JP2018014827A - 回転電気機械 - Google Patents

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【課題】固定子の冷却機能を効果的に高めた回転電気機械を提供する。【解決手段】ステータ4は鋼板を積層して成る鉄心4bを有し、鉄心4bの内周側にスロット4eを形成してステータコイル5を装填し、スロット4eの開口端にコイル押え50を装着するとともに、鋼板4b、4b間に間隔をあけるためのディスタンスピース4cを隣接するスロット4e、4e間に放射状に配置してステータコイル5a、5a間にディスタンスピース4cによって回転方向に分割された通風ダクト4dを形成した回転電気機械において、ディスタンスピース4cの内方端に、流入する冷却空気Aを回転方向遅れ側に区画された通風ダクト4d2に導く導風板4gを設けることとした。【選択図】図1

Description

本発明は、固定子の冷却機能を高めた回転電気機械に関する。
従来、電気から機械,または機械から電気へとエネルギーを変換する役割を担う同期機のような回転電気機械1にあっては、図6に示すように円筒形状の固定子であるステータ4と、このステータ4内で回転するように配置された4個の突極6c,6c(図中、2個のみ記載)を有する回転子たるロータ6とを備えたものが知られている。前記ステータ4にあっては、円板状の鋼板を紙面垂直方向に多数積層して鉄心4bを形成するとともに、一部の鋼板間に図7に示すように放射状に延びるディスタンスピース4cを介在させて通風ダクト4dを形成し、この通風ダクト4dに冷却空気を導いてステータ4の冷却効果を高めるようにしたものが多用されている。この円筒状のステータ4の内周側にはその全長にわたって放射状に延びる複数のスロット4eが設けられており、これらスロット4eにはステータコイル5が嵌入され、スロット4eの開口端は紙面垂直方向に延びるウェッジと称されるコイル押え50で閉止されている。コイル5には位相の異なる交流電流(以下、電流という)が流れるように構成されている。
この種の回転電気機械1にあっては、ステータ4のスロット4eに嵌入されるコイル5に電流が流れると、ロータ6およびステータ4に熱が発生し、これらを冷却する必要が生じている。このため、図6に示すロータ6からは冷却ガスの一例である冷却空気Aが流出するように構成してあり、この冷却空気Aを前記通風ダクト4dに導入することで、通風ダクト4dの両側に位置するステータコイル5の冷却が行われるようにしている。特許文献1はそのような冷却構造を備えたものの一例である。
実公平2−18682号公報
ところで、図8に示すように、ロータ6から流出した冷却空気Aはロータ4の回転方向と同じ旋回速度成分を持っている。このため、冷却空気Aはステータ4の通風ダクト4dへ速度vで斜めに流入しようとする。しかしながら、冷却空気Aはコイル押え50と衝突しない位置からでないと通風ダクト4dに入れないため、回転方向進み側に区画された通風ダクト4d1へは入り易いが、回転方向遅れ側に区画された通風ダクト4d2へは殆ど入ることができない。
さらに、回転方向進み側に区画された通風ダクト4d1へ流入した空気はステータコイル5の右側面5aの表面に沿って流れるのに比べて、回転方向遅れ側に区画された通風ダクト4d2へ流入した空気はディスタンスピース4cの表面に沿って流れ、ステータコイル5の左側面5bの表面に沿っては流れない。
このため、ステータコイル5の右側面5aは回転方向進み側に区画された通風ダクト4d1を流れる冷却空気A1によって冷却されるのに対し、ステータコイル5の左側面5bは回転方向遅れ側に区画された通風ダクト4d1を流れる冷却空気A2が微小であることから殆ど冷却されず、冷却効果が不十分なものとなっている。
上記特許文献1はロータ側において冷却機能の改善を図っているが、ステータに冷却空気が適切に導入されなければステータ冷却機能の実効が図れない。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、固定子側において冷却機能の改善を図った回転電気機械を提供することを目的としている。
本発明の回転電気機械は、固定子と、前記固定子の内側にエアギャップを介して配置される回転子とを備え、前記固定子は鋼板を積層して成る鉄心を有し、当該鉄心の内周側にスロットを形成してステータコイルを装填し、スロットの開口端にコイル押えを装着するとともに、前記回転子の軸方向に沿って前記固定子の鋼板間に間隔をあけるためのディスタンスピースを隣接するスロット間に放射状に配置してステータコイル間に前記ディスタンスピースによって回転方向に分割された通風ダクトを形成した回転電気機械において、前記ディスタンスピースの内方端に、流入する冷却ガスを回転方向遅れ側に区画された通風ダクトに導く導風板を設けたことを特徴とする。
このようにすれば、回転方向遅れ側に区画された通風ダクトへ流入する冷却ガスが増量する。かつ、流入した冷却ガスをステータコイルの表面に沿って流すことが可能である。このため、回転方向進み側に区画された通風ダクト内の冷却ガスとともに、ステータコイルを左右両側面から効果的に冷却することが可能となる。
また、本発明の回転電気機械は、固定子と、前記固定子の内側にエアギャップを介して配置される回転子とを備え、前記固定子は鋼板を積層して成る鉄心を有し、当該鉄心の内周側にスロットを形成してステータコイルを装填し、スロットの開口端にコイル押えを装着するとともに、前記回転子の軸方向に沿って前記固定子の鋼板間に間隔をあけるためのディスタンスピースを隣接するスロット間に放射状に配置してステータコイル間に前記ディスタンスピースによって回転方向に分割された通風ダクトを形成した回転電気機械において、前記コイル押えの一部に、回転方向遅れ側に区画された開口とのオーパーラップを避ける切欠を設けたことを特徴とする。
このようにしても、回転方向遅れ側に区画された通風ダクトへ流入する冷却ガスが増量する。このため、回転方向進み側に区画された通風ダクト内の冷却ガスとともに、ステータコイルを左右両側面から効果的に冷却することが可能となる。
あるいは、本発明の回転電気機械は、固定子と、前記固定子の内側にエアギャップを介して配置される回転子とを備え、前記固定子は鋼板を積層して成る鉄心を有し、当該鉄心の内周側にスロットを形成してステータコイルを装填し、スロットの開口端にコイル押えを装着するとともに、前記回転子の軸方向に沿って前記固定子の鋼板間に間隔をあけるためのディスタンスピースを隣接するスロット間に放射状に配置してステータコイル間に前記ディスタンスピースによって回転方向に分割された通風ダクトを形成した回転電気機械において、前記ディスタンスピースの内方端に、流入する冷却ガスを固定子の回転方向遅れ側に区画された通風ダクトに導く導風板を設けるとともに、前記コイル押えの一部に、回転方向遅れ側に区画された開口とのオーパーラップを避ける切欠を設けたことを特徴とする。
このようにすれば、上記両構成による相乗効果が奏される。
以上説明した本発明によれば、通風ダクト内もしくはその付近の構造を若干変更するだけで、固定子の冷却機能を効果的に高めた回転電気機械を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る回転電気機械のステータ内周付近をロータ軸と直交する面で切断した状態で示す図。 同ステータ内周に存するコイル押えの一部を正視した状態で示す図。 図1の変形例を示す図。 同回転電気機械の全体構成を一部破断して示す図。 図4におけるV−V線拡大断面図。 従来の回転電気機械のロータとスロットのエアギャップ付近を示す図。 同従来例の不具合を説明するための図。 図7の拡大図。
以下、本発明の一実施形態に係る回転電気機械の一例である同期機1を、図面に基づき説明する。
図4および図5はかかる同期機1の基本構成を示している。同図に示すように、同期機1の基台2にはステータ取付台3が固定されている。このステータ取付台3は、その両端付近では横断面が小径のU字状をなしかつ中央付近では横断面が拡開されたU字状をなすU字部3aを有している。また、このU字部3aは両端部で固定子である円筒形状のステータ4を支持してこれと一体となるように固定され、同時に中央付近でステータ4の外周との間に冷却ガスの一例である冷却空気が通過する空気通過路4aが形成されるように構成されている。
前記ステータ4は、円板状の薄板を回転軸方向に多数積層してなる鉄心4bを複数個放射状に延びる複数のディスタンスピース4cを介して重ね合わせる構造となっている。これにより、隣接する鉄心4b、4b間にはその半径方向に延びる通風ダクト4dが形成され、この通風ダクト4dを通過する冷却空気によりステータ4が冷却され、また通風ダクト4dを通過する冷却空気がステータ4の熱を吸収後、前述の空気通過路4aから排出されるように構成されている。この円筒状のステータ4の内周側には、その全長にわたって放射状に延びる複数のスロット4eが設けられている。このスロット4eには、亀の甲形状に巻き上げられたステータコイル5が嵌入されており、このステータコイル5は絶縁処理され、交流電流(以下、電流という)が位相を変えて流れるように構成されている。スロット4eの開口端にはウェッジと称される絶縁材製のコイル押え(図5では図示省略)が装着されている。このコイル押えは図7において紙面垂直方向に延びる長尺板状のもので、断面が概略台形状をなし、最大幅はスロット4eの開口端よりも幅広となっている。
前記ステータ4の内周側には、両端中央部から水平方向に延びるロータ軸6aを有する回転子たるロータ6が配置されており、このロータ6のロータ軸6aは軸受ケース7により軸支され、端部が軸受ケース7から外部に露出するように配置されている。このロータ軸6aにはそれぞれファン6bが取付けられており、ロータ軸6aの回転にともなって、ロータ6の端面側から冷却空気がロータ6の内部に供給されるように構成されている。また、前記ロータ軸6aの一方の端部には接合部(図示せず)が形成されており、外部からの回転を受けたり、外部に回転を伝達したりできるように構成されている。
前記ロータ6は、ロータ軸6aを中心に直交する方向に延びる4個の突極6cを有し、各突極6cには絶縁処理されたロータコイル9が多層に巻回され、対向する一対の突極6c,6cおよび隣接する突極6c,6cがN極、S極いずれかの極性を有するように構成されている。
前記突極6cには、前記ロータコイル9がロータ6の回転時に生じる遠心力で突極6cから飛散しないように、絶縁板(図示せず)を介してポールシュー10が取付けられている。さらに、隣接する二つの突極6c,6c間には各突極6cに巻回されるロータコイル9,9を押さえて遠心力による膨らみを防止するコイル押さえ11が突極6cの延びる方向に配置され、ボルト12によりロ−タ6に一体に固定されている。これにより、ロータコイル9に遠心力が加わっても、ロータコイル9が遠心力により飛散しない構成が得られている。
前記基台2には、前記ロータ軸6aを露出させながらステータ取付台3およびロータ6の周囲を取り囲むように軸受ケース7が取付けられている。この軸受ケース7の上部にはトップカバー13が取付けられており、これら軸受ケース7およびトップカバー13により冷却空気循環空間が形成されている。前記トップカバー13には空気冷却器14が取付けられており、この空気冷却器14の下方には前記ステータ取付台3の上部を囲む空気取込口14aが、また空気冷却器14の上部には冷却空気を吐出する吐出口(図示せず)が設けられている。これにより、ステータ4に形成される通風ダクト4dを通過して発電機の熱を吸収した冷却空気が空気冷却器14に取り込まれて、再び冷却された冷却空気が吐出口から前述の冷却空気循環空間に吐出される構成が得られる。
以上のように、図示の回転電気機械1は、ステータ4と、ステータ4の内側にエアギャップを介して配置されるロータ6とを備え、ステータ4は鋼板を積層して成る鉄心4bを有し、鉄心4bの内周側にスロット4eを形成してステータコイル5を装填し、スロット4eの開口端にコイル押え50を装着するとともに、ロータ6の軸方向に沿ってステータ4の鋼板4b、4b間に間隔をあけるためのディスタンスピース4cを隣接するスロット4e、4e間に放射状に配置している。これにより、ステータコイル5、5間にディスタンスピース4cによって回転方向に分割された通風ダクト4d(4d1、4d2)が形成されている。
次に本実施形態の要部について説明する。
図7に示したように、冷却空気Aがロータ6の周速にほぼ等しい速度vで通風ダクト4dに斜めに流入しようとする場合、回転方向進み側に区画された通風ダクト4d1には円滑に流入できるため、流入後の冷却媒体A1はステータコイル5の右側面5aへ衝突し、同側面5aに沿って流れて、ステータコイル5を適切に冷却することができる。
しかしながら、回転方向遅れ側に区画された通風ダクト4d2に対しては、冷却空気Aの向きとの関係、或いはコイル押え50が障壁となることとの関係により、冷却空気Aが流入しにくく、流入したとしてもステータコイル5の左側面5bに沿って流れる冷却空気A2の流量は右側面5aに沿って流れる冷却空気A1の流量に比べて遥かに少ない。さらに、回転方向進み側に区画された通風ダクト4d1へ流入した空気はステータコイル5の右側面5aの表面に沿って流れるのに比べて、回転方向遅れ側に区画された通風ダクト4d2へ流入した空気は、ディスタンスピース4cの表面に沿って流れ、ステータコイル5の左側面5bの表面に沿っては流れない。
このため、ステータコイル5の左側面5bは右側面5aに比べて放熱量が少なくなり、これによってステータコイル5全体の温度が上昇するという課題がある。
そこで本実施形態は、図1に示すように、通風ダクト4d内に導風板4gを取り付けている。この導風板4gは、山形(への字形)に屈曲した状態に構成されて、頂部がディスタンスピース4cのうちロータ6に近い内方端側に当接もしくは近接する位置に配置され、スロット4eの開口に近い側の屈曲片4g1はディスタンスピース4cに対して所定角度θ1をなし、スロット4eの開口から遠い側の屈曲片4g2はディスタンスピース4cに対して所定角度θ2となるように配置されている。この実施形態ではθ1<θ2であり、好ましくは0<θ1<60°、5<θ2<70°とすることが好ましい。また、導風板4gの内方端からステータ4の内周4zまでの距離aは0〜50mmとする。導風板4gはディスタンスピース4cとともに鉄心4bを構成する鋼板に溶接されている。
また本実施形態は、図1及び図2に示すように、コイル押え50の一部に、当該コイル押え50が通風ダクト4d(特に回転方向遅れ側の通風ダクト4d2)の開口を塞ぐことを避けるための切欠50aを設けている。切欠50aの位置におけるコイル押え幅W2は、それ以外の位置におけるコイル押え幅W1のほぼ1/2としている。
このように構成した場合、回転方向進み側に区画された通風ダクト4d1に対して冷却空気Aは従来の構造の場合と同じく適切に流入した後、冷却空気A1としてステータコイル5の右側面5aに沿って流れてこれを冷却する。一方、ディスタンスピース4cの内方端に設けた誘導板5gに衝突した冷却空気は、ディスタンスピース4cに対して角度θ1をなす屈曲片4g1及び角度θ2をなす屈曲片4g2によって回転方向遅れ側の通風ダクト4d2に向かって誘導される。その結果、冷却空気A1とほぼ等しい流量の冷却空気A2を回転方向遅れ側の通風ダクト4d2に流すことができ、かつ、流入した冷却空気をステータコイル5の左側面5bの表面に沿って流すことが可能である。これにより、鉄心4b内の通風ダクト4dを通過する冷却空気量(A1+A2)は従来構造に比べてほぼ2倍に増加することとなる。
すなわち、ステータコイル5の左右両側面5a、5bを流れる冷却空気(A1+A2)として、ロータ6から流出した冷却空気Aの量にほぼ近い量を確保することができる。その結果、ステータコイル5の放熱を効果的に行うことができ、従来構造に比べてステータコイル5の温度上昇を有効に低減することが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では導風板4gをディスタンスピース4cとは別体に設けたが、図3に示すように、誘導板4hをディスタンスピース4cと一体に設けても構わない。この場合、ディスタンスピース4cを従来品よりも少し長めにしてロータ6に近い内方端側を適宜形状に塑性変形加工すれば簡単に構成することができる。
また、同図に示す導風板4hのように、その形状は屈曲形状に限らず湾曲形状に設けることもできる。
さらにコイル押え50に関しては、図2に示すように、回転方向進み側に区画された通風ダクト4d1とのオーバーラップを避ける位置にも切欠50bを設けても構わない。このようにすれば、図1において僅かに進入の妨げとなるコイル押え50の右側エッジ部分が開口するため、冷却空気A1が回転方向進み側に区画された通風ダクト4d1にもより入り易くなり、ステータコイル右側面5aに対する冷却効果をより高めることが可能となる。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、導風板4gを設ける構成と、コイル押え50に切欠50aを設ける構成とを併用したが、導風板4gだけを設ける構成や、切欠50aだけを設ける構成を採用しても、上記実施形態に準じた作用効果が奏される。
1…回転電気機械(同期機)
4…固定子(ステータ)
4b…鉄心
4c…ディスタンスピース
4d…通風ダクト
4d1…回転方向遅れ側の通風ダクト
4d2…回転方向遅れ側の通風ダクト
4e…スロット
4g、4h…導風板
5…ステータコイル
6…回転子(ロータ)
50…コイル押え
50a…切欠
50b…切欠



Claims (3)

  1. 固定子と、前記固定子の内側にエアギャップを介して配置される回転子とを備え、前記固定子は鋼板を積層して成る鉄心を有し、当該鉄心の内周側にスロットを形成してステータコイルを装填し、スロットの開口端にコイル押えを装着するとともに、前記回転子の軸方向に沿って前記固定子の鋼板間に間隔をあけるためのディスタンスピースを隣接するスロット間に放射状に配置してステータコイル間に前記ディスタンスピースによって回転方向に分割された通風ダクトを形成した回転電気機械において、
    前記ディスタンスピースの内方端に、流入する冷却ガスを回転方向遅れ側に区画された通風ダクトに導く導風板を設けたことを特徴とする回転電気機械。
  2. 固定子と、前記固定子の内側にエアギャップを介して配置される回転子とを備え、前記固定子は鋼板を積層して成る鉄心を有し、当該鉄心の内周側にスロットを形成してステータコイルを装填し、スロットの開口端にコイル押えを装着するとともに、前記回転子の軸方向に沿って前記固定子の鋼板間に間隔をあけるためのディスタンスピースを隣接するスロット間に放射状に配置してステータコイル間に前記ディスタンスピースによって回転方向に分割された通風ダクトを形成した回転電気機械において、
    前記コイル押えの一部に、回転方向遅れ側に区画された開口とのオーパーラップを避ける切欠を設けたことを特徴とする回転電気機械。
  3. 固定子と、前記固定子の内側にエアギャップを介して配置される回転子とを備え、前記固定子は鋼板を積層して成る鉄心を有し、当該鉄心の内周側にスロットを形成してステータコイルを装填し、スロットの開口端にコイル押えを装着するとともに、前記回転子の軸方向に沿って前記固定子の鋼板間に間隔をあけるためのディスタンスピースを隣接するスロット間に放射状に配置してステータコイル間に前記ディスタンスピースによって回転方向に分割された通風ダクトを形成した回転電気機械において、
    前記ディスタンスピースの内方端に、流入する冷却ガスを固定子の回転方向遅れ側に区画された通風ダクトに導く導風板を設けるとともに、前記コイル押えの一部に、回転方向遅れ側に区画された開口とのオーパーラップを避ける切欠を設けたことを特徴とする回転電気機械。



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