JP2017169264A - パワーコンディショナおよびそれに接続したケーブルの盗難検知方法 - Google Patents

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【課題】パワーコンディショナにおいて、確実かつ迅速に太陽光発電システムの送電ケーブルの盗難を検知する。【解決手段】直流入力側にケーブルを介して太陽光パネルが接続され、交流出力側に電力系統が接続され、直流入力側から入力した直流電力を交流電力に変換するインバータを有するパワーコンディショナであって、ケーブルを含む直流側の回路に直流電圧を印加する電圧印加手段と、前記直流側の回路に流れる電流を計測する電流検出器と、前記電流検出器で計測した直流電流値に基づいて前記ケーブルの断線を検出する断線検出処理部とを備える。断線検出信号により、パワーコンディショナに接続したケーブルの盗難を検知することができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、太陽光発電システムに用いるパワーコンディショナに関する。
近年、太陽光発電システムの普及が拡大しつつある。太陽光発電システムにおいては、太陽の光エネルギーは太陽光パネルによって直流電力に変換され、この直流電力がケーブルでパワーコンディショナに送られ、パワーコンディショナによって交流電力に変換され、電力系統に接続されて、売電される。
直流電源系統の直流回路の絶縁抵抗や静電容量を測定する従来技術として、特開2012−233825号公報(特許文献1)がある。この公報には、「直流電源系統の直流回路における一部分の絶縁抵抗や静電容量を、カップリングコンデンサと交流電源を用いて、活線状態のままで測定することができる測定器と測定方法を提供することを目的とする。(0007)」「測定対象である直流回路と電路で接続して、一定の電圧及び一定の周波数の交流電流を印加する可変交流電源部と、前記直流回路の測定対象部分に取り付けて、交流成分の電流を取得するクランプ部と、前記可変交流電源部が印加した交流電流の電圧及び周波数と、前記クランプ部が取得した前記測定対象部分における交流成分の電流と、に基づき、前記直流回路の測定対象部分の絶縁抵抗を演算する演算手段と、を備えることを特徴とする直流回路の絶縁抵抗測定器。(請求項1)」と記載されている。
特開2012−233825号公報
太陽光発電システムにおいて、送電ケーブルが切断され、盗まれる被害が多発している。盗難は太陽電池の出力電力が無くなる夜間に行われ、感電のリスクが少ない直流側のケーブルだけを切断する場合が多い。そのため、集電箱やパワーコンディショナに防犯措置を施したとしても、ケーブルがむき出しであれば盗まれる可能性が高くなってしまう。
ケーブルを地中に埋めることがより良い対策方法と言えるが、工事の仕方によっては掘り起こされる可能性がある。また、敷地の周りをフェンスで囲んだり、敷地全体を監視できるカメラを設置するなどの盗難防止対策も高額な費用がかかってしまう上に、工事の仕方によっては確実に被害を抑えられる対策とは言えない。
特許文献1には、直流電源系統の直流回路における絶縁抵抗や静電容量を測定することが記載されているが、送電ケーブルの盗難を検知するものではない。
そこで本発明は、パワーコンディショナにおいて、確実かつ迅速に太陽光発電システムの送電ケーブルの盗難を検知することを目的とする。
上記課題を解決するための、本発明の「パワーコンディショナ」の一例を挙げるならば、直流入力側にケーブルを介して太陽光パネルが接続され、交流出力側に電力系統が接続され、直流入力側から入力した直流電力を交流電力に変換するインバータを有するパワーコンディショナであって、ケーブルを含む直流側の回路に直流電圧を印加する電圧印加手段と、前記直流側の回路に流れる電流を計測する電流検出器と、前記電流検出器で計測した直流電流値に基づいて前記ケーブルの断線を検出する断線検出処理部とを備えるものである。
また、本発明の「パワーコンディショナに接続したケーブルの盗難検知方法」の一例を挙げるならば、直流入力側にケーブルを介して太陽光パネルが接続され、交流出力側に電力系統が接続され、直流入力側から入力した直流電力を交流電力に変換するインバータを有するパワーコンディショナに接続したケーブルの盗難検知方法であって、電圧印加手段により、ケーブルを含む直流側の回路に直流電圧を印加するステップと、電流検出器で、前記直流側の回路に流れる電流を計測するステップと、断線検出処理部により、計測した直流電流値が設定値以下であることを判定してケーブルの断線を検出し、断線検出信号を出力するステップと、前記断線検出信号に基づいて警報出力を出力するステップと、を備えるものである。
本発明によれば、パワーコンディショナにおいて、確実かつ迅速に太陽光発電システムの送電ケーブルの盗難を検知することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1の、太陽光発電システムの構成図の一例である。 図1の断線検出処理部30の構成の一例である。 図2の断線検出処理部30の処理を説明するフローチャートである。 送電ケーブルの盗難を検知するまでのタイムチャートである。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
太陽光発電システムの送電ケーブルの盗難は、感電のリスクが少ない直流側のケーブルを盗まれることが多い。本実施例は、太陽光発電システムの直流側の回路に直流電圧を印加し、電流を検出することで、送電ケーブルの盗難を検知するものである。
図1に、太陽光発電システムの構成図の一例を示す。
太陽光発電システムは、太陽光パネル(太陽電池)1と、接続箱3と、パワーコンディショナ100と、電力系統2から構成されている。
太陽光パネル1は、接続箱3を介して、発電した直流電力をパワーコンディショナ100へ出力する。このとき、接続箱3とパワーコンディショナ100を結ぶP(+)側のケーブルにダイオード4を有する場合がある。ダイオード4は、直流側の電流が逆向きに流れるのを防ぐためのものであり、向きを逆にしてN(−)側のケーブルに取り付けられる場合もある。
パワーコンディショナ100は、直流電力を交流電力に変換するものであり、交流電力を既存の電力系統2と受け渡しする。
パワーコンディショナ100は、一般に、インバータ部21、絶縁トランス11、交流側MC(Magnetic Contactor)12、系統側ブレーカ13、直流側ブレーカ14、直流部コンデンサ15、電源回路16を備えている。
インバータ部21は、入力した直流電力を交流電力に変換して出力する。
絶縁トランス11は、インバータ部21と電力系統2との間に設けられたトランスであり、インバータ部21と電力系統2とを絶縁する。
系統側ブレーカ13は、電力系統2とパワーコンディショナ100とを接続する際に投入するブレーカであり、交流側の保護としても使用する。
交流側MC12は、系統側ブレーカ13を介して、インバータ部21と電力系統2とを連系させる際に投入する。
直流側ブレーカ14は、太陽光パネル1とパワーコンディショナ100とを接続する際に投入するブレーカであり、直流側の保護としても使用する。
直流部コンデンサ15は、パワーコンディショナ100の直流側に設けられたコンデンサであり、直流電圧の平滑化を行う。
電源回路16は、交流側または直流側から供給された電源を制御電源に変換し、制御回路40へ供給する。また、電源回路16へ電源が供給されている間は、電源検出出力端子9へ信号を出力する。
本実施例のパワーコンディショナ100は、送電ケーブルの断線を検出するために、ケーブルを含む直流側の回路に電圧を印加する構成と、ケーブルを含む直流側の回路に流れる電流を検出する構成と、制御回路40を備えている。
ケーブルを含む直流側の回路に電圧を印加する構成(電圧印加手段)としては、直流電圧変換回路22、直流電圧印加スイッチ23、直流側MC18、リアクトル20、スイッチ19を備えている。
直流電圧変換回路22は、系統側の電源を直流に変換し、直流電圧印加スイッチ23の投入をもって、直流側の回路に直流電圧を印加する。このとき、直流電圧変換回路22が直流電圧を印加する極性は、ダイオード4に妨げられない極性とする。
直流側MC18は、常時投入され、直流電圧印加スイッチ23を投入する際にのみ解列する。
リアクトル20は、P(+)側の配線とN(−)側の配線との間に接続され、直流電圧変換回路22を駆動させた際の直流電流を抑制する。
リアクトル20に直列に接続されたスイッチ19は、直流側の回路へ直流電流を流す際に投入する。
ケーブルを含む直流側の回路に流れる電流を検出する構成としては、電流検出器17を備え、電流検出器17は回路に流れる直流電流値を検出する。
制御回路40は、断線検出処理部30と警報出力回路41から構成されている。
断線検出処理部30は、以下に述べる断線検出処理を行い、ケーブルの断線検出信号を出力する。
警報出力回路41は、断線検出処理部30から入力された断線検出信号に基づいて、警報出力を警報出力端子8へ出力する。
警報出力端子8には、表示手段や警報手段などのアラーム手段を接続し、警報出力端子8から警報出力が出力されると異常を通知するようにすれば良い。なお、アラーム手段は、パワーコンディショナ内に設けても良い。
図2に、断線検出処理部30の構成の一例を示す。
断線検出処理部30は、回路駆動判定部31と、比較演算部32を有する。
回路駆動判定部31は、直流部コンデンサ15の直流電圧が十分に低くなったことをもって、MC解列指令を出力して直流側MC18を解列させる。次に、直流電圧印加スイッチ23へ直流電圧印加指令を出力し、直流電圧変換回路22が出力する直流電圧を直流側MC18の両端に加えることにより、直流電圧を直流側の回路へ印加する。その後、スイッチ19へスイッチ投入指令を出力し、リアクトル20を介して直流側の回路に電流が流れるようにする。このとき、スイッチ19を投入し続けると、電流検出器17が破損する可能性があるため、電流検出器17で検出する直流電流値が一定電流値を超えないように、スイッチ19へのスイッチ投入指令はPWM出力とするのが好ましい。
比較演算部32は、電流検出器17が検出した直流電流値が設定値、例えば0より大きいか否かを判定し、ケーブルの切断を検出して、断線検出信号を警報出力回路41へ出力する。
図3に、断線検出処理部30の処理を説明するフローチャートを示す。
まず、回路駆動判定部31において、直流部コンデンサ15の直流電圧が十分に低いかどうかを確認し(S301)、低い場合には直流側MC18へMC解列指令を出力する(S302)。例えば夜間になると、太陽電池の出力電力が無くなり、直流部コンデンサ15の直流電圧が低くなる。その後、直流電圧印加スイッチ23へ直流電圧印加指令を出力し(S303)、直流電圧変換回路22から直流側の回路へ直流電圧を加える。そして、スイッチ19へスイッチ投入指令を出力し(S304)、リアクトル20を含む回路を構成する。S301で、直流部コンデンサ15の直流電圧値が十分に低くなければ、低くなるまで監視する。
次に、電流検出器17で、直流側の回路を流れる電流を計測する。そして、比較演算部32にて、電流検出器17が検出した直流電流値が設定値、例えば0より大きいかどうかを比較する(S305)。直流電流値が設定値より大きい場合は、ケーブルが断線していないため、一定時間待機し(S306)、再度、直流電流値が設定値より大きいかどうかを確認する。直流電流値が設定値より小さい場合は、ケーブルが断線していると判断し、断線検出信号を警報出力回路41へ出力する(S307)。
図4に、送電ケーブルの盗難を検知するまでのタイムチャートを示す。
時刻t1で直流部コンデンサ15の直流電圧値が十分に低くなったことを検出すると、直流側MC18へMC解列指令を、直流電圧印加スイッチ23へ直流電圧印加指令を、スイッチ19へスイッチ投入指令を出力し、ケーブルを含む直流側の回路に直流電流が流れる。その後、電流検出器17で直流側の回路を流れる電流の検出を続ける。そして、ケーブルが断線すると直流電流が流れなくなり、t2において、比較演算部32で断線を検出すると、断線検出信号を出力する。なお、図に示すように、スイッチ19へ加えるスイッチ投入指令は周期的なパルス信号であり、回路を流れる電流は周期的なパルス電流となる。
上記の制御回路40は、その一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
本実施例のパワーコンディショナは、直流入力側にケーブルを介して太陽光パネルが接続され、交流出力側に電力系統が接続され、直流入力側から入力した直流電力を交流電力に変換するインバータを有するパワーコンディショナであって、ケーブルを含む直流側の回路に直流電圧を印加する電圧印加手段と、前記直流側の回路に流れる電流を計測する電流検出器と、前記電流検出器で計測した直流電流値に基づいて前記ケーブルの断線を検出する断線検出処理部とを備えるものである。
また、本実施例のケーブルの盗難検知方法は、直流入力側にケーブルを介して太陽光パネルが接続され、交流出力側に電力系統が接続され、直流入力側から入力した直流電力を交流電力に変換するインバータを有するパワーコンディショナに接続したケーブルの盗難検知方法であって、電圧印加手段によりケーブルを含む直流側の回路に直流電圧を印加するステップと、電流検出器で前記直流側の回路に流れる電流を計測するステップと、断線検出処理部により計測した直流電流値が設定値以下であることを判定してケーブルの断線を検出し、断線検出信号を出力するステップと、前記断線検出信号に基づいて警報出力を出力するステップと、を備えるものである。
本実施例によれば、ケーブルを含む直流側の回路に電圧を印加し、回路を流れる電流を検出することにより、確実かつ迅速に太陽光発電システムの送電ケーブルの盗難を検知することができる。そして、太陽電池の出力電力が無くなる夜間において、ケーブルの切断を検出して報知することにより、ケーブルの盗難を防止することができる。
実施例1に記載した検出方法は、ケーブルの盗難が行われる際に系統側ブレーカ13を遮断するなど、電源回路16への電源供給が遮断されると検出できない。実施例2はそのための対策を備えるもので、電源回路16へ電源が供給されている間は、常時電源検出出力端子9から信号を出力させておき、ケーブルの断線時や、系統側ブレーカ13の遮断時に、電源検出出力端子9からの信号が途切れることをもって、パワーコンディショナの異常状態をユーザへ知らせるアラーム手段を設ける。具体的には、電源検出出力端子9に表示手段や警報手段などのアラーム手段を接続し、電源検出出力端子9からの信号が途切れると異常を通知するようにすれば良い。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…太陽光パネル
2…電力系統
3…接続箱
4…ダイオード
8…警報出力端子
9…電源検出出力端子
11…絶縁トランス
12…交流側MC(Magnetic Contactor)
13…系統側ブレーカ
14…直流側ブレーカ
15…直流部コンデンサ
16…電源回路
17…電流検出器
18…直流側MC
19…スイッチ
20…リアクトル
21…インバータ部
22…直流電圧変換回路
23…直流電圧印加スイッチ
30…断線検出処理部
31…回路駆動判定部
32…比較演算部
40…制御回路
41…警報出力回路

Claims (11)

  1. 直流入力側にケーブルを介して太陽光パネルが接続され、交流出力側に電力系統が接続され、直流入力側から入力した直流電力を交流電力に変換するインバータを有するパワーコンディショナであって、
    ケーブルを含む直流側の回路に直流電圧を印加する電圧印加手段と、
    前記直流側の回路に流れる電流を計測する電流検出器と、
    前記電流検出器で計測した直流電流値に基づいて前記ケーブルの断線を検出する断線検出処理部と
    を備えるパワーコンディショナ。
  2. 請求項1に記載のパワーコンディショナにおいて、
    前記断線検出処理部は、前記電流検出器で計測した直流電流値が設定値以下であることを判定して断線検出信号を出力するパワーコンディショナ。
  3. 請求項1に記載のパワーコンディショナにおいて、更に、
    前記断線検出部の断線検出信号に基づいて警報出力を出力する警報出力回路を備えるパワーコンディショナ。
  4. 請求項3に記載のパワーコンディショナにおいて、
    前記警報出力は、前記ケーブルの盗難を表すものであるパワーコンディショナ。
  5. 請求項1に記載のパワーコンディショナにおいて、
    前記電圧印加手段は、直流側の回路に挿入された直流側MCと、系統側の電源を直流電圧に変換する直流電圧変換回路と、該直流電圧変換回路の出力である直流電圧を、前記直流側MCの両端に印加する直流電圧印加スイッチとを備えるパワーコンディショナ。
  6. 請求項5に記載のパワーコンディショナにおいて、
    前記電圧印加手段は、更に、直流側の回路のP(+)側の配線とN(−)側の配線との間に接続した、リアクトルとスイッチとの直列回路を備えるパワーコンディショナ。
  7. 請求項1に記載のパワーコンディショナにおいて、更に、
    前記インバータの直流側に設けた直流部コンデンサの直流電圧の低下を検出して、前記電圧印加手段へ直流電圧印加指令を出力する回路駆動判定部を備えるパワーコンディショナ。
  8. 請求項1に記載のパワーコンディショナにおいて、更に、
    パワーコンディショナの電源回路への電源供給を検出し、電源供給が途切れるとパワーコンディショナの異常状態を知らせるアラーム手段を設けたパワーコンディショナ。
  9. 直流入力側にケーブルを介して太陽光パネルが接続され、交流出力側に電力系統が接続され、直流入力側から入力した直流電力を交流電力に変換するインバータを有するパワーコンディショナに接続したケーブルの盗難検知方法であって、
    電圧印加手段により、ケーブルを含む直流側の回路に直流電圧を印加するステップと、
    電流検出器で、前記直流側の回路に流れる電流を計測するステップと、
    断線検出処理部により、計測した直流電流値が設定値以下であることを判定してケーブルの断線を検出し、断線検出信号を出力するステップと、
    前記断線検出信号に基づいて警報出力を出力するステップと、
    を備えるパワーコンディショナに接続したケーブルの盗難検知方法。
  10. 請求項9に記載のケーブルの盗難検知方法において、更に、
    前記インバータの直流側に設けた直流部コンデンサの直流電圧の低下を検出して、前記電圧印加手段に電圧印加指令を出力するステップを備えるパワーコンディショナに接続したケーブルの盗難検知方法。
  11. 請求項9に記載のケーブルの盗難検知方法において、更に、
    パワーコンディショナの電源回路への電源供給を検出し、電源供給が途切れるとパワーコンディショナの異常状態を知らせるステップを備えるパワーコンディショナに接続したケーブルの盗難検知方法。
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