JP2017147347A - 実装基板製造システム及び実装基板製造システムにおける基板下受け部材の設置方法 - Google Patents

実装基板製造システム及び実装基板製造システムにおける基板下受け部材の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板下受け部材の自動設置を基板供給部による基板の供給を妨げることなく行うことができる実装基板製造システム及びこの実装基板製造システムにおける基板下受け部材の設置方法を提供することを目的とする。【解決手段】基板供給部11は、搬入側振分け部22が備える複数の受取り位置のうちの第1の位置に搬送対象物としての基板2を供給し、下受け部材ストッカ16は、搬入側振分け部22が備える複数の受取り位置のうちの第1の位置とは異なる第2の位置に搬送対象物としての基板下受け部材47を供給する。搬送部44は、下受け部材設置部46から取り外された基板下受け部材47を搬入側振分け部22に受け渡し、搬入側振分け部22は、搬送部44から受け取った基板下受け部材47を第2の位置から搬出する。【選択図】図1

Description

本発明は、基板に対するスクリーン印刷や部品の装着等の所定の処理を施す実装基板製造システム及びこの実装基板製造システムにおける基板下受け部材の設置方法に関するものである。
従来、基板に対するスクリーン印刷や部品の装着等の所定の処理を行う実装基板製造システムにおいて、基板に対する処理を安定的に行うことを目的として、処理対象となる基板の下面を支持することが行われている。この基板の支持に用いられる基板下受け部材は、基板のサイズや下面の状態(例えば、基板の下面に既に実装されている部品の配置状態)等に応じて形状や大きさ等が異なるものであり、生産する基板の種類を切り替える際には、処理対処となる基板に応じて基板下受け部材を取り換える段取り作業が必要となる。この基板下受け部材を取り換える段取り作業はほとんどが手作業によるものであり、作業工数の増大に繋がっている。このため、基板の種類に応じた複数の基板下受け部材を予め用意したうえで、これらの基板下受け部材を処理対象となる基板に応じて自動で交換するようにしたものが知られている。例えば、下記の特許文献1には、基板下受け部材を保持可能なキャリヤを搬送部内に供給し、この供給したキャリヤを通じて基板下受け部材の供給と回収を行うようにしたものが開示されている。
特許第3499759号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の装置では、キャリヤは基板と全く同じ経路で搬送部に送られるため、自動設置する基板下受け部材を搬送部内に供給して自動設置するためには基板供給部による基板の供給を一時的に停止させる必要があった。このため基板に対する処理作業が中断され、基板の生産性が低下するおそれがあるという問題点があった。
そこで本発明は、基板下受け部材の自動設置を基板供給部による基板の供給を妨げることなく行うことができる実装基板製造システム及びこの実装基板製造システムにおける基板下受け部材の設置方法を提供することを目的とする。
本発明の実装基板製造システムは、搬送対象物を搬送し、作業位置への位置決めを行う搬送部と、前記搬送部の下方に設けられた下受け部材設置部と、前記下受け部材設置部に着脱自在に設置され、前記搬送部により前記作業位置に搬送された前記搬送対象物としての基板の下面を支持する基板下受け部材と、前記基板下受け部材により下面が支持された基板の上面に所定の処理を施す基板処理部と、複数の受取り位置のいずれかで前記搬送対象物を受け取り、その受け取った搬送対象物を前記搬送部に受け渡す搬入側振分け部と、前記搬入側振分け部が備える前記複数の受取り位置のうちの第1の位置に前記搬送対象物としての基板を供給する基板供給部と、前記搬入側振分け部が備える前記複数の受取り位置のうちの前記第1の位置とは異なる第2の位置に前記搬送対象物としての前記基板下受け部材を供給する下受け部材供給部とを備え、前記搬送部は、前記下受け部材設置部から取り外された前記基板下受け部材を前記搬入側振分け部に受け渡し、前記搬入側振分け部は、前記搬送部から受け取った前記基板下受け部材を前記第2の位置から搬出する。
本発明の実装基板製造システムにおける基板下受け部材の設置方法は、搬送対象物を搬送し、作業位置への位置決めを行う搬送部と、前記搬送部の下方に設けられた下受け部材設置部と、前記下受け部材設置部に着脱自在に設置され、前記搬送部により前記作業位置に搬送された前記搬送対象物としての基板の下面を支持する基板下受け部材と、前記基板下受け部材により下面が支持された基板の上面に所定の処理を施す基板処理部と、複数の受取り位置のいずれかで前記搬送対象物を受け取り、その受け取った搬送対象物を前記搬送部に受け渡す搬入側振分け部と、前記搬入側振分け部が備える前記複数の受取り位置のうちの第1の位置に前記搬送対象物としての基板を供給する基板供給部とを備えを備えた実装基板製造システムにおける基板下受け部材の設置方法であって、前記搬入側振分け部が備える前記複数の受取り位置のうちの前記第1の位置とは異なる第2の位置に前記搬送対象物としての前記基板下受け部材を供給する工程と、前記第2の位置から供給された前記下受け部材を前記搬入側振分け部及び前記搬送部により前記作業位置に搬送する工程と、前記下受け部材設置部から取り外された前記基板下受け部材を前記搬送部が前記搬入側振分け部に受け渡す工程と、前記搬送部から受け取った前記基板下受け部材を前記搬入側振分け部が前記第2の位置から搬出する工程とを含む。
本発明によれば、基板下受け部材の自動設置を基板供給部による基板の供給を妨げることなく行うことができる。
本発明の一実施の形態における実装基板製造システムの概略構成を示す平面図 本発明の一実施の形態における実装基板製造システムが備えるスクリーン印刷装置の側面図 本発明の一実施の形態における実装基板製造システムが備えるスクリーン印刷装置の基板下受け部材の近傍の側断面図 本発明の一実施の形態における実装基板製造システムが備えるスクリーン印刷装置の基板下受け部材を下受け部材設置部とともに示す側断面図 本発明の一実施の形態における実装基板製造システムが備えるスクリーン印刷装置の動作系統を示すブロック図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における実装基板製造システムによるスクリーン印刷作業時の動作説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態における実装基板製造システムによるスクリーン印刷作業時の動作説明図 本発明の一実施の形態における実装基板製造システムによるスクリーン印刷作業時の動作説明図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における実装基板製造システムによるスクリーン印刷作業時の動作説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態における実装基板製造システムが備えるスクリーン印刷装置の基板下受け部材をキャリヤとともに示す斜視図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における実装基板製造システムによる基板下受け部材の設置作業時の動作説明図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における実装基板製造システムによる基板下受け部材の設置作業時の動作説明図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における実装基板製造システムによる基板下受け部材の設置作業時の動作説明図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における実装基板製造システムによる基板下受け部材の回収作業時の動作説明図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における実装基板製造システムにより基板下受け部材の回収作業時の動作説明図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における実装基板製造システムによる基板下受け部材の回収作業時の動作説明図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態における実装基板製造システム1を示している。実装基板製造システム1は基板2にスクリーン印刷処理と部品の装着処理とを施して実装基板を製造するものであり、基板供給部11、搬入側中継コンベア12、スクリーン印刷装置13、搬出側中継コンベア14、部品実装装置15及び下受け部材ストッカ16(下受け部材供給部)を備えている。基板2の流れは作業者OPから見た左方から右方へ向かう方向であり、この方向をX軸方向とする。また、作業者OPから見た前後方向をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。
基板供給部11は実装基板製造システム1の最も上流工程側に設けられており、基板2を連続的に供給する。搬入側中継コンベア12は基板供給部11の下流工程側に設けられており、基板供給部11が供給する基板2を下流工程側のスクリーン印刷装置13に搬送する。
スクリーン印刷装置13は図1に示すように、基台21上に搬入側振分け部22と、印刷実行部23と、搬出側振分け部24を備えている。印刷実行部23は基台21の中央部に設けられており、搬入側振分け部22は基台21上の印刷実行部23の左側の領域(印刷実行部23の上流工程側)に設けられている。また、搬出側振分け部24は基台21上の印刷実行部23の右側の領域(印刷実行部23の下流工程側)に設けられている。
図1において、搬入側振分け部22は上流工程側から供給された搬送対象物をY軸方向に並んで設定された複数の受取り位置のいずれかで受け取り、その受け取った搬送対象物を印刷実行部23の(詳細には後述する搬送部44の)左端側の搬送部入口に受け渡す。本実施の形態では、搬入側振分け部22が搬送対象物を受け取る受取り位置は、作業者OP側に近い第1の位置(図1中に実線で示す)と、作業者OP側から遠い第2の位置(図1中に一点鎖線で示す)との2位置であり、第1の位置は搬送部入口と一致している。
基板供給部11は搬入側中継コンベア12を介して第1の位置に基板2を供給する。このため搬入側振分け部22は第1の位置において搬送対象物(ここでは基板2)を受け取った場合には、その基板2をそのまま搬送部入口に位置させることになる。すなわち本実施の形態において、基板供給部11は、搬入側振分け部22が備える複数の受取り位置のうちの第1の位置に搬送対象物としての基板2を供給するようになっている。
図2において、印刷実行部23は、基台21上に設けられた基板保持ユニット31と、マスク32及びスキージヘッド33を備えている。基板保持ユニット31は、基台21上に設置されたXYZ回転ステージ41と、XYZ回転ステージ41によって水平面内の移動と昇降移動及びZ軸回りの回転が自在なベース部42と、ベース部42が有する一対の搬送部支持壁43に取り付けられた搬送部44及び一対のクランプ部材45と、搬送部44の下方に設けられた下受け部材設置部46と、下受け部材設置部46の上面に着脱自在に設置された基板下受け部材47と、下受け部材設置部46を(すなわち基板下受け部材47を)ベース部42に対して昇降させる昇降機構48(下受け部材設置部昇降機構)を備えている。マスク32及びスキージヘッド33は、基板下受け部材47により下面が支持された基板2の上面に所定の処理を施す基板処理部を構成する。
図2において、搬送部44はY軸方向に対向して設置された一対のコンベア44aを有している。一対のクランプ部材45はクランプ部材駆動部45Mに駆動されて互いに近接或いは離間するように作動する。搬送部44は搬入側振分け部22が搬送部入口(第1の位置)に位置させた搬送対象物を受け取って搬送し、その搬送対象物の所定の作業位置への位置決めと搬出を行う。
マスク32は、図2及び図3に示すように、基板保持ユニット31の上方に水平姿勢に保持されている。マスク32は例えば金属製の平板状部材から成り、その中央部には、基板2の上面に形成された複数の電極(図示せず)の各々に対応したパターン開口(図示せず)が設けられている。スキージヘッド33はヘッド駆動機構33Mに駆動されてマスク32の上方をY軸方向に移動するスキージベース33bに、Y軸方向に対向して設けられた2つのスキージ33kと、各スキージ33kをスキージベース33bに対して昇降させる2つのシリンダ33sを備えた構成となっている。
基板下受け部材47は、図3及び図4に示すように内部空間47Sを有した中空の箱状部材であり、磁性体材料から成る。基板下受け部材47は、搬送部44により作業位置に位置決めされた搬送対象物としての基板2の下面を支持する部材であり、本実施の形態では、搬送部44によって作業位置に位置決めされた基板2の下面を支持しながら吸着する構成となっている。
基板下受け部材47の天板51の上面は基板2の下面と接触する面であり、上方に開口する複数の吸着孔51aを備えている。基板下受け部材47の底板52の下面は下受け部材設置部46の上面と接触する面であり、下方に開口する複数の配管接続孔52aを備えている。
図3及び図4において、下受け部材設置部46の内部には真空吸引用配管53が形成されており、下受け部材設置部46の上面には真空吸引用配管53の出口である真空吸引開口53aが形成されている。下受け部材設置部46に基板下受け部材47が設置されると真空吸引開口53aが基板下受け部材47の底板52によって閉止される(図4)。
図3において、真空吸引用配管53は下受け部材設置部46の外部を延びる第1の外部配管53Gを通じて真空源VPに繋がっており、第1の外部配管53Gには第1の制御バルブ54が介装されている。下受け部材設置部46に基板下受け部材47が設置されている状態で真空源VPが第1の外部配管53G及び真空吸引用配管53を通じて空気を吸い出すと、真空吸引開口53aに発生する真空吸引力によって基板下受け部材47が下受け部材設置部46に固定される。第1の制御バルブ54を駆動して真空吸引開口53aに発生する真空吸引力の大きさを調節することで基板下受け部材47の保持力を調整できるほか、第1の制御バルブ54を駆動して真空吸引用配管53を大気に開放することで下受け部材設置部46への基板下受け部材47の固定を解除することができる。すなわち本実施の形態において、真空吸引用配管53、第1の外部配管53G、第1の制御バルブ54等は、基板下受け部材47を下受け部材設置部46の側に真空吸引する真空吸引機構55となっている。
図4に示すように、基板下受け部材47の下面には下方に突出した凸部47aが設けられており、下受け部材設置部46の上面には凸部47aと嵌合し得る形状の凹部46aが設けられている。凸部47aと凹部46aはそれぞれX軸方向(図4の紙面に垂直な方向)に複数個ずつ並んで設けられており、基板下受け部材47の複数の凸部47aが下受け部材設置部46の複数の凹部46aと嵌合することで、基板下受け部材47は下受け部材設置部46に対して正確に位置決めされた状態で下受け部材設置部46に設置される。
凸部47aは円錐台状であることが好ましく、このようにすれば、基板下受け部材47を下受け部材設置部46に上方から設置する際、各凸部47aの中心軸が対応する凹部46aの中心軸から少々すれていたとしても、基板下受け部材47を下受け部材設置部46上の正確な設置に設置することができる。なお、ここでは基板下受け部材47の下面に凸部47aが設けられ、下受け部材設置部46の上面に凹部46aが設けられるとしているが、基板下受け部材47の下面に凹部が設けられ、下受け部材設置部46の上面に凸部が設けられるのであってもよい。すなわち、基板下受け部材47と下受け部材設置部46のうちのいずれか一方に設けられた凸部が基板下受け部材47と下受け部材設置部46のうちのいずれか他方に設けられた凹部と嵌合した状態で基板下受け部材47が下受け部材設置部46に設置されるのであればよい。
図3及び図4において、下受け部材設置部46の内部には吸着用配管56が形成されており、下受け部材設置部46の上面には吸着用配管56の出口開口56aが形成されている。下受け部材設置部46に基板下受け部材47が設置されると吸着用配管56の出口開口56aが基板下受け部材47の底板52に設けられた配管接続孔52aと合致し、基板下受け部材47の内部空間47Sと吸着用配管56が接続される(図4)。
図3において、吸着用配管56は下受け部材設置部46の外部を延びる第2の外部配管56Gを通じて真空源VPに繋がっており、第2の外部配管56Gには第2の制御バルブ57が介装されている。基板下受け部材47に基板2が接触している状態で真空源VPが第2の外部配管56G及び吸着用配管56を通じて空気を吸い出すと、吸着孔51aに発生する吸着力によって基板2が基板下受け部材47に吸着される。第2の制御バルブ57を駆動して吸着孔51aに発生する吸着力の大きさを調節することで基板2の保持力を調節できるほか、第2の制御バルブ57を駆動して吸着用配管56を大気に開放することで基板下受け部材47への基板2の吸着を解除することができる。
図1において、搬送部44は搬送対象物を搬出するときには右端側の搬送部出口から搬送対象物を搬出し、搬出側振分け部24は搬送部44から搬出された搬送対象物を搬送部出口に移動した状態で受け取る。そして、搬出側振分け部24は、搬送部44から受け取った搬送対象物をY軸方向に並んで設定された複数の搬出位置のいずれかから外部に搬出する。本実施の形態では、搬出位置は作業者OP側に近い第3の位置(図1中に実線で示す)と、作業者OP側から遠い第4の位置(図1中に一点鎖線で示す)との2位置であり、第3の位置は搬送部出口と一致している。このため搬出側振分け部24は搬送部出口において搬送対象物を受け取ると、その搬送対象物をそのまま第3の位置に位置させることになる。
上記構成のスクリーン印刷装置13において、搬入側振分け部22の作動制御、搬送部44の作動制御、クランプ部材駆動部45Mの作動制御、XYZ回転ステージ41によるベース部42の移動制御、昇降機構48によるベース部42の昇降作動制御、シリンダ33sによるスキージ33kの昇降作動制御、ヘッド駆動機構33Mによるスキージヘッド33の移動制御及び搬出側振分け部24の作動制御は、スクリーン印刷装置13が備える制御装置60が行う(図5)。また、制御装置60は第1の制御バルブ54(すなわち真空吸引機構55)及び第2の制御バルブ57の駆動制御も行う(図3も参照)。
図1において、搬出側中継コンベア14はスクリーン印刷装置13の下流工程側に設けられている。搬出側中継コンベア14は、スクリーン印刷装置13の搬出側振分け部24が第3の位置から外部に搬出した搬送対象物を受け取って下流工程側の部品実装装置15に搬出する。
図1において、部品実装装置15は、搬出側中継コンベア14から送られてきた基板2を基板搬送路61によって搬送して作業位置に位置決めし、基板搬送路61の下方に位置した基板支持ユニット62によって基板2を支持する。そして、装着ヘッド63により、スクリーン印刷装置13においてスクリーン印刷が施された基板2の電極上に、部品(図示せず)を装着する。
図1において、下受け部材ストッカ16は、スクリーン印刷装置13の上流工程側に、搬入側中継コンベア12とY軸方向に並んで設けられている。下受け部材ストッカ16は、スクリーン印刷装置13の下受け部材設置部46に設置する基板下受け部材47を搬送対象物として供給する。本実施の形態では、下受け部材ストッカ16は、搬送対象物としての基板下受け部材47を、スクリーン印刷装置13が備える第2の位置に供給する。そして、搬入側振分け部22は、第2の位置において基板下受け部材47を受け取った後、搬送部入口に移動して、その基板下受け部材47を搬送部44に受け渡す。このように本実施の形態において、下受け部材供給部である下受け部材ストッカ16は、搬入側振分け部22が備える複数の受取り位置のうちの第1の位置とは異なる第2の位置に搬送対象物としての基板下受け部材47を供給するようになっている。
また、搬入側振分け部22は、下受け部材設置部46に設置されていた基板下受け部材47を搬送部入口(第1位置)において搬送部44から受け取った場合には第2の位置に移動して、搬送部44から受け取った基板下受け部材47を下受け部材ストッカ16に受け渡す。そして、下受け部材ストッカ16は、搬入側振分け部22から受け取った基板下受け部材47を回収して収納する。下受け部材ストッカ16は、例えば、下受け部材設置部46に設置する前の基板下受け部材47を複数個ストックすることができるとともに、回収した基板下受け部材47を収納得る複数の収納空間を上下方向に並んで有したマガジンを有した構成となっている。
次に、実装基板製造システム1による実装基板の製造時の動作を説明する。実装基板の製造では先ず、基板供給部11が搬入側中継コンベア12に基板2を供給する(図6(a))。基板供給部11から基板2を受け取った搬入側中継コンベア12は、予め搬送部入口(第1の位置)に位置させておいた搬入側振分け部22に基板2を受け渡す(図6(b))。搬送部入口で基板2を受け取った搬入側振分け部22は基板2をそのまま搬送部44に搬出し、搬送部44は受け取った基板2を作業位置に搬送する(図6(c))。基板2が作業位置に搬送されたら昇降機構48は下受け部材設置部46を上昇させ(図7(a)中に示す矢印A1)、基板下受け部材47の上面を基板2の下面に接触させる(図7(a))。
基板下受け部材47の上面が基板2の下面に接触したら、制御装置60は第2の制御バルブ57を作動させて、吸着孔51aに吸着力を発生させる。これにより基板2は基板下受け部材47の上面に密着し、基板2に反り等の変形がある場合であってもその変形が修正された状態で基板下受け部材47に支持される。
基板下受け部材47により基板2が支持されたら、昇降機構48は更に下受け部材設置部46を上昇させる(図7(b)中に示す矢印A2)。これにより基板2は基板下受け部材47によって持ち上げられ、搬送部44から離間する(図7(b))。基板2が持ち上げられてその上面が一対のクランプ部材45の上面と同じ高さになったら、クランプ部材駆動部45Mに駆動された一対のクランプ部材45が互いに近接するように作動し、基板2をY軸方向の両端側からクランプする(図7(b)。図中に示す矢印B)。
一対のクランプ部材45が基板2をクランプしたら、XYZ回転ステージ41が作動し、マスク32のパターン開口と基板2の電極が上下に合致するように基板2を水平移動させたうえで、ベース部42を上昇させる(図8中に示す矢印C)。これにより基板2の上面がマスク32の下面に接触したら、スキージヘッド33はシリンダ33sにより一方のスキージ33kを下降させ、そのスキージ33kの下端をマスク32の上面に当接させる(図8)。スキージ33kの下端がマスク32の上面に当接したら、ヘッド駆動機構33Mが作動してスキージヘッド33をY軸方向に移動させ(図8及び図9(a)に示す矢印D)、マスク32上でスキージ33kを摺動させる。これによりマスク32上に予め供給されていたペーストPstがスキージ33kによって掻き寄せられ、マスク32の開口を通じて基板2の電極にペーストPstが印刷される。
基板2の電極にペーストPstが印刷されたらXYZ回転ステージ41が作動してベース部42を下降させ、基板2をマスク32から離間(版離れ)させる。基板2がマスク32から離間したら、制御装置60は第2の制御バルブ57を作動させて基板2の吸着を解除する。基板2の吸着が解除されたら一対のクランプ部材45が互いに離間する方向に作動して基板2のクランプを解除し、昇降機構48が下受け部材設置部46を下降させて、基板2を搬送部44に載置させる(図3)。基板2が搬送部44に載置されたら搬送部44は基板2を搬送し、予め搬送部出口(第3の位置)に位置させておいた搬出側振分け部24に搬出する(図9(b))。搬出側振分け部24は、搬送部44が搬出した基板2(スクリーン印刷が施された基板2)を搬送部出口において受け取り、そのまま搬出側中継コンベア14に搬出する(図9(c))。これによりスクリーン印刷装置13による基板2の1枚当たりのスクリーン印刷が完了する。
搬出側中継コンベア14は、スクリーン印刷装置13から受け取った基板2を部品実装装置15に搬出する。部品実装装置15は搬出側中継コンベア14が搬出した基板2を基板搬送路61により受け取って作業位置に位置決めし、その基板2を基板支持ユニット62によって支持したうえで、装着ヘッド63により基板2に部品を装着する。そして、基板2に装着すべき全ての部品を装着したら、基板2を外部(下流工程側)に搬出する。
このような構成の実装基板製造システム1では、スクリーン印刷装置13が備える基板下受け部材47の設置と取り外しをそれぞれ自動で行うことができるようになっており、以下にその手順を説明する。
基板下受け部材47をスクリーン印刷装置13の下受け部材設置部46に自動で設置する場合には、基板状に形成されたキャリヤ71(図10(a),(b))を用いる。キャリヤ71の下面には複数の磁石71Mが下方に露出するようにして設けられている。前述したように基板下受け部材47は磁性体材料から成っており、磁石71Mは基板下受け部材47を磁力で引き寄せるので、基板下受け部材47の上面をキャリヤ71の下面に接触させると、基板下受け部材47がキャリヤ71に保持される。すなわち本実施の形態において、基板下受け部材47はキャリヤ71との間の磁力によりキャリヤ71の下面に保持されるようになっている。
図10(a),(b)に示すように、キャリヤ71の下面には下方に突出した複数の突起部71aが設けられており、基板下受け部材47の上面には各突起部71aと嵌合し得る形状の複数の穴部47bが設けられている。キャリヤ71の複数の突起部71aが基板下受け部材47の複数の穴部47bと嵌合することで、基板下受け部材47はキャリヤ71に対する所定の保持位置に正確に保持される。
上記のようにして基板下受け部材47を保持したキャリヤ71は予め下受け部材ストッカ16にセットされており、下受け部材ストッカ16は、第2の位置に搬送対象物としての基板下受け部材47を供給する(下受け部材供給工程)。具体的には、予め第2の位置に搬入側振分け部22を位置させておいたうえで、下受け部材ストッカ16から、基板下受け部材47を保持させたキャリヤ71を搬入側振分け部22に搬出する(図11(a))。基板下受け部材47を保持したキャリヤ71を下受け部材ストッカ16から受け取った搬入側振分け部22は、第2の位置から第1の位置に移動する(図11(b))。そして、搬入側振分け部22はキャリヤ71を搬送部44に受け渡し、搬送部44は受け取ったキャリヤ71を作業位置に搬送する(図11(c))。すなわち、第2の位置から供給された基板下受け部材47を搬入側振分け部22及び搬送部44により作業位置に搬送する(基板下受け部材搬送工程)。
搬送部44がキャリヤ71を作業位置に搬送することによって、キャリヤ71に保持された基板下受け部材47が下受け部材設置部46の上方に位置したら(図12(a))、その下受け部材設置部46の上方に位置した基板下受け部材47を下受け部材設置部46に設置する(基板下受け部材設置工程)。具体的には、先ず、昇降機構48が下受け部材設置部46を上昇させる(図12(b)中に示す矢印A3)。これにより下受け部材設置部46の上面がキャリヤ71に保持された基板下受け部材47の底面に接触して凸部47aが凹部46aに嵌入したら(図12(b))、制御装置60は第1の制御バルブ54を作動させて、真空吸引開口53aに真空吸引力を発生させる。真空吸引開口53aに発生した真空吸引力によって基板下受け部材47が下受け部材設置部46の上面に固定されたら、昇降機構48が下受け部材設置部46を下降させる(図12(c)。図中に示す矢印A4)。これにより基板下受け部材47はキャリヤ71から分離して、下受け部材設置部46に設置された状態となる(図12(c))。
上述のようにして基板下受け部材47が下受け部材設置部46に設置されたら、搬送部44は基板下受け部材47と分離したキャリヤ71を搬送部入口の側に搬送し、予め搬送部入口(第1の位置)に位置させておいた搬入側振分け部22にキャリヤ71を受け渡す(図13(a))。そして、キャリヤ71を受け取った搬入側振分け部22は第1の位置から第2の位置に移動し(図13(b))、キャリヤ71を下受け部材ストッカ16に搬出する。下受け部材ストッカ16はキャリヤ71を受け取り、回収する(図13(c))。これによりスクリーン印刷装置13への基板下受け部材47の設置が完了する。
次に、スクリーン印刷装置13に設置されている基板下受け部材47を自動で回収する場合の手順を説明する。下受け部材ストッカ16には基板下受け部材47を保持していない単体のキャリヤ71が予め下受け部材ストッカ16に収納されており、予め第2の位置に搬入側振分け部22を位置させておいたうえで、下受け部材ストッカ16から、単体の(基板下受け部材47を保持させていない)キャリヤ71を搬出させる(図14(a))。下受け部材ストッカ16から単体のキャリヤ71を受け取った搬入側振分け部22は、第2の位置から第1の位置に移動する(図14(b))。そして、搬入側振分け部22はキャリヤ71を搬送部44に受け渡し、搬送部44は受け取ったキャリヤ71を作業位置に搬送する(図14(c))。
搬送部44が単体のキャリヤ71を作業位置に搬送することによって、その単体のキャリヤ71が下受け部材設置部46に設置されている基板下受け部材47の上方に位置したら(図15(a))、下受け部材設置部46に設置された基板下受け部材47を下受け部材設置部46から取り外して搬送部44に受け渡す(基板下受け部取外し工程)。具体的には、先ず、昇降機構48が下受け部材設置部46を上昇させる(図15(b)中に示す矢印A5)。これにより基板下受け部材47の上面がキャリヤ71の下面に接触し、基板下受け部材47がキャリヤ71との間の磁力(引き寄せ力)によってキャリヤ71に保持されたら(図15(b))、制御装置60は第1の制御バルブ54を作動させて真空吸引用配管53を大気に開放し、基板下受け部材47の真空吸引を解除した状態で、昇降機構48が下受け部材設置部46を下降させる(図15(c)。図中に示す矢印A6)。これにより基板下受け部材47は下受け部材設置部46から分離して、キャリヤ71に受け渡された状態となる(図15(c))。
上述のようにして基板下受け部材47がキャリヤ71に受け渡されたら、搬送部44は基板下受け部材47を搬入側振分け部22に受け渡す(基板下受け部材受渡し工程)。具体的には、基板下受け部材47を保持したキャリヤ71を搬送部44が搬入部入口の側に搬送し、予め搬送部入口(第1の位置)に位置させた搬入側振分け部22に受け渡す(図16(a))。そして、搬送部44から受け取った基板下受け部材47を搬入側振分け部22が第2の位置から搬出する(基板下受け部搬出工程)。具体的には、基板下受け部材47を保持したキャリヤ71を受け取った搬入側振分け部22が第1の位置から第2の位置に移動したうえで(図16(b))、キャリヤ71を下受け部材ストッカ16に搬出する。そして、下受け部材ストッカ16はキャリヤ71とともに基板下受け部材47を受け取り、回収する(図16(c))。これによりスクリーン印刷装置13からの基板下受け部材47の回収が完了する。
このように本実施の形態において、搬送部44は、下受け部材設置部46から取り外された基板下受け部材47を搬入側振分け部22に受け渡し、搬入側振分け部22は、搬送部44から受け取った基板下受け部材47を第2の位置から搬出するようになっている。
また、本実施の形態において、基板下受け部材47は、基板状のキャリヤ71の下面に保持された状態で第2の位置に供給され、キャリヤ71が搬入側振分け部22及び搬送部44によって搬送されることで作業位置に搬送されて下受け部材設置部46に設置されるようになっており、下受け部材設置部46から取り外された基板下受け部材47は、作業位置に位置されたキャリヤ71の下面に保持されて、キャリヤ71が搬送部44及び搬入側振分け部22によって搬送されることで第2の位置から搬出されるようになっている。
上述の手順によりスクリーン印刷装置13への基板下受け部材47の設置とスクリーン印刷装置13からの基板下受け部材47の回収を行うことができるが、基板下受け部材47の回収を行った後、続けて基板下受け部材47の設置作業を行うことにより、実装基板の生産中における基板下受け部材47の交換作業を自動で行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態における実装基板製造システム1(実装基板製造システム1における基板下受け部材の設置方法)では、搬入側振分け部22は、搬送対象物が基板2である場合にはその基板2を第1の位置で受け取って搬送部44に受け渡し、搬送対象物が基板下受け部材47である場合にはその基板下受け部材47を第1の位置とは異なる第2の位置で受け取って搬送部44に受け渡すようになっている。このため、基板下受け部材47を設置する際、基板下受け部材47を基板2とは異なる経路で供給することができ、基板供給部11からの基板2の供給を停止(中断)させる必要がないので、基板下受け部材47の自動設置を基板供給部11による基板2の供給を妨げることなく行うことができる。
なお、上述の実施の形態では、基板下受け部材47は、基板下受け部材47を下受け部材設置部46の側に真空吸引する真空吸引機構55によって下受け部材設置部46に設置されるようになっていたが、真空吸引以外の手段によって基板下受け部材47が下受け部材設置部46に設置されるようになっていてもよい。また、基板下受け部材47はキャリヤ71との間の磁力によりキャリヤ71の下面に保持されるようになっていたが、磁力以外の手段によって基板下受け部材47がキャリヤ71に保持されるようになっていてもよい。
また、上述の実施の形態では、基板2に対する処理内容がスクリーン印刷装置13によって基板2にペーストPstを印刷するスクリーン印刷作業であったが、これは他の作業、例えば、部品実装装置15によって基板2に部品を装着する部品装着作業等であってもよい。基板2に対する処理内容が部品装着作業である場合には、上述の実施の形態の形態に示した部品実装装置15が備える基板搬送路61を上述の実施の形態における搬送部44に、基板支持ユニット62を基板下受け部材47に、またスクリーン印刷装置13を基板供給部11に置き換えたうえで、部品実装装置15が搬入側振分け部22を備えた構成とすればよい。
基板下受け部材の自動設置を基板供給部による基板の供給を妨げることなく行うことができる実装基板製造システム及びこの実装基板製造システムにおける基板下受け部材の設置方法を提供する。
1 実装基板製造システム
2 基板
11 基板供給部
16 下受け部材ストッカ(下受け部材供給部)
22 搬入側振分け部
32 マスク(基板処理部)
33 スキージヘッド(基板処理部)
44 搬送部
46 下受け部材設置部
46a 凹部
47 基板下受け部材
47a 凸部
48 昇降機構(下受け部材設置部昇降機構)
55 真空吸引機構
71 キャリヤ

Claims (10)

  1. 搬送対象物を搬送し、作業位置への位置決めを行う搬送部と、
    前記搬送部の下方に設けられた下受け部材設置部と、
    前記下受け部材設置部に着脱自在に設置され、前記搬送部により前記作業位置に搬送された前記搬送対象物としての基板の下面を支持する基板下受け部材と、
    前記基板下受け部材により下面が支持された基板の上面に所定の処理を施す基板処理部と、
    複数の受取り位置のいずれかで前記搬送対象物を受け取り、その受け取った搬送対象物を前記搬送部に受け渡す搬入側振分け部と、
    前記搬入側振分け部が備える前記複数の受取り位置のうちの第1の位置に前記搬送対象物としての基板を供給する基板供給部と、
    前記搬入側振分け部が備える前記複数の受取り位置のうちの前記第1の位置とは異なる第2の位置に前記搬送対象物としての前記基板下受け部材を供給する下受け部材供給部とを備え、
    前記搬送部は、前記下受け部材設置部から取り外された前記基板下受け部材を前記搬入側振分け部に受け渡し、
    前記搬入側振分け部は、前記搬送部から受け取った前記基板下受け部材を前記第2の位置から搬出することを特徴とする実装基板製造システム。
  2. 前記基板下受け部材は、キャリヤの下面に保持された状態で前記第2の位置に供給され、前記キャリヤが前記搬入側振分け部及び前記搬送部によって搬送されることで前記作業位置に搬送されて前記下受け部材設置部に設置され、前記下受け部材設置部から取り外された前記基板下受け部材は、前記作業位置に位置された前記キャリヤの下面に保持されて、前記キャリヤが前記搬送部及び前記搬入側振分け部によって搬送されることで前記第2の位置から搬出されることを特徴とする請求項1に記載の実装基板製造システム。
  3. 前記下受け部材設置部を昇降させる下受け部材設置部昇降機構を備え、前記下受け部材設置部昇降機構は、前記下受け部材設置部を上昇させて、前記キャリヤに保持された前記基板下受け部材を前記下受け部材設置部に固定し、前記基板下受け部材が前記下受け部材設置部に固定されたら前記下受け部材設置部を下降させることで前記基板下受け部材を前記下受け部材設置部に設置することを特徴とする請求項2に記載の実装基板製造システム。
  4. 前記下受け部材昇降機構は、前記下受け部材設置部を上昇させて、前記下受け部材設置部に設置された前記基板下受け部材を前記キャリヤに保持させ、前記基板下受け部材が前記キャリヤに保持されたら前記下受け部材設置部を下降させることで前記基板下受け部材を前記下受け部材設置部から取り外すことを特徴とする請求項3に記載の実装基板製造システム。
  5. 前記基板下受け部材は前記キャリヤとの間の磁力により前記キャリヤの下面に保持されることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の実装基板製造システム。
  6. 前記基板下受け部材を前記下受け部材設置部の側に真空吸引する真空吸引機構を備え、前記基板下受け部材を前記下受け部材設置部に設置する場合、前記真空吸引機構は、前記下受け部材設置部昇降機構が前記下受け部材設置部を上昇させて前記基板下受け部材が前記下受け部材設置部に当接した後に、前記下受け部材の下面を真空吸引し、前記下受け部材設置部昇降手段は、前記真空吸引機構が前記下受け部材の下面を真空吸引した状態で前記下受け部材設置部を下降させることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の実装基板製造システム。
  7. 前記基板下受け部材を前記下受け部材設置部から取り外す場合、前記真空吸引機構は、前記下受け部材設置部昇降機構が前記下受け部材設置部を上昇させて、前記基板下受け部材が前記キャリヤに保持されたら、前記基板下受け部材の下面に対する真空吸引を解除し、前記下受け部材設置部昇降手段は前記真空吸引機構の前記基板下受け部材の下面に対する真空吸引が解除された状態で前記下受け部材設置部を下降させることを特徴とする請求項6に記載の実装基板製造システム。
  8. 前記基板下受け部材は前記搬送部によって前記作業位置に位置された基板の下面を支持しながら吸着することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の実装基板製造システム。
  9. 前記基板下受け部材と前記下受け部材設置部とのうちのいずれか一方に設けられた凸部が、前記基板下受け部材と前記下受け部材設置部とのうちのいずれか他方に設けられた凹部に嵌入した状態で前記基板下受け部材が前記下受け部材設置部に設置されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の実装基板製造システム。
  10. 搬送対象物を搬送し、作業位置への位置決めを行う搬送部と、前記搬送部の下方に設けられた下受け部材設置部と、前記下受け部材設置部に着脱自在に設置され、前記搬送部により前記作業位置に搬送された前記搬送対象物としての基板の下面を支持する基板下受け部材と、前記基板下受け部材により下面が支持された基板の上面に所定の処理を施す基板処理部と、複数の受取り位置のいずれかで前記搬送対象物を受け取り、その受け取った搬送対象物を前記搬送部に受け渡す搬入側振分け部と、前記搬入側振分け部が備える前記複数の受取り位置のうちの第1の位置に前記搬送対象物としての基板を供給する基板供給部とを備えを備えた実装基板製造システムにおける基板下受け部材の設置方法であって、
    前記搬入側振分け部が備える前記複数の受取り位置のうちの前記第1の位置とは異なる第2の位置に前記搬送対象物としての前記基板下受け部材を供給する工程と、
    前記第2の位置から供給された前記下受け部材を前記搬入側振分け部及び前記搬送部により前記作業位置に搬送する工程と、
    前記下受け部材設置部から取り外された前記基板下受け部材を前記搬送部が前記搬入側振分け部に受け渡す工程と、
    前記搬送部から受け取った前記基板下受け部材を前記搬入側振分け部が前記第2の位置から搬出する工程とを含むことを特徴とする実装基板製造システムにおける基板下受け部材の設置方法。
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