JP2017196728A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりも加工工具の位置決め精度を向上させることができる加工装置を提供する。【解決手段】回転工具2bと、該回転工具2bの外周に設けられた加工工具2と前記回転工具2bを回転自在に支持する主軸頭3とを備えた加工装置1である。加工装置1は、主軸頭3を回転工具2bの回転軸Rと垂直な方向に移動させる駆動部と、回転軸Rに垂直な平面における主軸頭3の位置を測定する位置センサ7と、主軸頭3の位置に基づいて加工工具2を回転工具2bの回転軸Rに垂直な方向に移動させるように駆動部6を制御する制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、加工対象物に真円形状や非真円形状の曲面を加工する加工装置に関する。
従来からホーニング盤又は中ぐり盤に関する発明が知られている(下記特許文献1を参照)。特許文献1は、非円筒状の中ぐり面を生じさせる機械として、以下の構成を有する機械を開示している(同文献、請求項1等を参照)。
同文献に記載された機械は、往復運動可能であり、かつ回転駆動される機械スピンドルを備えている。機械スピンドルは、少なくとも1個の加工用工具が接続可能であり、加工用工具に送り手段を介して動作が伝達される。送り動作は、方向転換後に加工用工具を加工すべき中ぐり面に半径方向に送る。さらに、前記送り手段の送り動作に微細送りのための手段の送り動作が重ねられ、非円筒状の中ぐり面を生じさせる。
同文献の機械において、微細送りのための手段は、機械スピンドルに割り当てられた工具取付ユニット内に配置されており、かつ、軸に平行に作動するリニアドライブによって形成されている。リニアドライブの作動装置は、送り棒に作用する。送り棒は、加工用工具と送り動作の方向転換のための手段とを備え、工具取付ユニットに交換可能に接続可能な工具ユニット内に配置されている。
より具体的には、加工工具に設けられた楔形の送り面と、送り棒の先端に設けられた楔形の送り面との摺動によって、送り棒の軸方向の送り動作が加工工具の半径方向への送り動作に変換される(同文献、請求項15、段落0035、及び図5等を参照)。
特表2010−533597号公報
前記特許文献1に記載された機械は、リニアドライブによる軸方向の送り動作を、半径方向への送り動作に方向転換するための手段として、送り棒と加工用工具に設けられた楔形の送り面からなる動力伝達機構を用いている。このような機械的な動力伝達機構は、構成部材が摺動して摩耗等が生じ、加工工具の位置決め精度を低下させる虞がある。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、従来よりも加工工具の位置決め精度を向上させることができる加工装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく、本発明の加工装置は、回転工具と、該回転工具の外周に設けられた加工工具と、前記回転工具を回転自在に支持する主軸頭と、を備えた加工装置であって、前記主軸頭を前記回転工具の回転軸と垂直な方向に移動させる駆動部と、前記回転軸に垂直な平面における前記主軸頭の位置を測定する位置センサと、前記主軸頭の前記位置に基づいて前記加工工具を前記回転工具の回転軸と垂直な方向に移動させるように前記駆動部を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
より具体的には、前記加工装置の一形態である非真円加工装置は、加工工具と該加工工具を回転させる主軸頭とを備え、前記加工工具を非真円の工具回転軌跡に沿って移動させる非真円加工装置であって、前記主軸頭を前記加工工具の回転軸と垂直な方向に移動させるピエゾアクチュエータと、前記回転軸に垂直な平面における前記主軸頭の位置を測定する位置センサと、前記主軸頭の前記位置に基づいて前記加工工具を前記工具回転軌跡に沿って移動させるように前記ピエゾアクチュエータを制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の加工装置は、加工対象物に真円形状又は非真円形状の面を加工する装置であり、例えば、エンジンのシリンダブロック等の加工対象物に対し、ボーリング加工又はホーニング加工を行うボーリング加工機又はホーニング加工機として用いることができる。加工工具としては、ボーリング加工用の切削工具や、ホーニング加工用の研削工具等を用いることができる。
主軸頭は、回転工具を回転させる主軸と、この主軸を回転自在に支持する軸受と、主軸を回転させるモータと、このモータの回転角度を計測するエンコーダとを備えることができる。より具体的には、主軸頭は、例えば、加工工具を回転させる主軸と、該主軸を回転自在に支持する軸受と、該軸受を収容して保持する軸頭ケースと、前記主軸を回転させるモータと、該モータの回転角度を計測するエンコーダとを備えることができる。
駆動部は、ピエゾアクチュエータ又は磁歪部材によって構成されていてもよい。また、駆動部は、回転工具の回転軸に垂直な2方向以上において、主軸頭に対向させて配置されていてもよい。より具体的には、主軸頭を加工工具の回転軸と垂直な方向に移動させるピエゾアクチュエータ又は磁歪部材は、例えば、回転軸に垂直でかつ互いに垂直なX軸方向とY軸方向の2方向において、主軸頭の軸頭ケースに対向する位置に、それぞれ配置することができる。なお、ピエゾアクチュエータ又は磁歪部材は、回転軸に垂直な3方向以上において主軸頭に対向させて配置してもよい。
駆動部を構成するピエゾアクチュエータ又は磁歪部材は、回転軸に垂直な各方向において、主軸頭の軸頭ケースを介して互いに対向するように配置することができる。この場合、加工装置は、ピエゾアクチュエータ又は磁歪部材の伸長動作と収縮動作との間の駆動力の差とヒステリシスを考慮して互いに対向するアクチュエータ又は磁歪部材を駆動させる差分回路を備えることができる。
加工工具の回転軸に垂直な平面における主軸頭の位置を測定する位置センサとしては、例えば接触式又は非接触式の変位センサを用いることができる。非接触式の変位センサとしては、特に限定されないが、例えば、静電容量センサ、レーザ変位計、超音波式変位計、渦電流式変位センサ、画像センサ等を用いることができる。また、ピエゾアクチュエータ又は磁歪部材内部にひずみゲージ等のセンサを組み込んで位置を測定することもできる。
例えばピエゾアクチュエータ又は磁歪部材を用いた駆動部を制御する制御部は、例えば、CPU等の演算装置、メモリやハードディスク等の記憶装置、該記憶装置に記憶されたプログラム、センサ等の外部機器との間の信号の入出力を行う入出力部等を備えることができる。また、制御部は、さらに、キーボード等の入力インタフェース、モニタ等の表示装置を備えたパーソナルコンピュータによって構成してもよい。
制御部は、例えば、主軸頭の位置と加工工具の回転軸すなわち回転工具の回転軸の位置との関係、加工工具の回転軸すなわち回転工具の回転軸の位置及び回転角度と刃先等の加工部の位置との関係、加工部の位置の目標値としての真円又は非真円の工具回転軌跡等を、予め記憶装置に記憶しておくことができる。
制御部は、加工工具の回転角度における主軸頭の目標位置に基づいて駆動部を制御することができる。より具体的には、制御部は、例えば、記憶装置に記憶されたプログラムに基づき、記憶装置に記憶された工具回転軌跡に沿って加工工具の加工部を移動させるための、加工工具の回転角度と主軸頭の位置との関係を算出する。制御部は、算出した加工工具の回転角度と主軸頭の位置との関係を満たすように、エンコーダから入力された加工工具の回転角度に応じて、ピエゾアクチュエータ又は磁歪部材の伸長量及び収縮量を制御し、主軸頭を加工工具の回転軸すなわち回転工具の回転軸に垂直な方向に随時移動させる。なお、制御部は、予め、加工工具の回転角度と主軸頭の位置を示したデータシートを記憶装置に記憶しておき、記憶部に記憶された加工工具の回転角度と主軸頭の位置を順次出力するようにしてもよい。
このように、制御部は、加工工具を回転させて加工対象物を加工するときに、駆動部に用いられるピエゾアクチュエータ又は磁歪部材を制御して主軸頭に外力を作用させ、工具回転軌跡を真円から逸脱させて非真円の工具回転軌跡を生成し、加工対象物に非真円の穴加工を行う。すなわち、制御部は、主軸頭を固定して加工工具を回転させたときの真円の工具回転軌跡と、目標とする非真円の工具回転軌跡との差である逸脱量を満足するように、駆動部のピエゾアクチュエータ又は磁歪部材を駆動させて主軸頭を移動させる。
また、制御部は、前記主軸頭の目標位置と、前記主軸頭の実際の位置との差分を用いてフィードバック制御を行うことができる。より具体的には、制御部は、例えば記憶装置に記憶されたプログラムに基づき、算出した主軸頭の目標位置と、位置センサから入力された主軸頭の実際の位置との差分を用いて、フィードバック制御を行うことができる。これにより、制御部は、位置センサによって計測された主軸頭の位置に基づいて、加工工具を工具回転軌跡に沿って移動させるように、ピエゾアクチュエータを制御することができる。
以上の説明から理解できるように、本発明の加工装置によれば、制御部によってピエゾアクチュエータ又は磁歪部材を用いた駆動部を制御して主軸頭を移動させることで、目標とする真円や非真円の工具回転軌跡に沿って加工工具を移動させることができる。したがって、加工工具を半径方向に移動させる従来のような動力伝達機構を用いる必要がなく、従来よりも加工工具の位置決め精度を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る加工装置の模式的な斜視図。 図1に示す加工装置のブロック図。 図1に示す加工装置の工具回転軌跡の一例を示す平面図。 楕円形の工具回転軌跡と加工工具の変位量との関係を示す平面図。 四角形の工具回転軌跡と加工工具の変位量との関係を示す平面図。 図4及び図5に示す加工工具の変位量と刃先回転角度との関係を示すグラフ。 真円加工されたボアと非真円加工されたボアを示す概念図。 真円加工されたボアと非真円加工されたボアを示す概念図。 目標とする非真円形状の一例を示すモデル。 図8に示す非真円形状の高さH1における平断面図。 図8の各高さでの加工工具の変位量と刃先回転角度との関係を示すグラフ。 図1に示す加工装置による真円加工又は非真円加工の一例を示すフロー図。
以下、図面を参照して本発明の加工装置の一実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る加工装置1の模式的な斜視図である。図2は、図1に示す加工装置1のブロック図である。
本実施形態の加工装置1は、回転工具2bと、該回転工具2bの外周に設けられた加工工具2と、該回転工具2bを回転自在に支持する主軸頭3とを備え、加工工具2を真円又は非真円の工具回転軌跡に沿って移動させ、加工対象物であるワークWに真円形状又は非真円形状の面を加工する装置である。
加工工具2としては、ボーリング加工用の切削工具や、ホーニング加工用の研削工具等を用いることができる。すなわち、加工装置1は、例えば、ワークWとしてのシリンダブロックのボアに、ボーリング加工又はホーニング加工を行うボーリング加工機又はホーニング加工機として用いることができる。
主軸頭3は、例えば、軸頭ケース31と、モータ32と、該モータ32の回転角度を計測するエンコーダ33とを備えている。主軸頭3は、軸頭ケース31がフレキシブルカップリング4を介して取付ベース5に固定され、フレキシブルカップリング4によって取付ベース5から吊り下げられた状態で支持されている。フレキシブルカップリング4は、主軸頭3が主軸の軸方向に垂直な方向へ移動するのを許容するように変形する。モータ32は、取付ベース5によって支持されている。
図示は省略するが、主軸頭3は、さらに、軸頭ケース31の内部に収容されて軸頭ケース31によって保持された軸受と、該軸受によって軸頭ケース31の内部で回転自在に支持された主軸とを備えている。主軸は、一端がモータ32の駆動軸に接続され、他端が加工工具2に接続され、モータ32の駆動軸の回転によって回転して加工工具2を回転工具2bの回転軸R周りに回転させる。
加工装置1は、さらに、ピエゾアクチュエータ又は磁歪部材によって構成された駆動部6と、位置センサ7と、制御部8(図2参照)と、を備えている。磁歪部材としては、例えば、テルビウム、ディスプロシウム、鉄からなる単結晶超磁歪材料を用いることができる。ここで、磁歪とは、磁性材料が外部からの磁界の影響で弾性変形する物理現象であり、ピエゾアクチュエータに匹敵するほど、応答速度が高速で大きな力を生じさせることができ、耐久性が高いという特徴がある。なお、超磁歪材料とは、例えば磁歪が2000ppm程度であり、従来の磁歪材料と比較して磁歪が二桁程度大きいものをいう。
駆動部6は、主軸頭3の主軸及び回転工具2bの回転軸Rすなわち加工工具2の回転軸Rと垂直な方向において、軸頭ケース31に隣接し、軸頭ケース31に対向する位置に配置されている。より具体的には、主軸頭3の主軸及び加工工具2の回転軸Rと垂直で、かつ互いに垂直なX軸方向とY軸方向の2方向において、それぞれ、軸頭ケース31の両側に1つずつ、合計4つの駆動部6が配置されている。
各駆動部6は、伸長時に軸頭ケース31に対して、それぞれX軸正方向、X軸負方向、Y軸正方向、及びY軸負方向へ力を加えるように、軸頭ケース31に隣接して配置されている。また、各駆動部6は、内部に歪ゲージを有しており、それぞれ制御部8に接続されている。これにより、各駆動部6は、それぞれ、歪ゲージの出力に基づいて制御部8によって制御されて、主軸頭3を加工工具2の回転軸Rと垂直な方向、すなわち、X軸正方向、X軸負方向、Y軸正方向、及びY軸負方向に移動させる。なお、駆動部6は、差分制御で動作させることができる。ここで、差分制御とは、片側の駆動部6が例えば10μm伸長するときに反対側の駆動部6が例えば10μm収縮するように制御する制御方法である。
位置センサ7は、主軸頭3の主軸及び加工工具2の回転軸Rと垂直な方向において、軸頭ケース31に隣接し、軸頭ケース31に対向する位置に配置される。より具体的には、主軸頭3の主軸及び加工工具2の回転軸Rと垂直で、かつ互いに垂直なX軸方向とY軸方向の2方向において、それぞれ、軸頭ケース31の片側に1つずつ、合計2つの位置センサ7が配置されている。位置センサ7は、実際に駆動部6が制御部8による指示どおりに伸縮したことをモニタリングしている。位置センサ7は、X軸方向とY軸方向にそれぞれ一対ずつ互いに対向するように配置され、熱膨張による寸法増加分を相殺して実際の軸頭ケース31の移動量を検出するようにしてもよい。各位置センサ7は、それぞれ制御部8に接続されている。
位置センサ7としては、例えば接触式又は非接触式の変位センサを用いることができる。非接触式の変位センサとしては、特に限定されないが、例えば、静電容量センサ、レーザ変位計、超音波式変位計、渦電流式変位センサ、画像センサ、駆動部6が内部に有する歪ゲージ等を用いることができる。各位置センサ7は、それぞれ、X軸方向、Y軸方向における主軸頭3の軸頭ケース31までの距離を計測し、計測した距離に基づいて、加工工具2の回転軸Rと垂直なXY平面における主軸頭3の位置を測定し、測定した主軸頭3の位置を制御部8に対して出力する。
制御部8は、例えば、CPU等の演算装置、メモリやハードディスク等の記憶装置、該記憶装置に記憶されたプログラム、センサ等の外部機器との間の信号の入出力を行う入出力部等を備えることができる。また、制御部8は、さらに、キーボード等の入力インタフェース、モニタ等の表示装置を備えたパーソナルコンピュータによって構成してもよい。
制御部8は、図2に示すように、例えばモータ32に接続され、モータ32に対して制御信号を出力する。また、制御部8は、モータ32の回転角度を計測するエンコーダ33に接続され、エンコーダ33からモータ32の駆動軸の回転角度が入力される。また、制御部8は、位置センサ7に接続され、位置センサ7によって測定されたXY平面における主軸頭3の位置が入力される。さらに、制御部8は、駆動部6に接続され、駆動部6に対して制御信号を出力する。
図3は、図1に示す加工装置1の工具回転軌跡Tの一例を示す平面図である。
図示の例において、実線で示す加工工具2は、例えばボーリング加工用の切削工具である。駆動部6を駆動させず、XY平面における主軸頭3の位置を固定した状態で、加工工具2を回転軸R周りに回転させると、加工工具2の加工部である刃先2aは、2点鎖線で示す真円の工具回転軌跡Tcに沿って移動する。この真円の工具回転軌跡Tcを、実線で示す楕円形の非真円の工具回転軌跡Tに沿って移動させるためには、加工工具2の回転角度に応じて、XY平面における加工工具2の回転軸Rの位置を移動させる必要がある。
そのために、例えば、制御部8の記憶装置に、予め、主軸頭3の位置と加工工具2の回転軸Rの位置との関係、加工工具2の回転角度及び回転軸Rの位置と刃先2aの位置との関係、刃先の位置の目標値としての非真円の工具回転軌跡T等を記憶しておく。制御部8は、例えば記憶装置に記憶されたプログラムに基づき、記憶装置に記憶された非真円の工具回転軌跡Tに沿って加工工具2の刃先2aを移動させるための、加工工具2の回転角度と主軸頭3の位置との関係を算出する。
さらに、制御部8は、例えば記憶装置に記憶されたプログラムに基づき、算出した加工工具2の回転角度と主軸頭3の位置との関係を満たすように、エンコーダ33から入力された加工工具2の回転角度に応じて、駆動部6の伸長量及び収縮量を算出する。そして、制御部8は、算出した伸長量及び収縮量に応じた制御信号を駆動部6へ出力する。
これにより、制御部8は、主軸頭3を加工工具2の回転軸Rに垂直な方向に随時移動させ、予め設定され記憶装置に記憶された工具回転軌跡Tに沿って加工工具2を移動させるように、駆動部6を制御する。なお、制御部8は、駆動部6の伸長動作と収縮動作との間の駆動力の差とヒステリシスを考慮して互いに対向する駆動部6を駆動させる差分回路を備えることができる。
このように、制御部8は、加工工具2を回転させてワークWを加工するときに、駆動部6を制御して主軸頭3に外力を作用させ、工具回転軌跡Tcを真円から逸脱させて非真円の工具回転軌跡Tを生成し、ワークWに非真円の穴加工を行う。すなわち、制御部8は、主軸頭3を固定して加工工具2を回転させたときの真円の工具回転軌跡Tcと、目標とする非真円の工具回転軌跡Tとの差である逸脱量δを満足するように、駆動部6を駆動させて主軸頭3を移動させる。
さらに、制御部8は、位置センサ7から入力された主軸頭3の位置に基づいて、予め設定され記憶装置に記憶された工具回転軌跡Tに沿って加工工具2を移動させるように、駆動部6を制御する。すなわち、制御部8は、例えば記憶装置に記憶されたプログラムに基づいて、算出した主軸頭3の目標位置と、位置センサ7から入力された主軸頭3の実際の位置との差分を用いて、フィードバック制御を行う。
以下、非真円の工具回転軌跡と、加工工具2の回転角度及びXY平面における変位量との関係について、図4から図6を用いてより詳細に説明する。
図4は、楕円形の工具回転軌跡Toと加工工具2の変位量δx,δyとの関係を示す平面図である。図5は、四角形の工具回転軌跡Tsと加工工具2の変位量δx,δyとの関係を示す平面図である。図6は、図4及び図5に示す各工具回転軌跡To,Tsに対する加工工具2の刃先回転角度θと変位量δx,δyとの関係を示すグラフである。
なお、図6において、実線は、図4に示す楕円の工具回転軌跡Toに対する加工工具2の刃先回転角度θとX軸方向の変位量δxを示し、一点鎖線は、同軌跡に対する加工工具2の刃先回転角度θとY軸方向の変位量δyを示している。また、図6において、破線は、図5に示す四角形の工具回転軌跡Tsに対する加工工具2の刃先回転角度θとX軸方向の変位量δxを示し、二点鎖線は、同軌跡に対する加工工具2の刃先回転角度とY軸方向の変位量δyを示している。
図4に示す楕円形の工具回転軌跡Toに沿って加工工具2の刃先2aを移動させるためには、X軸方向に対向する一対の駆動部6と、Y軸方向に対向する一対の駆動部6を制御部8によって制御して伸長又は収縮させる。そして、図6の実線及び一点鎖線で示すように、加工工具2の刃先回転角度θに応じて、加工工具2のX軸方向及びY軸方向の変位量δx,δyを変化させる。これにより、図4に示す楕円形の工具回転軌跡Toに沿って加工工具2の刃先2aを移動させることができる。
同様に、図5に示す四角形の工具回転軌跡Tsに沿って加工工具2の刃先2aを移動させるためには、X軸方向に対向する一対の駆動部6と、Y軸方向に対向する一対の駆動部6を制御部8によって制御して伸長又は収縮させる。そして、図6の破線及び二点鎖線で示すように、加工工具2の刃先回転角度θに応じて、加工工具2のX軸方向及びY軸方向の変位量δx,δyを変化させる。これにより、図5に示す四角形の工具回転軌跡Tsに沿って加工工具2の刃先2aを移動させることができる。
以上のように、本実施形態の加工装置1は、加工工具2と該加工工具2を回転させる主軸頭3とを備え、加工工具2を非真円の工具回転軌跡T,To,Tsに沿って移動させる。そのために、加工装置1は、主軸頭3を加工工具2の回転軸Rと垂直な方向に移動させる駆動部6と、加工工具2の回転軸Rに垂直なXY平面における主軸頭3の位置を測定する位置センサ7と、主軸頭3の位置に基づいて加工工具2を工具回転軌跡T,To,Tsに沿って移動させるように駆動部6を制御する制御部8と、を備えている。
したがって、本実施形態の加工装置1によれば、加工工具2を回転軸Rに垂直な方向に移動させるために、従来のような動力伝達機構を用いる必要がなく、構造を簡素化することができる。また、本実施形態の加工装置1によれば、従来のように動力伝達機構の摺動部が摩耗することもないため、従来よりも加工工具2の位置決め精度を向上させることができる。また、駆動部6としてピエゾアクチュエータ又は磁歪部材を採用することで、駆動部6を小型化しつつ十分な力を発生させることができ、応答速度の高速化が可能になる。
さらに、本実施形態の加工装置1によれば、主軸頭3の位置を位置センサ7によって直接測定することができ、主軸頭3の目標位置と、位置センサ7から入力された主軸頭3の実際の位置との差分を用いて、駆動部6のフィードバック制御を行うことができる。これにより、加工工具2の刃先2aの変位量δx,δyをより正確に制御することができる。
また、本実施形態の加工装置1によれば、主軸頭3の工具を保持する部分の汎用化が可能であり、加工工具2として汎用工具を用いることができる。また、汎用スピンドル構造で自動工具交換を行うことができ、荒ボーリングと仕上げボーリングを同一工程で行うことができるだけでなく、さらに、フライス、ドリル、タップ等への工具交換も可能になる。
また、本実施形態の加工装置1によれば、加工工具2の工具回転軌跡T,To,Tsは、駆動部6によって、真円の工具回転軌跡Tcから回転軸Rを中心とする径方向において、外側(正方向)にも内側(負方向)にも変位させることができる。換言すると、工具の刃先2aの直径よりも加工穴を小さくすることや、ワークWの加工後にリターンマークを付けずに刃先2aを抜くことも可能になる。さらに、高速応答が可能な駆動部6による工具回転軌跡T,To,Tsは、楕円だけでなく、四角形やダルマ形状にすることもできる
また、図示は省略するが、本実施形態の加工装置1において、制御部8は、ワークWを加工工具2の回転軸R方向へ移動させる送り装置に接続されていてもよい。この場合、制御部8は、送り装置に制御信号を出力して送り装置を制御し、加工工具2の回転と同期させてワークWを回転軸R方向に送ることで、ワークWに対して3次元的に真円形状又は非真円形状のボアを形成することができる。
以下、本実施形態の加工装置1を用いたシリンダブロックの加工例について説明する。
図7Aおよび図7Bは、真円加工されたボアBcと非真円加工されたボアBnを示す概念図である。図7Aは3次元的に真円加工されたシリンダブロックのボアBcの概念図であり、図7Bは本実施形態の加工装置1によって三次元的に非真円加工されたシリンダブロックのボアBnの概念図である。
図7Aに示すように、シリンダブロックのボアBcは、3次元的に真円加工がされた後に、シリンダヘッド等が組み付けられると、組付後に作用する応力等によって真円の円筒形状から非真円の円筒形状へ変形する。さらに、ボアBcは、エンジンの運転状態では、シリンダ内の燃焼熱による熱応力等によって、さらに大きく変形した非真円の円筒形状になる。
これに対し、エンジンの運転状態においてシリンダブロックのボアBnの形状を可能な限り真円の円筒形状に近付けるために、加工装置1を用いてシリンダブロックのボアBnの形状を、図7Bに示す非真円の円筒形状に加工することができる。この非真円の円筒形状のボアBnは、例えば、真円の円筒形状に加工されたシリンダブロックのボアBcに組付時の応力と運転状態の熱応力が作用して変形した形状を反転させた形状にすることができる。
これにより、図7Bに示すように、シリンダヘッドの組付時にボアBnに作用する応力と、エンジンの運転状態でボアBnに作用する熱応力とによって、ボアBnの形状をより真円の円筒形状に近付けることができる。これにより、ピストンの摩擦抵抗が低減され、燃費の向上が期待できる。
図8は、本実施形態の加工装置1を用いた加工において目標とする非真円形状Fの一例を示すモデルである。より詳細には、この非真円形状Fは、エンジンの運転状態におけるシリンダブロックの形状を反転させた非真円の円筒形状である。なお、加工装置1を用いた加工において目標とする形状は、非真円形状Fに限定されず、真円形状、すなわち真円の円筒形状であってもよい。
図示の例において、目標とする非真円形状Fは、高さ方向において、下部は真円に近い形状を有し、中央部はヘッドボルト締結の影響を相殺するために四角形に近い形状を有し、上部は一方向に傾斜した楕円形に近い形状を有している。これらの形状の間は、滑らかに徐変する必要がある。すなわち、目標とする非真円形状Fは、上端から下端まで徐々に形状が変化して滑らかに連続している必要がある。
図9は、図8に示す非真円形状の高さH1における平断面図である。図10は、図8に示す非真円形状Fの各高さH1〜H8における加工工具2の変位量δx,δyと刃先回転角度θとの関係を示すグラフである。
図9に示すように、高さH1では、傾いた楕円に近い非真円の工具回転軌跡Tfに沿って加工工具2の刃先2aを移動させる必要がある。そのために、本実施形態の加工装置1は、制御部8によってモータ32及び駆動部6を制御して、加工工具2の刃先回転角度θに応じて、加工工具2のX軸方向の変位量δx及びY軸方向の変位量δyを、図10に示すように変化させる。このとき、加工装置1は、制御部8によって送り装置を制御し、送り装置によってワークWを加工工具2の回転軸R方向に送ることで、連続的な螺旋を描くように加工を進める。
同様に、加工装置1は、図8に示す非真円形状Fの他の高さ位置H2〜H8においても、加工工具2の刃先回転角度θに応じて、加工工具2のX軸方向の変位量δx及びY軸方向の変位量δyを、図10に示すように変化させる。これにより、加工装置1は、図8に示す非真円の円筒形状の非真円形状Fを加工することができる。
なお、実際には、各高さH1からH8の間は、徐々に形状が変化して滑らかに連続する。そのため、目標とする非真円形状FをワークWの送りピッチでスライスしたときの非真円の工具回転軌跡Tfを用いて、シリンダブロックのボアに目標とする三次元の非真円形状Fを加工することができる。
図11は、本実施形態の加工装置1による非真円加工の一例を示すフロー図である。より詳細には、図11は、本実施形態の加工装置1によって、シリンダブロックのボアに、図8に示す非真円の円筒形状を加工するフローを示している。
まず、ステップS1において、常温でボアを真円の円筒形状に加工したシリンダブロックを用いてエンジンを組み立てる。次に、ステップS2において、組み立てたエンジンをテストベンチで運転する。次に、ステップS3において、エンジンの運転時のボアの内径形状を測定する。次に、ステップS4において、前のステップS3で測定されたボアの内径形状をデータ補間して形状データを作成し、3Dモデルを作成する。
次に、ステップS5において、前のステップS4で作成した形状データを反転させた反転形状データを作成し、反転3Dモデルを作成する。次に、ステップS6において、加工工具2の刃先2aの経路に応じた加工工具2の位置データを、刃先2aの1回転あたりの送り形状のポイントデータとして抽出する。次に、ステップS7において、加工装置1の制御部8に、前のステップS5,S6で作成した反転形状データ及び位置データを入力して非真円加工を実施する。
次に、ステップS8において、加工装置1によって加工されたシリンダブロックのボアの内径形状を測定する。次に、ステップS9において、前のステップS8で測定されたボアの内径形状をデータ補間して形状データを作成し、3Dモデルを作成する。次に、ステップS10において、前のステップS9で作成された実際のボアの3Dモデルと、目標値とする加工形状である反転3Dモデルとを比較し、これらの形状が合致しなければ、ステップS11へ進む。ステップS11では、部品データを修正してステップS7へ戻る。
一方、ステップS10において、実際のボアの3Dモデルと反転3Dモデルとが合致すれば、ステップS12へ進む。ステップS12では、シリンダブロックのボア内面に低摩擦化処理を施した後、エンジンを組み立てる。次に、ステップS13において、前のステップS12で組み立てたエンジンをテストベンチで運転する。次に、ステップS14において、エンジンを運転させた実働時のシリンダブロックのボアの内径形状を測定する。
次に、ステップS15において、前のステップS14で測定したシリンダブロックのボアの内径形状が真円の円筒形状であるか否かを判定する。その結果、真円の円筒形状でないと判定した場合は、ステップS16へ進み、部品データを修正してステップS5へ戻る。一方、ステップS15における判定の結果、真円の円筒形状であると判定した場合は、ステップS17へ進む。ステップS17では、エンジンを運転させた実働時に真円の円筒形状となる加工データを確立し、その加工データを用いて非真円の円筒形状のボアを有するシリンダブロックの量産加工を実施する。
以上により、粗材と車種に応じた真円形状又は非真円形状のデータを蓄積し、生産計画に応じて、エンジンを運転させた実働時に真円の円筒形状のボアとなるシリンダブロックを容易に量産加工することができる。
以上、図面を用いて本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
例えば、駆動部の数は、4つに限定されない。例えば、X軸方向とY軸方向において、それぞれ主軸頭の片側に駆動部を配置し、その反対側にばねを配置し、駆動部の伸長と、ばねの収縮によって主軸頭を移動させるようにしてもよい。また、主軸頭の小型化のために、駆動部を90°折り返してもよい。また、加工工具を回転させず、ワークを回転させてもよい。また、非真円加工は、ボアの内面だけでなく、ワークの外周面に対しても行うことができる。
1 加工装置
2b 回転工具
2 加工工具
3 主軸頭
6 駆動部
7 位置センサ
8 制御部
R 回転軸
T 工具回転軌跡
Tf 工具回転軌跡
To 工具回転軌跡
Ts 工具回転軌跡

Claims (6)

  1. 回転工具と、該回転工具の外周に設けられた加工工具と、前記回転工具を回転自在に支持する主軸頭と、を備えた加工装置であって、
    前記主軸頭を前記回転工具の回転軸と垂直な方向に移動させる駆動部と、
    前記回転軸に垂直な平面における前記主軸頭の位置を測定する位置センサと、
    前記主軸頭の前記位置に基づいて前記加工工具を前記回転軸に垂直な方向に移動させるように前記駆動部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする加工装置。
  2. 前記駆動部は、前記回転軸に垂直な2方向以上において、前記主軸頭に対向させて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
  3. 前記駆動部は、ピエゾアクチュエータ又は磁歪部材によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
  4. 前記制御部は、前記加工工具の回転角度における前記主軸頭の目標位置に基づいて前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
  5. 前記制御部は、前記主軸頭の目標位置と、前記主軸頭の実際の位置との差分を用いてフィードバック制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
  6. 前記主軸頭は、前記回転工具を回転させる主軸と、該主軸を回転自在に支持する軸受と、前記主軸を回転させるモータと、該モータの回転角度を計測するエンコーダとを備えることを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
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