JP2017163640A - 蓄電システム、制御装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

蓄電システム、制御装置、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】時間帯別に多段階の電気料金が設定されている場合において、蓄電部を効率的に活用する。【解決手段】残量価値関数生成部14は、時刻t以降における負荷3の消費電力量の予測推移と、時刻t以降における時間帯別に多段階に設定された電気料金の推移をもとに、時刻tにおける蓄電部22の残量と当該残量の経済的価値との関係を規定した残量価値関数を生成する。充放電決定部17は、残量価値関数と、計測された蓄電部22の残量をもとに生成された追加充電した場合の経済的価値と、現在の時間帯の電気料金を比較して、蓄電部22を充電するか放電するか決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、ピークシフトを行うための蓄電システム、制御装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
近年、蓄電システムを利用したピークシフトが普及してきている。ピークシフトは、電力需要が少ない夜間に蓄電池に充電し、電力需要が多い昼間のピーク時間帯に蓄電池から放電することにより、商用電力系統(以下、単に系統という)における需給バランスを平準化するものである。また多くの電力会社では、夜間の電気料金を昼間の電気料金より安価に設定しており、夜間電力で蓄電池を充電し、ピーク時間帯に放電することにより、電気料金を節約することができる。
電力会社によっては、時間帯別に3段階の料金を設定している料金プランを提供している。例えば、深夜23時から翌朝8時までの夜間時間帯と、午前10時から夕方17時までのピーク時間帯と、それ以外の時間帯である中間時間帯で異なる料金を設定している。
上記料金設定におけるピークシフトの運用方法として、夜間時間帯に充電してピーク時間帯に放電する第1方法と、現在の電気料金が設定値より安い場合に充電して当該設定値より高い場合に放電する第2方法(例えば、特許文献1参照)が考えられる。
特開2010−233362号公報
上記第1方法はピーク時間帯にしか放電しないため、大容量の蓄電池を用いた場合、ピーク時間帯の消費電力量が蓄電池の容量より小さい場合が起こりやすくなる。その場合、蓄電池の容量を十分に活かしきれていないことになる。上記第2方法は中間時間帯にも放電するため、小容量の蓄電池を用いた場合、中間時間帯の放電によりピーク時間帯に放電する電力が不足する場合が起こりやすくなる。その場合、金銭的なメリットを最大限に享受しきれていないことになる。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、時間帯別に多段階の電気料金が設定されている場合において、蓄電部を効率的に活用することができる蓄電システム、制御装置、制御方法、及び制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の蓄電システムは、蓄電部と、前記蓄電部と、系統と負荷が接続された電力線との間に介在し、前記蓄電部と前記電力線との間の充放電を制御するインバータ装置と、前記インバータ装置を制御する制御装置と、を備える蓄電システムであって、前記制御装置は、時刻t以降における前記負荷の消費電力量の予測推移と、時刻t以降における時間帯別に多段階に設定された電気料金の推移をもとに、時刻tにおける前記蓄電部の残量と当該残量の経済的価値との関係を規定した残量価値関数を生成する残量価値関数生成部と、前記残量価値関数と、計測された前記蓄電部の残量をもとに生成された追加充電した場合の経済的価値と、現在の時間帯の電気料金を比較して、前記蓄電部を充電するか放電するか決定する充放電決定部と、を有する。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、時間帯別に多段階の電気料金が設定されている場合において、蓄電部を効率的に活用することができる。
本発明の実施の形態に係る蓄電システムを説明するための図である。 図2(a)、(b)は、3段階の時間帯別電気料金の例を示す図である。 図3(a)、(b)は、比較例1に係る、3kWhの容量を持つ蓄電池を用いた充放電制御を説明するための図である。 図4(a)、(b)は、比較例1に係る、6kWhの容量を持つ蓄電池を用いた充放電制御を説明するための図である。 図5(a)、(b)は、比較例2に係る、6kWhの容量を持つ蓄電池を用いた充放電制御を説明するための図である。 図6(a)、(b)は、比較例2に係る、3kWhの容量を持つ蓄電池を用いた充放電制御を説明するための図である。 残量価値関数の具体例を示す図である。 本実施の形態に係る蓄電システムによる充放電制御の基本処理を示すフローチャートである。 コスト関数の具体例を示す図である。 実施の形態に係る、3kWhの容量を持つ蓄電池を用いた充放電制御を説明するための図である。 実施の形態に係る、6kWhの容量を持つ蓄電池を用いた充放電制御を説明するための図である。 図12(a)、(b)は、太陽電池が併設された蓄電池を用いた充放電制御の具体例を示す図である。
図1は、本発明の実施の形態に係る蓄電システム1を説明するための図である。蓄電システム1は、系統2と負荷3との間の電力線4に接続され、電力線4に電力を供給することができるとともに、電力線4の電力を吸収することもできる。蓄電システム1は制御装置10、蓄電装置20及び電力計測部30を備える。
蓄電装置20は充放電制御部21、蓄電部22及び残量計測部23を含む。蓄電部22には、リチウムイオン蓄電池、ニッケル水素蓄電池、鉛蓄電池、電気二重層キャパシタ、リチウムイオンキャパシタ等を使用することができる。
充放電制御部21は、蓄電部22と電力線4との間に介在し、蓄電部22と配電線4との間の充放電を制御する。充放電制御部21は例えば、蓄電池用のパワーコンディショナで構成することができる。充放電制御部21は、蓄電部22の放電時、蓄電部22から放電される直流電力を交流電力に変換して電力線4に出力する。蓄電部22の充電時、電力線4から入力される交流電力を直流電力に変換して蓄電部22に充電する。充放電制御部21は、双方向インバータ単体、又は双方向インバータと双方向DC−DCコンバータの組み合わせにより、定電流(CC)充電/放電、又は定電圧(CV)充電/放電することができる。
残量計測部23は蓄電部22の残量を計測する。残量計測部23は例えば、OCV(Open Circuit Voltage)法または電流積算法により推定できる。OCV法では蓄電部22の開回路電圧を計測して残量を推定する。電流積算法では蓄電部22を流れる電流を積算して残量を推定する。残量計測部23は計測した蓄電部22の残量を通信線を介して制御装置10に通知する。残量計測部23と制御装置10間は例えば、RS−485規格に準拠したシリアル通信で接続される。なお蓄電装置20側から制御装置10に、計測した蓄電部22の電圧値および/または電流値を通知し、制御装置10側で残量を推定する形態でもよい。
電力計測部30は、電力線4の電力を計測して制御装置10に出力する。電力計測部30には例えば、CTセンサを使用することができる。メータ5は、負荷3で消費された電力を積算して計量する計器である。メータ5で計量された電力量が、電気料金の請求額の基礎となる。なおメータ5は、スタンドアローンのメータであってもよいし、外部通信が可能なスマートメータであってもよい。
制御装置10は、充放電制御部21を制御することにより蓄電装置20を管理運用する。制御装置10は、電力使用履歴記憶部11、時間帯別消費電力量予測部12、時間帯別電気料金取得部13、残量価値関数生成部14、価値算出部15、コスト関数生成部16、充放電決定部17を含む。制御装置10の構成は、ハードウェア資源とソフトウェア資源の協働、またはハードウェア資源のみにより実現できる。ハードウェア資源としてアナログ素子、マイクロコンピュータ、DSP、ROM、RAM、FPGA、その他のLSIを利用できる。ソフトウェア資源としてファームウェア等のプログラムを利用できる。
以下本明細書では、3段階の時間帯別電気料金が設定されている場合における蓄電装置20の運用方法について説明する。以下、本明細書では3段階の時間帯別電気料金として、夜間時間帯(22〜翌8時)の料金が10円/kWh、中間時間帯(8〜10時、17〜22時)の料金が20円/kWh、及びピーク時間帯(10〜17時)の料金が30円/kWhの例を使用する。また1日の負荷3の消費電力量の推移として、8〜10時の電力量が2kWh、10〜17時の電力量が3.5kWh、17〜22時の電力量が5kWh、及び22〜翌8時の電力量が2kWhの例を使用する。
図2(a)、(b)は、3段階の時間帯別電気料金の例を示す図である。図2(a)は3段階の時間帯別電気料金[円/kWh]の一日の推移を示し、図2(b)は電力会社から購入する電力[kW]の一日の推移を示す。図2(b)に示す購入電力[kW]の推移は、電力線4に蓄電システム1が接続されていない場合の例である。この場合の一日の電気代は、10[円/kWh]×(0.8+1.2)[kWh]+20[円/kWh]×(2+5)[kWh]+30[円/kWh]×3.5[kWh]=265円となる。
図3(a)、(b)は、比較例1に係る、3kWhの容量を持つ蓄電池を用いた充放電制御を説明するための図である。図3(a)は電力会社から購入する電力[kW]の一日の推移を示す。図3(b)は電池残量[kWh]の一日の推移を示す。比較例1では、夜間時間帯に蓄電池を充電し、ピーク時間帯に蓄電池から放電する。すなわち、比較例1では最も大きな電気料金の価格差を利用する。図3(a)において、実線は蓄電池の充放電を加味した購入電力の推移を示し、点線は蓄電池の充放電がない場合の購入電力の推移を示している。
ピーク時間帯に蓄電池から3kWhが放電され、購入電力が0.5kWh(=3.5kWh−3kWh)となる。一方、夜間時間帯(22〜翌4時)に蓄電池に3kWhが充電され、購入電力が4.2kWh(=1.2kWh+3kWh)となる。
比較例1において3kWhの蓄電池を用いた場合の一日の電気代は、10[円/kWh]×(0.8+1.2+3)[kWh]+20[円/kWh]×(2+5)[kWh]+30[円/kWh]×(3.5−3)[kWh]=205円となる。図2(a)、(b)に示した蓄電池を使用しない場合の一日の電気代は265円/日であるため、図3(a)、(b)に示した3kWhの蓄電池を使用した場合、60円/日の節約効果が発生する。
図4(a)、(b)は、比較例1に係る、6kWhの容量を持つ蓄電池を用いた充放電制御を説明するための図である。ピーク時間帯に蓄電池から3.5kWhが放電され、購入電力が0kWh(=3.5kWh−3.5kWh)となる。一方、夜間時間帯(22〜翌4時)に蓄電池に3.5kWhが充電され、購入電力が4.7kWh(=1.2kWh+3.5kWh)となる。
比較例1において6kWhの蓄電池を用いた場合の一日の電気代は、10[円/kWh]×(0.8+1.2+3.5)[kWh]+20[円/kWh]×(2+5)[kWh]+30[円/kWh]×(3.5−3.5)[kWh]=195円となる。図2(a)、(b)に示した蓄電池を使用しない場合の一日の電気代は265円/日であるため、図4(a)、(b)に示した6kWhの蓄電池を使用した場合、70円/日の節約効果が発生する。
しかしながら、6kWhの容量うち、3.5kWh分の容量しか活用されておらず、2.5kWh分の容量が活用されていない。すなわち、比較例1に係る充放電制御は、ピーク時間帯しか放電しないため、大きな容量の蓄電池を十分に活用できない問題がある。
図5(a)、(b)は、比較例2に係る、6kWhの容量を持つ蓄電池を用いた充放電制御を説明するための図である。比較例2では、現在の電気料金が設定値(本例では15円/kWh)より低い場合に充電し、高い場合に放電する。本例では夜間時間帯に充電し、中間時間帯およびピーク時間帯に放電することになる。
中間時間帯(8〜10時)に蓄電池から2kWhが放電され、購入電力が0kWh(=2kWh−2kWh)となる。ピーク時間帯に蓄電池から3.5kWhが放電され、購入電力が0kWh(=3.5kWh−3.5kWh)となる。中間時間帯(17〜22時)に蓄電池から0.5kWhが放電され、購入電力が4.5kWh(=5kWh−0.5kWh)となる。一方、夜間時間帯(22〜翌4時)に蓄電池に6kWhが充電され、購入電力が7.2kWh(=1.2kWh+6kWh)となる。
比較例2において6kWhの蓄電池を用いた場合の一日の電気代は、10[円/kWh]×(0.8+1.2+6)[kWh]+20[円/kWh]×(2+5−2−0.5)[kWh]+30[円/kWh]×(3.5−3.5)[kWh]=170円となる。図4(a)、(b)に示した比較例1において6kWhの蓄電池を使用した場合の一日の電気代は195円/日であり、それと比較すると、さらに25円/日の節約効果が発生する。このように比較例2では、少しの価格差でも充放電するため蓄電池の容量をフルに活用することができる。
図6(a)、(b)は、比較例2に係る、3kWhの容量を持つ蓄電池を用いた充放電制御を説明するための図である。中間時間帯(8〜10時)に蓄電池から2kWhが放電され、購入電力が0kWh(=2kWh−2kWh)となる。ピーク時間帯に蓄電池から1kWhが放電され、購入電力が2.5kWh(=3.5kWh−1kWh)となる。一方、夜間時間帯(22〜翌4時)に蓄電池に3kWhが充電され、購入電力が4.2kWh(=1.2kWh+3kWh)となる。
比較例2において3kWhの蓄電池を用いた場合の一日の電気代は、10[円/kWh]×(0.8+1.2+3)[kWh]+20[円/kWh]×(2+5−2)[kWh]+30[円/kWh]×(3.5−1)[kWh]=225円となる。図3(a)、(b)に示した比較例1において3kWhの蓄電池を使用した場合の一日の電気代は205円/日であり、それと比較すると、20円/日、割高になる。その要因は、ピーク時間帯において蓄電池から放電する電力が途中で足りなくなり、最も節約効果が期待できるピーク時間帯における放電が不十分となるためである。このように比較例2に係る充放電制御は、蓄電池の容量が小さい場合、適切なタイミングで放電できない問題がある。
以下、これらの問題を解決する充放電制御を説明する。図1に戻る。電力使用履歴記憶部11は、電力計測部30により計測された電力値の履歴を、負荷3の電力使用履歴として記憶する。電力使用履歴記憶部11はリングバッファで構成され、記憶領域がフルになると、最も古いデータが記憶されている領域に、新たなデータが上書きされる。
時間帯別消費電力量予測部12は、電力使用履歴記憶部11に記憶された負荷3の電力使用履歴をもとに、負荷3の消費電力量の推移を予測する。例えば、過去X日分の消費電力量の推移をもとに、翌日の負荷3の消費電力量の推移を予測する。なお、予測方法は既存の一般的な予測方法を使用することができる。例えば、ニューラルネット等を用いた予測モデルを使用することができる。また当日の消費電力の実際の推移をもとに、モデルを切り替える仕組みが含まれていてもよい。
時間帯別電気料金取得部13は、時間帯別の電気料金情報を取得する。例えば、電力会社のサーバから通信線を介して取得してもよいし、スマートメータを介して取得してもよい。また作業員やユーザにより操作入力された料金情報を取得してもよい。時間帯別電気料金取得部13は、時間帯別の電気料金情報を残量価値関数生成部14及びコスト関数生成部16に設定する。
残量価値関数生成部14は、時間帯別消費電力量予測部12により予測された負荷3の消費電力量の予測推移と、時間帯別電気料金取得部13により設定された時間帯別電気料金の推移をもとに、蓄電部22の残量と当該残量の経済的価値との関係を規定した残量価値関数を生成する。
図7は、残量価値関数の具体例を示す図である。3段階の時間帯別電気料金は上述の例と同様に、夜間時間帯(22〜翌8時)の料金が10円/kWh、中間時間帯(8〜10時、17〜22時)の料金が20円/kWh、及びピーク時間帯(10〜17時)の料金が30円/kWhとする。また負荷3の消費電力予測量の推移は、4〜8時の予測量が0.8kWh、8〜10時の予測量が2kWh、10〜17時の予測量が3.5kWh、17〜22時の予測量が5kWh、及び22〜翌4時の予測量が1.2kWhとする。また、充放電制御部21(インバータ)の定格容量(公称最大出力)は1kWを想定する。
図7に示す例では、残量価値関数生成部14は、電気料金が切り替わる時刻tにおける残量価値関数V(t,RC)を生成する。すなわち、残量価値関数V(8時,RC)、残量価値関数V(10時,RC)、残量価値関数V(17時,RC)、及び残量価値関数V(22時,RC)を生成する。当該残量価値関数は、将来の時刻tの時点での蓄電部22に蓄えられた残量の価値を、充電に要するコストではなく、放電した場合に削減できる電気代として規定したものである。具体的には時刻tにおいて、残量がゼロの場合の電気代と比較して、残量がRC[kWh]の場合の電気代が、V(t,RC)[円]削減できることを示す。
図7に示すように22時以降の電気料金が10円/kWhであるため、残量価値関数V(22時,RC)は、傾き10円/kWhの直線で規定される。17〜22時の電気料金が20円/kWhで、17〜22時の消費電力予測量が5kWhであるため、残量価値関数V(17時,RC)は、残量が5kWhまでが傾き20円/kWhの直線で規定され、5kWhを超えた後は傾き10円/kWhの直線で規定される。10〜17時の電気料金が30円/kWhで、10〜17時の消費電力予測量が3.5kWhであるため、残量価値関数V(10時,RC)は、残量が3.5kWhまでが傾き30円/kWhの直線で規定され、3.5〜8.5kWhの間が傾き20円/kWhの直線で規定され、8.5kWhを超えた後は傾き10円/kWhの直線で規定される。
8〜10時の電気料金が20円/kWhで、10〜17時の電気料金が30円/kWhであるため、8〜10時の間に充電して、10〜17時の放電に備える選択肢がある。本例ではインバータの定格容量が1kWであるため、8〜10時の間に2kWhを充電することができる。従って、10〜17時の消費電力予測量は3.5kWhであるが、8時の時点においては、3.5kWh分の全てが30円の価値にならず、1.5(=3.5−2)kWh分が30円の価値となる。
これを踏まえ、残量価値関数V(8時,RC)は、残量が1.5kWhまでが傾き30円/kWhの直線で規定され、1.5〜10.5kWhの間が傾き20円/kWhの直線で規定され、10.5kWhを超えた後は傾き10円/kWhの直線で規定される。このように、価格の高い時間帯に放電できる残量の価値は高くなり、価格の低い時間帯で放電する残量の価値は低くなる。
図1に戻る。価値算出部15は、残量計測部23により計測された蓄電部22の残量を取得する。価値算出部15は、残量価値関数生成部14により生成された残量価値関数と、残量計測部23により計測された蓄電部22の残量をもとに、追加充電した場合の経済的価値を算出する。
充放電決定部17は、価値算出部15により算出された経済的価値と、現在の時間帯の電気料金を比較して蓄電部22を充電するか放電するか決定する。具体的には、追加充電した場合の経済的価値が現在の時間帯の電気料金より高い場合、蓄電部22を充電すると決定し、追加充電した場合の経済的価値が現在の時間帯の電気料金より低い場合、蓄電部22を放電すると決定する。
図8は、本実施の形態に係る蓄電システム1による充放電制御の基本処理を示すフローチャートである。時間帯別消費電力量予測部12は、負荷3の消費電力量の推移を予測する(S10)。残量価値関数生成部14は、当該消費電力量の推移と、時間帯別の電気料金をもとに時刻tにおける残量価値関数を生成する(S11)。残量計測部23は蓄電部22の残量を計測する(S12)。価値算出部15は、生成された残量価値関数と、計測された残量をもとに充電した場合の価値を算出する(S13)。充放電決定部17は、充電した場合の価値が、現在の時間帯の電気料金より高い場合(S14の「>」)、蓄電部22を充電する(S15)。充電した場合の価値が、現在の時間帯の電気料金より安い場合(S14の「<」)、蓄電部22を放電する(S16)。なお、両者の額が等しい場合、充電および放電のいずれも実施しない。
以下、図1に戻り、より発展した応用処理を説明する。コスト関数生成部16は、時間帯別の電気料金と、電力計測部30により計測された電力値をもとに、蓄電部22の充放電電力がP[kWh]のときに単位時間あたり発生するコスト関数C(P)[円/時]を生成する。
図9は、コスト関数の具体例を示す図である。図9の下部に示すグラフの横軸は、蓄電部22の充放電電力を示し、正方向が充電を示し、負方向が放電を示している。X軸切片は、消費電力の計測値に設定される。X軸切片の値は、負荷変動に応じて変動する。傾きは、その時間帯の電気料金に設定される。
なお2016年現在、日本では蓄電池から系統への逆潮流が禁止されている。従って、負荷3で消費されている瞬時電力を超える電力が蓄電部22から放電されることが禁止される。よって、蓄電部22から系統2に逆潮流することにより、負のコストが発生することはなく、電力会社から代金を受け取ることはない。
以下、図7に示した残量価値関数と、図9に示したコスト関数を用いて、蓄電部22の充放電を決定する処理例を説明する。
図10は、実施の形態に係る、3kWhの容量を持つ蓄電池を用いた充放電制御を説明するための図である。価値算出部15は、蓄電部22の現在の残量と、電気料金が次に切り替わる時刻t時点における残量価値関数をもとに残量の価値を算出する。充放電決定部17は、当該残量の価値とコスト関数をもとに充放電量を決定する。
図10において、4〜8時における蓄電池の残量は3kWhであり、3kWhを、8時の時点の残量価値関数V(8時,RC)に適用すると、追加充電した場合の金銭的価値は20円/kWhとなる。4〜8時の瞬時コストは10円/時であり、充電の判定となる。図10に示す例では、残量価値関数における計測された残量の位置の傾きと、コスト関数の傾きを、両者のY切片の位置が一致するように照合している。残量価値関数の傾きが、コスト関数の傾きより大きい場合は充電と判定し、小さい場合は放電と判定する。なお本例では、蓄電池の容量が3kWhであるため、充電と判定された場合でも、10時までの間に充電されることはない。
上記図3(a)、(b)、及び上記図6(a)、(b)に示したように3kWhの蓄電池を用いた場合、比較例1では一日の電気代が205円、比較例2では一日の電気代が225円となった。本実施の形態では電池残量の推移は比較例1と同様になり、一日の電気代は205円となる。
図11は、実施の形態に係る、6kWhの容量を持つ蓄電池を用いた充放電制御を説明するための図である。判定方法は図10に示した方法と同様である。上記図4(a)、(b)、及び上記図5(a)、(b)に示したように6kWhの蓄電池を用いた場合、比較例1では一日の電気代が195円、比較例2では一日の電気代が170円となった。本実施の形態では電池残量の推移は比較例2と同様になり、一日の電気代は170円となる。
以上説明したように本実施の形態によれば、蓄電部22の残量の価値を、充電に要したコストではなく、将来、放電により削減可能な電気代で評価し、現時点での充電に要するコストと比較することにより、充放電するタイミングを都度決定する。これにより、多段階の時間帯別の電気料金が設定されている場合において、蓄電部22の容量を最大限に有効活用することができ、金銭的なメリットを最大限に享受することができる。
また、充電に要したコスト(サンクコスト)を用いないため、電気料金プランの変更や、天候等による電力使用量の変化があった場合でも、蓄電部22の最大容量およびその時点における残量を好適に活用することができる。
ところで、太陽光発電システム等の再生可能エネルギーを用いた発電システムと併設される蓄電システムは、系統への出力を抑制する際に余剰電力を蓄積するために設置される。系統が供給超過になっている場合、発電電力の系統への出力が抑制されるが、蓄電システムを併設していれば、余剰電力を蓄電池に充電することができる。一方、出力抑制が不要な状態では、蓄電システムを他の用途に転用することができる。当該蓄電システムを上述した実施の形態に係るピークシフトに活用し、電気代を削減することができる。
上述のように2016年現在、日本では蓄電池から系統への逆潮流は禁止されているが、太陽電池から系統への売電は認められている。図9に示したコスト関数では、太陽電池からの売電を考慮していない例であるため負のコスト(受け取り)が発生しなかったが、太陽電池が併設される蓄電システムでは、負のコストが発生し得る。
図12(a)、(b)は、太陽電池が併設された蓄電池を用いた充放電制御の具体例を示す図である。前提として電気料金が20円/kWh(中間時間帯)、太陽光発電の買取価格が40円/kWh、残量価値関数V(t,RC)の傾きが30円/kWhとする。
図12(a)は、0.6kWの余剰が発生している場合の残量価値関数(点線)とコスト関数(実線)を比較した図である。例えば、太陽電池の発電量が1.6kWで負荷3の消費電力が1kWのとき0.6kWの余剰が発生する。放電の範囲(グラフ左側)では、残量価値関数の傾き(点線)がコスト関数の傾き(実線)より小さいため放電しない。充電の範囲(グラフ右側〜インバータ定格1kWまで)では、残量価値関数の傾き(点線)がコスト関数の傾き(実線)より小さいため充電しない。
蓄電池の充電量が0.6kW未満では、太陽電池の発電量に余剰が発生するため瞬時コストが負になる。太陽電池の買取価格(実線)が残量価値関数の傾き(点線)より大きいため充電せずに売電する。最大24円/時(充電量=0のとき)の受け取りになる。なお蓄電池が放電中は逆潮流が禁止されるため売電できない。
図12(b)は、0.3kWの余剰が発生している場合の残量価値関数(点線)とコスト関数(実線)を比較した図である。例えば、太陽電池の発電量が1.3kWで負荷3の消費電力が1kWのとき0.3kWの余剰が発生する。放電の範囲(グラフ左側)では、残量価値関数の傾き(点線)がコスト関数の傾き(実線)より小さいため放電しない。一方、充電の範囲(グラフ右側〜インバータ定格1kWまで)では、残量価値関数の傾き(点線)がコスト関数の傾き(実線)より大きいため充電する。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上述した実施の形態では、3段階の時間帯別の電気料金が設定されている場合を例に説明したが、4段階以上の時間帯別の電気料金が設定されている場合にも、容易に拡張することができる。
なお、実施の形態は、以下の項目によって特定されてもよい。
[項目1]
蓄電部(22)と、
前記蓄電部(22)と、系統(2)と負荷(3)が接続された電力線(4)との間に介在し、前記蓄電部(22)と前記電力線(4)との間の充放電を制御するインバータ装置(21)と、
前記インバータ装置(21)を制御する制御装置(10)と、
を備える蓄電システム(1)であって、
前記制御装置(10)は、
時刻t以降における前記負荷(3)の消費電力量の予測推移と、時刻t以降における時間帯別に多段階に設定された電気料金の推移をもとに、時刻tにおける前記蓄電部(22)の残量と当該残量の経済的価値との関係を規定した残量価値関数を生成する残量価値関数生成部(14)と、
前記残量価値関数と、計測された前記蓄電部(22)の残量をもとに生成された追加充電した場合の経済的価値と、現在の時間帯の電気料金を比較して、前記蓄電部(22)を充電するか放電するか決定する充放電決定部(17)と、
を有することを特徴とする蓄電システム(1)。
これによれば、蓄電部(22)を効率的に運用することができる。
[項目2]
前記充放電決定部(21)は、前記追加充電した場合の経済的価値が前記現在の時間帯の電気料金より高い場合、前記蓄電部(22)を充電すると決定し、前記追加充電した場合の経済的価値が前記現在の時間帯の電気料金より低い場合、前記蓄電部(22)を放電すると決定することを特徴とする項目1に記載の蓄電システム(1)。
これによれば、充電すべきか放電すべきかを最適に決定することができる。
[項目3]
前記残量価値関数生成部(14)は、電気料金が切り替わる時刻tにおける残量価値関数を生成し、
前記充放電決定部(17)は、電気料金が次に切り替わる時刻tにおける残量価値関数と、計測された前記蓄電部(22)の残量をもとに算出された追加充電した場合の経済的価値と、現在の時間帯の電気料金を比較することを特徴とする項目1または2に記載の蓄電システム(1)。
これによれば、現在充電する場合の電気料金と、その充電した容量を将来放電する場合に削減可能な経済的価値を比較することにより、充電すべきか放電すべきかを最適に決定することができる。
[項目4]
蓄電部(22)と、系統(2)および負荷(3)が接続された電力線(4)との間に介在し、前記蓄電部(22)と前記電力線(4)との間の充放電を制御するインバータ装置(23)を制御する制御装置(10)であって、
時刻t以降における前記負荷(3)の消費電力量の予測推移と、時刻t以降における時間帯別に多段階に設定された電気料金の推移をもとに、時刻tにおける前記蓄電部(22)の残量と当該残量の経済的価値との関係を規定した残量価値関数を生成する残量価値関数生成部(14)と、
前記残量価値関数と、計測された前記蓄電部(22)の残量をもとに算出された追加充電した場合の経済的価値と、現在の時間帯の電気料金を比較して、前記蓄電部(22)を充電するか放電するか決定する充放電決定部(17)と、
を有することを特徴とする制御装置(10)。
これによれば、蓄電部(22)を効率的に運用することができる。
[項目5]
蓄電部(22)と、系統(2)および負荷(3)が接続された電力線(4)との間に介在し、前記蓄電部(22)と前記電力線(4)との間の充放電を制御する制御方法であって、
時刻t以降における前記負荷の消費電力量の予測推移と、時刻t以降における時間帯別に多段階に設定された電気料金の推移をもとに、時刻tにおける前記蓄電部(22)の残量と当該残量の経済的価値との関係を規定した残量価値関数を生成するステップと、
前記残量価値関数と、計測された前記蓄電部(22)の残量をもとに算出された追加充電した場合の経済的価値と、現在の時間帯の電気料金を比較して、前記蓄電部(22)を充電するか放電するか決定するステップと、
を有することを特徴とする制御方法。
これによれば、蓄電部(22)を効率的に運用することができる。
[項目6]
蓄電部(22)と、系統(2)および負荷(3)が接続された電力線(4)との間に介在し、前記蓄電部(22)と前記電力線(4)との間の充放電を制御する制御プログラムであって、
時刻t以降における前記負荷(3)の消費電力量の予測推移と、時刻t以降における時間帯別に多段階に設定された電気料金の推移をもとに、時刻tにおける前記蓄電部(22)の残量と当該残量の経済的価値との関係を規定した残量価値関数を生成する処理と、
前記残量価値関数と、計測された前記蓄電部(22)の残量をもとに算出された追加充電した場合の経済的価値と、現在の時間帯の電気料金を比較して、前記蓄電部(22)を充電するか放電するか決定する処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
これによれば、蓄電部(22)を効率的に運用することができる。
1 蓄電システム、 2 系統、 3 負荷、 4 電力線、 5 メータ、 10 制御装置、 11 電力使用履歴記憶部、 12 時間帯別消費電力量予測部、 13 時間帯別電気料金取得部、 14 残量価値関数生成部、 15 価値算出部、 16 コスト関数生成部、 17 充放電決定部、 20 蓄電装置、 21 充放電制御部、 22 蓄電部、 23 残量計測部、 30 電力計測部。

Claims (6)

  1. 蓄電部と、
    前記蓄電部と、系統と負荷が接続された電力線との間に介在し、前記蓄電部と前記電力線との間の充放電を制御するインバータ装置と、
    前記インバータ装置を制御する制御装置と、
    を備える蓄電システムであって、
    前記制御装置は、
    時刻t以降における前記負荷の消費電力量の予測推移と、時刻t以降における時間帯別に多段階に設定された電気料金の推移をもとに、時刻tにおける前記蓄電部の残量と当該残量の経済的価値との関係を規定した残量価値関数を生成する残量価値関数生成部と、
    前記残量価値関数と、計測された前記蓄電部の残量をもとに生成された追加充電した場合の経済的価値と、現在の時間帯の電気料金を比較して、前記蓄電部を充電するか放電するか決定する充放電決定部と、
    を有することを特徴とする蓄電システム。
  2. 前記充放電決定部は、前記追加充電した場合の経済的価値が前記現在の時間帯の電気料金より高い場合、前記蓄電部を充電すると決定し、前記追加充電した場合の経済的価値が前記現在の時間帯の電気料金より低い場合、前記蓄電部を放電すると決定することを特徴とする請求項1に記載の蓄電システム。
  3. 前記残量価値関数生成部は、電気料金が切り替わる時刻tにおける残量価値関数を生成し、
    前記充放電決定部は、電気料金が次に切り替わる時刻tにおける残量価値関数と、計測された前記蓄電部の残量をもとに算出された追加充電した場合の経済的価値と、現在の時間帯の電気料金を比較することを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電システム。
  4. 蓄電部と、系統および負荷が接続された電力線との間に介在し、前記蓄電部と前記電力線との間の充放電を制御するインバータ装置を制御する制御装置であって、
    時刻t以降における前記負荷の消費電力量の予測推移と、時刻t以降における時間帯別に多段階に設定された電気料金の推移をもとに、時刻tにおける前記蓄電部の残量と当該残量の経済的価値との関係を規定した残量価値関数を生成する残量価値関数生成部と、
    前記残量価値関数と、計測された前記蓄電部の残量をもとに算出された追加充電した場合の経済的価値と、現在の時間帯の電気料金を比較して、前記蓄電部を充電するか放電するか決定する充放電決定部と、
    を有することを特徴とする制御装置。
  5. 蓄電部と、系統および負荷が接続された電力線との間に介在し、前記蓄電部と前記電力線との間の充放電を制御する制御方法であって、
    時刻t以降における前記負荷の消費電力量の予測推移と、時刻t以降における時間帯別に多段階に設定された電気料金の推移をもとに、時刻tにおける前記蓄電部の残量と当該残量の経済的価値との関係を規定した残量価値関数を生成するステップと、
    前記残量価値関数と、計測された前記蓄電部の残量をもとに算出された追加充電した場合の経済的価値と、現在の時間帯の電気料金を比較して、前記蓄電部を充電するか放電するか決定するステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  6. 蓄電部と、系統および負荷が接続された電力線との間に介在し、前記蓄電部と前記電力線との間の充放電を制御する制御プログラムであって、
    時刻t以降における前記負荷の消費電力量の予測推移と、時刻t以降における時間帯別に多段階に設定された電気料金の推移をもとに、時刻tにおける前記蓄電部の残量と当該残量の経済的価値との関係を規定した残量価値関数を生成する処理と、
    前記残量価値関数と、計測された前記蓄電部の残量をもとに算出された追加充電した場合の経済的価値と、現在の時間帯の電気料金を比較して、前記蓄電部を充電するか放電するか決定する処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
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