JP2017220377A - コネクタ構造 - Google Patents

コネクタ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2017220377A
JP2017220377A JP2016114631A JP2016114631A JP2017220377A JP 2017220377 A JP2017220377 A JP 2017220377A JP 2016114631 A JP2016114631 A JP 2016114631A JP 2016114631 A JP2016114631 A JP 2016114631A JP 2017220377 A JP2017220377 A JP 2017220377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
insertion hole
female
claw
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016114631A
Other languages
English (en)
Inventor
勝弘 大野
Katsuhiro Ono
勝弘 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2016114631A priority Critical patent/JP2017220377A/ja
Publication of JP2017220377A publication Critical patent/JP2017220377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】移動部材を挿入孔の閉鎖側に容易に移動させる。【解決手段】コネクタ構造10では、メスコネクタ12において固定爪26Bが固定壁14Aに係合された状態で、配線34が固定パーツ30の挿通孔32を介してメスコネクタ12の挿入孔16に挿入される。次に、メスコネクタ12にオスコネクタ40が装着される際に、オスコネクタ40の解除リブ40Aが固定爪26Bの固定壁14Aへの係合を解除して、メスコネクタ12の移動爪26が上側に回動されることで、固定パーツ30が閉鎖部30Bによる挿入孔16の閉鎖側に移動される。このため、固定パーツ30を挿入孔16の閉鎖側に容易に移動させることができる。【選択図】図4

Description

本発明は、第1コネクタの挿入孔に配線が挿入されるコネクタ構造に関する。
下記特許文献1に記載のフラットハーネスでは、コネクタハウジングのキャビティに端子金具及び回路基板が挿入されており、第1リテーナ及び第2リテーナがキャビティの閉鎖側に移動されて、それぞれコネクタハウジングに対する端子金具及び回路基板の移動が抑制される。
ここで、このフラットハーネスでは、第1リテーナ及び第2リテーナをキャビティの閉鎖側に容易に移動させることができるのが好ましい。
特開2013−20800号公報
本発明は、上記事実を考慮し、移動部材を挿入孔の閉鎖側に容易に移動させることができるコネクタ構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載のコネクタ構造は、挿入孔が設けられる第1コネクタと、前記挿入孔に挿入される配線と、前記第1コネクタに装着される第2コネクタと、前記第1コネクタに前記第2コネクタが装着される際に前記挿入孔の閉鎖側に移動される移動部材と、を備えている。
請求項2に記載のコネクタ構造は、請求項1に記載のコネクタ構造において、前記第1コネクタに前記第2コネクタが装着される際に前記第1コネクタ、前記移動部材又は前記第2コネクタへの係合が解除されて前記移動部材が前記挿入孔の閉鎖側に移動される係合部を備えている。
請求項3に記載のコネクタ構造は、請求項1又は請求項2に記載のコネクタ構造において、前記第1コネクタに前記第2コネクタが装着される際に移動されて前記移動部材が前記挿入孔の閉鎖側に移動される移動部を備えている。
請求項4に記載のコネクタ構造は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のコネクタ構造において、前記配線を構成し、前記挿入孔に挿入されるターミナルと、前記配線を構成すると共に、前記ターミナルの一側部分に接続されて前記挿入孔から延出され、前記移動部材が前記挿入孔の閉鎖側に移動されて他側に配置されるハーネスと、を備えている。
請求項1に記載のコネクタ構造では、第1コネクタの挿入孔に配線が挿入されると共に、第1コネクタに第2コネクタが装着される。また、移動部材が挿入孔の閉鎖側に移動されて、第1コネクタに対する配線の移動が抑制される。
ここで、第1コネクタに第2コネクタが装着される際に、移動部材が挿入孔の閉鎖側に移動される。このため、移動部材を挿入孔の閉鎖側に容易に移動させることができる。
請求項2に記載のコネクタ構造では、第1コネクタに第2コネクタが装着される際に、第1コネクタ、移動部材又は第2コネクタへの係合部の係合が解除されて、移動部材が挿入孔の閉鎖側に移動される。このため、第1コネクタに第2コネクタが装着される際に移動部材を挿入孔の閉鎖側に移動させることができる。
請求項3に記載のコネクタ構造では、第1コネクタに第2コネクタが装着される際に、移動部が移動されて、移動部材が挿入孔の閉鎖側に移動される。このため、第1コネクタに第2コネクタが装着される際に移動部材を挿入孔の閉鎖側に移動させることができる。
請求項4に記載のコネクタ構造では、配線をターミナル及びハーネスが構成しており、ターミナルが挿入孔に挿入されると共に、ハーネスがターミナルに接続されて挿入孔から延出される。
ここで、ターミナルの一側部分にハーネスが接続されると共に、移動部材が挿入孔の閉鎖側に移動されてハーネスの他側に配置される。このため、移動部材がハーネスを一側に移動させることを抑制でき、移動部材がハーネスを介してターミナルを移動させることを抑制できる。
本発明の第1実施形態に係るコネクタ構造のメスコネクタ及び固定パーツを示す左方から見た断面図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタ構造の固定パーツを示す後方から見た正面図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタ構造のメスコネクタ、固定パーツ及び配線を示す左方から見た断面図である。 本発明の第1実施形態に係るコネクタ構造を示す左方から見た断面図である。 本発明の第2実施形態に係るコネクタ構造を示す左方から見た断面図である。
[第1実施形態]
図4には、本発明の第1実施形態に係るコネクタ構造10が左方から見た断面図にて示されている。なお、図面では、コネクタ構造10の前方を矢印FRで示し、コネクタ構造10の前方を矢印RHで示し、コネクタ構造10の上方を矢印UPで示す。
図4に示す如く、本実施形態に係るコネクタ構造10は、第1コネクタとしてのメスコネクタ12(図1参照)を備えており、メスコネクタ12の上部以外の部分には、本体部としての略直方体形箱状のメスハウジング14が設けられている。
メスハウジング14の下側部分には、断面矩形状の挿入孔16が所定数(本実施形態では4個)形成されており、所定数の挿入孔16は、それぞれ前後方向に延伸されると共に、左右方向に等間隔に並べられている。挿入孔16の前側は、メスハウジング14の前壁によって閉鎖されており、挿入孔16の後側全体は、メスハウジング14の後側に開放されている。挿入孔16の前壁の中央部には、矩形状の接続孔18が貫通形成されており、接続孔18は、挿入孔16をメスハウジング14の前側に開放させている。
挿入孔16の下壁の中央部には、係止部としての矩形板状のリテーナ20が設けられており、リテーナ20は、挿入孔16の下壁から上方に突出されて、挿入孔16に挿入されている。また、リテーナ20は、挿入孔16の下壁からの上方への突出を解除可能にされて、挿入孔16への挿入を解除可能にされている。
メスハウジング14の上側部分には、左右方向中央部において、断面矩形状の解除孔22が形成されており、解除孔22は、前後方向に延伸されると共に、前側及び後側の全体がそれぞれメスハウジング14の前側及び後側に開放されている。メスハウジング14の上壁には、解除孔22の後側部分の上側において、上面視矩形状の固定孔24が形成されており、固定孔24の後側の全体は、メスハウジング14の後側に開放されている。固定孔24は、解除孔22の後側部分全体を上側に開放させており、メスハウジング14の上壁は、固定孔24の前側において、被係合部としての固定壁14Aにされている。
メスコネクタ12の上部には、移動部としての移動爪26が設けられており、移動爪26の前端は、メスハウジング14の上壁前端部の左右方向中央部分と一体にされている。移動爪26は、後方へ向かうに従い上方へ向かう方向に延出されており、移動爪26の後端部は、上方に延出されている。移動爪26の前端部は、弾性を有しており、移動爪26の前端部が弾性変形されることで、移動爪26が前端部を中心として上下方向に回動可能にされている。
移動爪26の前後方向中間部には、ロック部としての三角形柱状のロック爪26Aが一体に設けられており、ロック爪26Aは、上側に突出されている。ロック爪26Aの前面は、後方へ向かうに従い上方へ向かう方向に傾斜されており、ロック爪26Aの後面は、前後方向に垂直に配置されている。移動爪26の後端部には、被取付部としての断面矩形状の取付孔28が形成されており、取付孔28は、移動爪26の後端部を前後方向に貫通している。なお、取付孔28は、ロック爪26Aを成形する金型を抜くために使用される。
移動爪26の前後方向中間部には、係合部としての略矩形板状の固定爪26Bが一体に設けられており、固定爪26Bは、下方に延出されている。固定爪26Bの下端部(先端部)は、前側に突出されており、図3に示す如く、移動爪26が下側に回動されて、固定爪26Bがメスハウジング14における固定孔24を介して解除孔22に挿入されることで、移動爪26前端部の上側への弾性力(弾性復元力)によって固定爪26Bの下端部がメスハウジング14の固定壁14A後端に係合されて、移動爪26の下側への回動状態が維持(固定)可能にされている。
メスコネクタ12の後側には、移動部材としての固定パーツ30(図1及び図2参照)が配置されている。固定パーツ30の上側部分は、略長尺矩形板状にされており、固定パーツ30の上側部分は、上下方向に延伸されている。固定パーツ30の上端部には、取付部としての略矩形板状の取付爪30Aが一体に設けられており、取付爪30Aは、前方に延出されると共に、前端部(先端部)が上側に突出されている。取付爪30Aは、メスコネクタ12の移動爪26の取付孔28に挿通された状態で、前端部が移動爪26の後端部前面に係合されており、これにより、取付孔28に取付爪30Aが取付けられて、移動爪26の後端部に固定パーツ30が取付けられている。
固定パーツ30の下側部分は、略矩形板状にされており、固定パーツ30の下側部分は、メスコネクタ12のメスハウジング14に対し、上下方向に移動可能にされると共に、左右方向への移動が規制されている。固定パーツ30の下側部分には、矩形状の挿通孔32が所定数(本実施形態では4個)貫通形成されており、所定数の挿通孔32は、左右方向に等間隔に並べられている。挿通孔32の下部の左右方向全体は、メスハウジング14における挿入孔16の後側開口上部の左右方向全体に前後方向において対向されており、固定パーツ30の挿通孔32より下側部分は、矩形板状の閉鎖部30Bにされて、挿入孔16の後側開口の上部以外の部分を閉鎖している。図3に示す如く、メスコネクタ12において、固定爪26Bの下端部が固定壁14Aの後端に係合されて、移動爪26の下側への回動状態が維持される際には、挿通孔32の全体が挿入孔16の後側開口全体に前後方向において対向されて、挿入孔16の後側開口全体が挿通孔32の全体を介して固定パーツ30の後側に開放される。
メスコネクタ12(メスハウジング14)の挿入孔16には、後側から配線34が挿入(装着)されている。配線34の前端部(先端部)には、ターミナルとしての略矩形筒状のメスターミナル36が設けられており、メスターミナル36の全体は、挿入孔16に配置されている。メスターミナル36の後側部分の下端部には、被係止部としての係止凹部36Aが形成されており、係止凹部36Aは、下側及び左右方向両側に開放されている。係止凹部36Aには、挿入孔16下壁のリテーナ20が挿入されており、係止凹部36Aの前面がリテーナ20に係止されて、メスターミナル36の後側への移動がリテーナ20によって係止されている。メスターミナル36内は、前側に開放されており、メスターミナル36内は、挿入孔16前壁の接続孔18に前後方向において対向されている。
メスターミナル36後部の上側部分には、ハーネス38(電線)が固定されて電気的に接続されており、ハーネス38は、挿入孔16の後側開口の上部を介して固定パーツ30の挿通孔32の下部を挿通されて、固定パーツ30の後側に延出されている。
メスコネクタ12には、前側から、第2コネクタとしての略矩形箱状のオスコネクタ40が装着(嵌合)されており、オスコネクタ40内は、後側に開放されている。オスコネクタ40の前壁の上下方向中間部分には、左右方向中央部において、解除部としての矩形板状の解除リブ40Aが一体に設けられており、解除リブ40Aは、後方に延出されて、オスコネクタ40内に配置されている。解除リブ40Aは、メスコネクタ12(メスハウジング14)の解除孔22に前側から挿入されており、解除リブ40Aは、メスコネクタ12(メスハウジング14)の固定孔24の前後方向位置まで到達している。
オスコネクタ40内の上部には、後側から、メスコネクタ12の移動爪26が挿入されており、移動爪26は、オスコネクタ40の上壁によって、前端部が下側に弾性変形された状態で、下側に回動されている。オスコネクタ40の上壁には、左右方向中央部において、被ロック部としての矩形状のロック孔42が貫通形成されており、ロック孔42には、移動爪26のロック爪26Aが移動爪26前端部の上側への弾性力(弾性復元力)によって挿入されている。このため、ロック孔42の前側への移動がロック爪26Aの後面によって規制されて、オスコネクタ40のメスコネクタ12に対する前側への移動が規制されることで、オスコネクタ40がメスコネクタ12にロックされて、オスコネクタ40のメスコネクタ12からの離脱が規制されている。
オスコネクタ40の前壁の下側部分には、長尺矩形柱状のオスターミナル44が所定数(本実施形態では4個)固定されており、所定数のオスターミナル44は、それぞれ後方に延出されてオスコネクタ40内に配置されると共に、左右方向に等間隔に並べられている。オスターミナル44は、メスコネクタ12(メスハウジング14)の挿入孔16前壁の接続孔18に挿通されて、配線34のメスターミナル36内に挿入かつ接触されており、オスターミナル44は、メスターミナル36に電気的に接続されている。なお、オスターミナル44には、ハーネス(図示省略)が電気的に接続されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のコネクタ構造10では、メスコネクタ12(メスハウジング14)の挿入孔16に後側から配線34が挿入された後に、メスコネクタ12に前側からオスコネクタ40が装着される。
挿入孔16に配線34が後側から挿入される前には、メスコネクタ12の移動爪26が前端部の弾性変形により下側に回動されて、移動爪26の固定爪26Bがメスハウジング14における固定孔24を介して解除孔22に挿入されることで、移動爪26前端部の上側への弾性力によって固定爪26Bの下端部がメスハウジング14の固定壁14A後端に係合されて、移動爪26の下側への回動状態が維持される。しかも、移動爪26後端部の取付孔28に固定パーツ30の取付爪30Aが取付けられて、移動爪26の後端部に固定パーツ30が取付けられる。このため、固定パーツ30の挿通孔32の全体が挿入孔16の後側開口全体に前後方向において対向されて、挿入孔16の後側開口全体が挿通孔32の全体を介して固定パーツ30の後側に開放される。また、挿入孔16の下壁(メスハウジング14の下壁)におけるリテーナ20の挿入孔16への挿入が解除される。
次に、図3に示す如く、挿通孔32を介して挿入孔16に後側から配線34が挿入されて、配線34のメスターミナル36全体が挿入孔16に配置されると共に、配線34のハーネス38が挿入孔16の後側開口を介して挿通孔32に挿通される。その後、リテーナ20が、挿入孔16に挿入されて、メスターミナル36の係止凹部36Aに挿入されることで、メスターミナル36の後側への移動がリテーナ20によって係止される。
最後に、図4に示す如く、メスコネクタ12に前側からオスコネクタ40が装着されることで、オスコネクタ40のオスターミナル44が、挿入孔16前壁(メスハウジング14前壁)の接続孔18に挿通されて、メスターミナル36内に挿入かつ接触される(メスターミナル36に電気的に接続される)。この際には、オスコネクタ40の解除リブ40Aが、メスハウジング14の解除孔22に前側から挿入されて、固定爪26Bの下端部を後側に移動させることで、固定爪26B下端部の固定壁14A後端への係合が解除されて、移動爪26が前端部の上側への弾性力によって上側に回動される。このため、オスコネクタ40上壁のロック孔42に移動爪26のロック爪26Aが挿入されて、オスコネクタ40のメスコネクタ12からの離脱が規制される。しかも、移動爪26によって固定パーツ30が上方(挿入孔16の閉鎖側)に移動されて、固定パーツ30の閉鎖部30B(挿通孔32より下側の部分)によって挿入孔16の後側開口の上部以外の部分が閉鎖される。
これにより、挿入孔16の後側開口の上端と閉鎖部30Bの上端との上下方向隙間が小さくされる。このため、例えばコネクタ構造10が車両に搭載される場合には、車両の振動時に、メスハウジング14に対するハーネス38の上下方向への揺動を挿入孔16の後側開口の上端と閉鎖部30Bの上端とによって抑制できて、メスハウジング14に対するメスターミナル36の上下方向への揺動を抑制でき、メスターミナル36とオスターミナル44との接触部分(接点)の摺動磨耗を抑制できる。
ここで、上述の如く、メスコネクタ12にオスコネクタ40が装着されることで、固定パーツ30が閉鎖部30Bによる挿入孔16の閉鎖側(上方)に移動される。このため、固定パーツ30を閉鎖部30Bによる挿入孔16の閉鎖側に容易に移動させることができ、メスコネクタ12にオスコネクタ40を装着する作業とは別に、固定パーツ30を閉鎖部30Bによる挿入孔16の閉鎖側に移動させる作業を行う必要をなくすことができる。
さらに、上述の如く、メスコネクタ12にオスコネクタ40が装着される際に、オスコネクタ40の解除リブ40Aが固定爪26B下端部の固定壁14A後端への係合を解除して、移動爪26が前端部の上側への弾性力によって上側に回動されることで、固定パーツ30が閉鎖部30Bによる挿入孔16の閉鎖側に移動される。このため、メスコネクタ12にオスコネクタ40が装着される際に、固定パーツ30を閉鎖部30Bによる挿入孔16の閉鎖側に自動で移動させることができる。
また、メスターミナル36後部の上側部分(一側部分)にハーネス38が固定されると共に、固定パーツ30が閉鎖部30Bによる挿入孔16の閉鎖側に移動されて閉鎖部30Bがハーネス38の下側(他側)に配置される。このため、閉鎖部30Bがハーネス38を上側に移動させることを抑制できて、閉鎖部30Bがハーネス38を介してメスターミナル36の後部を上側に移動(回動)させることを抑制でき、メスターミナル36の姿勢を適切にできて、メスターミナル36にオスターミナル44を適切に電気的に接続することができる。
なお、本実施形態では、固定爪26Bをメスターミナル36に係合させる。しかしながら、固定爪26Bを固定パーツ30に係合させてもよい。
[第2実施形態]
図5には、本発明の第2実施形態に係るコネクタ構造50が左方から見た断面図にて示されている。
本実施形態に係るコネクタ構造50は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図5に示す如く、本実施形態に係るコネクタ構造50では、メスコネクタ12のメスハウジング14に解除孔22及び固定孔24が設けられないと共に、メスコネクタ12の移動爪26に固定爪26Bが設けられていない。さらに、オスコネクタ40に解除リブ40Aが設けられていない。
固定パーツ30は、矩形板状にされており、固定パーツ30の下部は、移動部30Cにされて、メスコネクタ12のメスハウジング14の下壁後端に回動可能に支持されている。移動部30Cは、メスハウジング14の下方に延出されると共に、オスコネクタ40の下壁によって後側に押圧されており、固定パーツ30の上側部分は、矩形板状の閉鎖部30Bにされて、メスハウジング14の挿入孔16の後側開口の上部以外の部分を閉鎖している。
本実施形態に係るコネクタ構造50では、メスハウジング14の挿入孔16に配線34が後側から挿入される前に、固定パーツ30の閉鎖部30B(上側部分)が後側かつ下側に回動されると共に、固定パーツ30の移動部30C(下部)が前側かつ上側に回動されて、挿入孔16の後側開口全体がメスハウジング14の後側に開放される。また、挿入孔16の下壁(メスハウジング14の下壁)におけるリテーナ20の挿入孔16への挿入が解除される。
次に、挿入孔16に後側から配線34が挿入されて、配線34のメスターミナル36全体が挿入孔16に配置されると共に、配線34のハーネス38が挿入孔16の後側開口から後側に延出される。その後、リテーナ20が、挿入孔16に挿入されて、メスターミナル36の係止凹部36Aに挿入されることで、メスターミナル36の後側への移動がリテーナ20によって係止される。
最後に、メスコネクタ12に前側からオスコネクタ40が装着されることで、オスコネクタ40のオスターミナル44が、挿入孔16前壁(メスハウジング14前壁)の接続孔18に挿通されて、メスターミナル36内に挿入かつ接触される(メスターミナル36に電気的に接続される)。この際には、メスコネクタ12の移動爪26がオスコネクタ40の上壁によって前端部の弾性変形により下側に回動された後に、移動爪26が前端部の上側への弾性力によって上側に回動されて、オスコネクタ40上壁のロック孔42に移動爪26のロック爪26Aが挿入されることで、オスコネクタ40のメスコネクタ12からの離脱が規制される。しかも、オスコネクタ40の下壁によって固定パーツ30の移動部30Cが後側に押圧されて、移動部30Cが後側かつ下側に回動されると共に、固定パーツ30の閉鎖部30Bが前側かつ上側に回動されることで、閉鎖部30Bによって挿入孔16の後側開口の上部以外の部分が閉鎖される。
ここで、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
特に、上述の如く、メスコネクタ12にオスコネクタ40が装着される際に、オスコネクタ40の下壁が固定パーツ30の移動部30Cを後側に押圧して、移動部30Cが後側かつ下側に回動されて、固定パーツ30の閉鎖部30Bが挿入孔16の閉鎖側(前側かつ上側)に回動される。このため、メスコネクタ12にオスコネクタ40が装着される際に、閉鎖部30Bを挿入孔16の閉鎖側に自動で回動させることができる。
なお、上記第1実施形態及び第2実施形態では、メスコネクタ12に固定パーツ30を設けた。しかしながら、オスコネクタ40に固定パーツ30を設けてもよい。この場合、メスコネクタ12にオスコネクタ40が装着される際に、固定パーツ30が例えば付勢力等により挿入孔16の閉鎖側に移動される。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、メスコネクタ12を本発明の第1コネクタにすると共に、オスコネクタ40を本発明の第2コネクタにした。しかしながら、メスコネクタ12を本発明の第2コネクタにすると共に、オスコネクタ40を本発明の第1コネクタにしてもよい。
10 コネクタ構造
12 メスコネクタ(第1コネクタ)
16 挿入孔
26 移動爪(移動部)
26B 固定爪(係合部)
30 固定パーツ(移動部材)
30C 移動部
34 配線
36 メスターミナル(ターミナル)
38 ハーネス
40 オスコネクタ(第2コネクタ)
50 コネクタ構造

Claims (4)

  1. 挿入孔が設けられる第1コネクタと、
    前記挿入孔に挿入される配線と、
    前記第1コネクタに装着される第2コネクタと、
    前記第1コネクタに前記第2コネクタが装着される際に前記挿入孔の閉鎖側に移動されて前記第1コネクタに対する前記配線の移動が抑制される移動部材と、
    を備えたコネクタ構造。
  2. 前記第1コネクタに前記第2コネクタが装着される際に前記第1コネクタ、前記移動部材又は前記第2コネクタへの係合が解除されて前記移動部材が前記挿入孔の閉鎖側に移動される係合部を備えた請求項1記載のコネクタ構造。
  3. 前記第1コネクタに前記第2コネクタが装着される際に移動されて前記移動部材が前記挿入孔の閉鎖側に移動される移動部を備えた請求項1又は請求項2記載のコネクタ構造。
  4. 前記配線を構成し、前記挿入孔に挿入されるターミナルと、
    前記配線を構成すると共に、前記ターミナルの一側部分に接続されて前記挿入孔から延出され、前記移動部材が前記挿入孔の閉鎖側に移動されて他側に配置されるハーネスと、
    を備えた請求項1〜請求項3の何れか1項記載のコネクタ構造。
JP2016114631A 2016-06-08 2016-06-08 コネクタ構造 Pending JP2017220377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016114631A JP2017220377A (ja) 2016-06-08 2016-06-08 コネクタ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016114631A JP2017220377A (ja) 2016-06-08 2016-06-08 コネクタ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017220377A true JP2017220377A (ja) 2017-12-14

Family

ID=60658160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016114631A Pending JP2017220377A (ja) 2016-06-08 2016-06-08 コネクタ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017220377A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04218279A (ja) * 1990-12-15 1992-08-07 Yazaki Corp レバー付コネクタ
JP2001035589A (ja) * 1999-07-16 2001-02-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ装置及び多極コネクタ装置
JP2002352902A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2011222157A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Jst Mfg Co Ltd 電気コネクタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04218279A (ja) * 1990-12-15 1992-08-07 Yazaki Corp レバー付コネクタ
JP2001035589A (ja) * 1999-07-16 2001-02-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ装置及び多極コネクタ装置
JP2002352902A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2011222157A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Jst Mfg Co Ltd 電気コネクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4282088B2 (ja) コネクタ組立体
US9312635B2 (en) Lock arm and electric connector including the same
JP2013101870A (ja) コネクタ
JP5783468B2 (ja) コネクタ
US20160064857A1 (en) Lever-type connector
JP2019067726A5 (ja)
TW202008656A (zh) 電連接器
KR102461375B1 (ko) 커넥터의 록킹 구조 및 커넥터
JP5783918B2 (ja) コネクタ
JPWO2019188738A1 (ja) コネクタ
US10587085B2 (en) Rotary connector and fixing structure of rotary connector
US9979130B2 (en) Charging inlet
JP6844490B2 (ja) コネクタ
JP6727580B2 (ja) コネクタ用端子保持部材、コネクタ、及び電気的接続装置
JP2017220377A (ja) コネクタ構造
JP2011243323A (ja) コネクタ
JP2015144103A (ja) コネクタ
JP6120177B2 (ja) 解除治具
JP2016157643A (ja) コネクタ組立体
JP2010040257A (ja) コネクタ
JP5518641B2 (ja) コネクタおよびリテーナ
JP2018166046A (ja) 電気コネクタ
JP2018181787A (ja) コネクタ
WO2014111133A1 (en) Sealed electrical connector assembly
JP5691952B2 (ja) レバー式コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200804