JP2017537915A - 有害生物防除剤としての二環式化合物 - Google Patents
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Abstract
Description
破線は、式(I)の二環化合物の窒素原子への結合を表し、
B2は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ならびに、各場合で置換されていてもよいシクロアルキルおよびシクロアルケニルからなる群からの基を表し;
R1は、水素、アルキル、アルコキシおよびシアノからなる群からの基を表し、
R2は、a)下記のものからなる群からのB基
破線は、式(I)の二環化合物の炭素原子への結合を表し;または、
R2は、f)ハロアルキル、カルボキシルおよびアミノからなる群からの基を表し;
G2は、水素を表すか、ハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、アルキルアミノ、ハロアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキル、ハロアルキル、飽和もしくは不飽和のシクロアルキル(ここで、該シクロアルキルは、置換されていてもよく、および、1個以上のヘテロ原子で中断されていてもよい)、シクロアルキルアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、ハロゲン化アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、ビス(アルコキシ)アルキル、ビス(ハロアルコキシ)アルキル、アルコキシ(アルキルスルファニル)アルキル、アルコキシ(アルキルスルフィニル)アルキル、アルコキシ(アルキルスルホニル)アルキル、ビス(アルキルスルファニル)アルキル、ビス(ハロアルキルスルファニル)アルキル、ビス(ヒドロキシアルキルスルファニル)アルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、α−ヒドロキシイミノアルコキシカルボニルアルキル、α−アルコキシイミノアルコキシカルボニルアルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルチオ、ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキルスルホニル、複素環基[ジオキサニル、ジオキソラニル、ジオキセパニル、ジオキソカニル、オキサチアニル、オキサチオラニル、オキサチエパニル、オキサチオカニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジチエパニル、ジチオカニル、オキサチアニルオキシド、オキサチオラニルオキシド、オキサチエパニルオキシド、オキサチオカニルオキシド、オキサチアニルジオキシド、オキサチオラニルジオキシド、オキサチエパニルジオキシド、オキサチオカニルジオキシド、モルホリニル、トリアゾリノニル、オキサゾリニル、ジヒドロオキサジアジニル、ジヒドロジオキサジニル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロオキサジニルおよびピラゾリノニル(これらに関しては、アルキル、ハロアルキル、アルコキシおよびアルコキシアルキルで置換されていてもよい)]、フェニル(これに関しては、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキルおよびハロアルキルで置換されていてもよい)、ヘテロアリール基[ピリジル、ピリジルN−オキシド、ピリミジル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、フラニル、チエニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニルおよびイソキノリニル(これらに関しては、ハロゲン、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルチオアルキルおよびシクロアルキルで置換されていてもよい)]、および、ヘテロアリールアルキル基[トリアゾリルアルキル、ピリジルアルキル、ピリミジルアルキルおよびオキサジアゾリルアルキル(これらに関しては、ハロゲンおよびアルキルで置換されていてもよい)]からなる群からの基を表し;
または、
G2は、(C−1)から(C−9)からなる群からのC基
破線は、B基への結合を表し、
Xは、酸素または硫黄を表し;
X1は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、アルコキシおよびハロアルコキシからなる群からの基を表し;
X2は、酸素、硫黄、NR5またはNOHを表し;
Lは、酸素または硫黄を表し;
V−Zは、R24CH−CHR25またはR24C=CR25を表し;
nは、1または2を表し;
mは、1、2、3または4を表し;
Rは、NR18R19を表すか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、アルキル−S−アルキル、アルキル−S(O)−アルキル、アルキル−S(O)2−アルキル、R18−CO−アルキル、NR18R19−CO−アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルアルキル、複素環、複素環アルキル、フェニル、フェニルアルキル、ヘタリールおよびヘタリールアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R3は、水素またはアルキルを表し;
R4は、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アリール、アリールアルキルおよびヘタリールアルキルからなる群からの基を表し;
R5は、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルチオアルキル、アリール、アリールアルキルおよびヘタリールアルキルからなる群からの基を表し;または、
R3とR4は、それらが結合している窒素原子と一緒に、環(ここで、該環は、窒素、酸素および硫黄からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成し;または、
R3とR5は、それらが結合している窒素原子と一緒に、環を形成し;
R6は、水素またはアルキルを表し;
R7は、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルチオアルキル、アリール、アリールアルキルおよびヘタリールアルキルからなる群からの基を表し;または、
R6とR7は、それらが結合している窒素原子と一緒に、環(ここで、該環は、窒素、酸素および硫黄からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成し;
R8は、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルケニル、アルコキシアルキル、各場合でハロゲンで置換されていてもよいアルキルカルボニルおよびアルキルスルホニル、ハロゲンで置換されていてもよいアルコキシカルボニル、ハロゲン−、アルキル−、アルコキシ−、ハロアルキル−およびシアノ−で置換されていてもよいシクロアルキルカルボニル、または、カチオン、または、アルキル−もしくはアリールアルキル−で置換されていてもよいアンモニウムイオンからなる群からの基を表し;
R9は、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキル、ならびに、置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−1)および基(F−1)におけるR8とR9は、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも一つのカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R10は、水素またはアルキルを表し;
基(C−2)および基(F−2)におけるR8とR10は、それらが結合している窒素原子と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも一つのカルボニル基を含んでいてもよい)を表すこともでき;
基(C−2)および基(F−2)におけるR9とR10は、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも一つのカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R11は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルケニルオキシ、シクロアルキルアルコキシ、アルキルチオ、アルケニルチオ、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールチオ、ヘテロアリールアルコキシおよびヘテロアリールアルキルチオからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R12は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルケニルオキシ、シクロアルキルアルコキシ、アルキルチオ、アルケニルチオ、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールチオ、ヘテロアリールアルコキシおよびヘテロアリールアルキルチオからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
基(C−3)および基(F−3)におけるR11とR12は、それらが結合しているリン原子と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい5〜7員の環(ここで、該環は、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および硫黄からなる群からの1個または2個のヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R13は、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R14は、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R15は、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキル、ならびに、置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−6)および基(F−6)におけるR8とR15は、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4〜8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも1のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R16は、水素、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキル、ならびに、置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−7)および基(F−7)におけるR8とR16は、それらが結合している窒素原子と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも1のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R17は、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキル、ならびに、置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−8)および基(F−8)におけるR8とR17は、それらが結合しているN−C(X)基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4〜8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも1のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R18は、水素、ヒドロキシ、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルおよびシクロアルケニルアルキル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル、ならびに、置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
R19は、水素からなる群からの基を表すか、または、アルカリ金属イオンもしくはアルカリ土類金属イオンを表すか、または、C1−C4−アルキルでモノないしテトラ置換されていてもよいアンモニウムイオンを表すか、または、各場合でハロゲン−もしくはシアノ−で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル基を表し;
Y1およびY2は、互いに独立に、C=OまたはS(O)2を表し;
Y3は、水素、ハロゲン、シアノ、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシおよびNR20R21からなる群からの基を表し;
Wは、O、S、SOおよびSO2からなる群からの基を表し;
R22は、アルキル、ハロゲン−、カルバモイル−、チオカルバモイル−もしくはシアノ−で置換されていてもよいシクロアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキルオキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルチオ、ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキルスルホニル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アルキルチオアルキルオキシ、アルキルスルフィニルアルキルオキシ、アルキルスルホニルアルキルオキシ、ハロアルキルチオアルキル、ハロゲンアルキルスルフィニルアルキル、ハロアルキルスルホニルアルキル、アルキルチオアルケニル、アルキルスルフィニルアルケニル、アルキルスルホニルアルケニル、アルケニルチオアルキル、アルケニルスルフィニルアルキル、アルケニルスルホニルアルキル、アルキルカルボニルアルキル、ハロアルキルカルボニルアルキル、アルコキシアルキル、ハロアルコキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、ハロアルコキシカルボニルアルキル、アルキルアミノスルホニル、ジ(アルキルアミノ)スルホニルからなる群からの基を表し;または、
R2=d)である場合は、
R22はさらに、置換されていてもよいアリールを表すか、(E−1)から(E−51)
R20は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、ならびに、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルカルボニルオキシ、アルケニルカルボニルオキシ、アルキニルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルスルホニルオキシ、アルキルアミノ、アルケニルアミノ、アルキニルアミノ、シクロアルキルアミノ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、アルケニルチオ、アルキニルチオ、シクロアルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルカルボニル、アルコキシイミノアルキル、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アミノチオカルボニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニルアミノ、アルキルカルボニルアミノ、アルケニルカルボニルアミノ、アルキニルカルボニルアミノ、シクロアルキルカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルチオカルボニルアミノ、ビシクロアルキル、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリールおよびヘテロアリールオキシ(ここで、該置換基は、互いに独立に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、アルキルおよびハロアルキルからなる群から選択される。)からなる群からの基を表し;
R21は、水素、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキルアルキル、シアノアルキル、アルキルカルボニル、アルケニルカルボニル、ハロアルキルカルボニル、ハロアルケニルカルボニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびハロアルキルスルホニルからなる群からの基を表し;
R23は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルチオアルキル、アルケニルチオアルキル、シアノアルキル、アルコキシアルキルからなる群からの基を表し;および、
R24は、水素を表すか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;および、
R25は、水素を表すか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R27は、水素またはアルキルを表し;および、
R26は、水素、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキルまたはシアノアルキルを表す。];ならびに
Aが、A基(A−a):
破線が式(I)の二環化合物の窒素原子への結合を表し;
G1が、NまたはC−B1を表し;
B1が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシおよび各場合で置換されていてもよいシクロアルキルおよびシクロアルケニルからなる群からの基を表し;
B2が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシおよび各場合で置換されていてもよいシクロアルキルおよびシクロアルケニルからなる群からの基を表し;
Tが、酸素または電子対を表し;
R1が、水素、アルキル、アルコキシおよびシアノからなる群からの基を表し;
R2がa)
破線が式(I)の二環化合物の炭素原子への結合を表し;
G2が、水素またはハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、アルキルアミノ、ハロアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、飽和もしくは不飽和のシクロアルキル(ここで、該シクロアルキルは、置換されていてもよく、および、1以上のヘテロ原子で中断されていてもよい)、シクロアルキルアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、ハロゲン化アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、ビス(アルコキシ)アルキル、ビス(ハロアルコキシ)アルキル、アルコキシ(アルキルスルファニル)アルキル、アルコキシ(アルキルスルフィニル)アルキル、アルコキシ(アルキルスルホニル)アルキル、ビス(アルキルスルファニル)アルキル、ビス(ハロアルキルスルファニル)アルキル、ビス(ヒドロキシアルキルスルファニル)アルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、α−ヒドロキシイミノアルコキシカルボニルアルキル、α−アルコキシイミノアルコキシカルボニルアルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルチオ、ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキルスルホニル、複素環基[ジオキサニル、ジオキソラニル、ジオキセパニル、ジオキソカニル、オキサチアニル、オキサチオラニル、オキサチエパニル、オキサチオカニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジチエパニル、ジチオカニル、オキサチアニルオキシド、オキサチオラニルオキシド、オキサチエパニルオキシド、オキサチオカニルオキシド、オキサチアニルジオキシド、オキサチオラニルジオキシド、オキサチエパニルジオキシド、オキサチオカニルジオキシド、モルホリニル、トリアゾリノニル、オキサゾリニル、ジヒドロオキサジアジニル、ジヒドロジオキサジニル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロオキサジニルおよびピラゾリノニル(これらに関しては、アルキル、ハロアルキル、アルコキシおよびアルコキシアルキルで置換されていてもよい。)]、フェニル(これに関しては、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキルおよびハロアルキルで置換されていてもよい。)、ヘテロアリール基[ピリジル、ピリジルN−オキシド、ピリミジル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、フラニル、チエニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニルおよびイソキノリニル(これらに関しては、ハロゲン、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルチオアルキルおよびシクロアルキルで置換されていてもよい。)]およびヘテロアリールアルキル基[トリアゾリルアルキル、ピリジルアルキル、ピリミジルアルキルおよびオキサジアゾリルアルキル(これらに関しては、ハロゲンおよびアルキルで置換されていてもよい。)]からなる群からの基を表し;または
R2が、aa)下記のB基のうちの一つ:
破線が式(I)の二環化合物の炭素原子への結合を表し;
G2が、ハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、アルキルアミノ、ハロアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、飽和もしくは不飽和のシクロアルキル(ここで、該シクロアルキルは、置換されていてもよく、および、1個以上のヘテロ原子で中断されていてもよい)、シクロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、ハロゲン化アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、ハロアルキルチオアルキル、ハロアルキルスルフィニルアルキル、ハロアルキルスルホニルアルキル、ビス(アルコキシ)アルキル、ビス(ハロアルコキシ)アルキル、アルコキシ(アルキルスルファニル)アルキル、アルコキシ(アルキルスルフィニル)アルキル、アルコキシ(アルキルスルホニル)アルキル、ビス(アルキルスルファニル)アルキル、ビス(ハロアルキルスルファニル)アルキル、ビス(ヒドロキシアルキルスルファニル)アルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、α−ヒドロキシイミノアルコキシカルボニルアルキル、α−アルコキシイミノアルコキシカルボニルアルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルチオ、ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキルスルホニル、複素環基[ジオキサニル、ジオキソラニル、ジオキセパニル、ジオキソカニル、オキサチアニル、オキサチオラニル、オキサチエパニル、オキサチオカニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジチエパニル、ジチオカニル、オキサチアニルオキシド、オキサチオラニルオキシド、オキサチエパニルオキシド、オキサチオカニルオキシド、オキサチアニルジオキシド、オキサチオラニルジオキシド、オキサチエパニルジオキシド、オキサチオカニルジオキシド、モルホリニル、トリアゾリノニル、オキサゾリニル、ジヒドロオキサジアジニル、ジヒドロジオキサジニル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロオキサジニルおよびピラゾリノニル(これらに関しては、アルキル、ハロアルキル、アルコキシおよびアルコキシアルキルで置換されていてもよい。)]、フェニル(これに関しては、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキルおよびハロアルキルで置換されていてもよい。)、ヘテロアリール基[イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、フラニル、チエニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニルおよびイソキノリニル(これらに関しては、ハロゲン、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルチオアルキルおよびシクロアルキルで置換されていてもよい。)]およびヘテロアリールアルキル基[トリアゾリルアルキル、ピリジルアルキル、ピリミジルアルキルおよびオキサジアゾリルアルキル(これらに関しては、ハロゲンおよびアルキルで置換されていてもよい。)]からなる群からの基を表し;、または
R2がa)もしくはaa)下に列記された基のうちの一つを表す場合、G2が、
破線が、式(I)における炭素原子への結合を表し、または
R2が、f)ハロアルキル、カルボキシルおよびアミノからなる群からの基を表し;
Xが、酸素または硫黄を表し;
X2が、酸素、硫黄、NR5またはNOHを表し;
Lが、酸素または硫黄を表し;
V−Zが、R24CH−CHR25またはR24C=CR25を表し;
nが、1または2を表し;
mが、1、2、3または4を表し;
R3が、水素またはアルキルを表し;
R4が、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アリール、アリールアルキルおよびヘタリールアルキルからなる群からの基を表し;
R5が、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルチオアルキル、アリール、アリールアルキルおよびヘタリールアルキルからなる群からの基を表し;または
R3およびR4が、それらが結合している窒素原子と一緒に、環(ここで、該環は、窒素、酸素および硫黄からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい。)を形成しており;または
R3およびR5が、それらが結合している窒素原子と一緒に環を形成しており;
R6が、水素またはアルキルを表し;
R7が、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルチオアルキル、アリール、アリールアルキルおよびヘタリールアルキルからなる群からの基を表し;または
R6およびR7が、それらが結合している窒素原子と一緒に、環(ここで、該環は、窒素、酸素および硫黄からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい。)を形成しており;,
R8が、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルケニル、アルコキシアルキル、各場合でハロゲンで置換されていてもよいアルキルカルボニルおよびアルキルスルホニル、ハロゲンで置換されていてもよいアルコキシカルボニル、ハロゲン−、アルキル−、アルコキシ−、ハロアルキル−およびシアノ−で置換されていてもよいシクロアルキルカルボニル、または、カチオン、または、アルキル−もしくはアリールアルキル−で置換されていてもよいアンモニウムイオンからなる群からの基を表し;
R9が、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルおよび置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
R10が、水素またはアルキルを表し;
基(C−2)および(F−2)におけるR8およびR10が、それらが結合している窒素原子とともに、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員環(ここで、該環は、硫黄、酸素(酸素原子は、互いに直接隣接していてはならない。)および窒素からなる群からの少なくとも1個のさらなるヘテロ原子および/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよい)を表してもよく、
基(C−2)および(F−2)におけるR9およびR10が、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R11が、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルケニルオキシ、シクロアルキルアルコキシ、アルキルチオ、アルケニルチオ、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールチオ、ヘテロアリールアルコキシおよびヘテロアリールアルキルチオからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R12が、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルケニルオキシ、シクロアルキルアルコキシ、アルキルチオ、アルケニルチオ、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールチオ、ヘテロアリールアルコキシおよびヘテロアリールアルキルチオからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
基(C−3)および(F−3)におけるR11およびR12が、それらが結合しているリン原子とともに、飽和または不飽和の置換されていてもよい5から7員の環(ここで、該環は、酸素(酸素原子は互いに直接隣接していてはならない。)および硫黄からなる群からの1個もしくは2個のヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成していてもよく、
R13が、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R14が、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R15が、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルおよび置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−6)および(F−6)におけるR8およびR15が、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよい。)を形成することもでき;
R16が、水素、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルおよび置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−7)および(F−7)におけるR8およびR16が、それらが結合している窒素原子とともに、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員環(ここで、該環は、硫黄、酸素(酸素原子は互いに直接隣接していてはならない。)および窒素からなる群からの1以上のさらなるヘテロ原子および/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成していてもよく、
R17が、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルおよび置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−8)および(F−8)におけるR8およびR17が、それらが結合しているN−C(X)基とともに、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員環(ここで、該環は、硫黄、酸素(酸素原子は互いに直接隣接していてはならない。)および窒素からなる群からの1以上のさらなるヘテロ原子および/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成していてもよく;
Y1およびY2が、互いに独立に、C=OまたはS(O)2を表し、
R22が、(D−1)から(D−3):
破線が、基c)における窒素原子への結合、または基d)における炭素原子への結合を表し、
X1が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、アルコキシおよびハロアルコキシからなる群からの基を表し;
Y3が、水素、ハロゲン、シアノ、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシおよびNR20R21からなる群からの基を表し;
Wが、S、SOおよびSO2からなる群からの基を表し;
Rが、NR18R19を表し、またはアルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、アルキル−S−アルキル、アルキル−S(O)−アルキル、アルキル−S(O)2−アルキル、R18−CO−アルキル、NR18R19−CO−アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルアルキル、複素環、複素環アルキル、フェニル、フェニルアルキル、ヘタリールおよびヘタリールアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R18が、水素、ヒドロキシ、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルおよびシクロアルケニルアルキル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルおよび置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
R19が、水素からなる群からの基を表し、アルカリ金属イオンもしくはアルカリ土類金属イオンを表し、またはC1−C4−アルキルで1から4置換されていてもよいアンモニウムイオンを表し、または各場合でハロゲン置換もしくはシアノ置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル基を表し、
R20が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシおよび各場合で置換されていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルカルボニルオキシ、アルケニルカルボニルオキシ、アルキニルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルスルホニルオキシ、アルキルアミノ、アルケニルアミノ、アルキニルアミノ、シクロアルキルアミノ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、アルケニルチオ、アルキニルチオ、シクロアルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルカルボニル、アルコキシイミノアルキル、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アミノチオカルボニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニルアミノ、アルキルカルボニルアミノ、アルケニルカルボニルアミノ、アルキニルカルボニルアミノ、シクロアルキルカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルチオカルボニルアミノ、ビシクロアルキル、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリールおよびヘテロアリールオキシからなる群からの基を表し、前記置換基が互いに独立に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、アルキルおよびハロアルキルからなる群から選択され、
R21が、水素、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキルアルキル、シアノアルキル、アルキルカルボニル、アルケニルカルボニル、ハロアルキルカルボニル、ハロアルケニルカルボニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびハロアルキルスルホニルからなる群からの基を表し;または
R22が、E−1からE−51:
R23が、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルチオアルキル、アルケニルチオアルキル、シアノアルキル、アルコキシアルキルからなる群からの基を表し;
R24が、水素またはアルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R25が、水素またはアルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R27が、水素またはアルキルを表し;
R26が、水素、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキルまたはシアノアルキルを表す式(I)の化合物によって達成される。
破線が、式(I)の二環化合物の窒素原子への結合を表し;
B2が、水素、ハロゲン、C1−C6−アルキルおよびC1−C4−ハロアルキルからなる群からの基を表し;
R1が、水素、C1−C6−アルキルおよびC1−C6−アルコキシからなる群からの基を表し;
R2が、a)
破線が、式(I)の二環化合物の炭素原子への結合を表し;または、
R2が、f)C1−C6−ハロアルキル、カルボキシルおよびアミノからなる群からの基を表し;
G2が、水素を表すか、または、ハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、C1−C4−アルキルアミノ、ハロ−C1−C4−アルキルアミノ、ジ−(C1−C4−アルキル)−アミノ、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルケニル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ハロゲン化C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルフィニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルホニル)−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ヒドロキシ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、α−ヒドロキシイミノ−C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、α−C1−C4−アルコキシイミノ−C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル、複素環基[ジオキサニル、ジオキソラニル、ジオキセパニル、ジオキソカニル、オキサチアニル、オキサチオラニル、オキサチエパニル、オキサチオカニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジチエパニル、ジチオカニル、オキサチアニルオキシド、オキサチオラニルオキシド、オキサチエパニルオキシド、オキサチオカニルオキシド、オキサチアニルジオキシド、オキサチオラニルジオキシド、オキサチエパニルジオキシド、オキサチオカニルジオキシド、モルホリニル、トリアゾリノニル、オキサゾリニル、ジヒドロオキサジアジニル、ジヒドロジオキサジニル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロオキサジニルおよびピラゾリノニル(これらに関しては、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]、フェニル(これに関しては、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4−アルキルおよびハロ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)、ヘテロアリール基[ピリジル、ピリジルN−オキシド、ピリミジル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、フラニル、チエニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニルおよびイソキノリニル(これらに関しては、ハロゲン、ニトロ、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルおよびC3−C6−シクロアルキルで置換されていてもよい)]、および、ヘテロアリール−C1−C4−アルキル基[トリアゾリル−C1−C4−アルキル、ピリジル−C1−C4−アルキル、ピリミジル−C1−C4−アルキルおよびオキサジアゾリル−C1−C4−アルキル(これらに関しては、ハロゲンおよびC1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]からなる群からの基を表し;または、
G2が、(C−1)および(C−6)から(C−9)
破線が、B基への結合を表し;
Xが、酸素または硫黄を表し;
X1が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C6−アルコキシおよびC1−C6−ハロアルコキシからなる群からの基を表し;
X2が、酸素、硫黄、NR5またはNOHを表し;
V−Zが、R24CH−CHR25またはR24C=CR25を表し;
nが、1または2を表し;
Rが、NR18R19を表すか、または、C1−C6−アルキル、C3−C6−アルケニル、C3−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキル−S−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキル−S(O)−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキル−S(O)2−C1−C4−アルキル(これらは、それぞれ、ハロゲン、酸素(これは、C=Oをもたらす)またはシアノでモノ置換もしくはジ置換されていてもよい)を表すか、R18−CO−C1−C4−アルキルを表すか、または、NR18R19−CO−C1−C4−アルキルを表すか、または、C3−C6−シクロアルキル(ここで、これは、酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルで置換されていてもよい)を表すか、または、C3−C8−シクロアルケニル(ここで、これは、酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルでモノ置換またはジ置換されていてもよい)を表すか、または、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル(ここで、これは、酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルでモノ置換またはジ置換されていてもよい)を表すか、または、C3−C6−シクロアルケニル−C1−C4−アルキル(ここで、これは、酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルでモノ置換またはジ置換されていてもよい)を表すか、または、複素環(ここで、これは、酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルでモノ置換またはジ置換されていてもよい)を表すか、または、複素環−C1−C4−アルキル(ここで、これは、酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルでモノ置換またはジ置換されていてもよい)を表すか、または、フェニル、フェニル−C1−C4−アルキル、ヘタリールおよびヘタリール−C1−C4−アルキル(これらは、それぞれ、ハロゲン、シアノ、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシまたはC1−C4−ハロアルコキシでモノないしトリ置換されていてもよい)を表し;
R3が、水素またはC1−C6−アルキルを表し;
R4が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、アリール、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘタリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R5が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、アリール、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘタリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;または、
R3とR4が、それらが結合している窒素原子と一緒に、4から7員の環(ここで、該環は、窒素、酸素および硫黄(ここで、酸素原子と硫黄原子は、互いに直接隣接してはならない)からなる群からの1個または2個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成し;
R6が、水素またはC1−C4−アルキルを表し;
R7が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C4−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、アリール、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘタリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;または、
R6とR7が、それらが結合している窒素原子と一緒に、4から7員の環(ここで、該環は、窒素、酸素および硫黄(ここで、酸素原子と硫黄原子は、互いに直接隣接してはならない)からなる群からの1個または2個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成し;
R8が、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、シアノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C2−C6−アルケニル、C1−C6−アルコキシ−C1−C6−アルキル、各場合でハロゲンで置換されていてもよいC1−C6−アルキルカルボニルおよびC1−C6−アルキルスルホニル、ハロゲンで置換されていてもよいC1−C6−アルコキシカルボニル、ハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルキル−およびシアノ−で置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキルカルボニルからなる群からの基を表すか、または、カチオンを表すか、または、C1−C6−アルキル−もしくはアリール−C1−C6−アルキル−で置換されていてもよいアンモニウムイオンを表し;
R9が、各場合でハロゲン−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C6−ハロアルキルチオ−、C1−C6−アルキルスルフィニル−、C1−C6−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C6−アルキルスルホニル−およびC1−C6−ハロアルキルスルホニル−で置換されていてもよいC1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニルおよびC2−C6−アルキニル、各場合でハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−もしくはC1−C6−ハロアルコキシ−で置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C6−アルキルおよびC3−C6−シクロアルケニル(ここで、一つの環員が、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からのヘテロ原子で置き換えられていてもよい。)(ここでは、特に、
基(C−1)および基(F−1)におけるR8とR9は、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、ハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−で置換されていてもよい飽和または不飽和の5から7員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個もしくは2個のヘテロ原子ならびに/または少なくとも1個の(好ましくは、1個の)カルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;特に、R8とR9が、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、
からなる群からの基を表すことができ;
R15が、各場合でメチル−、シアノ−、カルバモイル−で置換されていてもよいC1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニルおよびC2−C6−アルキニル、各場合でメチル−、トリフルオロメチル−、ハロゲン−、シアノ−もしくはカルバモイル−で置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C2−アルキルおよびC3−C6−シクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合でC1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルホニル−、C1−C4−アルキルアミノ−、ジ−(C1−C4−アルキル)−アミノ−、ハロゲン−、ニトロ−もしくはシアノ−で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘテロアリール−C1−C2−アルキル、ならびに、C1−C4−アルキル−、C1−C4−アルキルカルボニル−、C1−C4−アルキル−C1−C4−アルコキシカルボニル−もしくはC1−C4−アルキルスルホニル−で置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−6)におけるR8とR15が、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子と硫黄原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個もしくは2個のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R16が、水素、各場合でメチル−、シアノ−、カルバモイル−もしくはカルボキシル−で置換されていてもよいC1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C2−C4−アルケニルおよびC2−C4−アルキニル、各場合でハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C6−ハロアルキルチオ−、C1−C6−アルキルスルフィニル−、C1−C6−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C6−アルキルスルホニル−、C1−C6−ハロアルキルスルホニル−、アミノ−、C1−C6−アルキルアミノ−、ジ−(C1−C6−アルキル)アミノ−、C1−C6−アルキルカルボニルアミノ−、C1−C6−アルコキシカルボニルアミノ−、C2−C6−アルケニル−、C2−C6−アルキニル−もしくはC1−C6−アルキルカルボニル−で置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキルおよびC3−C6−シクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合でハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C6−ハロアルキルチオ−、C1−C6−アルキルスルフィニル−、C1−C6−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C6−アルキルスルホニル−、C1−C6−ハロアルキルスルホニル−、アミノ−、C1−C6−アルキルアミノ−、ジ−(C1−C6−アルキル)アミノ−、C1−C6−アルキルカルボニルアミノ−、C1−C6−アルコキシカルボニルアミノ−、C2−C6−アルケニル−、C2−C6−アルキニル−もしくはC1−C6−アルキルカルボニル−で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C2−アルキルおよびヘテロアリール−C1−C2−アルキル、ならびに、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C6−ハロアルキルチオ−、C1−C6−アルキルスルフィニル−、C1−C6−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C6−アルキルスルホニル−、C1−C6−ハロアルキルスルホニル−、C2−C6−アルケニル−、C2−C6−アルキニル−もしくはC1−C6−アルキルカルボニル−で置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
R17が、各場合でハロゲン−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C6−ハロアルキルチオ−、C1−C6−アルキルスルフィニル−、C1−C6−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C6−アルキルスルホニル−もしくはC1−C6−ハロアルキルスルホニル−で置換されていてもよいC1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルおよびC2−C6−アルキニル、各場合でハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−もしくはC1−C6−ハロアルコキシ−で置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C6−アルキルおよびC3−C6−シクロアルケニル、N−ピロリジニル、N−ピペリジニル、N−モルホリニル、N−チオモルホリニル、N−チオモルホリニル1−オキシド、N−チオモルホリニル1,1−ジオキシド、N−ピペラジニル、N−1−メチルピペラジニルもしくはN−2−オキソ−1−メチルピペラジニル、各場合でハロゲン−、シアノ−(アルキル部分での場合も)、ニトロ−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C6−ハロアルキルチオ−、C1−C6−アルキルスルフィニル−、C1−C6−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C6−アルキルスルホニル−、C1−C6−ハロアルキルスルホニル−、アミノ−、C1−C6−アルキルアミノ−、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ−、C1−C6−アルキルカルボニルアミノ−、C1−C6−アルコキシカルボニルアミノ−、C1−C6−アルコキシ−C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルコキシ−C1−C6−アルキル−、C2−C6−アルケニル−、C2−C6−アルキニル−、C3−C6−シクロアルキル−C1−C6−アルキル−、C1−C6−アルキルカルボニル−、C1−C6−アルコキシカルボニル−もしくはアミノカルボニル−で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C6−アルキル、ヘテロアリール−C1−C6−アルキルからなる群からの基を表すか、または、NR′R″[ここで、R′およびR″は、互いに独立に、それぞれ、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルカルボニルおよびC1−C6−アルコキシカルボニルからなる群からの基を表す]を表し;
基(C−8)および基(F−8)におけるR8とR17が、それらが結合しているN−C(X)基と一緒に、ハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−で置換されていてもよい飽和または不飽和の5から7員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個もしくは2個のさらなるヘテロ原子ならびに/または1個のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;特に、R8とR17が、それらが結合しているN−C(X)基と一緒に、
矢印は、各場合で、基(C−8)および基(F−8)における硫黄原子への結合を示しており;
R18が、水素、ヒドロキシからなる群からの基、または、C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキル−S−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキル−S(O)−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキル−S(O)2−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキルカルボニル、C1−C6−アルコキシカルボニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルケニル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C3−アルキル、C3−C6−シクロアルケニル−C1−C3−アルキル、複素環、複素環−C1−C3−アルキル(これらは、それぞれ、ハロゲンでモノ置換もしくは多置換されていてもよいか、シアノでモノ置換もしくはジ置換されていてもよい)、ならびに、フェニル、フェニル−C1−C3−アルキル、ヘタリールおよびヘタリール−C1−C3−アルキル(これらは、それぞれ、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ハロアルコキシ、C3−C6−シクロアルキル、ハロゲンまたはシアノで1から4置換されていてもよい)からなる群からの基を表し;
R19が、水素、アルカリ金属イオンもしくはアルカリ土類金属イオンを表すか、C1−C4−アルキルで1から4置換されていてもよいアンモニウムイオンを表すか、または、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキル−S−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)−C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルキル−S(O)2−C1−C4−アルキル(これらは、それぞれ、ハロゲンでモノ置換もしくは多置換されていてもよいか、シアノでモノ置換もしくはジ置換されていてもよい)からなる群からの基を表し;
Y3が、水素、ハロゲン、シアノ、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロアルコキシおよびNR20R21からなる群からの基を表し;
Wが、O、S、SOおよびSO2からなる群からの基を表し;
R22が、C1−C6−アルキルからなる群、または、ハロゲン−、カルバモイル−、チオカルバモイル−もしくはシアノ−で置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C4−ハロアルコキシ、C1−C6−アルコキシ−C1−C6−アルキルオキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルホニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルオキシ、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C4−アルキルオキシ、C1−C4−アルキルスルホニル−C1−C4−アルキルオキシ、C1−C4−ハロアルキルチオ−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C2−C4−アルケニル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C2−C4−アルケニル、C1−C4−アルキルスルホニル−C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルスルホニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキルカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C4−アルキル)アミノスルホニルからなる群からの基を表し;
R2=d)である場合は、
R22が、さらに、ハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アミノ−、ヒドロキシ−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C2−C6−アルケニル−、C2−C6−アルキニル−、C3−C6−シクロアルキル−、C3−C6−アルケニルオキシ−、C3−C6−アルキニルオキシ−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルコキシカルボニルオキシ−、C1−C6−アルキルアミノ−、C3−C6−アルケニルアミノ−、C3−C6−アルキニルアミノ−、C3−C6−シクロアルキルアミノ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−、C3−C6−アルケニルチオ−、C3−C6−アルキニルチオ−、C3−C6−シクロアルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルホニル−、C1−C6−アルキルカルボニル−、アミノカルボニル−、C1−C6−アルキルアミノカルボニル−、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノカルボニル−、C1−C6−アルキルカルボニルアミノ−、C1−C6−アルキルアミノ−もしくはジ−(C1−C6−アルキル)−アミノで置換されていてもよいアリールも表すか、(E−1)から(E−51)
R20が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、シアノ−C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C3−C6−アルケニルオキシ、C3−C6−アルキニルオキシ、C3−C6−シクロアルキルオキシ、C1−C6−アルキルカルボニルオキシ、C2−C6−アルケニルカルボニルオキシ、C2−C6−アルキニルカルボニルオキシ、C3−C6−シクロアルキルカルボニルオキシ、C1−C6−アルコキシカルボニルオキシ、C1−C6−アルキルスルホニルオキシ、C1−C6−アルキルアミノ、C3−C6−アルケニルアミノ、C3−C6−アルキニルアミノ、C3−C6−シクロアルキルアミノ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−ハロアルキルチオ、C3−C6−アルケニルチオ、C3−C6−アルキニルチオ、C3−C6−シクロアルキルチオ、C1−C6−アルキルスルフィニル、C1−C6−アルキルスルホニル、C1−C6−アルキルカルボニル、C1−C6−アルコキシイミノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、C1−C6−アルキルアミノカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノカルボニル、アミノチオカルボニル、C1−C6−アルキルアミノスルホニル、C1−C6−アルキルスルホニルアミノ、C1−C6−アルキルカルボニルアミノ、C1−C6−アルキルチオカルボニルアミノからなる群からの基、または、フェニル、フェノキシ、ピリジニルおよびピリジニルオキシ(これらは、それぞれ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、C1−C6−アルキルおよびC1−C6−ハロアルキルからなる群からの基で置換されていてもよい)からなる群からの基を表し;
R21が、水素、C1−C6−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C6−ハロアルキル、C3−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C6−アルキル、シアノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルキルカルボニル、C2−C6−アルケニルカルボニル、C1−C6−ハロアルキルカルボニル、C2−C6−ハロアルケニルカルボニル、C1−C6−アルコキシ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシカルボニル、 C1−C6−アルキルスルホニルおよびC1−C6−ハロアルキルスルホニルからなる群からの基を表し;
R23が、水素、C1−C6−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルケニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C3−C6−シクロアルキルオキシ、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、およびC1−C4−アルコキシ−C1−C4アルキルからなる群からの基を表し;
R24が、水素を表すか、C1−C4−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、フェニルおよびフェニル−C1−C2−アルキルからなる群からの各場合でハロゲン−もしくはシアノ−で置換されていてもよい基を表し;
R25が、水素を表すか、C1−C4−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、フェニルおよびフェニル−C1−C2−アルキルからなる群からの各場合でハロゲン−もしくはシアノ−で置換されていてもよい基を表し;
R27が、水素またはC1−C4−アルキルを表し;
R26が、水素、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルスルホニル−C1−C2−アルキルまたはシアノ−C1−C4−アルキルを表す、式(I)の化合物、
ならびに
Aが、A基:
破線が、式(I)の二環化合物の窒素原子への結合を表し;
G1が、NまたはC−B1を表し;
B1が、水素、ハロゲン、C1−C6−アルキルおよびC1−C4−ハロアルキルからなる群からの基を表し;
B2が、水素、ハロゲン、C1−C6−アルキルおよびC1−C4−ハロアルキルからなる群からの基を表し;
Tが、酸素または電子対を表し;
R1が、水素、C1−C6−アルキルおよびC1−C6−アルコキシからなる群からの基を表し;
R2が、a):
破線が、式(I)の二環化合物の炭素原子への結合を表し,
G2が、水素を表し、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、C1−C4−アルキルアミノ、ハロ−C1−C4−アルキルアミノ、C1−C4−ジアルキルアミノ、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−シクロアルケニル、C1−C4−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ハロゲン化C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルフィニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルホニル)−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ヒドロキシ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、α−ヒドロキシイミノ−C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、α−C1−C4−アルコキシイミノ−C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル、複素環基[ジオキサニル、ジオキソラニル、ジオキセパニル、ジオキソカニル、オキサチアニル、オキサチオラニル、オキサチエパニル、オキサチオカニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジチエパニル、ジチオカニル、オキサチアニルオキシド、オキサチオラニルオキシド、オキサチエパニルオキシド、オキサチオカニルオキシド、オキサチアニルジオキシド、オキサチオラニルジオキシド、オキサチエパニルジオキシド、オキサチオカニルジオキシド、モルホリニル、トリアゾリノニル、オキサゾリニル、ジヒドロオキサジアジニル、ジヒドロジオキサジニル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロオキサジニルおよびピラゾリノニル(これらに関しては、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]、フェニル(これに関しては、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4−アルキルおよびハロ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)、ヘテロアリール基[ピリジル、ピリジルN−オキシド、ピリミジル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、フラニル、チエニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニルおよびイソキノリニル(これらに関しては、ハロゲン、ニトロ、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルおよびC3−C6−シクロアルキルで置換されていてもよい)]およびヘテロアリール−C1−C4−アルキル基[トリアゾリル−C1−C4−アルキル、ピリジル−C1−C4−アルキル、ピリミジル−C1−C4−アルキルおよびオキサジアゾリル−C1−C4−アルキル(これらに関しては、ハロゲンおよびC1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]からなる群からの基を表し;または
R2が、aa)下記のB基:
破線が、式(I)の二環化合物の炭素原子への結合を表し、
G2が、ハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、C1−C4−アルキルアミノ、ハロ−C1−C4−アルキルアミノ、C1−C4−ジアルキルアミノ、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルケニル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ハロゲン化C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルフィニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルホニル)−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ヒドロキシ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、α−ヒドロキシイミノ−C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、α−C1−C4−アルコキシイミノ−C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル、複素環基[ジオキサニル、ジオキソラニル、ジオキセパニル、ジオキソカニル、オキサチアニル、オキサチオラニル、オキサチエパニル、オキサチオカニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジチエパニル、ジチオカニル、オキサチアニルオキシド、オキサチオラニルオキシド、オキサチエパニルオキシド、オキサチオカニルオキシド、オキサチアニルジオキシド、オキサチオラニルジオキシド、オキサチエパニルジオキシド、オキサチオカニルジオキシド、モルホリニル、トリアゾリノニル、オキサゾリニル、ジヒドロオキサジアジニル、ジヒドロジオキサジニル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロオキサジニルおよびピラゾリノニル(これらに関しては、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]、フェニル(これに関しては、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4−アルキルおよびハロ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)、ヘテロアリール基[イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、フラニル、チエニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニルおよびイソキノリニル(これらに関しては、ハロゲン、ニトロ、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルおよびC3−C6−シクロアルキルで置換されていてもよい)]およびヘテロアリール−C1−C4−アルキル基[トリアゾリル−C1−C4−アルキル、ピリジル−C1−C4−アルキル、ピリミジル−C1−C4−アルキルおよびオキサジアゾリル−C1−C4−アルキル(これらに関しては、ハロゲンおよびC1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]からなる群からの基を表し;または
R2がa)またはaa)下で列記された基のうちの一つを表す場合、
G2が
破線が式(I)における炭素原子への結合を表し、または
R2が、f)C1−C6−ハロアルキル、カルボキシルおよびアミノからなる群からの基を表し;
Xが、酸素または硫黄を表し;
X2が、酸素、硫黄、NR5またはNOHを表し;
V−Zが、R24CH−CHR25またはR24C=CR25を表し;
nが、1または2を表し;
R3が、水素またはC1−C6−アルキルを表し;
R4が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、アリール、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘタリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R5が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、アリール、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘタリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;または
R3およびR4が、それらが結合している窒素原子とともに、4から7員環(ここで、該環は、窒素、酸素および硫黄(ここで、酸素原子と硫黄原子は、互いに直接隣接してはならない)からなる群からの1個もしくは2個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成しており、
R6が、水素またはC1−C4−アルキルを表し;
R7が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C4−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、アリール、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘタリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;または
R6およびR7が、それらが結合している窒素原子とともに、4から7員環(ここで、該環は、窒素、酸素および硫黄(ここで、酸素原子と硫黄原子は、互いに直接隣接してはならない)からなる群からの1個もしくは2個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成しており、
R8が、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、シアノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C2−C6−アルケニル、C1−C6−アルコキシ−C1−C6−アルキル、各場合でハロゲンで置換されていてもよいC1−C6−アルキルカルボニルおよびC1−C6−アルキルスルホニル、ハロゲンで置換されていてもよいC1−C6−アルコキシカルボニル、ハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルキル−およびシアノ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキルカルボニルからなる群からの基を表し、またはカチオンまたはC1−C6−アルキル−もしくはアリール−C1−C6−アルキル−置換されていてもよいアンモニウムイオンを表し;
R9が、各場合でハロゲン−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C6−ハロアルキルチオ−、C1−C6−アルキルスルフィニル−、C1−C6−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C6−アルキルスルホニル−およびC1−C6−ハロアルキルスルホニル−置換されていてもよいC1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニルおよびC2−C6−アルキニル、各場合でハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−もしくはC1−C6−ハロアルコキシ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C6−アルキルおよびC3−C6−シクロアルケニル(ここで、1個の環員が、硫黄、酸素(酸素原子同士が互いに直接隣接してはならない)および窒素(ここでは、特に、
R15が、各場合でメチル−、シアノ−、カルバモイル−置換されていてもよいC1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニルおよびC2−C6−アルキニル、各場合でメチル−、トリフルオロメチル−、ハロゲン−、シアノ−もしくはカルバモイル−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C2−アルキルおよびC3−C6−シクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群から選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合でC1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルホニル−、C1−C4−アルキルアミノ−、ジ−(C1−C4−アルキル)−アミノ−、ハロゲン−、ニトロ−またはシアノ−置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘテロアリール−C1−C2−アルキルおよびC1−C4−アルキル−、C1−C4−アルキルカルボニル−、C1−C4−アルキル−C1−C4−アルコキシカルボニル−もしくはC1−C4−アルキルスルホニル−置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−6)におけるR8およびR15が、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環を形成することもでき、それは硫黄、酸素(ここで、酸素原子と硫黄原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個もしくは2個のさらなるヘテロ原子および/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよく;
R16が、水素、各場合でメチル−、シアノ−、カルバモイル−もしくはカルボキシル−置換されていてもよいC1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C2−C4−アルケニルおよびC2−C4−アルキニル、各場合でハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C6−ハロアルキルチオ−、C1−C6−アルキルスルフィニル−、C1−C6−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C6−アルキルスルホニル−、C1−C6−ハロアルキルスルホニル−、アミノ−、C1−C6−アルキルアミノ−、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ−、C1−C6−アルキルカルボニルアミノ−、C1−C6−アルコキシカルボニルアミノ−、C2−C6−アルケニル−、C2−C6−アルキニル−もしくはC1−C6−アルキルカルボニル−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキルおよびC3−C6−シクロアルケニル(これらの環は、硫黄、酸素(酸素原子は互いに直接隣接していてはならない。)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含むことができる。)、各場合でハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C6−ハロアルキルチオ−、C1−C6−アルキルスルフィニル−、C1−C6−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C6−アルキルスルホニル−、C1−C6−ハロアルキルスルホニル−、アミノ−、C1−C6−アルキルアミノ−、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ−、C1−C6−アルキルカルボニルアミノ−、C1−C6−アルコキシカルボニルアミノ−、C2−C6−アルケニル−、C2−C6−アルキニル−またはC1−C6−アルキルカルボニル−置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C2−アルキルおよびヘテロアリール−C1−C2−アルキルおよびC1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C6−ハロアルキルチオ−、C1−C6−アルキルスルフィニル−、C1−C6−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C6−アルキルスルホニル−、C1−C6−ハロアルキルスルホニル−、C2−C6−アルケニル−、C2−C6−アルキニル−もしくはC1−C6−アルキルカルボニル−置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
R17が、各場合でハロゲン−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C6−ハロアルキルチオ−、C1−C6−アルキルスルフィニル−、C1−C6−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C6−アルキルスルホニル−もしくはC1−C6−ハロアルキルスルホニル−置換されていてもよいC1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルおよびC2−C6−アルキニル、各場合でハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−もしくはC1−C6−ハロアルコキシ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C6−アルキルおよびC3−C6−シクロアルケニル、N−ピロリジニル、N−ピペリジニル、N−モルホリニル、N−チオモルホリニル、N−チオモルホリニル1−オキシド、N−チオモルホリニル1,1−ジオキシド、N−ピペラジニル、N−1−メチルピペラジニルまたはN−2−オキソ−1−メチルピペラジニル、各場合でハロゲン−、シアノ−(アルキル部分でも)、ニトロ−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C6−ハロアルキルチオ−、C1−C6−アルキルスルフィニル−、C1−C6−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C6−アルキルスルホニル−、C1−C6−ハロアルキルスルホニル−、アミノ−、C1−C6−アルキルアミノ−、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ−、C1−C6−アルキルカルボニルアミノ−、C1−C6−アルコキシカルボニルアミノ−、C1−C6−アルコキシ−C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルコキシ−C1−C6−アルキル−、C2−C6−アルケニル−、C2−C6−アルキニル−、C3−C6−シクロアルキル−C1−C6−アルキル−、C1−C6−アルキルカルボニル−、C1−C6−アルコキシカルボニル−もしくはアミノカルボニル−置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C6−アルキル、ヘテロアリール−C1−C6−アルキルからなる群からの基を表し、またはNR′R″(R′およびR″は、互いに独立に、それぞれ、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルキルカルボニルおよびC1−C6−アルコキシルカルボニルからなる群からの基を表す。)を表し;
基(C−8)および基(F−8)におけるR8およびR17が、それらが結合しているN−C(X)基とともに、飽和もしくは不飽和のハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−置換されていてもよい5から7員の環(硫黄、酸素(酸素原子同士が互いに直接隣接してはならない。)および窒素からなる群からの1個もしくは2個のさらなるヘテロ原子および/または1個のカルボニル基を含んでいてもよい。)を形成していてもよく、特に、R8およびR17が、それらが結合しているN−C(X)基とともに、
R18が、水素、ヒドロキシ、C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキル−S−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキル−S(O)−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキル−S(O)2−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキルカルボニル、C1−C6−アルコキシカルボニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルケニル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C3−アルキル、C3−C6−シクロアルケニル−C1−C3−アルキル、複素環、複素環−C1−C3−アルキル(それらはそれぞれ、ハロゲンによってモノ置換もしくは多置換されていてもよく、またはシアノによってモノ置換もしくはジ置換されていてもよい。)、およびフェニル、フェニル−C1−C3−アルキル、ヘタリールおよびヘタリール−C1−C3−アルキル(それぞれ、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ハロアルコキシ、C3−C6−シクロアルキル、ハロゲンもしくはシアノによってモノ置換ないしテトラ置換されていてもよい。)からなる群からの基を表し;
R19が、水素、アルカリもしくはアルカリ土類金属イオンを表し、またはC1−C4−アルキルでモノないしテトラ置換されていてもよいアンモニウムイオンを表し、またはC1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキル−S−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)−C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルキル−S(O)2−C1−C4−アルキル(それぞれ、ハロゲンによってモノ置換もしくは多置換またはシアノによってモノ置換もしくはジ置換されていてもよい)からなる群からの基を表し;
R22が、(D−1)から(D−3):
破線が、基c)における窒素原子への、または基d)における炭素原子への結合を表し;
X1が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C6−アルコキシおよびC1−C6−ハロアルコキシからなる群からの基を表し;
Rが、NR18R19を表し、またはC1−C6−アルキル、C3−C6−アルケニル、C3−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキル−S−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキル−S(O)−C1−C4−アルキル、C1−C6−アルキル−S(O)2−C1−C4−アルキル(それぞれ、ハロゲン、酸素(これは、C=Oをもたらす)もしくはシアノによって置換されていてもよい。)を表し、またはR18−CO−C1−C4−アルキルを表し、またはNR18R19−CO−C1−C4−アルキルを表し、C3−C6−シクロアルキル(これは、酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノ置換もしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C8−シクロアルケニル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノ置換もしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノ置換もしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C6−シクロアルケニル−C1−C4−アルキル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノ置換もしくはジ置換されていてもよい)を表し、複素環(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノ置換もしくはジ置換されていてもよい)を表し、または複素環−C1−C4−アルキル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノ置換もしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはフェニル、フェニル−C1−C4−アルキル、ヘタリールおよびヘタリール−C1−C4−アルキル(それぞれ、ハロゲン、シアノ、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシまたはC1−C4−ハロアルコキシによってモノ置換ないしトリ置換されていてもよい)を表し;
Y3が、水素、ハロゲン、シアノ、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロアルコキシおよびNR20R21からなる群からの基を表し;
Wが、S、SOおよびSO2からなる群からの基を表し;
または
R22が、
R20は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、シアノ−C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C3−C6−アルケニルオキシ、C3−C6−アルキニルオキシ、C3−C6−シクロアルキルオキシ、C1−C6−アルキルカルボニルオキシ、C2−C6−アルケニルカルボニルオキシ、C2−C6−アルキニルカルボニルオキシ、C3−C6−シクロアルキルカルボニルオキシ、C1−C6−アルコキシカルボニルオキシ、C1−C6−アルキルスルホニルオキシ、C1−C6−アルキルアミノ、C3−C6−アルケニルアミノ、C3−C6−アルキニルアミノ、C3−C6−シクロアルキルアミノ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−ハロアルキルチオ、C3−C6−アルケニルチオ、C3−C6−アルキニルチオ、C3−C6−シクロアルキルチオ、C1−C6−アルキルスルフィニル、C1−C6−アルキルスルホニル、C1−C6−アルキルカルボニル、C1−C6−アルコキシイミノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、C1−C6−アルキルアミノカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノカルボニル、アミノチオカルボニル、C1−C6−アルキルアミノスルホニル、C1−C6−アルキルスルホニルアミノ、C1−C6−アルキルカルボニルアミノ、C1−C6−アルキルチオカルボニルアミノ、フェニル、フェノキシ、ピリジニルおよびピリジニルオキシからなる群からの基を表し、それらがそれぞれ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、C1−C6−アルキルおよびC1−C6−ハロアルキルからなる群からの基によって置換されていてもよく;
R21が、水素、C1−C6−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C6−ハロアルキル、C3−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C6−アルキル、シアノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルキルカルボニル、C2−C6−アルケニルカルボニル、C1−C6−ハロアルキルカルボニル、C2−C6−ハロアルケニルカルボニル、C1−C6−アルコキシ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシカルボニル、C1−C6−アルキルスルホニルおよびC1−C6−ハロアルキルスルホニルからなる群からの基を表し;
R23が、水素、C1−C6−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルケニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C3−C6−シクロアルキルオキシ、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4アルキルからなる群からの基を表し;
R24が、水素を表し、またはC1−C4−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、フェニルおよびフェニル−C1−C2−アルキルからなる群からの各場合でハロゲン置換もしくはシアノ置換されていてもよい基を表し;
R25が、水素を表し、またはC1−C4−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、フェニルおよびフェニル−C1−C2−アルキルからなる群からの各場合でハロゲン置換もしくはシアノ置換されていてもよい基を表し;
R27が、水素またはC1−C4−アルキルを表し;
R26が、水素、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルスルホニル−C1−C2−アルキルまたはシアノ−C1−C4−アルキルを表す、式(I)の化合物である。
破線が、式(I)の二環化合物の窒素原子への結合を表し;
B2が、水素、ハロゲン、C1−C6−アルキルおよびC1−C4−ハロアルキルからなる群からの基を表し;
R1が、水素、C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルコキシからなる群からの基を表し;
R2が、a)
破線が、式(I)における炭素原子への結合を表し;または
R2が、f)C1−C6−ハロアルキル、カルボキシルおよびアミノからなる群からの基を表し;
G2が、水素またはハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、C1−C4−アルキルアミノ、ハロ−C1−C4−アルキルアミノ、ジ−(C1−C4−アルキル)−アミノ、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ハロゲン化C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルフィニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルホニル)−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ヒドロキシ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル、複素環基[ジオキサニル、ジオキソラニル、ジオキセパニル、ジオキソカニル、オキサチアニル、オキサチオラニル、オキサチエパニル、オキサチオカニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジチエパニル、ジチオカニル、オキサチアニルオキシド、オキサチオラニルオキシド、オキサチエパニルオキシド、オキサチオカニルオキシド、オキサチアニルジオキシド、オキサチオラニルジオキシド、オキサチエパニルジオキシド、オキサチオカニルジオキシド、モルホリニル、トリアゾリノニル、オキサゾリニル、ジヒドロオキサジアジニル、ジヒドロジオキサジニル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロオキサジニルおよびピラゾリノニル(これらに関しては、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]、フェニル(これに関しては、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4−アルキルおよびハロ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)、ヘテロアリール基[ピリジル、ピリジルN−オキシド、ピリミジル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、フラニル、チエニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニルおよびイソキノリニル(これらに関しては、ハロゲン、ニトロ、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルおよびC3−C6−シクロ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]およびヘテロアリール−C1−C4−アルキル基[トリアゾリル−C1−C4−アルキル、ピリジル−C1−C4−アルキル、ピリミジル−C1−C4−アルキルおよびオキサジアゾリル−C1−C4−アルキル(これらに関しては、ハロゲンおよびC1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]からなる群からの基を表し;
または
G2が、(C−1)、(C−6)および(C−9):
破線がB基への結合を表し;
Xが、酸素を表し;
X1が、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルコキシからなる群からの基を表し;
X2が、酸素、硫黄、NR5またはNOHを表し;
nが、2を表し;
Rが、NR18R19を表し、またはC1−C6−アルキル、C3−C6−アルケニル、C3−C6−アルキニル、C1−C4−アルコキシ−C1−C3−アルキル、C1−C4−アルキル−S−C1−C3−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)−C1−C3−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)2−C1−C3−アルキル(それぞれ、ハロゲンによってモノないしヘプタ置換されていてもよく、酸素(これは、C=Oをもたらす)によってモノもしくはジ置換されていてもよく、またはシアノによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはR18−CO−C1−C2−アルキルを表し、またはNR18R19−CO−C1−C2−アルキルを表し、またはC3−C6−シクロアルキル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C8−シクロアルケニル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C6−シクロアルケニル−C1−C4−アルキル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、または複素環(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、または複素環−C1−C4−アルキル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはフェニル、フェニル−C1−C4−アルキル、ヘタリールおよびヘタリール−C1−C4−アルキル(それぞれ、ハロゲン、シアノ、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシまたはC1−C4−ハロアルコキシによってモノないしトリ置換されていてもよい)を表し;
R3が、C1−C4−アルキルを表し;
R4が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R5が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R6が、水素またはC1−C4−アルキルを表し;
R7が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、アリール−C1−C4−アルキルまたはヘタリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;、または
R6およびR7が、それらが結合している窒素原子とともに、4から7員環を形成しており、その環は窒素、酸素および硫黄(ここで、酸素原子と硫黄原子は、互いに直接隣接してはならない)からなる群からの1個もしくは2個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよく;
R8が、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、シアノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C2−C6−アルケニル、C1−C6−アルコキシ−C1−C6−アルキル、各場合でハロゲンで置換されていてもよいC1−C6−アルキルカルボニルおよびC1−C6−アルキルスルホニル、ハロゲンで置換されていてもよいC1−C6−アルコキシカルボニルおよびハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルキル−およびシアノ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキルカルボニルからなる群からの基を表し、またはカチオンまたはC1−C6−アルキル−もしくはアリール−C1−C6−アルキル−置換されていてもよいアンモニウムイオンを表し;
R9が、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−およびC1−C4−ハロアルキルスルホニル−置換されていてもよいC1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルおよびC2−C4−アルキニル、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキルおよびC3−C4−シクロアルケニル(1個もしくは2個の環員が、各場合で、硫黄、酸素(酸素原子同士は互いに直接隣接していてはならない)および窒素からなる群からのヘテロ原子によって置き換わっていてもよい(ここで、特には、
基(C−1)および基(F−1)におけるR8およびR9が、それらが結合しているN−S(O)n基とともに、飽和または不飽和のハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−置換されていてもよい5から7員の環(硫黄、酸素(酸素原子同士は互いに直接隣接していてはならない)および窒素からなる群からの1個もしくは2個のヘテロ原子および/または少なくとも1個および好ましくは正確に1個のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成していることもでき、特に、R8およびR9がそれらが結合しているN−S(O)n基とともに、
R15が、各場合でメチル−置換されていてもよいC1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニルおよびC2−C6−アルキニル、各場合でメチル−、ハロゲン−、シアノ−またはカルバモイル−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C2−アルキルおよびC3−C6−シクロアルケニルからなる群からの基を表し;
基(C−6)におけるR8およびR15が、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環を形成することもでき、それは硫黄、酸素(ここで、酸素原子と硫黄原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個もしくは2個のさらなるヘテロ原子および/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよく;
R17が、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−およびC1−C4−ハロアルキルスルホニル−置換されていてもよいC1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルおよびC2−C4−アルキニル、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキルおよびC3−C4−シクロアルケニル、N−ピロリジニル、N−ピペリジニル、N−モルホリニル、N−チオモルホリニル、N−チオモルホリニル1−オキシド、N−チオモルホリニル1,1−ジオキシド、N−ピペラジニル、N−1−メチルピペラジニルおよびN−2−オキソ−1−メチルピペラジニル、各場合でハロゲン−、シアノ−(アルキル部分においても)、ニトロ−、C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−、C1−C4−ハロアルキルスルホニル−、アミノ−、C1−C4−アルキルアミノ−、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ−、C1−C4−アルキルカルボニルアミノ−、C1−C4−アルコキシカルボニルアミノ−、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルコキシ−C1−C4−アルキル−、C2−C4−アルケニル−、C2−C4−アルキニル−、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル−、C1−C4−アルキルカルボニル−、C1−C4−アルコキシカルボニル−またはアミノカルボニル−置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘテロアリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し、またはNR′R″(R′およびR″は、互いに独立に、水素およびC1−C4−アルキルからなる群からの基を表す。)を表し;
R18が、水素、ヒドロキシ、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキル−S−C1−C3−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)−C1−C3−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)2−C1−C3−アルキル、C1−C4−アルキルカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C3−アルキル、複素環、複素環−C1−C3−アルキル(それぞれ、ハロゲンによってモノ置換もしくは多置換されていてもよく、またはシアノによってモノもしくはジ置換されていてもよい)、およびフェニル、ベンジル、ピリジル、ピリミジル、チアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、チエニル、フラニル、ピリジニルメチルおよびチアゾリルメチル(それぞれ、C1−C4−アルキル、C1−C3−ハロアルキル、C1−C3−アルコキシ、C1−C3−ハロアルコキシ、シクロプロピル、フッ素、塩素、臭素またはシアノによってモノないしトリ置換されていてもよい)からなる群からの基を表し;
R19は、水素を表し、アルカリもしくはアルカリ土類金属イオンを表し、またはC1−C4−アルキルでモノないしテトラ置換されていてもよいアンモニウムイオンを表し、またはC1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキル−S−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)−C1−C2−アルキルおよびC1−C4−アルキル−S(O)2−C1−C2−アルキル(それぞれ、ハロゲンによってモノ置換もしくは多置換されていてもよく、またはシアノによってモノもしくはジ置換されていてもよい)からなる群からの基を表し;
Y3が、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルコキシからなる群からの基を表し;
Wが、S、SOおよびSO2からなる群からの基を表し;
R2が基c)を表す場合、R22が、C1−C6−アルキル、ハロゲン−、カルバモイル−、チオカルバモイル−またはシアノ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C4−ハロアルコキシ、C1−C6−アルコキシ−C1−C6−アルキルオキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルホニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルオキシ、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C4−アルキルオキシ、C1−C4−アルキルスルホニル−C1−C4−アルキルオキシ、C1−C4−ハロアルキルチオ−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C2−C4−アルケニル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C2−C4−アルケニル、C1−C4−アルキルスルホニル−C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルスルホニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキルカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルアミノスルホニル、ジ−(C1−C4−アルキル)−アミノスルホニルからなる群からの基を表し;
R2が基c)を表す場合、R23が、水素、C1−C6−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R2が基d)を表す場合、R23が、水素、C1−C6−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルケニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C3−C6−シクロアルキルオキシ、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
または、R2=d)の場合、
R22も、ハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アミノ−、ヒドロキシ−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C6−アルコキシカルボニルオキシ−、C1−C6−アルキルアミノ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−、C1−C6−アルキルカルボニル−、アミノカルボニル−、C1−C6−アルキルアミノカルボニル−、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノカルボニル−、C1−C6−アルキルカルボニルアミノ−置換されていてもよいフェニルを表し、または
R27が、水素またはC1−C4−アルキルを表し;
R26が、水素、C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルスルホニル−C1−C2−アルキルまたはシアノ−C1−C4−アルキルを表す式(I)の化合物、
ならびに
Aが、A基:
破線が、式(I)の二環化合物の窒素原子への結合を表し;
G1が、NまたはC−B1を表し;
B1が、水素、ハロゲン、C1−C6−アルキルおよびC1−C4−ハロアルキルからなる群からの基を表し;
B2が、水素、ハロゲン、C1−C6−アルキルおよびC1−C4−ハロアルキルからなる群からの基を表し;
Tが、酸素または電子対を表し;
R1が、水素、C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルコキシからなる群からの基を表し;
R2が、a)
破線が、式(I)の二環化合物の炭素原子への結合を表し;
G2は、水素、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、C1−C4−アルキルアミノ、ハロ−C1−C4−アルキルアミノ、C1−C4−ジアルキルアミノ、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ハロゲン化C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルフィニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルホニル)−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ヒドロキシ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル、複素環基[ジオキサニル、ジオキソラニル、ジオキセパニル、ジオキソカニル、オキサチアニル、オキサチオラニル、オキサチエパニル、オキサチオカニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジチエパニル、ジチオカニル、オキサチアニルオキシド、オキサチオラニルオキシド、オキサチエパニルオキシド、オキサチオカニルオキシド、オキサチアニルジオキシド、オキサチオラニルジオキシド、オキサチエパニルジオキシド、オキサチオカニルジオキシド、モルホリニル、トリアゾリノニル、オキサゾリニル、ジヒドロオキサジアジニル、ジヒドロジオキサジニル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロオキサジニルおよびピラゾリノニル(これらに関しては、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]、フェニル(これに関しては、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4−アルキルおよびハロ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)、ヘテロアリール基[ピリジル、ピリジルN−オキシド、ピリミジル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、フラニル、チエニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニルおよびイソキノリニル(これらに関しては、ハロゲン、ニトロ、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルおよびC3−C6−シクロ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]およびヘテロアリール−C1−C4−アルキル基[トリアゾリル−C1−C4−アルキル、ピリジル−C1−C4−アルキル、ピリミジル−C1−C4−アルキルおよびオキサジアゾリル−C1−C4−アルキル(これらに関しては、ハロゲンおよびC1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]からなる群からの基を表し、または
R2が、aa)
G2が、ハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、C1−C4−アルキルアミノ、ハロ−C1−C4−アルキルアミノ、C1−C4−ジアルキルアミノ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ハロゲン化C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルフィニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルホニル)−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ヒドロキシ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル、複素環基[ジオキサニル、ジオキソラニル、ジオキセパニル、ジオキソカニル、オキサチアニル、オキサチオラニル、オキサチエパニル、オキサチオカニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジチエパニル、ジチオカニル、オキサチアニルオキシド、オキサチオラニルオキシド、オキサチエパニルオキシド、オキサチオカニルオキシド、オキサチアニルジオキシド、オキサチオラニルジオキシド、オキサチエパニルジオキシド、オキサチオカニルジオキシド、モルホリニル、トリアゾリノニル、オキサゾリニル、ジヒドロオキサジアジニル、ジヒドロジオキサジニル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロオキサジニルおよびピラゾリノニル(これらに関しては、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]、フェニル(これに関しては、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4−アルキルおよびハロ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)、ヘテロアリール基[イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、フラニル、チエニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニルおよびイソキノリニル(これらに関しては、ハロゲン、ニトロ、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルおよびC3−C6−シクロ−C1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]およびヘテロアリール−C1−C4−アルキル基[トリアゾリル−C1−C4−アルキル、ピリジル−C1−C4−アルキル、ピリミジル−C1−C4−アルキルおよびオキサジアゾリル−C1−C4−アルキル(これらに関しては、ハロゲンおよびC1−C4−アルキルで置換されていてもよい)]からなる群からの基を表し;
または、R2がa)またはaa)下に列記された基のうちの一つを表す場合、
G2が、(C−6)および(C−9):
破線が、式(I)における炭素原子への結合を表し;または
R2が、f)C1−C6−ハロアルキル、カルボキシルおよびアミノからなる群からの基を表し;
Xが、酸素を表し;
X2が、酸素、硫黄、NR5またはNOHを表し;
nが、2を表し;
R3が、C1−C4−アルキルを表し;
R4が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R5が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R6が、水素またはC1−C4−アルキルを表し;
R7が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘタリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;または
R6およびR7が、それらが結合している窒素原子とともに、4から7員環(ここで、該環は、窒素、酸素および硫黄(ここで、酸素原子と硫黄原子は、互いに直接隣接してはならない)からなる群からの1個もしくは2個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成しており;
R8が、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、シアノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C2−C6−アルケニル、C1−C6−アルコキシ−C1−C6−アルキル、各場合でハロゲンで置換されていてもよいC1−C6−アルキルカルボニルおよびC1−C6−アルキルスルホニル、ハロゲンで置換されていてもよいC1−C6−アルコキシカルボニル、ハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルキル−およびシアノ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキルカルボニルからなる群からの基を表し、またはカチオンまたはC1−C6−アルキル−またはアリール−C1−C6−アルキル−置換されていてもよいアンモニウムイオンを表し;
R9が、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−およびC1−C4−ハロアルキルスルホニル−置換されていてもよいC1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルおよびC2−C4−アルキニル、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキルおよびC3−C4−シクロアルケニル(1個もしくは2個の環員が、各場合で、硫黄、酸素(酸素原子同士は互いに直接隣接していてはならない)および窒素からなる群からのヘテロ原子によって置き換わっていてもよい(ここで、特には、
R15が、各場合でメチル−置換されていてもよいC1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニルおよびC2−C6−アルキニル、各場合でメチル−、ハロゲン−、シアノ−またはカルバモイル−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C2−アルキルおよびC3−C6−シクロアルケニルからなる群からの基を表し;または
基(C−6)におけるR8およびR15が、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環を形成することもでき、それは硫黄、酸素(ここで、酸素原子と硫黄原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個もしくは2個のさらなるヘテロ原子および/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよく;
R17が、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−およびC1−C4−ハロアルキルスルホニル−置換されていてもよいC1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルおよびC2−C4−アルキニル、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキルおよびC3−C4−シクロアルケニル、N−ピロリジニル、N−ピペリジニル、N−モルホリニル、N−チオモルホリニル、N−チオモルホリニル1−オキシド、N−チオモルホリニル1,1−ジオキシド、N−ピペラジニル、N−1−メチルピペラジニルまたはN−2−オキソ−1−メチルピペラジニル、各場合でハロゲン−、シアノ−(アルキル部分においても)、ニトロ−、C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−、C1−C4−ハロアルキルスルホニル−、アミノ−、C1−C4−アルキルアミノ−、ジ(C1−C4−アルキル)アミノ−、C1−C4−アルキルカルボニルアミノ−、C1−C4−アルコキシカルボニルアミノ−、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルコキシ−C1−C4−アルキル−、C2−C4−アルケニル−、C2−C4−アルキニル−、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル−、C1−C4−アルキルカルボニル−、C1−C4−アルコキシカルボニル−またはアミノカルボニル−置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘテロアリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し、またはNR′R″(R′およびR″は、互いに独立に水素およびC1−C4−アルキルからなる群からの基を表す。)を表し;
R22が、(D−1)から(D−3):
破線が、基c)における窒素原子への結合または基d)における炭素原子への結合を表し;
Rが、NR18R19を表し、またはC1−C6−アルキル、C3−C6−アルケニル、C3−C6−アルキニル、C1−C4−アルコキシ−C1−C3−アルキル、C1−C4−アルキル−S−C1−C3−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)−C1−C3−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)2−C1−C3−アルキル(これらはそれぞれ、ハロゲンによってモノないしヘプタ置換されていてもよく、酸素によってモノもしくはジ置換されていてもよく(これは、C=Oをもたらす)、またはシアノによってモノもしくはジ置換されていてもよい。)を表し、またはR18−CO−C1−C2−アルキルを表し、またはNR18R19−CO−C1−C2−アルキルを表し、またはC3−C6−シクロアルキル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C8−シクロアルケニル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C6−シクロアルケニル−C1−C4−アルキル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、または複素環(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、または複素環−C1−C4−アルキル(酸素(これは、C=Oをもたらす)、C1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはフェニル、フェニル−C1−C4−アルキル、ヘタリールおよびヘタリール−C1−C4−アルキル(それぞれ、ハロゲン、シアノ、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシまたはC1−C4−ハロアルコキシによってモノないしトリ置換されていてもよい)を表し;
X1が、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルコキシからなる群からの基を表し;
Y3が、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C1−C4−アルコキシおよびC1−C4−ハロアルコキシからなる群からの基を表し;
Wが、S、SOおよびSO2からなる群からの基を表し;
R18が、水素、ヒドロキシ、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキル−S−C1−C3−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)−C1−C3−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)2−C1−C3−アルキル、C1−C4−アルキルカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C3−アルキル、複素環、複素環−C1−C3−アルキル(それぞれ、ハロゲンによってモノ置換もしくは多置換されていてもよく、またはシアノによってモノもしくはジ置換されていてもよい)、およびフェニル、ベンジル、ピリジル、ピリミジル、チアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、チエニル、フラニル、ピリジニルメチルおよびチアゾリルメチル(それぞれ、C1−C4−アルキル、C1−C3−ハロアルキル、C1−C3−アルコキシ、C1−C3−ハロアルコキシ、シクロプロピル、フッ素、塩素、臭素またはシアノによってモノないしトリ置換されていてもよい)からなる群からの基を表し;
R19が、水素を表し、アルカリもしくはアルカリ土類金属イオンを表し、またはC1−C4−アルキルでモノないしテトラ置換されていてもよいアンモニウムイオンを表し、またはC1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキル−S−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)−C1−C2−アルキルおよびC1−C4−アルキル−S(O)2−C1−C2−アルキル(それぞれ、ハロゲンによってモノ置換もしくは多置換されていてもよく、またはシアノによってモノもしくはジ置換されていてもよい)からなる群からの基を表し;
R2が基c)を表す場合、R23が、水素、C1−C6−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R2が基d)を表す場合、R23が、水素、C1−C6−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルケニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C3−C6−シクロアルキルオキシ、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
またはR2=d)の場合、
R22が、
R27が、水素またはC1−C4−アルキルを表し;
R26が、水素、C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルスルホニル−C1−C2−アルキルまたはシアノ−C1−C4−アルキルを表す、式(I)の化合物である。
破線が式(I)における窒素原子への結合を表し;または
R2が、f)C1−C6−ハロアルキル、カルボキシルおよびアミノからなる群からの基を表し;
G2が、水素またはハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、C1−C4−アルキルアミノ、ハロ−C1−C4−アルキルアミノ、ジ−(C1−C4−アルキル)−アミノ、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ハロゲン化C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルフィニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルホニル)−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ヒドロキシ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル、C1−C4−ハロアルキルスルホニルからなる群からの基を表し;
または
G2が、C基(C−1)または(C−9):
破線が、B基への結合を示しており;
Xが、酸素を表し;
X1が、水素、フッ素、塩素、臭素、シアノ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシおよびトリフルオロメトキシからなる群からの基を表し;
X2が、酸素、硫黄、NR5またはNOHを表し;
nが、2を表し;
Rが、NR18R19を表し、またはC1−C4−アルキル、C3−C4−アルケニル、C3−C4−アルキニル、C1−C2−アルコキシ−C1−C2−アルキルおよびC1−C2−アルキル−S−C1−C2−アルキル、C1−C2−アルキル−S(O)−C1−C2−アルキル、C1−C2−アルキル−S(O)2−C1−C2−アルキル(それぞれ、フッ素、塩素によってモノ、ジ、トリ、テトラもしくはペンタ置換されていてもよく、またはシアノによってモノもしくはジ置換されていてもよい)からなる群からの基を表し、またはR18−CO−C1−C2−アルキルを表し、またはNR18R19−CO−C1−C2−アルキルを表し、またはC3−C6−シクロアルキル(C1−C2−アルキル、C1−C2−アルコキシまたはC1−C2−ハロアルキルによって、または酸素原子(これは、C=Oをもたらす)によってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C6−シクロアルケニル(C1−C2−アルキル、C1−C2−アルコキシまたはC1−C2−ハロアルキルによって、または酸素原子(これは、C=Oをもたらす)によってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C6−シクロアルキル−C1−C2−アルキル(C1−C2−アルキル、C1−C2−アルコキシまたはC1−C2−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C6−シクロアルケニル−C1−C2−アルキル(C1−C2−アルキル、C1−C2−アルコキシまたはC1−C2−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、または複素環(C1−C2−アルキル、C1−C2−アルコキシまたはC1−C2−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、または複素環−C1−C2−アルキル(C1−C2−アルキル、C1−C2−アルコキシまたはC1−C2−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはフェニル、ベンジル、ピリジル、ピリミジル、チアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、チエニル、フラニル、ピリジニルメチルまたはチアゾリルメチル(それぞれ、フッ素、塩素、臭素、シアノ、メチル、エチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し;
R3が、C1−C4−アルキルを表し;
R4が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R5が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R6が、水素またはC1−C4−アルキルを表し;
R7が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘタリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;または
R6およびR7が、それらが結合している窒素原子とともに、4から7員環を形成しており、それは窒素、酸素および硫黄(ここで、酸素原子と硫黄原子は、互いに直接隣接してはならない)からなる群からの1個もしくは2個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよく;
R8が、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、シアノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C2−C6−アルケニル、C1−C6−アルコキシ−C1−C6−アルキル、各場合でハロゲンで置換されていてもよいC1−C6−アルキルカルボニルおよびC1−C6−アルキルスルホニル、ハロゲンで置換されていてもよいC1−C6−アルコキシカルボニル、ハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルキル−およびシアノ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキルカルボニルからなる群からの基を表し、またはカチオンまたはC1−C6−アルキル−またはアリール−C1−C6−アルキル−置換されていてもよいアンモニウムイオンを表し;
R9が、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−およびC1−C4−ハロアルキルスルホニル−置換されていてもよいC1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルおよびC2−C4−アルキニル、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキルおよびC3−C4−シクロアルケニル(1個もしくは2個の環員が、各場合で、硫黄、酸素(酸素原子同士は互いに直接隣接していてはならない)および窒素からなる群からのヘテロ原子によって置き換わっていてもよい(ここで、特には、
基(C−1)および基(F−1)におけるR8およびR9が、それらが結合しているN−S(O)n基とともに、飽和または不飽和のハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−置換されていてもよい5から7員の環(硫黄、酸素(酸素原子同士は互いに直接隣接していてはならない)および窒素および/または少なくとも1個および好ましくは1個のカルボニル基からなる群からの1個もしくは2個のヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成していてもよく、特に、R8およびR9が、それらが結合しているN−S(O)n基とともに、
R17が、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−およびC1−C4−ハロアルキルスルホニル−置換されていてもよいC1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルおよびC2−C4−アルキニル、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキルおよびC3−C4−シクロアルケニル、N−ピロリジニル、N−ピペリジニル、N−モルホリニル、N−チオモルホリニル、N−チオモルホリニル1−オキシド、N−チオモルホリニル1,1−ジオキシド、N−ピペラジニル、N−1−メチルピペラジニルおよびN−2−オキソ−1−メチルピペラジニル、各場合でハロゲン−、シアノ−(アルキル部分においても)、ニトロ−、C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−、C1−C4−ハロアルキルスルホニル−、アミノ−、C1−C4−アルキルアミノ−、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノ−、C1−C4−アルキルカルボニルアミノ−、C1−C4−アルコキシカルボニルアミノ−、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルコキシ−C1−C4−アルキル−、C2−C4−アルケニル−、C2−C4−アルキニル−、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル−、C1−C4−アルキルカルボニル−、C1−C4−アルコキシカルボニル−またはアミノカルボニル−置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C4−アルキル、ヘテロアリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し、またはNR′R″(R′およびR″は、互いに独立に、水素およびC1−C4−アルキルからなる群からの基を表す。)を表し;
R18が、水素、ヒドロキシからなる群からの基を表し、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキル−S−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)2−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C3−アルキル、複素環および複素環−C1−C3−アルキル(それぞれ、フッ素、塩素によってモノ、ジ、トリ、テトラもしくはペンタ置換されていてもよく、またはシアノによってモノもしくはジ置換されていてもよい)、およびフェニル、ベンジル、ピリジル、ピリミジル、チアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、チエニル、フラニル、ピリジニルメチルおよびチアゾリルメチル(それぞれ、C1−C4−アルキル、C1−C3−ハロアルキル、C1−C3−アルコキシ、C1−C3−ハロアルコキシ、シクロプロピル、フッ素、塩素、臭素またはシアノによってモノないしトリ置換されていてもよい)を表し;
R19が、水素、アルカリもしくはアルカリ土類金属イオンを表し、C1−C4−アルキルでモノないしテトラ置換されていてもよいアンモニウムイオンを表し、またはC1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C2−アルキルおよびC1−C4−アルキル−S−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)−C1−C2−アルキルおよびC1−C4−アルキル−S(O)2−C1−C2−アルキル(フッ素、塩素によってモノ、ジ、トリ、テトラもしくはペンタ置換されていてもよく、またはシアノによってモノもしくはジ置換されていてもよい)からなる群からの基を表し;
Wが、S、SOおよびSO2からなる群からの基を表し;
Y3が、水素、フッ素、塩素、臭素、シアノ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシおよびトリフルオロメトキシからなる群からの基を表し;
R2が基c)を表す場合、R22が、C1−C6−アルキル、シアノ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C4−ハロアルコキシ、C1−C6−アルコキシ−C1−C6−アルキルオキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルホニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルオキシ、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C4−アルキルオキシ、C1−C4−アルキルスルホニル−C1−C4−アルキルオキシ、C1−C4−ハロアルキルチオ−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C2−C4−アルケニル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C2−C4−アルケニル、C1−C4−アルキルスルホニル−C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルスルホニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキルカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルアミノスルホニル、ジ−(C1−C4−アルキル)−アミノスルホニルからなる群からの基を表し;
R2が基c)を表す場合、R23が、水素、C1−C6−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R2が基d)を表す場合、R22が、C1−C4−アルキル、シアノ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C1−C4−ハロアルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルホニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキルチオ−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C2−C4−アルケニル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C2−C4−アルケニル、C1−C4−アルキルスルホニル−C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルスルホニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルキルカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロアルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルアミノスルホニル、ジ−(C1−C4−アルキル)−アミノスルホニルからなる群からの基を表し;
R2が基d)を表す場合、R23が、水素、C1−C6−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルケニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C3−C6−シクロアルキルオキシ、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R2=d)である場合、
R22が、ハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アミノ−、ヒドロキシ−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−ハロアルキル−、C2−C6−アルケニル−、C2−C6−アルキニル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルコキシ−、C3−C6−アルケニルオキシ−、C3−C6−アルキニルオキシ−、C1−C6−アルコキシカルボニルオキシ−、C1−C6−アルキルアミノ−、C3−C6−アルケニルアミノ−、C3−C6−アルキニルアミノ−、C3−C6−シクロアルキルアミノ−、C1−C6−アルキルチオ−、C1−C6−ハロアルキルチオ−、C3−C6−アルケニルチオ−、C3−C6−アルキニルチオ−、C3−C6−シクロアルキルチオ−、C1−C6−アルキルスルフィニル−、C1−C6−アルキルスルホニル−、C1−C6−アルキルカルボニル−、アミノカルボニル−、C1−C6−アルキルアミノカルボニル−、ジ−(C1−C6−アルキル)−アミノカルボニル−、C1−C6−アルキルカルボニルアミン−置換されていてもよいフェニルも表し、下記のE基:
R27が、水素またはメチルを表し;
R26が、水素、メチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2,2−ジフルオロエチル、プロペニル、プロパルギル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、メトキシメチル、メチルチオエチル、メチルスルフィニルエチル、メチルスルホニルエチルまたはシアノメチルを表す式(I)の化合物;
ならびに
Aが、A基:
破線が、式(I)の二環化合物の窒素原子への結合を表し;
G1が、NまたはC−B1を表し;
B1が、水素およびフッ素からなる群からの基を表し;
Tが、酸素または電子対を表し;
R1が、水素を表し;
R2が、a)
破線が、式(I)の二環化合物の炭素原子への結合を表し;
G2が、水素またはハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、C1−C4−アルキルアミノ、ハロ−C1−C4−アルキルアミノ、C1−C4−ジアルキルアミノ、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ハロゲン化C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルフィニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−(C1−C4−アルキルスルホニル)−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ヒドロキシ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニルおよびC1−C4−ハロアルキルスルホニルからなる群からの基を表し;
または
R2が、aa)
G2が、ハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、C1−C4−アルキルアミノ、ハロ−C1−C4−アルキルアミノ、C1−C4−ジアルキルアミノ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ハロゲン化C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルコキシ)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ(C1−C4−アルキルスルフィニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ(C1−C4−アルキルスルホニル)−C1−C4−アルキル、ビス(C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ハロ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、ビス(ヒドロキシ−C1−C4−アルキルスルファニル)−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニルおよびC1−C4−ハロアルキルスルホニルからなる群からの基を表し;または
R2が、c)下記式:
破線がB基への結合を表し;
Xが、酸素を表し;
X2が、酸素、硫黄、NR5またはNOHを表し;
nが、2を表し;
R3が、C1−C4−アルキルを表し;
R4が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R5が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R6が、水素またはC1−C4−アルキルを表し;
R7が、水素、C1−C4−アルキル、ハロ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルキニル、C1−C4−アルコキシ、ハロ−C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘタリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;または
R6およびR7が、それらが結合している窒素原子とともに、4から7員環を形成しており、それは窒素、酸素および硫黄(ここで、酸素原子と硫黄原子は、互いに直接隣接してはならない)からなる群からの1個もしくは2個のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよく;
R8が、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、シアノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C2−C6−アルケニル、C1−C6−アルコキシ−C1−C6−アルキル、各場合でハロゲンで置換されていてもよいC1−C6−アルキルカルボニルおよびC1−C6−アルキルスルホニル、ハロゲンで置換されていてもよいC1−C6−アルコキシカルボニル、ハロゲン−、C1−C6−アルキル−、C1−C6−アルコキシ−、C1−C6−ハロアルキル−およびシアノ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキルカルボニルからなる群からの基を表し、またはカチオンまたはC1−C6−アルキル−またはアリール−C1−C6−アルキル−置換されていてもよいアンモニウムイオンを表し;
R9が、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−およびC1−C4−ハロアルキルスルホニル−置換されていてもよいC1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルおよびC2−C4−アルキニル、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキルおよびC3−C4−シクロアルケニル(1個もしくは2個の環員が、各場合で、硫黄、酸素(酸素原子同士は互いに直接隣接していてはならない)および窒素からなる群からのヘテロ原子によって置き換わっていてもよい(ここで、特には、
R17が、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−およびC1−C4−ハロアルキルスルホニル−置換されていてもよいC1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルおよびC2−C4−アルキニル、各場合でハロゲン−、C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキルおよびC3−C4−シクロアルケニル、N−ピロリジニル、N−ピペリジニル、N−モルホリニル、N−チオモルホリニル、N−チオモルホリニル1−オキシド、N−チオモルホリニル1,1−ジオキシド、N−ピペラジニル、N−1−メチルピペラジニルおよびN−2−オキソ−1−メチルピペラジニル、各場合でハロゲン−、シアノ−(アルキル部分においても)、ニトロ−、C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルキル−、C3−C6−シクロアルキル−、C1−C4−アルコキシ−、C1−C4−ハロアルコキシ−、C1−C4−アルキルチオ−、C1−C4−ハロアルキルチオ−、C1−C4−アルキルスルフィニル−、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル−、C1−C4−アルキルスルホニル−、C1−C4−ハロアルキルスルホニル−、アミノ−、C1−C4−アルキルアミノ−、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノ−、C1−C4−アルキルカルボニルアミノ−、C1−C4−アルコキシカルボニルアミノ−、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル−、C1−C4−ハロアルコキシ−C1−C4−アルキル−、C2−C4−アルケニル−、C2−C4−アルキニル−、C3−C6−シクロアルキル−C1−C4−アルキル−、C1−C4−アルキルカルボニル−、C1−C4−アルコキシカルボニル−またはアミノカルボニル−置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリール−C1−C4−アルキルおよびヘテロアリール−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し、またはNR′R″(R′およびR″は、互いに独立に、水素およびC1−C4−アルキルからなる群からの基を表す。)を表し;
R22が、(D−1)から(D−3):
破線が、基c)における窒素原子または基d)における炭素原子への結合を表し;
Rが、NR18R19を表し、またはC1−C4−アルキル、C3−C4−アルケニル、C3−C4−アルキニル、C1−C2−アルコキシ−C1−C2−アルキルおよびC1−C2−アルキル−S−C1−C2−アルキル、C1−C2−アルキル−S(O)−C1−C2−アルキル、C1−C2−アルキル−S(O)2−C1−C2−アルキル(フッ素、塩素によってモノ、ジ、トリ、テトラもしくはペンタ置換されていてもよく、またはシアノによってモノもしくはジ置換されていてもよい)からなる群からの基を表し、またはR18−CO−C1−C2−アルキルを表し、またはNR18R19−CO−C1−C2−アルキルを表し、またはC3−C6−シクロアルキル(C1−C2−アルキル、C1−C2−アルコキシまたはC1−C2−ハロアルキルによって、または酸素原子(これは、C=Oをもたらす)によってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C6−シクロアルケニル(C1−C2−アルキル、C1−C2−アルコキシまたはC1−C2−ハロアルキルによって、または酸素原子(これは、C=Oをもたらす)によってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C6−シクロアルキル−C1−C2−アルキル(C1−C2−アルキル、C1−C2−アルコキシまたはC1−C2−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはC3−C6−シクロアルケニル−C1−C2−アルキル(C1−C2−アルキル、C1−C2−アルコキシまたはC1−C2−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、または複素環(C1−C2−アルキル、C1−C2−アルコキシまたはC1−C2−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、または複素環−C1−C2−アルキル(C1−C2−アルキル、C1−C2−アルコキシまたはC1−C2−ハロアルキルによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し、またはフェニル、ベンジル、ピリジル、ピリミジル、チアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、チエニル、フラニル、ピリジニルメチルまたはチアゾリルメチル(それぞれ、フッ素、塩素、臭素、シアノ、メチル、エチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシによってモノもしくはジ置換されていてもよい)を表し;
X1が、水素、フッ素、塩素、臭素、シアノ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシおよびトリフルオロメトキシからなる群からの基を表し;
Wが、S、SOおよびSO2からなる群からの基を表し;
Y3が、水素、フッ素、塩素、臭素、シアノ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシおよびトリフルオロメトキシからなる群からの基を表し;
R18が、水素、ヒドロキシからなる群からの基を表し、C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキル−S−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)2−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキルカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルキル−C1−C3−アルキル、複素環および複素環−C1−C3−アルキル(それぞれ、フッ素、塩素によってモノ、ジ、トリ、テトラもしくはペンタ置換されていてもよく、またはシアノによってモノもしくはジ置換されていてもよい)、およびフェニル、ベンジル、ピリジル、ピリミジル、チアゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、チエニル、フラニル、ピリジニルメチルおよびチアゾリルメチル(それぞれ、C1−C4−アルキル、C1−C3−ハロアルキル、C1−C3−アルコキシ、C1−C3−ハロアルコキシ、シクロプロピル、フッ素、塩素、臭素またはシアノによってモノないしトリ置換されていてもよい)を表し;
R19が、水素、アルカリもしくはアルカリ土類金属イオンを表し、C1−C4−アルキルでモノないしテトラ置換されていてもよいアンモニウムイオンを表し、またはC1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C2−アルキルおよびC1−C4−アルキル−S−C1−C2−アルキル、C1−C4−アルキル−S(O)−C1−C2−アルキルおよびC1−C4−アルキル−S(O)2−C1−C2−アルキル(それぞれ、フッ素、塩素によってモノ、ジ、トリ、テトラもしくはペンタ置換されていてもよく、またはシアノによってモノもしくはジ置換されていてもよい)からなる群からの基を表し;または
R2が基c)を表す場合、R23が、水素、C1−C6−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R2が基d)を表す場合、R23が、水素、C1−C6−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2−C4−アルキニル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−シクロアルケニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C3−C6−シクロアルキルオキシ、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニルチオ−C1−C4−アルキル、シアノ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R2=d)の場合、
R22が、下記のE基:
R27が、水素またはメチルを表し;
R26が、水素、メチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2,2−ジフルオロエチル、プロペニル、プロパルギル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、メトキシメチル、メチルチオエチル、メチルスルフィニルエチル、メチルスルホニルエチルまたはシアノメチルを表す式(I)の化合物である。
破線が、二環化合物の窒素原子への結合を表し;
G1が、NまたはC−B1を表し;
B1が、水素およびフッ素からなる群からの基を表し;
B2が、水素を表し;
Tが、電子対を表し;
R1が、水素を表し;
R2が、a)下記の基:
または
R2が、f)C1−C6−ハロアルキルを表し;
G2が、水素、C1−C4−アルキルおよびハロ−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
Xが、酸素を表し;
X1が、水素、フッ素、塩素および臭素からなる群からの基を表し;
Rが、フッ素、塩素によってモノ、ジ、トリ、テトラもしくはペンタ置換されていてもよいC1−C4−アルキルを表し;
R3が、C1−C4−アルキルを表し;
Wが、S、SOおよびSO2からなる群からの基を表し;
Y3が、メチルまたはエチルを表し;
R22が、C1−C6−アルキル、シアノ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C4−アルキルスルホニルおよびジ(C1−C4−アルキルアミノ)スルホニルからなる群からの基を表し;
R23が、水素またはC1−C6−アルキルを表す、化合物の群である。
Xが、酸素を表し;
R3が、C1−C4−アルキルを表し;
R2が基c)を表す場合、R22が、C1−C6−アルキル、シアノ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノスルホニルからなる群からの基を表し;
R2が基c)を表す場合、R23が、水素およびC1−C6−アルキルからなる群からの基を表し;
R2が基d)を表す場合、R22が、C1−C4−ハロアルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルキルスルホニル−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R2が基d)を表す場合、R23が、水素およびC1−C6−アルキルからなる群からの基を表し;
R2=d)である場合、
R22が、ハロゲン−、C1−C6−アルキル−およびC1−C6−ハロアルキルスルフィニル−置換されていてもよいフェニルも表してもよい化合物、および
Aが、下記のA基:
破線が、式(I)の二環化合物の窒素原子への結合を表し;
G1が、NまたはC−B1を表し;
B1が、水素およびフッ素からなる群からの基を表し;
Tが、電子対を表し;
R1が、水素を表し;
R2が、aa)
G2が、ハロゲン、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルホニル−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;または
R2が、c)下記式:
破線が、基c)における窒素原子または基d)における炭素原子への結合を表し;
Rが、各場合でフッ素、塩素によってモノ、ジ、トリ、テトラもしくはペンタ置換されていてもよいC1−C4−アルキルを表し;
X1が、水素、フッ素、塩素、臭素、メチルおよびエチルからなる群からの基を表し;
Wが、S、SOおよびSO2からなる群からの基を表し;
Y3が、水素、フッ素、塩素、臭素、メチルおよびエチルからなる群からの基を表す、式(I)の化合物の群である。
カチオンは、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウムからなる群から選択されるアルカリ金属イオン、好ましくは、リチウム、ナトリウム、カリウムからなる群から選択されるアルカリ金属イオン、または、
ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウムからなる群から選択されるアルカリ土類金属イオン、好ましくは、マグネシウムおよびカルシウムからなる群から選択されるアルカリ土類金属イオンを表し;
ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素からなる群から選択され、好ましくは、フッ素、塩素および臭素からなる群から選択され;
アリール(これは、より大きな単位(例えば、アリールアルキル)の一部分としてのアリールを包含する)は、フェニル、ナフチル、アントリル、フェナントレニルからなる群から選択され、そして、好ましくは、フェニルを表し;
ヘタリール(「ヘテロアリール」と同義;これは、より大きな単位(例えば、ヘタリールアルキル)の一部分としてのヘタリールを包含する)は、フリル、チエニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル、1,2,3−トリアジニル、1,2,4−トリアジニル、1,3,5−トリアジニル、ベンゾフリル、ベンゾイソフリル、ベンゾチエニル、ベンゾイソチエニル、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイミダゾリル、2,1,3−ベンゾオキサジアゾール、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、ベンゾトリアジニル、プリニル、プテリジニルおよびインドリジニルからなる群から選択され;
複素環は、1個もしくは2個の窒素原子および/または1個の酸素原子および/または1個の硫黄原子を含んでいる4員、5員または6員の飽和環、例えば、アゼチジニル、アゾリジニル、アジナニル、オキセタニル、オキソラニル、オキサニル、ジオキサニル、チエタニル、チオラニル、チアニル、テトラヒドロフリル、ピペラジニル、モルホリニルなどを表す。
カチオンは、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウムからなる群から選択されるアルカリ金属イオン、好ましくは、リチウム、ナトリウム、カリウムからなる群から選択されるアルカリ金属イオン、または、
ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウムからなる群から選択されるアルカリ土類金属イオン、好ましくは、マグネシウムおよびカルシウムからなる群から選択されるアルカリ土類金属イオンを表し;
ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素からなる群から選択され、好ましくは、フッ素、塩素および臭素からなる群から選択され;
アリール(これは、より大きな単位(例えば、アリールアルキル)の一部分としてのアリールを包含する)は、フェニル、ナフチル、アントリル、フェナントレニルからなる群から選択され、そして、好ましくは、フェニルを表し;
ヘタリール(「ヘテロアリール」と同義;これは、より大きな単位(例えば、ヘタリールアルキル)の一部分としてのヘタリールを包含する)は、ピラゾリル、イミダゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル、1,2,3−トリアジニル、1,2,4−トリアジニル、1,3,5−トリアジニルからなる群から選択され;
複素環は、アゼチジニル、アゾリジニル、アジナニル、オキセタニル、オキソラニル、オキサニル、ジオキサニル、チエタニル、チオラニル、チアニル、テトラヒドロフリル、ピペラジニル、モルホリニルからなる群から選択される。
カチオンは、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウムからなる群から選択されるアルカリ金属イオン、好ましくは、リチウム、ナトリウム、カリウムからなる群から選択されるアルカリ金属イオン、または、
ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウムからなる群から選択されるアルカリ土類金属イオン、好ましくは、マグネシウムおよびカルシウムからなる群から選択されるアルカリ土類金属イオンを表し;
複素環は、オキセタニル、チエタニル、テトラヒドロフリルおよびモルホリニルを表し;
アリールは、フェニルを表し;
ヘタリール(「ヘテロアリール」と同義;これは、より大きな単位(例えば、ヘタリールアルキル)の一部分としてのヘタリールを包含する)は、ピリジル、ピリミジル、ピラジニル、ピリダジニル、チアゾリルおよびピラゾリルからなる群からの基を表す。
ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素を表し、好ましくは、フッ素、塩素および臭素を表す。
式(I)の化合物は、その置換基の種類に応じて、幾何異性体の形態でも、および/または、光学活性異性体の形態でも、または、種々の組成における対応する異性体混合物の形態でも、存在し得る。これらの立体異性体は、例えば、エナンチオマー、ジアステレオマー、アトロプ異性体または幾何異性体である。従って、本発明は、純粋な立体異性体とそれら異性体の任意の混合物の両方を包含する。
本発明は、さらに、害虫を防除する方法にも関し、ここで、該方法においては、式(I)の化合物を害虫および/またはそれらの生息環境に作用させる。害虫の該防除は、好ましくは、農業および林業において、ならびに、材料の保護において、実施される。好ましくは、ヒトまたは動物の身体の外科的なまたは治療的な処置方法およびヒトまたは動物の身体に対して実施される診断方法は、上記方法から除外される。
節足動物門の害虫、特に、クモ綱(Arachnida)の、例えば、アカルス属種(Acarus spp.)、例えば、アカルス・シロ(Acarus siro)、アケリア・クコ(Aceria kuko)、アケリア・シェルドニ(Aceria sheldoni)、アクロプス属種(Aculops spp.)、アクルス属種(Aculus spp.)、例えば、アクルス・フォクケウイ(Aculus fockeui)、アクルス・シュレクテンダリ(Aculus schlechtendali)、アンブリオンマ属種(Amblyomma spp.)、アムフィテトラニクス・ビエネンシス(Amphitetranychus viennensis)、アルガス属種(Argas spp.)、ボオフィルス属種(Boophilus spp.)、ブレビパルプス属種(Brevipalpus spp.)、例えば、ブレビパルプス・ホエニシス(Brevipalpus phoenicis)、ブリオビア・グラミヌム(Bryobia graminum)、ブリオビア・プラエチオサ(Bryobia praetiosa)、セントルロイデス属種(Centruroides spp.)、コリオプテス属種(Chorioptes spp.)、デルマニスス・ガリナエ(Dermanyssus gallinae)、デルマトファゴイデス・プテロニシヌス(Dermatophagoides pteronyssinus)、デルマトファゴイデス・ファリナエ(Dermatophagoides farinae)、デルマセントル属種(Dermacentor spp.)、エオテトラニクス属種(Eotetranychus spp.)、例えば、エオテトラニクス・ヒコリアエ(Eotetranychus hicoriae)、エピトリメルス・ピリ(Epitrimerus pyri)、エウテトラニクス属種(Eutetranychus spp.)、例えば、エウテトラニクス・バンクシ(Eutetranychus banksi)、エリオフィエス属種(Eriophyes spp.)、例えば、エリオフィエス・ピリ(Eriophyes pyri)、グリシファグス・ドメスチクス(Glycyphagus domesticus)、ハロチデウス・デストルクトル(Halotydeus destructor)、ヘミタロソネムス属種(Hemitarsonemus spp.)、例えば、ヘミタロソネムス・ラツス(Hemitarsonemus latus)(=ポリファゴタルソネムス・ラツス(Polyphagotarsonemus latus))、ヒアロンマ属種(Hyalomma spp.)、イキソデス属種(Ixodes spp.)、ラトロデクツス属種(Latrodectus spp.)、ロキソスケレス属種(Loxosceles spp.)、ネウトロムビクラ・アウツムナリス(Neutrombicula autumnalis)、ヌフェルサ属種(Nuphersa spp.)、オリゴニクス属種(Oligonychus spp.)、例えば、オリゴニクス・コフェアエ(Oligonychus coffeae)、オリゴニクス・コニフェラルム(Oligonychus coniferarum)、オリゴニクス・イリシス(Oligonychus ilicis)、オリゴニクス・インジクス(Oligonychus indicus)、オリゴニクス・マンギフェルス(Oligonychus mangiferus)、オリゴニクス・プラテンシス(Oligonychus pratensis)、オリゴニクス・プニカエ(Oligonychus punicae)、オリゴニクス・イオテルシ(Oligonychus yothersi)、オルニトドルス属種(Ornithodorus spp.)、オルニトニスス属種(Ornithonyssus spp.)、パノニクス属種(Panonychus spp.)、例えば、パノニクス・シトリ(Panonychus citri)(=メタテトラニクス・シトリ(Metatetranychus citri))、パノニクス・ウルミ(Panonychus ulmi)(=メタテトラニクス・ウルミ(Metatetranychus ulmi))、フィロコプトルタ・オレイボラ(Phyllocoptruta oleivora)、プラチテトラニクス・ムルチジギツリ(Platytetranychus multidigituli)、ポリファゴタルソネムス・ラツス(Polyphagotarsonemus latus)、プソロプテス属種(Psoroptes spp.)、リピセファルス属種(Rhipicephalus spp.)、リゾグリフス属種(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属種(Sarcoptes spp.)、スコルピオ・マウルス(Scorpio maurus)、ステネオタルソネムス属種(Steneotarsonemus spp.)、ステネオタルソネムス・スピンキ(Steneotarsonemus spinki)、タルソネムス属種(Tarsonemus spp.)、例えば、タルソネムス・コンフスス(Tarsonemus confusus)、タルソネムス・パリズス(Tarsonemus pallidus)、テトラニクス属種(Tetranychus spp.)、例えば、テトラニクス・カナデンシス(Tetranychus canadensis)、テトラニクス・シンナバリヌス(Tetranychus cinnabarinus)、テトラニクス・ツルケスタニ(Tetranychus turkestani)、テトラニクス・ウルチカエ(Tetranychus urticae)、トロムビクラ・アルフレズゲシ(Trombicula alfreddugesi)、バエジョビス属種(Vaejovis spp.)、バサテス・リコペルシシ(Vasates lycopersici);
ムカデ綱(Chilopoda)の、例えば、ゲオフィルス属種(Geophilus spp.)、スクチゲラ属種(Scutigera spp.);
トビムシ目(Collembola)またはトビムシ綱の、例えば、例えば、オニキウルス・アルマツス(Onychiurus armatus); スミンツルス・ビリジス(Sminthurus viridis);
ヤスデ綱(Diplopoda)の、例えば、ブラニウルス・グツラツス(Blaniulus guttulatus);
昆虫綱(Insecta)の、例えば、ゴキブリ目(Blattodea)の、例えば、ブラッタ・オリエンタリス(Blatta orientalis)、ブラッテラ・アサヒナイ(Blattella asahinai)、ブラッテラ・ゲルマニカ(Blattella germanica)、レウコファエア・マデラエ(Leucophaea maderae)、ロボプテラ・デシピエンス(Loboptera decipiens)、ネオスチロピガ・ロムビフォリア(Neostylopyga rhombifolia)、パンクロラ属種(Panchlora spp.)、パルコブラッタ属種(Parcoblatta spp.)、ペリプラネタ属種(Periplaneta spp.)、例えば、ペリプラネタ・アメリカナ(Periplaneta americana)、ペリプラネタ・アウストララシアエ(Periplaneta australasiae)、ピクノセルス・スリナメンシス(Pycnoscelus surinamensis)、スペラ・ロンギパルパ(Supella longipalpa);
コウチュウ目(Coleoptera)の、例えば、アカリンマ・ビタツム(Acalymma vittatum)、アカントセリデス・オブテクツス(Acanthoscelides obtectus)、アドレツス属種(Adoretus spp.)、アエチナ・ツミダ(Aethina tumida)、アゲラスチカ・アルニ(Agelastica alni)、アグリオテス属種(Agriotes spp.)、例えば、アグリオテス・リンネアツス(Agriotes linneatus)、アグリオテス・マンクス(Agriotes mancus)、アルフィトビウス・ジアペリヌス(Alphitobius diaperinus)、アムフィマロン・ソルスチチアリス(Amphimallon solstitialis)、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、アノプロホラ属種(Anoplophora spp.)、アントノムス属種(Anthonomus spp.)、例えば、アントノムス・グランジス(Anthonomus grandis)、アントレヌス属種(Anthrenus spp.)、アピオン属種(Apion spp.)、アポゴニア属種(Apogonia spp.)、アトマリア属種(Atomaria spp.)、例えば、アトマリア・リネアル(Atomaria linearis)、アタゲヌス属種(Attagenus spp.)、バリス・カエルレセンス(Baris caerulescens)、ブルキジウス・オブテクツス(Bruchidius obtectus)、ブルクス属種(Bruchus spp.)、例えば、ブルクス・ピソルム(Bruchus pisorum)、ブルクス・ルフィマヌス(Bruchus rufimanus)、カッシダ属種(Cassida spp.)、セロトマ・トリフルカタ(Cerotoma trifurcata)、セウトリンクス属種(Ceutorrhynchus spp.)、例えば、セウトリンクス・アシミリス(Ceutorrhynchus assimilis)、セウトリンクス・クアドリデンス(Ceutorrhynchus quadridens)、セウトリンクス・ラパエ(Ceutorrhynchus rapae)、カエトクネマ属種(Chaetocnema spp.)、例えば、カエトクネマ・コンフィニス(Chaetocnema confinis)、カエトクネマ・デンチクラタ(Chaetocnema denticulata)、カエトクネマ・エクチパ(Chaetocnema ectypa)、クレオヌス・メンジクス(Cleonus mendicus)、コノデルス属種(Conoderus spp.)、コスモポリテス属種(Cosmopolites spp.)、例えば、コスモポリテス・ソルジズス(Cosmopolites sordidus)、コステリトラ・ゼアランジカ(Costelytra zealandica)、クテニセラ属種(Ctenicera spp.)、クルクリオ属種(Curculio spp.)、例えば、クルクリオ・カリアエ(Curculio caryae)、クルクリオ・カリアトリペス(Curculio caryatrypes)、クルクリオ・オブツスス(Curculio obtusus)、クルクリオ・サイイ(Curculio sayi)、クリプトレステス・フェルギネウス(Cryptolestes ferrugineus)、クリプトレステス・プシルス(Cryptolestes pusillus)、クリプトリンクス・ラパチ(Cryptorhynchus lapathi)、クリプトリンクス・マンギフェラエ(Cryptorhynchus mangiferae)、シリンドロコプツルス属種(Cylindrocopturus spp.)、シリンドロコプツルス・アドスペルスス(Cylindrocopturus adspersus)、シリンドロコプツルス・フルニシ(Cylindrocopturus furnissi)、デルメステス属種(Dermestes spp.)、ジアブロチカ属種(Diabrotica spp.)、例えば、ジアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)、ジアブロチカ・バルベリ(Diabrotica barberi)、ジアブロチカ・ウンデシムプンクタタ・ホワルジ(Diabrotica undecimpunctata howardi)、ジアブロチカ・ウンデシムプンクタタ・ウンデシムプンクタタ(Diabrotica undecimpunctata undecimpunctata)、ジアブロチカ・ビルギフェラ・ビルギフェラ(Diabrotica virgifera virgifera)、ジアブロチカ・ビルギフェラ・ゼアエ(Diabrotica virgifera zeae)、ジコクロシス属種(Dichocrocis spp.)、ジクラジスパ・アルミゲラ(Dicladispa armigera)、ジロボデルス属種(Diloboderus spp.)、エピカエルス属種(Epicaerus spp.)、エピラクナ属種(Epilachna spp.)、例えば、エピラクナ・ボレアリス(Epilachna borealis)、エピラクナ・バリベスチス(Epilachna varivestis)、エピトリキス属種(Epitrix spp.)、例えば、エピトリキス・ククメリス(Epitrix cucumeris)、エピトリキス・フスクラ(Epitrix fuscula)、エピトリキス・ヒルチペンニス(Epitrix hirtipennis)、エピトリキス・スブクリニタ(Epitrix subcrinita)、エピトリキス・ツベリス(Epitrix tuberis)、ファウスチヌス属種(Faustinus spp.)、ギビウム・プシロイデス(Gibbium psylloides)、グナトセルス・コルヌツス(Gnathocerus cornutus)、ヘルラ・ウンダリス(Hellula undalis)、ヘテロニクス・アラトル(Heteronychus arator)、ヘテロニキス属種(Heteronyx spp.)、ヒラモルファ・エレガンス(Hylamorpha elegans)、ヒロトルペス・バジュルス(Hylotrupes bajulus)、ヒペラ・ポスチカ(Hypera postica)、ヒポメセス・スクアモスス(Hypomeces squamosus)、ヒポテネムス属種(Hypothenemus spp.)、例えば、ヒポテネムス・ハムペイ(Hypothenemus hampei)、ヒポテネムス・オブスクルス(Hypothenemus obscurus)、ヒポテネムス・プベセンス(Hypothenemus pubescens)、ラクノステルナ・コンサングイネア(Lachnosterna consanguinea)、ラシドデルマ・セリコルネ(Lasioderma serricorne)、ラテチクス・オリザエ(Latheticus oryzae)、ラトリジウス属種(Lathridius spp.)、レマ属種(Lema spp.)、レプチノタルサ・デセムリネアタ(Leptinotarsa decemlineata)、レウコプテラ属種(Leucoptera spp.)、例えば、レウコプテラ・コフェエラ(Leucoptera coffeella)、リッソロプトルス・オリゾフィルス(Lissorhoptrus oryzophilus)、リストロノツス属種(Listronotus spp.)(=ヒペロデス属種(Hyperodes spp.)、リキスス属種(Lixus spp.)、ルペロモルファ・キサントデラ(Luperomorpha xanthodera)、ルペロデス属種(Luperodes spp.)、リクツス属種(Lyctus spp.)、メガセリス属種(Megascelis spp.)、メラノツス属種(Melanotus spp.)、例えば、メラノツス・ロングルス・オレゴネンシス(Melanotus longulus oregonensis)、メリゲテス・アエネウス(Meligethes aeneus)、メロロンタ属種(Melolontha spp.)、例えば、メロロンタ・メロロンタ(Melolontha melolontha)、ミグドルス属種(Migdolus spp.)、モノカムス属種(Monochamus spp.)、ナウパクツス・キサントグラフス(Naupactus xanthographus)、ネクロビア属種(Necrobia spp.)、ネオガレルセラ属種(Neogalerucella spp.)、ニプツス・ホロレウクス(Niptus hololeucus)、オリクテス・リノセロス(Oryctes rhinoceros)、オリザエフィルス・スリナメンシス(Oryzaephilus surinamensis)、オリザファグス・オリザエ(Oryzaphagus oryzae)、オチオリンクス属種(Otiorhynchus spp.)、例えば、オチオリンクス・クリブリコリス(Otiorhynchus cribricollis)、オチオリンクス・リグスチシ(Otiorhynchus ligustici)、オチオリンクス・オバツス(Otiorhynchus ovatus)、オチオリンクス・ルゴソストリアルス(Otiorhynchus rugosostriarus)、オチオリンクス・スルカツス(Otiorhynchus sulcatus)、オウレマ属種(Oulema spp.)、例えば、オウレマ・メラノプス(Oulema melanopus)、オウレマ・オリザエ(Oulema oryzae)、オキシセトニア・ジュンクンダ(Oxycetonia jucunda)、ファエドン・コクレアリアエ(Phaedon cochleariae)、フィロファガ属種(Phyllophaga spp.)、フィロファガ・ヘレリ(Phyllophaga helleri)、フィロトレタ属種(Phyllotreta spp.)、例えば、フィロトレタ・アルモラシアエ(Phyllotreta armoraciae)、フィロトレタ・プシラ(Phyllotreta pusilla)、フィロトレタ・ラモサ(Phyllotreta ramosa)、フィロトレタ・ストリオラタ(Phyllotreta striolata)、ポピリア・ジャポニカ(Popillia japonica)、プレムノトリペス属種(Premnotrypes spp.)、プロステファヌス・トルンカツス(Prostephanus truncatus)、プシリオデス属種(Psylliodes spp.)、例えば、プシリオデス・アフィニス(Psylliodes affinis)、プシリオデス・クリソセファラ(Psylliodes chrysocephala)、プシリオデス・プンクツラタ(Psylliodes punctulata)、プチヌス属種(Ptinus spp.)、リゾビウス・ベントラリス(Rhizobius ventralis)、リゾペルタ・ドミニカ(Rhizopertha dominica)、リンコホルス属種(Rhynchophorus spp.)、リンコホルス・フェルギネウス(Rhynchophorus ferrugineus)、リンコホルス・パルマルム(Rhynchophorus palmarum)、シノキシロン・ペルホランス(Sinoxylon perforans)、シトフィルス属種(Sitophilus spp.)、例えば、シトフィルス・グラナリウス(Sitophilus granarius)、シトフィルス・リネアリス(Sitophilus linearis)、シトフィルス・オリザエ(Sitophilus oryzae)、シトフィルス・ゼアマイス(Sitophilus zeamais)、スフェノホルス属種(Sphenop
horus spp.)、ステゴビウム・パニセウム(Stegobium paniceum)、ステルネクス属種(Sternechus spp.)、例えば、ステルネクス・パルダツス(Sternechus paludatus)、シムフィレテス属種(Symphyletes spp.)、タニメクス属種(Tanymecus spp.)、例えば、タニメクス・ジラチコリス(Tanymecus dilaticollis)、タニメクス・インジクス(Tanymecus indicus)、タニメクス・パリアツス(Tanymecus palliatus)、テネブリオ・モリトル(Tenebrio molitor)、テネブリオイデス・マウレタニクス(Tenebrioides mauretanicus)、トリボリウム属種(Tribolium spp.)、例えば、トリボリウム・アウダキス(Tribolium audax)、トリボリウム・カスタネウム(Tribolium castaneum)、トリボリウム・コンフスム(Tribolium confusum)、トロゴデルマ属種(Trogoderma spp.)、チキウス属種(Tychius spp.)、キシロトレクス属種(Xylotrechus spp.)、ザブルス属種(Zabrus spp.)、例えば、ザブルス・テネブリオイデス(Zabrus tenebrioides);
ハサミムシ目(Dermaptera)の、例えば、アニソラビス・マリチメ(Anisolabis maritime)、ホルフィクラ・アウリクラリア(Forficula auricularia)、ラビズラ・リパリア(Labidura riparia);
ハエ目(Diptera)の、例えば、アエデス属種(Aedes spp.)、例えば、アエデス・アエギプチ(Aedes aegypti)、アエデス・アルボピクツス(Aedes albopictus)、アエデス・スチクチクス(Aedes sticticus)、アエデス・ベキサンス(Aedes vexans)、アグロミザ属種(Agromyza spp.)、例えば、アグロミザ・フロンテラ(Agromyza frontella)、アグロミザ・パルビコルニス(Agromyza parvicornis)、アナストレファ属種(Anastrepha spp.)、アノフェレス属種(Anopheles spp.)、例えば、アノフェレス・クアドリマクラツス(Anopheles quadrimaculatus)、アノフェレス・ガムビアエ(Anopheles gambiae)、アスホンジリア属種(Asphondylia spp.)、バクトロセラ属種(Bactrocera spp.)、例えば、バクトロセラ・ククルビタエ(Bactrocera cucurbitae)、バクトロセラ・ドルサリス(Bactrocera dorsalis)、バクトロセラ・オレアエ(Bactrocera oleae)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、カリホラ・エリトロセファラ(Calliphora erythrocephala)、カリホラ・ビシナ(Calliphora vicina)、セラチチス・カピタタ(Ceratitis capitata)、キロノムス属種(Chironomus spp.)、クリソミア属種(Chrysomya spp.)、クリソプス属種(Chrysops spp.)、クリソゾナ・プルビアリス(Chrysozona pluvialis)、コクリオミア属種(Cochliomya spp.)、コンタリニア属種(Contarinia spp.)、例えば、コンタリニア・ジョンソニ(Contarinia johnsoni)、コンタリニア・ナスツルチイ(Contarinia nasturtii)、コンタリニア・ピリボラ(Contarinia pyrivora)、コンタリニア・スクルジ(Contarinia schulzi)、コンタリニア・ソルギコラ(Contarinia sorghicola)、コンタリニア・トリチシ(Contarinia tritici)、コルジロビア・アントロポファガ(Cordylobia anthropophaga)、クリコトプス・シルベストリス(Cricotopus sylvestris)、クレキス属種(Culex spp.)、例えば、クレキス・ピピエンス(Culex pipiens)、クレキス・クインクエファシアツス(Culex quinquefasciatus)、クリコイデス属種(Culicoides spp.)、クリセタ属種(Culiseta spp.)、クテレブラ属種(Cuterebra spp.)、ダクス・オレアエ(Dacus oleae)、ダシネウラ属種(Dasineura spp.)、例えば、ダシネウラ・ブラシカエ(Dasineura brassicae)、デリア属種(Delia spp.)、例えば、デリア・アントクア(Delia antiqua)、デリア・コアルクタタ(Delia coarctata)、デリア・フロリレガ(Delia florilega)、デリア・プラツラ(Delia platura)、デリア・ラジクム(Delia radicum)、デルマトビア・ホミニス(Dermatobia hominis)、ドロソフィラ属種(Drosophila spp.)、例えば、ドロソフィラ・メラノガステル(Drosphila melanogaster)、ドロソフィラ・スズキイ(Drosophila suzukii)、エキノクネムス属種(Echinocnemus spp.)、エウレイア・ヘラクレイ(Euleia heraclei)、ファンニア属種(Fannia spp.)、ガステロフィルス属種(Gasterophilus spp.)、グロッシナ属種(Glossina spp.)、ハエマトポタ属種(Haematopota spp.)、ヒドレリア属種(Hydrellia spp.)、ヒドレリア・グリセオラ(Hydrellia griseola)、ヒレミア属種(Hylemya spp.)、ヒッポドスカ属種(Hippobosca spp.)、ヒポデルマ属種(Hypoderma spp.)、リリオミザ属種(Liriomyza spp.)、例えば、リリオミザ・ブラシカエ(Liriomyza brassicae)、リリオミザ・フイドブレンシス(Liriomyza huidobrensis)、リリオミザ・サチバエ(Liriomyza sativae)、ルシリア属種(Lucilia spp.)、例えば、ルシリア・クプリナ(Lucilia cuprina)、ルトゾミイア属種(Lutzomyia spp.)、マンソニア属種(Mansonia spp.)、ムスカ属種(Musca spp.)、例えば、ムスカ・ドメスチカ(Musca domestica)、ムスカ・ドメスチカ・ビシナ(Musca domestica vicina)、オエストルス属種(Oestrus spp.)、オシネラ・フリト(Oscinella frit)、パラタニタルスス属種(Paratanytarsus spp.)、パララウテルボルニエラ・スブシンクタ(Paralauterborniella subcincta)、ペゴミイア属種(Pegomya spp.)、例えば、ペゴミイア・ベタエ(Pegomya betae)、ペゴミイア・ヒオシアミ(Pegomya hyoscyami)、ペゴミア・ルビボラ(Pegomya rubivora)、フレボトムス属種(Phlebotomus spp.)、ホルビア属種(Phorbia spp.)、ホルミア属種(Phormia spp.)、ピオフィラ・カセイ(Piophila casei)、プラチパレア・ポエシロプテラ(Platyparea poeciloptera)、プロジプロシス属種(Prodiplosis spp.)、プシラ・ロサエ(Psila rosae)、ラゴレチス属種(Rhagoletis spp.)、例えば、ラゴレチス・シングラタ(Rhagoletis cingulata)、ラゴレチス・コムプレタ(Rhagoletis completa)、ラゴレチス・ファウスタ(Rhagoletis fausta)、ラゴレチス・インジフェレンス(Rhagoletis indifferens)、ラゴレチス・メンダキス(Rhagoletis mendax)、ラゴレチス・ポモネラ(Rhagoletis pomonella)、サルコファガ属種(Sarcophaga spp.)、シムリウム属種(Simulium spp.)、例えば、シムリウム・メリジオナレ(Simulium meridionale)、ストモキス属種(Stomoxys spp.)、タバヌス属種(Tabanus spp.)、テタノポプス属種(Tetanops spp.)、チプラ属種(Tipula spp.)、例えば、チプラ・パルドサ(Tipula paludosa)、チプラ・シムプレキス(Tipula simplex)、トキソトリパナ・クルビカウダ(Toxotrypana curvicauda);
カメムシ目(Hemiptera)の、例えば、アシジア・アカシアエバイレイアナエ(Acizzia acaciaebaileyanae)、アシジア・ドドナエアエ(Acizzia dodonaeae)、アシジア・ウンカトイデス(Acizzia uncatoides)、アクリダ・ツリタ(Acrida turrita)、アシルトシポン属種(Acyrthosipon spp.)、例えば、アシルトシポン・ピスム(Acyrthosiphon pisum)、アクロゴニア属種(Acrogonia spp.)、アエネオラミア属種(Aeneolamia spp.)、アゴノセナ属種(Agonoscena spp.)、アレウロカンツス属種(Aleurocanthus spp.)、アレイロデス・プロレテラ(Aleyrodes proletella)、アレウロロブス・バロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリクス・フロコスス(Aleurothrixus floccosus)、アロカリダラ・マライエンシス(Allocaridara malayensis)、アムラスカ属種(Amrasca spp.)、例えば、アムラスカ・ビグツラ(Amrasca bigutulla)、アムラスカ・デバスタンス(Amrasca devastans)、アヌラフィス・カルズイ(Anuraphis cardui)、アオニジエラ属種(Aonidiella spp.)、例えば、(Aonidiella aurantii)、(Aonidiella citrina)、アオニジエラ・イノルナタ(Aonidiella inornata)、アファノスチグマ・ピリ(Aphanostigma piri)、アフィス属種(Aphis spp.)、例えば、アフィス・シトリコラ(Aphis citricola)、アフィス・クラシボラ(Aphis craccivora)、アフィス・ファバエ(Aphis fabae)、アフィス・ホルベシ(Aphis forbesi)、アフィス・グリシネス(Aphis glycines)、アフィス・ゴシピイ(Aphis gossypii)、アフィス・ヘデラエ(Aphis hederae)、アフィス・イリノイセンシス(Aphis illinoisensis)、アフィス・ミドレトニ(Aphis middletoni)、アフィス・ナスツルチイ(Aphis nasturtii)、アフィス・ネリイ(Aphis nerii)、アフィス・ポミ(Aphis pomi)、アフィス・スピラエコラ(Aphis spiraecola)、アフィス・ビブルニフィラ(Aphis viburniphila)、アルボリジア・アピカリス(Arboridia apicalis)、アリタイニラ属種(Arytainilla spp.)、アスピジエラ属種(Aspidiella spp.)、アスピジオツス属種(Aspidiotus spp.)、例えば、アスピジオツス・ネリイ(Aspidiotus nerii)、アタヌス属種(Atanus spp.)、アウラコルツム・ソラニ(Aulacorthum solani)、ベミシア・タバシ(Bemisia tabaci)、ブラストプシラ・オッシデンタリス(Blastopsylla occidentalis)、ボレイオグリカスピス・メラレウカエ(Boreioglycaspis melaleucae)、ブラキカウズス・ヘリクリシ(Brachycaudus helichrysi)、ブラキコルス属種(Brachycolus spp.)、ブレビコリネ・ブラシカエ(Brevicoryne brassicae)、カコプシラ属種(Cacopsylla spp.)、例えば、カコプシラ・ピリコラ(Cacopsylla pyricola)、カリギポナ・マルギナタ(Calligypona marginata)、カプリニア属種(Capulinia spp.)、カルネオセファラ・フルギダ(Carneocephala fulgida)、セラトバクナ・ラニゲラ(Ceratovacuna lanigera)、セルコピダエ(Cercopidae)、セロプラステス属種(Ceroplastes spp.)、カエトシホン・フラガエホリイ(Chaetosiphon fragaefolii)、キオナスピス・テガレンシス(Chionaspis tegalensis)、クロリタ・オヌキイ(Chlorita onukii)、コンドラクリス・ロセア(Chondracris rosea)、クロマフィス・ジュグランジコラ(Chromaphis juglandicola)、クリソムファルス・アオニズム(Chrysomphalus aonidum)、クリソムファルス・フィクス(Chrysomphalus ficus)、シカズリナ・ムビラ(Cicadulina mbila)、コッコミチルス・ハリイ(Coccomytilus halli)、コックス属種(Coccus spp.)、例えば、コックス・ヘスペリズム(Coccus hesperidum)、コックス・ロングルス(Coccus longulus)、コックス・プセウドマグノリアルム(Coccus pseudomagnoliarum)、コックス・ビリジス(Coccus viridis)、クリプトミズス・リビス(Cryptomyzus ribis)、クリプトネオサ属種(Cryptoneossa spp.)、クテナリタイナ属種(Ctenarytaina spp.)、ダルブルス属種(Dalbulus spp.)、ジアレウロデス・キテンデニ(Dialeurodes chittendeni)、ジアレウロデス・シトリ(Dialeurodes citri)、ジアホリナ・シトリ(Diaphorina citri)、ジアスピス属種(Diaspis spp.)、ジウラフィス属種(Diuraphis spp.)、ドラリス属種(Doralis spp.)、ドロシカ属種(Drosicha spp.)、ジサフィス属種(Dysaphis spp.)、例えば、ジサフィス・アピイホリア(Dysaphis apiifolia)、ジサフィス・プランタギネア(Dysaphis plantaginea)、ジサフィス・ツリパエ(Dysaphis tulipae)、ジスミコックス属種(Dysmicoccus spp.)、エムポアスカ属種(Empoasca spp.)、例えば、エムポアスカ・アブルプタ(Empoasca abrupta)、エムポアスカ・ファバエ(Empoasca fabae)、エムポアスカ・マリグナ(Empoasca maligna)、エムポアスカ・ソラナ(Empoasca solana)、エムポアスカ・ステベンシ(Empoasca stevensi)、エリオソマ属種(Eriosoma spp.)、例えば、エリオソマ・アメリカヌム(Eriosoma americanum)、エリオソマ・ラニゲルム(Eriosoma lanigerum)、エリオソマ・ピリコラ(Eriosoma pyricola)、エリトロネウラ属種(Erythroneura spp.)、エウカリプトリマ属種(Eucalyptolyma spp.)、エウフィルラ属種(Euphyllura spp.)、エウセリス・ビロバツス(Euscelis bilobatus)、フェリシア属種(Ferrisia spp.)、フィオリニア属種(Fiorinia spp.)、フルカスピス・オセアニカ(Furcaspis oceanica)、ゲオコックス・コフェアエ(Geococcus coffeae)、グリカスピス属種(Glycaspis spp.)、ヘテロプシラ・クバナ(Heteropsylla cubana)、ヘテロプシラ・スピヌロサ(Heteropsylla spinulosa)、ホマロジスカ・コアグラタ(Homalodisca coagulata)、ヒアロプテルス・アルンジニス(Hyalopterus arundinis)、ヒアロプテルス・プルニ(Hyalopterus pruni)、イセリア属種(Icerya spp.)、例えば、イセリア・プルカシ(Icerya purchasi)、イジオセルス属種(Idiocerus spp.)、イジオスコプス属種(Idioscopus spp.)、ラオデルファキス・ストリアテルス(Laodelphax striatellus)、レカニウム属種(Lecanium spp.)、例えば、レカニウム・コルニ(Lecanium corni)(=パルテノレカニウム・コルニ(Parthenolecanium corni))、レピドサフェス属種(Lepidosaphes spp.)、例えば、レピドサフェス・ウルミ(Lepidosaphes ulmi)、リパフィス・エリシミ(Lipaphis erysimi)、ロホレウカスピス・ジャポニカ(Lopholeucaspis japonica)、リコルマ・デリカツラ(Lycorma delicatula)、マクロシフム属種(Macrosiphum spp.)、例えば、マクロシフム・エウホルビアエ(Macrosiphum euphorbiae)、マクロシフム・リリイ(Macrosiphum lilii)、マクロシフム・ロサエ(Macrosiphum rosae)、マクロステレス・ファシフロンス(Macrosteles facifrons)、マハナルバ属種(Mahanarva spp.)、メラナフィス・サッカリ(Melanaphis sacchari)、メトカルフィエラ属種(Metcalfiella spp.)、メトカルファ・プルイノサ(Metcalfa pruinosa)、メトポロフィウム・ジロズム(Metopolophium dirhodum)、モネリア・コスタリス(Monellia costalis)、モネリオプシス・ペカニス(Monelliopsis pecanis)、ミズス属種(Myzus spp.)、例えば、ミズス・アスカロニクス(Myzus ascalonicus)、ミズス・セラシ(Myzus cerasi)、ミズス・リグストリ(Myzus ligustri)、ミズス・オルナツス(Myzus ornatus)、ミズス・ペルシカエ(Myzus persicae)、ミズス・ニコチアナエ(Myzus nicotianae)、ナソノビア・リビスニグリ(Nasonovia ribisnigri)、ネオマスケリア属種(Neomaskellia spp.)、ネホテッチキス属種(Nephotettix spp.)、例えば、ネホテッチキス・シンクチセプス(Nephotettix cincticeps)、ネホテッチキス・ニグロピクツス(Nephotettix nigropictus)、ネチゴニセラ・スペクトラ(Nettigoniclla spectra)、ニラパルバタ・ルゲンス(Nilaparvata lugens)、オンコメトピア属種(Oncometopia spp.)、オルテジア・プラエロンガ(Orthezia praelonga)、オキシヤ・キネンシス(Oxya chinensis)、パキプシラ属種(Pachypsylla spp.)、パラベミシア・ミリカエ(Parabemisia myricae)、パラトリオザ属種(Paratrioza spp.)、例えば、パラトリオザ・コクケレリ(Paratrioza cockerelli)、パルラトリア属種(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属種(Pemphigus spp.)、例えば、ペムフィグス・ブルサリウス(Pemphigus bursarius)、ペムフィグス・ポプリベナエ(Pemphigus populivenae)、ペレグリヌス・マイジス(Peregrinus maidis)、ペルキンシエラ属種(Perkinsiella spp.)、フェナコックス属種(Phenacoccus spp.)、例えば、フェナコックス・マデイレンシス(Phenacoccus
madeirensis)、プロエオミズス・パッセリニイ(Phloeomyzus passerinii)、ホロドン・フムリ(Phorodon humuli)、フィロキセラ属種(Phylloxera spp.)、例えば、フィロキセラ・デバストラトリキス(Phylloxera devastatrix)、フィロキセラ・ノタビリス(Phylloxera notabilis)、ピンナスピス・アスピジストラエ(Pinnaspis aspidistrae)、プラノコックス属種(Planococcus spp.)、例えば、プラノコックス・シトリ(Planococcus citri)、プロソピドプシラ・フラバ(Prosopidopsylla flava)、プロトプルビナリア・ピリホルミス(Protopulvinaria pyriformis)、プセウダウラカスピス・ペンタゴナ(Pseudaulacaspis pentagona)、プセウドコックス属種(Pseudococcus spp.)、例えば、プセウドコックス・カルセオラリアエ(Pseudococcus calceolariae)、プセウドコックス・コムストッキ(Pseudococcus comstocki)、プセウドコックス・ロンギスピヌス(Pseudococcus longispinus)、プセウドコックス・マリチムス(Pseudococcus maritimus)、プセウドコックス・ビブルニ(Pseudococcus viburni)、プシロプシス属種(Psyllopsis spp.)、プシラ属種(Psylla spp.)、例えば、プシラ・ブキシ(Psylla buxi)、プシラ・マリ(Psylla mali)、プシラ・ピリ(Psylla pyri)、プテロマルス属種(Pteromalus spp.)、プルビナリア属種(Pulvinaria spp.)、ピリラ属種(Pyrilla spp.)、クアドラスピジオツス属種(Quadraspidiotus spp.)、例えば、クアドラスピジオツス・ジュグランスレギアエ(Quadraspidiotus juglansregiae)、クアドラスピジオツス・オストレアエホルミス(Quadraspidiotus ostreaeformis)、クアドラスピジオツス・ペルニシオスス(Quadraspidiotus perniciosus)、クエサダ・ギガス(Quesada gigas)、ラストロコックス属種(Rastrococcus spp.)、ロパロシフム属種(Rhopalosiphum spp.)、例えば、ロパロシフム・マイジス(Rhopalosiphum maidis)、ロパロシフム・オキシアカンタエ(Rhopalosiphum oxyacanthae)、ロパロシフム・・パジ(Rhopalosiphum padi)、ロパロシフム・ルフィアブドミナレ(Rhopalosiphum rufiabdominale)、サイセチア属種(Saissetia spp.)、例えば、サイセチア・コフェアエ(Saissetia coffeae)、サイセチア・ミランダ(Saissetia miranda)、サイセチア・ネグレクタ(Saissetia neglecta)、サイセチア・オレアエ(Saissetia oleae)、スカホイデウス・チタヌス(Scaphoideus titanus)、スキザフィス・グラミヌム(Schizaphis graminum)、セレナスピズス・アルチクラツス(Selenaspidus articulatus)、シファ・フラバ(Sipha flava)、シトビオン・アベナエ(Sitobion avenae)、ソガタ属種(Sogata spp.)、ソガテラ・フルシフェラ(Sogatella furcifera)、ソガトデス属種(Sogatodes spp.)、スチクトセファラ・フェスチナ(Stictocephala festina)、シホニヌス・フィリレアエ(Siphoninus phillyreae)、テナラファラ・マライエンシス(Tenalaphara malayensis)、テトラゴノセフェラ属種(Tetragonocephela spp.)、チノカリス・カリアエホリアエ(Tinocallis caryaefoliae)、トマスピス属種(Tomaspis spp.)、トキソプテラ属種(Toxoptera spp.)、例えば、トキソプテラ・アウランチイ(Toxoptera aurantii)、トキソプテラ・シトリシズス(Toxoptera citricidus)、トリアレウロデス・バポラリオルム(Trialeurodes vaporariorum)、トリオザ属種(Trioza spp.)、例えば、トリオザ・ジオスピリ(Trioza diospyri)、チフロシバ属種(Typhlocyba spp.)、ウナスピス属種(Unaspis spp.)、ビテウス・ビチホリイ(Viteus vitifolii)、ジギナ属種(Zygina spp.);
カメムシ亜目(Heteroptera)の、例えば、アエリア属種(Aelia spp.)、アナサ・トリスチス(Anasa tristis)、アンテスチオプシス属種(Antestiopsis spp.)、ボイセア属種(Boisea spp.)、ブリスス属種(Blissus spp.)、カロコリス属種(Calocoris spp.)、カムピロンマ・リビダ(Campylomma livida)、カベレリウス属種(Cavelerius spp.)、シメキス属種(Cimex spp.)、例えば、シメキス・アドジュンクツス(Cimex adjunctus)、シメキス・ヘミプテルス(Cimex hemipterus)、シメキス・レクツラリウス(Cimex lectularius)、シメキス・ピロセルス(Cimex pilosellus)、コラリア属種(Collaria spp.)、クレオンチアデス・ジルツス(Creontiades dilutus)、ダシヌス・ピペリス(Dasynus piperis)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ジコノコリス・ヘウェッチ(Diconocoris hewetti)、ジスデルクス属種(Dysdercus spp.)、エウスキスツス属種(Euschistus spp.)、例えば、エウスキスツス・ヘロス(Euschistus heros)、エウスキスツス・セルブス(Euschistus servus)、エウスキスツス・トリスチグムス(Euschistus tristigmus)、エウスキスツス・バリオラリウス(Euschistus variolarius)、エウリデマ属種(Eurydema spp.)、エウリガステル属種(Eurygaster spp.)、ハリオモルファ・ハリス(Halyomorpha halys)、ヘリオパルチス属種(Heliopeltis spp.)、ホルシアス・ノビレルス(Horcias nobilellus)、レプトコリサ属種(Leptocorisa spp.)、レプトコリサ・バリコルニス(Leptocorisa varicornis)、レプトグロスス・オッシデンタリス(Leptoglossus occidentalis)、レプトグロスス・フィロプス(Leptoglossus phyllopus)、リゴコリス属種(Lygocoris spp.)、例えば、リゴコリス・パブリヌス(Lygocoris pabulinus)、リグス属種(Lygus spp.)、例えば、リグス・エリスス(Lygus elisus)、リグス・ヘスペルス(Lygus hesperus)、リグス・リネオラリス(Lygus lineolaris)、マクロペス・エキスカバツス(Macropes excavatus)、メガコプタ・クリブラリア(Megacopta cribraria)、ミリダエ(Miridae)、モナロニオン・アトラツム(Monalonion atratum)、ネザラ属種(Nezara spp.)、例えば、ネザラ・ビリズラ(Nezara viridula)、ニシウス属種(Nysius spp.)、オエバルス属種(Oebalus spp.)、ペントミダエ(Pentomidae)、ピエスマ・クアドラタ(Piesma quadrata)、ピエゾドルス属種(Piezodorus spp.)、例えば、ピエゾドルス・グイルジニイ(Piezodorus guildinii)、プサルス属種(Psallus spp.)、プセウダシスタ・ペルセア(Pseudacysta persea)、ロドニウス属種(Rhodnius spp.)、サールベルゲラ・シングラリス(Sahlbergella singularis)、スカプトコリス・カスタネア(Scaptocoris castanea)、スコチノホラ属種(Scotinophora spp.)、ステファニチス・ナシ(Stephanitis nashi)、チブラカ属種(Tibraca spp.)、トリアトマ属種(Triatoma spp.);
ハチ目(Hymenoptera)の、例えば、アクロミルメキス属種(Acromyrmex spp.)、アタリア属種(Athalia spp.)、例えば、アタリア・ロサエ(Athalia rosae)、アッタ属種(Atta spp.)、カムポノツス属種(Camponotus spp.)、ドリコベスプラ属種(Dolichovespula spp.)、ジプリオン属種(Diprion spp.)、例えば、ジプリオン・シミリス(Diprion similis)、ホプロカムパ属種(Hoplocampa spp.)、例えば、ホプロカムパ・コオケイ(Hoplocampa cookei)、ホプロカムパ・テスツジネア(Hoplocampa testudinea)、ラシウス属種(Lasius spp.)、リネピテマ(イリジオミルメキス)・フミレ(Linepithema(Iridiomyrmex) humile)、モノモリウム・ファラオニス(Monomorium pharaonis)、パラトレキナ属種(Paratrechina spp.)、パラベスプラ属種(Paravespula spp.)、プラギオレピス属種(Plagiolepis spp.)、シレキス属種(Sirex spp.)、ソレノプシス・インビクタ(Solenopsis invicta)、タピノマ属種(Tapinoma spp.)、テクノミルメキス・アルビペス(Technomyrmex albipes)、ウロセルス属種(Urocerus spp.)、ベスパ属種(Vespa spp.)、例えば、ベスパ・クラブロ(Vespa crabro)、ワスマンニア・アウロプンクタタ(Wasmannia auropunctata)、キセリス属種(Xeris spp.);
ワラジムシ目(Isopoda)の、例えば、アルマジリジウム・ブルガレ(Armadillidium vulgare)、オニスクス・アセルス(Oniscus asellus)、ポルセリオ・スカベル(Porcellio scaber);
シロアリ目(Isoptera)の、例えば、コプトテルメス属種(Coptotermes spp.)、例えば、コプトテルメス・ホルモサヌス(Coptotermes formosanus)、コルニテルメス・クムランス(Cornitermes cumulans)、クリプトテルメス属種(Cryptotermes spp.)、インシシテルメス属種(Incisitermes spp.)、カロテルメス属種(Kalotermes spp.)、ミクロテルメス・オベシ(Microtermes obesi)、ナスチテルメス属種(Nasutitermes spp.)、オドントテルメス属種(Odontotermes spp.)、レチクリテルメス属種(Reticulitermes spp.)、例えば、レチクリテルメス・フラビペス(Reticulitermes flavipes)、レチクリテルメス・ヘスペルス(Reticulitermes hesperus);
チョウ目(Lepidoptera)の、例えば、アクロイア・グリセラ(Achroia grisella)、アクロニクタ・マジョル(Acronicta major)、アドキソフィエス属種(Adoxophyes spp.)、例えば、アドキソフィエス・オラナ(Adoxophyes orana)、アエジア・レウコメラス(Aedia leucomelas)、アグロチス属種(Agrotis spp.)、例えば、アグロチス・セゲツム(Agrotis segetum)、アグロチス・イプシロン(Agrotis ipsilon)、アラバマ属種(Alabama spp.)、例えば、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillacea)、アミエロイス・トランシテラ(Amyelois transitella)、アナルシア属種(Anarsia spp.)、アンチカルシア属種(Anticarsia spp.)、例えば、アンチカルシア・ゲンマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルギロプロセ属種(Argyroploce spp.)、アウトグラファ属種(Autographa spp.)、バラトラ・ブラシカエ(Barathra brassicae)、ブラストデクナ・アトラ(Blastodacna atra)、ボルボ・シンナラ(Borbo cinnara)、ブックラトリキス・ツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、ブパルス・ピニアリウス(Bupalus piniarius)、ブッセオラ属種(Busseola spp.)、カコエシア属種(Cacoecia spp.)、カロプチリア・テイボラ(Caloptilia theivora)、カプア・レチクラナ(Capua reticulana)、カルポカプサ・ポモネラ(Carpocapsa pomonella)、カルポシナ・ニポネンシス(Carposina niponensis)、ケイマトビア・ブルマタ(Cheimatobia brumata)、キロ属種(Chilo spp.)、例えば、キロ・プレジャデルス(Chilo plejadellus)、キロ・スプレッサリス(Chilo suppressalis)、コレウチス・パリアナ(Choreutis pariana)、コリストネウラ属種(Choristoneura spp.)、クリソデイキス・カルシテス(Chrysodeixis chalcites)、クリシア・アムビグエラ(Clysia ambiguella)、クナファロセルス属種(Cnaphalocerus spp.)、クナファロクロシス・メジナリス(Cnaphalocrocis medinalis)、クネファシア属種(Cnephasia spp.)、コノポモルファ属種(Conopomorpha spp.)、コノトラケルス属種(Conotrachelus spp.)、コピタルシア属種(Copitarsia spp.)、シジア属種(Cydia spp.)、例えば、シジア・ニグリカナ(Cydia nigricana)、シジア・ポモネラ(Cydia pomonella)、ダラカ・ノクツイデス(Dalaca noctuides)、ジアファニア属種(Diaphania spp.)、ジパロプシス属種(Diparopsis spp.)、ジアトラエア・サッカラリス(Diatraea saccharalis)、エアリアス属種(Earias spp.)、エクジトロファ・アウランチウム(Ecdytolopha aurantium)、エラスモパルプス・リグノセルス(Elasmopalpus lignosellus)、エルダナ・サッカリナ(Eldana saccharina)、エフェスチア属種(Ephestia spp.)、例えば、エフェスチア・エルテラ(Ephestia elutella)、エフェスチア・クエーニエラ(Ephestia kuehniella)、エピノチア属種(Epinotia spp.)、エピフィアス・ポストビッタナ(Epiphyas postvittana)、エランニス属種(Erannis spp.)、エルスコビエラ・ムスクラナ(Erschoviella musculana)、エチエラ属種(Etiella spp.)、エウドシマ属種(Eudocima spp.)、エウリア属種(Eulia spp.)、エウポエシリア・アムビグエラ(Eupoecilia ambiguella)、エウプロクチス属種(Euproctis spp.)、例えば、エウプロクチス・クリソロエア(Euproctis chrysorrhoea)、エウキソア属種(Euxoa spp.)、フェルチア属種(Feltia spp.)、ガレリア・メロネラ(Galleria mellonella)、グラシラリア属種(Gracillaria spp.)、グラホリタ属種(Grapholitha spp.)、例えば、グラホリタ・モレスタ(Grapholita molesta)、グラホリタ・プルニボラ(Grapholita prunivora)、ヘジレプタ属種(Hedylepta spp.)、ヘリコベルパ属種(Helicoverpa spp.)、例えば、ヘリコベルパ・アルミゲラ(Helicoverpa armigera)、ヘリコベルパ・ゼア(Helicoverpa zea)、ヘリオチス属種(Heliothis spp.)、例えば、ヘリオチス・ビレセンス(Heliothis virescens)、ホフマンノフィラ・プセウドスプレテラ(Hofmannophila pseudospretella)、ホモエオソマ属種(Homoeosoma spp.)、ホモナ属種(Homona spp.)、ヒポノメウタ・パデラ(Hyponomeuta padella)、カキボリア・フラボファシアタ(Kakivoria flavofasciata)、ランピデス属種(Lampides spp.)、ラフィグマ属種(Laphygma spp.)、ラスペイレシア・モレスタ(Laspeyresia molesta)、レウシノデス・オルボナリス(Leucinodes orbonalis)、レウコプテラ属種(Leucoptera spp.)、例えば、レウコプテラ・コフェエラ(Leucoptera coffeella)、リトコレチス属種(Lithocolletis spp.)、例えば、リトコレチス・ブランカルデラ(Lithocolletis blancardella)、リトファネ・アンテンナタ(Lithophane antennata)、ロベシア属種(Lobesia spp.)、例えば、ロベシア・ボトラナ(Lobesia botrana)、ロキサグロチス・アルビコスタ(Loxagrotis albicosta)、リマントリア属種(Lymantria spp.)、例えば、リマントリア・ジスパル(Lymantria dispar)、リオネチア属種(Lyonetia spp.)、例えば、リオネチア・クレルケラ(Lyonetia clerkella)、マラコソマ・ネウストリア(Malacosoma neustria)、マルカ・テスツラリス(Maruca testulalis)、マメストラ・ブラシカエ(Mamestra brassicae)、メラニチス・レダ(Melanitis leda)、モシス属種(Mocis spp.)、モノピス・オブビエラ(Monopis obviella)、ミチムナ・セパラタ(Mythimna separata)、ネマポゴン・クロアセルス(Nemapogon cloacellus)、ニムフラ属種(Nymphula spp.)、オイケチクス属種(Oiketicus spp.)、オンフィサ属種(Omphisa spp.)、オペロフテラ属種(Operophtera spp.)、オリア属種(Oria spp.)、オルタガ属種(Orthaga spp.)、オストリニア属種(Ostrinia spp.)、例えば、オストリニア・ヌビラリス(Ostrinia nubilalis)、パノリス・フランメア(Panolis flammea)、パルナラ属種(Parnara spp.)、ペクチノホラ属種(Pectinophora spp.)、例えば、ペクチノホラ・ゴッシピエラ(Pectinophora gossypiella)、ペリレウコプテラ属種(Perileucoptera spp.)、フトリマエア属種(Phthorimaea spp.)、例えば、フトリマエア・オペルクレラ(Phthorimaea operculella)、フィロクニスチス・シトレラ(Phyllocnistis citrella)、フィロノリクテル属種(Phyllonorycter spp.)、例えば、フィロノリクテル・ブランカルデラ(Phyllonorycter blancardella)、フィロノリクテル・クラタエゲラ(Phyllonorycter crataegella)、ピエリス属種(Pieris spp.)、例えば、ピエリス・ラパエ(Pieris rapae)、プラチノタ・スツルタナ(Platynota stultana)、プロジア・インテルプンクテラ(Plodia interpunctella)、プルシア属種(Plusia spp.)、プルテラ・キシロステラ(Plutella xylostella)(=プルテラ・マクリペンニス(Plutella maculipennis))、プライス属種(Prays spp.)、プロデニア属種(Prodenia spp.)、プロトパルセ属種(Protoparce spp.)、プセウダレチア属種(Pseudaletia spp.)、例えば、プセウダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)、プセウドプルシア・インクルデンス(Pseudoplusia includens)、ピラウスタ・ヌビラリス(Pyrausta nubilalis)、ラキプルシア・ヌ(Rachiplusia nu)、スコエノビウス属種(Schoenobius spp.)、例えば、スコエノビウス・ビプンクチフェル(Schoenobius bipunctifer)、シルポファガ属種(Scirpophaga spp.)、例えば、シルポファガ・インノタタ(Scirpophaga innotata)、スコチア・セゲツム(Scotia segetum)、セサミア属種(Sesamia spp.)、例えば、セサミア・インフェレンス(Sesamia inferens)、スパルガノチス属種(Sparganothis spp.)、スポドプテラ属種(Spodoptera spp.)、例えば、スポドプテラ・エラジアナ(Spodoptera eradiana)、スポドプテラ・エキシグア(Spodoptera exigua)、スポドプテラ・フルギペルダ(Spodoptera frugiperda)、スポドプテラ・プラエフィカ(Spodoptera praefica)、スタトモポダ属種(Stathmopoda spp.)、ステノマ属種(Stenoma spp.)、ストモプテリキス・スブセシベラ(Stomopteryx subsecivella)、シナンテドン属種(Synanthedon spp.)、テシア・ソラニボラ(Tecia solanivora)、タウメトポエア属種(Thaumetopoea spp.)、テルメシア・ゲンマタリス(Thermesia gemmatalis)、チネア・クロアセラ(Tinea cloacella)、チネア・ペリオネラ(Tinea pellionella)、チネオラ・ビッセリエラ(Tineola bisselliella)、トルトリキス属種(Tortrix spp.)、トリコファガ・タペトゼラ(Trichophaga tapetzella)、トリコプルシア属種(Trichoplusia spp.)、例えば、トリコプルシア・ニ(Trichoplusia ni)、トリポリザ・インセルツラス(Tryporyz
a incertulas)、ツタ・アブソルタ(Tuta absoluta)、ビラコラ属種(Virachola spp.);
バッタ目(Orthoptera)または(Saltatoria)の、例えば、アケタ・ドメスチクス(Acheta domesticus)、ジクロプルス属種(Dichroplus spp.)、グリロタルパ属種(Gryllotalpa spp.)、例えば、グリロタルパ・グリロタルパ(Gryllotalpa gryllotalpa)、ヒエログリフス属種(Hieroglyphus spp.)、ロクスタ属種(Locusta spp.)、例えば、ロクスタ・ミグラトリア(Locusta migratoria)、メラノプルス属種(Melanoplus spp.)、例えば、メラノプルス・デバスタトル(Melanoplus devastator)、パラトランチクス・ウスリエンシス(Paratlanticus ussuriensis)、スキストセルカ・グレガリア(Schistocerca gregaria);
シラミ目(Phthiraptera)の、例えば、ダマリニア属種(Damalinia spp.)、ハエマトピヌス属種(Haematopinus spp.)、リノグナツス属種(Linognathus spp.)、ペジクルス属種(Pediculus spp.)、フィロキセラ・バスタトリキス(Phylloxera vastatrix)、フチルス。プビス(Phthirus pubis)、トリコデクテス属種(Trichodectes spp.);
チャタテムシ目(Psocoptera)の、例えば、レピノツス属種(Lepinotus spp.)、リポセリス属種(Liposcelis spp.);
ノミ目(Siphonaptera)の、例えば、セラトフィルス属種(Ceratophyllus spp.)、クテノセファリデス属種(Ctenocephalides spp.)、例えば、クテノセファリデス・カニス(Ctenocephalides canis)、クテノセファリデス・フェリス(Ctenocephalides felis)、プレキス・イリタンス(Pulex irritans)、ツンガ・ペネトランス(Tunga penetrans)、キセノプシラ・ケオピス(Xenopsylla cheopis);
アザミウマ目(Thysanoptera)の、例えば、アナホトリプス・オブスクルス(Anaphothrips obscurus)、バリオトリプス・ビホルミス(Baliothrips biformis)、カエタナホトリプス・レエウウェニ(Chaetanaphothrips leeuweni)、ドレパノトリプス・レウテリ(Drepanothrips reuteri)、エンネオトリプス・フラベンス(Enneothrips flavens)、フランクリニエラ属種(Frankliniella spp.)、例えば、フランクリニエラ・フスカ(Frankliniella fusca)、フランクリニエラ・オッシデンタリス(Frankliniella occidentalis)、フランクリニエラ・スクルトゼイ(Frankliniella schultzei)、フランクリニエラ・トリチシ(Frankliniella tritici)、フランクリニエラ・バシニイ(Frankliniella vaccinii)、フランクリニエラ・ウィリアムシ(Frankliniella williamsi)、ハプロトリプス属種(Haplothrips spp.)、ヘリオトリプス属種(Heliothrips spp.)、ヘルシノトリプス・フェモラリス(Hercinothrips femoralis)、カコトリプス属種(Kakothrips spp.)、リピホロトリプス・クルエンタツス(Rhipiphorothrips cruentatus)、シルトトリプス属種(Scirtothrips spp.)、タエニノトリプス・カルダモミ(Taeniothrips cardamomi)、トリプス属種(Thrips spp.)、例えば、トリプス・パルミ(Thrips palmi)、トリプスタバシ(Thrips tabaci);
シミ目(Zygentoma(=Thysanura))の、例えば、クテノレピスマ属種(Ctenolepisma spp.)、レピスマ・サッカリナ(Lepisma saccharina)、レスピモデス・インクイリヌス(Lepismodes inquilinus)、テルモビア・ドメスチカ(Thermobia domestica);
コムカデ綱(Symphyla)の、例えば、スクチゲレラ属種(Scutigerella spp.)、例えば、スクチゲレラ・インマクラタ(Scutigerella immaculata);
軟体動物門(Mollusca)の害虫、特に、ニマイガイ綱(Bivalvia)の、例えば、ドレイセナ属種(Dreissena spp.);および、さらに、
マキガイ綱(Gastropoda)の、例えば、アリオン属種(Arion spp.)、例えば、アリオン・アテル・ルフス(Arion ater rufus)、ビオムファラリア属種(Biomphalaria spp.)、ブリヌス属種(Bulinus spp.)、デロセラス属種(Deroceras spp.)、例えば、デロセラス・ラエベ(Deroceras laeve)、ガルバ属種(Galba spp.)、リムナエア属種(Lymnaea spp.)、オンコメラニア属種(Oncomelania spp.)、ポマセア属種(Pomacea spp.)、スクシネア属種(Succinea spp.);
扁形動物門(Platyhelminthes)および線形動物門(Nematoda)の、動物およびヒトの寄生生物、例えば、アエルロストロンギルス属種(Aelurostrongylus spp.)、アミドストムム属種(Amidostomum spp.)、アンシロストマ属種(Ancylostoma spp)、例えば、アンシロストマ・ズオデナレ(Ancylostoma duodenale)、アンシロストマ・セイラニクム(Ancylostoma ceylanicum)、アンシロストマ・ブラジリエンシス(Acylostoma braziliensis)、アンギオストロンギルス属種(Angiostrongylus spp.)、アニサキス属種(Anisakis spp.)、アノプロセファラ属種(Anoplocephala spp.)、アスカリス属種(Ascaris spp.)、アスカリジア属種(Ascaridia spp.)、バイリサスカリス属種(Baylisascaris spp.)、ブルギア属種(Brugia spp.)、例えば、ブルギア・マライイ(Brugia malayi)、ブルギア・チモリ(Brugia timori)、ブノストムム属種(Bunostomum spp.)、カピラリア属種(Capillaria spp.)、カベルチア属種(Chabertia spp.)、クロノルキス属種(Clonorchis spp.)、コオペリア属種(Cooperia spp.)、クレノソマ属種(Crenosoma spp.)、シアトストマ属種(Cyathostoma spp.)、ジクロコエリウム属種(Dicrocoelium spp.)、ジクチオカウルス属種(Dictyocaulus spp.)、例えば、ジクチオカウルス・フィラリア(Dictyocaulus filaria)、ジフィロボトリウム属種(Diphyllobothrium spp.)、例えば、ジフィロボトリウム・ラツム(Diphyllobothrium latum)、ジピリジウム属種(Dipylidium spp.)、ジロフィラリア(Dirofilaria spp.)、ドラクンクルス属種(Dracunculus spp.)、例えば、ドラクンクルス・メジネンシス(Dracunculus medinensis)、エキノコックス属種(Echinococcus spp.)、例えば、エキノコックス・グラヌロスス(Echinococcus granulosus)、エキノコックス・ムルチロクラリス(Echinococcus multilocularis)、エキノストマ属種(Echinostoma spp.)、エンテロビウス属種(Enterobius spp.)、例えば、エンテロビウス・ベルミクラリス(Enterobius vermicularis)、エウコレウス属種(Eucoleus spp.)、ファシオラ属種(Fasciola spp.)、ファシオロイデス属種(Fascioloides spp.)、ファシオロプシス属種(Fasciolopsis spp.)、フィラロイデス属種(Filaroides spp.)、ゴンギロネマ属種(Gongylonema spp.)、ギロダクチルス属種(Gyrodactylus spp.)、ハブロネマ属種(Habronema spp.)、ハエモンクス属種(Haemonchus spp.)、ヘリグモソモイデス属種(Heligmosomoides spp.)、ヘテラキス属種(Heterakis spp.)、ヒメノレピス属種(Hymenolepis spp.)、例えば、ヒメノレピス・ナナ(Hymenolepis nana)、ヒオストロンギルス属種(Hyostrongylus spp.)、リトモソイデス属種(Litomosoides spp.)、ロア属種(Loa spp.)、例えば、ロア・ロア(Loa Loa)、メタストロンギルス属種(Metastrongylus spp.)、メトルキス属種(Metorchis spp.)、メソセストイデス属種(Mesocestoides spp.)、モニエジア属種(Moniezia spp.)、ムエレリウス属種(Muellerius spp.)、ネカトル属種(Necator spp.)、ネマトジルス属種(Nematodirus spp.)、ニッポストロンギルス属種(Nippostrongylus spp.)、オエソファゴストムム属種(Oesophagostomum spp.)、オルラヌス属種(Ollulanus spp.)、オンコセルカ属種(Onchocerca spp)、例えば、オンコセルカ・ボルブルス(Onchocerca volvulus、オピストルキス属種(Opisthorchis spp.)、オスレルス属種(Oslerus spp.)、オステルタギア属種(Ostertagia spp.)、オキシウリス属種(Oxyuris spp.)、パラカピラリア属種(Paracapillaria spp.)、パラフィラリア属種(Parafilaria spp.)、パラゴニムス属種(Paragonimus spp.)、パラムフィストムム属種(Paramphistomum spp.)、パラノプロセファラ属種(Paranoplocephala spp.)、パラスカリス属種(Parascaris spp.)、パッサルルス属種(Passalurus spp.)、プロトストロンギルス属種(Protostrongylus spp.)、スキストソマ属種(Schistosoma spp.)、セタリア属種(Setaria spp.)、スピロセルカ属種(Spirocerca spp.)、ステファノフィラリア属種(Stephanofilaria spp.)、ステファヌルス属種(Stephanurus spp.)、ストロンギロイデス属種(Strongyloides spp.)、例えば、ストロンギロイデス・フエレボルニ(Strongyloides fuelleborni)、ストロンギロイデス・ステルコラリス(Strongyloides stercoralis)、ストロンギルス属種(Strongylus spp.)、シンガムス属種(Syngamus spp.)、タエニア属種(Taenia spp.)、例えば、タエニア・サギナタ(Taenia saginata)、タエニア・ソリウム(Taenia solium)、テラドルサギア属種(Teladorsagia spp.)、テラジア属種(Thelazia spp.)、トキサスカリス属種(Toxascaris spp.)、トキソカラ属種(Toxocara spp.)、トリキネラ属種(Trichinella spp.)、例えば、トリキネラ・スピラリス(Trichinella spiralis)、トリキネラ・ナチバ(Trichinella nativa)、トリキネラ・ブリトビ(Trichinella britovi)、トリキネラ・ネルソニ(Trichinella nelsoni)、トリキネラ・プセウドプシラリス(Trichinella pseudopsiralis)、トリコビルハルジア属種(Trichobilharzia spp.)、トリコストロンギルス属種(Trichostrongylus spp.)、トリクリス属種(Trichuris spp.)、例えば、トリクリス・トリクリア(Trichuris trichuria)、ウンシナリア属種(Uncinaria spp.)、ウケレリア属種(Wuchereria spp.)、例えば、ウケレリア・バンクロフチ(Wuchereria bancrofti);
線形動物門(Nematoda)の植物害虫(即ち、植物寄生性線虫)、特に、アグレンクス属種(Aglenchus spp.)、例えば、アグレンクス・アグリコラ(Aglenchus agricola)、アングイナ属種(Anguina spp.)、例えば、アングイナ・トリチシ(Anguina tritici)、アフェレンコイデス属種(Aphelenchoides spp.)、例えば、アフェレンコイデス・アラキジス(Aphelenchoides arachidis)、アフェレンコイデス・フラガリアエ(Aphelenchoides fragariae)、ベロノライムス属種(Belonolaimus spp.)、例えば、ベロノライムス・グラシリス(Belonolaimus gracilis)、ベロノライムス・ロンギカウザツス(Belonolaimus longicaudatus)、ベロノライムス・ノルトニ(Belonolaimus nortoni)、ブルサフェレンクス属種(Bursaphelenchus spp.)、例えば、ブルサフェレンクス・ココフィルス(Bursaphelenchus cocophilus)、ブルサフェレンクス・エレムス(Bursaphelenchus eremus)、ブルサフェレンク・スキシロフィルス(Bursaphelenchus xylophilus)、カコパウルス属種(Cacopaurus spp.)、例えば、カコパウルス・ペスチス(Cacopaurus pestis)、クリコネメラ属種(Criconemella spp.)、例えば、クリコネメラ・クルバタ(Criconemella curvata)、クリコネメラ・オノエンシス(Criconemella onoensis)、クリコネメラ・オルナタ(Criconemella ornata)、クリコネメラ・ルシウム(Criconemella rusium)、クリコネメラ・キセノプラキス(Criconemella xenoplax)(=メソクリコネマ・キセノプラキス(Mesocriconema xenoplax))、クリコネモイデス属種(Criconemoides spp.)、例えば、クリコネモイデス・フェルニアエ(Criconemoides ferniae)、クリコネモイデス・オノエンセ(Criconemoides onoense)、クリコネモイデス・オルナツム(Criconemoides ornatum)、ジチレンクス属種(Ditylenchus spp.)、例えば、ジチレンクス・ジプサシ(Ditylenchus dipsaci)、ドリコドルス属種(Dolichodorus spp.)、グロボデラ属種(Globodera spp.)、例えば、グロボデラ・パリダ(Globodera pallida)、グロボデラ・ロストキエンシス(Globodera rostochiensis)、ヘリコチレンクス属種(Helicotylenchus spp.)、例えば、ヘリコチレンクス・ジヒステラ(Helicotylenchus dihystera)、ヘミクリコネモイデス属種(Hemicriconemoides spp.)、ヘミシクリオホラ属種(Hemicycliophora spp.)、ヘテロデラ属種(Heterodera spp.)、例えば、ヘテロデラ・アベナエ(Heterodera avenae)、ヘテロデラ・グルシネス(Heterodera glycines)、ヘテロデラ・スカクチイ(Heterodera schachtii)、ヒルスクマニエラ属種(Hirschmaniella spp.)、ホプロライムス属種(Hoplolaimus spp.)、ロンギドルス属種(Longidorus spp.)、例えば、ロンギドルス・アフリカヌス(Longidorus africanus)、メロイドギネ属種(Meloidogyne spp.)、例えば、メロイドギネ・キトウォオジ(Meloidogyne chitwoodi)、メロイドギネ・ファラキス(Meloidogyne fallax)、メロイドギネ・ハプラ(Meloidogyne hapla)、メロイドギネ・インコグニタ(Meloidogyne incognita)、メロイネマ属種(Meloinema spp.)、ナコッブス属種(Nacobbus spp.)、ネオチレンクス属種(Neotylenchus spp.)、パラロンギドルス属種(Paralongidorus spp.)、パラフェレンクス属種(Paraphelenchus spp.)、パラトリコドルス属種(Paratrichodorus spp.)、例えば、パラトリコドルス・ミノル(Paratrichodorus minor)、パラチレンクス属種(Paratylenchus spp.)、プラチレンクス属種(Pratylenchus spp.)、例えば、プラチレンクス・ペネトランス(Pratylenchus penetrans)、プセウドハレンクス属種(Pseudohalenchus spp.)、プシレンクス属種(Psilenchus spp.)、プンクトデラ属種(Punctodera spp.)、クイニスルシウス属種(Quinisulcius spp.)、ラドホルス属種(Radopholus spp.)、例えば、ラドホルス・シトロフィルス(Radopholus citrophilus)、ラドホルス・シミリス(Radopholus similis)、ロチレンクルス属種(Rotylenchulus spp.)、ロチレンクス属種(Rotylenchus spp.)、スクテロネマ属種(Scutellonema spp.)、スバングイナ属種(Subanguina spp.)、トリコドルス属種(Trichodorus spp.)、例えば、トリコドルス・オブツスス(Trichodorus obtusus)、トリコドルス・プリミチブス(Trichodorus primitivus)、チレンコリンクス属種(Tylenchorhynchus spp.)、例えば、チレンコリンクス・アンヌラツス(Tylenchorhynchus annulatus)、チレンクルス属種(Tylenchulus spp.)、例えば、チレンクルス・セミペネトランス(Tylenchulus semipenetrans)、キシフィネマ属種(Xiphinema spp.)、例えば、キシフィネマ・インデキス(Xiphinema index)。
本発明は、さらに、式(I)の少なくとも1種類の化合物を含んでいる、有害生物防除剤としての製剤およびその製剤から調製される使用形態[例えば、潅注液、滴下液および散布液]にも関する。場合により、該使用形態は、さらなる有害生物防除剤、および/または、作用を向上させるアジュバント、例えば、浸透剤、例えば、植物油(例えば、ナタネ油、ヒマワリ油)、鉱油(例えば、パラフィン油)、植物性脂肪酸アルキルエステル(例えば、ナタネ油メチルエステルまたはダイズ油メチルエステル)、または、アルカノールアルコキシレート類、および/または、展着剤、例えば、アルキルシロキサン類および/または塩、例えば、有機または無機のアンモニウム塩またはホスホニウム塩(例えば、硫酸アンモニウムまたはリン酸水素二アンモニウム)、および/または、保持促進剤(retention promoter)(例えば、スルホコハク酸ジオクチルまたはヒドロキシプロピルグアーポリマー)、および/または、湿潤剤(例えば、グリセロール)、および/または、肥料(例えば、アンモニウム含有肥料、カリウム含有肥料またはリン含有肥料)を含有する。
式(I)の化合物は、例えば、作用スペクトルを拡大するために、作用の期間を長くするために、作用速度を増大させるために、忌避性を防止するために、または、抵抗性の発達を防止するために、1種類以上の適切な殺菌剤、殺細菌剤、殺ダニ剤、軟体動物駆除剤、殺線虫剤、殺虫剤、微生物剤(microbiological agent)、有益生物、除草剤、肥料、鳥忌避剤、植物強化剤(phytotonic)、不妊剤、薬害軽減剤、情報化学物質および/または植物成長調節剤との混合物において使用することもできる。さらに、この種の活性化合物組合せは、植物の成長を向上させることが可能であり、および/または、非生物的要因(例えば、高温または低温)に対する耐性、渇水に対する耐性または水中もしくは土壌中の塩分の含有量の上昇に対する耐性を向上させることが可能である。さらにまた、開花性能および結果性能を改善することも可能であり、発芽能力および根の発達を最適化することも可能であり、収穫を容易にすることも可能であり、収穫高を向上させることも可能であり、成熟に影響を及ぼすことも可能であり、収穫された生産物の品質および/もしくは栄養価を向上させることも可能であり、収穫された生産物の貯蔵寿命を長くすることも可能であり、ならびに/または、収穫された生産物の加工性を改善することも可能である。
本明細書中において「一般名」によって特定されている有効成分は、既知であり、そして、例えば、「“The Pesticide Manual”, 16th ed., British Crop Protection Council 2012」に記載されているか、または、インターネット上で検索することができる(例えば、「http://www.alanwood.net/pesticides」)。
カーバメート系、例えば、アラニカルブ、アルジカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、ホルメタネート、フラチオカルブ、イソプロカルブ、メチオカルブ、メソミル、メトルカルブ、オキサミル、ピリミカーブ、プロポクスル、チオジカルブ、チオファノックス、トリアザメート、トリメタカルブ、XMC、および、キシリルカルブ;または、
有機リン酸エステル系、例えば、アセフェート、アザメチホス、アジンホス−エチル、アジンホス−メチル、カズサホス、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス(chloropyrifos)、クロルピリホス−メチル(chloropyrifos−methyl)、クマホス、シアノホス、ジメトン−S−メチル、ダイアジノン、ジクロルボス/DDVP、ジクロトホス、ジメトエート、ジメチルビンホス、ダイスルホトン、EPN、エチオン、エトプロホス、ファムフール、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンチオン、ホスチアゼート、ヘプテノホス、イミシアホス、イソフェンホス、O−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチル酸イソプロピル、イソキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタミドホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシジメトン−メチル、パラチオン、パラチオン−メチル、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホキシム、ピリミホス−メチル、プロフェノホス、プロペタムホス、プロチオホス、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、キナルホス、スルホテップ、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホン、および、バミドチオン。
シクロジエン−有機塩素系、例えば、クロルダン、および、エンドスルファン;または、
フェニルピラゾール系(フィプロール系)、例えば、エチプロール、および、フィプロニル。
ピレスロイド系、例えば、アクリナトリン、アレスリン、d−シス−トランスアレスリン、d−トランスアレスリン、ビフェントリン、ビオアレスリン、ビオアレスリン s−シクロペンテニル異性体、ビオレスメトリン、シクロプロトリン、シフルトリン、ベータ−シフルトリン、シハロトリン、ラムダ−シハロトリン、ガンマ−シハロトリン、シペルメトリン、アルファ−シペルメトリン、ベータ−シペルメトリン、シータ−シペルメトリン、ゼータ−シペルメトリン、シフェノトリン[(1R)−トランス異性体]、デルタメトリン、エムペントリン[(EZ)−(1R)異性体]、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、フルメトリン、タウ−フルバリネート、ハルフェンプロックス、イミプロトリン、カデトリン、モンフルオロトリン、ペルメトリン、フェノトリン[(1R)−トランス異性体]、プラレトリン、ピレトリン類(除虫菊(pyrethrum))、レスメトリン、シラフルオフェン、テフルトリン、テトラメトリン、テトラメトリン[(1R)異性体]、トラロメトリン、および、トランスフルトリン;または、
DDT;または、メトキシクロル。
ネオニコチノイド系、例えば、アセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、ニテンピラム、チアクロプリド、および、チアメトキサム;または、
ニコチン;または、
スルホキサフロル、または、フルピラジフロン。
スピノシン系、例えば、スピネトラム、および、スピノサド。
アベルメクチン系/ミルベマイシン系、例えば、アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチン、および、ミルベメクチン。
幼若ホルモン類似体、例えば、ハイドロプレン、キノプレン、および、メトプレン;または、
フェノキシカルブ;または、ピリプロキシフェン。
ハロゲン化アルキル系、例えば、臭化メチル、および、別のハロゲン化アルキル;または、
クロロピクリン;または、フッ化スルフリル;または、ホウ砂;または、吐酒石。
ピメトロジン;または、フロニカミド。
クロフェンテジン、ヘキシチアゾクス、および、ジフロビダジン;または、
エトキサゾール。
バシルス・ツリンギエンシス・亜種・イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis subspecies israelensis)、バシルス・スファエリクス(Bacillus sphaericus)、バシルス・ツリンギエンシス・亜種・アイザワイ(Bacillus thuringiensis subspecies aizawai)、バシルス・ツリンギエンシス・亜種・クルスタキ(Bacillus thuringiensis subspecies kurstaki)、バシルス・ツリンギエンシス・亜種・テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subspecies tenebrionis)、および、BT植物タンパク質:Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1Fa、Cry2Ab、mCry3A、Cry3Ab、Cry3Bb、Cry34/35Ab1。
ジアフェンチウロン;または、
有機スズ化合物、例えば、アゾシクロチン、シヘキサチン、および、酸化フェンブタスズ;または、
プロパルギット;または、テトラジホン。
クロルフェナピル、DNOC、および、スルフルラミド。
ベンスルタップ、カルタップ塩酸塩、チオシクラム、および、チオスルタップ−ナトリウム。
ビストリフルロン、クロルフルアズロン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロン、ノビフルムロン、テフルベンズロン、および、トリフルムロン。
ブプロフェジン。
シロマジン。
クロマフェノジド、ハロフェノジド、メトキシフェノジド、および、テブフェノジド。
アミトラズ。
ヒドラメチルノン;または、アセキノシル;または、フルアクリピリム。
METI殺ダニ剤、例えば、フェナザキン、フェンピロキシメート、ピリミジフェン、ピリダベン、テブフェンピラド、および、トルフェンピラド;または、
ロテノン(Derris)。
インドキサカルブ;または、メタフルミゾン。
テトロン酸誘導体およびテトラミン酸誘導体、例えば、スピロジクロフェン、スピロメシフェン、および、スピロテトラマト。
ホスフィン系、例えば、リン化アルミニウム、リン化カルシウム、ホスフィン、および、リン化亜鉛;または、
シアン化物。
シエノピラフェン、および、シフルメトフェン。
ジアミド系、例えば、クロラントラニリプロール、シアントラニルプロール、および、フルベンジアミド。
本明細書中において「一般名」によって特定されている活性成分は、既知であり、そして、例えば、「Pesticide Manual」に記載されているか、または、インターネット上に記載されている(例えば、「http://www.alanwood.net/pesticides)」)。
2−メチルピリジン−3−イル}−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.111)N’−{5−ブロモ−6−[(トランス−4−イソプロピルシクロヘキシル)オキシ]−2−メチルピリジン−3−イル}−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.112)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(2−イソプロピルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.113)N−シクロプロピル−N−(2−シクロプロピルベンジル)−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.114)N−(2−tert−ブチルベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.115)N−(5−クロロ−2−エチルベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.116)N−(5−クロロ−2−イソプロピルベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.117)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−N−(2−エチル−5−フルオロベンジル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.118)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(5−フルオロ−2−イソプロピルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.119)N−シクロプロピル−N−(2−シクロプロピル−5−フルオロベンジル)−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.120)N−(2−シクロペンチル−5−フルオロベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.121)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(2−フルオロ−6−イソプロピルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.122)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−N−(2−エチル−5−メチルベンジル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.123)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(2−イソプロピル−5−メチルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.124)N−シクロプロピル−N−(2−シクロプロピル−5−メチルベンジル)−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.125)N−(2−tert−ブチル−5−メチルベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.126)N−[5−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ベンジル]−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.127)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−N−[5−メチル−2−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.128)N−[2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ベンジル]−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.129)N−[3−クロロ−2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)ベンジル]−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.130)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−N−(2−エチル−4,5−ジメチルベンジル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.131)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(2−イソプロピルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボチオアミド、(15.132)N’−(2,5−ジメチル−4−フェノキシフェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.133)N’−{4−[(4,5−ジクロロ−1,3−チアゾール−2−イル)オキシ]−2,5−ジメチルフェニル}−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.134)N−(4−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.135)9−フルオロ−2,2−ジメチル−5−(キノリン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾオキサアゼピン、(15.136)2−{2−フルオロ−6−[(8−フルオロ−2−メチルキノリン−3−イル)オキシ]フェニル}プロパン−2−オール、(15.137)2−{2−[(7,8−ジフルオロ−2−メチルキノリン−3−イル)オキシ]−6−フルオロフェニル}プロパン−2−オール、(15.138)4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.139)4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.140)4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.141)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.142)N−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.143)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−ブロモフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.144)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.145)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−クロロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.146)N−(2−ブロモフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.147)4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2−クロロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.148)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.149)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.150)N’−(4−{3−[(ジフルオロメチル)スルファニル]フェノキシ}−2,5−ジメチルフェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.151)N’−(2,5−ジメチル−4−{3−[(1,1,2,2−テトラフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.152)N’−(2,5−ジメチル−4−{3−[(2,2,2−トリフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.153)N’−(2,5−ジメチル−4−{3−[(2,2,3,3−テトラフルオロプロピル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.154)N’−(2,5−ジメチル−4−{3−[(ペンタフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.155)N’−(4−{[3−(ジフルオロメトキシ)フェニル]スルファニル}−2,5−ジメチルフェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.156)N’−(2,5−ジメチル−4−{[3−(1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.157)N’−(2,5−ジメチル−4−{[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.158)N’−(2,5−ジメチル−4−{[3−(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.159)N’−(2,5−ジメチル−4−{[3−(ペンタフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.160)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{5−[2−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.161)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{5−[2−フルオロ−6−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.162)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{5−[2−クロロ−6−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.163)2−{3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}フェニルメタンスルホネート、(15.164)2−{3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}−3−クロロフェニルメタンスルホネート、(15.165)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{(5S)−5−[2−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.166)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{(5R)−5−[2−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.167)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{(5S)−5−[2−フルオロ−6−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.168)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{(5R)−5−[2−フルオロ−6−(プロパ−2−イ
ン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.169)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{(5S)−5−[2−クロロ−6−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.170)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{(5R)−5−[2−クロロ−6−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.171)2−{(5S)−3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}フェニルメタンスルホネート、(15.172)2−{(5R)−3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}フェニルメタンスルホネート、(15.173)2−{(5S)−3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}−3−クロロフェニルメタンスルホネート、(15.174)2−{(5R)−3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}−3−クロロフェニルメタンスルホネート。
式(I)の化合物は、生物学的有害生物防除剤と組み合わせることができる。
バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株FZB42(DSM 231179)、または、バシルス・セレウス(Bacillus cereus)、特に、バシルス・セレウス(B. cereus)株CNCM I−1562、または、バシルス・フィルムス(Bacillus firmus)株I−1582(受託番号 CNCM I−1582)、または、バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株GB34(受託番号 ATCC 700814)および株QST2808(受託番号 NRRL B−30087)、または、バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株GB03(受託番号 ATCC SD−1397)、または、バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株QST713(受託番号 NRRL B−21661)、または、バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株OST 30002(受託番号 NRRL B−50421)、バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)、特に、バシルス・ツリンギエンシス 亜種 イスラエレンシス(B. thuringiensis subspecies israelensis)(抗原型 H−14)株AM65−52(受託番号 ATCC 1276)、または、バシルス・ツリンギエンシス 亜種 アイザワイ(B. thuringiensis subsp. aizawai)、特に、株ABTS−1857(SD−1372)、または、バシルス・ツリンギエンシス 亜種 クルスタキ(B. thuringiensis subsp. kurstaki)株HD−1、または、バシルス・ツリンギエンシス 亜種 テネブリオニス(B. thuringiensis subsp. tenebrionis)株NB 176(SD−5428)、パステウリア・ペネトランス(Pasteuria penetrans)、パステウリア属種(Pasteuria spp.)(ロチレンクルス・レニホルミス(Rotylenchulus reniformis)線虫)−PR3(受託番号 ATCC SD−5834)、ストレプトミセス・ミクロフラブス(Streptomyces microflavus)株AQ6121(= QRD 31.013、NRRL B−50550)、ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)株AQ 6047(受託番号 NRRL 30232)。
ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)、特に、株ATCC 74040、コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)、特に、株CON/M/91−8(受託番号 DSM−9660)、レカニシリウム属種(Lecanicillium spp.)、特に、株HRO LEC 12、レカニシリウム・レカニイ(Lecanicillium lecanii)(以前は、ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii))として知られていた)、特に、株KV01、メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)、特に、株F52(DSM3884/ ATCC 90448)、メトスクニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)、特に、株NRRL Y−30752、パエシロミセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(新:イサリア・フモソロセア(Isaria fumosorosea))、特に、株IFPC 200613または株Apopka 97(受託番号 ATCC 20874)、パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)、特に、パエシロミセス・リラシヌス(P. lilacinus)株251(AGAL 89/030550)、タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)、特に、株V117b、トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、特に、株SC1(受託番号 CBS 122089)、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、特に、トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(T. harzianum rifai)T39(受託番号 CNCM I−952)。
リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana)顆粒病ウイルス(GV)、コドリンガ(Cydia pomonella)顆粒病ウイルス(GV)、オオタバコガ(Helicoverpa armigera)核多角体病ウイルス(NPV)、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)mNPV、ツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)mNPV、エジプトヨトウ(African cotton leafworm)(Spodoptera littoralis)NPV。
アグロバクテリウム属種(Agrobacterium spp.)、アゾリゾビウム・カウリノダンス(Azorhizobium caulinodans)、アゾスピリルム属種(Azospirillum spp.)、アゾトバクテル属種(Azotobacter spp.)、ブラジリゾビウム属種(Bradyrhizobium spp.)、ブルクホルデリア属種(Burkholderia spp.)、特に、ブルクホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)(以前は、プセウドモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)として知られていた)、ギガスポラ属種(Gigaspora spp.)またはギガスポラ・モノスポルム(Gigaspora monosporum)、グロムス属種(Glomus spp.)、ラッカリア属種(Laccaria spp.)、ラクトバシルス・ブクネリ(Lactobacillus buchneri)、パラグロムス属種(Paraglomus spp.)、ピソリツス・チンクトルス(Pisolithus tinctorus)、プセウドモナス属種(Pseudomonas spp.)、リゾビウム属種(Rhizobium spp.)、特に、リゾビウム・トリホリイ(Rhizobium trifolii)、リゾポゴン属種(Rhizopogon spp.)、スクレロデルマ属種(Scleroderma spp.)、スイルス属種(Suillus spp.)、ストレプトミセス(Streptomyces spp.)。
ニンニク(Allium sativum)、ニガヨモギ(Artemisia absinthium)、アザジラクチン(azadirachtin)、Biokeeper WP、カッシア・ニグリカンス(Cassia nigricans)、セラストルス・アングラツス(Celastrus angulatus)、アメリカアリタソウ(Chenopodium anthelminticum)、キチン、Armour−Zen、セイヨウオシダ(Dryopteris filix−mas)、スギナ(Equisetum arvense)、Fortune Aza、Fungastop、Heads Up(キノア(Chenopodium quinoa)サポニン抽出物)、除虫菊(Pyrethrum/Pyrethrins)、スリナムニガキ(Quassia amara)、コナラ属(Quercus)、キラヤ属(Quillaja)、Regalia、「RequiemTM Insecticide」、ロテノン、リアニア/リアノジン、ヒレハリソウ(Symphytum officinale)、ヨモギギク(Tanacetum vulgare)、チモール、Triact 70、TriCon、キンレンカ(Tropaeulum majus)、セイヨウイラクサ(Urtica dioica)、Veratrin、セイヨウヤドリギ(Viscum album)、アブラナ科(Brassicaceae)抽出物、特に、ナタネ粉末またはカラシナ粉末。
式(I)の化合物は、薬害軽減剤、例えば、ベノキサコール、クロキントセット(−メキシル)、シオメトリニル、シプロスルファミド、ジクロルミド、フェンクロラゾール(−エチル)、フェンクロリム、フルラゾール、フルキソフェニム、フリラゾール、イソキサジフェン(−エチル)、メフェンピル(−ジエチル)、ナフタル酸無水物、オキサベトリニル、2−メトキシ−N−({4−[(メチルカルバモイル)アミノ]フェニル}スルホニル)ベンズアミド(CAS 129531−12−0)、4−(ジクロロアセチル)−1−オキサ−4−アザスピロ[4.5]デカン(CAS 71526−07−3)、2,2,5−トリメチル−3−(ジクロロアセチル)−1,3−オキサゾリジン(CAS 52836−31−4)などと組み合わせることができる。
本発明に従って、全ての植物および植物の部分を処理することができる。ここで、植物は、望ましいおよび望ましくない野生植物または作物植物(天然に発生している作物植物を包含する)のような全ての植物および植物個体群、例えば、穀類(コムギ、イネ、ライコムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク)、トウモロコシ、ダイズ、ジャガイモ、テンサイ、サトウキビ、トマト、ピーマンおよびトウガラシ、キュウリ、メロン、ニンジン、スイカ、タマネギ、レタス、ホウレンソウ、リーキ、インゲンマメ、アブラナ科アブラナ属の植物(Brassica oleracea)(例えば、キャベツ)、エンドウマメおよび他の野菜種、ワタ、タバコ、ナタネ、ならびに、さらに、果実植物(果実のリンゴ、ナシ、柑橘類果実を有するものおよびブドウの木)などを意味するものと理解される。作物植物は、慣習的な育種法と最適化法によって得ることができる植物であり得るか、または、生物工学的方法と遺伝子工学的方法によって得ることができる植物であり得るか、または、前記方法の組合せによって得ることができる植物であることができる。そのような作物植物には、トランスジェニック植物も包含され、また、植物育種家の権利によって保護され得る植物品種または保護され得ない植物品種も包含される。植物は、植物の全ての成育段階、例えば、種子、挿穂(cutting)、および、幼植物(未成熟植物)から成熟した植物までを、意味するものと理解されるべきである。植物の部分は、苗条、葉、花および根などの、植物の地上部および地下部の全ての部分および器官を意味するものと理解されるべきであり、挙げられる例は、葉、針状葉、茎、幹、花、子実体、果実および種子、ならびに、さらに、根、塊茎および根茎などである。収穫物(収穫された植物または植物の部分)、ならびに、栄養繁殖器官(vegetative propagation material)および生殖繁殖器官(generative propagation material)、例えば、挿穂(cutting)、塊茎、根茎、かき苗(slip)および種子なども、植物の部分に包含される。
特に有利で有益な特性(「形質」)を植物に付与する遺伝物質を遺伝子修飾を介して受け取った全ての植物は、本発明に従って処理される好ましいトランスジェニック植物または植物品種(遺伝子工学により得られたもの)に包含される。そのような特性の例は、植物の向上した生育、高温または低温に対する向上した耐性、渇水または水中もしくは土壌中に含まれる塩分のレベルに対する向上した耐性、高められた開可能力、向上した収穫の容易性、促進された成熟、増加した収穫量、収穫された生産物の向上した品質および/または向上した栄養価、収穫された生産物の向上した貯蔵性および/または改善された加工性などである。そのような特性のさらに別の特に重要な例は、害虫および有害微生物に対する(例えば、昆虫類、クモ形類動物、線虫類、ダニ類、ナメクジ類およびカタツムリ類に対する)植物の向上した抵抗性、例えば、植物体内で形成された毒素による、特に、バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する遺伝物質[例えば、遺伝子CryIA(a)、CryIA(b)、CryIA(c)、CryIIA、CryIIIA、CryIIIB2、Cry9c、Cry2Ab、Cry3BbおよびCryIFならびにそれらの組合せ]によって植物体内で形成された毒素による、害虫および有害微生物に対する(例えば、昆虫類、クモ形類動物、線虫類、ダニ類、ナメクジ類およびカタツムリ類に対する)植物の向上した抵抗性、さらに、植物病原性の菌類、細菌類および/またはウイルス類に対する植物の向上した抵抗性、例えば、全身獲得抵抗性(SAR)、システミン(systemin)、フィトアレキシン、誘導因子ならびに抵抗性遺伝子とそれにより発現されるタンパク質および毒素による、植物病原性の菌類、細菌類および/またはウイルス類に対する植物の向上した抵抗性、および、さらに、特定の除草活性化合物(例えば、イミダゾリノン系、スルホニル尿素系、グリホセート類またはホスフィノトリシン)に対する植物の向上した耐性である(例えば、「PAT」遺伝子)。望まれる当該特性(「形質」)を付与する遺伝子は、トランスジェニック植物体内で、互いに組み合わせて存在させることも可能である。トランスジェニック植物の例としては、重要な作物植物、例えば、穀類(コムギ、イネ、ライコムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク)、トウモロコシ、ダイズ、ジャガイモ、テンサイ、サトウキビ、トマト、エンドウマメおよび他の野菜種、ワタ、タバコ、ナタネ、ならびに、さらに、果実植物(果実のリンゴ、ナシ、柑橘類果実およびブドウを有するもの)などを挙げることができ、トウモロコシ、ダイズ、コムギ、イネ、ジャガイモ、ワタ、サトウキビ、タバコおよびナタネは特に重要である。特に重要な特性(「形質」)は、昆虫類、クモ形類動物、線虫類ならびにナメクジ類およびカタツムリ類に対する植物の向上した抵抗性である。
植物および植物の部分は、慣習的な処理方法を用いて、例えば、浸漬、散布、噴霧、潅漑、気化、散粉、煙霧、ばらまき、泡状化、塗布、拡散(spreading−on)、注入、潅水(潅注(drenching))、点滴潅漑などによって、式(I)の化合物で直接的に処理するか、または、該化合物を植物および植物の部分の周囲、生息環境もしくは貯蔵空間に作用させることによって処理し、また、繁殖器官(propagation material)の場合、特に種子の場合は、さらに、乾式種子処理、液体種子処理、スラリー処理によっても処理し、被覆、1以上の被膜によるコーティングなどによっても処理する。さらに、式(I)の化合物を微量散布法(ultra−low volume method)によって施用することも可能であり、または、該施用形態もしくは式(I)の化合物自体を土壌中に注入することも可能である。
植物の種子を処理することによる害虫の防除は、長い間知られており、継続的に改良が加えられている。それにもかかわらず、種子の処理においては、必ずしも満足のいくように解決することができるわけではない一連の問題が生じる。かくして、植物の貯蔵中、播種後または出芽後に有害生物防除剤を追加で施用することを不要とするかまたは少なくとも著しく低減させるような、種子および発芽中の植物を保護する方法を開発することは望ましい。さらに、使用する活性成分によって植物自体に損傷を引き起こすことなく、害虫による攻撃から種子および発芽中の植物が最適に保護されるように、使用する活性成分の量を最適化することも望ましい。特に、種子を処理する方法では、有害生物防除剤に対する最小限の費用で、種子および発芽中の植物の最適な保護を達成するために、害虫抵抗性トランスジェニック植物または害虫耐性トランスジェニック植物の内因性の殺虫特性または殺線虫特性も考慮に入れるべきである。
動物衛生の分野、即ち、獣医学の分野においては、式(I)の化合物は、動物寄生生物に対して、特に、外部寄生生物または内部寄生生物に対して、活性を示す。「内部寄生生物」という用語は、特に、蠕虫類および原生動物(例えば、コクシジウム)を包含する。外部寄生生物は、典型的には、および、好ましくは、節足動物、特に、昆虫類およびダニ類である。
アノプルリダ目(Anoplurida)の、例えば、ハエマトピヌス属種(Haematopinus spp.)、リノグナツス属種(Linognathus spp.)、ペジクルス属種(Pediculus spp.)、プチルス属種(Phtirus spp.)、ソレノポテス属種(Solenopotes spp.); マロファギダ目(Mallophagida)ならびにアムブリセリナ亜目(Amblycerina)およびイスクノセリナ亜目(Ischnocerina)の、例えば、トリメノポン属種(Trimenopon spp.)、メノポン属種(Menopon spp.)、トリノトン属種(Trinoton spp.)、ボビコラ属種(Bovicola spp.)、ウェルネキエラ属種(Werneckiella spp.)、レピケントロン属種(Lepikentron spp.)、ダマリナ属種(Damalina spp.)、トリコデクテス属種(Trichodectes spp.)、フェリコラ属種(Felicola spp.); 双翅目(Diptera)ならびにネマトセリナ亜目(Nematocerina)およびブラキセリナ亜目(Brachycerina)の、例えば、アエデス属種(Aedes spp.)、アノフェレス属種(Anopheles spp.)、クレキス属種(Culex spp.)、シムリウム属種(Simulium spp.)、エウシムリウム属種(Eusimulium spp.)、フレボトムス属種(Phlebotomus spp.)、ルトゾミイヤ属種(Lutzomyia spp.)、クリコイデス属種(Culicoides spp.)、クリソプス属種(Chrysops spp.)、オダグミア属種(Odagmia spp.)、ウィルヘルミア属種(Wilhelmia spp.)、ヒボミトラ属種(Hybomitra spp.)、アチロツス属種(Atylotus spp.)、タバヌス属種(Tabanus spp.)、ハエマトポタ属種(Haematopota spp.)、フィリポミイア属種(Philipomyia spp.)、ブラウラ属種(Braula spp.)、ムスカ属種(Musca spp.)、ヒドロタエア属種(Hydrotaea spp.)、ストモキス属種(Stomoxys spp.)、ハエマトビア属種(Haematobia spp.)、モレリア属種(Morellia spp.)、ファンニア属種(Fannia spp.)、グロシナ属種(Glossina spp.)、カリホラ属種(Calliphora spp.)、ルシリア属種(Lucilia spp.)、クリソミイア属種(Chrysomyia spp.)、ウォールファールチア属種(Wohlfahrtia spp.)、サルコファガ属種(Sarcophaga spp.)、オエストルス属種(Oestrus spp.)、ヒポデルマ属種(Hypoderma spp.)、ガステロフィルス属種(Gasterophilus spp.)、ヒポボスカ属種(Hippobosca spp.)、リポプテナ属種(Lipoptena spp.)、メロファグス属種(Melophagus spp.)、リノエストルス属種(Rhinoestrus spp.)、チプラ属種(Tipula spp.); ノミ目(Siphonapterida)の、例えば、プレキス属種(Pulex spp.)、クテノセファリデス属種(Ctenocephalides spp.)、ツンガ属種(Tunga spp.)、キセノプシラ属種(Xenopsylla spp.)、セラトフィルス属種(Ceratophyllus spp.);
ヘテロプテリダ目(Heteropterida)の、例えば、シメキス属種(Cimex spp.)、トリアトマ属種(Triatoma spp.)、ロドニウス属種(Rhodnius spp.)、パンストロンギルス属種(Panstrongylus spp.);ならびに、さらに、ゴキブリ目(Blattarida)の有害害虫および衛生害虫。
ダニ亜綱(Acari(Acarina))およびメタスチグマタ目(Metastigmata)の、例えば、ヒメダニ科(Argasidae)の、例えば、アルガス属種(Argas spp.)、オルニトドルス属種(Ornithodorus spp.)、オトビウス属種(Otobius spp.)、マダニ科(Ixodidae)の、例えば、イキソデス属種(Ixodes spp.)、アンブリオンマ属種(Amblyomma spp.)、リピセファルス(ボオフィルス)属種(Rhipicephalus(Boophilus) spp.)、デルマセントル属種(Dermacentor spp.)、ハエマフィサリス属種(Haemaphysalis spp.)、ヒアロンマ属種(Hyalomma spp.)、リピセファルス属種(Rhipicephalus spp.)(多宿主ダニの原属); メソスチグマタ目(Mesostigmata)の、例えば、デルマニスス属種(Dermanyssus spp.)、オルニトニスス属種(Ornithonyssus spp.)、プネウモニスス属種(Pneumonyssus spp.)、ライリエチア属種(Raillietia spp.)、プネウモニスス属種(Pneumonyssus spp.)、ステルノストマ属種(Sternostoma spp.)、バロア属種(Varroa spp.)、アカラピス属種(Acarapis spp.); アクチネジダ目(Actinedida(Prostigmata))の、例えば、アカラピス属種(Acarapis spp.)、ケイレチエラ属種(Cheyletiella spp.)、オルニトケイレチア属種(Ornithocheyletia spp.)、ミオビア属種(Myobia spp.)、プソレルガテス属種(Psorergates spp.)、デモデキス属種(Demodex spp.)、トロムビクラ属種(Trombicula spp.)、ネオトロムビクラ属種(Neotrombiculla spp.)、リストロホルス属種(Listrophorus spp.);および、アカリジダ目(Acaridida(Astigmata))の、例えば、アカルス属種(Acarus spp.)、チロファグス属種(Tyrophagus spp.)、カログリフス属種(Caloglyphus spp.)、ヒポデクテス属種(Hypodectes spp.)、プテロリクス属種(Pterolichus spp.)、プソロプテス属種(Psoroptes spp.)、コリオプテス属種(Chorioptes spp.)、オトデクテス属種(Otodectes spp.)、サルコプテス属種(Sarcoptes spp.)、ノトエドレス属種(Notoedres spp.)、クネミドコプテス属種(Knemidocoptes spp.)、シトジテス属種(Cytodites spp.)、ラミノシオプテス属種(Laminosioptes spp.)。
鞭毛虫亜門(Mastigophora)(鞭毛虫類(Flagellata))、例えば、トリパノソーマ科(Trypanosomatidae)、例えば、トリパノソーマ.b.・ブルセイ(Trypanosoma b. brucei)、トリパノソーマ.b.・ガムビエンセ(T.b. gambiense)、トリパノソーマ.b.・ロデシエンセ(T.b. rhodesiense)、トリパノソーマ・コンゴレンセ(T. congolense)、トリパノソーマ・クルジ(T. cruzi)、トリパノソーマ・エバンシ(T. evansi)、トリパノソーマ・エクイヌム(T. equinum)、トリパノソーマ・レウィシ(T. lewisi)、トリパノソーマ・ペルカエ(T. percae)、トリパノソーマ・シミアエ(T. simiae)、トリパノソーマ・ビバキス(T. vivax)、レイスマニア・ブラシリエンシス(Leishmania brasiliensis)、レイスマニア・ドノバニ(L. donovani)、レイスマニア・トロピカ(L. tropica);例えば、トリコモナス科(Trichomonadidae)、例えば、ギアルジア・ラムブリア(Giardia lamblia)、ギアルジア・カニス(G. canis);
有毛根足虫亜門(Sarcomastigophora)(根足虫類(Rhizopoda));例えば、エントアメーバ科(Entamoebidae)、例えば、エンタモエバ・ヒストリチカ(Entamoeba histolytica); ハルトマネリダエ科(Hartmanellidae)、例えば、アカンタモエバ属種(Acanthamoeba sp.)、ハルマレラ属種(Harmanella sp.);
アピコンプレックス門(Apicomplexa)(胞子虫類(Sporozoa))、例えば、エイメリア科(Eimeridae)、例えば、エイメリア・アセルブリナ(Eimeria acervulina)、エイメリア・アデノイデス(E. adenoides)、エイメリア・アラバメンシス(E. alabamensis)、エイメリア・アナチス(E. anatis)、エイメリア・アンセリナ(E. anserina)、エイメリア・アルロインギ(E. arloingi)、エイメリア・アシャタ(E. ashata)、エイメリア・アウブルネンシス(E. auburnensis)、エイメリア・ボビス(E. bovis)、エイメリア・ブルネッチ(E. brunetti)、エイメリア・カニス(E. canis)、エイメリア・キンキラエ(E. chinchillae)、エイメリア・クルペアルム(E. clupearum)、エイメリア・コルムバエ(E. columbae)、エイメリア・コントルタ(E. contorta)、エイメリア・クランダリス(E. crandalis)、エイメリア・デブリエクキ(E. debliecki)、エイメリア・ジスペルサ(E. dispersa)、エイメリア・エリプソイダレス(E. ellipsoidales)、エイメリア・ファルシホルミス(E. falciformis)、エイメリア・ファウレイ(E. faurei)、エイメリア・フラベセンス(E. flavescens)、エイメリア・ガロパボニス(E. gallopavonis)、エイメリア・ハガニ(E. hagani)、エイメリア・インテスチナリス(E. intestinalis)、エイメリア・イロクオイナ(E. iroquoina)、エイメリア・イレシズア(E. irresidua)、エイメリア・ラベアナ(E. labbeana)、エイメリア・レウカルチ(E. leucarti)、エイメリア・マグナ(E. magna)、エイメリア・マキシマ(E. maxima)、エイメリア・メジア(E. media)、エイメリア・メレアグリジス(E. meleagridis)、エイメリア・メレアグリミチス(E. meleagrimitis)、エイメリア・ミチス(E. mitis)、エイメリア・ネカトリキス(E. necatrix)、エイメリア・ニナコーリアキモバエ(E. ninakohlyakimovae)、エイメリア・オビス(E. ovis)、エイメリア・パルバ(E. parva)、エイメリア・パボニス(E. pavonis)、エイメリア・ペルホランス(E. perforans)、エイメリア・ファサニ(E. phasani)、エイメリア・ピリホルミス(E. piriformis)、エイメリア・プラエコキス(E. praecox)、エイメリア・レシズア(E. residua)、エイメリア・スカブラ(E. scabra)、エイメリア属種(E. spec.)、エイメリア・スチエダイ(E. stiedai)、エイメリア・スイス(E. suis)、エイメリア・テネラ(E. tenella)、エイメリア・ツルンカタ(E. truncata)、エイメリア・ツルッタエ(E. truttae)、エイメリア・ズエルニイ(E. zuernii)、グロビジウム属種(Globidium spec.)、イソスポラ・ベリ(Isospora belli)、イソスポラ・カニス(I. canis)、イソスポラ・フェリス(I. felis)、イソスポラ・オヒオエンシス(I. ohioensis)、イソスポラ・リボルタ(I. rivolta)、イソスポラ属種(I. spec.)、イソスポラ・スイス(I. suis)、シスチソスポラ属種(Cystisospora spec.)、クリプトスポリジウム属種(Cryptosporidium spec.)、特に、クリプトスポリジウム・パルブム(C. parvum);例えば、トキソプラズマ科(Toxoplasmadidae)、例えば、トキソプラズマ・ゴンジイ(Toxoplasma gondii)、ハモンジア・ヘイドルニイ(Hammondia heydornii)、ネオスポラ・カニヌム(Neospora caninum)、ベスノイチア・ベスノイチイ(Besnoitia besnoitii);例えば、肉胞子虫科(Sarcocystidae)、例えば、サルコシスチス・ボビカニス(Sarcocystis bovicanis)、サルコシスチス・ボビホルミス(S. bovihominis)、サルコシスチス・オビカニス(S. ovicanis)、サルコシスチス・オビフェリス(S. ovifelis)、サルコシスチス・ネウロナ(S. neurona)、サルコシスチス属種(S. spec.)、サルコシスチス・スイホミニス(S. suihominis);例えば、レウコゾイダエ科(Leucozoidae)、例えば、レウコジトゾオン・シモンジ(Leucozytozoon simondi);例えば、プラスモディウム科(Plasmodiidae)、例えば、プラスモジウム・ベルゲイ(Plasmodium berghei)、プラスモジウム・ファルシパルム(P. falciparum)、プラスモジウム・マラリアエ(P. malariae)、プラスモジウム・オバレ(P. ovale)、プラスモジウム・ビバキス(P. vivax)、プラスモジウム属種(P. spec.);例えば、ピロプラズマ亜目(Piroplasmea)、例えば、バベシア・アルゲンチナ(Babesia argentina)、バベシア・ボビス(B. bovis)、バベシア・カニス(B. canis)、バベシア属種(B. spec.)、テイレリア・パルバ(Theileria parva)、テイレリア属種(Theileria spec.);例えば、アデレア亜目(Adeleina)、例えば、ヘパトゾオン・カニス(Hepatozoon canis)、ヘパトゾオン属種(H. spec.)。
単生綱(Monogenea):例えば:ギロダクチルス属種(Gyrodactylus spp.)、ダクチロギルス属種(Dactylogyrus spp.)、ポリストマ属種(Polystoma spp.);
条虫類(Cestodes):ギョウジョウチュウ目(Pseudophyllidea)の、例えば:ジフィロボトリウム属種(Diphyllobothrium spp.)、スピロメトラ属種(Spirometra spp.)、シストセファルス属種(Schistocephalus spp.)、リグラ属種(Ligula spp.)、ボトリジウム属種(Bothridium spp.)、ジフロゴノポルス属種(Diphlogonoporus spp.);
エンヨウジョウチュウ目(Cyclophyllide)の、例えば:メソセストイデス属種(Mesocestoides spp.)、アノプロセファラ属種(Anoplocephala spp.)、パラノプロセファラ属種(Paranoplocephala spp.)、モニエジア属種(Moniezia spp.)、チサノソマ属種(Thysanosoma spp.)、チサニエジア属種(Thysaniezia spp.)、アビテリナ属種(Avitellina spp.)、スチレシア属種(Stilesia spp.)、シトタエニア属種(Cittotaenia spp.)、アンジラ属種(Andyra spp.)、ベルチエラ属種(Bertiella spp.)、タエニア属種(Taenia spp.)、エキノコックス属種(Echinococcus spp.)、ヒダチゲラ属種(Hydatigera spp.)、ダバイネア属種(Davainea spp.)、ライリエチナ属種(Raillietina spp.)、ヒメノレピス属種(Hymenolepis spp.)、エキノレピス属種(Echinolepis spp.)、エキノコチレ属種(Echinocotyle spp.)、ジオルキス属種(Diorchis spp.)、ジピリジウム属種(Dipylidium spp.)、ジョイエウキシエラ属種(Joyeuxiella spp.)、ジプロピリジウム属種(Diplopylidium spp.);
吸虫類(Trematodes):二生亜綱(Digenea)の、例えば:ジプロストムム属種(Diplostomum spp.)、ポストジプロストムム属種(Posthodiplostomum spp.)、シストソマ属種(Schistosoma spp.)、トリコビルハルジア属種(Trichobilharzia spp.)、オルニトビルハルジア属種(Ornithobilharzia spp.)、アウストロビルハルジア属種(Austrobilharzia spp.)、ギガントビルハルジア属種(Gigantobilharzia spp.)、レウコクロリジウム属種(Leucochloridium spp.)、ブラキライマ属種(Brachylaima spp.)、エキノストマ属種(Echinostoma spp.)、エキノパリフィウム属種(Echinoparyphium spp.)、エキノカスムス属種(Echinochasmus spp.)、ヒポデラエウム属種(Hypoderaeum spp.)、ファシオラ属種(Fasciola spp.)、ファシオロイデス属種(Fascioloides spp.)、ファシオロプシス属種(Fasciolopsis spp.)、シクロコエルム属種(Cyclocoelum spp.)、チフロコエルム属種(Typhlocoelum spp.)、パラムフィストムム属種(Paramphistomum spp.)、カリコホロン属種(Calicophoron spp.)、コチロホロン属種(Cotylophoron spp.)、ギガントコチレ属種(Gigantocotyle spp.)、フィスコエデリウス属種(Fischoederius spp.)、ガストロチラクス属種(Gastrothylacus spp.)、ノトコチルス属種(Notocotylus spp.)、カタトロピス属種(Catatropis spp.)、プラギオルキス属種(Plagiorchis spp.)、プロストゴニムス属種(Prosthogonimus spp.)、ジクロコエリウム属種(Dicrocoelium spp.)、エウリトレマ属種(Eurytrema spp.)、トログロトレマ属種(Troglotrema spp.)、パラゴニムス属種(Paragonimus spp.)、コリリクルム属種(Collyriclum spp.)、ナノフィエツス属種(Nanophyetus spp.)、オピストルキス属種(Opisthorchis spp.)、クロノルキス属種(Clonorchis spp.)、メトルキス属種(Metorchis spp.)、ヘテロフィエス属種(Heterophyes spp.)、メタゴニムス属種(Metagonimus spp.);
線虫類:ベンチュウ目(Trichinellida)の、例えば:トリクリス属種(Trichuris spp.)、カピラリア属種(Capillaria spp.)、パラカピラリア属種(Paracapillaria spp.)、エウコレウス属種(Eucoleus spp.)、トリコモソイデス属種(Trichomosoides spp.)、トリキネラ属種(Trichinella spp.);
クキセンチュウ目(Tylenchida)の、例えば:ミクロネマ属種(Micronema spp.)、ストロンギロイデス属種(Strongyloides spp.);
カンセンチュウ目(Rhabditida)の、例えば:ストロンギルス属種(Strongylus spp.)、トリオドントホルス属種(Triodontophorus spp.)、オエソファゴドンツス属種(Oesophagodontus spp.)、トリコネマ属種(Trichonema spp.)、ギアロセファルス属種(Gyalocephalus spp.)、シリンドロファリンキス属種(Cylindropharynx spp.)、ポテリオストムム属種(Poteriostomum spp.)、シクロコセルクス属種(Cyclococercus spp.)、シリコステファヌス属種(Cylicostephanus spp.)、オエソファゴストムム属種(Oesophagostomum spp.)、カベルチア属種(Chabertia spp.)、ステファヌルス属種(Stephanurus spp.)、アンシロストマ属種(Ancylostoma spp.)、ウンシナリア属種(Uncinaria spp.)、ネカトル属種(Necator spp.)、ブノストムム属種(Bunostomum spp.)、グロボセファルス属種(Globocephalus spp.)、シンガムス属種(Syngamus spp.)、シアトストマ属種(Cyathostoma spp.)、メタストロンギルス属種(Metastrongylus spp.)、ジクチオカウルス属種(Dictyocaulus spp.)、ムエレリウス属種(Muellerius spp.)、プロトストロンギルス属種(Protostrongylus spp.)、ネオストロンギルス属種(Neostrongylus spp.)、シストカウルス属種(Cystocaulus spp.)、プネウモストロンギルス属種(Pneumostrongylus spp.)、スピコカウルス属種(Spicocaulus spp.)、エラホストロンギルス属種(Elaphostrongylus spp.)、パレラホストロンギルス属種(Parelaphostrongylus spp.)、クレノソマ属種(Crenosoma spp.)、パラクレノソマ属種(Paracrenosoma spp.)、オスレルス属種(Oslerus spp.)、アンギオストロンギルス属種(Angiostrongylus spp.)、アエルロストロンギルス属種(Aelurostrongylus spp.)、フィラロイデス属種(Filaroides spp.)、パラフィラロイデス属種(Parafilaroides spp.)、トリコストロンギルス属種(Trichostrongylus spp.)、ハエモンクス属種(Haemonchus spp.)、オステルタギア属種(Ostertagia spp.)、テラドルサギア属種(Teladorsagia spp.)、マルシャラギア属種(Marshallagia spp.)、クーペリア属種(Cooperia spp.)、ニッポストロンギルス属種(Nippostrongylus spp.)、ヘリグモソモイデス属種(Heligmosomoides spp.)、ネマトジルス属種(Nematodirus spp.)、ヒオストロンギルス属種(Hyostrongylus spp.)、オベリスコイデス属種(Obeliscoides spp.)、アミドストムム属種(Amidostomum spp.)、オルラヌス属種(Ollulanus spp.);
センビセンチュウ目(Spirurida)の、例えば:オキシウリス属種(Oxyuris spp.)、エンテロビウス属種(Enterobius spp.)、パサルルス属種(Passalurus spp.)、シファシア属種(Syphacia spp.)、アスピクルリス属種(Aspiculuris spp.)、ヘテラキス属種(Heterakis spp.)、アスカリス属種(Ascaris spp.)、トキサスカリス属種(Toxascaris spp.)、トキソカラ属種(Toxocara spp.)、バイリサスカリス属種(Baylisascaris spp.)、パラスカリス属種(Parascaris spp.)、アニサキス属種(Anisakis spp.)、アスカリジア属種、(Ascaridia spp.)、グナトストマ属種(Gnathostoma spp.)、フィサロプテラ属種(Physaloptera spp.)、テラジア属種(Thelazia spp.)、ゴンギロネマ属種(Gongylonema spp.)、ハブロネマ属種(Habronema spp.)、パラブロネマ属種(Parabronema spp.)、ドラスキア属種(Draschia spp.)、ドラクンクルス属種(Dracunculus spp.)、ステファノフィラリア属種(Stephanofilaria spp.)、パラフィラリア属種(Parafilaria spp.)、セタリア属種(Setaria spp.)、ロア属種(Loa spp.)、ジロフィラリア属種(Dirofilaria spp.)、リトモソイデス属種(Litomosoides spp.)、ブルギア属種(Brugia spp.)、ウケレリア属種(Wuchereria spp.)、オンコセルカ属種(Onchocerca spp.)、スピロセルカ属種(Spirocerca spp.);
鉤頭動物門(Acanthocephala):ダイコウトウチュウ目(Oligacanthorhynchida)の、例えば:マクラカントリンクス属種(Macracanthorhynchus spp.)、プロステノルキス属種(Prosthenorchis spp.); ポリモルフス目(Polymorphida)の、例えば:フィリコリス属種(Filicollis spp.); サジョウコウトウチュウ目(Moniliformida)の、例えば:モニリホルミス属種(Moniliformis spp.);
コウトウチュウ目(Echinorhynchida)の、例えば:アカントセファルス属種(Acanthocephalus spp.)、エキノリンクス属種(Echinorhynchus spp.)、レプトリンコイデス属種(Leptorhynchoides spp.);
舌形動物門(Pentastoma):ポロケファルス目(Porocephalida)の、例えば:リングアツラ属種(Linguatula spp.)。
式(I)の化合物は、媒介動物(vector)の防除において使用することも可能である。本発明に関連して、媒介動物は、病原体(例えば、ウイルス類、蠕虫類(worms)、単細胞生物および細菌類)を病原体保有宿主(植物、動物、ヒトなど)から宿主まで運ぶことが可能な節足動物(特に、昆虫またはクモ形類動物)である。該病原体は、宿主に機械的に運ばれ得る(例えば、非刺咬性ハエによるトラコーマ)、または、宿主体内への注入後に運ばれ得る(例えば、蚊によるマラリア原虫)。
(1)蚊類
・ ハマダラカ(Anopheles): マラリア、フィラリア症;
・ アカイエカ(Culex): 日本脳炎、フィラリア症、別のウイルス性疾患、蠕虫類の運搬;
・ ヤブカ(Aedes): 黄熱病、デング熱、フィラリア症、別のウイルス性疾患;
・ ブユ(Simuliidae): 蠕虫類(特に、回旋糸状虫(Onchocerca volvulus))の運搬;
(2)シラミ類: 皮膚感染、流行性発疹チフス;
(3)ノミ類: 伝染病、発疹熱;
(4)ハエ類: 睡眠病(トリパノソーマ病);コレラ、別の細菌性疾患;
(5)ダニ類: ダニ症(acariosis)、流行性発疹チフス、リケッチア痘瘡、野兎病、セントルイス脳炎、ダニ媒介脳炎(TBE)、クリミア・コンゴ出血熱、ボレリア症(borreliosis);
(6)マダニ類: ボレリア症(borellioses)、例えば、ダットン回帰熱ボレリア(Borrelia duttoni)、ダニ媒介脳炎、Q熱(Coxiella burnetii)、バベシア症(Babesia canis canis)。
式(I)の化合物は、昆虫類[例えば、コウチュウ目(Coleoptera)、ハチ目(Hymenoptera)、シロアリ目(Isoptera)、チョウ目(Lepidoptera)、チャタテムシ目(Psocoptera)およびシミ目(Zygentoma)の昆虫類]による攻撃または破壊に対して工業材料を保護するのに適している。
式(I)の化合物は、衛生分野において害虫を防除するのに適している。より特定的には、本発明は、家庭内保護分野において、衛生保護分野において、および、貯蔵生産物の保護において、特に、密閉空間(例えば、住居、工場の通路、オフィスおよび車両の客室)において遭遇する昆虫類、クモ形類動物およびダニ類を防除する為に、使用することができる。害虫を防除するために、式(I)の化合物は、単独で使用するか、または、別の活性化合物および/または補助剤と組み合わせて使用する。それらは、好ましくは、家庭用殺虫剤製品に含ませて使用する。式(I)の化合物は、感受性種および抵抗性種に対して有効であり、さらに、全ての成育段階に対して有効である。
以下の製造例および使用実施例によって本発明について例証するが、それらの実施例は、本発明を限定するものではない。生成物は、1H NMR分光法および/またはLC−MS(液体クロマトグラフィー−質量分析法)によって特性決定した。
[a]酸性範囲内におけるLC−MSの測定は、溶離液として0.1%水性ギ酸およびアセトニトリル(0.1%ギ酸含有)を使用し、10%アセトニトリルから95%アセトニトリルまでの直線勾配で、pH2.7で実施する。
室温で、亜リン酸トリエチル58.8mmolを式(A−3)の化合物19.6mmolに加えた。そして、反応混合物を140℃で約18時間撹拌した。薄層クロマトグラム(移動相:石油エーテル:酢酸エチル=1:1)は、反応が完結したことを示していた。反応混合物を減圧下に濃縮した後、残った残留物を、CombiFlashクロマトグラフィー(移動相勾配:100%石油エーテルから70%酢酸エチル/石油エーテル)によって精製した。
1当量の式(I;R2=COOCH3)の化合物をメタノール(3mL/mmol)に溶かし、1.5当量の1M水酸化リチウム溶液を室温で加えた。次に、反応混合物を50℃で2時間撹拌した。次いで、1M塩酸を加えることで、反応混合物をpH=3に調節した。固体が生成していたら、それを濾過し、乾燥させた。それ以外の場合は、反応溶液をジクロロメタンで抽出した(3mL/mmolで3回)。その有機相を合わせ、硫酸マグネシウムで脱水し、減圧下で濃縮した。
第1の反応段階において、室温で、カルボニルジイミダゾール(CDI)134mg(0.84mmol)を、2−(ヘタリール)インダゾール−5−カルボン酸0.84mmolのN,N−ジメチルホルムアミド(8mL)中溶液に加え、反応混合物を2時間撹拌した。第2の反応段階において、60%純度の水素化ナトリウム1.04mmolを、N,N−ジメチルホルムアミド8mL中のこのように製造した反応性成分1.04mmolに室温で加えた。1時間後、個々のアミン0.84mmolを加え、その混合物を室温でさらに18時間撹拌した。後処理のため、水を加え、反応液を減圧下に濃縮し、残った残留物を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(移動相勾配:ジクロロメタン:メタノール=50:1から5:1)によって精製した。
第1の反応段階において、0℃で、N,N−ジメチルホルムアミド5滴およびホスゲン3mmolを、2−(ヘタリール)インダゾール−5−カルボン酸1.0mmolのジクロロメタン(12mL)中溶液に加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮することで、2−(ヘタリール)インダゾール−5−カルボニルクロライドを得た。
室温で、N,N−ジメチルホルムアミドO,O−ジメチルアセタール63.7mmolを、2−メチル−1−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼン4.9mmolのN,N−ジメチルホルムアミド(15mL)中溶液に滴下した。反応混合物を140℃で18時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、テトラヒドロフラン15mLおよび水15mLを残った残留物に加えた。過要素酸ナトリウム(NaIO4)147mmolを加え、反応混合物を室温でさらに18時間撹拌した。反応混合物をジクロロメタンで抽出し、有機相を減圧下に濃縮した。残った残留物を、ISCO(移動相勾配:100%石油エーテルから10%酢酸エチル/石油エーテル)によってクロマトグラフィー精製した。
段階1:
(E/Z)−N−[(5−ブロモ−2−ニトロフェニル)メチリデン]ピリジン−3−アミンの合成
1H−NMR(400.0MHz、CDCl3):δ=9.21(s、1H)、8.71(d、J=4.0Hz、1H)、8.44(s、1H)、8.32(d、J=7.2Hz、1H)、7.92(s、1H)、7.70(d、J=9.2Hz、1H)、7.54−7.57(m、1H)、7.43(d、J=9.2Hz、1H)ppm。
表1および3で列記の化合物77から80を、同様にして製造した。
表1および3に列記の化合物82から93を、同様にして製造した。
段階1:
保護ガス(アルゴン)雰囲気下に、5−ブロモ−2−(ヘタリール)−2H−インダゾール類(化合物49、段階2参照)を脱水1,4−ジオキサン(3mL/mmol)に溶かし、1.2当量のtert−ブチルカーバメート、2当量の炭酸セシウム、0.05当量のトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウムおよび0.1当量のXantphosを加えた。反応混合物を環流温度で6時間撹拌し、そして冷却して室温とした。水(3mL/mmol)を加え、反応混合物を酢酸エチルで抽出した(3mL/mmolで3回)。有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した.残った粗生成物を、シリカゲルカラムで精製した(使用した移動相は、0%から7%メタノール/ジクロロメタンの勾配であった。)。
保護ガス(アルゴン)雰囲気下に、tert−ブチル(2−ヘタリール)−2H−インダゾール−5−イル)カーバメート類を脱水テトラヒドロフラン(20mL/mmol)に溶かし、2.5当量の水素化リチウムアルミニウムを短時間で加えた。反応混合物を環流温度で10時間撹拌し、追加の1当量の水素化リチウムアルミニウムを加え、混合物を環流温度でさらに20時間撹拌した。1M水酸化ナトリウム水溶液(1mL/mmol)を加え、混合物を濾過した。濾液を減圧下に濃縮し、残った残留物をジクロロメタン(10mL/mmol)に取った。得られた溶液を炭酸ナトリウム水溶液(10mL/mmol)で洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。残った粗生成物を、シリカゲルカラムで精製した(使用した移動相は、0%から5%メタノール/ジクロロメタンの勾配であった。)。
0℃で、1.2当量のピリジンを、脱水ジクロロメタン(10mL/mmol)中の式(I、A=ヘタリール;R1=H、R2=NH−CH3)の個々のN−メチル−2−(ヘタリール)−2H−インダゾール−5−アミン類に加えた。1.1当量の適切な酸塩化物を滴下し、反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を水で洗浄した(5mL/mmolで2回)。有機相を脱水し、硫酸マグネシウムで濾過し、減圧下で濃縮した。残った粗生成物を、HPLCによって精製した。
式(I、A=ヘタリール;R1=H、R2=NH−CH3)の個々のN−メチル−2−(ヘタリール)−2H−インダゾール−5−アミンを、N,N−ジメチルホルムアミド(3mL/mmol)中で撹拌し、1.0当量の適切なカルボン酸、1.1当量の1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、1.1当量のジイソプロピルエチルアミン(ヒューニッヒ塩基)および1.1当量の1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDCI)を加え、混合物を60℃で8時間撹拌した。次に、反応混合物をジクロロメタン(5mL/mmol)に溶かし、水で洗浄した(5mL/mmolで3回)。有機相を脱水し、硫酸マグネシウムで濾過し、減圧下で濃縮した。残った粗生成物を、HPLCによって精製した。
0.9当量の過ホウ酸ナトリウム水和物(NaBO3・4H2O)を個々のアミドの氷酢酸中溶液(5mL/mmol)に加え、反応混合物を60℃で1時間撹拌した。飽和重炭酸ナトリウム溶液を、ガス発生が停止するまで加えた。反応混合物を酢酸エチルで抽出した(5mL/mmolで3回)。有機相を脱水し、硫酸マグネシウムで濾過し、減圧下で濃縮した。残った粗生成物を、シリカゲルカラムで精製した(使用した移動相は、0%から5%メタノール/ジクロロメタンの勾配であった。)。
一般的スルホニル酸化法
2.2当量の過ホウ酸ナトリウム水和物(NaBO3・4H2O)を個々のアミドの氷酢酸中溶液(5mL/mmol)に加え、反応混合物を60℃で1時間撹拌した。飽和重炭酸ナトリウム溶液を、ガス発生が停止するまで加えた。反応混合物を酢酸エチルで抽出した(5mL/mmolで3回)。有機相を脱水し、硫酸マグネシウムで濾過し、減圧下で濃縮した。残った粗生成物を、シリカゲルカラムで精製した(使用した移動相は、0%から5%メタノール/ジクロロメタンの勾配であった。)。
炭酸カリウム1.07g(7.8mmol)および2,2,2−トリフルオロエチルヨージド5.61μL(1.1mmol)を、3−メルカプト−4−メチル安息香酸メチル(WO2010/094695A1での製造を参照)943mg(5.17mmol)のDMF(15mL)中溶液に加えた。反応混合物を室温で20時間撹拌した。次に、反応混合物を水50mLで希釈し、ジクロロメタン50mLで2回抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、溶媒を減圧下で除去した。残った粗生成物を、フラッシュクロマトグラフィーによって精製した(使用した移動相は、0%から10%酢酸エチル/n−ヘプタンの勾配であった。)。これによって、4−メチル−3−((2,2,2−トリフルオロエチル)チオ)安息香酸メチル990mg(純度:93%;収率72%)を得た。
過ホウ酸ナトリウム水和物(NaBO3・4H2O)559mg(3.6mmol;1.0当量)を、4−メチル−3−((2,2,2−トリフルオロエチル)チオ)安息香酸メチル960mg(3.6mmol)の(27mL)中溶液に加え、反応混合物を60℃で1時間撹拌した。飽和重炭酸ナトリウムを、ガス発生が停止するまで加えた。次に、反応混合物を酢酸エチルで抽出した(30mL/mmolで3回)。有機相を脱水し、硫酸マグネシウムで濾過し、減圧下で濃縮した。これによって、4−メチル−3−((2,2,2−トリフルオロエチル)チオ)安息香酸メチル1.08g(純度:96%;収率100%)を得た。
モモアカアブラムシ(Myzus persicae)−噴霧試験
溶媒: アセトン78重量部
ジメチルホルムアミド1.5重量部
乳化剤: アルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を製造するために、活性化合物1重量部を指定の重量部の溶媒を用いて溶解させ、所望の濃度が得られるまで、1000ppmの濃度の乳化剤を含有している水を用いて調合する。さらなる試験濃度を得るために、その製剤を乳化剤含有水で希釈する。
溶媒: ジメチルホルムアミド7重量部
乳化剤: アルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を製造するために、活性化合物1重量部を指定の重量部の溶媒を用いて溶解させ、所望の濃度が得られるまで、1000ppmの濃度の乳化剤を含有している水を用いて調合する。さらなる試験濃度を得るために、その製剤を乳化剤含有水で希釈する。アンモニウム塩または/および浸透剤を加える必要がある場合、それらはそれぞれ、製剤溶液に対して1000ppmの濃度で加える。
溶媒: アセトン78.0重量部
ジメチルホルムアミド1.5重量部
乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を製造するために、活性化合物1重量部を指定の重量部の溶媒を用いて溶解させ、所望の濃度が得られるまで、1000ppmの濃度の乳化剤を含有している水を用いて調合する。さらなる試験濃度を得るために、その製剤を乳化剤含有水で希釈する。
溶媒: アセトン78.0重量部
ジメチルホルムアミド1.5重量部
乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を製造するために、活性化合物1重量部を指定の重量部の溶媒を用いて溶解させ、所望の濃度が得られるまで、1000ppmの濃度の乳化剤を含有している水を用いて調合する。さらなる試験濃度を得るために、その製剤を乳化剤含有水で希釈する。
溶媒: アセトン78.0重量部
ジメチルホルムアミド1.5重量部
乳化剤: アルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を製造するために、活性化合物1重量部を指定の重量部の溶媒を用いて溶解させ、所望の濃度が達成されるまで、1000ppmの濃度の乳化剤を含有している水を用いて調合する。さらなる試験濃度を得るために、その製剤を乳化剤含有水で希釈する。
溶媒: ジメチルホルムアミド7重量部
乳化剤: アルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製物を製造するために、活性化合物1重量部を指定の重量部の溶媒を用いて溶解させ、所望の濃度が達成されるまで、1000ppmの濃度の乳化剤を含有している水を用いて調合する。さらなる試験濃度を得るために、その製剤を乳化剤含有水で希釈する。アンモニウム塩または/および浸透剤を加える必要がある場合、それらはそれぞれ、製剤溶液に対して1000ppmの濃度で加える。
溶媒:ジメチルスルホキシド
活性化合物の適切な調製物を製造するため、活性化合物10mgを溶媒0.5mLと混和し、得られた濃厚液を溶媒で希釈して所望の濃度とする。
溶媒:ジメチルスルホキシド
活性化合物の適切な調製物を製造するため、活性化合物10mgをジメチルスルホキシド0.5mLと混和し、得られた濃厚液を「リンゲル液」で希釈して所望の濃度とする。
溶媒:ジメチルスルホキシド
活性化合物の適切な調製物を製造するため、活性化合物10mgをジメチルスルホキシド0.5mLと混和し、得られた濃厚液を「リンゲル液」で希釈して所望の濃度とする。
溶媒:アセトン125.0重量部
適切な活性化合物調製物を製造するため、活性化合物1重量部を指定量の溶媒と混和し、得られた濃厚液を水で希釈して所望の濃度とする。
Claims (5)
- 下記式(I)の化合物:
Aは、(A−b)から(A−f):
破線は、式(I)の二環化合物の窒素原子への結合を表し、
B2は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ならびに、各場合で置換されていてもよいシクロアルキルおよびシクロアルケニルからなる群からの基を表し;
R1は、水素、アルキル、アルコキシおよびシアノからなる群からの基を表し、
R2は、a)下記のものからなる群からのB基
破線は、式(I)の二環化合物の炭素原子への結合を表し;または、
R2は、b)(D−1)から(D−3)からなる群からのD基
破線は、式(I)の二環化合物の炭素原子への結合を表し;または、
R2は、c)下記式の基
R2は、d)下記式の基
R2は、e)(F−1)から(F−11)からなる群からの基
破線は、式(I)の二環化合物の炭素原子への結合を表し;または、
R2は、f)ハロアルキル、カルボキシルおよびアミノからなる群からの基を表し;
G2は、水素を表すか、ハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、アルキルアミノ、ハロアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキル、ハロアルキル、飽和もしくは不飽和のシクロアルキル(ここで、該シクロアルキルは、置換されていてもよく、および、1個以上のヘテロ原子で中断されていてもよい)、シクロアルキルアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、ハロゲン化アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、ビス(アルコキシ)アルキル、ビス(ハロアルコキシ)アルキル、アルコキシ(アルキルスルファニル)アルキル、アルコキシ(アルキルスルフィニル)アルキル、アルコキシ(アルキルスルホニル)アルキル、ビス(アルキルスルファニル)アルキル、ビス(ハロアルキルスルファニル)アルキル、ビス(ヒドロキシアルキルスルファニル)アルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、α−ヒドロキシイミノアルコキシカルボニルアルキル、α−アルコキシイミノアルコキシカルボニルアルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルチオ、ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキルスルホニル、複素環基[ジオキサニル、ジオキソラニル、ジオキセパニル、ジオキソカニル、オキサチアニル、オキサチオラニル、オキサチエパニル、オキサチオカニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジチエパニル、ジチオカニル、オキサチアニルオキシド、オキサチオラニルオキシド、オキサチエパニルオキシド、オキサチオカニルオキシド、オキサチアニルジオキシド、オキサチオラニルジオキシド、オキサチエパニルジオキシド、オキサチオカニルジオキシド、モルホリニル、トリアゾリノニル、オキサゾリニル、ジヒドロオキサジアジニル、ジヒドロジオキサジニル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロオキサジニルおよびピラゾリノニル(これらに関しては、アルキル、ハロアルキル、アルコキシおよびアルコキシアルキルで置換されていてもよい)]、フェニル(これに関しては、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキルおよびハロアルキルで置換されていてもよい)、ヘテロアリール基[ピリジル、ピリジルN−オキシド、ピリミジル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、フラニル、チエニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニルおよびイソキノリニル(これらに関しては、ハロゲン、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルチオアルキルおよびシクロアルキルで置換されていてもよい)]、および、ヘテロアリールアルキル基[トリアゾリルアルキル、ピリジルアルキル、ピリミジルアルキルおよびオキサジアゾリルアルキル(これらに関しては、ハロゲンおよびアルキルで置換されていてもよい)]からなる群からの基を表し;
または、
G2は、(C−1)から(C−9)からなる群からのC基
破線は、B基への結合を表し、
Xは、酸素または硫黄を表し;
X1は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、アルコキシおよびハロアルコキシからなる群からの基を表し;
X2は、酸素、硫黄、NR5またはNOHを表し;
Lは、酸素または硫黄を表し;
V−Zは、R24CH−CHR25またはR24C=CR25を表し;
nは、1または2を表し;
mは、1、2、3または4を表し;
Rは、NR18R19を表すか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、アルキル−S−アルキル、アルキル−S(O)−アルキル、アルキル−S(O)2−アルキル、R18−CO−アルキル、NR18R19−CO−アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルアルキル、複素環、複素環アルキル、フェニル、フェニルアルキル、ヘタリールおよびヘタリールアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R3は、水素またはアルキルを表し;
R4は、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アリール、アリールアルキルおよびヘタリールアルキルからなる群からの基を表し;
R5は、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルチオアルキル、アリール、アリールアルキルおよびヘタリールアルキルからなる群からの基を表し;または、
R3とR4は、それらが結合している窒素原子と一緒に、環(ここで、該環は、窒素、酸素および硫黄からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成し;または、
R3とR5は、それらが結合している窒素原子と一緒に、環を形成し;
R6は、水素またはアルキルを表し;
R7は、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルチオアルキル、アリール、アリールアルキルおよびヘタリールアルキルからなる群からの基を表し;または、
R6とR7は、それらが結合している窒素原子と一緒に、環(ここで、該環は、窒素、酸素および硫黄からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成し;
R8は、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルケニル、アルコキシアルキル、各場合でハロゲンで置換されていてもよいアルキルカルボニルおよびアルキルスルホニル、ハロゲンで置換されていてもよいアルコキシカルボニル、ハロゲン−、アルキル−、アルコキシ−、ハロアルキル−およびシアノ−で置換されていてもよいシクロアルキルカルボニル、または、カチオン、または、アルキル−もしくはアリールアルキル−で置換されていてもよいアンモニウムイオンからなる群からの基を表し;
R9は、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキル、ならびに、置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−1)および基(F−1)におけるR8とR9は、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも一つのカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R10は、水素またはアルキルを表し;
基(C−2)および基(F−2)におけるR8とR10は、それらが結合している窒素原子と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも一つのカルボニル基を含んでいてもよい)を表すこともでき;
基(C−2)および基(F−2)におけるR9とR10は、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも一つのカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R11は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルケニルオキシ、シクロアルキルアルコキシ、アルキルチオ、アルケニルチオ、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールチオ、ヘテロアリールアルコキシおよびヘテロアリールアルキルチオからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R12は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルケニルオキシ、シクロアルキルアルコキシ、アルキルチオ、アルケニルチオ、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールチオ、ヘテロアリールアルコキシおよびヘテロアリールアルキルチオからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
基(C−3)および基(F−3)におけるR11とR12は、それらが結合しているリン原子と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい5〜7員の環(ここで、該環は、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および硫黄からなる群からの1個または2個のヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R13は、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R14は、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R15は、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキル、ならびに、置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−6)および基(F−6)におけるR8とR15は、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4〜8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも1のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R16は、水素、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキル、ならびに、置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−7)および基(F−7)におけるR8とR16は、それらが結合している窒素原子と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも1のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R17は、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキル、ならびに、置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−8)および基(F−8)におけるR8とR17は、それらが結合しているN−C(X)基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4〜8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも1のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R18は、水素、ヒドロキシ、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルおよびシクロアルケニルアルキル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキル、ならびに、置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
R19は、水素からなる群からの基を表すか、または、アルカリ金属イオンもしくはアルカリ土類金属イオンを表すか、または、C1−C4−アルキルでモノないしテトラ置換されていてもよいアンモニウムイオンを表すか、または、各場合でハロゲン−もしくはシアノ−で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル基を表し;
Y1およびY2は、互いに独立に、C=OまたはS(O)2を表し;
Y3は、水素、ハロゲン、シアノ、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシおよびNR20R21からなる群からの基を表し;
Wは、O、S、SOおよびSO2からなる群からの基を表し;
R22は、アルキル、ハロゲン−、カルバモイル−、チオカルバモイル−もしくはシアノ−で置換されていてもよいシクロアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキルオキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルチオ、ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキルスルホニル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アルキルチオアルキルオキシ、アルキルスルフィニルアルキルオキシ、アルキルスルホニルアルキルオキシ、ハロアルキルチオアルキル、ハロゲンアルキルスルフィニルアルキル、ハロアルキルスルホニルアルキル、アルキルチオアルケニル、アルキルスルフィニルアルケニル、アルキルスルホニルアルケニル、アルケニルチオアルキル、アルケニルスルフィニルアルキル、アルケニルスルホニルアルキル、アルキルカルボニルアルキル、ハロアルキルカルボニルアルキル、アルコキシアルキル、ハロアルコキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、ハロアルコキシカルボニルアルキル、アルキルアミノスルホニル、ジ(アルキルアミノ)スルホニルからなる群からの基を表し;または、
R2=d)である場合は、
R22はさらに、置換されていてもよいアリールを表すか、(E−1)から(E−51)
R20は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、ならびに、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルカルボニルオキシ、アルケニルカルボニルオキシ、アルキニルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルスルホニルオキシ、アルキルアミノ、アルケニルアミノ、アルキニルアミノ、シクロアルキルアミノ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、アルケニルチオ、アルキニルチオ、シクロアルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルカルボニル、アルコキシイミノアルキル、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アミノチオカルボニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニルアミノ、アルキルカルボニルアミノ、アルケニルカルボニルアミノ、アルキニルカルボニルアミノ、シクロアルキルカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルチオカルボニルアミノ、ビシクロアルキル、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリールおよびヘテロアリールオキシ(ここで、該置換基は、互いに独立に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、アルキルおよびハロアルキルからなる群から選択される。)からなる群からの基を表し;
R21は、水素、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキルアルキル、シアノアルキル、アルキルカルボニル、アルケニルカルボニル、ハロアルキルカルボニル、ハロアルケニルカルボニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびハロアルキルスルホニルからなる群からの基を表し;
R23は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルチオアルキル、アルケニルチオアルキル、シアノアルキル、アルコキシアルキルからなる群からの基を表し;および、
R24は、水素を表すか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;および、
R25は、水素を表すか、または、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R27は、水素またはアルキルを表し;および、
R26は、水素、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキルまたはシアノアルキルを表す。];ならびに
Aが、A基(A−a):
破線が式(I)の二環化合物の窒素原子への結合を表し;
G1が、NまたはC−B1を表し;
B1が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシおよび各場合で置換されていてもよいシクロアルキルおよびシクロアルケニルからなる群からの基を表し;
B2が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシおよび各場合で置換されていてもよいシクロアルキルおよびシクロアルケニルからなる群からの基を表し;
Tが、酸素または電子対を表し;
R1が、水素、アルキル、アルコキシおよびシアノからなる群からの基を表し;
R2がa)
破線が式(I)の二環化合物の炭素原子への結合を表し;
G2が、水素またはハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、アルキルアミノ、ハロアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、飽和もしくは不飽和のシクロアルキル(ここで、該シクロアルキルは、置換されていてもよく、および、1以上のヘテロ原子で中断されていてもよい)、シクロアルキルアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、ハロゲン化アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、ビス(アルコキシ)アルキル、ビス(ハロアルコキシ)アルキル、アルコキシ(アルキルスルファニル)アルキル、アルコキシ(アルキルスルフィニル)アルキル、アルコキシ(アルキルスルホニル)アルキル、ビス(アルキルスルファニル)アルキル、ビス(ハロアルキルスルファニル)アルキル、ビス(ヒドロキシアルキルスルファニル)アルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、α−ヒドロキシイミノアルコキシカルボニルアルキル、α−アルコキシイミノアルコキシカルボニルアルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルチオ、ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキルスルホニル、複素環基[ジオキサニル、ジオキソラニル、ジオキセパニル、ジオキソカニル、オキサチアニル、オキサチオラニル、オキサチエパニル、オキサチオカニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジチエパニル、ジチオカニル、オキサチアニルオキシド、オキサチオラニルオキシド、オキサチエパニルオキシド、オキサチオカニルオキシド、オキサチアニルジオキシド、オキサチオラニルジオキシド、オキサチエパニルジオキシド、オキサチオカニルジオキシド、モルホリニル、トリアゾリノニル、オキサゾリニル、ジヒドロオキサジアジニル、ジヒドロジオキサジニル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロオキサジニルおよびピラゾリノニル(これらに関しては、アルキル、ハロアルキル、アルコキシおよびアルコキシアルキルで置換されていてもよい。)]、フェニル(これに関しては、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキルおよびハロアルキルで置換されていてもよい。)、ヘテロアリール基[ピリジル、ピリジルN−オキシド、ピリミジル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、フラニル、チエニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニルおよびイソキノリニル(これらに関しては、ハロゲン、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルチオアルキルおよびシクロアルキルで置換されていてもよい。)]およびヘテロアリールアルキル基[トリアゾリルアルキル、ピリジルアルキル、ピリミジルアルキルおよびオキサジアゾリルアルキル(これらに関しては、ハロゲンおよびアルキルで置換されていてもよい。)]からなる群からの基を表し;または
R2が、aa)下記のB基のうちの一つ:
破線が式(I)の二環化合物の炭素原子への結合を表し;
G2が、ハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、アルキルアミノ、ハロアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、飽和もしくは不飽和のシクロアルキル(ここで、該シクロアルキルは、置換されていてもよく、および、1個以上のヘテロ原子で中断されていてもよい)、シクロアルキルアルキル、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、ハロゲン化アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、ハロアルキルチオアルキル、ハロアルキルスルフィニルアルキル、ハロアルキルスルホニルアルキル、ビス(アルコキシ)アルキル、ビス(ハロアルコキシ)アルキル、アルコキシ(アルキルスルファニル)アルキル、アルコキシ(アルキルスルフィニル)アルキル、アルコキシ(アルキルスルホニル)アルキル、ビス(アルキルスルファニル)アルキル、ビス(ハロアルキルスルファニル)アルキル、ビス(ヒドロキシアルキルスルファニル)アルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、α−ヒドロキシイミノアルコキシカルボニルアルキル、α−アルコキシイミノアルコキシカルボニルアルキル、C(X2)NR3R4、NR6R7、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルチオ、ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキルスルホニル、複素環基[ジオキサニル、ジオキソラニル、ジオキセパニル、ジオキソカニル、オキサチアニル、オキサチオラニル、オキサチエパニル、オキサチオカニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジチエパニル、ジチオカニル、オキサチアニルオキシド、オキサチオラニルオキシド、オキサチエパニルオキシド、オキサチオカニルオキシド、オキサチアニルジオキシド、オキサチオラニルジオキシド、オキサチエパニルジオキシド、オキサチオカニルジオキシド、モルホリニル、トリアゾリノニル、オキサゾリニル、ジヒドロオキサジアジニル、ジヒドロジオキサジニル、ジヒドロオキサゾリル、ジヒドロオキサジニルおよびピラゾリノニル(これらに関しては、アルキル、ハロアルキル、アルコキシおよびアルコキシアルキルで置換されていてもよい。)]、フェニル(これに関しては、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキルおよびハロアルキルで置換されていてもよい。)、ヘテロアリール基[イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、フラニル、チエニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニルおよびイソキノリニル(これらに関しては、ハロゲン、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルチオアルキルおよびシクロアルキルで置換されていてもよい。)]およびヘテロアリールアルキル基[トリアゾリルアルキル、ピリジルアルキル、ピリミジルアルキルおよびオキサジアゾリルアルキル(これらに関しては、ハロゲンおよびアルキルで置換されていてもよい。)]からなる群からの基を表し;、または
R2がa)もしくはaa)下に列記された基のうちの一つを表す場合、G2が、
破線が、B基への結合を表し、または
R2がc)下記式:
R2が、d)下記式:
または
R2が、e)
破線が、式(I)における炭素原子への結合を表し、または
R2が、f)ハロアルキル、カルボキシルおよびアミノからなる群からの基を表し;
Xが、酸素または硫黄を表し;
X2が、酸素、硫黄、NR5またはNOHを表し;
Lが、酸素または硫黄を表し;
V−Zが、R24CH−CHR25またはR24C=CR25を表し;
nが、1または2を表し;
mが、1、2、3または4を表し;
R3が、水素またはアルキルを表し;
R4が、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アリール、アリールアルキルおよびヘタリールアルキルからなる群からの基を表し;
R5が、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルチオアルキル、アリール、アリールアルキルおよびヘタリールアルキルからなる群からの基を表し;または
R3およびR4が、それらが結合している窒素原子と一緒に、環(ここで、該環は、窒素、酸素および硫黄からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい。)を形成しており;または
R3およびR5が、それらが結合している窒素原子と一緒に環を形成しており;
R6が、水素またはアルキルを表し;
R7が、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルチオアルキル、アリール、アリールアルキルおよびヘタリールアルキルからなる群からの基を表し;または
R6およびR7が、それらが結合している窒素原子と一緒に、環(ここで、該環は、窒素、酸素および硫黄からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子を含んでいてもよい。)を形成しており;
R8が、水素、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルケニル、アルコキシアルキル、各場合でハロゲンで置換されていてもよいアルキルカルボニルおよびアルキルスルホニル、ハロゲンで置換されていてもよいアルコキシカルボニル、ハロゲン−、アルキル−、アルコキシ−、ハロアルキル−およびシアノ−で置換されていてもよいシクロアルキルカルボニル、または、カチオン、または、アルキル−もしくはアリールアルキル−で置換されていてもよいアンモニウムイオンからなる群からの基を表し;
R9が、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルおよび置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
R10が、水素またはアルキルを表し;
基(C−2)および(F−2)におけるR8およびR10が、それらが結合している窒素原子とともに、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員環(ここで、該環は、硫黄、酸素(酸素原子は、互いに直接隣接していてはならない。)および窒素からなる群からの少なくとも1個のさらなるヘテロ原子および/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよい)を表してもよく、
基(C−2)および(F−2)におけるR9およびR10が、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成することもでき;
R11が、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルケニルオキシ、シクロアルキルアルコキシ、アルキルチオ、アルケニルチオ、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールチオ、ヘテロアリールアルコキシおよびヘテロアリールアルキルチオからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R12が、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、シクロアルケニルオキシ、シクロアルキルアルコキシ、アルキルチオ、アルケニルチオ、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールチオ、ヘテロアリールアルコキシおよびヘテロアリールアルキルチオからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
基(C−3)および(F−3)におけるR11およびR12が、それらが結合しているリン原子とともに、飽和または不飽和の置換されていてもよい5から7員の環(ここで、該環は、酸素(酸素原子は互いに直接隣接していてはならない。)および硫黄からなる群からの1個もしくは2個のヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成していてもよく、
R13が、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R14が、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R15が、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルおよび置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−6)および(F−6)におけるR8およびR15が、それらが結合しているN−S(O)n基と一緒に、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員の環(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの1個以上のさらなるヘテロ原子ならびに/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよい。)を形成することもでき;
R16が、水素、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルおよび置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−7)および(F−7)におけるR8およびR16が、それらが結合している窒素原子とともに、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員環(ここで、該環は、硫黄、酸素(酸素原子は互いに直接隣接していてはならない。)および窒素からなる群からの1以上のさらなるヘテロ原子および/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成していてもよく、
R17が、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルケニル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、ヘテロアリール、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルおよび置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
基(C−8)および(F−8)におけるR8およびR17が、それらが結合しているN−C(X)基とともに、飽和または不飽和の置換されていてもよい4から8員環(ここで、該環は、硫黄、酸素(酸素原子は互いに直接隣接していてはならない。)および窒素からなる群からの1以上のさらなるヘテロ原子および/または少なくとも1個のカルボニル基を含んでいてもよい)を形成していてもよく;
Y1およびY2が、互いに独立に、C=OまたはS(O)2を表し、
R22が、(D−1)から(D−3):
破線が、基c)における窒素原子への結合、または基d)における炭素原子への結合を表し、
X1が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、アルコキシおよびハロアルコキシからなる群からの基を表し;
Y3が、水素、ハロゲン、シアノ、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシおよびNR20R21からなる群からの基を表し;
Wが、S、SOおよびSO2からなる群からの基を表し;
Rが、NR18R19を表し、またはアルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシアルキル、アルキル−S−アルキル、アルキル−S(O)−アルキル、アルキル−S(O)2−アルキル、R18−CO−アルキル、NR18R19−CO−アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルアルキル、複素環、複素環アルキル、フェニル、フェニルアルキル、ヘタリールおよびヘタリールアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R18が、水素、ヒドロキシ、各場合で置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、アルケニルおよびアルキニル、各場合で置換されていてもよいシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルおよびシクロアルケニルアルキル(ここで、該環は、硫黄、酸素(ここで、酸素原子は、互いに直接隣接してはならない)および窒素からなる群からの少なくとも1個のヘテロ原子を含んでいてもよい)、各場合で置換されていてもよいアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルおよび置換されていてもよいアミノ基からなる群からの基を表し;
R19が、水素からなる群からの基を表し、アルカリ金属イオンもしくはアルカリ土類金属イオンを表し、またはC1−C4−アルキルで1から4置換されていてもよいアンモニウムイオンを表し、または各場合でハロゲン置換もしくはシアノ置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル基を表し、
R20が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシおよび各場合で置換されていてもよいアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルカルボニルオキシ、アルケニルカルボニルオキシ、アルキニルカルボニルオキシ、シクロアルキルカルボニルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルスルホニルオキシ、アルキルアミノ、アルケニルアミノ、アルキニルアミノ、シクロアルキルアミノ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、アルケニルチオ、アルキニルチオ、シクロアルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルカルボニル、アルコキシイミノアルキル、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アミノチオカルボニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニルアミノ、アルキルカルボニルアミノ、アルケニルカルボニルアミノ、アルキニルカルボニルアミノ、シクロアルキルカルボニルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アルキルチオカルボニルアミノ、ビシクロアルキル、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリールおよびヘテロアリールオキシからなる群からの基を表し、前記置換基が互いに独立に、ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、アルキルおよびハロアルキルからなる群から選択され、
R21が、水素、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキルアルキル、シアノアルキル、アルキルカルボニル、アルケニルカルボニル、ハロアルキルカルボニル、ハロアルケニルカルボニル、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルキルスルホニルおよびハロアルキルスルホニルからなる群からの基を表し;または
R22が、E−1からE−51:
R23が、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、シクロアルキルオキシ、アルキルチオアルキル、アルケニルチオアルキル、シアノアルキル、アルコキシアルキルからなる群からの基を表し;
R24が、水素またはアルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R25が、水素またはアルキル、アルケニル、アルキニル、フェニルおよびフェニルアルキルからなる群からの各場合で置換されていてもよい基を表し;
R27が、水素またはアルキルを表し;
R26が、水素、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキルまたはシアノアルキルを表す式(I)の化合物。 - Aが、(A−b)および(A−f):
破線が、式(I)の二環化合物の窒素原子への結合を表し;
B2が、水素を表し;
R1が、水素を表し;
R2が、c)下記式:
または
R2が、d)下記式:
Xが、酸素を表し;
R3が、C1−C4−アルキルを表し;
R2が基c)を表す場合、R22が、C1−C6−アルキル、シアノ−置換されていてもよいC3−C6−シクロアルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、ジ−(C1−C4−アルキル)アミノスルホニルからなる群からの基を表し;
R2が基c)を表す場合、R23が、水素およびC1−C6−アルキルからなる群からの基を表し;
R2が基d)を表す場合、R22が、C1−C4−ハロアルキル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルキルスルホニル−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;
R2が基d)を表す場合、R23が、水素およびC1−C6−アルキルからなる群からの基を表し;
R2=d)の場合、
R22が、ハロゲン−、C1−C6−アルキル−およびC1−C6−ハロアルキルスルフィニル−置換されていてもよいフェニルも表す請求項1に記載の式(I)の化合物
ならびに
Aが、A基:
破線が、式(I)の二環化合物の窒素原子への結合を表し;
G1が、NまたはC−B1を表し;
B1が、水素およびフッ素からなる群からの基を表し;
Tが、電子対を表し;
R1が、水素を表し;
R2が、aa)
G2が、ハロゲン、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−ハロアルキルチオ、C1−C4−ハロアルキルスルフィニル、C1−C4−ハロアルキルスルホニル、C1−C4−アルキルチオ−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルフィニル−C1−C4−アルキル、C1−C4−アルキルスルホニル−C1−C4−アルキルからなる群からの基を表し;または
R2が、c)下記式:
または
R2が、d)下記式:
または
R2が、f)ハロアルキルを表し;
Xが、酸素を表し;
R22が、(D−1)から(D−3):
破線が、基c)における窒素原子または基d)における炭素原子への結合を表し;
Rが、各場合でフッ素、塩素によってモノ、ジ、トリ、テトラもしくはペンタ置換されていてもよいC1−C4−アルキルを表し;
X1が、水素、フッ素、塩素、臭素、メチルおよびエチルからなる群からの基を表し;
Wが、S、SOおよびSO2からなる群からの基を表し;
Y3が、水素、フッ素、塩素、臭素、メチルおよびエチルからなる群からの基を表す式(I)の化合物。 - 少なくとも一つの請求項1および2のいずれか1項に記載の式(I)の化合物および一般的な増量剤および/または界面活性剤を含む組成物。
- 有害生物を防除するための、請求項1および2のいずれか1項に記載の式(I)の化合物または請求項3に記載の組成物の使用。
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