JP2017162421A - 乗車可能時間表示システム並びに乗車可能時間表示方法 - Google Patents

乗車可能時間表示システム並びに乗車可能時間表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電車やバス等の移動体を利用する際、利用者が乗車する駅に着いたその時に、電車やバスが駅を出発して、乗り遅れてしまうという経験は誰にでもある。急いでいる時などは、次の電車やバスを待っていることが苦痛に感じられる。【解決手段】移動体を利用する利用者が、現在居る場所を何時に出発すれば利用する移動体の時間に間に合うのかを、自宅と駅までの時間と移動体の計画ダイヤ時刻及びリアルタイムの運行情報を用いて予定数の乗車可能時間を表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、移動体を利用する利用者が、現在居る場所を何時に出発すれば利用する移動体の時間に間に合うのかを、自宅と駅までの時間と移動体の計画ダイヤ時刻及びリアルタイムの運行情報を用いて伝える乗車可能時間表示システムに関する。
今日、電車、バス、飛行機、船などの移動体の路線運行に関する情報は、高度な運行管理システムによって管理運営されていることが多い。それらの運行管理システムの運行情報は、一部公開情報ともなっており、利用者が日常的に利用する環境も整いつつある。
また、移動体利用者側は、スマートフォンや携帯電話等の情報端末を所有する人が多くなり、移動体の運行管理システムを活用して、日常利用する移動体路線を、より便利に利用したいという利用者も増加している。
現在、移動体路線の移動体運行情報を、携帯端末等に提供するサービスはあるが、移動体の利用者が、その移動体の停車場(空港、港なども含む)まで移動する時間を取得した上で利用可能な利用者乗車時間を提供しているものはなかった。
特許開2005-221340
電車やバス等の移動体を利用する際、利用者が乗車する駅に着いたその時に、電車やバスが駅を出発して、乗り遅れてしまうという経験は誰にでもある。急いでいる時などは、次の電車やバスを待っていることが苦痛に感じられる。
そんな時は、あと10秒早く家を出ていたら、あの電車に間に合ったのにと後悔する。そして、家を出る前に行っていた10秒間の行為は省略して出発できたはず、そうすればあの電車に乗れて、会議にも間に合ったのにと更に、後悔するのである。即ち、移動体利用者にとっては、その10秒間程度の詳細な情報取得が重要となるのである。
このような後悔を無くすことができれば、移動体利用者としては、大変有難い。そして、移動体を利用して会議場へ向かう世界中の人々が、会議に遅れることも少なくなり、ハッピーになる。また出かける時間もこれまでよりも正確に管理でき、1日の全体スケジュール管理もより質が上がる。それによって、心の余裕さえ出てくる。
本発明は、以上の課題を解決し、移動体路線を利用する利用者が、利用する移動体に乗り遅れないように、家を出る最適な時間を伝える方法及びシステムを提供する。
本願第1番目の発明による利用者乗車可能時間表示システムは、移動体路線を利用する利用者が操作する第1の装置と、前記第1の装置とネットワークを介して接続された一以上の第2の装置とを備える乗車可能時間表示システムであって、
前記第1の装置及び前記一以上の第2の装置のいずれかが、取得、入力、及び、記憶の少なくとも1つを行う、
(a)前記利用者が、その利用者が今居る場所から、該利用者が利用する前記移動体路線の乗り場まで、移動するのに必要な時間である利用者移動時間、及び、
(b)今、前記乗り場に向かって移動している前記移動体路線の一以上の移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻、
の選択及び取得の少なくとも1つを行う情報選択取得部と、
前記情報選択取得部が、前記利用者移動時間及び前記運行計画ダイヤ情報又は運航計画ダイヤ情報の選択及び取得の少なくとも1つを行ったことに基づき、
前記一以上の移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻中から、前記利用者移動時間を減じた数値が0(ゼロ)以上である前記一以上の前記移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻を、短い順に、予定数、それらを利用者乗車可能時間として、照合し取得する乗車可能時間照合取得部と、
前記乗車可能時間照合取得部によって、照合され取得された予定数の前記利用者乗車可能時間を表示する乗車可能時間表示部を備えると共に、
前記第1の装置及び前記一以上の第2の装置は、前記ネットワークを介して、前記利用者移動時間、前記一以上の移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻、及び、前記予定数の利用者乗車可能時間の少なくとも1つを互いに送受信する送受信部と、
を備え備えている。
本願第2番目の発明による利用者乗車可能時間表示システムは、移動体路線を利用する利用者が操作する第1の装置と、前記第1の装置とネットワークを介して接続された一以上の第2の装置とを備える乗車可能時間表示システムであって、
前記第1の装置及び前記一以上の第2の装置のいずれかが、取得、入力、及び、記憶の少なくとも1つを行う、
(a)前記利用者が、その利用者が今居る場所から、該利用者が利用する前記移動体路線の乗り場まで、移動するのに必要な時間である利用者移動時間、及び、
(b)前記乗り場に向かって移動している前記移動体路線の一以上の移動体が、それら一以上の移動体が今居る地点から、前記乗り場まで移動するのに必要な予定所要時間である一以上の移動体予定所要時間、
の選択及び取得の少なくとも1つを行う情報選択取得部と、
前記情報選択取得部が、前記利用者移動時間及び前記一以上の移動体予定所要時間の選択及び取得の少なくとも1つを行ったことに基づき、
前記一以上の移動体予定所要時間中から、前記利用者移動時間以上である前記一以上の移動体予定所要時間を、短い順に、予定数、それらを利用者乗車可能時間として、照合し取得する乗車可能時間照合取得部と、
前記乗車可能時間照合取得部によって、照合され取得された予定数の前記利用者乗車可能時間を表示する乗車可能時間表示部を備えると共に、
前記第1の装置及び前記一以上の第2の装置は、前記ネットワークを介して、前記利用者移動時間、前記一以上の移動体予定所要時間、及び、前記予定数の利用者乗車可能時間の少なくとも1つを互いに送受信する送受信部と、
を備え備えている。
本発明の乗車可能時間表示システムは、前記予定数の利用者乗車可能時間中の1つが、前記利用者移動時間と一致した場合、前記一致したことを前記利用者に告知する告知部を、さらに備えていても良い。
本発明の利用者乗車可能時間表示システムの前記情報選択取得部が、前記利用者移動時間と前記一以上の移動体予定所要時間の選択及び取得の少なくとも1つを行うことに加えて、
前記移動体路線を移動中の移動体に関する事故災害情報、前記移動体路線に関連・付随する各種情報、及び、前記乗り場に関連・付随する各種情報の少なくとも1つの選択及び取得の少なくとも1つをさらに行い、
前記乗車可能時間表示部が、前記情報選択取得部が選択及び取得の少なくとも1つを行ったすべての情報を、さらに表示し、
前記第1の装置及び前記一以上の第2の装置は、前記ネットワークを介して、前記利用者移動時間、前記一以上の移動体予定所要時間、前記予定数の利用者乗車可能時間に加えて、前記移動体路線を移動中の移動体に関する事故災害情報、前記移動体路線に関連・付随する各種情報、及び、前記乗り場に関連・付随する各種情報の少なくとも1つを互いに送受信する送受信部を備えていてもよい。
本発明の乗車可能時間表示システムは、移動体路線を利用する利用者が操作する第1の装置と、前記第1の装置とネットワークを介して接続された一以上の第2の装置とを備える乗車可能時間表示システムであって、
前記第1の装置及び前記一以上の第2の装置のいずれかが、取得、入力、及び、記憶の少なくとも1つを行う、
(a)前記利用者が、その利用者が今居る場所から、該利用者が利用する前記移動体路線の乗り場まで、移動するのに必要な時間である利用者移動時間、及び、
(b)前記乗り場に向かって移動している前記移動体路線の一以上の移動体が、それら一以上の移動体が今居る地点から、前記乗り場まで移動するのに必要な予定所要時間である一以上の移動体予定所要時間、
の選択及び取得の少なくとも1つを行う情報選択取得部と、
前記情報選択取得部が、前記利用者移動時間及び前記一以上の移動体予定所要時間の選択及び取得の少なくとも1つを行ったことに基づき、
前記一以上の移動体予定所要時間中から、前記利用者移動時間以上である前記一以上の移動体予定所要時間を、短い順に、予定数、それらを利用者乗車可能時間として、照合し取得する乗車可能時間照合取得部と、
前記乗車可能時間照合取得部によって、照合され取得された予定数の前記利用者乗車可能時間を表示する乗車可能時間表示部を備えると共に、
前記第1の装置及び前記一以上の第2の装置は、前記ネットワークを介して、前記利用者移動時間、前記一以上の移動体予定所要時間、及び、前記予定数の利用者乗車可能時間の少なくとも1つを互いに送受信する送受信部と、を備え備えているため、移動体の利用者は、これまでのように乗り場に着いた時に、ちょうど電車が出発してしまい、もう少しだけ家を早く出れば良かったと言うような後悔をしなくても良くなり、通勤も遊びのお出かけもハッピーにスタートできる。それによって、一日のスケジュール全体を管理しやすくなる。
本発明による乗車可能時間表示システムの全体構成を示す機能ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明による乗車可能時間表示システムの実施の形態を説明する。
最初に、図1を参照して、本発明による乗車可能時間表示システムの全体構成を説明する。
まず、利用者が利用する移動体とは、電車、汽車、バス、モノレール、自動車、バイクなど陸上を移動する移動体、及び、飛行機、ヘリコプター、ロケット、ロープウエイなど空を移動する移動体、及び、ボート、客船、潜水艇、ヨットなど水上を移動する移動体である。但し、陸上、空及び水上を移動する移動体は、ここで挙げた移動体に限らず、利用者を運ぶ移動体であれば、どのような移動体であっても良い。
移動体路線とは、一以上の移動体を運行及び又は運航する路線であり、それぞれの移動体路線は、運行時間表(計画ダイヤなど)が提供されていたり、運行管理システムによって管理されていたりする。また、それぞれの移動体路線は、それらを運営する企業名が付けられていたり、行き先や地域によって路線名称が付けられたりしている。
それぞれの移動体路線の一以上の移動体(一以上の列車、飛行機、船舶など)は、それら一以上の移動体を運行/運航する時間帯(時刻)によって管理されたり、また、その国の首都を中心とした進行方向管理である、「上り」、「下り」によって管理されている。また、移動体路線の終点駅(終点乗り場、飛行場又は港など)名によって、管理される場合もある。さらに移動体路線の一以上の移動体を、その速度分類と停車場の違いにより、普通、急行、特急などによって運行管理されることもある。
利用者移動時間とは、移動体を利用する利用者が、今その利用者が居る場所(通常は家であるが、ホテルや駅の場合もある)から、その利用者が利用する移動体路線の乗り場(駅、飛行場、船着き場など)まで、移動するのに必要な時間である。移動体路線の乗り場まで移動する手段は、徒歩、車、自転車、バイクなどどのような手段であっても良い。移動体利用者が、その移動手段によって、移動体路線の乗り場まで、どのくらいの時間で行けるかを、表したものが利用者移動時間である。
利用者移動時間は、利用者が計測して、第1の装置となる利用者装置で入力し、第2の装置となる情報提供装置へ、ネットワークを介して、それぞれの装置の送受信手段を用いて、送信し、第2の装置で受信し記憶しても良いし、計測した利用者移動時間を第1の装置となる利用者装置に記憶しても良い。
特定の利用者が特定の利用者移動時間に基づき、その第1の装置と第2の装置との間で、ネットワークを介して、それぞれの装置の送受信手段を用いて、情報の送受信を行うためには、第1の装置を特定する情報、例えば携帯電話のユニークなIDや携帯端末で利用するイーメールアドレスなど、を第2の装置へ知らせるか、或は、第2の装置が提供する専用アプリ等を第1の装置にダウンロードするなどして、第2の装置との間で適時情報の送受信を可能とする環境を用意しておく必要がある。
また利用者移動時間は、利用者装置となる、例えばスマートフォンなどの情報端末に搭載されているGPS(Global Positioning System)を用いて、利用者が今居る位置と利用する移動体路線乗り場の位置との距離を割り出し、例えば、徒歩の平均速度等を用いて、徒歩による利用者移動時間を算出することもでも良い。また、このような第三者の算出サービスを、ネットワークを介して、受信し、取得することでもよい。
その他、利用者移動時間の算出方や計測方及び取得方は、ここに挙げた方法に限らず、利用者が今居る場所から、利用する移動体路線乗り場までの移動時間を取得できるものであれば、どのような方法によるものでも良い。
ここで、「ネットワーク」とは、例えば、個別通信を主に行うコンピュータネットワークであるインターネット、www(world wide web)などや、一斉同報を主に行う放送ネットワーク(ブロードキャスティング)など、連絡を取り合って網状になっているものを言う。通信プロトコルとしては、I o T(Internet of things)に利用を見込まれるHTTP、Web Socket、MQTTなどでもよい。
また、「記憶する」とは、例えば、記憶部を備え、例えば、磁気ディスク形式、光ディスク形式、フラッシュメモリ形式、光磁気ディスク形式などの記憶媒体で構成される。但し記憶部は、ここで挙げた記憶媒体に限らず、どのような形式・形状の記憶装置でもデータを記憶・読み出しできるものであればよい。
また、記憶する装置は、第一の装置となる利用者装置に備えていてもよいし、第二の装置となる情報提供装置に備えていてもよいし、また双方に備えてもよい。更に、第一の装置又は第二の装置と繋がる、或はネットワーク介して繋がる、記憶部又は記憶装置であってもよい。
情報選択取得部が、第1の装置(図1では利用者装置)及び一以上の第2の装置(図1では情報提供装置)のいずれかが、取得、入力、及び、記憶の少なくとも1つを行う、
(a)前記利用者が、その利用者が今居る場所から、該利用者が利用する前記移動体路線の乗り場まで、移動するのに必要な時間である利用者移動時間、及び、
(b)今、前記乗り場に向かって移動している前記移動体路線の一以上の移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻、
又は、
(c)前記利用者が、その利用者が今居る場所から、該利用者が利用する前記移動体路線の乗り場まで、移動するのに必要な時間である利用者移動時間、及び、
(d)前記乗り場に向かって移動している前記移動体路線の一以上の移動体が、それら一以上の移動体が今居る地点から、前記乗り場まで移動するのに必要な予定所要時間である一以上の移動体予定所要時間、
の選択及び取得の少なくとも1つを行う。
図1では、情報選択取得部は第2の装置となる情報提供装置に備えているが、第1の装置となる利用者装置に備えていても良い。
運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻とは、それぞれの移動体路線運営会社や団体等が、移動体路線を移動する移動体の運行/運航計画の時間等を作成・管理し、一部一般にも提供しているものである。
移動体予定所要時間とは、利用者が利用する移動体路線の移動体が、その移動体が今居る(移動体が留まっていても、走行していても良い)地点から、利用者が利用する乗り場まで移動するのに必要な予定所要時間である。
移動体路線の移動体が一以上運行/運航されていれば、予定書状時間も一以上個となる。
次に、情報選択取得部が、利用者移動時間、及び、移動体予定所要時間の選択及び取得の少なくとも1つを行う方法について説明する。
利用者移動時間については、前述した通りである。ここでは、まず移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻、及び、移動体予定所要時間について説明する。
移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻とは、上述した通りである。
次に、移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻、及び、移動体予定所要時間を得るには、例えば、以下の項目に係る情報を選択または取得することが好ましい。
(a)利用者が利用する移動体路線情報。
この移動体路線情報には、路線を運営又は経営する企業名情報、日本国内で言う「上り」「下り」の情報、行き先(終点駅、飛行場、港など)情報、普通・急行・特急等の移動体速度情報、及び、運行時間や行先等に基づく運行車両又は運航飛行機又は運航船舶などのID(便名など)などの少なくとも1つの情報を含んでおり、即ち、例えば、「東海道線、東京行き」とか、「ANA、札幌行き、58便」などの情報であり、移動体路線を利用する利用者の行き先方向を含む移動体路線情報であることが好ましい。但し、利用者が利用する移動体路線情報は、上記利用者の行き先方向を含まない2つ以上の行き先方向、即ち、例えば「上り」「下り」、又は、一つの移動体路線の逆方向の行き先(逆方向の2つの終点駅)を特定しない情報であってもよい。
但し、移動体路線情報を表す方法および名称等は、ここに挙げた方法や名称に限らず移動体路線情報を表し、その利用者が理解できるものであれば、どのような方法、名称であってもよい。
(b)利用者が利用する移動路線の乗り場情報。
乗り場情報とは、利用者が利用する移動体路線の乗り場情報である。陸上移動体であれば、通常は利用者が今居る場所から、最も近い、或は、便利に到達できる移動体路線の乗り場となる。飛行機の場合は、利用する飛行場名となり、船舶であれば利用する港名や川の乗り場名となる。また、タクシーやオートバイなどの場合は、利用者がそのタクシーやオートバイに乗車したい住所、分かりやすい建物名、交差点名、又は、名所旧跡名などとなる。
(c)利用者が利用する移動体路線の移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻、又は、運行/運航情報。
移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻とは、上述した通りである。
移動体路線の運行/運航情報とは、主に、移動体利用者が利用する移動体路線(利用者の行き先方向情報を含んでいる移動体路線情報)の乗り場に向かってきている一以上の移動体の運行/運航情報となる。
但し、利用者が利用する移動体路線情報の運行/運航情報は、上述した情報加えて、利用者が利用する移動体路線全体(「上り」「下り」双方や、二方向以上の移動体路線運行/運航情報)の一以上の移動体の運行/運航情報や、会社やエリアが異なる移動体路線の運行/運航情報を含んでいてもよい。
実際の実用化されている運行システムとして、例えば、列車運行管理システム、通称PTC:Programed Traffic Control)がある。これは道の列車運行管理において、計画ダイヤを基に列車集中制御装置(CTC)・自動進路制御装置(PRC)・運転整理システム・旅客案内システムなどを一括管理・制御するコンピュータシステムである。但し、運行/運航情報はどのような運行管理システムのものでもよい。
因みに、ダイヤとは、列車運行図表のことであり、ダイヤdiagramとも言う。 一定線路の列車運転状況を表した図表である。一般的には、 縦軸に上端を始発駅として停車場名を、横軸に時刻を示し、各列車の着発時刻を停車場線と時刻線の交点にとり、下り列車は左上から右下へ,上り列車は左下から右上への斜線で表示する。
ここで言う移動体路線情報の運行/運航情報は、無線・有線のデジタルネットワークと制御用コンピュータをベースとして、信号機制御や各種センサー等を活用したによる移動体運行/運航情報収集などにより得られるものである。但し、各種アナログデータ(例えば人間の目視や作業による情報収集分析等)の収集・分析による予測としての移動体運行/運航の情報であってもよい。
移動体路線情報の運行/運航情報は、例えば、以下のような要素を含む。
移動体路線情報名称、移動体それぞれの個別名称、移動体それぞれのユニークなID、移動体それぞれの出発駅(飛行場、港)、出発駅(飛行場、港)の出発予定時刻、移動体それぞれが留まる乗り場(停車場、中継空港、中継港)名、移動体それぞれが留まる乗り場(停車場)の到着時刻、運転手名などである。但し、本発明で重要な要素となるのは、移動体それぞれが留まる乗り場の到着時刻(図1の移動体予定所要時間)であり、その他の要素を全て含んでいなくてもよい。
移動体予定所要時間とは、利用者が利用する移動体路線の乗り場(停車場)に向かって移動している一以上の移動体が、それら一以上の移動体が今居る地点から、前記乗り場まで移動するのに必要な予定所要時間である。移動体予定所要時間は、上述した該移動体路線の計画ダイヤ時刻から取得することも可能であるし、また、上述した移動体路線情報の運行/運航情報から取得することも可能である。計画ダイヤ時刻から取得する場合は、その計画ダイヤ時刻通りに、移動体路線の乗り場に到着する時刻と、今の時刻との差分となる。
次に、移動体路線の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻、及び、移動体路線情報の運行/運航情報の取得方法について説明する。
例えば、装置2の情報提供装置が、利用者が利用する移動体路線の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻、又は、運行/運航情報を管理し所有している場合、その移動体路線の行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻、又は、リアルタイム運行/運航情報から取得することができる。
他方、利用者が利用する移動体路線の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻、又は、運行/運航情報を、装置2の情報提供装置以外の第三者が運行し所有している場合、装置2は利用者に提供したいそれら情報を、例えば、計画ダイヤのような形式で第三者から取得、及び、移動体路線の運行/運航情報は、それら移動体路線を運営又は経営する企業・団体等がAPI(Application Programming Interface)を介して取得する。
また、移動体路線の運行/運航情報は、次のように異なる方法によっても取得可能となる。例えば、移動体路線を利用する利用者の、該利用者所有の情報端末が備えるGPS(Global Positioning System)情報を用いて、今その利用者が利用する移動体の位置を取得し、その移動体路線の各乗り場(停車場)までの距離を割り出し、その後に各乗り場(停車場)までの時間を割りだす方法である。この方法で得ようとする運行/運航情報の移動体路線の計画ダイヤを別途取得したり、その移動体路線の移動体の通常速度又は平均速度を別途取得したりすることにより、容易に時間を割り出すことが可能となる。
次に、乗車可能時間照合取得部が行う、利用者移動時間と、移動体路線の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻、及び/又は、移動体予定所要時間との照合と取得について説明する。
ここで、上記「及び/又は」としたのは、本発明の実施においては、本発明請求項1に記載の実施と本発明請求項2に記載の実施を、併合して実施することも可能であり、その場合を見込んでそのような記述にしている。
乗車可能時間照合取得部が行う基本的な照合処理は、以下の照合方法による。
(a)利用者乗車可能時間:0≧今、利用者移動体路線の乗り場に向かって移動している一以上の移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻−利用者移動時間
(b)利用者乗車可能時間:移動体予定所要時間≧利用者移動時間
乗車可能時間照合取得部が、上記基本的な照合を行った利用者乗車可能時間中から、その時間が短い順(数値の小さい順)に、予定数の乗車可能時間を取得する。但し、ここで言う照合と取得の順番は、逆であってもよい。
第1の装置に備える乗車可能時間表示部が、乗車可能時間照合取得部で照合し取得した、予定数の乗車可能時間を表示する。
乗車可能時間表示部は、液晶パネル、操作部、スピーカー等で構成されている。

Claims (4)

  1. 移動体路線を利用する利用者が操作する第1の装置と、前記第1の装置とネットワークを介して接続された一以上の第2の装置とを備える乗車可能時間表示システムであって、
    前記第1の装置及び前記一以上の第2の装置のいずれかが、取得、入力、及び、記憶の少なくとも1つを行う、
    (a)前記利用者が、その利用者が今居る場所から、該利用者が利用する前記移動体路線の乗り場まで、移動するのに必要な時間である利用者移動時間、及び、
    (b) 今、前記乗り場に向かって移動している前記移動体路線の一以上の移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻、
    の選択及び取得の少なくとも1つを行う情報選択取得部と、
    前記情報選択取得部が、前記利用者移動時間及び前記運行計画ダイヤ情報又は運航計画ダイヤ情報の選択及び取得の少なくとも1つを行ったことに基づき、
    前記一以上の移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻中から、前記利用者移動時間を減じた数値が0(ゼロ)以上である前記一以上の前記移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻を、短い順に、予定数、それらを利用者乗車可能時間として、照合し取得する乗車可能時間照合取得部と、
    前記乗車可能時間照合取得部によって、照合され取得された予定数の前記利用者乗車可能時間を表示する乗車可能時間表示部を備えると共に、
    前記第1の装置及び前記一以上の第2の装置は、前記ネットワークを介して、前記利用者移動時間、前記一以上の移動体の運行計画ダイヤ時刻又は運航計画ダイヤ時刻、及び、前記予定数の利用者乗車可能時間の少なくとも1つを互いに送受信する送受信部を備える乗車可能時間表示システム。
  2. 移動体路線を利用する利用者が操作する第1の装置と、前記第1の装置とネットワークを介して接続された一以上の第2の装置とを備える乗車可能時間表示システムであって、
    前記第1の装置及び前記一以上の第2の装置のいずれかが、取得、入力、及び、記憶の少なくとも1つを行う、
    (a)前記利用者が、その利用者が今居る場所から、該利用者が利用する前記移動体路線の乗り場まで、移動するのに必要な時間である利用者移動時間、及び、
    (b)前記乗り場に向かって移動している前記移動体路線の一以上の移動体が、それら一以上の移動体が今居る地点から、前記乗り場まで移動するのに必要な予定所要時間である一以上の移動体予定所要時間、
    の選択及び取得の少なくとも1つを行う情報選択取得部と、
    前記情報選択取得部が、前記利用者移動時間及び前記一以上の移動体予定所要時間の選択及び取得の少なくとも1つを行ったことに基づき、
    前記一以上の移動体予定所要時間中から、前記利用者移動時間以上である前記一以上の移動体予定所要時間を、短い順に、予定数、それらを利用者乗車可能時間として、照合し取得する乗車可能時間照合取得部と、
    前記乗車可能時間照合取得部によって、照合され取得された予定数の前記利用者乗車可能時間を表示する乗車可能時間表示部を備えると共に、
    前記第1の装置及び前記一以上の第2の装置は、前記ネットワークを介して、前記利用者移動時間、前記一以上の移動体予定所要時間、及び、前記予定数の利用者乗車可能時間の少なくとも1つを互いに送受信する送受信部を備える乗車可能時間表示システム。
  3. 前記乗車可能時間表示システムは、前記予定数の利用者乗車可能時間中の1つが、前記利用者移動時間と一致した場合、前記一致したことを前記利用者に告知する告知部を、さらに備える請求項1から2の何れかの項に記載の乗車可能時間表示システム。
  4. 前記情報選択取得部が、前記利用者移動時間と前記一以上の移動体予定所要時間の選択及び取得の少なくとも1つを行うことに加えて、
    前記移動体路線を移動中の移動体に関する事故災害情報、前記移動体路線に関連・付随する各種情報、及び、前記乗り場に関連・付随する各種情報の少なくとも1つの選択及び取得の少なくとも1つをさらに行い、
    前記乗車可能時間表示部が、前記情報選択取得部が選択及び取得の少なくとも1つを行ったすべての情報を、さらに表示し、
    前記第1の装置及び前記一以上の第2の装置は、前記ネットワークを介して、前記利用者移動時間、前記一以上の移動体予定所要時間、前記予定数の利用者乗車可能時間に加えて、前記移動体路線を移動中の移動体に関する事故災害情報、前記移動体路線に関連・付随する各種情報、及び、前記乗り場に関連・付随する各種情報の少なくとも1つを互いに送受信する送受信部を備える請求項1から3の何れかの項に記載の乗車可能時間表示システム。

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