JP2018008730A - 段ボール製緩衝材 - Google Patents

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杉田 裕紀
Hironori Sugita
裕紀 杉田
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Abstract

【課題】簡単に組み立てて、物品を容易に梱包できる段ボール製緩衝材を提供する。【解決手段】底板1の角部を挟んで隣り合う端辺に側板2及び端板3が連設され、側板2と端板3が隅片4を介して繋がり、隅片4と側板2の境界に傾斜した斜折線5が、隅片4と端板3の境界に垂直方向の谷折線6がそれぞれ入れられ、組立時には、隅片4が斜折線5及び谷折線6に沿って折れ曲がり、底板1から側板2及び端板3が連動して起立する段ボール製緩衝材において、組み立てに際し、側板2の内側に内側板8が対向した側壁20を起立させ、端板3の内側に内端板11が重なった端壁30を起立させると、その起立過程で内側板8の両側に突設された係合片8aの先端が内端板11に当接し、係合片8aが基部の山折線8bを軸に内側板8から折れ曲がり、反発により内端板11の係合穴11aに嵌合して、側壁20及び端壁30の起立状態が維持されるようにする。【選択図】図4

Description

この発明は、物品の梱包時に組み立てられる段ボール製緩衝材に関するものである。
下記特許文献1には、図5に示すような段ボール製緩衝材が記載されている。この緩衝材において、電子機器等の製品収納部を形成する基本部分は、底板51の周囲に各一対の側板52及び端板53が連設され、側板52と端板53が隅片54を介して繋がり、隅片54と側板52の境界に45°の斜折線55が入れられ、隅片54と端板53の境界に垂直方向の谷折線56が入れられたものとなっている。
また、基本部分の両側の付属部分は、側板52の上端に順次連設された脚板57、頂板58及び外側板59から成るものとされ、片方の付属部分は、ケーブル類等を収納する空間を有するものとなっている。
また、底板51の一対の側板52との境界には、側板52への切込により、頭部が両側へ張り出したロック片60が突設され、脚板57には、ロック片60の頭部より幅が狭い差込穴61が設けられている。
上記緩衝材を組み立てる際には、脚板57を側板52の外側に沿わせて折り重ね、ロック片60を差込穴61に差し込んで、脚板57と側板52の折重状態を維持しておく。
そして、梱包作業時に、底板51から一対の端板53を起立させると、隅片54が斜折線55及び谷折線56に沿って折れ曲がり、これに伴い、底板51から一対の側板52が起立し、基本部分が形成される。次に、脚板57から頂板58及び外側板59を外側及び下方へ順次折り曲げると、付属部分が形成され、組み立てが完了する。このように組み立てられた緩衝材は、物品の梱包時に外箱に挿入される。
特開2003−26244号公報
しかしながら、上記のような緩衝材では、外箱に挿入するまで組立形状が維持されないので、梱包作業に際し、各一対の側板52及び端板53が倒れないように手で仮保持しておく必要があり、作業に手間を要するという問題がある。
そこで、この発明は、簡単に組み立てて、物品を容易に梱包できる段ボール製緩衝材を提供しようとするものである。
上記のような課題を解決するため、この発明は、底板の角部を挟んで隣り合う端辺に側板及び端板が連設され、側板と端板が隅片を介して繋がり、隅片と側板の境界に傾斜した斜折線が、隅片と端板の境界に垂直方向の谷折線がそれぞれ入れられ、組立時には、隅片が斜折線及び谷折線に沿って折れ曲がり、底板から側板及び端板が連動して起立する段ボール製緩衝材において、
前記側板に内側板が連設され、内側板には側端に係合片が突設されて、係合片の基部に山折線が入れられ、前記端板に内端板が連設され、内端板には側端の内側に位置する係合穴が穿設され、
組み立てに際し、前記側板の内側に内側板が対向した側壁を起立させると共に、前記端板の内側に内端板が重なった端壁を起立させると、その起立過程で係合片の先端が内端板に当接し、係合片が山折線を軸に内側板から折れ曲がり、反発により内端板の係合穴に嵌合して、側壁及び端壁の起立状態が維持されるものとしたのである。
この発明に係る段ボール製緩衝材では、組立時に底板から側壁及び端壁が連動して起立する際、内側板から突出した係合片が内端板の側面に沿って自然に折れ曲がり、係合穴に嵌合して、側壁及び端壁が起立状態でロックされるので、簡単に組み立てられて、組立形状が維持されるものとなり、梱包作業性が改善される。
この発明の実施形態に係る段ボール製緩衝材のブランクを示す図 同上の組立過程/解体状態を示す斜視図 同上の組立過程を示す斜視図 同上の組立状態を示す斜視図 特許文献1に記載の段ボール製緩衝材の組立状態を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この段ボール製緩衝材のブランクでは、図1に示すように、底板1の周囲に各一対の側板2及び端板3がそれぞれ連設され、側板2と端板3が隅片4を介して繋がっている。側板2は、底板1よりも幅が広くなっており、隅片4と側板2の境界には、底板1と側板2の境界の延長線に対して45°の角度をなす斜折線5が、隅片4と端板3の境界には、底板1と端板3の境界に対して直角をなす谷折線6がそれぞれ入れられている。
底板1の四隅には、組立時に隅片4の折込を容易にする逃穴1aが穿設され、底板1と端板3の境界の折目線は、折曲抵抗を軽減するため、段ボールを裏面側から押圧した押罫と切目が交互に断続するリード罫とされている。
また、斜折線5は、段ボールの表面側が突き出す山折り方向へ折れ曲がりやすくなるように、段ボールの裏面側から押圧した押罫の中間部に表裏に貫通する切目を入れたものとされている。谷折線6は、段ボールの表面側が窪む谷折り方向へ折れ曲がりやすくなるように、段ボールを裏面側から厚さ方向の途中まで切り込んだ半切線とされている。
側板2の底板1と反対側の端辺には、側板2と共に側壁20を形成する部材として、頂板7、内側板8、底当板9及び側当板10が順次連設され、内側板8、底当板9及び側当板10は側板2よりも幅が狭く、その幅の差により頂板7の両側縁は傾斜している。
端板3の底板1と反対側の端辺には、端板3と共に端壁30を形成する部材として、内端板11が連設され、内端板11の両側には重合板12がそれぞれ連設されている。端板3と内端板11の境界は、重合板12の挟み込みが可能となるように、繋部を除いて切り離されている。内端板11と重合板12の境界もまた、折り重ねが可能となるように、繋部を除いて切り離されている。
内側板8の両側端には、長方形状の係合片8aが突設され、係合片8aの基部には、段ボールを裏面側から押圧した押罫と切目が交互に断続するリード罫の山折線8bが入れられている。内端板11には、両側端寄りに係合穴11aが穿設され、係合穴11aは、係合片8aに相似する形状で、係合片8aよりも一回り大きくなっている。
底当板9の側当板10との境界部分には、側当板10への切込により各2個の係止突起9aが設けられ、側板2の底板1との境界に臨む部分には、係止突起9aに対応する位置に、係止穴2aが穿設され、係止穴2aは底板1まで切れ込んでいる。
底板1の側板2との境界に臨む部分には、側板2から底板1への切込により、先広がりの押込片1bが形成され、底当板9の中央部には、押込片1bの先端部よりも幅が狭い押込穴9bが穿設されている。
頂板7には、側板2と内側板8の境界に接する押込片7aが2個ずつ切込により形成されている。また、内側板8の中間部には、先端に凸部を有する押込片8cが切込により形成され、側板2の中間部の底板1寄りには、押込片8c先端の凸部に対応する係止穴2bが穿設されている。
また、底板1には、起立に伴い収納物を支持する2個の支持片1cが切込により形成され、側板2の中間部の頂板7寄りには、押込に伴い取手穴が形成される長円形の取手片2cが切込により形成されている。
上記ブランクから緩衝材を組み立てるには、図2に示すように、側壁20を形成するため、側板2から頂板7を上方へ、内側板8を側板2に対向する方向へ、底当板9を下方へ順次折り曲げ、側当板10を側板2の内面に重なり合うように折り曲げて、突出した係止突起9aを係止穴2aに係合させ、押込片1bを押込穴9bへ押し込むことにより、側板2から折り曲げた部分の反発を抑制する。
次に、押込片7aを側壁20の内側へ押し込み、押込片8cを側板2の方向へ折り曲げて、押込片8cの先端の凸部を係止穴2bに係合させることにより、側板2と内側板8の間隔が維持されるようにする。
また、端壁30を形成するため、端板3に連なる内端板11の両側の重合板12を、内端板11の内側に重ねるように順次折り曲げ、内端板11を内側へ折り曲げて、端板3と内端板11の間に重合板12を挟み込んでおく。
そして、図3に示すように、一対の端壁30を起こし始めると、隅片4が側板2に対し斜折線5に沿って山折り方向へ折れ曲がると共に、端板3に対し谷折線6に沿って谷折り方向へ折れ曲がり、一対の側壁20も起立し始める。
この起立過程において、係合片8aの先端が内端板11に当接し、係合片8aが山折線8bを軸に内側板8から山折り方向へ折れ曲がる。
その後、図4に示すように、一対の側壁20を外側から押して底板1に対し完全に起立させると、係合片8aが反発により内端板11の係合穴11aに嵌合して、各一対の側壁20及び端壁30が起立状態でロックされ、その起立状態が維持される。
上記のような段ボール製緩衝材では、組立時に底板1から各一対の側壁20及び端壁30が連動して起立する際、内側板8から突出した係合片8aが内端板11の側面に沿って自然に折れ曲がり、係合穴11aに嵌合して、各一対の側壁20及び端壁30が起立状態でロックされるので、簡単に組み立てられ、外箱への挿入を容易に行うことができ、梱包作業性が改善される。
また、図4に示す組立状態から、図2に示すように、各一対の側壁20及び端壁30が倒伏した解体状態としても、再び各一対の側壁20及び端壁30を起立させてロックすることができ、係合片8aが潰れない限り、数回であれば組み立てと解体を繰り返すことができるので、商品の返送等に際し、梱包のやり直しが可能となる。
なお、上記実施形態では、内端板11の両側に重合板12が連なるものを例示したが、重合板12は、内端板11の先端に連なるようにしてもよく、梱包する物品が高度の緩衝性を要しない場合には、重合板12を省略してもよい。
また、底板1の周囲に各一対の側壁20及び端壁30が連設されたものを例示したが、底板1の角部を挟んだ2辺に1組の側壁20及び端壁30のみが連設されたものとしてもよい。この場合、係合片8aは、内側板8の一側端にのみ突設されていればよく、係合穴11aは、内端板11の一側端に臨む部分にのみ穿設されていればよい。
1 底板
1a 逃穴
1b 押込片
1c 支持片
2 側板
2a,2b 係止穴
2c 取手片
3 端板
4 隅片
5 斜折線
6 谷折線
7 頂板
7a 押込片
8 内側板
8a 係合片
8b 山折線
8c 押込片
9 底当板
9a 係止突起
9b 押込穴
10 側当板
11 内端板
11a 係合穴
12 重合板
20 側壁
30 端壁

Claims (1)

  1. 底板(1)の角部を挟んで隣り合う端辺に側板(2)及び端板(3)が連設され、側板(2)と端板(3)が隅片(4)を介して繋がり、隅片(4)と側板(2)の境界に傾斜した斜折線(5)が、隅片(4)と端板(3)の境界に垂直方向の谷折線(6)がそれぞれ入れられ、組立時には、隅片(4)が斜折線(5)及び谷折線(6)に沿って折れ曲がり、底板(1)から側板(2)及び端板(3)が連動して起立する段ボール製緩衝材において、
    前記側板(2)に内側板(8)が連設され、内側板(8)には側端に係合片(8a)が突設されて、係合片(8a)の基部に山折線(8b)が入れられ、前記端板(3)に内端板(11)が連設され、内端板(11)には側端の内側に位置する係合穴(11a)が穿設され、
    組み立てに際し、前記側板(2)の内側に内側板(8)が対向した側壁(20)を起立させると共に、前記端板(3)の内側に内端板(11)が重なった端壁(30)を起立させると、その起立過程で係合片(8a)の先端が内端板(11)に当接し、係合片(8a)が山折線(8b)を軸に内側板(8)から折れ曲がり、反発により内端板(11)の係合穴(11a)に嵌合して、側壁(20)及び端壁(30)の起立状態が維持されることを特徴とする段ボール製緩衝材。
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