JP2017183684A - 半導体素子実装用基板および半導体装置 - Google Patents

半導体素子実装用基板および半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 半導体素子の周波数特性を向上させることができる、高性能な半導体素子実装用基板および半導体装置を提供すること。【解決手段】 本発明の半導体素子実装用基板は、第1面の中央部に半導体素子を実装する載置部を有する基板を備え、基板の第1面に、載置部を取り囲む周縁部に設けられた信号線路と、基板の側面に、基板の第1面から、第1面の反対側の第2面にかけて形成された溝部と、溝部の内面に設けられ、信号線路と接続された側面導体と、基板の内部に設けられ、側面導体と接続された内層導体と、基板の内部に設けられ、内層導体を取り囲む内層接地導体と、基板の前記第2面に設けられ、側面導体と接続された電極パッドと、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体素子を実装するための半導体素子実装用基板に関するものである。
近年、半導体素子には高い周波数特性が求められており、半導体素子の周波数特性を向上させることができる、高性能な半導体素子実装用基板および半導体装置の必要性が高まっている。半導体装置の製造においては、半導体素子実装用基板上の載置部に半導体素子を載置固定して、ボンディングワイヤ等で半導体素子の電極と信号線路とを電気的に接続することによって、半導体素子実装用基板に半導体素子を実装し、製品としての半導体装置となる(例えば、特許文献1参照)。この場合、半導体素子と外部の回路基板とを電気的に導通するための電極パッドは、通常、半導体素子実装用基板の半導体素子を載置固定する側の面の反対側の面に設けられる。したがって、半導体素子実装用基板の側面に、表面側と裏面側を電気的に接続するための側面導体が設けられることが多い。
特開2012−156428号公報
しかしながら、前述の従来の構成においては、半導体素子実装用基板の側面に設けられた、表面側と裏面側を電気的に接続するための側面導体において、信号伝送部分を取り囲む部位が絶縁体で構成され、接地電位部分が周囲に存在しなくなるので、側面導体の部分の特性インピーダンスが大きくなり、半導体素子の周波数特性が低下するという欠点を有していた。したがって、本発明は上記従来の問題点に鑑み完成されたものであり、その目的は、半導体素子の周波数特性を向上させることができる、高性能な半導体素子実装用基板および半導体装置を提供することにある。
本発明の一つの態様の半導体素子実装用基板は、第1面の中央部に半導体素子を実装する載置部を有する基板を備えた半導体素子実装用基板であって、前記基板の前記第1面に、前記載置部を取り囲む周縁部に設けられた信号線路と、前記基板の側面に、前記基板の前記第1面から、前記第1面の反対側の第2面にかけて形成された溝部と、前記溝部の内面に設けられ、前記信号線路と接続された側面導体と、前記基板の内部に設けられ、前記側面導体と接続された内層導体と、前記基板の内部に設けられ、前記内層導体を取り囲む内層接地導体と、前記基板の前記第2面に設けられ、前記側面導体と接続された電極パッドと、を備えたことを特徴とする。
本発明の一つの態様の半導体装置は、上記の半導体素子実装用基板と、前記載置部に載置されるとともに前記信号線路に電気的に接続された半導体素子とを具備していることを特徴とする。
本発明の一つの態様の半導体素子実装用基板によれば、基板の内部において、信号を伝達する側面導体が内層導体によって拡張されるとともに、内層導体が内層接地導体に取り囲まれることによって、側面導体の特性インピーダンスを低減することができる。すなわち、基板の内部においても、信号伝送部分が接地電位部分に取り囲まれる構成となり、半
導体素子の周波数特性を向上させることができる、高性能な半導体素子実装用基板および半導体装置を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す上面からの外観斜視図である。 本発明の第1の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す下面からの外観斜視図である。 本発明の第1の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す上面からの外観斜視図であり、絶縁体の部分を省き金属層の部分だけを示す外観斜視図である。 本発明の第1の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す、上面からの外観平面図、下面からの外観平面図、および断面図を含む図である。 本発明の第1の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す上面からの分解斜視図であり、絶縁体の部分を省き金属層の部分だけを示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す上面からの分解平面図であり、絶縁体の部分を省き金属層の部分だけを示す分解平面図である。 本発明の第2の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す下面からの外観斜視図である。 本発明の第2の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す、下面からの外観平面図、および断面図を含む図である。 本発明の第3の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す上面からの外観斜視図である。 本発明の第3の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す下面からの外観斜視図である。 本発明の第3の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す下面からの分解斜視図であり、基体31のみを分解して示した分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す、上面からの外観平面図、下面からの外観平面図、および断面図を含む図である。 本発明の第4の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す斜視図であって、図13(a)は側面接地導体が半円形状の溝に設けられた場合であり、図13(b)は側面接地導体が半楕円形状の溝に設けられた場合である。 本発明の第5の実施形態に係る半導体素子実装用基板1の構成を示す、上面図、および斜視図を含む図である。 本発明の第5の実施形態に係る半導体素子実装用基板1の構成を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態である半導体素子実装用基板1を備える半導体装置50の構成を示す外観斜視図である。 本発明の各実施形態に係る半導体素子実装用基板1を実装する実装基板の構成を示す分解斜視図である。 図17に示した実装基板の構成を示す上面透視図である。 本発明の他の実施形態に係る半導体装置50の構成を示す上面図、および斜視図を含む図である。 図17に示した半導体装置50の構成を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態である半導体素子実装用基板1を備える半導体装置50の電気的特性のシミュレーション結果を示す図であり、戻り損失の周波数特性を示す図である。 本発明の第1の実施形態である半導体素子実装用基板1を備える半導体装置50の電気的特性のシミュレーション結果を示す図であり、挿入損失の周波数特性を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る半導体素子実装用基板1について、図面に基づき詳細に説明する。なお、以降の図において同一の構成については同一の参照符を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す上面からの外観斜視図であり、図2は下面からの外観斜視図である。図3は同じく半導体素子実装用基板1の構成を示す上面からの外観斜視図であり、絶縁体の部分を省き金属層の部分だけを示す外観斜視図である。図4は同じく半導体素子実装用基板1の構成を示す、上面からの外観平面図、下面からの外観平面図、および断面図を含む図である。また図5は同じく半導体素子実装用基板1の構成を示す上面からの分解斜視図であり、絶縁体の部分を省き金属層の部分だけを示す分解斜視図であり、図6は分解平面図である。
半導体素子実装用基板1は、基板第1面11の中央部に半導体素子51を実装する載置部3を有する基板2を備えており、基板2は、たとえばアルミナ(Al)質焼結体(アルミナセラミックス)等のセラミックスから成る。また、基板第1面11に、載置部3を取り囲む周縁部4に設けられた信号線路19を備えている。信号線路19は、たとえば、鉄、銅、ニッケル、金、クロム、コバルト、モリブデン、マンガンまたはタングステン等から成る。または、これらの材料の合金から成る。また、基板側面13に、基板第1面11から、基板第1面11の反対側の基板第2面12にかけて形成された溝部14と、溝部内面15に設けられ、信号線路19と接続された側面導体16と、を備えている。さらに、基板2の内部に設けられ、側面導体16と接続された内層導体20と、基板2の内部に設けられ、内層導体20を取り囲む内層接地導体21と、基板第2面12に設けられ、側面導体16と接続された電極パッド5と、を備えている。
このような構成によって、基板2の内部において、信号を伝達する側面導体16が内層導体20によって拡張されるとともに、内層導体20が内層接地導体21に取り囲まれることによって、側面導体16の特性インピーダンスを低減することができる。さらに、側面導体16および内層導体20と内層接地導体21との間に生じる電界を電界結合させることにより、信号伝送部分の電界分布の拡がりを抑制することができる。すなわち、基板2の内部においても、信号伝送部分が接地電位部分に取り囲まれる構成となり、半導体素子実装用基板1の信号伝送部分における特性インピーダンスの変動を抑制することができる。また、周波数特性を向上させることができる、高性能な半導体素子実装用基板1および半導体装置50を提供することが可能となる。
さらに、はんだ等の導電性の接合材を介して側面導体16を外部の回路基板に電気的に接続する際に、接合材によるメニスカスが溝部の内面に形成される。このような構成であることによって、側面導体16は、外部の回路基板と電気的に安定して接続することができる。つまり、半導体素子実装用基板1は、信号伝送部分における特性インピーダンスの変動を抑制することができ、周波数特性を向上させることができる。
また、半導体素子実装用基板1は、基板第1面11に、信号線路19を挟むようにして、層状に設けられた接地導体22をさらに備えている。このような構成によって、基板第1面11においても、信号伝送部分が接地電位部分に挟まれる、いわゆるコプレーナ線路の構成となり、半導体素子実装用基板1の信号伝送部分における周波数特性をさらに向上させることができる。
また、半導体素子実装用基板1は、基板第2面12に、電極パッド5を取り囲むようにして、層状に設けられた接地導体22をさらに備えている。このような構成によって、基
板第2面12においても、信号伝送部分が接地電位部分に取り囲まれる構成となり、半導体素子実装用基板1の信号伝送部分に生じる電界分布の不要な拡がりと特性インピーダンスの変動を抑制することができる。この結果、半導体素子実装用基板1の周波数特性をさらに向上させることができる。
また、内層導体20は、側面導体16が延びる方向と直交する方向に層状に設けられ、溝部内面15に沿って側面導体16に接続される。さらに、内層接地導体21は、側面導体16が延びる方向と直交する方向に層状に設けられ、内層導体20を取り囲むように設けられる。このような構成によって、基板2の内部において、信号伝送部分が接地電位部分に同一面内で取り囲まれる構成となり、半導体素子実装用基板1の信号伝送部分に生じる電界分布の不要な拡がりと特性インピーダンスの変動を抑制することができるとともに、半導体素子実装用基板1の周波数特性をさらに向上させることができる。
また、半導体素子実装用基板1は、基板側面13に、溝部14を挟むようにして、基板第1面11から基板第2面12にかけて形成された側面接地導体23をさらに備えている。このような構成によって、基板側面13においても、信号伝送部分が接地電位部分に挟まれる構成となり、半導体素子実装用基板1の信号伝送部分に生じる電界分布の不要な拡がりと特性インピーダンスの変動を抑制することができる。この結果、半導体素子実装用基板1の周波数特性をさらに向上させることができる。なお、側面接地導体23は、側面導体16と同様に基板第1面11から、基板第1面11の反対側の基板第2面12にかけて形成された側面溝13aの内面に設けられてもよい。この場合には、はんだ等の導電性の接合材を介して側面接地導体23を外部の回路基板に電気的に接続する際に、接合材によるメニスカスが側面溝13aの内面に形成される。これにより、側面接地導体23は外部の回路基板と電気的に安定して接続することができる。つまり、半導体素子実装用基板1は、信号伝送部分における特性インピーダンスの変動を抑制することができ、周波数特性を向上させることができる。
また、内層導体20は平面視したときの外形状が略矩形状である。このような構成によって、半導体素子実装用基板1の製造工程において、内層導体20を容易に設けることができる。また、電極パッド5は平面視したときの外形状が略半円形状である。このような構成によって、半導体素子51と外部の回路基板との間の電気的な接続を安定させることができる。また、電極パッド5を介して半導体装置50を外部の回路基板にはんだ等の接続部材で実装する際に、電極パッド5および接続部材の周辺に生じる応力を低減することができる。
また、側面導体16の基板第1面11側の端部において、側面導体16と信号線路19とが接続され、側面導体16の基板第2面12側の端部において、側面導体16と電極パッド5とが接続される。このような構成によって、側面導体16と信号線路19との間の電気的な接続、および側面導体16と電極パッド5との間の電気的な接続を安定化させるとともに、半導体装置50に高周波の電気信号を安定して入出力させることができる。
また、載置部3を取り囲む基板2の周縁の内壁に基板第1面11から載置部3にかけて、半導体素子実装用基板1の上面視にて信号線路19を間に挟むように内面溝dが設けられていてもよく、この内面溝dの内面にも接地導体となる側面接地導体が形成されている。その結果、このような構成である半導体素子実装用基板1は、信号線路19の載置部3側の端部における電界分布の不要な拡がりと特性インピーダンスの変動を抑制することができる。また、半導体素子実装用基板1の周波数特性をさらに向上させることができる。
図21は、本発明の第1の実施形態である半導体素子実装用基板1を備える半導体装置50の信号伝送部分における電気的特性のシミュレーション結果を示す図であって、戻り
損失の周波数特性を示す図であり、図22は、挿入損失の周波数特性を示す図である。図21および図22から、電極パッド5、内層導体20、内層接地導体21および側面接地導体23を設けることによって、信号帯域において、戻り損失および挿入損失が低減され、半導体素子実装用基板1の周波数特性が向上されることを確認することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態の半導体素子実装用基板1について、図7,8に基づき
説明する。図7は本発明の第2の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す下面からの外観斜視図であり、図8は同じく半導体素子実装用基板1の構成を示す、下面からの外観平面図、および断面図を含む図である。本発明の第2の実施形態の半導体素子実装用基板1には、基板2の内側かつ上面視で載置部3を取り囲むように、内層接地導体21よりも、基板第2面12側の領域に、空隙部30が設けられている。半導体素子実装用基板1または半導体装置50の製造工程や、半導体装置50を作動させる際の半導体素子51の発熱によって半導体素子実装用基板1内に温度変化や温度勾配が発生する。この結果、半導体素子実装用基板1や半導体素子51の熱膨張や熱収縮に起因した応力が生じる場合がある。このような場合であっても、空隙部30が存在することによって応力を緩和することができるので、半導体素子実装用基板1の破損やクラックの発生を防止することが可能となる。また、基板2の変形や反りに伴って生じる載置部3の変形や反りを抑制することができるため、半導体素子51を載置部3に安定して実装することができる。また、載置部3の変形や反りに伴って生じる半導体素子51の破損を抑制することができる。
さらに、半導体素子実装用基板1の小型化において、側面導体16、電極パッド5および内層導体20と内層接地導体21との間隔が狭くなり、信号伝送部分と接地電位部分との間に生じる静電容量が大きくなるとともに特性インピーダンスが小さくなることを、空隙部30が存在することによって緩和することができる。よって、信号伝送部分の特性インピーダンスを所望の値にすることが容易となり、半導体素子実装用基板1の小型化を実現できるとともに、信号伝送部分における周波数特性をさらに向上させることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態の半導体素子実装用基板1について、図9〜12に基づき説明する。図9は本発明の第3の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す上面からの外観斜視図であり、図10は下面からの外観斜視図である。図11は同じく第3の実施形態の半導体素子実装用基板1の構成を示す下面からの分解斜視図であり、基体31のみを分解して示した分解斜視図である。図12は同じく第3の実施形態の半導体素子実装用基板1の構成を示す、上面からの外観平面図、下面からの外観平面図、および断面図を含む図である。本発明の第3の実施形態においては、基板2は絶縁体から成り、半導体素子実装用基板1は載置部3に金属製の基体31をさらに備えており、基体31に半導体素子51が載置される。
基体31は、鉄、銅、ニッケル、クロム、コバルトまたはタングステンのような金属材料を用いることができる。あるいは、これらの金属からなる合金を用いることができる。また、基体31は内層接地導体21とはんだやろう材等の導電性の接合材で電気的に接続されている。このような構成によって、半導体素子実装用基板1の放熱性が向上するとともに載置部3、内層接地導体21、接地導体22、側面接地導体23が外部の回路基板に設けられる接地導体に基体31を介して接続され、それぞれ接地電位となる。また、半導体素子実装用基板1の接地電位となる基体31と外部の回路基板に設けられる接地導体との接合面積を大きくすることができることから、半導体素子実装用基板1の接地電位が安定する。
この結果、半導体素子実装用基板1の信号伝送部分における周波数特性をさらに向上さ
せることができる。さらに、本発明の第2の実施形態と同様に、半導体素子実装用基板1には、基板2の内側において、内層接地導体21よりも、基板第2面12側の領域で基板2と基体31の間に空隙部30が設けられている。このような構成により、前述と同様の作用効果によって半導体素子実装用基板1の破損やクラックの発生、さらに、半導体素子51の破損を防止することが可能となるとともに、半導体素子実装用基板1の信号伝送部分における周波数特性をさらに向上させることができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る半導体素子実装用基板1について、図13に基づき説明する。図13(a)および図13(b)は、本発明の第4の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す斜視図である。図13に示した半導体素子実装用基板1は、溝部14、側面溝13aが曲線部を有している。溝部14、側面溝13aは上面視において、例えば半楕円形状(図13(a))または円形状(図13(b))である。また、溝部14、側面溝13aが曲線部を有している。
半導体素子実装用基板1または半導体装置50の製造工程や、半導体装置50を作動させる際の半導体素子51の発熱によって半導体素子実装用基板1内に温度変化や温度勾配が発生する。これによって、半導体素子実装用基板1の熱膨張や熱収縮に起因した応力が生じる場合がある。このような場合にも、溝部14、側面溝13aが曲線部を有していることによって、溝部14、側面溝13aの局所に応力が集中することを抑制することができ、側面導体16および側面接地導体23の破損やクラックの発生を防止することが可能となる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係る半導体素子実装用基板1について、図14,15に基づき説明する。図14は、本発明の第4の実施形態である半導体素子実装用基板1の構成を示す上面図、および斜視図を含む図である。また、図15には分解斜視図を示している。図14および図15に示した半導体素子実装用基板1は、基板第1面11の上面に枠部41をさらに備えている。枠部41は、例えば基板2を構成する材料と同じであり、上面視で外周の形状が同じである。例えば、枠部41は、側面に、上面視において溝部14および側面溝13aと重なる位置に凹部42、第2溝部43を有しており、凹部42の内面には接地導体が設けられておらず、第2溝部43の内面には側面接地導体23が連続して設けられている。枠部41は、内面に接地導体が設けられていない凹部42が設けられていることにより、半導体素子実装用基板1の小型化において、信号線路19と接地導体22との間隔が狭くなる。このことによって、信号伝送部分と接地電位部分との間に生じる静電容量が大きくなるとともに特性インピーダンスが小さくなることを、凹部42が存在することによって緩和することができる。さらに、上面視において、溝部14および側面溝13aと凹部42および第2溝部43の形状を同じにすることがよい。
半導体素子実装用基板1または半導体装置50の製造工程や、半導体装置50を作動させる際の半導体素子51の発熱によって熱応力が生じる。このとき、溝部14および側面溝13aと凹部42および第2溝部43の形状を同じであれば、溝部14および側面溝13aと凹部42および第2溝部43との接合界面に局所的に集中することを抑制することができる。さらに、枠部41は、第2溝部43が設けられているとともに内面に側面接地導体23が設けられていることにより、信号線路19の溝部14側の端部における電界分布の不要な拡がりと特性インピーダンスの変動を抑制することができる。この結果、半導体素子実装用基板1の周波数特性をさらに向上させることができる。
(半導体装置の構成)
図16は、一例として本発明の第1の実施形態の半導体素子実装用基板1を備える半導
体装置50の構成の一例を示す外観斜視図である。半導体装置50を組み立てる場合、基板2の載置部3に半導体素子51を載置して基板2に接着剤等を介して接着固定し、半導体素子51と信号線路19とをボンディングワイヤ等を介して電気的に接続する。このようにして、半導体素子実装用基板1に半導体素子51を実装することによって製品としての半導体装置50が完成する。なお、本発明は以上の実施の形態の例および実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を施すことは何等支障ない。例えば、基板第1面11の載置部3に半導体素子51を載置する凹部を設けず、載置部3と周縁部4が面一に設けられ、載置部3の周縁部4に信号線路19や接地導体22を備えてもよい。これにより、半導体素子実装用基板1の剛性が向上するから、半導体装置50の信頼性試験や作動環境、および半導体素子51等から加えられる熱によって生じる応力が原因となって発生する、半導体素子実装用基板1の破損を抑制することができる。
半導体装置50の他の実施形態として、図17〜図20に基づいて説明する。図17は、本発明の各実施形態に係る半導体素子実装用基板1を実装する実装基板52の構成を示す分解斜視図である。図18は、図17に示した実装基板の上面透視図である。また、図20は、図19の半導体装置50を実装基板52に実装した構成における上面からの分解斜視図である。また、図19は、本発明の他の実施形態に係る半導体装置50を実装基板52に実装した構成を示す上面図、および外観斜視図を含む図である。そして、図20は本発明の他の実施形態に係る半導体装置50の分解斜視図である。
実装基板52は、例えば複数の絶縁層で構成されており、上層の上面には、はんだ等の導電性の接合材を介して側面導体16および電極パッド5が電気的に接続されるとともに高周波の電気信号が伝送される、銅箔等の金属材料から成る信号導体56および電極パッド接続部57が設けられる。さらに、実装基板52は、上層の上面に信号導体56を間に挟み、電極パッド接続部57を取り囲むように、所定の間隔が設けられた銅箔等の金属材料から成り、接地電位となるグランド層53が形成されている。
このグランド層53と、半導体素子実装用基板1の裏面に設けられた接地導体22や基体31とが、はんだ等の接合材を介して接合される。実装基板52は、上面に前述の信号導体56とグランド層53が設けられることにより、平面伝送線路の1つである、いわゆる、コプレーナ線路が構成される。グランド層53は、上面視において、電極パッド5と重なる位置に設けられず、さらに、信号線路19の信号伝送方向、すなわち、信号線路19から半導体素子51の方向と直交する方向において、信号線路19と重なる位置に設けられていない。
また、実装基板52は、内層に内部接地導体層54が形成されている。内部接地導体層54は、内部接地導体層54が形成される形成領域および内部接地導体層54が形成されない非形成領域55を有している。接地導体層の非形成領域55は、上面視において、少なくとも電極パッド5および電極パッド接続部57と重なる位置に設けられない。このことによって、半導体装置50を実装基板52に実装した際に、所望の特性インピーダンスの範囲に調整し難くなることを緩和することができる。なぜならば、電極パッド5と電極パッド接続部57とを電気的に接続するはんだ等の導電性の接合材や、この接合材によって側面導体16の側面に形成されるメニスカスにより、信号導体56と側面導体16との間の信号伝送部分において、接地電位部分との間に生じる静電容量が大きくなるとともに特性インピーダンスが小さくなるためである。
また、非形成領域55は、上面視において、信号線路19の信号伝送方向、すなわち、信号線路19から半導体素子51の方向と直交する方向において、側面導体16を間に挟む一対の側面接地導体23よりも内側に設けられることがよい。これにより、信号導体5
6と側面導体16との間の信号伝送部分における電界分布の不要な拡がりと特性インピーダンスの変動を抑制することができる。この結果、半導体素子実装用基板1の周波数特性をさらに向上させることができる。
以上に説明した、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更等が可能である。
1 半導体素子実装用基板
2 基板
3 載置部
4 周縁部
5 電極パッド
6 第1金属層
7 第2金属層
8 第3金属層
11 基板第1面
12 基板第2面
13 基板側面
13a 側面溝
14 溝部
15 溝部内面
16 側面導体
17 側面導体上端
18 側面導体下端
19 信号線路
20 内層導体
21 内層接地導体
22 接地導体
23 側面接地導体
30 空隙部
31 基体
41 枠部
42 凹部
43 第2溝部
50 半導体装置
51 半導体素子
52 実装基板
53 グランド層
54 接地導体層の形成領域
54 接地導体層の非形成領域
55 信号導体
d 内面溝

Claims (17)

  1. 第1面の中央部に半導体素子を実装する載置部を有する基板を備えた半導体素子実装用基板であって、
    前記基板の前記第1面に、前記載置部を取り囲む周縁部に設けられた信号線路と、
    前記基板の側面に、前記基板の前記第1面から、前記第1面の反対側の第2面にかけて形成された溝部と、
    前記溝部の内面に設けられ、前記信号線路と接続された側面導体と、
    前記基板の内部に設けられ、前記側面導体と接続された内層導体と、
    前記基板の内部に設けられ、前記内層導体を取り囲む内層接地導体と、
    前記基板の前記第2面に設けられ、前記側面導体と接続された電極パッドと、を備えたことを特徴とする半導体素子実装用基板。
  2. 前記基板の前記第1面に、前記信号線路を挟むようにして、層状に設けられた接地導体をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子実装用基板。
  3. 前記基板の前記第2面に、前記電極パッドを取り囲むようにして、層状に設けられた接地導体をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体素子実装用基板。
  4. 前記基板第1面の上面に、前記載置部を取り囲んで設けられた枠部をさらに備えており、
    前記枠部の側面は、上面視において前記溝部と重なる位置に凹部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の半導体素子実装用基板。
  5. 前記内層導体は、前記側面導体が延びる方向と直交する方向に層状に設けられ、前記溝部の前記内面に沿って側面導体に接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の半導体素子実装用基板。
  6. 前記内層接地導体は、前記側面導体が延びる方向と直交する方向に層状に設けられ、前記内層導体を取り囲むように設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の半導体素子実装用基板。
  7. 前記基板の前記側面に、前記溝部を挟むようにして、前記基板の前記第1面から前記第2面にかけて形成された側面接地導体をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の半導体素子実装用基板。
  8. 前記基板の内側において、前記内層接地導体よりも、前記基板の前記第2面側の領域に、空隙部が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の半導体素子実装用基板。
  9. 前記基板は絶縁体から成ることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の半導体素子実装用基板。
  10. 前記載置部に金属製の基体をさらに備え、該基体に半導体素子が載置されることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の半導体素子実装用基板。
  11. 前記基体は前記内層接地導体と接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の半導体素子実装用基板。
  12. 前記内層導体は平面視したときの外形状が略矩形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の半導体素子実装用基板。
  13. 前記電極パッドは平面視したときの外形状が略半円形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の半導体素子実装用基板。
  14. 前記側面導体の前記第1面側の端部において、前記側面導体と前記信号線路とが接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の半導体素子実装用基板。
  15. 前記側面導体の前記第2面側の端部において、前記側面導体と前記電極パッドとが接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の半導体素子実装用基板。
  16. 請求項1乃至請求項15のいずれかに記載の半導体素子実装用基板と、前記載置部に載置されるとともに前記信号線路に電気的に接続された半導体素子とを具備していることを特徴とする半導体装置。
  17. 前記基板の下面であって、前記基板の第2面と接合して設けられた実装回路基板をさらに備えており、
    前記実装回路基板は、内部に接地導体層の形成領域および接地導体層の非形成領域を有しているとともに、前記接地導体層の非形成領域は、上面視において前記側面導体と重なっていることを特徴とする請求項16に記載の半導体装置。
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