JP2017192519A - 椅子の背凭れ - Google Patents

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Shoichi Izawa
晶一 井澤
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Abstract

【課題】着座者が背凭れに荷重をかけたり背をねじるような動きをした場合であっても、腰部に腰部支持部材を好適に当接させること。【解決手段】背枠21と、背枠21を覆うように設けた面材22と、面材22よりも後方側となる部位に設けた腰部支持部材23と、腰部支持部材23を支持する支持部24とを備え、椅子10の脚部5に連結される背凭れ20において、背枠21は、可撓性を有する一対の側枠部31,32と、一対の側枠部31,32の下端部間を連結する下枠部34とを有し、背枠21の下方部を介して脚部5に連結されるものであり、支持部24は、下枠部34において腰部支持部材23の左右両端部に対応する部分から上方に延在し、腰部支持部材23の左右両端部をそれぞれ支持する一対の支持アーム51,52を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、腰部支持部材を取り付けた椅子の背凭れに関するものである。
従来、腰部支持部材を取り付けた椅子の背凭れとしては、椅子の下部から上方に向けて支持部を延設し、この支持部に背枠及び腰部支持部材を取り付けているものがある。この背凭れでは、一本の支持部が、背凭れの中央部分に上下方向にわたって延設されており、この支持部に腰部支持部材が中央部を介して支持されている(たとえば、特許文献1参照)。
特表2008−506486号公報
このような椅子の背凭れでは、着座者が着座した状態で背凭れに荷重をかけた場合に、樹脂製の背枠が後方に撓み、背枠とともに腰部支持部材も連動して後方に移動するため、腰部に腰部支持部材を好適に当接させることができないという問題があった。また、着座者が背をねじるような動きをした場合にも、同様に、背凭れとともに腰部支持部材が動くため、腰部に腰部支持部材を好適に当接させることが難しい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、着座者が背凭れに荷重をかけたり、背をねじるような動きをした場合であっても、腰部に腰部支持部材を好適に当接させることのできる椅子の背凭れを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る椅子の背凭れは、背枠と、前記背枠を覆うように設けた面材と、前記面材よりも後方側となる部位に設けた腰部支持部材と、前記腰部支持部材を支持する支持部とを備え、椅子の脚部に連結される背凭れにおいて、前記背枠は、可撓性を有する一対の側枠部と、前記一対の側枠部の下端部間を連結する下枠部とを有し、前記背枠の下方部を介して前記脚部に連結されるものであり、前記支持部は、前記下枠部において前記腰部支持部材の左右両端部に対応する部分から上方に延在し、前記腰部支持部材の左右両端部をそれぞれ支持する部分を有したことを特徴とする。
また、本発明は、上述した椅子の背凭れにおいて、前記支持部は、前記下枠部において互いの間に隙間を確保した部位から上方に向けて延在した一対の支持アームを有し、前記腰部支持部材は、左右両端部の一方を前記支持アームの一方に支持させ、かつ左右両端部の他方を前記支持アームの他方に支持させたことを特徴とする。
本発明によれば、背枠の下枠部において腰部支持部材の両端部に対応する部分から上方に延在し、腰部支持部材の左右両端部をそれぞれ支持する部分を有した支持部を設け、かつ背枠の下方部を介して脚部に連結するようにしている。従って、着座者が背凭れに荷重をかけた場合や着座者が背をねじるような動きをした場合にも下枠部の位置が大きく変化することはなく、その結果、背枠に対して腰部支持部材の位置が相対的に変化することになり、腰部支持部材を好適に腰部に当接させることが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に係る椅子の斜視図である。 図2は、図1に示した椅子の側面図である。 図3は、図2に示した椅子のC−C線断面図である。 図4は、図1に示した椅子の要部拡大図である。 図5は、図1に示した椅子の要部拡大図である。 図6は、図1に示した椅子の動作の説明のための部分側面図である。 図7は、図1に示した椅子の動作の説明のための背面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る椅子の背凭れの好適な実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態である背凭れを備えた椅子を示したものである。ここで例示する椅子10は、オフィス等の室内で適用するもので、脚部5を備えている。脚部5は、脚体3及び脚柱4を備えている。脚体3は、上下方向に沿った円筒状を成す基部2の周面から放射状を成すように延在し、個々の先端部にキャスタ1を備えたものである。脚柱4は、基部2の中心孔に挿通した円柱状を成すもので、その上端部に背枠支持部6を支持している。背枠支持部6は、上面にクッション8を設けることによって椅子の着座部を構成するものである。背枠支持部6の両側下面には、左右一対の肘掛け7,7が取り付けてある。肘掛け7,7は、背枠支持部6の下面から両側に突出した後、上方に向けて突出したものである。上述した脚部5には、この背枠支持部6を介して背凭れ20が連結してある。
背凭れ20は、図1〜図3に示すように、背枠21と、背枠21を覆うように設けた面材22と、面材22よりも後方側となる部位に設けた腰部支持部材23と、腰部支持部材23を支持する支持部24とを有している。
背枠21は、左右一対の側枠部31,32と、上枠部33と、下枠部34と、連結部35とを備えたもので、可撓性を有した合成樹脂により一体的に成形してある。側枠部31,32は、上下方向の中間部やや下方であって、着座者の腰部付近の高さと対応する部分が前方に向けて凸となるように折曲したものである。
上枠部33は、一対の側枠部31,32の上端部間を連結するものであり、下枠部34は、一対の側枠部31,32の下端部間を連結するものである。連結部35は、下枠部34の下部から下方に延在した後に前方に向け湾曲し、背枠支持部6の下面において前方に延在している。背凭れ20は、この連結部35の前方部分を介して背枠支持部6に連結してある。
面材22は、シート状の部材であり、一対の側枠部31,32、上枠部33及び下枠部34とによって囲まれる枠内部を覆うように設けてある。
腰部支持部材23は、図4及び図5に示すように、支持部本体41と、支持部本体41の左右両端部から後方側に突出する一対の摺動アーム42,43とを有したもので、可撓性を有した合成樹脂によって成形してある。支持部本体41は、着座者の腰部に当接する部分であり、着座者の腰部に沿った湾曲形状を成している。この支持部本体41には、左右方向に沿って複数のスリット44,44…が形成してある。支持部本体41の幅は、着座者の腰部横幅と同程度の寸法であって、背枠21における一対の側枠部31,32の相互間隔よりは小さく構成してある。支持部本体41の下部には、操作部45が設けてある。操作部45は、支持部本体41の下縁部を後方に向けて延長したもので、支持部本体41の左右全幅に亘って形成してある。この操作部45の延長端部は、支持部24の後面よりも後方に突出している。
摺動アーム42,43は、突起部46及び支え部47を有している。突起部46及び支え部47は、操作部45の左右両端部近傍に設けたもので、互いに対向するように内側に向けて突出している。
支持部24は、一対の支持アーム51,52及び支持アーム連結部53を有している。一対の支持アーム51,52は、下枠部34の上面において腰部支持部材23の両端部に対応する部分から互いの間に隙間を確保して上方に向けて突出したもので、腰部支持部材23の幅と同じもしくはそれ以上となる幅を有するように設けてある。
一対の支持アーム51,52には、係合部54,54が上下に沿って配設してある。係合部54,54は、摺動アーム42,43の突起部46及び支え部47と係合するもので、摺動アーム42,43を介して腰部支持部材23を上下動可能に支持している。
係合部54,54には、それぞれ凹部56が複数形成してある。凹部56は、それぞれ摺動アーム42,43の突起部46が嵌合可能となるように構成したものである。係合部54,54に設けた凹部56のいずれかに突起部46を嵌合させることによって腰部支持部材23の上下方向の位置決めを行うことができる。
支持アーム連結部53は、一対の支持アーム51,52の上端部間を連結する部分である。支持アーム連結部53と一対の支持アーム51,52と下枠部34とによって囲まれる部分に開口58が構成される。腰部支持部材23は、この開口58を介して後面が外部に露出しており、支持部本体41の操作部45を操作することが可能である。
上記のように構成した背凭れ20を有する椅子10では、着座者が着座した状態で背凭れに荷重をかけると、図6中の二点鎖線で示すように、背枠21が側枠部31,32の下方部分を支点として後向きに撓むことになる。しかし、連結部35を設けた下枠部34については、その位置がほとんど変化することはなく、下枠部34に設けた支持部24が側枠部31,32の撓みに追従することはない。従って、撓む側枠部31,32に対して、支持部24に支持させた腰部支持部材23は初期の位置から変位せず、腰部支持部材23を着座者の腰部に好適に当接させることができるようになる。
また、着座者が上体をねじるような動きをした場合であっても、腰部支持部材23が左右一対の支持アーム51,52に支持してあるので、腰部支持部材23の移動が制限されることになり、腰部支持部材23を着座者の腰部に好適に当接させることができる。しかも、左右一対の支持アーム51,52は互いに間隔をあけて配設したものであり、さらに支持部本体41に複数のスリット44,44…を設けるようにしているため、着座者の腰部が当接した際に、一対の支持アーム51,52の間で腰部支持部材23が腰部の形状に倣って撓むことになり、着座者の腰部を柔らかく支持することができる。
この腰部支持部材23の高さは、着座者が着座したままでも、操作部45に手をかけて上下に移動させれば、摺動アーム42,43が係合部54,54を摺動するため調整することが可能である。ここで、上述の椅子10では、操作部45が背凭れ20の後ろ側下部であって、支持アーム51,52の相互間に配置してあるため、図7中の実線で示すように、着座者が無理のない姿勢で操作部45を操作することができる。即ち、操作部が背枠21の側枠部31,32に設けられた椅子10の場合には、着座者が着座したまま操作しようとすると、図7中の二点鎖線で示すように、肩及び肘を大きく上方に上げる姿勢をとる必要があり、体勢的に無理がある。これに対して、上述の椅子10によれば、操作部45が背凭れ20の中央部分において下方となる部位に設けてあるため、肩や肘を大きく上方に上げる姿勢をとることなく操作することが可能であり、腰部支持部材23の高さ調整を容易に行うことができる。
しかも、上述の椅子10によれば、操作部45が、支持部本体41の左右全幅に亘って下縁部を延長し、後方に向かって支持部24から突出するように形成してあるため、この操作部45の下方域、つまり下枠部34の上面や下枠部34と面材22との隙間の部分に埃がたまることを防止することができる。
なお、本実施の形態では、肘掛け7,7は、背枠支持部6にのみ連結されているが、肘掛け7,7は、背凭れ20にのみ連結されていてもよい。また、本実施の形態では、操作部45を後方に向かって突出するように形成しているが、必ずしも突出させる必要はない。また、操作部45を腰部支持部材23の左右全幅に亘って形成しているが、腰部支持部材23の中央部分のみに設けてもよいし、左右両端部のみに設けてもよい。
また、本実施の形態では、支持部24を腰部支持部材23と同じ幅に形成しているが、腰部支持部材23よりも大きな幅を有するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態では、支持部24に開口58を設けるようにしているが、必ずしも開口58を設ける必要はなく、単に板状に形成してもよい。
1 キャスタ
2 基部
3 脚体
4 脚柱
5 脚部
6 背枠支持部
8 クッション
10 椅子
20 背凭れ
21 背枠
22 面材
23 腰部支持部材
24 支持部
31,32 側枠部
33 上枠部
34 下枠部
35 連結部
41 支持部本体
42,43 摺動アーム
44 スリット
45 操作部
46 突起部
47 支え部
51,52 支持アーム
53 支持アーム連結部
54 係合部
56 凹部
58 開口

Claims (2)

  1. 背枠と、前記背枠を覆うように設けた面材と、前記面材よりも後方側となる部位に設けた腰部支持部材と、前記腰部支持部材を支持する支持部とを備え、椅子の脚部に連結される背凭れにおいて、
    前記背枠は、可撓性を有する一対の側枠部と、前記一対の側枠部の下端部間を連結する下枠部とを有し、前記背枠の下方部を介して前記脚部に連結されるものであり、
    前記支持部は、前記下枠部において前記腰部支持部材の左右両端部に対応する部分から上方に延在し、前記腰部支持部材の左右両端部をそれぞれ支持する部分を有したことを特徴とする椅子の背凭れ。
  2. 前記支持部は、前記下枠部において互いの間に隙間を確保した部位から上方に向けて延在した一対の支持アームを有し、
    前記腰部支持部材は、左右両端部の一方を前記支持アームの一方に支持させ、かつ左右両端部の他方を前記支持アームの他方に支持させたことを特徴とする請求項1に記載の椅子の背凭れ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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