JP2017168384A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ポンプの腐食を抑制することができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池システム100に、燃料電池スタック2と、燃料電池スタック2に水素を供給する水素タンク11と、燃料電池スタック2から排出された水素と生成水とを分離する気液分離器31と、気液分離器31において分離された水素を燃料電池スタック2に供給する水素ポンプ32と、水素ポンプ32に供給する水を貯蔵する水タンク41と、水素ポンプ32が運転を停止した場合、水タンク41から水素ポンプ32に水を供給する制御を行う制御部5と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
特許文献1には、気液分離器によって燃料電池スタックから排出された生成水と水素とを分離し、分離された水素をポンプにより再度燃料電池スタックへ供給する、燃料電池システムが記載されている。
特開2007−059221号公報
しかしながら、気液分離器からポンプへ供給される水素には、若干の生成水が含まれる。この生成水のpHは4〜5程度の酸性である。そのため、ポンプが運転を停止した後、生成水から水分が蒸発して生成水が濃縮され、生成水のpHの値はさらに低下してしまう。これにより、ポンプ停止時にポンプ内に滞留した生成水によってポンプが腐食してしまう虞があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、ポンプの腐食を抑制することができる燃料電池システムを提供することを目的とするものである。
本発明にかかる燃料電池システムは、燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックに水素を供給する水素タンクと、前記燃料電池スタックから排出された水素と生成水とを分離する気液分離器と、前記気液分離器において分離された水素を前記燃料電池スタックに供給するポンプと、前記ポンプに供給する水を貯蔵する水タンクと、前記ポンプが運転を停止した場合、前記水タンクから前記ポンプに水を供給する制御を行う制御部5と、を備える。
本発明にかかる燃料電池システムによれば、ポンプが運転を停止した場合、水タンクから当該ポンプに水が供給され、当該ポンプが洗浄される。そのため、ポンプ内に滞留している生成水をポンプ内から除去することができる。これにより、ポンプの腐食を抑制することができる。
実施の形態1にかかる燃料電池システムの概略構成を示す図である。 生成水によってポンプの腐食が生じる過程を説明するフローチャートである。 実施の形態1にかかる燃料電池システムにおけるポンプの洗浄方法を説明するフローチャートである。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態1にかかる燃料電池システム100の概略構成を示す図である。実施の形態1にかかる燃料電池システム100は、例えば、図1に示すように、燃料ガス供給系1、燃料電池スタック2、循環水素系3、洗浄水供給系4、制御部5を備えている。そして、燃料電池システム100において、燃料ガス供給系1が燃料電池スタック2に燃料ガスとしての水素ガスを供給する。また、燃料電池システム100において、循環水素系3が燃料電池スタック2から排出された水素ガスを含む生成水から水素ガスを分離して、当該水素ガスを燃料電池スタック2に再度供給する。
燃料電池スタック2は、多数の単セルが積層されたセルスタックであり、固体高分子電解質型燃料電池を構成する。ここで、単セルは、高分子電解質膜がアノード電極及びカソード電極により挟持されてなる膜/電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)と、MEAを両側から挟み込む一対のセパレータとを有している。燃料電池スタック2は、カソード側のセパレータを介して供給された空気中の酸素ガスと、アノード側のセパレータを介して供給された水素ガスとの酸化還元反応により発電する。
燃料電池スタック2のカソードには、例えば、酸素を含有する酸化剤ガスとしての空気が供給される(不図示)。そして、燃料電池スタック2から排出されたガスは、外部に排出される。
燃料電池スタック2のアノードには、燃料ガス供給系1の水素タンク11(後述)から水素ガスが供給される(水素IN)。アノードに供給される水素ガスの供給量は、バルブ12等によって調整される。そして、燃料電池スタック2のアノードから水素ガス及び生成水が循環水素系3に排出される。
循環水素系3は、例えば、気液分離器31、水素ポンプ32、排気排水バルブ33を備える。燃料電池スタック2のアノードから排出された水素ガス及び生成水は気液分離器31に供給される。そして、気液分離器31は、水素ガスと生成水とを分離する。
気液分離器31によって生成水から分離された水素ガスは、水素ポンプ32に供給される。水素ポンプ32は、当該水素ガスを燃料電池スタック2に供給する。これにより、燃料電池スタック2から排出された未反応の水素ガスは、再度、燃料電池スタック2に供給されて、再利用される。
洗浄水供給系4は、例えば、水タンク41、洗浄水バルブ42を備える。水タンク41は、水素ポンプ32に供給する水(洗浄水)を貯蔵する。また、洗浄水バルブ42は、水素ポンプ32に供給する洗浄水の供給量を調整する。
制御部5は、図示しないCPU及び図示しない記憶部等を備える。そして、CPUが記憶部に格納されたプログラムを実行することにより、制御部5における全ての処理が実現する。
また、制御部5のそれぞれの記憶部に格納されるプログラムは、CPUに実行されることにより、制御部5のそれぞれにおける処理を実現するためのコードを含む。なお、記憶部は、例えば、このプログラムや、制御部5における処理に利用される各種情報を格納することができる任意の記憶装置を含んで構成される。記憶装置は、例えば、メモリ等である。
具体的には、CPUが記憶部に格納されたプログラムを実行することによって、制御部5は、燃料電池システム100の各部を制御する。より具体的には、CPUが記憶部に格納されたプログラムを実行することによって、制御部5は、例えば、水素ポンプ32が運転を停止した場合、水タンク41から水素ポンプ32に水を供給して水素ポンプ32内を洗浄する。これにより、水素ポンプ32が運転を停止した後に、水素ポンプ32内に滞留した生成水によってポンプが腐食してしまうのを防ぐことができる。
次に、図2を参照して、生成水によって水素ポンプ32の腐食が生じる過程について説明する。図2は、生成水によって水素ポンプ32の腐食が生じる過程を説明するフローチャートである。
まず、図2に示すように、水素ポンプ32が運転している際(運転時)、燃料電池スタック2のアノードと循環水素系3との間で、水素ガス(H)及び窒素を含む生成水(N、HO)が循環している。
次に、水素ポンプ32が運転を停止すると(停止時)、水素ポンプ32内に、水素ガス(H)とともに窒素を含む生成水(N、HO)が滞留する。これは、気液分離器31から水素ポンプ32に供給される水素ガスには、若干の生成水が含まれるためである。このときの生成水のpHは約4〜5程度である。
次に、水素ポンプ32の内壁に、水素ガスに含まれた生成水が付着する。次いで、付着した生成水の水分が蒸発する。これにより、生成水が濃縮され、生成水のpHは3以下に低下する。そして、この酸性度の強い生成水の付着によって、水素ポンプ32の腐食が進行してしまう。そこで、本実施の形態1にかかる燃料電池システム100では、洗浄水供給系4によって、運転を停止した水素ポンプ32に洗浄水を供給して、水素ポンプ32内を洗浄する。
次に、図3を参照して、本実施の形態1にかかる燃料電池システム100における水素ポンプ32の洗浄方法を説明する。図3は、燃料電池システム100における水素ポンプ32の洗浄方法を説明するフローチャートである。
まず、制御部5は、水素ポンプ32が運転を停止したか否かを判断する(ステップS1)。
ステップS1において、制御部5が、水素ポンプ32の運転が停止していないと判断した場合(ステップS1;No)、制御部5は、ステップS1の処理を繰り返す。
ステップS1において、制御部5が、水素ポンプ32の運転が停止したと判断した場合(ステップS1;Yes)、制御部5は、洗浄水バルブ42を開く(ステップS2)。具体的には、制御部5は、洗浄水バルブ42に制御信号を出力し、当該制御信号に従って、洗浄水バルブ42が開く。
次に、制御部5は、洗浄水バルブ42を開いてから、所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS3)。
ステップS3において、制御部5が、洗浄水バルブ42を開いてから、所定時間が経過していないと判断した場合(ステップS3;No)、制御部5は、ステップS3の処理を繰り返す。
ステップS3において、制御部5が、洗浄水バルブ42を開いてから、所定時間が経過したと判断した場合(ステップS3;Yes)、制御部5は、洗浄水バルブ42を閉じて(ステップS4)、図3の処理を終了する。具体的には、制御部5は、洗浄水バルブ42に制御信号を出力し、当該制御信号に従って、洗浄水バルブ42が閉じる。
なお、ステップS3における所定時間は、水素ポンプ32内に滞留又は付着した生成水を洗浄するのに十分な洗浄水を水素ポンプ32に供給可能な時間であればよい。すなわち、当該所定時間は、洗浄水バルブ42によって調整される洗浄水の流量及び、水素ポンプ32の体積等によって決定される時間である。
また、水素ポンプ32内に供給された洗浄水は、水素ポンプ32内に滞留していた水素ガス及び生成水とともに、気液分離器31へ排出される。気液分離器31には、排気排水バルブ33が連結されている。そして、気液分離器31内に貯留された洗浄水及び生成水の液量が所定量以上になった場合に、制御部5が排気排水バルブ33を開き、気液分離器31内に貯留された洗浄水及び生成水が排出される。具体的には、制御部5は、排気排水バルブ33に制御信号を出力し、当該制御信号に従って、排気排水バルブ33が開閉する。
以上に説明した実施の形態1にかかる燃料電池システム100によれば、水素ポンプ32が運転を停止した場合、水タンク41から当該水素ポンプ32に洗浄水が供給され、当該水素ポンプ32が洗浄される。そのため、水素ポンプ32内に滞留している生成水を水素ポンプ32内から除去することができる。これにより、水素ポンプ32の腐食を抑制することができる。また、水素ポンプ32を形成する材質として、ステンレス(SUS)の代わりにアルミニウム(Al)を用いることが可能となり、燃料電池システム100の低コスト化及び軽量化を図ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、図3のステップS3、ステップS4において、制御部5は、洗浄水バルブ42を開いてから所定時間が経過した場合に、洗浄水バルブ42を閉じているが、水素ポンプ32が運転を開始した場合にも、洗浄水バルブ42を閉じてもよい。
1 燃料ガス供給系
11 水素タンク
12 バルブ
2 燃料電池スタック
3 循環水素系
31 気液分離器
32 水素ポンプ(ポンプ)
33 排気排水バルブ
4 洗浄水供給系
41 水タンク
42 洗浄水バルブ
5 制御部
100 燃料電池システム

Claims (1)

  1. 燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタックに水素を供給する水素タンクと、
    前記燃料電池スタックから排出された水素と生成水とを分離する気液分離器と、
    前記気液分離器において分離された水素を前記燃料電池スタックに供給するポンプと、
    前記ポンプに供給する水を貯蔵する水タンクと、
    前記ポンプが運転を停止した場合、前記水タンクから前記ポンプに水を供給する制御を行う制御部と、を備える燃料電池システム。
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