JP2017226155A - 熱転写プリンターおよびインクリボン - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、金属膜を有するインクリボンの未使用箇所を簡単に検出し、検出した位置をインクリボンに対する熱転写の開始位置とすることができる技術を提供することを目的とする。【解決手段】熱転写プリンターは、転写のための金属膜15を有するインクリボン1と用紙3とを圧着しながら加熱することにより熱転写して印画を行う。熱転写プリンターは、互いに隣接する転写領域16の間における光吸収材料層13が形成されていない位置検出用領域17を検出する光センサー55と、光センサー55の出力に基づいて、インクリボン1に対する熱転写の開始位置を制御する制御部9とを備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、金属膜を熱転写する熱転写プリンターおよび熱転写プリンターで使用されるインクリボンに関するものである。
従来、金属膜を熱転写するプリンター(以下、「熱転写プリンター」という)では、樹脂材料により構成されるフィルム状の支持材上に金属膜と接着剤層とを形成した熱転写特性を有するインクリボンが用いられている。当該熱転写プリンターは、サーマルヘッドとプラテンローラーとで、インクリボンと用紙とを圧着しながら加熱することで、所望の形状の金属膜を用紙に転写する(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−187882号公報
従来の熱転写プリンターで使用されるインクリボンでは、金属膜がフィルム状の支持材上に均一に切れ目なく形成されている。そのため、転写を行う前に、転写を行う開始位置、すなわち未使用箇所を検出するためにインクリボンは所定量だけ搬送される。この場合、印画に係るコストを抑えるためには転写を行う開始位置の検出のためのインクリボンの搬送量は少ない方が望ましい。しかし、未使用箇所を検出するためには、インクリボンの巻径を精度よく測定することが必要となり、複雑な制御が必要であった。
染料を有するインクリボンの場合のように、例えば赤外光を吸収する検出マークを、金属膜を有するインクリボンに形成し、当該検出マークを赤外光センサーで検出すれば、少ない搬送量で未使用箇所を検出することができる。しかし、このような検出マークは金属膜と区別がつかないため未使用箇所を誤検出する可能性があり、金属膜を有するインクリボンでは検出マークを使用することはできない。
また、インクリボンにおいて部分的に金属膜を形成しない箇所を設けることで一般的なセンサーで未使用箇所を検出することが可能となるが、金属膜が転写された後の箇所と区別がつかないため未使用箇所を誤検出する可能性がある。
そこで、本発明は、金属膜を有するインクリボンの未使用箇所を簡単に検出し、検出した位置をインクリボンに対する熱転写の開始位置とすることができる技術を提供することを目的とする。
本発明に係る熱転写プリンターは、転写のための金属膜を有するインクリボンと用紙とを圧着しながら加熱することにより熱転写して印画を行う熱転写プリンターであって、前記インクリボンにおいて、前記金属膜は、転写領域毎に分割されて設けられ、前記インクリボンは、前記転写領域毎に分割された、特定の波長の光を吸収する特性を有する光吸収材料層をさらに有し、前記熱転写プリンターは、互いに隣接する前記転写領域の間における前記光吸収材料層が形成されていない領域を検出する光センサーと、前記光センサーの出力に基づいて、前記インクリボンに対する熱転写の開始位置を制御する制御部とを備えたものである。
本発明によれば、熱転写プリンターは、互いに隣接する転写領域の間における光吸収材料層が形成されていない領域を検出する光センサーと、光センサーの出力に基づいて、インクリボンに対する熱転写の開始位置を制御する制御部とを備えた。したがって、金属膜を有するインクリボンの未使用箇所を簡単に検出することができる。そして、その位置をインクリボンに対する熱転写の開始位置とすることができる。
実施の形態に係る熱転写プリンターの構成図である。 金属膜を有するインクリボンの断面図である。 金属膜を有するインクリボンの平面図である。 金属膜を有するインクリボンと用紙における転写後の断面図である。 金属膜を有するインクリボンにおける転写後の平面図である。 前提技術に係る熱転写プリンターで使用される金属膜を有するインクリボンの断面図である。
<前提技術>
最初に、前提技術について説明する。図6は、前提技術に係る熱転写プリンターで使用される金属膜15を有するインクリボン100の断面図である。なお、図6はインクリボン100の使用状態を示す図であり、用紙に接触する側が下側になっている。
図6に示すように、インクリボン100は、フィルム状の支持材12と、金属膜15とを備え、インクリボン100に所定の熱量が加えられると金属膜15は支持材12から剥離して用紙へ転写される。インクリボン100では、金属膜15が支持材12上に均一に切れ目なく形成されている。そのため、熱転写を行う前に、未使用箇所を検出するためにインクリボン100は所定量だけ搬送される。この場合、印画に係るコストを抑えるためには転写を行う開始位置の検出のためのインクリボン100の搬送量は少ない方が望ましい。しかし、未使用箇所を検出するためには、インクリボン100の巻径を精度よく測定することが必要となり、複雑な制御が必要であった。
そこで、例えば赤外光を吸収する検出マークをインクリボン100に形成し、当該検出マークを赤外光センサーで検出すれば、少ない搬送量で未使用箇所を検出することができる。しかし、このような検出マークは金属膜15と区別がつかないため未使用箇所を誤検出する可能性があった。また、インクリボン100において部分的に金属膜15を形成しない箇所を設けることで一般的なセンサーで未使用箇所を検出することが可能となるが、この場合も金属膜15が転写された後の箇所と区別がつかないため未使用箇所を誤検出する可能性があった。
実施の形態に係る熱転写プリンターは、このような問題を解決するためになされたものであり、以下に詳細に説明する。
<実施の形態>
本発明の実施の形態について、図面を用いて以下に説明する。図1は、実施の形態に係る熱転写プリンターの構成図である。図2は、金属膜15を有するインクリボン1の断面図であり、図3は、金属膜15を有するインクリボン1の平面図である。図4は、金属膜15を有するインクリボン1と用紙3における転写後の断面図であり、図5は、金属膜15を有するインクリボン1における転写後の平面図である。
図1に示すように、熱転写プリンターは、金属膜と、染料としてのインクとを熱転写するプリンターである。熱転写プリンターは、金属膜を熱転写する構成として、サーマルヘッド51(第2の熱転写部に相当する)と、プラテンローラー52と、インクリボン1と、巻取部4と、駆動モーター4aと、供給部5と、光センサー55とを備えている。熱転写プリンターはさらに、インクを熱転写する構成として、サーマルヘッド41(第1の熱転写部に相当する)と、プラテンローラー42と、インクリボン2と、巻取部6と、駆動モーター6aと、供給部7と、光センサー45とを備えている。熱転写プリンターはさらに、制御部9と、用紙搬送ローラー44とを備えている。
熱転写プリンターには、用紙3が取り付けられている。用紙3は、インクリボン1の金属膜と、インクリボン2のインクの熱転写を行う対象となる対象物である。ここで、転写された金属膜は、例えば装飾用に用いられたりするものである。
次に、金属膜15を有するインクリボン1について説明する。図2と図3に示すように、インクリボン1は、長尺状に形成され、支持材12と、光吸収材料層13と、剥離層14と、金属膜15とを備えている。支持材12は、耐熱性フィルムにより構成されている。支持材12における用紙3と接触する側の面、すなわち上面には、光吸収材料層13と、剥離層14と、金属膜15が順に形成されている。なお、図2はインクリボン1の使用状態を示す図であり、用紙3に接触する側が下側になっている。
光吸収材料層13は、特定の波長の光としての赤外線の波長帯の光、すなわち、赤外光を吸収する特性を有している。剥離層14は、加熱により熔融する樹脂材料により構成され、熱転写により剥離層14が熔融することで光吸収材料層13から金属膜15を剥離させる機能を有している。
光吸収材料層13、剥離層14、および金属膜15は、支持材12上に均一に切れ目なく形成されているのではなく、光吸収材料層13、剥離層14、および金属膜15から構成される転写領域16が、インクリボン1の長手方向に沿って複数組塗布されている。換言すると、光吸収材料層13、剥離層14、および金属膜15は、転写領域16毎に分割されて形成されている。ここで、転写領域16とは、既定の用紙長に対して行われる1回の印画で熱転写される領域である。互いに隣接する2つの転写領域16の間には、光吸収材料層13と剥離層14と金属膜15とが形成されない領域としての位置検出用領域17が設けられている。
熱転写プリンターの説明に戻り、インクを熱転写する構成について説明する。図1に示すように、ロール状に巻き回された用紙3は、用紙搬送ローラー44により引き出されて搬送される。インクリボン2は、長尺状に形成されている。インクリボン2は、金属膜15が形成されたインクリボン1とは異なる別のインクリボンであり、インクリボン2には、イエロー、マゼンタおよびシアンのインクと、保護層から構成される転写領域が、インクリボン2の長手方向に沿って複数組塗布されている。さらに、インクリボン2において、各色のインクおよび保護層の各々の先頭部分に、例えば赤外光を吸収する特性を有する検出マークが形成されている。
インクリボン2と用紙3は、サーマルヘッド41とプラテンローラー42とで圧着されながら加熱されることにより、画像が用紙3に熱転写される。光センサー45は、赤外光センサーであり、サーマルヘッド41よりも上流に配置されている。光センサー45は、インクリボン2へ向けて赤外光を出射し、赤外光が透過されたとき、検出信号を出力しない。他方、赤外光が遮蔽されたとき、光センサー45は検出信号を出力する。
インクリボン2における検出マークが形成されていない領域が光センサー45の検出範囲を通過するときは赤外光が透過されるため、光センサー45から検出信号が出力されない。インクリボン2における検出マークが光センサー45の検出範囲を通過するときは光センサー45から出射された赤外光が検出マークにより吸収されて遮蔽されるため、光センサー45から検出信号が出力される。光センサー45は、インクリボン2の検出マークを検出することで、インクリボン2の印画位置、すなわち、熱転写の開始位置を検出する。
次に、制御部9について説明する。制御部9は、処理回路で構成され、処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSPともいう)であってもよい。制御部9は、光センサー45の出力に基づいて、インクリボン2に対する熱転写の開始位置を制御する。より具体的には、制御部9は、光センサー45から検出信号が出力されたとき、駆動モーター6aの駆動を停止させてインクリボン2の搬送を停止させる。
次に、金属膜15を熱転写する構成について説明する。図1に示すように、サーマルヘッド41にて画像が転写された用紙3は、金属膜15が形成されたインクリボン1とともに、サーマルヘッド51とプラテンローラー52とで圧着されながら加熱されることにより、金属膜15が用紙3に熱転写される。
光センサー55は、赤外光センサーであり、サーマルヘッド51よりも上流に配置されている。光センサー55は、インクリボン1へ向けて赤外光を出射し、赤外光が遮蔽されたとき検出信号を出力しない。他方、赤外光が透過されたとき、光センサー55は検出信号を出力する。
インクリボン1における金属膜15が形成された領域、すなわち転写領域16が光センサー55の検出範囲を通過するときは光センサー55から出射された赤外光が光吸収材料層13により吸収されて遮蔽されるため、光センサー55から検出信号が出力されない。インクリボン1における位置検出用領域17が光センサー55の検出範囲を通過するときは光吸収材料層13が存在しないことで赤外光が透過されるため、光センサー55から検出信号が出力される。
光センサー55は、インクリボン1の位置検出用領域17を検出することで、インクリボン1の印画位置、すなわち、熱転写の開始位置を検出する。制御部9は、光センサー55の出力に基づいて、インクリボン1に対する熱転写の開始位置を制御する。より具体的には、制御部9は、光センサー55から検出信号が出力されたとき、駆動モーター4aの駆動を停止させてインクリボン1の搬送を停止させる。
インクリボン1に対して熱転写が行われると、加熱により剥離層14が熔融することで、図4に示すように、金属膜15が光吸収材料層13から剥離して用紙3に熱転写される。このとき、光吸収材料層13および剥離層14は支持材12上に残る。
次に、熱転写プリンターの動作の詳細について説明する。印画データが熱転写プリンターに送られると、制御部9は、用紙搬送ローラー44を駆動して用紙3を所定の位置に搬送するとともに、駆動モーター6aを駆動して巻取部6を回転させて、インクリボン2の搬送を開始する。制御部9は、光センサー45によりインクリボン2のイエロー部分の検出マークを検出するとインクリボン2を停止させ、サーマルヘッド41とプラテンローラー42とを圧接させる。サーマルヘッド41は印画データに応じた熱をインクリボン2に加えると、用紙3にイエローが転写される。
イエローの転写が完了すると、制御部9は、用紙搬送ローラー44を駆動して用紙3を所定の位置に搬送するとともに、駆動モーター6aを駆動して巻取部6を回転させて、インクリボン2の搬送を開始する。イエローの転写の場合と同様にマゼンタ、シアン、保護層についても順次転写が行われる。
インクによる画像の転写が完了すると、制御部9は、用紙搬送ローラー44を駆動して用紙を所定の位置に搬送するとともに、駆動モーター4aを駆動して巻取部4を回転させて、インクリボン1の搬送を開始する。インクリボン1における転写領域16が光センサー55の検出範囲を通過するときは光センサー55から出射された赤外光が光吸収材料層13により吸収されて遮蔽されるため、光センサー55から検出信号が出力されない。インクリボン1における位置検出用領域17が光センサー55の検出範囲を通過するときは光吸収材料層13が存在しないことで赤外光が透過されるため、光センサー55から検出信号が出力される。
制御部9は、光センサー55から検出信号が出力されたとき、駆動モーター4aの駆動を停止させてインクリボン1の搬送を停止させ、その位置をインクリボン1に対する熱転写の開始位置とする。そして、制御部9は、サーマルヘッド51とプラテンローラー52とを圧接させる。
サーマルヘッド51はインクリボン1を加熱すると、剥離層14が熔融することで金属膜15が光吸収材料層13から剥離して、金属膜15が用紙3に転写される。このとき、光吸収材料層13および剥離層14は支持材12上に残る。
図4と図5に示すように、インクリボン1における熱転写された領域18には、光吸収材料層13が残っているため、熱転写された領域18では、次の転写領域16の検出動作時に赤外光が吸収され、光センサー55は検出信号を出力しない。そのため、インクリボン1における金属膜15が剥離した領域に対して誤検出されることを抑制できる。
金属膜15の転写が完了すると、制御部9は、用紙搬送ローラー44を駆動して用紙3を所定の位置に搬送し、用紙3はカッター(図示省略)により既定の用紙長にカットされ排紙される。
以上のように、実施の形態に係るインクリボン1では、転写領域16は、支持材12と、支持材12上に形成された光吸収材料層13と、光吸収材料層13の上側に形成された金属膜15と、熱転写により光吸収材料層13から金属膜15を剥離させる剥離層14とを備え、互いに隣接する転写領域16の間に、光吸収材料層13と剥離層14と金属膜15とが形成されない位置検出用領域17が設けられた。
また、実施の形態に係る熱転写プリンターは、互いに隣接する転写領域16の間における光吸収材料層13が形成されていない位置検出用領域17を検出する光センサー55と、光センサー55の出力に基づいて、インクリボン1に対する熱転写の開始位置を制御する制御部9とを備えた。
したがって、金属膜15を有するインクリボン1の未使用箇所を少ない搬送量で簡単に検出することができる。そして、その位置をインクリボン1に対する熱転写の開始位置とすることができる。
熱転写プリンターは、転写のためのインクを有する、インクリボン1とは異なる別のインクリボン2と用紙3とを圧着しながら加熱することによりインクを熱転写するサーマルヘッド41と、インクリボン1と用紙3とを圧着しながら加熱することにより金属膜15を熱転写するサーマルヘッド51とをさらに備えた。したがって、1台の熱転写プリンターを使用して、各色インクを用いて形成される画像と金属膜15とを同じ用紙3に印画することができる。
また、光吸収材料層13は、赤外線の波長帯の光を吸収する特性を有し、光センサー55は、赤外線の波長帯の光を検出するため、熱転写プリンターは、金属膜15が形成されたインクリボン1の印画位置の検出動作を簡単な構成かつ簡単な制御で行うことができる。
なお、上記では、インクリボン1を加熱し金属膜15を転写した場合、剥離層14は支持材12上に残るものとして説明したが、金属膜15が剥離する際に剥離層14も一緒に光吸収材料層13から剥離して、剥離層14は金属膜15と一緒に用紙3に転写されてもよい。
また、上記では、光吸収材料層13と剥離層14は別部材として説明したが、光吸収材料層13と剥離層14に代えて、特定の波長の光を吸収する特性と金属膜15を剥離させる特性とを有する、光吸収材料層13とは異なる別の光吸収材料層を設けてもよい。この場合、剥離層14を省略することができるため、インクリボン1の構成を簡単にすることができる。
また、上記では、光吸収材料層13は赤外線の波長帯の光を吸収する特性を有し、光センサー55は赤外線の波長帯の光を検出するセンサーとして説明したが、光吸収材料層13は赤外線以外の他の波長帯の光を吸収する特性を有し、光センサー55は光吸収材料層13の光吸収特性と同じ波長帯である、赤外線以外の他の波長帯の光を検出するセンサーであってもよい。
また、上記では、インクを転写後に金属膜15を転写する構成として説明したが、金属膜15を転写後にインクを転写してもよい。
また、上記では、インクを熱転写するインクリボン2と金属膜15を熱転写するインクリボン1とを別構成として説明したが、1つのインクリボン上にインクを熱転写する領域と金属膜を熱転写する領域とを有する構成としてもよい。
また、上記では、1台の熱転写プリンターでインクの熱転写と金属膜15の熱転写とを行う構成として説明したが、図1においてインクを熱転写する構成を設けることなく、金属膜15の熱転写のみを行う構成としてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 インクリボン、2 インクリボン、3 用紙、9 制御部、12 支持材、13 光吸収材料層、14 剥離層、15 金属膜、16 転写領域、17 位置検出用領域、41 サーマルヘッド、51 サーマルヘッド、55 光センサー。

Claims (5)

  1. 転写のための金属膜を有するインクリボンと用紙とを圧着しながら加熱することにより熱転写して印画を行う熱転写プリンターであって、
    前記インクリボンにおいて、前記金属膜は、転写領域毎に分割されて設けられ、
    前記インクリボンは、前記転写領域毎に分割された、特定の波長の光を吸収する特性を有する光吸収材料層をさらに有し、
    前記熱転写プリンターは、
    互いに隣接する前記転写領域の間における前記光吸収材料層が形成されていない領域を検出する光センサーと、
    前記光センサーの出力に基づいて、前記インクリボンに対する熱転写の開始位置を制御する制御部と、
    を備えた、熱転写プリンター。
  2. 転写のための染料を有する、前記インクリボンとは異なる別のインクリボンと、前記用紙とを圧着しながら加熱することにより前記染料を熱転写する第1の熱転写部と、
    前記インクリボンと前記用紙とを圧着しながら加熱することにより前記金属膜を熱転写する第2の熱転写部と、
    をさらに備えた、請求項1記載の熱転写プリンター。
  3. 前記光吸収材料層は、赤外線の波長帯の光を吸収する特性を有し、
    前記光センサーは、前記赤外線の波長帯の光を検出する、請求項1または請求項2記載の熱転写プリンター。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の熱転写プリンターで使用されるインクリボンであって、
    前記転写領域は、
    支持材と、
    前記支持材上に形成された前記光吸収材料層と、
    前記光吸収材料層の上側に形成された前記金属膜と、
    熱転写により前記光吸収材料層から前記金属膜を剥離させる剥離層と、
    を備え、
    互いに隣接する前記転写領域の間に、前記光吸収材料層と前記剥離層と前記金属膜とが形成されない領域が設けられた、インクリボン。
  5. 前記光吸収材料層と前記剥離層に代えて、特定の波長の光を吸収する特性と前記金属膜を剥離させる特性とを有する光吸収材料層を備えた、請求項4記載のインクリボン。
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