JP2017199108A - 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】共有ファイルの閲覧制御を容易に行うことができる情報処理システムを提供することを課題とする。【解決手段】情報処理装置と、情報処理装置を介してメッセージ共有及びファイル共有を行う複数の端末装置と、を有する情報処理システムであって、一の端末装置から情報処理装置へ送信されたファイル共有を行うファイルの保存部への保存を管理するファイル管理手段と、ファイルが読み取り専用か否かを判定する処理を行う処理手段と、ファイルの保存部への保存を一の端末装置とファイル共有を行う他の端末装置に前記メッセージ共有により通知する通知手段と、を有し、他の端末装置は、ファイルが読み取り専用でない場合に、保存部に保存されたファイルを情報処理装置から取得し、ファイルが読み取り専用である場合に、ファイルから生成された画像を情報処理装置から取得することにより上記課題を解決する。【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置及びプログラムに関する。
特定のユーザが所属するグループを作成し、そのグループに所属するユーザ間でリアルタイムにメッセージをやり取りできるチャットシステムやインスタントメッセージにおいてファイルを共有することは既に知られている。
例えばメッセンジャーサーバとクラウドサーバの双方向連動によってファイル共有を提供するグループメッセージングシステムは、従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
このような従来のグループメッセージングシステムでは、メッセンジャーサーバとクラウドサーバを連動させて、メッセンジャーのグループチャットルームの開設若しくは生成時にクラウドサーバで共有グループをチャットルームとマッピングされるように設定することで、グループチャット参加者間のクラウドサーバを介したファイル共有を可能としている。
グループに所属するユーザ間でファイルの共有を行う情報処理システムでは、共有を中止するファイルを削除したとしても、ユーザによりダウンロードされたファイルまで削除することはできない。このように、グループに所属するユーザ間でファイルの共有を行う従来の情報処理システムでは、例えば共有を開始したファイルが誤りであった場合に、そのファイルを削除して回収することができない場合があるという問題があった。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みなされたもので、共有ファイルの閲覧制御を容易に行うことができる情報処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、情報処理装置と、前記情報処理装置を介してメッセージ共有及びファイル共有を行う複数の端末装置と、を有する情報処理システムであって、一の端末装置から前記情報処理装置へ送信された前記ファイル共有を行うファイルの保存部への保存を管理するファイル管理手段と、前記ファイルが読み取り専用か否かを判定する処理を行う処理手段と、前記ファイルの前記保存部への保存を前記一の端末装置と前記ファイル共有を行う他の端末装置に前記メッセージ共有により通知する通知手段と、を有し、前記他の端末装置は、前記ファイルが読み取り専用でない場合に、前記保存部に保存された前記ファイルを前記情報処理装置から取得し、前記ファイルが読み取り専用である場合に、前記ファイルから生成された画像を前記情報処理装置から取得することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、共有ファイルの閲覧制御を容易に行うことができる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る情報処理装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る端末装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る情報処理システムの処理手順を表した一例のシーケンス図である。 ファイルをアップロードする端末装置の一例のディレクトリ構成図である。 アプリケーション画面の一例のイメージ図である。 読み取り専用のファイルをアップロードした端末装置以外の一例のディレクトリ構成図である。 読み取り専用として公開されたファイルを画像として表示したアプリケーション画面の一例のイメージ図である。 読み取り専用として公開されたファイルを画像として表示する処理の一例のシーケンス図である。 読み取り専用か否かの情報を含むファイル情報の一例の構成図である。 ファイルに対応したアプリケーションがインストールされていない場合の処理の一例のフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理システムの処理手順にパスワード付加処理を追加した処理の一例のシーケンス図である。 チャットルームのメンバーに公開されたファイルを端末装置に表示する処理の一例のシーケンス図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、情報処理装置10、複数の端末装置12、ファイアウォール14を有する構成である。情報処理装置10はインターネットなどのネットワーク16に接続される。複数の端末装置12は、ネットワーク16又はLANなどのネットワーク18の何れかに接続されている。ネットワーク16とネットワーク18とはファイアウォール14を介して接続されている。
情報処理装置10は、チャット機能及びファイル機能を有する。また、情報処理装置10はチャット機能及びファイル機能を使用するユーザの管理、ユーザの属するグループの管理、ファイルの管理なども行う。
情報処理装置10は端末装置12からのメッセージを受信し、そのメッセージを送信したユーザが属するグループのメンバーへ配信する。また、情報処理装置10は端末装置12からアップロードされたファイルを保持し、そのファイルを送信したユーザが属するグループのメンバー間で共有させる。
端末装置12はPCやスマートデバイスなどの情報処理端末である。端末装置12には情報処理装置10と通信し、メッセージの送受信によりチャットをしたり、ファイルを共有したりするためのアプリケーションが搭載されている。また、端末装置12はチャットをしたり、ファイル共有したりするためのアプリケーションを実行可能な電子機器であればよく、例えば複合機やファクシミリといった画像処理装置などの電子機器が含まれていてもよい。
なお、図1の情報処理システム1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもないことである。例えば図1の情報処理装置10は複数のコンピュータに分散して構成してもよい。
<ハードウェア構成>
情報処理装置10は、例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。なお、端末装置12も、図2に示すハードウェア構成のコンピュータを含む構成である。図2は本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2に示すコンピュータ500は、入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507、HDD508等を備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。コンピュータ500は、カメラ、マイク、スピーカなどを有する構成であってもよい。また、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、コンピュータ500に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。通信I/F507は、コンピュータ500をネットワーク16又は18に接続するインタフェースである。コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
HDD508はプログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータにはコンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、OS上において各種機能を提供するアプリケーションなどがある。また、HDD508は格納しているプログラムやデータを、所定のファイルシステム及び/又はDBにより管理している。
外部I/F503は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM505には、コンピュータ500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。コンピュータ500は、例えば上記ハードウェア構成でプログラムを実行することにより、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
本実施形態に係る情報処理装置10は例えば図3に示すような処理ブロックにより実現される。図3は本実施形態に係る情報処理装置の一例の処理ブロック図である。情報処理装置10は、WebAPI21、メッセージ管理部22、ファイル管理部23、ユーザ管理部24、ファイル変換部25、ファイル保存部26、データベース部27を有する構成である。
WebAPI(Application Programming Interface)21は端末装置12との通信を行い、端末装置12からHTTPの要求を受け付ける。メッセージ管理部22はチャットルームやチャットログ等のチャット情報を管理する。ファイル管理部23はファイル情報の管理を行う。ユーザ管理部24はユーザ情報の管理を行う。ファイル変換部25は端末装置12のビューワが表示できる画像にファイルを変換する。
ファイル保存部26は、情報処理装置10のファイルシステムであり、ファイルを保存する。データベース部27はメッセージ管理部22で使用するチャット情報、ファイル管理部23で使用するファイル情報、及び、ユーザ管理部24で使用するユーザ情報などを保存する。
また、本実施形態に係る端末装置12は例えば図4に示すような処理ブロックにより実現される。図4は本実施形態に係る端末装置の一例の処理ブロック図である。図4の端末装置12はファイル管理ツール31、ファイルシステム32、ファイル検知部33、UI部34、イベント処理部35、サーバ通信部36を有する構成である。なお、ファイル検知部33、UI部34、イベント処理部35及びサーバ通信部36は、本実施形態に係るアプリケーション30を端末装置12上で動作させることで実現する。
ファイル管理ツール31はユーザからファイル操作を受け付けるツールである。例えばOSがWindows(登録商標)であればエクスプローラとなる。ファイル管理ツール31はユーザから受け付けたファイル操作に基づき、ファイルシステム32に各種要求を行う。
ファイルシステム32はコンピュータ500のリソースを操作するための、OSが持つ機能の一つであって、ファイルの管理を行う。例えばファイルシステム32はファイル管理ツール31からの要求に基づき、ファイルの書き込みや読み出しを行う。ファイル検知部33はファイルシステム32を監視し、ファイルシステム32におけるイベントの発生を検知する。例えばユーザがファイル管理ツール31からファイルを保存した場合のイベントの発生やファイルを削除した場合のイベントの発生を検知し、イベント処理部35に処理を依頼する。
UI部34はチャットルームで共有されるメッセージ及びファイルの表示を後述のように行う。また、UI部34はチャットルームの作成、メンバーの追加、メッセージ送信などのチャットルームの機能、ファイルのアップロードやダウンロードなどのファイル共有の機能、をユーザに提供する。
イベント処理部35はUI部34からユーザが利用した機能、又は、ファイル検知部33が検知したイベントの内容に応じて、処理を実行する。また、イベント処理部35は情報処理装置10からイベントを通知された場合、そのイベントの内容に応じて、処理を実行する。イベント処理部35は実行した処理の結果を、ファイル検知部33又はUI部34に通知する。
サーバ通信部36は情報処理装置10が提供するWebAPI21を利用し、情報処理装置10と通信を行う。WebAPI21はHTTPなどのプロトコルやWebSocketなどの双方向のプロトコルであってもよい。
<処理の詳細>
以下では本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。図5は本実施形態に係る情報処理システムの処理手順を表した一例のシーケンス図である。図5は端末装置12aからアップロードしたファイルをチャットルームで共有する例を示している。まず、ユーザは端末装置12aのファイル管理ツール31を利用し、共有したいファイルを所定のフォルダに保存する操作を行う。
ユーザから所定のフォルダにファイルを保存する操作を受け付けたファイル管理ツール31はステップS1に進み、所定のフォルダへのファイルの保存をファイルシステム32に要求する。ファイルシステム32はファイル管理ツール31からの要求に基づき、所定のフォルダへのファイルの保存を行う。
ステップS2に進み、アプリケーション30のファイル検知部33はファイルシステム32において発生した所定のフォルダへのファイルの保存のイベントを検知する。例えばアプリケーション30はOSの起動時などにファイルシステム32を監視する処理を事前に動作させておき、ファイルシステム32が提供するライブラリなどを使用してファイルシステム32で発生するイベントを検知する。
ステップS3に進み、アプリケーション30のイベント処理部35はステップS2で検知したイベントを解析し、ユーザから共有のために保存されたファイルを読み取り専用として公開するかを判定する。例えばイベント処理部35は、ユーザから共有のために保存されたファイルを読み取り専用として公開するかの判定を以下のように行ってもよい。
図6はファイルをアップロードする端末装置の一例のディレクトリ構成図である。図6のディレクトリ構成ではチャットルームごとにフォルダ名が「読み取り専用」の読み取り専用フォルダが設けられている。イベント処理部35は読み取り専用フォルダの下に保存されたかどうかで、そのファイルを読み取り専用として公開するかを判定できる。例えば図6の例では、チャットルーム「Room1」の読み取り専用フォルダの下に保存されたファイル名「ファイルA」のファイルを、読み取り専用として公開すると判定する。
なお、ファイルを読み取り専用として公開するかの判定は、図6に示したようにフォルダ名で判定してもよいし、ファイル名で判定してもよいし、ファイルやファイルの「読み取り専用」の属性で判定してもよい。
ステップS4に進み、イベント処理部35は、保存されたファイルを情報処理装置10にアップロードする。ステップS5において、情報処理装置10のファイル管理部23はアップロードされたファイルの保存処理を行う。ステップS6において、メッセージ管理部22は、チャットルーム「Room1」のメンバーに共有ファイルがアップロードされた内容のイベント通知を行う。
また、ステップS7において、端末装置12aはチャットルーム「Room1」に共有ファイルをアップロードした旨のメッセージを情報処理装置10に送信する。例えば端末装置12aは、アップロードしたファイルのファイル名や読み取り専用として公開されたことなどが内容として含まれるメッセージを情報処理装置10に送信する。
ステップS8に進み、情報処理装置10のメッセージ管理部22はステップS7で受信したメッセージを保存する。ステップS9に進み、メッセージ管理部22はステップS7で受信したメッセージをチャットルーム「Room1」のメンバーに通知する。
ステップS10において、端末装置12aはステップS6のイベント通知及びステップS9のメッセージ通知に基づき、例えば図7に示すようなアプリケーション画面1000を表示する。図7はアプリケーション画面の一例のイメージ図である。アプリケーション画面1000は、ステップS6のイベント通知によりファイル一覧1002の表示が更新される。また、アプリケーション画面1000は、ステップS9のメッセージ通知によりメッセージ一覧1004の表示が更新される。図7のアプリケーション画面1000は読み取り専用としてファイルがアップロードされた例を示している。
また、ステップS11において、端末装置12bも端末装置12aと同様、ステップS6のイベント通知及びステップS9のメッセージ通知に基づき、例えば図7にしたアプリケーション画面1000を表示する。端末装置12bのイベント処理部35はステップS6のイベント通知の内容を解析し、アップロードされたファイルが読み取り専用として公開されたファイルでなければ、ステップS12以降の処理を行う。
ステップS12において、端末装置12bのイベント処理部35は端末装置12aからアップロードされたファイルのダウンロードを情報処理装置10に要求し、ファイルをダウンロードする。ステップS13において、端末装置12bはダウンロードしたファイルを保存する。ステップS12〜S13の処理により、端末装置12bは図6に示した端末装置12aと同様なディレクトリ構成となる。端末装置12bのユーザは、ファイル管理ツール31を操作し、ステップS13で保存されたファイルを開くことで、そのファイルの内容を確認できる。
一方、端末装置12bのイベント処理部35はアップロードされたファイルが読み取り専用として公開されたファイルであればステップS12以降の処理を行わず、読み取り専用として公開されたファイルをダウンロードしない。
なお、読み取り専用として公開されたファイルをダウンロードしない仕組みは、端末装置12bがステップS12の要求を行わないことで実現してもよい。また、読み取り専用として公開されたファイルをダウンロードしない仕組みは、情報処理装置10がステップS12の要求に対してエラーを返すことで実現してもよい。
アップロードされたファイルが読み取り専用として公開されたファイルであれば端末装置12bは図8に示すようなディレクトリ構成となる。図8は読み取り専用のファイルをアップロードした端末装置以外の一例のディレクトリ構成図である。アップロードされたファイルが読み取り専用として公開された場合は、図8に示すように、公開されたファイルが端末装置12bにダウンロードされない。
したがって、端末装置12bのユーザは、ファイル管理ツール31を操作してファイルを開くことができない。端末装置12bのユーザは読み取り専用として公開されたファイルの内容を確認したい場合、アプリケーション画面1000のファイル一覧1002から選択することで、例えば図9のように、読み取り専用として公開されたファイルの内容を画像により表示できる。図9は読み取り専用として公開されたファイルを画像として表示したアプリケーション画面の一例のイメージ図である。
図10は、読み取り専用として公開されたファイルを画像として表示する処理の一例のシーケンス図である。ステップS21において、端末装置12bのユーザは図7のアプリケーション画面1000のファイル一覧1002から、ファイルを選択し、そのファイルの画像の表示を要求する。
ステップS22において、端末装置12bのイベント処理部35は、ユーザにより選択されたファイルの画像(イメージ)の取得を情報処理装置10に要求する。ステップS23に進み、情報処理装置10のファイル管理部23は要求のあったファイルが存在するか否かを確認する。ファイルが存在しない場合、ファイル管理部23は端末装置12bに対してエラーを返す。
ファイルが存在する場合、ファイル変換部25は、ファイル管理部23からの要求に基づき、存在するファイルから画像を生成する。ステップS25に進み、情報処理装置10のファイル管理部23は生成した画像を端末装置12bに返す。ステップS26において端末装置12bのアプリケーション30のUI部34は、ステップS25で返された画像をビューワにより表示する。
したがって、端末装置12bのユーザは読み取り専用として公開されたファイルの内容をビューワにより表示して確認できる。なお、ファイルから生成する画像は、JpegやPDFなどの画像であればよい。なお、ファイルから画像を生成するタイミングは、画像の取得が要求されたタイミングであっても、ファイルが保存されたタイミングであってもよい。
本実施形態の情報処理システム1によれば、チャットルームのメンバー間でファイル共有する場合に、公開するファイルを読み取り専用とするか否かを、ファイル単位で容易に指定できる。例えばユーザは読み取り専用に指定したファイルであれば、情報処理装置10にアップロードしたファイルを削除することにより、そのファイルの画像の閲覧を中止できる。なお、読み取り専用に指定したファイルは端末装置12にダウンロードされていないため、チャットルームのメンバーであっても、情報処理装置10から削除されたファイルの内容を確認できなくなる。
このように、本実施形態の情報処理システム1によれば、チャットルームのメンバーと共有する共有ファイルについて、容易に読み取り専用とすることができ、その共有ファイルを後から非公開とすることもできる。
なお、情報処理装置10は端末装置12からアップロードされたファイルが読み取り専用か否かを例えば図11に示すファイル情報により管理してもよい。図11は読み取り専用か否かの情報を含むファイル情報の一例の構成図である。図11に示したファイル情報では、各チャットルームにアップロードされたファイル毎に、そのファイルが読み取り専用か否かを示す情報(読み取り専用フラグ)が設定されている。
また、図5に示したステップS12の処理において、情報処理装置10のファイル管理部23はダウンロードの要求元の端末装置12bのデバイスの種類に基づき、ファイルをダウンロードしないようにしてもよい。例えばファイル管理部23は端末装置12bがモバイル端末である場合に、ファイルをダウンロードしないようにする。このような処理により本実施形態の情報処理システム1では、紛失する可能性が高い端末装置12bに対してファイルをダウンロードしないため、ファイル漏洩のリスクを下げることができる。
また、図5に示したステップS12の処理において、情報処理装置10のファイル管理部23はセキュリティポリシーの設定に基づき、ファイルをダウンロードするか否かを判定してもよい。
なお、図5に示したステップS12の処理によりダウンロードされるファイルを開くことのできるアプリケーションが端末装置12bにインストールされていなければ、そのファイルをダウンロードしても端末装置12bはファイルを開けない。
そこで、図5に示したステップS13の処理の時点で、端末装置12bは例えば図12に示すフローチャートの処理を行うようにしてもよい。図12はファイルに対応したアプリケーションがインストールされていない場合の処理の一例のフローチャートである。
ステップS31において、端末装置12bのイベント処理部35はファイルを開くことのできる(ファイルに対応した)アプリケーションの有無を確認する。ファイルに対応したアプリケーションがあれば、イベント処理部35は図12のフローチャートの処理を終了する。
ファイルに対応したアプリケーションがなければ、イベント処理部35はステップS33に進み、そのファイルの画像の取得を情報処理装置10に要求する。ステップS34に進み、イベント処理部35はファイルの画像を情報処理装置10から受信する。ステップS35に進み、イベント処理部35は受信したファイルの画像を保存する。
そして、ステップS36に進み、イベント処理部35は保存したファイルの画像をアプリケーション30と関連付ける。ユーザは図7のアプリケーション画面1000のファイル一覧1002から、そのファイルを選択することで、アプリケーション30のビューワにより画像を表示して、ファイルの内容を確認できる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は第1の実施形態にパスワード付与処理を追加した内容である。図13は本実施形態に係る情報処理システムの処理手順にパスワード付加処理を追加した処理の一例のシーケンス図である。
なお、ステップS41〜S52の処理は図5のステップS1〜S12の処理と同様であるため説明を省略する。ステップS53において、情報処理装置10は端末装置12bからダウンロードを要求されたファイルにパスワードを付与する処理を行う。パスワードを付与する処理は、ZIPに圧縮してパスワードを付与する処理であってもよいし、PDFに変換してパスワードを設定する処理であってもよい。
そして、ステップS54に進み、情報処理装置10はパスワードを付与したパスワード付きファイルを端末装置12bにダウンロードする。ステップS55において、端末装置12bはダウンロードしたパスワード付きファイルを保存する。なお、図13のシーケンス図では情報処理装置10でパスワードを付与する処理を行っているが、ダウンロード後に端末装置12bでパスワードを付与する処理を行ってもよい。
第2の実施形態によれば、ダウンロードを要求されたファイルにパスワードを付与する処理を追加したことにより、ダウンロード後のファイルのセキュリティを向上できる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は第1の実施形態にファイルの暗号化及び復号の処理を追加した内容である。第3の実施形態ではダウンロード時にファイルを暗号化しておく。そして、ユーザからファイルを開く操作を受け付けた場合に、端末装置12bは、そのファイルが情報処理装置10に存在しているかを確認する。そのファイルが存在していなければ、端末装置12bはファイルの復号を行わないことで、チャットルームのメンバーに対して公開したファイルの閲覧を後から制限できるようにしている。
図14は、チャットルームのメンバーに公開されたファイルを端末装置に表示する処理の一例のシーケンス図である。端末装置12bのユーザは、ファイル管理ツール31においてファイルを開く操作を行う。
ステップS81に進み、ファイル管理ツール31はファイルシステム32にファイルを開く要求を行う。ステップS82において、ファイルシステムドライバ38がファイルを開くイベントを検知する。なお、ファイルシステムドライバ38と専用アプリケーション39とは、本実施形態の情報処理システム1専用のプログラムであり、端末装置12bにインストールされている。
ファイルを開くイベントを検知すると、ファイルシステムドライバ38はステップS83に進み、専用アプリケーション39にファイルの復号処理を要求する。ステップS84において専用アプリケーション39は、ファイルの存在確認を情報処理装置10に対して行う。ステップS85において専用アプリケーション39はファイルの存在確認結果を情報処理装置10から通知される。
ファイルの存在確認結果がファイルの存在を示す場合、専用アプリケーション39はステップS86において、ファイルを復号する。専用アプリケーション39はステップS87において、ファイルシステムドライバ38経由でファイルシステム32に結果通知を通知する。
そして、ステップS88に進み、ファイルシステム32はアプリケーション30を起動する。起動されたアプリケーション30は専用アプリケーション39が復号したファイルをビューワにより表示する。なお、復号したファイルは例えば専用アプリケーション39がビューワにより表示してもよい。
<まとめ>
本実施形態ではチャットルームのメンバーに対して公開したファイルを、メンバーの端末装置12にダウンロードする情報処理システム1において、読み取り専用として公開されたファイルであれば、メンバーの端末装置12にダウンロードしない。本実施形態の情報処理システム1では、読み取り専用として公開されたファイルをダウンロードする代わりに、端末装置12に画像を送信して表示させる。
また、読み取り専用として公開されたファイルは端末装置12にダウンロードされないため、情報処理装置10のファイルを削除することで、そのファイルを後から非公開にできる。また、本実施形態に係る情報処理システム1において、ユーザはファイルを読み取り専用として公開するか否かを容易に制御できる。本実施形態の情報処理システム1によれば、ファイル漏洩のリスクを軽減し、よりセキュリティを高めることができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。ファイル管理部23は特許請求の範囲に記載したファイル管理手段の一例である。イベント処理部35は処理手段の一例である。メッセージ管理部22は通知手段の一例である。ファイル保存部26は保存部の一例である。読み取り専用フォルダは所定の格納領域の一例である。なお、フォルダはディレクトリと呼ばれることもあり、データやファイル等を保管する格納領域(格納場所)の一例である。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
12、12a、12b 端末装置
14 ファイアウォール
16、18 ネットワーク
21 WebAPI
22 メッセージ管理部
23 ファイル管理部
24 ユーザ管理部
25 ファイル変換部
26 ファイル保存部
27 データベース部
30 アプリケーション
31 ファイル管理ツール
32 ファイルシステム
33 ファイル検知部
34 UI部
35 イベント処理部
36 サーバ通信部
38 ファイルシステムドライバ
39 専用アプリケーション
500 コンピュータ
501 入力装置
502 表示装置
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM
505 ROM
506 CPU
507 通信I/F
508 HDD
1000 アプリケーション画面
1002 ファイル一覧
1004 メッセージ一覧
B バス
特開2013−161481号公報

Claims (9)

  1. 情報処理装置と、前記情報処理装置を介してメッセージ共有及びファイル共有を行う複数の端末装置と、を有する情報処理システムであって、
    一の端末装置から前記情報処理装置へ送信された前記ファイル共有を行うファイルの保存部への保存を管理するファイル管理手段と、
    前記ファイルが読み取り専用か否かを判定する処理を行う処理手段と、
    前記ファイルの前記保存部への保存を前記一の端末装置と前記ファイル共有を行う他の端末装置に前記メッセージ共有により通知する通知手段と、
    を有し、
    前記他の端末装置は、前記ファイルが読み取り専用でない場合に、前記保存部に保存された前記ファイルを前記情報処理装置から取得し、前記ファイルが読み取り専用である場合に、前記ファイルから生成された画像を前記情報処理装置から取得すること
    を特徴とする情報処理システム。
  2. 前記処理手段は、前記一の端末装置における所定の格納領域に前記ファイルが保存されたことを検知した場合に、前記ファイルが読み取り専用と判定し、前記ファイルを前記一の端末装置から前記情報処理装置に送信すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記処理手段は、前記一の端末装置における所定の格納領域に保存された前記ファイルの属性に基づき、前記ファイルが読み取り専用か否かを判定すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  4. 前記情報処理装置は、前記他の端末装置の種別に基づき、前記他の端末装置に前記保存部に保存された前記ファイル又は前記ファイルから生成された画像、のどちらを取得させるかを制御すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  5. 前記情報処理装置は、セキュリティポリシーの設定に基づき、前記ファイルが読み取り専用か否かを判定すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  6. 前記情報処理装置は、前記他の端末装置に前記保存部に保存された前記ファイルに対応するアプリケーションが搭載されていなければ、前記ファイルから生成された画像を前記他の端末装置に取得させるように制御を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  7. 前記他の端末装置は、前記情報処理装置から取得した前記ファイル、又は、前記ファイルから生成された画像を表示する操作をユーザから受け付けた場合に、前記ファイルが前記保存部に存在するか確認し、前記保存部に前記ファイルが存在しなければ、前記情報処理装置から取得した前記ファイル、又は、前記ファイルから生成された画像を表示しないこと
    を特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の情報処理システム。
  8. 複数の端末装置とネットワークを介して接続されており、メッセージ共有及びファイル共有を行う情報処理装置であって、
    一の端末装置から送信された前記ファイル共有を行うファイルの保存部への保存を管理するファイル管理手段と、
    前記ファイルの前記保存部への保存を前記一の端末装置と前記ファイル共有を行う他の端末装置に前記メッセージ共有により通知する通知手段と、
    を有し、
    前記ファイル管理手段は、前記ファイルが読み取り専用でない場合に、前記保存部に保存された前記ファイルを前記他の端末装置に送信し、前記ファイルが読み取り専用である場合に、前記ファイルから生成された画像を前記他の端末装置に送信すること
    を特徴とする情報処理装置。
  9. 複数の端末装置とネットワークを介して接続されており、メッセージ共有及びファイル共有を行う情報処理装置を、
    一の端末装置から送信された前記ファイル共有を行うファイルの保存部への保存を管理するファイル管理手段、
    前記ファイルの前記保存部への保存を前記一の端末装置と前記ファイル共有を行う他の端末装置に前記メッセージ共有により通知する通知手段、
    として機能させ、
    前記ファイル管理手段は、前記ファイルが読み取り専用でない場合に、前記保存部に保存された前記ファイルを前記他の端末装置に送信し、前記ファイルが読み取り専用である場合に、前記ファイルから生成された画像を前記他の端末装置に送信すること
    を特徴とするプログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021047803A (ja) * 2019-09-20 2021-03-25 博之 宮▲崎▼ コメント共有方法、コメント共有システム及びコメント共有プログラム

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