JP2018006330A - 電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術においては、高出力特性と高信頼性とを両立した電池の実現が望まれる。
【解決手段】電池は、第1電極活物質を含む複数の第1電極活物質粒子が互いに連結することで形成される、空孔を有する多孔質体である第1電極体と、前記第1電極体の表面を被覆する、固体電解質を含む第1被覆層と、前記第1被覆層の表面を被覆する、第2電極活物質を含む第2被覆層と、前記第1被覆層と前記第2被覆層とで被覆された前記第1電極体の前記空孔の位置に存在する空隙と、を備える。
【選択図】図1

Description

本開示は、電池に関する。
特許文献1には、繊維状カソードと電解質ポリマーとアノード粒子を含むバッテリーデバイスが開示されている。
特許文献2には、多孔質構造体の空隙部に充填された活物質を有する固体電解質電池が開示されている。
特許文献3には、正極活物質および負極活物質が分散した状態で存在する混合電極層を有する全固体電池が開示されている。
特開2008−181879号公報 特開2001−243984号公報 特開2014−29810号公報
従来技術においては、高出力特性と高信頼性とを両立した電池の実現が望まれる。
本開示の一様態における電池は、第1電極活物質を含む複数の第1電極活物質粒子が互いに連結することで形成される、空孔を有する多孔質体である第1電極体と、前記第1電極体の表面を被覆する、固体電解質を含む第1被覆層と、前記第1被覆層の表面を被覆する、第2電極活物質を含む第2被覆層と、前記第1被覆層と前記第2被覆層とで被覆された前記第1電極体の前記空孔の位置に存在する空隙と、を備える。
本開示によれば、高出力特性と高信頼性とを両立した電池を実現できる。
図1は、実施の形態1における電池1000の概略構成を示す図である。 図2は、第1電極体100と空孔120の一例の概略構成を示す断面図である。 図3は、被覆された第1電極体100と空隙400の一例の概略構成を示す断面図である。 図4は、被覆された第1電極体100と空隙400の一例の概略構成を示す断面図である。 図5は、実施の形態2における電池2000の概略構成を示す断面図である。 図6は、実施の形態3における電池3000の概略構成を示す断面図である。 図7は、実施の形態4における電池4000の概略構成を示す断面図である。 図8は、実施の形態4における電池4000の製造方法を説明するための図である。 図9は、実施の形態3における電池3100の概略構成を示す断面図である。
以下、本開示の実施の形態が、図面を参照しながら、説明される。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における電池1000の概略構成を示す図である。
図1(a)は、実施の形態1における電池1000の概略構成を示すx−z図(1A断面図)である。
図1(b)は、実施の形態1における電池1000の概略構成を示すx−y図(1B断面図)である。
実施の形態1における電池1000は、第1電極体100と、第1被覆層200と、第2被覆層300と、空隙400と、を備える。
第1電極体100は、複数の第1電極活物質粒子110が互いに連結することで形成される多孔質体である。第1電極体100は、空孔120を有する。
第1電極活物質粒子110は、第1電極活物質を含む粒子である。
第1被覆層200は、固体電解質を含む層である。第1被覆層200は、第1電極体100の表面を被覆する。
第2被覆層300は、第2電極活物質を含む層である。第2被覆層300は、第1被覆層200の表面(第1被覆層200の主面のうち、第1電極体100と第1被覆層200との界面とは逆側の主面)を被覆する。
第1被覆層200と第2被覆層300とで被覆された第1電極体100の空孔120の位置に、空隙400が存在する。
以上の構成によれば、高出力特性と高信頼性とを両立した電池を実現できる。
すなわち、以上の実施の形態1の構成によれば、多孔質体である第1電極体100の表面に被覆層として固体電解質と第2電極活物質とが配置されることで、イオン(例えば、リチウムイオン)の伝導経路を、短く、かつ、広く、設定することができる。これにより、内部抵抗を低減できる。したがって、例えば、高レートでの充放電におけるエネルギー損失を低減できる。このため、電池を高出力化できる。
これに対して、正極活物質膜と、負極活物質膜と、その2膜の間に固体電解質膜とが、単に積層されてなる一般に公知の層状構造の電池では、イオンが移動する経路が狭く、かつ、長くなる。このため、内部抵抗が大きくなり、高出力化が難しい。例えば、高レートでの充放電におけるエネルギー損失が大きい。したがって、電池の出力が不足する。
また、以上の実施の形態1の構成によれば、第1電極体100が複数の粒子が連結してなる多孔質体であることで、機械的な強度を高めることができる。したがって、例えば、電池の充放電に伴う活物質の膨張および収縮が生じても、構造を安定に保つことができる。すなわち、電池の信頼性(サイクル特性)を高めることができる。
これに対して、特許文献1のような、繊維状のカソードを用いる電池では、機械的な強度が弱い。例えば、複数の粒子が互いに連結する場合と比べて、繊維状の構造では繊維が互いに支持し合う連結部分(強度が高い部分)が少ない。言い換えれば、互いに支持し合わない繊維部分(強度が低い部分)が多く存在する。このため、繊維状の構造では、外乱または活物質の膨張収縮により、構造が崩れる可能性が高まる。このため、電池の信頼性が低下する。
また、以上の実施の形態1の構成によれば、第1被覆層200と第2被覆層300とで被覆された第1電極体100の空孔120の位置に空隙400が存在することで、例えば、電池の充放電に伴う活物質の膨張を、空隙400で、吸収することができる。これにより、活物質の膨張および収縮などが繰り返されても、電極内部の構造的な変形を生じ難くできる。この結果、電池の信頼性(サイクル特性)を高めることができる。
これに対して、特許文献2および3のような、空孔部分が活物質で充填される(すなわち、空隙を有しない)構造の電池では、活物質の膨張収縮によって、電池内部に変形が生じる。このため、サイクル特性が悪化(電池の信頼性が低下)する。
図2は、第1電極体100と空孔120の一例の概略構成を示す断面図である。
図2に示されるように、空孔120は、複数の第1電極活物質粒子110が周囲に位置することで形成される空間部分である。例えば、空孔120は、複数の第1電極活物質粒子110に囲まれて形成される空間部分であってもよい。
第1電極体100は、これらの空孔120を複数有することで、多孔質体として構成される。
すなわち、第1電極体100は、多孔質状であり、かつ、複数の第1電極活物質粒子110同士が三次元的に連続的に接続して成る構造である。
複数の第1電極活物質粒子110同士は、ネッキングにより、互いに接続してもよい。もしくは、複数の第1電極活物質粒子110同士は、導電助剤および結着材の少なくとも一方を介して、互いに接続してもよい。
なお、実施の形態1における電池1000においては、図1に示されるように、第1電極体100は、粒子同士が網目状に連結して形成された骨格と、粒子間に存在する空間(空孔)と、を有する構造でもよい。
すなわち、実施の形態1における電池1000においては、第1電極体100は、複数の第1電極活物質粒子が互いに網目状に連結することで形成される骨格を有してもよい。
以上の構成によれば、第1電極体100の機械的な強度を、より高めることができる。したがって、例えば、電池の充放電に伴う活物質の膨張および収縮が生じても、構造をより安定に保つことができる。すなわち、電池の信頼性(サイクル特性)を、より高めることができる。
また、以上の構成によれば、より多くの空孔(言い換えれば、空隙)を形成できる。より多くの空隙を有することで、例えば、電池の充放電に伴う活物質の膨張を、より吸収することができる。これにより、活物質の膨張および収縮などが繰り返されても、電極内部の構造的な変形を、より生じ難くできる。この結果、電池の信頼性(サイクル特性)を、より高めることができる。
なお、実施の形態1における電池1000においては、第1電極体100は、ウッドパイル型のような、規則性のある構造でもよい。
図3は、被覆された第1電極体100と空隙400の一例の概略構成を示す断面図である。
図3に示されるように、空孔120の周囲に位置する複数の第1電極活物質粒子110の表面は、第1被覆層200と第2被覆層300とで被覆される。このとき、空孔120の空間部分の広さは、第1被覆層200と第2被覆層300の厚みに応じて、小さくなる。
しかし、実施の形態1においては、図3に示されるように、第1電極活物質粒子110が第1被覆層200と第2被覆層300とで被覆されても、空孔120の空間部分の一部は、空隙400として、残される。言い換えれば、空孔120は、第1被覆層200と第2被覆層300とにより、充填されない。
このように、第2被覆層300の表面側に空隙400があることで、充放電に伴う活物質の体積変化を吸収できる。
図4は、被覆された第1電極体100と空隙400の一例の概略構成を示す断面図である。
実施の形態1における電池1000においては、図4に示されるように、空隙400の幅(W)は、空隙400の周囲に位置する第2被覆層300の厚み(d1またはd2)よりも、大きくてもよい。
以上の構成によれば、より広い幅を有する空隙400を形成できる。より広い幅の空隙400を有することで、例えば、電池の充放電に伴う活物質の膨張を、より吸収することができる。これにより、活物質の膨張および収縮などが繰り返されても、電極内部の構造的な変形を、より生じ難くできる。この結果、電池の信頼性(サイクル特性)を、より高めることができる。
ここで、図4においては、空隙400の幅(W)は、中心点O1と中心点O2とを結ぶ直線上における、空隙400の幅である。なお、中心点O1は、空隙400の周囲に位置する所定の第1電極活物質粒子の中心点である。また、中心点O2は、空隙400の周囲に位置する別の第1電極活物質粒子の中心点である。言い換えれば、空隙400の幅(W)は、中心点O1と中心点O2とを結ぶ直線上における、所定の第1電極活物質粒子の最外周となる第2被覆層300の表面から、別の第1電極活物質粒子の最外周となる第2被覆層300の表面までの、距離である。
また、図4においては、第2被覆層300の厚みは、中心点O1と中心点O2とを結ぶ直線上における、第2被覆層300の厚みである。すなわち、第2被覆層300の厚み(d1)は、中心点O1と中心点O2とを結ぶ直線上における、所定の第1電極活物質粒子に被覆された第2被覆層300の厚みである。また、第2被覆層300の厚み(d2)は、中心点O1と中心点O2とを結ぶ直線上における、別の第1電極活物質粒子に被覆された第2被覆層300の厚みである。
なお、空隙400の幅および第2被覆層300の厚みは、透過電子顕微鏡(TEM)または走査電子顕微鏡(SEM)などにより撮影された断面画像を基に、計測されうる。
また、図4に示されるように、実施の形態1における電池1000においては、空隙400の幅(W)は、厚み(d1)と厚み(d2)との両方よりも、大きくてもよい。もしくは、空隙400の幅(W)は、厚み(d1)と厚み(d2)とのうちの一方のみよりも、大きくてもよい。
実施の形態1においては、図1から図4に示されるように、第1電極活物質粒子110は、第1電極活物質を含む真球状粒子であってもよい。もしくは、第1電極活物質粒子110の形状は、楕円球状、または、矩形部分を含む形状、など、であってもよい。
第1電極体100を構成する複数の第1電極活物質粒子110のそれぞれの大きさ(例えば、粒径)および形状は、互いに、略同じであってもよいし、異なっていてもよい。
第1電極活物質粒子110の大きさ(任意の断面における粒子幅)は、1μm以上かつ100μm以下であってもよい。これにより、イオンの輸送距離を短くしながら、高い構造強度を実現できる。
また、第1電極活物質粒子110の大きさ(任意の断面における粒子幅)は、5μm以上かつ30μm以下であってもよい。これにより、イオンの輸送距離をより短くしながら、より高い構造強度を実現できる。なお、第1電極体100を構成する複数の第1電極活物質粒子110のメジアン径(D50)は、15μm程度であってもよい。
第1電極活物質粒子110は、第1電極活物質を含む粒子である。例えば、第1電極活物質粒子110は、第1電極活物質のみからなる粒子であってもよい。
もしくは、第1電極活物質粒子110は、第1電極活物質とともに、導電助剤および結着材の少なくとも一方あるいは両方を、含んでもよい。
第1電極活物質は、正極活物質であってもよい。正極活物質の材料としては、一般に公知の正極活物質の材料(例えば、金属イオンを吸蔵および放出する特性を有する材料)が用いられうる。例えば、正極活物質の材料としては、LiCo1-a-bNiaAlb2(0≦a≦1、0≦b≦1、かつ、a+b≦1)、LiNi1-a-bMnaCob2(0≦a≦1、0≦b≦1、かつ、a+b≦1)、LiMn24、LiFePO4、など、が用いられうる。なお、第1電極活物質としては、これらの材料が、単独で、または、2種類以上が組合されて、用いられうる。
もしくは、第1電極活物質は、負極活物質であってもよい。負極活物質の材料としては、一般に公知の負極活物質の材料(例えば、金属イオンを吸蔵および放出する特性を有する材料)が用いられうる。例えば、負極活物質の材料としては、Li4Ti512、グラファイト、Si、SiO2、など、が用いられうる。なお、第1電極活物質としては、これらの材料が、単独で、または、2種類以上が組合されて、用いられうる。
導電助剤としては、カーボン、アセチレンブラック、導電性酸化物(例えば、ルテニウム酸ストロンチウム)、など、が用いられうる。第1電極活物質粒子110に含まれる導電助剤の含有量(重量濃度)は、第1電極活物質粒子110の全体に対して、0.1重量%以上かつ5重量%以下であってもよい。導電助剤を用いることで、電子抵抗を低減できる。
また、結着材としては、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ホウ酸リチウム、など、が用いられうる。第1電極活物質粒子110に含まれる結着材の含有量(重量濃度)は、第1電極活物質粒子110の全体に対して、0.1重量%以上かつ20重量%以下であってもよい。結着材を用いることで、接続強度を向上できる。
なお、第1電極活物質粒子110は、第1電極活物質とは異なる被覆材料により、被覆されてもよい。この場合、第1電極活物質粒子110を構成する第1電極活物質と、第1電極活物質粒子110の表面を被覆する第1被覆層200との間に、当該被覆材料が位置する。これにより、第1電極活物質粒子110と第1被覆層200との間のリチウムイオンの導電性を、より高めることができる。なお、当該被覆材料としては、一般に公知の活物質の被覆材料(例えば、LiNbO3、など)が、用いられうる。なお、当該被覆材料は、第1電極活物質粒子110の表面を部分的に被覆してもよい。もしくは、当該被覆材料は、第1電極活物質粒子110の全表面を被覆してもよい。
実施の形態1においては、図1および図3に示されるように、第1被覆層200は、第1電極活物質粒子110の表面を完全に被覆する。これにより、第1電極活物質粒子110と第2被覆層300との短絡を防止できる。
第1被覆層200の厚みは、第1電極体100の全体に渡って、略同じ厚みであってもよいし、部分的に異なる厚みであってもよい。
第1被覆層200の厚みは、0.1μm以上かつ10μm以下であってもよい。これにより、良好な電子絶縁性とイオン伝導性とを実現できる。
また、第1被覆層200の厚みは、1μm以上かつ3μm以下であってもよい。これにより、より良好な電子絶縁性とイオン伝導性とを実現できる。
第1被覆層200は、固体電解質を含む層である。例えば、第1被覆層200は、固体電解質のみからなる層であってもよい。
もしくは、第1被覆層200は、固体電解質とともに、上述の結着材を含んでもよい。結着材を用いることで、接続強度を向上できる。
固体電解質としては、一般に公知の固体電解質が用いられうる。
なお、実施の形態1における電池1000においては、固体電解質は、無機系固体電解質であってもよい。
以上の構成によれば、電子リークをより低減できる。このため、第1電極活物質粒子110と第2電極活物質(すなわち、第2被覆層300)との短絡の発生を、より低減できる。例えば、電池製造時において、第1電極活物質粒子110に第2被覆層300を被覆する際のショートを防止できる。また、電池の貯蔵時における電圧降下を抑制できる。
これに対して、特許文献1のような、ポリマー電解質を用いる電池では、無機系固体電解質に比べて電子リークを形成しやすい。このため、製造時などで電池がショートする可能性が高まる。また、電池の貯蔵時における電圧降下が生じる可能性が高まる。
無機系固体電解質としては、例えば、LiPON、Li3BO3、ペロブスカイト型酸化物(La2/3-xLi3xTiO3、など)、ガーネット型酸化物(Li7La3Zr212、など)、NASICON型酸化物(Li1+xAlxTi2-x(PO43、Li1+x+yAlx(Ti,Ge)2-xSiy3-y12)、硫化物系固体電解質(Li2S−P25、Li10GeP212)、など、が用いられうる。
なお、第1被覆層200は、上述の材料が単独でまたは2種類以上が組合されて含まれる層からなる単層構造であってもよい。
もしくは、第1被覆層200は、それぞれ異なる固体電解質材料からなる2層以上の層が積層された積層構造であってもよい。これにより、電子絶縁性を、より向上させることができる。
実施の形態1においては、図1および図3に示されるように、第2被覆層300は、第1被覆層200の表面を完全に被覆してもよい。すなわち、第2被覆層300は、第1被覆層200の表面(第1被覆層200の主面のうち、第1電極体100と第1被覆層200との界面とは逆側の主面)に、膜状に形成されてもよい。
もしくは、第2被覆層300は、第1被覆層200の表面を部分的に被覆してもよい。すなわち、第2被覆層300は、第1被覆層200の表面(第1被覆層200の主面のうち、第1電極体100と第1被覆層200との界面とは逆側の主面)に、島状に形成されてもよい。このとき、島状に形成された第2被覆層300は、互いに、電気的に接続されていてもよい。例えば、島状に形成された第2被覆層300のそれぞれの一部が、互いに、直接、接触していてもよい。
第2被覆層300の厚みは、第1電極体100の全体に渡って、略同じ厚みであってもよいし、部分的に異なる厚みであってもよい。
第2被覆層300の厚みは、第1電極活物質粒子110の大きさと材料と、第1被覆層200の厚みと、第2電極活物質の材料と、に応じて、決定されうる。すなわち、第2被覆層300の厚みとしては、満充電状態もしくは完全放電状態において、第1電極活物質粒子110から放出されるイオンを全て吸蔵できる十分な厚みが設定されうる。
例えば、第1電極活物質粒子110の厚みが15μmであり、第1電極活物質粒子110の構成材料がLiCoO2であり、第1被覆層200の厚みが2μmであり、第2電極活物質の材料が金属Liである場合には、第2被覆層300の厚みは500nm程度が適当となる。
第2被覆層300は、第2電極活物質を含む層である。例えば、第2被覆層300は、第2電極活物質のみからなる層であってもよい。第2電極活物質は、第1電極活物質の対極となる材料である。
もしくは、第2被覆層300は、第2電極活物質とともに、上述の導電助剤および上述の結着材の少なくとも一方あるいは両方を、含んでもよい。導電助剤を用いることで、電子抵抗を低減できる。また、結着材を用いることで、接続強度を向上できる。
第1電極活物質が負極活物質である場合には、第2電極活物質は、正極活物質である。正極活物質の材料としては、一般に公知の正極活物質の材料(例えば、金属イオンを吸蔵および放出する特性を有する材料)が用いられうる。例えば、正極活物質の材料としては、LiCo1-a-bNiaAlb2(0≦a≦1、0≦b≦1、かつ、a+b≦1)、LiNi1-a-bMnaCob2(0≦a≦1、0≦b≦1、かつ、a+b≦1)、LiMn24、LiFePO4、など、が用いられうる。なお、第2電極活物質としては、これらの材料が、単独で、または、2種類以上が組合されて、用いられうる。
もしくは、第1電極活物質が正極活物質である場合には、第2電極活物質は、負極活物質である。負極活物質の材料としては、一般に公知の負極活物質の材料(例えば、金属イオンを吸蔵および放出する特性を有する材料)が用いられうる。例えば、負極活物質の材料としては、Li金属、In金属、Liを含む合金、Li4Ti512、グラファイト、Si、SiO2、など、が用いられうる。なお、第2電極活物質としては、これらの材料が、単独で、または、2種類以上が組合されて、用いられうる。
なお、図1に示されるように、実施の形態1における電池1000は、第1集電体510と、第2集電体520とを、さらに備えてもよい。
第1集電体510は、第1電極体100(すなわち、第1電極活物質粒子110)と電気的に接続される集電体である。例えば、第1集電体510は、第1電極体100(すなわち、第1電極活物質粒子110)と、直接、接触していてもよい。
第1集電体510は、固体電解質などを介することで、第2電極活物質とは電子的に絶縁である。
第2集電体520は、第2被覆層300と電気的に接続される集電体である。例えば、第2集電体520は、第2被覆層300と、直接、接触していてもよい。
第2集電体520は、固体電解質などを介することで、第1電極活物質とは電子的に絶縁である。
第1集電体510および第2集電体520は、断面視において層状であってもよい。
第1集電体510および第2集電体520は、電池1000の所定の動作電圧の範囲内において活物質に含有されるイオン伝導体と化学変化を起こさない電子伝導体で、形成されうる。例えば、第1集電体510および第2集電体520の材料としては、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、銅、など、が用いられうる。
なお、第1電極活物質が正極活物質である場合には、第1集電体510は正極集電体であり、第2電極活物質は負極活物質であり、第2集電体520は負極集電体である。
また、第1電極活物質が負極活物質である場合には、第1集電体510は負極集電体であり、第2電極活物質は正極活物質であり、第2集電体520は正極集電体である。
正極集電体の材料としては、アルミニウムまたはアルミニウム合金であってもよい。これにより、適切な酸化還元電位を有するとともに、高い導電性と、イオン伝導体に対する耐性と、を備えることができる。
負極集電体の材料としては、銅または銅合金であってもよい。これにより、適切な酸化還元電位を有するとともに、高い導電性と、イオン伝導体に対する耐性と、を備えることができる。
なお、図1に示されるように、実施の形態1における電池1000は、固体電解質層600を、さらに備えてもよい。
実施の形態1における電池1000においては、固体電解質層600は、第1集電体510の表面に配置される。
より具体的には、第1電極活物質粒子110が接触していない第1集電体510の表面は、固体電解質層600で、被覆される。このとき、図1に示されるように、固体電解質層600に接する(埋没する)第1電極活物質粒子110の表面には、第2被覆層300は形成されない。
以上の構成によれば、第1集電体510と第2電極活物質(すなわち、第2被覆層300)との接触を防止できる。これにより、第1集電体510と第2電極活物質との短絡の発生を低減できる。
なお、固体電解質層600は、固体電解質のみからなる層であってもよい。
もしくは、固体電解質層600は、固体電解質とともに、上述の結着材を含んでもよい。結着材を用いることで、接続強度を向上できる。
また、固体電解質層600に含まれる材料および材料混合比と、第1被覆層200に含まれる材料および材料混合比とは、互いに、異なってもよい。
もしくは、固体電解質層600に含まれる材料および材料混合比と、第1被覆層200に含まれる材料および材料混合比とは、互いに、同じであってもよい。
また、固体電解質層600は、第1集電体510の表面に、膜状に形成されてもよい。
もしくは、固体電解質層600は、第1集電体510の表面に、島状に形成されてもよい。このとき、島状に形成された固体電解質層600は、互いに、電気的に接続されていてもよい。例えば、島状に形成された固体電解質層600のそれぞれの一部が、互いに、直接、接触していてもよい。
また、固体電解質層600の厚みは、第1集電体510の表面の全体に渡って、略同じ厚みであってもよいし、部分的に異なる厚みであってもよい。
固体電解質層600の厚みは、0.1μm以上かつ10μm以下であってもよい。これにより、良好な電子絶縁性とイオン伝導性とを実現できる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2が説明される。なお、上述の実施の形態1と重複する説明は、適宜、省略される。
図5は、実施の形態2における電池2000の概略構成を示す断面図である。
実施の形態2における電池2000は、上述の実施の形態1における電池の構成に加えて、下記の構成をさらに備える。
すなわち、実施の形態2における電池2000は、第1集電体510と、第1電極活物質層710と、をさらに備える。
第1集電体510は、第1電極体100と電気的に接続される。
第1集電体510の表面には、第1電極活物質層710が配置される。
第1電極活物質層710は、第1電極活物質を含む層である。
第1電極体100を構成する複数の第1電極活物質粒子110のうちの少なくとも1つは、第1電極活物質層710と接触する。
以上の構成によれば、第1電極体100と第1集電体510との電気的な接続を、より良好とすることができる。これにより、内部抵抗をより低減できる。したがって、例えば、高レートでの充放電におけるエネルギー損失を、より低減できる。このため、電池をより高出力化できる。
なお、第1電極活物質層710は、第1電極活物質のみからなる層であってもよい。
もしくは、第1電極活物質層710は、第1電極活物質とともに、導電助剤および結着材の少なくとも一方あるいは両方を、含んでもよい。導電助剤を用いることで、電子抵抗を低減できる。また、結着材を用いることで、接続強度を向上できる。
第1電極活物質層710に含まれる第1電極活物質と導電助剤と結着材としては、上述の実施の形態1で示された各材料が、用いられうる。
また、第1電極活物質層710に含まれる材料および材料混合比と、第1電極活物質粒子110に含まれる材料および材料混合比とは、互いに、異なってもよい。
もしくは、第1電極活物質層710に含まれる材料および材料混合比と、第1電極活物質粒子110に含まれる材料および材料混合比とは、互いに、同じであってもよい。これにより、第1電極活物質層710と第1電極活物質粒子110との電気的な接続を、より良好とすることができる。
また、第1電極活物質層710は、第1集電体510の表面に、膜状に形成されてもよい。
もしくは、第1電極活物質層710は、第1集電体510の表面に、島状に形成されてもよい。このとき、島状に形成された第1電極活物質層710は、互いに、電気的に接続されていてもよい。例えば、島状に形成された第1電極活物質層710のそれぞれの一部が、互いに、直接、接触していてもよい。
また、第1電極活物質層710の厚みは、第1集電体510の表面の全体に渡って、略同じ厚みであってもよいし、部分的に異なる厚みであってもよい。
第1電極活物質層710の厚みは、0.1μm以上かつ1μm以下であってもよい。
また、実施の形態2における電池2000においては、図5に示されるように、第1電極体100を構成する複数の第1電極活物質粒子110のうちの少なくとも1つの少なくとも一部は、第1電極活物質層710に埋没されてもよい。このとき、図5に示されるように、第1電極活物質層710に接する(埋没する)第1電極活物質粒子110の表面には、第1被覆層200と第2被覆層300とは形成されない。
以上の構成によれば、第1電極体100と第1集電体510との密着性を高めることができる。したがって、例えば、電池の充放電に伴う活物質の膨張および収縮が生じても、構造をより安定に保つことができる。例えば、第1電極体100と第1集電体510との乖離を防止できる。このため、電池の信頼性(サイクル特性)を、より高めることができる。
さらに、以上の構成によれば、第1電極活物質粒子110と第1電極活物質層710との接触面積を、より大きくできる。このため、第1電極体100と第1集電体510との電気的な接続を、より良好とすることができる。これにより、内部抵抗をより低減できる。したがって、例えば、高レートでの充放電におけるエネルギー損失を、より低減できる。このため、電池をより高出力化できる。
また、実施の形態2における電池2000においては、図5に示されるように、第1電極活物質粒子110が接触していない第1電極活物質層710の表面は、固体電解質を含む固体電解質層600で、被覆されてもよい。
以上の構成によれば、第1電極活物質層710と第2電極活物質(すなわち、第2被覆層300)との接触を防止できる。これにより、第1電極活物質層710と第2電極活物質との短絡の発生を低減できる。
なお、実施の形態2における固体電解質層600の構成および材料としては、実施の形態1において示された固体電解質層600の構成および材料が、適宜、用いられうる。
また、固体電解質層600は、第1電極活物質層710の表面に、膜状に形成されてもよい。
もしくは、固体電解質層600は、第1電極活物質層710の表面に、島状に形成されてもよい。このとき、島状に形成された固体電解質層600は、互いに、電気的に接続されていてもよい。例えば、島状に形成された固体電解質層600のそれぞれの一部が、互いに、直接、接触していてもよい。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3が説明される。なお、上述の実施の形態1または実施の形態2と重複する説明は、適宜、省略される。
図6は、実施の形態3における電池3000の概略構成を示す断面図である。
実施の形態3における電池3000は、上述の実施の形態1における電池の構成に加えて、下記の構成をさらに備える。
すなわち、実施の形態3における電池3000は、第2集電体520と、第2電極活物質層720と、をさらに備える。
第2集電体520は、第2被覆層300と電気的に接続される。
第2集電体520の表面には、第2電極活物質層720が配置される。
第2電極活物質層720は、第2電極活物質を含む層である。
第2被覆層300の少なくとも一部は、第2電極活物質層720と接触する。
以上の構成によれば、第2電極活物質(すなわち、第2被覆層300)と第2集電体520との電気的な接続を、より良好とすることができる。これにより、内部抵抗をより低減できる。したがって、例えば、高レートでの充放電におけるエネルギー損失を、より低減できる。このため、電池をより高出力化できる。
なお、第2電極活物質層720は、第2電極活物質のみからなる層であってもよい。
もしくは、第2電極活物質層720は、第2電極活物質とともに、導電助剤および結着材の少なくとも一方あるいは両方を、含んでもよい。導電助剤を用いることで、電子抵抗を低減できる。また、結着材を用いることで、接続強度を向上できる。
第2電極活物質層720に含まれる第2電極活物質と導電助剤と結着材としては、上述の実施の形態1で示された各材料が、用いられうる。
また、第2電極活物質層720に含まれる材料および材料混合比と、第2被覆層300に含まれる材料および材料混合比とは、互いに、異なってもよい。
もしくは、第2電極活物質層720に含まれる材料および材料混合比と、第2被覆層300に含まれる材料および材料混合比とは、互いに、同じであってもよい。これにより、第2電極活物質層720と第2被覆層300との電気的な接続を、より良好とすることができる。
また、第2電極活物質層720は、第2集電体520の表面に、膜状に形成されてもよい。
もしくは、第2電極活物質層720は、第2集電体520の表面に、島状に形成されてもよい。このとき、島状に形成された第2電極活物質層720は、互いに、電気的に接続されていてもよい。例えば、島状に形成された第2電極活物質層720のそれぞれの一部が、互いに、直接、接触していてもよい。
また、第2電極活物質層720の厚みは、第2集電体520の表面の全体に渡って、略同じ厚みであってもよいし、部分的に異なる厚みであってもよい。
第2電極活物質層720の厚みは、0.1μm以上かつ1μm以下であってもよい。
また、実施の形態3における電池3000においては、図6に示されるように、第2被覆層300の少なくとも一部は、第2電極活物質層720に埋没されてもよい。
以上の構成によれば、第2電極活物質(すなわち、第2被覆層300)と第2集電体520との密着性を高めることができる。したがって、例えば、電池の充放電に伴う活物質の膨張および収縮が生じても、構造をより安定に保つことができる。例えば、第2電極活物質(すなわち、第2被覆層300)と第2集電体520との乖離を防止できる。このため、電池の信頼性(サイクル特性)を、より高めることができる。
さらに、以上の構成によれば、第2被覆層300と第2電極活物質層720との接触面積を、より大きくできる。このため、第2電極活物質(すなわち、第2被覆層300)と第2集電体520との電気的な接続を、より良好とすることができる。これにより、内部抵抗をより低減できる。したがって、例えば、高レートでの充放電におけるエネルギー損失を、より低減できる。このため、電池をより高出力化できる。
図9は、実施の形態3における電池3100の概略構成を示す断面図である。
実施の形態3における電池3100は、上述の実施の形態1における電池の構成に加えて、下記の構成をさらに備える。
すなわち、実施の形態3における電池3100は、第2集電体520と、第3電極活物質層730と、をさらに備える。
第2集電体520は、第2被覆層300と電気的に接続される。
第2集電体520の表面には、第3電極活物質層730が配置される。
第3電極活物質層730は、第3電極活物質を含む層である。さらに、第3電極活物質層730は、第1電極活物質と第2電極活物質を含まない層である。
第2被覆層300の少なくとも一部は、第3電極活物質層730と接触する。
以上の構成によれば、第2被覆層300に含まれる第2電極活物質として第1被覆層200との電気的な接続が良好な(例えば、界面抵抗が少ない、または、副生成物を生じない、などの)材料を用いながら、第3電極活物質として、第2集電体520との電気的な接続が良好な(例えば、界面抵抗が少ない、または、副生成物を生じない、などの)材料を用いることができる。これにより、第2電極活物質(すなわち、第2被覆層300)と第2集電体520との電気的な接続を、第3電極活物質(すなわち、第3電極活物質層730)により、より良好とすることができる。これにより、内部抵抗をより低減できる。したがって、例えば、高レートでの充放電におけるエネルギー損失を、より低減できる。このため、電池をより高出力化できる。
第3電極活物質は、第1電極活物質と対極となり、かつ、第2電極活物質と同極となる材料である。
すなわち、第1電極活物質が正極活物質である場合には、第2電極活物質と第3電極活物質とは、負極活物質である。このとき、第3電極活物質は、第2電極活物質とは異なる負極活物質が用いられる。
一方で、第1電極活物質が負極活物質である場合には、第2電極活物質と第3電極活物質とは、正極活物質である。このとき、第3電極活物質は、第2電極活物質とは異なる正極活物質が用いられる。
また、第3電極活物質層730は、第2集電体520の表面に、膜状に形成されてもよい。
もしくは、第3電極活物質層730は、第2集電体520の表面に、島状に形成されてもよい。このとき、島状に形成された第3電極活物質層730は、互いに、電気的に接続されていてもよい。例えば、島状に形成された第3電極活物質層730のそれぞれの一部が、互いに、直接、接触していてもよい。
また、第3電極活物質層730の厚みは、第2集電体520の表面の全体に渡って、略同じ厚みであってもよいし、部分的に異なる厚みであってもよい。
第3電極活物質層730の厚みは、0.1μm以上かつ1μm以下であってもよい。
また、実施の形態3における電池3100においては、図9に示されるように、第2被覆層300の少なくとも一部は、第3電極活物質層730に埋没されてもよい。
以上の構成によれば、第3電極活物質層730により、第2被覆層300と第2集電体520との密着性を高めることができる。したがって、例えば、電池の充放電に伴う活物質の膨張および収縮が生じても、構造をより安定に保つことができる。例えば、第2被覆層300と第2集電体520との乖離を防止できる。このため、電池の信頼性(サイクル特性)を、より高めることができる。
さらに、以上の構成によれば、第2被覆層300と第3電極活物質層730との接触面積を、より大きくできる。このため、第2被覆層300と第3電極活物質層730との電気的な接続を、より良好とすることができる。これにより、内部抵抗をより低減できる。したがって、例えば、高レートでの充放電におけるエネルギー損失を、より低減できる。このため、電池をより高出力化できる。
(実施の形態4)
以下、実施の形態4が説明される。なお、上述の実施の形態1または実施の形態2または実施の形態3と重複する説明は、適宜、省略される。
図7は、実施の形態4における電池4000の概略構成を示す断面図である。
実施の形態4における電池4000は、上述の実施の形態2と実施の形態3とを組み合わせた構成である。
すなわち、実施の形態4における電池4000においては、第1電極体100を構成する複数の第1電極活物質粒子110のうちの少なくとも1つは、第1電極活物質層710に接触する(埋没する)。
さらに、第2被覆層300は、第2電極活物質層720に接触する(埋没する)。
さらに、第1電極活物質粒子110が接触していない第1電極活物質層710の表面は、固体電解質を含む固体電解質層600で、被覆される。
以上の構成によれば、電池をより高出力化できる。さらに、電池の信頼性(サイクル特性)を、より高めることができる。
[電池の製造方法]
以下、実施の形態1から4における電池の製造方法の一例が、説明される。
図8は、実施の形態4における電池4000の製造方法を説明するための図である。
図8に示される製造方法は、工程Aと工程Bと工程Cと工程Dと工程Eと工程Fとを包含する。
工程Aは、図8(a)に示されるように、第1集電体510の表面に、第1電極活物質層710を形成する工程である。第1電極活物質層710は、例えば、真空蒸着法または化学気相成長法(CVD)または物理気相成長法(PVD)またはゾルゲル法により、第1電極活物質などの材料が第1集電体510の表面に膜状に配置されることで、形成されてもよい。
工程Bは、工程Aの後に実施される工程である。工程Bは、図8(b)に示されるように、第1電極活物質層710の上に、複数の第1電極活物質粒子110を堆積させる工程である。これにより、複数の第1電極活物質粒子110が三次元的に連続的に接続してなる、多孔質状の第1電極体100が形成される。複数の第1電極活物質粒子110の堆積を制御することで、複数の第1電極活物質粒子110の連結構造および空孔の大きさなどを、適宜、調整できる。
なお、第1電極活物質粒子110が、結着材としてホウ酸リチウムを含む場合などには、真空中または不活性ガス雰囲気で、500℃で熱処理を行ってもよい。
工程Cは、工程Bの後に実施される工程である。工程Cは、図8(c)に示されるように、複数の第1電極活物質粒子110の表面に、第1被覆層200を形成する工程である。第1被覆層200は、例えば、CVD法またはALD法により、固体電解質などの材料が複数の第1電極活物質粒子110の表面に膜状に配置されることで、形成されてもよい。
なお、図8に示す一例では、工程Cにより、第1電極活物質層710の表面に、固体電解質層600が形成される。しかし、固体電解質層600の形成は、別の工程により、実施されてもよい。
工程Dは、工程Cの後に実施される工程である。工程Dは、図8(d)に示されるように、第1被覆層200の表面に、第2被覆層300を形成する工程である。第2被覆層300は、例えば、CVD法またはALD法により、第2電極活物質などの材料が第1被覆層200の表面に膜状に配置されることで、形成されてもよい。
工程Eは、工程Dの後に実施される工程である。工程Eは、図8(e)に示されるように、第2電極活物質層720を形成する工程である。第2電極活物質層720は、例えば、第2電極活物質などの材料が塗布または堆積されることで、形成されてもよい。
工程Fは、工程Eの後に実施される工程である。工程Fは、図8(f)に示されるように、第2電極活物質層720の表面に、第2集電体520を形成する工程である。例えば、別途作製された第2集電体520が、第2電極活物質層720の上に、配置されてもよい。
なお、第2電極活物質層720と第2集電体520との密着性を高めるために、加熱してもよい。
以上の製造方法により、実施の形態4における電池4000が、作製されうる。
なお、上述の工程Aを実施しないことで、実施の形態3における電池3000が、作製されうる。
また、上述の工程Eを実施しないことで、実施の形態2における電池2000が、作製されうる。
また、上述の工程Aと工程Eとを実施しないことで、実施の形態1における電池1000が、作製されうる。
なお、上述の実施の形態1から4における電池は、例えば、全固体リチウム二次電池(蓄電池)として、構成されてもよい。すなわち、活物質および固体電解質にリチウムを含む材料を用いてもよい。これにより、正極活物質および負極活物質上での酸化還元反応に伴って、固体電解質層を介して正極活物質および負極活物質の間をリチウムイオンが移動する。この移動により、全固体リチウムイオン二次電池は、充電および放電される。
また、上述の実施の形態1から4における電池は、コイン型、円筒型、角型、シート型、ボタン型、扁平型、積層型、など、種々の形状の電池として、構成されうる。
本開示の電池は、例えば、二次電池などとして、利用されうる。
100 第1電極体
110 第1電極活物質粒子
120 空孔
200 第1被覆層
300 第2被覆層
400 空隙
510 第1集電体
520 第2集電体
600 固体電解質層
710 第1電極活物質層
720 第2電極活物質層
730 第3電極活物質層
1000 電池
2000 電池
3000 電池
3100 電池
4000 電池

Claims (11)

  1. 第1電極活物質を含む複数の第1電極活物質粒子が互いに連結することで形成される、空孔を有する多孔質体である第1電極体と、
    前記第1電極体の表面を被覆する、固体電解質を含む第1被覆層と、
    前記第1被覆層の表面を被覆する、第2電極活物質を含む第2被覆層と、
    前記第1被覆層と前記第2被覆層とで被覆された前記第1電極体の前記空孔の位置に存在する空隙と、
    を備える、
    電池。
  2. 前記第1電極体は、複数の前記第1電極活物質粒子が互いに網目状に連結することで形成される骨格を有する、
    請求項1に記載の電池。
  3. 前記空隙の幅は、前記空隙の周囲に位置する前記第2被覆層の厚みよりも、大きい、
    請求項1または2に記載の電池。
  4. 前記第1電極体と電気的に接続される第1集電体と、
    前記第1集電体の表面に配置され、前記第1電極活物質を含む第1電極活物質層と、
    をさらに備え、
    複数の前記第1電極活物質粒子のうちの少なくとも1つは、前記第1電極活物質層と接触する、
    請求項1から3のいずれかに記載の電池。
  5. 複数の前記第1電極活物質粒子のうちの少なくとも1つの少なくとも一部は、前記第1電極活物質層に埋没される、
    請求項4に記載の電池。
  6. 前記固体電解質を含む固体電解質層をさらに備え、
    前記第1電極活物質粒子が接触していない前記第1電極活物質層の表面は、前記固体電解質層で、被覆される、
    請求項4または5に記載の電池。
  7. 前記第2被覆層と電気的に接続される第2集電体と、
    前記第2集電体の表面に配置され、前記第2電極活物質を含む第2電極活物質層と、
    をさらに備え、
    前記第2被覆層の少なくとも一部は、前記第2電極活物質層と接触する、
    請求項1から6のいずれかに記載の電池。
  8. 前記第2被覆層の少なくとも一部は、前記第2電極活物質層に埋没される、
    請求項7に記載の電池。
  9. 前記第2被覆層と電気的に接続される第2集電体と、
    前記第2集電体の表面に配置され、第3電極活物質を含む第3電極活物質層と、
    をさらに備え、
    前記第3電極活物質は、第2電極活物質と同極となる材料であり、かつ、第2電極活物質とは異なる材料であり、
    前記第2被覆層の少なくとも一部は、前記第3電極活物質層と接触する、
    請求項1から6のいずれかに記載の電池。
  10. 前記第2被覆層の少なくとも一部は、前記第3電極活物質層に埋没される、
    請求項9に記載の電池。
  11. 前記固体電解質は、無機系固体電解質である、
    請求項1から10のいずれかに記載の電池。
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