製]
[MB−1]
30mmφの2軸押し出し機を用いて、メインホッパーよりWFX4を投入し、190℃で溶融後にWFX4 100重量部に対して5重量部になるようにサイドフィード供給口よりNA11UYを投入して混練することによりMB−1を得た。
[MB−2]
30mmφの2軸押し出し機を用いて、メインホッパーよりWFX4を投入し、190℃で溶融後にWFX4 100重量部に対して10重量部になるようにサイドフィード供給口よりNA11UYを投入して混練することによりMB−2を得た。
[MB−3]
プロピレン−エチレンランダム共重合パウダー100重量部に、酸化防止剤としてイルガノックス1010 0.05重量部とイルガフォス168を0.05重量部、中和剤としてステアリン酸カルシウムを0.05重量部、有機リン酸系核剤としてNA11UYを0.9重量部加え、ヘンシェルミキサーにてブレンドした。30mmφの2軸押し出し機を用いて、メインホッパーより該ブレンドを投入し、190℃で溶融混練してMB−3を得た。
[MB−4]
30mmφの2軸押し出し機を用いて、メインホッパーよりWFX4を投入し、190℃で溶融後にWFX4 100重量部に対して5重量部になるようにサイドフィード供給口よりNA21を投入して混練することによりMB−4を得た。
[MB−5]
30mmφの2軸押し出し機を用いて、メインホッパーよりWFX4を投入し、190℃で溶融後にWFX4 100重量部に対して10重量部になるようにサイドフィード供給口よりNA21を投入して混練することによりMB−5を得た。
MB−1〜MB−5の配合処方を表1に示す。
Figure 2018024824
[実施例1]
WFX4 100重量部にMB−1 1重量部を加え、ヘンシェルミキサーにてブレンドした。該ブレンド物を口径35mmの単軸押出機を用いて、開口長300mm、Lip幅0.7mmのダイから、樹脂温度240℃で溶融押出し、エアナイフ及び表面温度30℃の冷却ロールで急冷して、フィルム状に形成し、厚み30μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(CPPフィルム)を得た。得られたフィルムのヘーズ、フィッシュアイを測定した。
[実施例2]
WFX4 100重量部にMB−2 0.5重量部を加え、ヘンシェルミキサーにてブレンドした。該ブレンド物を口径35mmの単軸押出機を用いて、開口長300mm、Lip幅0.7mmのダイから、樹脂温度240℃で溶融押出し、エアナイフ及び表面温度30℃の冷却ロールで急冷して、フィルム状に形成し、厚み30μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(CPPフィルム)を得た。得られたフィルムのヘーズ、フィッシュアイを測定した。
[実施例3]
WFX4 100重量部にMB−4 1重量部を加え、ヘンシェルミキサーにてブレンドした。該ブレンド物を口径35mmの単軸押出機を用いて、開口長300mm、Lip幅0.7mmのダイから、樹脂温度240℃で溶融押出し、エアナイフ及び表面温度30℃の冷却ロールで急冷して、フィルム状に形成し、厚み30μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(CPPフィルム)を得た。得られたフィルムのヘーズ、フィッシュアイを測定した。
[実施例4]
WFX4 100重量部にMB−5 0.5重量部を加え、ヘンシェルミキサーにてブレンドした。該ブレンド物を口径35mmの単軸押出機を用いて、開口長300mm、Lip幅0.7mmのダイから、樹脂温度240℃で溶融押出し、エアナイフ及び表面温度30℃の冷却ロールで急冷して、フィルム状に形成し、厚み30μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(CPPフィルム)を得た。得られたフィルムのヘーズ、フィッシュアイを測定した。
[比較例1]
プロピレン−エチレンランダム共重合体パウダー 100重量部にMB−3 5.6重量部を加え、ヘンシェルミキサーにてブレンドした。該ブレンド物を口径35mmの単軸押出機を用いて、開口長300mm、Lip幅0.7mmのダイから、樹脂温度240℃で溶融押出し、エアナイフ及び表面温度30℃の冷却ロールで急冷して、フィルム状に形成し、厚み30μmの無延伸ポリプロピレンフィルム(CPPフィルム)を得た。得られたフィルムのヘーズ、フィッシュアイを測定した。
フィルムの配合処方及びフィルムの評価結果を表2に示す。
Figure 2018024824

Claims (3)

  1. メインホッパーとサイドフィード供給口を備えた押出し機において、メインホッパーからプロピレン系重合体(A)を100重量部供給し、サイドフィード供給口より有機リン酸系核剤(B)を1〜50重量部供給する、ポリオレフィン系樹脂組成物(X)の製造法。
  2. プロピレン系重合体(C)100重量部にポリオレフィン系樹脂組成物(X)を0.01〜50重量部配合してなるポリオレフィン系フィルムであって、前記ポリオレフィン系樹脂組成物(X)が、プロピレン系重合体(A)100重量部に対して有機リン酸系核剤(B)を1〜50重量部含有する、ポリオレフィン系フィルム。
  3. 多層構造を有する多層ポリオレフィン系フィルムであって、多層構造の表層および/または中間層は、プロピレン系重合体(D)100重量部に対してポリオレフィン系樹脂組成物(X)を0.01〜50重量部配合してなり、ここで、前記ポリオレフィン系樹脂組成物(X)が、プロピレン系重合体(A)100重量部に対して有機リン酸系核剤(B)を1〜50重量部含有する、多層ポリオレフィン系フィルム。
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