JP2017500553A - 断片の表面を再構築する方法 - Google Patents

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Abstract

N個の要素を有するエミッタ/レシーバ装置(12)を使用することにより、断片(10)のプロファイルを再構築する方法であり、前記装置は、媒体中において伝播する波を放出するべく適合されている、方法であって、少なくとも、
A)波に曝露された断片によって反射された信号Si,jを収集するステップと、
B)いくつかのエミッタ−レシーバペア{E,R}について、表面エコーの飛行時間tjを計測するステップと、
C)これらのエミッタペア{E,R}と関連付けられた楕円のファミリーΓを構築するステップと、
D)楕円のファミリーΓのエンベロープを算出するステップと、
E)このエンベロープに基づいて、断片のプロファイルを構成する点Piを判定するステップと、
を有する方法。

Description

本発明の主題は、波の伝播を許容する媒体中において配置された、例えば、マルチ要素超音波トランスデューサ又はセンサにより、断片又は部品のプロファイルを再構築する方法に関する。
本発明は、例えば、レシーバ要素とは異なるエミッタ要素を使用した電子スキャンに関連して適用される。又、本発明は、トータルキャプチャ又はFMC(Full Matrix Capture)型トランスデューサの要素ごとに放出及び伝送されるすべての信号を使用した取得においても使用される。本発明による技法は、特に、部品のプロファイルの2次元又は3次元再構築のために使用される。
マルチ要素超音波トランスデューサは、益々、産業用コンポーネントの非破壊試験のために利用されるようになっている。この技術によれば、トランスデューサの要素のそれぞれに対する放出及び受信に対して遅延を適用することにより、既知の形状の部品内において超音波ビームを適合及び制御することができる。遅延の法則又は飛行時間の計算に基づいた撮像手順を使用する際には、検査対象の部品の形状に関する完全な知識を、或いは、可能な範囲で最も完全な知識を、有する必要がある。この知識が欠如している場合には、撮像手順が、動作不能又は極めて不確実なものになり、且つ、その実装には、表面再構築技法の事前適用が必要となる。
浸漬試験のケースにおいては、そのプロファイルの再構築が所望されている部品と、センサと、が、伝達媒質として機能する流体中に、多くの場合に、水中に、浸漬される。
従来技術において既知である第1の技法は、センサの要素と部品の表面の間の飛行時間の計測と、再構築アルゴリズムの適用と、に基づいている。飛行時間の計測は、単純な電子スキャンの最中に受信された信号に基づいて実行される。図1は、要素ごとに組み合わせられた放出/受信取得のための、或いは、単純な電子スキャンのための、この再構築技法を表している。2次元再構築のケースについて検討する。線形トランスデューサの場合には、トランスデューサの要素のサイズが、伝達媒質の高さとの比較において、且つ、検査対象の部品のプロファイルの変化との比較において、小さいという仮定が設定される。この仮定に基づいて、トランスデューサのそれぞれの要素の記述をその幾何学的中心によって限定することができる。再構築において利用される技法は、中心Cを有する単一の要素Ejによって放出及び受信するステップと、次いで、同一の要素のレベルにおいて、表面エコーの飛行時間tを計測するステップと、を有する。計測された時間は、トランスデューサまで戻るために超音波が所要する最短往復時間に対応しており、従って、これは、部品の表面上における垂直入射の際の鏡面反射に対応している。この半径と遭遇する表面の点Pは、プレーンXZ内に位置した中心C及び半径R=t・v/2を有する円に属しており、ここで、vは、伝達媒質中における伝播速度である。更には、部品の表面Sは、点Pにおいてこの円に局所的に接している。この接合点において、円C上における点Pの正確な位置は、判明していない。トランスデューサのそれぞれの要素ごとにこの操作を実行することにより、円のファミリーΓ={C,C,...}がプレーンXZ内において取得される。構造的に、部品の表面は、このファミリーの円のそれぞれに対して局所的に接している。求めるべき表面は、円のファミリーΓのエンベロープである。これは、点Cによって表された曲線が判明している場合に、分析によって算出することができる。実際に、線形トランスデューサのケースにおいては、中心C(c,0)を有する円の式は、次式によって付与され、
F(x,z,c)=(x−c+z−R(c)=0
ここで、x及びzは、点Pの座標である。ファミリーΓが弁別可能な方式によってパラメータcに依存していると仮定することにより、曲線のファミリーを算出するための連立方程式に基づいて、
Figure 2017500553
であり、プロファイルの点Pの座標x及びzが、以下の形態において取得され、
Figure 2017500553
ここで、R’cxは、cとの関係におけるRの導関数である。離散したケースにおいては、N個の要素を有する線形トランスデューサの場合に、センサのフレーム内における点Pの座標は、次式によって付与され、
Figure 2017500553
ここで、j=1,2,...であって、表面のN−1点が取得される。
Figure 2017500553
は、要素の横座標との関係における半径Rの離散した導関数に対応している。
又、以前と同一の仮定の下に、この再構築は、軸OXに沿ってスキャンを実行することにより、単一要素センサの支援により、実行することもできる。
要するに、部品の表面を再構築するアルゴリズムは、以下のとおりである。
1.それぞれのエミッタ−レシーバペアEi、Riごとに、表面エコーの飛行時間tを計測し、この飛行時間は、例えば、受信された信号のエンベロープの最大値の時間を抽出することにより、取得することができる。
2.円の中心C及び半径R=t・v/2を算出することにより、エミッタ−レシーバペアの組Ei、Ri用の円のファミリーを構築する。
3.式(1.1)を使用して点Pを算出することにより、円のファミリーのエンベロープを算出する。
同一の方式は、2D二次元センサの支援により、或いは、単一要素センサの軸X−Yに沿った変位により、3D三次元入力表面を再構築するべく、適用することができる。このケースにおいては、それぞれの幾何学的中心C(c,c,0)ごとに、次式により、2つのパラメータc及びcを有する球体のファミリー
Figure 2017500553
のエンベロープの算出を試みる。
F(x,y,z,c,c)=(x−c+(y−c+z−R(c,c)=0
連続したケースにおいては、表面の2パラメータファミリーΣλ,μのエンベロープに固有の連立方程式に基づいて、次式により、
Figure 2017500553
センサのフレーム内における部品の表面の点Pの座標x、y、zを以下の形態において取得する。
Figure 2017500553
この技法の欠点の1つは、1ショット当たりにトランスデューサの1要素である電子スキャンの放出モードが、しばしば、飛行時間の高信頼性の計測を実行するにはその振幅が弱過ぎる表面エコーを返すという点にある。これは、局所的に、プロファイルに対する接線とセンサの軸によって形成される角度が過大であり、且つ、反射された波が必ずしもトランスデューサのレシーバまで到達しないことを意味している。従って、センサと表面の間の飛行時間の全体が計測されず、且つ、部品の再構築された形状は、予想プロファイルとの関係において、大きな相違を有しうる。又、表面が過剰に不規則である際には、且つ、表面が、例えば、いくつかの十字交差エコーを生成する際には、差が出現しうる。
従来技術において既知である第2の技法は、上述のトータルキャプチャ又は「フルマトリックスキャプチャ」型の受信センサを形成するすべての要素上における信号の取得に対して主に適用される「Focusing at All Points」の省略形であるFAPと呼称される撮像の処理に基づいている。FMC取得の利点の1つは、特に、過度に不規則な表面の場合に、単純な電子スキャンによって提供されるものよりも、多くの場合に、格段に豊富であり、且つ、より完全である、データに対するアクセスを提供するという点にある。N個の要素を有するマルチ要素の場合に、FMC取得は、i,j=1,...,NであるN×N基本信号の組Sij(t)を記録するステップを有しており、ここで、添え字iは、波のエミッタ要素のインデックス番号を表記しており、且つ、添え字jは、部品上における波の反射の後に放出される信号のレシーバ要素のものを表記していることを思い起こされたい。
その結果、部品の完全なプロファイルは、以下の3つのステップにおいて取得される。
1)表面のエコーを収容するべく十分に長い取得ウィンドウを伴うFMC取得
2)例えば、波を伝播させる媒体が水であると仮定することによる表面のFAP画像の構築、及び、
3)取得されたFAP画像内における形状の検出によるプロファイルの抽出
この結果、取得された点の組は、求められているプロファイルを形成しており、且つ、その後、スムージングすることができる。プロファイルを形成する点の数は、センサの要素の数Nによって制限されてはいない。表面が再構築されたら、これを使用し、同一のFMC取得により、或いは、コンピュータ支援設計CADの技法によって取得された部品を使用することにより、可能な欠陥を視覚化する。標準的な撮像手順を実装することもできる。
この技法の欠点の1つは、なににもまして、FAP画像の生成が、計算時間の観点において集約的であるという点にある。従って、N×N取得信号の場合に、且つ、M個の計算点を保有する再構築ゾーンの場合に、計算の複雑さは、O(M.N)となる。従って、高分解能画像の場合には、計算時間が非常に大きなものとなる。更には、プロファイルの抽出には、例えば、一般にパラメトリック型である形状認識のためのツールなどの画像処理ツールの利用が必要とされ、且つ、従って、再構築されたプロファイルの品質が、選択されたパラメータによって直接的に左右される。
仏国特許第2379823号明細書は、氷山の外形を楕円のエンベロープとして定義することにより、特に氷山の一部分に対応した反射点を使用することにより、氷山の沈んだ部分の幾何学的な構成を判定できるようにする手順及び装置について記述している。
仏国特許第2379823号明細書
従って、浸漬されたセンサの支援によって部品のプロファイルを再構築するための単純であり且つ高速の技法を提供するニーズが現時点において存在している。
以下の説明においては、「オフセット」という用語は、トランスデューサのエミッタをレシーバから分離している、トランスデューサのフレーム内において考慮される、距離を表記するべく使用されている。
「トランスデューサ」という用語は、いくつかの超音波又はその他の波のエミッタ/レシーバ要素から構成された装置を表記している。
本発明の主題は、N個の要素を有するエミッタ/レシーバ装置を使用することにより、断片のプロファイルを再構築する方法に関し、前記装置は、媒体中において伝播する波を放出するべく適合されており、方法は、少なくとも、
A)波に曝露された部品によって反射された信号Si,jを収集するステップと、
B)いくつかのエミッタ−レシーバペア{E,R}について、表面エコーの飛行時間tを計測するステップと、
C)次式により、中間点Cを算出することにより、これらのエミッタペア{E,R}と関連付けられた楕円のファミリーΓを構築するステップであって、
Figure 2017500553
ここで、aは、楕円の長半径の長さであり、bは、短半径の長さであり、
Figure 2017500553
は、中心から楕円焦点(ellipse focus)までの距離であり、tは、表面エコーの飛行時間であり、vは、媒体中における波の伝播の速度である、ステップと、
D)楕円のファミリーΓのエンベロープを算出するステップと、
E)このエンベロープに基づいて、断片のプロファイルを構成している点Piの座標(x、z)を、以下の方式により、エミッタ−レシーバ装置のフレーム内において、判定するステップであって
Figure 2017500553
ここで、
Figure 2017500553
及び
Figure 2017500553
は、それぞれ、中間点Cにおけるa及びbの離散した導関数であり、
Figure 2017500553
及び/又は
Figure 2017500553
は、例えば、次式に基づいて取得され、
Figure 2017500553
x,j+1、Cxj−1は、中間点Cj+1又はCj−1の座標である、ステップと、
を有する。
一変形によれば、エミッタ−レシーバペア{E,R}は、距離kが、すべてのエミッタ−レシーバペア{E,R)について同一となるように、使用され、且つ、以前のステップは、部品又は断片のプロファイルを取得するべく実行される。
2次元エミッタ−レシーバ装置を使用することが可能であり、且つ、2パラメータ楕円ファミリーのエンベロープを判定することができる。
一変形によれば、1つの且つ同一のエミッタEと関連付けられた信号の組が1つにグループ化され、且つ、(N−1)個のレシーバRの信号が取得され、ここで、iは、jとは異なっている。
2次元エミッタ−レシーバ装置を使用することが可能であり、且つ、2パラメータ楕円ファミリーのエンベロープを判定することができる。
方法の実装のために使用される波は、超音波である。
一変形実施形態によれば、表面エコーに対応した飛行時間を判定するべく、閾値Sが使用されており、受信された信号のエンベロープが比較され、且つ、エンベロープの値が閾値未満である場合に、2つの最も近接した値に基づいた補間手順を使用して消失した値を見出している。
本発明による方法のその他の特徴及び利点については、以下のものを含む図面と共に、完全に非限定的な例として付与されている例示用の実施形態に関する以下の説明を参照することにより、更に明らかとなろう。
従来技術による第1の技法の図である。 部品のプロファイルの再構築のための装置の構成である。 第1変形実施形態による表面の例示用の再構築である。 図3の方法のステップの例示用のフローである。 第2変形実施形態による部品の表面の例示用の再構築である。 図5の方法の実装のためのステップの例示用のフローである。
本発明の主題について十分に説明するべく、浸漬された断片(部品)の、且つ、超音波によって機能するマルチ要素センサの、プロファイルの再構築のための例が、以下に付与されており、これらは、いずれも、伝達媒質として使用されている水中において浸漬されている。
図2は、液体11中において浸漬された正弦波プロファイルを有する断片10と、特に、飛行時間の計測を実行すると共にプロファイルの判定のためのステップを実行するように適合された信号処理装置13に対してリンクされたマルチ要素センサ12と、を表している。要素12iは、例えば、エミッタEiと、レシーバRiと、を有する。
本発明による方法は、センサの要素と、例えば、その表面などの断片の間における飛行時間の計測に基づいて、浸漬されたトランスデューサの支援により、断片のプロファイルを判定する技法である。飛行時間の計測は、放出の際のトランスデューサの要素及び異なるランクの受信の際のトランスデューサの要素を考慮することにより、FMC取得の、或いは、電子スキャンの、最中に、受信された信号に対して実行される。デカルトプレーンが、トランスデューサのフレーム内において取得される状態において参照されている。
N個の要素を有するマルチ要素の場合に、FMC取得は、i,j=1,...,NであるN×N基本信号の組Sij(t)を記録するステップを有しており、ここで、添え字iは、エミッタ要素のインデックス番号を表記しており、且つ、添え字jは、レシーバ要素のものを表記していることを思い起こされたい。このタイプの取得の場合には、再構築アルゴリズムは、様々なデータの組に対して適用することができる。実際に、センサ要素上において受信されたi,j=1,...,Nである基本信号Sij(t)は、選択された再構築ドメイン内において再構成することが可能であり、以下、完全に非限定的な例として、2つの例について説明する。
図3は、「オフセットによる再構築」と呼称される、本発明による方法の第1実装モードによる断片のプロファイルの再構築を図式的に示している。
共通オフセットによる再構築は、同一のオフセットkを、即ち、エミッタEとレシーバRの間の同一の距離を、有する信号Si,jを1つにグループ化することにより、センサ上において受信されたデータに対して適用される。データは、オフセット
Figure 2017500553
と、次式によって定義された中間点Cの座標と、において表される。
Figure 2017500553
伝達媒質の高さ(センサと波の入力表面の間の距離)との比較において、且つ、検査対象の断片のプロファイルの変化との比較において、小さな寸法の要素という仮定の下に、エミッタE、表面の点P、及びレシーバRの間の合計飛行時間は、次式により、焦点E(エミッタ)及びR(レシーバ)を有する楕円を定義しており、
Figure 2017500553
ここで、vは、伝達媒質中における伝播速度である。楕円の長半径の長さaと短半径の長さbは、次式によって付与され、
Figure 2017500553
ここで、
Figure 2017500553
は、中心から楕円焦点までの距離である。
2D再構築のケースにおいては、求められているプロファイルは、図3に示されているように、同一のオフセット
Figure 2017500553
を有するi,j=1,2,...であるそれぞれのエミッタ−レシーバペア{(E,R)}と関連付けられた楕円のファミリーΓのエンベロープである。線形トランスデューサの場合には、中心C(c,0)を有する楕円の式は、次式によって付与される。
Figure 2017500553
連続したケースにおいては、ファミリーΓが、弁別可能な方式で、且つ、オフセット
Figure 2017500553
を伴って、パラメータcに依存していると仮定することにより、連立方程式(A.1)に基づいて、断片のプロファイルの点Pの座標x及びzが、次式の形態において取得され、
Figure 2017500553
ここで、a’及びb’は、それぞれ、cとの関係におけるa及びbの導関数であり、且つ、b’は、次式によって付与される。
Figure 2017500553
離散したケースにおいては、FMC取得の場合に、上述の再構築アルゴリズムは、0≦k≦N−1である基本信号の組{Sij,i,j=1,...,N|j−i=k}に対して適用される。方法は、N−1回の独立した再構築を実行することになる。
オフセットの値が正である、即ち、k>0である、再構築の場合には、センサのフレーム内におけるj=1,2,...である点Pの座標は、次式によって付与され、
Figure 2017500553
ここで、
Figure 2017500553
及び
Figure 2017500553
は、それぞれ、中間点Cにおけるa及びbの離散した導関数である。
Figure 2017500553
の値は、例えば、次式を使用することにより、
Figure 2017500553
或いは、以下のセンタリングされた離散した微分公式により、取得される。
Figure 2017500553
Figure 2017500553
の値は、式(2.5)又は式(2.5’)を通じて、或いは、式(2.3’)を通じて、取得することができる。
要するに、すべてのエミッタ/レシーバペアについて1つの且つ同一の値を有するオフセットによる再構築を許容する方法は、例えば、図5の、
a)同一のオフセットを有するエミッタ/レシーバペアについてトランスデューサ上において受信された信号Sij{Sij|j−i=k}を1つにグループ化することにより、受信されたデータを構成するステップと、
b)それぞれの0<k≦N−1であるパラメータ又はオフセットkごとに、
b1)それぞれのエミッタ−レシーバペア{E,R}ごとに、表面エコーの飛行時間tを計測し、
b2)式(2.3)によって付与される中間点C、長半径の長さa、及び短半径の長さbを算出することにより、これらのエミッタ−レシーバペア{E,R}と関連付けられた楕円のファミリーΓを再構築し、
b3)式(2.4)を使用して点Pを算出することにより、楕円のファミリーのエンベロープを算出するステップと、
c)断片のプロファイルを判定するステップと、
を有する。
本発明の範囲を逸脱することなしに、同一の方式は、2Dセンサの支援により、或いは、単一要素トランスデューサの軸X−Yにおける変位により、3D三次元入力表面を再構築するべく適用することができる。このケースにおいては、それぞれの中間点C(c,c,0)及び固定されたオフセット
Figure 2017500553
について、次式により、2つのパラメータc及びcを有する楕円のファミリー
Figure 2017500553
のエンベロープを算出することになり、
Figure 2017500553
ここで、hは、トランスデューサフレームのx軸におけるオフセットの座標であり、hは、トランスデューサのy軸におけるオフセットの座標である。表面のファミリーのエンベロープを算出するための当業者には既知の連立方程式である式A.2を解くことにより、センサフレーム内において断片の表面を定義する様々な点Pの座標を取得する。
図4は、第2変形実施形態による表面のプロファイルの再構築を図式的に示している。断片プロファイルの再構築は、ショット点によって構成されたデータに対して、即ち、1つの且つ同一のエミッタEiと関連付けられた信号の組{Si1,Si2,...,SiN}を1つにグループ化するデータに対して、適用される。FMC取得の場合には、N回の独立した再構築が実行されることになる。2D再構築のケースにおいては、図5に示されているように、同一のエミッタEにより、i=1,2,...であるそれぞれのエミッタ−レシーバペア{(E,R)}と関連付けられた楕円のファミリーΓ={C,C,...}を構築する。線形トランスデューサの場合には、ファミリーΓが弁別可能な方式によってパラメータc(中間点Cのx座標)に依存していると仮定することにより、連立方程式(1)に基づいて、プロファイルの点Pの座標は、以下の形態において取得され、
Figure 2017500553
ここで、a及びbは、(2.3)によって付与され、
Figure 2017500553
は、中心から楕円焦点までの距離であり、中間点Cにおけるbの導関数b’は、次式によって付与される。
Figure 2017500553
離散したケースにおいては、同一のエミッタiと関連付けられたN個の基本信号の組{Si1,Si2,...,SiN}の場合に、センサのフレーム内におけるj=1,2,...,N−1である点Pの座標は、中間点Cにおけるaの、式(2.5)又は式(2.5’)によって付与される、離散した導関数である、
Figure 2017500553
により、式(2.4)によって付与される。
Figure 2017500553
の値は、例えば、式(2.5)又は(2.5’)を通じて、或いは、次式を通じて、取得される。
Figure 2017500553
この第2変形実施形態による方法は、例えば、図6の、
a)同一のエミッタiと関連付けられた信号の組{Sij}を1つにグループ化するデータを構成するステップと、
b)それぞれのエミッタiごとに、
b1)それぞれのエミッタ−レシーバペア{E,R}ごとに、表面エコーの飛行時間tを計測し、
b2)(2.3)によって付与される中間点C、長半径の長さa、及び短半径の長さbを算出することにより、これらのエミッタ−レシーバペア{E,R}と関連付けられた楕円のファミリーΓを構築し、
b3)式(2.4)を使用した点Pの算出によって楕円のファミリーのエンベロープを算出するステップと、
c)断片のプロファイルを判定するステップと、
を実行する。
類似の方式により、ショット点に基づいた3D再構築は、式(2.6)により、2つのパラメータc及びcを有する楕円のファミリー
Figure 2017500553
のエンベロープの計算に低減される。
一般に、本発明による断片のプロファイル再構築の方法は、少なくとも、
ステップ1であって、同一のオフセット{Sij|j−i=k}を有する信号{Sij}(共通オフセットに基づいた第1の再構築の変形の場合)を、或いは、同一のエミッタiと関連付けられた信号(ショット点に基づいた第2の再構築の変形の場合)を、1つにグループ化することにより、センサ上において受信された信号に対応したデータが構成される、ステップと、
ステップ2であって、それぞれのオフセット(又は、パラメータk)用の第1変形又は第2変形に従って、それぞれのエミッタiごとに、表面エコーの飛行時間が、それぞれのエミッタ−レシーバペアごとに、計測される。この飛行時間は、例えば、受信された信号のエンベロープの最大値の時間を抽出することにより、取得することができる。このケースにおいては、ノイズを回避するべく、例えば、振幅閾値Sが信号のエンベロープに対して適用され、且つ、表面エコーに対応した飛行時間は、信号のエンベロープの最大値がSを上回っている場合に、計測される。従って、表面エコーの飛行時間に対応した関数T(C)が、(2.3)によって付与される中間点Cの関数として取得される。従って、表面によって受信された信号の振幅がS未満である場合には、表面に関する情報は入手不能である。この消失した飛行時間は、規則的にサンプリングされた信号Tを利用可能にするように、例えば、2つの最も近接した非ゼロの値T(C)に基づいた補間を通じて判定することができる。ここで、飛行時間の補間は、必須のステップではないことに留意されたい、ステップと、
ステップ3であって、求められているプロファイルの点Pjが算出される。従って、まずは、エミッタ−レシーバペア{Ei,Rj}と関連付けられた楕円のファミリーが構築される。中間点C、長半径の長さa、及び短半径の長さbが、式(2.3)によって算出される。楕円のファミリーのエンベロープの計算は、式(2.4)を使用して実行される、ステップと、
を実行する。
上述の方式の適用により、断片のプロファイルの点を局所的に再構築することができる。求められているプロファイルは、例えば、再構築された点Pに対する多項回帰により、取得することができる。このケースにおいては、Pのそれぞれの横座標xごとに、プロファイルは、多項式の次数nによって記述される。
再構築されたプロファイルは、例えば、CADファイルフォーマットにおいて提示される。このケースにおいては、プロファイルは、再構築された点の組Pをリンクしたセグメントによって記述される。一変形実施形態によれば、再構築される点の数は、例えば、曲率半径手順又は線形回帰に基づいた線形化手順などのファセットの数を低減する手順の支援により、低減することができる。又、取得された点のスムージングを可能にするその他の既知の手順を使用することも可能であり、且つ、プロファイルを相対的に容易に利用可能なフォーマットにおいて又は実装された処理に従って提示することもできる。
図5は、方法の第1の変形の例示用の実装形態を表している。
FMC取得が、図2に表されているように、浸漬された状態において、正弦波プロファイルを有する断片に対して実行される。試験は、89.4mmのアパーチャを有すると共に幅1.2mmの64個の要素から構成された2MHz線形センサの支援により、実行される。断片を構成している材料は、均質であり、且つ、ステンレス鋼から製造されている。
図5において提示されている再構築のケースにおいては、プロファイルの点は、振幅閾値S=−12dBを伴って、64個の信号に基づいて再構築されている。
共通オフセットに基づいた再構築(図5)は、S=−12dBを伴って、10個の異なるオフセット(k=0,1,...9)について実行される。
ショット点に基づいた再構築(図6)は、S=−6dBを伴って、すべての信号(64個のショット)を利用することにより、実行される。
本発明の範囲を逸脱することなしに、図2〜図6の関連において付与されている例は、超音波以外の波及び水とは異なる伝播媒体と共に使用することができる。例えば、断片上におけるこの波の反射の後に、飛行時間を、或いは、断片のプロファイルを特徴付けるなんらかのその他のパラメータを、計測するべく適合される任意の波又は変動を使用することができる。伝播媒体は、良好な伝播特性を有する流体、気体、又は固体媒体であってもよい。
又、これらの例は、その表面の代わりに、断片の「背面」のプロファイルの特徴判定が求められている際にも、適用することができる。
以上において付与されている例は、超音波による非破壊試験に関係している。本発明の範囲を逸脱することなしに、弾性波に基づいた、例えば、地震学的撮像などの、同一の波の物理的特性を使用したその他の技術分野を想定することもできよう。
本発明による方法は、特に、従来技術による電子スキャニング技法において使用されている数よりも大きな数の処理されたデータを考慮しつつ、プロファイルの相対的に高速の判定と実装の簡便さという利点を有する。

Claims (7)

  1. N個の要素を有するエミッタ/レシーバ装置(12)を使用することにより、断片(10)のプロファイルを再構築する方法であり、前記装置は、媒体中において伝播する波を放出するべく適合されている、方法であって、少なくとも、
    A)前記波に曝露された前記断片によって反射された信号Si,jを収集するステップと、
    B)いくつかのエミッタ−レシーバペア{E,R}について、表面エコーの飛行時間tを計測するステップと、
    C)次式により、中間点Cを算出することにより、これらのエミッタ−レシーバペア{E,R}と関連付けられた楕円のファミリーΓを構築するステップであって、
    Figure 2017500553
    ここで、aは、前記楕円の長半径の長さであり、bは、短半径の長さであり、
    Figure 2017500553
    は、中心から楕円焦点までの距離であり、tは、前記表面エコーの前記飛行時間であり、vは、前記媒体中における前記波の伝播の速度である、ステップと、
    D)前記楕円のファミリーΓのエンベロープを算出するステップと、
    E)このエンベロープに基づいて、前記断片の前記プロファイルを構成する点Piの座標を判定するステップであって、前記エミッタ−レシーバ装置のフレーム内の点Pの前記座標(x、z)は、以下の方式によって定義され、
    Figure 2017500553
    ここで、
    Figure 2017500553
    及び
    Figure 2017500553
    は、それぞれ、前記中間点Cにおけるa及びbの離散した導関数であり、且つ、
    Figure 2017500553
    及び/又は
    Figure 2017500553
    の値は、次式に基づいて取得され、
    Figure 2017500553
    x,j+1、Cxj−1は、前記中間点Cj+1又はCj−1の座標である、ステップと、
    を有する方法。
  2. エミッタ−レシーバペア{E,R}は、距離kが、すべての前記エミッタ−レシーバペア{E,R}について同一となるように使用され、且つ、請求項1に記載の前記ステップは、前記断片のプロファイルを取得するべく実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 2次元エミッタ−レシーバ装置(12)が使用され、且つ、2パラメータ楕円ファミリーのエンベロープが判定されることを特徴とする請求項2に記載の再構築方法。
  4. 1つの且つ同一のエミッタEと関連付けられた前記信号の組が1つにグループ化され、且つ、前記(N−1)個のレシーバRの信号が取得され、ここで、iは、jと異なっていることを特徴とする請求項1に記載の再構築方法。
  5. 2次元エミッタ−レシーバ装置が使用され、且つ、2パラメータ楕円ファミリーのエンベロープが判定されることを特徴とする請求項4に記載の再構築方法。
  6. 前記波は、超音波であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の再構築方法。
  7. 前記表面エコーに対応した前記飛行時間を判定するべく、閾値Sが使用され、前記受信された信号の前記エンベロープが比較され、且つ、前記エンベロープの値が前記閾値未満である場合に、2つの最も近接した値に基づいた補間手順を使用して消失した値を見出すことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の再構築方法。
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