JP2017509490A - 高い運動エネルギーを利用した材料加工のための打撃ユニット及び方法 - Google Patents

高い運動エネルギーを利用した材料加工のための打撃ユニット及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017509490A
JP2017509490A JP2016559186A JP2016559186A JP2017509490A JP 2017509490 A JP2017509490 A JP 2017509490A JP 2016559186 A JP2016559186 A JP 2016559186A JP 2016559186 A JP2016559186 A JP 2016559186A JP 2017509490 A JP2017509490 A JP 2017509490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
valve
pressure
tool
striking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016559186A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6495939B2 (ja
Inventor
アンダーズ アイヴァーソン,
アンダーズ アイヴァーソン,
エリカ ヘンリクソン,
エリカ ヘンリクソン,
アラム ブルジュバジク,
アラム ブルジュバジク,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cell Impact AB
Original Assignee
Cell Impact AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cell Impact AB filed Critical Cell Impact AB
Publication of JP2017509490A publication Critical patent/JP2017509490A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6495939B2 publication Critical patent/JP6495939B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J7/00Hammers; Forging machines with hammers or die jaws acting by impact
    • B21J7/20Drives for hammers; Transmission means therefor
    • B21J7/46Control devices specially adapted to forging hammers, not restricted to one of the preceding subgroups
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J9/00Forging presses
    • B21J9/10Drives for forging presses
    • B21J9/20Control devices specially adapted to forging presses not restricted to one of the preceding subgroups
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J13/00Details of machines for forging, pressing, or hammering
    • B21J13/02Dies or mountings therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J13/00Details of machines for forging, pressing, or hammering
    • B21J13/06Hammers tups; Anvils; Anvil blocks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J7/00Hammers; Forging machines with hammers or die jaws acting by impact
    • B21J7/20Drives for hammers; Transmission means therefor
    • B21J7/22Drives for hammers; Transmission means therefor for power hammers
    • B21J7/28Drives for hammers; Transmission means therefor for power hammers operated by hydraulic or liquid pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J9/00Forging presses
    • B21J9/10Drives for forging presses
    • B21J9/12Drives for forging presses operated by hydraulic or liquid pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/16Control arrangements for fluid-driven presses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Abstract

本発明は、高い運動エネルギーを利用した材料加工での方法に関する。本発明は、ピストン(2)を備え、前記ピストン(2)は、駆動チャンバ(11)を用いて油圧システム圧力(pS)によって開始位置から駆動し、加工される対象物/ツール(4)への打撃後に前記ピストン(2)のリバウンドが起こる恐れがあるため、1回の打撃のみにより高い運動エネルギーを伝達し、前記方法は、前記打撃に関連して行われる工程を備え、前記工程は、前記ピストン(2)によるかなりの運動エネルギーを有するリバウンドを防止して、リバウンドによって起こる否定的な影響を回避し、その後前記ピストン(2)は、第二チャンバ(10)を用いて前記開始位置へ戻され、前記工程は、バルブ手段(5)を備え、前記バルブ手段(5)は、前記システム圧力(pS)及び前記ピストン(2)の間の前記駆動を断ち、前記バルブ手段(5)は、パイロットバルブ(7)によって制御され、前記パイロットバルブ(7)は、全打撃進行を制御し、前記第二チャンバ(10)は、全打撃進行の間に前記システム圧力(pS)で加圧される、材料加工方法。

Description

本発明は、高い運動エネルギーを利用した材料加工の方法のための打撃ユニット及び方法に関する。打撃ユニットは、ピストンと、駆動チャンバと、バルブ装置と、制御システムとを備え、ピストンは、加工される対象物/ツールへ高い運動エネルギーを伝達し、駆動チャンバは、システム圧力へ接続されて前記ピストンを駆動するために配置され、バルブ装置は、前記駆動チャンバへの流れを制御するために配置され、制御システムは、前記バルブ装置を調整する。前記制御システムは、直接又は間接にセンサーに接続され、それによって前記バルブ装置は、前記ピストンによる第1打撃に関連して制御され、その結果、ピストンにかかる力は、減衰されるか又は切断され、それによってかなりの運動エネルギーを有するさらなる後続打撃を防止する。また、方法は、実行された打撃に関連して行われる工程を備え、その工程は、前記ピストンがかなりの運動エネルギーを有してリバウンドすることを防止し、リバウンドによる負の影響を回避する工程である方法である。
高速加工において、高い運動エネルギーが、材料本体を形成する及び/又は加工するために利用されている。高速加工に関連して、打撃機械が使用されており、そのプレスピストンは、従来の加工よりもかなり高い運動エネルギーを有している。そのプレスピストンは、金属部品の切断、押し抜き、形成、粉末成形及び同様の作業を実行するために、従来のプレスよりも約100倍以上速い速度を有することが多い。高速加工においては、技術が与える利点を達成するために必要な高い運動エネルギーを達成するための多数の異なる原理がある。例えば、国際公開公報WO9700751に示されているように、打撃機構を加速するための多数の異なる機械及び方法が開発されてきた。これらの機械全てに共通することは、それらの機械が、打撃機構の加速のために、空気、オイル、ばね、空気/燃料混合物、爆発剤、又は電気機械を使用するかどうかにかかわらず、原則的に、制御されていないプロセスを誘発していたということである。それにより、打撃機構がツールへ向かって加速することを結果として生じ、その後、打撃機構は、何らかの方法で、特定の時間後に戻された。さらに、加速力は、第一打撃後に打撃機構に影響を続け、それにより第一打撃後に数回の打撃が起こった。これらの付加的な打撃及び後続打撃は、望ましくなく、しばしば直接的に有害である。たとえば、型付プレートの形成において形成ツールが使用される場合においてもまた、そのプレートが耐久性を満たさないリスクがあるため、前記形成ツールが対象物と2回以上接触しないことがきわめて重要である。
そのため、高速加工で加工の製品に1回以上の打撃を受けさせることは不利益であることが、原則として、例外なく、確認されている。このことは、切断、均質な形成、又は粉末成形の問題であるかどうかにかかわらずあてはまる。それが切断の問題の際には、付加的な不必要な打撃は、過度のツール摩耗及び望ましくないギザギザを結果として生じる場合がある。押し抜き、油の塗布及び溶接の場合、ギザギザ及びツール摩耗が起こる場合がある。均質な形成の場合、望ましくない材料の変化が起こり、押し抜き機がクラックを入れ、そしてその対象物が金型に不必要に固く固定される恐れがある。それにより、結果として、金型摩耗で形成力を増大するという結果を生じる。セラミック、硬い金属などのもろい材料での粉末成形の場合、第2打撃は、第1打撃でなんとか成形した切れ目のない本体を壊す場合がある。たとえば、銅及び鉄などの柔らかい粉末の粉末成形の場合、数回の打撃が与えられると、密度は、実際に増加を続けるが、その対象物は、打撃回数の増加で金型にさらに固く固定され、それにより、望ましくない摩耗を結果として生じる。焦点が以前にこの問題に対して当てられなかったという事実についての理由は、これらの進行がきわめて速く、そして多くの場合においてこれらの進行を観察できなかったからであり、そのために、後続打撃の有害な影響は、説明できないものと思われていた。さらに、第一打撃後に打撃機構の加速を妨げることを可能にするために必要とされるその非常に短い応答時間は、そのこと自体を複雑なことにする。あるガスによって打撃機構を加速するとすれば、第一及び第二打撃の間の短い時間(一般的に、2ミリ秒と50ミリ秒の間)において駆動チャンバ内の圧力を小さくすることは、原則として、技術的に不可能である。それは、油圧によって技術的に可能である。しかし、市場におけるほとんどのバルブは、調節時間がかかりすぎるため、多くの場合、20ミリ秒以内に調節が必要とされる短い調節時間で使用することはできない。バネ機械に関しては、数ミリ秒以内にバネ付勢をたるませる機械装置を形成することは多少難しいということはむしろ明らかである。上で示したように、大抵の周知の油圧高速機械は、進入するオイルを妨げるために、そして、それ故にピストンの駆動チャンバ内の増加する圧力を妨げるために十分に速い調節をすることはできないバルブ機構を備えている。この理由は、多い流量(1分間につき300リットル〜1000リットル)のための油圧バルブは、通常、比較的長い調節時間が必要とするからである。これは、次にまた、オイルがかなり大きい圧力低下なくそこを通過することができる十分に大きい開口面積を形成するためには、そのバルブ本体は、極めて単純に、比較的長い間隔を移動しなければならないという事実にも起因している。
本発明の目的は、上述の問題を排除すること又は少なくとも最小化することである。この目的は、請求項1、請求項5、及び請求項12に記載された方法及び打撃ユニットによって達成される。
本発明によって、1つの方法及び1つ装置が提供される。高速加工において、それらは、1つの態様において用いられてもよく、その結果、以前に知られているよりも高品質なものを提供する。
本発明の1つの側面によれば、流量を変えることができるのは大きな利点であり、そして、それ故に駆動チャンバ内の圧力を可能な限り早く変えることができるのは大きな利点であり、次の打撃のためにピストンを始動位置へ調節することができる。最良の解決手段は、短い経路及び多い流量によって達成される。タンクパイプシステム及びタンクアキュムレータの寸法を最適化することで、速くかつ効果的な減圧及びピストンを戻すことを提供する。すなわち、ピストンは、いかなる2回打撃/2回バウンドをすることなく捕らえられてもよい。
本発明の別の側面によれば、1つ又はより多くの開閉バルブが使用され、好ましくは、カートリッジバルブが打撃進行を制御する原理によって機能する開閉バルブである。それによって、他の代替手段と比較して低コストである利点、及び多い流量の場合に短い調節時間を可能にするという利点が提供される。
本発明のさらなる側面によれば、1つ又はより多くのリターンバルブが用いられ、それらによって駆動チャンバがより速く空にされ、別のバルブを開放するという利点が提供される。
本発明のさらなる側面によれば、少なくとも1つのアキュムレータ、好ましくはいわゆる高流量アキュムレータ、が用いられ、逆止弁と接続され、タンクに接続されてシステムにおける圧力ピークを低減し、駆動チャンバをより速く空にするという利点を提供する。
本発明のさらなる側面によれば、パイロット圧力は、システム圧力より適度に高い圧力であり、パイロットバルブへ接続されて、その結果、開閉/カートリッジバルブがより迅速に閉じられる。それは、駆動チャンバをより迅速に空にすることを意味する。それはまた、開閉/カートリッジバルブが打撃時を除いて閉じた状態で保持されることを保証する。
本発明の1つの側面よれば、工程は、パターンプレートの成形に関連して行われ、工程は、成形ツールが成形される対象物に何度も接触することを防止する。
本発明の別の側面によれば、工程は、明確に設定された保持力を備え、打撃が行われる前に、成形される対象物の方へ、上部ツールをプレスし、そのような力によって上部ツールは、打撃後に上方へバウンドすることはできず、そのような力は、対象物へ有害なリバウンドすることを防止する。
本発明のさらなる側面によれば、工程は、打撃後に上部ツールと対象物との間に空気に吹き付ける工程を備え、空気がエアバッグを形成し、その結果、上部ツールがリバウンドで対象物へ到達しないようにし、それによって対象物へのダメージを防止する。
本発明のさらなる側面によれば、工程は、上部ツールと接続するように配置される減衰/弾性要素を備え、減衰/弾性要素は、上方への弾性力を上部ツールの方へ及ぼし、その力は、十分に大きい力であり上部ツールが対象物にリバウンドして到達することを防止する。
以下に、本発明は、添付の図面を参照し、より詳細に説明される。
図1は、本発明に係る打撃ユニットの原理を示す。
図2は、打撃ユニットの4つの異なる加工サイクルの1つを示す。
図3は、打撃ユニットの4つの異なる加工サイクルの1つを示す。
図4は、打撃ユニットの4つの異なる加工サイクルの1つを示す。
図5は、打撃ユニットの4つの異なる加工サイクルの1つを示す。
図6は、本発明に係るツール手段を示す。
図7は、本発明に係る別のツール手段を示す。
図8は、本発明に係るさらに別のツール手段を示す。
図9は、打撃進行のグラフを示す。
図10は、実際のストロークにおける打撃進行の図表を示す。
図1は、本発明の好ましい形態における打撃ユニットのための基本的な油圧図を示し、点のない交差するパイプは、連通していない。図は、貫通する加工ピストン2を含む円筒形ハウジング1を含む、打撃ユニットを示す。好ましくは、ピストン2は、その2つの端部において第1ベアリング20及び第2ベアリング21で支えられる。ピストンの中央には、第3ベアリング22もあり、2つのチャンバ(駆動チャンバ11及び第2チャンバ10)が形成されることを意味する。ピストン2は、高速加工のために対象物/ツールに高い運動エネルギーを伝達することを目的とする。駆動チャンバ11は、第1パイプL1を通して、バルブ手段5(圧力制御開閉バルブ、好ましくはカートリッジバルブ)に接続される。カートリッジバルブ5は、パイプL3を通して、パイロット圧pP(バルブを通して、好ましくはパイロットバルブ7を通して)に接続される。「パイロットバルブ」の表現は、開閉カートリッジバルブ5を制御する機能を満たすある種類のバルブを意味し、それは、好ましくはマルチパスバルブを含み、比較的小さい油圧流量によってより大流量のための開閉バルブを速く調節する。さらに、カートリッジバルブ5は、パイプL2を通してシステム圧力pSに接続される。カートリッジバルブ5は、加速時の駆動チャンバ11内の急速な圧力増加を達成するために、圧力アキュムレータ5'にも接続される。また、パイロットバルブ7は、圧力アキュムレータ7'に接続され、それは、駆動チャンバ11の迅速な排出に寄与する。第2チャンバ10は、パイプL2を通してシステム圧力pSに接続される。図はまた、制御システム9、センサー6、サーボバルブ90及び逆止弁91を含む。逆止弁91は、タンクアキュムレータ91'に接続され、減圧時により速く排出することに寄与する。図1は、本発明の好ましい形態における打撃ユニットのための基本的な油圧図を示し、点のない交差するパイプは、連通していない。
上述の3つのベアリング20、21、22は、好ましくは、相互に異なる直径を有し、それは、ピストン2の有効面積が、駆動チャンバ11及び第2チャンバ10内で、それぞれ、異なることを意味する。駆動チャンバ内のピストン2の(オイルが影響を及ぼす)有効面積Akolvoは、第2チャンバ10内のピストン2の有効面積Akolvuよりも大きい。第2チャンバ10では、好ましくは、常時、システム圧力pSである。駆動チャンバ11の圧力pAは、ピストン2を平衡状態にしておくためにシステム圧力pSよりかなり低い状態であってもよい。以下の関係は、ピストン2を平衡状態にしておくために有効であり、そこで、mkolvは、ピストン2の質量であり、そして、gは重力加速度である。
pA×Akolvo+mkolv×g=pS×Akolvu
カートリッジバルブ5を安全にかつ速く操作することができるために、パイロット圧pPが好ましくは使用され、それは、システム圧力pSより大きい。
打撃ユニットSの加工サイクルは、図2、図3、及び図5の異なる場合において、異なるパイプ内に存在する圧力を記号化するために、4つ部分(位置決め、加速、打撃及び戻り動作)に分けてもよい。そして、その圧力は、以下によって記号化される。pP=----、pS=.....、pregler=xxxxx、及びptank=++++++であり、そこで、好ましくは、 pP>pS>pregler>ptank、である。
図2では、位置決め工程を示す。そこで、制御システム9は、サーボバルブ90によって、ピストン2を対象物/ツール4から予め選択した距離で保持する。ピストン2の現在位置は、センサー6で測定され、そして、調節機能によって、制御システム9は、パイプL1で圧力preglerを調節することでサーボバルブ90によって、ピストン2を選択された位置に調節する。ピストン2が対象物/ツール4からあまりに遠い場合は、圧力preglerは上げられ、そして、それ故に、ピストン2はツールのより近くへ動く。ピストン2が対象物/ツール4にあまりに近い場合は、圧力preglerは下げられ、そして、それ故に、ピストン2のツールまでの距離は離される。ピストン2が予め選択された距離にあるとき、それは上記の平衡状態によってバランスを保たれる。圧力pXは、パイプL4内の圧力であり、カートリッジバルブコーンの作動領域Axに作用する圧力である。パイロットバルブ7は、最大限に負の開状態(P→B)に置かれ、そのため、pX=pPに置かれる。そして、それ故に、カートリッジバルブ5は、閉じた状態に保たれる。これは、カートリッジバルブがシステム圧力pSを駆動チャンバ11に入れないことを保証する。逆止弁91は、閉じられ、そして、位置決めの間、中心位置に入れられる。
図3では、加速工程を示す。そこで、調節機能は停止され、サーボバルブ90は、パイロットバルブ7を(多少は)正の状態に開放する(B→T)と同時に、中心位置に置かれる。その結果、カートリッジバルブコーンの作動領域Axは、タンク8に接続される。その時、圧力pXは、低下し、コーンの逆端での圧力がより大きいためカートリッジバルブ5を開放する。それは、駆動チャンバ11内でシステム圧力pSに瞬間的に接続されるということを意味する。駆動チャンバ11においても、システム圧力pSによって、結果下向きの力が得られる。その時以下の条件を有する。
pS×Akolvo+mkolv×g>pS×Akolvu
ピストン2は、下向きに速く加速することを意味し、多くの場合、10m/s以上の結果の速度で、かなり多くの場合、12m/s以上の速度となる。カートリッジバルブ5は、第1パイプL1でシステム圧力pSに接続される。その結果、駆動チャンバ11は加圧され、そして、カートリッジバルブ5は、L1及びL2を介して、チャンバ間の流量経路もまた接続する。その結果、下側チャンバ10から移されるオイルは、駆動チャンバ11へ流れてもよい。カートリッジバルブ5が圧力アキュムレータ5'に接続されるため、駆動チャンバ11内の迅速な圧力増加が達成される。
逆止弁91は、加速の間、閉じられ、そして、中心位置に配置される。
図4は、打撃工程を示す。ピストン2は、加工される対象物/ツール4を打撃し、且つそれ自身の弾性及び対象物/ツールの弾性を介して一定の戻り動作/バウンドを得る。ピストン2は、それが対象物/ツール4を打撃するまでほぼ一定の加速度を有するため、打撃速度は、加速フェーズ前の位置において対象物/ツール4までの距離に依存する。
図5は、戻り動作工程を示す。打撃後、駆動チャンバ11内の圧力pAは、ピストン2が再び下向きに強制されないようにするため及び第2打撃をするリスクがあるため、迅速に低減されなければならない。パイロットバルブ7は、カートリッジバルブコーンの作動領域Axが圧力pPを得て、閉位置へ移動するために、負の開位置に配置される。駆動チャンバ11をタンク8に接続し、第2チャンバ10におけるシステム圧力pSがピストン2を対象物/ツール4から離れる方へ駆動するために、逆止弁91を正に最大位置に配置する。(この場合においては、代わりに、バルブ位置P及びTがバルブ位置A及びBに接続されるように、同機能を与えるように逆方向へ最大位置に開放してもよい)。位置決め工程によってサーボバルブが逆方向へ開いて駆動チャンバ11の圧力を下げ、ピストン2を決められた開始位置へ制御することを意味する調節機能が作動する。開始位置は、打撃から次の打撃までにおいて同じである必要はなく、変わってもよい。制御システム9と通信する状態にあるセンサー6によって、ピストン2の位置は検知され、その後、一定時間経過後か又はピストンの予め決められた位置において、上記で説明したように種々のバルブに影響を与える制御システム9に信号が送られる。パイロットバルブ7だけでなく逆止弁91もまた、駆動チャンバ11をより迅速に空にすることに寄与するアキュムレータ7'、91'に接続される。
ピストン2を次の打撃のために開始位置まで調節することができるように、可能な限り迅速に駆動チャンバ11を空にすることはさらに好ましい。上記で説明された設計によって、短い経路及び高流量を備える解決手段、タンクパイプシステム及びタンクアキュムレータの最適な寸法取りが得られ、その結果、迅速且つ効果的な減圧が行われ、そしてピストン2が戻る。すなわち、ピストン2は、2回打撃/2回はね返りを行うことなく拘束され得る。高流量タイプのタンクアキュムレータ(通常、ディスクバルブを装備される)は、大きく/迅速な流れの処理を可能とするため好ましく、より好ましくは900l/min処理することができるものであり、より好ましくは1000l/min処理することができるものである。底に到達するというリスクを避けるため、アキュムレータ(又はより大きい)は、適当なものが適用される。すなわち、寸法取りにおいては、最大限の要求においても一定の予備体積があるようにすべきである。
ストローク前のピストン位置調整は、上記説明に従ってサーボ機能によって行われる。制御システム9は、サーボバルブ90及びパイロットバルブ7を動的に制御する。制御システム9は、打撃ユニットのモデルに基づく時間制御、距離時間機能、選択されるストローク長さなどを動的に計算することによるストロークのためのカートリッジバルブ5に影響する計算から、ピストン2がインパクトキャップ41に到達し、その後、それがバルブを閉じるためのインプットとして用いられるまでどれだけ時間がかかるかを得る。調整アルゴリズムのためのパラメータの選択は、個々の打撃ユニットSに適用される。好ましくは、それは開始パラメータの計算後に適用されてもよい。それは、1ミリ秒10分の1の精度の制御を提供するための極めて迅速な進行に関わる問題である。
従って、圧力アキュムレータの機能は、第一に、迅速なプロセスの間において十分な油量があることを保証することである。圧力アキュムレータがない場合は、短時間に大きい流れが生じることに対応できるようためにさらに大きいポンプが要求されるであろう。タンクアキュムレータは、駆動チャンバが空であるような場合に、それが一時的にオイルで満たされることを可能にすることでシステムを安定にする。オイルは、ホースにおいて一定の抵抗があるという欠点(長い経路ということを除いて)を有するタンクパイプを介してタンク8へ空にされなければならないため、圧力が下げられる前にもまた、かなりの長時間を要する。
図9は、打撃進行時に異なる動作サイクルが行われるということを表すチャートを示す。チャートのX-軸において、時間は、msで表され、チャートのY-軸において打撃ユニット本***置は、mmで表される。実線は、本発明に係る打撃が行われたことを示し、一方で破線は、どのように従来技術による打撃が起こるかを示す。時間における最初の経過の間は、に2つの曲線が互いに揃っていることが見られる。すなわち、開始位置から打撃がなされる位置までの間及び返り動作の一部の間、正確に同じ加速及び動作が行われる。従来の方法によると、多くの再打撃が後に発生する。それによって望ましくない結果になる可能性がある。本発明によると、駆動チャンバ11において流れが迅速に変えられ、駆動チャンバを迅速に空にすることが行われるので、このことは避けられる。上記説明によると、T0において加速が開始するので、T1において打撃が起こり、T2においてピストン2は拘束され戻り動作が起こり、そしてT3において、ピストン2は新しい位置に付く。
図10は、ピストン2の質量が250kgであり、アンビル及びツールの質量が12トンである際の実際の打撃チャートを示す。チャートのX-軸において、時間は、msで示され、チャートのY-軸において、ピストン位置は、mmで示される。開始位置は、T0が示された位置であり、すなわち、ここで、加速が開始し、T1で打撃が起こり、T2でピストン2が拘束され、T3でピストン2が新しい位置に付く。すなわち、開始(T0)からピストン2の拘束(T2)まで35msの時間で行われる。
装置の大きさ及び打撃パラメータに依存して、加速開始(T0)と制御システムによるピストン2の新たな制御開始(T2)との間の時間は、2ms〜500msまでの範囲になる可能性がある。さらに好ましくは、以下の時間範囲であり、ピストン2の質量に依存する。
ピストンの質量が、25kgまでの場合は、好ましい時間範囲は、2ms〜50msであり、さらに好ましくは30ms以下である。
ピストンの質量が、25kg〜250kgまでの場合は、好ましい時間範囲は、4ms〜150msであり、さらに好ましくは80ms以下である。
ピストンの質量が、250kgを超える場合は、好ましい時間範囲は、8ms〜300msであり、さらに好ましくは150ms以下である。
アンビル及びツールの質量は、ピストン2が打撃の際にバウンドするためピストン2の質量よりも大きいことが好ましい。また、本発明は、アンビル及びツールの質量がピストン2の質量と等しいか又はいくらか小さい場合であっても行うことは可能であるが、上記のピストン2の質量よりも大きいものが通常は好ましい。図6は、本発明に係る2回バウンドを避けるためのツール手段4を側面から見たときの断面を示す。図6は、下部ツール42、上部ツール40、及び上部ツールの上に配置されるインパクトキャップ41を備えるツールセットを示し、ツール40、42は、互いに関連して可動である。ツール40、42は、加工される対象物へ向かうパターンを有する表面を備えることが多いが、それらは、滑らかなものであってもよい。加工される材料400は、下部ツール42及び上部ツール40の間に配置される。ツールセットは、ツールハウジング(図示しない)に配置され、固定又は可動のアンビル上に配置される。完成品/プレート400をどのように見えるようにするかによって、ツール40、42の少なくとも1つは、完成品/パターンプレート400の表面と正確に合致する型彫40A、42Aを備えることが多い。上部ツール40と下部ツール42の間に配置されて成形される対象物400を備えるパッドの方へ上部ツールがパンチ打撃する間、下部ツール42は、固定されるのが好ましく、そして、下部ツールは、パッドからなる。図6において示された場合においては、インパクトキャップ41は、上部ツール40の方へプレスされ、代わりに上部ツール40は、明確な保持力F(成形動作に必要なプレス力/エネルギーによるが好ましくは数トンからそれ以上)で対象物400に対してプレスする。この力Fは、とても大きいため、ツールが打撃後に上方へバウンドすることは許容しない。とても高い運動エネルギーを持つピストン2がインパクトキャップ41に対してぶつけられた際、プレート400の成形は、ツール40、42が互いの方へ向かって打撃することにより行われる。ツール40及びインパクトキャップ41は、対象物400に対してバネ力により適切にプレスされる。また、インパクトキャップ41及び上部ツール40は、統合されたユニットとすることも可能であり、それは、それらが接続されるようにしておく必要性は除外されることを意味する。プレート400の耐久性が満たされない恐れがあるため、成形ツール4が対象物に2回以上接触しないのであれば、パターンプレート400の成形の際において好ましい。
図7は、成形される対象物400に対するリバウンドを防止する別の実施形態を示す。図7は、下部ツール42、上部ツール40だけでなく上部ツールの上に配置されるインパクトキャップ41を有するツール昇降機を備えるツールハウジング43の一部を示す。ツールは、互いに関連して可動である。ツール昇降機は、ツール40、42の間に配置される成形される対象物400及び材料/プレート400の周囲に対して明確に設定された力によってプレスされる。上部ツール40は、その上部の一部にそれぞれの側において上部に拡張する端部47を備える。ツール昇降機は、明確に設定された保持力によって対象物400の周囲に対してプレスされ、そして成形される材料/プレート400は、ツール間に配置される。ツールハウジング43は、インパクトキャップ41に対する打撃ピストン2による打撃時に、端部47が下方へ移動するための空間を得るために、それに対応するキャビティ46で構成される。プレート400の形成の際に、ピストン2は、非常に高い運動エネルギーによって、インパクトキャップ41に対して打たれる。上部ツール40は、打撃後に上方へ跳ね、そして、ツールハウジング43におけるチャネル44,45を介して上部ツール40及びプレート400の間に形成された空間へ空気又は何らかの他の気体が吹き込まれる。その空気の空間への吹き込みは、エアバッグを形成し、上部ツール40が再び落下する際に、プレート400に達するのを防止する。
図8は、成形ツール4のさらなる別の実施形態を示す。それは、スタンププレートを作る際に用いるのが好ましい。なぜなら、図6に説明した成形ツール4を用いた場合は、材料がとても薄いため及ぼされた力Fによって材料がすでに完全に加工されてしまっているからである。示された例では、減衰/弾性要素は、ツールハウジング43及び上部ツールの端部47の間にあるキャビティ46に配置されるのが好ましい。要素49は、上部ツールの端部47に対して上方へのバネ力を及ぼす。バネ力は、十分に小さいので成形を妨げない(しかし、それは、抵抗を起こすためそれがなかった場合よりも多少成形エネルギーを要する)。対象物400の形成の際、ピストン2は、非常に高い運動エネルギーによってインパクトキャップ41に対して打たれる。成形後、ピストン2、インパクトキャップ41及び上部ツール40から対象物400から離れる場合には、そのバネ力は、上部ツール40が再び対象物400に到達することを防ぐには十分に大きい。
図6〜図8を参照して説明されるツール手段の異なる実施形態は、分離する用途を目的とするものであってもよい。
本発明は、上記の説明に限られるものではなく、以下の請求項の範囲内において変更してもよい。例えば、実施形態の記載においては、バルブ及びアキュムレータの数だけでなくだけでなくそれらの大きさについても変更してもよく、その数及び大きさは、装置の大きさに依存する。明細書の記載において、カートリッジバルブは、一例として説明するが、また他のクイックバルブを用いても実現される。本発明の思想はまた、上記の説明(例えば、パンチング、切断、スタンピング及び粉末成形)以外の別の材料加工も含み、打撃ユニットは、ピストン打撃を下向き(説明したように)の代わりに上向きに変更してもよく、それは当業者において実現される。また、打撃ユニット及びアンビルは、アンビルが動いてもよいように弾性のある足場に置くことも可能である。このように、アンビルは、ピストンが加速する方と反対方向の動作を得るものであってもよい。図にはバネのないカートリッジバルブが示されたが、当業者において本発明の思想を実現する上でカートリッジバルブがバネを有していてもよいし、有していなくてもよい。

Claims (15)

  1. 高い運動エネルギーを利用する材料加工方法であって、
    前記方法は、ピストン(2)を備え
    前記ピストン(2)は、駆動チャンバ(11)を用いて油圧システム圧力(pS)によって開始位置から駆動し、
    前記ピストン(2)は、加工される対象物/ツール(4)への打撃後にリバウンドが起こる恐れがあるため、1回の打撃のみにより高い運動エネルギーを伝達し、
    前記方法は、前記打撃に関連して行われる工程を備え、
    前記工程は、前記ピストン(2)によるかなりの運動エネルギーを有するリバウンドを防止して、リバウンドによって起こる否定的な影響を回避し、その後前記ピストン(2)は、第二チャンバ(10)を用いて前記開始位置へ戻す工程であって、
    前記工程は、前記システム圧力(pS)及び前記ピストン(2)の間の前記駆動を断つバルブ手段(5)を備え、
    前記バルブ手段(5)は、全打撃進行を制御するパイロットバルブ(7)によって制御され、
    前記第二チャンバ(10)は、全打撃進行の間に前記システム圧力(pS)で加圧される、
    材料加工方法。
  2. 前記バルブ手段(5,7)の少なくとも1つは、圧力アキュムレータ(5',7')に接続される、請求項2に記載の方法。
  3. 前記工程は、前記ピストン(2)が前記対象物/ツール(4)を打撃する前後50msの時間範囲内に行われる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記工程は、少なくとも1つのセンサー(6)からの少なくとも1つの信号を用いて制御システム(9)によって制御される、請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の方法。
  5. 高い運動エネルギーを利用する材料加工における打撃ユニットであって、
    前記打撃ユニットは、ピストン(2)と、駆動チャンバ(11)と、バルブ装置(5,7)、及び制御システム(9)とを備え、
    前記ピストン(2)は、加工される対象物/ツール(4)へ高い運動エネルギーを伝達し、
    前記駆動チャンバ(11)は、システム圧力(pS)に接続されて前記ピストン(2)を駆動し、
    前記バルブ装置(5,7)は、前記駆動チャンバ(11)への流量を制御し、
    前記制御システム(9)は、前記バルブ装置(5,7)を調整し、
    前記制御システム(9)は、直接又は間接に、センサー(6)に接続され、それによって前記バルブ装置(5,7)を前記ピストン(2)による第一打撃に関連して制御し、
    前記ピストン(2)にかかる力は、低減されるか又は切断され、それによってかなりの運動エネルギーを有するさらなる後続打撃を防止し、
    前記バルブ装置(5,7)は、圧力制御されたシャットオフバルブ(5)を備え、それぞれのシャットオフバルブ(5)は、作動及び停止して、全打撃進行の間、前記システム圧力(pS)への前記駆動チャンバ(11)の接続を制御し、
    前記駆動チャンバ(11)は、全打撃進行の間、前記システム圧力(pS)へ接続される、
    打撃ユニット。
  6. 前記圧力制御されたシャットオフバルブ(5)の作動は、パイロット圧力(pP)によって行われ、好ましくは前記システム圧力(pS)とは別の圧力であり、より好ましくは前記システム圧力(pS)よりも高圧の圧力である、請求項5に記載の打撃ユニット。
  7. 前記圧力制御されたシャットオフバルブ(5)の作動は、パイロットバルブ(7)を介して制御される、請求項5又は請求項6に記載の打撃ユニット。
  8. 前記圧力制御されたシャットオフバルブ(5)は、圧力アキュムレータ(5')に接続され、
    前記圧力制御されたシャットオフバルブ(5)の作動は、前記システム圧力(pS)接続され、好ましくはパイロットバルブ(7)は、また、圧力アキュムレータ(7')に接続される、請求項5〜請求項7の何れか1つに記載の打撃ユニット。
  9. 前記第2チャンバ(10)は、前記駆動チャンバ(11)とは逆に、システム圧力(pS)で継続的に加圧され、サーボバルブ(90)は、前記ピストン(2)を開始位置にする圧力を調整するように配置される、請求項5〜請求項8の何れか1つに記載の打撃ユニット。
  10. 前記打撃ユニットは、逆止弁(91)をさらに備え、
    前記パイロットバルブ(7)及び前記逆止弁(91)の両方は、アキュムレータ(7',91')に接続され、前記駆動チャンバ(11)を迅速に空にすることに寄与する、請求項5〜請求項9の何れか1つに記載の打撃ユニット。
  11. 前記ピストン(2)は、駆動チャンバ(11)及び第2チャンバ(10)を通して伸びており、
    前記駆動チャンバ(11)における前記ピストンの有効面積(Akolvo)は、前記第2チャンバ(10)における前記ピストンの有効面積(Akolvu)よりも大きい、請求項5に記載の打撃ユニット。
  12. パターンプレートの成形の際の材料加工方法において、
    前記成形される対象物(400)は、ツールセットにおける2つのツール(40,42)の間に配置され、
    前記2つのツール(40,42)は、互いに可動する関係にあり、請求項4〜請求項11の何れか1つに記載の打撃ユニットに配置され、
    前記ツールセットは、上部ツール(40)、下部ツール(42)、及びインパクトキャップ(41)を備え、
    前記インパクトキャップ(41)は、前記上部ツール(40)の上部に配置され、
    前記ピストン(2)は、前記インパクトキャップ(41)に対してとても高い運動エネルギーを有する打撃をし、
    前記2つのツール(40,42)は、前記ピストン(2)による成形時に互いの方へ向かって打撃する、
    請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の方法。
  13. 前記工程は、前記インパクトキャップ(41)が前記上部ツール(40)をプレスする工程を備え、
    前記対象物(400)は、前記打撃が行われる前に、明確に設定された保持力(F)で前記上部ツールに代わってプレスされ、
    前記保持力(F)は、かなり大きいため打撃後に前記上部ツール(40)がバウンドしない、請求項12に記載の方法。
  14. 前記工程は、チャネル(44,45)を介して前記上部ツール(40)及び前記対象物(400)間の空間へ空気を吹き込む工程を備え、
    前記吹き込み工程は、打撃後に前記上部ツール(40)が上方へバウンドする際に行われ、
    前記空気は、エアバッグを形成し、
    前記エアバッグは、前記上部ツール(40)が再び落下する際に、前記対象物(400)へ到達するのを防止する、請求項12に記載の方法。
  15. 前記工程は、前記上部ツール(40)に接続されて配置される減衰/弾性要素(49)を備え、
    前記減衰/弾性要素(49)は、バネ力を有し、
    前記バネ力は、十分に大きいため、打撃後に前記上部ツール(40)が再び前記対象物(400)へ到達することを防止する、請求項12に記載の方法。
JP2016559186A 2014-03-24 2015-03-06 高い運動エネルギーを利用した材料加工のための打撃ユニット及び方法 Active JP6495939B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE1450335-3 2014-03-24
SE1450335A SE537946C2 (sv) 2014-03-24 2014-03-24 Slagenhet och metod vid materialbearbetning med utnyttjandeav hög kinetisk energi
PCT/SE2015/050251 WO2015152790A1 (en) 2014-03-24 2015-03-06 Striking unit and method for material processing by the use of high kinetic energy

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017509490A true JP2017509490A (ja) 2017-04-06
JP6495939B2 JP6495939B2 (ja) 2019-04-03

Family

ID=54240946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016559186A Active JP6495939B2 (ja) 2014-03-24 2015-03-06 高い運動エネルギーを利用した材料加工のための打撃ユニット及び方法

Country Status (7)

Country Link
US (2) US10661331B2 (ja)
EP (1) EP3122491B1 (ja)
JP (1) JP6495939B2 (ja)
KR (1) KR102012425B1 (ja)
CN (1) CN106457357B (ja)
SE (1) SE537946C2 (ja)
WO (1) WO2015152790A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022501199A (ja) * 2018-09-28 2022-01-06 セル インパクト アクチエボラグCell Impact Ab 材料成形の改善
JP2022502259A (ja) * 2018-09-28 2022-01-11 セル インパクト アクチエボラグCell Impact Ab 材料成形および/または切削のための方法および装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE543824C2 (en) * 2019-02-15 2021-08-03 Cell Impact Ab A method and an apparatus for material forming and/or cutting
WO2021165939A1 (en) 2020-02-20 2021-08-26 Laser Machining Inc. LMI AB Method of laser processing hydrogen fuel cell plates
SE2050376A1 (en) * 2020-04-02 2021-08-17 Cell Impact Ab An apparatus for material forming

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5680438U (ja) * 1979-11-16 1981-06-30
JPS5880438U (ja) * 1981-11-24 1983-05-31 日本車輌製造株式会社 油圧ドロツプハンマ
JPS60133201U (ja) * 1984-02-17 1985-09-05 川崎重工業株式会社 シリンダ制御装置
JPH0630900Y2 (ja) * 1988-10-04 1994-08-22 石川島建機株式会社 杭打機の液圧回路
US20030007869A1 (en) * 1998-02-18 2003-01-09 Kurt Dahlberg Impact machine and method of using an impact machine
JP2004527379A (ja) * 2001-05-10 2004-09-09 モルフィック テクノロジーズ アクティエボラーグ 材料を加工するために高い運動エネルギーを利用する方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4718263A (en) * 1985-01-28 1988-01-12 Chambersburg Engineering Co. Method of controlling output energy in a forging hammer by anticipative sensing of input parameters
DE3711384C2 (de) 1986-04-07 1995-01-05 Hartmann & Laemmle Hydraulische Antriebsvorrichtung
DE4420682A1 (de) 1994-06-14 1996-01-04 Rexroth Mannesmann Gmbh Hydrauliksteuerung für eine teilende Werkzeugmaschine
JP3609127B2 (ja) * 1994-10-25 2005-01-12 日清紡績株式会社 油圧プレスのラム駆動用油圧回路
JP3107985B2 (ja) 1995-02-06 2000-11-13 アイダエンジニアリング株式会社 油圧プレスの加圧力制御装置
ES2154341T3 (es) 1995-06-21 2001-04-01 Hydropulsor Ab Maquina de percusion.
CN1268455C (zh) * 2003-01-02 2006-08-09 张长龙 全液压自由锻锤动力***
CN202725911U (zh) * 2012-07-16 2013-02-13 胡大勇 全液压电液锤

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5680438U (ja) * 1979-11-16 1981-06-30
JPS5880438U (ja) * 1981-11-24 1983-05-31 日本車輌製造株式会社 油圧ドロツプハンマ
JPS60133201U (ja) * 1984-02-17 1985-09-05 川崎重工業株式会社 シリンダ制御装置
JPH0630900Y2 (ja) * 1988-10-04 1994-08-22 石川島建機株式会社 杭打機の液圧回路
US20030007869A1 (en) * 1998-02-18 2003-01-09 Kurt Dahlberg Impact machine and method of using an impact machine
JP2004527379A (ja) * 2001-05-10 2004-09-09 モルフィック テクノロジーズ アクティエボラーグ 材料を加工するために高い運動エネルギーを利用する方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022501199A (ja) * 2018-09-28 2022-01-06 セル インパクト アクチエボラグCell Impact Ab 材料成形の改善
JP2022502259A (ja) * 2018-09-28 2022-01-11 セル インパクト アクチエボラグCell Impact Ab 材料成形および/または切削のための方法および装置
JP7386551B2 (ja) 2018-09-28 2023-11-27 セル インパクト アクチエボラグ 材料成形の改善
JP7448972B2 (ja) 2018-09-28 2024-03-13 セル インパクト アクチエボラグ 材料成形および/または切削のための方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
SE1450335A1 (sv) 2015-09-25
SE537946C2 (sv) 2015-12-01
KR20160138205A (ko) 2016-12-02
US20200180010A1 (en) 2020-06-11
CN106457357A (zh) 2017-02-22
US10882098B2 (en) 2021-01-05
EP3122491B1 (en) 2018-06-13
US10661331B2 (en) 2020-05-26
KR102012425B1 (ko) 2019-08-20
EP3122491A4 (en) 2017-04-05
WO2015152790A1 (en) 2015-10-08
CN106457357B (zh) 2019-04-30
EP3122491A1 (en) 2017-02-01
US20170136522A1 (en) 2017-05-18
JP6495939B2 (ja) 2019-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6495939B2 (ja) 高い運動エネルギーを利用した材料加工のための打撃ユニット及び方法
JP4430309B2 (ja) 材料を加工するために高い運動エネルギーを利用する方法
JP5082051B2 (ja) エアーハンマー工具、及び該エアーハンマー工具の打撃力調整方法
AU2002308843A1 (en) Method employing high kinetic energy for working of material
EP0352742B1 (en) Hydraulic impact tool
JP7448972B2 (ja) 材料成形および/または切削のための方法および装置
JP7386551B2 (ja) 材料成形の改善
JP2018130823A (ja) 衝撃装置、衝撃装置の打撃力調整方法、及び衝撃装置の打撃音周波数調整方法
JP5313736B2 (ja) 油圧クッションのサージ圧防止装置
JP6285603B1 (ja) 衝撃装置
JP2008534879A (ja) 可動ツールのためのショックアブソーバ
KR20220156641A (ko) 충격에 의한 재료 성형용 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6495939

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250