JP2017145803A - エンジン装置 - Google Patents
エンジン装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017145803A JP2017145803A JP2016030016A JP2016030016A JP2017145803A JP 2017145803 A JP2017145803 A JP 2017145803A JP 2016030016 A JP2016030016 A JP 2016030016A JP 2016030016 A JP2016030016 A JP 2016030016A JP 2017145803 A JP2017145803 A JP 2017145803A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- urea
- exhaust gas
- engine
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
Abstract
【解決手段】炭素系化合物を浄化する第1排気ガス浄化体30を内装するとともにエンジン1の排気マニホールド6と連通する第1ケース28と、窒素系化合物を浄化する第2排気ガス浄化体31〜33を内装するとともに第1ケース28の排気出口側と連通する第2ケース29とで、排気ガス浄化装置27が構成される。第1及び第2ケース28,29が、エンジン1上方でエンジン1の互いに隣接する2側面それぞれに沿うようにしてL字状で配置されている。
【選択図】図3
Description
以下に、本発明を具体化した第1実施形態を図面(図1〜図6)に基づいて説明する。図1はディーゼルエンジン1の排気マニホールド6が設置された右側面図、図2はディーゼルエンジン1の吸気マニホールド3が設置された左側面図、図3はディーゼルエンジン1のヘッドカバー12が設置された平面図、図4はディーゼルエンジン1のフライホイールハウジング8が設置された背面図である。なお、排気マニホールド6が設置された側をディーゼルエンジン1の右側面と称し、吸気マニホールド3が設置された側をディーゼルエンジン1の左側面と称し、冷却ファン24が設置された側をディーゼルエンジン1の正面と称する。
次いで、尿素混合管39の第1変形例について、図7及び図8を参照して説明する。本変形例では、図7及び図8に示す如く、尿素混合管39の混合管入口81の形状をベルマウス形状とするとともに、その先端周縁を広げた形状として、噴射体設置用ケース57の尿素水ガイド穴80よりも外周側に当接させる。また、尿素混合管39の第1ケース28内への挿入部分における管壁の一部が、尿素混合管39の内部に屈曲されており、屈曲された管壁が尿素衝突板85として構成される。更に、尿素混合管39の管壁のうち、尿素衝突板85が切り欠かれて構成された開口部分が、酸化触媒30を通過した排気ガスを尿素混合管39内に導入する排気導入口86として構成される。
次いで、尿素混合管39の第2変形例について、図9及び図10を参照して説明する。本変形例では、図9及び図10に示す如く、尿素混合管39の混合管出口82の外周面に複数枚の熱交換フィン87を外周側に向けて突設させる。熱交換フィン87を混合管出口82に設けることで、第2ケース29内の温度雰囲気により、下流側尿素混合室66に挿入された混合管出口82の管壁の温度低下を抑制できる。従って、混合管出口82の管壁に衝突する尿素成分の蒸発性を向上でき、尿素成分と排気ガスの反応を促進させる。なお、本変形例において、第1変形例の構成を組み合わせることは可能である。
以下に、本発明を具体化した第2実施形態を図面(図11〜図14)に基づいて説明する。図11はディーゼルエンジン1の排気マニホールド6が設置された右側面図、図12はディーゼルエンジン1のヘッドカバー12が設置された平面図、図13はディーゼルエンジン1のフライホイールハウジング8が設置された背面図である。なお、本実施形態のエンジン装置において、第1実施形態のエンジン装置と同一の部品及び部分については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図15及び図16を参照して、第1及び第2実施形態に示すディーゼルエンジン1をバックホウ100に搭載した構造を説明する。図15及び図16に示す如く、バックホウ100は、左右一対の走行クローラ103を有する履帯式の走行装置102と、走行装置102上に設けられた旋回機体104とを備えている。旋回機体104は、旋回用油圧モータ(図示省略)によって、360°の全方位にわたって水平旋回可能に構成されている。旋回機体104の前方左側部には、キャビン(操縦部)106が搭載されている。旋回機体104の前方中央部分には、掘削作業のためのブーム111及びバケット113を有する作業部110が設けられている。旋回機体104の後方部分には、ラジエータ19及びディーゼルエンジン1が搭載されている。旋回機体104の右側方には、燃料タンク45及び尿素水タンク71が搭載されている。
以下に、本発明を具体化した第3実施形態を図面(図17〜図19)に基づいて説明する。なお、本実施形態のエンジン装置において、第2実施形態のエンジン装置と同一の部品及び部分については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
次に、図17〜図19を参照して、第3実施形態におけるディーゼルエンジン1を搭載したトラクタ151について説明する。図17〜図19に示す如く、作業車両としての農作業用トラクタ151は、走行機体152を左右一対の前車輪153と左右一対の後車輪154とで支持し、走行機体152の前部に前記ディーゼルエンジン1を搭載し、ディーゼルエンジン1にて後車輪154及び前車輪153を駆動することにより、前後進走行するように構成されている。ディーゼルエンジン1の上面側及び左右側面側は、開閉可能なボンネット156にて覆われている。
27 排気ガス浄化装置
28 第1ケース
29 第2ケース
30 酸化触媒
31 SCRフィルタ
32 SCR触媒
33 アンモニアスリップ触媒
36 排気連通管
37 第1内側ケース
38 第1外側ケース
39 尿素混合管
40 第2内側ケース
41 第2外側ケース
76 尿素水噴射体
78 尿素水噴射弁
79 ノズル設置穴
80 尿素水ガイド穴
81 混合管入口
82 混合管出口
83 排気導入孔
84 ミキサ
85 尿素衝突板
86 排気導入口
87 熱交換フィン
Claims (6)
- 炭素系化合物を浄化する第1排気ガス浄化体を内装するとともにエンジンの排気マニホールドと連通する第1ケースと、窒素系化合物を浄化する第2排気ガス浄化体を内装するとともに前記第1ケースの排気出口側と連通する第2ケースとで排気ガス浄化装置が構成されるエンジン装置であって、
前記第1及び第2ケースが、前記エンジン上方で前記エンジンの互いに隣接する2側面それぞれに沿うようにしてL字状で配置されていることを特徴とするエンジン装置。 - 前記第1ケースと前記排気マニホールドの間にターボ過給機が設置されており、前記第1ケースと前記ターボ過給機とが、前記エンジンの第1側面に設けられた前記排気マニホールド上方で直列に連結していることを特徴とする請求項1に記載のエンジン装置。
- 前記第1側面と交差する前記エンジンの第2側面にフライホイールハウジングが設けられており、前記フライホイールハウジング上方に前記第2ケースが配置されたことを特徴とする請求項2に記載のエンジン装置。
- 前記第1ケースの下側に前記第2ケースが設置されるとともに、前記第1ケースと前記第2ケースとが平面視で互いに重なる位置で尿素混合管を介して連結されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のエンジン装置。
- 前記第1ケースは、平面視で前記第2ケースと重なる位置であって前記尿素混合管の挿入位置と異なる外周面に、前記第1ケース内に尿素水を噴射する尿素水噴射体が固定されていることを特徴とする請求項4に記載のエンジン装置。
- 前記第2排気ガス浄化体の一部が、粒子状物質の捕集用フィルタに尿素選択触媒還元用の触媒成分を塗布したSCRフィルタであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のエンジン装置。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016030016A JP6430975B2 (ja) | 2016-02-19 | 2016-02-19 | エンジン装置 |
EP21167164.9A EP3936705A1 (en) | 2016-02-19 | 2017-02-15 | Engine device |
EP17753251.2A EP3418521B1 (en) | 2016-02-19 | 2017-02-15 | Engine device |
CN202110029229.8A CN112855310A (zh) | 2016-02-19 | 2017-02-15 | 发动机装置 |
PCT/JP2017/005597 WO2017141995A1 (ja) | 2016-02-19 | 2017-02-15 | エンジン装置 |
KR1020187011914A KR102011611B1 (ko) | 2016-02-19 | 2017-02-15 | 엔진 장치 |
US15/999,653 US10690034B2 (en) | 2016-02-19 | 2017-02-15 | Engine device |
CN201780005783.4A CN109072753B (zh) | 2016-02-19 | 2017-02-15 | 发动机装置 |
US16/901,122 US11092056B2 (en) | 2016-02-19 | 2020-06-15 | Engine device |
US17/376,107 US11643960B2 (en) | 2016-02-19 | 2021-07-14 | Engine device |
US18/125,128 US20230228208A1 (en) | 2016-02-19 | 2023-03-23 | Engine Device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016030016A JP6430975B2 (ja) | 2016-02-19 | 2016-02-19 | エンジン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017145803A true JP2017145803A (ja) | 2017-08-24 |
JP6430975B2 JP6430975B2 (ja) | 2018-11-28 |
Family
ID=59682847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016030016A Active JP6430975B2 (ja) | 2016-02-19 | 2016-02-19 | エンジン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6430975B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019132149A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 三菱ふそうトラック・バス株式会社 | 排気浄化装置 |
WO2022107562A1 (ja) * | 2020-11-19 | 2022-05-27 | ヤンマーホールディングス株式会社 | ディーゼルエンジン |
US12018603B2 (en) | 2020-11-19 | 2024-06-25 | Yanmar Holdings Co., Ltd. | Diesel engine |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010090788A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Yanmar Co Ltd | 野菜収穫機 |
JP2015148224A (ja) * | 2014-02-10 | 2015-08-20 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の排気浄化装置 |
-
2016
- 2016-02-19 JP JP2016030016A patent/JP6430975B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010090788A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Yanmar Co Ltd | 野菜収穫機 |
JP2015148224A (ja) * | 2014-02-10 | 2015-08-20 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019132149A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 三菱ふそうトラック・バス株式会社 | 排気浄化装置 |
JP7086333B2 (ja) | 2018-01-30 | 2022-06-20 | 三菱ふそうトラック・バス株式会社 | 排気浄化装置 |
WO2022107562A1 (ja) * | 2020-11-19 | 2022-05-27 | ヤンマーホールディングス株式会社 | ディーゼルエンジン |
US12018603B2 (en) | 2020-11-19 | 2024-06-25 | Yanmar Holdings Co., Ltd. | Diesel engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6430975B2 (ja) | 2018-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11092056B2 (en) | Engine device | |
JP5956373B2 (ja) | 作業車両のエンジン装置 | |
EP2341227B1 (en) | Engine device for mounting on working vehicle | |
CN105051342B (zh) | 发动机装置 | |
EP2119885A1 (en) | Exhaust gas purification device | |
JP5918154B2 (ja) | 作業車両のエンジン装置 | |
EP2821608A1 (en) | Cooling structure for urea aqueous solution conduit | |
CN102159811A (zh) | 排气净化装置 | |
JP5955243B2 (ja) | エンジン装置 | |
JP6430975B2 (ja) | エンジン装置 | |
JP6430976B2 (ja) | エンジン装置 | |
JP5876851B2 (ja) | エンジン装置 | |
JP2014194204A (ja) | 排気ガス浄化装置 | |
JP6091288B2 (ja) | エンジン装置 | |
JP2016179814A (ja) | トラクタ | |
JP6280536B2 (ja) | トラクタ | |
JP2016075210A (ja) | エンジン装置 | |
JP2016188645A (ja) | 作業車両 | |
CN210421207U (zh) | 新型低排放推土机 | |
JP2014190328A (ja) | エンジン装置 | |
JP2015183545A (ja) | エンジン装置 | |
JP6608167B2 (ja) | エンジン装置 | |
JP2016065542A (ja) | 作業車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180808 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181017 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6430975 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |