JP2017158908A - 洗濯機 - Google Patents

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伸幸 雁瀬
Nobuyuki Karise
伸幸 雁瀬
寺井 謙治
Kenji Terai
謙治 寺井
村尾 剛
Takeshi Murao
剛 村尾
武人 奥山
Taketo Okuyama
武人 奥山
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Abstract

【課題】注水蓋体の給水路に残った残水が、運転後に液体仕上剤収容部に滴下するのを抑制する。
【解決手段】注水蓋体30は、液体仕上剤収容部24に給水する注水口33が形成された第2の給水路31bに、液体仕上剤収容部24の外に通じる水量制御孔36を有する水量制御部35を形成し、水量制御部35は給水弁7と注水口33との間に配置されるとともに、水量制御孔36は注水口33の高さより低い位置に設け、水量制御部35の水量制御孔36は鉛直方向に対し斜めに傾斜させた開口を備え、液体仕上剤収容部24の液体仕上剤を含む液体がサイフォンの原理で水槽3内に排出される液体仕上剤投入路24aの斜め後方に向けて形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、洗濯物を洗い、すすぎ、脱水する洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、複数の洗剤や液剤を投入する洗剤収納容器を備え、運転開始に先立ち、洗剤収納容器内に洗剤や、仕上剤等を予め投入しておく構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、従来の洗濯機の縦断面図、図8は、従来の洗濯機の洗剤投入部の概略構造を説明するための斜視図、図9は、給水部の構造を説明するための平面断面図、図10は、洗剤収容容器および給水部の概略構造を説明するための側面断面図である。
図7、図8、図9、図10において、洗濯乾燥機101は、筐体2内に図示しないサスペンション構造によって水槽3が揺動自在に防振支持され、水槽3内に有底円筒形に形成された洗濯兼脱水槽である回転ドラム4が軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設されている。回転ドラム4は、水槽3の背面側に取り付けられたモータ6によって前上がりに傾斜した回転軸を中心に正転及び逆転方向に回転駆動される。
筐体2の上部に、洗剤投入部120が配設されている。洗剤投入部120は、洗剤を収容する洗剤収容容器121と、給水弁7に接続されて、洗剤収容容器121に給水する給水路131と、断面視略コ字状に形成された洗剤投入部枠体140とを備えている。洗剤投入部枠体140は、上面に注水蓋体130を固定するとともに、注水蓋体130との間に形成された空間部140dに洗剤収容容器121を引き出し自在に収納している。
洗剤投入部枠体140は、底部に洗剤液供給路141が形成されており、洗剤収容容器121に収容された洗剤に注水蓋体130から供給された水が混合された各種の洗剤混合液は、洗剤液供給路141および洗剤液供給路141に接続された給水経路26を経由して、水槽3内に送給される。
洗剤収容容器121には、粉末合成洗剤を収容する粉末洗剤収容部122と、液体洗剤や液体漂白剤を収容する液体洗剤収容部123と、液体仕上剤を収容する液体仕上剤収容部124とを備えて構成されている。
収容部蓋板125が、液体洗剤収容部123と液体仕上剤収容部124の上方を覆っており、収容部蓋板125には、 液体洗剤収容部123と液体仕上剤収容部124に対向する位置に、それぞれ液体洗剤受入口125aと液体仕上剤受入口125bとが開口されている。液体洗剤収容部123と液体仕上剤収容部124の底部には、それぞれ管状の液体洗剤投入口123bと液体仕上剤投入口124bが上方にむけて立設されている。収容部蓋板125には、それぞれ液体洗剤投入口123bと液体仕上剤投入口124bを外方より覆い、下端が液体洗剤収容部123と液体仕上剤収容部124の底面に達する円筒形状の一対の管状突出部125cが下方に向けて形成されている。
注水蓋体130の下面には、給水路131を経て、液体洗剤投入部123に注水する注水口134と、液体仕上剤収容部124に注水する注水口135が形成されている。
このように構成された洗剤投入部120では、洗濯工程において、注水口134から液体洗剤受入口125aを介して液体洗剤収容部123に注水される。そして、液体洗剤収
容部123で液体洗剤を希釈拡散した洗剤液は、管状突出部125cと液体洗剤投入口123bとの間に形成された隙間を介して、サイフォンの原理により液体洗剤投入口123bに導入され、その下流側に形成された洗剤液供給路141を経由して、水槽3内に送給される。また、すすぎ工程においては、注水口135から液体仕上剤受入口125bを介して液体仕上剤収容部124に注水され、液体仕上剤収容部124で液体仕上剤を希釈拡散した仕上液は、同様に、管状突出部125cと液体仕上剤投入口124bとの間に形成された隙間を介して、液体仕上剤投入口124bに導入され、その下流側に形成された洗剤液供給路141を経由して、水槽3内に送給される。
特開2008−99919号公報
しかしながら、前記従来の構成では、注水終了後に注水蓋体の給水路に残った残水が、脱水時の振動などにより注水口部に流れる場合があり、それにより、サイフォン終了後の洗剤収容部に経路内残水が滴下し、留水するということがあった。サイフォン方式の液体洗剤収容部および液体仕上剤収容部に多くの残水が滴下して留水している場合、使用者に液体洗剤および液体仕上剤が水槽内に適切に投入されていないと勘違いされる、もしくは次回洗濯機使用時に、液体洗剤および液体仕上剤を投入すると同時にサイフォン現象で流れるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、注水終了後に液体洗剤収容部および液体仕上剤収容部に残水が滴下することなく、液体洗剤および液体仕上剤投入を適切に行うことができる洗濯機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の洗濯機は、筺体と、前記筺体内に揺動自在に防振支持された水槽と、前記筺体に配設された洗剤や液剤が収容可能な洗剤収容容器と、前記洗剤収容容器に給水するための給水路が配管された注水蓋体と、前記給水路と接続された給水弁と、前記洗剤収容容器に設けられた液体仕上剤を投入する液体仕上剤収容部と、前記液体仕上剤収容部内の液体仕上剤を含む液体がサイフォンの原理で前記水槽内に排出される液体仕上剤投入路とを備え、前記注水蓋体は、前記液体仕上剤収容部に給水する注水口が形成された給水路に、前記液体仕上剤収容部の外に通じる水量制御孔を有する水量制御部を形成し、前記水量制御部は、前記給水弁と前記注水口との間に配置されるものである。
これにより、液体仕上剤収容部に給水終了時、最下方の位置に設けられた水量制御孔より、注水蓋体の給水路の残水は最も多く液体仕上剤収容部の外に排出される。このとき、給水弁が閉じられており、密閉であるため、注水蓋体の給水路は負圧となり、負圧解除のため注水口より空気が流入し、水量制御部の水量制御孔の方に水が流れる。従って、注水蓋体の給水路に残った残水は、注水口へ流れることはなく、液体仕上剤収容部に残水が滴下することを抑制できる。
本発明の洗濯機は、サイフォン方式を用いた液体仕上剤収容部に、給水路に残った残水が滴下し留水することなく、液体洗剤および液体仕上剤投入を適切に行うことができる。
本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の縦断面図 同洗剤投入部枠体部分の側面断面図 同洗剤投入部枠体部分の構造の分解斜視図 同洗剤投入部枠体部分の構造の図3のA部詳細図 同液体仕上剤収容部水量制御部の要部拡大断面図 同液体仕上剤収容部水量制御部の水流の流れを説明するための要部略断面図 従来のドラム式洗濯機の縦断面図 従来の洗剤投入部の概略構造を説明するための斜視図 従来の給水部の構造を説明するための平面断面図 従来の洗剤収容容器および給水部の概略構造を説明するための側面断面図
第1の発明は、筺体と、前記筺体内に揺動自在に防振支持された水槽と、前記筺体に配設された洗剤や液剤が収容可能な洗剤収容容器と、前記洗剤収容容器に給水するための給水路が配管された注水蓋体と、前記給水路と接続された給水弁と、前記洗剤収容容器に設けられた液体仕上剤を投入する液体仕上剤収容部と、前記液体仕上剤収容部内の液体仕上剤を含む液体がサイフォンの原理で前記水槽内に排出される液体仕上剤投入路とを備え、前記注水蓋体は、前記液体仕上剤収容部に給水する注水口が形成された給水路に、前記液体仕上剤収容部の外に通じる水量制御孔を有する水量制御部を形成し、前記水量制御部は、前記給水弁と前記注水口との間に配置されるものである。
これにより、液体仕上剤収容部に給水終了時、最下方の位置に設けられた水量制御孔より、注水蓋体の給水路の残水は最も多く液体仕上剤収容部の外に排出される。このとき、給水弁が閉じられており密閉であるため注水蓋体の給水路は負圧となり、負圧解除のため注水口より空気が流入し、水量制御部の水量制御孔の方に水が流れる。従って、注水蓋体の給水路に残った残水は、注水口へ流れることはなく、液体仕上剤収容部に残水が滴下することを防止できる。
第2の発明は、特に、第1の発明の水量制御部は、底部に前記水量制御孔が形成された水量制御凹部を備え、前記水量制御孔は、前記注水口の高さより低い位置に設けられ、前記水量制御凹部の高さは前記水量制御凹部の長辺径の2倍以上に設定されたものである。
これにより、液体仕上剤収容部に給水終了時、最下方の位置に設けられた水量制御孔より、注水蓋体の給水路の残水は最も多く液体仕上剤収容部の外に排出される。このとき、給水弁が閉じられており密閉であるため注水蓋体の給水路は負圧となり、負圧解除のため注水口より空気が流入し、水量制御部の水量制御孔の方に水が流れる。従って、注水蓋体の給水路に残った残水は、注水口へ流れることはなく、液体仕上剤収容部に残水が滴下することを防止できる。
第3の発明は、特に、第2の発明の水量制御凹部は、先端に向かって細くなる略円錐形状に形成した構成とすることにより、注水蓋体の水量制御孔からの残水排出時、水量制御孔先端からの大気侵入を阻止することとなり、水量制御孔からの負圧解除がなく、注水口よりの空気流入が円滑に図られ、注水蓋体の注水口より残水が滴下することを防止できる。
第4の発明は、特に、第1から第3の発明の水量制御部の水量制御孔は、鉛直方向に対して斜めに傾斜させた開口を備え、液体仕上剤収容部の液体仕上剤を含む液体がサイフォンの原理で水槽内に排出される液体仕上剤投入路の斜め後方に向けて形成した構成とすることにより、前記水槽内に排出される液体仕上剤投入路を流れる液体仕上剤を含む液体に阻害されることなく、注水蓋体の給水路に残った残水を水量制御孔からの円滑に排出され
、注水蓋体の注水口より残水が滴下することを防止できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の縦断面図である。
図1において、筐体2の上部に、上方に開口を有する有底の断面略コの字状箱体の洗剤投入部枠体40が配設され、洗剤投入部枠体40の上方に給水路31が設けられた注水蓋体30が配設されている。
洗剤投入部枠体40内には、洗剤を収容する洗剤収容容器21が、筐体2前部から引き出し自在に設けられており、注水蓋体30は、給水弁7に接続されて、洗剤収容容器21に上方より給水する。
また、洗剤投入部枠体40の底部には、洗剤液供給路41が一体形成され、洗剤液供給路41に水槽3と連通する給水経路26が接続配管されている。
図2は、本発明の実施の形態における洗剤投入部枠体部分の側面断面図、図3は、同洗剤投入部枠体部分の構造の分解斜視図、図4は、図3におけるA部拡大図、図5は、液体仕上剤収容部注水口の要部拡大断面図、図6は、液体仕上剤収容部水量制御部の水流の流れを説明するための要部略断面図である。
なお、図3の分解斜視図は、洗剤投入部枠体40から、洗剤収容容器21を所定位置以上に引き出し、かつ、注水蓋体30を上方に取り外した分解状態を示している。
図2、図3、図4、図5、図6において、洗剤投入部枠体40と注水蓋体30とにより囲まれた空間部40dには、洗剤収容容器21が引き出し自在に収納され、注水蓋体30には、洗剤収容容器21に給水する水の通水路となる通水空間部37と、通水空間部37の底面に注水口33とを形成している。
尚、注水口33は、複数個の小孔により構成してもよい。
洗剤投入部枠体40は、底部に洗剤液供給路41を一体形成し、洗剤収容容器21に収容された洗剤(粉末合成洗剤、液体洗剤、液体仕上剤など)に注水蓋体30から注水口33を介して供給された水が滴下する。水が混合された各種の洗剤混合液は、洗剤液供給路41および洗剤液供給路41に接続された給水経路26を経由して、水槽3内に供給される。
また、注水蓋体30には、ポリプロピレン樹脂等で構成した2枚の樹脂成形板が熱溶着されることにより、通水空間部37を構成し、通水空間部37に、粉末洗剤収容部22および液体洗剤収容部23に水を供給する第1の給水路31aと、液体仕上剤収容部24に水を供給する第2の給水路31bとが形成されている。
洗剤収容容器21は、洗剤投入部枠体40に、引き出し自在に収容され、粉末合成洗剤を収容する粉末洗剤収容部22と、液体洗剤や液体漂白剤を収容する液体洗剤収容部23と、液体仕上剤を収容する液体仕上剤収容部24とが併設され、洗濯時には注水蓋体30の第1の給水路31aから粉末洗剤収容部22および液体洗剤収容部23に給水され、す
すぎ時には、第2の給水路31bから液体仕上剤収容部24に給水される。
粉末洗剤収容部22の下流側には、粉末洗剤投入路22aが形成されている。液体洗剤収容部23の下流側外底部には、液体洗剤投入路23aが形成されている。液体仕上剤収容部24の外底部下流側には、液体仕上剤投入路24aが形成されている。粉末洗剤収容部22、液体洗剤収容部23、液体仕上剤収容部24のいずれも、給水弁7から給水された水に希釈されて、洗剤液が空間部40dより洗剤液供給路41に流れる様に構成されている。
収容部蓋板25が、液体仕上剤収容部24の上方を覆っており、収容部蓋板25には、液体仕上剤収容部24に対向する位置に、液体仕上剤を投入する液体仕上剤受入口25bを開口している。そして、液体仕上剤収容部24の底部には、管状の液体仕上剤投入口24bが下端部を液体仕上剤投入路24aに向けて開口し、上方にむけて立設されているとともに、収容部蓋板25には、液体仕上剤投入口24bを外方より覆い、下端が液体仕上剤収容部24の底面に達する円筒形状の管状突出部25cが下方に向けて垂下形成されている。
また、注水蓋体30には、残水抜き用の水量制御部35が第2の給水路31bに設けられ、水量制御部35は、液体仕上剤収容部24の外に通じている。
水量制御部35は、先端に向かって細くなる略円錐形状に形成された水量制御凹部42を備えており、水量制御凹部42の底部に水量制御孔36が形成されている。
第2の給水路31bからの主開口は、水量制御部35と注水口33の2ヶ所であり、水量制御部35は、給水弁7と注水口33との間に配置され、かつ、水量制御部35の水量制御孔36は、注水口33より下方に設けられ、水量制御凹部42の高さは、水量制御凹部42の長辺径の2倍以上に設定されている。
図5に示すように、水量制御部35の水量制御孔36は、鉛直方向に対して斜めに傾斜させており、水量制御孔36は、図2に示すように、液体仕上剤収容部24の液体仕上剤を含む液体がサイフォンの原理で水槽3内に排出される液体仕上剤投入路24aの斜め後方に向けられて開口している。
以上のように構成されたドラム式洗濯乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。
洗い工程が終わった後のすすぎ工程において、注水口33から液体仕上剤受入口25bを介して液体仕上剤収容部24に注水され、スタート前に予め液体仕上剤収容部24に投入された液体仕上剤が希釈拡散した仕上液となり、仕上液は、管状突出部25cと液体仕上剤投入口24bとの間に形成された隙間を介して、サイフォンの原理により液体仕上剤投入口24bに導入され、その下流側に形成された洗剤液供給路41を経由して、水槽3内に送給される。
そして、サイフォンの原理による供給終了後に注水蓋体30の第2の給水路31bに残った残水は、最下方に配置された水量制御部35の水量制御孔36より液体仕上剤収容部24よりも外に排出される。このとき、注水蓋体30の給水路は、給水弁7が閉じられており、密閉であるため、負圧となり、負圧解除のため注水口33より空気が流入し、水量制御部35の方に水が流れる。従って、注水蓋体30の給水路に残った残水は、注水口33へ流れることはなく、液体仕上剤収容部24に残水が滴下することを防止できる。
注水蓋体30の水量制御部35からの残水排出時、水量制御部35は、水量制御凹部42の先端にいくほど細くした略円錐形状の先に水量制御孔36を形成してるため、水量制御孔36からの大気侵入を阻止することにより、水量制御孔36からの負圧解除がなく、残水が滴下することを防止できる。
また、水量制御部35の水量制御孔36は、鉛直方向に対して斜めに傾斜させた開口を備えており、開口を、液体仕上剤収容部24の液体仕上剤を含む液体がサイフォンの原理で水槽3内に排出される液体仕上剤投入路24aの斜め後方に向けられた構成とすることにより、水槽3内に排出される液体仕上剤投入路24aを流れる液体仕上剤を含む液体に阻害されることなく、注水蓋体30の第2の給水路31bに残った残水を水量制御孔36からの円滑に排出でき、注水蓋体30の注水口33より残水が滴下するのを防止できる。
以上のように、本実施の形態においては、注水蓋体30は、液体仕上剤収容部24に給水する注水口33が形成された第2の給水路31bに、液体仕上剤収容部24の外に通じる水量制御孔36を有する水量制御部35を形成し、水量制御部35は、給水弁7と注水口33との間に配置するとともに、水量制御孔36は、注水口33の高さより低い位置に設けている。水量制御部35は、水量制御孔36を底部に形成した水量制御凹部42を設け、水量制御凹部42の高さは水量制御凹部42の長辺径の2倍以上に設定することにより、第2の給水路31bに残った残水が、液体仕上剤収容部24に滴下することを防止できる。
また、水量制御部35は、先端に向かって細くなる略円錐形状に形成された水量制御凹部42の底部に水量制御孔36を形成したことにより、注水蓋体30の水量制御孔36からの残水排出時、水量制御孔36先端からの大気侵入を阻止することとなり、水量制御孔36からの負圧解除がなく、注水口33よりの空気流入が円滑に図られ、注水蓋体30の注水口33より残水が滴下することを防止できる。
水量制御部35の水量制御孔36は、鉛直方向に対して斜めに傾斜させた開口を備え、液体仕上剤収容部24の液体仕上剤を含む液体がサイフォンの原理で水槽3内に排出される液体仕上剤投入路24aの斜め後方に向けた構成とすることにより、水槽3内に排出される液体仕上剤投入路24aを流れる液体仕上剤を含む液体に阻害されることなく、注水蓋体30の第2の給水路31bに残った残水を水量制御孔36から円滑に排出され、注水蓋体30の注水口33より残水が滴下することを防止できる。
なお、本実施の形態は、ドラム式洗濯機に基づいて説明したが、縦型洗濯機に採用してもよい。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、注水蓋体の構成により、給水路に残った残水が、脱水時の振動などでサイフォン方式を用いた洗剤収容部に滴下するのを防止できるため、サイフォン方式の洗剤収容部を持つ洗剤収容容器を備えたドラム式洗濯機のみならず、縦型洗濯機など他の洗濯機の用途に適用できる。
2 筐体
3 水槽
4 回転ドラム
7 給水弁
21 洗剤収容容器
24 液体仕上剤収容部
24a 液体仕上剤投入路
30 注水蓋体
31a 第1の給水路
31b 第2の給水路
33 注水口
35 水量制御部
36 水量制御孔
40 洗剤投入部枠体
42 水量制御凹部

Claims (4)

  1. 筺体と、前記筺体内に揺動自在に防振支持された水槽と、前記筺体に配設された洗剤や液剤が収容可能な洗剤収容容器と、前記洗剤収容容器に給水するための給水路が配管された注水蓋体と、前記給水路と接続された給水弁と、前記洗剤収容容器に設けられた液体仕上剤を投入する液体仕上剤収容部と、前記液体仕上剤収容部内の液体仕上剤を含む液体がサイフォンの原理で前記水槽内に排出される液体仕上剤投入路とを備え、前記注水蓋体は、前記液体仕上剤収容部に給水する注水口が形成された給水路に、前記液体仕上剤収容部の外に通じる水量制御孔を有する水量制御部を形成し、前記水量制御部は、前記給水弁と前記注水口との間に配置される洗濯機。
  2. 前記水量制御部は、底部に前記水量制御孔が形成された水量制御凹部を備え、前記水量制御孔は、前記注水口の高さより低い位置に設けられ、前記水量制御凹部の高さは前記水量制御凹部の長辺径の2倍以上に設定された請求項1に記載の洗濯機。
  3. 水量制御凹部は、先端に向かって細くなる略円錐形状に形成した請求項2に記載の洗濯機。
  4. 水量制御部の水量制御孔は、鉛直方向に対して斜めに傾斜させた開口を備え、液体仕上剤収容部の液体仕上剤を含む液体がサイフォンの原理で水槽内に排出される液体仕上剤投入路の斜め後方に向けて形成した請求項1から3のいずれか1項に記載の洗濯機。
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