JP2018017973A - Wiring body and manufacturing method of the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、導電体と導光体とを備える配線体及びその製造方法に関するものである。 The present invention relates to a wiring body including a conductor and a light guide and a manufacturing method thereof.
光信号を伝送する光配線として、光を伝搬するためのコア部と、コア部に接し、コア部より屈折率の低いクラッド部とを有する光導波路が知られている(例えば、特許文献1参照)。 As an optical wiring for transmitting an optical signal, an optical waveguide having a core part for propagating light and a clad part in contact with the core part and having a refractive index lower than that of the core part is known (for example, see Patent Document 1). ).
上記光導波路は、電気信号を伝送する電気配線と、光信号を伝送する光配線と、を含む光電気複合基板の光配線として適用される。このような基板において、光導波路のコア部が、電気配線と同一平面上に位置していると、コア部と光電変換素子とを接続するために複雑な接続構造が必要となってしまう場合がある、という問題がある。 The optical waveguide is applied as an optical wiring of a photoelectric composite substrate including an electrical wiring that transmits an electrical signal and an optical wiring that transmits an optical signal. In such a substrate, when the core portion of the optical waveguide is located on the same plane as the electrical wiring, a complicated connection structure may be required to connect the core portion and the photoelectric conversion element. There is a problem that there is.
本発明が解決しようとする課題は、導光体と光電変換素子との接続構造を簡素にできる配線体及びその製造方法を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a wiring body capable of simplifying the connection structure between the light guide and the photoelectric conversion element, and a method for manufacturing the same.
[1]本発明に係る配線体は、支持体と、前記支持体上に設けられた導電体と、前記支持体上に設けられた導光体と、を備え、前記導光体は、光を伝搬する樹脂性のコア部と、前記コア部を包囲し、前記コア部の屈折率よりも小さい屈折率を有する樹脂性のクラッド部と、を含み、前記支持体と前記コア部との間に介在する前記クラッド部の高さは、前記導電体の高さ以上である配線体である。 [1] A wiring body according to the present invention includes a support, a conductor provided on the support, and a light guide provided on the support. A resinous core portion that propagates through the substrate, and a resinous cladding portion that surrounds the core portion and has a refractive index smaller than the refractive index of the core portion, between the support and the core portion In the wiring body, the height of the clad portion interposed in the conductor is equal to or higher than the height of the conductor.
[2]上記発明において、前記クラッド部は、前記導電体の少なくとも一部を覆っていてもよい。 [2] In the above invention, the clad portion may cover at least a part of the conductor.
[3]本発明に係る配線体の製造方法は、支持体と、前記支持体上に設けられた導電体と、前記支持体上に設けられた導光体と、を備える配線体の製造方法であり、第1の樹脂を凹版に充填する第1の工程と、前記凹版に充填された状態の前記第1の樹脂を硬化させる第2の工程と、前記支持体と前記第1の樹脂との間に第2の樹脂を介在させる第3の工程と、前記第2の樹脂を硬化させる第4の工程と、第3の樹脂により前記第1の樹脂を覆う第5の工程と、前記第3の樹脂を硬化させる第6の工程と、を備え、硬化後の前記第2の樹脂の屈折率は、硬化後の前記第1の樹脂の屈折率に対して相対的に小さく、硬化後の前記第3の樹脂の屈折率は、硬化後の前記第2の樹脂の屈折率と実質的に同じであり、前記支持体と前記第1の樹脂との間に介在する前記第2の樹脂の高さは、前記導電体の高さ以上である配線体の製造方法である。 [3] A method for manufacturing a wiring body according to the present invention includes a support, a conductor provided on the support, and a light guide provided on the support. A first step of filling the intaglio with the first resin, a second step of curing the first resin filled in the intaglio, the support and the first resin A third step of interposing a second resin therebetween, a fourth step of curing the second resin, a fifth step of covering the first resin with a third resin, And a second step of curing the resin, the refractive index of the second resin after curing is relatively small with respect to the refractive index of the first resin after curing, The refractive index of the third resin is substantially the same as the refractive index of the second resin after curing, and the support and the first resin Height of the second resin interposed is a method for manufacturing the height above which the wiring of the conductor.
[4]上記発明において、前記第3の工程は、前記第2の樹脂により前記導電体の少なくとも一部を覆うことを含んでもよい。 [4] In the above invention, the third step may include covering at least a part of the conductor with the second resin.
本発明によれば、導電体と光を伝搬する導光体の第1の樹脂部とが、高さ方向において相互にずれて形成されているので、導光体と光電変換素子との接続構造を簡素にすることができる。 According to the present invention, since the conductor and the first resin portion of the light guide that propagates light are formed so as to be shifted from each other in the height direction, the connection structure between the light guide and the photoelectric conversion element Can be simplified.
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は本発明の一実施の形態に係る配線基板を示す平面図、図2は本発明の一実施の形態に係る配線体を示す平面図、図3は図2のIII-III線に沿った断面図である。 1 is a plan view showing a wiring board according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a plan view showing a wiring body according to an embodiment of the present invention, and FIG. 3 is taken along line III-III in FIG. FIG.
図1に示す配線基板1は、電気信号を伝送する電気配線と光信号を伝送する光配線とを含む光電気複合基板である。このような配線基板1では、例えば、集積回路(不図示)同士の間の信号の送受を、電気配線(電気信号)に代えて光配線(光信号)により行うことで、大容量の情報を高速に伝送することが可能となる。
A
この配線基板1は、図1に示すように、光電変換素子2と、光電変換素子2が実装される配線体10とを備えている。光電変換素子2は、略矩形の外形を有している。光電変換素子2は、支持体20(後述)の上面21(後述)上に設けられている。本実施形態では、2つの光電変換素子2が並んで配置されている。この光電変換素子2は、例えば、所定の演算処理を行う集積回路(不図示)同士の間等に配置されており、集積回路から出力される電気信号を光信号に変換する機能を有している。なお、特に上述に限定されず、光電変換素子2は、集積回路と外部接続用のコネクタ(不図示)との間に配置されていてもよい。
As shown in FIG. 1, the
このような光電変換素子2としては、特に限定しないが、例えば、フォトダイオードや面発光素子等を含む集積回路を用いることができる。この光電変換素子2は、その下面(支持体20に位置する側の面)にボンディングパッド(不図示)等の接続端子を有しており、その下面において導電体30(後述)と接続可能となっている。また、光電変換素子2は、その側面において、導光体40(後述)と接続可能となっている。
Such a
配線体10は、図1〜図3に示すように、支持体20と、支持体20上に設けられた導電体30と、支持体20上に設けられた導光体40とを備えている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
支持体20は、図3に示すように、導電体30及び導光体40を支持している。この支持体20は、略平坦な上面21を有している。このような支持体20を構成する材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド樹脂(PI)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマ(LCP)、シクロオレフィンポリマー(COP)、シリコーン樹脂(SI)、アクリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、グリーンシート、ガラス等を用いることができる。
As shown in FIG. 3, the
導電体30は、電気信号を伝送する機能を有する電気配線である。この導電体30は、図3に示すように、支持体20の上面21(一方の主面)上に直接設けられている。導電体30は、図2に示すように、箔状(帯状)に形成されており、図中Y方向に沿って延在している。導電体30の一端は、光電変換素子2に接続され、導電体30の他端は、例えば集積回路(不図示)や外部接続用のコネクタ(不図示)等に接続されている。本実施形態では、複数(本実施形態では、2つ)の光電変換素子2に対して複数(本実施形態では、2つ)の導電体30が互いに平行に設けられている。また、複数の導電体30は、図3に示すように、その延在方向に対して直交する方向の断面を視た場合に、同一平面上に位置している。
The
この導電体30は、その延在方向に対して直交する方向の断面を視た場合に、略矩形の断面形状を有している。なお、導電体30の数や形状は、特に上述に限定されない。
The
導電体30を構成する材料としては、銅や銀等の金属材料、CNT等のカーボン系材料、導電性高分子等が用いられる。このような導電体30は、配線体10の製造に際し都度形成してもよい。或いは、例えば、支持体20上に予め形成された電気配線(銅配線)を備えるフレキシブルプリント板や、樹脂フィルム上にスクリーン印刷等により予め形成された電気配線(銀配線)を備えるメンブレン基板等を用いることで、導電体30の形成工程を省略してもよい。
As a material constituting the
導光体40は、光信号を伝送する光配線として機能するポリマ光導波路である。この導光体40は、図3に示すように、支持体20の上面21上に直接設けられている。導光体40は、コア部50と、クラッド部60とを含んでいる。
The
コア部50は、導光体40において、クラッド部60に対して内側に位置する部分である。このコア部50に導入された光は、コア部50とクラッド部60との界面で全反射を繰り返し、コア部50内に閉じ込められた状態で伝搬される。
The
コア部50は、図2に示すように、箔状(帯状)に形成されており、図中Y方向に沿って延在している。コア部50の両端は、それぞれ光電変換素子2(一方の光電変換素子については不図示)に接続されている。なお、特に上述に限定されず、コア部50は、一端が光電変換素子2に接続され、他端が外部接続用の光コネクタ(不図示)等に接続されていてもよい。
The
本実施形態では、複数(本実施形態では、2つ)の光電変換素子2に対して、複数(本実施形態では、2つ)のコア部50が互いに平行に設けられている。また、複数のコア部50は、図3に示すように、その延在方向に対して直交する方向の断面を視た場合に、同一平面上に位置している。なお、コア部50の数は、特に上述に限定されない。
In the present embodiment, a plurality (two in this embodiment) of
同一の光電変換素子2に接続される導電体30とコア部50は、X方向において相互にずれて形成されている。なお、特に上述に限定されず、同一の光電変換素子2に接続される導電体30とコア部50は、X方向において相互に重なるように形成されていてもよい。詳細は後述するが、本実施形態の導電体30とコア部50は、高さ方向(Z方向)において相互にずれている。このため、導電体30とコア部50とがX方向において相互に重なるように形成されていても、これらが相互に接触することはない(すなわち、コア部50がクラッド部60に包囲されなくなることはない。)。
The
このコア部50は、その延在方向に対して直交する方向の断面を視た場合に、略正方形の断面形状を有している。なお、コア部50の断面形状は、特に上述に限定されない。このようなコア部50の幅は、1μm〜1000μmであることが好ましく、10μm〜500μmであることがより好ましい。また、コア部50の高さとしては、1μm〜1000μmであることが好ましく、10μm〜500μmであることがより好ましい。
The
コア部50の外面の少なくとも一部は、略平坦な面とされている。本実施形態では、略正方形の断面形状を有するコア部50の4面のうち下側クラッド部61(後述)と接触する面以外の3面は、略平坦な面とされている。このようなコア部50の略平坦な面の面粗さRaとしては、0.001μm〜1.0μmであることが好ましく、0.001μm〜0.3μmであることがより好ましい。なお、このような面粗さは、JIS法(JIS B0601(2013年3月21日改正))により測定することができる。また、JIS法(JIS B0601(2013年3月21日改正))に記載されるように、ここでの「面粗さRa」とは「算術平均粗さRa」のことをいう。
At least a part of the outer surface of the
コア部50を構成する材料としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ビニル樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、PMMA樹脂、シリコーン樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂、フッ素化ポリイミド等の樹脂材料を用いることができる。
As a material constituting the
クラッド部60は、導光体40において、コア部50に対して外側に位置する部分である。クラッド部60は、コア部50に直接接しており、コア部50を包囲している。このクラッド部60は、支持体20の上面21上に直接設けられている。また、クラッド部60は、支持体20上にシート状(板状)に形成されている。
The
クラッド部60は、下側クラッド部61と、上側クラッド部62とを含んでいる。下側クラッド部61は、コア部50よりも下方側(支持体20に近い側)に位置する部分である。本実施形態の下側クラッド部61は、上面21の略全体を覆うと共に2つの導電体30の一部を一括して覆っている。上側クラッド部62は、コア部50よりも上方側(支持体20から遠い側)に位置する部分と、コア部50の側方に位置する部分とを含んでいる。本実施形態の上側クラッド部62は、2つのコア部50を一括して覆っている。図3では、下側クラッド部61と上側クラッド部62との境目を、破線により表示している。なお、実際のクラッド部60では、これら下側クラッド部61と上側クラッド部62との境目は僅かに視認できる程度であり、下側クラッド部61と上側クラッド部62とは実質的に一体となっている。
The
この下側クラッド部61を構成する材料と上側クラッド部62を構成する材料は、これらの樹脂材料の屈折率が実質的に同じであれば、相互に同一の材料により構成されていてもよいし、相互に異なる材料により構成されていてもよい。
The material constituting the lower
ここで、上述のように、本実施形態のコア部50の外面の少なくとも一部は、略平坦な面とされている。このため、コア部50と、当該コア部50の略平坦な面と直接接するクラッド部60との境目は、直線状に形成されている。この場合、コア部50とクラッド部60との界面近傍に、当該界面の法線方向に沿って屈折率が徐々に変化する遷移層が存在しない。これにより、コア部50とクラッド部60との間において、屈折率の変化が急峻となり、コア部50内に導入された光がクラッド部60に透過し難くなっている。
Here, as described above, at least a part of the outer surface of the
本実施形態のクラッド部60には、図2に示すように、光電変換素子2が実装される予定の領域(以下、実装予定領域とも称する。)に対応して、開口部63が形成されている。開口部63は、一端がクラッド部60の下面(具体的には、下側クラッド部61の下面)で開口し、他端がクラッド部60の上面(具体的には、上側クラッド部62の上面)で開口し、高さ方向(Z方向)に沿ってクラッド部60を貫通している。開口部63は、平面視において、矩形状に形成されており、光電変換素子2の形状に対応している。
As shown in FIG. 2, an
配線体10に光電変換素子2が実装されていない状態では、開口部63から支持体20の一部が露出している。この開口部63から露出する支持体20には、光電変換素子2と接続できるように、導電体30の一端が位置している。このため、導電体30の一端は、クラッド部60に覆われることなく、配線体10の外部に露出している。なお、コア部50の一端は、光電変換素子2と接続できるように、開口部63の側面に露出している。
In a state where the
導光体40と光電変換素子2との接続構造を簡素とする観点から、配線体10において、支持体20とコア部50との間に介在するクラッド部60の高さH11は、導電体30の高さH21以上とされており(H11≧H21)、本実施形態では、図3に示すように、支持体20とコア部50との間に介在するクラッド部60の高さH11は、導電体30の高さH21に対して相対的に大きくなっている(H11>H21)。この場合、導電体30の上面は、コア部50の下面に対して、支持体20に近い側に位置している。導電体30は、当該導電体30をX方向又はY方向に沿って投影しても、コア部50に対して重複しないようになっている。
From the viewpoint of simplifying the connection structure between the
このように、本実施形態の配線体10では、導電体30とコア部50とを高さ方向(Z方向)において相互にずらして形成している。このため、導光体40と光電変換素子2との接続構造として、導光体40内を伝搬する光の向きを変えるための反射鏡等を設ける必要がない。これにより、導光体40と光電変換素子2との接続構造が簡素となる。
Thus, in the
本実施形態では、全ての高さH21が全ての高さH11に対して相対的に小さくなっているが、同一の光電変換素子2に接続される導電体30及びコア部50において、支持体20と当該コア部50との間に介在するクラッド部60の高さH11が、導電体30の高さH21に対して相対的に大きくなる関係が成立していれば、特に上述に限定されない。
In the present embodiment, all the heights H 21 are relatively small with respect to all the heights H 11. However, in the
なお、本実施形態において、支持体20とコア部50との間に介在するクラッド部60の高さH11とは、下側クラッド部61の高さであり、支持体20の上面21(支持体20と下側クラッド部61との境界)からコア部50の下端までの間の距離に相当する。また、導電体30の高さH21とは、支持体20の上面21(支持体20と導電体30との境界)から導電体30の上端までの間の距離に相当する。
In the present embodiment, the height H 11 of the
このようなクラッド部60を構成する材料としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ビニル樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、PMMA樹脂、シリコーン樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂、フッ素化ポリイミド等を用いることができる。但し、クラッド部60を構成する材料の屈折率は、コア部50を構成する材料の屈折率よりも小さいものを用いる。この場合、コア部50を構成する材料と、クラッド部60を構成する材料とを同一の材料を用いることができるが、コア部50を構成する材料の屈折率に対してクラッド部60を構成する材料の屈折率を小さくするため、これらの樹脂材料の硬化度(重合度)を変化させたり、金属や酸化物の粉末を添加してもよい。
Examples of the material constituting the clad
このように、コア部50が、当該コア部50の屈折率よりも小さい屈折率を有するクラッド部60により包囲されることで、導光体40に導入された光が、コア部50とクラッド部60との界面で全反射して、コア部50内を伝搬する。これにより、導光体40が、光信号を伝送する光配線として機能することができる。
As described above, the
次に、本実施形態の配線体10の製造方法について、図4(A)〜図4(E)を参照しながら、詳細に説明する。
Next, the manufacturing method of the
図4(A)〜図4(E)は、本発明の一実施の形態に係る配線体の製造方法を説明するための断面図である。 4 (A) to 4 (E) are cross-sectional views for explaining a method of manufacturing a wiring body according to an embodiment of the present invention.
まず、図4(A)に示すように、コア部50の形状に対応する形状の凹部101が形成された凹版100を準備する。凹版100を構成する材料としては、ニッケルなどの金属類、シリコン、二酸化珪素等のガラス類、セラミック類、有機シリカ類、グラッシーカーボン、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等を用いることができる。
First, as shown in FIG. 4A, an
凹部101の内壁面は、略平坦に形成されている。この凹部101の幅は、1μm〜1000μmであることが好ましく、10μm〜500μmであることがより好ましい。また、凹部101の深さとしては、1μm〜1000μmであることが好ましく、10μm〜500μmであることがより好ましい。なお、本実施形態では、コア部50が略正方形の断面形状を有していることに対応して、凹部101は、略正方形の断面形状を有している。
The inner wall surface of the
凹部101の表面には、離型性を付与するために、黒鉛系材料、シリコーン系材料、フッ素系材料、セラミック系材料、アルミニウム系材料等からなる離型層(不図示)を予め形成することが好ましい。
A release layer (not shown) made of a graphite-based material, a silicone-based material, a fluorine-based material, a ceramic-based material, an aluminum-based material, or the like is formed in advance on the surface of the
次に、図4(B)に示すように、上記の凹版100の凹部101に対して、第1の樹脂110を充填する(第1の工程)。このような第1の樹脂110としては、上述したコア部50を構成する材料を用いる。第1の樹脂110を凹版100の凹部101に充填する方法としては、例えばディスペンス法、インクジェット法、スクリーン印刷法を挙げることができる。もしくはスリットコート法、バーコート法、ブレードコート法、ディップコート法、スプレーコート法、スピンコート法での塗工の後に凹部101以外に塗工された第1の樹脂110をふき取るもしくは掻き取る、吸い取る、貼り取る、洗い流す、吹き飛ばす方法を挙げることができる。
Next, as shown in FIG. 4B, the
次に、凹版100の凹部101に充填された第1の樹脂110を硬化させる(第2の工程)。第1の樹脂110を硬化させる方法としては、自然乾燥による硬化、加熱硬化、UV等電磁波を照射することによる硬化等を用いることができる。また、これらの2種以上の硬化処理方法を組み合わせた方法を用いることができる。第1の樹脂110は、硬化処理を行うことで僅かに収縮するが、ほぼ凹版101に充填された状態の形状を維持したまま硬化する。これにより、コア部50が形成される。この場合、コア部50の形状は、凹部101の形状に対応した略正方形となる。コア部50の外面は、凹部101の内壁面の形状が転写されて、略平坦な面に形成される。
Next, the
次に、図4(C)に示すように、コア部50(第1の樹脂110)が形成された凹版100(図4(B)に示す状態の凹版100)上に、コア部50(第1の樹脂110)を覆うように第2の樹脂120を塗布する。この場合、第2の樹脂120は、コア部50(第1の樹脂110)と直接接触するように凹版100上に塗布される。このような第2の樹脂120としては、上述したクラッド部60(具体的には、下側クラッド部61)を構成する材料を用いる。この場合、硬化後の第2の樹脂120(すなわち、下側クラッド部61)の屈折率が、硬化後の第1の樹脂110(すなわち、コア部50)の屈折率に対して相対的に小さくなるよう、第2の樹脂120を選定する。第2の樹脂120を凹版100上に塗布する方法としては、スクリーン印刷法、スプレーコート法、バーコート法、ディップ法、インクジェット法、キャスト法等を例示することができる。
Next, as shown in FIG. 4C, on the intaglio 100 (
次に、図4(C)に示すように、支持体20とコア部50(第1の樹脂110)との間に、第2の樹脂120を介在させる(第3の工程)。そして、第2の樹脂120を介在させた状態で、支持体20を凹版100に対して対向配置し、支持体20を凹版100に押し付ける。
Next, as shown in FIG. 4C, the
本実施形態では、支持体20上に予め導電体30が形成されたものを用いる。この場合、第2の樹脂120の高さH31が導電体30の高さH21以上となるように、第2の樹脂120を支持体20とコア部50(第1の樹脂110)との間に介在させる。また、導電体30のうち開口部63内に位置する一端を除く他の部分が第2の樹脂120に覆われるように、第2の樹脂120を支持体20とコア部50(第1の樹脂110)との間に介在させる。なお、開口部63の形成は、特に限定しないが、例えば、開口部63を形成する領域に対応して支持体20上に予めマスクを設けることで行う。これにより、開口部63を形成する領域に第2の樹脂120が入り込まず、第2の樹脂120の硬化後にマスクを除去すれば、開口部63が形成される。
In the present embodiment, the one in which the
そして、凹版100に対して支持体20を押し付けた状態で、第2の樹脂120を硬化させる(第4の工程)。第2の樹脂120を硬化させる方法としては、紫外線、赤外線レーザー光等のエネルギー線照射、加熱、加熱冷却、乾燥等を例示することができる。これにより、下側クラッド部61が形成される。
And the
因みに、下側クラッド部61の形成方法は、特に上述に限定されない。たとえば、第2の樹脂120が支持体20上に略均一に塗布されたものを用意して、第2の樹脂120が支持体20とコア部50との間に介在するように、支持体20を凹版100に押し付ける。そして、支持体20を凹版100に押し付けた状態で第2の樹脂120を硬化させることにより、下側クラッド部61を形成してもよい。
Incidentally, the method of forming the lower
次に、図4(D)に示すように、支持体20、導電体30、コア部50、及び下側クラッド部61を一体に凹版100から離型する。
Next, as shown in FIG. 4D, the
次に、図4(E)に示すように、下側クラッド部61上に第3の樹脂130を塗布して、第3の樹脂130によりコア部50を覆う(第5の工程)。この第3の樹脂130としては、上述の上側クラッド部62を構成する材料を用いる。この場合、硬化後の第3の樹脂130(すなわち、上側クラッド部62)の屈折率が、硬化後の第2の樹脂120(すなわち、下側クラッド部61)の屈折率と同じとなるように、第3の樹脂130を選定する。第3の樹脂130を下側クラッド部61上に塗布する方法としては、上述の第2の樹脂120を凹版100上に塗布する方法と同様の方法を用いる。
Next, as shown in FIG. 4E, the
そして、第3の樹脂130を硬化させる(第6の工程)。第3の樹脂130を硬化させる方法としては、上述の第2の樹脂120を硬化させる方法と同様の方法を用いる。これにより、上側クラッド部62が形成される。以上により、配線体10を得ることができる。なお、得られた配線体10に対して、公知の方法により光電変換素子2を実装することで配線基板1を得ることができる。この場合、本実施形態の配線体10では、支持体20とコア部50との間に介在するクラッド部60の高さH11が、導電体30の高さH21以上となっている。このため、導光体40のコア部50と導電体30とがZ方向において相互にずれているので、導光体40と光電変換素子2との接続構造を簡素とすることができる。
Then, the
本実施形態の配線体10及びその製造方法は、以下の効果を奏する。
The
一般的な光電変換素子として、その下面にボンディングパッド等の接続端子が設けられたものがある。この光電変換素子を基板上に実装する場合、当該光電変換素子の接続端子を基板に設けられた電気配線上に配置するだけで、光電変換素子と電気配線との接続が容易に図られる。 Some common photoelectric conversion elements have connection terminals such as bonding pads on the lower surface thereof. When this photoelectric conversion element is mounted on a substrate, the connection between the photoelectric conversion element and the electric wiring can be easily achieved only by arranging the connection terminal of the photoelectric conversion element on the electric wiring provided on the substrate.
ここで、光導波路等の光配線は、当該光配線の屈曲を大きくすると、コア部とクラッド部との境界において光が反射できず、コア部内に導入された光がクラッド部に漏えいして、光配線における光信号の伝送性能が著しく低下する。このため、光配線を大きく屈曲させずに、反射鏡等を設けることで、コア部内を伝搬する光の向きを変える必要がある。 Here, when the optical wiring such as an optical waveguide is increased in bending of the optical wiring, light cannot be reflected at the boundary between the core portion and the cladding portion, and the light introduced into the core portion leaks into the cladding portion, The optical signal transmission performance in the optical wiring is significantly reduced. For this reason, it is necessary to change the direction of light propagating in the core portion by providing a reflecting mirror or the like without greatly bending the optical wiring.
この場合、光電気複合基板において、光配線を構成する光導波路のコア部と電気配線とが同一平面上に位置していると、コア部が、電気配線と同様、光電変換素子に対して下側に位置してしまう。光導波路を大きく屈曲させることなく、コア部内の光を光電変換素子に伝搬させるように光の向きを変えるためには、反射鏡等を設けなければならず、光導波路と光電変換素子との接続構造が複雑になる、という問題がある。 In this case, in the opto-electric composite substrate, when the core portion of the optical waveguide constituting the optical wiring and the electric wiring are located on the same plane, the core portion is lower than the photoelectric conversion element as in the case of the electric wiring. Will be located on the side. In order to change the direction of the light so that the light in the core is propagated to the photoelectric conversion element without largely bending the optical waveguide, a reflecting mirror or the like must be provided, and the connection between the optical waveguide and the photoelectric conversion element There is a problem that the structure becomes complicated.
これに対し、本実施形態では、支持体20とコア部50との間に介在するクラッド部60の高さH11が、導電体30の高さH21以上となっており、導光体40のコア部50と導電体30とがZ方向において相互にずれて形成されている。このため、導光体40内の光の向きを変える必要がなく、導光体40を光電変換素子2に接続することができる。これにより、反射鏡等を設ける必要がないので、導光体40と光電変換素子2との接続構造を簡素にすることができる。
In contrast, in the present embodiment, the height H 11 of the
また、本実施形態では、導電体30と導光体40のコア部50とがZ方向において相互にずれているため、同一平面上において、導電体30と導光体40とが混在しない。これにより、導電体30を含む回路と、導光体40を含む回路とをそれぞれ独立して自由に設計することができる。
Moreover, in this embodiment, since the
また、本実施形態では、コア部50の外面を略平坦に形成している。このため、コア部50と、当該コア部50と直接接するクラッド部60との界面が、直線状に形成されており、コア部50とクラッド部60との界面近傍に、当該界面の法線方向に沿って屈折率が徐々に変化する遷移層が存在しない。これにより、コア部50とクラッド部60との界面近傍において屈折率の変化が急峻となり、コア部50内に導入された光がクラッド部60に透過し難くなっている。この結果、導光体40における光信号の伝送性能の向上が図られる。
Moreover, in this embodiment, the outer surface of the
また、従来の光導波路の形成方法として、フォトリソグラフィ工程とエッチング工程とを組み合わせた方法や、インプリント法を用いた方法等が知られている。 Further, as a conventional method for forming an optical waveguide, a method in which a photolithography process and an etching process are combined, a method using an imprint method, and the like are known.
光導波路の形成方法として、フォトリソグラフィ工程とエッチング工程とを組み合わせた方法では、光導波路を構成する樹脂材料の一部を露光装置により露光してコア部を形成する。この場合、露光装置が高価であるため、光導波路の製造コストの増大は免れられない。また、光導波路を構成する樹脂材料の一部を露光してコア部を形成する場合、形成されるコア部の周辺に不完全に露光された部分が生じてしまい、コア部とクラッド部との界面近傍において屈折率が緩やかに変化してしまう。このため、コア部とクラッド部との界面において、コア部内の光がクラッド部に漏れ出てしまい、光導波路における光信号の伝送性能が悪化するおそれがある。 As a method of forming an optical waveguide, in a method in which a photolithography process and an etching process are combined, a part of a resin material constituting the optical waveguide is exposed by an exposure apparatus to form a core portion. In this case, since the exposure apparatus is expensive, an increase in the manufacturing cost of the optical waveguide is inevitable. Further, when the core portion is formed by exposing a part of the resin material constituting the optical waveguide, an incompletely exposed portion is generated around the formed core portion, and the core portion and the cladding portion are The refractive index changes gradually in the vicinity of the interface. For this reason, at the interface between the core part and the clad part, the light in the core part leaks into the clad part, and there is a possibility that the transmission performance of the optical signal in the optical waveguide deteriorates.
また、インプリント法を用いた光導波路の形成方法を用いた場合、光導波路を構成する樹脂材料に対して型を押し付ける際に、インプリントモールドの凸起部分があたる部分では凸起で押しのけられた樹脂が圧縮されることにより、形成された凹部の底部分が相対的に高密度化してしまう。このようなインプリント法を用いた光導波路の形成方法において、樹脂材料は光導波路のクラッドとなる部分であるので、クラッドの一部が高密度化してしまうことになり,伝送特性への影響が懸念される.また型を押しつける際に、当該型が面方向において歪んでしまうおそれがあるため、インプリント法で光導波路を大面積に形成することは難しい。 In addition, when the optical waveguide forming method using the imprint method is used, when the mold is pressed against the resin material that constitutes the optical waveguide, the protruding portion of the imprint mold is pushed away by the protrusion. By compressing the resin, the bottom portion of the formed recess is relatively densified. In such a method of forming an optical waveguide using the imprint method, since the resin material is a portion that becomes the cladding of the optical waveguide, a part of the cladding is increased in density, which affects the transmission characteristics. Concern. Further, when the mold is pressed, the mold may be distorted in the surface direction, so it is difficult to form the optical waveguide with a large area by the imprint method.
これに対し、本実施形態では、第1の樹脂110を凹版100の凹部101に充填し、凹版100の凹部101に充填された状態で第1の樹脂110を硬化させ、コア部50を形成している。この第1の樹脂110の硬化処理は、露光に限らず、種々の方法を採用することができる。このため、配線体10の製造過程において、露光装置等を用いる必要がない。これにより、配線体10の製造コストの増大を抑えることができる。
On the other hand, in the present embodiment, the
また、本実施形態では、凹版100の凹部101内に第1の樹脂110が充填された状態で、第1の樹脂110を硬化させて、コア部50を形成している。この場合、コア部50の外面は、凹部101の内壁面の形状が転写されて、略平坦な面に形成される。これにより、コア部50とクラッド部60との界面近傍において屈折率の変化が急峻となり、コア部50内に導入された光がクラッド部60に透過し難くなる。この結果、導光体40における光信号の伝送性能の向上を図ることができる。
In the present embodiment, the
また、本実施形態では、凹版100の凹部101内に第1の樹脂110を充填した状態で、第1の樹脂110を硬化させてコア部50を形成するので、凹部101の形状に応じてコア部50の形状を任意に制御することできる。
In the present embodiment, the
また、本実施形態では、導光体40の形成に際し、インプリント法を用いた場合のように型を使用して樹脂材料を変形させることが無い。このため、構造が均一で、大面積に導光体40を形成することが可能となる。
Moreover, in this embodiment, when forming the
なお、本実施形態では、クラッド部60が導電体30の少なくとも一部を覆っており、導電体30の一部がクラッド部60から露出していたが、特に上述に限定されない。例えば、図5に示す配線基板1Bでは、導電体30の全体がクラッド部60Bから露出している。この配線基板1Bでは、特に図示しないが、クラッド部60Bに開口部63は設けない。代わりに、導光体40Bの一端が実装予定領域に面するように形成されている。導光体40Bの一端からは、コア部50の一端が露出している。これにより、導光体40Bと光電変換素子2とが接続できるようになっている。
In the present embodiment, the
本実施形態における「配線体10」が本発明における「配線体」の一例に相当し、本実施形態における「支持体20」が本発明における「支持体」に相当し、本実施形態における「導電体30」が本発明における「導電体」の一例に相当し、本実施形態における「導光体40」が本発明における「導光体」の一例に相当し、本実施形態における「コア部50」が本発明における「コア部」の一例に相当し、本実施形態における「クラッド部60」が本発明における「クラッド」の一例に相当する。
The “
また、本実施形態における「第1の樹脂110」が本発明における「第1の樹脂」の一例に相当し、本実施形態における「第2の樹脂120」が本発明における「第2の樹脂」の一例に相当し、本実施形態における「第3の樹脂130」が本発明における「第3の樹脂」の一例に相当する。
Further, the “
図6は、本発明の他の実施の形態に係る配線体を示す断面図である。なお、上述の実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略して、上述の実施形態においてした説明を援用する。 FIG. 6 is a cross-sectional view showing a wiring body according to another embodiment of the present invention. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the structure similar to the above-mentioned embodiment, repeated description is abbreviate | omitted, and the description made in the above-mentioned embodiment is used.
図6に示す配線基板1Cでは、基材70上に配線体10Cが形成されている。基材70は、配線体10Cを支持する部材である。このような基材70を構成する材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド樹脂(PI)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマ(LCP)、シクロオレフィンポリマー(COP)、シリコーン樹脂(SI)、アクリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、グリーンシート、ガラス、ステンレス等の金属基板等を用いることができる。
In the
基材70上には、支持体20Bがシート状(板状)に形成されている。支持体20B上には、下側クラッド部61が形成されている。本実施形態の支持体20Bは、樹脂材料により構成されている。この支持体20Bを構成する樹脂材料としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ビニル樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、PMMA樹脂、シリコーン樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂、フッ素化ポリイミド等の樹脂材料を用いることができる。
On the
本実施形態では、支持体20Bを構成する材料は、下側クラッド部61を構成する材料と同じ屈折率を有する材料を選定している。この場合、図6では、下側クラッド部61と支持体20Bとの境目を、破線により表示している。なお、実際には、これら下側クラッド部61と支持体20Bとの境目は僅かに視認できる程度であり、支持体20Bと下側クラッド部61とは実質的に一体となっている。本実施形態において、支持体20Bとは、実質的に一体とされた支持体20B及び下側クラッド部61からなる樹脂部分のうち、導電体30Bの下端よりも基材70側に位置する部分のことをいう。
In the present embodiment, a material having the same refractive index as that of the material constituting the lower
導電体30Bは、支持体20B上に形成されている。この導電体30Bは、導電性ペーストを塗布して硬化させることで形成されている点で、上述の導電体30と相違するが、その他の構成は導電体30と同様である。以下の説明では、導電体30と導電体30Bとの相違点について説明し、その他の構成については、上述の実施形態でした説明を援用し、繰り返しの説明を省略する。
The
この導電体30Bは、導電性ペーストを塗布して硬化させることで形成されている。このような導電性ペーストとしては、導電性粒子もしくは金属塩が、バインダ樹脂、水もしくは溶剤、および各種添加剤を混合して構成される導電性ペーストを例示することができる。導電性粒子としては、銀、銅、ニッケル、スズ、ビスマス、亜鉛、インジウム、パラジウム等の金属や、グラファイト、カーボンブラック(ファーネスブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック)、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバ等のカーボン系材料を挙げることができる。金属塩としては、上述の金属の塩を挙げることができる。
The
導電性ペーストに含まれるバインダ樹脂としては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等を例示することができる。導電性ペーストに含まれる溶剤としては、α-テルピネオール、ブチルカルビトールアセテート、ブチルカルビトール、1−デカノール、ブチルセルソルブ、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、テトラデカン等を例示することができる。なお、導電体30Bを構成する材料からバインダ樹脂を省略してもよい。
Examples of the binder resin contained in the conductive paste include acrylic resin, polyester resin, epoxy resin, vinyl resin, urethane resin, phenol resin, polyimide resin, silicone resin, and fluorine resin. Examples of the solvent contained in the conductive paste include α-terpineol, butyl carbitol acetate, butyl carbitol, 1-decanol, butyl cellosolve, diethylene glycol monoethyl ether acetate, and tetradecane. In addition, you may abbreviate | omit binder resin from the material which comprises the
次に、本実施形態の配線体10Cの製造方法について、図7(A)〜図7(I)を参照しながら、詳細に説明する。
Next, a method for manufacturing the
図7(A)〜図7(I)は本発明の他の実施の形態に係る配線体の製造方法を説明するための断面図である。 7A to 7I are cross-sectional views for explaining a method of manufacturing a wiring body according to another embodiment of the present invention.
まず、図7(A)に示すように、導電体30Bの形状に対応する形状の凹部141を有する凹版140を準備する。凹版140を構成する材料としては、凹版100を構成する材料と同様の材料を用いることができる。凹部141の内壁面は、略平坦に形成されている。凹部141の幅や深さは、求める導電体30Bの幅や深さに応じて適宜設定される。なお、凹部141を含む凹版140の表面には、離型性の向上を図る離型層が形成されていてもよい。このような離型層は、黒鉛系材料、シリコーン系材料、フッ素系材料、セラミック系材料、アルミニウム系材料から構成される離型層を用いることができる。
First, as shown in FIG. 7A, an
次に、図7(B)に示すように、凹版140の凹部141に充填された導電性材料150を加熱することにより導電体30Bを形成する。導電性材料150としては、上述した導電性ペーストを用いる。導電性材料150の加熱条件は、導電性材料150の組成に応じて適宜設定される。本実施形態では、凹部141内で導電性材料150が硬化するため、後の工程において凹部141から導電性材料150を取り出しても濡れ広がることを防止できる。なお、導電性材料150は、この硬化処理により僅かに体積の収縮が生じる。
Next, as shown in FIG. 7B, the
導電性材料150の硬化より方法は特に上述に限定されない。例えば、赤外線、紫外線、レーザー光等のエネルギー線を照射してもよいし、乾燥のみでもよい。また、これらの2種以上の処理方法を組合せてもよい。
The method for curing the
次に、図7(C)に示すように、支持体20Bを形成するための第4の樹脂160を、凹部141内の導電体30B(導電性材料150)と直接接触するように、凹版140上に塗布する。このような第4の樹脂160としては、上述した支持体20Bを構成する材料を用いる。第4の樹脂160を塗布する方法としては、上述の第2の樹脂120を塗布する方法と同様の方法を用いる。なお、この塗布により、導電体30B(導電性材料150)が僅かに収縮したことにより生じる凹部141の隙間に、第4の樹脂160が入り込む。
Next, as shown in FIG. 7C, the
次に、図7(C)に示すように、基材70と導電体30B(導電性材料150)との間に、第4の樹脂160を介在させる。そして、第4の樹脂160を介在させた状態で、基材70を凹版140に対して対向配置し、基材70を凹版100に押し付ける。
Next, as shown in FIG. 7C, a
そして、凹版140に対して基材70を押し付けた状態で、第4の樹脂160を硬化させる。第4の樹脂160を硬化させる方法としては、第2の樹脂120を硬化させる方法と同様の方法を用いる。これにより、支持体20Bが形成される。
Then, the
因みに、支持体20Bの形成方法は、特に上述に限定されない。たとえば、第4の樹脂160が基材70上に略均一に塗布されたものを用意して、第4の樹脂160が基材70と導電体30Bとの間に介在するように、基材70を凹版140に押し付ける。そして、基材70を凹版140に押し付けた状態で第4の樹脂160を硬化させることにより、支持体20Bを形成してもよい。
Incidentally, the method of forming the
次いで、図7(D)に示すように、基材70、導電体30B、及び支持体20Bを一体に凹版140から離型する。なお、以下の説明において、凹版140から離型された基材70、導電体30B、及び支持体20Bを中間体170とも称する。
Next, as shown in FIG. 7D, the
次に、図7(E)〜図7(G)に示すように、凹部101を有する凹版100を準備して、当該凹部101に第1の樹脂110を充填し、凹部101内で第1の樹脂110を硬化する。そして、硬化した第1の樹脂110が形成された凹版100上に、第1の樹脂110を覆うように第2の樹脂120を塗布する。なお、凹版100の凹部101への第1の樹脂110の充填方法、第1の樹脂110の硬化処理の方法、及び第2の樹脂120の塗布方法は、上述の実施形態で説明したものと同じである。したがって、上述の実施形態でした説明を援用して、繰り返しの説明を省略する。
Next, as shown in FIGS. 7E to 7G, an
次に、図7(G)に示すように、支持体20Bとコア部50(第1の樹脂110)との間に、第2の樹脂120を介在させる。そして、第2の樹脂120を介在させた状態で、中間体170を凹版100に対して対応配置し、中間体170を凹版100に押し付ける。
Next, as shown in FIG. 7G, the
この場合、第2の樹脂の高さH32が導電体30Bの高さH22以上となるように、第2の樹脂120を支持体20とコア部50(第1の樹脂110)との間に介在させる。
In this case, as the height H 32 of the second resin is a height H 22 or
そして、凹版100に対して中間体170を押し付けた状態で、第2の樹脂120を硬化させ、下側クラッド部61を形成する。そして、図7(H)に示すように、中間体170、コア部50、及び下側クラッド部61を一体に凹版100から離型する。
Then, in a state where the
次に、図7(I)に示すように、コア部50を覆うように下側クラッド部61上に第3の樹脂130を塗布し、第3の樹脂130を硬化させる。これにより、上側クラッド部62が形成される。以上により、配線体10Cを得ることができる。なお、第3の樹脂130の塗布方法及び硬化処理の方法は、上述の実施形態で説明したものと同じである。したがって、上述の実施形態でした説明を援用して、繰り返しの説明を省略する。
Next, as shown in FIG. 7I, the
本実施形態の配線体10C及びその製造方法は、以下の効果を奏する。
The
本実施形態の配線体10Cも、上述の実施形態で説明した配線体10と同様の作用効果を奏することができる。
The
なお、配線体10Cは、基材70から剥離可能であってもよい。この配線体10Cは、基材70から剥離したのち、実装対象(フィルム、表面ガラス、偏光板、ディスプレイガラス等)に実装される。なお、配線体10Cは、実装対象に実装された後、基材70から剥離されてもよい。配線体10Cは、基材70との接触面側を実装対象に貼り付けてもよいし、基材70との接触面と反対側の面を実装対象に貼り付けてもよい。また、配線体10Cは、実装対象に直接貼り付けてもよいし、接着層を介して実装対象に貼り付けてもよい。
Note that the
図8は本発明の他の実施の形態に係る配線体を示す断面図である。なお、上述の実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略して、上述の実施形態においてした説明を援用する。 FIG. 8 is a sectional view showing a wiring body according to another embodiment of the present invention. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the structure similar to the above-mentioned embodiment, repeated description is abbreviate | omitted, and the description made in the above-mentioned embodiment is used.
図8に示す配線体10Dでは、基材70上に配線体10Cが形成されている。基材70上には、支持体20Bがシート状(板状)に形成されている。支持体20B上には、導電体30Cと下側クラッド部61Bとが形成されている。本実施形態では、支持体20Bと下側クラッド部61Bを同時に形成するため(詳細は後述)、これら支持体20Bと下側クラッド部61Bとは実質的に一体となっているが、図8においては、支持体20Bと下側クラッド部61Bとの境目を破線により表示している。
In the
本実施形態では、導電体30Cの上面は、下側クラッド部61Bと上側クラッド部62との境目に位置している。一方、コア部50の下面も、下側クラッド部61Bと上側クラッド部62との境目に位置している。この場合、導電体30Cの上面とコア部50の下面とが、同一平面上に位置している。
In the present embodiment, the upper surface of the
この導電体30Cは、導電性ペーストを塗布して硬化させることで形成されている。このような導電性ペーストとしては、上述の実施形態でした導電性ペーストを用いる。
The
本実施形態では、支持体20Bとコア部50との間に介在するクラッド部60の高さH13が、導電体30の高さH23と実質的に同じであり、導電体30Cの上面とコア部50の下面とが同一平面上に位置していることから、導電体30とコア部50とが高さ方向(Z方向)において相互にずれて形成されている。
In this embodiment, the height H 13 of the
次に、本実施形態の配線体10Dの製造方法について、図9(A)〜図9(F)を参照しながら、詳細に説明する。
Next, a method for manufacturing the
図9(A)〜図9(F)は、本発明の他の実施の形態に係る配線体の製造方法を説明するための断面図である。 9A to 9F are cross-sectional views for explaining a method of manufacturing a wiring body according to another embodiment of the present invention.
図9(A)及び図9(B)に示すように、凹部101を有する凹版100を準備して、当該凹部101に第1の樹脂110を充填し、凹部101内で第1の樹脂110を硬化する。なお、凹版100の凹部101への第1の樹脂110の充填方法及び第1の樹脂110の硬化処理の方法は、上述の実施形態で説明したものと同じである。したがって、上述の実施形態でした説明を援用して、繰り返しの説明を省略する。
As shown in FIGS. 9A and 9B, an
次に、図9(C)に示すように、凹部101内のコア部50(第1の樹脂110)と接触しないように、凹版100上に導電性材料150を塗布する。導電性材料150を塗布する方法としては、ディスペンス法、インクジェット法、スクリーン印刷法、ステンシルマスク印刷法、凸版印刷法、凹版印刷法等を用いることができる。なお、用いる導電性材料150の塗布方法に応じて、導電性材料150の粘度やフィラーの粒径、バインダ樹脂や溶媒等を適宜調整してもよい。
Next, as shown in FIG. 9C, a
そして、凹版100上に塗布された導電性材料150を硬化させる。これにより、凹版100上に導電体30Cが形成される。導電性材料150を硬化させる方法としては、上述の実施形態でした導電性材料150を硬化させる方法と同様の方法を用いる。
Then, the
次に、図9(D)に示すように、コア部50(第1の樹脂110)及び導電体30Cが形成された凹版100(図9(C)に示す状態の凹版100)上に第2の樹脂120を塗布する。この場合、第2の樹脂120は、コア部50及び導電体30Cと直接接し、これらを一括して覆うように凹版100上に塗布される。
Next, as shown in FIG. 9D, the second is formed on the intaglio 100 (the
次に、図9(D)に示すように、基材70とコア部50(第1の樹脂110)及び導電体30Cとの間に、第2の樹脂120を介在させる。そして、第2の樹脂120を介して、基材70を凹版100に対して対向配置し、基材70を凹版100に押し付ける。
Next, as shown in FIG. 9D, the
この場合、第2の樹脂120の高さH33が導電体30Cの高さH23に対して相対的に大きくなるように、第2の樹脂120を基材70とコア部50(第1の樹脂110)及び導電体30Cとの間に介在させる。そして、第2の樹脂120を硬化させる。上述の実施形態では、第2の樹脂120を硬化させることで、少なくともクラッド部(具体的には、下側クラッド)が形成されていたが、本実施形態では、第2の樹脂120を硬化させることで、硬化した第2の樹脂120のうち導電体30Cと基材70との間の部分に支持体20Bが形成され、支持体20B以外の部分(硬化させた第2の樹脂120のうち、導電体30CをX方向又はY方向に沿って投影した場合に重複する部分)に、導電体30Cと同じ高さの下側クラッド部61Bが形成される。
In this case, the
次に、図9(E)に示すように、基材70、支持体20B、導電体30C、コア部50、及び下側クラッド部61Bを一体に凹版100から離型する。
Next, as shown in FIG. 9E, the
次に、図9(F)に示すように、コア部50及び導電体30Cを覆うように下側クラッド部61B上に第3の樹脂130を塗布し、第3の樹脂130を硬化させる。これにより、上側クラッド部62が形成される。以上により、配線体10Dを得ることができる。
Next, as shown in FIG. 9F, the
本実施形態の配線体10D及びその製造方法は、以下の効果を奏する。
The
本実施形態の配線体10Dも、上述の実施形態で説明した配線体10と同様の作用効果を得ることができる。
The
また、本実施形態では、導電体30Cの上面と、コア部50の下面とが同一平面上に位置している。この場合、導電体30Cの上面が下側クラッド部61Bと上側クラッド部62との界面に面していることで、下側クラッド部61Bと上側クラッド部62との界面の面積が減少する。このため、クラッド部60を構成する材料として、透明な樹脂材料を用いた場合に、下側クラッド部61Bと上側クラッド部62との界面において、配線体10Dに入射する光の散乱等が生じ難くなる。これにより、配線体10Dの光学的特性を向上することができる。特に、コア部50を構成する材料として、溶媒を用いない樹脂材料を選択した場合、製造過程におけるコア部50の体積収縮が小さいため、導電体30Cの上面とコア部50の下面とがより同一平面上に位置し易くなる。この場合、上記の効果がより顕著に奏する。
Moreover, in this embodiment, the upper surface of the
また、本実施形態では、導電体30Cの上面と、コア部50の下面とが同一平面上に位置しているので、下側クラッド部61Bの高さを小さくすることができる。これにより、配線体10Dの高さを小さくすることができる。なお、本実施形態では、導電体30Cとコア部50とは、X方向において相互にずれて形成している。このため、導電体30Cの上面と、コア部50の下面とが同一平面上に位置していても、導電体30Cとコア部50とが接触することはない(すなわち、コア部50がクラッド部60により包囲されなくなることはない。)。
In the present embodiment, since the upper surface of the
また、本実施形態の配線体10Dの製造方法を採用すると、導電体30Bと導光体40とを、同一の凹版100を用いて形成することができる。これにより、導電体30Bと導光体40をより単純な工程で形成することができる。
Moreover, if the manufacturing method of
なお、上述の実施形態でした説明と同様、本実施形態の配線体10Dは、基材70から剥離可能であってもよい。
Note that the
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。 The embodiment described above is described for facilitating the understanding of the present invention, and is not described for limiting the present invention. Therefore, each element disclosed in the above embodiment is intended to include all design changes and equivalents belonging to the technical scope of the present invention.
1…配線基板
2…光電変換素子
10…配線体
20…支持体
21…上面
30…導電体
40…導光体
50…コア部
60…クラッド部
61…下側クラッド部
62…上側クラッド部
63…開口部
70…基材
100…凹版
101…凹部
110…第1の樹脂
120…第2の樹脂
130…第3の樹脂
140…凹版
141…凹部
150…導電性材料
160…第4の樹脂
170…中間体
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記支持体上に設けられた導電体と、
前記支持体上に設けられた導光体と、を備え、
前記導光体は、
光を伝搬する樹脂性のコア部と、
前記コア部を包囲し、前記コア部の屈折率よりも小さい屈折率を有する樹脂性のクラッド部と、を含み、
前記支持体と前記コア部との間に介在する前記クラッド部の高さは、前記導電体の高さ以上である配線体。 A support;
A conductor provided on the support;
A light guide provided on the support,
The light guide is
A resinous core that propagates light;
A resinous clad part surrounding the core part and having a refractive index smaller than the refractive index of the core part,
A wiring body in which a height of the clad portion interposed between the support and the core portion is equal to or higher than a height of the conductor.
前記クラッド部は、前記導電体の少なくとも一部を覆っている配線体。 The wiring body according to claim 1,
The clad part is a wiring body covering at least a part of the conductor.
第1の樹脂を凹版に充填する第1の工程と、
前記凹版に充填された状態の前記第1の樹脂を硬化させる第2の工程と、
前記支持体と前記第1の樹脂との間に第2の樹脂を介在させる第3の工程と、
前記第2の樹脂を硬化させる第4の工程と、
第3の樹脂により前記第1の樹脂を覆う第5の工程と、
前記第3の樹脂を硬化させる第6の工程と、を備え、
硬化後の前記第2の樹脂の屈折率は、硬化後の前記第1の樹脂の屈折率に対して相対的に小さく、
硬化後の前記第3の樹脂の屈折率は、硬化後の前記第2の樹脂の屈折率と実質的に同じであり、
前記支持体と前記第1の樹脂との間に介在する前記第2の樹脂の高さは、前記導電体の高さ以上である配線体の製造方法。 A wiring body comprising a support, a conductor provided on the support, and a light guide provided on the support,
A first step of filling the intaglio with a first resin;
A second step of curing the first resin filled in the intaglio;
A third step of interposing a second resin between the support and the first resin;
A fourth step of curing the second resin;
A fifth step of covering the first resin with a third resin;
A sixth step of curing the third resin,
The refractive index of the second resin after curing is relatively small with respect to the refractive index of the first resin after curing,
The refractive index of the third resin after curing is substantially the same as the refractive index of the second resin after curing,
The method of manufacturing a wiring body, wherein a height of the second resin interposed between the support and the first resin is equal to or higher than a height of the conductor.
前記第3の工程は、前記第2の樹脂により前記導電体の少なくとも一部を覆うことを含む配線体の製造方法。 It is a manufacturing method of the wiring object according to claim 3,
The method of manufacturing a wiring body, wherein the third step includes covering at least a part of the conductor with the second resin.
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- 2016-07-29 JP JP2016149556A patent/JP2018017973A/en active Pending
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