JP2017515583A - 静注のためのカテーテル・システム - Google Patents

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Abstract

カテーテルの遠位端を治療サイトに固定するためのシステムは、管腔及び円錐形バルーン膜を有するように形成された細長いカテーテル・シャフトを含む。そのシステムにおいて、バルーン膜の近位端と遠位端とが、シャフトの外表面に貼り付けられており、膜とシャフトとの間に膨張チャンバを有するバルーンを確立する。第1の膜部分は、遠位の膜端からバルーン膜中央部分に延び、第2の膜部分は、中央部分から近位の膜端に延びる。膨張したバルーンに適切な形状を確立するために、第2の膜部分は、(長手方向軸線の近位方向部分に対し、)円錐角αを確立するように構成され、その角度は、90度以下である(α≦90度)。第2の実施例は、二つの円錐形バルーンを含む。

Description

本発明は、一般に、患者の脈管構造の標的サイトにカテーテルの遠位端を固定するために使用することができる、膨張式バルーンを有するカテーテルに関する。より詳細には、本発明は、注入処置の間にカテーテルの遠位端を固定する、注入カテーテルのためのバルーン・システムに関する。本発明は、他を排除するものではないが、特に、冠静脈又は冠静脈洞において、カテーテルの遠位端を固定するバルーン・システムとして有用である。
カテーテルの遠位端を、患者の治療サイトに固定し且つ適切に安定させることが、しばしば望まれる。例えば、多くの処置の正確さは、治療される標的組織に対して選択された位置に、遠位のカテーテル端の位置を置き且つ維持することに依存する。例として、注入の処置が考えられる。これに関連して、しばしば望まれ、且ついくつかの場合において必須なのが、標的組織と不溶解性薬剤との接触である。注入処置において、標的組織に対して好適な位置に、注入放出ポートを適切に固定し維持しないと、しばしば、治療が無効となり得る。
いくつかの治療サイトは、カテーテルの適切な固定に対して、障害を提供し得る。これらの困難は、治療サイトの幾何学的/解剖学的性質と共に、周囲の環境の特徴に起因し得る。固定に対して障害を提供し得る、そのような一つの治療サイトとしては、冠静脈洞があげられる。この点については、冠静脈洞は、鼓動する心臓に位置し、それと共に動く。心臓の通常の静脈リズムが脈打つ間に起きる、これらの鼓動は、固定されたカテーテルを取り去るように働き得る。
カテーテルを適切に固定しようとするときに困難を引き起こし得る、もう一つの治療サイトのタイプは、冠静脈洞に流れ込む静脈のような、小さい治療血管サイトを含む。これらの小さい血管は、しばしば、治療の間、固定されたカテーテルを取り去るように働き得る、抵抗力を生み出す。これは、特に、小血管が心臓のような鼓動する臓器に位置する場合に、厄介である。
上記の観点から、本発明の一つの目的は、冠静脈洞の治療サイトに、カテーテルの遠位端を固定し安定させるために形づけられた、一つ又は複数のバルーンを有するカテーテル・システムを提供することである。本発明のもう一つの目的は、比較的小さい血管にカテーテルの遠位端を、治療操作の間に抵抗を受けることなく固定し安定させるために特に形づけられた、一つ又は複数のバルーンを有するカテーテル・システムを提供することである。本発明のさらにもう一つの目的は、簡単に使用でき、実行するのが単純で、比較的経済的な、静注のためのカテーテル・システムを提供することである。
本発明によれば、カテーテルの遠位端を治療サイトに固定するためのシステムは、管腔を有するように形成された、細長いカテーテル・シャフトを含む。いったん遠位のカテーテル端が固定されると、システムは、静注のような処置を行うために使用され得り、その処置において、薬剤は、冠静脈洞か、又は、冠静脈洞に流れ入る血管の一つに導入される。
このシステムのために、カテーテル・シャフトは、長手方向軸線を規定し、近位端から遠位端まで延びている。シャフトに加え、このシステムは、円錐形のバルーン膜を含む。バルーンを確立するために、バルーン膜の近位端及び遠位端は、シャフトの外表面に貼り付けられている。この配置により、膨張チャンバが、バルーン膜とシャフトの外表面との間に確立される。更なる構造的な詳細において、バルーン膜は、バルーン膜の遠位端からバルーン膜中央部分まで延びる第1の部分を含む。例えば、バルーン膜の中央部分が、環状のエッジのように形づけられ得る。さらにバルーン膜は、バルーン膜の中央部分から近位端まで延びる第2の部分を含む。
膨張したバルーンに適切な形を確立するために、第2の膜部分は、長手方向軸線に対して、円錐角±αを確立するように構成され、この角度は、90度以下である(a≦90度)。本発明において典型的には、円錐角αは、約80度から約90度の範囲にある。また、膜の第1の部分は、長手方向軸線の近位方向部分に対して、円錐角βを確立するように構成され、この角度は円錐角αより小さく、典型的には、約30度から約60度の間であり(30°<β<60°)、それは、近位端に又は遠位端に傾斜を有していてもよい。
上述のシャフト及びバルーンに加え、システムは、膨張ユニットを含むことが可能で有り、膨張ユニットは、バルーンの膨張チャンバと流体連通するように接続されており、バルーンを膨らませるために使用される。システムが注入カテーテルとして構成される場合、少なくとも一つの注入ポートが遠位のカテーテル端に備えられる。そして、注入ユニットは、流体連通により、注入ポートに接続され、薬剤を注入ポートから放出する。いくつかの場合において、バルーンが膨張している間に、治療サイトにおいて、血液が流れ続けることを可能にするのが望ましい場合もある。この目的のために、シャフトには、バルーン膜の近位の場所に穴が、バルーン膜の遠位の場所に開口が形成され得る。使用されるときは、穴及び開口は、共通のシャフト管腔に接続され、血液が、穴と開口との間を流れるようにする。
上記を考慮に入れると、二つの実施例が、本発明のために考えられる。単一バルーンの実施例(上述のバルーンを伴う)と、二つのバルーンの実施例である。本明細書において、さらに述べられるように、単一バルーンの実施例は、冠静脈に遠位のカテーテル端を固定するのに特に好適であり、一方、二つのバルーンの実施例は、冠静脈洞に遠位のカテーテル端を固定するのに特に好適である。
二つのバルーンの実施例のためには、上述のバルーンに、第2のバルーンが追加される。さらに詳細には、第2のバルーンが、シャフト上の、第1のバルーンの遠位の位置に位置決めされる。この配置によれば、複数の灌流ポートが、シャフト上の、第1のバルーンと第2のバルーンとの間に形成され得る。第1のバルーンのように、第2のバルーンは、シャフトの外表面に貼り付けられた近位端とシャフトの外表面に貼り付けられた遠位端とを有する、円錐形のバルーン膜を含み得る。構造的には、この組み合わせは、バルーン膜と、シャフトの外表面との間に、第2のバルーンのための膨張チャンバを確立する。
二つのバルーンの実施例において、第2のバルーンのバルーン膜は、バルーン膜の近位端から、バルーン膜中央部分に延びる第1の部分を有する。また、第2のバルーンにおいては、膜は、バルーン膜の中央部分から、遠位端に延びる第2の部分を含む。膨張したときに、第2のバルーンに適切な形状を確立するには、第1の膜部分が、シャフトの長手方向軸線の遠位方向部分に対し、円錐角βを確立するように構成される。典型的には、円錐角βは、約30度から約60度の範囲にある(30°<β<60°)。さらに、第2のバルーンの第2の膜部分は、円錐角αをシャフトの長手方向軸線に対して確立し、α≦90度である。典型的には、円錐角αは、約80度から約90度の範囲にあり、それは、近位又は遠位に傾斜を有していてもよい。
本発明の新規の特徴は、本発明それ自体と共に、その構造及びその操作に関して、付随する説明と組み合わせて、添付された図面から、最もよく理解されるであろう。それらにおいて、類似の参照記号は、類似の部分を意味する。
本発明がその意図する操作環境で使用されているところを示す図である。 固定バルーンが膨らんだ状態の本発明による静脈カテーテルの遠位部分の透視図である。 図2の線3−3に沿って見たときの静脈カテーテルの断面図である。 図2の線4−4に沿って見たときの静脈カテーテルの断面図である。 患者の冠静脈洞に操作上位置決めされているカテーテルを備えた本発明の静脈カテーテルの立面図である。 本発明の別の実施例がその意図する操作環境で使用されているところを示す図である。 固定バルーンが膨らんだ状態の図6に示した実施例の静脈カテーテルの遠位部分の透視図である。 図7の線8−8に沿って見たときの、図6に示した静脈カテーテルの実施例の断面図である。 図6の矢印9A−9Aで輪郭が示されている、患者に薬剤を導入するように設定されたところを示すバルブの拡大断面詳細図である。 患者と戻り配管を通って血液を循環させるように設定されたバルブを示す、図9Aと同様の拡大断面詳細図である。
最初に図1を参照すると、本発明によるシステムが示され、全体的に10と示される。示されているように、システム10は、患者16の脈管構造内で、カテーテル・シャフト14の遠位端12を、治療サイトに位置決めし固定するために使用され得る。図1は、さらに、カテーテル・シャフト14の近位端18が、操作上、膨張ユニット20及び注入ユニット22と組み合わされ得ることを示す。示されている配置において、システム10は、注入処置のような処置が行われるように使用され得る。例えば、抗不整脈薬及び/又は色素のような流体が冠静脈洞又は冠静脈洞に流れ入る血管内に導入され得る。
図2は、カテーテル・シャフト14の遠位端12をより詳細に示している。そこに見られるように、カテーテル・シャフト14は、細長く、シャフトの伸長の方向に長手方向軸線24を規定する。さらに、第1の円錐形のバルーン膜26が、シャフト14に装着されていることが見られ得る。特に、バルーン膜26の近位端28(図3参照)及び遠位端30が、シャフト14の外表面32に貼り付けられていて、第1のバルーンを確立している。図2に示した実施例においては、第2の円錐形のバルーン膜34が、シャフト14に装着されている。特に、バルーン膜34の遠位端36及び近位端38が、シャフト14の外表面32に貼り付けられていて、第2のバルーンを確立している。
バルーン膜26、34の構造上の詳細は、図2及び図3を相互参照することで理解され得る。更なる構造の詳細において、バルーン膜26は、バルーン膜26の遠位端30から、バルーン膜中央部分42に延びる第1の部分40を含む。例えば、中央部分42は、示されているように、わずかに丸い環状のエッジのように形づけられ得る。他の中央部分の形も可能である。さらに示されるように、バルーン膜26は、バルーン膜26の中央部分42から、近位端28に延びる第2の部分44を含む。この配置によれは、膨張チャンバ46が、バルーン膜26とシャフト14の外表面32との間に確立される。
図3は、さらに、バルーン膜26の膨張の後、第2の膜部分44が、(長手方向軸線24の近位方向部分(矢印48)に対して)円錐角αが確立されるように構成され、この角度は、90度以下である(a≦90度)。典型的には、本発明において、円錐角αは、約80度から約90度の範囲にある。さらに示されるように、膜26の第1の部分40は、(長手方向軸線24の近位方向部分(矢印50)に対して)円錐角βを確立するように構成され、この角度は約30度から約60度の間である。
図3は、また、バルーン膜34が、バルーン膜34の近位端38から、バルーン膜中央部分54に延びる第1の部分52を有することを示している。また、バルーン膜34は、バルーン膜34の中央部分54から遠位端36に延びる第2の部分56を含む。この配置によって、膨張チャンバ57が、バルーン膜34とシャフト14の外表面32との間に確立される。
図3に示されるように、バルーン膜34の膨張後、第1の膜部分52が、シャフト14の長手方向軸線24の遠位方向部分(矢印58)に対し、円錐角βを確立するように構成されている。典型的には、円錐角βは、約30度から約60度の範囲にある。さらに、第2のバルーンの第2の膜部分56は、円錐角αをシャフト14の長手方向軸線24の遠位方向部分(矢印60)に対して確立し、α≦90度である。典型的には、円錐角αは、約80度から約90度の範囲にある。
図3及び図4はまた、本発明に使用するための代表的なシャフト14の詳細を示している。そこに示されているように、シャフト14には、複数の灌流ポート64と流体連通する薬剤チャンネル62が形成され得る(図2も参照)。薬剤チャンネル62はまた、注入ユニット22とも流体連通しており(図1参照)、薬剤がシャフト14を通してポンプ送りされ、灌流ポート64a〜cのうちの一つを通って放出されることを可能にする。
図3及び図4はまた、シャフト14に膨張チャンネル66が形成され得ることを示しており、膨張チャンネル66は、バルーン膜26、34によってそれぞれ確立された膨張チャンバ46、57と流体連通している。膨張チャンネル66はまた、膨張ユニット20とも流体連通しており(図1参照)、膨張流体がシャフト14を通って、膨張チャンバ46、57の一つ又は両方に選択的にポンプ送りされることを可能にする。
図3及び図4はまた、シャフト14に血液フロー管腔68が形成され得ることを示しており、血液フロー管腔68は、バルーン膜26の近位の位置の穴70(図2参照)とバルーン膜26の遠位の位置の開口72との間の流体連通を確立する。この配置によれば、血液は、バルーンが膨張している間に、治療サイトを流れ続けることができる。
図5は、円錐角α’が90度(α’=90)の二つのバルーンの実施例のための本発明の操作を示している。この操作において、細長いカテーテル・シャフト14’の遠位端12’が、脈管構造内の治療サイト74に進められる。治療サイト74のその場所で、バルーン膜26’、34’を有するバルーンが膨張して、治療サイト74の脈管構造の内壁に接触し、カテーテル・シャフト14’の遠位端12’を固定する。特に、図5は、遠位端12’が、冠静脈洞76中に位置決めされ、また、冠静脈洞76に小孔79で注ぎ込む血管78を横切って位置決めされていることを示している。示されているように、遠位端12’は、血管78の小孔79の一方の側にあるバルーン膜34’と、血管78の小孔79のもう一方の側にあるバルーン膜26’とで位置決めされ得る。この配置によれば、貯蔵部80が、バルーン膜26’とバルーン膜34’との間に確立される。いったん固定されると、注入ユニット22(図1参照)は活性化され、複数の注入ポート64a’、64b’から薬剤を放出する(矢印82)。
図6は、全体的に10”で示される、本発明によるシステムの別の実施例を示している。示されているように、システム10”は、患者16”の脈管構造内の治療サイトにおいて、カテーテル・シャフト14”の遠位端12”を位置決めし固定するために使用され得る。図6は、さらに、カテーテル・シャフト14”の近位端18”が、操作上、膨張ユニット20”及び注入ユニット22”と組み合わされ得ることを示している。示されている配置によれば、システム10”は、注入処置のような処置を行うために使用され得る。例えば、抗不整脈薬のような流体が、冠静脈洞76又は、冠静脈洞76に流れ入る血管78に導入され得る(図5参照)。
図7は、カテーテル・シャフト14”の遠位端12”をより詳細に示している。そこに見られるように、カテーテル・シャフト14”は細長く、シャフトの伸長方向に長手方向軸線24”を規定する。さらに、円錐形バルーン膜26”が、シャフト14”に装着されていることが見られ得る。特に、バルーン膜26”の近位端28”(図8参照)と遠位端30”が、シャフト14”の外表面32”に貼り付けられていて、単一バルーンを確立している。
バルーン膜26”の構造上の詳細は、図7及び図8を相互参照することで理解され得る。さらに詳細な構造について、バルーン膜26”は、バルーン膜26”の遠位端30”から、バルーン膜中央部分42”に延びる第1の部分40”を含む。例えば、中央部分42”は、示されているように、わずかに丸い環状のエッジのように形づけられていてもよい。他の中央部分の形状も可能である。さらに示されているように、バルーン膜26”は、バルーン膜26”の中央部分42”から近位端28”に延びる第2の部分44”を含む。この配置によれば、膨張チャンバ46”が、バルーン膜26”とシャフト14”の外表面32”との間に確立される。
図8は、さらに、バルーン膜26”の膨張後、第2の膜部分44”が、(長手方向軸線24”の近位方向部分(矢印48”)に対して)円錐角α”が確立されるように構成され、この角度は、90度以下である(α≦90度)。典型的には、本発明において、円錐角αは、約80度から約90度の範囲にある。さらに示されるように、膜26”の第1の部分40”は、(長手方向軸線24”の近位方向部分(矢印50”)に対して)円錐角β”を確立するように構成され、この角度は約30度から約60度の間である。
システム10”の操作は、図6を最初に参照することで最も理解され得る。そこに示されているように、シャフト14”の端部18”は、管86を経由して体外バルブ84に接続されている。また、バルブ84は、注入ユニット22”と、管88を経由して流体連通している。この配置によれば、バルブ84(図6)は、開口72”で終わる薬剤チャンネル62”(図8)と流体連通するように置かれ、薬剤を患者16”に選択的に放出するための注入ポートを確立する。図6はまた、戻り配管90が、一つの端部でバルブ84と動作可能に組み合わされ、且つ患者の末梢静脈又は動脈と流体連通するように置かれ得る戻り配管端部92を含むことを示している。
システム10”の操作において、細長いカテーテル・シャフト14”の遠位端12”(図6)が、脈管構造の治療サイトに進められる。治療サイトのその場所で、バルーン膜26”が、膨張チャンネル66”(図8)を経由して膨張して、治療サイト74に遠位端12”(図6)を固定している。いったんバルーン膜26”が固定されると、バルブ84が、図9Aに示したような配置に置かれ、そこで、注入ユニット22”(図6)は、注入チャンネル62”(図8)及び開口72”と流体連通している。この配置によれば、注入ユニット22”(図6参照)は、バルブ84を通って(図9Aの中の矢印94)注入チャンネル62”(図8)に薬剤を通すように活性化され得る。バルーン膜26”(図8)が膨張すると、バルブ84(図6)が図9Aに示した配置から、図9Bに示した配置に再配置し得る。この配置において、戻り配管90は、注入チャンネル62”(図8)と開口72”と流体連通している。この配置において、血液は、戻り配管90(図6)、注入チャンネル62”(図8)、及び患者の脈管構造を含む回路を通って流れることができる。例えば、戻り配管90(図6)が末梢血管に接続されたとき、血液は、開口72”(図8)に流入し、注入チャンネル62”を通り、バルブ84を図9Bの矢印96の方向に通り、そして、戻り配管90を経由して末梢血管に流入することができる。血液を、あらかじめ決められた期間にわたって循環させた後、バルブ84は、図9aに示した配置に再配置され得、望むならば、追加の注入を行う。
本明細書に詳細に示され開示された、静注のための特定のカテーテル・システム及び対応する使用方法は、本明細書に上述した、目的を達成し、効果を提供することが完全に可能であるが、それらは、現在好ましい本発明の実施例を単に説明したものであり、添付の特許請求の範囲に記載された以外、本明細書に示される構造又はデザインの詳細に対し、いかなる限定も意図されていないことが理解されるべきである。

Claims (20)

  1. 管腔を有するように形成された細長いシャフトであって、前記細長いシャフトは、長手方向軸線を規定し、近位端及び遠位端を有する、細長いシャフトと、
    円錐形のバルーン膜であって、前記円錐形のバルーン膜は、前記シャフトの外表面に貼り付けられた近位端、及び前記シャフトの前記外表面に貼り付けられた遠位端を有し、バルーン膜と前記シャフトの前記外表面との間に膨張チャンバを有するバルーンを確立しており、前記バルーン膜は、前記バルーン膜の前記遠位端からバルーン膜中央部分に延びる第1の部分、及び、前記中央部分から前記バルーン膜の前記近位端に延びる第2の部分を有し、前記第2の部分が、前記シャフトの前記長手方向軸線の近位方向部分に対して、円錐角αをα≦90度で確立する、円錐形のバルーン膜と、
    前記バルーンを膨張させるために、前記バルーンの前記膨張チャンバと流体連通するように接続された膨張ユニットとを含む、システム。
  2. 前記システムが、少なくとも一つの注入ポートと、前記注入ポートから薬剤を放出するために前記注入ポートと流体連通するように接続された注入ユニットとをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記シャフトが、前記少なくとも一つの注入ポートと流体連通する体外バルブに接続され、前記システムが、前記バルブに接続された戻り配管をさらに含み、前記患者の脈管構造と流体連通するように前記バルブを配置し、前記バルブは、前記注入ユニットが、前記少なくとも一つの注入ポートと流体連通する第1の配置と、前記注入ポートが前記戻り配管と流体連通する第2の配置との間で再配置可能である、請求項2に記載のシステム。
  4. αが、80度から90度の範囲にある、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記バルーン膜中央部分が、環状のエッジである、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記第1の部分が、前記シャフトの前記長手方向軸線の近位方向部分に対して、30度から60度の範囲の円錐角βを確立する、請求項1に記載のシステム。
  7. αが90度未満であり、βがαより小さい(β<α)、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記バルーンが第1のバルーンであり、前記システムが、前記シャフトの外表面に貼り付けられた近位端と、前記シャフトの前記外表面に貼り付けられた遠位端とを有し、前記バルーン膜と前記シャフトの前記外表面との間の膨張チャンバに第2のバルーンを確立する円錐形のバルーン膜をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記第2のバルーンが、前記シャフト上で前記第1のバルーンに対して遠位の位置に位置決めされている、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記シャフトが、前記第1のバルーンと前記第2のバルーンとの間に複数の灌流ポートを有するように形成され、前記システムが、前記注入ポートから薬剤を放出するために、前記注入ポートと流体連通するように接続されている注入ユニットを含む、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記第2のバルーンの前記バルーン膜が、前記バルーン膜の前記近位端から、バルーン膜中央部分まで延びる第1の部分と、前記中央部分から、前記バルーン膜の前記遠位端まで延びる第2の部分とを有し、前記第2のバルーンの前記第1の膜部分が、前記シャフトの前記長手方向軸線の遠位方向部分に対して、30度から60度の範囲の円錐角βを確立し、前記第2のバルーンの前記第2の膜部分が、前記シャフトの前記長手方向軸線の遠位方向部分に対して、円錐角αをα≦90度で確立する、請求項8に記載のシステム。
  12. 管腔を有するように形成された細長いシャフトであって、少なくとも一つの注入ポートが形成された細長いシャフトと、
    前記シャフトの外表面に貼り付けられた第1のバルーン膜であって、前記第1のバルーン膜と前記シャフトの前記外表面との間に膨張チャンバを有する第1のバルーンを確立する、第1のバルーン膜と、
    前記シャフトの前記外表面に貼り付けられた第2のバルーン膜であって、前記第2のバルーン膜と前記シャフトの前記外表面との間に膨張チャンバを有する第2のバルーンを確立する、第2のバルーン膜と、
    前記第1のバルーンの前記膨張チャンバ及び前記第2のバルーンの前記膨張チャンバに流体を導入する膨張ユニットと、
    前記第1のバルーンと前記第2のバルーンとの間で薬剤を放出するために前記注入ポートと流体連通するように接続された注入ユニットとを含む、システム。
  13. 前記第1のバルーンが、前記シャフトに沿って前記第2のバルーンから離れて置かれ、前記シャフトには、前記第1のバルーンと前記第2のバルーンとの間に複数の灌流ポートが形成され、前記注入ユニットが、前記注入ポートから薬剤を放出するために前記注入ポートと流体連通するように接続された、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記第2のバルーンが、前記シャフト上で前記第1のバルーンに対して遠位の位置に位置決めされ、前記シャフトには、前記第1のバルーンに対して近位の位置に穴が形成され、前記シャフトには、前記第2のバルーンに対して遠位の位置に開口が形成され、血液が前記穴と前記開口との間を流れることを可能にしている、請求項12に記載のシステム。
  15. 前記第1のバルーン膜と前記第2のバルーン膜が円錐形である、請求項12に記載のシステム。
  16. 前記第1のバルーン膜が、前記第1のバルーン膜の前記遠位端から第1のバルーン膜中央部分に延びる第1の部分と、前記第1のバルーン中央部分から、前記第1のバルーン膜の前記近位端に延びる第2の部分とを有し、前記第1のバルーン膜の前記第2の部分は、前記シャフトの前記長手方向軸線の近位方向部分に対して、円錐角αをα≦90度で確立し、前記第1のバルーン膜の前記第1の部分は、前記シャフトの前記長手方向軸線の近位方向部分に対して、30度から60度の範囲の円錐角βを確立し、前記第2のバルーン膜が、前記第2のバルーン膜の前記近位端から第2のバルーン膜中央部分に延びる第1の部分と、前記第2のバルーン膜中央部分から、前記第2のバルーン膜の前記遠位端に延びる第2の部分とを有し、前記第2のバルーンの前記第1の膜部分は、前記シャフトの前記長手方向軸線の遠位方向部分に対して、30度から60度の範囲の円錐角βを確立し、前記第2のバルーンの前記第2の膜部分は、前記シャフトの前記長手方向軸線の遠位方向部分に対して、円錐角αをα≦90度で確立する、請求項12に記載のシステム。
  17. 細長いカテーテル・シャフトの遠位端を、治療サイトに固定するための方法であって、
    管腔が形成された細長いカテーテル・シャフトを提供する工程であって、前記細長いカテーテル・シャフトは、長手方向軸線を規定し、近位端と遠位端を有する、工程と、
    円錐形のバルーン膜の近位端を前記シャフトの外表面に貼り付ける工程と、
    前記バルーン膜と前記シャフトの前記外表面との間に膨張チャンバを有するバルーンを確立するように、前記バルーン膜の遠位端を、前記シャフトの前記外表面に貼り付ける工程であって、前記バルーン膜は、前記バルーン膜の前記遠位端からバルーン膜中央部分に延びる第1の部分、及び、前記中央部分から前記バルーン膜の前記近位端に延びる第2の部分を有し、前記第2の部分が、前記シャフトの前記長手方向軸線の近位方向部分に対して、円錐角αをα≦90度で確立する、工程と、
    前記細長いカテーテル・シャフトの前記遠位端を、治療サイトに進める工程と、
    前記バルーンの前記膨張チャンバを、前記バルーンを膨張させ、前記カテーテル・シャフトの前記遠位端を固定するように圧力をかける工程とを含む、方法。
  18. 少なくとも一つの注入ポートを提供する工程と、
    注入ユニットを前記注入ポートと流体連通するように接続する工程と、
    前記注入ユニットを、前記注入ポートから薬剤を放出するように活性化する工程とをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記シャフトには、前記バルーン膜に対して近位の位置に穴が形成され、前記シャフトには、前記バルーン膜に対して遠位の位置に開口が形成され、血液が前記穴と前記開口との間を流れることを可能にしている、請求項17に記載の方法。
  20. αが80度から90度の範囲にある、請求項17に記載の方法。
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