JP2018004941A - 焦点調節装置及び焦点調節方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】AF速度の向上。【解決手段】AF処理部28は、デフォーカス量に基づいてフォーカスレンズをフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδへ移動中に、移動速度を初期駆動速度V1stからより低速な低速駆動速度V2ndに切り替える際に、上記切り替えを行うNフレーム後の位置Paftと、フォーカスレンズの移動中に上記フォーカスレンズ目標位置へ停止させるために停止制御を開始する停止制御位置P2との間のB区間INTbにおいて、フォーカスレンズが仮速度Vxで移動する場合に、上記デフォーカス量を算出可能な回数である測距回数αを算出し、この測距回数αと上記Nフレーム後の位置Paftと上記フォーカスレンズ駆動目標位置0Fδとに基づいて上記低速駆動速度を算出する。【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置においてフォーカスレンズの焦点を調節する焦点調節装置及び焦点調節方法に関する。
撮像装置には、フォーカスレンズの焦点を被写体に自動的に合わせる自動焦点調節(所謂オートフォーカス(AF))機能が搭載されている。このAF機能には様々な方式があり、その一つとして、焦点検出用の画素列からの出力信号に基づいて、瞳分割型位相差方式による焦点調節を行う位相差AF方式が知られている。また、そのような位相差AFにおいて、フォーカスレンズの停止中だけでなく、フォーカスレンズの駆動中にも位相差の検出(デフォーカス量の算出)を行い、レンズ駆動量の更新を行う、いわゆるオーバーラップ制御を行う場合がある。一般に、デフォーカス量が大きいほど、算出されるレンズ駆動量の正確性が低くなる。このため、オーバーラップ制御では、フォーカスレンズの駆動によってデフォーカス量が減少するのに伴い、レンズ駆動量を順次補正していくことで、より正しい合焦状態を得ることができる。
このようなオーバーラップ制御を行う際、AF時間の短縮化のためにはフォーカスレンズを高速に駆動することが望ましいが、フォーカスレンズの駆動速度が高速であると、制御が間に合わず、合焦点を通過してしまう虞がある。そこで、特開2011−232684号公報(以下、特許文献1と記す。)は、フォーカスレンズが合焦点近傍まで駆動されたならば、フォーカスレンズの駆動速度を低速へ切り替える手法を提案している。
特開2011−232684号公報
しかしながら、上記特許文献1では、低速とは具体的にどのような駆動速度であるのかについて言及されていない。
このため、切り替え後の低速駆動速度として遅すぎる速度が設定されていると、AF完了までに時間を要してしまう。
また逆に、切り替え後の低速駆動速度として速すぎる速度が設定されていると、上記特許文献1では低速への切り替え判断を現在の位相差結果を基準にしているため、低速への切替え後の次の位相差検出の時点までに合焦点を通過してしまう可能性がある。このようなフォーカスレンズのオーバーランが発生した場合には、フォーカスレンズを一旦停止させ、合焦点へ向けた逆方向への駆動を行うことが必要となり、結果的に、AF完了までに時間を要してしまう。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、大デフォーカス状態からでも、高速に合焦することが可能な焦点調節装置及び焦点調節方法を提供することを目的とする。
本発明の焦点調節装置の一態様は、位相差検出により、フォーカスレンズを含む撮像光学系のデフォーカス量を算出する焦点検出部と、上記焦点検出部の出力するデフォーカス量に基づいて、上記フォーカスレンズを目標位置へ移動させて焦点調節を行う制御部と、を有し、上記制御部は、上記フォーカスレンズを上記目標位置へ移動中に、移動速度を第1の速度からより低速な第2の速度に切り替える際に、上記切り替えを行う第1の位置と上記フォーカスレンズの移動中に上記目標位置へ停止させるために停止制御を開始する第2の位置との間の区間において、上記フォーカスレンズが所定の速度で移動する場合に、上記焦点検出部により上記デフォーカス量を算出可能な回数を算出し、上記回数と上記第1の位置と上記目標位置とに基づいて上記第2の速度を算出する、ことを特徴とする。
また、本発明の焦点調節方法の一態様は、位相差検出により、フォーカスレンズを含む撮像光学系のデフォーカス量を算出し、この算出したデフォーカス量に基づいて、上記フォーカスレンズを目標位置へ移動させて焦点調節を行う焦点調節方法であって、上記フォーカスレンズを上記目標位置へ移動中に、移動速度を第1の速度からより低速な第2の速度に切り替える際に、上記切り替えを行う第1の位置と上記フォーカスレンズの移動中に上記目標位置へ停止させるために停止制御を開始する第2の位置との間の区間において、上記フォーカスレンズが所定の速度で移動する場合に、上記デフォーカス量を算出可能な回数を算出し、上記回数と上記第1の位置と上記目標位置とに基づいて上記第2の速度を算出する、ことを特徴とする。
本発明によれば、適切な低速駆動速度を算出することができるので、大デフォーカス状態からでも、高速に合焦することが可能な焦点調節装置及び焦点調節方法を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る焦点調節装置を適用した撮像装置のブロック構成図である。 図2Aは、撮像装置におけるAF動作を説明するためのフローチャートの第1の部分を示す図である。 図2Bは、撮像装置におけるAF動作を説明するためのフローチャートの第2の部分を示す図である。 図3は、AF動作における高速駆動から低速駆動への切り替えを説明するための図である。 図4は、低速駆動における駆動速度の算出を模式的に示した図である。 図5は、図2B中の速度演算動作の詳細を説明するためのフローチャートを示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る焦点調節装置を適用した撮像装置1は、レンズユニット10と、カメラ本体20と、から構成されている。なお、ここでは、レンズ交換式の撮像装置1を例に説明するが、本実施形態に係る焦点調節装置は、レンズがカメラ本体に着脱できない一般的なコンパクトカメラのような、レンズ一体式の撮像装置にも同様に適用可能である。
レンズユニット10は、カメラ本体20の前面に設けられた図示しないレンズマウントを介して当該カメラ本体20に対して着脱自在に装着可能である。このレンズユニット10は、撮影レンズ11と、レンズ制御部12と、レンズCPU13と、から構成される。
撮影レンズ11は、フォーカスレンズを含む、被写体像を形成するための複数の光学レンズから構成される。
レンズ制御部12は、撮影レンズ11を光軸方向に沿って移動させる。このレンズ制御部12は、レンズCPU13からの制御信号に従って駆動される。
レンズCPU13は、レンズ制御部12等、レンズユニット10内の各部を駆動制御する。このレンズCPU13は、図示しない通信コネクタを介して、カメラ本体20側のCPU27及びAF処理部28と電気的に接続される。レンズCPU13は、AF処理部28からの、フォーカスレンズの駆動目標位置と駆動速度とを含む駆動制御情報を受信し、この情報に基づいて、レンズ制御部12を介して撮影レンズ11を光軸方向に移動し、ピント合わせを行う。
また、特に図示はしていないが、レンズユニット10内に絞りとそれを制御する絞り制御部とが構成されている場合には、レンズCPU13は、カメラ本体20側のCPU27から絞り量の情報を受信し、それに基づいて絞り制御部を介して絞りの絞り量を制御する。
一方、カメラ本体20内には、撮像素子21、撮像信号処理部22、撮像制御部23、記録部24、表示部25、メモリ26、CPU27、AF処理部28及び操作部29が設けられている。
撮像素子21は、レンズユニット10における撮影レンズ11の光軸上であって、被写体像の結像位置付近に配置されている。すなわち、撮影レンズ11と不図示の絞りを通った光束は、撮像素子21の撮像面上に結像される。撮像素子21は、被写体像(光学像)を電気信号に変換する光電変換部を有する複数の画素を備えている。ここで、複数の画素は、2次元的に配列されている。撮像素子21は、電子シャッタ(例えば電子ローリングシャッタ)により露光制御可能な撮像素子として構成されたものであり、一例としてはCMOSセンサや、CCDセンサが挙げられる。電子ローリングシャッタとは、撮像素子21の撮像面に2次元状に配列されている複数の画素をリセットする際、または信号を読み出す際に、画素毎に時系列的に、あるいはライン単位で時系列的に、リセットまたは読み出しを行うものをいう。すなわち、撮像素子21は、各画素または各ラインの信号蓄積時間を電子的に制御することにより、メカニカルシャッタと同様の機能を果たすことができる。また、撮像素子21は、画素へ入射する光束が焦点検出用画素よりも制限されないように構成された撮像用画素に加えて、画素へ入射する光束の入射方向を制限するよう構成された焦点検出用画素(位相差AF検出用画素とも称す)を含む。すなわち、撮像素子21は、これらの焦点検出用画素によって構成された位相差検出部211を備える。
撮像制御部23は、CPU27からの制御信号に従って、撮像素子21の電荷蓄積の制御と撮像信号の読み出しの制御等を行う。
画像処理を行うための撮像信号処理部22は、撮像制御部23の制御により読み出された撮像素子21からの撮像信号を取り込み、メモリ26に一時保管する。撮像信号処理部22は、また、このメモリ26に一時保管された撮像信号を読み出し、ビデオ信号に変換して、表示部25に出力表示させる。これにより、撮影者は、この表示部25の表示画像から撮影した画像を確認する、いわゆるライブビュー画像を確認することができる。また、撮像信号処理部22は、メモリ26に一時保管された撮像信号に対して各種の画像処理を施した後、JPEGデータに変換し、記録部24に保存する。ここで、撮像信号が動画である場合は、MPEGデータ等に変換して、記録部24に保存する。また、撮像信号処理部22は、撮像素子21の出力する撮像信号のうち、位相差検出部211からの焦点検出用画素出力を抽出して、AF処理部28に入力する機能も備える。
記憶領域として設けられたメモリ26は、例えば、SDRAM及びフラッシュ(FLASH)ROMを含む。ここで、SDRAMは、撮像信号の一時的保管用メモリであり、撮像信号が変換される際のワークエリア等に使用される。フラッシュROMは、CPU27で実行される制御プログラムや、その制御プログラム実行中に参照/書き換えられる制御パラメータ、モード設定値、などのデータを不揮発性に記憶している。また、記録部24は、各種のメモリカードや外付けのハードディスクドライブ(HDD)等の外部記録媒体であり、撮像装置1のカメラ本体20と通信可能で、かつ交換可能に装着される。
操作部29は、特に図示はしていないが、例えば撮影動作の実行を指示するレリーズスイッチ、撮影モードと画像表示モードを切り替えるモード変更スイッチ及びパワースイッチ等、当該撮像装置1を操作するために必要な操作釦を含むスイッチ群で構成される。レリーズスイッチは、レリーズ釦の半押し動作すなわちファースト(1st)レリーズ押下の動作と、全押し動作であるセカンド(2nd)レリーズ押下の動作とがある。
本発明の焦点調節装置の一実施形態であるAF処理部28は、撮像信号処理部22から入力された焦点検出用画素出力から、AF演算を行う。このAF処理部28は、デフォーカス量算出部281、目標位置設定部282、レンズ駆動制御部283、条件判定部284及び低速度算出部285を有する。
デフォーカス量算出部281は、入力された焦点検出用画素出力に基づく測距演算、つまり位相差演算を行い、デフォーカス量を算出する。
目標位置設定部282は、デフォーカス量算出部281が算出したデフォーカス量から、レンズユニット10が備える撮影レンズ11におけるフォーカスレンズの駆動目標位置を算出し、この算出した駆動目標位置とフォーカスレンズの駆動速度である高速駆動速度または低速駆動速度とを駆動制御情報として設定する。
レンズ駆動制御部283は、目標位置設定部282によって設定された駆動制御情報をレンズユニット10のレンズCPU13へ送信することで、フォーカスレンズを光軸方向に移動させる。
条件判定部284は、デフォーカス量算出部281が算出したデフォーカス量に基づいて、減速条件または停止条件が満たされたか否かを判定する。詳細は後述するが、減速条件は、フォーカスレンズの駆動を高速駆動から低速駆動へ切り替えるための条件であり、停止条件は、フォーカスレンズの駆動を低速駆動から停止へ切り替えるための条件である。
低速度算出部285は、減速条件が満たされたと条件判定部284が判定した際に、フォーカスレンズの低速駆動の速度を算出する。目標位置設定部282は、減速条件が満たされたと条件判定部284が判定した後は、初期駆動速度として設定した高速駆動速度に代えて、この低速度算出部285が算出した低速駆動の速度を、駆動制御情報に設定する。
この低速度算出部285は、仮速度算出部2851と、測距回数算出部2852と、速度算出部2853と、を有する。
仮速度算出部2851は、低速駆動の速度として可能な最大速度を仮速度として算出する。この低速駆動の速度として可能な最大速度は、レンズユニット10の種類、測距点の数、露光時間、等の様々な条件に依存する。
測距回数算出部2852は、仮速度算出部2851によって設定された仮速度と、低速駆動への切り替え時のフォーカスレンズの位置と、に基づいて、デフォーカス量を検出可能な回数を算出する。
速度算出部2853は、測距回数算出部2852が算出した回数と、低速駆動への切り替え時のフォーカスレンズの位置と、に基づいて、フォーカスレンズの低速駆動の速度を算出する。
これら仮速度算出部2851、測距回数算出部2852及び速度算出部2853の動作の詳細については後述する。
次に、上記の如く構成された撮像装置1におけるAF動作の詳細を、図2A及び図2Bに示す一連のフローチャートを参照して説明する。このAF動作は、撮影者により操作部29内のレリーズスイッチが半押し動作されたとき、すなわち、1stレリーズ押下による1stレリーズ入力が有ったとき、CPU27からのAF動作指示により、AF処理部28によって実行される。なお、CPU27は、この1stレリーズ入力の有無判定を定期的(例えば、撮像のフレームレート単位)に行っている。また、CPU27は、レンズCPU13と定期的に通信を行って、フォーカスレンズの種類やFナンバー等のレンズ種類情報、現在のレンズ位置情報、等の各種情報を取得して、メモリ26に保管する。
このAF動作においては、まず、AF処理部28は、デフォーカス量算出部281により、撮像信号処理部22から入力された焦点検出用画素出力に基づく測距演算つまり位相差演算を行い(ステップS101)、その演算結果に基づくデフォーカス量の算出を行う(ステップS102)。
その後、AF処理部28は、上記ステップS102で算出したデフォーカス量が合焦状態であるか否かを判定する(ステップS103)。ここで、デフォーカス量は、FナンバーをF、許容錯乱円をδとおくと、Fδと表すことができる。合焦状態か否かは、デフォーカス量が許容深度内、つまり±1Fδ以内かどうかで判定する。
上記ステップS103においてデフォーカス量が合焦状態であると判定した場合には、AF動作が不要なため、AF処理部28は、本AF動作を終了する。
これに対し、上記ステップS103においてデフォーカス量が合焦状態でないと判定した場合には、AF処理部28は、スキャン測距を開始するか否かを判定する(ステップS104)。このスキャン測距を開始するか否かは、上記ステップS102で算出したデフォーカス量が一定範囲以内かどうかで判定する。
上記ステップS104においてデフォーカス量が一定範囲内であると判定した場合には、AF処理部28は、上記ステップS102で算出したデフォーカス量に応じた駆動量分だけ、レンズユニット10が備える撮影レンズ11におけるフォーカスレンズを駆動させる(ステップS105)。すなわち、目標位置設定部282によって、上記デフォーカス量からフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδを算出し、駆動制御情報を設定し、レンズ駆動制御部283により、その設定された駆動制御情報をレンズユニット10のレンズCPU13へ送信することで、フォーカスレンズをデフォーカス量が0となる方向に移動させる。その後、AF処理部28は、上記ステップS101の動作から繰り返す。
これに対して、上記ステップS104においてデフォーカス量が一定範囲内にない、つまりデフォーカス量が一定以上であると判定した場合には、AF処理部28は、スキャン測距を実行する。スキャン測距とは、フォーカスレンズを駆動させながら、デフォーカス量の算出を行うことを言う。
このスキャン測距においては、AF処理部28は、まず、目標位置設定部282によって、上記ステップS102で算出したデフォーカス量からフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδを算出し、このフォーカスレンズ目標位置とフォーカスレンズの初期駆動速度V1stとを、駆動制御情報として設定する(ステップS106)。ここで、初期駆動速度V1stは、あらかじめ定められた速度でも良いし、メモリ26に保管されたレンズ情報に基づいてレンズに応じた速度を設定することも可能である。
そして、AF処理部28は、レンズ駆動制御部283によって、上記ステップS106で設定した駆動制御情報(フォーカスレンズ駆動目標位置0Fδ、初期駆動速度V1st)をレンズCPU13へ送信して、デフォーカス量が0となる方向へフォーカスレンズの高速駆動であるスキャンを開始させる(ステップS107)。
またこのとき、AF処理部28は、図示しない内部メモリまたはメモリ26に設けた速度更新禁止フラグ及び目標更新禁止フラグをそれぞれ「0」に初期化する(ステップS108)。ここで、速度更新禁止フラグは、速度の更新を許可する状態か否かを示すものであり、「0」の場合は速度の更新許可状態、「1」の場合は速度の更新禁止状態、をそれぞれ示す。同様に、目標更新禁止フラグは、フォーカスレンズの目標位置更新を許可する状態か否かを示すものであり、「0」の場合は目標位置更新許可状態、「1」の場合は目標位置更新禁止状態、をそれぞれ示す。
その後、AF処理部28は、条件判定部284により、目標更新禁止フラグが「0」であるか否かを判定する(ステップS109)。目標更新禁止フラグは、上記ステップS108で「0」に初期化されているため、ここでは、目標更新禁止フラグが「0」である、すなわち目標位置更新許可状態である、と判定する。この場合には、AF処理部28は、上記ステップ101及びS102と同様に、デフォーカス量算出部281により、測距演算を行い(ステップS110)、デフォーカス量の算出を行う(ステップS111)。そしてその後、AF処理部28は、条件判定部284により、このステップS111で算出したデフォーカス量に基づいて、減速条件または停止条件が満たされたか否かを判定していく。
図3は、AF動作における高速駆動から低速駆動への切り替えタイミングを説明するための図であり、縦軸をデフォーカス量[Fδ]、横軸を時間[t]として、時間経過に伴うデフォーカス量の変化を示している。また、同図において、黒丸は測距を行う場合、白丸は目標位置の更新または速度の更新を行わない場合、をそれぞれ表している。
本実施形態におけるAF処理部28は、まず、時刻t0のフォーカスレンズが開始位置にあるとき、上記ステップS101で測距を行い、上記ステップS102で算出されたデフォーカス量から、上記ステップS106でフォーカスレンズ目標位置を算出して、上記ステップS107でフォーカスレンズの高速駆動を開始する。以降、一定の時間タイミング、例えば撮像のフレームレート単位で、上記ステップS110の測距を行い、レンズユニット10のフォーカスレンズを駆動するべきフォーカスレンズ目標位置を更新していく。ここで、フォーカスレンズ目標位置の更新は、レンズユニット10への通信を行う必要があるため、即時に更新することはできない。すなわち、AF処理部28のレンズ駆動制御部283によって新たなフォーカスレンズ目標位置をレンズユニットのレンズCPU13に送信したタイミングから、レンズCPU13がその新たなフォーカスレンズ目標位置を受信して、実際にフォーカスレンズをその位置に駆動開始するまでのタイムラグが発生する。よって、本実施形態では、目標位置(及び駆動速度)の更新が反映されるNフレーム先のフォーカスレンズ位置を予測しておく。このNは、レンズCPU13から取得されているレンズユニット10の種類、測距点の個数、レンズユニット10の通信処理等の処理速度を示す指標等によって決まり、図3では、N=2として示している。
そこで、AF処理部28は、上記ステップS110で測距を行い、上記ステップS111でデフォーカス量を算出したならば、まず、条件判定部284により、Nフレーム後のフォーカスレンズ位置に相当するデフォーカス量を予測演算する(ステップS112)。その後、AF処理部28は、条件判定部284により、速度更新禁止フラグが「0」であり、かつ、減速条件が満足されるか否かを判定する(ステップS113)。
ここで、減速条件は、フォーカスレンズの駆動を高速駆動から低速駆動へ切り替えるための条件であり、本撮像装置1の設計値として固定の条件、あるいは、レンズユニット10の種類やレンズCPU13から取得されている情報等に基づく適応的な条件である。この減速条件は、図3に示すように、合焦近傍点が検出可能となるデフォーカス量の範囲の下限または上限位置に相当する低速切り替え位置P1として設定される。従って、このステップS113における減速条件を満足するか否かとは、上記ステップS112で算出したNフレーム後のフォーカスレンズ位置に相当するデフォーカス量の絶対値が、低速切り替え位置P1を示すデフォーカス量より小さいか否か、ということになる。
時刻t0のフォーカスレンズが開始位置にあるときには、速度更新禁止フラグは、上記ステップS108で「0」に初期化されているため、速度更新禁止フラグが「0」である、すなわち速度更新許可状態である、と判定される。しかしながら、減速条件についてはNフレーム後のフォーカスレンズ位置に相当するデフォーカス量の絶対値が、低速切り替え位置P1を示すデフォーカス量より大きいので、満足しないと判定されることになる。よって、時刻t0のフォーカスレンズが開始位置にあるときには、AF処理部28は、条件判定部284により、速度更新禁止フラグが「0」であり、かつ、減速条件が満足される、ものではないと判定する。
この場合には、AF処理部28は、条件判定部284により、停止条件が満足されるか否かを判定する(ステップS114)。
ここで、停止条件は、フォーカスレンズの駆動を低速駆動から停止へ切り替えるための条件であり、本撮像装置1の設計値として固定の条件、あるいは、レンズユニット10の種類やレンズCPU13から取得した情報等に基づく適応的な条件である。この停止条件は、図3に示すように、最終目標位置にフォーカスレンズを停止させる制御を行い得るデフォーカス量の範囲の下限位置または上限位置に相当する停止制御位置P2として設定される。従って、このステップS114における停止条件を満足するか否かとは、上記ステップS112で算出したNフレーム後のフォーカスレンズ位置に相当するデフォーカス量の絶対値が、停止制御位置P2を示すデフォーカス量より小さいか否か、ということになる。
時刻t0のフォーカスレンズが開始位置にあるときには、AF処理部28は、条件判定部284により、Nフレーム後のフォーカスレンズ位置に相当するデフォーカス量の絶対値が、停止制御位置P2を示すデフォーカス量より小さいという停止条件が満足されないと判定する。この場合には、AF処理部28は、フォーカスレンズ目標位置の更新を行う(ステップS115)。すなわち、AF処理部28は、目標位置設定部282によって、上記ステップS111で算出したデフォーカス量からフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδを再算出し、それを駆動制御情報として設定する。なお、フォーカスレンズの駆動速度については、高速駆動速度である初期駆動速度V1stが設定される。そして、AF処理部28は、レンズ駆動制御部283によって、駆動制御情報をレンズCPU13へ送信する。その後、AF処理部28は、上記ステップS109へ動作を戻す。
このようにして、条件判定部284により、速度更新禁止フラグが「0」であり、かつ、減速条件が満足されると判定されるまで、一定の時間タイミングで、測距が行われて、フォーカスレンズ駆動目標位置0Fδが更新されていく。
そして、時刻t1において、上記ステップS113で、条件判定部284により、速度更新禁止フラグが「0」であり、かつ、減速条件を満足すると判定される。すなわち、図3の例において、上記ステップS112で、AF処理部28は、条件判定部284によって、時刻t1に測距を行って算出したデフォーカス量から、N(=2)フレーム後のフォーカスレンズ位置に相当するデフォーカス量を予測演算する。時刻t1に測距してデフォーカス量を算出した場合、図3に示すように、Nフレーム先のデフォーカス量の絶対値は、低速切り替え位置P1を示すデフォーカス量よりも小さくなる。
このように、Nフレーム先のフォーカスレンズ位置が、合焦近傍点が検出可能な低速切替え位置範囲内になることが検出されると、フォーカスレンズの駆動速度を低速に切り替える。
すなわち、AF処理部28は、低速度算出部285により、詳細は後述するようにして、切り替え後のフォーカスレンズの低速駆動速度V2ndを演算する(ステップS116)。その後、AF処理部28は、フォーカスレンズ目標位置及びフォーカスレンズの駆動速度の更新を行う(ステップS117)。すなわち、AF処理部28は、目標位置設定部282によって、上記ステップS111で算出したデフォーカス量からフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδを再算出し、その新たなフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδと上記ステップS116で算出した低速駆動速度V2ndとを、駆動制御情報として設定する。そして、AF処理部28は、レンズ駆動制御部283によって、駆動制御情報をレンズCPU13へ送信する。このようにして、高速駆動速度である初期駆動速度V1stから低速駆動速度V2ndへ減速させる。ただし、前述したように、目標位置と駆動速度の更新が反映されるのは、Nフレーム先の時刻t2となる。
こうして目標位置と駆動速度の更新を行った後、AF処理部28は、速度更新禁止フラグを「1」に設定する(ステップS118)。つまり、以降では、速度の更新は行わないことになる。そして、Nフレーム後まで待機した上で(ステップS119)、AF処理部28は、上記ステップS109へ動作を戻す。これにより、図3に示すように、時刻t1と時刻t2との間では速度の更新は行わない。なお、この時に測距、目標位置の更新は行ってもよい。
そして、時刻t2となると、上記ステップS118で速度更新禁止フラグが「1」に設定されているので、上記ステップS113で、条件判定部284により、速度更新禁止フラグが「0」であり、かつ、減速条件を満足する、ものではないと判定される。よって、この場合には、AF処理部28は、動作をステップS114に進め、停止条件を満足するか否かを判定することになる。
時刻t2のフォーカスレンズ位置では、AF処理部28は、条件判定部284により、停止条件が満足されないと判定する。この場合には、AF処理部28は、動作を上記ステップS115に進め、フォーカスレンズ駆動目標位置0Fδの更新を行う。その後、AF処理部28は、上記ステップS109へ動作を戻す。
このようにして、条件判定部284により、停止条件が満足されると判定されるまで、一定の時間タイミングで、測距が行われて、フォーカスレンズ駆動目標位置0Fδが更新されていく。
そして、時刻t3において、上記ステップS114で、条件判定部284により、停止条件を満足すると判定される。すなわち、図3の例において、上記ステップS112で、AF処理部28は、条件判定部284によって、時刻t3に測距を行って算出したデフォーカス量から、N(=2)フレーム後のフォーカスレンズ位置に相当するデフォーカス量を予測演算する。時刻t3に測距してデフォーカス量を算出した場合、図3に示すように、Nフレーム先のデフォーカス量の絶対値は、停止制御位置P2を示すデフォーカス量よりも小さくなる。
このように、Nフレーム先のフォーカスレンズ位置が、最終目標位置までにフォーカスレンズを停止させる制御を行い得る範囲内になることが検出されると、フォーカスレンズ目標位置の最終更新を行う(ステップS120)。すなわち、AF処理部28は、目標位置設定部282によって、上記ステップS111で算出したデフォーカス量からフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδを再算出し、その新たなフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδを、駆動制御情報として設定する。なお、フォーカスレンズの駆動速度については、低速駆動速度V2ndが設定される。そして、AF処理部28は、レンズ駆動制御部283によって、駆動制御情報をレンズCPU13へ送信する。ただし、前述したように、目標位置の更新が反映されるのは、Nフレーム先の時刻t4となる。
こうして目標位置の最終更新を行った後、AF処理部28は、目標更新禁止フラグを「1」に設定する(ステップS121)。つまり、以降では、速度の更新に加えて、目標の更新も行わないことになる。従って、図3に示すように、この時刻t3以降は速度の更新、および目標位置の更新を行わない。なお、この時に測距は行ってもよい。そして、AF処理部28は、上記ステップS109へ動作を戻す。
上記ステップS121で目標更新禁止フラグが「1」に設定されるので、AF処理部28は、上記ステップS109では、条件判定部284により、目標更新禁止フラグが「0」ではない、すなわち目標位置更新禁止状態である、と判定することとなる。この場合には、AF処理部28は、上記ステップS120で最終更新を行った最終フォーカスレンズ目標位置0Fδにフォーカスレンズが停止したことを示すレンズ停止信号を、レンズCPU13から受信したか否かを判定する(ステップS122)。未だレンズ停止信号を受信していないと判定した場合には、AF処理部28は、動作を上記ステップS109に戻す。こうして、フォーカスレンズの停止を待つ。そして、上記ステップS122において、AF処理部28は、レンズ停止信号を受信したと判定したならば、本AF動作を終了する。
なお、図3では、時刻t5に最終フォーカスレンズ目標位置0Fδにフォーカスレンズが停止している。前述したように、レンズユニット10とAF処理部28との間の通信にはタイムラグが発生するが、このときAF処理部28は何ら目標位置及び駆動速度の変更動作を行っていないので、このタイムラグがAF動作に影響を及ぼすことはない。
このようにしてAF動作が終了した後は、特に図示はしていないが、レリーズスイッチの全押し動作である2ndレリーズ入力に応じて、CPU27は、撮像制御部23を介して撮像素子21に露光動作を行わせることになる。
なお、図3に示す停止制御位置P2は、最終フォーカスレンズ目標位置0Fδにフォーカスレンズを停止させるのに必要な範囲の下限位置に相当する。また、この停止制御位置P2に対して停止条件を満足することを判定した時刻t3におけるデフォーカス量は、フォーカスレンズ駆動目標位置0Fδの最終更新位置であるため、精度の高いデフォーカス量を検出する必要がある。一方、高速にAF動作を完了させるためには、精度の高いデフォーカス量を検出する測距回数を最小限にする必要があるため、低速駆動速度V2ndが重要となる。以降で、低速駆動速度V2ndの算出について説明する。
図4は、この低速駆動速度V2ndの算出を模式的に示した図である。図3の時刻t1で、上記ステップS112において、AF処理部28は、条件判定部284によって、現在測距位置PnowからN(=2)フレーム後のフォーカスレンズ位置Paftに相当するデフォーカス量Fδaft[Fδ]を、以下の式(1)により予測演算する。
Fδaft = Fδnow − V1st × N …(1)
ここで、Fδnowは、上記ステップS111において現在測距位置Pnowについて算出したデフォーカス量の絶対値[Fδ]であり、初期駆動速度V1stは、減速前の高速駆動速度[Fδ/frame]である。図3を参照して説明したとおり、このデフォーカス量Fδaftが、低速切り替え位置P1の下限値と上限値との範囲内になることが検出されると、フォーカスレンズの速度を低速駆動速度V2ndに切り替える。この低速駆動速度V2ndは、現在測距位置PnowからNフレーム後のフォーカスレンズ位置Paftから反映される。
ここで、低速駆動速度V2ndは、上記ステップS116の速度演算動作により求められる。
具体的には、AF処理部28は、まず、低速度算出部285の仮速度算出部2851により、停止制御位置P2に相当するデフォーカス量FδP2と停止有効測距位置P3に相当するデフォーカス量FδP3とを取得する(ステップS201)。停止有効測距位置P3とは、精度の高いデフォーカス量つまり有効なデフォーカス量を検出できる範囲の上限位置であり、この範囲以内で少なくとも1回は測距を行うことで、フォーカスレンズ位置の最終更新における目標位置精度を確保する。これら停止制御位置P2及び停止有効測距位置P3は、レンズユニット10の種類、測距点の個数(1点/多点測距)、露光時間、等の条件によって変わる値である。そのため、仮速度算出部2851は、レンズCPU13と通信して、あるいは事前にレンズCPU13と通信して保管しているメモリ26から読み出すことで、これら停止制御位置P2及び停止有効測距位置P3に相当するデフォーカス量FδP2及びFδP3を取得する。
その後、AF処理部28は、低速度算出部285の仮速度算出部2851により、これら取得したデフォーカス量FδP2及びデフォーカス量FδP3とから、停止有効測距位置P3以降の最大速度を仮速度Vx[Fδ/frame]として算出する(ステップS202)。この仮速度Vxは、以下の式(2)で求められる。
x = (FδP3−FδP2) / N …(2)
ここで、(FδP3−FδP2)は、停止有効測距位置P3と停止制御位置P2との間の区間であるA区間INTaに相当するデフォーカス量である。こうして算出される仮速度Vxは、停止有効測距位置P3からNフレーム後のフォーカスレンズの到達位置が、停止制御位置P2をオーバーしない最大速度になる。つまり、A区間INTaをNフレーム分割する速度になる。
なお、仮速度算出部2851は、レンズCPU13と通信して、停止制御位置P2及び停止有効測距位置P3に相当するデフォーカス量FδP2及びFδP3を取得するとしているが、停止制御位置P2及び停止有効測距位置P3及びフォーカスレンズの移動量をデフォーカス量に変換する変換係数(フォーカス敏感度等)を通信により取得してもよい。この場合は、仮速度算出部2851は、停止制御位置P2及び停止有効測距位置P3及びフォーカスレンズの移動量をデフォーカス量に変換する変換係数(フォーカス敏感度等)に基づいて、停止制御位置P2及び停止有効測距位置P3に相当するデフォーカス量FδP2及びFδP3を算出する。
次に、AF処理部28は、低速度算出部285の測距回数算出部2852により、この算出した仮速度Vxと上記ステップS112で算出したNフレーム後のフォーカスレンズ位置Paftに相当するデフォーカス量Fδaftとを用いて、測距回数αを算出する(ステップS203)。すなわち、この測距回数αは、以下の式(3)で求められる。
α = (Fδaft−FδP2) / Vx …(3)
ここで、(Fδaft−FδP2)は、現在測距位置PnowからN(=2)フレーム後のフォーカスレンズ位置Paftと停止制御位置P2との間の区間であるB区間INTbに相当するデフォーカス量である。こうして算出される測距回数αは、B区間INTbを、速度Vxでフォーカスレンズを駆動した場合の測距回数となる。
そして、AF処理部28は、低速度算出部285の速度算出部2853により、この算出した測距回数αと上記ステップS112で算出したNフレーム後のフォーカスレンズ位置Paftに相当するデフォーカス量Fδaftとを用いて、低速駆動速度V2nd[Fδ/frame]を算出する(ステップS204)。すなわち、この低速駆動速度V2ndは、以下の式(4)で求められる。
2nd = (Fδaft−0Fδ) / α …(4)
ここで、(Fδaft−0Fδ)は、現在測距位置PnowからN(=2)フレーム後のフォーカスレンズ位置Paftからフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδに達するまでのデフォーカス量である。
このようにして、精度の高いデフォーカス量が得られる停止有効測距位置P3と停止制御位置P2との間のA区間INTa内の最大速度である仮速度Vxから、減速開始位置であるNフレーム後のフォーカスレンズ位置Paftと停止制御位置P2との間のB区間INTbにおける測距回数αを求めることで、精度の高い測距が可能な範囲で、少なくとも1回はデフォーカス量を算出することができる低速駆動速度V2ndを求めることができる。つまり、低速過ぎず、かつ、合焦位置であるフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδをオーバーランすることなく、高精度な測距結果が得られる、低速駆動速度V2ndを演算することで、高速で、高品位なAF動作を実現することができる。
以上のように、一実施形態に係る焦点調節装置であるAF処理部28は、位相差検出により、フォーカスレンズを含む撮像光学系としての撮影レンズ11のデフォーカス量を算出する焦点検出部であるデフォーカス量算出部281と、上記デフォーカス量算出部281の出力するデフォーカス量に基づいて、上記フォーカスレンズを目標位置であるフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδへ移動させて焦点調節を行う制御部としての目標位置設定部282、レンズ駆動制御部283、条件判定部284及び低速度算出部285と、を有し、上記制御部は、上記フォーカスレンズを上記フォーカスレンズ駆動目標位置0Fδへ移動中に、移動速度を第1の速度である初期駆動速度V1stからより低速な第2の速度である低速駆動速度V2ndに切り替える際に、上記切り替えを行う第1の位置、例えば位置Paft、と上記フォーカスレンズの移動中に上記フォーカスレンズ駆動目標位置0Fδへ停止させるために停止制御を開始する第2の位置である停止制御位置P2との間の区間であるB区間INTbにおいて、上記フォーカスレンズが所定の速度である仮速度Vxで移動する場合に、上記デフォーカス量算出部281により上記デフォーカス量を算出可能な回数である測距回数αを算出し、上記測距回数αと上記第1の位置と上記フォーカスレンズ駆動目標位置0Fδとに基づいて上記低速駆動速度V2ndを算出する。
従って、精度の高いデフォーカス量が得られる停止有効測距位置P3と停止制御位置P2までのA区間INTa内の最大速度である仮速度Vxから、減速開始位置である第1の位置と停止制御位置P2までのB区間INTbにおける測距回数αを求めることで、精度の高い測距が可能な範囲で、少なくとも1回はデフォーカス量を算出することができる低速駆動速度V2ndを求めることができる。つまり、低速過ぎず、かつ、合焦位置であるフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδをオーバーランすることなく、高精度な測距結果が得られる、低速駆動速度V2ndを演算することで、高速なAF動作を実現することができる。
ここで、上記制御部は、上記デフォーカス量算出部281の出力する上記デフォーカス量に基づいて上記第1の位置、例えば位置Paft、に相当するデフォーカス量Fδaftを算出し、この算出したデフォーカス量Fδaftと上記停止制御位置P2に相当する所定のデフォーカス量FδP2とを用いて、上記測距回数αを算出する。
これにより、フォーカスレンズの位置をレンズユニット10から取得しなくても、デフォーカス量Fδaft、FδP2を用いて測距回数αを求めることが可能になる。
なお、上記低速駆動速度V2ndは、上記デフォーカス量算出部281により有効なデフォーカス量を取得することが可能な第3の位置である停止有効測距位置P3と上記停止制御位置P2との間の区間であるA区間INTaにおいて、上記デフォーカス量算出部281により所定回数のデフォーカス量の算出を可能とする速度である。
このように、低速駆動速度V2ndは、低速過ぎず、かつ、合焦位置であるフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδをオーバーランすることなくフォーカスレンズを停止することが可能な速度とすることができる。
また、上記デフォーカス量算出部281は、上記デフォーカス量の算出を一定の時間タイミング、例えば撮像素子21の撮像のフレームレート単位、で繰り返し、上記第1の位置、例えば位置Paftは、上記デフォーカス量算出部281が上記デフォーカス量を算出した位置である現在測距位置Pnowから、上記フォーカスレンズが上記初期駆動速度V1stで上記フォーカスレンズ駆動目標位置0Fδへ移動して所定回数の上記デフォーカス量の算出を行う時刻、つまりNフレーム数の撮像を行う期間だけ経過した時刻、に相当する位置である。
このように、高速駆動速度である初期駆動速度V1stから低速駆動速度V2ndへの切り替えの判定を、現在のデフォーカス量FδnowではなくてNフレーム後のデフォーカス量Fδaftを用いることで、低速への切り替え前にフォーカスレンズが合焦位置であるフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδをオーバーランすることなく、高精度な測距結果が得られる、低速駆動速度V2ndを演算することで、高速で、高品位なAF動作を実現することができる。すなわち、オーバーランすると、ライブビュー画像として、一旦ピントが合った後にボケていく低位品位な映像が提示されてしまうが、本実施形態によれば、オーバーランすることが無いので、高品位なライブビュー画像を提供することができる。
また、上記所定の速度である仮速度Vxは、上記停止制御位置P2に相当する所定のデフォーカス量FδP2と、上記第3の位置に相当する所定のデフォーカス量FδP3と、上記所定回数と、に基づく速度である。
デフォーカス量FδP2、FδP3と所定回数の値が、レンズユニット10の種類等の条件によって決まり、レンズユニット10との通信により取得されるので、算出する必要が無く、高速にそれらの値を取得できる。
なお、上記デフォーカス量算出部281は、上記撮影レンズ11により結像された光学像を電気信号に変換する光電変換部を有する複数の画素を備え、上記画素へ入射する光束の入射方向を制限するよう構成された焦点検出用画素である位相差検出部211を含み、上記複数の画素が2次元的に配列された撮像素子21における、上記位相差検出部211の画素信号を読み出して、上記位相差検出部211の画素信号に基づいて上記位相差検出により上記デフォーカス量を算出する。
従って、一実施形態に係る焦点調節装置であるAF処理部28は、位相差検出部211を含む撮像素子21を備える撮像装置1に適用することができる。
また、一実施形態に係る点調節方法は、位相差検出により、フォーカスレンズを含む撮像光学系としての撮影レンズ11のデフォーカス量を算出し、この算出したデフォーカス量に基づいて、上記フォーカスレンズを目標位置であるフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδへ移動させて焦点調節を行う焦点調節方法であって、上記フォーカスレンズを上記フォーカスレンズ駆動目標位置0Fδへ移動中に、移動速度を第1の速度である初期駆動速度V1stからより低速な第2の速度である低速駆動速度V2ndに切り替える際に、上記切り替えを行う第1の位置、例えば位置Paft、と上記フォーカスレンズの移動中に上記フォーカスレンズ駆動目標位置0Fδへ停止させるために停止制御を開始する第2の位置である停止制御位置P2との間の区間であるB区間INTbにおいて、上記フォーカスレンズが所定の速度である仮速度Vxで移動する場合に、上記デフォーカス量を算出可能な回数である測距回数αを算出し(ステップS203)、上記測距回数αと上記第1の位置と上記フォーカスレンズ駆動目標位置0Fδとに基づいて上記低速駆動速度V2ndを算出する(ステップS204)。
従って、精度の高いデフォーカス量が得られる停止有効測距位置P3と停止制御位置P2との間のA区間INTa内の最大速度である仮速度Vxから、減速開始位置である第1の位置と停止制御位置P2との間のB区間INTbにおける測距回数αを求めることで、精度の高い測距が可能な範囲で、少なくとも1回はデフォーカス量を算出することができる低速駆動速度V2ndを求めることができる。つまり、低速過ぎず、かつ、合焦位置であるフォーカスレンズ駆動目標位置0Fδをオーバーランすることなく、高精度な測距結果が得られる、低速駆動速度V2ndを演算することで、高速なAF動作を実現することができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、焦点調節装置としてのAF処理部28の一部又は全部の機能をCPU27により実現するようにしても良い。この場合、CPU27がアクセス可能なメモリ26に、CPU27が実行することで当該CPU27をこのAF処理部28の一部又は全部として機能させるためのプログラムコードを記憶させておく。
また、撮像素子21が焦点検出用画素によって構成された位相差検出部211を備えるものとしたが、位相差検出部211を撮像素子21とは別体のセンサとして構成し、AF処理部28はこのセンサからの信号を用いて位相差検出を行うようにしても良い。
1…撮像装置、 10…レンズユニット、 11…撮影レンズ、 12…レンズ制御部、 13…レンズCPU、 20…カメラ本体、 21…撮像素子、 22…撮像信号処理部、 23…撮像制御部、 24…記録部、 25…表示部、 26…メモリ、 27…CPU、 28…AF処理部、 211…位相差検出部、 281…デフォーカス量算出部、 282…目標位置設定部、 283…レンズ駆動制御部、 284…条件判定部、 285…低速度算出部、 2851…仮速度算出部、 2852…測距回数算出部、 2853…速度算出部、 29…操作部、 α…測距回数、 0Fδ…フォーカスレンズ駆動目標位置、 INTa…A区間、 INTb…B区間、 V1st…初期駆動速度、 V2nd…低速駆動速度、 Vx…仮速度、 P1…低速切り替え位置、 P2…停止制御位置、 P3…停止有効測距位置、 Pnow…現在測距位置、 Paft…現在測距位置からNフレーム後のフォーカスレンズ位置、 Fδnow…現在測距位置Pnowについて算出したデフォーカス量、 Fδaft…現在測距位置からNフレーム後のフォーカスレンズ位置Paftに相当するデフォーカス量、 FδP2…停止制御位置P2に相当するデフォーカス量、 FδP3…停止有効測距位置P3に相当するデフォーカス量。

Claims (7)

  1. 位相差検出により、フォーカスレンズを含む撮像光学系のデフォーカス量を算出する焦点検出部と、
    上記焦点検出部の出力するデフォーカス量に基づいて、上記フォーカスレンズを目標位置へ移動させて焦点調節を行う制御部と、
    を有し、
    上記制御部は、
    上記フォーカスレンズを上記目標位置へ移動中に、移動速度を第1の速度からより低速な第2の速度に切り替える際に、
    上記切り替えを行う第1の位置と上記フォーカスレンズの移動中に上記目標位置へ停止させるために停止制御を開始する第2の位置との間の区間において、上記フォーカスレンズが所定の速度で移動する場合に、上記焦点検出部により上記デフォーカス量を算出可能な回数を算出し、
    上記回数と上記第1の位置と上記目標位置とに基づいて上記第2の速度を算出する、
    ことを特徴とする焦点調節装置。
  2. 上記制御部は、上記焦点検出部の出力する上記デフォーカス量に基づいて上記第1の位置に相当するデフォーカス量を算出し、この算出したデフォーカス量と上記第2の位置に相当する所定のデフォーカス量とを用いて、上記回数を算出する、ことを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  3. 上記第2の速度は、上記焦点検出部により有効なデフォーカス量を取得することが可能な第3の位置と上記第2の位置との間の区間において、上記焦点検出部により所定回数のデフォーカス量の算出を可能とする速度である、ことを特徴とする請求項2に記載の焦点調節装置。
  4. 上記焦点検出部は、上記デフォーカス量の算出を一定の時間タイミングで繰り返し、
    上記第1の位置は、上記焦点検出部が上記デフォーカス量を算出した位置から、上記フォーカスレンズが上記第1の速度で上記目標位置へ移動して所定回数の上記デフォーカス量の算出を行う時刻に相当する位置である、ことを特徴とする請求項3に記載の焦点調節装置。
  5. 上記所定の速度は、上記第2の位置に相当する所定のデフォーカス量と、上記第3の位置に相当する所定のデフォーカス量と、上記所定回数と、に基づく速度である、ことを特徴とする請求項4に記載の焦点調節装置。
  6. 上記焦点検出部は、上記撮像光学系により結像された光学像を電気信号に変換する光電変換部を有する複数の画素を備え、上記画素へ入射する光束の入射方向を制限するよう構成された焦点検出用画素を含み、上記複数の画素が2次元的に配列された撮像素子における、上記焦点検出用画素の画素信号を読み出して、上記焦点検出用画素の画素信号に基づいて上記位相差検出により上記デフォーカス量を算出する、ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の焦点調節装置。
  7. 位相差検出により、フォーカスレンズを含む撮像光学系のデフォーカス量を算出し、この算出したデフォーカス量に基づいて、上記フォーカスレンズを目標位置へ移動させて焦点調節を行う焦点調節方法であって、
    上記フォーカスレンズを上記目標位置へ移動中に、移動速度を第1の速度からより低速な第2の速度に切り替える際に、
    上記切り替えを行う第1の位置と上記フォーカスレンズの移動中に上記目標位置へ停止させるために停止制御を開始する第2の位置との間の区間において、上記フォーカスレンズが所定の速度で移動する場合に、上記デフォーカス量を算出可能な回数を算出し、
    上記回数と上記第1の位置と上記目標位置とに基づいて上記第2の速度を算出する、
    ことを特徴とする焦点調節方法。
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