JP2017218293A - シート搬送装置、及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】生産性の向上を図ることが可能でありながら、シートの斜行補正が不十分となることの防止を図ることが可能なシート搬送装置を提供する。【解決手段】レジストローラ対23は、ゴムローラ24bとプラスチックローラ25bとによりニップを形成し、搬送されてくるシートをニップに突き当てて斜行を補正する。このゴムローラ24bは、軸方向に対して外周面を凹凸形状にする複数の溝部を有している。シートが当接した際に、レジストローラ対23がバックラッシによって回転したとしても、シートの先端の角部がレジストローラ対23に挟まれる面積を小さくし、シートの先端の角部を回転中心としてシートを回転し易くする。このため、生産性の向上を図っても、シートの斜行補正が不十分となることの防止が図られる。【選択図】図2

Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置、及び画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ、ADF(自動原稿読取装置)には、搬送されるシートの斜行を補正するレジストローラ対が備えられているものがある。レジストローラ対によりシートの斜行を補正する場合には、レジストローラ対よりもシート搬送方向の上流に配置されたプレレジローラ対により、回転を停止させたレジストローラ対のニップにシートを突き当てさせてシートにループを形成する。そして、ループによりシートに生じた力で、シートの先端をレジストローラ対に倣うように回転させることで斜行を補正し、その後、レジストローラ対を回転駆動することで、斜行を補正した状態のシートを搬送する。
ところで、レジストローラ対は、モータにより駆動されるレジスト駆動ローラと、それに従動して回転するレジスト従動ローラとで構成されており、レジスト駆動ローラには、モータからギヤ列等の歯車機構を介して駆動力が伝達されるように構成されている。このため、レジストローラ対にシートが当接した際、歯車機構のバックラッシによりレジストローラ対が僅かに回転してしまい、シートの先端がレジストローラ対に挟まれてシートの回転を妨げ、斜行補正が不十分になる虞がある。そこで、レジスト駆動ローラを、シートを搬送する方向と逆方向に駆動させてから停止させるように構成したものが提案されている(特許文献1参照)。即ち、この特許文献1のものは、シートが当接した際にバックラッシによりレジストローラ対が回転することを防止することで、斜行補正が不十分とならないように構成している。
特開2012−30931号公報
ところで、近年は連続印刷や連続読取などにおける生産性の向上(高速化)が求められており、生産性の向上を図るためには連続して搬送するシートの間隔を狭くすることが求められる。しかしながら、上記特許文献1のように、シートが当接する前にレジスト駆動ローラを逆回転させておく方式では、狭くなったシートの間隔で実行する時間が確保できず、バックラッシによる回転の発生を防止しきれない。そのため、シートの斜行補正が不十分になってしまうという問題があった。
そこで本発明は、生産性の向上を図ることが可能でありながら、シートの斜行補正が不十分となることの防止を図ることが可能なシート搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係るシート搬送装置は、第1ローラと第2ローラとを有し、前記第1ローラと前記第2ローラとによりニップを形成し、搬送されてくるシートを前記ニップに突き当てて斜行を補正するレジストローラ対を備え、前記第1ローラは、軸方向に対して外周面を凹凸形状にする溝部を有することを特徴とする。
本発明によると、シートが当接した際に、レジストローラ対がバックラッシによって回転したとしても、シートの先端の角部がレジストローラ対に挟まれる面積を小さくすることができる。このため、シートの先端の角部を回転中心としてシートを回転し易くすることができる。従って、生産性の向上を図っても、シートの斜行補正が不十分となることの防止を図ることができる。
本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 本実施の形態に係るレジストローラ対を示す斜視図である。 本実施の形態に係るレジストローラ対の形状を示す断面図である。 本実施の形態に係るレジストローラ対にシートが挟まれた状態を示す模式図である。 平滑な外周面のレジストローラ対にシートが挟まれた状態を示す模式図である。
以下、図1乃至図4を用いて、本実施の形態を説明する。図1は本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図、図2は本実施の形態に係るレジストローラ対を示す斜視図である。また、図3は本実施の形態に係るレジストローラ対の形状を示す断面図、図4は本実施の形態に係るレジストローラ対にシートが挟まれた状態を示す模式図である。
[画像形成装置の構成]
図1に示すように、プリンタ100は、画像形成部102、シート搬送装置105等を備えたプリンタ本体101を有している。このプリンタ本体101の上方には自動原稿搬送装置3により原稿を自動で搬送して読み取る画像読取装置2が設けられている。一方、プリンタ本体101の下部にはシート給送装置104が設けられている。シート給送装置104により給送されたシートは、シート搬送装置105により画像形成部102に搬送されると共に、画像形成部102において画像が形成された後、排紙ローラ対41まで搬送される。そして、画像が形成されたシートは、排紙ローラ対41により、排紙トレイ50上に排出される。
画像形成部102は、4ドラムフルカラー方式のものであり、レーザスキャナ13と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナー画像を形成する4個のプロセスカートリッジ10を備えている。ここで、各プロセスカートリッジ10は、感光体ドラム11、帯電手段である帯電ローラ12、現像手段である現像器14及びクリーナ15を備えている。また、画像形成部102は、トナーカートリッジ19、プロセスカートリッジ10の上方に配された中間転写ユニット106を備えている。
中間転写ユニット106は、二次転写内ローラ34及びテンションローラ34a等に巻き掛けられて回転する中間転写ベルト31を備えている。また、中間転写ユニット106は、中間転写ベルト31の内側に設けられ、感光体ドラム11に対向した位置で中間転写ベルト31に当接する1次転写ローラ17を備えている。
そして、この中間転写ベルト31に1次転写ローラ17によって正極性の転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム上の負極性を持つ各色トナー像が順次、中間転写ベルト31に重なって転写される。また、中間転写ユニット106の二次転写内ローラ34と対向する位置には、中間転写ベルト上に形成されたカラー画像をシートに転写する二次転写部を構成する二次転写外ローラ35が設けられている。
一方、シート給送装置104は、給送カセット20及び給送ローラ5を備えている。給送カセット20内に収容されたシートPは、給送ローラ5により給送カセット20から、図示しない分離手段により分離されて一枚ずつ給送される。シート搬送装置105は、搬送ローラ対の一例であるレジ前ローラ対(プレレジストレーションローラ対)22、レジストユニット(レジストレーションユニット)21のレジストローラ対(レジストレーションローラ対)23等を備えている。シート給送装置104により分離されて給送されたシートは、レジストローラ対23のシート搬送方向の上流に配置されたレジ前ローラ対22により挟持搬送される。その後、レジ前ローラ対22よりもシート搬送方向の下流に配置され、レジ前ローラ対22により挟持搬送されるシートPを更に搬送するレジストローラ対23により斜行が補正されて搬送される。即ち、レジ前ローラ対22により挟持搬送されたシートの先端の角部が、回転が停止されているレジストユニット21のレジストローラ対23のニップN1に当接される。そして、レジ前ローラ対22により挟持搬送されているシートは、ニップN1にシートの先端を倣わせつつシートにループを形成することでシートの斜行が補正される。その後にレジストローラ対23が回転駆動され、レジストローラ対23により斜行補正がなされたシートが挟持搬送される。
その後、レジストローラ対23は中間転写ベルト31の外周面上のトナー像と同期を取ってシートPを中間転写ベルト31と二次転写外ローラ35との間に搬送する。中間転写ベルト31の外周面上のカラーのトナー像は中間転写ベルト31の内周面側で二次転写外ローラ35に対向して配置された二次転写内ローラ34及び二次転写外ローラ35のニップN2において所定の加圧力と静電的負荷バイアス電圧が付与される。これにより、中間転写ベルト31の外周面上のトナー像がシートに転写される。なお、転写後、中間転写ベルト31上に残ったトナーは、転写クリーナ36によって除去回収され、次の画像形成に備える。
そして、トナー像が転写されたシートPは定着部40に搬送され、この定着部40を通過する際、転写されたトナー像は、加熱加圧されることでシートP上に定着される。そして、トナー像が定着されたシートPは、排紙ローラ対41によりプリンタ本体101の上面である排紙トレイ50上に排出される。
[レジストユニットの構成]
次にレジストユニット21の構成について説明する。図2に示すように、レジストユニット21は、レジストローラ対23と、回転駆動源の一例であるモータ26と、ギヤ列27とを備えている。レジストローラ対23は、レジスト駆動ローラ24と、該レジスト駆動ローラ24と平行に回転自在に配置されたレジスト従動ローラ25とを有している。レジスト駆動ローラ24には、モータ26から出力された回転を伝達するギヤ列27を介して回転が伝達される。レジスト従動ローラ25は、レジスト駆動ローラ24と対向して配置され、かつ不図示の付勢部材によりレジスト駆動ローラ24に付勢されており、レジスト駆動ローラ24の回転に従って回転する。レジスト駆動ローラ24は、金属軸(第1回転軸)24aと、該金属軸24aに相対回転不能に固定され、搬送中心CT(図3参照)を中心に軸方向に対称となる位置に配置された2つ(複数)のゴムローラ(第1ローラ)24bと、を有している。また、レジスト従動ローラ25は、金属軸(第2回転軸)25aと、該金属軸25aに相対回転不能に固定され、搬送中心CTを中心に軸方向に対称となる位置に配置された2つ(複数)のプラスチックローラ(第2ローラ)25bと、を有している。即ち、ゴムローラ24bとプラスチックローラ25bとは互いに対向して接する位置に配置され、これらによりニップN2(図1参照)を形成している。そして、本実施の形態では、レジスト駆動ローラ24のゴムローラ24bの外周面24sの一部に複数の溝部24cが形成されている。
上記溝部24cは、図3に示すように、レジスト駆動ローラ24の外周面24sにおける軸方向(スラスト方向)に凹凸形状を形成している。本実施の形態においては、円周方向につながる溝を軸方向に複数形成しているが、ひとつながりのらせん状の溝によって軸方向に対する凹凸形状を形成してもよい。溝部24cの間隔、つまり軸方向での凹凸形状のピッチ(連接する凹部の中央同士間の距離)は、0.5mm以上で5mm以下が好ましく、本実施形態では、3mmに設定している。また、凹凸形状のうちの凸形状となる外周面の軸方向の幅は、0.2mm以上で4mm以下が好ましく、本実施形態では、1mmに設定している。
なお、複数の溝部24cが形成された部分においてレジスト駆動ローラ24の外周面24sには複数の山型の部分が形成されるが、レジスト駆動ローラ24の側はゴムローラ24bで、レジスト従動ローラ25の側はプラスチックローラ25bで構成されている。即ち、ゴムローラ24bの方がプラスチックローラ25bよりも剛性が小さいので、レジストローラ対23によって挟持されて搬送されるシートを傷付けることはない。
レジスト駆動ローラ24の軸方向において、複数の溝部24c(つまり外周面の凹凸形状)は、シートの先端の角部が当接する位置を想定した2カ所(複数)の領域24dに形成されている。即ち、レジストローラ対23に搬送されてくるシートが搬送方向に対して傾く向きは一律でないため、シートの2箇所ある先端の角部のうち、どちらか一方が先行して、レジスト駆動ローラ24に当接することになる。そのため、複数の溝部24cが配置される領域24dは、レジスト駆動ローラ24のシートの搬送中心CT(軸方向の中心)を基準にして、対称に配置される。
また、レジストローラ対23に搬送されてくるシートが同じ軸方向の寸法(サイズ)でも、シートがレジストローラ対23に当接する軸方向の位置がばらつくことがある。そのため、シートの軸方向の位置がばらついて搬送されてきても、シートの先端の角部が当接する位置が複数の溝部24cが形成されている領域24dとなるような誤差範囲を考慮した位置に複数の溝部24cが形成されている。
ところで、プリンタ100は、複数種類のシートの寸法(シートサイズ)に対応しており、レジストローラ対23に搬送されてくるシートの軸方向の寸法は一律ではない。しかしながら、シートの寸法によって斜行補正の容易さは異なるので、軸方向の寸法が小さいシートの方が回転方向の力が生じ難く、斜行補正が困難である。そのため、複数の溝部24cが形成される軸方向の位置の領域24dは、少なくともプリンタ100に予め設定された搬送可能な複数種類のシートの寸法のうち、軸方向の寸法が最小となるシートの先端の角部が当接する位置の領域24dに設定されている。このように、複数の溝部24cが形成される領域24dを限定することで、例えば大きいサイズのシートの挟持搬送性能と、小さいサイズのシートの斜行補正性能との両立が可能になる。なお、勿論であるが、シートの挟持搬送性能が十分に確保されるならば、全種類のシートの寸法に対して、シートの先端の角部が当接する位置に対応して、複数の溝部24cの領域を設定してもよい。
[斜行補正時の動作]
つづいて、本実施の形態におけるレジストローラ対23による斜行補正時の動作について図4を用いて説明する。なお、図5は、平滑な外周面のレジストローラ対にシートが挟まれた状態を示す模式図であり、言い換えると、レジストローラ対23のレジスト駆動ローラ24に溝部が形成されていない場合を比較例として示す模式図である。
本実施の形態におけるプリンタ100においては、連続印刷において生産性を向上するため、連続的にシートが搬送される場合にシート同士の間隔が狭くなるように設定されており、レジストローラ対23を逆転回転させる時間的な余裕がない。従って、プリンタ100では、レジストローラ対23を逆転回転させる制御は行わない。そのため、レジストローラ対23にシートの先端の角部が当接した際に、ギヤ列27のバックラッシの分、レジストローラ対23が回転し、シートPの先端の角部を僅かに挟み込むことになる。
図5に示す比較例のように、レジスト駆動ローラ24に溝部24cが形成されていない場合は、バックラッシの分だけ回転したレジストローラ対23にシートPの先端の角部が挟まれ、その際のシートPが挟まれる面積は「面積Sb」となる。一方、図4に示す本実施の形態のように、レジスト駆動ローラ24に複数の溝部24cが形成されている場合は、同様にバックラッシの分だけレジストローラ対23が回転するが、溝部24cの部分でシートPが挟まれない。そのため、レジスト駆動ローラ24の外周面24sにおける凸形状によってシートPが挟まれる面積は、上記面積Sbよりも小さい「面積Sa」となる(つまり面積Sb>面積Saとなる)。なお、勿論であるが、ギヤ列27のバックラッシが同じであれば、シートPの当接により回転されるレジスト駆動ローラ24の回転量も同じである。
このように、レジストローラ対23にシートPの先端の角部が挟まれる面積が小さくなるほど、その面積が点に近づくことになり、レジストローラ対23に挟まれたシートPの先端の角部を回転中心として、シートPを図4に示す矢印の方向に回転させ易くなる。このため、レジ前ローラ対22によりシートPが搬送され続けてシートPにループを形成していく際に、シートPが回転し易くなり、つまりシートPの斜行が補正し易くなる。
また、上述したように、レジスト駆動ローラ24において金属軸24aに固定されているのはゴムローラ24bであり、レジスト従動ローラ25にあって金属軸25aに固定されているのはプラスチックローラ25bである。即ち、ゴムローラ24bの方がプラスチックローラ25bよりも摩擦抵抗が大きいが、複数の溝部24cによって、ゴムローラ24bの方がプラスチックローラ25bよりもシートPに接触する面積が小さくなる。このため、レジストローラ対23に先端の角部が挟まれたシートPは、ゴムローラ24bに対する接触面積が小さくなることで摩擦抵抗が小さくなり、回転し易くなるので、つまりシートPの斜行が補正し易くなる。
なお、上述したようにゴムローラ24bの方がプラスチックローラ25bよりも剛性が小さい。即ち、例えばプラスチックローラ25bに溝部を設けるとシートPが回転する際にシートPを傷付ける虞があるが、本実施の形態では、剛性が小さいゴムローラ24bの方に溝部24cを設けているので、シートPが回転する際にシートPを傷付けることがない。
[本実施の形態のまとめ]
以上のように、本実施の形態におけるプリンタ100によれば、レジストローラ対23がギヤ列27のバックラッシ等により僅かに回転し、シートの先端の角部がレジストローラ対23に挟まれた状態となる。この際、レジスト駆動ローラ24に複数の溝部24cが形成されているので、シートの先端がレジストローラ対23に挟まれる面積を小さくすることができる。このため、シートの先端の挟まれた部分を回転中心としてシートを回転し易くすることができる。従って、生産性の向上を図って、連続的に搬送されるシート同士の間隔を狭くしても、シートの斜行補正が不十分となることの防止を図ることができる。
また、レジスト駆動ローラ24に複数の溝部24cが形成されている複数の溝部24cは、シートの先端の角部が突き当たる領域24dに形成されている。このため、レジストローラ対23に挟まれるのがシートの先端の角部となり、シートの先端の角部を回転中心としてシートを回転し易くすることができる。
また、複数の溝部24cが形成される領域24dが、プリンタ100において予め設定された搬送可能なシートのサイズのうち、幅方向が最小サイズとなるシートの角部が突き当たる領域である。これにより、例えば最小サイズよりも大きいサイズのシートの挟持搬送性能と、最小サイズのシートの斜行補正性能との両立が可能になる。
さらに、複数の溝部24cが形成される領域24dが、搬送されるシートの搬送中心を基準として、軸方向に対称となる位置に配置された複数の領域である。これにより、シートが搬送方向に対して傾く向きが一律でなくても、シートの斜行補正を十分に行うことができる。
また、複数の溝部24cが、プラスチックローラ25bではなく、ゴムローラ24bに形成されているので、摩擦抵抗を少なくして回転し易くすることができ、また、シートを傷付けることの防止を図ることができる。
[その他の実施形態の可能性]
なお、本実施の形態においては、レジストローラ対23におけるレジスト駆動ローラ24の側に溝部24cを設けたものを説明したが、レジスト従動ローラ25の側に溝部を設けてもよい。さらには、レジスト駆動ローラ24及びレジスト従動ローラ25の両方に溝部を設けてもよい。また、レジスト従動ローラ25に溝部を設ける場合には、レジスト従動ローラ25をゴムローラとなるように構成してもよい。この場合、レジスト駆動ローラ24をプラスチックローラとなるように構成してもよい。また、プラスチックローラに溝部を設けてもよく、この場合には、溝部同士の間に形成される凸形状でシートを傷付けないように、凸形状の角を丸めるように加工してもよい。
また、本実施の形態においては、レジストローラ対23をシートが当接する前に逆転回転しないものを説明したが、バックラッシを全て解消できなくても時間が許す限りで僅かに逆転回転させることで、シートが挟まれる面積を減らすようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、プリンタ100で予め設定された搬送可能なシートサイズのうちの最小サイズのものに対応して、溝部24cを形成したものを説明した。しかしながら、これに限らず、2番目に小さいサイズ、3番目に小さいサイズなどにも対応するように、溝部24cを形成する軸方向の領域を設定してもよい。要するに、大きいサイズのシートの挟持搬送性能と、小さいサイズのシートの斜行補正性能との両立が可能になるように、溝部を形成する領域を設定すればよい。
また、本実施の形態において、レジストローラ対23はプリンタ本体101のシート搬送装置105に用いたものを説明したが、自動原稿搬送装置3のシート搬送装置のレジストローラ対に溝部を形成してもよい。この場合は、シートの一例である原稿を連続的に読み取る場合(連続読取)における高速化と斜行補正性能との両立を図ることができる。
22…レジ前ローラ対(搬送ローラ対):23…レジストローラ対:24a…金属軸(第1回転軸):24b…ゴムローラ(第1ローラ):24c…溝部:24d…領域:24s…外周面:25a…金属軸(第2回転軸):25b…プラスチックローラ(第2ローラ):26…モータ(回転駆動源):27…ギヤ列:100…プリンタ(画像形成装置):102…画像形成部(画像形成手段):105…シート搬送装置:CT…搬送中心

Claims (14)

  1. 第1ローラと第2ローラとを有し、前記第1ローラと前記第2ローラとによりニップを形成し、搬送されてくるシートを前記ニップに突き当てて斜行を補正するレジストローラ対を備え、
    前記第1ローラは、軸方向に対して外周面を凹凸形状にする溝部を有する、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記第1ローラの外周面の凹凸形状は、前記第1ローラにおけるシートの角部が突き当たる領域に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記領域は、予め設定された搬送可能なシートのサイズのうち、幅方向が最小サイズとなるシートの角部が突き当たる領域である、
    ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記領域は、搬送されるシートの搬送中心を基準として、軸方向に対称となる位置に配置された複数の領域である、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のシート搬送装置。
  5. 前記第1ローラの外周面の、前記軸方向に対しての凹凸形状は、前記軸方向に並んだ複数の溝部によって形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記第1ローラの外周面の、前記軸方向に対しての凹凸形状は、らせん状の溝部によって形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  7. 前記第1ローラは、前記第2ローラよりも剛性が小さい、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  8. 前記第1ローラは、ゴムローラである、
    ことを特徴とする請求項7に記載のシート搬送装置。
  9. 前記第2ローラは、プラスチックローラである、
    ことを特徴とする請求項8に記載のシート搬送装置。
  10. 軸方向における前記凹凸形状のピッチの間隔は、0.5mm以上かつ5mm以下である、
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  11. 前記凹凸形状の凸形状の軸方向の幅は、0.2mm以上かつ4mm以下である、
    ことを特徴とする請求項10に記載のシート搬送装置。
  12. 回転を出力する回転駆動源と、
    前記回転駆動源から出力された回転を伝達するギヤ列と、を備え、
    前記レジストローラ対は、前記ギヤ列により伝達された回転により回転される第1回転軸と、前記第1回転軸に平行に回転自在に配置された第2回転軸と、を有し、
    前記第1ローラは、前記第1回転軸に相対回転不能に固定され、
    前記第2ローラは、前記第2回転軸に相対回転不能に固定された、
    ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  13. 前記レジストローラ対よりもシート搬送方向の上流に配置され、シートを搬送して前記レジストローラ対に突き当てさせた状態でシートにループを形成させる搬送ローラ対を備えた、
    ことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  14. 請求項1ないし13のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置により斜行が補正されたシートに画像を形成する画像形成手段と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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