JP2018021508A - ファン装置 - Google Patents

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聡 竹中
Satoshi Takenaka
聡 竹中
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Abstract

【課題】ファンの駆動力の増大を抑制すると共に、ファンによる風量を適切に確保できるファン装置を提供する。【解決手段】車両1は、回転駆動されるファン30と、ファン30の空気吸入側に配置され、空気をファン30へ導く通気空間を形成しているシュラウド40と、ファン30の外周を覆うように円筒状に形成され、半径方向の長さが変更可能なファンリング50と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ファン装置に関する。
トラック等の車両においては、ラジエータ内の冷却水を冷却するためのファン装置が設けられている。例えば、ファン装置は、ラジエータの背面側にて回転駆動されるファンを有し、ラジエータよりも前方の空気を吸引して排気する。また、ファン装置には、ファンの外周を覆うようにファンリングが設けられており、ファンの外周における渦の発生を抑制している。
特開2014−9636号公報
ところで、ファンリングとファンの間には隙間が存在するが、隙間が小さい場合には、ファンの回転抵抗が大きくなるため、ファンを駆動させる駆動力が大きくなる恐れがある。一方で、隙間が大きい場合には、ファンリングによる渦の発生の抑制効果が低下してしまい、ファンによる風量を十分に確保できない恐れがある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ファンの駆動力の増大を抑制すると共に、ファンによる風量を適切に確保できるファン装置を提供することを目的とする。
本発明の一の態様においては、回転駆動されるファンと、前記ファンの空気吸入側に配置され、空気を前記ファンへ導く通気空間を形成している通気部と、前記ファンの外周を覆うように円筒状に形成され、半径方向の長さが変更可能なリング部材と、を備える、ファン装置を提供する。
かかるファン装置によれば、例えば冷却水の温度が高い場合には、リング部材の半径方向の長さを小さくすることで、ファンとリング部材の隙間が小さくなる。これにより、ファンの周囲での渦の発生が抑制されるので、ファンによる空気の量を確保できる。また、例えば冷却水の温度が低い場合には、リング部材の半径方向の長さを大きくすることで、ファンとリング部材の隙間が大きくなる。これにより、ファンの回転抵抗が大きくなることを抑制できるので、ファンの駆動力の増大を抑制できる。
また、前記ファン装置は、前記通気部が前記ファンへ導く空気の量が所定量よりも多い場合には、前記リング部材の前記半径方向の長さを小さくし、前記空気の量が前記所定量よりも少ない場合には、前記リング部材の前記半径方向の長さを大きくする制御部を更に備えることとしてもよい。
また、前記リング部材は、円弧状の第1部分と、前記第1部分と対称に配置された円弧状の第2部分と、を有し、前記第1部分及び前記第2部分を回動させて、前記リング部材の前記半径方向の長さを変更する調整機構を更に備えることとしてもよい。
また、前記通気部の前方には、エンジンの冷却水を冷却するためのラジエータが設けられ、前記通気部は、前記ラジエータを通過した空気を前記ファンへ導くこととしてもよい。
本発明によれば、ファンの駆動力の増大を抑制すると共に、ファンによる風量を適切に確保できるという効果を奏する。
車両1の構成の一例を示す模式図である。 車両1の構成の一例を示す模式図である。 ファンリング50の構成の一例を示す図である。 ファンリング50の構成の一例を示す図である。
<車両の構成>
図1及び図2を参照しながら、本発明の一の実施形態に係るファン装置が搭載された車両1の構成について説明する。
図1及び図2は、車両1の構成の一例を示す模式図である。車両1は、例えばトラック等の大型車両である。車両1は、図1に示すように、エンジン10と、ラジエータ20と、ファン30と、シュラウド40と、ファンリング50と、センサ70と、ECU80とを有する。なお、図1には、ファン30とファンリング50の隙間Aが小さい状態が示され、図2には、ファン30とファンリング50の隙間Aが大きい状態が示されている。
エンジン10は、複数の気筒を含む内燃機関であり、例えばディーゼルエンジンである。エンジン10は、気筒内で燃料と吸気(空気)の混合気を燃焼、膨張させて、動力を発生させる。
ラジエータ20は、エンジン10の冷却水を冷却する冷却装置である。ラジエータ20内には、冷却水が流れる流路が形成されている。冷却水は、ラジエータ20とエンジン10との間で循環しており、ラジエータ20は、エンジン10を通過する際に温められた冷却水を冷却する。例えば、ラジエータ20は、車両1の前方から流入した空気(例えば走行風)と、エンジン10を通過した冷却水とを熱交換することで、冷却水を冷却する。
ファン30は、ラジエータ20の背面側に設けられている。具体的には、ファン30は、ラジエータ20とエンジン10の間に設けられている。ファン30は、エンジン10に軸11を介して連結されており、エンジン10から動力を受けて回転駆動される電動ファンである。ファン30は、ラジエータ20よりも前方の空気を吸引して排気する。これにより、車両1が走行していない場合でも、空気によってラジエータ20内を流れる冷却水が冷却される。また、ラジエータ20が空気をエンジン10側へ排気することで、エンジン10を冷却させることも可能である。
シュラウド40は、ファン30の空気吸入側(具体的には、ラジエータ20とファン30の間)に配置されており、円筒状に形成されている。シュラウド40の内部には、ラジエータ20を通過した空気をファン30へ導くための通気空間41が形成されている。
ファンリング50は、ファン30の外周を覆うように、円筒形状に形成されている。ファンリング50の内周面は、ファン30と隙間Aを挟んで対向している。ファンリング50は、シュラウド40の端部と接続されている。ファンリング50は、ファン30の外周(隙間Aの近傍)に発生する渦の発生を抑制する機能を有する。ファン30の外周に渦が発生した場合には、その後に、ラジエータ20からファン30へ向かう空気の量が少なくなる。渦の発生の抑制は、ファンリング50とファン30との間の隙間Aが小さいほど有効である。なお、ファンリング50とファン30の間の隙間Aが小さいと、ファン30の回転抵抗が多くなり、エンジン10がファン30を回転させる駆動力を大きくする必要がある。
本実施形態では、詳細は後述するが、エンジン10の冷却水の温度に応じて、ファンリング50の半径方向の長さを変更して、隙間Aの大きさを調整することが可能となっている。
センサ70は、車両1の各種状態を検出する機能を有する。センサ70は、例えば、エンジン10の冷却水の温度を検出する温度検出センサを含む。なお、冷却水の温度を検出することで、ラジエータ20で冷却水を冷却するためにファン30へ導く空気の量を把握できる。例えば、冷却水の温度が高い場合には、ファン30へ所定量以上の空気を導く必要があり、冷却水の温度が低い場合には、ファン30へ所定量以下の空気を導けばよい。
ECU80は、CPU、ROM、RAM等を有するマイクロコンピュータを備えた電子制御装置(Electric Control Unit)である。ECU80は、後述するファンリング50の調整機構54(図3参照)を動作させて、ファンリング50の長手方向の大きさを制御する制御部の機能を有する。例えば、ECU80は、センサ70の検出結果から、ファン30へ導く空気の量(以下、必要空気量もと呼ぶ)が所定量よりも多い場合には、図1に示すようにファンリング50の半径方向の長さを小さくし、必要空気量が所定量よりも少ない場合には、図2に示すようにファンリング50の半径方向の長さを大きくする。
冷却水の温度が高い場合には、必要空気量を所定量よりも多くすることが望ましいので、ファンリング50とファン30の間の隙間Aを小さくすることで、渦の発生が抑制される。これにより、実際にファン30を通過する空気の量が所定量よりも多くなる。冷却水の温度が低い場合には、必要空気量が所定量よりも多くする必然性が乏しいので、隙間Aを大きくすることで、ファン30を回転させる駆動力が増大することを抑制できる。
ECU80は、ファン30を回転させない場合には、渦が発生しないので、ファンリング50の長手方向の長さを大きくさせてもよい。かかる場合には、ファン30の停止中に、隙間Aを介して通過する空気の量を多くなるので、冷却効率を高めることができる。
<ファンリングの詳細構成>
図3及び図4を参照しながら、ファンリング50の詳細構成について説明する。
図3及び図4は、ファンリング50の構成の一例を示す図である。図3には、半径方向の長さが大きい状態のファンリング50が示され、図4には、半径方向の長さが小さい状態のファンリング50が示されている。ファンリング50は、第1半円部51と、第2半円部52と、連結部53と、調整機構54とを有する。
第1半円部51及び第2半円部52は、それぞれ円弧状に形成されている。具体的には、円筒を半分に分割した際の一方が第1半円部51になっており、他方が第2半円部52になっている。そして、第2半円部52は、第1半円部51とは左右対称に配置されている。
連結部53は、第1半円部51及び第2半円部52の一端部をそれぞれ連結している軸を有する。第1半円部51及び第2半円部52は、それぞれ連結部53を中心に回動可能となっている。第1半円部51及び第2半円部52が連結部53を中心に回動することで、図3及び図4を対比すると分かるように、ファンリング50の半径方向の長さが変化する。
調整機構54は、第1半円部51及び第2半円部52を回動させて、ファンリング50の半径方向の長さを変更する機能を有する。調整機構54は、第1半円部51の他端部51aと第2半円部52の他端部52aとに連結されている。調整機構54は、モータ54aと、ネジ部54bと、ナット部54cとを有する。
モータ54aは、第1半円部51の他端部51aに取り付けられている。モータ54aの軸には、ネジ部54bが形成されている。ネジ部54bの先端側は、第2半円部52の他端部52aに設けられたナット部54cと螺合可能となっている。かかる場合には、モータ54aが回転することにより、ナット部54cと螺合するネジ部54bも回転し、図3及び図4に示すように他端部51aと他端部52aとの距離が変化する。
このように、調整機構54は、第1半円部51の他端部51aと第2半円部52の他端部52aとの距離を調整することで、ファンリング50の半径方向の長さを調整している。具体的には、調整機構54は、図3に示すように他端部51aと他端部52aの距離を小さくさせることで、ファンリング50の半径方向の長さを小さくし(図1参照)、図4に示すように他端部51aと他端部52aの距離を大きくさせることで、ファンリング50の半径方向の長さを大きくする(図2参照)。
<本実施形態における効果>
上述した実施形態によれば、ファン30の外周を覆うファンリング50は、半径方向の長さが変更可能となっている。具体的には、エンジン10の冷却水の温度に応じて、ファンリング50の半径方向の長さを変更可能となっている。
かかる場合には、例えば冷却水の温度が高い場合には、ファンリング50の半径方向の長さを小さくすることで、ファン30とファンリング50の隙間Aが小さくなる。これにより、ファン30の周囲での渦の発生が抑制されるので、ファン30による空気の量を確保できる。また、例えば冷却水の温度が低い場合には、ファンリング50の半径方向の長さを大きくすることで、ファン30とファンリング50の隙間Aが大きくなる。これにより、ファン30の回転抵抗が大きくなることを抑制できるので、ファン30の駆動力の増大を抑制できる。
なお、上記では、ファンリング50は、円筒を2分割した第1半円部51及び第2半円部52を有し、第1半円部51及び第2半円部52を回動させて半径方向の長さを調整することとしたが、これに限定されない。例えば、ファンリング50を構成する部品をスライドさせて、半径方向の長さを調整することとしてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 車両
20 ラジエータ
30 ファン
40 シュラウド
41 通気空間
50 ファンリング
51 第1半円部
52 第2半円部
54 調整機構
80 ECU

Claims (4)

  1. 回転駆動されるファンと、
    前記ファンの空気吸入側に配置され、空気を前記ファンへ導く通気空間を形成している通気部と、
    前記ファンの外周を覆うように円筒状に形成され、半径方向の長さが変更可能なリング部材と、
    を備える、ファン装置。
  2. 前記通気部が前記ファンへ導く空気の量が所定量よりも多い場合には、前記リング部材の前記半径方向の長さを小さくし、前記空気の量が前記所定量よりも少ない場合には、前記リング部材の前記半径方向の長さを大きくする制御部を更に備える、
    請求項1に記載のファン装置。
  3. 前記リング部材は、円弧状の第1部分と、前記第1部分と対称に配置された円弧状の第2部分と、を有し、
    前記第1部分及び前記第2部分を回動させて、前記リング部材の前記半径方向の長さを変更する調整機構を更に備える、
    請求項1又は2に記載のファン装置。
  4. 前記通気部の前方には、エンジンの冷却水を冷却するためのラジエータが設けられ、
    前記通気部は、前記ラジエータを通過した空気を前記ファンへ導く、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のファン装置。

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102020104509B3 (de) * 2020-02-20 2021-03-25 Ford Global Technologies Llc Verfahren zur Optimierung eines Kraftfahrzeug-Kühlsystems

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