JP2017146766A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム - Google Patents

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啓太 林
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Abstract

【課題】コントラストを改善することができる画像処理装置を提供する。【解決手段】記憶部10は、輝度信号によって構成されたフレームの各画素データを記憶する。照明光成分推定部20は、記憶部10より読み出された、それぞれの注目画素データPiを中心とするフィルタリング領域内の複数の画素データに対して、ローパスフィルタを構成するフィルタ係数を畳み込み演算して、画素単位の照明光成分推定信号Lを生成する。反射光成分推定部30は、注目画素データPiを照明光成分推定信号Lで除算して、画素単位の第1の補正画素データAPiを生成する。ゲイン調整部50は、第1の補正画素データAPiのゲインを調整して第2の補正画素データAPを生成する。第2の補正画素データAPは記憶部10に供給され、それぞれの注目画素データPiは第2の補正画素データAPで上書きされる。【選択図】図1

Description

本発明は、画像のコントラストを改善する画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムに関する。
特許文献1に記載されているように、画像にレティネックス(Retinex)処理を施してコントラストを改善する画像処理装置が知られている。
特開2012−108898号公報
画像にレティネックス処理を施す従来の画像処理装置によれば、物体の輪郭部にハロと称される画質を劣化させる現象が発生することがある。ハロの発生が少なく、コントラストを改善することが求められている。
本発明は、ハロの発生が少なく、コントラストを改善することができる画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、所定のビット数を有し、輝度信号によって構成されたフレームの各画素データを記憶する記憶部と、前記記憶部より読み出された、前記フレーム内のそれぞれの注目画素データを中心とするフィルタリング領域内の複数の画素データに対して、ローパスフィルタを構成するフィルタ係数を畳み込み演算して、画素単位の照明光成分推定信号を生成する照明光成分推定部と、前記注目画素データを前記照明光成分推定信号で除算して、反射光成分推定信号に相当する画素単位の第1の補正画素データを生成する反射光成分推定部と、前記第1の補正画素データのゲインを調整して、前記所定のビット数を有する画素単位の第2の補正画素データを生成するゲイン調整部とを備え、前記第2の補正画素データを前記記憶部に供給し、前記それぞれの注目画素データに前記第2の補正画素データを上書きして、前記それぞれの注目画素データを前記第2の補正画素データに置換するように構成されていることを特徴とする画像処理装置を提供する。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、所定のビット数を有し、輝度信号によって構成されたフレームの各画素データを記憶部に記憶し、前記記憶部より読み出された、前記フレーム内のそれぞれの注目画素データを中心とするフィルタリング領域内の複数の画素データに対して、ローパスフィルタを構成するフィルタ係数を畳み込み演算して、画素単位の照明光成分推定信号を生成し、前記注目画素データを前記照明光成分推定信号で除算して、反射光成分推定信号に相当する画素単位の第1の補正画素データを生成し、前記第1の補正画素データのゲインを調整して、前記所定のビット数を有する画素単位の第2の補正画素データを生成し、前記第2の補正画素データを前記記憶部に供給し、前記それぞれの注目画素データに前記第2の補正画素データを上書きして、前記それぞれの注目画素データを前記第2の補正画素データに置換することを特徴とする画像処理方法を提供する。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、コンピュータに、所定のビット数を有し、輝度信号によって構成されたフレームの各画素データを記憶している記憶部より、前記フレーム内のそれぞれの注目画素データを中心とするフィルタリング領域内の複数の画素データを読み出すステップと、前記複数の画素データに対して、ローパスフィルタを構成するフィルタ係数を畳み込み演算して、画素単位の照明光成分推定信号を生成するステップと、前記注目画素データを前記照明光成分推定信号で除算して、反射光成分推定信号に相当する画素単位の第1の補正画素データを生成するステップと、前記第1の補正画素データのゲインを調整して、前記所定のビット数を有する画素単位の第2の補正画素データを生成するステップと、前記第2の補正画素データを前記記憶部に供給し、前記それぞれの注目画素データに前記第2の補正画素データを上書きして、前記それぞれの注目画素データを前記第2の補正画素データに置換するステップとを実行させることを特徴とする画像処理プログラムを提供する。
本発明の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムによれば、ハロの発生が少なく、高画質にコントラストを改善することができる。
一実施形態の画像処理装置を示すブロック図である。 画像データのフレームを構成する画素データを概念的に示す図である。 フィルタリング領域を25画素としたときのガウシアンフィルタを構成するフィルタ係数を示す図である。 フィルタリング領域を9画素としたときのガウシアンフィルタを構成するフィルタ係数を示す図である。 図1における非線形処理部40及びゲイン調整部50の動作を説明するための特性図である。 画素データP(1,1)が注目画素データPiであるときの、図1における記憶部10及び照明光成分推定部20の動作を説明するための図である。 フィルタリング領域にフィルタ係数を畳み込み演算する際に、画素データが存在しない画素位置に画素データを補間する補間方法の一例を示す図である。 画素データP(1,2)が注目画素データPiであるときの、記憶部10及び照明光成分推定部20の動作を説明するための図である。 画素データP(4,5)が注目画素データPiであるときの、フィルタ係数が畳み込み演算されるフィルタリング領域の状態を示す図である。 一実施形態の画像処理装置の動作及び一実施形態の画像処理方法を示すフローチャートである。 一実施形態の画像処理プログラムを実行するコンピュータの構成例を示すブロック図である。 一実施形態の画像処理装置の応用例を示すブロック図である。
以下、一実施形態の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムについて、添付図面を参照して説明する。
図1において、一実施形態の画像処理装置100は、記憶部10と、照明光成分推定部20と、反射光成分推定部30と、非線形処理部40と、ゲイン調整部50とを備える。画像処理装置100は、レティネックス処理を応用した構成である。
記憶部10はフレームメモリであり、例えばRAMによって構成することができる。記憶部10には、デジタル信号である画像データDinを構成する画素データが順次入力されて記憶される。画像データDinは例えば8ビットである。画像データDinは、遠赤外線カメラによって被写体を撮像した遠赤外線画像の輝度信号であってもよいし、カラー画像データより分離した輝度信号であってもよい。
図2に示すように、画像データDinのフレームFは、垂直方向にnライン、水平方向にm画素で構成されている。n及びmは任意の整数である。それぞれの画素データを垂直方向のライン番号と水平方向の画素番号とで、P(1,1),P(1,2),P(1,3)…のように表すこととする。フレームFは、n×mの画素データP(1,1)〜P(n,m)によって構成されている。
記憶部10からは、画素データP(1,1)から画素データP(n,m)までの画素データが1つずつ順に注目画素データPiとして読み出される。注目画素データPiは、反射光成分推定部30に供給される。また、記憶部10からは、それぞれの注目画素データPiを中心とした例えば垂直方向5画素、水平方向5画素の25画素分の画素データPfが読み出される。画素データPfは照明光成分推定部20に供給される。
記憶部10から注目画素データPiを中心とした垂直方向3画素、水平方向3画素の9画素分の画素データPfが読み出されて、照明光成分推定部20に供給されてもよい。25画素分の画素データPfまたは9画素分の画素データPfをフィルタリング領域の画素データPfと称することとする。フィルタリング領域は、25画素または9画素の領域に限定されない。
照明光成分推定部20は、入力されたフィルタリング領域の画素データPfにフィルタ係数を畳み込み演算して、照明光成分推定信号Lを出力する。照明光成分推定部20は、画素データPfに対してローパスフィルタを構成するフィルタ係数を畳み込み演算する。好ましくは、照明光成分推定部20は、画素データPfに対してガウシアンフィルタを構成するフィルタ係数を畳み込み演算する。
図3は、フィルタリング領域が25画素であり、ガウシアンフィルタを構成するフィルタ係数Co25を示している。図4は、フィルタリング領域が9画素であり、ガウシアンフィルタを構成するフィルタ係数Co9を示している。以下、照明光成分推定部20の動作を、フィルタリング領域を25画素として、フィルタ係数Co25を用いる場合を例として説明する。
照明光成分推定部20は、それぞれの注目画素データPiを中心としたフィルタリング領域にフィルタ係数Co25を畳み込み演算して、画素単位の照明光成分推定信号Lを出力する。照明光成分推定信号Lは、反射光成分推定部30に供給される。
反射光成分推定部30は、注目画素データPiを照明光成分推定信号Lで除算することによって、画素単位の補正画素データAPiを生成する。補正画素データAPiは、第1の補正画素データである。補正画素データAPiは、反射光成分推定信号に相当する。補正画素データAPiは、非線形処理部40に供給される。
非線形処理部40は、入力された補正画素データAPiを非線形処理して出力する。非線形処理部40を照明光成分推定部20と反射光成分推定部30との間に設けて、照明光成分推定信号Lを非線形処理してもよい。非線形処理部40を設けることは必須ではなく、削除してもよい。
ゲイン調整部50は、非線形処理された補正画素データAPiのゲインを調整して、8ビットの0〜255のいずれかの値をとる補正画像データDoutを出力する。補正画像データDoutを構成する画素単位の補正画素データAPは、記憶部10にフィードバックされるように構成されている。補正画素データAPは、第2の補正画素データである。
図5において、横軸は反射光成分推定部30より出力された補正画素データAPi、縦軸はゲイン調整部50より出力された補正画像データDoutを示している。横軸の補正画素データAPiがとる数値は単なる一例である。
図5において、実線で示す直線DOは、非線形処理部40によって補正画素データAPiを非線形処理しない場合のリニアな特性の補正画像データDoutを示している。一点鎖線で示す曲線D1は、非線形処理部40によって補正画素データAPiを2乗する非線形処理を施した場合の補正画像データDoutを示している。曲線D1で示す特性は、直線DOで示すリニアな特性と比較してダイナミックレンジが狭くなる。
破線で示す曲線D2は、曲線D1で示す特性のダイナミックレンジを拡大するよう、ニー補正開始点Pknよりニー補正処理を施した場合の補正画像データDoutを示している。曲線D1及びD2で示す特性は、非線形処理の例であり、非線形処理部40がどのように補正画素データAPiを非線形処理するかは限定されない。
図6〜図9を用いて、記憶部10及び照明光成分推定部20の動作をさらに詳細に説明する。
図6の(a)に示すように、画素データP(1,1)が注目画素データPiであるとき、照明光成分推定部20は、画素データP(1,1)を中心とするフィルタリング領域にフィルタ係数Co25を畳み込み演算する。図6〜図9においては、フィルタ係数Co25の数値を省略して図示している。
このとき、フィルタリング領域のうち、画素データP(1,1)〜P(1,3),P(2,1)〜P(2,3),P(3,1)〜P(3,3)以外の部分は画素データが存在しない。照明光成分推定部20は、画素データが存在しない場合には、画素データが存在しない画素位置に例えば画素データP(1,1)〜P(1,3),P(2,1),P(3,1)を補間して、フィルタ係数Co25を畳み込み演算する。
具体的には、照明光成分推定部20は、例えば図7に示すように画素データを補間すればよい。照明光成分推定部20は、画素データP(1,1)の上方、左方、及び斜め方向に位置する画素データが存在しない画素位置には画素データP(1,1)を補間する。
照明光成分推定部20は、画素データP(1,2)及びP(1,3)の上方に位置する画素データが存在しない画素位置にはそれぞれ画素データP(1,2)及びP(1,3)を補間する。画素データP(2,1)及びP(3,1)の左方に位置する画素データが存在しない画素位置にはそれぞれ画素データP(2,1)及びP(3,1)を補間する。
画素データP(1,1)が注目画素データPiであるときに反射光成分推定部30によって生成された補正画素データAPiは、非線形処理部40によって非線形処理され、ゲイン調整部50によってゲインが調整されて、補正画像データDoutの1画素分である補正画素データAP(1,1)として記憶部10にフィードバックされる。
図6の(b)に示すように、記憶部10は、画素データP(1,1)に補正画素データAP(1,1)を上書きする。
次に、図8の(a)に示すように、画素データP(1,2)が注目画素データPiであるとき、照明光成分推定部20は、画素データP(1,2)を中心とするフィルタリング領域にフィルタ係数Co25を畳み込み演算する。図7と同様に、照明光成分推定部20は、画素データが存在しない場合には、画素データが存在しない画素位置に画素データを補間して、フィルタ係数Co25を畳み込み演算する。
画素データP(1,2)が注目画素データPiであるとき、記憶部10の画素データP(1,1)は補正画素データAP(1,1)に置換されている。そこで、照明光成分推定部20は、補正画素データAP(1,1)の上方、左方、及び斜め方向に位置する画素データが存在しない画素位置には補正画素データAP(1,1)を補間する。
画素データP(1,2)が注目画素データPiであるときに反射光成分推定部30によって生成された補正画素データAPiは、非線形処理部40によって非線形処理され、ゲイン調整部50によってゲインが調整されて、補正画像データDoutの1画素分である補正画素データAP(1,2)として記憶部10にフィードバックされる。
図8の(b)に示すように、記憶部10は、画素データP(1,2)に補正画素データAP(1,2)を上書きする。
画像処理装置100は以上の動作を画素単位で繰り返すので、例えば画素データP(4,5)が注目画素データPiであるとき、図9に示すように、画素データP(4,5)より前の全ての画素データは、補正画素データAP(1,1)〜AP(1,m),AP(2,1)〜AP(2,m),AP(3,1)〜AP(3,m),AP(4,1)〜AP(4,4)に置換されている。
図9に示すように画素データP(4,5)が注目画素データPiであるとき、照明光成分推定部20は、画素データP(4,5)を中心とするフィルタリング領域にフィルタ係数Co25を畳み込み演算する。このとき、フィルタリング領域内の画素データP(4,5)より前の全ての画素データは、補正画素データAPiに基づいて生成された補正画素データAP(2,3)〜AP(2,7),AP(3,3)〜AP(3,7),AP(4,3)〜AP(4,4)である。
このように、画像処理装置100は、注目画素データPiが画素データP(1,2)以降、フィルタリング領域内に既に反射光成分推定部30によって反射光成分推定信号とされた補正画素データAPiに基づく補正画素データAPを含む。
従って、画像処理装置100によれば、画像にレティネックス処理を施す従来の画像処理装置と比較して、ハロの発生が少なく高画質であり、より効果的にコントラストを改善することができる。特に、画像処理装置100によれば、低輝度部におけるコントラストを改善することができる。画像処理装置100によれば、解像感も向上させることができる。
図10に示すフローチャートを用いて、画像処理装置100の動作及び一実施形態の画像処理方法を説明する。図10において、ステップS1にて、記憶部10は画像データDinを記憶し、注目画素データPiを中心とするフィルタリング領域の画素データPfを出力する。
照明光成分推定部20は、ステップS2にて、画素データPfにフィルタ係数Co25(またはCo9)を畳み込み演算して、照明光成分推定信号Lを生成する。反射光成分推定部30は、ステップS3にて、注目画素データPiを照明光成分推定信号Lで除算して、補正画素データAPiを生成する。
非線形処理部40は、ステップS4にて、補正画素データAPiを非線形処理する。ゲイン調整部50は、ステップS5にて、補正画素データAPiのゲインを調整し、ステップS6にて、補正画像データDoutを出力する。
記憶部10は、ステップS7にて、注目画素データPiに補正画像データDoutを構成する補正画素データAPを上書きして、注目画素データPiを補正画素データAPに置換する。
画像処理装置100は、ステップS8にて、画像データDinのフレームFの全画素データに対してステップS2〜S7の処理が終了したか否かを判定する。全画素データに対して処理が終了していなければ(NO)、画像処理装置100は処理をステップS1に戻してステップS1〜S8の処理を繰り返す。全画素データに対して処理が終了していれば(YES)、画像処理装置100は画像データDinのフレームFに対する処理を終了させる。
図1に示す画像処理装置100における照明光成分推定部20と、反射光成分推定部30と、非線形処理部40と、ゲイン調整部50の部分を、コンピュータプログラム(画像処理プログラム)で構成してもよい。
図11において、コンピュータ200は、演算処理装置(CPU)201と、記憶部202とを備える。記憶部202は、一実施形態の画像処理プログラムを記憶している。画像処理プログラムは、図10で説明した処理をCPU201に実行させる。記憶部202は、図1における記憶部10と共用されていてもよく、記憶部10とは別体であってもよい。
画像処理プログラムは、CPU201に以下の各ステップを実行させればよい。記憶部10は、所定のビット数を有し、輝度信号によって構成されたフレームの各画素データを記憶している。
画像処理プログラムは、CPU201に、記憶部10より、フレーム内のそれぞれの注目画素データを中心とするフィルタリング領域内の複数の画素データを読み出すステップを実行させる。
画像処理プログラムは、CPU201に、複数の画素データに対して、ローパスフィルタを構成するフィルタ係数を畳み込み演算して、画素単位の照明光成分推定信号を生成するステップを実行させる。
画像処理プログラムは、CPU201に、注目画素データを前記照明光成分推定信号で除算して、反射光成分推定信号に相当する画素単位の第1の補正画素データを生成するステップを実行させる。
画像処理プログラムは、CPU201に、第1の補正画素データのゲインを調整して、上記の所定のビット数を有する画素単位の第2の補正画素データを生成するステップを実行させる。
画像処理プログラムは、CPU201に、第2の補正画素データを記憶部10に供給し、それぞれの注目画素データに第2の補正画素データを上書きして、それぞれの注目画素データを第2の補正画素データに置換するステップを実行させる。
画像処理装置100は、図11に示すように、RGB信号を処理する装置の一部として構成されていてもよい。図12において、輝度・色差変換部60は、RGB信号RGBinを輝度信号Yinと2つの色差信号Pb,Prに変換する。色差信号Pb,Prの代わりに色差信号Cb,Crであってもよく、2つの色差信号はUV,URと称されてもよい。
画像処理装置100は、輝度信号Yinを上述のように処理して輝度信号Youtを出力する。RGB変換部70は、輝度信号Youtと色差信号Pb,Prとに基づいて、RGB信号RGBoutを生成して出力する。
RGB信号RGBinではなく予め輝度信号Yinと2つの色差信号Pb,Prに分離されていれば、輝度・色差変換部60は不要である。RGB信号RGBoutを生成する必要がなければ、RGB変換部70は不要であり、輝度信号Youtと色差信号Pb,Prとを別々に出力すればよい。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
10,202 記憶部
20 照明光成分推定部
30 反射光成分推定部
40 非線形処理部
50 ゲイン調整部
100 画像処理装置
200 コンピュータ
201 演算処理装置(CPU)

Claims (4)

  1. 所定のビット数を有し、輝度信号によって構成されたフレームの各画素データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部より読み出された、前記フレーム内のそれぞれの注目画素データを中心とするフィルタリング領域内の複数の画素データに対して、ローパスフィルタを構成するフィルタ係数を畳み込み演算して、画素単位の照明光成分推定信号を生成する照明光成分推定部と、
    前記注目画素データを前記照明光成分推定信号で除算して、反射光成分推定信号に相当する画素単位の第1の補正画素データを生成する反射光成分推定部と、
    前記第1の補正画素データのゲインを調整して、前記所定のビット数を有する画素単位の第2の補正画素データを生成するゲイン調整部と、
    を備え、
    前記第2の補正画素データを前記記憶部に供給し、前記それぞれの注目画素データに前記第2の補正画素データを上書きして、前記それぞれの注目画素データを前記第2の補正画素データに置換するように構成されている
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記照明光成分推定部は、前記フィルタリング領域内の複数の画素データに対して、ガウシアンフィルタを構成するフィルタ係数を畳み込み演算することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 所定のビット数を有し、輝度信号によって構成されたフレームの各画素データを記憶部に記憶し、
    前記記憶部より読み出された、前記フレーム内のそれぞれの注目画素データを中心とするフィルタリング領域内の複数の画素データに対して、ローパスフィルタを構成するフィルタ係数を畳み込み演算して、画素単位の照明光成分推定信号を生成し、
    前記注目画素データを前記照明光成分推定信号で除算して、反射光成分推定信号に相当する画素単位の第1の補正画素データを生成し、
    前記第1の補正画素データのゲインを調整して、前記所定のビット数を有する画素単位の第2の補正画素データを生成し、
    前記第2の補正画素データを前記記憶部に供給し、前記それぞれの注目画素データに前記第2の補正画素データを上書きして、前記それぞれの注目画素データを前記第2の補正画素データに置換する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  4. コンピュータに、
    所定のビット数を有し、輝度信号によって構成されたフレームの各画素データを記憶している記憶部より、前記フレーム内のそれぞれの注目画素データを中心とするフィルタリング領域内の複数の画素データを読み出すステップと、
    前記複数の画素データに対して、ローパスフィルタを構成するフィルタ係数を畳み込み演算して、画素単位の照明光成分推定信号を生成するステップと、
    前記注目画素データを前記照明光成分推定信号で除算して、反射光成分推定信号に相当する画素単位の第1の補正画素データを生成するステップと、
    前記第1の補正画素データのゲインを調整して、前記所定のビット数を有する画素単位の第2の補正画素データを生成するステップと、
    前記第2の補正画素データを前記記憶部に供給し、前記それぞれの注目画素データに前記第2の補正画素データを上書きして、前記それぞれの注目画素データを前記第2の補正画素データに置換するステップと、
    を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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