JP2017153914A - 寝台装置 - Google Patents

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佳宜 石橋
Yoshinobu Ishibashi
佳宜 石橋
宏暢 前澤
Hironobu Maesawa
宏暢 前澤
初雁 卓郎
Takuro Hatsukari
卓郎 初雁
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Abstract

【課題】寝台装置の使用者を介助する介助者の膝や脛への身体的負担を軽減する。【解決手段】寝台装置は、寝台装置本体と、寝台装置本体の周縁部に設けられ、外力を緩和する緩和部30と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、寝台装置に関するものである。
従来から、下記特許文献1に示すような寝台装置が知られている。この寝台装置は、マットレスと、マットレスを支持する寝台装置本体と、を備えている。
特開2005−87668号公報
寝台装置に寝ている使用者を介助する介助者は、使用者のおむつ交換などの***変換、抱き起し、車いすへの移乗等をする際、自身の腰への負担を軽減するために、寝台装置本体の周縁部に自身の膝や脛を押し付ける体勢になる。
しかし、寝台装置本体の周縁部には、通常、鉄やアルミ等の硬質材料で形成されている枠体が設けられており、枠体の角部は若干の丸みはあるものの接触面積が小さいため、一点に圧力がかかり、膝や脛に痣ができることがある、という介助者の悩みがある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、寝台装置の使用者を介助する介助者の膝や脛への身体的負担を軽減することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
(1)本発明に係る寝台装置は、寝台装置本体と、前記寝台装置本体の周縁部に設けられ、外力を緩和する緩和部と、を備えている、ことを特徴とする。
この発明によれば、寝台装置本体の周縁部に介助者の膝や脛を押し付ける姿勢となっても、緩和部が外力を緩和するため、介助者の膝や脛への身体的負担を軽減することができる。その結果、介助者の膝や脛の負担を軽減でき、介助者は、痣を生じにくくなるため、安心して使用者の介助にあたることができる。また、膝や脛の痣が生じにくくなることで、日常生活においても、痣のことを気にする必要が少なくなる。
(2)上記(1)に記載の寝台装置であって、前記緩和部は、前記寝台装置本体の周縁部を覆う軟質部材で構成される、という構成を採用してもよい。
この場合、寝台装置本体の周縁部が軟質材料で覆われるため、軟質材料が介助者の膝や脛の形に応じて柔軟に変形し、介助者の膝や脛との接触面積を広げるため、介助者の膝や脛に加わる圧力を分散させることができる。
(3)上記(1)または(2)に記載の寝台装置であって、前記寝台装置本体が、寝台を備え、前記緩和部が、前記寝台の周縁部に設けられている、という構成を採用してもよい。
この場合、緩和部が、寝台の周縁部に設けられているので、緩和部が衝撃を緩和することによる効果を顕著に奏功させることができる。
(4)上記(3)に記載の寝台装置であって、前記緩和部は、面取りされている前記寝台の角部である、という構成を採用してもよい。
この場合、寝台の角部が面取りされているため、角部が介助者の膝や脛と面接触または二点以上の点接触となるため、介助者の膝や脛に加わる圧力を分散させることができる。
(5)上記(2)〜(4)のいずれか一項に記載の寝台装置であって、前記寝台が、前記寝台の周縁部に沿って配置された枠体を備えている、という構成を採用してもよい。
(6)上記(5)に記載の寝台装置であって、前記緩和部は、前記枠体を前記寝台の周縁部から離脱させる枠体離脱装置である、という構成を採用してもよい。
この場合、枠体が枠体離脱装置によって寝台の周縁部から離脱できるため、枠体が介助者の膝や脛に当たらなくなる。
(7)上記(1)〜(6)のいずれか一項に記載の寝台装置であって、マットレスが前記寝台装置本体の周縁部からはみ出して前記寝台装置本体に載置されることで形成される、という構成を採用してもよい。
この場合、マットレスの周縁部よりも内側に寝台装置本体が配置されるため、介助者の膝や脛は先ずマットレスの周縁部に当たることとなる。これにより、寝台装置本体が介助者の膝や脛に当たらなくなる、または、マットレスのクッションによって寝台装置本体に対する介助者の膝や脛の当たりが緩和される。
本発明によれば、寝台装置の使用者を介助する介助者の膝や脛への身体的負担を軽減することができる。
本発明の第1実施形態における寝台装置を足側から視た図である。 本発明の第1実施形態における寝台の平面図である。 本発明の第1実施形態における緩和部の斜視図である。 本発明の第1実施形態における緩和部の変形例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における緩和部の変形例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における緩和部の変形例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における緩和部の変形例を示す(a)斜視図、(b)枠体の長手方向から視た図である。 本発明の第1実施形態における緩和部の変形例を示す(a)斜視図、(b)枠体の長手方向から視た図である。 本発明の第1実施形態における緩和部の変形例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における緩和部の変形例を示す平面図である。 本発明の第1実施形態における緩和部の変形例を示す平面図である。 本発明の第2実施形態における緩和部の斜視図である。 本発明の第2実施形態における緩和部の変形例を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態における緩和部を備える寝台の平面図である。 本発明の第4実施形態における緩和部を備える寝台の底面図である。
本発明の一実施形態に係る寝台装置を、図面に基づいて以下に説明する。寝台装置は、例えば、医療環境下(介護環境下を含む)において利用することができる。図面において、矢印Hは人(使用者H1)が寝る際に頭側となる向きを示し、また矢印Fは人が寝る際に足側となる向きを示している。以下の説明においては、矢印H、Fの方向である前後方向に対して直交する水平方向を左右方向と言う場合が有る。前後方向および左右方向は、いずれも水平方向に沿う方向であるとともに、互いに直交する方向である。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態における寝台装置1を足側から視た図である。
図1に示すように、寝台装置1は、寝台装置本体10と、マットレス20と、を備えている。寝台装置本体10は、平面視した場合に左右方向よりも前後方向に長い矩形状に形成された寝台11と、寝台11の短辺に沿って設けられたボード12と、寝台11の長辺に沿って設けられた柵体13と、寝台11を支持する支持部14(支持架台)と、を備えている。
ボード12は、寝台11の頭側Hの一短辺に位置するヘッドボードである。ボード12は、寝台11に対して実質的に移動不能に固定された固定ボードである。
柵体13は、寝台11の左右の長辺に、左右方向で対向して一対で設けられている。さらに、柵体13は、寝台11の前後方向に間隔をあけて一対で設けられている。柵体13は、全体で4つ設けられている。柵体13は、寝台11の左右の長辺に着脱可能に連結されている。
支持部14は、床面に接地する脚体14aを備えている。脚体14aは、図1に示すように、寝台11の左右方向に間隔をあけて一対で設けられている。さらに、脚体14aは、寝台11の前後方向にそれぞれ2本ずつ設けられている。脚体14aは、全体で4つ設けられている。寝台11は、駆動部14bを備える支持部14によって昇降できる。
図2は、本発明の第1実施形態における寝台11の平面図である。
図2に示すように、寝台11は、平面視した場合に左右方向よりも前後方向に長い。寝台11の上面は、寝台面11Aを形成している。寝台面11Aは、上下方向に直交する直交面とされている。寝台面11A(寝台11)の長手方向は前後方向とされ、寝台面11Aの短手方向は左右方向となっている。寝台11は、マットレス20を直接、支持し、寝台面11A上には、マットレス20が配置される。
寝台11は、図1に示す、支持部14に支持された枠体15と、図2に示す、枠体15に支持された床板16と、を備えている。
枠体15は、支持部14の上端部に支持されている。枠体15は、図2に示すように、寝台11の周縁部11aに設けられている。枠体15は、平面視した場合に左右方向よりも前後方向に長い矩形枠状に形成されている。
床板16は、枠体15に支持されている。床板16は、枠体15によって囲まれた矩形状の空間を覆うようにして枠体15に架設されている。床板16は、枠体15にボルト等で固定されている。なお、床板16は、例えば、枠体15に設けられた図示しない段差部に載置される構成であってもよい。
枠体15は、鉄やアルミ等の硬質材料で形成されている。枠体15は、寝台11の周縁部11a(寝台装置本体10の周縁部)の短辺を形成する一対の短辺フレーム17と、寝台11の周縁部11aの長辺を形成する一対の長辺フレーム18と、を備えている。長辺フレーム18には、柵体13を着脱可能に連結させる連結孔19が形成されている。連結孔19は、2つ1組で形成されている。
寝台装置1は、寝台装置本体10の周縁部に設けられ、外力を緩和する緩和部30を備えている。緩和部30は、枠体15の一対の長辺フレーム18のそれぞれに設けられている。なお、ここでいう「緩和」とは、外力を0(ゼロ)にすることを含む。
図3Aは、本発明の第1実施形態における緩和部30の斜視図である。
図3Aに示すように、緩和部30は、枠体15の角部15aを覆う軟質部材で構成される。枠体15は、角部15aが若干の丸みを帯びた四角管形状を有している。緩和部30は、図2に示す連結孔19を除き、枠体15の全周を覆うように設けられている。なお、緩和部30は、少なくとも枠体15の外側面15Aと上面15Bとが交わる角部15aを覆うように設けることが好ましい。この緩和部30は、例えば、ゴム、エラストマー、ウレタン等の弾性樹脂材やクッション等の緩衝材から形成されている。緩和部30は、寝台11(枠体15)を形成する材料よりも軟質な材料によって形成されている。なお、緩和部30は、清拭性がある材料(例えば、ゴム、エラストマー等)である方が好ましい。
上記構成の寝台装置1によれば、図1に示すように、寝台11の周縁部11aに設けられた枠体15に介助者H2の膝や脛を押し付ける姿勢となっても、図2に示す緩和部30が枠体15との衝撃もしくは圧力を緩和する。本実施形態の緩和部30は、図3Aに示す枠体15の角部15aを覆う軟質部材で構成される。この構成によれば、枠体15の角部15aに介助者H2の膝や脛が押し付けられたとき、緩和部30が介助者H2の膝や脛の形に応じて柔軟に変形する。緩和部30は、介助者H2の膝や脛との接触面積を広げ、枠体15の角部15aから介助者H2の膝や脛に加わる圧力を分散させる。
このように、上述した本実施形態によれば、寝台11の周縁部11aに設けられた枠体15に介助者H2の膝や脛を押し付ける姿勢となっても、緩和部30が枠体15との衝撃を緩和するため、介助者H2の膝や脛への身体的負担を軽減することができる。その結果、介助者H2の膝や脛の負担を軽減でき、介助者H2は、痣を生じにくくなくなるため、安心して使用者の介助にあたることができる。また、膝や脛の痣が生じにくくなることで、介助者H2の精神的負担も軽減され、日常生活においても、痣のことを気にする必要が少なくなる。
図3Bは、本発明の第1実施形態における緩和部30の変形例を示す斜視図である。
図3Bに示すように、第1実施形態の緩和部30の変形例は、枠体15の長手方向に沿って切れ目30aが形成されている。この変形例によれば、緩和部30を枠体15から取り外して洗浄し、再度装着することができる。すなわち、緩和部30が現場での使用によって汚れたとしても、取り外して洗浄することで、清潔な状態を保つことができる。この緩和部30が、例えば、上述した清拭性がある材料(例えば、ゴム、エラストマー等)である場合、洗浄が容易であるため、より清潔な状態を保つことができる。
なお、緩和部30は、図3Cに示す変形例のように、枠体15の短手方向に沿って切れ目30bが形成されていてもよい。また、緩和部30は、図3Dに示す変形例のように、枠体15の長手方向に沿って切れ目30aが形成され、さらに枠体15の短手方向に沿って切れ目30bが形成されていてもよい。
また、取り外した緩和部30を洗浄して再利用するだけでなく、消耗品として使い捨てにしてもよい。例えば、緩和部30が、汚れを吸収し易く、洗浄し難い多孔質材料である場合は、緩和部30を枠体から取り外して捨て、新しい緩和部30を装着してもよい。
また、緩和部30は、図3Eに示す変形例のように、コの字状に形成されてもよい。また、緩和部30は、図3Fに示す変形例のように、Lの字状に形成されてもよい。
また、緩和部30は、図3G及び図3Hに示す変形例のように、複数のユニット32から形成されてもよい。図3G及び図3Hに示すユニット32は、連結孔19のピッチに対応した長さを有し、長手方向の両端に連通孔19を露出させる円弧状の溝32aが形成されている。
また、緩和部30は、図3Iに示す変形例のように、溝32aが無い平面視矩形状の複数のユニット32から形成されてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図4は、本発明の第2実施形態における緩和部30Aの斜視図である。
図4に示すように、第2実施形態の緩和部30Aは、面取りされている枠体15の角部15a1(寝台11の角部)である。角部15a1は、枠体15の外側面15Aと上面15Bとが交わる角部を面取りしたものであって、左右方向において外側面15Aに向かうに従って下方に傾斜する傾斜面15Cを備えている。傾斜面15Cは、例えば、水平面に対して斜め45度で傾斜している。なお、上面15Bと傾斜面15Cとが交わる角部(稜線)及び傾斜面15Cと外側面15Aとが交わる角部(稜線)は、若干の丸みを帯びたR形状を備えている。
第2実施形態によれば、枠体15が略直角三角管形状となる。このため、寝台11の周縁部11aに設けられた枠体15に介助者H2の膝や脛を押し付ける姿勢となっても、図4に示す緩和部30Aが枠体15との衝撃を緩和する。すなわち、枠体15の角部15a1は面取りされた傾斜面15Cを備えており、介助者H2の膝や脛は傾斜面15Cと面接触する。このため、緩和部30Aは、介助者H2の膝や脛との接触面積を広げ、枠体15の角部15aから介助者H2の膝や脛に加わる圧力を分散させることができる。
図5は、本発明の第2実施形態における緩和部30Aの変形例を示す斜視図である。
図5に示すように、第2実施形態の緩和部30Aの変形例は、多角形状に面取りされている枠体15の角部15a2であってもよい。角部15a2は、複数の傾斜面15C1,15C2,15C3を備えている。この変形例によれば、枠体15が略扇形管形状となる。この構成によれば、枠体15が介助者H2の膝や脛と面接触または複数の傾斜面15C1,15C2,15C3の角部(稜線)における二点以上の点接触または線接触となり、介助者H2の膝や脛に加わる圧力を分散させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図6は、本発明の第3実施形態における緩和部30Bを備える寝台11の平面図である。
図6に示すように、第3実施形態の緩和部30Bは、枠体15を寝台11の周縁部11aから離脱させる枠体離脱装置31である。第3実施形態の長辺フレーム18は、第1フレーム18aと第2フレーム18bとから構成されており、枠体離脱装置31は、第1フレーム18aと第2フレーム18bを両開き可能に支持するヒンジ機構を備える。
第1フレーム18aと第2フレーム18bは、一対の短辺フレーム17の端部に対し、上下方向に延びる軸回りに回動自在に支持されている。第1フレーム18aと第2フレーム18bは、寝台11の周縁部11aを形成する位置(図6において実線で示す)と、寝台11の周縁部11aから離脱する位置(図6において2点鎖線で示す)との間で移動可能である。周縁部11aから離脱する位置における第1フレーム18aと第2フレーム18bの開き角度は、第1フレーム18aと第2フレーム18bとの間に介助者H2が入れる開き角度であることが好ましく、45度以上、より好ましくは90度以上の開き角度とすることが好ましい。
第3実施形態によれば、枠体15を寝台11の周縁部11aから離脱させる枠体離脱装置31を備えているため、枠体15が介助者H2の膝や脛に当たらなくなる。すなわち、介助者H2は、使用者H1の***変換や抱き起し等をする前に、第1フレーム18aと第2フレーム18bとを開くことで、枠体15を寝台11の周縁部11aから離脱させることができる。このように、第3実施形態では、介助者H2の膝や脛が枠体15にそもそも当たらなくすることにより、介助者H2の膝や脛の負担を防止できる。
なお、第1フレーム18aと第2フレーム18bは、枠体15の内側に回動することで寝台11の周縁部11aから離脱する構成であってもよい。また、第1フレーム18aと第2フレーム18bが枠体15の外側に回動する場合、外側に開いた後、幅方向(寝台11の左右方向)に水平移動させ、寝台11の下に格納してもよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図7は、本発明の第4実施形態における緩和部30Cを備える寝台11の底面図である。なお、図7では、枠体15とマットレス20Aとの位置関係を底面側から示すため、床板16を省略している。
図7に示すように、第4実施形態の緩和部30Cは、マットレス20Aが周縁部11aからはみ出して寝台11に載置されることで形成される。マットレス20Aは、左右方向において寝台11の短辺(短辺フレーム17)よりも長い矩形状に形成されている。
マットレス20Aは、左右方向の両端部に硬質材料21を備えている。硬質材料21は、長辺フレーム18よりも左右方向の幅が広い。また、硬質材料21は、長辺フレーム18よりも前後方向に長く、長辺フレーム18と一対の短辺フレーム17とに跨って支持されている。硬質材料21は、寝台11(枠体15)からはみ出した端部の剛性を高めることにより、使用者H1がマットレス20Aの端部に座った際に、マットレス20Aの形状を安定させる。硬質材料21は、マットレス20Aの左右方向の両端部の下面に貼られた板材であってもよいし、マットレス20Aの左右方向の両端部の内部に密に充填されたクッション材若しくはスプリングやワイヤー材等であってもよい。
第4実施形態によれば、マットレス20Aの周縁部20aよりも内側に枠体15(寝台装置本体10の周縁部)が配置されるため、介助者H2の膝や脛は先ずマットレス20Aの周縁部20aに当たることとなる。これにより、枠体15が介助者H2の膝や脛に当たらなくなる、または、マットレス20Aのクッションによって枠体15に対する介助者H2の膝や脛の当たりが緩和される。このように、第3実施形態では、寝台11の周縁部11aからマットレス20Aをはみ出して載置することにより、マットレス20Aの下方に枠体15との衝撃を緩和する逃げ空間を形成することができ、介助者H2の膝や脛の負担を防止できる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、寝台の周縁部に緩和部を設ける構成について説明したが、本発明は、寝台11の下方(例えば、支持部)に緩和部を設ける構成であってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、上記実施形態では寝台の周縁部に沿って枠体を備える構成について説明したが、本発明は、枠体の無い寝台にも適用できる。枠体の無い寝台としては、例えば、寝台が一枚板から構成されているものや、寝台が複数のパネルが並べられて構成されているものを例示することができる。
また、例えば、上記実施形態では、緩和部を枠体の全体を覆うように設ける構成について説明したが、本発明は、緩和部を介助者の膝や脛足が当たる面部分のみ(例えば、上面のみ、側面のみ、上側面のみ、あるいはセンター付近のみ)を覆うように設ける構成であってもよい。また、緩和部は、表面加工によって表面を画一にしなくてもよい。例えば、緩和部の表面は、スポンジたわしの表面のように凸凹が形成されていてもよい。また、緩和部にスリットや切れ込みを設けて変形し易くしてもよい。また、緩和部にスルーホール穴を設けて表面を凸凹にしてもよい。
また、例えば、上述した各実施形態の構成の置き換え、組み合わせは、適宜可能である。
1 寝台装置
10 寝台装置本体
11 寝台
11a 周縁部(寝台装置本体の周縁部)
15 枠体
15a、15a1、15a2 角部
20、20A マットレス
20a 周縁部
30、30A、30B、30C 緩和部
31 枠体離脱装置

Claims (7)

  1. 寝台装置本体と、
    前記寝台装置本体の周縁部に設けられ、外力を緩和する緩和部と、
    を備えている、ことを特徴とする寝台装置。
  2. 前記緩和部は、前記寝台装置本体の周縁部を覆う軟質部材で構成される、ことを特徴とする請求項1に記載の寝台装置。
  3. 前記寝台装置本体が、寝台を備え、
    前記緩和部が、前記寝台の周縁部に設けられている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の寝台装置。
  4. 前記緩和部は、面取りされている前記寝台の角部である、ことを特徴とする請求項3に記載の寝台装置。
  5. 前記寝台が、前記寝台の周縁部に沿って配置された枠体を備えている、ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の寝台装置。
  6. 前記緩和部は、前記枠体を前記寝台の周縁部から離脱させる枠体離脱装置である、ことを特徴とする請求項5に記載の寝台装置。
  7. 前記緩和部は、マットレスが前記寝台装置本体の周縁部からはみ出して前記寝台装置本体に載置されることで形成される、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の寝台装置。
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