JP2017531918A - 熱伝導性物品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、面内の熱伝導率が面に対して垂直な熱伝導率より高い、熱的に異方性のシートをプリーツ加工することと、プリーツ加工された構造を圧縮することとを含む、熱伝導性物品の製造方法、前記方法により得ることができる物品、デバイスを製造するための前記熱伝導性物品の使用、及び係るデバイスに関する。【選択図】図1a

Description

本発明は、熱伝導性物品の製造方法、前記方法により得ることができる熱伝導性物品、熱の伝導のためのデバイスを製造するための前記物品の使用、及び前記物品を含む係るデバイスに関する。
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のポリマーは、低い固有熱伝導率を有することが知られており、高密度の等方性PTFEに関して、−140℃から少なくとも232℃の温度の範囲内で0.35W/mK未満である(例えばPrice、D.M.及びJarratt,M.(2002)、「Thermal conductivity of PTFE and PTFE composites」、Thermochimica Acta 392〜393、p.231〜236、又はBlumm,J.、Lindemann,A.、Meyer,M.及びStrasser,C.(2010)、「Characterization of PTFE Using Advanced Thermal Analysis Techniques」、International Journal of Thermophysics 31、1919〜1927を参照)。
延伸多孔質PTFEの熱伝導性率は、空気の存在のために、一般的にさらに低く、多孔性の機能のために、典型的には高密度の材料の値のたった10分の1から約2分の1であることが知られている。これらの材料は、したがって断熱材としての応用が見出されている(例えばUS3953566号、第5欄第64行〜第6欄第2行を参照)。
例えば集積回路(「IC」)からの熱伝達の応用に関して、フルオロポリマーの有利な特性の使用が望まれるが、同時に熱伝導性が要求される。PTFE等のフルオロポリマーを、熱伝導性粒子、たとえば金属粒子、酸化物又は窒化物、及びPCM又はエラストマーの組み入れにより熱伝導性にすることが知られている。係る熱伝導性PTFEコンポジットは、例えばUS5945217号、及びUS5738936号に開示されている。
しかし、そのような充填されたフルオロポリマーの使用は、幾つかの欠点を有する;特に、通常、厳しい化学環境に対する安定性、又は誘電特性の変化などのPTFEの優れた特性の損失がある。
更に、例えばEP2551324号から、PTFE等のフルオロポリマーの固有熱伝導率は、シートの面内の少なくとも1つ又は2つの方向において高度に増加した熱伝導率を有するポリマーのシートが得られるような特定の配向プロセスにより向上させることができることが知られている。しかし、シートの面に対して垂直な熱伝導率は、延伸されたシートが高度に異方性の熱伝導率を有するような配向のために、小さいままであるか、または若干減少する。
したがって、本発明の目的の1つは、新規の向上した熱伝導性物品及びデバイスを製造することができるように、シートに対して垂直の方向において熱的に異方性のフルオロポリマーシート等のシートの熱伝導率を向上させる方法を提供することである。
本発明は、シートに対する垂直方向におけるシートの熱伝導率を、シートをプリーツ加工すること、及び形成されたプリーツ加工された構造を圧縮することにより大いに向上させることができることを見出したことに基づく。
本発明は、したがって面内において、面に対して垂直な熱伝導率より高い熱伝導率を有する熱的に異方性のシートをプリーツ加工することと、プリーツ加工されたシートを圧縮することとを含む、熱伝導性物品の製造方法を提供する。
驚くべきことに、シートをプリーツ加工すること、及び前記プリーツ加工されたシートを圧縮することにより、プリーツ加工されたシートのプリーツに対して垂直な熱伝導率が、同じシートを単純に積層したものの積層に対して垂直な方向における熱伝導率と比べて大いに増大することが見出された。
したがって、シートの面に対して垂直な方向において大いに増大した熱伝導率を有するシートを提供することができる。
更に、プリーツ加工された構造を用いて、新規の熱伝導性デバイスを設計することができる。例えば、追加の強制対流熱損失、及び増加した表面積を生み出す冷却リボン等の冷却デバイスを提供することができる。
用語「シート」は、2つの寸法における広がりが、他の残りの寸法における広がりと比較して大きい全ての物品、例えば通常シート、フィルム、メンブレン、又はテープとして示される物品を意味することが意図される。シートは、したがって(「エンドレス」シートの場合において)シートの2つの対向する端部と比較して大きい表面積を有する2つの対向する表面を有する。1つの実施態様において、シートは少なくとも1つの層を含む。別の実施態様において、シートは1つのシート材料、又は異なるシート材料で製造された幾つかの層を含む。
「熱的に異方性」は、シートが、少なくとも2つの方向において異なる固有熱伝導率を示すこと、すなわち、それが1つの方向において比較的高い固有熱伝導率を示し、別の方向において比較的低い固有熱伝導率を示すことを意味する。本発明の方法で用いられる熱的に異方性のシートにおいて、面内の熱伝導率は、面に対して垂直な熱伝導率より高い。
プリーツは、シートの3つの平行なベンド(bend)(第一のベンド、中間のベンド、及び最後のベンド)により作り出され、規定され、各プリーツは、隣接する1つ又は複数のプリーツと2つのベンドを共有する。
形成されたプリーツは、したがって、各ベンドの先端から測定される、中間のベンドと、より近い後に続くベンド(第一又は最後のベンド)との間の距離であるように規定されたある高さを有する。
プリーツの形成に起因して互いに面するシートの表面が、少なくとも部分的に互いに接触するように、圧縮が行われる。
圧縮は、プリーツに対して垂直な方向において、プリーツに圧力をかけることにより行うことができる。
1つの実施態様において、圧縮されたプリーツ加工された構造は、部分的に、または完全に安定化される。これは、プリーツが、その相対的な位置において互いに部分的にまたは完全に固定されることを意味する。
このように、形成されたプリーツ加工された構造は、圧縮後に得られたままの(またはほとんど得られたままの)形態で保存される。
1つの例において、プリーツ加工された構造の安定化は、フィルムを(プリーツのベンドにより形成された)表面、又はプリーツ加工された構造の(シートの端部により形成された)端部の1つ又はそれより多くに結合させることにより達成される。前記フィルムの結合を、例えば熱結合、すなわち熱と圧力を適用することにより達成することができる。
別の例において、フィルムはプリーツ加工された構造の1つ、すなわち上面又は下面又は両方の表面に結合される。
本発明の方法の更なる実施態様において、熱的に異方性のシートは、サーマル相間ワックスにより処理される。
サーマル相間ワックスによるシートの処理は、プリーツに対して垂直な方向におけるプリーツ加工されたシートの熱伝導率をさらに増加させる。
サーマルインターフェースワックスとして、市販で入手可能な相変化ワックス、例えば熱伝導率が0.47W/mKのCrayotherm(登録商標)KU‐CR(KUNZE Folien GmbH、ドイツにより市販で入手可能)などを用いることができる。
本発明の方法において、熱的に異方性のシートは、上記で規定されたある高さを有するプリーツが形成されるように、プリーツ加工される。
1つの例において、プリーツ高さ対シート厚さは、1000:1〜2;1、好ましくは500:1〜3:1、最も好ましくは100:1〜5:1である。
更に、1つの実施態様において、シートは、得られたプリーツ加工された構造中に、異なる高さを有するプリーツが存在するようにプリーツ加工される。フィルム厚さに対して上記の関係において用いられているプリーツ高さは、したがって平均のプリーツ高さである。
プリーツ加工されていないシートのシート厚さは、好ましくは1〜500マイクロメートル、より好ましくは2〜250マイクロメートル、最も好ましくは5〜100マイクロメートルである。
1つの例において、プリーツの高さは10〜10000マイクロメートルであり、より好ましくは20〜5000マイクロメートルであり、最も好ましくは40〜2500マイクロメートルである。
シートのプリーツ加工は、好ましくは最大熱伝導率の方向に垂直に実施される。
これは、例えば「エンドレス」シートが用いられた場合、シートが機械方向においてその最大の熱伝導率を有し、その方向に対して垂直にプリーツ加工されることを意味する。
シートのプリーツ加工を、シートが「プリーツ加工ロール」と示される2つの反対方向に回転する歯車を通過するように実施することができる。これらの回転ホイールの歯は、シートの破砕が生じないように設計され、特に、歯は、縁が鋭すぎないのがよい。例えば、歯は、正弦曲線形状を有することができる。
歯の高さは、プリーツ加工ロールを通過した際に形成されるプリーツの高さを決定する。
プリーツを圧縮することにより、プリーツに対して垂直の方向におけるプリーツ加工された構造の熱伝導率を更に向上させることができる。
1つの実施態様において、熱的に異方性のシートは、熱的に異方性のポリマー層を含むか、またはこれからなる。
更なる実施態様において、熱的に異方性のポリマー層は、ポリオレフィン、たとえばポリエチレン又はフルオロポリマーを含むか、またはこれからなる。
フルオロポリマーは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、変性PTFE、フルオロ熱可塑性物質、フルオロエラストマー、又はこれらの任意の組み合わせを含むか、またはこれからなる。
フルオロポリマーは、部分的にフッ素化されるか、または完全にフッ素化、すなわち全フッ素化されることができる。1つの実施態様において、フルオロポリマーは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、変性PTFE、フルオロ熱可塑性物質、又はフルオロエラストマー、又はこれらの材料の任意の組み合わせを含むか、またはこれからなる。本開示で用いられる用語「変性PTFE」は、テトラフルオロエチレンモノマー単位に加えて、全フッ素置換された、フッ素化された、またはフッ素化されていないコモノマー単位が、例えば0.005〜15mol%の範囲で存在するテトラフルオロエチレンコポリマーの種類を意味することを意図する。
更なる実施態様において、基材フルオロポリマーは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、変性PTFE、フルオロ熱可塑性物質、又はフルオロエラストマー、又はこれらの材料の任意の組み合わせを含むか、またはこれからなる。
更なる実施態様において、フルオロポリマーは、PTFE及び/又は変性PTFEを含むか、またはこれからなり、更なる実施態様において、フルオロポリマーはPTFEを含むか、またはこれからなる。
特定の実施態様において、シートはEP2551324号に開示された発明の方法において用いられる。
ポリマーシートが本発明の方法において用いられる場合において、シート又はシートの少なくともポリマー層(1つ又は複数)は、好ましくは純粋なポリマー、すなわち更なる化合物又はフィラーがポリマーに加えられていないポリマーからなる。この実施態様において、係る添加剤の存在に起因する望ましくない水吸着が回避される。このことは、電気部品における応用にとって特に重要である。
実施態様において、最大の固有熱伝導率の方向におけるシートの固有熱伝導率は、0.5W/mK以上、更なる実施態様において0.7W/mK以上、更なる実施態様において1W/mK以上、更なる実施態様において5W/mK以上、更なる実施態様において8W/mK以上である。
熱伝導率及び拡散率並びにこれらの任意の比の全ての示唆は、本開示に含まれるように、別段の示唆がない限り、40℃の測定温度に関する。
通常、最大の固有熱伝導率の方向における固有熱伝導率は、40W/mKを超えない。
当然のことながら、できる限り高い固有熱伝導率が望ましいが、ある応用に関して、例えば移動する熱の量がより小さい場合、より低い伝導率を許容することができる。
本発明の方法の熱的に異方性のシートは、少なくとも2つの方向において異なる固有熱伝導率を有し、固有熱伝導率の異方性比は、最小の固有熱伝導率の方向における固有熱伝導率により、最大の固有熱伝導率の方向における固有熱伝導率を除した比として規定される。
通常、シートは面に対して垂直の方向において最小の固有熱伝導率を、面の方向において最大の固有熱伝導率を有する。
本発明の方法において、面内の異なる方向において異なる固有熱伝導率を有するシートを用いることができる。例えば、このようなシートはフルオロポリマーシートの一軸延伸により得られる(EP2551324号を参照)。
1つの実施態様において、シートはプリーツの配向に対して垂直な最大の固有熱伝導率の方向を有し、例えば「エンドレスシート」が用いられる場合、好ましくは最大の固有熱伝導率の方向は機械(「エンドレス」)方向である。
1つの実施態様において、シートは、5より大きい固有熱伝導率の異方性比を有し、別の実施態様において10以上、更に別の実施態様において15以上、更に別の実施態様において20以上、更に別の実施態様において25以上、更に別の実施態様において30以上、及び更に別の実施態様において40以上の固有熱伝導率の異方性比を有する。
実際には、比は、通常100を超えない。
フルオロポリマーを含むか、またはこれからなる熱的に異方性のシートが用いられる本発明の実施態様において、シートは、シート(一軸延伸)の面に対して平行な1つの方向、又はシート(二軸延伸)の面に対して平行な互いに直交する2つの方向においてフルオロポリマーシートを延伸することにより得ることができる。
EP2551324号に記載のように、固有熱伝導率が延伸の1つ又は複数の方向において増加し、シートは面内の1つの方向(一軸延伸)、又は面内の全ての方向(二軸延伸)に沿って増加した固有熱伝導率を示すであろう。
シートのフルオロポリマーは、高密度の材料、すなわち非多孔質材料であることができ、または多孔質であることができる。
本開示で用いられる用語「多孔質」は、内部構造全体に亘ってボイドを有する材料を指し、それは1つの表面から他の表面への相互接続した連続的な空気通路を形成することができる。
また、異方性のフルオロポリマーは、微多孔質であることができる。これは、ボイドが非常に小さいことを意味し、通常「微視的」と呼ばれる。
微多孔質フルオロポリマー中のボイドの典型的な細孔径は、平均フロー細孔径測定において決定された0.01〜15マイクロメートルの範囲である。
微多孔質フルオロポリマーは、例えば延伸PTFE(ePTFE、EPTFE)である。
多孔質フルオロポリマーの微細構造は、ノード及びフィブリル、フィブリルのみ、フィブリルストランド若しくはバンドルのみ、又はフィブリルにより相互接続された延伸されたノードを含むことができる。
本発明の方法の1つの実施態様において、熱的に異方性のシートは、1つより多くの層で構成され、例えば金属フィルム等の熱的に異方性の伝導性材料の層を含む。
方法において用いられるシートは、したがって多層複合シート、例えばFEPの上層及び下層を含むもの、フルオロポリマー等の熱的に異方性の材料の層及び金属等の熱的に異方性の材料の隣接する層を挟んだものであることができる。
更に、本発明は、上記の実施態様のいずれかにおける本発明の方法により得ることができる物品に関する。
更に、本発明は厚さが1〜500μmであるシートを含む熱伝導性物品であって、物品が、1W/mK以上の面に対して垂直な熱伝導率を有し、前記物品の好ましい実施態様が、上記の実施態様のいずれかにおける本発明の方法に関して記載されたものである、熱伝導性物品に関する。
更に、本発明は熱源から上記の実施態様のいずれかにおける本発明の方法により形成された物品を含む、熱源からヒートシンクへの熱の伝導のためのデバイス、およびデバイスを製造するための係る物品の使用に関する。
用語「熱源」及び「ヒートシンク」は、それぞれ熱を発し、熱を受け入れる任意の物品を意味することが意図される。
本発明の方法により得ることができる物品に加えて、本発明のデバイスは、更に部品を含むことができる。
1つの実施態様において、係る更なる部品はフルオロポリマーである。したがって、デバイスは厳しい化学環境、高温、又はUV光に対して安定であり、高い誘電強度、電気絶縁特性、柔軟性、耐水及び他の液体に対する耐性、良好な誘電特性を有し、広範な温度範囲に亘る良好なエージング挙動及び安定な伝導性を示す。
係るデバイスは、当分野のそのような物品に関して知られている任意の形態又は形状であることができ、特に、物品は、ラミネート、サーマルインターフェースコンポジット、及び電気絶縁性熱スプレッダ、又はヒートパイプであることができる。
本開示の更なる理解を与えるように添付の図面が含まれ、本明細書に組み入れられ、その一部を構成し、実施態様を示し、詳細な説明と共に本開示の原理を説明する役割を果たす。
図1は、本発明の方法の実施態様の概略図である。 図1は、本発明の方法の実施態様の概略図である。 図2は、本発明の方法におけるプリーツ加工工程前のシートの2つの実施態様の概略図である。 図3は、本発明の方法におけるプリーツ加工工程の実施態様のための反対方向に回転するプリーツ加工ロール(図3a)、及びプリーツ加工ロールの歯のデザインの拡大図(図3b)を示す。 図3は、本発明の方法におけるプリーツ加工の実施態様のための反対方向に回転するプリーツ加工ロール(図3a)、及びプリーツ加工ロールの歯の設計の拡大図(図3b)を示す。 図4は、本発明の方法におけるプリーツ加工された構造を圧縮する工程の1つの実施態様の概略図である。 図5aは、本発明による方法により得ることができる冷却リボンの形態の熱伝導性物品の絵である。 図5bは、図5aの冷却リボンのプリーツ加工された構造の拡大図である。 図6は、本発明による方法により得ることができる部分的にプリーツ加工された構造の形態の熱伝導性物品の絵である。 図7は、例1にしたがって形成された、450マイクロメートルのプリーツ高さを有するプリーツ加工されたPTFEフィルム(厚さ:10マイクロメートル)のSEM図である。 図8は、例2にしたがって形成された、450マイクロメートルのプリーツ高さを有するプリーツ加工されたPTFEフィルム(厚さ:40マイクロメートル)のSEM図である。 図9は、例3に記載のように製造された、450マイクロメートルの全積層高さを有する、厚さ40マイクロメートルのPTFEフィルムの積層体のSEM図である。 図10は、例4により形成されたプリーツ加工されたポリエチレンフィルムのSEM図である。
当業者は、本開示の種々の側面が、意図された機能を実施するように構成されたあらゆる方法及び装置により実現することができることを容易に理解するであろう。本開示で言及される添付の図面は、かならずしも縮尺どおりに描かれておらず、本開示の種々の側面を説明するために拡大されている場合があり、これに関して、図面は制限されるように解釈されるべきではないことにも留意されたい。
本発明の方法の1つの実施態様の概略図は、図1に示される。図1において、「エンドレス」シート10は、シートの面に対する垂直な視点において示される。シート10は、第一の表面11と、第二の表面12と、2つの対向する端部13とを含む。未処理のシート10は、第一のプリーツ加工工程に供され(図1のセクションA)、プリーツ18が形成されるように、ベンドが、シートの機械方向に対して垂直に作られる。この工程に、形成されたプリーツ18の互いの接触をもたらす第二の圧縮工程(図1のセクションB)が続く。これは、プリーツ加工され、圧縮された構造20をもたらす。以下の任意選択的な結合工程において、例えば、図1のセクションCにおいて示されるように、プリーツ18の表面を互いに結合させることにより、構造20を固定することができる。プリーツ加工された構造の圧縮及び結合は、1つの工程で実施することができる。
プリーツ加工され、圧縮された構造20を安定化するために、1つの実施態様において、安定化フィルム24を、構造20の表面の1つ又はそれより多くに付着させることができる。図1のセクションDにおいて、安定化フィルム24は、構造20の上面19に結合される。
図1bは、図1aに示された工程の概略図である。
シート10を、シート材料の少なくとも1つの単一層で製造することができる。別の実施態様において、シート10は、シート材料の幾つかの層を含む。
幾つかの層を用いたシートの使用は、プリーツ加工され、圧縮された構造20を安定化する別の形態である。多層シートにより形成されたプリーツは自立型であり、それ自体の安定性を示す。
図2は、シート10の実施態様を示す。
図2aにおいて、シート10は、1つの層が他の上部に積層状に配された同じ材料の幾つかの層14、例えば熱的に異方性の延伸PTFEの幾つかの層を含む。
図2bにおいて、シート10は、例えば銅、アルミニウム又は銀で製造された金属フィルム15に付着した熱的に異方性の延伸PTFEの1つの層14を含む。金属フィルム15を、FEPの薄い接着層を用いること、又は気化させることにより、層14に付着させることができる。コンポジットは、上面又は下面又は両方の表面11、12の両方を形成するFEP16の少なくとも1つの層を更に含むことができる。
図3において、シートのプリーツ加工に用いられるデバイスの好ましい実施態様が示される。図3aは、プリーツ加工されていないシートが通過する歯35を有する、2つの反対方向に回転するプリーツ加工ロール30を含むデバイスを示す。ロール30間の距離は、シートが多少なりとも破壊され、または悪影響を受けることのないように選択される。図3bは、図2aの面積Aの拡大図を示す。この図は、プリーツ加工ロールの歯の設計の実施態様を示す。この例における歯の高さは約450マイクロメートルであり、プリーツ加工ロールを通過して形成されるプリーツの高さを決定する。歯の端部は、シートの破壊を妨げるように丸められている。
図4は、プリーツ加工された構造の圧縮のための可能な実施態様の概略図を示す。図4aにおいて、プリーツ加工された構造16は、2つのプレート、例えばガラスプレート間に挿入される。1つの例において、プリーツ18は、上側のプレート42と下側のプレート44との間に実質的に垂直に配される。プレート42、44間の距離は、プリーツ加工された構造16の(最も高い)プリーツの高さに密接に対応するように選択される。図4b及び4cにおいて示されるように、プリーツ42、44間のおおよその距離の厚さを有するスチールブレード46は、プリーツ加工された構造16の端部において挿入され、圧力がスチールブレードの少なくとも1つにかけられ、その結果プリーツ18は圧縮され、形成されたプリーツの表面が互いに接触する。1つの例において、ブレードは、約400マイクロメートルの厚さを有する。
図5a及び図5bは、本発明による方法により得ることができる熱伝導性物品の例を示す。
この実施態様において、プリーツ加工され、圧縮された構造20は、熱的に異方性の材料の複数層で製造されたシート10を含む。プリーツ18は、その第二の表面12でのみ結合し、プリーツの第一及び外側表面11は結合していないため、外側への熱伝達に利用可能である。「冷却リボン」の係る構造は、追加の強制対流熱損失及び増加した表面積を生み出す。
プリーツ加工され、圧縮された構造20は、物体の周り、例えば金属性の熱伝導性スティック32の外側表面の周りに配される。スティック中の熱は、構造20のプリーツ18中で移動することができ、シート10の第一の表面11を介して周囲環境に与えられることができる。係る配置は、熱伝導性物品の冷却リボンデバイスを形成する。
図6は、本発明による方法により得ることができる部分的にプリーツ加工された構造の形態の熱伝導性物品の別の例を示す。この例において、熱的に異方性の材料の複数層で製造されたシートが用いられる。プリーツ加工及び圧縮工程は、シートの一部だけに実施される。図6中の矢印により示されるように、プリーツ加工されていないセクションにおける熱の伝達は、主軸に対して平行であり、折り曲げられた領域において、熱伝達の主要な方向は90°回転される。
熱伝導率は、40℃においてHot Disk TPS 2500S熱定数分析器を用いてISO22007‐2に準拠して測定された。

例1
10μmの厚さを有する熱的に異方性の延伸PTFEフィルムは、以下の手順にしたがって製造された。
米国特許第3953566号、3962153号、及び4064214号に開示された手順に従って、テープが以下の方法で調製された:微細な粉末PTFE樹脂がミネラルスピリット(22.6質量%のIsoparKTM)と混合されてペーストが形成され、ダイを通して押し出されて、0.980mmの厚さの湿潤テープが形成された。その後に、湿潤テープがロールダウンされ、1:0.75の比にて延伸され、次いで185℃にて乾燥されてミネラルスピリットが除去された。乾燥テープの最終的な厚さは0.415mmであった。テープは、350℃〜370℃において、78:1の全延伸比にて熱板上で延伸された。延伸後、テープは高温にて任意の更なる処理に供されなかった。
テープは、7.82W/mKの機械方向における熱伝導率、1.12W/mKの横方向の熱伝導率、及び0.05W/mKの面に対して垂直な方向における熱伝導率を有する。
テープは、450μmの歯の高さを有する2つの反対方向に回転する歯車を用いて第一のプリーツ加工工程で開始する本発明の方法に供され、約450μmの対応するプリーツ高さを有する前記テープのプリーツ加工された構造が得られる。
プリーツ加工された構造は、2つのプリーツ、例えばガラスプレート間に、第二の圧縮工程中に挿入される。プリーツは、図4において示された方法にしたがって、上側のプレートと下側のプレートとの間に実質的に垂直に配される。プレート間の距離は、プリーツ加工された構造の(最も高い)プリーツの高さに密接に対応するように選択される。おおよそプレート間の距離の厚さを有するスチールブレードは、プリーツ加工された構造の端部にて挿入され、圧力が約3秒間手でスチールブレードの少なくとも1つにかけられることにより、プリーツは圧縮され、形成されたプリーツの表面は互いに接触する。ブレードの厚さは、約400マイクロメートルである。
方法は、サーマルインターフェースワックス(KUNZE Folien GmbHのCrayotherm(登録商標)KU‐CR)の適用なしとありで実施された。
プリーツ加工されたフィルムは、図7a及び7b中の拡大図において示される。追加のサーマル相間ワックスありとなしの場合のプリーツに対して垂直な方向における熱伝導率に関する結果は、表1に与えられる。
例2
40μmの厚さを有する熱的に異方性の延伸PTFEフィルムは、例1に記載の手順にしたがって製造された。40μmの厚さのフィルムを製造するために、乾燥テープの最終的な厚さは0.653mmであった。前記フィルムは、例1において記載された本発明のプリーツ加工及び圧縮プロセスに供され、450μmのプリーツ高さを有する前記フィルムのプリーツ加工された構造が得られる。方法は、サーマルインターフェースワックスの適用なしとありで実施された。
プリーツ加工されたフィルムは、図8a及び8b7b中の拡大図において示される。追加のサーマル相間ワックスありとなしの場合の、プリーツに対して垂直な方向における熱伝導率に関する結果は、表1に与えられる。
例3(比較)
40μmの厚さを有する熱的に異方性の延伸PTFEフィルムは、例1の手順にしたがって製造された。40μmの厚さを有するフィルムを製造するために、乾燥テープの最終的な厚さは0.653mmであった。前記フィルムの8つの層は、他の上に1つが置かれ、積層体を形成した。積層体は、若干圧縮された。この積層体は図9に示される。積層体は、サーマルインターフェースワックスの適用なしとありで実施された。
フィルム面に対して垂直な方向における熱伝導率に関する結果は、表1に与えられる。
例4
64μmの厚さを有する高度に配向したUHMWポリエチレンフィルム(Teijin LtdのENDUMAX社、日本により市販で入手可能)が、以下の方法に供された:
1)フィルムは、2mmの歯の高さを確保する2つの反対方向への回転によりプリーツ加工された。
2)プライマー94(3M Deutschland GmbH社、ドイツにより市販で入手可能)が、プリーツチップの先端においてブラシにより適用され、次いで3時間室温にて乾燥されて溶媒が除去された。
3)プリーツ加工された構造は、圧縮される前に、アルミニウムで製造されたチャンネル構造中に配された。チャンネル構造の底板の幅は80mmであり、チャンネル構造の側壁の高さは2mmである。チャンネル構造中にプリーツ加工された構造を配した後、上板は、チャンネルを閉じるように構造の上部に配された。それぞれ約2mmの厚さを有する2つのプレートが、プリーツ加工された構造の各々の端部にて押され、手による圧力により互いに対して押し付けられた。1つの側からの追加の圧力は、手によりハンマーで適用され、更に材料が圧縮された。次いで、材料は5分間80℃にてオーブン中におかれた。加熱工程が終わり、30分の冷却期間の後に、上板は取り除かれ、圧縮されたプリーツ加工された構造は、チャンネル構造から取り外された。
図10は、プリーツ加工され、圧縮された構造の拡大断面図を示す。
フィルム面に対して垂直な方向における熱伝導率に関する結果は、表1に与えられる。
Figure 2017531918
この応用の発明は、一般的に、及び特定の実施態様に関連して上記に記載された。種々の改変及び変更を、本開示の範囲から逸脱しない実施態様においてなすことができることは、当業者に明らかであろう。したがって、実施態様は、それが添付の特許請求の範囲及びその均等物の範囲内にあることを条件として、本発明の改変及び変更を含むことが意図される。

Claims (19)

  1. 面内において、面に対して垂直な熱伝導率より高い熱伝導率を有する熱的に異方性のシートをプリーツ加工することと、前記プリーツ加工された構造を圧縮することとを含む、熱伝導性物品の製造方法。
  2. 前記プリーツ加工された構造を安定化する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記プリーツ加工された構造の安定化を、前記プリーツ加工された構造の表面の1つ又はそれより多くにフィルムを結合させることにより達成する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記プリーツ加工された構造の上面及び/又は下面にフィルムを結合させることを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記シートをサーマル相間ワックスにより処理する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. プリーツの高さ対シートの厚さが、1000:1〜2:1、好ましくは500:1〜3:1、及び最も好ましくは100:1〜5:1である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 得られたプリーツ加工された構造中に、異なる高さを有するプリーツが存在するように、前記シートをプリーツ加工する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記熱的に異方性のシートの厚さが、1〜500μm、好ましくは2〜250μm、及びより好ましくは5〜100μmである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記シートのプリーツ加工を、最大熱伝導率の方向に対して垂直に実施する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記シートが、熱的に異方性の伝導性材料の層を更に含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記熱的に異方性のシートが、熱的に異方性のポリマー層を含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記ポリマー層が、ポリオレフィン又はフルオロポリマーを含むか、またはこれからなる、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ポリオレフィンがポリエチレンである、請求項12に記載の方法。
  14. 前記フルオロポリマーが、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、変性PTFE、フルオロ熱可塑性物質、フルオロエラストマー、又はこれらの任意の組み合わせである、請求項12に記載の方法。
  15. 最大固有熱伝導率の方向における前記シートの固有熱伝導率が、0.5W/mK又はそれより大きい、請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法により得ることができる、熱伝導性物品。
  17. 厚さが1〜500μmであるシートを含む熱伝導性物品であって、面に対して垂直な1W/mK又はそれより高い熱伝導率を有する物品。
  18. デバイスを製造するための請求項16又は17に記載の熱伝導性物品の使用。
  19. 請求項16又は17に記載の熱伝導性物品を含むデバイス。
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