JP2017218921A - Control device of internal combustion engine - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、内燃機関の制御装置に係り、特に、過給機のコンプレッサよりも下流側において吸気通路にEGRガスが導入される内燃機関の制御装置に関する。 The present invention relates to a control device for an internal combustion engine, and more particularly to a control device for an internal combustion engine in which EGR gas is introduced into an intake passage downstream of a compressor of a supercharger.
例えば、特許文献1には、吸入空気量を制御するスロットルバルブよりも下流側において吸気通路にEGRガスが導入される内燃機関のEGR制御装置が開示されている。この内燃機関に対してターボ過給機が備えられる場合には、ターボ過給機のコンプレッサはスロットルバルブよりも上流側において吸気通路に配置される。この内燃機関では、EGRガスの導入中に加速要求が出されてEGRバルブを閉じかつスロットルバルブを開くときに、吸気通路内の新気がEGR通路を逆流して排気通路に流入することを抑制するために次のような制御が実行される。すなわち、上記加速要求に伴ってEGRバルブの閉弁が完了するまでの期間中は、加速要求による要求開度よりも閉じ側の開度となるように、スロットルバルブの開度が制限される。
For example,
過給機のコンプレッサよりも下流側の吸気通路の圧力であるコンプレッサ下流圧が内燃機関の背圧よりも高い状況下では、特許文献1に記載のようにEGRバルブを全閉に制御したとしても、EGRバルブによる異物の噛み込み等の理由によりEGRバルブが全閉にならない可能性がある。したがって、このようなEGRバルブの閉じ不良を精度良く検出できるようになっていることが望ましい。
Even if the EGR valve is controlled to be fully closed as described in
そこで、排気通路に備えられた空燃比センサを用いて、EGR通路を介して逆流した新気に起因して空燃比センサにより検出される実空燃比がリーン側に変化したことをもってEGRバルブの閉じ不良が生じていると判定することが考えられる。しかしながら、実空燃比を所定の閾値と比較するという手法では、逆流する新気の量が少ない場合にはリーン側への実空燃比の変化量が小さいため、EGRバルブの閉じ不良を精度良く判定することが困難である。 Therefore, the air-fuel ratio sensor provided in the exhaust passage is used to close the EGR valve when the actual air-fuel ratio detected by the air-fuel ratio sensor changes to the lean side due to the fresh air flowing back through the EGR passage. It may be determined that a defect has occurred. However, in the method of comparing the actual air-fuel ratio with a predetermined threshold, since the amount of change in the actual air-fuel ratio to the lean side is small when the amount of fresh air flowing back is small, the EGR valve closing failure is accurately determined. Difficult to do.
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、EGRバルブの閉じ不良の判定精度を向上できるようにした内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a control device for an internal combustion engine that can improve the determination accuracy of the EGR valve closing failure.
本発明に係る内燃機関の制御装置は、気筒内に燃料を供給する燃料噴射弁と、吸気通路に配置されたコンプレッサを備える過給機と、前記コンプレッサよりも下流側の前記吸気通路と排気通路とを接続するEGR通路と、前記EGR通路に配置されたEGRバルブと、前記排気通路に対する前記EGR通路の接続位置よりも下流側において前記排気通路に取り付けられた空燃比センサと、を備える内燃機関を制御する。前記制御装置は、EGRバルブ制御手段と、空燃比制御手段と、異常判定手段とを備える。前記EGRバルブ制御手段は、前記コンプレッサよりも下流側における前記吸気通路の圧力であるコンプレッサ下流圧が前記内燃機関の背圧よりも高い場合に前記EGRバルブを全閉とする。前記空燃比制御手段は、前記空燃比センサにより検出される実空燃比が所定の目標空燃比に近づくように燃料噴射量のフィードバック制御を実行する。前記異常判定手段は、前記目標空燃比が等しい条件において、前記コンプレッサ下流圧が前記背圧よりも高い場合に前記実空燃比が前記目標空燃比よりもリーン側にずれる頻度であるリーンずれ頻度が、前記コンプレッサ下流圧が前記背圧以下である場合の前記リーンずれ頻度よりも高いときに、または、前記コンプレッサ下流圧が前記背圧よりも高い場合に前記フィードバック制御によって用いられる空燃比補正量が、前記コンプレッサ下流圧が前記背圧以下である場合の前記空燃比補正量よりも大きいときに、前記EGRバルブの閉じ不良が生じていると判定する。 An internal combustion engine control apparatus according to the present invention includes a fuel injection valve that supplies fuel into a cylinder, a supercharger that includes a compressor disposed in an intake passage, and the intake passage and exhaust passage downstream of the compressor. An EGR passage, an EGR valve disposed in the EGR passage, and an air-fuel ratio sensor attached to the exhaust passage downstream of a connection position of the EGR passage with respect to the exhaust passage. To control. The control device includes EGR valve control means, air-fuel ratio control means, and abnormality determination means. The EGR valve control means fully closes the EGR valve when a compressor downstream pressure, which is a pressure in the intake passage downstream of the compressor, is higher than a back pressure of the internal combustion engine. The air-fuel ratio control means executes feedback control of the fuel injection amount so that the actual air-fuel ratio detected by the air-fuel ratio sensor approaches a predetermined target air-fuel ratio. The abnormality determining means has a lean deviation frequency, which is a frequency at which the actual air-fuel ratio shifts to a leaner side than the target air-fuel ratio when the compressor downstream pressure is higher than the back pressure under the condition where the target air-fuel ratio is equal. An air-fuel ratio correction amount used by the feedback control when the compressor downstream pressure is higher than the lean deviation frequency when the compressor downstream pressure is equal to or lower than the back pressure, or when the compressor downstream pressure is higher than the back pressure. When the compressor downstream pressure is larger than the air-fuel ratio correction amount when the compressor downstream pressure is equal to or lower than the back pressure, it is determined that the EGR valve is closed poorly.
本発明によれば、EGRバルブに閉じ不良が生じている否かを、新気がEGR通路を通って排気通路に吹き抜けることに起因して下流側空燃比センサの出力がリーン側の値にずれること以外の影響を小さくしつつ判定できるようになる。このため、EGRバルブの閉じ不良の判定精度を向上させることができる。 According to the present invention, the output of the downstream air-fuel ratio sensor shifts to a lean value as a result of fresh air blowing through the EGR passage into the exhaust passage to determine whether or not the EGR valve is closed poorly. The determination can be made while reducing the influence other than that. For this reason, the determination accuracy of the EGR valve closing failure can be improved.
実施の形態1.
まず、図1〜図4を参照して、本発明の実施の形態1について説明する。
First,
図1は、本発明の実施の形態1に係るシステム構成を説明するための図である。本実施形態のシステムは、内燃機関(一例として火花点火式エンジン)10を備えている。内燃機関10の各気筒には、吸気通路12および排気通路14が連通している。
FIG. 1 is a diagram for explaining a system configuration according to
吸気通路12の入口近傍には、エアクリーナ16が取り付けられている。エアクリーナ16の下流近傍には、吸気通路12に吸入される空気の流量に応じた信号を出力するエアフローメータ18が設けられている。エアフローメータ18の下流には、過給機(一例として、ターボ過給機)20のコンプレッサ20aが設置されている。コンプレッサ20aは、排気通路14に配置されたタービン20bと連結軸を介して一体的に連結されている。
An
コンプレッサ20aの下流には、コンプレッサ20aにより圧縮された空気を冷却するためのインタークーラー22が設けられている。インタークーラー22の下流には、電子制御式のスロットルバルブ24が設けられている。吸気通路12におけるスロットルバルブ24よりも下流側の部位(サージタンク12a)には、吸気圧力(コンプレッサ下流圧に相当)を検出する吸気圧センサ26が取り付けられている。
An
一方、タービン20bよりも下流側の排気通路14には、排気ガスを浄化するために、上流側触媒28および下流側触媒30が直列に配置されている。これらの触媒28、30は、ともに三元触媒である。また、排気通路14におけるタービン20bと上流側触媒28との間の部位には、上流側空燃比センサ32が取り付けられている。さらに、排気通路14における上流側触媒28と下流側触媒30との間の部位には、下流側空燃比センサ34が取り付けられている。空燃比センサ32、34の形式は特に限定されず、ここでは空燃比センサ32、34は、一例として、実空燃比に対してリニアな出力信号が得られる限界電流式のセンサであるものとする。
On the other hand, an
図1に示す内燃機関10は、EGR装置36を備えている。EGR装置36は、上流側触媒28よりも下流側であって下流側触媒30よりも上流側の排気通路14と、コンプレッサ20aよりも下流側の吸気通路12とを接続するEGR通路38を備えている。このEGR通路38の途中には、吸気通路12に導入される際のEGRガスの流れの上流側から順に、EGRクーラ40およびEGRバルブ42が設けられている。EGRバルブ42は、EGR通路38を通って吸気通路12に還流されるEGRガスの量を調整するために備えられている。さらに付け加えると、上述の下流側空燃比センサ34は、排気通路14に対するEGR通路38の接続位置よりも下流側において排気通路14に取り付けられている。
The
内燃機関10のクランク軸44の近傍には、クランク角度およびエンジン回転速度を取得するためのクランク角センサ46が設置されている。また、内燃機関10の各気筒には、燃料を供給する燃料噴射弁(一例として、気筒内に直接燃料を噴射する筒内噴射弁)48が設置されている。
In the vicinity of the
さらに、図1に示すように、本実施形態に係るシステムは、電子制御ユニット(ECU)50を備えている。ECU50には、上述したエアフローメータ18、吸気圧センサ26、空燃比センサ32、34およびクランク角センサ46等の内燃機関10の運転状態を検知するための各種センサが接続されている。一方、ECU50には、上述したスロットルバルブ24、EGRバルブ42および燃料噴射弁48等の内燃機関10の運転を制御するための各種アクチュエータが接続されている。ECU50は、上述した各種センサの信号を処理して所定の制御プログラムに従って各種アクチュエータを操作する。
Furthermore, as shown in FIG. 1, the system according to the present embodiment includes an electronic control unit (ECU) 50. Various sensors for detecting the operation state of the
[エンジン制御]
(EGR制御)
図2は、エンジン負荷とエンジン回転速度とで規定された内燃機関10の運転領域を表した図である。過給機(ターボ過給機)20を備える内燃機関10の吸気圧(コンプレッサ下流圧)は、エンジン負荷に比例するため、低回転域であっても高圧になる。一方、内燃機関10の背圧は吸入空気量に比例するため、低回転域では比較的低圧となり、高回転域でないと高圧にならない。したがって、図2中に示すように、低回転から中回転域では、吸気圧が背圧よりも高くなる運転領域が存在する。
[Engine control]
(EGR control)
FIG. 2 is a diagram showing an operation region of the
EGRガスは、吸気圧が背圧以下となる運転領域中の所定領域において導入されるようになっている。ここで、吸気圧(コンプレッサ下流圧)が背圧よりも高くなる運転条件においてEGRバルブ42が開かれると、吸気通路12内を流れる空気(新気)の一部がEGR通路38を介して排気通路14に流入してしまう。そこで、本実施形態では、EGR通路38を介した新気の排気通路14への流入を抑制するために、吸気圧が背圧よりも高くなる運転条件においては、EGRバルブ42が全閉とされるようになっている。
The EGR gas is introduced in a predetermined region in the operation region where the intake pressure is equal to or lower than the back pressure. Here, when the
(空燃比フィードバック制御)
本実施形態の内燃機関10では、空燃比センサ32、34の出力に基づく空燃比のフィードバック制御が実行される。より具体的には、上流側空燃比センサ32により検出される実空燃比(すなわち、上流側触媒28に流入する排気ガスの実空燃比)が目標空燃比(基本的には理論空燃比)に近づくように燃料噴射量が制御される(メインのフィードバック制御)。また、下流側空燃比センサ34の出力により検出される実空燃比(すなわち、上流側触媒28から流出する排気ガスの実空燃比)が理論空燃比となるように、上流側空燃比センサ32の出力を補正したり、目標空燃比を変更したりする(サブのフィードバック制御)。
(Air-fuel ratio feedback control)
In the
ところで、EGRバルブ42が全閉となるようにECU50からの指示が出されたときには、EGRバルブ42が異物を噛み込むといった理由により、EGRバルブ42に閉じ不良が生じ得る。図3は、EGRバルブ42の閉じ不良の有無を含めて空燃比フィードバック制御が実行されたときの各種パラメータの変化を表したタイムチャートである。なお、空燃比センサ32、34では、排気空燃比が大きくなるほど(すなわち、リーンになるほど)、空燃比センサ32、34からの出力電流Irが大きくなる。加えて、空燃比センサ32、34は、排気空燃比が理論空燃比であるときに出力電流Irがゼロになるように構成されている。また、図3において、空燃比補正量AFCは、上流側触媒28に流入する排気ガスの目標空燃比に関する補正量であって、制御中心となる空燃比(本実施形態では、理論空燃比)に対する補正量を表している。空燃比補正量AFCが0のときには目標空燃比は理論空燃比とされ、空燃比補正量AFCが正の値であるときには目標空燃比はリーン空燃比となり、空燃比補正量AFCが負の値であるときには目標空燃比はリッチ空燃比となる。
By the way, when an instruction is issued from the
まず、図3中の時点t5付近よりも前の期間は、EGRバルブ42の閉じ不良が生じていないときの動作の一例を表している。この期間中の時点t1よりも前では、空燃比補正量AFCがリッチ設定補正量AFCrich(リッチ設定空燃比に相当)とされている。すなわち、目標空燃比は理論空燃比よりも僅かにリッチな空燃比とされており、それに伴い、上流側空燃比センサ32の出力値(出力電流)Irupが負の値となっている(すなわち、上流側空燃比センサ32により検出される実空燃比が理論空燃比よりもリッチになっている)。このため、上流側触媒28の酸素吸蔵量OSAscが徐々に低下していく。ただし、上流側触媒28には酸素が吸蔵されていることから、上流側触媒28での浄化により上流側触媒28から流出する排気ガス中には未燃ガスは実質的には含まれていない。このため、下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnはほぼゼロ(理論空燃比に相当)となる。なお、上流側触媒28に流入する排気ガスの実空燃比はリッチ空燃比となっていることで、図3に示すように上流側触媒28から流出する排気ガス中のNOx濃度はほぼゼロとなる。また、上流側触媒28から流出する排気ガス、つまり、下流側触媒30に流入する排気ガスの実空燃比が理論空燃比相当であるため、図3に示すように下流側触媒30から流出する排気ガス流のHC、CO濃度もほぼゼロとなる。
First, the period before time t5 in FIG. 3 represents an example of the operation when the
その後の時点t1は、上流側触媒28の酸素吸蔵量OSAscがゼロに近づくことにより、上流側触媒28に流入した未燃ガスの一部が上流側触媒28で浄化されずに流出し始めた時点に相当する。これにより、時点t1以降では、下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnが徐々に低下していく。その結果、時点t2において、下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnがリッチ判定空燃比に相当するリッチ判定基準値Irefriに到達する。これに伴い、上流側触媒28の酸素吸蔵量OSAscを増大させるべく、空燃比補正量AFCがリーン設定補正量AFClean(リーン設定空燃比に相当)に切り替えられる。したがって、目標空燃比はリッチ空燃比からリーン空燃比へと切り替えられる。なお、上流側触媒28からの未燃ガスの流出に伴い、図3に示すように、下流側触媒30の酸素吸蔵量OSAufcが減少する。
After that, at time t1, as the oxygen storage amount OSA sc of the
時点t2において目標空燃比がリーン空燃比に切り替えられると、上流側触媒28に流入する排気ガスの実空燃比はリッチ空燃比からリーン空燃比に変化する。また、それに伴い、上流側空燃比センサ32の出力電流Irupが正の値となる(実際には、目標空燃比の切り替えから実空燃比の変化には遅れが生じるが、図3の図示上ではこの遅れの表現を省略している)。また、時点t2において上流側触媒28に流入する排気ガスの実空燃比がリーン空燃比に変化すると、上流側触媒28の酸素吸蔵量OSAscが増大し始める。また、この実空燃比のリーン化により、上流側触媒28からの未燃ガスの流出は減少し、やがて停止する。また、上流側触媒28から流出する排気ガスの実空燃比が理論空燃比へと変化し、下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnもゼロに収束する。このとき、上流側触媒28に流入する排気ガスの実空燃比はリーン空燃比となっているが、上流側触媒28の酸素吸蔵量OSAscには十分な余裕があるため、流入する排気ガス中の酸素は上流側触媒28に吸蔵され、NOxは還元浄化される。
When the target air-fuel ratio is switched to the lean air-fuel ratio at time t2, the actual air-fuel ratio of the exhaust gas flowing into the
時点t2以降には、酸素吸蔵量OSAscが徐々に増加し、時点t3において、判定基準吸蔵量Chiupに到達する。酸素吸蔵量OSAscが判定基準吸蔵量Chiupに到達すると、空燃比補正量AFCがリーン設定補正量AFCleanからリッチ設定補正量AFCrichに切り替えられる。したがって、目標空燃比は、再びリーン設定空燃比からリッチ設定空燃比へと切り替えられる。この目標空燃比の切替により、上流側触媒28に流入する排気ガスの実空燃比は再びリッチ空燃比となる。それに伴い、上流側空燃比センサ32の出力電流Irupが負の値となる。上流側触媒28に流入する排気ガス中には未燃ガスが含まれることになるため、時点t3以降には上流側触媒28の酸素吸蔵量OSAscは徐々に減少していき、時点t4において、時点t1と同様に、下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnが低下し始める。このときも、上流側触媒28に流入する排気ガスの実空燃比はリッチ空燃比となっているため、上流側触媒28からのNOxの排出はほぼゼロになる。
After the time t2, the oxygen storage amount OSA sc gradually increases, and reaches the determination reference storage amount Chiup at the time t3. When the oxygen storage amount OSA sc reaches the determination reference storage amount Chiup, the air-fuel ratio correction amount AFC is switched from the lean set correction amount AFClean to the rich set correction amount AFCrich. Therefore, the target air-fuel ratio is switched again from the lean set air-fuel ratio to the rich set air-fuel ratio. By switching the target air-fuel ratio, the actual air-fuel ratio of the exhaust gas flowing into the
次いで、時点t5において、時点t2と同様に、下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnがリッチ判定空燃比に相当するリッチ判定基準値Irefriに到達する。これにより、空燃比補正量AFCがリーン設定空燃比に相当する値AFCleanに切り替えられる。図3に示すタイムチャートとは異なり、その後にEGRバルブ42の閉じ不良が生じない場合であれば、上述した時点t1〜t5のサイクルが繰り返し行われる。このような空燃比のフィードバック制御を行うことにより、上流側触媒28からのNOxの流出を抑制できるとともに、下流側触媒30からのHC、COの流出をも抑制することができる。さらに付け加えると、以上説明したように、空燃比補正量AFCの変更には、サブフィードバック制御として下流側空燃比センサ34の出力電流(実空燃比)が理論空燃比となるようにするための空燃比の補正も含まれているといえる。
Next, at the time point t5, similarly to the time point t2, the output current Irdwn of the downstream side air-
次に、図3中の時点t5よりも後の期間には、EGRバルブ42の閉じ不良が生じている期間が含まれている。より具体的には、時点t6は、加速要求を受けて吸気圧(コンプレッサ下流圧)が排気圧(背圧)よりも上回り、それに伴い、EGRバルブ42の閉じ不良の発生に起因するガスの逆流がEGR通路38内に生じた時点に相当する。
Next, a period after the time point t5 in FIG. 3 includes a period during which the
時点t6において閉じ不良が生じると、新気がEGR通路38を介して排気通路14に流入する(逆流する)。その結果、下流側空燃比センサ34は排気通路14におけるEGR通路38の接続位置よりも下流側に配置されているため、その出力電流Irdwnが大きくなる(リーン出力が大となる)。サブフィードバック制御によれば、図3に示すように、このような下流側空燃比センサ34の出力のリーンずれを解消するために空燃比補正量AFCをリッチ設定補正量AFCrichよりもさらにリッチ側の値に変更する。したがって、目標空燃比がさらにリッチ化される。それに伴い、上流側空燃比センサ32の出力電流Irupが負側でより大きな値となり、また、上流側触媒28の酸素吸蔵量OSAscが減少してゼロになる。なお、EGR通路38を介した排気通路14への新気の流入に伴い、下流側触媒30の酸素吸蔵量OSAufcが増加し、最大値Cmaxに到達する。
When a closing failure occurs at time t6, fresh air flows into the
(実施の形態1におけるEGRバルブの閉じ不良の判定手法)
本実施形態では、図3を参照して説明したEGRバルブ42の閉じ不良を精度良く判定できるようにするために、次のような判定手法が採用される。ここで、ストイキ運転状態では、サブフィードバック制御として下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwn(下流側空燃比センサ34により検出される実空燃比)が所定の値(理論空燃比)となるように空燃比調整(燃料噴射量の調整)が行われる。つまり、EGRバルブ42の閉じ不良に起因して下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnが変動した場合であっても、この空燃比調整作用による修正が行われる。このため、単に下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnに着目しただけでは、特に微小の漏れ量の場合の判定が難しい。
(Method for determining EGR valve closing failure in the first embodiment)
In the present embodiment, the following determination method is employed in order to be able to accurately determine the closing failure of the
そこで、本実施形態では、目標空燃比が理論空燃比(ストイキ)で等しい条件において、コンプレッサ下流圧が背圧よりも高い場合に下流側空燃比センサ34により検出される実空燃比が目標空燃比よりもリーン側にずれる頻度であるリーンずれ頻度が、コンプレッサ下流圧が背圧以下である場合のリーンずれ頻度よりも高いときに、EGRバルブ42の閉じ不良が生じていると判定される。
Therefore, in the present embodiment, the actual air-fuel ratio detected by the downstream air-
(実施の形態1における具体的な処理)
図4は、本発明の実施の形態1においてECU50が実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、この図4に示すルーチンは、所定時間毎に繰り返し起動されるものとする。
(Specific processing in Embodiment 1)
FIG. 4 is a flowchart showing an example of processing executed by the
図4に示すルーチンでは、ECU50は、まず、エアフローメータ18により検出される吸入空気量を読み込む(ステップ100)。次いで、ECU50は、内燃機関10の背圧を推定する(ステップ102)。背圧は、一例として、公知の手法により、吸入空気量に基づいて推定することができる。
In the routine shown in FIG. 4, the
次に、ECU50は、吸気圧センサ26を用いて吸気圧(コンプレッサ下流圧)を読み込む(ステップ104)。次いで、ECU50は、目標空燃比(目標A/F)が理論空燃比(ストイキ)であるか否かを判定する(ステップ106)。その結果、本判定が成立する場合には、ECU50は、吸気圧(コンプレッサ下流圧)が背圧よりも高いか否かを判定する(ステップ108)。
Next, the
ステップ108において吸気圧が背圧よりも高いと判定した場合には、ECU50は、下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnが所定の閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップ110)。本ステップ110で用いられる閾値は、EGRバルブ42の閉じ不良に起因する上流側触媒28の流出ガスの実空燃比のリーンずれの有無を判別するための出力電流Irdwnの閾値として予め設定された値である。
When it is determined in
ステップ110の判定が成立する場合には、ECU50は、上述のリーンずれの発生回数のカウント値CL1を1だけ増加させる(ステップ112)。一方、ステップ110の判定が不成立となる場合には、ECU50は、リーンずれの不発生回数のカウント値CR1を1だけ増加させる(ステップ114)。
When the determination in
また、ステップ108の判定が不成立となる場合、つまり、吸気圧が背圧以下であると判定した場合には、ECU50は、ステップ110と同様の処理により、下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnが上述の閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップ116)。その結果、吸気圧が背圧以下であるときに用いられるリーンずれの発生回数CL2を1だけ増加させる(ステップ118)。一方、ステップ118において吸気圧が背圧以下であると判定した場合には、リーンずれの不発生回数のカウント値CR2を1だけ増加させる(ステップ120)。
Further, when the determination at
次に、ECU50は、ステップ112、114、118および120の処理による最新のカウント値CL1、CR1、CL2およびCR2を利用して、吸気圧(コンプレッサ下流圧)が背圧よりも高い状況下において上述のリーンずれが発生した頻度であるリーンずれ頻度(CL1/(CL1+CR1))と、吸気圧が背圧以下である状況下におけるリーンずれ頻度(CL2/(CL2+CR2))との差が閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップ122)。
Next, the
その結果、ステップ122の判定が不成立となる場合には、ECU50は、今回の処理サイクルを速やかに終了する。一方、ステップ122の判定が成立する場合には、ECU50は、EGRバルブ42に閉じ不良が生じていると判定する(ステップ124)。
As a result, when the determination in
以上説明した図4に示すルーチンによれば、同一の空燃比(理論空燃比)条件において、吸気圧が背圧よりも高くなる運転領域(つまり、EGR通路38内での逆流発生可能域)と吸気圧が背圧以下となる運転領域(つまり、この逆流発生の不可能域)との間で、下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnのリーンずれ頻度が比較される。そして、このリーンずれ頻度の差が閾値よりも大きくなった場合にEGRバルブ42の閉じ不良が生じたと判定される。このように、運転領域と下流側空燃比センサ34の出力とのパターン判定を行うことで、閉じ不良によるガスの漏れ量が微小量であっても閉じ不良の判定精度を上げることができる。より具体的には、新気がEGR通路38を通って排気通路14に吹き抜けることに起因して下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnがリーン側の値にずれること以外の影響を小さくしつつ判定を行えるようになる。このため、EGRバルブ42の閉じ不良の判定精度を向上させることができる。
According to the routine shown in FIG. 4 described above, under the same air-fuel ratio (theoretical air-fuel ratio) conditions, the operating region where the intake pressure is higher than the back pressure (that is, the region where backflow can occur in the EGR passage 38) and The lean deviation frequency of the output current Irdwn of the downstream air-
実施の形態2.
次に、図5を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。以下の説明では、実施の形態2のシステム構成の一例として、図1に示す構成が用いられているものとする。
Embodiment 2. FIG.
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the following description, the configuration shown in FIG. 1 is used as an example of the system configuration of the second embodiment.
(実施の形態2におけるEGRバルブの閉じ不良の判定手法)
既述したように、ストイキ運転状態では、EGRバルブ42の閉じ不良に起因して下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnが変動した場合であっても、サブフィードバック制御として下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnが所定の値となるように空燃比調整(燃料噴射量の調整)が行われる。このため、単に下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnに着目しただけでは、特に微小の漏れ量の場合の判定が難しい。
(EGR valve closing failure determination method in the second embodiment)
As described above, in the stoichiometric operation state, even if the output current Irdwn of the downstream side air-fuel ratio sensor fluctuates due to the closing failure of the
そこで、本実施形態では、サブフィードバック制御による上述の空燃比調整作用に基づく補正量(すなわち、上述の空燃比補正量AFC)の値が、目標空燃比が理論空燃比(ストイキ)で等しい条件において、吸気圧が背圧よりも高くなる運転領域(つまり、ガス漏れ発生条件)と吸気圧が背圧以下となる運転領域(つまり、ガス漏れの非発生条件)との間で比較される。そして、これらの運転領域での空燃比補正量AFCの値の絶対値の差に基づいて、EGRバルブ42の閉じ不良の有無が判定される。
Therefore, in the present embodiment, the value of the correction amount based on the above-described air-fuel ratio adjustment action by sub-feedback control (that is, the above-described air-fuel ratio correction amount AFC) is set under the condition that the target air-fuel ratio is equal to the stoichiometric air-fuel ratio (stoichiometric). A comparison is made between an operation region where the intake pressure is higher than the back pressure (that is, a gas leak occurrence condition) and an operation region where the intake pressure is equal to or less than the back pressure (that is, a gas leak non-occurrence condition). Based on the difference between the absolute values of the air-fuel ratio correction amount AFC in these operating regions, it is determined whether or not the
(実施の形態2における具体的な処理)
図5は、本発明の実施の形態2においてECU50が実行する処理の一例を示すフローチャートである。図5に示すルーチン中のステップ100〜108の処理については、実施の形態1において既述した通りである。
(Specific processing in Embodiment 2)
FIG. 5 is a flowchart showing an example of processing executed by the
本ルーチンでは、ECU50は、ステップ108において吸気圧(コンプレッサ下流圧)が背圧よりも高いと判定した場合には、下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnに基づくサブフィードバック制御による補正量が含まれる空燃比補正量AFCを読み込む(ステップ200)。次いで、ECU50は、吸気圧が背圧よりも高い運転条件での空燃比補正量AFCHの最新の記憶値に対して今回読み込んだ空燃比補正量AFCを加算する処理を実行する(ステップ202)。
In this routine, if the
一方、ステップ108において吸気圧が背圧以下であると判定した場合にも、ECU50は、空燃比補正量AFCを読み込む(ステップ204)。次いで、ECU50は、吸気圧が背圧以下となる運転条件での空燃比補正量AFCLの最新の記憶値に対して今回読み込んだ空燃比補正量AFCを加算する処理を実行する(ステップ206)。
On the other hand, when it is determined in
次に、ECU50は、ステップ202および206の処理による各運転条件での最新の空燃比補正量AFCHおよびAFCLを利用して、これらの空燃比補正量AFCHおよびAFCLのそれぞれの絶対値の差が閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップ208)。
Next, the
その結果、ステップ208の判定が不成立となる場合には、ECU50は、今回の処理サイクルを速やかに終了する。一方、ステップ208の判定が成立する場合には、ECU50は、EGRバルブ42に閉じ不良が生じていると判定する(ステップ210)。
As a result, when the determination in
以上説明した図5に示すルーチンによれば、サブフィードバック制御による空燃比調整作用に基づく補正量が反映される空燃比補正量AFCが、同一の空燃比(理論空燃比)条件において、吸気圧が背圧よりも高くなる運転領域(つまり、ガス漏れ発生条件)と吸気圧が背圧以下となる運転領域(つまり、ガス漏れの非発生条件)との間で比較される。そして、これらの運転領域での空燃比補正量AFCの値であるAFCH、AFCLの絶対値の差に基づいて、EGRバルブ42の閉じ不良の有無が判定される。このような手法によっても、新気がEGR通路38を通って排気通路14に吹き抜けることに起因して下流側空燃比センサ34の出力電流Irdwnがリーン側の値にずれること以外の影響を小さくしつつ判定を行えるようになる。このため、EGRバルブ42の閉じ不良の判定精度を向上させることができる。
According to the routine shown in FIG. 5 described above, the air-fuel ratio correction amount AFC that reflects the correction amount based on the air-fuel ratio adjusting action by the sub-feedback control is the same as the intake air pressure under the same air-fuel ratio (theoretical air-fuel ratio) condition. A comparison is made between an operating region where the pressure is higher than the back pressure (that is, a gas leak occurrence condition) and an operating region where the intake pressure is equal to or lower than the back pressure (that is, a gas leak non-occurrence condition). Based on the difference between the absolute values of AFCH and AFCL, which are the values of the air-fuel ratio correction amount AFC in these operating regions, the presence / absence of a closing failure of the
10 内燃機関
12 吸気通路
14 排気通路
18 エアフローメータ
20 ターボ過給機
20a コンプレッサ
20b タービン
24 スロットルバルブ
26 吸気圧センサ
28 上流側触媒
30 下流側触媒
32 上流側空燃比センサ
34 下流側空燃比センサ
36 EGR装置
38 EGR通路
42 EGRバルブ
44 クランク軸
46 クランク角センサ
48 燃料噴射弁
50 電子制御ユニット(ECU)
10
Claims (1)
吸気通路に配置されたコンプレッサを備える過給機と、
前記コンプレッサよりも下流側の前記吸気通路と排気通路とを接続するEGR通路と、
前記EGR通路に配置されたEGRバルブと、
前記排気通路に対する前記EGR通路の接続位置よりも下流側において前記排気通路に取り付けられた空燃比センサと、
を備える内燃機関を制御する制御装置であって、
前記コンプレッサよりも下流側における前記吸気通路の圧力であるコンプレッサ下流圧が前記内燃機関の背圧よりも高い場合に前記EGRバルブを全閉とするEGRバルブ制御手段と、
前記空燃比センサにより検出される実空燃比が所定の目標空燃比に近づくように燃料噴射量のフィードバック制御を実行する空燃比制御手段と、
前記目標空燃比が等しい条件において、前記コンプレッサ下流圧が前記背圧よりも高い場合に前記実空燃比が前記目標空燃比よりもリーン側にずれる頻度であるリーンずれ頻度が、前記コンプレッサ下流圧が前記背圧以下である場合の前記リーンずれ頻度よりも高いときに、または、前記コンプレッサ下流圧が前記背圧よりも高い場合に前記フィードバック制御によって用いられる空燃比補正量が、前記コンプレッサ下流圧が前記背圧以下である場合の前記空燃比補正量よりも大きいときに、前記EGRバルブの閉じ不良が生じていると判定する異常判定手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。 A fuel injection valve for supplying fuel into the cylinder;
A supercharger comprising a compressor arranged in the intake passage;
An EGR passage connecting the intake passage and the exhaust passage downstream of the compressor;
An EGR valve disposed in the EGR passage;
An air-fuel ratio sensor attached to the exhaust passage on the downstream side of the connection position of the EGR passage to the exhaust passage;
A control device for controlling an internal combustion engine comprising:
EGR valve control means for fully closing the EGR valve when the compressor downstream pressure, which is the pressure in the intake passage on the downstream side of the compressor, is higher than the back pressure of the internal combustion engine;
Air-fuel ratio control means for performing feedback control of the fuel injection amount so that the actual air-fuel ratio detected by the air-fuel ratio sensor approaches a predetermined target air-fuel ratio;
In the condition where the target air-fuel ratio is equal, when the compressor downstream pressure is higher than the back pressure, the lean deviation frequency, which is the frequency at which the actual air-fuel ratio shifts leaner than the target air-fuel ratio, is the compressor downstream pressure. The air-fuel ratio correction amount used by the feedback control when the lean deviation frequency is lower than the back pressure or when the compressor downstream pressure is higher than the back pressure is the compressor downstream pressure An abnormality determining means for determining that an EGR valve closing failure has occurred when the air pressure ratio is greater than the air-fuel ratio correction amount when it is equal to or less than the back pressure;
A control device for an internal combustion engine, comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016112007A JP2017218921A (en) | 2016-06-03 | 2016-06-03 | Control device of internal combustion engine |
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Cited By (1)
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CN109139307A (en) * | 2018-09-29 | 2019-01-04 | 汽解放汽车有限公司 | A kind of EGR valve flow diagnostic method |
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2016
- 2016-06-03 JP JP2016112007A patent/JP2017218921A/en active Pending
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CN109139307B (en) * | 2018-09-29 | 2020-12-15 | 一汽解放汽车有限公司 | EGR valve flow diagnosis method |
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