JP2017187132A - ホースクリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】締結時における作業スペースの縮小が図られたホースクリップを提供する。
【解決手段】ホースクリップ10は、案内孔21の内側に幅狭部23が位置することにより円環状に形成されて弾性復元力により縮径可能に構成された本体部25と、案内部22の端部が本体部25の径方向外側へ屈曲した第1係止片26と、幅狭部23の端部が本体部25の径方向外側へ屈曲した第2係止片27とを有し、保持部材30は、第1係止片26および第2係止片27を係止する係止溝32を有して締結部材20を拡径状態に保持する係止部31と、係止部31の端部から本体部25の軸方向Aに沿うように延びる操作部35とを有し、操作部35が本体部25の径方向内側に向かって操作されることにより係止部31による第1係止片26および第2係止片27の係止が解除される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホースクリップに関する。
例えば自動車においては、冷却水等の流体を装置間で流通させる流路として樹脂製のホースが利用されている。こうしたホースは、例えば装置に形成された配管接続部に対してホースクリップによって締結される。例えば特許文献1には、弾性復元力によって縮径する締結部材と、締結部材に設けられた一対の係止片を挟持することにより締結部材を拡径状態に保持する保持部材とを備えた引抜式のホースクリップが開示されている。特許文献1に記載された引抜式のホースクリップにおいては、締結部材にホースが挿入されたのち、そのホースの端部が装置の配管接続部に差し込まれる。そして、ホースクリップの位置調整が行われたのち、一対の係止片を挟持している保持部材が工具で引き抜かれる。これにより、締結部材が縮径することでホースが配管接続部に締結される。
実開平3−107189号公報
ところで、特許文献1に記載のホースクリップには、締結部材から保持部材を引き抜く際に大きな作業スペースが必要とされる。近年では、自動車に搭載される装置の増加や装置の高機能化にともなう大型化等によってホースの配管スペースが縮小傾向にある。そのため、ホースクリップには、締結時における作業スペースの縮小が求められている。
本発明は、締結時における作業スペースの縮小が図られたホースクリップを提供することを目的とする。
上記課題を解決するホースクリップは、弾性復元力により縮径する締結部材と前記締結部材を拡径状態に保持する保持部材とを備えたホースクリップであって、前記締結部材は、案内孔が形成された案内部に一端を有するとともに他の部位よりも幅狭な部位であって前記案内孔の内側に位置可能な幅狭部に他端を有する帯状の板ばね材で構成されるものであり、前記案内孔の内側に前記幅狭部が位置する円環形状を有して弾性復元力により縮径可能に構成された本体部と、前記案内部の端部が前記本体部の径方向外側へ屈曲した第1係止片と、前記幅狭部の端部が前記本体部の径方向外側へ屈曲した第2係止片とを有し、前記保持部材は、前記第1係止片および前記第2係止片を挟持して前記締結部材を拡径状態に保持する係止部と、前記係止部から前記本体部の軸方向に延びる操作部とを有し、前記操作部が前記本体部の径方向内側に向かって操作されることにより前記係止部による前記第1係止片および前記第2係止片の係止が解除される。
上記構成によれば、操作部を本体部の径方向内側に向かって操作するだけで第1係止片および第2係止片の係止を解除することができる。そのため、締結部材から保持部材を取り外す際に工具が不要となり、締結時における作業スペースの縮小を図ることができる。
上記ホースクリップにおいて、前記操作部は、前記係止部から遠い部位ほど前記本体部の径方向外側に位置するように傾斜していることが好ましい。
上記構成によれば、例えば操作部が本体部の軸方向に沿って延びている場合に比べて、操作部の操作範囲を大きくすることができる。
上記ホースクリップにおいて、前記係止部は、前記第2係止片の先端寄りの部位を係止していることが好ましい。
上述したホースクリップでは、係止部による第1係止片あるいは第2係止片の係止が解除されると本体部が縮径する。そのため、上記構成のように、係止部が第2係止片の先端寄りの部位を係止することで係止部と第2係止片との接触部分が少なくなる。これにより、第1および第2係止片の係止を解除する際に必要となる操作部の操作量および操作力が低減される。
上記ホースクリップにおいて、前記案内部は、前記案内孔を形成する一対の側枠を有し、前記保持部材は、前記一対の側枠のうちで前記操作部に近い一方の側枠に対して他方の側枠の反対側から対向する係合片を有することが好ましい。
上記構成によれば、本体部の径方向内側に向かって操作部が操作されると、保持部材は、一方の側枠に対して係合片が係合する部分を支点として回動する。これにより、操作部を操作する力を係止片の係止を解除する力に効率よく変換することができる。
上記ホースクリップにおいて、前記係止部は、前記第1係止片および前記第2係止片が差し込まれる係止溝を形成する凹状の断面形状を有し、前記操作部は、前記係止部に連なる凹状の断面形状を有することが好ましい。
上記構成によれば、操作部を含めた保持部材の機械的な強度を高めることが可能である。これにより、操作部の操作中に保持部材が変形することが抑えられることから、操作部の操作による締結部材の拡径状態の解除をより確実に行うことができる。
ホースクリップの一実施形態の斜視構造を示す斜視図であって、(a)正面側の斜視構造を示す図、(b)背面側の斜視構造を示す図。 自由状態にある締結部材の斜視構造を示す斜視図。 保持部材の斜視構造を示す斜視図。 (a)〜(c)締結作業の手順の一例を示す図。
図1〜図4を参照して、ホースクリップの一実施形態について説明する。
図1(a)および図1(b)に示すように、ホースクリップ10は、締結部材20と保持部材30とによって構成されている。
図1(a)、図1(b)、および、図2に示すように、締結部材20は、例えば冷間圧延鋼板等の帯状の金属板であって、案内孔21が形成された案内部22に一端を有し、他の部位よりも幅狭な部位であって案内孔21に差し込み可能な幅狭部23に他端を有する板ばね材に対する曲げ加工等によって形成される。案内部22は、案内孔21を構成する一対の側枠であって長手方向に延びる第1側枠22aおよび第2側枠22bと、これら第1および第2側枠22a,22bの先端を繋ぐ先端枠22cとを有している。幅狭部23は、端部の角部が丸面取り形状をなしている。
締結部材20は、弾性復元力によって縮径可能に構成された円環形状を有する本体部25と、案内部22の端部において第1および第2側枠22a,22bが本体部25の径方向外側へ屈曲した第1係止片26と、幅狭部23の端部が径方向外側へ屈曲した第2係止片27とを有している。第1および第2係止片26,27は、径方向外側への突出量が略等しくなるように設定されている。
本体部25は、第1係止片26の内側を通って第1および第2側枠22a,22bの内側に幅狭部23が位置することで幅狭部23と案内部22とが同一円周上に位置する円環形状に形成されている。本体部25は、案内孔21に幅狭部23が案内されながら第1係止片26と第2係止片27とが互いに近づくことにより拡径し、第1係止片26と第2係止片27とが互いに遠ざかることにより縮径する。本体部25は、保持部材30によって第1係止片26と第2係止片27とが近接した状態で係止される拡径状態と、保持部材30による第1および第2係止片26,27の係止が解除された縮径状態とを有する。ホースクリップ10は、本体部25の弾性復元力に抗して第1および第2係止片26,27を近接させ、第1および第2係止片26,27を保持部材30の係止溝32に差し込むことにより作製される。なお、第2係止片27の先端部に丸面取りがなされていることで係止溝32に対する第1および第2係止片26,27の差し込みを円滑に行うことができる。
図1(a)、図1(b)、および、図3に示すように、保持部材30は、例えば冷間圧延鋼板等の金属板に対する曲げ加工等によって形成される。保持部材30は、締結部材20の本体部25の径方向外側が閉塞された凹状の断面形状が連続する部材である。保持部材30は、対称性を有しており、第1および第2係止片26,27を係止する係止部31と、本体部25の軸方向Aにおける係止部31の一端部に一体的に形成されて本体部25の軸方向Aに沿うように延びる操作部35とを有する。また、保持部材30は、係止部31における操作部35寄りの部位に、本体部25の径方向内側に向かって延びる係合部33を備えている。
係止部31は、第1係止片26と第2係止片27とを近接させた状態でこれら第1および第2係止片26,27が差し込まれる係止溝32を有している。係止部31は、本体部25の弾性復元力によって互いに離れようとする第1および第2係止片26,27を挟持することで第1および第2係止片26,27を係止し、締結部材20の本体部25を拡径状態に保持する。係止部31は、第1および第2係止片26,27の各々において、その延出方向における中央よりも先端寄りの部位を係止している。
係合部33は、本体部25における第1および第2側枠22a,22bのうちで操作部35側に位置する第1側枠22aに向かって延びており、第1側枠22a側の部位ほど幅狭となるように傾斜する傾斜部33aを有する。また、係合部33は、第1側枠22aに対して本体部25の径方向外側から当接する当接部33bを有する。係止部31の係止溝32に第1および第2係止片26,27を差し込む際には、当接部33bが第1側枠22aに当接することで係止溝32に対する第1および第2係止片26,27の差し込みが規制される。また、係合部33は、第1側枠22aに対して第2側枠22bの反対側から対向する係合片33cを有している。係合片33cは、第1側枠22aに対して外側から係合することにより、本体部25の軸方向Aに沿った第2側枠22b側への保持部材30の移動を規制する。
操作部35は、係止部31による第1および第2係止片26,27の係止を解除する際に作業者によって本体部25の径方向内側へ操作される部位である。操作部35は、係止部31に連なる係止溝32よりも浅い凹状の断面形状を有しており、係止部31から遠い部位ほど本体部25の径方向外側に位置するように傾斜している。操作部35がなす傾斜角度θは、作業者による締結作業のしやすさを考慮して設定されることが好ましく、例えば25°〜45°であることが好ましい。
図4(a)〜(c)を参照してホースクリップ10によるホースの締結方法について説明する。
図4(a)に示すように、まず、ホースクリップ10の本体部25にホース40が挿通された状態で該ホース40の先端が配管接続部41に差し込まれる。次に、図4(b)に示すように、ホースクリップ10の位置調整が行われたのち、操作部35が作業者の指によって本体部25の径方向内側へ向かって操作される。
操作部35が操作されると、図4(c)に示すように、係合片33cが本体部25の第1側枠22aに対して案内孔21の外側から係合して、本体部25の軸方向Aに沿った第2側枠22b側への保持部材30の移動が規制される。そして、第1側枠22aと係合片33cとの係合部分を回動中心部として保持部材30が回動する。やがて、係止部31による第1および第2係止片26,27の係止が解除される。これにより、本体部25が縮径して、配管接続部41に対してホース40が締結される。そして、締結部材20から外れた保持部材30は、作業者によってそのまま取り除かれる。
上記実施形態のホースクリップ10によれば、以下に列挙する作用効果が得られる。
(1)保持部材30の操作部35を締結部材20の本体部25の径方向内側に向かって操作するだけで保持部材30による第1および第2係止片26,27の係止を解除することができる。そのため、締結部材20から保持部材30を取り外す際に工具が不要となることから、締結時における作業スペースの縮小を図ることができる。また、配管接続部41に対するホース40の締結に要する作業時間の短縮も図ることができる。しかも、配管接続部41に対するホース40の挿入から保持部材30の取り外しまで、ホース40を握った状態のままで作業することも可能である。
(2)例えばエンジンルーム等、配管接続部41に対してホース40の締結が必要とされる領域においてはホースクリップの作業スペースを考慮してホースの取り回しを設計する必要がある。この点、上述したホースクリップ10によれば、作業スペースの縮小によりホースの取り回しに関する設計の自由度に加えて、ホース40が接続される装置の形状や搭載位置に関する設計の自由度についても向上させることができる。
(3)また、操作部35を本体部25の径方向内側へ向かって操作するだけで締結部材20の拡径状態が解除される。これにより、締結部材20の拡径状態の解除に工具が必要とされる場合に比べて、第1および第2係止片26,27の係止を解除する際に必要となる操作力が低減される。その結果、締結時に締結部材20の位置がずれることを抑えることができる。なお、作業者は、締結部材20を押さえた状態で操作部35を操作することもできる。これにより、締結部材20の位置がずれることをさらに抑えることができる。
(4)操作部35は、係止部31から離れた部位ほど本体部25の径方向外側に位置するように傾斜している。そのため、例えば操作部35が本体部25の軸方向Aに沿って延びている場合に比べて、操作部35の操作範囲を大きくすることができる。これにより、操作部35の操作によって第1および第2係止片26,27の係止をより確実に解除することができる。
(5)締結部材20の本体部25は、係止部31による第1係止片26あるいは第2係止片27の係止が解除されると縮径する。そのため、他の部位よりも幅の狭い幅狭部23の端部が屈曲した第2係止片27の先端寄りの部位を係止部31が係止していることにより、第1および第2係止片26,27の係止を解除する際に必要とされる操作部35の操作量を少なくすることができる。こうした操作量については、第2係止片27の角部が丸面取り形状を有することでさらに少なくすることができる。また、第1および第2係止片26,27と係止部31との接触部分が少なくなることから、第1および第2係止片26,27の係止を解除する際に必要となる操作力を低減することができる。
(6)保持部材30の係合部33は、第1側枠22aに対して第2側枠22bの反対側から対向する係合片33cを有している。この係合片33cは、本体部25の径方向内側に向かって操作部35が操作されると、第1側枠22aに対して外側から係合する。これにより、本体部25の軸方向Aに沿った第2側枠22b側への保持部材30の移動が規制されるとともに係合片33cが第1側枠22aに係合する部分を支点として保持部材30が回動する。これにより、保持部材30に対して「てこの原理」が適用され、操作部35を操作する力を第1および第2係止片26,27の係止を解除する力に効率よく変換することができる。
(7)操作部35は、係止部31に連なる係止溝32よりも浅い凹状の断面形状を有する。換言すれば、操作部35は、係止溝32に連なる係止溝32よりも浅い溝部を有している。こうした構成によれば、操作部35を含めた保持部材30の機械的な強度、特に係止部31と操作部35との連結部分における機械的な強度を高めることが可能である。これにより、操作部35の操作にともなう保持部材30の変形が抑えられることから、操作部35の操作による第1および第2係止片26,27の係止の解除をより確実に行うことができる。
(8)係合部33は、第1側枠22aに当接する当接部33bを有している。すなわち、係止部31は、当接部33bの部分における係止溝32の深さが第1および第2係止片26,27の突出量よりも大きくなっている。そのため、第1および第2係止片26,27を係止溝32に差し込んだ状態で当接部33bを第1側枠22aに当接させることにより、締結部材20に対する保持部材30の取り付け作業が完了する。これにより、ホースクリップ10の組み立てを容易に行うことができる。
(9)係合部33は、係止部31の中央部分から第1側枠22aに向かって傾斜する傾斜部33aによって、第1側枠22a側の部位ほど幅狭となっている。こうした構成によれば、係止部31と係合部33との間の角度が鈍角となり、係止部31と係合部33とがなす角部における応力の集中が回避される。その結果、操作部35の操作力を第1および第2係止片26,27の係止を解除する力に効率よく変換することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・保持部材30の操作部35は、係止部31に連なる凹状の断面形状を有するものに限らず、例えば、板状の形状を有するものであってもよい。こうした構成によれば、例えば操作部35が係止部31とは反対側の端部に板状の形状を有する場合、作業者は、係止片26,27の係止を解除したあと、操作部35の端部をホース40に押し付けやすくなる。これにより、締結部材20から外れた保持部材30を作業者が保持しやすくなる。
・保持部材30は、第1側枠22aに対して第2側枠22bの反対側から対向する係合片33cを有していなくともよい。
・保持部材30の係止部31は、案内部22に当接する当接部33bを有していなくともよい。すなわち、保持部材30は、締結部材20に取り付けられた状態において、本体部25から離れていてもよい。
・保持部材30の係止部31は、第1および第2係止片26,27の少なくとも一方について、先端寄りの部位だけでなく基端寄りの部位までを係止していてもよい。
・保持部材30の操作部35は、本体部25の軸方向Aに沿って延びていてもよい。
・締結部材は、弾性復元力により縮径可能に構成された本体部と、本体部の径方向外側へ突出した第1係止片と、案内孔を通じて本体部の径方向外側へ突出する第2係止片とを有していればよい。そのため、締結部材は、金属板で構成されるものに限らず、例えば樹脂で構成されていてもよい。
・保持部材は、第1係止片および第2係止片を挟持して締結部材を拡径状態に保持する係止部と、係止部から本体部の軸方向に延びる操作部とを有していればよい。そのため、保持部材は、金属板で構成されるものに限らず、例えば樹脂で構成されていてもよい。
10…ホースクリップ、20…締結部材、21…案内孔、22…案内部、22a…第1側枠、22b…第2側枠、22c…先端枠、23…幅狭部、25…本体部、26…第1係止片、27…第2係止片、30…保持部材、31…係止部、32…係止溝、33…係合部、33a…傾斜部、33b…当接部、33c…係合片、35…操作部、40…ホース、41…配管接続部。

Claims (5)

  1. 弾性復元力により縮径する締結部材と前記締結部材を拡径状態に保持する保持部材とを備えたホースクリップであって、
    前記締結部材は、
    案内孔が形成された案内部に一端を有するとともに他の部位よりも幅狭な部位であって前記案内孔の内側に位置可能な幅狭部に他端を有する帯状の板ばね材で構成されるものであり、
    前記案内孔の内側に前記幅狭部が位置する円環形状を有して弾性復元力により縮径可能に構成された本体部と、
    前記案内部の端部が前記本体部の径方向外側へ屈曲した第1係止片と、
    前記幅狭部の端部が前記本体部の径方向外側へ屈曲した第2係止片とを有し、
    前記保持部材は、
    前記第1係止片および前記第2係止片を挟持して前記締結部材を拡径状態に保持する係止部と、
    前記係止部から前記本体部の軸方向に延びる操作部とを有し、
    前記操作部が前記本体部の径方向内側に向かって操作されることにより前記係止部による前記第1係止片および前記第2係止片の係止が解除される
    ホースクリップ。
  2. 前記操作部は、前記係止部から遠い部位ほど前記本体部の径方向外側に位置するように傾斜している
    請求項1に記載のホースクリップ。
  3. 前記係止部は、前記第2係止片の先端寄りの部位を係止している
    請求項1または2に記載のホースクリップ。
  4. 前記案内部は、前記案内孔を形成する一対の側枠を有し、
    前記保持部材は、前記一対の側枠のうちで前記操作部に近い一方の側枠に対して他方の側枠の反対側から対向する係合片を有する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のホースクリップ。
  5. 前記係止部は、前記第1係止片および前記第2係止片が差し込まれる係止溝を形成する凹状の断面形状を有し、
    前記操作部は、前記係止部に連なる凹状の断面形状を有する
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のホースクリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019065888A (ja) * 2017-09-28 2019-04-25 株式会社イノアック住環境 継手
JP2019086085A (ja) * 2017-11-07 2019-06-06 株式会社パイオラックス ホースクランプ
WO2021235059A1 (ja) * 2020-05-22 2021-11-25 株式会社東郷製作所 ホースクランプの保持解除部材及びホース締結装置

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