JP2017520465A - フロントガラス安全組立体 - Google Patents

フロントガラス安全組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP2017520465A
JP2017520465A JP2017502118A JP2017502118A JP2017520465A JP 2017520465 A JP2017520465 A JP 2017520465A JP 2017502118 A JP2017502118 A JP 2017502118A JP 2017502118 A JP2017502118 A JP 2017502118A JP 2017520465 A JP2017520465 A JP 2017520465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
windshield
angular position
connection
arm
assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017502118A
Other languages
English (en)
Inventor
フランチェスコ・マッフェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Piaggio and C SpA
Original Assignee
Piaggio and C SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Piaggio and C SpA filed Critical Piaggio and C SpA
Publication of JP2017520465A publication Critical patent/JP2017520465A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/02Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front
    • B62J17/04Windscreens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J27/00Safety equipment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2202/00Motorised scooters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

フロントガラス安全組立体は、次のものを備える。フロントガラス・パネル(11)。乗り物(1)に取り付けられる第1部分(12A)と、フロントガラス・パネル(11)に取り付けられる第2部(13)とを備える支持アーム。アームの第1部分(12A)と第2部(13)を回転可能に連結して、第2部(13)が回転軸を中心として、第1角度位置から第2角度位置まで第1方向に、あるいはその逆の第2方向に回転させる、少なくとも1つの結合要素。アームの第2部分(13)を第1角度位置に解放可能にブロックする、少なくとも1つのブロック要素。アームの第1部分(12A)と第2部(13)の間に配置されていて、第2部(13)が第1角度位置から第2方向へ回転することを防止するストップ要素。

Description

本件開示は、乗り物、より好ましくは原動機付き乗り物に使用する、フロントガラス組立体の技術分野に関係がある。さらに詳しくは、本件開示は、フロントガラス安全組立体に関する。
スクーターまたはこれに類する原動機付き乗り物に、フロントガラス・パネルを設けることが知られている。フロントガラス・パネルの主目的は、運転時の快適性に対するネガティブ要素である風、雨、および他の要素から運転者を保護することによって、乗り物を運転することをより快適にすることである。具体的には、乗り物の両方のハンドルおよびフロントガラス・パネルに固定される一対の支持アームによって、乗り物にフロントガラス・パネルを固定することが知られている。
例えば路上の事故によって、乗り物が急停止し、運転者が前方のフロントガラス・パネルに向かって投げ出される場合、運転者は、フロントガラス・パネルおよび(または)関連する支持アームにぶつかって負傷することがある。例えば、乗り物の運転者は、フロントガラスの支持アームに突き刺されることがある。あるいは、フロントガラス・パネルにぶつかった後、フロントガラス・パネルを部分的に破壊し、運転者自身を切ってしまう。さらに、出願人は、乗り物から投げ出された運転者がフロントガラス・パネルおよび(または)関連する支持アームにぶつかる衝撃によって、アクセサリである安全装置の有効性が低減されることを観察した。アクセサリである安全装置としては、例えば、自動二輪車のための特定のエアバッグであり、それは例えば、運転者が装着しているエアバッグ・ジャケット内に一体に構成された運転者用エアバッグがある。具体的には、出願人は、次のことに留意した。すなわち、乗り物から投げ出された運転者が、フロントガラス・パネルおよび(または)関連した支持アームの一部にぶつかったことにより、不適切な軌道に沿って地面に落ちた場合においても、運転者用のエアバッグの有効性が著しく損なわれる。
上に説明したような状況において、運転者の身体損傷のリスクおよび程度を減らすために、種々の解決策が提案されてきた。乗り物の進行方向前方へと投げ出された運転者がフロントガラス・パネルに衝突する場合に、当該フロントガラス・パネルを前方に傾斜させる。
Willy, Barry A. 氏の名義で出願され、公開されたヨーロッパ特許出願EP0060807は、請求項1の前段部に従うフロントガラス組立体について説明している。特に、その特許出願は、自動二輪車のフロントガラス安全組立体を説明している。具体的には、この特許出願においては、車両から投げ出された運転者がフロントガラス・パネルにぶつかると、それに続いて、当該フロントガラス・パネルが前方に傾斜し、一対の支持アームから離脱する。フロントガラス・パネルが車両から完全に分離するのを避けるために、一対の下方支持部にもアームが設けられていて、そこにフロントガラスが連結されたままとなる。当該文献で説明されているフロントガラス・パネルは、比較的複雑な構造を有する。つまり、上方支持アーム、下方支持アーム、およびこれらアームをフロントガラスに固定するための比較的複雑な固定システムを備えている。さらに、フロントガラス・パネルが前方に傾斜した後、運転者が上方支持アームにぶつかることがある。その場合、上に説明したように、車両の運転者が装備しているアクセサリ安全装置の有効性が減られることがある。
上記文献で説明された解決策では、フロントガラス・パネルは、自動二輪車のフォークにぶつかることもあり、その場合、例えば、フロントガラス・パネルに損傷を与える。
Vetter Design Works社の名義で公開された米国特許第4,087,110号で説明されている自動二輪車のフロントガラス組立体についての解決策では、フロントガラス・パネルは、自動二輪車のフェアリング(fairing)に係止されている(constrained)。この解決策は、フロントガラス・パネルが支持アームで二輪車に固定されているフロントガラス組立体には適用できない。
Bombardier Recreational Products社の名義で公開された米国特許第6,752,447号においては、安全性よりも輸送上の理由で、フロントガラス・パネルを前方へ傾けることも可能とした、自動二輪車のフロントガラス組立体についての解決策が説明されている。この文献で説明されている解決策では、いわゆる全地形ビークル(ATV)に、一対の歯付きのワッシャを介在させて、フロントガラス・パネルが装着される。それにより、単一方向におけるクリック回転が可能となる。この解決策は、フロントガラス安全組立体として採用するのに適していない。何故なら、フロントガラス・パネルがクリック回転するので、車両から投げ出された運転者がフロントガラス・パネルにぶつかって負傷する可能性を大きくするからである。さらに、フロントガラスが不連続に回転し、それは転落の軌道にネガティブな影響を与えるが故に、この解決策では、上に説明したように、車両の運転者が装備しているアクセサリ安全装置の有効性が減られることがある。この文献で説明されている代替の実施形態では、自転車の車輪を外すのに使用されるものと類似のクイック−リリース式のボルトが使用されている。この場合、フロントガラス・パネルは前方および後方に回転可能であり、そのため、車両から投げ出された運転者の身体損傷の危険が大きくなる。さらに、この解決策では、予め定めた回転力を超過した場合に破壊されるクイック−リリース式のボルトを使用している。その場合、フロントガラス組立体を再度使用するためには、クイック−リリース式のボルトを交換することが必要である。
公開された米国特許出願第2011/101724号において、フロントガラス組立体についての解決策は、フロントガラス・パネルの高さおよび傾きを調節して、所望の遮蔽効果を得ている。このフロントガラス組立体は、フロントガラス安全組立体として使用されるには適していない。何故なら、例えば、フロントガラス・パネルが後方に回転すると、車両から投げ出された運転者がフロントガラス・パネルの上部エッジで怪我をする等、身体損傷の危険が大きくなる。
日本国の特許公開公報2009-179262号、および欧州特許公開EP2374700号は、さらに別のフロントガラス組立体について説明している。その組立体は、フロントガラス安全組立体として使用するには適しておらず、かつ、例えば、米国特許出願第2011/101724号を参照して上に説明した欠点を有している。
本件開示の一般的な目的は、既知の技術を参照して上に説明した欠点を、少なくとも部分的に解決または低減ができる、代替のフロントガラス安全組立体を利用可能とすることである。
この目的および他の目的は、最も一般的な態様で規定した請求項1、および幾つかの特定の実施形態に対応する従属請求項で特定されるフロントガラス安全組立体を通して達成される。
本発明は、さらに請求項15で特定した乗り物を含む。
本発明は、非限定的な例示として示される以下の実施形態の詳細な説明から一層よく理解されるであろう。
現在好ましい実施形態に係るフロントガラス安全組立体を装備したスクーターの3次元ビュー(ほとんど側面図)。フロントガラス組立体は、第1の姿勢にある。 図1のスクーターの部分的な3次元ビュー。図1のフロントガラス組立体は、第2の姿勢にある。 図1のフロントガラス組立体の支持アームの3次元ビュー(ほとんど側面図)。この支持アームに関連する構成要素は、破線で示している。また、支持アームは、図1に示したフロントガラス組立体の第1姿勢に対応する姿勢で示している。 図3に示した支持アームおよび関連する構成要素を示す3次元ビュー(ほとんど側面図)。支持アームは図3とは反対側から見たものであり、支持アームに固定された図1のフロントガラス組立体のフロントガラス・パネルは、一部断面で示している。 図4に示した部材の3次元ビュー(ほとんど側面図)。図4中に破線で示した支持アームに関連する構成要素は、図示していない。支持アームは、図2に示したフロントガラス組立体の第2姿勢に対応する姿勢は連続線で示され、図1に示したフロントガラス組立体の第1姿勢に対応する姿勢は破線で示されている。 図3の支持アームの部分的な後方図。図3において破線で示した構成要素は示していない。 本明細書での開示に係るフロントガラス組立体の一部を示す斜視図。フロントガラス安全組立体の変形実施形態である。 本明細書での開示に係るフロントガラス安全組立体の支持アームを示す側面図。フロントガラス安全組立体の変形実施形態である。 図8中のA−A線に沿う支持アームの一部断面中の正面図。 図8の支持アームの一部を示す側面図。 図8の支持アームの一部を示す側面図。
添付の各図面において、同一または同様の要素は、同じ参照番号で示している。
図1および2では、スクーターは、その全体が参照番号1で示されている。スクーター1は、現時点で好ましい実施形態に係るフロントガラス安全組立体を備えている。フロントガラス安全組立体は、その全体が参照番号10で示されている。
添付の図面を参照すると、フロントガラス安全組立体10は、フロントガラス・パネル11と、当該パネル11を支持する少なくとも1つの支持アーム101とを備えている。フロントガラス・パネル11は、透明のパネルであって、スクーター1の運転者は、パネル11を通して前方を見ることができる。好ましくは、フロントガラス・パネル11は湾曲したパネルであって、例えば、ポリメチルメタクリラートまたはポリカーボネートで作られている。より都合が良いのは、例えば鋳造のポリメタクリラートまたはポリカーボネートから作るのではなく、シート状のポリメタクリラートまたはポリカーボネートから作ることである。
一例において、フロントガラス組立体10は、好ましくは、2つの支持アーム101を備える。その場合、2つの支持アーム101は、互いに実質的に等しい。実質的に等しいとは、そのようなアーム101が通常の使用状態にあるフロントガラス・パネル11に固定されるとき、フロントガラス・パネル11の対称軸に関して対称的の構造を有するという意味である。
さらに、2つの支持アーム101は同一の機能を有する。一般に、フロントガラス組立体10は、互いに全く同一の1対の支持アーム101を備えている。
それ自体は知られている態様で、フロントガラス組立体10がスクーター1に取り付けられたときに、支持アーム101は、フロントガラス・パネル11を支持することを可能とする。この点に関して、図中に示した乗り物はスクーターであるが、当該教示がこの種の乗り物に制限されるものではないことに留意すべきである。
一般的に、本明細書における教示は、操縦ハンドルと運転者が跨がって乗るシート(seat astride)とを備えた他の同様のタイプの乗り物に使用されるフロントガラス安全組立体にも、拡張適用が可能である。好ましくは、本明細書の教示は、2または3以上の車輪を有するロードヴィークルに使用可能なフロントガラス安全組立体に、拡張適用が可能である。より好ましくは、ロードヴィークルは、2、3、または4つの車輪を備えるものである。
一般に、本明細書における教示は、いかなる場合においても、例えば、自転車、オートバイ、スクーター、三輪車、ATV(四輪車/三輪車)、ジェットスキー、スノーモービル等の乗り物に使用可能なフロントガラス安全組立体に、拡張適用することができる。それらの乗り物は、何らかのタイプの駆動源を備えたものであって、非限定的例として、内燃機関、電気またはハイブリッド駆動が挙げられる。
一例において、フロントガラス組立体10がスクーター1に取り付けられているとき、2つの支持アーム101は、互いに離れている。上述のように、例示においては、フロントガラス組立体10は実質的に同一の2つの支持アーム101を備えているので、以下においては、一方の支持アーム101についてのみ、その構造を詳細に説明する。
添付の図面を参照すると、支持アーム101は、アームの第1部分12を備える。第1部分12は、非限定的例として、スクーター1に固定できるよう構成された大略フック形状の構造部を有する。さらに、支持アーム101は、アームの第2部分13を備える。第2部分13は、例えば、全体的に真っすぐなロッドとして形成されており、フロントガラス・パネル11に固定されている(あるいは、固定可能である)。
好ましくは、アームの第1部分12は、支持アーム101を着脱可能にスクーター1に(より好ましくは、そのようなスクーターのハンドル2に)固定する固定部材12Aを、少なくとも1つ備える。この固定部材12Aは、好ましくは複数の固定部材を備え、それらの固定部材は、アーム101をスクーター1のハンドルに固定することを可能にする1つの締結装置の一部である。
例えば、アーム101は、本出願人の名義で公表された米国特許第8,469,624号に開示された固定デバイスによってスクーター1のハンドルに固定される。その場合、アームの第1部分12の上記複数の固定部材は、その特許の図2に示された要素で構成されることが好ましい。
アームの第2部分13は、フロントガラス・パネル11に固定される。好ましくは、アームの第2部分13は、例えば、フロントガラス・パネル11と一体に構成された1または2以上のアンカー・ブロック11Aによって、着脱可能な態様でフロントガラス・パネルに固定される。
各アンカー・ブロック11Aは、アームの第2部分13が通される貫通開口と、ロッキングシステムとを有している。ロッキングシステムは、アームの第2部分13が貫通開口に通されると、当該第2部分13を着脱可能な態様でロックするように構成されている。
このようにして、アームの第2部分13をアンカー・ブロック11Aと一体に、したがってフロントガラス・パネル11と一体に、構成することが可能である。アンカー・ブロック11Aは、それ自体は知られたものであって、それ故、さらに詳細には説明しない。一例において、支持アーム101の各アームの第2部分13は、2つのアンカー・ブロック11Aに固定される。
例えば図6を参照すると、フロントガラス組立体10は、少なくとも1つの結合要素14を備える。結合要素14は、アームの第2部分13を第1部分12に回転可能な態様で結合するために提供されたものである。そして、アームの第2部分13は、回転軸X1を中心として第1方向F1に、第1角度位置(例えば、図1、図4、そして図5中の破線)から第2角度位置(図2および連続的なラインの表現)に回転する。
さらに、少なくとも1つの結合要素14は、アームの第2部分13が、第2角度位置から第1角度位置へ向かって回転すること、より好ましくは、第2角度位置から第1角度位置まで、第1方向F1とは逆の第2方向F2に回転すること、を許容する。第1および第2の角度位置は、互いに別の角度位置であり、より好ましくは、予め決められた別の角度位置である。
好ましい実施形態では、アームの第2部分13は、第1角度位置から第2角度位置へと移動するときに、約100°〜約110°の角度だけ回転する。一般的に、スクーター1に取り付けたフロントガラス組立体10の通常の使用状態を考慮すれば、第1角度位置では、アームの第2部分13は、実質的に垂直となることが好適である。一方、第2角度位置では、アームの第2部分13は、水平または実質水平となることが好適である。
スクーター1に取り付けたフロントガラス組立体10の通常の使用状態を考慮し、スクーター1の通常の移動方向を参照すれば、常に、回転方向F1およびF2は、実際上、アームの第2部分13(および、そこに一体となったフロントガラス・パネル11の)の前方の回転、および後方への回転に、それぞれ相当する。
換言すると、フロントガラス・パネル11は、当該パネルの第1面11Bと、スクーター1の運転者に面する反対側の第2面11Cとを備える。換言すると、第2面11Cは、スクーター1のシート3に面するように意図されている。
回転方向F1、F2は、第2面11Cから第1面11Bへ向かう回転方向、および第1面11Bから第2面11Cに向かう回転方向に、それぞれ対応する。さらに換言すれば、スクーター1に取り付けたフロントガラス組立体10の通常の使用状態を考慮し、回転方向F1、F2は、スクーター1のシート3から遠ざかる方向への回転、およびシート3に接近する方向への回転に、それぞれ相当する。
さらに換言すれば、添付の各図から分かるように、スクーター1に取り付けたフロントガラス組立体10の通常の使用状態を考慮し、回転方向F1、F2は、アームの第2部分13の(および、そこに一体となったフロントガラス・パネル11の)前方かつ下方への回転、および後方かつ上方への回転に、それぞれ相当する。さらに換言すれば、添付の各図から分かるように、スクーター1に取り付けたフロントガラス組立体10の通常の使用状態を考慮し、回転方向F1、F2は、アームの第2部分13の端部(第2部分13の第2接続部40とは反対側の端部)の前方かつ下方への回転、および後方かつ上方への回転に、それぞれ相当する。
次のことに留意すべきである。すなわち、好ましい実施形態によれば、フロントガラス組立体10がスクーター1に取り付けられた場合、フロントガラス・パネル11がF1、F2の方向に回転する際に、フロントガラス・パネル11がスクーター1の一部および(または)アームの第1部分12と干渉することの無いように、それを回避するように形作られたパネル・エッジ80(図2)を、フロントガラス・パネル11は有している。
好ましい実施形態によれば、少なくとも1つの結合要素14は、例えば、結合ネジ60のネジ付きボディ14である。好ましくは、ネジ60のボディ14は、アームの第2部分13の第2接続部40に設けられた滑らかな孔62、すなわちネジが形成されていない孔62(図5)に挿通された後で、アームの第1部分12の第1接続部30に設けられたネジ孔61(図3)にネジ係合される。
ただし、上記少なくとも1つの結合要素14が結合ネジ60のネジ付きのボディ14を含んでいることは、好ましいことではあるが、絶対に必要というわけでもない。一般的に、少なくとも1つの結合要素14は、アームの第2部分13をアームの第1部分12に回転自在に結合するのに適した異なるタイプの結合要素を含んでいてもよい。一般的に、少なくとも1つの結合要素14は、回転ピン14(ネジが切られていても、切られていなくてもよい)を含んでいることが好ましい。
例えば、別の実施形態において、少なくとも1つの結合要素14は、結合ネジ60のネジ付きボディ14の代わりに、リベット(図示せず)を備えていてもよい。その場合、孔61、62は、両方とも、ネジが切られていない孔であることが好ましい。
好ましい実施形態によれば、接続部30および40は、それぞれ、アームの第1部分12および第2部分13の端部である。
フロントガラス安全組立体10は、少なくとも1つのブロック要素15、あるいは少なくとも1つのブロックデバイス15を備える。これらは、第1角度位置にあるアーム13の第2部分を解放可能にブロックするために提供されている。添付の図面から分かるように、支持アーム101は、少なくとも1つのブロック要素15を備える。
好ましい実施形態によれば、少なくとも1つのブロック要素15は、それらの間に、第1接続部30および第2接続部40を締め付けるか、圧縮することによって、アームの第2部分13をブロックするのに適している。好ましい実施形態によれば、少なくとも1つのブロック要素15は、フロントガラス組立体10に所定のインパクト力(アームの第2部分13が第2角度位置へ向かって回転すること許容するインパクト力)が作用した後に、アームの第2部分13を解放するのに適している。
アームの第2部分13が第1角度位置にあって少なくとも1つのブロック要素15でブロックされているとき、フロントガラス組立体10は使用体勢にあることに留意すべきである。反対に、アームの第2部分13が第2角度位置にあるとき、フロントガラス組立体10は、非使用体勢である。
好ましい実施形態によれば、少なくとも1つのブロック要素15は、ブロック・ボルト15を備える。ブロック・ボルト15は、ブロック・ネジ19およびブロック・ナット17を備える。この場合、アームの第2部分13をブロックするために、ほぼ20kNm〜30kNmの締付けトルクで、ブロック・ナット17を締めることが好都合である。ブロック・ネジ19は、ネジが切られたネジボディ16を備える。好ましくは、ブロック・ボルト15はさらに、ブロック・ナット17と第1接続部30との間に介在させた割り座金18、あるいはスプリング・ワッシャ18を備える。別の構成として、割り座金18に代えて、異なる弾性要素18を設けてもよい。例えば、ブロック・ナット17と第1の接続部30との間に介在させた、螺旋スプリングまたはディスク・スプリングである。
図6に示したように、アームの第2部分13が第1角度位置にあるとき、ブロック・ボルト15は、接続部30および40に通されている。より好ましくは、ブロック・ネジ19は、アームの第1部分12に設けられたネジ孔63(図5)にネジ係合している。さらに、ブロック・ボルト15が、アームの第2部分13を第1角度位置にブロックしているとき、ブロック・ネジ19のボディ16は、アームの第2部分13に設けられた凹部22に受け止められる。
フロントガラス安全組立体10は、アームの第1部分12と第2部分13の間に機能的に介在させたストップ要素16、21を備える。ストップ要素は、アームの第2部分13が第1角度位置から第2方向F2へ回転するのを防ぐ。ストップ要素16、21は、少なくとも1つの結合要素14とは異なるものであって、当該要素14から間隔を置いて配置されている。
好ましい実施形態では、ストップ要素16、21は、ネジ19のネジボディ16と、アームの第2部分13に設けた当接部21と、を備える。ネジボディ16は、アームの第1部分12から、アームの第1部分12および第2部分13へと横方向に突出する。当接部21は、ネジ19のボディ16と協働するのに適している。当接部21が設けられている第2接続部40には、さらに前述の凹部22が設けられている。
好ましくは、例えば図5に示したように、凹部22は、部分的にその限界が当接部21によって定められている。そして、当接部21の反対側が開口している。一例では、図に示したように、凹部22は、当接部21の反対側が開口した細長いスロット22であることが、より好適である。好ましくは、第2接続部40は、大略「6」または「9」の形状であって、凹部22と回転ピン14のための孔62とを規定する。
アーム第2部分13が第1角度位置にあるとき、ネジボディ16は、凹部22に受け止められることが適切である。加えて、アームの第2部分13が第2角度位置に向かって回転するとき、ネジボディ16が凹部22の開いた側から出て行くことが適切である。
好ましい実施形態によれば、第1接続部30および第2接続部40は、それぞれ、第1および第2のフラット、または実質的にフラットな接続側面31、41を備える。これに関して、次の点に留意すべきである。すなわち、この記載に関し、接続側面31、41を説明するために使用する「フラット、または実質的にフラット」という表現は、これら接続側面が実質的に滑らかであるであってもよいし、もしくは、1またはそれ以上の摩擦要素を備えていて、アームの第2部分13が第1角度位置にブロックされるとき、接続側面31と41の間の摩擦を増大させるよう構成されていてもよい、ということを意味している。例えば、片方または両方の接続側面31、41は、ギザギザが付けられていてもよい。
いずれにせよ、接続側面31、41は、アームの第2部分13が第1角度位置から第2角度位置に向かって回転するときに、互いに滑動することができるように構成されなければならない。
ブロック・ボルト15が、アームの第2部分13を第1角度位置にブロックするとき、接続側面31、41は、相互に向かい合って接触している。一例において、ネジ60のボディ14は、第1および第2の接続側面31、41を通過する。加えて、ネジ19のボディ16は、第1アーム部12の接続側面31から突出する。
好ましい実施形態では、接続部30、40は、プレート形状の部分である。さらに、各接続部30、40は、好ましくは、それぞれ接続側面31、41の反対側に、さらなるフラット、または実質的にフラットな側面32、42を備える。
換言すれば、第1接続部30は、第1接続側面31と反対側に、さらなるフラット、または実質的にフラットな側面32を備えていて、第2接続部40が第2接続側面41と反対側に、さらなるフラット、または実質的にフラットな側面42を備えている。
好ましい実施形態においては、接続部30、40は、厚さが低減された部分30、40である。より好ましくは、例えば図6に示したように、接続部30、40は、支持アーム101の平均厚さに実質的に相当する全厚を有する、厚さが低減された部分である。
好ましい実施形態によれば、第1接続部30は、リミットストップ肩50を規定する形状とされていて、アームの第2部分13は、第2角度位置にあるとき肩50に当接する。好都合には、支持アーム101が第2角度位置にあるとき、リミットストップ肩50は、フロントガラス・パネル11が、スクーター1の1以上のパーツ(例えば、前輪またはフロント・フォーク等)と不所望に干渉することを防ぐ。
次のことに留意すべきである。すなわち、接続部30、40が低減された厚さの部分である場合には、アームの第1部分12および第2部分13が比較的漸次的に連結されるので、支持アーム101の比較的好ましい美的外観を維持できる肩50を実現することが可能となり、それは好都合である。
好ましい実施形態によれば、フロントガラス安全組立体10は、保護スリーブ70(例えば図3において、破線で示している)を備、それは、例えばゴム、あるいは別のプラスチック材料から作られる。保護スリーブ70は、アームの第2部分13が第1角度位置にあるときに、第1接続部30および第2接続部40の周囲にフィットするように構成されている。保護スリーブ70は、弾性スリーブであることが好ましく、数ミリメートルの厚さを有することが好ましい。例えば、厚さが約1mmである。
さらに、保護スリーブ70によって、ブロック・ボルト15のネジ19が不慮に凹部22から外れるのを防止すること、並びに、ロック・ボルト15とネジ60を錆および汚れ等から保護すること、の両方が好適に可能となる。加えて、保護スリーブ70によれば、接続部30、40をカバーすることにより支持アーム101の美的外観を改善することができる。
ここまでフロントガラス安全組立体の構造を説明したが、次に、当該組立体の例示的で非限定的な使用方法を、添付の図面を参照して説明する。
図1に示したフロントガラス安全組立体10の構成について考える、図1では、フロントガラス組立体10がスクーター1で取り付けられていて、支持アーム101のアームの第2部分13が第1角度位置にある。
この構成では、ブロック・ボルト15は、アームの第2部分13を第1角度位置にブロックしており、ネジ19のボディ16および支持アーム101の接続部40に設けられた当接部21によって、アームの第2部分13が矢印F2の方向に回転することが防止される。この構成から始めて、仮に、フロントガラス・パネル11の第2面11Cが所定の衝撃力で打たれたとすると、フロントガラス・パネル11は、アーム101の第2部分13と共に矢印F1の方向に回転する。このことは、例えば交通事故で、スクーター1の運転者がシート3からフロントガラス組立体10へと投げ出された場合に、起こり得る。
フロントガラス・パネル11の回転は、上述の所定の衝撃力によって凹部22がブロック・ボルト15に対してスライドする場合に生じ得る。このことによって、支持アーム101の第2部分13は、各ブロック・ボルト15から離れる。これに関して、凹部22が一旦ブロック・ボルト15から離れれば、アーム第2部分13は、第1部分12に対して自由に回転するということに、留意すべきである。実際には、一旦ブロック・ボルト15から離れると、アームの第2部分13は、フロントガラス組立体10が図2に示した体勢となる第2角度位置まで、自由に回転することができる。
図2の構成から始めて、アームの第2部分13が第1角度位置に来るまで、当該第2部分13を矢印F2の方向に単に手動で回転させることで、フロントガラス組立体10を図1に示した姿勢に戻すことが可能である。この目的のため、少なくとも部分的にナット17のネジを緩めて、ネジ19を凹部22内に挿入するのを容易にすることが好ましい。その後、再度ナット17を締めて、アームの第2部分13を第1角度位置にブロックする。
上の説明に基づいて、本明細書で説明したフロントガラス安全組立体によれば、従来の技術背景を参照しつつ先に説明した目的が、どのようにして達成されるのか理解することができる。
ここに説明したフロントガラス安全組立体に対して、多くの修正および(または)変形が可能であることは明白である。
例えば、図示したフロントガラス組立体の実施形態では、ブロック・ボルト15は、アーム第2部分13のブロック要素の機能と、ネジ19のボディ16によるストップ要素の機能と、の両方の機能を果たしている。しかし、大略的にこれらの機能は、互いに異なる要素またはデバイスによって実現することもできる。
例えば、それほど好ましくない実施形態では(図示せず)、ブロック・ボルト15に代えて、接続部30、40の外側にブロック・デバイスを設けて、それらの間に、これら接続部30、40をクランプし、アームの第2部分13を第1角度位置に保持してもよい。このブロック・デバイスは、例えば、接続部30、40に跨ぐように配置できる既知のタイプのブロック・クランプを含む。例えば、ブロック・クランプは、実質的に「C」または「U」字状の支持部にネジ係合される、ネジの切られた圧縮ピンで構成される。この場合、ストップ要素16、21は、ネジ19のボディ16を常に備えるであろうが、ブロック・ナット17および割り座金18は必要ないであろう。
さらに以下のことに留意すべきである。一般的に、ストップ要素16、21が第1接続部30に強固に接続されたネジ19のボディ16と、第2接続部40に設けられた当接部21とで構成されていることは、厳密には本質的要件ではない。一般的には、ストップ要素16、21が、ネジが切られた、あるいは切られていないストップ・ピン16と、当該ピン16と協働するのに適した当接部21と、を備えることは好ましい。
代替の実施形態では、ネジ19(または、より一般にはストップ・ピン16)は、第1接続部30に代えて第2接続部40に強固に接続されていてもよい。そして、当接部21および凹部22は、第2接続部40に代えて第1接続部30に設けられていてもよい。この場合、当接部21は、添付の図面に例示的に示した具体例とは反対側に配置されて、アームの第2部分13が、第1角度位置から矢印F1の方向に回転することを許容する。
実際には、ストップ要素16、21がストップ・ピン16および当接部21で構成される場合には、ストップ要素16、21は、アームの第1部分12および第2部分13に対して横方向に延在し、これら第1、第2部分12、13の一方に強固に接続されたストップ・ピン16と、第1、第2部分12、13の他方に設けられていて、第1ストップ・ピン16と協働するのに適した当接部21と、を備えるものであれば一般に十分である。
さらに好ましくは、ストップ・ピン16は、接続側面31、41の一方にいてアームの第1部分12、第2部分13の一方に対して、強固に接続されているか、一体的に構成されている。この点に関して、以下の点に留意すべきである。ストップ・ピン16は、一般的に、アームの第1部分12および第2部分13の一方に対して、強固に接続されているか、または一体的に構成されていればよい。例えば、それに限定されるものではないが、第1部分12および第2部分13の一方に対して、当該ピンをネジ止めまたは溶接する。あるいは、ストップ・ピンを、第1部分12および第2部分13の一方と一体的に構成する。
さらに、「ストップ・ピン」という表現は、比較的広い意味で理解されるべき点に留意すべきである。例えば、ブロック・ボルト15とは異なるブロック要素を使用して、アームの第2部分13を第1角度位置にブロックする場合、ストップ・ピン16は、ネジが切られていないものであってもよいし、あるいは、例えば接続部30、40の一方とワンピースに構成された突出部から構成されていてもよい。それは、円筒形とは異なる形状を有するか、あるいは、ネジ19のボディ16のようなほぼ円筒の形状であってもよい。
さらに、一般的に、ストップ・ピン16は、長手方向への突出が優勢の要素であることが好ましいが、長手方向への突出が優勢ではないものの当接部21に入り込んで当接が可能なピンであってもよい。
再度、次のことに留意すべきである。すなわち、一般的に少なくとも1つのブロック要素15が、それらの間に接続部30、40を圧縮することによって、アームの第2部分13をブロックするのに適していることは、好ましいことではあるが、厳密に不可欠な要件ではない。
例えば、それほど好ましくない実施形態では、少なくとも1つのブロック要素は、例えばゴム・スリーブまたは適切な接着剤でコートされたストップ・ピン16で構成されていてもよく、当該ピン16は、凹部22が設けられた接続部30、40の一部と協働して、摩擦、機械的干渉、または接着によって、解放可能な態様で、アームの第2部分13を第1角度位置にブロックする。
さらなる実施形態では、ブロック・ボルト15のブロック・ネジ19に加えて、そのようなゴム・スリーブまたは接着剤を適用することも可能である。
さらに、次のことに留意すべきである。すなわち、凹部22が、第2接続部40に代えて第1接続部30に設けられる場合には、第1接続部30は、大略「6」または「9」の形状に作られる。一般的に、凹部22が設けられる接続部30または40は、大略「6」または「9」の形状であることが好ましい。
図7は、本件開示に係る変形実施形態のフロントガラス安全組立体の一部を示す斜視図である。具体的には、図7の実施形態は、図5、6の実施形態例と比べて、例えば、凹部22が設けられた第2接続部140に結合された弾性安全要素200を備えているという事実において異なっている。
第2接続部140は、支持アーム101の変形実施形態に相当する支持アーム111の第2部分113に属している。弾性安全要素200は、ストップ・ピン16と協働して、アームの第2部分113が第1角度位置にあるときに、解放可能な態様で、ストップ・ピン16を凹部22に保持するように、構成されている。これによって、スクーター1(あるいは、フロントガラス安全組立体が取り付けられる別の乗り物)の通常の走行中に、フロントガラス安全パネルが、不慮に、図2に示した姿勢に類した機能しない姿勢となるのを回避できるという、追加の安全性が確保される。例えば、ブロック・ボルト15のナット17が不慮に緩んだ場合に、それが起こり得る。
常に図7を参照して、好ましい実施形態によれば、弾性安全要素200は、例えばスプリング・ワッシャ、または他の同様のリング状要素等の、弾性リング200を備える。好ましい実施形態では、弾性リング200は、長尺のリングである。弾性リング200は、第2接続部140の結合部分201に対して、回転自在に結合されるか、あるいはヒンジ結合されることが好ましい。さらに好ましくは、弾性リング200は、結合部分201に設けられた結合孔202に挿通される。
好ましい実施形態では、弾性リング200は、保持姿勢(図7)および解放姿勢(図示せず)をとるのに適している。保持姿勢では、リング200は、ストップ・ピン16の方へ傾いていて、凹部22の定める壁203上に当接する。例えば上述の所定の衝撃力がフロントガラス安全組立体に作用したことに起因して、アームの第2部分113が第1角度位置から第2角度位置に向かって回転するとき、ストップ・ピン16が弾性リング200を弾力的に変形させて、その結果、弾性リング200は、凹部22の開口側をパチッと開けるまで回転する。
一例では、次のことに留意すべきである。すなわち、接続部140は、例えば図5または6に示した第2接続部40に対して、結合部分201および結合孔202が設けられているという事実だけが異なる。残りについては、図7のアームの第2部分113は、例えば図5に示したアームの第2部分13と同一である。
さらに、次のことに留意すべきである。すなわち、それほど好ましくない不図示の実施形態では、凹部22の開いた側は、少なくとも1つの準拠要素(compliant element)によって、部分的に、または完全に閉じることができる。この準拠要素は、フロントガラス・パネルが所定の衝撃力で打たれ、アームの第2部分13が第1部分12に対して回転するときに、壊れるのに適したものである。
図8は、本件開示に係るフロントガラス安全組立体の支持アーム301について、さらに好都合な実施形態を示している。上述したアーム101の場合のように、この実施形態に係るフロントガラス安全組立体は、一対の支持アーム301を好適に備えている。両アームは、これらアーム101が通常の使用状態において、フロントガラス・パネル11に固定されたときに、フロントガラス・パネル11の対称軸に関して対称の構造を有するという意味において、互いに実質的に同じものであることが好ましい。
支持アーム301は、上述の支持アーム101と同一、あるいは実質的に同一の態様で作動する。支持アーム301は、乗り物1に固定された、あるいは固定可能な第1部分312と、フロントガラス・パネル11に固定された、あるいは固定可能な第2部分313と、を備える。好ましい実施形態では、アーム301の第1部分312は、第1サブ部分312’(少なくとも部分的に、湾曲ロッドの形状をしていることが好ましい)と、第2サブ部分312’’と、を好適に備えている。
好ましくは、第1サブ部分312’は、支持アーム301をスクーター1に対して着脱可能な態様で固定する少なくとも1つの固定部材312Aを備える。好ましい実施形態では、アームの第1部分312の第2サブ部分312’’は、第1サブ部分312’の側壁312’’’に固定された(より好ましくは、側壁312’’’に対して横方向に溶接された)補強板312’’を備える。例えば、側壁312’’’は、円筒状、あるいはほぼ円筒状の壁である。
図11を参照すると、補強板312’’は、第1接続部330を備える。第1接続部330は、アームの第1部分312の端部であることが好ましい。一般的に、第1接続部330は、図3中の支持アーム101の第1部分12を参照して上に説明した第1接続部30と、機能的に同一、あるいは実質的に同一である。例えば、好ましい実施形態では、第1接続部330は、ネジが切られた孔61と、ネジが切られた孔63とを備える。
図8、9、11に示した例では、第1接続部330が補強板312’の一部であるという事実以外は、第1接続部330は、上述の第1接続部30と同一、あるいは実質的に同一である。例えば、第1接続部330は、接続側面31と類似した第1のフラット、または実質的にフラットな接続側面331を含んでいてもよい。さらに、第1接続部330は、接続側面331の反対側に、側面32と類似したフラット、または実質的にフラットな側面332をさらに含んでいてもよい。
さらに一般的には、第1接続部30および関連する変形実施形態を参照して上に説明した内容は、補強板312’が接続部330を含んでいる実施形態と両立できる程度まで、第1接続部330の場合にも有効である。この理由から、第1接続部330について、さらに詳細な説明は行わない。
図8を参照して、好ましい実施形態によれば、アーム301の第2部分313は、第1サブ部分313’と第2サブ部分313’’とを備える。第1サブ部分313’は、第2接続部313’を備える。第2サブ部分313’’は、真っすぐなロッドのように、好適に形作られている。
好ましくは、第2接続部313’は、アームの第2部分313の端部である。第2接続部313’は、支持アーム101を参照して上に説明した第2接続部40と、機能的に同一、あるいは実質的に同一である。例えば好ましい実施形態によれば、第2接続部313’は、第2接続部40を参照して(図4)上に説明したスロット22および滑らかな孔62を含む。
図10においても示しているように、第2接続部313’は、固定部分314(好ましくは、二股に分かれた固定部分314)を備える。固定部分314は、固定用の凹部314Aを規定している。さらに図10を参照して、固定用の凹部314Aは、第2アーム部313の第2サブ部分313の’’の端部315を受け止める。端部315は、固定部分314に固定され、好ましくは、当該部分314に溶接される。さらに好ましくは、端部315は、隣接する複数の溶接側部316’、316’’、316’’’(好ましくは、隣接する3つの溶接側部316’、316の’’、316’’’)に沿って、固定部分314に溶接される(溶接ラインは、図10において太線で表示している)。
図8〜10に示した例において、上記固定部分314を備えているという事実以外は、第2接続部313’は、既に説明した第2接続部40(図5)と同一、あるいは実質的に同一である。例えば、第1接続部330は、接続側面41に類する第1のフラット、または実質的にフラットな接続側面341を含む。好ましくは、第1接続部330は、接続側面341の反対側に、側面42と類似したフラット、または実質的にフラットな側面342をさらに含んでいてもよい。
さらに一般的には、第2接続部40および関連する変形実施形態を参照して上に説明した内容は、上記固定部分314が設けられている実施形態と両立できる程度まで、第2接続部313’の場合にも有効である。この理由から、第2接続部313’について、さらに詳細な説明は行わない。
図8、9を参照して、支持アーム301は、少なくとも1つの結合要素324と、少なくとも1つのブロック要素325と、前述のストップ要素16、21と、を備える。図8、9の例では、少なくとも1つの結合要素324および少なくとも1つのブロック要素325は、それぞれ、結合ボルト324およびブロック・ボルト325で構成される。1つの実施形態では、少なくとも1つの結合要素324および少なくとも1つのブロック要素325は、既に説明した少なくとも1つの結合要素14および少なくとも1つのブロック要素15とそれぞれ同一のものである。
一般的に、少なくとも1つの結合要素14および関連する変形実施形態を参照して上に説明した内容は、少なくとも1つの結合要素324の場合も有効である。さらに、一般的に、少なくとも1つのブロック要素15および関連する変形実施形態を参照して上に説明した内容は、少なくとも1つのブロック要素325の場合も有効である。この理由から、少なくとも1つの結合要素324および少なくとも1つのブロック要素325について、さらに詳細な説明は行わない。
常に図8を参照して、次のことに留意すべきである。すなわち、第1サブ部分312’は、第2角度位置(すなわち、図2において支持アーム101の角度位置に対応する角度位置)にあるアームの第2部分313が当接するリミットストップ肩350を規定するのに適している。
図8、9を参照して、好ましい実施形態では、フロントガラス安全組立体10は、上述した保護スリーブ70を備える。保護スリーブ70は、アームの第2部分313が第1角度位置に来たときに、第1接続部330および第2接続部313’の周囲にフィットするように構成されている。
以下のことに留意すべきである。すなわち、補強板およびサブ部分が固定される二股に分かれた部分を設けることによって、乗り物から投げ出された運転者がフロントガラス組立体と衝突した場合に、フロントガラス組立体の支持アーム301が破壊される可能性を著しく低減することができる。このように、本明細書に開示したフロントガラス安全組立体は、運転者に大きな安全性を与えることができる。しかも、交通事故の後においてフロントガラス組立体のパーツ交換の必要性も減じる。
純粋に非限定的な例示として本明細書で説明し図示したものに関して、本発明の原理を失うことなしに、実施形態の態様および構造の詳細を、大きく変えることができる。それは、添付の特許請求の範囲で規定された本発明から逸脱するものではない。

Claims (15)

  1. − フロントガラス・パネル(11)と、
    − フロントガラス・パネル(11)を支持する支持アーム(101、301)であって、操縦ハンドルと運転者が跨がって乗るシートとを有する乗り物(1)に取り付けられる第1部分(12、312)と、フロントガラス・パネル(11)に取り付けられる第2部分(13、313)と、を備えてなる支持アーム(101、301)と、
    を備えたフロントガラス安全組立体(10)であって、
    当該フロントガラス・パネル(11)は、
    − アームの第2部分(13、313)を第1部分(12、312)に回転自在に結合させて、当該第2部分が回転軸(X1)を中心として、第1角度位置から別の第2角度位置に向かって第1方向(F1)に回転、または第2角度位置から第1角度位置に向かって第1方向(F1)と逆の第2方向(F2)に回転するのに適したものとする、少なくとも1つの結合要素(14、324)と、
    − 上記第2部分(13、313)を第1角度位置に解放可能にブロックするために提供された、少なくとも1つのブロック要素(15、325)と、
    − 上記第1部分と第2部分の間に機能的に配置されていて、第2部分(13、313)が第1角度位置から第2方向(F2)へと回転することを防止するストップ要素(16、21)であって、上記少なくとも1つの結合要素(14、324)と異なるものであって、当該結合要素(14、324)から離れて配置されている、ストップ要素(16、21)と、を備えることを特徴とする、フロントガラス安全組立体(10)。
  2. 上記第2部分(13、313)が第1角度位置にあって、少なくとも1つのブロック要素(15、325)でブロックされているとき、フロントガラス組立体(10)は作動姿勢にあり、
    第2部分(13、313)が第2角度位置にあるとき、フロントガラス組立体(10)は非作動姿勢にあり、
    フロントガラス・パネル(11)は、第1面(11B)と、反対側で乗り物(1)の運転者の方に向く第2面(11C)と、を備え、
    上記第2部分(13、313)の上記第1方向(F1)および第2方向(F2)への回転は、それぞれ、フロントガラス・パネルの第2面(11C)から第1面(11B)へ向かう回転、および第1面(11B)から第2面(11C)へ向かう回転に相当している、請求項1記載のフロントガラス安全組立体(10)。
  3. 上記ストップ要素(16、21)は、
    上記第1部分および第2部分(12、13;312、313)から横方向に延在するとともに、当該第1部分および第2部分の一方に強固に固定されたストップ・ピン(16)と、
    ストップ・ピン(16)と協働するのに適していて、上記第1部分および第2部分(12、13;312、313)の他方に設けられた当接部(21)と、
    を備える、請求項1または2記載のフロントガラス安全組立体(10)。
  4. 上記少なくとも1つのブロック要素(15、325)は、フロントガラス組立体(10)に所定の衝撃力が加わった場合に、それに続いて上記第2部分(13、313)を解放して、第2部分(13、313)が第2角度位置へ向かって回転することを許容するのに適している、請求項1〜3のいずれか1つに記載のフロントガラス安全組立体(10)。
  5. 上記少なくとも1つの結合要素(14、324)は、回転ピン(14)を備えていて、
    上記第1部分(12、312)および第2部分(13、313)は、それぞれ、第1および第2の接続部(30、40;330、313’)を備えており、当該第1および第2の接続部(30、40;330、313’)は、それぞれ、フラットまたは実質的にフラットな、第1および第2の接続側面(31、41;331、341)を備えており、当該第1および第2の接続側面(31、41;331、341)は、少なくとも1つのブロック要素(15、325)が上記第2部分(13、313)を第1角度位置にブロックするとき、互いに向かい合って接触するものであり、
    回転ピン(14、324)は、第1接続側面および第2接続側面(31、41;331、341)と交差しており、
    ストップ・ピン(16)は、接続側面(31、41;331、341)のうちの1つにおいて、上記第1部分および第2部分(12、13;312、313)の一方に強固に接続されている、請求項3または4記載のフロントガラス安全組立体(10)。
  6. 上記少なくとも1つのブロック要素(15、325)はブロック・ボルト(15、325)を備えており、当該ブロック・ボルト(15、325)は、ブロック・ネジ(19)およびブロック・ナット(17)を備え、
    ブロック・ネジ(19)は、上記ストップ・ピン(16)を含んでいて、ブロック・ボルト(15)は、上記第2部分(13、313)が第1角度位置にあるときに、上記接続部(30、40;330、313’)と交差している、請求項5記載のフロントガラス安全組立体(10)。
  7. 上記当接部(21)は接続部(30、40)の一方に設けられており、当接部(21)が設けられた接続部には、部分的に上記当接部(21)で区切られるとともに、当接部(21)とは反対側が開いている凹部(22)がさらに設けられており、
    上記ストップ・ピン(16)は、上記第2部分(13、313)が第1角度位置にあるとき、凹部(22)内に受け止められ、かつ上記第2部分(13、313)が第2角度位置へ向かって回転するとき、凹部(22)の開いた側から出て行くのに適している、請求項5または6記載のフロントガラス安全組立体(10)。
  8. 上記凹部が設けられている上記接続部に結合された弾性安全要素を備えており、当該弾性安全要素は、ストップ・ピン(16)と協働して、上記第2部分(13、313)が第1角度位置にあるときに、当該ストップ・ピン(16)を凹部(22)内に解放可能に保つように構成されている、請求項7記載のフロントガラス安全組立体(10)。
  9. 上記接続部(30、40;330、313’)はプレート形状をした部分であって、当該接続部(30、40;330、313’)のそれぞれは、各接続側面(31、41;331、341)の反対側に、フラット、または実質的にフラットな側面(32、42)をさらに備えている、請求項5〜8のいずれか1つに記載のフロントガラス安全組立体(10)。
  10. 上記接続部(30、40)は、厚さが低減された部分(30、40)である、請求項5〜9のいずれか1つに記載のフロントガラス安全組立体(10)。
  11. 上記第1接続部(30)は、第2角度位置にある上記第2部分(13)が当接するリミットストップ肩(50)を規定する形状に作られている、請求項5〜10のいずれか1つに記載のフロントガラス安全組立体(10)。
  12. 上記凹部(22)が設けられた接続部(30、40)は、大略的に「6」または「9」の形状を有する、請求項7〜11のいずれか1つに記載のフロントガラス安全組立体。
  13. 上記第1部分(312)および第2部分(313)は、それぞれ、第1サブ部分(312’313’)および第2サブ部分(312’’、313’’)を備えていて、
    第1部分(312)の第1サブ部分(312’)は、側壁(312’’’)を備えており、第1部(312)の第2サブ部分(312’’)は、補強板(312’’)を備えており、
    補強板(312’’)は、上記第1接続部(330)を備えるとともに、上記第1部分(312)の側壁(312’’’)に固定されており、
    第2部分(313)の第1サブ部分(313’)は、上記第2接続部(313’)を備え、第2部分(313)の第2サブ部分(313’’)は、端部(315)を備え、
    第2接続部(313’)は固定部分(314)を備え、当該固定部分(314)は、そこに上記端部(315)が固定されるとともに、当該端部(315)が内部で受け止められる固定凹部(314A)を規定している、請求項5〜9のいずれか1つに記載のフロントガラス組立体。
  14. 上記第2部分(13、313)が第1角度位置にあるときに上記第1接続部および第2接続部(30、40;330、313’)の周囲にフィットするよう構成された保護スリーブ(70)を備える、請求項5〜13のいずれか1つに記載のフロントガラス安全組立体(10)。
  15. 操縦ハンドルと運転者が跨がって乗るシートとを有する乗り物(1)であって、請求項1〜14のいずれかに記載のフロントガラス組立体を備えている、乗り物。
JP2017502118A 2014-07-15 2015-07-14 フロントガラス安全組立体 Pending JP2017520465A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITRM2014A000386 2014-07-15
ITRM20140386 2014-07-15
PCT/IB2015/055319 WO2016009349A1 (en) 2014-07-15 2015-07-14 Windscreen safety assembly

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017520465A true JP2017520465A (ja) 2017-07-27

Family

ID=51663324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017502118A Pending JP2017520465A (ja) 2014-07-15 2015-07-14 フロントガラス安全組立体

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10272966B2 (ja)
EP (1) EP3169578B1 (ja)
JP (1) JP2017520465A (ja)
CN (1) CN106660601B (ja)
ES (1) ES2856398T3 (ja)
WO (1) WO2016009349A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108622265A (zh) * 2018-07-16 2018-10-09 重庆墨龙机械有限公司 一种三轮车挡风板结构
DE102020109198A1 (de) * 2020-04-02 2021-10-07 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Abnehmbare Windschildanordnung für ein Neigefahrzeug

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB827330A (en) 1957-05-22 1960-02-03 Stadium Ltd Improvements in windscreen mountings for cycles
US4087110A (en) 1975-12-12 1978-05-02 Vetter Design Works, Inc. Windshield assembly
US4379584A (en) 1981-03-06 1983-04-12 Willey Barry A Motorcycle safety windshields
JPS589889U (ja) * 1981-07-13 1983-01-22 福田 津吉 二輪車の風雨除け具
JPS5823788U (ja) * 1981-08-10 1983-02-15 福田 津吉 二輪車の風雨除け具
US4465315A (en) * 1982-01-25 1984-08-14 Barstow Roger H Hinged windshield for cycles
JPS606385Y2 (ja) * 1983-02-22 1985-02-28 津吉 福田 風防
US6752447B2 (en) 2000-12-19 2004-06-22 Bombardier Recreational Products Inc. Windshield assembly for an all terrain vehicle
JP5096949B2 (ja) * 2008-01-31 2012-12-12 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両のウインドスクリーン装置
IT1395380B1 (it) 2009-09-07 2012-09-14 Piaggio & C Spa Dispositivo di fissaggio per accessori in un motociclo, in particolare per parabrezza
US7946642B1 (en) 2009-11-05 2011-05-24 Yuan-Hwen Cadtool Industrial Co., Ltd. Motorcycle windshield assembly
JP5495909B2 (ja) * 2010-04-09 2014-05-21 川崎重工業株式会社 乗物のウインドシールド取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016009349A1 (en) 2016-01-21
ES2856398T3 (es) 2021-09-27
CN106660601A (zh) 2017-05-10
US10272966B2 (en) 2019-04-30
US20170203805A1 (en) 2017-07-20
CN106660601B (zh) 2019-06-07
EP3169578B1 (en) 2020-12-09
EP3169578A1 (en) 2017-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2337086T3 (es) Guardamanos para manillar de motocicleta.
US9193392B2 (en) Support for a wing
US20150059521A1 (en) Bicycle kickstand
JP2017520465A (ja) フロントガラス安全組立体
JP5451272B2 (ja) 鞍乗り型車両の車体構造
JP2009040367A (ja) 鞍乗型車両
TWI609814B (zh) 跨坐型車輛之前叉
US11279428B2 (en) Saddle riding vehicle
JP2020032985A (ja) 鞍乗り型車両およびサイドスタンドブラケット
JP3159770U (ja) 車両用安全保護装置
WO2018095912A3 (de) Zusammenklappbares fahrzeug
US20170233028A1 (en) Flexible hand guard
JP3119612U (ja) 車両用ルームミラー
JPH09240542A (ja) バーハンドルにおけるハンドガードの外端取付け装置
JP6915916B1 (ja) 保護具付き乗り物、及び保護具
EP1743831A1 (en) Vehicle with sreerable rear wheel
BR102013026073B1 (pt) veículo a motor do tipo selim
US11358667B2 (en) Safety windscreen assembly
JP6108681B2 (ja) 鞍乗型車両
BRPI1000567A2 (pt) para-lama dianteiro
US10960947B2 (en) Saddled vehicle
EP2014511A1 (fr) Dispositif de retenue de la batterie d'un véhicule automobile en cas de choc frontal
US824574A (en) Mud-guard.
BR102013025320B1 (pt) estrutura protetora para veículo
US20110272958A1 (en) Automobile and truck accessory

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190514

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190813

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200204