JP2017196704A - 可動部の振動測定方法、ロボットの振動測定方法および制御装置 - Google Patents

可動部の振動測定方法、ロボットの振動測定方法および制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】可動部が共振した状態で、可動部の振動の大きさを定量的に測定することができる可動部の振動測定方法、ロボットの振動測定方法および制御装置を提供すること。【解決手段】第1慣性センサーを用いて可動部の振動を測定する振動測定方法であって、前記可動部を駆動する駆動部により前記可動部を駆動し、共振させた状態で、前記第1慣性センサーで測定を行う工程と、前記第1慣性センサーの出力に基づいて前記可動部の振動の大きさを求める工程と、を有することを特徴とする可動部の振動測定方法。また、前記可動部の1例としては、回動軸周りに回動可能に設けられた複数のアーム等が挙げられる。【選択図】図1

Description

本発明は、可動部の振動測定方法、ロボットの振動測定方法および制御装置に関するものである。
基台と、複数のアーム(リンク)を有するマニピュレーターとを備えるロボットが知られている。マニピュレーターの隣り合う2つのアームのうちの一方のアームは、関節部を介して、他方のアームに回動可能に連結され、最も基端側(最も上流側)のアームは、関節部を介して、基台に回動可能に連結されている。関節部はモーターにより駆動され、その関節部の駆動により、アームが回動する。また、最も先端側(最も下流側)のアームには、エンドエフェクターとして、例えば、着脱可能にハンドが装着される。そして、ロボットは、例えば、ハンドで対象物を把持し、その対象物を所定の場所へ移動させ、組立等の所定の作業を行う。
また、特許文献1には、ロボットに設けられた角速度センサーからの出力と、エンコーダーからの出力との差分情報を用いて、アームの振動を低減するロボット制御装置が開示されている。
また、ロボット等の可動部の振動の大きさを測定する方法としては、人が、可動部の振動の様子を視覚的に確認したり、また、可動部に手を当てて確認する方法が用いられている。
特開2014−205198号公報
しかしながら、特許文献1に記載のロボット制御装置では、角速度センサー等の慣性センサーを用いて、ロボット等の可動部の振動の大きさを定量的に測定することは行われていない。また、測定した可動部の振動の大きさに基づいて、可動部の振動についての良否を判定することは行われていない。
また、ロボット等の可動部の振動の大きさを測定するための従来の方法では、可動部の振動の大きさを定量的に把握することはできず、また、人によって判断にばらつきがある。このため、可動部の振動についての良否の判定を一定の基準で行うことは困難である。また、複数の可動部について、振動の大きさの差を定量的に把握することは困難である。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
本発明の可動部の振動測定方法は、第1慣性センサーを用いて可動部の振動を測定する振動測定方法であって、
前記可動部を駆動する駆動部により前記可動部を駆動し、共振させた状態で、前記第1慣性センサーで測定を行う工程と、
前記第1慣性センサーの出力に基づいて前記可動部の振動の大きさを求める工程と、を有することを特徴とする。
これにより、可動部が共振した状態で、可動部の振動の大きさを定量的に測定することができる。
本発明の可動部の振動測定方法では、前記可動部は、回動軸周りに回動可能に設けられた複数のアームを備え、
前記可動部の先端を第1の位置から第2の位置に移動させる際、前記駆動部により前記複数のアームのうちの少なくとも2つの前記アームを回動させ、共振させた状態で、前記第1慣性センサーで測定を行うことが好ましい。
これにより、アームが共振した状態で、アームの振動の大きさを定量的に測定することができる。
また、可動部の先端が第1の位置から第2の位置に移動する間は、可動部の固有振動数が変化するので、可動部の振動の振動数と可動部の固有振動数とが一致して可動部が共振することが期待できる。
また、2つのアームについて、同時に振動の大きさを測定することができる。
本発明の可動部の振動測定方法では、前記2つのアームの前記回動軸は、互いに平行であることが好ましい。
これにより、可動部の先端を第1の位置から第2の位置に移動させる間、可動部の先端の姿勢を同一の姿勢に維持することが可能となる。
本発明の可動部の振動測定方法では、前記可動部の先端を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させる間、前記可動部の先端の姿勢を同一の姿勢に維持することが好ましい。
これにより、可動部の先端の角速度の目標値が0の状態で測定を行うことができ、これによって、可動部が共振した状態で、容易に、可動部の振動の大きさを定量的に測定することができる。
本発明の可動部の振動測定方法では、前記可動部を異なる複数の速度で駆動し、各々の速度において前記第1慣性センサーで測定を行うことが好ましい。
これにより、複数の速度のうちのいずれかの速度において可動部が共振することが期待できる。
また、各々の速度において求めた可動部の振動の大きさのうち、振動の大きさが最も小さいときの速度を選択することにより、可動部の振動を抑制することができる。
本発明の可動部の振動測定方法では、前記第1慣性センサーは、前記可動部に内蔵されていることが好ましい。
これにより、第1慣性センサーを他の用途、例えば、可動部の制振制御に用いることができる。
本発明の可動部の振動測定方法では、前記可動部を支持する支持部に、前記第1慣性センサーとは異なる第2慣性センサーが設けられ、
前記駆動部により前記可動部を駆動した状態で、前記第2慣性センサーで測定を行い、前記第2慣性センサーの出力に基づいて前記支持部の振動の大きさを求めることが好ましい。
これにより、可動部の動作速度のみでなく、例えば、支持部等の固有振動数を変更する方法を用いて、可動部の振動の影響を低減させることができる。
本発明の可動部の振動測定方法では、前記第1慣性センサーは、6軸慣性センサーであることが好ましい。
これにより、6軸慣性センサーで、互いに直交する3軸のそれぞれの軸方向の加速度と、前記3軸のそれぞれの軸周りの角速度とを測定し、その6軸慣性センサーの出力に基づいて、可動部の振動の大きさを求めることができる。この6軸慣性センサーを用いる場合は、多くの情報を得ることができ、また、角速度センサーによる測定で、重力や遠心力の影響を受けにくいという利点を有する。
本発明の可動部の振動測定方法では、前記第1慣性センサーは、角速度センサーであることが好ましい。
これにより、角速度センサーで角速度を測定し、その角速度センサーの出力に基づいて、可動部の振動の大きさを求めることができる。この角速度センサーを用いる場合は、測定で、重力や遠心力の影響を受けにくいという利点を有する。
本発明のロボットの振動測定方法は、慣性センサーを用いてロボットの振動を測定する振動測定方法であって、
前記ロボットを駆動する駆動部により前記ロボットを駆動し、共振させた状態で、前記慣性センサーで測定を行う工程と、
前記慣性センサーの出力に基づいて前記ロボットの振動の大きさを求める工程と、を有することを特徴とする。
これにより、ロボットが共振した状態で、ロボットの振動の大きさを定量的に測定することができる。
本発明の制御装置は、アームを備えるロボットを制御する制御装置であって、
前記アームが共振している状態での、前記アームに設けられた慣性センサーの出力に基づいて、前記アームの振動の大きさを求める演算部を備えることを特徴とする。
これにより、アームが共振した状態で、アームの振動の大きさを定量的に求めることができる。
本発明の制御装置では、前記アームを異なる複数の速度で移動させ、各々の速度において前記演算部により求めた前記アームの振動の大きさのうち、振動の大きさが最も小さいときの速度を選択する選択部を備えることが好ましい。
これにより、アームの振動を抑制することができる。
本発明の制御装置により制御されるロボットの第1実施形態であって、そのロボットを正面側から見た斜視図である。 図1に示すロボットの概略図である。 本発明の制御装置およびその制御装置により制御されるロボットの第1実施形態の主要部のブロック図である。 本発明の可動部の振動測定方法の第2実施形態を説明するための図である。 本発明の可動部の振動測定方法の第3実施形態を説明するためのロボットを示す図である。 本発明の可動部の振動測定方法の第3実施形態を説明するためのロボットを示す図である。 本発明の可動部の振動測定方法の第3実施形態を説明するための図である。 本発明の可動部の振動測定方法の第4実施形態を説明するための制御装置およびその制御装置により制御されるロボットの主要部のブロック図である。 本発明の可動部の振動測定方法の第5実施形態を説明するためのロボットを示す図である。
以下、本発明の可動部の振動測定方法、ロボットの振動測定方法および制御装置を添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
なお、振動の測定対象物である可動部としては、動くことが可能なものであれば、その種類、構成等は特に限定されないが、以下の実施形態では、可動部がロボットのマニピュレーターの場合を例に挙げる。そして、可動部の振動測定方法の下位概念であるマニピュレーター(ロボット)の振動測定方法について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の制御装置により制御されるロボットの第1実施形態であって、そのロボットを正面側から見た斜視図である。図2は、図1に示すロボットの概略図である。図3は、本発明の制御装置およびその制御装置により制御されるロボットの第1実施形態の主要部のブロック図である。
なお、以下では、説明の都合上、図1および図2中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う(図8も同様)。また、図1および図2中の基台側を「基端」または「上流」、その反対側を「先端」または「下流」と言う(図8も同様)。また、図1および図2中の上下方向が鉛直方向である(図8も同様)。
まず、振動の測定対象物である可動部の1例であるロボット1を備えるロボットシステム100について説明する。
図1〜図3に示すロボットシステム100は、ロボット1と、ロボット1を制御する制御装置20とを備えている。また、ロボット1は、基台11と、マニピュレーター10(ロボットアーム)とを備えている。また、マニピュレーター10は、回動軸周りに回動可能に設けられた複数、本実施形態では6つのアームを備えている。このロボットシステム100の用途は特に限定されないが、ロボットシステム100は、例えば、腕時計のような精密機器等を製造する製造工程等で用いることができる。
制御装置20は、ロボット1にその一部または全部が内蔵されていてもよく、また、ロボット1とは、別体であってもよい。
また、制御装置20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が内蔵されたパーソナルコンピューター(PC)等で構成することができる。この制御装置20は、ロボット1の後述する第1駆動源401の作動(駆動)を制御する第1駆動源制御部201、第2駆動源402の作動を制御する第2駆動源制御部202、第3駆動源403の作動を制御する第3駆動源制御部203、第4駆動源404の作動を制御する第4駆動源制御部204、第5駆動源405の作動を制御する第5駆動源制御部205および第6駆動源406の作動を制御する第6駆動源制御部206と、制御部207と、各情報を記憶する208、各演算を行う演算部209等を備えている。
また、制御装置20は、振動測定装置の機能、すなわち、慣性センサー32の出力に基づいて、ロボット1の所定部分、本実施形態では、マニピュレーター10の振動の大きさの尺度の1つである角速度(速度)を求める機能を有している。また、制御装置20の演算部209は、アームが共振している状態での、アームに設けられた慣性センサー32の出力に基づいて、アームの振動の大きさの尺度の1つである角速度を求める機能を有している。この制御装置20の機能については、後に詳述する。また、振動の大きさの尺度としては、この他、例えば、変位(振幅)、加速度等がある。なお、制御装置20は、前記角速度に換えて、マニピュレーター10の振動の変位または加速度を求めてもよく、また、変位、角速度および加速度のうちの任意の2つを求めてもよく、また、変位、角速度および加速度のすべてを求めてもよい。なお、速度には、角速度も含まれ、また、加速度には、角加速度も含まれる。
また、マニピュレーター10は、第1アーム12、第2アーム13、第3アーム14、第4アーム15、第5アーム17および第6アーム18と、駆動部である第1駆動源401、駆動部である第2駆動源402、駆動部である第3駆動源403、駆動部である第4駆動源404、駆動部である第5駆動源405および駆動部である第6駆動源406とを備えている。また、第5アーム17および第6アーム18によりリスト16が構成され、第6アーム18の先端部、すなわちリスト16の先端面163には、例えば、ハンド等のエンドエフェクター(図示せず)を着脱可能に取り付けることができるようになっている。そして、このロボット1は、例えば、ハンドで精密機器、部品等を把持したまま、アーム12〜15、リスト16等の動作を制御することにより、当該精密機器、部品を搬送する等の各作業を行うことができる。
ロボット1は、基台11と、第1アーム12と、第2アーム13と、第3アーム14と、第4アーム15と、第5アーム17と、第6アーム18とが基端側から先端側に向ってこの順に連結された垂直多関節(6軸)ロボットである。以下では、第1アーム12、第2アーム13、第3アーム14、第4アーム15、第5アーム17、第6アーム18、リスト16をそれぞれ「アーム」とも言う。また、第1駆動源401、第2駆動源402、第3駆動源403、第4駆動源404、第5駆動源405および第6駆動源406をそれぞれ「駆動源」とも言う。なお、アーム12〜15、17および18の長さは、それぞれ、特に限定されず、適宜設定可能である。
基台11と第1アーム12とは、関節(ジョイント)171を介して連結されている。そして、第1アーム12は、基台11に対し、鉛直方向と平行な第1回動軸O1を回動中心とし、その第1回動軸O1周りに回動可能となっている。第1回動軸O1は、基台11の設置面である床101の上面の法線と一致している。また、第1回動軸O1は、ロボット1の最も上流側にある回動軸である。この第1アーム12は、モーター(第1モーター)401Mおよび減速機(図示せず)を有する第1駆動源401の駆動により回動する。また、モーター401Mは、モータードライバー301を介して制御装置20により制御される。なお、前記減速機が省略されていてもよい。
第1アーム12と第2アーム13とは、関節(ジョイント)172を介して連結されている。そして、第2アーム13は、第1アーム12に対し、水平方向と平行な第2回動軸O2を回動中心として回動可能となっている。第2回動軸O2は、第1回動軸O1と直交している。この第2アーム13は、モーター(第2モーター)402Mおよび減速機(図示せず)を有する第2駆動源402の駆動により回動する。また、モーター402Mは、モータードライバー302を介して制御装置20により制御される。なお、前記減速機が省略されていてもよい。また、第2回動軸O2は、第1回動軸O1に直交する軸と平行であってもよい。
第2アーム13と第3アーム14とは、関節(ジョイント)173を介して連結されている。そして、第3アーム14は、第2アーム13に対して水平方向と平行な第3回動軸O3を回動中心とし、その第3回動軸O3周りに回動可能となっている。第3回動軸O3は、第2回動軸O2と平行である。また、前記平行とは、第2回動軸O2と第3回動軸O3とが完全に平行な場合のみを示すものではなく、第2回動軸O2に対して第3回動軸O3が±5°以下の範囲内で傾斜している場合も含まれる。この第3アーム14は、モーター(第3モーター)403Mおよび減速機(図示せず)を有する第3駆動源403の駆動により回動する。また、モーター403Mは、モータードライバー303を介して制御装置20により制御される。なお、前記減速機が省略されていてもよい。
第3アーム14と第4アーム15とは、関節(ジョイント)174を介して連結されている。そして、第4アーム15は、第3アーム14に対し、第3アーム14の中心軸方向と平行な第4回動軸O4を回動中心とし、その第4回動軸O4周りに回動可能となっている。第4回動軸O4は、第3回動軸O3と直交している。この第4アーム15は、モーター(第4モーター)404Mおよび減速機(図示せず)を有する第4駆動源404の駆動により回動する。また、モーター404Mは、モータードライバー304を介して制御装置20により制御される。なお、前記減速機が省略されていてもよい。また、第4回動軸O4は、第3回動軸O3に直交する軸と平行であってもよい。
第4アーム15とリスト16の第5アーム17とは、関節(ジョイント)175を介して連結されている。そして、第5アーム17は、第4アーム15に対して第5回動軸O5を回動中心とし、その第5回動軸O5周りに回動可能となっている。第5回動軸O5は、第4回動軸O4と直交している。この第5アーム17は、モーター(第5モーター)405Mおよび減速機(図示せず)を有する第5駆動源405の駆動により回動する。また、モーター405Mは、モータードライバー305を介して制御装置20により制御される。なお、前記減速機が省略されていてもよい。また、第5回動軸O5は、第4回動軸O4に直交する軸と平行であってもよい。
リスト16の第5アーム17と第6アーム18とは、関節(ジョイント)176を介して連結されている。そして、第6アーム18は、第5アーム17に対して第6回動軸O6を回動中心とし、その第6回動軸O6周りに回動可能となっている。第6回動軸O6は、第5回動軸O5と直交している。この第6アーム18は、モーター(第6モーター)406Mおよび減速機(図示せず)を有する第6駆動源406の駆動により回動する。また、モーター406Mは、モータードライバー306を介して制御装置20により制御される。なお、前記減速機が省略されていてもよい。また、第6回動軸O6は、第5回動軸O5に直交する軸と平行であってもよい。
なお、リスト16は、第6アーム18として、円筒状をなすリスト本体161を有し、また、第5アーム17として、リスト本体161と別体で構成され、当該リスト本体161の基端部に設けられ、リング状をなす支持リング162を有している。
また、本実施形態では、マニピュレーター10の所定のアームに、角速度センサーや角速度センサー等の慣性センサー31が内蔵(設置)されている。この慣性センサー31により、慣性センサー31が設置されたアームの角速度や加速度を検出することが可能である。また、加速度センサーの出力、すなわち、検出結果に基づいて、角速度を求めることも可能である。なお、慣性センサー31の数は、1つに限らず、複数でもよい。
駆動源401〜406には、それぞれのモーターまたは減速機に、第1角度センサー411、第2角度センサー412、第3角度センサー413、第4角度センサー414、第5角度センサー415、第6角度センサー416が設けられている。これらの角度センサーとしては、特に限定されず、例えば、ロータリーエンコーダー等のエンコーダー等を用いることができる。これらの角度センサー411〜416により、それぞれ、駆動源401〜406のモーターまたは減速機の回転軸(回動軸)の回転(回動)角度を検出する。
また、駆動源401〜406のモーターとしては、それぞれ、特に限定されないが、例えば、ACサーボモーター、DCサーボモーター等のサーボモーターを用いるのが好ましい。
ロボット1は、制御装置20と電気的に接続されている。すなわち、駆動源401〜406、角度センサー411〜416、慣性センサー31は、それぞれ、制御装置20と電気的に接続されている。
そして、制御装置20は、アーム12〜15、リスト16をそれぞれ独立して作動させることができる、すなわち、モータードライバー301〜306を介して、駆動源401〜406をそれぞれ独立して制御することができる。この場合、制御装置20は、角度センサー411〜416、慣性センサー31により検出を行い、その検出結果に基づいて、駆動源401〜406の駆動、例えば、角速度や回転角度等をそれぞれ制御する。この制御プログラムは、制御装置20の記憶部208に予め記憶されている。
また、制御装置20は、慣性センサー31の検出結果と、角度センサー411〜416のうちの所定の角度センサーの検出結果とに基づいて、ロボット1のマニピュレーター10の制振制御を行うことが可能である。これにより、ロボット1(マニピュレーター10)の振動を抑制することができる。
本実施形態では、基台11は、ロボット1の鉛直方向の最も下方に位置し、設置スペースの床101等に固定(設置)される部分である。この固定方法としては、特に限定されず、例えば、本実施形態では、複数本のボルト111による固定方法を用いている。
基台11には、例えば、モーター401Mやモータードライバー301〜306等が収納されている。
アーム12〜15は、それぞれ、中空のアーム本体2と、アーム本体2内に収納され、モーターを備える駆動機構3と、アーム本体2内を封止する封止手段4とを有している。なお、図面では、第1アーム12が有するアーム本体2、駆動機構3、封止手段4をそれぞれ「2a」、「3a」、「4a」とも表記し、第2アーム13が有するアーム本体2、駆動機構3、封止手段4をそれぞれ「2b」、「3b」、「4b」とも表記し、第3アーム14が有するアーム本体2、駆動機構3、封止手段4をそれぞれ「2c」、「3c」、「4c」とも表記し、第4アーム15が有するアーム本体2、駆動機構3、封止手段4をそれぞれ「2d」、「3d」、「4d」とも表記する。
次に、可動部の1例であるロボット1のマニピュレーター10の振動測定方法について説明する。
本実施形態の振動測定方法は、マニピュレーター10に取り付けられた第1慣性センサーである慣性センサー32を用いてロボット1の振動、すなわち、マニピュレーター10の振動を測定する振動測定方法である。この振動測定方法は、マニピュレーター10を駆動する駆動部である第1駆動源401〜第6駆動源406のうちの少なくとも1つによりマニピュレーター10を駆動し、マニピュレーター10を共振させた状態で、慣性センサー32で測定を行う工程と、慣性センサー32の出力に基づいてマニピュレーター10の振動の大きさの尺度の1つである角速度を求める工程とを有する。これにより、マニピュレーター10が共振した状態で、マニピュレーター10の振動の角速度を定量的に測定することができる。
また、慣性センサー32を設置する箇所は、特に限定されず、例えば、第1アーム12、第2アーム13、第3アーム14、第4アーム15、第5アーム17、第6アーム18等が挙げられる。本実施形態では、慣性センサー32をマニピュレーター10の先端、すなわち、第6アーム18の先端に設置する。
また、慣性センサー32としては、特に限定されず、例えば、単一の角速度センサー(ジャイロセンサー)、単一の加速度センサー、複数の角速度センサーを有するセンサー、複数の角速度センサーを有するセンサー、少なくとも1つの角速度センサーと少なくとも1つの加速度センサーとを有するセンサー等が挙げられる。また、前記角速度センサーおよび加速度センサーを有するセンサーとしては、例えば、6軸慣性センサー等が挙げられる。この6軸慣性センサーは、3つの角速度センサーと3つの加速度センサーとを有しており、互いに直交する3軸のそれぞれの軸方向の加速度を前記3つの加速度センサーで検出し、前記3軸のそれぞれの軸周りの角速度を前記3つの角速度センサーで検出することが可能である。慣性センサー32として、角速度センサーを含むセンサーを用いる場合は、測定で、重力や遠心力の影響を受けにくいという利点を有する。また、慣性センサー32として、6軸慣性センサーを用いる場合は、多くの情報を得ることができ、また、角速度センサーによる測定で、重力や遠心力の影響を受けにくいという利点を有する。なお、慣性センサー32の数は、1つでもよく、また、複数でもよいが、本実施形態では、1つの場合を例に挙げて説明する。
次に、ロボット1のマニピュレーター10の振動を測定する手順について説明する。
[1]
ロボット1のマニピュレーター10の先端に慣性センサー32を取り付ける(図5、図6参照)。
[2]
ロボット1のマニピュレーター10の固有振動数を求める。この固有振動数を求めるには、まず、マニピュレーター10に振動を与える。例えば、ハンマー等でマニピュレーター10を叩く。これにより、マニピュレーター10が振動する。そして、慣性センサー32で測定を行い、慣性センサー32の出力、すなわち、検出結果に基づいて、マニピュレーター10の固有振動数を求める。なお、マニピュレーター10の固有振動数が既知の場合は、本工程は、省略される。
[3]慣性センサー32で測定を行う工程
マニピュレーター10の振動の振動数(周波数)と、マニピュレーター10の固有振動数とが一致するように、マニピュレーター10を駆動する。
この場合、第1アーム12〜第6アーム18のうちのいずれのアームを回動させてもよい。例えば、第1アーム12〜第6アーム18のうちの所定の1つのアームを回動させて慣性センサー32で測定を行う。または、第1アーム12〜第6アーム18のうちの所定の複数のアームを順番に回動させて、それぞれ、慣性センサー32で測定を行う。なお、以下では、代表的に、第2アーム13を回動させて慣性センサー32で測定を行う場合を例に挙げて説明する。
また、マニピュレーター10を駆動する際は、第2アーム13を回動させるモーター402Mの回転数を調整することにより、マニピュレーター10の振動の振動数と、マニピュレーター10の固有振動数とを一致させ、マニピュレーター10を共振させる。そして、マニピュレーター10が共振している状態(共振状態)で、慣性センサー32で測定を行う。なお、慣性センサー32により測定する角速度は、本実施形態および後述する各実施形態では、それぞれ、第6回動軸O6の軸周りの角速度である。
また、第2駆動源402の減速機として、波動歯車装置、すなわち、ハーモニックドライブ(「ハーモニックドライブ」は登録商標)を用いる場合は、モーター402Mの回転数をN、減速機のモーター402M側の歯車の歯数をA、減速機の減速機側の歯車の歯数をBとしたとき、マニピュレーター10の振動の振動数fは、下記(1)式で表される。この(1)式を用いて、マニピュレーター10の振動の振動数と、マニピュレーター10の固有振動数とが一致するときのモーター402Mの回転数を求めることができる。
f=N×(A/B)×2 ・・・(1)
[4]振動の大きさの尺度の1つである角速度を求める工程
慣性センサー32の出力、すなわち、検出結果に基づいて、マニピュレーター10の振動の大きさの尺度の1つである角速度を求める。この角速度の算出は、制御装置20の演算部209により行われる。このように、演算部209は、マニピュレーター10(アーム)が共振している状態での、マニピュレーター10に設けられた慣性センサー32の出力に基づいて、マニピュレーター10の振動の大きさの尺度の1つである角速度を求める機能を有している。
得られた共振状態での角速度の情報は、記憶部208に記憶され、例えば、ロボット1の振動についての良否の判定等の種々の用途で用いることができる。
測定が終了した後は、慣性センサー32を取り外す。また、慣性センサー32を取り外さずに、他の用途に用いてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、マニピュレーター10が共振した状態で、マニピュレーター10の振動の角速度を定量的に測定することができる。
これにより、ロボットの1の振動についての良否の判定の精度を向上させることができる。また、複数のロボット1の振動について、定量的に比較することもできる。
また、マニピュレーター10の振動の角速度の情報を成績表等に記載して保存しておくことにより、ロボット1の納入後に顧客からロボット1の振動が大きい等とのクレームがついた場合に、前記成績表で確認することができ、対応することが可能である。また、後続品の出荷段階で、前記クレームがついた振動レベル以上の製品は、出荷しない等の対応をとることが可能になる。また、ロボット1が振動について出荷後に異常になったのか、または、製造時から異常であったのかを判定することができる。
ここで、本実施形態では、振動測定において、振動測定専用の慣性センサー32で測定を行うようになっているが、慣性センサー32に代えて、マニピュレーター10に内蔵されている慣性センサー31を第1慣性センサーとし、その慣性センサー31で測定を行ってもよい。
これにより、慣性センサー31を、振動測定と、ロボット1の制振制御とに用いることができ、振動測定の際、マニピュレーター10に対し、振動測定専用の慣性センサー32を着脱する手間を省くことができる。
<第2実施形態>
図4は、本発明の可動部の振動測定方法の第2実施形態を説明するための図である。
以下、第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。なお、第2実施形態でも第1実施形態と同様に、代表的に、第2アーム13を回動させて測定を行う場合を例に挙げて説明する。
第2実施形態では、振動測定において、マニピュレーター10を異なる複数の速度で駆動し、各々の速度において慣性センサー32で測定を行う。
具体的には、振動測定において、複数の回転数でモーター402Mを駆動して第2アーム13を回動させる。そして、各々の回転数において慣性センサー32で測定を行う。また、前記複数の回転数は、マニピュレーター10の振動の振動数と、マニピュレーター10の固有振動数とが一致する理論上の値およびその前後の値に設定される。
これにより、ロボット1の個体差等でマニピュレーター10の固有振動数が異なる場合でも対応することができる。すなわち、前記複数の回転数のうちのいずれかの回転数においてマニピュレーター10が共振することが期待できる。
図4には、振動の測定結果の一例を示すグラフが示されている。このグラフの縦軸は、慣性センサー32で測定された角速度、横軸は、時間である。
また、この測定は、第2アーム13を正方向と逆方向とに回動、すなわち、往復させて行った。図4中の各四角形で囲まれているデータは、その一方が第2アーム13を正方向に回動させた場合のデータ、すなわち、波形であり、他方が第2アーム13を逆方向に回動させた場合の波形である。また、各四角形で囲まれているデータは、モーター402Mの複数の回転数のそれぞれに対応しており、その回転数は、図4中の右側ほど高い。そして、各波形の「ω」が、マニピュレーター10の振動の角速度に相当する。このωが最も大きいときが、マニピュレーター10が共振しているときである。
以上のような第2実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
図5および図6は、本発明の可動部の振動測定方法の第3実施形態を説明するためのロボットを示す図である。図7は、本発明の可動部の振動測定方法の第3実施形態を説明するための図である。
以下、第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
第3実施形態では、振動測定において、マニピュレーター10の先端を第1の位置から第2の位置に移動させる。また、マニピュレーター10の先端を第2の位置から第1の位置にも移動させる。そして、その際、駆動部である第1駆動源401〜第6駆動源406のうちの少なくとも2つにより、複数のアーム、すなわち、第1アーム12〜第6アーム18のうちの少なくとも2つのアームを回動させ、共振させた状態で、慣性センサー32で測定を行う。また、前記2つのアームの回動軸は、互いに平行である。また、マニピュレーター10の先端を第1の位置から第2の位置に移動させる間、マニピュレーター10の先端の姿勢を同一の姿勢に維持する。また、マニピュレーター10の先端を第2の位置から第1の位置に移動させる間も、マニピュレーター10の先端の姿勢を同一の姿勢に維持する。また、前記同一の姿勢とは、完全に同一の姿勢のみを示すものではなく、例えば、第6回動軸O6の姿勢で説明すると、マニピュレーター10の先端の移動前の第6回動軸O6に対して、マニピュレーター10の先端の移動中および移動後の第6回動軸O6が±5°以下の範囲内で傾斜している場合も含まれる。
以下では、代表的に、第2アーム13および第3アーム14を回動させて、マニピュレーター10の先端を移動させる場合を例に挙げて説明する。
まず、本実施形態では、振動測定において、第2アーム13および第3アーム14を互いに異なる方向に回動させ、マニピュレーター10の姿勢を、図5に示す第1の姿勢から図6に示す第2の姿勢に変更し、マニピュレーター10の先端を、図5に示す第1の位置から図6に示す第2の位置に移動させる。また、第2アーム13および第3アーム14を互いに異なる方向、前記と逆の方向に回動させ、マニピュレーター10の姿勢を、図6に示す第2の姿勢から図5に示す第1の姿勢に変更し、マニピュレーター10の先端を、図6に示す第2の位置から図5に示す第1の位置に移動させる。そして、前記マニピュレーター10の先端を移動させる際は、第2アーム13を回動させるモーター402Mおよび第3アーム14を回動させるモーター403Mの回転数を調整し、マニピュレーター10の先端の姿勢を同一の姿勢に維持する。
図7には、振動の測定結果の一例を示すグラフが示されている。このグラフの縦軸は、慣性センサー32で測定された角速度、横軸は、時間である。
また、図7中の各四角形で囲まれているデータは、その一方が、マニピュレーター10の先端を図5に示す第1の位置から図6に示す第2の位置に移動させた場合のデータ、すなわち、波形であり、他方が、マニピュレーター10の先端を図6に示す第2の位置から図5に示す第1の位置に移動させた場合の波形である。また、各四角形で囲まれているデータは、モーター402M、403Mの複数の回転数のそれぞれに対応しており、その回転数は、図7中の右側ほど高い。
ここで、この振動測定では、第2アーム13および第3アーム14を回動させるので、マニピュレーター10の固有振動数が変化し、これにより、マニピュレーター10が共振することが期待でき、また、第2アーム13および第3アーム14の動作について、同時に振動の角速度を測定することができる。また、第2回動軸O2と第3回動軸O3とは互いに平行であるので、マニピュレーター10の先端の姿勢を同一の姿勢に維持することが可能となる。これにより、マニピュレーター10の先端の角速度の目標値が0の状態で測定を行うことができ、これによって、マニピュレーター10が共振した状態で、容易に、マニピュレーター10の振動の角速度を定量的に測定することができる。
具体的には、まず、振動測定におけるマニピュレーター10の動作では、マニピュレーター10の姿勢が変化するので、マニピュレーター10の固有振動数が変化する。これにより、マニピュレーター10の動作の途中において、マニピュレーター10の振動の振動数と、マニピュレーター10の固有振動数とが一致してマニピュレーター10が共振することが期待できる。
また、振動測定において、2つのモーター402Mおよび403Mを駆動するので、マニピュレーター10の振動の振動数は、モーター402Mの駆動に基づく値と、モーター403Mの駆動に基づく値とで決定される。これにより、マニピュレーター10の振動の振動数と、マニピュレーター10の固有振動数とが一致してマニピュレーター10が共振することが期待できる。
また、マニピュレーター10の姿勢を図5に示す第1の姿勢から図6に示す第2の姿勢に変更する際は、第2アーム13は、反時計周りに回動し、第3アーム14は、時計周りに回動する。また、マニピュレーター10の姿勢が図6に示す第2の姿勢から図5に示す第1の変更に変化する際は、第2アーム13は、時計周りに回動し、第3アーム14は、反時計周りに回動する。すなわち、第2アーム13と第3アーム14とが互いに異なる方向に回動する。また、マニピュレーター10の先端の角速度の目標値は、0に設定され、マニピュレーター10の先端の姿勢は、一定の姿勢を維持する。
これにより、図7に示すように、慣性センサー32で測定される角速度は、マニピュレーター10の振動に基づく角速度のみとなり、これによって、容易に、マニピュレーター10の振動の角速度を求めることができる。
また、振動測定では、第2アーム13の振動によるマニピュレーター10の振動と、第3アーム14の振動によるマニピュレーター10の振動との合成振動を求めるので、それを別々に求める場合に比べて、ロボットの1の振動についての良否の判定を迅速に行うことができる。
また、ロボット1が姿勢を第1の姿勢と第2の姿勢との一方から他方へ変更する動作は、ロボットが作業を行う場合の動作において登場する頻度が高い。このため、ロボット1の振動についての良否の判定を、実際の作業に則して行うことができる。
以上のような第3実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第4実施形態>
図8は、本発明の可動部の振動測定方法の第4実施形態を説明するための制御装置およびその制御装置により制御されるロボットの主要部のブロック図である。
以下、第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。なお、第4実施形態でも第1実施形態と同様に、代表的に、第2アーム13を回動させて測定を行う場合を例に挙げて説明する。
図8に示すように、第3実施形態では、制御装置20は、複数の選択肢から選択を行う選択部210を備えている。
また、振動測定において、マニピュレーター10を異なる複数の速度で駆動、すなわち、アームの1例である第2アーム13を異なる複数の角速度(速度)で回動(移動)させ、各々の角速度(速度)において慣性センサー32で測定を行う。
また、選択部210は、振動測定において、第2アーム13を異なる複数の角速度で回動させ、各々の角速度において演算部209により求めたアームの振動の角速度のうち、振動の角速度が最も小さいときのアームの角速度を選択する機能を有する。なお、速度は、角速度を含む概念であり、例えば、ロボットの動作において、ロボットの可動部分が平行移動する場合は、角速度ではなく、速度であってもよい。
具体的には、振動測定において、複数の回転数でモーター402Mを駆動して第2アーム13を回動させる。そして、各々の回転数において慣性センサー32で測定を行う。また、前記複数の回転数は、マニピュレーター10の振動の振動数と、マニピュレーター10の固有振動数とが一致する理論上の値およびその前後の値に設定される。
また、選択部210は、各々の回転数において演算部209により求めたマニピュレーター10の振動の角速度のうち、振動の角速度が最も小さいときのモーター402Mの回転数を選択する。この選択された回転数は、ロボット1を動作させる際のモーター402Mの回転数として設定される。これにより、ロボット1を動作させる際、マニピュレーター10の振動を抑制することができる。
なお、選択部210は、単に振動の角速度が最も小さいときのモーター402Mの回転数ではなく、回転数に閾値を設け、その閾値以上の回転数において、振動の角速度が最も小さいときのモーター402Mの回転数を選択するように構成してもよい。この場合は、精度の要求や作業時間等を鑑みて、ロボットの動作速度を設定することができる。
以上のような第4実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
なお、振動測定において、第3実施形態と同様にマニピュレーター10を駆動してもよい。
<第5実施形態>
図9は、本発明の可動部の振動測定方法の第5実施形態を説明するためのロボットを示す図である。
以下、第5実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。なお、第5実施形態でも第1実施形態と同様に、代表的に、第2アーム13を回動させて測定を行う場合を例に挙げて説明する。
図9に示すように、第5実施形態では、基台11は、ロボット1の鉛直方向の最も上方に位置し、設置スペースの天井102に固定されている。このようなロボット1が動作すると、マニピュレーター10のみでなく、天井102も振動する。
また、マニピュレーター10を支持する支持部の1例である基台11に、慣性センサー32とは異なる第2慣性センサーである慣性センサー33が設けられている。この慣性センサー33は、振動測定の際、基台11に取り付けられる。測定終了後に、慣性センサー33は取り外されてもよい。なお、慣性センサー33は、基台11に限らず、例えば、天井102に取り付けてもよい。
そして、駆動部の1例である第2駆動源402によりマニピュレーター10を駆動した状態、好ましくは、マニピュレーター10が共振した状態で、慣性センサー33で測定を行い、慣性センサー33の出力に基づいて基台11の振動の角速度を求める。この基台11の振動の角速度は、天井102の振動の角速度に対応している。また、慣性センサー32でも測定を行い、慣性センサー32の出力に基づいてマニピュレーター10の振動も求める。なお、天井102等の固有振動数は、第1実施形態で述べたマニピュレーター10の固有振動数を求める方法と同様にして求めることが可能である。
これにより、ロボット1の動作速度のみでなく、例えば、天井102等の固有振動数を変更する方法等を用いて、ロボット1の振動の影響を低減させることができる。
以上のような第5実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
なお、振動測定において、第3実施形態と同様にマニピュレーター10を駆動してもよい。
以上、本発明の可動部の振動測定方法、ロボットの振動測定方法および制御装置を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、前記実施形態では、振動の測定対象物である可動部がロボットのマニピュレーターの場合を例に挙げて説明したが、本発明では、可動部は、ロボットのマニピュレーターに限定されず、動くことが可能なものであればよい。
また、前記実施形態では、ロボットの基台の固定箇所は、例えば、設置スペースにおける床または天井であるが、本発明では、これに限定されず、この他、例えば、壁、作業台、地上等が挙げられる。
また、本発明では、ロボットは、セル内に設置されていてもよい。この場合、ロボットの基台の固定箇所としては、例えば、セルの床部、天井部、壁部、作業台等が挙げられる。
また、前記実施形態では、ロボット(基台)が固定される平面(面)である第1面は、水平面と平行な平面(面)であるが、本発明では、これに限定されず、例えば、水平面や鉛直面に対して傾斜した平面(面)でもよく、また、鉛直面と平行な平面(面)であってもよい。すなわち、第1回動軸は、鉛直方向や水平方向に対して傾斜していてもよく、また、水平方向と平行であってもよい。
また、前記実施形態では、マニピュレーターの回動軸の数は、6つであるが、本発明では、これに限定されず、マニピュレーターの回動軸の数は、例えば、2つ、3つ、4つ、5つまたは7つ以上でもよい。すなわち、前記実施形態では、アーム(リンク)の数は、6つであるが、本発明では、これに限定されず、アームの数は、例えば、2つ、3つ、4つ、5つ、または、7つ以上でもよい。この場合、例えば、前記実施形態のロボットにおいて、第2アームと第3アームとの間にアームを追加することにより、アームの数が7つのロボットを実現することができる。
また、前記実施形態では、マニピュレーターの数は、1つであるが、本発明では、これに限定されず、マニピュレーターの数は、例えば、2つ以上でもよい。すなわち、ロボット(ロボット本体)は、例えば、双腕ロボット等の複数腕ロボットであってもよい。
また、本発明では、ロボットは、他の形式のロボットであってもよい。具体例としては、例えば、脚部を有する脚式歩行(走行)ロボット、スカラーロボット等の水平多関節ロボット等が挙げられる。
また、前記実施形態では、制御装置が振動の大きさを測定する機能を有しているが、本発明では、これに限定されず、例えば、制御装置とは別に、振動の大きさを測定する振動測定装置を設けてもよい。振動測定装置は、例えば、パーソナルコンピューター等で構成することができる。
1…ロボット、2…アーム本体、3…駆動機構、4…封止手段、10…マニピュレーター、11…基台、12…第1アーム、13…第2アーム、14…第3アーム、15…第4アーム、16…リスト、17…第5アーム、18…第6アーム、20…制御装置、31…慣性センサー、32…慣性センサー、33…慣性センサー、100…ロボットシステム、101…床、102…天井、111…ボルト、161…リスト本体、162…支持リング、163…先端面、171…関節、172…関節、173…関節、174…関節、175…関節、176…関節、201…第1駆動源制御部、202…第2駆動源制御部、203…第3駆動源制御部、204…第4駆動源制御部、205…第5駆動源制御部、206…第6駆動源制御部、207…制御部、208…記憶部、209…演算部、210…選択部、301…モータードライバー、302…モータードライバー、303…モータードライバー、304…モータードライバー、305…モータードライバー、306…モータードライバー、401…第1駆動源、401M…モーター、402…第2駆動源、402M…モーター、403…第3駆動源、403M…モーター、404…第4駆動源、404M…モーター、405…第5駆動源、405M…モーター、406…第6駆動源、406M…モーター、411…第1角度センサー、412…第2角度センサー、413…第3角度センサー、414…第4角度センサー、415…第5角度センサー、416…第6角度センサー、O1…第1回動軸、O2…第2回動軸、O3…第3回動軸、O4…第4回動軸、O5…第5回動軸、O6…第6回動軸

Claims (12)

  1. 第1慣性センサーを用いて可動部の振動を測定する振動測定方法であって、
    前記可動部を駆動する駆動部により前記可動部を駆動し、共振させた状態で、前記第1慣性センサーで測定を行う工程と、
    前記第1慣性センサーの出力に基づいて前記可動部の振動の大きさを求める工程と、を有することを特徴とする可動部の振動測定方法。
  2. 前記可動部は、回動軸周りに回動可能に設けられた複数のアームを備え、
    前記可動部の先端を第1の位置から第2の位置に移動させる際、前記駆動部により前記複数のアームのうちの少なくとも2つの前記アームを回動させ、共振させた状態で、前記第1慣性センサーで測定を行う請求項1に記載の可動部の振動測定方法。
  3. 前記2つのアームの前記回動軸は、互いに平行である請求項2に記載の可動部の振動測定方法。
  4. 前記可動部の先端を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させる間、前記可動部の先端の姿勢を同一の姿勢に維持する請求項2または3に記載の可動部の振動測定方法。
  5. 前記可動部を異なる複数の速度で駆動し、各々の速度において前記第1慣性センサーで測定を行う請求項1ないし4のいずれか1項に記載の可動部の振動測定方法。
  6. 前記第1慣性センサーは、前記可動部に内蔵されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の可動部の振動測定方法。
  7. 前記可動部を支持する支持部に、前記第1慣性センサーとは異なる第2慣性センサーが設けられ、
    前記駆動部により前記可動部を駆動した状態で、前記第2慣性センサーで測定を行い、前記第2慣性センサーの出力に基づいて前記支持部の振動の大きさを求める請求項1ないし5のいずれか1項に記載の可動部の振動測定方法。
  8. 前記第1慣性センサーは、6軸慣性センサーである請求項1ないし7のいずれか1項に記載の可動部の振動測定方法。
  9. 前記第1慣性センサーは、角速度センサーである請求項1ないし7のいずれか1項に記載の可動部の振動測定方法。
  10. 慣性センサーを用いてロボットの振動を測定する振動測定方法であって、
    前記ロボットを駆動する駆動部により前記ロボットを駆動し、共振させた状態で、前記慣性センサーで測定を行う工程と、
    前記慣性センサーの出力に基づいて前記ロボットの振動の大きさを求める工程と、を有することを特徴とするロボットの振動測定方法。
  11. アームを備えるロボットを制御する制御装置であって、
    前記アームが共振している状態での、前記アームに設けられた慣性センサーの出力に基づいて、前記アームの振動の大きさを求める演算部を備えることを特徴とする制御装置。
  12. 前記アームを異なる複数の速度で移動させ、各々の速度において前記演算部により求めた前記アームの振動の大きさのうち、振動の大きさが最も小さいときの速度を選択する選択部を備える請求項11に記載の制御装置。
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