JP2017216042A - 回路基板ケースおよび回路基板付ケーブルユニット - Google Patents

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亮祐 松井
Ryosuke Matsui
亮祐 松井
伸吾 吉田
Shingo Yoshida
伸吾 吉田
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Abstract

【課題】回路基板の形状等の変更に伴う回路基板ケースの設計等に要する工数を削減する。【解決手段】略矩形状の回路基板を収容する回路基板ケースは、第1の開口部と第2の開口部を有する筒状体であって、回路基板を内部に収容可能なケース本体と、回路基板の第1の辺側に接続される第1のケーブルと、第1のケーブルが気密に貫通される第1のケーブル支持部であって、第1の開口部に着脱可能に取付けられる第1のケーブル支持部と、回路基板の第1の辺と対向する第2の辺側に接続される第2のケーブルと、第2のケーブルが気密に貫通される第2のケーブル支持部であって、第2の開口部に着脱可能に取付けられる第2のケーブル支持部と、を備え、第1のケーブル支持部と第2のケーブル支持部とによって、ケース本体が密閉される。【選択図】図2

Description

本発明は、回路基板を収容する回路基板ケースに関する。
従来、回路基板を回路基板ケースに収容して、耐衝撃、防水、および防塵等を実現する技術が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2008−112600号公報 特開2011−25719号公報 特開2012−141300号公報
従来は、収容する回路基板の形状、レイアウト、回路基板に接続されるケーブルの取回し等に合わせて、専用の回路基板ケースが設計されていた。そのため、基板の形状等の変更の度に、回路基板ケースおよび組み付け工程の設計を行っており、それらの設計に工数を要していた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、略矩形状の回路基板を収容する回路基板ケースが提供される。この回路基板ケースは、第1の開口部と第2の開口部を有する筒状体であって、前記回路基板を内部に収容可能なケース本体と、前記回路基板の第1の辺側に接続される第1のケーブルと、前記第1のケーブルが気密に貫通される第1のケーブル支持部であって、前記第1の開口部に着脱可能に取付けられる第1のケーブル支持部と、前記回路基板の前記第1の辺と対向する第2の辺側に接続される第2のケーブルと、前記第2のケーブルが気密に貫通される第2のケーブル支持部であって、前記第2の開口部に着脱可能に取付けられる第2のケーブル支持部と、を備え、前記第1のケーブル支持部と前記第2のケーブル支持部とによって、前記ケース本体が密閉される。
この形態の回路基板ケースは、回路基板ケースを構成するケース本体と、第1のケーブル支持部と、第2のケーブル支持部と、が着脱可能に構成されている。そのため、回路基板ケース内に収容される回路基板の形状等が変更された場合に、構成部品の一部を変更することにより、変更された回路基板を収容可能とすることができる。例えば、平面形状が略長方形状を成す回路基板の場合に、回路基板の長辺の長さが長くなった場合には、ケース本体の長さを回路基板の長さに合わせて長くし、第1のケーブル支持部と、第2のケーブル支持部とを、そのまま使用することができる。そのため、回路基板ケースおよび組み付け工程の再設計に要する工程を削減することができる。
(2)上記形態の回路基板ケースであって、前記第2のケーブル支持部は、前記第2のケーブルが気密に貫通される支持部本体と、前記第2の開口部に着脱可能に構成され、前記支持部本体を前記第2の開口部に固定する固定部と、を有し、前記支持部本体と、前記固定部とは、着脱可能に構成されてもよい。このようにすると、第2のケーブル支持部が着脱可能な2つの部品を有するため、例えば、回路基板のサイズの変更に伴って、ケース本体の第2の開口部の形状が変更された場合に、支持部本体は変更せず、固定部の形状を第2の開口部の形状に合わせて変更することにより、サイズ変更後の回路基板を収容可能にすることができる。そのため、支持部本体を、回路基板サイズの変更前後において共通して使用することができ、製品コストを低減することができる。
(3)上記形態の回路基板ケースであって、前記第1のケーブル支持部は、前記ケース本体の内周に接触する、弾性を有する第1のシール部材を備え、前記第2のケーブル支持部は、前記ケース本体の内周に接触する、弾性を有する第2のシール部材を備えてもよい。回路基板ケースに回路基板が収容され、第1のケーブルおよび第2のケーブルが回路基板に接続されると、回路基板が第1のケーブル支持部および第2のケーブル支持部によって支持される。第1のケーブル支持部が備える第1のシール部材と、第2のケーブル支持部が備える第2のシール部材は、ケース本体の内周に接触するため、第1,2のシール部材によってケース本体の振動が吸収され、回路基板に伝搬する振動を抑制することができる。
(4)上記形態の回路基板ケースであって、前記第1のケーブル支持部は、前記回路基板を支持する第1の回路基板支持部を備え、前記第2のケーブル支持部は、前記回路基板を支持する第2の回路基板支持部を備えてもよい。このようにすると、回路基板が第1,2の回路基板支持部を介して第1,2のケーブル支持部によって支持されるため、回路基板を回路基板ケース内に収容した際に、回路基板ケース内で回路基板が確実に支持される。
(5)本発明の他の形態によれば、回路基板付ケーブルユニットが提供される。この回路基板付ケーブルユニットは、上記形態のいずれか1つの回路基板ケースと、前記回路基板ケースの前記ケース本体の内部に収容されている回路基板と、を備える。この形態の回路基板付ケーブルユニットによれば、上記形態の回路基板ケースによって得られる作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、回路基板ケースの製造方法、回路基板と回路基板ケースとを備える回路基板付きケーブルユニット、該回路基板付きケーブルユニットの製造方法等の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態の回路基板ケースの概略構成を示す斜視図である。 回路基板ケースの分解斜視図である。 第1のケーブル支持部と、支持部本体とを示す斜視図である。 回路基板付ケーブルユニットの構成を示す平面図である。 回路基板付ケーブルユニットの断面図である。 回路基板付ケーブルユニットの製造工程を示す工程図である。
A.実施形態:
図1は、本発明の一実施形態の回路基板ケース100の概略構成を示す斜視図である。回路基板ケース100は、ケース本体10と、第1のケーブル群20Sと、第1のケーブル支持部30と、第2のケーブル群40Sと、第2のケーブル支持部50と、を備える。第1のケーブル群20Sは、複数の(本実施形態では6本)第1のケーブル20を備える。複数の第1のケーブル20は、チューブ、粘着テープ等(不図示)によってまとめられており、その先端には、コネクタ(不図示)が接続されている。第2のケーブル群40Sは、複数の(本実施形態では4本)第2のケーブル40を備える。複数の第2のケーブル40は、チューブ46によってまとめられており、その先端には、コネクタ48が接続されている。第1のケーブル支持部30と第2のケーブル支持部50とによって、ケース本体10が密閉される。
図2は、回路基板ケース100の分解斜視図である。図3は、第1のケーブル支持部30と、支持部本体52とを示す斜視図である。図3は、図2に示す第1のケーブル支持部30および支持部本体52の裏側の面(図2における下側の面)を図示している。図2,3では、説明の便のために、回路基板ケース100に収容される回路基板200を共に図示している。図4Aは、本実施形態の回路基板ケース100に回路基板200が収容された回路基板付ケーブルユニット1000の構成を示す平面図である。図4Bは、回路基板付ケーブルユニット1000の断面図(図4AにおけるA−A切断面)である。
図2に示すように、ケース本体10は、第1の開口部11と、第2の開口部12とを有する筒状体である。第1の開口部11は、長円形状(二つの等しい長さの平行線と二つの半円形からなる形状)を成し、第2の開口部12は、第1の開口部11より大きい長円形状を成す。ケース本体10は、外表面に、複数(本実施形態では4つ)の掛合爪部13を有する。
回路基板ケース100に収容される回路基板200は、平面形状が略長方形状を成し、一方の短辺である第1の辺210側に、第1のケーブル20が接続される複数個(本実施形態では、6個)の第1の接続孔212と、後述する第1の回路基板支持部38が接続される複数個(本実施形態では、2個)の第1の支持孔218を備える。また、回路基板200は、他方の短辺である第2の辺220側に、第2のケーブル40が接続される複数個(本実施形態では、4個)の第2の接続孔222と、後述する第2の回路基板支持部58が接続される複数個(本実施形態では、2個)の第2の支持孔228を備える。
第1のケーブル支持部30は、第1のケーブル20が気密に貫通されて、第1のケーブル20を支持する部品であり、ケース本体10の第1の開口部11に着脱可能に構成されている。図3に示すように、第1のケーブル支持部30は、第1のケーブル20が挿通される複数(本実施形態では6つ)の貫通孔31と、第1のシール部材36と、複数(本実施形態では2つ)の第1の回路基板支持部38と、を備える。第1のケーブル20が貫通孔31に挿通されると、第1のケーブル20が備えるゴム製の防水部材24(図4B)によって、貫通孔31が閉塞される。第1のシール部材36は、弾性を有し、例えば、EPDM(エチレンプロピレンゴム)、CR(クロロプレンゴム)、NBR(ニトリルゴム)、シリコーンゴム等のゴム材料、PVC(ポリ塩化ビニル)、TPO(ポリオレフィン系エラストマー)、SBC(スチレン・ブタジエン共重合体)等の樹脂材料を用いることができる。回路基板ケース100の完成品において、第1のシール部材36が、ケース本体10の内周に接触して、回路基板ケース100の気密性を確保する(図4B)。図3に示すように、回路基板200を回路基板ケース100に収納する際に、第1の回路基板支持部38を回路基板200の第1の支持孔218に嵌通することにより、回路基板200が第1のケーブル支持部30に支持される。第1の回路基板支持部38は、第1の支持孔218に嵌通された後、脱落しないように構成されている。また、第1のケーブル20の第1の端子部22が、回路基板200の第1の接続孔212に挿通され、はんだ付けによって回路基板200に固定される。すなわち、第1のケーブル20は、回路基板200の第1の辺210側に接続される。
第2のケーブル支持部50は、第2のケーブル40が気密に貫通されて、第2のケーブル40を支持する部品であり、ケース本体10の第2の開口部12に着脱可能に構成されている。図2に示すように、第2のケーブル支持部50は、支持部本体52と、固定部54と、を備え、支持部本体52と、固定部54とは着脱可能に構成されている。
図3に示すように、支持部本体52は、第2のケーブル40が挿通される複数(本実施形態では4つ)の貫通孔521と、第2のシール部材56と、第3のシール部材57と、複数(本実施形態では2つ)の第2の回路基板支持部58と、を備える。第2のケーブル40が貫通孔521に挿通されると、第2のケーブル40が備えるゴム製の防水部材44(図4B)によって、貫通孔521が閉塞される。図4Bに示すように、回路基板ケース100の完成品において、第2のシール部材56が、ケース本体10の内周に接触し、第3のシール部材57が、固定部54の内周と接触する。第2のシール部材56および第3のシール部材57は、第1のシール部材36と同様の材料によって形成され、弾性を有する。第2のシール部材56によって、回路基板ケース100の気密性が確保される。
回路基板200を回路基板ケース100に収納する際に、第2の回路基板支持部58を回路基板200の第2の支持孔228に嵌通することにより、回路基板200が支持部本体52に支持される。第2の回路基板支持部58は、第2の支持孔228に嵌通された後、脱落しないように構成されている。また、第2のケーブル40の第2の端子部42が、回路基板200の第2の接続孔222に挿通され、はんだ付けによって回路基板200に固定される。すなわち、第2のケーブル40は、回路基板200の第2の辺220側に接続される。
このように、回路基板200は、第1のケーブル支持部30および第2のケーブル支持部50に支持されている。さらに、第1のケーブル支持部30が第1の回路基板支持部38を備え、第2のケーブル支持部50が第2の回路基板支持部58を備えるため、回路基板200が第1のケーブル支持部30および第2のケーブル支持部50に面で当接し、より安定して回路基板200が支持される。
図2に示すように、固定部54は、支持部本体52が挿通される貫通孔が形成された有底筒状を成す。固定部54は、側面に複数(本実施形態では4つ)の掛合孔543を備える。ケース本体10の第2の開口部12側に、固定部54を被せて、ケース本体10の掛合爪部13を掛合孔543に掛合させることにより、固定部54がケース本体10に固定される。固定部54によって、支持部本体52が、ケース本体10の第2の開口部12に固定される。
なお、第1のケーブル支持部30に複数の第1のケーブル20を挿通し、第1の端子部22の先端を曲折して、第1のケーブル支持部30と第1のケーブル群20Sとを一体的に組み付けたものを「第1のハーネスASSY110」とも呼び、支持部本体52に複数の第2のケーブル40を挿通し、第2の端子部42の先端を曲折して、支持部本体52と第2のケーブル群40Sとを一体的に組み付けたものを、「第2のハーネスASSY120」とも呼ぶ(図3)。
図5は、回路基板付ケーブルユニット1000の製造工程を示す工程図である。ステップS102では、第1のハーネスASSY110と、第2のハーネスASSY120とを、それぞれ、組み付ける。詳しくは、第1のケーブル支持部30に複数の第1のケーブル20を挿通し、第1の端子部22の先端を曲折する(第1のハーネスASSY110)。同様に、支持部本体52に複数の第2のケーブル40を挿通し、第2の端子部42の先端を曲折する(第2のハーネスASSY120)。図5では、第2のハーネスASSY120の組み付け工程を図示している。
ステップS104では、回路基板200に第1のハーネスASSY110と第2のハーネスASSY120とを取付け、回路基板200をケース本体10に入れ、固定部54でケース本体10の第2の開口部12に蓋をする。具体的には、第1のハーネスASSY110をケース本体10に挿通し、第2のハーネスASSY120を固定部54に挿通した状態で、回路基板200に第1のハーネスASSY110と第2のハーネスASSY120とを取付け、第1のケーブル20の第1の端子部22,第2のケーブル40の第2の端子部42を、それぞれはんだ付けにより回路基板200に接続する。そして、回路基板200をケース本体10に入れ、固定部54をケース本体10の第2の開口部12に取付ける。これにより、回路基板付ケーブルユニット1000が完成する(ステップS106)。回路基板付ケーブルユニット1000は、例えば、酸素、窒素酸化物、炭化水素などの特定ガス成分の濃度を検出するセンサや、被測定流体の温度や圧力などの物理量を検知するセンサとして構成される。
以上説明したように、本実施形態の回路基板ケース100は、ケース本体10と、第1のケーブル支持部30と、第2のケーブル支持部50と、が着脱可能に構成されている。そのため、例えば、回路基板200の長辺の長さが変更された場合に、ケース本体10の長さを回路基板200の長さに応じた長さに変更すれば、第1のケーブル支持部30と第2のケーブル支持部50を変更しなくても、そのまま、サイズ変更後の回路基板200を収容することができる。そのため、回路基板のサイズ変更毎に回路基板ケースの設計を変更する場合と比較して、回路基板ケースおよび組み付け工程の再設計に要する工程を削減することができる。また、第1のケーブル支持部30および第2のケーブル支持部50を、変更せず使用することができるため、製品コストを抑えることができる。
さらに、第2のケーブル支持部50は、互いに着脱可能に構成された支持部本体52と、固定部54と、を有する。そのため、回路基板200のサイズ変更に伴い、ケース本体10の第2の開口部12の形状が変更された場合に、支持部本体52を変更せず、固定部54の形状をケース本体10の第2の開口部12の形状に合わせて変更することにより、サイズ変更後の回路基板を収容可能な回路基板ケース100を構成することができる。そのため、回路基板ケースの再設計に要する工程を削減することができる。また、支持部本体52を、変更せず使用することができるため、製品コストを抑えることができる。
また、第1のケーブル支持部30は、第1のシール部材36を備え、第2のケーブル支持部50は、第2のシール部材56を備える。回路基板ケース100に回路基板200が収容されると、回路基板200が第1のケーブル支持部30および第2のケーブル支持部50によって支持される。第1のケーブル支持部30が備える第1のシール部材36と、第2のケーブル支持部50が備える第2のシール部材56は、ケース本体の内周に接触するため(図4B)、第1,2のシール部材36,56によってケース本体10の振動が吸収され、回路基板200に伝搬する振動を抑制することができる。
また、第1のケーブル支持部30は第1の回路基板支持部38を備え、第2のケーブル支持部50は第2の回路基板支持部58を備え、回路基板200が第1,2の回路基板支持部38,58を介して、第1,2のケーブル支持部30,50によって支持されるため、第1,2の回路基板支持部38,58を備えない場合と比較して、回路基板ケース100内で回路基板200が確実に支持される。
また、本実施形態の回路基板ケース100は、構成および形状が簡単であるため、製造工程を単純化でき、また金型コスト等を低減することができるため、製造コストを低減することができる。
B.変形例:
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。例えば、次のような変形も可能である。
(1)上記実施形態において、第2のケーブル支持部50は、互いに着脱可能に構成された支持部本体52と固定部54とを備える構成を例示したが、第2のケーブル支持部50は、支持部本体52と固定部54とが一体的に(分離不可能に)構成されてもよい。このようにしても、回路基板200のサイズの変更に応じた回路基板ケースの再設計等に要する工数を削減することができる。
(2)上記実施形態において、第1のシール部材36,第2のシール部材56,および防水部材24,44によって、回路基板ケース100の気密性を確保する構成を例示したが、回路基板ケース100の気密性を確保する構成は、上記実施形態に限定されない。例えば、第1のシール部材36および第2のシール部材56を、それぞれ、ケース本体10が備えてもよい。また、第2のシール部材56に代えて、ケース本体10の外周であって固定部54の内周(換言すると、ケース本体10と固定部54との間)に、シール部材を備えてもよい。但し、上記実施形態の構成により回路基板ケース100の気密性を確保する場合には、第1のシール部材36と第2のシール部材56とにより、ケース本体10の振動が吸収されて、回路基板200に伝搬する振動が抑制されるため好ましい。
(3)上記実施形態では、固定部54として、ケース本体10の第2の開口部12に被さる形状を例示したが、この形状に限定されない。例えば。ケース本体10の第2の開口部12内に嵌合する形状にしてもよい。このようにした場合には、固定部54をケース本体10の第2の開口部12に着脱可能に構成すればよい(例えば、固定部54の外周に掛合爪部を形成し、ケース本体10の対応する箇所に掛合孔を形成する)。
(4)上記実施形態では、ケース本体10の掛合爪部13が固定部54の掛合孔543に掛合することにより固定部54がケース本体10の第2の開口部12に固定される例を示したが、固定部54をケース本体10に固定するための構成は、上記実施形態に限定されない。例えば、固定部54の内周に掛合爪部を形成し、ケース本体10の対応する箇所に掛合孔を形成してもよい。
(5)上記実施形態における第1の回路基板支持部38と第2の回路基板支持部58とを、備えない構成にしてもよい。このようにしても、第1のケーブル20および第2のケーブル40により回路基板200が支持される。但し、第1の回路基板支持部38と第2の回路基板支持部58を備えることにより、回路基板200が確実に第1のケーブル支持部30および第2のケーブル支持部50に支持されるため、好ましい。
(6)第1の回路基板支持部38および第2の回路基板支持部58の形状は、上記実施形態に限定されず、回路基板200を支持可能な形状であればよい。例えば、回路基板200の第1の辺210および第2の辺220を挟持する形状にしてもよい。
10…ケース本体
11…第1の開口部
12…第2の開口部
13…掛合爪部
20…第1のケーブル
20S…第1のケーブル群
22…第1の端子部
24…防水部材
30…第1のケーブル支持部
31…貫通孔
36…第1のシール部材
38…第1の回路基板支持部
40S…第2のケーブル群
42…第2の端子部
44…防水部材
46…チューブ
48…コネクタ
50…第2のケーブル支持部
52…支持部本体
54…固定部
56…第2のシール部材
57…第3のシール部材
58…第2の回路基板支持部
100…回路基板ケース
200…回路基板
210…第1の辺
212…第1の接続孔
218…第1の支持孔
220…第2の辺
222…第2の接続孔
228…第2の支持孔
521…貫通孔
543…掛合孔
1000…回路基板付ケーブルユニット
110…第1のハーネスASSY
120…第2のハーネスASSY

Claims (5)

  1. 略矩形状の回路基板を収容する回路基板ケースであって、
    第1の開口部と第2の開口部を有する筒状体であって、前記回路基板を内部に収容可能なケース本体と、
    前記回路基板の第1の辺側に接続される第1のケーブルと、
    前記第1のケーブルが気密に貫通される第1のケーブル支持部であって、前記第1の開口部に着脱可能に取付けられる第1のケーブル支持部と、
    前記回路基板の前記第1の辺と対向する第2の辺側に接続される第2のケーブルと、
    前記第2のケーブルが気密に貫通される第2のケーブル支持部であって、前記第2の開口部に着脱可能に取付けられる第2のケーブル支持部と、
    を備え、
    前記第1のケーブル支持部と前記第2のケーブル支持部とによって、前記ケース本体が密閉される、回路基板ケース。
  2. 請求項1に記載の回路基板ケースにおいて、
    前記第2のケーブル支持部は、
    前記第2のケーブルが気密に貫通される支持部本体と、
    前記第2の開口部に着脱可能に構成され、前記支持部本体を前記第2の開口部に固定する固定部と、を有し、
    前記支持部本体と、前記固定部とは、着脱可能に構成されている、
    回路基板ケース。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回路基板ケースにおいて、
    前記第1のケーブル支持部は、前記ケース本体の内周に接触する、弾性を有する第1のシール部材を備え、
    前記第2のケーブル支持部は、前記ケース本体の内周に接触する、弾性を有する第2のシール部材を備える、
    回路基板ケース。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の回路基板ケースにおいて、
    前記第1のケーブル支持部は、前記回路基板を支持する第1の回路基板支持部を備え、
    前記第2のケーブル支持部は、前記回路基板を支持する第2の回路基板支持部を備える、
    回路基板ケース。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の回路基板ケースと、
    前記回路基板ケースの前記ケース本体の内部に収容されている回路基板と、
    を備える、回路基板付ケーブルユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110600964A (zh) * 2018-06-12 2019-12-20 江阴信邦电子有限公司 防水连接器及其制造方法

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