JP2017216778A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】システム制御が簡易であり、磁石の磁力を変化させるために一時停止する必要がないモータを得る。【解決手段】 モータ用磁石およびコイルを有するモータである。モータ用磁石において、T1(℃)における残留磁束密度をBr1(mT)、T2(℃)における残留磁束密度をBr2(T2)、T3(℃)における残留磁束密度をBr3(mT)とする。T1=23,T2=60,T3=180とする。基準温度をT1(℃)とし、対象温度をT2(℃)とした場合の温度係数をα2(%/℃)とする。基準温度をT1(℃)とし、対象温度をT3(℃)とした場合の温度係数をα3(%/℃)とする。α2=[{(Br2−Br1)/Br1}/(T2−T1)]×100≧−0.10であり、α3=[{(Br3−Br1)/Br1}/(T3−T1)]×100≦−0.12である。【選択図】 図1

Description

本発明は、モータに関する。
特許文献1には、モータ中の磁石の磁力を変化させる可変磁束ドライブシステムが開示されている。このシステムにより、システム全体の効率を向上させ、広い速度範囲に対応できる。
しかし、特許文献1に記載されているシステムは制御が複雑である。さらに、磁石の磁力を変化させるために一定以上の磁場が必要であり、それに対応する電流をコイルに流すことになる。そのためには、コイルに対する磁石の位置を決定させる目的で、モータを一度停止させる必要がある。また、磁石の磁化を変化させるためには大きな磁場が必要であり、そのためのコイルや電源も大がかりなものとなる。
特開2008−029148号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、システム制御が簡易であり、磁石の磁力を変化させるために一時停止する必要がないモータを得ることである。
上記目的を達成するために、本発明に係るモータは、
モータ用磁石およびコイルを有するモータであり、
T1(℃)における残留磁束密度をBr1(mT)、T2(℃)における残留磁束密度をBr2(T2)、T3(℃)における残留磁束密度をBr3(mT)とし、
T1=23,T2=60,T3=180とし、
基準温度をT1(℃)とし、対象温度をT2(℃)とした場合の温度係数をα2(%/℃)、基準温度をT1(℃)とし、対象温度をT3(℃)とした場合の温度係数をα3(%/℃)とした場合において、
α2=[{(Br2−Br1)/Br1}/(T2−T1)]×100≧−0.10
α3=[{(Br3−Br1)/Br1}/(T3−T1)]×100≦−0.12
であることを特徴とする。
本発明に係るモータは上記の構成を有することで、システム制御が簡易であり、磁石の磁力を変化させるために一時停止する必要がない。
Br1≧1300mTであることが好ましい。
Br2≧1250mTであることが好ましい。
Br3≦1100mTであることが好ましい。
前記モータ用磁石がR−T−B系磁石であることが好ましい。
前記RにNdが含まれ、前記TにFeが含まれることが好ましい。
前記R−T−B系磁石全体を100wt%としてSiの含有量が0〜0.4wt%(0を含む)であることが好ましい。
本発明に係るモータはIPMモータであることが好ましい。
本実施形態に係るIPMモータの概略図である。 本実施例におけるBr温度係数とトルク比との関係を表すグラフである。 本実施例におけるBr温度係数と効率比との関係を表すグラフである。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るモータであるIPMモータ1は、回転子4,固定子5およびシャフト6からなる。IPMとは、Interior Permanent Magnetの略であり、IPMモータとは磁石埋込構造を有するモータのことである。
IPMモータ1では、永久磁石2が回転子鉄心4a内部のスロット(図示せず)に埋め込まれた回転子4と、固定子鉄心5aおよびコイル3を有する固定子5とが、固定子と回転子との間の空隙7を介して配置されている。
本実施形態では、スロットとは永久磁石2を回転子鉄心4aに埋め込むために回転子鉄心4aに設けられる空間を指す。回転子4は永久磁石2と回転子鉄心4aとを含み、固定子5はコイル3および固定子鉄心5aを含む。
また、熱制御の観点からは、永久磁石2と回転子鉄心4aとの間にエアギャップを設けることが好ましい。しかし、永久磁石2と回転子鉄心4aとを全く接触させないことは困難である。
また、永久磁石2を回転子鉄心4aに固定することが好ましい。永久磁石2を回転子鉄心4aに固定しない場合には、モータの使用時に永久磁石2が動いてしまう。この場合、永久磁石2と回転子鉄心4aとの接触の態様が変化する。これにより永久磁石2と回転子鉄心4aとの間の抵抗が変化してしまい、後述する渦電流にバラツキが生じてしまう。そして、渦電流による発熱にバラツキが生じ、磁石温度を制御しにくくなる。永久磁石2の回転子鉄心4aへの固定方法に特に制限はないが、永久磁石2と回転子鉄心4aとの間の空間に樹脂を充填して固定することが好ましい。また、永久磁石2と回転子鉄心4aとの間の抵抗は10Ω以下とすることが好ましい。この場合には、後述する渦電流を積極的に発生させ、磁石温度を適切に制御しやすくなる。
永久磁石2の配置には特に制限はなく、モータ特性により決定すればよい。温度制御の観点からは、比較的温度が低くなる部分に永久磁石2を設置することが好ましい。例えばシャフト6側から冷却する場合には、シャフト6に近い部分に永久磁石2を配置することが好ましい。固定子5側から冷却する場合には、固定子5に近い部分に永久磁石2を配置することが好ましい。また、図1に図示するように回転子4の内部で永久磁石2をV字に配置すると、永久磁石2に生じた熱がシャフト6および固定子5の両方に伝わりやすくなるため好ましい。
また、回転子鉄心4aに設けられる1つのスロットに挿入される永久磁石2は1個でなくともよい。複数個の永久磁石2を1つのスロットに挿入してもよい。1つのスロット内に隣接して挿入されている永久磁石2間の抵抗は10Ω以下とすることが好ましい。この場合には、後述する渦電流を積極的に発生させ、磁石温度を適切に制御しやすくなる。また、永久磁石2の形状には特に制限はないが、複数の磁石が互いに接する面積を広くすることができる形状が好ましい。さらにコストの面も考慮すると、直方体が好ましい。
また、回転子鉄心4aは珪素鋼板からなることが好ましい。珪素鋼板を用いる場合には、珪素鋼板にスロットとなる穴を設けて複数枚を重ねあわせることにより回転子鉄心4aを作製することができる。この場合の珪素鋼板の厚さは1枚あたり0.25〜0.5mmとすることが温度制御を容易にする観点から好ましい。
従来、永久磁石の磁化によるマグネットトルクに加えて回転子鉄心の磁化によるリラクタンストルクを利用することが出来るIPMモータでは、マグネットトルクは低速回転の場合には有用だが、高速回転の場合には逆にトルク低下の原因となってしまう。これは、高速回転時には、永久磁石の磁力が固定子のコイルに発生させる逆起電力が大きくなってしまうためである。さらに、逆起電力を打ち消すためには逆磁界をかける必要が生じる。この逆磁界によりモータの効率が低下する。
しかし、以下に示す本実施形態に係るIPMモータでは、広い温度範囲および回転数範囲において、トルクおよび効率を向上させることができる。
本実施形態に係るIPMモータ1は、永久磁石2として残留磁束密度の温度係数が所定の範囲内にあるR−T−B系磁石を用いることで、トルクおよび効率を向上させることができる。
具体的には、以下の関係を有する永久磁石2を用いる。
T1(℃)における永久磁石2の残留磁束密度をBr1(mT)、T2(℃)における永久磁石2の残留磁束密度をBr2(T2)、T3(℃)における永久磁石2の残留磁束密度をBr3(mT)とする。そして、T1=23,T2=60,T3=180とする。基準温度をT1(℃)、対象温度をT2(℃)とした場合の永久磁石2の温度係数をα2(%/℃)とする。基準温度をT1(℃)、対象温度をT3(℃)とした場合の前記磁石の温度係数をα3(%/℃)とする。この場合において、
α2=[{(Br2−Br1)/Br1}/(T2−T1)]×100≧−0.10
α3=[{(Br3−Br1)/Br1}/(T3−T1)]×100≦−0.12
を満たす永久磁石2を用いる。
ここで、永久磁石2は、α2≧−0.10であるので、60℃での温度特性が優れており低温での通常の用途に用いる場合でも優れている磁石である。しかし、永久磁石2はα3≦−0.12であるので、23℃での残留磁束密度と比較して180℃での残留磁束密度の低下幅が大きい。すなわち、永久磁石2は、高温での残留磁束密度が低く、高温での通常の用途には適さないと考えられる磁石である。
本実施形態に係るIPMモータ1に用いられる永久磁石2は、上記の通り、60℃での温度特性が優れているが、180℃での温度特性が劣る磁石である。すなわち、高温での通常の用途には適さないと考えられる磁石である。このような永久磁石2を用いることで、本実施形態に係るIPMモータ1は、低温(60〜80℃)かつ低速での使用時のみならず、高温(150〜200℃)かつ高速での使用時においてもトルクおよび効率が優れたIPMモータ1となる。すなわち、上記のような高温での通常の用途には適さないと考えられる永久磁石2を用いることで、幅広い温度および回転数でトルクおよび効率が優れたIPMモータ1となる。
また、Br1≧1300mTであることが好ましい。Br2≧1250mTであることが好ましい。Br3≦1100mTであることが好ましい。さらに、T3での比透磁率μrが1.03以上であることが本発明の効果を、実際のモータの動作点で発揮させることができるため、好ましい。なお比透磁率μrは、磁石特性を磁場に対する磁束の減磁曲線において、cgs単位系で表したときの第2象限での傾きである。
本願では、低速とは回転数が最高回転数の50%以下である場合を指し、高速とは回転数が最高回転数の80%以上である場合を指す。なお、EV用モータおよびHEV用モータとしては、最高回転数が6000〜20000rpmのモータがよく用いられている。また、洗濯機用モータとしては、最高回転数が2000rpm前後のモータがよく用いられている。
上記の構成を有する永久磁石2を用いることで、幅広い温度範囲および回転数範囲でトルクおよび効率が向上するメカニズムは以下に示すメカニズムであると本発明者らは考えている。
まず、IPMモータ1では永久磁石2に起因するマグネットトルクと磁気回路設計に起因するリラクタンストルクとを使用して回転子4を回転させる。低速回転時においては、後述する逆起電力が小さいため、マグネットトルクが高いほど全体のトルクが高くなる。しかし、高速回転時においては、マグネットトルクが高いほど、永久磁石2の磁力が固定子5のコイル3に発生させる逆起電力が大きくなってしまい、リラクタンストルクが低下する。リラクタンストルクが低下するため、全体のトルクが低くなってしまう。この逆起電力を打ち消すために逆磁界をかける必要があり、この逆磁界によりIPMモータ1の効率が低下してしまう。
またIPMモータ1の回転子4を高速回転させると永久磁石2に渦電流が発生し、ジュール熱により発熱して高温になる。この発熱により永久磁石2の残留磁束密度Brが低下する。この際に、本実施形態では、α3≦−0.12であり本実施形態に係る永久磁石2を用いるため、発熱による残留磁束密度Brの低下が大きくなる。そして、永久磁石2の磁束量の低下が大きくなる。磁束量の低下により、マグネットトルクが低くなることで、逆起電力が低下する。そのため、リラクタンストルクが高くなり、高温および高速での使用時におけるIPMモータ1の全体のトルクが高くなる。さらに、高温および高速での使用時における逆起電力も低下するため、必要な逆磁界の強さも低下し、効率が向上する。
また、IPMモータ1を高速回転から低速回転に切り替える場合には、永久磁石2の温度を低下させることが好ましい。IPMモータ1の回転数に応じて永久磁石2の温度を制御する方法に制限はなく、例えばセンサを用いてIPMモータ1の回転数をモニタリングし、回転数に応じて冷却機構(空冷、水冷、油冷など)を作動させることで永久磁石2の温度を制御することができる。
永久磁石2の温度が低下することで、永久磁石2の残留磁束密度Brが上昇する。そして、永久磁石2の磁束量が大きくなり、マグネットトルクが大きくなる。低速回転ではマグネットトルクが高いほど全体のトルクが高くなる。本実施形態では、低温での残留磁束密度が大きい永久磁石2、すなわち、α2≧−0.10である永久磁石2を用いるため、低速回転でのトルクが向上し、低速回転での効率が向上する。また、IPMモータ1は、単に温度を変化させることで磁石の磁力を大きく変化させることができるため、磁石の磁力を変化させるためのシステム制御が簡易であり、磁石の磁力を変化させるためにモータを一時停止する必要がない。
永久磁石2としては例えば希土類永久磁石が用いられる。希土類永久磁石の組成には特に制限はない。例えば、R−T−B系磁石とすることができる。
R−T−B系磁石のRは希土類元素である。本実施形態に係るR−T−B系磁石に含まれるRの種類には特に制限はないが、Ndを含むことが好ましく、NdおよびPrを含むことがさらに好ましい。さらに、RとしてDyを含んでもよい。
R−T−B系磁石のBはホウ素のみ、またはホウ素および炭素である。
R−T−B系磁石のTとしては、Feのみ、あるいはFeおよびCoを含む。また、FeおよびCo以外の遷移金属元素から選択される1種以上をTとして含んでいてもよい。
また、本実施形態に係るR−T−B系磁石では、R,TおよびBの他の元素を含むことができる。他の元素の種類には特に制限はなく、例えばSi,Al,S,Mn,Zr,Nb,CuまたはGaを含むことができるが、上記以外の元素を含んでもよい。
本実施形態に係るR−T−B系磁石においては、全質量に対するRおよびBの含有量は、それぞれ以下の通りであることが好ましいが、以下の数値範囲に限定されない。
R:29〜33質量%、
B:0.8〜1.1質量%、
さらに、上記のR、BおよびFe以外の元素の合計含有量を3質量%以下とすることが好ましい。
α2≧−0.10とα3≦−0.12とを同時に達成するように残留磁束密度の温度係数を調整する方法には特に限定はない。例えば、永久磁石2のキュリー温度を低下させることにより、α2≧−0.10とα3≦−0.12とを同時に達成しやすくなる。具体的には、RFe14B相にAl,S,Si,MnおよびGaからなる群から選択される1種以上を固溶させることができる。Al,S,Si,MnおよびGaからなる群から選択される1種以上を固溶させる方法には特に制限はない。例えば、後述する製造工程において、原料粉末の混合時にAl,S,Si,MnおよびGaからなる群から選択される1種以上を含む原料粉末を添加すればよい。なお、Coを固溶させることは、低温での温度特性を向上させる点では好ましいが、キュリー温度が上昇する傾向にある。また、Cuを固溶させることは、磁石の耐熱性を向上させる点で好ましく、Zrを固溶させることはμrの直線性を向上させる点で好ましい。
また、上記各元素の好ましい含有量は以下の通りである。
Al:0.1〜1wt%
S:0.01〜0.5wt%
Mn:0.01〜0.5wt%
Cu:0.01〜0.5wt%
Zr:0.05〜0.8wt%
Ga:0.05〜0.8wt%
Si:0〜0.4wt%(0wt%を含む)
特にSiの含有量を上記の範囲内とすることで、高温での残留磁束密度を低下させやすくなる。
また、上記の通り、永久磁石2と回転子鉄心4aとの間の抵抗、および、回転子鉄心4aに設けられるスロット内に隣接して挿入されている2つの永久磁石2間の抵抗は10−4Ω以上、10Ω以下とすることが好ましい。永久磁石2の表面に表面処理を施さないか、電気を通す表面処理を施すことで上記の抵抗を10−4Ω以上、10Ω以下としやすくなる。電気を通す表面処理としては、例えば酸化処理または化成処理などによる表面改質、またはめっきなどが例示される。
また、本実施形態に係る永久磁石2は、高温での残留磁束密度Brは室温での残留磁束密度Brと比較して低下することが好ましいものの、保磁力HcJは高温でも室温(低温)でも高くなることが好ましい。保磁力HcJを高温でも室温でも高くするためには、重希土類元素を粒界拡散させることが好ましい。重希土類元素としては、DyまたはTbのうち一種以上であることが好ましい。粒界拡散により保磁力HcJが向上し、低温および高温でのトルク特性および効率が向上する。
以下、本実施形態に係るIPMモータに用いられるR−T−B系焼結磁石の製造方法について詳しく説明していくが、特記しない事項については、公知の方法を用いればよい。
本実施形態に係るR−T−B系焼結磁石は通常の粉末冶金法により製造することができ、該粉末冶金法は、原料合金を調製する調製工程、前記原料合金を粉砕して原料微粉末を得る粉砕工程、前記原料微粉末を成形して成形体を作製する成形工程、前記成形体を焼結して焼結体を得る焼結工程、及び前記焼結体に時効処理を施す熱処理工程を有する。
調製工程は、本実施形態に係る希土類磁石に含まれる各元素を有する原料合金を調製する工程である。まず、所定の元素を有する原料金属等を準備し、これらを用いてストリップキャスティング法等を行う。これによって原料合金を調製することができる。原料金属等としては、例えば、希土類金属や希土類合金、純鉄、フェロボロン、カーボン、またはこれらの合金が挙げられる。これらの原料金属等を用い、所望の組成を有する希土類磁石が得られるような原料合金を調製する。
調整方法の一例としてストリップキャスティング法を説明する。ストリップキャスティング法は、溶湯をタンディッシュに流し込み、タンディッシュからさらに内部が水冷された回転する銅ロール上に、前記原料金属等を溶解させた溶湯を流して冷却凝固させるものであるが、凝固時の冷却速度は、溶湯の温度、供給量、冷却ロールの回転速度を調節することによって所望の範囲に制御することができる。前記凝固時の冷却速度は、作製しようとする希土類磁石の組成等の条件に応じて適宜設定することが好ましいが、好ましくは500〜11000℃/秒で行えばよい。前記凝固時の冷却速度をこのように制御することにより、高温での残留磁束密度を低下させ、α3≦−0.12としやすくなる。高温での残留磁束密度が上記の冷却速度により変化するメカニズムは不明であるが、主相粒子中に固溶する元素の配分割合が上記の冷却速度に応じて変化することが原因であると考えている。
粉砕工程は、調製工程で得られた原料合金を粉砕して原料微粉末を得る工程である。この工程は、粗粉砕工程及び微粉砕工程の2段階で行うことが好ましいが、微粉砕工程のみの1段階としても良い。
粗粉砕工程は、例えばスタンプミル、ジョークラッシャー、ブラウンミル等を用い、不活性ガス雰囲気中で行うことができる。水素を吸蔵させた後、粉砕を行う水素吸蔵粉砕を行うこともできる。粗粉砕工程においては、原料合金を、粒径が数百μmから数mm程度の粗粉末となるまで粉砕を行う。
微粉砕工程は、粗粉砕工程で得られた粗粉末(粗粉砕工程を省略する場合には原料合金)を微粉砕して、平均粒径が数μm程度の原料微粉末を調製する。原料微粉末の平均粒径は、焼結後の結晶粒の成長度合を勘案して設定すればよい。微粉砕は、例えば、ジェットミルを用いて行うことができる。
微粉砕の前には粉砕助剤を加えることができる。粉砕助剤を加えることで粉砕性を改善し、成形工程での磁場配向を容易にする。粉砕助剤の種類および添加量には特に制限はない。
成形工程は、原料微粉末を磁場中で成形して成形体を作製する工程である。具体的には、原料微粉末を電磁石中に配置された金型内に充填した後、電磁石により磁場を印加して原料微粉末の結晶軸を配向させながら、原料微粉末を加圧することにより成形を行うことで成形体を作製する。この磁場中の成形は、例えば、1000〜1600kA/mの磁場中、30〜300MPa程度の圧力で行えばよい。
焼結工程は、成形体を焼結して焼結体を得る工程である。前記磁場中の成形後、成形体を真空もしくは不活性ガス雰囲気中で焼結し、焼結体を得ることができる。焼結条件は、成形体の組成、原料微粉末の粉砕方法、粒度等の条件に応じて適宜設定すればよい。
熱処理工程は、焼結体を時効処理する工程である。熱処理は500℃〜900℃の温度範囲で行えばよく、2段階に分けて行ってもよい。熱処理温度を上記の範囲内で変化させることで、高温での残留磁束密度を変化させ、α3を制御することができる。
熱処理後の冷却速度は、50℃/分以上、250℃/分以下とすることが好ましい。冷却速度を上記の範囲内で変化させることで、高温での残留磁束密度を変化させ、α3を制御することができる。
本実施形態では、前記焼結体に対して、重希土類元素を粒界拡散させる工程を有してもよい。粒界拡散は、塗布または蒸着等により重希土類元素を、必要に応じて前処理を施した焼結体の表面に付着させた後、熱処理を行うことにより、実施することができる。これにより、最終的に得られるR−T−B系焼結磁石の保磁力をさらに向上させることができる。なお、前処理の内容には特に制限はない。例えば公知の方法でエッチングを施した後に洗浄し、乾燥する前処理が挙げられる。
なお、重希土類元素を付着させる方法には特に制限は無い。例えば、蒸着、スパッタリング、電着、スプレー塗布、刷毛塗り、ディスペンサ、ノズル、スクリーン印刷、スキージ印刷、シート工法等を用いる方法がある。
重希土類元素を付着させてから重希土類元素を焼結体内部に拡散処理させる。拡散処理の方法には特に限定はないが、通常は真空または不活性ガス中における加熱により拡散処理を実施する。拡散処理温度にも特に制限はない。
以上の工程により得られたR−T−B系焼結体は、めっきや樹脂被膜や酸化処理、化成処理などの表面処理を施してもよい。
以上の工程により得られたR−T−B系焼結体は、回転子に組み付けられる前後において、磁場をかけて最終的にR−T−B系焼結磁石とする。磁場5Tで着磁したときの磁石が発するフラックスを100%として、完全に着磁されていない場合の割合を着磁率とする。着磁率を変えることで、Brの温度係数を変えることができ、97.0%〜100.0%にすることが好ましく、97.0%〜99.5%にすることがさらに好ましい。着磁率を97.0%〜100.0%にすることで、α3≦−0.12を達成させやすくなる。また、低温でのトルクおよび効率を向上させやすくなる。さらに、着磁率を97.0%〜99.5%にすることで、高温での効率を向上させやすくなる。
本実施形態に係るIPMモータ2は上記のR−T−B系焼結磁石を用いる他は通常の製造方法により製造することができ、製造方法に特に制限はない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
例えば、上記の実施形態ではIPMモータ2にR−T−B系希土類焼結磁石を用いる場合について記載しているが、IPMモータ2以外のモータであってもよい。上記の温度特性を有するR−T−B系希土類焼結磁石が特に適しているのは、マグネットトルクおよびリラクタンストルク用いるモータである。この観点によれば、リニアモータにも本実施形態の永久磁石を用いることで良好な特性を得ることができると考えられる。また、上記のモータ用R−T−B系希土類焼結磁石は、IPMモータ、リニアモータの他にも、例えば、SPMモータ、永久磁石直流モータ、ボイスコイルモータ、振動モータなどにも用いることができる。
また、本発明のモータの用途には特に制限はない。例えばエアコン等のコンプレッサーの他、自動車(特にHV、HEV、FCV等)のコンプレッサーにも用いることができる。
以下、本発明の内容を実施例及び比較例を参照してさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実験例1)
まず、重量割合で20%Nd−7%Pr−4%Dy−z%Co−x%Al−0.2%Cu−0.2%Zr−0.1wt%Ga−y%Si−0.95%B−bal.Feの組成を有する焼結磁石が得られるように、ストリップキャスティング(SC)法により、上記組成を有する原料合金を作製した。なお、原料合金作製時の凝固時における冷却速度は2500℃/秒とした。
次いで、原料合金に室温で水素を吸蔵させた後、540℃で、3時間、脱水素処理を行って、原料合金を水素粉砕(粗粉砕)した。尚、各実施例及び比較例では、この水素粉砕処理から焼結までの各工程(微粉砕及び成形)においては、酸素濃度を100ppm未満の雰囲気として行なった。
次に、水素粉砕後微粉砕を行う前に、原料合金の粗粉砕粉末に、粉砕助剤として、ステアリン酸亜鉛を0.05wt%添加し、ナウターミキサーを用いて混合した。その後、ジェットミルを用いて微粉砕を行い、平均粒子径が4μm程度の微粉砕粉末とした。
得られた微粉砕粉末を、電磁石中に配置された金型内に充填し、1200kA/mの磁場を印加しながら120MPaの圧力を加え、磁場中で成形し、成形体を得た。その後、得られた成形体を、真空中において1050℃で4時間保持して焼成した後、急冷して、上記の組成を有する焼結体(R−T−B系焼結磁石)を得た。そして、得られた焼結体を、800℃で1時間、および、550℃で1時間(ともにArガス雰囲気中)の2段階の時効処理を施した後、急冷して、表1に示す実施例1〜3および比較例1〜4のR−T−B系焼結磁石を得た。なお、磁石の形状は11mm×11mm×10mmの直方体状とした。
得られた各R−T−B系焼結磁石の残留磁束密度を着磁率99.5%でB−Hトレーサーを用いて測定した。T1=23℃、T2=60℃、T3=180℃として、Br1,Br2およびBr3を測定し、α2およびα3を算出した。結果を表1に示す。
さらに、得られた各R−T−B系焼結磁石(実施例1〜3および比較例1〜4)を図1に示すIPMモータに適用した場合について2次元シミュレーションし、トルクおよび効率を求めた。冷却機構としては油冷を用いる設定である。また、効率は出力/入力で算出し、入力は電力量を測定し、出力は角速度×トルクで算出する設定である。また、角速度は回転数から計算する。
そして、回転数を3000rpmに固定し、温度を60〜80℃で変化させた場合のトルクおよび効率をシミュレーションした。さらに、回転数を8200rpmに固定し、温度を150〜200℃で変化させた場合のトルクおよび効率をシミュレーションした。結果を表2および表3に示す。
表2では、実施例1(x=0.5,y=0.4,z=2)のトルクを1.000とした場合の比率(トルク比)を記載している。表3では、実施例1の効率を1.0000とした場合の比率(効率比)を記載している。本実施例では、トルク比は実施例1を基準として±2.0%以内、すなわちトルク比が0.980〜1.020であれば同程度であると評価する。効率比は実施例1を基準として±0.04%以内、すなわち効率比が0.9996〜1.0004であれば同程度であると評価する。
Figure 2017216778
Figure 2017216778
Figure 2017216778
60℃でのトルクは、比較例4が劣る他は全ての実施例および比較例が実施例1と同程度以上に優れている。また、60℃での効率は、比較例3および4が劣る他は全ての実施例および比較例が実施例1と同程度以上に優れている。また、70℃および80℃での効率も同様の傾向となっている。
これに対し、180℃でのトルクは実施例1〜3が比較例1〜4よりも優れている。また、150℃および200℃でのトルクも、一部の比較例で実施例1〜3と同等となっている場合もあるが、全体的には同様の傾向となっている。また、180℃での効率は実施例1〜3が比較例1〜4よりも優れている。また、150℃および200℃での効率も、一部の比較例で実施例1〜3と同等となっている場合もあるが、全体的には同様の傾向となっている。
以上より、α3の絶対値が大きい実施例1〜3の磁石を用いたモータは60〜80℃で用いる場合でも150〜200℃で用いる場合でもトルクおよび効率が比較例1〜4よりも優れている。
また、ケイ素の含有量およびコバルトの含有量以外が同一組成である実施例1〜3および比較例1〜2について横軸をα3、縦軸をトルク比としたグラフが図2であり、横軸をα3、縦軸を効率比としたグラフが図3である。
表1,図2および図3より、実施例1〜3は比較例1および2より温度係数α3の絶対値が高い。そして、α3の絶対値が高い磁石を用いる方が、高温および高回転時のトルクが高く、効率が優れていることが分かる。
(実験例2)
着磁率を変化させた点以外は実験例1の実施例3と同様にして磁石を作製し、上記測定およびシミュレーションを行った。結果を表4〜表6に示す。なお、実験例2では70℃でのトルクおよび効率はシミュレーションしなかった。
Figure 2017216778
Figure 2017216778
Figure 2017216778
表4〜表6より、α2およびα3が所定の範囲内である実施例31〜32では、60〜80℃でも150〜200℃でも実施例3と同様にトルクおよび効率が優れていた。一方、α3が所定の範囲内にない比較例31では、150〜200℃でのトルク、60での効率および180℃での効率が実施例1より劣る結果となった。
1…IPMモータ
2…永久磁石
3…コイル
4…回転子
4a…回転子鉄心
5…固定子
5a…固定子鉄心
6…シャフト
7…回転子と固定子との間の空隙

Claims (8)

  1. モータ用磁石およびコイルを有するモータであり、
    前記モータ用磁石において、T1(℃)における残留磁束密度をBr1(mT)、T2(℃)における残留磁束密度をBr2(T2)、T3(℃)における残留磁束密度をBr3(mT)とし、
    T1=23,T2=60,T3=180とし、
    基準温度をT1(℃)とし、対象温度をT2(℃)とした場合の温度係数をα2(%/℃)、基準温度をT1(℃)とし、対象温度をT3(℃)とした場合の温度係数をα3(%/℃)とした場合において、
    α2=[{(Br2−Br1)/Br1}/(T2−T1)]×100≧−0.10
    α3=[{(Br3−Br1)/Br1}/(T3−T1)]×100≦−0.12
    であることを特徴とするモータ。
  2. Br1≧1300mTである請求項1記載のモータ。
  3. Br2≧1250mTである請求項1または2に記載のモータ。
  4. Br3≦1100mTである請求項1〜3のいずれかに記載のモータ。
  5. 前記モータ用磁石がR−T−B系磁石である請求項1〜4のいずれかに記載のモータ。
  6. 前記RにNdが含まれ、前記TにFeが含まれる請求項5に記載のモータ。
  7. 前記R−T−B系磁石全体を100wt%としてSiの含有量が0〜0.4wt%(0を含む)である請求項5または6に記載のモータ。
  8. IPMモータである請求項1〜7のいずれかに記載のモータ。
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