JP2017501623A - スピーカ又はマイクロフォンモジュールのための圧力通気孔 - Google Patents

スピーカ又はマイクロフォンモジュールのための圧力通気孔 Download PDF

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Abstract

スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、音響膜及び少なくとも1つの圧力通気孔を含む。圧力通気孔は、音響膜の第1の面上の気圧を音響膜の第2の面上の気圧と等しくする。更に、圧力通気孔はスピーカ又はマイクロフォンモジュールの音響経路内に配置される。この方法では、音響膜の異なる面上の気圧の差は、音響膜の動きを妨げないことがある。1つ以上の実施形態では、圧力通気孔は音響的に不透明であることがある。圧力通気孔はスピーカ又はマイクロフォンモジュールの音響経路内に配置されているため、音響的に不透明であることは、圧力通気孔自体はスピーカ又はマイクロフォンモジュールの動作と干渉しないこと、を確実にする可能性がある。

Description

〔関連出願の相互参照〕
特許協力条約に基づく本出願は、この参照によりその全体が本明細書内に組み込まれる、2013年12月5日付けで出願され、「Pressure Vent for Speaker or Microphone Modules」と題された米国特許非暫定出願第14/097,833号に対する優先権を主張するものである。
本開示は、全般的に、スピーカ又はマイクロフォン、及びより具体的には、スピーカ又はマイクロフォンモジュールのための圧力通気孔に関連する。
スピーカモジュールなどの、多くのスピーカは、音響膜を振動させることにより、音波を発生させる。例えば、電磁スピーカは、中心及び側面の磁石を利用して、磁束を発生させる。そうした磁束は、音響膜と結合したボイスコイルを動かし、それにより、音響膜を振動させて、音波を発生させる。
しかし、そうしたスピーカは、音響膜の動きが妨げられると、正しく機能しないことがある。例えば、液体又はその他の物質が、スピーカに入り、音響膜の動きを妨げることがある。
更に、そうした動きは、気圧の差により、妨げられることがある。音響膜の外面上の気圧及び音響膜の内面上の気圧の間の差が大きすぎると、音響膜は、変形する、及び/又は、適切に振動するために伸びることができない、ことがある。
それでも、音響膜の動きが妨げられると、スピーカは意図したように音波を発生させることが出来ないことがある。この結果、音の出力が歪むことがある。そうした歪みは、音響膜の外面上の気圧が音響膜の内面上の気圧と等しくなるまで、続くことがある。
同様に、多くのマイクロフォン又はマイクロフォンモジュールは、音波により振動する音響膜と結合したボイスコイルの出力を監視することにより、音波を検出する。そうしたマイクロフォンの音響膜を妨げることは、すでに説明したのと同様な理由により、検出した音波の歪みを引き起こすことがある。
本開示は、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの圧力通気のための装置、システム、及び方法を開示する。
本開示は、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの圧力通気のための装置、システム、及び方法を開示する。スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、音響膜及び少なくとも1つの圧力通気孔を含むことがある。圧力通気孔は、音響膜の第1の面上の気圧を音響膜の第2の面上の気圧と等しくすることがある。更に、圧力通気孔はスピーカ又はマイクロフォンモジュールの音響経路内に配置されることがある。この方法では、音響膜の異なる面上の気圧の差は、音響膜の動きを妨げないことがある。1つ以上の実施形態では、圧力通気孔は音響的に不透明であることがある。圧力通気孔はスピーカ又はマイクロフォンモジュールの音響経路内に配置されているため、音響的に不透明であることは、圧力通気孔自体はスピーカ又はマイクロフォンモジュールの動作と干渉しないこと、を確実にすることがある。
様々な実施形態では、圧力通気孔はスピーカ又はマイクロフォンモジュールの表面と結合した圧力通気膜であることがある。そうした膜は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、発泡ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)、及び/又は他のそのような材料から形成されることがある。この膜は、空気は透過させることがあるが、水及び/又は水蒸気の通過を妨げることがある。場合により、この膜は、接着剤を用いて表面に接着されることがある。他の実施形態では、圧力通気孔は、他の種類の圧力通気孔であることがある。例えば、ある実施形態では、圧力通気孔は、多くの焼結金属円盤を含むことがある。
スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、機器の筐体内に組み込まれていることがあり、圧力通気孔は、筐体及び/又はスピーカ若しくはマイクロフォンモジュールの内容積内に通気していることがある。そのような場合、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの裏側は、筐体の内容積に面していることがある。
様々な場合では、スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、防水(すなわち、防水及び/又は30メートルなどの特定の深さまでの耐水)スピーカ又はマイクロフォンモジュールであることがある。そのような場合、音響膜は、ゴム、ポリマ、及び/又は他のそのような弾性防水材料から形成された防水音響膜であることがある。
場合により、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの表面は、空洞により音響膜から隔てられた上蓋であることがある。そのような空洞の1つ以上の部分は、疎水性の被膜で(蒸着などにより)覆われていることがある。
実施形態によっては、スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、音響膜に隣接した空洞を含むことがある。液体、及び/又は、音響膜の動き並びに/若しくはスピーカ又はマイクロフォンモジュールの動作に悪い影響を及ぼす他のそのような材料が、この空洞内に存在するようになることがある。そのような場合、スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、空洞内に液体が存在していることを判断すること、及び、1つ以上の音若しくはパルスを発生することにより、空洞から液体を排出するように試みることが、できる場合がある。スピーカモジュールは、次に、音を発生させた後に空洞内に液体がまだ存在するかどうかを判断することが出来ることがある。そうであれば、スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、1つ以上の修正された音若しくはパルスを発生することにより、空洞から液体を排出するように更に試みることが出来ることがある。
様々な実施形態では、スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、音響膜、及び、音響膜の第1の面上の圧力を音響膜の第2の面上の圧力と等しくさせる、少なくとも1つの圧力通気孔を含む。少なくとも1つの圧力通気孔は、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの音響経路内に配置される。
実施形態によっては、スピーカモジュール又はマイクロフォンの圧力通気のための方法は、スピーカ又はマイクロフォンモジュール内に音響膜を結合すること、スピーカ又はマイクロフォンモジュール内に少なくとも1つの圧力通気孔を含むこと、及び、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの音響経路内に少なくとも1つの圧力通気孔を配置すること、を含む。
1つ以上の実施形態では、スピーカ又はマイクロフォンの圧力通気のためのシステムは、筐体及び筐体に結合されたスピーカ又はマイクロフォンモジュールを含む。スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、音響膜、及び、音響膜の第1の面上の圧力を音響膜の第2の面上の圧力と等しくさせる、少なくとも1つの圧力通気孔を含む。少なくとも1つの圧力通気孔は、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの音響経路内に配置される。
上述の概略的な説明、及び以下の詳細な説明の両方は例示及び解説を目的としており、本開示を必ずしも限定するものでないことが理解されるであろう。本明細書に含まれており、その一部を成す添付図面は、本開示の主題を示す。あわせて、説明及び図面は、本開示の原理の説明に供する。
スピーカモジュールの圧力通気のためのシステムの側断面図である。 図1のスピーカモジュールの側断面図である。 スピーカモジュールの別の実施形態の側断面図である。 スピーカモジュールの圧力通気のための方法を示すフローチャートである。この方法は、図1のシステム及び/又は図2〜図3のスピーカモジュールにより実行されることがある。 スピーカの空洞から液体を排出するための方法を示すフローチャートである。この方法は、図1のシステム及び/又は図2〜図3のスピーカモジュールにより実行されることがある。
以下の説明は、本開示の様々な要素を具現化するサンプルシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品を含む。しかし、説明された開示は、本明細書に説明する形態に加え、様々な形態にて実施されてよいことが理解されるべきであろう。
本開示は、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの圧力通気のための装置、システム、及び方法を開示する。スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、音響膜及び少なくとも1つの圧力通気孔を含むことがある。圧力通気孔は、音響膜の第1の面(外面など)上の気圧を音響膜の第2の面(内面など)上の気圧と等しくすることがある。更に、圧力通気孔はスピーカ又はマイクロフォンモジュールの音響経路内に配置されることがある。この方法では、音響膜の異なる面上の気圧の差は、音響膜の動きを妨げないことがある。結果として、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの動作は、気圧により悪い影響を受けないことがある。
1つ以上の実施形態では、圧力通気孔は音響的に不透明であることがある。圧力通気孔はスピーカ又はマイクロフォンモジュールの音響経路内に配置されているため、音響的に不透明であることは、圧力通気孔自体はスピーカ又はマイクロフォンモジュールの動作と干渉しないこと、を確実にすることがある。
様々な実施形態では、圧力通気孔はスピーカ又はマイクロフォンモジュールの表面と結合した圧力通気膜であることがある。そうした膜は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、発泡ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)、及び/又は他のそのような材料から形成されることがある。この膜は、空気は透過させることがあるが、水及び/又は水蒸気の通過を妨げることがある。場合により、この膜は、接着剤を用いて表面に接着されることがある。
他の実施形態では、圧力通気孔は、他の種類の圧力通気孔であることがある。例えば、ある実施形態では、圧力通気孔は、多くの焼結金属円盤を含むことがある。
場合により、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの表面は、空洞により音響膜から隔てられた上蓋であることがある。そのような空洞の1つ以上の部分は、疎水性の被膜で(蒸着などにより)覆われていることがある。
スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、機器の筐体内に組み込まれていることがあり、圧力通気孔は、筐体及び/又はスピーカモジュールの内容積内に通気していることがある。そのような場合、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの裏側は、筐体の内容積に面していることがある。
様々な場合では、スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、防水(すなわち、防水及び/又は30メートルなどの特定の深さまでの耐水)スピーカ又はマイクロフォンモジュールであることがある。そのような場合、音響膜は、ゴム、ポリマ、及び/又は他のそのような弾性防水材料から形成された防水音響膜であることがある。
実施形態によっては、スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、音響膜に隣接した空洞を含むことがある。液体、及び/又は、他のそのような音響膜の動き並びに/若しくはスピーカ又はマイクロフォンモジュールの動作に悪い影響を及ぼす材料が、この空洞内に存在するようになることがある。そのような場合、スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、空洞内に液体が存在していることを判断すること、及び、1つ以上の音若しくはパルスを発生することにより、空洞から液体を排出するように試みることが、できることがある。スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、その後、音を発生させた後に空洞内に液体がまだ存在するかどうかを判断することが出来ることがある。そうであれば、スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、1つ以上の修正された音若しくはパルスを発生することにより、空洞から液体を排出するように更に試みることが出来ることがある。
図1は、スピーカモジュール102の圧力通気のためのシステム100の側断面図である。図示されているように、スピーカモジュールは、機器の筐体101内に組み込まれていることがある。この機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯電話機、スマートフォン、デジタルメディアプレーヤ、ウェアラブルデバイス、及び/又はスピーカモジュールを含む他の任意の機器などの、任意の種類の機器であることがある。
筐体101は、内容積121を含んでいることがある。筐体は、網116及び/又は他の被覆構造体により覆われていることがある、1つ以上の開口117も含むことがある。網は開口の内部上に位置するように図示されているが、これは一例であると理解される。様々な場合では、網は、筐体の外側表面上に位置することがあり、及び/又は網は用いられないことがある。
スピーカモジュール102は、結合要素114を含むことがある。スピーカモジュールは、内容積121内に位置して、1つ以上のOリング115を介して結合要素により、開口117の周囲の筐体の内側表面に結合されていることがある。
図2は、筐体101を除いた、図1のスピーカモジュール102の側断面図である。
図1に戻ると、スピーカモジュール102は、音響膜108を含むことがある。場合によっては、スピーカモジュールは、防水スピーカモジュールであり、音響膜は、ゴム、ポリマ、及び/又は他のそのような弾性防水材料から形成されることがある。スピーカモジュールは、音波を発生するために、音響膜を振動させ、及び/又は動かすように、操作可能であることがある。スピーカモジュールは、気圧通気孔118も含むことがある。
図示されるように、圧力通気孔118は、空洞119により音響膜108と隔てられた上蓋110上に配置されていることがある。そのように、圧力通気孔は、筐体101の内容積121内に通気していることがある。図示されるように、スピーカモジュール102の他の端も、筐体の内容積内に配置されている。したがって、内容積内に通気することにより、圧力通気孔は、音響膜の両方の面上の気圧を等しくさせることがある。これは、2つの面の間の気圧差が、音響膜を内側若しくは外側に変形させること、又は音響膜が伸びることを妨げ、それによりスピーカモジュールの動作を妨げることを、防ぐことがある。場合により、上蓋は、鋼鉄から形成されていることがある。
スピーカモジュール102は、1つ以上の音響経路113を有することがある。図示されるように、音響膜108により生成された音波は、上蓋110に向かって伝わり、その後、網116に向かい、開口117を通過して、筐体101の外部の環境120へ出ていくことがある。そのように、圧力通気孔118は、スピーカモジュールの音響経路内に配置されることがある。しかし、圧力通気孔は、圧力通気孔がスピーカモジュールの動作に干渉しないように、音響的に不透明であることがある。
場合により、スピーカモジュール102は、音響経路113の共振周波数で圧力ゼロとなる、1つ以上の位置を有することがある。そのような場合、圧力通気孔118は、そのような圧力ゼロの位置に配置されることがある。これは、部分毎の可変性及びフロント部共振での歪みを改善することがある。
様々な場合に、圧力通気孔118は、音響膜108の偏位から離れたところに置かれることがある。これは、通気孔及び/又は音響膜が静圧荷重により伸ばされたときに、音響膜が圧力通気孔をこすることを防ぐことがある。
図示されるように、圧力通気孔118は、接着剤111及び/又は他の結合機構により上蓋110に結合された、圧力通気膜112であることがある。そうした膜は、PTFE、ePTFE、及び/又は他のそのような材料から形成されることがある。圧力通気膜は、空気を透過させることがあるが、水及び/又は水蒸気の通過を妨げることがあり、したがって音響膜108の両方の面上の圧力を等しくすることができる。
圧力通気膜112の細孔が大きいほど、膜が通過させる空気が増える(したがって、より良い通気を提供する)。しかし、より大きな細孔は、水及び/又は水蒸気をより通しやすい。同様に、圧力通気膜の大きさが大きいほど、圧力通気膜が通過させる空気が増える(したがって、より良い通気を提供する)。しかし、圧力通気膜の大きさを増加することは、膜が水及び/又は水蒸気をより通しやすくしないことがある。しかし、スピーカモジュール102の面積のある程度の量だけが、圧力通気膜のために利用できることがある。そのように、利用できる面積、必要とされることがある通気量、並びに水及び/又は水蒸気に対して必要な抵抗に基づいて、圧力通気膜の大きさ及び圧力通気膜の細孔の大きさは、選択されることがある。
場合により、空洞119の1つ以上の部分は、疎水性の被膜で覆われることがある。そのような被膜は、空洞に入る水ができるだけ早く出るようにすることがある。場合により、そのような被膜は、蒸着工程などの工程により加えられることがある。例えば、圧力通気膜112が接着で取り付けられる前に、空洞(上蓋110を含む)の壁上に被膜が蒸着されることがある。
図示されるように、スピーカモジュール102は、電磁スピーカであることがある。そのようなモジュールは、側壁109、音響膜108に結合されたボイスコイル107、側面磁石104、上板106を含む中心磁石105、ヨーク103、及び/又は電磁スピーカコンポーネントを含むことがある。側面磁石、ヨーク、及び中心磁石は、磁束を生成するために電気的に制御可能であることがある。磁束がボイスコイルを動かすように包み、したがって音響膜108を振動させるように、側面磁石及び中央磁石の極性は、逆であることがある。しかし、それは一例であることが理解される。様々な実施形態では、スピーカモジュールは、任意の種類のスピーカモジュールであることがあり、本開示は、電磁スピーカに限定されない。
システム100は、上蓋110上に圧力通気孔118を配置するように図示及び上記に述べられているが、これは例であると理解される。様々な実施形態では、圧力通気孔は、本開示の範囲を逸脱することなく、結合要素114、側壁109、音響膜108、及び/又はスピーカモジュール102の任意の他のコンポーネントの上に配置されることがある。
更に、圧力通気孔118は、内容積121内に通気するように図示及び上記に述べられているが、これは例であると理解される。様々な実施形態では、圧力通気孔は、本開示の範囲を逸脱することなく、スピーカモジュールの内容積内に通気することがある。
加えて、圧力通気孔118は、圧力通気膜112として図示されているが、これは例であると理解される。様々な実施形態では、圧力通気孔は、圧力を通気するための任意の種類の機構であることがあり、水及び/又は水蒸気の通過を制限する又はしないことがある。
例えば、図3は、スピーカモジュール302の別の実施形態の側断面図である。図2と対照的に、スピーカモジュール302は、複数の焼結金属円盤を含む気圧通気孔318を含むことがある。圧力がなければ、焼結金属円盤は、焼結金属円盤内の1つ以上の孔を通して経路が形成されないような、つぶれた位置にあることがある。しかし、圧力がかかると、焼結金属円盤は、圧力を開放するように動作可能な孔を通して経路が形成されるような、1つ以上の膨張した位置に膨張することがある。場合により、特定の円盤内の孔(1つ又は複数)は、隣接した円盤と配列が違っている(90度など)ことがある。
図4は、スピーカモジュールの圧力通気のための方法400を示すフローチャートである。この方法は、図1のシステム100及び/又は図2〜図3のスピーカモジュール102、302により実行されることがある。
フローは、ブロック401から始まり、音響膜(又はスピーカ膜)がスピーカモジュール内に結合されるブロック402に進むことがある。フローは、スピーカモジュール内に少なくとも1つの圧力通気孔が含まれるブロック403に、次に進むことがある。次に、フローは、スピーカモジュールの音響経路内に圧力通気孔が配置されることがあるブロック404に進むことがある。
フローは、次に、ブロック405に進んで終了することがある。
方法400は、特定の順序で実行される特定の操作の構成を含むように図示及び上記に述べられているが、これは例であると理解される。様々な実施形態では、同じ、類似の、及び/又は異なる操作の様々な配列が、実行されることがある。
例えば、操作403及び404は、連続した、直線的な操作として図示されている。しかし、様々な実施形態では、2つの操作は、同時及び/又はそうでなければ並行に実行されることがある。
図1に戻って、場合により、液体、及び/又は、音響膜108の動き並びに/若しくはスピーカモジュール102の動作に悪い影響を及ぼす他のそのような材料が、空洞119内に存在するようになることがある。そのような場合、スピーカを適切な動作に戻すために、液体を空洞から排出する必要があることがある。
実施形態によっては、スピーカモジュール102及び/又はスピーカモジュールが組み込まれる機器は、液体が空洞内に存在していることを判断することが出来ることがある。例えば、マイクロフォン(図示されない)は、スピーカモジュール及び/又は機器の中に含まれていることがある。マイクロフォンは、スピーカモジュールの音響出力を測定するために利用されることがある。もし音響出力がスピーカモジュールの期待される出力に沿わなければ、スピーカモジュール及び/又は機器は、液体が空洞119内に存在して動作を妨げていると推定することがある。
そのように、スピーカモジュール102及び/又は機器は、音響膜108を利用して1つ以上の音又はパルスを生成することにより、液体を空洞119から排出するように試みることがある。そのような音又はパルスは、液体を空洞から網116及び開口117を通って筐体101の外部の環境120へ押し出すことがある。
しかし、場合により、音又はパルスは、液体を空洞119から排出するのに充分でないことがある。そのような音又はパルスを生成した後、スピーカモジュール102及び/又は機器は、液体がまだ空洞内に存在するかどうか判断することがある。そのような判断は、スピーカモジュール又は機器が、液体が空洞内に存在することを最初に判断する方法と、同様になされることがある。
もし液体が空洞119内にまだ存在するなら、スピーカモジュール102及び/又は機器は、1つ以上の修正された音又はパルスを生成することにより、液体を空洞から排出するように試みることがある。繰り返し、液体を排出するよう試みるために音又はパルスを用い、操作が成功したかどうかを判断することにより、空洞から排除するのに充分でなかった様々な他の音又はパルスが成功しなかったとしても、うまく空洞から排除するであろう音又はパルスが生成されることがある。
図5は、スピーカの空洞から液体を排出するための方法500を示すフローチャートである。この方法は、図1のシステム及び/又は図2〜図3のスピーカモジュールにより実行されることがある。
フローは、ブロック501から始まり、音響膜(又はスピーカ膜)に隣接するスピーカモジュールの空洞内に液体が存在すると判断される、ブロック502へ進むことがある。フローは、次に、液体を空洞から排出するために1つ以上の音又はパルスが生成される、ブロック503に進むことがある。次に、フローは、ブロック504に進む。
ブロック504では、液体が空洞内にまだ存在するかどうか判断される。もしそうならば、フローは、ブロック505に進む。そうでなければ、フローは、ブロック506に進んで終了する。
ブロック505では、液体が空洞内にまだ存在すると判断された後で、液体を空洞から排出するために、1つ以上の修正された音又はパルスが生成される。フローは、次に、液体が空洞内にまだ存在するかどうか判断されるブロック504に戻る。
方法500は、特定の順序で実行される特定の操作の構成を含むように図示及び上記に述べられているが、これは例であると理解される。様々な実施形態では、同じ、類似の、及び/又は異なる操作の様々な配列が、実行されることがある。
例えば、場合により、方法500は、ブロック503又は505で生成される音若しくはパルスを修正する操作を含むことがある。そのような操作は、ブロック504及び505の間に配置されることがある。
先に説明し、添付図面に示すように、本開示は、スピーカモジュールの圧力通気のための装置、システム及び方法を開示する。スピーカモジュールは、音響膜及び少なくとも1つの圧力通気孔を含むことがある。圧力通気孔は、音響膜の第1の面(外面など)上の気圧を音響膜の第2の面(内面など)上の気圧と等しくすることがある。更に、圧力通気孔はスピーカモジュールの音響経路内に配置されることがある。この方法では、音響膜の異なる面上の気圧の差は、音響膜の動きを妨げないことがある。結果として、スピーカモジュールの動作は、気圧により悪い影響を受けないことがある。
本開示はスピーカモジュールの例を図示し、述べているが、これは例であると理解される。音波により振動する音響膜に結合されたボイスコイルの出力を監視するスピーカモジュールも、圧力通気のための本明細書で説明された技術を利用することがある。スピーカモジュールの例に関する図示及び上記の説明は、マイクロフォン又はマイクロフォンモジュールを含まないように本開示の範囲を限定しない。本明細書の技術は、本開示の範囲を逸脱することなく、スピーカ又はマイクロフォンなどの、任意の音響モジュール又は任意の音響的に動作するモジュールに応用されることがある。
本開示では、開示された方法は、デバイスにより読み取り可能な命令セット又はソフトウェアとして実装されてよい。更に、開示された方法におけるステップの具体的な順序又は階層は、サンプルアプローチの例であることが理解される。他の実施形態では、方法におけるステップの具体的な順序又は階層は、開示の主題の範囲内にて再編成され得る。付随する方法の特許請求項は、サンプル順序における様々なステップの要素を提示し、提示の具体的な順序又は階層に必ずしも限定することを意図しない。
説明された開示は、本開示によるプロセスを実行するように、コンピュータシステム(又は、他の電子装置)をプログラムするために使用することが可能な命令を記憶させた、非一時的機械可読媒体を含み得る、コンピュータプログラム製品若しくはソフトウェアとして提供することができる。非一時的機械可読媒体は、機械(例えば、コンピュータ)によって読み取り可能な形態(例えば、ソフトウェア、処理アプリケーション)で情報を記憶するための、任意の機構を含む。非一時的可読媒体は、磁気記憶媒体(例えば、フロッピーディスク、ビデオカセットなど)、光学記憶媒体(例えば、CD−ROM)、光磁気記憶媒体、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、消去可能プログラマブルメモリ(例えば、EPROM及びEEPROM)、フラッシュメモリ、などの形態をとることがあるが、これらに限定されない。
本開示及びその付随する利点の多くは、前述により理解されるであろうことが信じられ、コンポーネントの形態、構造、及び配列における様々な変更が、開示の主題から逸脱することなく、又はその有形の利点のすべてを損なうことなく、行われてよいことが明白となるであろう。説明された形態は単に説明的なものであり、そのような変更を包含し、含むことは、以下の特許請求の範囲の意図するところである。
様々な実施形態を参照して、本開示を説明してきたが、これらの実施形態は例示的なものであり、本開示の範囲は、それらに限定されるものではないことが理解されるであろう。多くの変形、修正、追加、及び改善が可能である。より全般的には、本開示による実施形態は、特定のコンテキスト又は実施形態にて説明されてきた。本開示の様々な実施形態では、機能性を、ブロック内で異なる方式で分離又は組み合わせることができ、あるいは異なる専門用語で説明することもできる。これらの変形、修正、追加、及び改善、並びに他の変形、修正、追加、及び改善は、以下の特許請求の範囲で定義されるような、本開示の範囲内に包含することができる。

Claims (20)

  1. 音響膜と、
    前記音響膜の第1の面上の圧力を前記音響膜の第2の面上の圧力と等しくさせる、少なくとも1つの圧力通気孔と、
    を備え、前記少なくとも1つの圧力通気孔は、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの音響経路内に配置される、スピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  2. 前記スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、防水スピーカモジュールである、請求項1に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  3. 前記少なくとも1つの圧力通気孔は、空洞により前記音響膜と隔てられたスピーカの上蓋の上に配置される、請求項1に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  4. 前記空洞の少なくとも一部分は、疎水性の被膜で覆われている、請求項3に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  5. 前記スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、
    液体が前記空洞内に存在するか判断し、
    少なくとも1つの音を生成することにより、前記液体を前記空洞から排出するように試み、
    前記少なくとも1つの音を生成した後、前記液体が前記空洞内にまだ存在するか判断し、
    少なくとも1つの修正された音を生成することにより、前記液体を前記空洞から排出するように試みる、請求項3に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  6. 前記スピーカ又はマイクロフォンモジュールは、機器の筐体内に組み込まれている、請求項1に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  7. 前記少なくとも1つの圧力通気孔が、前記機器の前記筐体の内容積内に通気する、請求項6に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  8. 前記スピーカ又はマイクロフォンモジュールの背面が、前記機器の前記筐体の前記内容積に面している、請求項7に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  9. 前記少なくとも1つの圧力通気孔は、圧力通気膜を含む、請求項1に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  10. 前記圧力通気膜は、発泡ポリテトラフルオロエチレンを含む、請求項9に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  11. 前記圧力通気膜は、前記スピーカ又はマイクロフォンモジュールに接着接合されている、請求項9に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  12. 前記音響膜は、防水膜である、請求項1に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  13. 前記少なくとも1つの圧力通気孔は、複数の焼結金属円盤を含む、請求項1に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  14. 前記少なくとも1つの圧力通気孔が、空気を透過させ、水の通過を妨げる、請求項1に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  15. 前記少なくとも1つの圧力通気孔が、水蒸気の通過を妨げる、請求項14に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  16. 前記少なくとも1つの圧力通気孔は、音響的に不透明である、請求項1に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  17. 前記少なくとも1つの圧力通気孔が、前記スピーカ又はマイクロフォンモジュールの内容積内に通気する、請求項1に記載のスピーカ又はマイクロフォンモジュール。
  18. スピーカ又はマイクロフォンモジュール内に音響膜を結合することと、
    前記スピーカ又はマイクロフォンモジュール内に少なくとも1つの圧力通気孔を含むことと、
    前記スピーカ又はマイクロフォンモジュールの音響経路内に前記少なくとも1つの圧力通気孔を配置することと、
    を含む、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの圧力通気のための方法。
  19. 前記音響膜に隣接する前記スピーカ又はマイクロフォンモジュールの空洞内に液体が存在することを判断することと、
    前記液体を前記空洞から排出するための少なくとも1つの音を生成することと、
    前記液体が前記空洞内にまだ存在するか判断することと、
    前記液体を前記空洞から排出するために少なくとも1つの修正された音を生成することと、
    を更に含む、請求項18に記載の方法。
  20. 筐体を含む機器と、
    前記筐体に結合されたスピーカ又はマイクロフォンモジュールであって、
    音響膜、及び
    前記音響膜の第1の面上の圧力を前記音響膜の第2の面上の圧力と等しくさせる、少なくとも1つの圧力通気孔、
    を含む、スピーカ又はマイクロフォンモジュールと、
    を備え、前記少なくとも1つの圧力通気孔は、前記スピーカ又はマイクロフォンモジュールの音響経路内に配置される、スピーカ又はマイクロフォンモジュールの圧力通気のためのシステム。
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