JP2017220850A - アンテナ装置及びこれを備える携帯無線機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】平面スパイラルコイル及びこれを覆う磁性体層を備えるアンテナ装置の磁界分布を広げる。
【解決手段】基板20に形成され、互いに平面位置の異なる導体部分31,32を有する平面スパイラルコイル30と、基板20の主面21に設けられ、平面視で平面スパイラルコイル30の導体部分31と重なる磁性体層41と、基板20の主面22に設けられ、平面視で平面スパイラルコイル30の導体部分32と重なる磁性体層42とを備える。平面スパイラルコイル30の最外周エッジを基準とした磁性体層41,42の張り出し長E1,E2は、E1>E2である。本発明によれば、張り出し長E1,E2が不均一に設定されていることから、意図する方向における磁界分布を選択的に拡大することができる。
【選択図】図1

Description

本発明はアンテナ装置及びこれを備える携帯無線機器に関し、特に、近距離無線通信(Near Field Communication)用として好適なアンテナ装置及びこれを備える携帯無線機器に関するものである。
近年、スマートフォン等の携帯無線機器にはRFID(Radio Frequency Identification:電波による個体識別)システムが搭載されており、そのための通信手段としてリーダ・ライタ等と近距離無線通信を行うためのアンテナ装置が搭載されている。この種のアンテナ装置としては、例えば特許文献1及び2に記載されたアンテナ装置が知られている。
特許文献1に記載されたアンテナ装置は、平面視で平面スパイラルコイルの異なる部分と重なる2つの磁性体層を備えており、これら磁性体層によって平面スパイラルコイルの内径領域に磁束を誘導している。また、特許文献2に記載されたアンテナ装置は、平面スパイラルコイルの内径領域を貫通する磁性体層を設け、これによって平面スパイラルコイルの内径領域に磁束を誘導している。
特許第4265114号公報 特許第5510443号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載されたアンテナ装置は、いずれも平面スパイラルコイルの最外周エッジを基準とした磁性体層の張り出し長が一定であることから、磁界分布の十分な広がりを得ることが困難であった。
したがって、本発明は、平面スパイラルコイル及びこれを覆う磁性体層を備えるアンテナ装置の磁界分布を広げ、これにより通信距離を拡大することを目的とする。また、本発明は、このようなアンテナ装置を備える携帯無線機器を提供することを目的とする。
本発明によるアンテナ装置は、互いに反対側に位置する第1及び第2の主面を有する基板と、前記基板の前記第1又は第2の主面に形成され、互いに平面位置の異なる第1及び第2の導体部分を有する平面スパイラルコイルと、前記基板の前記第1の主面に設けられ、平面視で前記平面スパイラルコイルの前記第1の導体部分と重なる第1の磁性体層と、前記基板の前記第2の主面に設けられ、平面視で前記平面スパイラルコイルの前記第2の導体部分と重なる第2の磁性体層と、を備え、平面スパイラルコイルの最外周エッジを基準とした前記第1及び第2の磁性体層の張り出し長は、前記第1の磁性体層の方が前記第2の磁性体層よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、第1及び第2の磁性体層の張り出し長が不均一に設定されていることから、意図する方向における磁界分布を選択的に拡大することができる。これにより、本発明によるアンテナ装置が例えば第1及び第2の金属層を含む金属筐体などによって覆われている場合であっても、磁束の通り道となるスリットを介して正しく通信を行うことが可能となる。
本発明において、前記第1の磁性体層の最外周エッジは、前記平面スパイラルコイルの前記最外周エッジよりも径方向の外側に位置しており、これにより、前記第1の磁性体層の張り出し長はプラス値であり、前記第2の磁性体層の最外周エッジは、前記平面スパイラルコイルの前記最外周エッジよりも径方向の内側に位置しており、これにより、前記第2の磁性体層の張り出し長はマイナス値であっても構わない。これによれば、意図する方向における磁界分布の広がりをより拡大することができる。
本発明において、前記第1の磁性体層は、前記第2の磁性体層よりも厚いことが好ましい。これによれば、第1の磁性体層の磁気特性が高められることから、通信距離を拡大することができる。この場合、前記基板の前記第2の主面に設けられ、前記平面スパイラルコイルの外周端及び内周端にそれぞれ接続された第1及び第2の端子電極をさらに備え、前記第2の磁性体層は、前記第1及び第2の端子電極よりも薄いことが好ましい。これによれば、アンテナ装置を回路基板に表面実装した場合であっても、回路基板と第2の磁性体層の干渉を防止することができる。
本発明において、前記第1及び第2の磁性体層は、平面視で重なりを有していても構わない。これによれば、磁束をより効率よく平面スパイラルコイルの内径領域に誘導することができる。この場合、前記基板は、平面視で前記平面スパイラルコイルに囲まれた内径領域と重なる位置に貫通孔を有しており、前記第1及び第2の磁性体層は、前記貫通孔を介して互いに固定されていても構わない。これによれば、第1の磁性体層と第2の磁性体層との間の磁気抵抗をより低減することができる。
本発明において、前記基板は、平面視で前記平面スパイラルコイルに囲まれた内径領域と重なる位置に貫通孔を有しており、前記第1及び第2の磁性体層は、前記貫通孔に挿入された単一のシート部材からなるものであっても構わない。これによれば、アンテナ装置の作製が容易となるとともに、第1の磁性体層と第2の磁性体層との間の磁気抵抗をよりいっそう低減することが可能となる。
本発明において、前記平面スパイラルコイルの前記第1の導体部分は、前記基板の前記第2の主面に形成され、前記平面スパイラルコイルの前記第2の導体部分は、前記基板の前記第1の主面に形成されていることが好ましい。これによれば、平面スパイラルコイルと第1及び第2の磁性体層の接触を防止又は低減することが可能となる。
本発明によるアンテナ装置は、平面視で前記平面スパイラルコイルの少なくとも一部と重なる第1の金属層をさらに備えていても構わない。このような構成であっても、選択的に拡大された磁界分布を利用して正しく通信を行うことが可能となる。この場合、平面視で前記第1の金属層及び前記平面スパイラルコイルと重ならない第2の金属層をさらに備え、前記第1の磁性体層は、前記第2の磁性体層と比べて、前記第1及び第2の金属層によって形成されるスリットの近くに配置されていることが好ましい。これによれば、平面スパイラルコイルのほぼ全面が第1の金属層で覆われている場合であっても、スリットを介して正しく通信を行うことが可能となる。
このように、本発明によれば、意図する方向における磁界分布が選択的に拡大されたアンテナ装置及びこれを備えた携帯無線機器を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置10Aの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はA−A線に沿った略断面図である。 図2は、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aを備える携帯無線機器100の外観を示す略斜視図である。 図3は、携帯無線機器100の背面を内部側から見た平面図である。 図4は、アンテナ装置10Aを内蔵する携帯無線機器100の第1の例による部分断面図である。 図5は、アンテナ装置10Aを内蔵する携帯無線機器100の第2の例による部分断面図である。 図6は、外部のリーダ・ライタから発せられる磁束がアンテナ装置10Aに取り込まれる様子を説明するための模式図である。 図7は、本発明の第2の実施形態によるアンテナ装置10Bの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はB−B線に沿った略断面図である。 図8は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置10Cの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はC−C線に沿った略断面図である。 図9は、アンテナ装置10Cを内蔵する携帯無線機器100の第1の例による部分断面図である。 図10は、アンテナ装置10Cを内蔵する携帯無線機器100の第2の例による部分断面図である。 図11は、外部のリーダ・ライタから発せられる磁束がアンテナ装置10Cに取り込まれる様子を説明するための模式図である。 図12は、本発明の第4の実施形態によるアンテナ装置10Dの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はD−D線に沿った略断面図である。 図13は、本発明の第5の実施形態によるアンテナ装置10Eの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はE−E線に沿った略断面図である。 図14は、本発明の第5の実施形態によるアンテナ装置10Fの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はF−F線に沿った略断面図である。 図15は、本発明の第7の実施形態によるアンテナ装置10Gの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はG−G線に沿った略断面図である。 図16は、本発明の第8の実施形態によるアンテナ装置10Hの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はH−H線に沿った略断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態によるアンテナ装置10Aの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はA−A線に沿った略断面図である。
図1に示すように、本実施形態によるアンテナ装置10Aは、基板20と、基板20に形成された平面スパイラルコイル30と、平面スパイラルコイル30を覆う第1及び第2の磁性体層41,42とを備える。
基板20は、PET樹脂などのフレキシブルな絶縁材料からなり、互いに反対側に位置する第1及び第2の主面21,22を有している。第1及び第2の主面21,22はいずれもxy平面を構成する。
平面スパイラルコイル30は、基板20の第1及び第2の主面21,22に形成されており、本実施形態においてはスパイラル状に4ターン巻回されている。但し、本発明において、平面スパイラルコイル30のターン数がこれに限定されるものではない。平面スパイラルコイル30は、例えばパターニング又は型抜きされた銅箔によって構成される。
図1に示すように、平面スパイラルコイル30は、互いに平面位置(xy位置)の異なる第1及び第2の導体部分31,32を有しており、第1の導体部分31については基板20の第2の主面22側に設けられ、第2の導体部分32については基板20の第1の主面21側に設けられている。第1の導体部分31と第2の導体部分32との電気的接続は、基板20を貫通して設けられた貫通導体34によって行われる。本実施形態においては、平面スパイラルコイル30の外形が略正方形であるため、x方向に沿った部分と、y方向に沿った部分を有している。しかしながら、本発明において平面スパイラルコイルの外形が略正方形であることは必須でなく、例えば、長方形、八角形、円形、楕円形などであっても構わない。
平面スパイラルコイル30の外周端は、第2の主面22に設けられた第1の端子電極51に接続される。一方、平面スパイラルコイル30の内周端は、第2の主面22に設けられた第2の端子電極52に接続される。これら端子電極51,52は、図示しないRF回路に接続される端子である。尚、第1の端子電極51は、基板20を貫通して設けられた貫通導体を介して平面スパイラルコイル30の外周端に接続される。また、第2の端子電極52は、第2の主面22に設けられ、平面視で(z方向から見て)平面スパイラルコイル30を横切る横断部35を介して平面スパイラルコイル30の内周端に接続される。平面スパイラルコイル30に囲まれた部分は、平面スパイラルコイル30の内径領域33を構成する。
図1に示すように、第1の磁性体層41は、基板20の第1の主面21に設けられており、平面スパイラルコイル30の第1の導体部分31を覆っている。一方、第2の磁性体層42は、基板20の第2の主面22に設けられており、平面スパイラルコイル30の第2の導体部分32を覆っている。本実施形態においては、第1の磁性体層41と第2の磁性体層42は、平面的な重なりを有していないが、いずれも平面スパイラルコイル30の内径領域33の一部と重なっている。第1及び第2の磁性体層41,42としては、可撓性を有する磁性シート部材を用いることが好ましい。この場合、接着剤などを用いて磁性シート部材を基板20の両面に貼り付ければよい。或いは、ペースト状の複合磁性材料を基板20に塗布することによって第1及び第2の磁性体層41,42を形成しても構わない。
本実施形態においては、第1及び第2の磁性体層41,42の平面サイズ及び形状が互いに相違しており、これにより、平面スパイラルコイル30の最外周エッジを基準とした第1及び第2の磁性体層41,42の張り出し長が互いに異なっている。張り出し長は、平面スパイラルコイル30の最外周エッジを基準とし、径方向の外側に向かう距離として定義される。そして、本実施形態においては、第1の磁性体層41の最外周エッジが平面スパイラルコイル30の最外周エッジよりも径方向の外側に位置している一方、第2の磁性体層42の最外周エッジが平面スパイラルコイル30の最外周エッジよりも径方向の内側に位置している。このため、第1の磁性体層41の張り出し長E1はプラス値であり、第2の磁性体層42の張り出し長E2はマイナス値である。
第1及び第2の磁性体層41,42は、磁束を平面スパイラルコイル30の内径領域33に誘導することによってアンテナ特性を高める役割を果たす。そして、本実施形態においては、第1及び第2の磁性体層41,42の張り出し長E1,E2が互いに異なっていることから(E1>E2)、第1の磁性体層41側における磁界分布が選択的に拡大される。
しかも、本実施形態においては、第1の磁性体層41の厚みT1が第2の磁性体層42の厚みT2よりも厚い(T1>T2)。これにより、第1の磁性体層41の磁気特性が高められることから、通信距離を拡大することが可能となる。また、第2の磁性体層42の厚みT2を第1及び第2の端子電極51,52の厚みT3よりも薄く設定すれば、アンテナ装置10Aを回路基板に表面実装する際に、第2の磁性体層42と回路基板が干渉することがない。
また、本実施形態においては、平面スパイラルコイル30と第1及び第2の磁性体層41,42がそれぞれ基板20の表裏に位置することから、平面スパイラルコイル30と第1及び第2の磁性体層41,42の接触が最小限となる。このため、第1又は第2の磁性体層41,42を介して平面スパイラルコイル30の隣接ターン間がショートするなどの現象を防止することができる。また、第1及び第2の磁性体層41,42の材料として磁性シート部材を用いる場合は、磁性シート部材が平面スパイラルコイル30上に設けられることがないため、アンテナ装置10Aの全体の厚みを低減することができる。一方、第1及び第2の磁性体層41,42の材料としてペースト状の複合磁性材料を用いる場合は、第1及び第2の磁性体層41,42の膜厚を均一とすることができる。
尚、図1に示す例では、第1の磁性体層41の張り出し長E1がx方向及びy方向において均一であり、且つ、第2の磁性体層42の張り出し長E2がx方向及びy方向において均一であるが、本発明がこれに限定されるものではなく、これらの長さにばらつきが存在していても構わない。このような場合であっても、第1の磁性体層41の張り出し長E1の最大値が第2の磁性体層42の張り出し長E2の最大値よりも大きければ足りる。
図2は、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aを備える携帯無線機器100の外観を示す略斜視図である。
図2に示す携帯無線機器100は例えばスマートフォンであり、薄型の箱状筐体によって構成されている。図2は、携帯無線機器100を背面側から見た図であり、ディスプレイなどが設けられている前面は下方を向いている。携帯無線機器100の筐体は樹脂と金属との組み合わせからなり、背面の大部分を構成する中央部は金属層101によって構成されている。また、金属層101から見て長手方向(x方向)の両側には、金属層102,103が設けられている。
金属層101〜103は互いに同一のxy平面を構成する。金属層101と金属層102はスリットSL1を介して対向し、金属層101と金属層103はスリットSL2を介して対向している。スリットSL1,SL2は、筐体の背面においてy方向に延在し、筐体の側面においてz方向に延在する。このように、筐体の背面の広い範囲が金属層101〜103によって構成されているのは、主に、筐体の機械的強度、電磁気シールド特性、デザイン性等の向上のためである。
図3は、携帯無線機器100の背面を内部側から見た平面図である。
図3に示すように、携帯無線機器100の内部においては、平面視で(z方向から見て)金属層101と重なるよう、アンテナ装置10Aが設けられている。アンテナ装置10Aと金属層102は重なりを有していない。ここで、アンテナ装置10Aは、第1の磁性体層41が設けられている側がスリットSL1の近傍に位置するよう配置されている。換言すれば、第1の磁性体層41は、第2の磁性体層42と比べてスリットSL1に近い。
図4は、アンテナ装置10Aを内蔵する携帯無線機器100の第1の例による部分断面図である。
図4に示す例では、アンテナ装置10Aが回路基板60に表面実装されている。回路基板60には多数の電子部品が実装されているが、図4には2個の電子部品61のみが図示されている。回路基板60は、平面視で金属層101,102の両方を覆っており、回路基板60に表面実装されたアンテナ装置10Aについては、平面視で金属層101によって完全に覆われている。
回路基板60に対する表面実装は、回路基板60の表面に設けられたランドパターンにはんだを供給した後、第1及び第2の端子電極51,52がランドパターンに接続されるよう、アンテナ装置10Aを回路基板60に載置した状態で、リフローを行えばよい。このように、本実施形態によるアンテナ装置10Aは、回路基板60に表面実装することが可能である。
図5は、アンテナ装置10Aを内蔵する携帯無線機器100の第2の例による部分断面図である。
図5に示す例では、アンテナ装置10Aが接着剤などを介して金属層101に接着されている。この場合、アンテナ装置10Aに設けられた第1及び第2の端子電極51,52は、接続ピン或いはワイヤなどを介して回路基板60のランドパターンに接続される。このように、本実施形態によるアンテナ装置10Aは、回路基板60に表面実装するのではなく、金属層101側に固定することも可能である。
そして、図4及び図5に示すいずれの例においても、第1の磁性体層41がスリットSL1の近傍に位置するよう、回路基板60又は金属層101にアンテナ装置10Aが固定される。
図6は、外部のリーダ・ライタから発せられる磁束がアンテナ装置10Aに取り込まれる様子を説明するための模式図である。
図6には、リーダ・ライタから発せられる磁束φ1,φ2が示されている。このうち、磁束φ1はスリットSL1を通過する磁束であり、磁束φ2は金属層101,102にぶつかる磁束である。スリットSL1を通過した磁束φ1の一部は、第1の磁性体層41に吸い込まれ、第2の磁性体層42へと誘導される。この時、磁束は内径領域33を通過することから、電流に変換される。
また、磁束φ2が金属層101,102にぶつかると、これを打ち消すよう、逆方向の磁束φ3が発生する。この磁束φ3は、スリットSL1を介して金属層101,102の表面(図6における下面)から裏面(図6における上面)に回り込むため、その一部が第1の磁性体層41に吸い込まれる。第1の磁性体層41に吸い込まれた磁束は、上述の通り平面スパイラルコイル30の内径領域33を通過するため、電流に変換される。
このようなメカニズムにより、平面スパイラルコイル30が金属層101によって完全に覆われているにもかかわらず、正しく通信を行うことが可能となり、RFIDに必要な通信距離を確保することが可能となる。
金属層102は、RFID用のアンテナ装置10Aとは使用する周波数帯域の異なる別のアンテナ装置用の放射導体として利用することができる。RFID用のアンテナ装置10Aには、例えば13.56MHzの周波数が用いられる一方、金属層102を放射導体として利用するアンテナ装置において使用される周波数帯域は、例えば数百MHz〜数GHzである。
以上説明したように、本実施形態によるアンテナ装置10Aは、第2の磁性体層42の張り出し長E2に比べて第1の磁性体層41の張り出し長E1が大きいことから、第1の磁性体層41側における磁界分布を選択的に拡大することができる。これにより、図4〜図6を用いて説明したように、第1の磁性体層41がスリットSL1側に位置するよう、アンテナ装置10Aを配置すれば、平面スパイラルコイル30が金属層101によって完全に覆われている場合であっても、正しく通信を行うことが可能となる。
<第2の実施形態>
図7は、本発明の第2の実施形態によるアンテナ装置10Bの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はB−B線に沿った略断面図である。
本実施形態によるアンテナ装置10Bは、第2の磁性体層42の張り出し長E2がプラス値である点において、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aと相違している。その他の構成は、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態においては、第2の磁性体層42の張り出し長E2がプラス値であるものの、この張り出し長E2は、第1の磁性体層41の張り出し長E1よりも小さい。つまり、E1>E2である。これにより、第1の実施形態と同様、第1の磁性体層41側における磁界分布を選択的に拡大することができる。このように、E1>E2である限り、本発明において第2の磁性体層42の張り出し長E2がプラス値であっても構わない。
<第3の実施形態>
図8は、本発明の第3の実施形態によるアンテナ装置10Cの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はC−C線に沿った略断面図である。
本実施形態によるアンテナ装置10Cは、第1及び第2の端子電極51,52が基板20の第1の主面21側に形成されているとともに、第1の磁性体層41の厚みT1がより薄く設定されている点において、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aと相違している。その他の構成は、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態においては、第1及び第2の端子電極51,52が基板20の第1の主面21側に形成されていることから、アンテナ装置10Aを回路基板に表面実装する際に、第1の磁性体層41と回路基板が干渉しないよう、第1の磁性体層41の厚みT1を第1及び第2の端子電極51,52の厚みT3よりも薄く設定している。本実施形態において、第1の磁性体層41の厚みT1と第2の磁性体層42の厚みT2との関係については特に限定されず、任意である。
図9は、アンテナ装置10Cを内蔵する携帯無線機器100の第1の例による部分断面図である。
図9に示す例では、アンテナ装置10Cが回路基板60に表面実装されている。本実施形態によるアンテナ装置10Cを表面実装する場合、第1の磁性体層41が回路基板60側に位置することになるが、第1の磁性体層41の厚みT1を第1及び第2の端子電極51,52の厚みT3よりも薄く設定すれば、第1の磁性体層41と回路基板60の干渉を防止することができる。
図10は、アンテナ装置10Cを内蔵する携帯無線機器100の第2の例による部分断面図である。
図10に示す例では、アンテナ装置10Cが接着剤などを介して金属層101に接着されている。この場合、アンテナ装置10Cに設けられた第1及び第2の端子電極51,52は、接続ピン或いはワイヤなどを介して回路基板60のランドパターンに接続される。
そして、図9及び図10に示すいずれの例においても、第1の磁性体層41がスリットSL1の近傍に位置するよう、回路基板60又は金属層101にアンテナ装置10Cが固定される。
図11は、外部のリーダ・ライタから発せられる磁束がアンテナ装置10Cに取り込まれる様子を説明するための模式図である。
図11に示すように、本実施形態によるアンテナ装置10Cを用いた場合、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aを用いた場合と比べると、平面スパイラルコイル30の内径領域33を通過する磁束の流れが相違する。つまり、基板20の第1の主面21が金属層101とは反対側に位置しているため、磁束の流れは、金属層101の反対側から金属層101側に向かう流れとなる。本実施形態が例示するように、本発明によるアンテナ装置を携帯無線機器に内蔵する場合、第1の磁性体層41が設けられた面(つまり、基板20の第1の主面21)が金属層101側を向くようにアンテナ装置を載置することは必須でなく、図9〜図11に示すように、基板20の第1の主面21が金属層101の反対側を向くよう、アンテナ装置を載置しても構わない。
<第4の実施形態>
図12は、本発明の第4の実施形態によるアンテナ装置10Dの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はD−D線に沿った略断面図である。
本実施形態によるアンテナ装置10Dは、第1の磁性体層41と第2の磁性体層42が平面視で重なりを有している点において、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aと相違している。その他の構成は、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
第1の磁性体層41と第2の磁性体層42の重なりは、主に、平面スパイラルコイル30の内径領域33に位置している。これにより、第1の磁性体層41に吸い込まれた磁束が内径領域33を介して第2の磁性体層42に流れやすくなることから、磁束をより効率よく平面スパイラルコイル30の内径領域33に誘導することができる。
<第5の実施形態>
図13は、本発明の第5の実施形態によるアンテナ装置10Eの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はE−E線に沿った略断面図である。
本実施形態によるアンテナ装置10Eは、基板20に貫通孔20aが設けられており、第1の磁性体層41と第2の磁性体層42が貫通孔20a内において接着剤70により互いに固定されている点において、第4の実施形態によるアンテナ装置10Dと相違している。その他の構成は、第4の実施形態によるアンテナ装置10Dと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
貫通孔20aは、平面視で平面スパイラルコイル30の内径領域33と重なる位置に設けられている。そして、貫通孔20aを介して第1の磁性体層41と第2の磁性体層42が向かい合う部分に接着剤70が設けられており、これにより第1の磁性体層41と第2の磁性体層42が固定されている。このような構成は、第1及び第2の磁性体層41,42として磁性シート部材を用いた場合に好適である。このような構成によれば、第1の磁性体層41と第2の磁性体層42との間に基板20が介在しないことから、第1の磁性体層41と第2の磁性体層42との間の磁気抵抗をより低減することができる。
<第6の実施形態>
図14は、本発明の第5の実施形態によるアンテナ装置10Fの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はF−F線に沿った略断面図である。
本実施形態によるアンテナ装置10Fは、第1及び第2の磁性体層41,42の代わりに、可撓性を有する単一の磁性シート部材43を用いている点において、第5の実施形態によるアンテナ装置10Eと相違している。その他の構成は、第5の実施形態によるアンテナ装置10Eと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
磁性シート部材43は平面形状が略T字状であり、y方向における幅の細い部分が基板20の貫通孔20aに挿入されている。これにより、y方向における幅の太い部分が第1の磁性体層41を構成し、基板20の第1の主面21側に位置する。一方、y方向における幅の細い部分が第2の磁性体層42を構成し、基板20の第2の主面22側に位置する。磁性シート部材43がこのような形状を有していることから、第2の磁性体層42の張り出し長E2のうち、y方向の張り出し長E2のマイナス値(の絶対値)が大きくなっている。本実施形態においては、単一の磁性シート部材43を用いていることから、アンテナ装置10Fの作製が容易であるとともに、平面スパイラルコイル30の内径領域33を通過する磁束の磁気抵抗をよりいっそう低減することが可能となる。
<第7の実施形態>
図15は、本発明の第7の実施形態によるアンテナ装置10Gの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はG−G線に沿った略断面図である。
本実施形態によるアンテナ装置10Gは、横断部35を除いて平面スパイラルコイル30の全部が基板20の第1の主面21側に設けられている点において、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aと相違している。その他の構成は、第1の実施形態によるアンテナ装置10Aと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態においては、横断部35を除く平面スパイラルコイル30の全部が基板20の第1の主面21側に設けられていることから、平面スパイラルコイル30の第1の導体部分31は、基板20を介することなく、第1の磁性体層41によって覆われることになる。本実施形態が例示するように、本発明において、平面スパイラルコイル30の第1及び第2の導体部分31,32をそれぞれ第1及び第2の磁性体層41,42の裏面側に形成することは必須でない。
<第8の実施形態>
図16は、本発明の第8の実施形態によるアンテナ装置10Hの構成を示す図であり、(a)は略平面図、(b)はH−H線に沿った略断面図である。
本実施形態によるアンテナ装置10Hは、平面スパイラルコイル30が2ターン構成であり、このうち1ターンが基板20の第1の主面21側に形成され、残りの1ターンが基板20の第2の主面22側に形成されている。また、第1及び第2の磁性体層41,42のx方向における幅が貫通孔20aのx方向における幅よりも小さい。その他の構成は、基本的に、第5の実施形態によるアンテナ装置10Eと同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態においては、平面スパイラルコイル30の第1及び第2の導体部分31,32がいずれも基板20の第1及び第2の主面21,22の両方に形成されている。本実施形態が例示するように、本発明において、平面スパイラルコイル30の第1及び第2の導体部分31,32を基板20の第1及び第2の主面21,22の一方にのみ形成することは必須でない。
また、本実施形態においては、第1及び第2の磁性体層41,42のx方向における幅が貫通孔20aのx方向における幅よりも小さいことから、第1及び第2の磁性体層41,42ともに、x方向に対しては平面スパイラルコイル30の最外周エッジからの張り出しを有していない。このように、第1又は第2の磁性体層41,42の平面スパイラルコイル30の最外周エッジからの張り出しは、一部分のみであっても構わない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
10A〜10H アンテナ装置
20 基板
20a 貫通孔
21,22 主面
30 平面スパイラルコイル
31,32 導体部分
33 内径領域
34 貫通導体
35 横断部
41,42 磁性体層
43 磁性シート部材
51,52 端子電極
60 回路基板
61 電子部品
70 接着剤
100 携帯無線機器
101〜103 金属層
E1,E2 張り出し長
SL1,SL2 スリット
φ1〜φ2 磁束

Claims (12)

  1. 互いに反対側に位置する第1及び第2の主面を有する基板と、
    前記基板の前記第1又は第2の主面に形成され、互いに平面位置の異なる第1及び第2の導体部分を有する平面スパイラルコイルと、
    前記基板の前記第1の主面に設けられ、平面視で前記平面スパイラルコイルの前記第1の導体部分と重なる第1の磁性体層と、
    前記基板の前記第2の主面に設けられ、平面視で前記平面スパイラルコイルの前記第2の導体部分と重なる第2の磁性体層と、を備え、
    平面スパイラルコイルの最外周エッジを基準とした前記第1及び第2の磁性体層の張り出し長は、前記第1の磁性体層の方が前記第2の磁性体層よりも大きいことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記第1の磁性体層の最外周エッジは、前記平面スパイラルコイルの前記最外周エッジよりも径方向の外側に位置しており、これにより、前記第1の磁性体層の張り出し長はプラス値であり、
    前記第2の磁性体層の最外周エッジは、前記平面スパイラルコイルの前記最外周エッジよりも径方向の内側に位置しており、これにより、前記第2の磁性体層の張り出し長はマイナス値であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第1の磁性体層は、前記第2の磁性体層よりも厚いことを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記基板の前記第2の主面に設けられ、前記平面スパイラルコイルの外周端及び内周端にそれぞれ接続された第1及び第2の端子電極をさらに備え、
    前記第2の磁性体層は、前記第1及び第2の端子電極よりも薄いことを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第1及び第2の磁性体層は、平面視で重なりを有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記基板は、平面視で前記平面スパイラルコイルに囲まれた内径領域と重なる位置に貫通孔を有しており、
    前記第1及び第2の磁性体層は、前記貫通孔を介して互いに固定されていることを特徴とする請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 前記基板は、平面視で前記平面スパイラルコイルに囲まれた内径領域と重なる位置に貫通孔を有しており、
    前記第1及び第2の磁性体層は、前記貫通孔に挿入された単一のシート部材からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  8. 前記平面スパイラルコイルの前記第1の導体部分は、前記基板の前記第2の主面に形成され、
    前記平面スパイラルコイルの前記第2の導体部分は、前記基板の前記第1の主面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  9. 平面視で前記平面スパイラルコイルの少なくとも一部と重なる第1の金属層をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  10. 平面視で前記第1の金属層及び前記平面スパイラルコイルと重ならない第2の金属層をさらに備え、
    前記第1の磁性体層は、前記第2の磁性体層と比べて、前記第1及び第2の金属層によって形成されるスリットの近くに配置されていることを特徴とする請求項9に記載のアンテナ装置。
  11. 請求項9又は10に記載のアンテナ装置を備える携帯無線機器。
  12. 前記第1の金属層が筐体の一部を構成することを特徴とする請求項11に記載の携帯無線機器。
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