JP2017167855A - 機器管理システム、機器管理方法、機器管理プログラム - Google Patents

機器管理システム、機器管理方法、機器管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機器状態情報の正確性、及び、収集効率を向上させること。【解決手段】機器に対するユーザからのリクエストの投稿操作が受け付けられたときの前記機器の状態に関する機器状態情報を取得する機器状態情報取得部と、前記リクエストの投稿内容を取得する投稿内容取得部と、取得された前記機器状態情報と前記投稿内容とを関連付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と、互いに関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記投稿内容と前記機器状態情報とを関連付けて情報処理端末に表示させる投稿内容表示制御部と、を備えることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、機器管理システム、機器管理方法、機器管理プログラムに関する。
近年、企業や店舗、家庭等のテナントにおいて、オフィス機器や家電機器は欠かせないものとなっている。このような機器に不具合が発生した場合や改善要望がある場合、機器のユーザは、コールセンターへの電話やメールにより、その不具合の問い合わせや改善要望を行うことが一般的である(例えば、特許文献1を参照)。
そして、ユーザからの不具合の問い合わせ内容に基づいてサービス技術者が不具合の原因を推定したり、開発者がユーザからの要望内容を取り入れた製品を開発したりするようになっている。そのため、機器のメーカー側は、不具合の問い合わせや改善要望の際にユーザから提示される機器の状態に関する情報(以下、「機器状態情報」とする)を管理しなければならない。
ところが、機器に対する専門的な知識を持っていないユーザが多いため、ユーザが提供する情報には正確性が欠けていることがあり、その結果、機器状態情報の正確性が低下するといった問題がある。
また、ユーザから提供される情報だけでは不具合の原因が推定困難な場合がある。その場合には、コールセンターとユーザとの電話やメールのやりとりが複数回に及んだり、サービス技術者がユーザ宅に出向いて直接、機器を診断して不具合の原因を推定したりしなければならず、機器状態情報の収集効率が低下するといった問題がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、機器状態情報の正確性、及び、収集効率を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、機器に対するユーザからのリクエストの投稿操作が受け付けられたときの前記機器の状態に関する機器状態情報を取得する機器状態情報取得部と、前記リクエストの投稿内容を取得する投稿内容取得部と、取得された前記機器状態情報と前記投稿内容とを関連付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、機器状態情報の正確性、及び、収集効率を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る機器管理システムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る機器管理システムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る機器管理システムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る投稿管理サーバのハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る投稿管理サーバ、機器管理サーバ、認証管理サーバ、MFPの機能構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るスナップショットデータ収集部が収集したスナップショットデータの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機器管理情報記憶部が記憶する機器管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るスナップショット記憶部が記憶するスナップショットの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るチケット記憶部が記憶するチケットの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る管理者情報記憶部が記憶する管理者情報管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機器管理システムにおいて、ユーザがMFPに対する問い合わせや改善要望を行う際の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る表示部が表示するリクエスト選択画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示部が表示するカテゴリ選択画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示部が表示する対象選択画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示部が表示する対象選択画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示部が表示する対象選択画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機器管理システムにおいて、ユーザがMFPに対する問い合わせや改善要望を行う際の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る機器管理システムにおいて、ユーザがMFPに対する問い合わせや改善要望を行う際の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る機器管理システムにおいて、ユーザがMFPに対する問い合わせや改善要望を行う際の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るチケット記憶部が記憶するチケットの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示部が表示する投稿方法選択画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機器管理システムにおいて、ユーザがMFPに対する問い合わせや改善要望を行う際の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る表示部が表示する投稿用サイトアクセス画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機器管理システムにおいて、ユーザがMFPに対する問い合わせや改善要望を行う際の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る投稿管理サーバが携帯端末に表示させる投稿用画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係るチケット記憶部が記憶するチケットの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機器管理システムにおいて、ユーザがMFPに対する問い合わせや改善要望を行う際の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る表示部が表示するメールアドレス入力画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機器管理システムにおいて、ユーザがMFPに対する問い合わせや改善要望を行う際の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る機器管理システムにおいて、テナント管理者がチケット内容及びスナップショットを閲覧する際の処理を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る機器管理システムにおいて、テナント管理者がチケット内容及びスナップショットを閲覧する際の処理を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る機器管理システムにおいて、テナント管理者がチケット内容及びスナップショットを閲覧する際の処理を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る投稿管理サーバがテナント管理者用端末に表示させるチケット一覧画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る投稿管理サーバがテナント管理者用端末に表示させるチケット詳細画面の表示例を示す図である。 本発明の実施形態に係る投稿管理サーバがテナント管理者用端末に表示させるスナップショット閲覧画面の表示例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、企業や店舗、家庭等のテナントに設置されたオフィス機器や家電機器などの機器に対するユーザからの問い合わせや改善要望があった際、そのときの機器の状態に関する情報(以下、「機器状態情報」とする)を自動的に収集して、その問い合わせ内容や要望内容と紐付けて管理する機器管理システムについて説明する。
本実施形態に係る機器管理システムは、このように構成されることで、ユーザが問い合わせや改善要望を行う際、ユーザ自身が機器の状態をコールセンターに伝えたり、サービス技術者がユーザ宅に出向いて直接、機器を診断したりするといったことが不要となる。これにより、本実施形態に係る機器管理システムは、機器状態情報の正確性、及び、収集効率を向上させることが可能となる。
まず、本実施形態に係る機器管理システムの運用形態について、図1〜図3を参照して説明する。図1〜図3は、本実施形態に係る機器管理システムの運用形態を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る機器管理システムは、投稿管理サーバ1−1、機器管理サーバ1−2、認証管理サーバ1−3が接続されたネットワーク7−1と、システム管理者用端末2が接続されたネットワーク7−2と、複数のテナントA、B、C、・・・にそれぞれ敷設されたネットワーク7−3A、7−3B、7−3C、・・・とが、インターネットや電話回線等の公衆回線8を介して接続されて構成されている。尚、複数のテナントA、B、C、・・・はそれぞれ、企業や店舗、家庭等のテナントである。
また、図2に示すように、テナントAには、テナント管理者用端末3、複数のクライアント端末4、複数のMFP(Multi Function Printer)6が設置されており、それらがネットワーク7−3Aに接続されている。
また、図3に示すように、携帯端末5を携帯したユーザがテナントAに入ると、携帯端末5は、無線LAN(Local Area Network)によりネットワーク7−3Aに接続される。尚、携帯端末5は、無線LAN(ネットワーク7−3A)を介して公衆回線8に接続されるのではなく、LTE(Long Term Evolution)などの携帯端末用の通信回線により直接、公衆回線8と常時接続されていても良い。
また、他のテナントB、C、・・・についてもテナントAと同様にそれぞれ、テナント管理者用端末3、複数のクライアント端末4、複数のMFP6が設置されており、それらがネットワーク7−3B、7−3Cにそれぞれ接続されている。
また、テナントAのときと同様に、携帯端末5を携帯したユーザがテナントB、C、・・・に入ると、携帯端末5はそれぞれ、無線LAN(Local Area Network)によりネットワーク7−3B、7−3C、・・・に接続される。この場合も、携帯端末5は、無線LAN(ネットワーク7−3B、7−3C、・・・)を介して公衆回線8に接続されるのではなく、LTEなどの携帯端末用の通信回線により直接、公衆回線8と常時接続されていても良い。
尚、本実施形態に係る機器管理システムにおいて、各テナントには、そのテナント毎に所属するテナント管理者が存在し、各テナント管理者は、自身が所属するテナントに設置されているMFP6を集中管理するようになっている。
投稿管理サーバ1−1、機器管理サーバ1−2、認証管理サーバ1−3はそれぞれ、ネットワーク上に存在する共有サーバであり、本実施形態に係る機器管理システムの機能を提供するためのサーバである。尚、投稿管理サーバ1−1、機器管理サーバ1−2、認証管理サーバ1−3の詳細な機能につては以下で明らかになるためここでは省略する。
システム管理者用端末2は、全テナントに設置されているMFP6を集中管理するシステム管理者が操作する情報処理端末であり、PC(Personal Computer)等の情報処理装置により実現される。テナント管理者用端末3は、各テナントにおいて、そのテナント毎に所属するテナント管理者が操作する情報処理端末であり、PC等の情報処理装置により実現される。以下では、システム管理者、テナント管理者を総称して「管理者」とする。
クライアント端末4は、MFP6のユーザが操作する情報処理端末であり、PC等の情報処理装置により実現される。携帯端末5は、MFP6のユーザが操作する携帯型の情報処理端末であり、スマートフォンやタブレット端末等の情報処理装置により実現される。MFP6は、オフィス機器や家電機器の一例であり、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機である。
ネットワーク7−1、7−2、7−3A、7−3B、7−3Cはそれぞれ、例えば、オフィスLANなどの限定されたネットワークであり、Ethernet(登録商標)やWi−Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)規格などのインタフェースを利用したネットワークにより実現される。
以上が、本実施形態に係る機器管理システムの運用形態である。
次に、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1、機器管理サーバ1−2、認証管理サーバ1−3、システム管理者用端末2、テナント管理者用端末3、クライアント端末4、携帯端末5、MFP6のハードウェア構成について、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。
尚、図4においては、投稿管理サーバ1−1のハードウェア構成を例として示しているが、機器管理サーバ1−2、認証管理サーバ1−3、システム管理者用端末2、テナント管理者用端末3、クライアント端末4、携帯端末5、MFP6についても同様である。また、MFP6は、図4に示すハードウェアの他、MFP6において専用の機能を実現するためのハードウェア、即ち、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機において専用の機能を実現するためのハードウェアを備える。
図4に示すように、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40、表示装置50、操作装置60、通信I/F70がバス80を介して接続されて構成されている。
CPU10は演算手段であり、投稿管理サーバ1−1全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。
HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、各種データや、OS(Operating System)、各種制御プログラム、アプリケーション・プログラム等の各種プログラムを格納する。尚、携帯端末5においては、HDD40の代わりに、フラッシュROMを備える。
表示装置50は、ユーザが投稿管理サーバ1−1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースであり、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置やLED(Light Emitting Diode)などの出力装置によって実現される。
操作装置60は、投稿管理サーバ1−1に情報を入力するためのユーザインタフェースであり、キーボードやマウス、入力ボタン、タッチパネルなどの入力装置によって実現される。通信I/F70は、投稿管理サーバ1−1が他の装置と通信するためのインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がRAM20にロードされたプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
以上が、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1、機器管理サーバ1−2、認証管理サーバ1−3、システム管理者用端末2、テナント管理者用端末3、クライアント端末4、携帯端末5、MFP6のハードウェア構成である。
次に、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1、機器管理サーバ1−2、認証管理サーバ1−3、MFP6の機能構成について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1、機器管理サーバ1−2、認証管理サーバ1−3、MFP6の機能構成を模式的に示すブロック図である。
まず、MFP6の機能構成について説明する。図5に示すように、MFP6は、表示部600、操作表示制御部601、リクエスト部602、スナップショットデータ収集部603を備える。尚、リクエスト部602の詳細な機能については以下で明らかになるためここでは省略する。
表示部600は、MFP6の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザがMFP6を直接操作し若しくはMFP6に対して情報を入力する際の入力インタフェースでもある。即ち、表示部600は、ユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含む。表示部600は、図4に示す表示装置50及び操作装置60によって実現される。
操作表示制御部601は、表示部600に画面表示を行い若しくは表示部600を介して入力された情報や信号、命令をリクエスト部602に入力する。
スナップショットデータ収集部603は、リクエスト部602からの要求により、スナップショットデータを収集する。ここで、スナップショットデータとは、ある時点でのMFP6の状態(以下、「機器状態」とする)とそのMFP6を一意に識別するための機番とに関する情報をデータ化したものである。スナップショットデータの一例を図6に示す。図6は、本実施形態に係るスナップショットデータ収集部603が収集したスナップショットデータの一例を示す図である。
機器状態とは、例えば、機器動作状態、機器設定、アプリ構成、アプリ動作状態、アプリ設定、動作ログ等である。
機器動作状態は、MFP6が正常に動作しているのか異常な動作をしているのか、通常電力モードにあるのか省電力モードにあるのかといったMFP6の動作状態のことである。また、機器設定は、MFP6が動作するために必要となる設定のことである。
また、アプリ構成は、MFP6にどのようなアプリがインストールされているかといったアプリの構成のことである。また、アプリ動作状態は、MFP6にインストールされているアプリが正常に動作しているのか異常な動作をしているのか、起動中であるか停止中であるかといった各アプリの動作状態のことである。また、アプリ設定は、MFP6にインストールされているアプリが動作するために必要となる設定のことである。
また、動作ログは、MFP6がどのような動作を行ってきたのか、MFP6に対してどのような操作が行われてきたのかといった動作ログのことである。
尚、スナップショットデータ収集部603により収集されたスナップショットデータは、機器管理サーバ1−2に送信され、各スナップショットを一意に識別するためのスナップショットIDと紐付けられて、後述するスナップショット記憶部123に記憶される。
次に、機器管理サーバ1−2の機能構成について説明する。図5に示すように、本実施形態に係る機器管理サーバ1−2は、機器検索部120、機器管理情報記憶部121、機器管理部122、スナップショット記憶部123を備える。尚、機器検索部120、機器管理部122の詳細な機能については以下で明らかになるためここでは省略する。
機器管理情報記憶部121は、機器管理テーブルを記憶する。機器管理テーブルとは、全テナントに設置されているMFP6の各機番と、そのMFP6が設置されているテナントを一意に識別するためのテナントIDとが紐付けられたテーブルのことである。機器管理テーブルの一例を図7に示す。図7は、本実施形態に係る機器管理情報記憶部121が記憶する機器管理テーブルの一例を示す図である。
スナップショット記憶部123は、各スナップショットを一意に識別するためのスナップショットIDとそのスナップショットのスナップショットデータとを紐付けて記憶する。図8にスナップショットの一例を示す。図8は、本実施形態に係るスナップショット記憶部123が記憶するスナップショットの一例を示す図である。
次に、投稿管理サーバ1−1の機能構成について説明する。図5に示すように、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1は、投稿管理部110、チケット記憶部111を備える。尚、投稿管理部110の詳細な機能については以下で明らかになるためここでは省略する。
チケット記憶部111は、各チケットを一意に識別するためのチケットIDとそのチケットの内容とを紐付けて記憶する。チケットとは、MFP6に対するユーザからの問い合わせや改善要望があったときのその内容(以下、「投稿内容」とする)、そのときに収集されたスナップショットデータのスナップショットID、問い合わせや改善要望の対象となったMFP6の機番、そのときの「リクエスト」の内容、問い合わせや改善要望の対象となった「カテゴリ」、問い合わせや改善要望の「対象」を含む情報のことである。
「リクエスト」とは、問い合わせか改善要望かのどちらかを表す情報のことである。尚、「リクエスト」には、問い合わせ、改善要望の他に、その他のリクエストが存在しても良い。「カテゴリ」とは、MFP6が備える機能のカテゴリのうち、問い合わせや改善要望の対象となった機能が、どのカテゴリに所属する機能かを表す情報のことである。図9にチケットの一例を示す。図9は、本実施形態に係るチケット記憶部111が記憶するチケットの一例を示す図である。
次に、認証管理サーバ1−3の機能構成について説明する。図5に示すように、認証管理サーバ1−3は、認証管理部130、管理者情報記憶部131を備える。尚、認証管理部130の詳細な機能については以下で明らかになるためここでは省略する。
管理者情報記憶部131は、管理者情報管理テーブルを記憶する。管理者情報記憶テーブルとは、各管理者を一意に識別するための管理者ID、その管理者のパスワード、その管理者の「権限」、その管理者が所属するテナントのテナントIDが紐付けられたテーブルのことである。「権限」とは、その管理者がシステム管理者であるかテナント管理者であるかを表す情報のことである。図10に管理者情報管理テーブルの一例を示す。図10は、本実施形態に係る管理者情報記憶部131が記憶する管理者情報管理テーブルの一例を示す図である。
以上が、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1、機器管理サーバ1−2、認証管理サーバ1−3、MFP6の機能構成である。
次に、本実施形態に係る機器管理システムにおいて、ユーザがMFP6に対する問い合わせや改善要望を行う際の処理について、図11、図17〜図19、図22、図24、図27、図29を参照して説明する。図11、図17〜図19、図22、図24、図27、図29は、本実施形態に係る機器管理システムにおいて、ユーザがMFP6に対する問い合わせや改善要望を行う際の処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、図11に示すように、MFP6において、操作表示制御部601は、表示部600にリクエスト選択画面を表示させる(S1101)。図12にリクエスト選択画面の表示例を示す。図12は、本実施形態に係る表示部600が表示するリクエスト選択画面の表示例を示す図である。
そして、操作表示制御部601は、リクエスト選択画面へのリクエスト選択操作を受け付けると(S1102)、選択されたリクエストの内容をリクエスト部602に通知すると共に(S1103)、表示部600にカテゴリ選択画面を表示させる(S1104)。図13にカテゴリ選択画面の表示例を示す。図13は、本実施形態に係る表示部600が表示するカテゴリ選択画面の表示例を示す図である。
そして、操作表示制御部601は、カテゴリ選択画面へのカテゴリ選択操作を受け付けると(S1105)、選択されたカテゴリをリクエスト部602に通知すると共に(S1106)、表示部600に対象選択画面を表示させる(S1107)。
図14〜図16に対象選択画面の表示例を示す。図14〜図16は、本実施形態に係る表示部600が表示する対象選択画面の表示例を示す図である。尚、図14は、カテゴリ選択画面において「アプリ」が選択された場合の対象選択画面の表示例を、図15は、カテゴリ選択画面において「MFP機能」が選択された場合の対象選択画面の表示例を、図16は、カテゴリ選択画面において「システム設定」が選択された場合の対象選択画面の表示例を示している。
そして、操作表示制御部601は、対象選択画面への対象選択操作を受け付けると(S1108)、選択された対象をリクエスト部602に通知する(S1109)。
そして、リクエスト部602は、操作表示制御部601から通知されたリクエストの内容、カテゴリ、対象をスナップショットデータ収集部603に通知してスナップショットデータの収集を指示する(S1110)。
そして、スナップショットデータ収集部603は、リクエスト部602から通知されたリクエストの内容、カテゴリ、対象に基づいてスナップショットデータを収集し(S1111)、収集したスナップショットデータをリクエスト部602に通知する(S1112)。
そして、図17に示すように、リクエスト部602は、スナップショットデータ収集部603から通知されたスナップショットデータを投稿管理サーバ1−1に送信すると共に、そのスナップショットデータの登録要求を行う(S1701)。
そして、投稿管理サーバ1−1において、投稿管理部110は、MFP6から送信されてきたスナップショットデータを機器管理サーバ1−2に送信する(S1702)。即ち、本実施形態においては、投稿管理部110が機器状態情報取得部として機能する。
そして、機器管理サーバ1−2において、機器検索部120は、機器管理情報記憶部121に記憶されている機器管理テーブル(図7)から、投稿管理サーバ1−1から送信されてきたスナップショットデータに含まれる機番と同じ機番を検索する(S1703)。
そして、図18に示すように、機器検索部120は、該当する機番が機器管理テーブル(図7)に登録されていることを確認すると、そのスナップショットデータを機器管理部122に受け渡すと共に、そのスナップショットデータの保存要求を行う(S1801)。
尚、このとき、機器管理サーバ1−2において、機器検索部120は、該当する機番が機器管理テーブル(図7)に登録されていない場合、投稿管理サーバ1−1にエラーを送信する。そして、投稿管理サーバ1−1において、投稿管理部110は、スナップショットデータの送信元であるMFP6にエラーを送信する。そして、MFP6において、操作表示制御部601は、表示部600にエラー画面を表示させる。
本実施形態に係る機器管理システムは、このように、該当する機番が機器管理テーブル(図7)に登録されていない場合、エラーとすることで、サポート外のMFP6に対する問い合わせ、若しくは、改善要望の投稿を受け付けないようにすることが可能となる。尚、このとき、本実施形態に係る機器管理システムは、該当する機番が機器管理テーブル(図7)に登録されていない場合、エラーとするのではなく、その機番を新たに機器管理テーブル(図7)に登録し、その機番のMFP6に対する問い合わせ、若しくは、改善要望の投稿を受け付け可能とするように構成されていても良い。
図18の説明に戻って、機器管理部122は、機器検索部120から受け渡されたスナップショットデータに対するスナップショットIDを生成し(S1802)、生成したスナップショットIDとスナップショットデータとを紐付けてスナップショットとしてスナップショット記憶部123に記憶させる(S1803)。
そして、機器管理部122は、スナップショット記憶部123に記憶させたスナップショットデータに含まれる機番と、生成したスナップショットIDとを機器検索部120に通知する(S1804)。
そして、機器検索部120は、機器管理部122から通知されたスナップショットIDと機番とを投稿管理サーバ1−1に送信する(S1805)。
そして、図19に示すように、投稿管理サーバ1−1において、投稿管理部110は、チケットIDを生成し(S1901)、生成したチケットID、機器管理サーバ1−2から送信されてきたスナップショットID、機番を紐付けて、新たなチケットとしてチケット記憶部111に記憶させる(S1902)。
ここまでの処理により、図20に示すように、投稿内容が空のチケットがチケット記憶部111に記憶され、そのチケットとスナップショットとがスナップショットIDにより紐付けられる。図20は、本実施形態に係るチケット記憶部111が記憶するチケットの一例を示す図である。尚、図20においては、チケットIDが「Ticket006」が新たに記憶されたチケットであることを示している。
そして、投稿管理部110は、生成したチケットIDをスナップショットデータの送信元であるMFP6に送信する(S1903)。
そして、MFP6において、リクエスト部602は、投稿管理サーバ1−1からチケットIDが送信されてくると、操作表示制御部601に投稿方法選択画面の表示を指示する(S1904)。
そして、操作表示制御部601は、表示部600に投稿方法選択画面を表示させる(S1905)。図21に投稿方法選択画面の表示例を示す。図21は、本実施形態に係る表示部600が表示する投稿方法選択画面の表示例を示す図である。
そして、図22に示すように、操作表示制御部601は、投稿方法選択画面における「携帯機器から投稿」の選択操作を受け付けると(S2201)、選択された投稿方法をリクエスト部602に通知する(S2202)。
そして、リクエスト部602は、問い合わせ、若しくは、改善要望を投稿するためのサイト(以下、「投稿用サイト」とする)にアクセスするための投稿用URL(投稿先)、投稿管理サーバ1−1から送信されてきたチケットIDを含むQRコード(登録商標)(以下、「投稿用QRコード」とする)を生成し(S2203)、生成した投稿用QRコードを操作表示制御部601に通知すると共に、その投稿用QRコード通知する(S2204)。尚、投稿用URLは、予めROM30やHDD40に記憶されている。即ち、本実施形態においては、リクエスト部602が、QRコードを表示するための表示情報として投稿用QRコードを生成するQRコード生成部として機能する。
尚、投稿用QRコードの生成は、投稿管理部110において実行され、投稿管理サーバ1−1からMFP6に送信されるように構成されていても良い。このように構成された場合、投稿管理部110がQRコード生成部として機能する。
そして、操作表示制御部601は、リクエスト部602から投稿用QRコードを通知されると、その投稿用QRコードを含む投稿用サイトアクセス画面を表示部600に表示させる(S2205)。図23に投稿用サイトアクセス画面の表示例を示す。図23は、本実施形態に係る表示部600が表示する投稿用サイトアクセス画面の表示例を示す図である。
そして、図24に示すように、携帯端末5は、ユーザ操作に従って、QRコードを読み取るためのアプリを起動し(S2401)、表示部600に表示されている投稿用サイトアクセス画面の投稿用QRコードを読み取る(S2402)。
そして、携帯端末5は、読み取った投稿用QRコードに含まれる投稿用URLにhttpsによりアクセスすると共に、読み取った投稿用QRコードに含まれるチケットIDをそのアクセス先に送信する(S2403)。
そして、投稿管理サーバ1−1において、投稿管理部110は、携帯端末5から送信されてきたチケットIDを保持しながら、Webブラウザを介して投稿用画面を携帯端末5に表示させる(S2404)。図25に投稿用画面の表示例を示す。図25は、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1が携帯端末5に表示させる投稿用画面の表示例を示す図である。即ち、本実施形態においては、投稿管理部110が、投稿内容入力画面として投稿用画面を表示させる投稿内容入力画面表示制御部として機能する。
そして、携帯端末5は、ユーザ操作に従って、表示された投稿用画面に投稿内容を入力し(S2405)、その入力内容の投稿操作を受け付けると(S2406)、その入力内容をアクセス先に送信する(S2407)。
そして、投稿管理サーバ1−1において、投稿管理部110は、携帯端末5から投稿内容が送信されてくると、チケット記憶部111に記憶されているチケット(図20)から投稿用Webページの表示と共に保持しているチケットIDと同じチケットIDを含むチケットを検索する(S2408)。即ち、本実施形態においては、投稿管理部110が投稿内容取得部として機能する。
そして、投稿管理部110は、該当するチケットに、携帯端末5から送信されてきた投稿内容を保存する(S2409)。即ち、本実施形態においては、投稿管理部110が記憶制御部として機能する。
ここまでの処理により、投稿内容が空だったチケット(図20)に、図26に示すように、投稿内容が追加される。図26は、本実施形態に係るチケット記憶部111が記憶するチケットの一例を示す図である。
一方、図27に示すように、操作表示制御部601は、投稿方法選択画面における「PCから投稿」の選択操作を受け付けると(S2701)、投稿用URLの送信先となるメールアドレスをユーザに入力させるためのメールアドレス入力画面を表示部600に表示させる(S2702)。図28にメールアドレス入力画面の表示例を示す。図28は、本実施形態に係る表示部600が表示するメールアドレス入力画面の表示例を示す図である。
そして、操作表示制御部601は、メールアドレス入力画面へのメールアドレス入力操作を受け付け(S2703)、そのメールアドレス宛てへの投稿用URLの送信操作を受け付けると(S2704)、そのメールアドレスをリクエスト部602に通知する(S2705)。
そして、リクエスト部602は、操作表示制御部601から通知されたメールアドレス、投稿管理サーバ1−1から送信されてきたチケットID、投稿用URLを投稿管理サーバ1−1に送信する(S2706)。
そして、投稿管理サーバ1−1において、投稿管理部110は、MFP6から送信されてきた投稿用URLに、共に送信されてきたチケットIDを埋め込み(S2707)、チケットIDが埋め込まれた投稿用URLを、MFP6から送信されてきたメールアドレス宛てにメール送信する(S2708)。即ち、本実施形態においては、投稿管理部110がメール送信部として機能する。
そして、図29に示すように、クライアント端末4は、投稿管理サーバ1−1から送信されてきたメールを受信し(S2901)、受信したメールに記載されている投稿用URLの選択操作を受け付けると(S2902)、その投稿用URLにWebブラウザを介してhttpsによりアクセスすると共に、その投稿用URLに埋め込まれているチケットIDをそのアクセス先に送信する(S2903)。
以降の処理は、図24におけるS2404〜S2409と同様の処理(S2904〜S2909)であるため説明を省略する。
以上が、本実施形態に係る機器管理システムにおいて、ユーザがMFP6に対する問い合わせや改善要望を行う際の処理である。尚、本実施形態においては、リクエストの投稿方法として、投稿用QRコードの読み取り、若しくは、投稿用URLが記載されたメールの受信による方法について説明したが、本実施形態に係る機器管理システムは、他の方法によりリクエストを投稿することができるように構成されていても良い。
次に、本実施形態に係る機器管理システムにおいて、テナント管理者がチケット内容及びスナップショットを閲覧する際の処理について、図30〜図32を参照して説明する。図30〜図32は、本実施形態に係る機器管理システムにおいて、テナント管理者がチケット内容及びスナップショットを閲覧する際の処理を説明するための図である。
尚、図30〜図32においては、テナント管理者がチケット内容及びスナップショットを閲覧する際の処理について説明するが、システム管理者がチケット内容及びスナップショットを閲覧する際の処理についても同様である。
まず、図30に示すように、テナント管理者用端末3は、チケット閲覧表示操作を受け付けると(S3001)、管理者ID・パスワード入力画面を表示する(S3002)。
そして、テナント管理者用端末3は、管理者ID・パスワード入力画面へのユーザID・パスワードの入力操作を受け付けると、(S3003)、httpsにより、入力された管理者ID・パスワードを投稿管理サーバ1−1に送信すると共にチケット閲覧表示要求を行う(S3004)。
そして、投稿管理サーバ1−1において、投稿管理部110は、テナント管理者用端末3から送信されてきた管理者ID・パスワードを認証管理サーバ1−3に送信すると共に認証要求を行う(S3005)。
そして、認証管理サーバ1−3において、認証管理部130は、管理者情報記憶部131に記憶されている管理者情報管理テーブル(図10)に、投稿管理サーバ1−1から送信されてきた管理者IDとパスワードとが一致する管理者が登録されているかを認証する(S3006)。
そして、認証管理部130は、該当する管理者が管理者情報管理テーブル(図10)に登録されていることを確認すると、その管理者の権限を確認する(S3007)。
尚、このとき、認証管理サーバ1−3において、認証管理部130は、該当する管理者が管理者情報管理テーブル(図10)に登録されていない場合、投稿管理サーバ1−1にエラーを送信する。そして、投稿管理サーバ1−1において、投稿管理部110は、チケット一覧表示要求元であるテナント管理者用端末3にエラーを送信する。そして、テナント管理者用端末3は、エラー画面を表示する。
図30の説明に戻って、認証管理部130は、認証を行った管理者の権限がテナント管理者である場合、管理者が所属するテナントのテナントIDを確認する(S3008)。尚、認証を行った管理者の権限がシステム管理者である場合、S3008の処理は不要となる。
そして、図31に示すように、認証管理部130は、機器管理サーバ1−2にアクセスして、機器管理情報記憶部121に記憶されている機器管理テーブル(図7)から、S3008において確認したテナントIDに紐付けられている機番を検索し(S3101)、該当する機番を投稿管理サーバ1−1に送信する(S3102)。尚、認証を行った管理者の権限がシステム管理者である場合、S3101、S3102の処理は不要となる。
そして、投稿管理サーバ1−1において、投稿管理部110は、チケット記憶部111から、認証管理サーバ1−3から送信されてきた機番と同じ機番を含むチケットを検索し(S3103)、該当するチケットを読み出す(S3104)。
尚、認証を行った管理者の権限がシステム管理者である場合、S3103の処理は不要となり、投稿管理部110は、S3104において、チケット記憶部111に記憶されている全てのチケットを読み出す。
そして、図32に示すように、投稿管理部110は、Webブラウザを介して、読み出したチケットの一覧画面(以下、「チケット一覧画面」とする)をチケット閲覧要求元のテナント管理者用端末3に表示させる(S3201)。図33にチケット一覧画面の表示例を示す。図33は、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1がテナント管理者用端末3に表示させるチケット一覧画面の表示例を示す図である。即ち、本実施形態においては、投稿管理部110が投稿内容表示制御部として機能する。
そして、投稿管理部110は、Webブラウザを介して、テナント管理者用端末3に表示されているチケット一覧画面へのチケット選択操作を受け付けると(S3202)、選択されたチケットの詳細画面(以下、「チケット詳細画面」とする)を、Webブラウザを介してテナント管理者用端末3に表示させる(S3203)。図34に、チケット詳細画面の表示例を示す。図34は、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1がテナント管理者用端末3に表示させるチケット詳細画面の表示例を示す図である。
そして、投稿管理部110は、Webブラウザを介して、テナント管理者用端末3にチケット詳細画面においてチケット詳細が表示されているチケットと紐付けられているスナップショットの表示操作を受け付けると(S3204)、スナップショット記憶部123からそのチケットに含まれるスナップショットIDと同じスナップショットIDが紐付けられているスナップショットを検索し(S3205)、該当するスナップショットを読み出す(S3206)。
そして、投稿管理部110は、Webブラウザを介して、読み出したスナップショットの閲覧画面(以下、「スナップショット閲覧画面」とする)をテナント管理者用端末3に表示させる(S3207)。図35に、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1がテナント管理者用端末3に表示させるスナップショット閲覧画面の表示例を示す。図35は、本実施形態に係る投稿管理サーバ1−1がテナント管理者用端末3に表示させるスナップショット閲覧画面の表示例を示す図である。
以上が、本実施形態に係る機器管理システムにおいて、テナント管理者がチケット内容及びスナップショットを閲覧する際の処理である。
以上、説明したように、本実施形態に係る機器管理システムは、ユーザから機器に対する問い合わせや改善要望があった際に、そのときの機器状態情報(スナップショットデータ)を自動的に収集し、収集した機器状態情報(スナップショットデータ)と、ユーザからの問い合わせ内容や要望内容(投稿内容)とを、スナップショットIDとで紐付けて管理するようになっている。
本実施形態に係る機器管理システムは、このように構成されることで、ユーザが問い合わせや改善要望を行う際、ユーザ自身が機器の状態をコールセンターに伝えたり、サービス技術者がユーザ宅に出向いて直接、機器を診断したりするといったことが不要となる。これにより、本実施形態に係る機器管理システムは、機器状態情報の正確性、及び、収集効率を向上させることが可能となる。
尚、本実施形態においては、投稿管理サーバ1−1、機器管理サーバ1−2、認証管理サーバ1−3がそれぞれ異なる装置として構成されている機器管理システムについて説明したが、上記サーバのうち少なくとも2つのサーバが同一の装置として実現されても良い。
1−1 投稿管理サーバ
1−2 機器管理サーバ
1−3 認証管理サーバ
2 システム管理者用端末
3 テナント管理者用端末
4 クライアント端末
5 携帯端末
6 MFP
7−1、7−2、7−3 ネットワーク
8 公衆回線
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 表示装置
60 操作装置
70 通信I/F
80 バス
110 投稿管理部
111 チケット記憶部
120 機番検索部
122 機器管理部
123 スナップショット記憶部
130 認証管理部
131 管理者情報管理部
600 表示部
601 操作表示制御部
602 リクエスト部
603 スナップショットデータ収集部
特開2002−092206号公報

Claims (11)

  1. 機器に対するユーザからのリクエストの投稿操作が受け付けられたときの前記機器の状態に関する機器状態情報を取得する機器状態情報取得部と、
    前記リクエストの投稿内容を取得する投稿内容取得部と、
    取得された前記機器状態情報と前記投稿内容とを関連付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    を備えることを特徴とする機器管理システム。
  2. 前記投稿内容は、前記リクエストの種類を含むことを特徴とする請求項1に記載の機器管理システム。
  3. 前記投稿内容は、前記機器の備える機能のカテゴリを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の機器管理システム。
  4. 前記投稿内容は、前記機器の備える機能を含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の機器管理システム。
  5. 前記機器状態情報取得部は、前記リクエストの種類、前記機器の備える機能のカテゴリ、前記機器の備える機能の少なくともいずれかに基づいて前記機器状態情報を取得することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の機器管理システム。
  6. 前記リクエストの投稿先にアクセスした情報処理端末に、前記投稿内容を入力するための投稿内容入力画面を表示させる投稿内容入力画面表示制御部と、
    を備え、
    前記投稿内容取得部は、前記投稿内容入力画面において入力された前記投稿内容を取得することを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の機器管理システム。
  7. 前記リクエストの投稿先を含むQRコードを表示するための表示情報を生成するQRコード生成部と、
    前記表示情報に基づいて表示された前記QRコードを読み取ることにより前記投稿先にアクセスした情報処理端末に、前記投稿内容を入力するための投稿内容入力画面を表示させる投稿内容入力画面表示制御部と、
    を備え、
    前記投稿内容取得部は、前記投稿内容入力画面において入力された前記投稿内容を取得することを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の機器管理システム。
  8. 前記リクエストの投稿先を含むメールを送信するメール送信部と、
    前記メールを受信して前記投稿先にアクセスした情報処理端末に、前記投稿内容を入力するための投稿内容入力画面を表示させる投稿内容入力画面表示制御部と、
    を備え、
    前記投稿内容取得部は、前記投稿内容入力画面において入力された前記投稿内容を取得することを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項に記載の機器管理システム。
  9. 互いに関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記投稿内容と前記機器状態情報とを関連付けて情報処理端末に表示させる投稿内容表示制御部を備えることを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項に記載の機器管理システム。
  10. 機器に対するユーザからのリクエストの投稿操作が受け付けられたときの前記機器の状態に関する機器状態情報を取得し、
    前記リクエストの投稿内容を取得し、
    取得された前記機器状態情報と前記投稿内容とを関連付けて記憶部に記憶させることを特徴とする機器管理方法。
  11. 機器に対するユーザからのリクエストの投稿操作が受け付けられたときの前記機器の状態に関する機器状態情報を取得するステップと、
    前記リクエストの投稿内容を取得するステップと、
    取得された前記機器状態情報と前記投稿内容とを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
    を実行させることを特徴とする機器管理プログラム。
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