JP2017166419A - 車両用制御装置 - Google Patents

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佑美 近藤
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和彦 榊原
Kazuhiko Sakakibara
和彦 榊原
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Abstract

【課題】充電電流に基づくSOCの算出値を用いずにエンジン自動停止の機会を確保できる車両用制御装置の提供。
【解決手段】車両用制御装置は、バッテリの温度を検出するセンサと、エンジンの自動停止及び再始動を行うエンジン自動停止・再始動部と、イグニッションスイッチのオン期間に対するエンジン自動停止期間又はエンジン自動停止中のバッテリの放電期間の比率を算出する比率算出部と、センサにより検出される温度に応じた閾値を設定する閾値設定部と、比率算出部により算出される比率が、閾値設定部により設定される閾値を超える場合に、エンジン自動停止・再始動部によるエンジン自動停止を禁止する禁止部とを含む。
【選択図】図2

Description

本開示は、車両用制御装置に関する。
バッテリの充電状態(SOC:State Of Charge)が、バッテリ温度に応じた所定閾値以下となった場合に、エンジン自動停止を禁止する車両用制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。所定閾値は、バッテリ温度が低温度領域の場合や、高温度領域の場合よりも高く設定される。
特開2015-007411号公報
ところで、エンジン自動停止は、発電機の停止を伴い、該自動停止中の電気負荷の作動やその後の再始動時のスタータ又はモータジェネレータの駆動にはバッテリからの電力が使用されるので、バッテリの負荷が大きくなる。SOCが低い状態でエンジン自動停止が許可されると、バッテリの劣化が進む虞がある。このため、エンジン自動停止に対してバッテリを保護することが行われる。
ここで、エンジン自動停止に対するバッテリ保護方法として、上記の従来技術のように、SOCが所定閾値以下である場合にエンジン自動停止を禁止する方法がある。SOCは、バッテリの充電電流に基づき算出できるが、バッテリの充電電流は、バッテリ温度に対する依存性が高いため、SOCを精度良く算出することは難しい。例えばバッテリ温度が低いときは、SOCの相違に応じたバッテリの充電電流の相違が、バッテリ温度が高いときのように大きくならない(即ち、バッテリ温度が低いときは、SOCが低いときでもバッテリの充電電流が大きくならない)。従って、バッテリ温度が低い時にはSOCを精度良く算出することは難しい。このため、バッテリ温度が低い時には、所定閾値が高めに設定される傾向となる。このように、充電電流に基づくSOCの算出値を用いるバッテリ保護方法においては、エンジン自動停止の機会を増加することは難しい。
そこで、開示の技術は、充電電流に基づくSOCの算出値を用いずにエンジン自動停止の機会を確保できる車両用制御装置の提供を目的とする。
本開示の一局面によれば、エンジンと、バッテリと、発電機とを備える車両に設けられる車両用制御装置であって、
前記バッテリの温度を検出するセンサと、
エンジンの自動停止及び再始動を行うエンジン自動停止・再始動部と、
イグニッションスイッチのオン期間に対するエンジン自動停止期間又はエンジン自動停止中の前記バッテリの放電期間の比率を算出する比率算出部と、
前記センサにより検出される前記温度に応じた閾値を設定する閾値設定部と、
前記比率算出部により算出される前記比率が、前記閾値設定部により設定される前記閾値を超える場合に、前記エンジン自動停止・再始動部によるエンジン自動停止を禁止する禁止部とを含む、車両用制御装置が提供される。
本開示の技術によれば、充電電流に基づくSOCの算出値を用いずにエンジン自動停止の機会を確保できる車両用制御装置が得られる。
車両の電源系の構成図である。 車両制御装置1の一例の構成図である。 バッテリ温度と所定閾値Thとの関係を示す図である。 実施例1においてエンジン42の稼働中に禁止制御部16により実行される処理の一例を示すフローチャートである。 SOC管理方法の説明図である。 バッテリ60の充電量及び放電量の説明図である。 充電電流のバッテリ温度依存性の説明図である。 バッテリ温度、放電電流、及び所定閾値Thの関係を示す図である。 実施例2においてエンジン42の稼働中に禁止制御部16により実行される処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
[実施例1]
図1は、車両の電源系の構成図である。本実施例は、図1に示すように、エンジンのみを搭載する車両(即ち、ハイブリッド車や電気自動車でない車両)に搭載されるのが好適である。図1に示す構成では、エンジン42にオルタネータ40が機械的に接続される。オルタネータ40は、エンジン42の動力を用いて発電を行う発電機である。オルタネータ40により生成される電力は、バッテリ60の充電や車両負荷50の駆動に利用される。尚、バッテリ60には、電流センサ62が設けられる。電流センサ62は、バッテリ電流(バッテリ60の充電電流や放電電流)を検出する。バッテリ60は、典型的には、鉛バッテリであるが、他の種類のバッテリ(又はキャパシタ)であってもよい。バッテリ60には、電圧センサ64が設けられる。車両負荷50は、補機類を含み、例えばランプ、ブロア、ワイパ、電動ファン、パワーステアリングのアシストモータ等を含む。
図2は、車両制御装置1の一例の構成図である。
車両制御装置1は、自動停止・再始動制御装置10と、エンジン制御装置20と、バッテリ状態判定装置30とを含む。各装置10,20,30は、ECU(Electronic Control Unit)により実現される。各装置10,20,30は、CAN(Controller Area Network)を介して接続される。尚、以下で説明する自動停止・再始動制御装置10の機能の一部又は全部は、エンジン制御装置20により実現されてもよいし、エンジン制御装置20の機能の一部や、バッテリ状態判定装置30の機能の全部は、自動停止・再始動制御装置10により実現されてもよい。
自動停止・再始動制御装置10には、ブレーキ制御装置(図示せず)から、車速情報、ストップランプスイッチの状態を表す情報、及びブレーキ油圧情報が入力される。自動停止・再始動制御装置10には、その他、バッテリ状態判定装置30からバッテリの状態(バッテリ電圧、バッテリ電流、バッテリ温度)を表す情報、ブレーキブースタ負圧値、フードロック閉信号、ドア閉信号、シートベルトバックル信号、エアバック信号等が入力される。
エンジン制御装置20には、シフトポジション信号、エンジン始動要求信号、アクセル開度信号、エンジン回転数を表す情報等が入力される。エンジン制御装置20には、スタータ52が接続される。エンジン制御装置20は、エンジンの稼働中にエンジン停止要求信号が入力されると、燃料噴射をカットしてエンジンを停止させる。エンジン制御装置20は、エンジンの自動停止中に再始動要求信号が入力されると、スタータ52を駆動してエンジンを再始動させる。
バッテリ状態判定装置30は、電流センサ6、電圧センサ64、及びバッテリ温度センサ66が接続される。バッテリ温度センサ66は、バッテリ60の温度(液温)を測定する。バッテリ状態判定装置30は、バッテリの状態(バッテリ電圧、バッテリ電流、バッテリ温度)を表す情報を生成し、CANに流す。
自動停止・再始動制御装置10は、S&S(Stop & Start)機能を実現する。自動停止・再始動制御装置10は、機能部として、エンジン停止判定部12と、エンジン再始動判定部14と、禁止制御部16とを含む。エンジン停止判定部12及びエンジン再始動判定部14は、エンジン自動停止・再始動部として機能する。
エンジン停止判定部12は、エンジンの停止条件の成否を判定する。停止条件は、例えば、以下の条件(0)に加えて、以下の条件(1)〜(4)のすべて満たされる場合に、停止条件が成立する。
条件(0):自動停止禁止フラグが"0"であること。
条件(1):自車両の車速が所定車速(≧0)以下であること。
条件(2):アクセルペダルが踏まれていないこと。
条件(3):ブレーキブースタ負圧値が所定閾値より真空側であること。
条件(4):ブレーキペダルが踏まれていること。
自動停止禁止フラグについては後述する。尚、条件(1)〜(4)は一例であり、適宜変更可能である。また、条件(1)〜(4)に対するアンド条件として、道路勾配や空調状態に関する条件が付加されてもよい。
エンジン停止判定部12は、エンジンの停止条件が成立すると、エンジン停止要求信号をエンジン制御装置20に与える。
エンジン再始動判定部14は、エンジンの再始動条件の成否を判定する。再始動条件は、例えば、以下の条件(11)〜(14)の1つでも満たされなくなった場合に成立する。
条件(11):自車両の車速が所定車速(≧0)以下であること。
条件(12):ブレーキペダルが踏まれていること。
条件(13):ブレーキブースタ負圧値が所定閾値より真空側であること。
条件(14):ブレーキペダルが踏まれていること。
エンジン再始動判定部14は、エンジンの再始動条件が成立すると、再始動要求信号をエンジン制御装置20に与える。
禁止制御部16は、禁止部161と、比率算出部162と、閾値設定部163とを含む。
禁止部161は、自動停止禁止フラグの状態を制御する。具体的には、禁止部161は、比率算出部162から得られるS&S作動率(後述)が、閾値設定部163から得られる所定閾値Th(後述)を超える場合に、自動停止禁止フラグを"1"にセットする。自動停止禁止フラグが"1"にセットされると、上述のように、エンジン自動停止が禁止される。
比率算出部162は、S&S作動率Pを算出する。S&S作動率Pは、イグニッションスイッチがオン状態であるIGON期間T1とエンジン自動停止状態であるS&S期間T2との比であり、具体的には、P=T2/T1×100[%]である。IGON期間T1及びS&S期間T2は、トリップ毎に更新されてよい。尚、本実施例では、S&S作動率は、IGON期間T1とエンジン自動停止状態であるS&S期間T2との比で算出されているが、これに限られない。例えば、変形例では、エンジン自動停止状態であるS&S期間T2に代えて、エンジン自動停止中のバッテリ60の放電期間が用いられてもよい。
閾値設定部163は、バッテリ温度に応じた所定閾値Thを設定する。所定閾値Thは、図3は、バッテリ温度と所定閾値Thとの関係を示す図である。図3に示すような関係は、マップデータとして予め所定の記憶装置に記憶されてよいし、同関係を近似する近似式の係数が予め所定の記憶装置に記憶されてもよい。図3には、横軸にバッテリ温度、縦軸にS&S作動率を取り、閾値波形(図3の場合は直線)が示されている。閾値波形は、S&S作動が許可されべき領域Aと、S&S作動が禁止されるべき領域Bとを仕切る波形である。例えば、閾値設定部163は、バッテリ温度がX度であるとき、閾値波形上のX度に応じたS&S作動率Pを、所定閾値Thとして設定する。
次に、図4を参照して禁止制御部16の処理フローについて説明する。
図4は、エンジン42の稼働中に禁止制御部16により実行される処理の一例を示すフローチャートである。図4に示す処理は、エンジン42の稼働中に所定処理周期毎に実行される。
ステップS400では、比率算出部162は、S&S作動率を算出する。
ステップS402では、閾値設定部163は、バッテリ状態判定装置30から最新のバッテリ温度を取得する。
ステップS404では、閾値設定部163は、ステップS402で取得したバッテリ温度に応じた所定閾値Thを設定する。この設定方法は、図6を参照して上述した通りである。
ステップS406では、禁止部161は、ステップS400で算出されたS&S作動率がステップS404で設定された所定閾値Thを超えるか否かを判定する。判定結果が"YES"の場合は、ステップS408に進み、それ以外の場合は、ステップS410に進む。
ステップS408では、禁止部161は、自動停止禁止フラグを"1"にセットする。
ステップS410では、禁止部161は、自動停止禁止フラグを"0"にセットする。
図4に示す処理によれば、S&S作動率が所定閾値Thを超える場合は、自動停止禁止フラグが"1"にセットされる。従って、S&S作動率が所定閾値Thを超える場合は、バッテリ60への充電が主体となる。他方、S&S作動率が所定閾値Thを超えない場合は、自動停止禁止フラグが"0"にセットされる。従って、S&S作動率が所定閾値Thを超えない場合は、バッテリ60からの放電が主体となる。
ここで、図5乃至図7を参照して、本実施例によるSOCの管理方法に関する考え方について説明する。
図5には、横軸に時間、縦軸にSOCを取り、SOCの波形(実SOC)が点線で示される。また、図5には、制御目標値が一点鎖線で示される。バッテリ60の充放電量は、SOCが制御目標値に一致するように制御される。即ち、SOCが制御目標値よりも高い場合は、図5にて矢印R1で示すように、バッテリ60の放電量が充電量よりも大きくなるようにバッテリ60の充放電量が制御される。他方、SOCが制御目標値よりも低い場合は、図5にて矢印R2で示すように、バッテリ60の充電量が放電量よりも大きくなるようにバッテリ60の充放電量が制御される。SOCが制御目標値と略同一のときは、SOCが制御目標値と略同一の状態を維持するように、即ちバッテリ60の充電量が放電量と同じになるように、バッテリ60の充放電量が制御される。
ここで、本実施例では、充電電流に基づくSOCを該制御に用いない。従って、充電電流に基づくSOCと制御目標値との差分等に基づいて制御が実行されることはない。本実施例では、充電電流に基づくSOCに代えて、S&S作動率を制御することで、バッテリ60の充放電量を制御する。即ち、本実施例では、S&S作動率を制御することで、SOCが制御目標値に一致させることを可能とする。
図6には、バッテリ60の充電量及び放電量の説明図として、縦軸にバッテリ電流、横軸にS&S作動率を取り、バッテリ60の充電量が放電量と同じとなる関係が模式的に示される。バッテリ60の放電量は、放電電流と所定閾値Thとの積で表すことができ(単位は異なるが、指標値として表すことができ)、バッテリ60の充電量は、充電電流と、100%に対する所定閾値Thの差分(=100−Th)との積で表すことができる。従って、SOCを維持するためには、即ちバッテリ60の充電量が放電量と同じにするためには、I放電×Th=I充電×(100−Th)とすればよい。ここで、I放電は放電電流を、I充電は充電電流を表す。
ここで、上述したように、バッテリの充電電流は、図7に示すように、バッテリ温度に対する依存性が高い。図7には、縦軸に充電電流、横軸にSOCを取り、複数のバッテリ温度に対応した充電電流特性波形(バッテリ温度が10度のときの特性波形W1やバッテリ温度が−15度のときの特性波形W2等)が示されている。例えばバッテリ温度が低いときは、特性波形W2に示すように、SOCの相違に応じたバッテリの充電電流の相違が、バッテリ温度が高いとき(特性波形W1参照)のように大きくならない(即ち、バッテリ温度が低いときは、SOCが低いときでもバッテリの充電電流が大きくならない)。即ち、バッテリ温度が低いときは、充電電流が高くならず、I放電×Th=I充電×(100−Th)とするためには、所定閾値Thを低くすることが有用となる。他方、バッテリ温度が高いときは、充電電流が高くなるので、I放電×Th=I充電×(100−Th)とするためには、所定閾値Thを、バッテリ温度が低いときよりも高くすることが有用となる。これは、上述した図3に示す所定閾値Thとバッテリ温度との関係に合致する。
従って、本実施例によれば、充電電流に基づくSOCの算出値を用いずに、エンジン自動停止の機会を確保できる。即ち、充電電流に基づくSOCの算出値を用いずに、バッテリ60のSOCを精度良く管理できるので、エンジン自動停止の機会を確保できる。このため、SOCが低い状態でのエンジン自動停止に起因したバッテリ60の劣化の進みを抑制できる。また、本実施例によれば、例えばSOCを高精度で算出できる高価なバッテリセンサなどを用いずに、安価なシステムを実現することも可能となる。
[実施例2]
実施例2は、上述した実施例1に対して、閾値設定部163の動作が異なるだけであり、他は同じである。
本実施例2では、閾値設定部163は、バッテリ温度及び放電電流に応じた所定閾値Thを設定する。図8は、バッテリ温度、放電電流、及び所定閾値Thの関係を示す図である。図8に示すような関係は、放電電流毎にマップデータとして予め所定の記憶装置に記憶されてよいし、同関係を近似する近似式の係数が予め所定の記憶装置に記憶されてもよい。図8には、横軸にバッテリ温度、縦軸にS&S作動率を取り、放電電流毎の閾値波形(図8の場合は直線)が示されている。閾値波形は、S&S作動が許可されべき領域と、S&S作動が禁止されるべき領域とを仕切る波形である。図8には、放電電流が比較的小さいときの閾値波形WT1と、放電電流が比較的大きいときの閾値波形WT3と、放電電流がその間であるときの閾値波形WT4とが示される。所定閾値Thは、このように、放電電流が小さいほど大きくなる関係で設定される。これは、図5乃至図7を参照して上述したように、放電電流が小さいときは、I放電×Th=I充電×(100−Th)とするためには、所定閾値Thを高くすることが有用となるためである。また、放電電流が大きいときは、I放電×Th=I充電×(100−Th)とするためには、所定閾値Thを低くすることが有用となるためである。
図9は、本実施例2においてエンジン42の稼働中に禁止制御部16により実行される処理の一例を示すフローチャートである。図9に示す処理は、エンジン42の稼働中に所定処理周期毎に実行される。
ステップS900、ステップS906〜ステップS910は、図4に示したステップS400、ステップS406〜ステップS410と同じであり、説明を省略する。
ステップS902では、閾値設定部163は、バッテリ状態判定装置30から最新のバッテリ温度及び充電電流を取得する。
ステップS904では、閾値設定部163は、ステップS902で取得したバッテリ温度及び充電電流に応じた所定閾値Thを設定する。この設定方法は、図8を参照して上述した通りである。
本実施例2によっても、上述した実施例1の効果を得ることができる。また、本実施例2によれば、バッテリ温度に加えて放電電流を用いて所定閾値Thを設定するので、車両負荷50の作動状態に応じて放電電流が変動する場合でも、バッテリ60のSOCを精度良く管理できる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例1,2では、電圧センサ64が設けられるが、電圧センサ64を省略することも可能である。
1 車両制御装置
6 電流センサ
10 自動停止・再始動制御装置
12 エンジン停止判定部
14 エンジン再始動判定部
16 禁止制御部
20 エンジン制御装置
30 バッテリ状態判定装置
40 オルタネータ
42 エンジン
50 車両負荷
52 スタータ
60 バッテリ
62 電流センサ
64 電圧センサ
66 バッテリ温度センサ
161 禁止部
162 比率算出部
163 閾値設定部

Claims (1)

  1. エンジンと、バッテリと、発電機とを備える車両に設けられる車両用制御装置であって、
    前記バッテリの温度を検出するセンサと、
    エンジンの自動停止及び再始動を行うエンジン自動停止・再始動部と、
    イグニッションスイッチのオン期間に対するエンジン自動停止期間又はエンジン自動停止中の前記バッテリの放電期間の比率を算出する比率算出部と、
    前記センサにより検出される前記温度に応じた閾値を設定する閾値設定部と、
    前記比率算出部により算出される前記比率が、前記閾値設定部により設定される前記閾値を超える場合に、前記エンジン自動停止・再始動部によるエンジン自動停止を禁止する禁止部とを含む、車両用制御装置。
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