JP2018006666A - 光電変換装置及び撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】制御電極における入射光の屈折に起因するノイズが低減された光電変換装置を提供すること。【解決手段】基板と、基板に形成され、入射光を光電変換して電荷を生成する第1光電変換部と、基板の上に形成された第1制御電極を含み、第1光電変換部から電荷を転送する第1転送トランジスタと、第1制御電極よりも上に配された複数の配線層と、を有し、複数の配線層のうち最も基板に近い配線層である第1配線層は、第1配線を含み、第1配線の少なくとも一部が、平面視において、第1制御電極の少なくとも一部と重なるように配され、かつ、第1配線の端部の少なくとも一部が、平面視において、第1制御電極の第1光電変換部に面する側の端部に沿うように配されている。【選択図】図2

Description

本発明は、光電変換装置及び撮像システムに関する。
特許文献1には、光電変換素子及び光電変換素子からの信号の読み出しに用いるトランジスタを含む画素と、第1乃至第3配線層とを有する固体撮像装置が開示されている。第1配線層は最下層の配線層である。第2配線層は第1配線層よりも上に配されており、第3配線層は第2配線層よりも上に配されている。トランジスタの駆動配線は、第2配線層に配されている。
特開2015−185823号公報
上述の構成の画素において、ある画素のトランジスタの制御電極に光が入射すると、当該入射光が制御電極で屈折することにより、当該画素に隣接する画素の光電変換部に入射し得る。この場合、当該隣接する画素からの出力信号にノイズが生ずる場合がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、制御電極における入射光の屈折に起因するノイズが低減された光電変換装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る光電変換装置は、基板と、前記基板に形成され、入射光を光電変換して電荷を生成する第1光電変換部と、前記基板の上に形成された第1制御電極を含み、前記第1光電変換部から前記電荷を転送する第1転送トランジスタと、前記第1制御電極よりも上に配された複数の配線層と、を有し、前記複数の配線層のうち最も前記基板に近い配線層である第1配線層は、第1配線を含み、前記第1配線の少なくとも一部が、平面視において、前記第1制御電極の少なくとも一部と重なるように配され、かつ、前記第1配線の端部の少なくとも一部が、平面視において、前記第1制御電極の前記第1光電変換部に面する側の端部に沿うように配されていることを特徴とする。
制御電極における入射光の屈折に起因するノイズが低減された光電変換装置が提供される。
第1の実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画素の回路図である。 第1の実施形態に係る画素の平面模式図である。 第1の実施形態に係る画素の断面模式図である。 第2の実施形態に係る画素の平面模式図である。 第3の実施形態に係る画素の平面模式図である。 第4の実施形態に係る画素の回路図である。 第4の実施形態に係る画素の平面模式図である。 第5の実施形態に係る画素の平面模式図である。 第6の実施形態に係る画素の平面模式図である。 第7の実施形態に係る画素の回路図である。 第7の実施形態に係る画素の平面模式図である。 第8の実施形態に係る画素の平面模式図である。 第9の実施形態に係る撮像システムのブロック図である。
以下、添付の図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。各図面において、対応する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略又は簡略化することがある。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。固体撮像装置は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等とも呼ばれ得る。固体撮像装置は、本発明が適用され得る光電変換装置の1つの形態である。光電変換装置は、例えば、焦点検出センサ、光量センサ等をも包含し得る。
固体撮像装置は、画素アレイ20、垂直走査回路30、列増幅回路40、水平走査回路50、制御回路60、出力回路70を備える。これらの回路は1又は2以上の半導体基板上に形成され得る。画素アレイ20は、複数の行及び複数の列をなすように配置された複数の画素10を備える。垂直走査回路30は、画素10に含まれるトランジスタをオン(導通状態)又はオフ(非導通状態)に制御するための制御信号を画素10の各行に設けられた制御信号線6を介して供給する走査回路である。ここで、各画素10に供給される制御信号は複数の種類の制御信号を含み得るため、各行の制御信号線6は複数の駆動配線の組として構成され得る。画素10の各列には列信号線5が設けられており、画素10からの信号が列ごとに列信号線5に読み出される。
列増幅回路40は列信号線5に出力された画素信号の増幅、相関二重サンプリング処理等の処理を行う。水平走査回路50は、列増幅回路40の増幅器に接続されたスイッチをオン又はオフに制御するための制御信号を供給する。出力回路70はバッファアンプ、差動増幅器等から構成され、列増幅回路40からの画素信号を撮像装置の外部の信号処理部に出力する。なお、固体撮像装置が、AD変換部を更に有することにより、デジタルの画像信号を出力し得る構成であってもよい。例えば、列増幅回路40はAD変換部を含み得る。制御回路60は、垂直走査回路30、列増幅回路40、水平走査回路50の動作タイミング等を制御する。
図2は、本実施形態に係る固体撮像装置における画素10の回路図である。画素10は、光電変換部101、フローティングディフュージョン(以下、FD)102、転送トランジスタ103、リセットトランジスタ104、ソースフォロアトランジスタ(以下、SFトランジスタ)105、選択トランジスタ106を備える。これらのトランジスタは、制御電極としてゲート電極を有するMOSトランジスタにより構成され得る。転送トランジスタ103、リセットトランジスタ104、選択トランジスタ106のゲートには、垂直走査回路30から制御信号線6を介して、これらのトランジスタを制御するための制御信号が入力される。
光電変換部101(第1光電変換部)は、光電変換により入射光に応じた電荷を生成するとともに、当該電荷を蓄積する光電変換素子である。光電変換部101は半導体基板内に形成されたフォトダイオードにより構成され得る。転送トランジスタ103(第1転送トランジスタ)は、オンとなることにより光電変換部101の電荷をFD102に転送する。FD102は、SFトランジスタ105のゲート電極に接続される拡散領域である。図2中のFD102に接続された容量は、FD102に生じる容量を示している。この容量により、FD102の電位は光電変換部101から転送された電荷に応じて変化する。SFトランジスタ105のドレインは電源電圧線107に接続される。SFトランジスタ105のソースは選択トランジスタ106を介して列信号線5に接続される。SFトランジスタ105は、列信号線5に接続された不図示の定電流源とともにソースフォロア回路を構成する。このソースフォロア回路は、FD102の電圧に基づく信号を選択トランジスタ106を介して列信号線5に出力する。リセットトランジスタ104のドレインは電源電圧線107に接続され、リセットトランジスタ104のソースはFD102に接続される。リセットトランジスタ104は、オンとなることによりFD102の電位をリセットする。
次に、図3及び図4を参照して画素10の構造を説明する。図3は、平面視による画素10の模式図である。図3には画素アレイ20のうち、2行×2列分の画素10のみが図示されているが、実際にはより多くの行及び列をなす多数の画素10を有し得る。図3において、転送トランジスタ103、リセットトランジスタ104、SFトランジスタ105、選択トランジスタ106については、基板の上に形成されたゲート電極が図示されている。各ゲート電極には、各トランジスタに対応する符号が付されている。列信号線5、電源電圧線107については、これらの配線が接続されるコンタクト部が図示されている。各コンタクト部には、列信号線5又は電源電圧線107に対応する符号が付されている。FD102からSFトランジスタ105等への導通のための配線が接続される2つのコンタクト部には、FD102に対応する符号が付されている。
図3には、更に接続配線201と駆動配線202が図示されている。接続配線201(第1配線)は、転送トランジスタ103のゲート電極と駆動配線202とを接続する配線である。接続配線201は、ゲート電極よりも上に配された複数の配線層のうち、最も基板に近い第1配線層に形成されている。接続配線201は、少なくとも一部が、平面視において、転送トランジスタ103のゲート電極と重なるように配されている。更に、接続配線201の端部の少なくとも一部が、平面視において、転送トランジスタ103のゲート電極の端部であって光電変換部101に面する側の端部に沿うような形状となっている。駆動配線202は接続配線201が形成される第1配線層の上の第2配線層に形成される。駆動配線202は制御信号線6を構成する複数の駆動配線の1つであり、垂直走査回路30から出力された制御信号を転送トランジスタ103のゲート電極に伝送させる配線である。
図4は、図3のY1−Y1’に沿った断面の模式図である。シリコンなどを材料とする半導体基板300のP型のウェル層である半導体領域301内に、光電変換部101が形成されている。光電変換部101は、表面近傍に形成されたP型の半導体領域302と、P型の半導体領域302の直下に形成されたN型の半導体領域303を含む埋め込みフォトダイオード構造となっている。また、半導体基板300には、素子分離領域307が形成されている。素子分離領域307には、STI(Shallow Trench Isolation)分離、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)分離、P型拡散層分離等の構造が用いられ得る。
半導体基板300の上には不図示のゲート絶縁膜を介して転送トランジスタ103のゲート電極304(第1制御電極)が形成され、更にその上に複数の配線層が形成される。ゲート電極304は、ポリシリコン等を材料とする。複数の配線層は、不図示の層間絶縁膜を間に介して形成される。複数の配線層のうち、最も基板に近い第1配線層に形成される接続配線201は、コンタクト部305を介して、ゲート電極304と接続される。第1配線層よりも上に配された第2配線層に形成される駆動配線202は、コンタクト部306を介して、接続配線201と接続される。すなわち、垂直走査回路30から出力された制御信号は、駆動配線202、コンタクト部306、接続配線201、及びコンタクト部305をこの順に介してゲート電極304に伝送される。
図4に示されるように、本実施形態の構成によれば、転送トランジスタ103のゲート電極304の上に接続配線201が形成されている。接続配線201により入射光が遮られるため、入射光がゲート電極304に入射されにくくなる。また、接続配線201の端部の少なくとも一部が、平面視において、転送トランジスタ103のゲート電極304の端部であって光電変換部101に面する側の端部に沿うように配されており、入射光がよりゲート電極304に入射されにくくなっている。これらの構成により、ゲート電極304において入射光が屈折して他の画素10に入射し、ノイズを生じさせる現象が起こりにくくなる。したがって、入射光のゲート電極304での屈折に起因するノイズが低減された光電変換装置が提供される。
本実施形態の構成は、ベイヤー配列のように異なる色のカラーフィルタを有する画素10が隣接する画素配列により画素アレイ20が構成されている場合により有効である。この場合、ある画素10のカラーフィルタを通過した光が隣接する画素10に入射すると、混色が生じ得る。本実施形態によれば、ゲート電極304において入射光が屈折して他の画素10に入射する問題が生じにくい構成となっているため、上述の要因による混色の発生が低減された光電変換装置が提供され得る。
接続配線201、駆動配線202を含む複数の配線層の材料は限定されないが、可視光を透過しない材料とすることで、入射光を遮る効果が向上する。配線層の材料は、例えば、アルミニウム、銅等の金属を含み得る。
複数の配線層の層数は任意に選択可能であるが、例えば、第1配線層、第2配線層、第3配線層からなる3層で構成され得る。この場合、第2配線層の上に配される第3配線層は、電源電圧線107、列信号線5を含み得る。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係る平面視による画素10の模式図である。本実施形態においては、第1の実施形態の接続配線201に対応する接続配線401(第1配線)が、平面視において、光電変換部101の外周を囲うように配されている。接続配線401は、第1配線層に形成される。接続配線401以外の要素については、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
この構成により、転送トランジスタ103のゲート電極304だけでなく、リセットトランジスタ104やSFトランジスタ105、選択トランジスタ106の各々のゲート電極への光の入射も接続配線401によって遮られる。したがって、本実施形態によれば、よりノイズが低減された光電変換装置が提供される。更に、本実施形態では、接続配線401が、平面視において、光電変換部101の外周を囲っていることにより、図中の第1方向、第2方向について対称的に遮光される配置となっている。よって、本実施形態の接続配線401は、第1の実施形態と比べて入射光の光学的対称性が良好となる配置である。
なお、図5では接続配線401が切れ目なく光電変換部101の外周を囲っているが、一部が途切れている場合であっても実質的に光電変換部101の外周を囲っていればよく、その場合も同様の効果が得られる。
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態に係る平面視による画素10の模式図である。本実施形態においては、第1配線層がダミー配線502(第2配線)を更に含む。そして、第1の実施形態の接続配線201に対応する接続配線501(第1配線)及びダミー配線502を含む第1配線層上の配線が、平面視において、光電変換部101の外周を囲うように配されている。これら以外の要素については、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
第2の実施形態と同様に、接続配線501及びダミー配線502により、転送トランジスタ103のゲート電極304だけでなく、リセットトランジスタ104やSFトランジスタ105、選択トランジスタ106の各々のゲート電極への光の入射が遮られる。したがって、本実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果が得られる。更に、本実施形態によれば、接続配線501の面積が第2の実施形態の場合よりも小さいため、転送トランジスタ103に生じる寄生容量が低減される。そのため、信号の読み出し速度が第2の実施形態の場合よりも高速化される。この効果を得るためには、ダミー配線502は、接続配線501と接続されていない状態であればよい。例えば、ダミー配線502は、フローティング状態であってもよく、電源電位、グラウンド電位等の所定の電位が与えられている状態であってもよい。
なお、図6では接続配線501とダミー配線502により光電変換部101のほぼ全周が囲われているが、寄生容量を低減する効果を得るためにはほぼ全周が囲われていることは必須ではない。すなわち、ダミー配線502の端部の少なくとも一部が、平面視において、光電変換部101の端部の少なくとも一部に沿うように配されていればよい。例えば、接続配線501とダミー配線502を含む第1配線層上の配線が、光電変換部101の2辺又は3辺のみに配されていてもよい。ダミー配線502が平面視において、接続配線501に対して光電変換部101を間に挟んで対向する位置のみに配されている構成であってもよい。
(第4の実施形態)
図7は、第4の実施形態に係る画素11の回路図であり、図8は、第4の実施形態に係る平面視による画素11の模式図である。図7を参照して本実施形態の画素11の回路構成を説明する。第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
画素11は、光電変換部601A、601B及び転送トランジスタ602A、602Bを有する。光電変換部601A、601Bは、光電変換により入射光に応じた電荷を生成するとともに、当該電荷を蓄積する光電変換素子である。光電変換部601A、601Bは半導体基板内に形成されたフォトダイオードにより構成され得る。転送トランジスタ602A(第1転送トランジスタ)は、オンとなることにより光電変換部601A(第1光電変換部)の電荷をFD102に転送する。転送トランジスタ602B(第2転送トランジスタ)は、オンとなることにより光電変換部601B(第2光電変換部)の電荷をFD102に転送する。すなわち、2つの光電変換部601A、601B及び2つの転送トランジスタ602A、602Bが1つのFD102を共有している。
本回路構成によれば、2つの光電変換部601A、601Bを有することにより、第1の実施形態と同様に撮像用の信号が得られることに加えて、撮像以外の用途に用いられる信号を出力することができる。ここで、撮像以外の用途に用いられる信号とは、例えば、位相差検出方式による焦点検出用の信号、距離測定のための信号、撮像用の光とは異なる波長域の光を光電変換して得られた信号などである。
図8は、第4の実施形態に係る平面視による画素11の模式図である。接続配線701A(第1配線)は、転送トランジスタ602Aのゲート電極(第1制御電極)と駆動配線702Aとを接続する配線である。接続配線701B(第3配線)は、転送トランジスタ602Bのゲート電極(第2制御電極)と駆動配線702Bとを接続する配線である。接続配線701A、701Bは、ゲート電極よりも上に配された複数の配線層のうち、最も基板に近い第1配線層に形成されている。接続配線701Aは、少なくとも一部が、平面視において、転送トランジスタ602Aのゲート電極と重なるように配されている。更に、接続配線701Aの端部の少なくとも一部が、平面視において、転送トランジスタ602Aのゲート電極の端部であって光電変換部601Aに面する側の端部に沿うような形状となっている。接続配線701Bは、少なくとも一部が、平面視において、転送トランジスタ602Bのゲート電極と重なるように配されている。更に、接続配線701Bの端部の少なくとも一部が、平面視において、転送トランジスタ602Bのゲート電極の端部であって光電変換部601Bに面する側の端部に沿うような形状となっている。
駆動配線702A、702Bは接続配線701A、701Bが形成される第1配線層の上の第2配線層に形成される。駆動配線702A、702Bは制御信号線6を構成する複数の駆動配線の1つである。駆動配線702Aは、垂直走査回路30から出力された制御信号を転送トランジスタ602Aのゲート電極に伝送させる配線である。駆動配線702Bは、垂直走査回路30から出力された制御信号を転送トランジスタ602Bのゲート電極に伝送させる配線である。
本実施形態の構成によれば、転送トランジスタ602A、602Bのゲート電極の上に接続配線701A、701Bがそれぞれ形成されている。接続配線701A、701Bにより入射光が遮られるため、入射光がこれらのゲート電極に入射されにくくなる。また、接続配線701A、701Bの端部の少なくとも一部が、平面視において、転送トランジスタ602A、602Bのゲート電極のそれぞれの端部であって光電変換部601A、601Bに面する側の端部に沿うように配されている。したがって、入射光がよりゲート電極に入射されにくくなっている。このように、2つの光電変換部601A、601B及び2つの転送トランジスタ602A、602Bが、1つのFD102を共有する回路構成であっても、第1の実施形態と同様に、入射光のゲート電極での屈折に起因するノイズが低減される。
(第5の実施形態)
図9は、第5の実施形態に係る平面視による画素11の模式図である。本実施形態の画素11の回路図は第4の実施形態と同様である。同様の構成については説明を省略する。
本実施形態においては、第4の実施形態の接続配線701A、701B、駆動配線702A、702Bにそれぞれ対応する接続配線801A、801B、駆動配線802A、802Bの形状が第4の実施形態と異なっている。本実施形態では、図9に示されるように、接続配線801A、801Bの両方が、平面視において、転送トランジスタ602Aと602Bのゲート電極間の領域に配されている。本実施形態の構成によれば、接続配線801A、801Bによりゲート電極の間を通過する光を遮ることができるため、入射光のゲート電極での屈折に起因するノイズをより低減することが可能となる。
なお、図9では接続配線801A、801Bの両方が、ゲート電極間の領域に配されていることは必須ではない。接続配線801A、801Bのうちの少なくとも一方の少なくとも一部がゲート電極間の領域の少なくとも一部に配されていればノイズを低減する効果が得られる。
(第6の実施形態)
図10は、第6の実施形態に係る平面視による画素11の模式図である。本実施形態の画素11の回路図は第4又は第5の実施形態と同様である。同様の構成については説明を省略する。
本実施形態においては、第5の実施形態の接続配線801A、801Bにそれぞれ対応する接続配線901A、901Bの形状が第5の実施形態と異なっている。本実施形態では、図10に示されるように、転送トランジスタ602Aのゲート電極に接続される接続配線901Aの面積が転送トランジスタ602Bのゲート電極に接続される901Bの面積よりも小さい。この構成によれば、FD102と転送トランジスタ602Aとの間の寄生容量を、FD102と転送トランジスタ602Bと間の寄生容量よりも小さくすることができる。
この構成の利点を説明する。例えば、位相差検出方式による焦点検出に用いられる信号を読み出す際の駆動方法の1つとして、転送トランジスタ602Aをオンにして第1の信号を読み出した後に、転送トランジスタ602A、602Bの両方をオンにして第2の信号を読み出す方法がある。この駆動方法では、第1の信号を読み出す際に、FD102と転送トランジスタ602Aとの間の容量カップリングによって、FD102の電位が変動し、FD102の電位が画素11ごとにばらつく場合がある。この場合、第2の信号を読み出す際に、FD102の電位のばらつきによって、画像信号に相当する第2の信号も画素ごとにばらつき得る。本実施形態の構成によれば、FD102と転送トランジスタ602Aとの間の寄生容量を低減することにより、画像信号の画素11ごとのばらつきを低減することができる。
(第7の実施形態)
図11は、第7の実施形態に係る画素12の回路図であり、図12は、第7の実施形態に係る平面視による画素12の模式図である。図11を参照して本実施形態の画素12の回路構成を説明する。第1乃至第6の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
画素12は、光電変換部1001A、1001B、1003A、1003B、転送トランジスタ1002A、1002B、1004A、1004Bを有する。光電変換部1001A、1001B、1003A、1003Bは、フォトダイオード等により構成され得る光電変換素子である。転送トランジスタ1002A、1002B、1004A、1004Bは、オンとなることにより、光電変換部1001A、1001B、1003A、1003Bの電荷をそれぞれFD102に転送する。すなわち、4つの光電変換部1001A、1001B、1003A、1003B及び4つの転送トランジスタ1002A、1002B、1004A、1004Bが1つのFD102を共有している。
図12は、第4の実施形態に係る平面視による画素11の模式図である。接続配線1101A、1101B、1103A、1103B、ダミー配線1105、1106は、ゲート電極よりも上に配された複数の配線層のうち、最も基板に近い第1配線層に形成されている。
接続配線1101Aは、転送トランジスタ1002A(第1転送トランジスタ)のゲート電極(第1制御電極)と駆動配線1102Aとを接続する配線である。接続配線1101Bは、転送トランジスタ1002B(第2転送トランジスタ)のゲート電極(第2制御電極)と駆動配線1102Bとを接続する配線である。接続配線1103Aは、転送トランジスタ1004A(第3転送トランジスタ)のゲート電極(第3制御電極)と駆動配線1104Aとを接続する配線である。接続配線1103Bは、転送トランジスタ1004B(第4転送トランジスタ)のゲート電極(第4制御電極)と駆動配線1104Bとを接続する配線である。
接続配線1101B及びダミー配線1105は、平面視において、光電変換部1001A(第1光電変換部)及び光電変換部1001B(第2光電変換部)の外周を囲うように配されている。接続配線1103B及びダミー配線1106は、平面視において、光電変換部1003A(第3光電変換部)及び1003B(第4光電変換部)の外周を囲うように配されている。
すなわち、4個の光電変換部1001A、1001B、1003A、1003Bは、平面視において、第1配線層上の配線により2個ずつ外周を囲われている。画素12の第1部分1107は、光電変換部1003A、1003Bを含み、第2部分1108は、光電変換部1001A、1001Bを含む。
本実施形態においては、第1部分1107と第2部分1108が、画素12の中心線に対して、線対称に配置されており、対称な構造となっている。このような線対称構造の場合、第1部分1107に含まれる光電変換部と第2部分1108に含まれる光電変換部との間で、出力に差が生じる場合がある。例えば、図12中の第1方向の成分を含む光が画素12に入射された場合、第2部分1108に入射された光は、転送トランジスタ1002A、1002Bのゲート電極によって屈折し、第1部分1107内に入射し、ノイズを生じさせ得る。一方、第1部分1107に入射された光は、転送トランジスタ1004A、1004Bによる屈折が生じたとしても第2部分1108には入射されない。このような現象により、第1部分1107に含まれる光電変換部の方が、第2部分1108に含まれる光電変換部よりも出力が大きくなり得る。
本実施形態の構成によれば、第1部分1107、第2部分1108ごとに4個の光電変換部を2個ずつ囲うように接続配線とダミー配線が配されている。これにより、ゲート電極への入射光が遮られ、上述の現象による光電変換部間の出力の差を低減することが可能となる。
なお、図12では、光電変換部の外周である四辺のうち、接続配線1101Bが第1の辺と第2の辺を囲い、ダミー配線1105が第3の辺と第4の辺を囲っている。しかしながら、接続配線1101Bが第1の辺の全てと第2の辺の一部を囲い、ダミー配線1105が第3の辺の全てと第4の辺の一部を囲った上で、第1配線層に設けられた他の配線が残りの第2及び第4の辺を囲うように構成してもよい。この形態によれば、1つの配線で2つの辺の略全てを囲うように配する必要がなく、各配線のレイアウトの自由度を高めることができる。
また、図12に示されるように、本実施形態の固体撮像装置は、第3乃至第6の実施形態と同様の特徴を有する構成となっている。したがって、第7の実施形態によれば、これらの実施形態と同様の効果をも得ることができる。
(第8の実施形態)
図13は、第8の実施形態に係る平面視による画素の模式図である。本実施形態においては、接続配線401に加えて、第1の実施形態の駆動配線202に対応する駆動配線1302(第4配線)も、平面視において、光電変換部101の外周を囲うように配されている。駆動配線1302は、第2配線層に形成される。駆動配線1302以外の要素については、第2の実施形態と同様であるため説明を省略する。
この構成により、接続配線401だけでなく、駆動配線1302もゲート電極への光の入射を遮る効果を有する。したがって、本実施形態によれば、よりノイズが低減された光電変換装置が提供される。更に、本実施形態では、駆動配線1302も、平面視において、光電変換部101の外周を囲っていることにより、図中の第1方向、第2方向について対称的に遮光される配置となっている。よって、本実施形態の駆動配線1302は、第2の実施形態と比べて入射光の光学的対称性がより良好となる配置である。
ここで、接続配線401が転送トランジスタ103のゲート電極への光の入射を遮る効果を得るためには、光電変換部101の外周が全て囲われていなくてもよい。接続配線401の端部の少なくとも一部が、平面視において、転送トランジスタ103のゲート電極の端部であって光電変換部101に面する側の端部に沿うような形状となっていればよい。
なお、図13では駆動配線1302が切れ目なく光電変換部101の外周を囲っているが、一部が途切れていても実質的に光電変換部101の外周を囲っていればよく、その場合も上述のノイズの低減及び入射光の光学的対称性の向上の効果が得られる。また、光電変換部101の外周を囲う第2配線層の配線は、駆動配線1302を含んでいればよく、例えば、第3の実施形態のように駆動配線1302以外にダミー配線を含んでもよい。
(第9の実施形態)
本発明の第9の実施形態による撮像システムについて、図14を用いて説明する。図14は、本実施形態による撮像システムの概略構成を示すブロック図である。本実施形態の撮像システム1400は、第1乃至第8の実施形態による光電変換装置の一例である固体撮像装置1401を有する。
本実施形態による撮像システム1400は、特に限定されるものではないが、例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルカムコーダ、カメラヘッド、複写機、ファックス、携帯電話、車載カメラ、観測衛星等に適用可能である。
撮像システム1400は、図14に示すように、固体撮像装置1401、レンズ1402、絞り1404、バリア1406、信号処理部1408、タイミング発生部1410、全体制御・演算部1412を有している。撮像システム1400は、また、メモリ部1414、記録媒体制御I/F部1416、外部I/F部1418を有している。
レンズ1402は、被写体の光学像を固体撮像装置1401の画素領域に結像するためのものである。絞り1404は、レンズ1402を通った光量を可変するためのものである。バリア1406は、レンズ1402の保護のためのものである。固体撮像装置1401は、第1乃至第8の実施形態で説明した光電変換装置であって、レンズ1402により結像された光学像に基づく信号を信号処理部1408に出力するものである。
信号処理部1408は、固体撮像装置1401より出力される信号に対して、所望の処理、補正、データ圧縮等を行うものである。信号処理部1408には、固体撮像装置1401から出力される信号をアナログデジタル変換するためのアナログデジタル変換器及びアナログデジタル変換器から出力されるデジタル信号を処理するデジタルシグナルプロセッサが含まれる。信号処理部1408は、固体撮像装置1401と同じ基板に搭載されていてもよいし、別の基板に搭載されていてもよい。また、信号処理部1408の一部の機能が固体撮像装置1401と同じ基板に搭載され、信号処理部1408の他の一部の機能が別の基板に搭載されていてもよい。
タイミング発生部1410は、固体撮像装置1401及び信号処理部1408に、各種タイミング信号を出力するためのものである。全体制御・演算部1412は、撮像システム1400の全体の駆動や演算処理を司る制御部である。ここで、タイミング信号などは撮像システム1400の外部から入力されてもよく、撮像システム1400は、少なくとも固体撮像装置1401と、固体撮像装置1401から出力された信号を処理する信号処理部1408とを有していればよい。
メモリ部1414は、画像データを一時的に記憶するためのフレームメモリ部である。記録媒体制御I/F部1416は、記録媒体1420への記録、あるいは記録媒体1420からの読み出しを行うためのインターフェース部である。外部I/F部1418は、外部コンピュータ等と通信するためのインターフェース部である。記録媒体1420は、撮像データの記録又は読み出しを行うための半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体、あるいは撮像システム1400に内蔵された記録媒体である。
このようにして、第1乃至第8の実施形態による光電変換装置の一例である固体撮像装置1401を適用して撮像システム1400を構成することができる。第1乃至第8の実施形態による光電変換装置はノイズを低減する効果を有しているので、より良好な画質の映像を撮影可能な撮像システムを実現することができる。
(その他の実施形態)
なお、上述の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。例えば、いずれかの実施形態の一部の構成を、他の実施形態に追加した実施形態、あるいは他の実施形態の一部の構成と置換した実施形態も本発明を適用し得る実施形態であると理解されるべきである。
半導体基板内に形成されている不純物拡散領域の導電型は例示であり、上述の実施形態の導電型に限られるものではない。例えば、各不純物拡散領域のP型とN型を全て逆にしたものであってもよい。
また、第9の実施形態に示した撮像システムは、本発明の撮像装置を適用しうる撮像システムの一例を示したものであり、本発明の光電変換装置を適用可能な撮像システムは図13に示した構成に限定されるものではない。例えば、第1乃至第8の実施形態の光電変換装置を焦点検出装置として用いて撮像システムを構成してもよい。
101 光電変換部
103 転送トランジスタ
201 接続配線
202 駆動配線
300 半導体基板

Claims (17)

  1. 基板と、
    前記基板に形成され、入射光を光電変換して電荷を生成する第1光電変換部と、
    前記基板の上に形成された第1制御電極を含み、前記第1光電変換部から前記電荷を転送する第1転送トランジスタと、
    前記第1制御電極よりも上に配された複数の配線層と、
    を有し、
    前記複数の配線層のうち最も前記基板に近い配線層である第1配線層は、第1配線を含み、
    前記第1配線の少なくとも一部が、平面視において、前記第1制御電極の少なくとも一部と重なるように配され、かつ、前記第1配線の端部の少なくとも一部が、平面視において、前記第1制御電極の前記第1光電変換部に面する側の端部に沿うように配されている
    ことを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記第1配線の端部の少なくとも一部が、平面視において、前記第1光電変換部の端部の少なくとも一部に沿うように配されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記第1転送トランジスタを制御する制御信号を出力する走査回路を更に有し、
    前記制御信号は前記第1配線を介して前記第1制御電極に伝送される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光電変換装置。
  4. 前記第1配線は、可視光を透過しない材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  5. 前記第1配線が、平面視において、前記第1光電変換部の外周を囲うように配されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  6. 前記第1配線層は、第2配線を更に含み、
    前記第2配線の端部の少なくとも一部が、平面視において、前記第1光電変換部の端部の少なくとも一部に沿うように配されている
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  7. 前記第2配線は、平面視において、前記第1配線に対して前記第1光電変換部を間に挟んで対向する位置に配されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の光電変換装置。
  8. 前記第1配線と前記第2配線を含む前記第1配線層の配線が、平面視において、前記第1光電変換部の外周を囲うように配されている
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の光電変換装置。
  9. 前記第2配線は、フローティング状態であるか、又は所定の電位が与えられている、ダミー配線である
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  10. 前記基板に形成され、入射光を光電変換して電荷を生成する第2光電変換部と、
    前記基板の上に形成された第2制御電極を含み、前記第2光電変換部から前記電荷を転送する第2転送トランジスタと、
    前記第1転送トランジスタ及び前記第2転送トランジスタにより、前記電荷が転送されるフローティングディフュージョンと、
    を更に有するし、
    前記第1配線層は、第3配線を更に含み、
    前記第3配線の少なくとも一部が、平面視において、前記第2制御電極と重なるように配されている
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  11. 前記第3配線の端部の少なくとも一部が、平面視において、前記第2制御電極の前記第2光電変換部に面する側の端部の少なくとも一部に沿うように配されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の光電変換装置。
  12. 前記第1配線及び前記第3配線のうちの少なくとも一方の少なくとも一部が、平面視において、前記第1制御電極と前記第2制御電極の間の領域の少なくとも一部に配されている
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載の光電変換装置。
  13. 前記第1配線は、前記第1制御電極に接続され、
    前記第3配線は、前記第2制御電極に接続され、
    前記第1配線の面積と前記第3配線の面積が異なる
    ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  14. 前記基板に形成され、入射光を光電変換して電荷を生成する第2光電変換部と、
    前記基板に形成され、入射光を光電変換して電荷を生成する第3光電変換部と、
    前記基板に形成され、入射光を光電変換して電荷を生成する第4光電変換部と、
    前記基板の上に形成された第2制御電極を含み、前記第2光電変換部から前記電荷を転送する第2転送トランジスタと、
    前記基板の上に形成された第3制御電極を含み、前記第3光電変換部から前記電荷を転送する第3転送トランジスタと、
    前記基板の上に形成された第4制御電極を含み、前記第4光電変換部から前記電荷を転送する第4転送トランジスタと、
    前記第1転送トランジスタ、前記第2転送トランジスタ、前記第3転送トランジスタ及び前記第4転送トランジスタにより、前記電荷が転送されるフローティングディフュージョンと、
    を更に有し、
    前記第1光電変換部、前記第2光電変換部、前記第3光電変換部、前記第4光電変換部が、平面視において、前記第1配線層上の配線により2個ずつ外周を囲われている
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  15. 前記複数の配線層のうち前記第1配線層よりも上に配された第2配線層は、第4配線を含み、
    前記第4配線の端部の少なくとも一部が、平面視において、前記第1制御電極の前記第1光電変換部に面する側の端部に沿うように配されている
    ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  16. 前記第4配線を含む前記第2配線層の配線が、平面視において、前記第1光電変換部の外周を囲うように配されている
    ことを特徴とする請求項15に記載の光電変換装置。
  17. 請求項1乃至16のいずれか1項に記載の光電変換装置と、
    前記光電変換装置から出力される信号を処理する信号処理部と、
    を備えることを特徴とする撮像システム。
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