JP2018021491A - システム及び飛行ルート生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】風車から点検用のデータを取得する無人機の飛行ルートを、風車の制御状態を反映して作成する。【解決手段】風力発電機を有する風車、風車から点検用のデータを取得する無人機、及び無人機の飛行ルートのデータを生成する計算機を有するシステムであって、計算機は無人機の飛行ルートのデータを生成する自動ルート生成部を有し、自動ルート生成部は、点検対象の風車におけるナセルの向き及びブレードの位相を示す回転情報を取得し、回転情報に基づいて、点検ルートのデータを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、風力発電機を搭載する風車を点検する無人機の飛行ルートを生成するシステムに関する。
近年、再生可能エネルギーの一つとして風力発電が注目され、風力発電設備の規模が拡大している。
5MWクラスの風車はロータ直径が120mにもなるため、風車の点検作業では、高所作業に起因する危険性、及び点検範囲の広さに起因した点検時間の長さが課題である。特に、風力発電設備の規模の拡大に伴う点検コスト不足の深刻化が指摘されている。
風車のブレードの点検では、塗装の剥落の進行度合い、風を切る側のブレード縁の損耗、並びに、ブレード表面のクラック及び内部空隙の有無等が、チェック項目となる。
経年劣化により塗装が剥落した場合、ブレード縁が損耗する。また、ブレードが落雷を受けた場合、クラック又は内部空隙が発生し、クラック又は内部空隙は耐久度の低下とともに、水が溜まりやすくなる。水が溜まった状態で落雷を受けた場合、水の体積が急激に膨張し、ブレードが破断する危険性がある。
従来の風車の点検作業では、作業員が目視でブレード縁の損耗、塗装の剥落、及びクラックの有無を点検し、また、作業員がブレードの打音検診を行って内部空隙の有無を点検している。
目視点検は、RGBカメラを用いて撮影された画像データを用いた点検で代用できるものと考えられる。しかし、打音検診は、画像データを用いて点検とは代替が難しい。内部空隙を検出するための打音検診の代替方法として、例えば、熱赤外カメラを用いたサーモグラフィを用いる手法が考えられる。熱赤外カメラを用いた内部空隙の検出方法は、非破壊かつ非接触の点検手段であるため設備に損傷を与えない。
前述したカメラを搭載した無人機を用いた風車の設備点検方法が実現できれば、現場の作業員の労力及び点検コストを削減できる。関連する技術として、特許文献1及び特許文献2に記載された技術が知られている。
特許文献1には、無人機が風車の各所に張り付けられたRFIDタグに基づいて指定位置を決定し、ブレードの形状、角度等のデータを受信し、予めプログラムされた飛行ルートをたどる点検方法が開示されている。特許文献2には、「デジタルカメラやビデオ等の撮影装置を備えた無人ヘリコプター等の空中移動機器を用いて、橋梁を構成する部材に生じるひび割れや、損傷の程度等の橋梁の劣化状況を空中から直接撮影し、その撮影データを分析して、橋梁の損傷状態を調査する。」ことが記載されている。前述のように、点検コストの削減を目的とした、無人機を用いた様々な自動点検方法が検討されている。
米国特許出願公開第2012/0136630号明細書 特開2015−34428号公報
熱赤外カメラを用いて点検に必要な画像データを取得するためには、太陽が当たる場所が変わるたびに、撮影する箇所を変え、かつ、複数回、画像を撮影する必要がある。画像データの比較を容易にするためには、同一の取得条件(撮影条件)のもと複数回、画像を撮影することが望ましい。
しかし、作業者等が無人機をマニュアルで操縦した場合、操作スキルのばらつき、操作手順の違い等によって、取得条件が同一にならない。そこで、無人機の制御ソフトを用いることが考えられる。無人機の制御ソフトを用いることによって飛行ルートを自動的に設定することができるため、取得条件を同一にできる。
しかし、風車は稼働式の立体構造物であることから、ナセルの向き及びブレードの位相等、風車の制御状態に応じて飛行ルートを設定する必要がある。
本発明は、同一の取得条件のもとで、画像データ等の点検用のデータを取得可能な無人機の飛行ルートを自動的に設定するシステム及び方法を提供する。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、風力発電機を有する風車、前記風車から点検用のデータを取得する飛行体である無人機、及び前記無人機の飛行ルートのデータを生成する計算機を備えるシステムであって、前記風車は、複数のブレード、前記複数のブレードを接続するハブが取り付けられ、前記風力発電機を格納するナセル、及び前記ナセルを支持するタワーを有し、前記無人機は、前記点検用のデータを取得する非破壊検査デバイスを有し、前記計算機は、プロセッサ、前記プロセッサに接続されるメモリ、及び前記プロセッサに接続されるネットワークインタフェースを有し、前記無人機の飛行ルートのデータを生成する自動ルート生成部を有し、前記自動ルート生成部は、点検対象の風車における前記ナセルの向き及び前記ブレードの位相を示す回転情報を取得し、前記回転情報に基づいて、前記点検対象の風車を点検するための前記無人機の飛行ルートである点検ルートのデータを生成することを特徴とする。
本発明によれば、風車の制御状態を考慮した風車の点検ルートを自動的に設定することができる。これによって、風車の点検に要するコストを削減できる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
実施例1の自動ルート生成部が実行する処理を説明するフローチャートである。 実施例1のシステムの構成例を示す図である。 実施例1の無人機管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施例1の無人機のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施例1の風車DBの一例を示す図である。 実施例1の位置DBの一例を示す図である。 実施例1の点検DBの一例を示す図である。 実施例1の無人機DBの一例を示す図である。 実施例1のルートDBの一例を示す図である。 実施例1の基準座標系の一例を示す図である。 実施例1における基準ルート及び相対ルートの概念を示す図である。 実施例2のシステムの構成例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。各図において共通の構成については同一の参照符号が付されている。
図2は、実施例1のシステムの構成例を示す図である。図3Aは、実施例1の無人機管理装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。図3Bは、実施例1の無人機202のハードウェア構成の一例を示す図である。
システムは、無人機管理装置200、風車運用保守装置201、無人機(無人飛行体)202、及び風車203から構成される。なお、図2では、無人機202及び風車203の数はそれぞれ一つであるが、二つ以上存在してもよい。
無人機管理装置200及び風車運用保守装置201は、ネットワーク205を介して互いに接続される。ネットワーク205は、例えば、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、及びインターネット等が考えられる。なお、本実施例は、ネットワーク205の種別に限定されない。また、ネットワーク205の接続方式は、無線又は有線のいずれであってもよい。また、無人機管理装置200及び風車運用保守装置201は、直接接続されてもよい。
なお、無人機管理装置200及び風車運用保守装置201は、常時、通信する必要はなく、データを送受信する場合にのみ互いに通信する。
風車運用保守装置201は、風車203を制御し、また、風車203の制御情報等を管理する。風車運用保守装置201及び風車203は、図示しないネットワーク等を介して互いに接続される。風車運用保守装置201は、風車203を制御する風車制御部261を有する。
風車203は、風を受けるとブレード902(図9参照)が回転させることによって、風力を電気エネルギーに変換する。なお、風車203は、点検時には停止するものとする。
無人機管理装置200は、無人機202に飛行ルートを設定するためのコンフィグ情報を生成する。無人機管理装置200は、有線通信207又は無線通信208を用いて無人機202と通信する。
本実施例の飛行ルートのデータは、無人機202の経由地点の座標の集合として定義される。経由地点の座標は、直交座標系及び極座標系のいずれであってもよい。本実施例では、直交座標系を例に説明する。また、無人機202は、原則、経由地点を接続する直線の経路に沿って飛行するものとする。
無人機202は、無人機管理装置200によって生成されたコンフィグ情報に基づいて移動し、風車203の画像データ等、点検用のデータを取得する。なお、無人機202は、回転翼型の無人機、固定翼型の無人機、及び回転翼及び固定翼を有するハイブリッド型の無人機のいずれであってもよい。
図3A及び図3Bを用いて、無人機管理装置200及び無人機202のハードウェア構成について説明する。
無人機管理装置200は、CPU301、GPU302、メモリ303、記憶装置304、NW I/F305、ユーザI/F306、及び表示装置307を有する。なお、風車運用保守装置201も同様のハードウェア構成であるものとする。
CPU301は、演算装置であり、メモリ303に格納されるプログラムを実行する。CPU301がプログラムを実行することによって、無人機管理装置200が有する機能部が実現される。以下の説明では、機能部を主語に処理を説明する場合、CPU301が機能部を実現するプログラムを実行していることを示す。GPU302は、演算装置であり、CPU301と協働して処理を実行する。なお、GPU302は、ハードウェア構成に含まれていなくてもよい。
メモリ303は、CPU301が実行するプログラム及びプログラムが使用する情報を格納する。また、メモリ303は、プログラムが一時的に使用するワークエリアを含む。記憶装置304は、データを永続的に格納する。記憶装置304は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)及びSSD(Solid State Drive)等が考えられる。
なお、CPU301が実行するプログラム及び情報は、記憶装置304に格納されてもよい。この場合、CPU301は、記憶装置304からプログラム及び情報を読み出し、メモリ303にロードする。
NW I/F305は、ネットワークを介して外部装置と通信するためのインタフェースである。ユーザI/F306は、ユーザが無人機管理装置200を操作するためのインタフェースであり、例えば、キーボード、マウス、及びタッチパネル等が考えられる。表示装置307は、ユーザに各種情報を表示する装置であり、例えば、ディスプレイ及びタッチパネル等が考えられる。
無人機202は、演算装置311、メモリ312、記憶装置313、NW I/F314、フライトコントローラ315、位置姿勢情報取得装置316、アンプ/モータ317、プロペラ318、及びカメラ319を有する。
演算装置311は、メモリ312に格納されるプログラムを実行する。演算装置311は、例えば、CPU等が考えられる。メモリ312、記憶装置313、及びNW I/F314は、メモリ303、記憶装置304、及びNW I/F305と同様のものであるため説明を省略する。なお、メモリ312には、風車制御部261を実現するプログラム、及びコンフィグ情報が格納される。
フライトコントローラ315は、コンフィグ情報に基づいて、アンプ/モータ317を制御する。位置姿勢情報取得装置316は、無人機202の位置、及び無人機202の姿勢等の情報を取得する。位置姿勢情報取得装置316は、IMU(Inertial Measurement Unit)、GPS(Global Positioning System)、及びコンパス等から構成される。
アンプ/モータ317は、無人機202が飛行するための駆動装置である。アンプは、フライトコントローラ315からの指示にしたがって、モータの回転速度を調整する。モータにはプロペラ318が接続される。
カメラ319は、風車203の画像データを取得する。カメラ319は、無人機202に固定されてもよいし、ジンバル等の装置を介して設置されてもよい。なお、無人機202は、カメラ319以外の非破壊検査デバイスを有してもよい。非破壊検査デバイスは、例えば、音響伝送器、音響受信器、及び放射線計測器等が考えられる。
次に、図2を用いて、無人機管理装置200のソフトウェア構成について説明する。
無人機管理装置200は、自動ルート生成部210を含む。自動ルート生成部210は、複数のモジュールから構成され、また、複数のデータベースを管理する。
具体的には、自動ルート生成部210は、モジュールとして、NW送受信部221、DB管理部222、基準ルート生成部223、相対ルート生成部224、回転情報取得部225、取得条件調整部226、点検ルート生成部227、コンフィグ情報生成部228、及び無人機情報送受信部229を含む。また、自動ルート生成部210は、風車DB251、位置DB252、点検DB253、無人機DB254、及びルートDB255を管理する。
モジュールを実現するプログラムはメモリ303に格納され、データベースは記憶装置304に格納されるものとする。なお、データベースはメモリ303に格納されてもよい。
風車DB251は、風車203の構造等を表すデータを格納するデータベースである。風車DB251の詳細は、図4を用いて説明する。位置DB252は、風車203が設置される位置等を表すデータを格納するデータベースである。位置DB252の詳細は、図5を用いて説明する。点検DB253は、風車203の制御状態等を表すデータを格納するデータベースである。点検DB253の詳細は、図6を用いて説明する。無人機DB254は、無人機202の型、及び無人機202が有するカメラ319の構造等を表すデータを格納するデータベースである。無人機DB254の詳細は、図7を用いて説明する。ルートDB255は、自動ルート生成部210が生成したコンフィグ情報を格納するデータベースである。ルートDB255の詳細は、図8を用いて説明する。
図4は、実施例1の風車DB251の一例を示す図である。
風車DB251は、ID401、型番402、ブレード長403、ブレード幅404、ブレード形状405、及び利用数406から構成されるエントリを一つ以上含む。
ID401は、風車DB251内のエントリを一意に識別するための識別情報である。型番402は、風車203の製造元及び型番を示す情報である。ブレード長403は、型番402に対応する風車203が有するブレード902(図9参照)の全長を示す情報である。ブレード幅404は、ブレード902の幅を示す情報である。ブレード形状405は、ブレード902の形状を示す情報である。利用数406は、システム内に設置されている風車203の数を示す情報である。
図5は、実施例1の位置DB252の一例を示す図である。
位置DB252は、風車ID501、緯度502、経度503、標高504、及び測地系505から構成されるエントリを一つ以上含む。
風車ID501は、システム内に設置される風車203を一意に識別するための識別情報である。緯度502、経度503、及び標高504は、風車203が設定される位置、すなわち、座標を示す情報である。測地系505は、使用している測地系の種別を示す情報である。測地系には、WGS84及び日本測地系2000等を用いることができる。
なお、位置DB252で管理される風車203の位置を示す座標は、タワー903(図9参照)の根元及びハブの中心等が考えられる。
図6は、実施例1の点検DB253の一例を示す図である。
点検DB253は、風車ID601、型番602、ロール角603、ピッチ角604、ヨー角605、及びナセル高606から構成されるエントリを一つ以上含む。点検DB253には、点検を行う風車203のみが登録される。なお、システム内に設置される全ての風車203が点検DB253に登録されてもよい。点検DB253は、例えば、ユーザがユーザI/F306を操作することによって更新される。
風車ID601は、風車ID501と同様のものである。型番602は、型番402と同様のものである。ロール角603、ピッチ角604、及びヨー角605は、風車203のロール角、ピッチ角、及びヨー角を示す情報である。ロール角、ピッチ角、及びヨー角については図9を用いて説明する。ナセル高606は、風車ID601が有するナセル901(図9参照)が設置される高さ示す情報である。
図7は、実施例1の無人機DB254の一例を示す図である。
無人機DB254は、無人機ID701、型番702、カメラ型番703、ジンバル704、解像度705、及び視野角706から構成されるエントリを一つ以上含む。
無人機ID701は、システム内で運用する無人機202を一意に識別するための識別情報である。型番702は、無人機ID701に対応する無人機202の製造元及び型番を示す情報である。カメラ型番703は、カメラ319の製造元及び型番を示す情報である。ジンバル704は、カメラ319を固定するジンバルの種別等を示す情報である。解像度705は、カメラ319の解像度を示す情報である。視野角706は、カメラ319の視野角を示す情報である。
なお、エントリを構成するカラムは、無人機202が有する非破壊検査デバイスに応じて変更することができる。すなわち、無人機202がカメラ319以外の非破壊検査デバイスを有する場合、エントリには解像度705及び視野角706以外のカラムが含まれる。
図8は、実施例1のルートDB255の一例を示す図である。
ルートDB255は、無人機ID801、経由地点ID802、位置803、正面804、カメラ角度805、及び取得イベント806から構成されるエントリを一つ以上含む。
無人機ID801は無人機ID701と同様のものである。経由地点ID802は、点検ルートに含まれる経由地点を一意に識別するための識別情報である。位置803は、任意の測地系における経由地点の座標を示す情報である。正面804は、無人機202の正面方向を指定する角度を示す情報である。カメラ角度805は、カメラ319を傾ける角度を示す情報である。取得イベント806は、経由地点ID802に対応する経由地点において画像データを取得するタイミングを示す情報である。
以上が、データベースの説明である。次に、モジュールについて説明する。
NW送受信部221は、ネットワーク205を介して、無人機管理装置200と外部装置との間でデータを送受信する。本実施例のNW送受信部221は、風車運用保守装置201との間でデータを送受信する。
DB管理部222は、データベースを管理する。具体的には、DB管理部222は、外部入力又は内部入力に基づいて、データベースを更新する。例えば、DB管理部222は、NW送受信部221を介して、風車運用保守装置201から風車の制御状態を示す情報を取得し、当該情報に基づいて点検DB253を更新する。なお、DB管理部222は、ユーザI/F306を介して入力された情報に基づいて各データベースを更新してもよい。
なお、データベースの更新には、データの追加、データの削除、及びデータの上書き等の処理が含まれる。
基準ルート生成部223は、任意の風車203を点検するための無人機202の飛行ルートである基準ルートのデータを生成する。基準ルート生成部223は、生成された基準ルートのデータを相対ルート生成部224に出力する。以下の説明では、基準ルートの生成とは、基準ルートのデータを生成することを表す。また、以下の説明では、基準ルートを生成する場合に使用される風車203を基準風車203とも記載する。
基準ルートは、基準風車203の一点を原点とする局所座標系(基準座標系)における無人機202の飛行ルートである。基準ルート生成部223は、風車203の一つのブレード902(図9参照)が地面(水平面)に対して所定の角度で固定された状態の風車203について基準ルートを生成する。したがって、基準ルートは、点検する風車203の構造、状態、及び位置を考慮した飛行ルートではない。
ここで、基準座標系について説明する。図9は、実施例1の基準座標系の一例を示す図である。
風車203は、ナセル901、複数のブレード902、及びナセル901を支持するタワー903から構成される。図9に示す複数のブレード902は、図示しないハブに対して放射状に取り付けられる。なお、ハブは、軸等を介してナセル901に取り付けられる。ナセル901は、図示しない発電機等を内蔵する。
図9は、ハブの中心を原点とする基準座標系を示す。図9では、ナセル901の水平方向にX軸及びY軸が設定され、ナセル901の鉛直方向にZ軸が設定される。なお、X軸は、ナセル901が風を受ける方向に設定され、Y軸は、XY平面上でX軸と直交するように設定される。前述の基準座標系では、ナセル901の回転と連動してX軸及びY軸も回転する。
図9に示すような基準座標系において、X軸の回転、すなわち、ナセル901に対するブレード902の回転をロールと呼び、Z軸の回転、すなわち、タワー903に対するナセル901の回転をヨーと呼び、Y軸の回転、すなわち、ブレード902そのものの回転(傾斜)をピッチと呼ぶ。
風車203は、発電効率を上げるためにヨー角を制御し、また、風量を調整するためにブレード902のピッチ角を制御する。風車203を点検する場合にはブレード902の位相、ブレード902の傾斜、及びナセル901の向き等を特定する必要があるため、風車運用保守装置201は、ヨー角及びピッチ角とともに、ロール角を管理する。本実施例では、ブレード902の位相は、ナセルに対するブレード902の回転角、すなわち、ロール角に対応する。なお、ピッチ角をブレード902の位相に含めてもよい。
なお、風車運用保守装置201が、ヨー角、ピッチ角、及びロール角を風車203から取得してもよいし、風車203が、ヨー角、ピッチ角、及びロール角を風車運用保守装置201に通知してもよい。
ブレード902の対称性を考慮した場合、ハブの中心を基準座標系の原点に設定するのが自然である。しかし、基準座標系における原点は、風車203のいずれの位置でもよい。例えば、ナセル901の開口部、タワー903の根元を原点としてもよい。なお、ハブの中心以外の点を基準座標系の原点とした場合、他の座標系に変換する場合、並進処理等が必要となる。
なお、基準風車203のヨー角及びピッチ角は任意の初期値を設定しているものとする。図2の説明に戻る。
回転情報取得部225は、風車運用保守装置201又は点検DB253から対象の風車203の回転情報を取得し、相対ルート生成部224及び取得条件調整部226に回転情報を出力する。回転情報には、ヨー角、ピッチ角、及びロール角が含まれる。
なお、ロール角は、無人機202が点検前に撮影した風車203の画像データから取得してもよい。この場合、無人機202が風車203の画像データからロール角を算出し、無人機管理装置200にロール角を含む回転情報を送信する。なお、無人機202のメモリ312には、基準座標系等の情報が格納される。回転情報取得部225は、無人機情報送受信部229を介して、当該回転情報を取得する。画像データからロール角を算出処理は、回転情報取得部225が実行してもよい。
相対ルート生成部224は、基準ルートのデータ、回転情報、風車DB251、及び点検DB253に基づいて、基準座標系における対象の風車203の飛行ルートである相対ルートのデータを生成する。相対ルート生成部224は、生成された相対ルートを取得条件調整部226に出力する。以下の説明では、相対ルートの生成とは、相対ルートのデータを生成することを表す。
取得条件調整部226から差分情報を含む修正指示を受けた場合、相対ルート生成部224は、回転情報及び差分情報を用いて、再度、相対ルートを生成する。差分情報には、例えば、回転情報のピッチ角を調整するための角度が含まれる。相対ルート生成部224は、生成した相対ルートのデータを取得条件調整部226に出力する。
取得条件調整部226から調整完了通知を受けた場合、相対ルート生成部224は、相対ルートのデータを点検ルート生成部227に出力する。
ここで、基準ルート及び相対ルートのデータの生成処理の概念を説明する。図10は、実施例1における基準ルート及び相対ルートの概念を示す図である。
図10に示すように、本実施例では、基準ルート生成部223は、一つのブレード902がXY平面に固定された状態の基準風車203を想定する。基準ルート生成部223は、XY平面上に固定されたブレード902を点検するための飛行ルートを基準ルートに設定する。
相対ルート生成部224は、点検DB253を参照して、対象の風車203のブレード902の大きさを特定し、また、風車DB251を参照して、基準風車203のブレード902の大きさを特定する。相対ルート生成部224は、基準風車203のブレード902の大きさと対象の風車の203のブレード902の大きさとの比率に基づいて、基準ルートをスケーリングする。
相対ルート生成部224は、回転情報取得部225によって入力された回転情報に基づいて、スケーリングされた基準ルートを回転させることによって相対ルートを生成する。図10の一番下の風車203が、停止している対象の風車203の制御状態を示す。図2の説明に戻る。
取得条件調整部226は、回転情報、相対ルートのデータ、及び無人機DB254に基づいて、相対ルートにおける無人機202の正面方向及びカメラ319の撮影方向等を含む取得条件情報を生成する。
対象の風車203のブレード902のピッチ角は、初期値(基準風車203のブレード902のピッチ角)と異なる可能性がある。そこで、初期値とピッチ角との間の差分だけ、カメラ319の傾きを調整する必要がある。カメラ319の傾きは、基準座標系におけるY軸の回転(ピット)に相当する。なお、画像を取得するデバイスが、ブレード面に対して平行となるようにカメラ319の傾きが調整される。
取得条件調整部226は、カメラ319の傾きを前述の差分だけ調整することができない場合、差分情報を生成し、差分情報を含む修正指示を相対ルート生成部224に出力する。取得条件調整部226は、カメラ319の傾きを前述の差分だけ調整することができる場合、カメラ319の傾きを示す情報をメモリ303に一時的に格納する。
無人機202に飛行ルートを設定する場合、無人機202の正面方向を指定する必要がある。無人機202の正面方向を決定するためには、カメラ319の向きを考慮する必要がある。そこで、取得条件調整部226は、無人機DB254を参照して、無人機202のカメラ319の可動範囲を特定する。
カメラ319が2軸ジンバルを用いて無人機202に設置される場合、撮影対象に対して常に無人機202が正面を向くように制御する必要がある。一方、カメラ319が3軸ジンバルを用いて無人機202に設定される場合、カメラ319の撮影方向は無人機202の向きに制限されないため、カメラ319の向きがブレード面に対して水平となるように制御すればよい。
無人機202の向き又はカメラ319の向きは基準座標系におけるZ軸の回転(ヨー)に相当する。また、カメラ319の傾きは、基準座標系におけるY軸の回転(ピッチ)に相当する。
取得条件調整部226は、カメラ319の傾き及び無人機202の正面方向(カメラ319の向き)を含む取得条件情報を生成する。取得条件調整部226は、取得条件情報をコンフィグ情報生成部228に出力し、また、調整完了通知を相対ルート生成部224に出力する。
なお、必要に応じて画像データの取得タイミング等を指定する取得イベント情報を取得条件情報に付加してもよい。例えば、撮影地点となる経由地点を指定する取得イベント情報を付加してもよい。また、経由地点間の移動中にカメラ319が撮影を行うための取得イベント情報を設定してもよい。また、周期的に撮影を行うための取得イベント情報を設定してもよい。
点検ルート生成部227は、相対ルートのデータ、位置DB252、及び無人機DB254に基づいて、基準座標系の座標から測地系の座標に変換することによって、測地系における飛行ルートである点検ルートのデータを生成する。なお、点検ルート生成部227は、基準座標系の定義に応じて回転情報を使用してもよい。点検ルート生成部227は、生成された点検ルートのデータをコンフィグ情報生成部228に出力する。
コンフィグ情報生成部228は、点検ルートのデータ及び取得条件情報を所定のデータ形式に変換し、コンフィグ情報としてルートDB255に書き込む。
無人機情報送受信部229は、ネットワーク205を介して、無人機管理装置200及び無人機202の間でデータを送受信する。無人機情報送受信部229は、ルートDB255に書き込まれたコンフィグ情報を無人機202に送信することによって、無人機202にコンフィグ情報を設定する。
なお、自動ルート生成部210に含まれる複数のモジュールを一つのモジュールにまとめてもよいし、また、一つのモジュールを複数のモジュールに分割してもよい。例えば、点検ルート生成部227及びコンフィグ情報生成部228を一つのモジュールにまとめてもよい。
次に、無人機管理装置200がコンフィグ情報を生成する処理について説明する。図1は、実施例1の自動ルート生成部210が実行する処理を説明するフローチャートである。
無人機管理装置200の自動ルート生成部210は、ユーザから開始指示を受けた場合、又は、周期的に以下で説明する処理を実行する。
自動ルート生成部210は、コンフィグ情報を設定する無人機202を選択する(ステップS101)。
具体的には、自動ルート生成部210は、無人機DB254に登録されている無人機202の中から対象の無人機202を一つ選択する。自動ルート生成部210は、選択された無人機202に対応するエントリをメモリ303に読み出す。
なお、無人機202の選択方法に限定されない。本実施例では、自動ルート生成部210は、無人機DB254の上のエントリから順に選択するものとする。
次に、自動ルート生成部210は、点検DB253に登録される全ての風車203について処理が完了したか否かを判定する(ステップS102)。
ステップS102において、点検DB253に登録される全ての風車203について処理が完了していないと判定された場合、自動ルート生成部210は、対象の風車203を選択する(ステップS103)。
具体的には、自動ルート生成部210は、点検DB253に登録される風車203の中から対象の風車203を一つ選択する。自動ルート生成部210は、選択された対象の風車203に対応するエントリをメモリ303に読み出す。
本実施例では、風車203間の移動距離を短くするために、自動ルート生成部210は、点検DB253及び位置DB252を参照し、風車203間の距離が短くなるように点検DB253のエントリをソートする。さらに、自動ルート生成部210は、点検DB253の上のエントリから順に選択する。なお、対象の風車203の選択方法は、前述した選択方法に限定されない。
次に、自動ルート生成部210は、基準ルートのデータを生成する(ステップS104)。具体的には、以下のような処理が実行される。
基準ルート生成部223は、風車DB251を参照して、風車DB251に登録される風車203の中から基準風車203を選択する。例えば、基準ルート生成部223は、利用数406の値が最も大きいエントリに対応する風車203を選択する。
基準ルート生成部223は、一つのブレード902が地面に対して水平となるように固定された基準風車203を想定する。以下の説明では、地面に対して水平となるように固定されたブレード902を基準ブレード902とも記載する。
基準ルート生成部223は、基準ブレード902のブレード幅及びカメラ319の視野角に基づいて、ZY平面上の経由地点を決定する。また、基準ルート生成部223は、対象の無人機202が有するカメラ319の解像度及び視野角に基づいて、各経由地点における、基準ブレード902と無人機202との間の相対距離(X軸の距離)を算出する。以上の処理によって、基準ブレード902を点検するための無人機202の飛行ルートのデータが生成される。
なお、経由地点は、基準ブレード902の表側のブレード面、及び裏側のブレード面が撮影できるように決定される。なお、経由地点の始点及び終点がハブの中心となる基準ルートのデータが生成されるものとする。
基準ルート生成部223は、生成された基準ルートのデータを相対ルート生成部224に出力する。以上がステップS104の処理の説明である。
次に、自動ルート生成部210は、相対ルートのデータを生成する(ステップS105)。具体的には、以下のような処理が実行される。
相対ルート生成部224は、基準風車203のブレード902の大きさと対象の風車の203のブレード902の大きさとの比率を算出する。また、相対ルート生成部224は、回転情報取得部225から回転情報を取得し、当該回転情報から回転行列を算出する。
ハブの中心以外の点を原点とする基準座標系の場合、相対ルート生成部224は、原点がハブの中心となるように経由地点の座標を並進する。これは、回転情報に基づく基準ルートの回転処理を簡単にするためである。
図9に示す基準座標系の場合、回転情報に含まれるヨー角は考慮する必要がない。X軸及びY軸が、ナセル901の回転と連動して回転するためである。したがって、相対ルート生成部224は、ロール角及びピッチ角に基づいて回転行列を算出する。ナセル901の回転に依存しない軸の場合、相対ルート生成部224は、ヨー角、ピッチ角、及びロール角に基づいて、回転行列を算出する。
相対ルート生成部224は、算出された比率に基づいて基準ルートのデータに含まれる経由地点の座標をスケーリングする。相対ルート生成部224は、スケーリングされた経由地点においてカメラ319が撮影できる範囲を特定し、ブレード面を全て撮影できるか否かを判定する。すなわち、撮影した画像のオーバーラップ率が所定の閾値以下であるか否かが判定される。
ブレード面を全て撮影できないと判定された場合、相対ルート生成部224は、撮影できない範囲の大きさに基づいて、経由地点を調整する。例えば、相対ルート生成部224は、スケーリングされた二つの経由地点の間に、新たな経由地点を一つ追加し、又は、経由地点を一つ削除する。
相対ルート生成部224は、スケーリングされた経由地点の座標に回転行列を作用させることによって、相対ルートのデータを生成する。相対ルート生成部224は、相対ルートのデータを取得条件調整部226に出力する。
次に、自動ルート生成部210は、取得条件情報を生成する(ステップS106)。具体的には、以下のような処理が実行される。
取得条件調整部226は、相対ルート生成部224から相対ルートのデータを受けた場合、相対ルートのデータに含まれる経由地点を一つ選択する。
取得条件調整部226は、回転情報に基づいて、初期値とピッチ角との間の差分を算出する。また、取得条件調整部226は、無人機DB254から読み出したエントリ及び回転情報に基づいて、無人機202の正面の向きを算出する。なお、ジンバル704の値が「3軸」である場合、無人機202の正面の向きを算出する必要はない。
取得条件調整部226は、無人機DB254から読み出したエントリ及び差分に基づいて、カメラ319の傾きを調整できるか否かを判定する。
カメラ319の傾きを調整できると判定された場合、取得条件調整部226は、経由地点における取得イベント情報を生成する。取得イベント情報は、予め設定されたポリシに基づいて生成する方法が考えられる。ポリシは、ユーザがユーザI/F306を操作することによって入力できる。
取得条件調整部226は、相対ルートのデータに含まれる全ての経由地点について前述した処理を繰り返し実行する。取得条件調整部226は、各経由地点のカメラの傾き、無人機202の正面の向き、及び取得イベント情報を含む取得条件情報をコンフィグ情報生成部228に出力し、また、調整完了通知を相対ルート生成部224に出力する。
カメラ319の傾きを調整できないと判定された場合、取得条件調整部226は、未処理の経由地点の有無に関わらず、差分情報を生成し、差分情報を含む修正指示を相対ルート生成部224に出力する。なお、取得条件調整部226は、全ての経由地点について処理を行った後、カメラ319の傾きが調整できない経由地点について差分情報を生成し、差分情報を含む修正指示を相対ルート生成部224に出力してもよい。以上がステップS106の処理の説明である。
次に、自動ルート生成部210は、取得条件情報が生成されたか否かを判定する(ステップS107)。
具体的には、相対ルート生成部224は、取得条件調整部226から調整完了通知を受信したか否かを判定する。調整完了通知を受信した場合、相対ルート生成部224は、取得条件情報が生成されたと判定する。差分情報を含む修正指示を受けた場合、相対ルート生成部224は、取得条件情報が生成されていないと判定する。
ステップS107において、取得条件情報が生成されていないと判定された場合、自動ルート生成部210は、ステップS105に戻り、同様の処理を実行する。
具体的には、相対ルート生成部224は、取得条件調整部226から差分情報を含む修正指示を受けた場合、回転情報及び差分情報に基づいて、補正された回転行列を生成する。相対ルート生成部224は、スケーリングされた経由地点の座標に補正された回転行列をさせることによって、再度、相対ルートのデータを生成する。相対ルート生成部224は、相対ルートのデータを取得条件調整部226に出力する。
ステップS107において、取得条件情報を生成されたと判定された場合、自動ルート生成部210は、点検ルートのデータを生成する(ステップS108)。具体的には、以下のような処理が実行される。
相対ルート生成部224は、相対ルートのデータを点検ルート生成部227に出力する。点検ルート生成部227は、位置DB252を参照して、風車ID501が対象の風車203の識別情報に一致するエントリを検索し、検索されたエントリの緯度502、経度503、標高504、測地系505の値を位置情報として取得する。
点検ルート生成部227は、基準座標系及び位置情報に基づいて、基準座標系から測地系への変換式を算出する。なお、点検ルート生成部227は、基準座標系の定義に応じて回転情報を用いて、変換式を算出してもよい。
点検ルート生成部227は、変換式を用いて相対ルートのデータを測地系の飛行ルートのデータに変換することによって第1飛行ルートのデータを生成する。また、点検ルート生成部227は、第1飛行ルートのデータにブレード902の設置角度に対応する回転行列を作用させることによって、基準ブレード902以外のブレード902の飛行ルートである第2飛行ルートのデータを生成する。
一般的に、ブレード902間の設置角度は等間隔である。そこで、点検ルート生成部227は、第1飛行ルートのデータに設置角度に対応する回転行列を作用させることによって各ブレード902の飛行ルートのデータを生成できる。
例えば、120度の間隔で三つのブレード902が設置される風車203の場合、点検ルート生成部227は、ロール角が120度である回転行列を第1飛行ルートのデータ(経由地点の座標)に作用させ、また、ロール角が240度である回転行列を第1飛行ルートのデータ(経由地点の座標)に作用させる。これによって、三つのブレード902の各々の飛行ルートのデータが生成される。
点検ルート生成部227は、第1飛行ルート及び第2飛行ルートのデータを点検ルートのデータとしてコンフィグ情報生成部228に出力する。以上がステップS108の処理の説明である。
次に、自動ルート生成部210は、ルートDB255にコンフィグ情報を登録する(ステップS109)。具体的には、以下のような処理が実行される。
コンフィグ情報生成部228は、取得条件情報及び点検ルートのデータを取得した場合、点検ルートのデータに含まれ経由地点の数だけエントリをルートDB255に追加する。
コンフィグ情報生成部228は、追加された各エントリの無人機ID801に、対象の無人機202の識別情報を設定する。また、コンフィグ情報生成部228は、追加された各エントリの経由地点ID802に識別情報を設定する。ここでは、1から昇順に番号が設定されるものとする。
コンフィグ情報生成部228は、点検ルートのデータに基づいて、追加された各エントリの位置803に経由地点の座標を設定する。コンフィグ情報生成部228は、取得条件情報に基づいて、追加された各エントリの正面804に無人機202の正面方向を示す角度を設定する。コンフィグ情報生成部228は、取得条件情報に基づいて、追加された各エントリのカメラ角度805にカメラ319の傾きを示す角度を設定する。さらに、コンフィグ情報生成部228は、取得条件情報に基づいて、追加された各エントリの取得イベント806に取得イベント情報を設定する。
無人機情報送受信部229は、所定のタイミングで、ルートDB255に追加されたエントリを対象の無人機202に送信する。以上がステップS109の処理の説明である。
次に、自動ルート生成部210は、対象の無人機202に新たなコンフィグ情報を設定できるか否かを判定する(ステップS110)。例えば、以下のような判定方法が考えられる。
予め、コンフィグ情報(エントリ)の数の閾値を設定しておき、自動ルート生成部210が、無人機202に設定されたコンフィグ情報の数が閾値より大きいか否かを判定する。無人機202に設定されたコンフィグ情報の数が閾値より大きい場合、自動ルート生成部210は、対象の無人機202に新たなコンフィグ情報を設定できないと判定する。
他の方法としては、無人機情報送受信部229が、無人機202からメモリ312の空き容量を取得し、当該空き容量が所定の閾値より小さいか否かを判定する。メモリ312の空き容量が所定の閾値より小さい場合、自動ルート生成部210は、対象の無人機202に新たなコンフィグ情報を設定できないと判定する。
また、他の方法としては、無人機202の飛行距離の閾値を設定しておき、自動ルート生成部210が、無人機202に設定されたコンフィグ情報に基づいて無人機202の飛行距離を算出し、当該飛行距離が閾値より大きいか否かを判定する。飛行距離が閾値より大きい場合、自動ルート生成部210は、対象の無人機202に新たなコンフィグ情報を設定できないと判定する。
ステップS110において、対象の無人機202に新たなコンフィグ情報を設定できないと判定された場合、自動ルート生成部210は、ステップS101に戻り、同様の処理を実行する。
ステップS110において、対象の無人機202に新たなコンフィグ情報を設定できると判定された場合、自動ルート生成部210は、ステップS102に戻り、同様の処理を実行する。
以上で説明したように、実施例1のシステムは、風車203の状態に応じて、自動的に無人機202の飛行ルートを設定することができる。
これによって、作業員に要するコスト等、風車203の点検に要するコストを削減することができる。また、作業員の作業技量等の依存度によらず、経由地点に応じて同一の撮影条件の下で、点検用のデータを取得することができるため、高い精度で風車を点検することができる。また、点検作業が時間等に制限されることがないため、頻繁に風車の点検を行うことができる。したがって、風車203の寿命を延ばすことができる。
実施例2では、風車運用保守装置201が自動ルート生成部210を含む点が実施例1と異なる。以下、実施例1との差異を中心に実施例2について説明する。
実施例2のシステムの構成は実施例1と同様である。実施例2の無人機管理装置200、風車運用保守装置201、無人機202、及び風車203のハードウェア構成は実施例1と同様である。実施例2では、無人機管理装置200及び風車運用保守装置201のソフトウェア構成が実施例1とは異なる。
図11は、実施例2のシステムの構成例を示す図である。
実施例2の無人機管理装置200は、NW送受信部221、無人機情報送受信部229、及びルートDB255を有する。また、実施例2の風車運用保守装置201は、風車制御部261及び自動ルート生成部210を有する。
実施例2の自動ルート生成部210は、無人機情報送受信部229を含まない点が実施例1と異なる。その他の構成は実施例1と同様である。自動ルート生成部210に含まれるモジュール及びデータベースは実施例1と同様のものである。また、自動ルート生成部210が実行する処理は実施例1と同様の処理である。
ただし、自動ルート生成部210に含まれるNW送受信部221は、ネットワーク205を介して、ルートDB255に登録されたコンフィグ情報を無人機管理装置200に送信する。
無人機管理装置200が有するルートDB255には、風車運用保守装置201から送信されたコンフィグ情報が格納される。無人機情報送受信部229は、所定のタイミングで、無人機管理装置200が有するルートDB255に登録されたコンフィグ情報を無人機202に送信する。
実施例2も実施例1と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために構成を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成に追加、削除、置換することが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、本発明は、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をコンピュータに提供し、そのコンピュータが備えるプロセッサが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、本実施例に記載の機能を実現するプログラムコードは、例えば、アセンブラ、C/C++、perl、Shell、PHP、Java(登録商標)等の広範囲のプログラム又はスクリプト言語で実装できる。
さらに、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、ネットワークを介して配信することによって、それをコンピュータのハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD−RW、CD−R等の記憶媒体に格納し、コンピュータが備えるプロセッサが当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。
上述の実施例において、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていてもよい。
200 無人機管理装置
201 風車運用保守装置
202 無人機
203 風車
205 ネットワーク
210 自動ルート生成部
221 NW送受信部
222 DB管理部
223 基準ルート生成部
224 相対ルート生成部
225 回転情報取得部
226 取得条件調整部
227 点検ルート生成部
228 コンフィグ情報生成部
229 無人機情報送受信部
251 風車DB
252 位置DB
253 点検DB
254 無人機DB
255 ルートDB
261 風車制御部
301 CPU
302 GPU
303、312 メモリ
304、313 記憶装置
305、314 NW I/F
306 ユーザI/F
307 表示装置
311 演算装置
315 フライトコントローラ
316 位置姿勢情報取得装置
317 アンプ/モータ
318 プロペラ
319 カメラ
901 ナセル
902 ブレード
903 タワー

Claims (12)

  1. 風力発電機を有する風車、前記風車から点検用のデータを取得する飛行体である無人機、及び前記無人機の飛行ルートのデータを生成する計算機を備えるシステムであって、
    前記風車は、複数のブレード、前記複数のブレードを接続するハブが取り付けられ、前記風力発電機を格納するナセル、及び前記ナセルを支持するタワーを有し、
    前記無人機は、前記点検用のデータを取得する非破壊検査デバイスを有し、
    前記計算機は、
    プロセッサ、前記プロセッサに接続されるメモリ、及び前記プロセッサに接続されるネットワークインタフェースを有し、
    前記無人機の飛行ルートのデータを生成する自動ルート生成部を有し、
    前記自動ルート生成部は、
    点検対象の風車における前記ナセルの向き及び前記ブレードの位相を示す回転情報を取得し、
    前記回転情報に基づいて、前記点検対象の風車を点検するための前記無人機の飛行ルートである点検ルートのデータを生成することを特徴とするシステム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記自動ルート生成部は、
    前記風車の構造を表すデータを格納する風車データベースを管理し、
    前記回転情報を取得する回転情報取得部と、
    前記風車データベースに基づいて、基準風車の一点を原点とする基準座標系における、前記基準風車を点検するための前記無人機の飛行ルートである基準ルートのデータを生成する基準ルート生成部と、
    前記基準ルートのデータ、前記回転情報、及び前記風車データベースに基づいて、前記基準座標系における前記点検対象の風車を点検するための前記無人機の飛行ルートである相対ルートのデータを生成する相対ルート生成部と、
    前記基準座標系の座標を任意の測地系の座標に変換することによって、前記相対ルートのデータから前記点検ルートのデータを生成する点検ルート生成部と、
    前記点検ルートのデータを含むコンフィグ情報を生成し、前記無人機に前記コンフィグ情報を設定するコンフィグ情報生成部と、を含むことを特徴とするシステム。
  3. 請求項2に記載のシステムであって、
    前記回転情報は、前記タワーに対する前記ナセルの回転角を表すヨー角、前記ナセルに対する前記複数のブレードの回転角を表すロール角、前記ブレードそのものの傾斜角を表すピッチ角を含み、
    前記相対ルート生成部は、
    前記基準風車の大きさ及び前記点検対象の風車の大きさの比率を算出し、
    前記回転情報に基づいて、回転行列を算出し、
    前記比率に基づいて、前記基準ルートのデータをスケーリングし、
    前記スケーリングされた基準ルートのデータに前記回転行列を作用させることによって前記相対ルートのデータを生成することを特徴とするシステム。
  4. 請求項3に記載のシステムであって、
    前記基準ルート生成部は、前記基準風車の一つのブレードを点検するための前記無人機の飛行ルートのデータを、前記基準ルートのデータとして生成し、
    前記点検ルート生成部は、
    前記基準座標系の座標から任意の測地系の座標へ変換するための変換式を算出し、
    前記変換式を用いて前記相対ルートのデータを変換することによって第1飛行ルートのデータを生成し、
    前記点検対象の風車の複数のブレードの各々の設置角度に対応する回転行列を、前記第1飛行ルートのデータに作用させることによって、第2飛行ルートのデータを生成し、
    前記第1飛行ルート及び前記第2飛行ルートのデータを、前記点検ルートのデータとして出力することを特徴とするシステム。
  5. 請求項4に記載のシステムであって、
    前記自動ルート生成部が生成する飛行ルートのデータは、前記無人機が経由する経由地点を表す座標を含み、
    前記自動ルート生成部は、前記相対ルートのデータに基づいて、前記経由地点における前記非破壊検査デバイスの方向及び前記点検用のデータの取得タイミングを含む取得条件情報を生成する取得条件調整部を含み、
    前記点検ルート生成部は、前記取得条件情報が付加された前記コンフィグ情報を生成することを特徴とするシステム。
  6. 請求項5に記載のシステムであって、
    前記回転情報取得部は、前記点検対象の風車と通信することによって前記回転情報を取得し、又は、前記無人機によって取得された画像データを解析することによって前記回転情報を取得することを特徴とするシステム。
  7. 風力発電機を有する風車から点検用のデータを取得する飛行体である無人機の飛行ルートのデータを生成する計算機における飛行ルート生成方法であって、
    前記風車は、複数のブレード、前記複数のブレードを接続するハブが取り付けられ、前記風力発電機を格納するナセル、及び前記ナセルを支持するタワーを有し、
    前記無人機は、前記点検用のデータを取得する非破壊検査デバイスを有し、
    前記計算機は、
    プロセッサ、前記プロセッサに接続されるメモリ、及び前記プロセッサに接続されるネットワークインタフェースを有し、
    前記無人機の飛行ルートを算出する自動ルート生成部を有し、
    前記飛行ルート生成方法は、
    前記自動ルート生成部が、点検対象の風車における前記ナセルの向き及び前記ブレードの位相を示す回転情報を取得する第1のステップと、
    前記自動ルート生成部が、前記回転情報に基づいて、前記点検対象の風車を点検するための前記無人機の飛行ルートである点検ルートのデータを生成する第2のステップと、を含むことを特徴とする飛行ルート生成方法。
  8. 請求項7に記載の飛行ルート生成方法であって、
    前記自動ルート生成部は、前記風車の構造を表すデータを格納する風車データベースを管理し、
    前記第2のステップは、
    前記自動ルート生成部が、前記風車データベースに基づいて、基準風車の一点を原点とする基準座標系における、前記基準風車を点検するための前記無人機の飛行ルートである基準ルートのデータを生成する第3のステップと、
    前記自動ルート生成部が、前記基準ルート、前記回転情報、及び前記風車データベースに基づいて、前記基準座標系における前記点検対象の風車を点検するための前記無人機の飛行ルートである相対ルートのデータを生成する第4のステップと、
    前記自動ルート生成部が、前記基準座標系の座標を任意の測地系の座標に変換することによって、前記相対ルートから前記点検ルートのデータを生成する第5のステップと、
    前記自動ルート生成部が、前記点検ルートのデータを含むコンフィグ情報を生成し、前記無人機にコンフィグ情報を設定する第6のステップと、を含むことを特徴とする飛行ルート生成方法。
  9. 請求項8に記載の飛行ルート生成方法であって、
    前記回転情報は、前記タワーに対する前記ナセルの回転角を表すヨー角、前記ナセルに対する前記複数のブレードの回転角を表すロール角、前記ブレードそのものの傾斜角を表すピッチ角を含み、
    前記第4のステップは、
    前記自動ルート生成部が、前記基準風車の大きさ及び前記点検対象の風車の大きさの比率を算出するステップと、
    前記自動ルート生成部が、前記回転情報に基づいて、回転行列を算出するステップと、
    前記自動ルート生成部が、前記比率に基づいて、前記基準ルートのデータをスケーリングするステップと、
    前記自動ルート生成部が、前記スケーリングされた基準ルートのデータに前記回転行列を作用させることによって前記相対ルートのデータを生成するステップと、を含むことを特徴とする飛行ルート生成方法。
  10. 請求項9に記載の飛行ルート生成方法であって、
    前記第3のステップは、前記自動ルート生成部が、前記基準風車の一つのブレードを点検するための前記無人機の飛行ルートのデータを、前記基準ルートのデータとして生成するステップを含み、
    前記第5のステップは、
    前記自動ルート生成部が、前記基準座標系の座標から任意の測地系の座標へ変換するための変換式を算出するステップと、
    前記自動ルート生成部が、前記変換式を用いて前記相対ルートのデータを変換することによって第1飛行ルートのデータを生成するステップと、
    前記自動ルート生成部が、前記点検対象の風車の複数のブレードの各々の設置角度に対応する回転行列を、前記第1飛行ルートのデータに作用させることによって、第2飛行ルートのデータを生成するステップと、
    前記自動ルート生成部が、前記第1飛行ルート及び前記第2飛行ルートのデータを、前記点検ルートのデータとして出力するステップと、を含むことを特徴とする飛行ルート生成方法。
  11. 請求項10に記載の飛行ルート生成方法であって、
    前記自動ルート生成部が生成する飛行ルートのデータは、前記無人機が経由する経由地点を表す座標を含み、
    前記第4のステップは、前記自動ルート生成部が、前記相対ルートのデータに基づいて、前記経由地点における前記非破壊検査デバイスの方向及び前記点検用のデータの取得イベントを含む取得条件情報を生成するステップを含み、
    前記第5のステップは、前記自動ルート生成部が、前記取得条件情報が付加された前記コンフィグ情報を生成するステップを含むことを特徴とする飛行ルート生成方法。
  12. 請求項11に記載の飛行ルート生成方法であって、
    前記第1のステップは、前記自動ルート生成部が、前記点検対象の風車と通信することによって前記回転情報を取得し、又は、前記無人機によって取得された画像データを解析することによって前記回転情報を取得するステップを含むことを特徴とする飛行ルート生成方法。
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